村上春樹の短編を語るat BOOK
村上春樹の短編を語る - 暇つぶし2ch260:吾輩は名無しである
05/11/21 00:22:22
村上春樹は治ってきたんじゃないの? そういう気が強くする。
あやういところでぎりぎりの文章を紡いでいたときは彼岸と此岸の振幅が
絶対的なエネルギーを放っていたけど、もしそんな振幅の必要な余地が
自分の中でなくなれば、追憶の中でそんな振りをするしかないだろう。個
人として幸せということと作家として幸せということは違うというジレンマに
彼も陥ってたりしてな。でもこれだけ物語を紡いで自分が癒されたのなら
驚くべき力わざとも思う。その航跡を追うだけでも読者の糧となるだろう。

261:吾輩は名無しである
05/11/21 10:35:46
治ってきたってほんとに病気だったの?

262:吾輩は名無しである
05/11/21 10:46:38
早稲田ミスキャンパス高井景子
URLリンク(www.campuspark.net)
この映画でおっぱいだしまくり
乳首なめまくられ
URLリンク(www.tmc-ov.co.jp)

相方の立教生はAVへ

263:260
05/11/21 10:51:30
>>261
ほんとの病気というわけじゃないけど比喩的な意味でね。

264:吾輩は名無しである
05/11/21 11:56:15
病気って言うよりただ衰えただけだろ。
思いっきり手持ちの材料だけで惰性で書いてるな。

265:鼎
05/11/21 13:52:06
新作読んでないけど評判悪いなあ…。レス見るかぎりだと、「気の抜けた幻想文学都会小説仕込み」って感じなのかな?

266:吾輩は名無しである
05/11/22 09:47:07
>>260
こいつなに?なんで普通に書けないの?

267:吾輩は名無しである
05/11/22 20:36:01
普通に書いてるつもり


268:吾輩は名無しである
05/11/23 00:43:11
>>252
アイロンって神戸に残してきた奥さんの身代わりだろうか
それだったら何にも説明難しくないよねえ

そうでないとしたらアイロンが象徴している物はなんだ?


269:吾輩は名無しである
05/11/23 14:30:07
「義母かスケベで身が保たない」

270:256
05/11/27 06:34:49
>>260
違うと思う。危機はこれからだろう。老いを語るには早すぎる村上の年齢は、
一般的に人生において心身両面の揺れが最大になるとき。その文筆生活が
適度に遊び本も混ぜながら傍目にも順調に推移してきたようにみえるから、
逆にこの山を越すのはかなりの困難が伴うのではないか。
書くことで癒されているのは大江であって(本人の実感は薄くとも)、
村上は全く違う質のようだ。

『東京奇譚集』は、禍根を残す拙速出版だと思うが、それを阻止できなかった事実と、
なにより作品のポテンシャルの低さが、作者の心的疲弊を危惧させる所以。

病的疲弊の真に厄介な点は、本人の自覚が皆無であることで、
夏樹静子の事例のように
心→身症ならば身体的異変や痛苦の形で表面化し、むしろ対処しやすい。
(それでも病因が判明するまでの苦闘は自殺を考えるほど苛酷だった由)

より重大なのは心→心症の場合で、
当人も無自覚の内に心的エネルギーが低下するため、周囲も気づきにくい。

集中力欠如、不眠、常駐の不安、瑣末事への拘泥、判断力低下、躁と鬱の振幅拡大、
「俺は俺だ」という芯棒がブレて、無闇に他人の動向や自分への毀誉褒貶の一々が
気にかかる…etc,…の病症が表面化した場合は、専門家の適確な処方が不可欠となる。

当面酷評に晒される事態が予測されるし、無益な疲弊は避けるのが賢明だろう。
本来、ここで燃え尽きて終わるような作家ではないはずだから、
数多の読者の一人としては、
いずれ再生の日の充溢を期待しつつ、マタ~リと、待ち続けたい。

271:吾輩は名無しである
05/11/27 22:59:46
つまんない短編集出したからって確たる根拠もなく病気呼ばわりは酷いな。

病気なら治る可能性もあるけど小説のつまんなさはこの先治る事はなさそうな気が。

272:吾輩は名無しである
05/11/29 19:01:02
次の長編の主人公は純平なん?
そしたら3人の女性との恋愛なん?

273:鼎
05/11/29 21:38:59
村上自身、河合隼雄との対談で、「自分は欠落を抱えている」的なことを言っているしね。ただ、強調しておきたいのは村上がその《病》に屈することなく立ち向かった点で、まさしくそれが彼の創作活動の原動力だったと思う。

274:鼎
05/11/29 21:48:25
その点で僕は260さんと見解を同じくするのですが、彼が治癒したという見方については僕は若干違う見方をしています。まず《病》というのは(実際のそれだろうと象徴としての病でも)《健全》の反措定だと思う。

275:鼎
05/11/29 21:55:16
換言すれば、健全な状態が確固として認められるからこそ、それに疎外される形で病というものが見出だされる。近代はこの二項対立が機能していたけれど、価値観の散乱する現代日本では機能不全に陥っているのでは。

276:鼎
05/11/29 22:05:28
先程村上の動機は自らの病としましたが、だとすると村上には(前提として)健全がどんなものかとらえられていたと思う。しかし時代は変わった。消えたのは村上の病だけではなく、正常と異常という価値基盤じゃないかと思う。長文ごめん。

277:吾輩は名無しである
05/12/01 14:14:55
僕はアイロンは地震だと思いました

278:256
05/12/02 23:24:48
>>271
べつに酷くはない、君でも私でも、明日にでもかかるかもしれない、
誰もが人生のどの時点かで陥る可能性のある、病気だ。
そのポピュラーさは、「心の風邪」とでも呼びたいくらいのもの。

