『読みました』報告・国内編Part.2at MYSTERY
『読みました』報告・国内編Part.2 - 暇つぶし2ch2:名無しのオプ
04/10/14 07:16:40 V0XCblcA
2

3:名無しのオプ
04/10/14 22:01:02 K9z+00DJ
ホシュage

4:名無しのオプ
04/10/14 22:45:59 KT0lq8Wr
藤岡真 「ゲッベルスの贈り物」
・・・小さな幸せを見つけた時のような作品。どんでん返しもあり、さらに色々なところに
   伏線が張ってある。読後感がさわやか

5:名無しのオプ
04/10/14 22:51:02 ln2SyMU9
島田荘司の『異邦の騎士』読みました。
心にしみました。

6:名無しのオプ
04/10/15 22:26:33 r+A1Verb
最初だけ、ちょっとageますよ。

ネタバレは無しで。

西澤「いつも、ふたりは二匹」読みました。
ポール・ギャリコのオマージュという事ですが、内容薄すぎ。
タイトルからすぐネタが割れるあたりマズー。
でも、大人が自分の子どもに買い与える児童書としてはちょうど良い感じ。
表紙や挿絵の猫が可愛くて(・∀・)イイ!!

7:名無しのオプ
04/10/16 12:18:37 XVw4+sPC
綾辻行人『殺人鬼2 ―逆襲編』読みました。
泣きながら一気に読みました。

8:読後感
04/10/16 14:14:41 AFZ1R1xz
「怪奇探偵小説傑作選 城昌幸集」(筑摩書房)
 ショート・ショートの先駆者の掌編集。
 時代の差を感じさせるようなものも結構あったが、おおっと思わせるものも
 確かにあった。印象に残ったのは・・・
「スタイリスト」「絶壁」「猟奇商人」「怪奇製造人」「死人の手紙」
「不可知論」「秘密を売られる人々」「ハムレット」「モウ一つの裏」「影の路」

9:読後感
04/10/16 14:18:20 AFZ1R1xz
「都筑道夫恐怖短編集成 阿蘭陀すてれん」(筑摩書房)
 面白いなぁ。ぐいぐい引き込まれちゃう。3巻は勿論のこと、光文社
 のコレクションも読みたくなってきたぞ。
 お気に入りは、
 「燭台」「私と私と私たち」「鏡の中」「手を貸してくれたのは誰?」
 「流刑囚」「電話の中の宇宙人」

10:名無しのオプ
04/10/17 21:44:07 hN7B7/cd
菊地秀行「吸血鬼ドラキュラ」

端折り具合が良くて、飽きずに読めた

11:名無しのオプ
04/10/19 19:07:52 PUA9tMRB
法月の「生首に聞いてみろ」読了。いやー、面白かった。
最後の最後まで面白く読んだ。そしてちょっと泣けた。


12:名無しのオプ
04/10/19 20:23:04 rmJHMZsa
二階堂黎人の「魔術王事件」を読了。
うーむ、(メール欄)。

13:名無しのオプ
04/10/20 01:23:34 HvZOQx6r
加賀美雅之『監獄島』上下。

評判が悪いことは知っていたが、孤島モノが好きなのであえてチャレンジ。
とにかく読みづらくて閉口した。シェイプアップすれば、6割くらいで刊行
できたのでは? 物語の核となる謎の解明もなんだかなーという感じ。

14:名無しのオプ
04/10/20 17:42:31 hiFKF/Rz
新本格と呼ばれた作家が今年はぞくぞくと新作発表される中
全然話題にならない二階堂黎人の蘭子シリーズ「魔術王事件」 読了。
時代設定のせいとはわかっていても藻前は江戸川乱歩なのかと!
やはり今年のミスは「生首」でしょうか。


15:名無しのオプ
04/10/22 11:46:09 NkCd8C0s
ハサミ男を読了。
(メル欄1)+(メル欄2)÷2=ハサミ男

って感じ。500頁あったとは思わせない文章だから、やっぱり何がどうなって
んの!?ってどんどん読んじゃうんだろうねー。ラストはかなり意外だった。
んん~~ハサミ男の犯人を言い当てる事出来る人っているんでしょうかw


16:読後感
04/10/22 18:15:00 CGLcJRGx
「日本探偵小説全集1」(東京創元社)
 黒岩涙香・小酒井不木・甲賀三郎集。
 涙香は収録作品が少なすぎ。ま、フーンてなもんか。
 不木は単なるショッカーである前2編よりも後の2編「愚人の毒」「闘争」がよい。
 甲賀は「琥珀のパイプ」が絶品! 全編通じてのベスト。しかし他の3編は・・・。
 「支倉事件」はノンフィクションであのページ数の割りにはダレてなかったように
 思うが、やはり長い。

17:名無しのオプ
04/10/22 18:51:06 vmu+k/sx
一足早く鮎川賞受賞作の「鬼に捧げる夜想曲」読了。
感想は……もうちょっと世に流通してから書きます。

18:名無しのオプ
04/10/22 19:00:40 2affQx97
乾くるみ「Jの神話」

全寮制のミッション系女子高を舞台にした本格もどきのエロミステリー。

メフィスト賞受賞作だけあってトンデモ風味の小説だった。
話しの鍵を握る「ジャック」の正体を知ったとき、
驚きよりも笑ってしまった。

デビュー作らしいけど、文章は小慣れていて読みやすい。
借りて読むなら文句ない出来。

19:名無しのオプ
04/10/22 19:34:25 IpYJE4jM
>>17
さっき書店で並んでるの見て、買おうかどうか迷ったんだけど、
「最年少受賞」とか書いてあって、昨今の文学賞の状況を
考えて、買い控えてしまった。おもしろかったかどうかだけでも
教えてくれませんか?

20:名無しのオプ
04/10/22 20:03:39 vmu+k/sx
>>19
あ、もう一般に並んでるのか……。じゃ、書きます。
横溝や京極に憧憬を抱き、その表層だけをなぞったような作品。
舞台設定はまんま獄門島、人物造型は京極作品か。
アッというまに読み終わります。
読みやすいことは読みやすいが歳相応にすべてが浅い。
二転三転のドンデン返しあり。しかし底は透けて見えます。
良くも悪くも講談社ノベルスチックな作品。
著者の年齢を考えれば甘めの評価をしてあげたくなるのですが……

21:名無しのオプ
04/10/22 20:29:12 IpYJE4jM
>>20
早速のレスありがとうございます。

やっぱりそんな感じなんですか。。。

まあ芥川賞に比べたらあまり知られて
いない賞だから「最年少」ってだけでは
そんなに話題にはならないんでしょうが。
いくら新人賞だからといって賞の選定の
最後の決め手が年齢になるのだけは
ミステリに限らずやめてほしい。

もうひとつの受賞作の方がいいのかな。
都内の某座り読みができる書店なので
そこで読んじゃう手もあるのか。

22:名無しのオプ
04/10/22 20:41:47 4obqdgnR
>>21
ご祝儀に買いなはれ。

23:名無しのオプ
04/10/22 22:39:01 Xdo+BWUe
>>20
あなた様は作家様ですか?書店に並ぶより先に読めるとは

24:名無しのオプ
04/10/23 02:07:24 UYA91TMc
編集者かも?
>>20
どなたですか?

