06/12/23 14:23:58 NShrtUuy
「七不思議の作り方」 佐竹 彬 電撃文庫
この本は題名の通り、とある学校の七不思議に関する話である。
まずこの題名を見た瞬間に学校の怪談などのホラーが好きな人は「お!」と思うだろう。
まず、主要人物の紹介からしよう。
主人公は毎日に退屈している桐ヶ谷高校の1年生男子、秋月千秋。通称「アキアキ」である。
主人公は、メガネ、特に特徴のない髪形、性格にしても特に特徴もない普通の性格である。しかし、頭はかなり良いようだ。
そしてヒロインに位置するのがボブカットでポケポケ少女の春日未春だ。あだ名は「ハルハル」
未春は小学校からの一貫教育の学校である桐ヶ谷高校へ高校から入学したため、古くからの友人がいない。
しかもおとなしい性格なため、自分から友達を作ることもできずにクラスから孤立した存在となっている。
その中で唯一友人と言えるのが主人公の秋月千秋である。
さて、肝心の内容を見てみよう
桐ヶ谷高校は大抵の学校にもあるであろう七不思議なるものが存在する。
動く人体模型、13段の階段、トイレの花子さん、ベートーベンの目が動く、など一度は耳にしたことがあるだろう。
それではこの学校の七不思議を紹介しよう。
・一番目の不思議 ―― 幽霊
・二番目の不思議 ―― 人が消える教室
・三番目の不思議 ―― 段数の増える階段
・四番目の不思議 ―― トイレの花子さん
・五番目の不思議 ―― 鳴らないはずの鐘がなる
・六番目の不思議 ―― 開かずの間
・七番目の不思議 ―― 欠番