敷衍して言えば、《意識しうる自分》が懸命に活動を続ける背後で、
意識上には決して浮上することのない疲労や澱が深層深部に蓄積してゆき、
時を経て醗酵し,滲出して《全体としての自分》を侵す。すると
心的エネルギーが低下し、自分で自分を制御しにくい情況が現出する。

身体的疾病に対しては、本人の治ろうとする意志や気力が有効に機能するが、
肝心のそれらが病むのが心的病弊で、対処を誤ってこじらせやすい理由でもある。

特に、創作という特殊な精神活動、及び作品が数多の読者の眼に晒され勝手に
読み解かれるという営為には、余人の窺い知れないストレスが伴うはずで、
長年の間に、予想もできないプロセスを経て
《何か》が何処かに沈殿していくだろうことは想像に難くない。なんらかの
契機に、思いがけない形で表出する確率も高いといえる。

死にそうなほどの腰痛の真因が、心の深層にあるなどとは、誰も、本人も
思いもつかないわけだが、心的病弊とはそういう質のものだ。
ネックは
本人に《病識》が無いことで、南木佳士のような医者でも、専門医を受診して
的確な診断と処方を受けるまでには、かなりの迷妄に苦しんだもよう。なお
専門医とは心療内科or神経科or精神科の医師であって、河合隼雄の類ではない。

279:256
05/12/02 23:26:01
心的病弊を疑った方がいい一般的兆候は、会社員なら日常業務、学生なら学業、
主婦ならば家事や家政など、それまで難なくこなしてきた事がどうもうまく運ばない、
理由なく支障をきたす、能率が低下し、周囲からは「疲れてるんじゃないか?」と
訝られたりする。
本人は不調は感じても「病気」とは思いもよらず、不振の原因を専ら自分の性情や
人生の来し方に求めて懊悩したりする。そのうち漠然とした無力感や徒労感が
募ってきて、>>270に示したような各種症状が表出する。
それらは心の「悩み」ではなく歴然たる「病気」だから間違えてはいけない。  

>>273-274
それは、文学的=《意識しうる自分》の圏内、の分析。
実際に病変が起こるのは、意識上には浮上しない深層でのこと。心的病弊は
いつの時代にもあり、正常と異常の境目は個々人で違う。生活や仕事上で
現実に支障をきたす事態になれば「病気」の範疇に入ったと考えていい。

《欠落》は多かれ少なかれ誰もが抱えているもので、それ自体が病ではない。
人は種々の欠落を抱えつつ、たまたま創作へ向かう才能があれば作家になるし、
さもなくば別の生きる手立てへと向かう。職業の別なく、心の病気には罹患する。

風邪と同じく、万人がかかりうるが、こじらせると重篤にもなる。長期間
不如意感が募り、いままでのパワーが取り戻せず自信が揺らいだら、誰でも
まずは心的病弊を疑ってみて損はない。必ず治癒するし、
心療内科や神経科の敷居を高く感じる必要もない。健康管理には心的側面も
顧慮し人間ドック並みの気軽さで受診する「時代」だと心得るべきだ。


280:256
05/12/02 23:28:00
以上は、あくまで一般論。漱石のみならず心の病は作家につきもので、現在も
危険域にある人々は多いはずだが、たまたまの読後感から
当スレで村上氏を例示してしまった、ファンの皆さんにはお詫びしたい。
>>271 村上の創作作品でつまらんレベルのものは記憶にない。今回、旧作に
比してのパワー低下ぶりが気にかかった、ということだ。

作家として大江&村上が当代の双璧であることは疑いないし、読者の中には
既に書かれた作品群で十分と思う向きもあるのだろうが、一方の大江もかつて
酷い心的病弊から再起した過去があり、その体験が、伊丹十三事件の致命的な
ダメージすら超克できる耐性をもたらす結果となっている。大江より若い村上が
生半可にポシャッていいわけはない。 

「これが自分だ」と認識しえている自分など、ほんの表層に過ぎず、現実の
人間存在は摩訶不思議なものだ。自分では全く意識しえない深層に、病因も
再起の治癒力も、真の生きるエネルギーも、潜んでいる。   
、                     (趣旨違いの長文連書・陳謝) 

281:吾輩は名無しである
05/12/03 01:00:27
おまいの脳がもう壊れていることだけはわかった

282:吾輩は名無しである
05/12/03 04:49:08
すごい!!わかりにくい!!

283:吾輩は名無しである
05/12/03 10:41:28
>>278
臨床心理士を外した理由は何かね?