25:名無しのオプ
04/10/23 02:23:09 ti9wE/Yb
>>15
え?犯人は『ハサミ男』じゃん
『ハサミ男』が追っている犯人は割と簡単に分かると思う。


26:名無しのオプ
04/10/23 03:40:51 zusj1lGg
>>25
うそぉ?伏線も殆んどなかった感じじゃない?
じゃあその犯人(メル欄)で教えてよ。

27:名無しのオプ
04/10/23 21:47:18 RlnDiRPG
『密閉教室』

初法月。
若いっていいなあ、と思ってしまった。

28:名無しのオプ
04/10/23 23:08:59 iKVAdA0k
>>26
メル欄

これで満足か?
つーか何がしたいん?君

29:名無しのオプ
04/10/23 23:35:44 zusj1lGg
>>28
そうそう、そいつが犯人。
犯人はハサミ男じゃなくて、ハサミ男を(メル欄)
したハサミ男でしょ。


30:名無しのオプ
04/10/24 12:00:08 yTLpwrbD
スレ違い氏ねよ
おいそこの粘着

31:名無しのオプ
04/10/24 19:00:32 6YNUoBgJ
鮎川賞受賞の「密室の鎮魂歌」読了。
起伏に乏しくラストもやや盛り上がりに欠けた感があるが
例年の受賞作と比較するとレベルは高い気がする。
面白かった。
ただし間違っても「密室」に期待してはいけません。

32:名無しのオプ
04/10/24 21:41:54 atDVkyxe
「暗黒館の殺人」(綾辻行人)

ミス板では酷評されてるみたいだけど、漏れは面白かった。
途中は正直だるくてこのままダラダラと終われば
酷評されるのも分かるかなと思ったけど、
最後の最後でピタッと嵌って全ての謎が解けたときには「おおっ」と思った。
(メール)の秘密も分かったし、まさに館シリーズを締めくくるのにふさわしいね。
何でこの作品の評判が悪いのか分からないな。。

33:名無しのオプ
04/10/24 21:45:11 jTTK0nY4
>まさに館シリーズを締めくくるのにふさわしいね。
これで完結なの?
シリーズ10作書くとか言ってたような

34:名無しのオプ
04/10/24 23:30:41 wi/7FV83
>33
12年待った末のアーヤの集大成ではあるが完結ではないよ。

>32は勝手に締めくくらないでくれw

35:名無しのオプ
04/10/24 23:37:38 jTTK0nY4
>>34
そうか、ありがとう

36:32
04/10/25 00:28:28 hN70iIKe
スマソ。。

そういえばあとがきに、まだ館シリーズを書きたいと書いてましたね。。

37:名無しのオプ
04/10/26 01:11:34 eEVcvhOF
ミイは暗黒館読了した
ミイは館ファンなのでジックリ読んだ。とても楽しかった
ミイはとてもいいメール欄がとっても感動的だった
ミイはあんな雰囲気の作品がとても好きだ、、でも十角館から先に読んでねっと思った
こんなことを三井さんは僕に語ってくれた

38:名無しのオプ
04/10/26 08:09:58 BVYyny53
「水の迷宮」石持浅海

相変わらず綺麗な本格だが、ちょっと微妙だった。
水族館の描写はなかなかだったし、メル欄事件が起こったというのも良かったんだが、
解決後のアレは頂けない。探偵しゃしゃり出すぎ。
前2作が個人的にクリーンヒットだったから期待しすぎたのかもしれんが。

39:名無しのオプ
04/10/26 20:42:11 WNd3jJ91
>>38
そんなの出てたんだ!知らなかったわ!
早速図書館で予約するわ!

40:読後感
04/10/27 04:46:29 u+Xwbz0E
「怪奇探偵小説名作選 香山滋集」(筑摩書房)
 探小つうか探検モノ。でも面白い。筑摩&日下は原則ハズレなしだな今んとこ。
 これって続き物なのかな? それにしちゃおかしい気が。毎回完結してるし、
 脳天ぶち抜かれたはずのミハイルが何度も出てくるし。
 しかし人見重吉って色情狂だな。007みたい。
 あと出てくる女が皆感情が昂ぶると「乳房を揉みしぼる」のにワロタ。何なんだw

41:名無しのオプ
04/10/29 00:39:21 Z8C+UqVP
山田正紀『ミステリ・オペラ』読了。
すばらしい。探偵小説が歴史に組み込むとは。

42:名無しのオプ
04/10/29 01:04:52 b2lTVeln
法月綸太郎「生首に聞いてみろ」

途中までは面白く読んだ。
だが、あり得ないだろう。ちと呆れた。


43:名無しのオプ
04/10/30 16:11:08 ho7uamk1
島田宗司「占星術殺人事件」

金田一がパクったというのはこれかと思いながら読んでいたが・・・
パクり杉( ゚д゚)まんまやんw


44:名無しのオプ
04/10/30 23:27:26 SgOaijx8
島田宗司て・・・

45:名無しのオプ
04/10/31 01:09:30 1xVuHI/r
URLリンク(www.geocities.co.jp)

↑この妄想日記を書いてる大ヴァカ茜は、大山誠一郎の従妹だと言うのだが
大山誠一郎ってどうよ?

46:名無しのオプ
04/10/31 01:16:12 UxopA31Q
>>45
マルチポストうざい

47:HK
04/11/03 21:31:53 uksW5RJL
島田荘司『北の夕鶴2/3の殺人』

オフでバカミスと推薦されたので。
なかなか面白い読み物だったと思います。
このトリックは短編に似たものがあったような。
けっこう良くできた作品じゃないでしょうか。

しかし、このトリックによって犯人は何を得たのか?

