07/01/12 22:47:55 eSpEnjoG
『ネコのおと リレーノベル・ラブバージョン』 富士見ミステリー文庫
まずはタイトルを見ていただきたい。
今まで数々の名作を世に送り出してきた富士見ミステリー文庫であること。
さらにレーベルを支える作家達が集まってリレー小説をつくりあげたのだ。
この作品のすごさが痛いほどに伝わってきたが、まずは落ち着いて参加した作家を順に挙げよう。
一番手はライトノベルにおけるエロの限界に挑戦する新井輝
二番手はいきなり富士見ファンタジアからの助っ人、築地俊彦
三番には初期の富士見ミステリー文庫を支えてきた、猟奇王こと水城正太郎
四番にはライトノベルに裁判を取り込み人気を博す、師走トオル
そして五番手、富士見ミステリー文庫の殺人許可証を持つ男、田代裕彦
紅一点の六番手はドジっ娘美少女作家、吉田茄矢
トリを飾るのは今やアニメ化作家、飛び入りなのに最も重要な役を任されたあざの耕平が務める。
富士見ミステリー文庫が誇る豪華メンバーが一同に集結した富士ミスオールスターと言っても過言では無いだろう。
このフォーメーションから繰り出されるリレー小説、いったいどんな物になるか闇鍋にも似た異常な興奮に包まれるはずだ。