284:吾輩は名無しである
05/12/03 10:56:02
>>280
春樹語るのに大江を出しちゃダメだって!(ry
大江を目の仇にしているのは春樹。


285:吾輩は名無しである
05/12/04 01:44:34
>>280
大江と春樹が当代の双璧だって?
どうみても春樹の一人勝ち状態じゃねえか

286:吾輩は名無しである
05/12/06 06:26:22
>>272
神の子で最初の一人との恋愛は描かれているね。


>>277
それはちょっとないんじゃないか。

287:吾輩は名無しである
05/12/06 16:49:07
>>286
僕はアイロンは神戸の築きあげてきたなんやかやを平らにしてしまった地震だと思います。

288:吾輩は名無しである
05/12/07 06:36:57
アイロンはシワをのばすけど、物を平らにはできない

289:吾輩は名無しである
05/12/07 10:46:26
フリクリでは平らにしてたよ。

290:吾輩は名無しである
05/12/23 22:11:26
アイロンってどっちかって言うと暴力的より家庭的、平和的イメージなんだけど

291:吾輩は名無しである
05/12/24 17:00:14
でもめっちゃ熱いよ

292:吾輩は名無しである
05/12/24 22:55:31
なぜアイロンなのかは冷蔵庫の夢にヒントがある

293:吾輩は名無しである
05/12/25 15:37:58
意味深乙

294:吾輩は名無しである
05/12/28 00:01:00
    彡ミミミヽ ノ彡ミミ)
   ((彡ミミミミ))彡彡)))彡)
   彡彡゙゙゙゙゙"゙゙""""""ヾ彡彡)
   ミ彡゙ .._    _   ミミミ彡
  ((ミ彡 '´ ̄ヽ '´/ ̄ ` ,|ミミ))
  ミ彡  ' ̄ ̄'  〈 ̄ ̄ .|ミミ彡
  ミ彡|  ) ) | | `( ( |ミ彡
  ((ミ彡|  ( ( -し`) ) )|ミミミ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ゞ|  ) )  、,! 」( ( |ソ   < このスレはよく頑張った。感動した! 終了!
     ヽ( ( ̄ ̄ ̄' ) )/      \_______________
     ,.|\、)    ' ( /|、
   ̄ ̄| `\.`─'´/ | ̄ ̄`
      \ ~\,,/~  /
       \/▽\/
■■■■■■■■■■惜しまれつつ終了■■■■■■■■■■

295:吾輩は名無しである
05/12/28 00:37:04
場赤

296:吾輩は名無しである
05/12/28 21:47:43
>>293
冷蔵庫は冷たいけどアイロンは熱いんだよ

297:吾輩は名無しである
05/12/28 23:02:24
そうだそれだそうそうそれだ

298:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
05/12/29 04:33:52
>>296
つまり?

299:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
05/12/29 15:24:21
>295
仕切り屋厨房、勝手な真似すんな、ボケ!

新作『東京奇譚集』は
はっきり言って面白くない。誉めるヤツがいたらツラを見たい。

300:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
05/12/29 15:55:51
俺は面白いと思ったが。

301:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
05/12/29 16:02:33
「絲山よ この本を読め」感想文です。
第一位「海辺のカフカ」(村上春樹)新潮文庫

読書にもいろいろな種類があって、喜読、嘆読、耐読、苦読などと私は名付けて
いるが、このHPで最も多くの方が票を投じて下さった「海辺のカフカ」は、残
念ながら私にとって「苦読」作品だった。まあ、相性が悪かったということです。
常に感じたことは「『海辺のカフカ』に書かれているこいつらは人間じゃない」
ということだった。テーマパークとしてはよくできていると思う。
それにしても「メタファー」ってコトバ、一体何回使ってあるんだろう。

せっかく選んで下さったのに、こんなことですみません。やっぱり無理な企画だ
ったのかなあ、でも嘘つくのはまずいし。ちょっと反省しています。





302:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
05/12/29 16:56:59
なんなの、これは

303:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/02 15:14:05
絲山さんも春樹が嫌いなんだね

304:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/02 16:01:11
村上春樹の小説読んだことないや・・・
「そのうち読もう読もう」って、大分経っちゃたな
きっと、もう読まないや

305:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/02 23:13:43
「中国行きのスローボート」が好きです。全集のなかの短編集もってます。
以前文庫で読んだときより、だいぶ内容が変わっている気がしました。
大学のなかで女の子と話していた場面なかったっけ・・今手元に文庫ないし・・
作者が気に入らずに、削除したのかね。なんでだろう?





306:鼎 ◆XywcDiO5sg
06/01/02 23:36:04
>>305その「女の子」って主人公がバイト先でしりあう中国人の女の子のこと?
大学で会話するシーンなんてありましたっけ?

307:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/03 01:10:19
>>305
中国人小学校で模擬テスト受けたってエピソードあったよね
あのテストに僕と同じ大学に入った女の子も実は受けていたっていう
そんなエピソードがあったと思ったんだけど・・
そしてその子は「中国人の先生っていた?覚えてないわ」
っていってたと思うんだけど・・勘違いかな
だとしたらなんの作品と混同してんだろ・・そもそもそんな作品ないのか・・

308:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/03 01:23:29
>>307
さらに思い出したことが・・
中国人小学校で模擬テスト受けたときに、
先生に反発したのか、机に落書きをしたっていうエピソード
そんなエピソードあったはずなんだけど、全集版読むとないんだよね
けっこう印象的だったから憶えていたんだけど・・これも勘違いなのか・・



309:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/03 02:17:32
ひょっとして、このスレも「こしょう」かしらぁ? 可笑しいわン

310:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/03 11:39:22
>>305
それは高校三年生のエピソード。
306と307のエピソードも高三の時の思い出として文庫にある。

311:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/03 17:36:46
>>310
なるほど、高校の時のエピソードか。そうかも。ありがと。
全集版とけっこう違ってると知ってたら、文庫手放さなかったのに・・
加筆はokだけど、大幅削除は困るな・・オリジナル完全版だと思ってた

312:鼎 ◆XywcDiO5sg
06/01/04 23:34:34
ところで、ラストの「中国はあまりに遠い」なる独白ですが、みなさんどうとらえましたか。僕は以下のように考えています。
まず、生きるということは他人と付き合っていくということですよね。

313:鼎 ◆XywcDiO5sg
06/01/04 23:38:09
そのとき、「相手を尊重し、思いやる」という態度と、
「相手を事務的に(或いは記号的に)処理する」態度があると思う。
あの作品の中で中国人は前者に属し、主人公は心ならずも後者に属す。
前者は後者によって傷つけられる。

314:鼎 ◆XywcDiO5sg
06/01/04 23:48:25
とすると、あのラストの一文はどんな思いを乗せているのか。
「自分は誰かを傷つけた」という倫理的呵責及び「しかしそういう風にしか生きられない」という認識の表明が込められている(と僕は思う)。
別の解釈があれば(そりゃあるでしょうが)教えていただければ幸甚。長文多謝。

315:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/07 02:17:44
>>312-314
悪いけどその解釈は誤ってると思うよ。
少なくとも最初に出会う中国人の先生に対しては、「相手を尊重し、思いやる」態度を
持った人物としては描かれていないよね。
むしろ、小学生の「僕」に、中国人に対する偏見をもたらす人物として描かれてるよ。
「僕」は最初に出会った中国人によって傷つけられていて、それ以来、無意識に反発してる。
そのせいで、「僕」はずっと中国人に対して自然に関わることが出来なくなっているんだ。



316:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/07 02:51:53
この無意識に閉じ込めた「偏見と反発」が、
高校時代の中国人の友達に対する記憶を忘れさせ、また、
大学時代の中国人の女の子に対する過失行為へとつながるんだよ。
そして、それは無意識の願望なのだと言わせていて、実際そうなんだよね。
これはとてもやっかいな問題だと思うよ。
「僕」とすれば、本当は自分は悪くない。あの先生が悪いんだと言いたいだろうね。
だけど、もはや自分で問題を受け止めて、自分で克服しなければとも思っている。
でも、無意識の領域に踏み込むことだから、やっぱりむずかしい。
「友よ、中国はあまりに遠い」という言葉が出てくるのも頷けるでしょ。


317:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/07 03:44:57
>>315-316
作者気取りで調子に乗って書いてしまったけれど、
これも単なる1つの解釈ということで・・

ただし、直接的には書いていないけれど、小学生の「僕」にとっては、
あの中国人の先生は「極悪人」なのだという事だけは読み取ってください。
あの出来事が、中国人に対しての偏見を「僕」に植え付けてしまったのです。


318:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/08 01:36:18
シドニーのグリーンストリートみたいな笑えるやつ大好きだからもっと書いてくれよ

319:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/08 21:56:36
短編は当分書かないみたいだよ
次はねじまき級の大長編

320:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/09 00:08:06
今度の作品は、結論のない長い小説風でしょ。これが彼のもとめる文学だからね

321:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/09 05:59:43
「沈黙」好きです。

322:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/09 13:38:01
「沈黙」こそ春樹の最高傑作

323:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/09 21:29:35
沈黙ってどんな話だっけ?

324:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/09 21:36:33
「絲山よ この本を読め」感想文です。
第一位「海辺のカフカ」(村上春樹)新潮文庫

読書にもいろいろな種類があって、喜読、嘆読、耐読、苦読などと私は名付けているが、このHPで最も多くの方が票を投じて下さった「海辺のカフカ」は、残念ながら私にとって「苦読」作品だった。まあ、相性が悪かったということです。
常に感じたことは「『海辺のカフカ』に書かれているこいつらは人間じゃない」ということだった。テーマパークとしてはよくできていると思う。
それにしても「メタファー」ってコトバ、一体何回使ってあるんだろう。

せっかく選んで下さったのに、こんなことですみません。やっぱり無理な企画だったのかなあ、でも嘘つくのはまずいし。ちょっと反省しています。




325:鼎 ◆XywcDiO5sg
06/01/09 22:43:13
>>315-317レス有難うございます。僕などには思いつかなかった解釈で、正直言って驚かされました。「そうだったんだー」と。
特に最初に出会った中国人の影響で、それ以降出会う中国人とは自然につきあえなくなった(続)

326:鼎 ◆XywcDiO5sg
06/01/09 22:44:28
という指摘には驚かされました。(僕はあの三つの挿話の因果関係までには考えが至らなかったのです)
あなたのこの指摘はあの作品の核心に迫っていると思います。
実は先程「中国行きのスロウ・ボート」を読み返して思ったのですが、(続)

327:鼎 ◆XywcDiO5sg
06/01/09 22:47:46
「僕」は「中国人小学校」の机に落書きをしたのかも知れませんね。(はっきりとは書かれていない)
「悪」とは(中国人教師の話がきっかけになったとはいえ)むしろ「僕」自身なのかもしれない。ちょっと恐い認識ですが。

328:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/11 23:18:40
なるほど

329:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/12 03:15:15
>>325-327
サンクス!気を悪くするかと思ったけど良かった。
この作品の評論なんて読んだ事ないけど、あの解釈そこそこ自信あったんだよね!
だからパクリとかではないよ。

「外見が同じで日本語を話す。それなのに中国人だという不思議と違和感。」
補足すると、↑の感覚も作品を覆う重要な要素になってると思う。(考えると面白いよ)

この作品、「虐待の連鎖」という視点でも読めるね。「悪」の連鎖とも言える。
・子供のことを愛してるはずなのに、ついカッとなって虐待してしまう。
 →・中国人の彼女のことを好きなはずなのに、ついうっかりヒドい事をしてしまう。
村上春樹が強く関心を持ってるところだと思う。

330:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/15 18:57:48
大学で一緒の女の子を、ずっと覗き続けた男の話があったと思うんですが、
何という作品でしたっけ?

331:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/15 21:00:59
回転木馬のデッドヒートに入ってたね
題名忘れたけど

332:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/15 21:43:41
確か野球場

333:鼎 ◆XywcDiO5sg
06/01/16 02:57:10
>>329僕もあなたのような解釈は初めて見ました。
ていうか、そもそも「スロウボート」を主題にした評論って
見たことないです。でもこのスレでわかってきましたが
「スロウボート」はすごく重要な作品ですね。(続)


334:鼎 ◆XywcDiO5sg
06/01/16 02:58:20
あなたの言うように「悪の連鎖」をどう断ち切るか、
というのは春樹の主要なテーマの一つだと思います。
(「悪の連鎖」というキーワードは、春樹作品理解の
助けになるかもしれません。例えば「羊」のラストなどに適用できるかも)

335:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/16 23:00:13
>悪の連鎖

ジェイも中国人だお

336:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/20 00:14:32
ニューヨーカーとかいう雑誌に村上の短編がよく掲載されてるらしいよ

337:鼎 ◆XywcDiO5sg
06/01/23 01:23:25
>>335 そういえばそうですね。
「風~」に、昔のいやな記憶を忘れられない女の子が
出てきますよね。(「みんないやな奴ばっかりよ」)
「僕」は、彼女に自分の体験を話す。(牛の胃袋に入っていた草を眺めて
「どうしてこんな不味そうなもの牛は何度も反芻するんだろう」と思ったってやつ)
あれも悪意の連鎖を断ち切る試みの一つと言えるかもしれないです。

338:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/24 06:45:22
ジェイはこの世は理由の無い悪意に取り囲まれてると言ってたな

339:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/26 16:56:33
>>337の連鎖を断ち切る事に俺は興味があるが

340:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/29 02:44:02
春樹の短編って教科書にも載ってるの?

341:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/29 03:11:18
>>340
現代文にレキシントンの幽霊がのってたとか聞いた。定かじゃないが。
後、センターかセンター模試に国境の南が出たとか。

342:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/30 22:38:26
センターでナル樹の文章…

343:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/31 01:49:00
>>342
調べたらセンター模試だった。

解いてみたんだけど
問題としてはセンターは若者の心情多いし特におかしくは無い感じだった。

344:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/31 04:17:33
>>340
沈黙がテキストに使われてる
中学か高校かは忘れた

345:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/31 16:17:33
>>344
沈黙ってどの短編?

346:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/31 17:36:02
俺はゾンビが一番だとおもお


347:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/31 17:47:53
ゾンビの話はノルウェイの森がバカ売れして、悩んでいたときの作品ですね。
小説の形でベストセラー現象に対する怒りを吐き出している気がします。

348:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/02 20:52:07
保守

349:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/03 01:08:07
納屋を焼く、いいね~

350:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/03 21:30:33
ニューヨーカーの常連作家なんだな、凄いよ

351:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/04 11:13:30
本を読まない奴が読む本だな。村上春樹読んで悦に浸ってんだからw
バカ相手にモンキービジネスしてんだから、村上春樹も楽なもんだよ。

352:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/05 01:10:45
モンキービジネスって

353:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/05 13:14:04
そうだ!かわいまさおさんにきいてこよう

354:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/05 18:30:50
>>351
本を読まない奴が読む本???

355:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/12 15:37:01
レキシントンの幽霊て実話みたいだけど、
春樹の偽善者振りが発揮されてるなw
留守番頼まれたのに深夜の侵入者を勝手に幽霊と決め付けて
自己肯定するなんて最悪だ。
幽霊のはずねえだろがw
結局自分の身が可愛くて仕方ねかったとはっきり言いやがれ

356:吾輩は名無しである
06/02/15 16:07:33
>>355
たてよみ・・?

357:吾輩は名無しである
06/02/18 19:07:42
順番からいえば次は長編なんだろうけど
やっぱり短編のほうがいいな


358:吾輩は名無しである
06/02/19 21:19:39
次の短編は5年後くらいかな

359:吾輩は名無しである
06/02/27 17:14:17
シンポジウム行くか?
URLリンク(ime.st)

360:吾輩は名無しである
06/03/01 03:40:41
355
俺今からそのこと書こうとしてここ着たんだよw
シンクロですかねw
あの話はマジくそ。
幽霊とか自分で決め付けて自己正当化しやがって。
幽霊だと確信してるなら旅行から帰ってきた主人に言えよ。
あの短編集このタイトルの話以外は好きなのに、このタイトルの話しあるから総じてムカつく短編集に化してしまった。

361:吾輩は名無しである
06/03/01 05:09:58
シンクロじゃなくて自演。IP同じ

362:吾輩は名無しである
06/03/01 23:26:28
ちげーよマジでシンクロだよ
わざわざそんな自演とかしねえし。

363:吾輩は名無しである
06/03/01 23:40:48
ノアだけはガチ

364:吾輩は名無しである
06/03/12 00:06:58
スレリンク(news4plus板)

365:吾輩は名無しである
06/03/12 01:13:59
ヤスケンが何故?】村上春樹の直筆原稿が古書店に大量流出 名物編集者・故安原顕氏が無断売却か
スレリンク(news4plus板)

366:吾輩は名無しである
06/03/12 01:14:32
URLミス
スレリンク(newsplus板)

367:吾輩は名無しである
06/03/15 19:13:19
URLリンク(jpdo.com)


368:吾輩は名無しである
06/03/15 23:56:18
中国行きのスロウボードの原稿も流出してるのかな

369:吾輩は名無しである
06/03/18 05:06:54
最新短編『品川猿』英訳 @NYタイムズ

URLリンク(www.newyorker.com)

370:吾輩は名無しである
06/04/09 17:04:13

URLリンク(masuno-tanka.cocolog-nifty.com)





371:吾輩は名無しである
06/04/10 07:57:39
吉本風にいえば、ただの翻訳家です。

372:吾輩は名無しである
06/04/15 01:17:21
自サイトのコンテンツ用に短編小説を一つ書いてみようと思い、
別に文学賞に応募するわけでもなし、リスペクトという名の
都合のいいパクリでいいやと、春樹の短編を換骨奪胎しようとしたのだが…
まずは短編集を制覇だと、それなりに気合入れて読んだ最初の
「中国行きのスローボート」で早くも混乱というか、錯乱状態に
文脈を追うのはもちろんできるし、日本語的な意味も分かるのは当然だけど、
「深読み」や「解釈」となると、素人ゆえにもうなにがなんやら
なんかもう、国語のテストで0点とったような暗澹たる気持ちになってしまったorz

373:372
06/04/15 01:20:46
間違った
○スロウ・ボート

374:吾輩は名無しである
06/04/23 16:52:51
by 笑

久し振りに爽快なニュースだった
岡田が出てきたらブサイク清水直の友達が復讐してくれよ

また楽しめるからさ
出来たら連鎖してくれると最高なんだがw


375:吾輩は名無しである
06/04/25 06:27:41
URLリンク(www.amazon.co.jp)

東京忌憚集おもしろかった?