48:名無しのオプ
04/11/07 16:58:22 KsY4LtBa
笹本 稜平  「太平洋の薔薇」

久しぶりに感動しちゃったよ。
上下の長編だったけど、土日で読破。
あっと言う間って感じだったなぁ。
最後の場面では泣けちゃった。
アメリカ大統領のメッセージだけが蛇足だね。

49:名無しのオプ
04/11/08 09:12:39 xkoAHIMP
西村京太郎氏の「殺しの双曲線」

クローズドサークルものの傑作と聞いたので読んでみました。
退屈せずサクサク読め、面白かったです。
十角館にも劣っていない名作だと思います。

50:名無しのオプ
04/11/11 22:02:25 p+/RgZx0
「生首に聞いてみろ」(法月綸太郎)読了。

これきっと、今年のこのミス1位だろうなと予想。
個人的にはそれほど面白いと思わなかったけど、ミステリー好きの人には
人気高そう。

51:名無しのオプ
04/11/11 22:11:41 FUGL4Y4S
「裸者と裸者」(打海文三)
今年の新作は三十数冊しか読んでおりませんが、その中では一番の出来だと
思います。「ハルビン・カフェ」越えは果たせたのではないでしょうか
ラストがちょっとあっけなかったかな

52:名無しのオプ
04/11/11 23:08:24 iF9vrsPR
・「錆びた心」桐野夏生
短編集。人間の持つグロテスクな深層心理をテーマにした小説。
体液の匂いが行間から匂い立つような、桐野らしい小説だった。
気が滅入る一歩手前の陰惨な作風は、三十代以降になって初めて理解出来るものなのかも。


・「夜のピクニック」(恩田陸)
高校生が夜通し歩くというイベントを通して互いの心を通わせていく青春(?)小説。
人間の醜悪な部分をえぐり出すことに執念を燃やす桐野とは対照的にどこまでも
能天気でポップな小説。高校生のひたむすぎる想いって、ある意味グロテスクかも。
大人になりきるには青臭く、青春するには胡散臭い二十代向きの本。

53:名無しのオプ
04/11/13 01:17:41 Rk4AJemk
北川歩実「透明な一日」→「硝子のドレス」読了。
・・・こういった医学嗜好の作品でミステリ+犯人の心理面(動機)を書ける人がいたとは。
御見それしました

ちなみに初期の作品は後味悪いものが多いのでしょうか?
硝子~はちょっと毒気が・・・あらかじめそういったものは意識して読まないと(いい意味での)打撃が大きいので

54:読後感
04/11/13 21:23:08 H6i00nQp
「飛鳥高名作選」(河出書房新社)
 日下三蔵編・本格ミステリコレクションの第1回配本。面白い。
 動機にやたらと時代のせい社会のせいという言葉が出てくるのは当時の世相を思わせる。
 シリーズ探偵をほとんど使わず一回一回違ったアプローチを試みているのも好印象。
 トリッキーな「二粒の真珠」、手がかりが秀逸な「金魚の裏切り」、意識の盲点を突いた
 「みずうみ」、テーマが素晴らしい「七十二時間前」、内容忘れたけど「細すぎた脚」など佳作多し。

 しかし「古傷」は×。無理にひっくり返そうとするからフライパンから出ちゃったって感じ。

55:読後感
04/11/13 21:24:03 H6i00nQp
「島久平名作選」(河出書房新社)
 以前長編「密室の妻」を読んで小粒ながら魅力的なトリックに感心して、
 短編だったらちょうどいいだろうなと思っていたから期待して読んだ。
 しかし、残念ながらそれほどではなかった。ルパンファンだけあってドラマ性には気を遣ってる
 んだけど、トリックがあってないような話も結構あって・・・。文章も意味不明なものがあるし。
 しかしラストの2中篇(特に「悪魔の手」)は傑作。
 独善的な探偵役もちょっと鼻につくがカーみたいに「単なる我侭」ではないのでギリ許容範囲。

56:読後感
04/11/13 21:25:14 H6i00nQp
「北の夕鶴2/3の殺人」島田荘司(光文社)
 警視庁捜査一課の刑事吉敷竹史はある日突然別れた妻通子から連絡を受ける。
 事情がわからぬまま駅に走った吉敷は通子の乗っているはずの電車に駆け寄り手を振る。
 その後、通子と思しき女性が車内で死体となって発見される。しかしそれは別人だった。 
 前妻は一体何に巻き込まれているのか?
 未だ胸の内に通子への思慕を燻らせながら吉敷は捜査を開始するが・・・。 
 
 通子シリーズ第1作。笠井によればバカミスとしてもすごいらしいので興味津々。
 いや確かに凄い。意外な表出も含めてこのバカトリックは感動もんです。
 刑事ドラマの態を装っていても島荘は島荘なんだなぁ(あんま読んでないけど)。
 
 普通刑事ものの主人公っていうとフレンチや鬼貫みたいな人想像するけど、
 吉敷はモロに天才型探偵だね。勘だけでどんどん先に進んじゃう。
 未読だけどモースもそんな感じなんだっけ?
 そして作品設定とミスマッチなバカトリック!整合性なんざ屁のカッパなんだね♪

57:読後感
04/11/13 21:25:54 H6i00nQp
「羽衣伝説の記憶」島田荘司(光文社)
 吉敷竹史はフト通りかかった画廊である彫金作品に目を留める。
 「羽衣伝説」と銘打たれたその作品が前妻通子の手によるものだと直感した吉敷は
 通子との因縁を強く意識し、彼女に会う決意をする。

 つーかなんでまだ離れてんだw 前回縒り戻ったんじゃなかったの?
 前登場作からかなり立ってるし最初は続ける気なかったのかな?そんなこと無いか。
 今回は「ラブストーリー」と裏表紙にはっきり書いてある通りミステリ風味はほとんどない。
 しかし終盤に通子の幼少時代の事件が語られ、吉敷がアームチェア(ベッドかw)ディテクティブ
 ぶりを発揮する(やっぱ凡人型じゃないね)。これが結構良い。
 
 以下下衆の勘ぐり。
 吉敷が真相を話す前にコトに及んだのは語った後だと拒否られる公算大とみたからでしょうか。
 
 「駄目、駄目」ってそりゃアンタの人生のことですからー 残念!

58:読後感
04/11/13 21:29:30 H6i00nQp
「飛鳥のガラスの靴」島田荘司(光文社)
 吉敷竹史は通子との音信が不通になり不安になって再び京都へ赴く。しかし店は閉まっており、
 通子は入院しているという。病院に電話して漸く話すことができたが、何故か面会を拒否される。
 自暴自棄になった吉敷は失意のうちに帰京。映画俳優の失踪事件を担当することになるが・・・。

 「通子!」「竹史さん!」今だ!変身!吉敷と通子~♪(元ネタわかったらえらい)
 まだ離れてますw こういう無茶を平気でやるのも島田流奇想トリックの一部でしょうか。
 
 まー入院のわけは「表」見るまでもなくわかるけど。可哀相な吉敷。
 思わず行きずりの女によろめくも理性捨てきれず。涙を誘います。

 しかし本作の見所は脱力もんの一発バカトリックにあり。バカ度では「北の夕鶴」超えるけど、
 感動は絶無。これで「表」見てそうだったら感動したけどw

 あと大和田剛太に萌え。いやぁ豪快な奴だ。最近の事件を彷彿とさせたよ。

59:読後感
04/11/13 21:30:27 H6i00nQp
「龍臥亭事件 上下」島田荘司(光文社)
 突然アパートに訪ねてきた女性の乞いに従って岡山の山奥にやって来た石岡和已。
 彼らは龍臥亭と呼ばれる元旅館に宿を求めるが、そこには息もつかせぬ連続殺人が待ち受けていた。
 頼みの御手洗は遠くノルウェーの空の下。石岡は独力で事件の解決を強いられる。
 果たしてワトスンはホームズになり得るのか?名探偵はもういない・・・

 島荘は死んだ。長くてつまらない。しょっぱなの密室トリックはまだ笑える分許せるとしても、
その後のがひど過ぎ。
 犯人丸わかりのミスディレクションにも萎え。ありゃ古典の手法ですよ。
 第一石岡は推理らしい推理何もしとらんし。風呂場の石も思わせぶりに書いといて放置。
 守屋の不祥事が何かも明かされないし、カオナシも里見がミチに反感抱いてる理由も謎のまま。
 トドメを指すのが禿人のマンセー解説。

 こんなのの愛蔵版なんて出すのも買うのも信じられん。読んだのを激しく後悔した。

60:読後感
04/11/13 21:31:30 H6i00nQp
「涙流れるままに 上下」島田荘司(光文社)
 吉敷竹史の別れた妻通子は、オナニーをする度に現れる首なし男の幻覚に悩まされていた。
 しかし女手一つでの(メル欄)に疲れきった体にとって、オナニーによってもたらされる
 ひと時の快感は必要不可欠のものであり、通子は健全なオナニーに耽るため、
 自分の過去と真っ向から向き合う決意を固める。
 一方吉敷はある冤罪事件に立ち向かおうとしていた。
 二人の長く不可解な関係も終にファイナルデスティネーションへと辿り着くのか!?

 着きませんからー 残念!
 つーか何だよこのラストわ。こんだけ無理矢理引っ張ってきた挙句この様ですか?
 これだったらまだ「北の夕鶴」のラストのが「ぽい」じゃんか。 
  
 ちゅーか通子よ。「戻りたい」「戻れる」って言い続けて10年経ってるじゃねーか。
 戻る気ないだろテメー。
 吉敷はその間必死に四面楚歌の中頑張って来たってのに、お前ときたらこの期に及んで
 オナニーの心配なんかしちゃうのかよ。ええ加減にしとけよ。
 「吉敷と一緒にいた時はなかった」って言ってんだから戻れよ!訳わからん。

 大体何だこの実用性の無いエロさ加減は。あとこのクソ主任は何でまだいる?
 賭けに負けたはずだろ。さっさと辞任せいや。ミステリ風味も雀の涙。
 
 はぁ~ 思えば「寝取られ 洋画」でググった時に本作の名前が出てきたのが
 読むきっかけだったんだよなぁ・・・デイトンのスパイ9部作と似てるかなとも
 思えたし(それは強ち間違いではなかったと個人的には思うけど)。

 追伸:吉敷ってかっこよかったのか。
    潤一の奥さん萌えw

61:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/15 23:37:08 LxyrMzkW
コンコン♪ 失礼しまーす☆
えっと、今度の日曜日に大井町でブックオフオフやりまーす!
暇と興味のある人はゼヒゼヒオフスレを覗いてみてくださいね(^_-)-☆
スレリンク(mystery板)l50

62:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/16 01:12:14 9ru8HHdL
>>58
あー、懐かしいなあ、飛鳥。
日本ミステリ史上、屈指の駄作だよね。
思い出すだけでも笑える。
ある意味、お奨めかも。


63:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/16 07:06:32 xjQF03W+
東野圭吾 「変身」

ちょっと設定に無理もある気がするけど、
読んだ後は哀しくなった。

64:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/16 09:34:14 AB3zRpFN
我孫子武丸
「0の殺人」う~ん

65:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/16 13:37:33 3EqJfhJv
龍臥亭幻想を購入し、流れを把握するため龍臥亭事件から涙流れるままにと続けて読破。
以前の吉敷ものは高校の頃に読んだ記憶のみですが。
龍臥亭事件はいい。まだ許す。石岡君よく頑張った。
でも「涙~」はひどいなあ。何もあそこまで一人の女を残酷に描く必要はないと思った。
初キス、初潮が来た日にされた出来事、近親姦処女喪失、東京での薬物セックスによる離婚強要。
そして吉敷が釧路関係者や弟から聞いた娼婦顔負けの痴態。
感情移入し易い自分は、それらの描写を読む時に怒り、目眩、吐き気諸々でで一時情緒不安定に。
正直、通子があの個展に行ってなければ何事もなかった訳だよなあ…
これでもし通子が吉敷の元を去って、夕鶴事件があるまでの数年が明確に描かれていたら完全に
読むのをやめてたな。と言うか推理じゃなく陵辱小説として読んだか?
やたらに長い性描写を端折ってたら一冊にまとめれたような気もする。
掲載された雑誌が違っていたらもう少しライトになれてたんじゃないのか?
まあ、全体の舞台が現代じゃないのがせめてもの救いかも。
今なら100%ビデオに撮られてるだろうからな。もっと酷いものを吉敷が目の当たりにしてたかも…
結構な量の小説を読んできたが、これほど後を引く作品は自分的にはないな。
おかげで龍臥亭幻想は殆ど頭に入らなかった。当分時間をおいて再読するかな…

66:読後感
04/11/16 16:42:53 DdaOxaBb
「異形の白昼」(集英社)
 筒井康隆編のホラー・アンソロジー。あまりパッとしない。
 が、宇能・笹沢・都筑の3作は良い。
 

67:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/16 22:59:42 aQDY3+oO
新本格ヲタはウザイんで書き込まないで。

68:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/18 09:50:30 Q/7xN/C6
島田荘司『眩暈』

おもしろかった~。島荘の作品の中では「異邦の騎士」と並んで好きかも。


69:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/19 13:19:43 y6GaxrYU
篠田真由美『未明の家』

内容云々より、登場人物(男)に興味がいってしまいました。

70:名無しのオプ
04/11/23 00:33:09 S6nHd34k
飛鳥高「細い赤い糸」読了

ミッシング・リンクに無理がないし、実際にありそうなことを扱っているのに社会派ぶらずミステリに徹していて気に入りました。
謎解きが完了したらすぐに終わってしまうあっさりとした作品を最近読んでなかったせいもありますが
シンプルで分かりやすいです

映像化作品見ておけばよかったorz

71:読後感
04/11/23 17:24:25 d3/kxmP0
>>70
うおお~
今積んでんすよ!
楽しみだ♪

72:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/23 21:01:49 YjWRNbfM
>>70
>映像化作品見ておけばよかったorz