376:吾輩は名無しである
06/04/26 23:25:15
面白かったよ

377:吾輩は名無しである
06/05/06 01:42:25
バースデイガール、いいね

378:吾輩は名無しである
06/05/06 23:37:13
スレリンク(book板)

379:吾輩は名無しである
06/05/08 15:49:15
蛍」読んで、ノルウェイの森未読なんだが
彼女は高校時代から実は主人公に好意を寄せてて、その時の彼氏が彼女の真意を知って自殺したって認識って間違ってる?

主人公の語りから、その事実に彼女も自殺した友人も読者もんな気がついているのに当の主人公のみが気がついていない
勝手にそう想像したんだけど「やられたー」ってなかんじで衝撃を受けた


380:吾輩は名無しである
06/05/20 01:30:28
彼氏はホモで彼女の思いを受け入れられず
かといってかなわぬ思いもうちあけられず
命を絶った

が有力

381:吾輩は名無しである
06/05/28 22:33:29
あげ

382:だいすけ ◆m0yPyqc5MQ
06/05/28 23:05:38
 作者の努力の量とはべつに

ぼくは彼の短編はわりかし、長編より優れものなんじゃないのかとしばしば思いますね。
非常にきれいにまとまってるでしょう。

 いつも短編で実験した一部から長編のあいであが浮かぶみたいですし。
思い切った挑戦が功を奏してます。
ぼくは個人的には『ファミリーアフェア』と『神の子どもたちはみな踊る』がいいなあ。

383:だいすけ ◆m0yPyqc5MQ
06/05/28 23:10:03
>>5
これは読み逃してましたね。
いつアフターダークのいんたびゅーするんだろうとばかり考えてましたよ。


まだ図書館とかにあるかな……

 研究者としてこれはいけない……

384:吾輩は名無しである
06/06/02 22:32:30



トニーは留置場で読んだな・・・






385:だいすけ ◆m0yPyqc5MQ
06/06/02 23:23:36
ほりえもんきたー!

386:吾輩は名無しである
06/06/05 20:21:51
オッパイぷりんぷりん♪

387:吾輩は名無しである
06/06/19 22:58:43
レーダーホーゼン、嘔吐1979、TVピープルとか好きだなぁ。

あと昔のエッセイで、ラブホテルとアパートの名前のやつ好きです。



388:吾輩は名無しである
06/06/20 09:18:39
やっぱ「蛍」が良いなぁ。
「ノルウェイの森」も好きだけど、「蛍」の完成度は凄いと思う。

389:吾輩は名無しである
06/06/28 23:42:11
沈黙

390:吾輩は名無しである
06/07/06 22:45:25
誰がなんといおうと「カンガルー日和」が最高の短編集!!

391:吾輩は名無しである
06/07/10 21:20:59
同意

392:だいすけ ◆m0yPyqc5MQ
06/07/10 21:35:27
ぼくは

『柿ぴー問題の根は深い』

が史上さいこー傑作だと悟ってるよ。
マジだよ
むらかみらぢおにある

あれは深いよ
ほとんど宇宙の真理だもん(涙

393:吾輩は名無しである
06/07/12 12:51:58
やっぱ象でしょ

394:吾輩は名無しである
06/07/12 14:20:17
一般的には短編と考えられてないようだが、
俺は短編とみなす。
よって、『ノルウェイの森』

395:吾輩は名無しである
06/07/13 02:31:06
僕は短すぎるんだけど、「夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について」が好きだな。村上春樹が小説家としてどうこうというより、僕もこんな風に言ってればよかった! と読み終わったあと思った。
あと同じ本に入ってる「うなぎ」と「激しい雨が降ろうとしている」なんかも好きな方かな。

396:吾輩は名無しである
06/07/13 05:06:14
わたしはルージングブルーが心に残った。
あと、ハナレイベイのおばあちゃんすきだ。おばさんだったか?
納屋を焼く。スローボート。踊る小人。象の消滅。
あと、神の子供たちの善也がピッチャーマウンドでダンスするシーンは
すごい好きだ。

397:吾輩は名無しである
06/07/13 18:27:05
東京奇譚集面白かった。最初本人の実話とされる話をして、
世の中にはありえないことが起きるんだと力説しておいて、格話が進むにつれて
どんどん奇妙度が増してくる。最後にはとうとう猿が喋る。おれは完成度の高い一冊と感じた。
異なった話が集まってるけど裏に一本、筋が通ってる感じが。読了語の感覚は、
映画を一本観たような感じだった。

398:吾輩は名無しである
06/07/14 22:17:17
まだ枯れてないようだな

399:吾輩は名無しである
06/07/14 23:24:28
うまいよね。

400:帝我都鮮民 ◆uF8XHRH2qs
06/07/15 09:55:30






















400


401:吾輩は名無しである
06/07/15 10:07:27
>>39
それは違う。感性が鈍い。あれは失敗作。

402:吾輩は名無しである
06/07/15 21:58:49
我らの時代のフォークロアと蜂蜜パイがすごく好きだ。

403:吾輩は名無しである
06/07/23 05:21:56
ファミリーアフェアのどうしようもなさが好き

404:吾輩は名無しである
06/07/23 12:39:12
 403さん。俺もファミリーアフェアは何度か読みました。
でも、俺も妹がいるんですけど、
生理がどうとかってとても言えません。(w

405:ナル樹
06/07/26 23:46:15
言ってみなよ
より親密になれるぜ

406:吾輩は名無しである
06/07/26 23:48:32
パン屋再襲撃!!


407:吾輩は名無しである
06/08/02 17:27:52
最近「文学界のデイヴィッド・リンチ」(Times評w)の
Blind Willow, Sleeping Womanを買ってちょとづつ読んでます。
イントロを読むとこの短編集では、
すでに英訳されている短編にも村上氏が修正を加えているようですね。

ところでBirthday Girlという短編は日本語でも出版されているんでしょうか?

408:吾輩は名無しである
06/08/08 00:28:34
>>807
翻訳集の中でされてる。


409:吾輩は名無しである
06/08/20 00:06:07
あげ

410:吾輩は名無しである
06/08/25 21:29:05
>221
見れんかった。
春樹の父親は戦時中、軍医として中国に行く。
そしてなんらかのトラウマを負い息子(春樹)共々
中華料理が食えなくなったー
というのは知ってるが理由が知りたい。
食人現場でも見たかと俺は考えてるが。

411:吾輩は名無しである
06/08/27 06:14:19
短篇になるのかな、連作だけど。
『東京奇譚集』の「品川猿」なのですが、

 どうして「品川」なのか? ほかの場所じゃだめなのか?

という問いに、うまい解釈があたえられません。
レビューサイトなんかでは関心がないのかスルーされていて、
でもおまいらならきっと分かるとぼくは思っています。

412:(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ
06/08/27 06:24:29
 品川は開発された高層マンションがたくさんあるから、
『コンクリートジャングル』のモデルにふさわしいですよね。

名前を盗む=固有名詞の匿名化 というのは、彼なりに何度も追求されたテーマです。
それは「大衆の喪失感」という点で、深いところで彼の全共闘の体験につながっています。

 それらのモチーフは文学における urban pop=都市人気 の典型として、
ある普遍的次元にまで昇華されています。
東京奇譚集は都市化で失われていく何物かを通じて、
場所を普遍的な層=構造 へつなげる意志なのです。


 最近はるきち殿は高層マンションに住んでいたらしいですから、
そのとき品川猿や階段で少女と話すやつを思いついたんじゃないでしょうか。

413:吾輩は名無しである
06/08/28 00:42:30
TVピープルって本のTVピープルのあらすじを教えて下さい。

414:411
06/08/28 06:24:09
>>412
丁寧なレスありがとうございます。
固有名の保障するアイディンティティと、それを保障する社会という、
これまでにも繰り返されたカフカ的なテーマを名前のモチーフには思いました。

 しかしなぜ「品川」なのか?

「コンクリートジャングル」のモデルとしてであったら、「品川」ではなくてもよいわけです。
それとも「品川」でなく、どこであれいいのだろうか、と。

なぜ疑問になるのかというと、名前の代替(不)可能性が問題としてあるからで、
さらには猿以外ではならない猿の存在があるからです。
したがってそれらは同時に、「品川」という場の選択に注意を向けてしまう。
そのように考えて、解釈に困っているのですが。

415:411
06/08/29 02:01:13
アイディンティティて

416:吾輩は名無しである
06/08/31 01:44:55
>>414
たんに、JR山手線の品川駅があるからじゃね?

417:吾輩は名無しである
06/08/31 01:59:24
まずは品川へ行け!

418:吾輩は名無しである
06/08/31 02:01:54
失敗作を懸命に自演解説でごまかしてもなぁ  どーもならんが…

419:吾輩は名無しである
06/08/31 07:53:27
解説はテクストです

420:吾輩は名無しである
06/08/31 16:37:49
>>418
どーすれば成功なんですか?
自演というのが、そもそもよくわからないが

421:吾輩は名無しである
06/08/31 18:52:03
俺がおもしろいと思ったら成功です

422:吾輩は名無しである
06/08/31 20:40:56
>>413
日常生活に於ける不満やら不安やらをTVピープルという架空の生命体の所為にして
なんやらかんやらめちゃくちゃにしてやる、っていう話。

423:吾輩は名無しである
06/08/31 21:15:04
もともと俺は納豆は後乗せ派、いやむしろ混ぜた納豆にパスタ乗っける派だったんだけど、
試しにニンニクやら唐辛子を入れてるフライパンに納豆を投入してみた。
そしたら何だこの匂いは!!
納豆大好き人間な俺でも困ってしまうぐらいの変な臭いが周囲に漂うw

424:吾輩は名無しである
06/09/02 14:51:46
品川へ行け!品川へ

425:吾輩は名無しである
06/09/02 16:35:40
underground

426:吾輩は名無しである
06/09/02 23:30:15
「しんじゅく ざめ」をパロって
「しながわ ざる」


427:吾輩は名無しである
06/09/03 21:09:17
それだ!

428:(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ
06/09/03 21:24:35
品川のざるそば


おいしそう

天王洲アイルのいりぐちにある

429:吾輩は名無しである
06/09/03 21:45:51
「神の子供たちはみな踊る」がよかったな。
個人的には「かえるくん東京を救う」が一番良かった。
来月のノーベル文学賞が楽しみだね。もしかしたら・・・

430:吾輩は名無しである
06/09/03 22:02:00
エイミー・マン、いいよね。マグノリア。
去年来日してたんだってね。知らなかった(涙

431:吾輩は名無しである
06/09/17 19:59:53
スレリンク(classic板:220番)

432:吾輩は名無しである
06/09/20 21:34:04
>>429
焚き火が好きだな。タイトルは何と言ったかな

433:吾輩は名無しである
06/09/20 21:51:09
アイロンのある風景

434:吾輩は名無しである
06/09/20 23:46:46
>>433
そうそう。ありがとう。

435:吾輩は名無しである
06/09/25 11:44:32
オコナー賞受賞記念あげ

436:吾輩は名無しである
06/09/25 11:57:09
めくらやなぎって、テレビのニュースとかで言えるのかね。

437:吾輩は名無しである
06/09/25 13:30:59
おめ

438:吾輩は名無しである
06/09/25 20:46:39
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)