もしかしてTBSの、かたせ梨乃や森本レオが出てたやつですか?
それだったら再放送で観たけどすごくつまらなかったから
観ないほうが良かったですよ。。

73:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/23 22:55:41 /vx947uI
頼子のために 読了
密閉教室は童貞が書いた最高傑作だと思うけど
これにもまだ童貞臭がキツく漂っていました。


74:名無しのオプ
04/11/23 22:57:38 A/myruaO
>>72
違います
テレビ東京の女と愛とミステリーで映像化されたものです。
URLリンク(www.tv-tokyo.co.jp)

75:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/24 00:11:07 a3ootwz9
>>73
「ふたたび赤い悪夢」「二の悲劇」
も十分臭うよ。

76:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/24 09:09:35 SmSUQje0
『殺戮にいたる病』我孫子武丸

ブックオフでやっと文庫版を見つけたので買いました。
久しぶりにむさぼるように読みました。完璧なおもしろさ。


77:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/24 21:37:37 Q9CqTuXc
鳥飼否宇「太陽と戦慄」

今までの中でも1,2を争うつまらなさだった。
ミステリとして出すなよと思うような出来だった。

78:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/28 08:42:37 Rz0pc+NS
畠中恵 「しゃばけ」

宮部みゆきさんの時代物にちょっと似てるかな?
少し物足りない感じもしましたが、素直に軽く読めます。
何となく連作になるのかなって感じがしました。

79:板ルール変更議論中@自治スレ
04/11/29 15:15:18 Dfug9MJk
綾辻行人の『緋色の囁き』

綾辻さんのは速く読めていい。
特に興奮も感動も感心もしなかったけど、厳しい女子校の雰囲気は良かったかな。

それはそうと、読む本がなくなっちゃった…ブクオフ届くの遅いぞ。もう6日目なのに…。


80: ◆ph2mdwd4e6
04/12/02 10:17:22 iaPNysm8
国内と海外の新刊紹介スレッドと『読みました』報告の4つのスレの感想なんかを
まとめてブログにしようと思うんですがやっていいですか?

81:板ルール変更議論中@自治スレ
04/12/03 11:56:01 5gKg5/vB
>>80
著作権の問題だから
苦情がきたら削除でいいんじゃないでしょうか
全員に確認はとれないでしょう

82:名無しのオプ
04/12/04 15:45:56 sBAocT3N
恩田陸「MAZE(双葉文庫)」読了。

砂漠の中の不思議な建物(?)にまつわる謎を解き明かしていく話。
素直に何も考えずに読んだ方が楽しめます
この人特有の物語を広げるのはいいけれど、収束するのが下手なところが後半厳しいです
理に落とすのかオカルトのままで終わるのかはっきりせず中途半端な感じ。

83:板ルール変更投票は4~11日@自治スレ
04/12/11 21:11:00 KI+Mw/Fn
気に入った本のお勧めってここでいいのかな?
普段はあんま書き込みしないんだけど今日はどうしても書きたい心境。

『模像殺人事件』(佐々木俊介/東京創元社)。
横溝の中絶作(模造殺人事件)とのタイトルの類似が発売前から気になってはいたんだが
本日新宿ジュンク堂で見つけて渋い装丁に惹かれ購入~一気読みで今さっき読了。
いやいや、この人イイ!この一作で俺の中で間違い無く素通りできない作家になった。
内容については、ネタバレせずに書くのが非常に難しい。けど、
とりあえず文章がむちゃ巧い&俺のツボで(埴谷雄高や中井英夫の影響が濃厚か)
最近の本格系の作家の中では頭一つ、いや、三つ四つ抜けていると思う。
デビュー作は未読なので元々巧かったのか長いブランクの間に精進したのか定かでないが
とにかく、近頃のヘタレ筆力のミステリに飽き足らない人はぜひ読んでほしいと切に思う。
何と言ったらいいか……読み終わって浮かんだ言葉はなぜか「ストイシズム」。
いや、とにかく、珍しくお勧めしときます、ハイ。

84:83
04/12/11 21:14:09 KI+Mw/Fn
あ、ごめん、sage進行スレだったか?

85:板ルール変更投票は4~11日@自治スレ
04/12/11 21:26:47 9DixyS1D
>>83
模造で「ストイシズム」。今、なぜか difference et repetition 読み返してるんで
なんか模造を simulacre とか変換してしまうw

でも、創元社サイト見たけどおもしろそう。ほぼ10年ぶりの長編第2作
みたいですね。明日書店で見てみます^^

86:83
04/12/11 21:37:41 KI+Mw/Fn
>>85
うんうん、作中にはまったく出てこないけど、たぶん「シミュラークルとシミュ
レーション」とか意識の中にあった上での作のように俺も感じました。
でも解説の千街タンは全然そのへんには触れてなかったw

87:85
04/12/12 01:29:52 yAVyoPJj
>>86
でもボードリヤールじゃマトリックス3部作になってしまうw
ますます楽しみ。読み終わったら報告しますね^^

88:板ルール変更投票は4~11日@自治スレ
04/12/12 03:19:05 zDg4BTV6
>>50
お見事

89:85
04/12/13 19:38:51 MB/eVWX9
『模造殺人事件』読了。

確かにおもしろいし、文章はすごく巧い。ただ、最近メ欄を再読した
ばかりなので謎解きは途中でわかってしまった。こちらがすれっからしの
ミステリ読みなのかもしれないけれど、伏線もかなりわかりやすいし。
全体はよくいえば禁欲的、悪くいえばあっさり、という印象。>>83さんが
「ストイシズム」という言葉が浮かぶのもよくわかる。千街タンの解説も
なるほどね、という感じ。

この文体だとこれは中編だと思います。著者には、これよりも長編、
それこそ『虚無への供物』並みの長編を書いてもらいたいと、
そう思いました。個人的にはのりりん、まーやについで今年のベスト3に
入りますね。のりりんやまーやもそういうところあるけれど、好き嫌いが
はっきり分かれそうな作品です。

90:83
04/12/13 20:58:51 FGOvpwip
>>89
模「像」です。
いやいや、見ず知らずの自分なんかのお勧めで、本当に読んでくれたことにまずは感謝です。
そう、確かに淡白ではありますね。特に途中のトリックなんかは隠そうという意識があまりないような。
しかし、あの静的で淡々とした所が自分などは純文学的な香りがしてツボだったのです。
なおかつ、一応(?)サプライズエンディングも用意されていますし。
ともかく「今年のベスト3」とまで言ってもらえて安心しました。
お勧めしといて「ウンコじゃん!」では不可抗力とはいえ非常に申し訳ないので……。
ではまた~。

91:85
04/12/13 21:24:50 MB/eVWX9
>>90
あ、やってしまった(^-^; 模像だ。ってか1回で変換できない。。。

いえ、どういたしまして。
たぶん、>>83さんとは趣味は合うんじゃないかと思うので
またおすすめの作品などありましたら、教えてください。

92:名無しのオプ
04/12/17 18:40:50 Cu7FQOJH
>>83
著者近影がGood Lookingですた(*^v^*
金欠につき購入はしませんでしたがお給料出たら読んでみるかなあ。

93:名無しのオプ
04/12/21 15:28:09 KUdUAAHF
西澤保彦「生贄を抱く夜」の表紙が微妙に恥ずかしかったので恥ずかしいついでに
森博嗣「ナバテア」「ZOKU」京極夏彦「ルーガルー」も一緒に購入
いやあ、ライトノベルっておもしろいなあ

94:名無しのオプ
04/12/22 01:52:12 VYu9a9Hp
>>80
やったらアドレスおしえてくれ

95:名無しのオプ
04/12/22 02:16:52 UIrznO/S
>>81が著作権云々なんて話を持ち出してきたから作ってないと思っていたのですが・・・
>>80、経過報告お願い。

96:名無しのオプ
04/12/23 23:57:52 ffJDJ2vp
黒武洋 パンドラの火花 まーまー面白かった この人遅筆だからもっとはやく書いて欲しい

97:名無しのオプ
04/12/24 02:53:18 OGEL8Y7/
北川歩実「模造人格(幻冬舎文庫)」読了。
これより前に同じく記憶をテーマにした「透明な一日」を読んだのですが、その暗黒版(?)のような感じ。
どの登場人物が次に狂うのか分からなくなっていく様が恐ろしい上にラストもちょっと鬱展開で。
あと、監禁されている描写を書くのが上手いですね

記憶=人格?とは一概に言えなくなってしまう・・・

98:名無しのオプ
04/12/25 18:01:43 OGSlSaK7
今邑彩「七人の中にいる(中公文庫)」
ペンションの女主人が過去自分の犯した犯罪を強請っている人を探す話。
常連客の中にいると考えて探ってゆくんだけど、その過程がコージーミステリ調でそういったものが好きな人にはおすすめです。
ギャグっぽく思えるところもあり、軽い感じでさらっと読める

「家族」がサブテーマですが、ちょっとしたおまけのようなものなので。

99:絹漉し3rd ◆GQ0OOO0O0Y
04/12/26 06:45:27 Y2wRfdNF
Fake(五十嵐貴久)読みましたよ
全体としては軽いマンガのような話で、
まぁ色々不満も多いのですが、
ポーカーシーンはヒリヒリとした雰囲気が伝わってきます。
特にオールイン勝負は、熱い!勝負の行方も、なかなか。
このシーンのためだけでも読む価値ありです。

100:名無しのオプ
04/12/27 15:28:05 sEzf//KQ
栄光の23get

101:名無しのオプ
05/01/01 03:12:39 JfX3RTUz
殊能「樒/榁」まあまあ

これから森博嗣「ZOKU」読みます。

102:名無しのオプ
05/01/10 03:08:28 o5Fb7iZg
「迷蝶の島」(泡坂妻夫)

昨日初めて覗いた泡坂スレで紹介されていたので読みましたがとても(・∀・)イイ!!
大当たりで大満足です。
でも他のスレでは聞いたことがないので知名度は低いかも…
かくいう僕も昨日初めて知りました。_| ̄|○
もっと読まれてもいい、読んでほしい佳作(名作)だと思います。

泡坂スレで映画「太陽がいっぱい」に似てると言っていた人もいましたが、
僕は折原一の「セーラ号の謎ー漂流者」を思い出しました。
折原氏は影響受けたのかな?

103:名無しのオプ
05/01/10 18:09:31 bct2WpEP
乙一「GOTH」

完全に期待はずれ。
いい大人が読むものじゃなかった。

104:あぼーん
あぼーん
あぼーん

105:読後感
05/01/15 01:03:25 XSAOZxdV
「銅婚式」佐野洋(講談社)

 古い。国内モノだから目立つのかも知れないけど。
後プロットも読める。
表題作も趣旨はいいけど…。

106:名無しのオプ
05/01/15 02:49:34 OWCimlfA
上の上の人、メル欄以外でのネタバレは禁止ですよ。
自分は未読でネタバレかどうか判断できないけど。

107:名無しのオプ
05/01/15 14:46:05 hJtk/COZ
一言つまらないと書かれるよりも
具体的にどこがつまんないか書かれていたほうが見る人には親切じゃん。
途中「ネタばれ注意」って書いてあんだし、ネタばれされたくない人は
読まなきゃいいのでは?

108:名無しのオプ
05/01/15 14:51:50 hj8pv14+
出た出た

109:名無しのオプ
05/01/15 16:12:02 cv9juaCI
まさにループ。
・・・そしてスレ違い。

110:名無しのオプ
05/01/15 18:30:28 nlcv5p6X
井上夢人の「メドゥサ、鏡をごらん」読了。
「ミステリじゃない」という書評を念頭に入れてたが、
まさかこんなオチとは夢にも思わなんだorz

(メル欄)に似てると思った
(メル欄)のほうが作品として洗練されてるけど。

111:名無しのオプ
05/01/15 22:29:35 wJ35CbF6
104 >名無しのオプ > >05/01/10 23:07:25 ID:H/bquBEU
雫井脩介「犯人に告ぐ」

絶賛されている割には退屈だった。
途中から斜め読みしてしまったくらい。

(以下ネタバレを含むため削除)

112:名無しのオプ
05/01/16 00:05:41 5WjXK8hj
佐々木俊介「模像殺人事件」
んまいじゃないか! 皆さんも買えゴルぁ


113:名無しのオプ
05/01/16 00:07:46 GoMzsH/7
>>112
予約したよ。


114:名無しのオプ
05/01/16 02:01:33 APKUcGBe
>>112
買ってはないが図書館で借りて読んだ。
何年ぶりとか関係なく、イイものはイイ、ダメなものはダメなんだけど、
ぶっちゃけこれは大傑作でしょ。
つか、何で話題にならないん?