439:吾輩は名無しである
06/09/25 20:57:04
てかフランク・オコナーって知らない。

フラナリー・オコナーかと思った。


440:吾輩は名無しである
06/10/03 20:31:12
 カンガルー通信が好きな奴は一人もいないのか。

441:吾輩は名無しである
06/10/08 10:50:49
カンガルー、好きだ。
面白いとか面白くないじゃなくて、なんか好きだ。

442:吾輩は名無しである
06/10/12 20:25:23

        /  -‐‐‐‐‐‐‐--´´ ̄ ''''''''''''''''''''''''ー‐----、/
      /   ノ   ▲                 ヽ  ̄ ̄
     .i´    i´     ■  ∧               ヽ
     i    i      ■  .i.●i      ;::;:;:;:;       ヽ
    i     i     ■  ∨ノ   ,-、 ;:;:;/ノヾヽ    ;:;:i
    i     `、    ‐-   ー    ・ ;:;:;《 |  | )   ;:;:;:;::i
    i     ´´    -‐   ‐    ・ ;:;:;:《 |  | )   :;:;:;:;:;)
     i     i     ■  ∧ヽ  `‐´ ;:;丶ヽノノ    :;:;:;::i
     .i    i     .■  i.●i      ;:;;:;::       ;:;:;i
     i、    i     ■  ∨                ノ
      ヽ   `ゞ   .▼                 /  _
       ヽ、    ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐、____,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,----‐‐‐ヽ




443:吾輩は名無しである
06/10/25 10:42:34
「ねじまき鳥クロニクル」より「ねじまき鳥と火曜日の女たち」が好きなのは
間違ってますか?

444:吾輩は名無しである
06/10/25 18:50:18
いいえ、私も同じ思いです

445:吾輩は名無しである
06/10/26 01:30:22
TVピープルの解釈を教えてくれ。気が狂いそうだ。

446:吾輩は名無しである
06/11/02 20:13:49
URLリンク(www.youtube.com)


447:吾輩は名無しである
06/11/05 00:49:09
>>445
黙々と奇妙な行動をしている人間が非現実的にも、リアルにも見えるって話。
宗教とか戦争とか、実際バカげてるけど現実に起こってるってことがあるでしょ。

448:吾輩は名無しである
06/11/19 07:20:47
>>447
へえ感心した
やるなあんた

449:吾輩は名無しである
06/12/01 20:27:10
691 名前: 無名草子さん 投稿日: 2006/12/01(金) 20:21:40
URLリンク(page7.auctions.yahoo.co.jp)

ほしいけど、高けぇ。

450:吾輩は名無しである
06/12/01 20:29:59
もう疲れた。死にたい。

451:吾輩は名無しである
06/12/01 21:54:02
俺も疲れた。死にたいです。

452:吾輩は名無しである
06/12/03 17:13:48
出会いがない。いますぐ逢いたいです。

453:吾輩は名無しである
06/12/03 18:55:42
死にたい。殺してくれ。

454:吾輩は名無しである
06/12/03 19:00:06
お前ら、気の毒だがスレ違いだ。創作板にちょうどいいスレがあるから。

「死にたい奴がここに書き込んで暇な奴らが励ますスレ」
スレリンク(bun板)l50

455:吾輩は名無しである
06/12/03 20:18:04
死にたいってやつは、甘えてるんだ。
本当に死にたいほど苦しい人は、生きたいと思っている。

456:吾輩は名無しである
06/12/03 20:42:21
そんなことないよ。
日本はお前みたいなバカがいるから自殺者が絶えないんだよ。
本当に死ぬほど苦しい人は死んだほうがマシだと思ってるよ。

457:吾輩は名無しである
06/12/03 21:01:14
自殺するやつは甘えている。自殺するんだったら、その命を俺にくれ。

458:吾輩は名無しである
06/12/03 21:03:48
2個あっても仕方ないだろう

459:吾輩は名無しである
06/12/03 21:19:21
死ぬな!
お願いだから生きてくれ!

460:吾輩は名無しである
06/12/04 13:44:07
どうせ死ぬなら、しょうもない社会の害虫のような人間を
道ずれにしてから死んでくれ

461:吾輩は名無しである
06/12/04 14:19:33
道ずれって、股ずれの仲間かしら??

462:吾輩は名無しである
06/12/04 14:36:45
>>461
その通り。
おまえ賢いな。

463:吾輩は名無しである
06/12/04 14:47:18
「道連」。

かつて昭和の昔には、「づれ」は「つれ」の濁音であるからというので
「みちづれ」でなければならないという誤った意見がまかり通っていた。

1999年に学会チームにより行われた標本数5000からなる音声解析の結果、
むしろ「す」の濁音に近いというデータが出たことは周知の事実であり、
現在では、言文一致の原則からむしろ「みちずれ」とするのが正しい。

464:吾輩は名無しである
06/12/04 20:21:46
URLリンク(page9.auctions.yahoo.co.jp)

ほしいけど、高けぇ。

465:吾輩は名無しである
06/12/04 21:40:47
>>464
どうなってんだwww

466:吾輩は名無しである
06/12/04 22:14:15
その心が理解できない。

467:吾輩は名無しである
06/12/05 01:48:57
>>463
つーか、発音の問題じゃないだろw

468:吾輩は名無しである
06/12/05 15:06:12
あ~、死にたひ。

469:吾輩は名無しである
06/12/05 21:19:46
>>468
お前は大丈夫だ (^-^)

470:吾輩は名無しである
06/12/13 08:39:21
加納クレタって一体何だったんでしょうか?
最後にのど笛切られて声が出なくて死んでいくとき、
ようやく水の音が聞こえるなんて・・・

れろっぷれろっぷりろっぷ

471:吾輩は名無しである
06/12/13 17:15:30
>>463  音声のデータで筆記の歴史が変わるって結果なら、やっぱり人はたくさんしゃべるべきってことか?

472:吾輩は名無しである
06/12/13 21:49:51
村上春樹風に就活を語るスレ

スレリンク(recruit板)l100

473:吾輩は名無しである
07/01/10 00:49:20
納屋を焼く、土の中の彼女の小さな犬、中国行きのスロウ・ボート、めくらやなぎと眠る女、
などが特に好きです


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