115:名無しのオプ
05/01/17 18:00:58 Kdm9Vldr
「模像」いいことはいいが、大傑作とは呼べん気がする。
おれはむしろ愛川晶「七週間の闇」を大傑作として薦める。古いけどあえて


116:名無しのオプ
05/01/17 21:49:18 zdfC4KC7
乾くるみ「イニシエーションラブ」読了

気恥ずかしくなるくらいの80年代ラブストーリー
読み終えてみれば単純な叙述トリック
でも,自分の大学時代振り返ってもこんな奴(カップル)いたなぁと思えてくる
ジワジワと女の怖さがしみてきます。

しかしお前らHやりすぎ!(ってこの頃の奴らの興味はソレばっかだったよなぁ シミジミ・・・)

117:名無しのオプ
05/01/18 11:22:45 FOQ/JZ47
>>116
その作品、さんざん叙述だ叙述だって紹介されまくってるからさ、
もうそうだってわかっちゃってると、読もうって気持ちにならないんだよな。

男女が逆なのかな、年齢差のことかな、セックス描写多いっていうから、
男女と思っていたのが女女だったのかな、とか、そういうふうにしか思えなくて、
最後のページまで読むのがだるい。


118:名無しのオプ
05/01/18 12:41:01 /DkYYOMn
>>117
取り敢えず読み終えたら、感想ドゾー

多島斗志之・作、「CIA桂離宮作戦(徳間文庫)」読了
多島作品の謀略ものは驚かされても最後あっけないな、と感じるものが多いのですが
淡々とした文章の中で素直にやられました。
こういうテーマをもっと書いてくれる人が日本にもっといれば・・・
タイトルに関して冴えないという意見もありますがいろんな意味を込めてこれでいいのではないかと

119:名無しのオプ
05/01/18 14:06:44 OVRkfySA
>>117
とりあえずどれも違うし、
そういう次元じゃないから読んでみればいいと思う。

120:名無しのオプ
05/01/19 01:50:14 zfZPcCEm
倉知淳「星降り山荘の殺人」読了

「忍者のような~・無駄のない」「おっさんのような」「猿のような」「彫刻のような~」「魔法の」
何度も繰り返される表現にウンザリ。

主人公はキチガイとしか思えない

121:名無しのオプ
05/01/19 03:09:37 vJzrEwAZ
中身のない批判にもうんざりだがな…

「繭の夏」佐々木俊介 読了。
いや、良かった。俺は「模像」より好きだ。伏線が綺麗に拾われて、悲惨な結末にうまく結びついている。ぜひご一読あれ


122:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/01/19 21:37:59 4GFXkKXa
小林信彦「袋小路の休日」を読む。
ミステリにも縁が深い著者の作品集である。純文学苦手なミスヲタにもお薦め。
収録作品中では、博文館の伝説の編集者を描いた「隅の老人」はミステリファンなら
必読だ。
「根岸映画村」の松竹からATGへ移った不遇な映画監督(うるさ方の会長というのは
城戸四郎だろうが)、「自由業者」のDJ出身の放送作家兼タレントとは、それぞれ
誰がモデルか推理してみるのも一興かと思う。

123:名無しのオプ
05/01/20 11:42:43 tdq075/I
>121
どういう種類の結末になるかを書くのは、ネタバレじゃないのか?

124:名無しのオプ
05/01/21 00:52:47 Z2ofS7KW
結末が悲惨だ、というぐらいならネタバレとまではいえんのでは?
無粋な書き方だとは思うけど。

125:名無しのオプ
05/01/28 02:18:05 JIf3sg9q
「飛蝗の農場」ドロンフィールド

結末っつーか後日談の意味ワカンネ
自分が頭悪いだけか?
(メル欄)がやけに老けてるって記述、意味あるの?

126:名無しのオプ
05/01/29 12:24:39 689hm2GL
「天使の囀り」
途中まではだらだらつまらんかったけれど、最後のほうは背筋ゾクゾクものの展開で面白かった。
落ちもせつなくていい感じ。 あと、どれだけ飢えてても猿は喰わねーぞと思いました。

127:名無しのオプ
05/01/29 21:42:46 kqQEGw9U
脚本家の秦健日子の「推理小説」読んだ人いますか?
やっぱダメっすか?

128:名無しのオプ
05/01/30 10:38:08 IqnY6B98
浅倉卓弥の四日間の奇蹟読んだ。こーゆー話大好きだけど、超有名作品とほとんど同じでびっくりした。面白かったけどパクリじゃないのかなぁこれ。

129:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/01/30 18:47:03 cs6ZaBnR
隆慶一郎「影武者徳川家康」を読破。広義の歴史ミステリに含まれ得る作品。
現今の時代小説は隆作品と同傾向のものが主流をなしており、
こういった意味では、この傾向の是非は別として、
後世に与えた影響は大きい作品ではある。
内容は、徳川家康の影武者を中心に2ちゃんのレスによく見られるような
妄想モード全開の物語が展開される。
言わば、狙って書いた作者の妄想にどこまで付き合えるかにより、
この作品をどの程度楽しめるかが左右されると言えよう。
「徳川実紀」の記述を素にした解釈が主となっているが、そもそも作者自身が、
実紀の記述の信頼性には疑問を呈しており、この点からして矛盾しているのである。
設定としては、敵役となる徳川秀忠と柳生宗矩を筆頭とした柳生一族がやられっ放し、
間抜け過ぎて物語の緊迫感を殺ぐ結果になっている。

130:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/01/30 18:47:49 cs6ZaBnR
特に秀忠のキャラは真性家康を欺かんとした狡猾な猫かぶりと影武者である二郎三郎に
何度も抜かりを取る単純思考の間抜けぶりには、同一人物とは思えないキャラの破綻ぶり
を感じてしまう。
秀忠と柳生を怜悧な強敵として描き、影武者側との丁丁発止のやり取りを見せた方が、
サスペンスフルな展開になったと思われるのが残念だ。
秀頼保護、秀忠の独裁政治を嫌い公界実現を夢とした二郎三郎が、逆に秀頼討伐へと
傾いてゆく展開も急転過ぎて説得力を欠くものである。
二郎三郎側につく武田忍者の六郎や風魔忍者を超人的に描いている点も感心しない。
(対して柳生一族や伊賀・甲賀忍者はまるで虚仮扱いである)
折角、村山知義が「忍びの者」で呈示した「リアルな忍者群像」が、何十年も後退して
しまった感がある。
キャラとしては、六郎のボディガードを志願する先代小太郎こと爺忍者風斎が、
一世を風靡した忍者アニメ「花のピュンピュン丸」に登場した風魔忍者の頭領フーマン
を想起させる飄逸さなのが面白い。
まあ、所詮、こういう劇画・漫画タッチの面白さが売りであり、それしか無い作品なのである。

131:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/01/30 18:49:03 cs6ZaBnR
自己流の史観を展開しながらも、歴史の大筋は崩さない司馬遼太郎作品、
「歴史に英雄無し」というクールな視点でドキュメンタルに書かれた吉村昭作品等
を好む読書人には不向きであり、眉をひそめさせるものがある。
小池一夫の劇画や横山光輝の伊賀の影丸等が好きな輩、小説だったら山田風太郎作品を
愛読する連中には高い支持を受けるかと思う。

132:名無しのオプ
05/01/30 19:04:44 IuPEHLm2
しかし最近の歴史研究で、司馬作品も妄想全開のよくできたファンタジー
だということがだんだんハッキリしてきたからなあ。

よくSFファンの間で言われているのが、映画「2001年宇宙の旅」が
公開された時、「それまでの荒唐無稽なSFと違って綿密な科学考証に
基づいたリアルな映像」などと言われていたのだけれど、2001年を
越えてみると、むしろ「荒唐無稽」と言われていた活劇などに出てきた
技術や発想はすでに現実化しているのに、リアルに見えた2001年に見ら
れるものは今ではトンデモなものでしかなくて実現しようとする人も
いないものばかり、というのがある。
司馬作品も案外講談もの以上にホラばかりだ、と笑われる時代がもうそこ
まできている気がすると同時に、同時代のドキュメントなどを調べていると
一人の人間の蛮勇や英断でことが決まることが意外に多くて驚いている。
あんがいと「影武者」の方が「関ヶ原」(もう相当史実と違うことが明らか
になっている)よりもリアルだったと証明されたりするかもしれない。
山本勘介も結局実在したしなあ。(いつの時代の話だ)

133:名無しのオプ
05/01/30 19:15:39 qybnuvhd
氏んでください↑

134:名無しのオプ
05/01/30 22:18:36 mpz68a3x
       ∩―-、
     / (゚) 、_ `ヽ   
    /  ( ●  (゚) |つ  
    | /(入__ノ   ミ  
    、 (_/    ノ   <そりゃクマったな
     \___ ノ゙    
      /     \
    ⊂_ノ)   ノ\_つ 
       (_⌒ヽ   
        ヽ ヘ } 
      (( ノノ `J  ))


135:名無しのオプ
05/01/30 22:57:34 M28fQ6+C
雫井脩介「火の粉」

胃の中かき回されるような焦燥感に駆られながら、
一気読みしてしまった。
馬鹿息子と警察の手際の悪さにさらに苛立ちつつ、
まんまと作中の世界へのめり込んでしまいました。
いやー、おもしろかった。
でも読み返したくはないなー、疲れるからw

136:名無しのオプ
05/01/31 00:34:24 XtR5PQ7h
田中啓文「笑酔亭梅寿謎解噺」

ミステリーとしてはともかく 落語は面白いかも
ほろっときた 大阪のええところが伝わってきました

137:名無しのオプ
05/01/31 22:28:23 56w/UGDQ
矢作利彦「THE WRONG GOODBYE」

”オン・ザ・ロックス”はまあ判るとして、”スカッチ”や”レインジローバー”
という表記は如何なものかと・・・
期待値が大きかっただけに、こんなものか・・・という感じでした



138:名無しのオプ
05/01/31 22:29:59 56w/UGDQ
矢作利彦(誤)・・・矢作俊彦ですた

139:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/02/05 20:44:16 PeYuNYXI
文春文庫の松本清張「かげろう絵図」再読。
かって角川文庫収録時には非常に面白く読んだ記憶があったのだが、
その後の歴史・時代小説というジャンルそのものの変遷・発展もあってか、
今読み直してみると、御都合主義の展開ばかりが目立ち、
読者を愚弄しているかの感さえ受ける。
唯一の読み所は戦後の怪事件を想起させる淡路守を巡る謀略とそれに関する推理である。この部分のみを取り上げで短編とすれば傑作足り得たであろう。
新聞小説という点を念頭において見ると、主人公新之助の義姉に対する思慕という
生かされなかった伏線があったように読める部分がある。
(彼が実家を出ている因だと考えられるが、兄夫婦は物語には一切登場しない)
回数制限ゆえに、連載が進む中で捨てられた設定だと考えられる。

140:ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ
05/02/06 16:32:35 Oofw2clu
       ∩―-、
     / (゚) 、_ `ヽ   
    /  ( ●  (゚) |つ  
    | /(入__ノ   ミ  
    、 (_/    ノ   <そりゃクマったな
     \___ ノ゙    
      /     \
    ⊂_ノ)   ノ\_つ 
       (_⌒ヽ   
        ヽ ヘ } 
      (( ノノ `J  ))



141:ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ
05/02/06 19:39:08 9gVIEkOI
>>140
ワロタw

142:読後感
05/02/07 00:28:57 WfV+hqkE
「風紋の街」西村寿行(講談社)
 罠にはめられ服役した主人公2人組は出所してから復讐しようとするが果たせず、
 無人島で淫蕩な日々を送っていた。
 しかしそれもダメになり、挙句暴力団から人質救出するはめになってしまう。
 大金持ちの婆さんまで巻き込んで一大戦争が勃発していく。

 かなり明るい感じの作品。他の西村作品とちょっと毛色が違うんじゃないかな。
 だから用途としては物足りない。
 つーか助け出してもやってることは結局一緒なわけでw 
 何で惚れるのかは永遠の謎。 

「空白の起点」笹沢左保(講談社)
 鮎子は走る電車の窓から、男が崖から転落するのを目撃する。
 しかもそれは自身の父親であった。
 保険調査員新田は被害者が要注意人物であったことを知る。
 果たして自殺か?他殺か?あるいは事故死か?

 笹沢氏中期の佳作ということで読みました。
 まあ地味ですが、トリックはそれなりに考えられてはあるかなと。
 なるほどこういう目に遭えば危険な魅力が出るのかという参考にもなるかもw

143:ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ
05/02/07 20:39:05 jPOOspF/
「死亡推定時刻」
けっこう、面白かった。
謎解きが趣味の人には向かない作品だけど。


144:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/02/11 19:44:25 m1p2sKBz
五味川純平「人間の條件」を読破した。
馬鹿でかい虫眼鏡を携帯して名探偵気取りの奴、
ハイライトを横ぐわえしてハードボイルドを気取っている奴等々
こういった精神が弛緩したミスヲタに突きつけて読ませたいのが本書である。
鉱山を舞台にした第1部と第2部、軍隊を舞台にした第3部と第4部は
板違いかもしれぬが、満州を舞台にした戦闘と逃亡がメーンとなる
第5部と第6部の前半は冒険小説そのものである。
(そもそも主人公梶は気骨がある冒険小説の主人公そのものであると言える)
全部読破して欲しいが、第5部と第6部だけでも読んでみること。
激烈な戦闘シーンに続く地獄巡りを思わせるような逃亡シーンは、一読巻を置かせぬ
ものがある。心して読め!
「雪は無心に舞い続け、降り積り、やがて、人の寝た形の、低い小さな丘を作った」
この最後の一文を読み終えたとき、累積したミステリの文庫本、カッパノノベルス、
講談社ノベルス等々を静かに野辺の送りにしたくなる者も多かろう。

145:ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ
05/02/12 01:11:33 gIMdh85S
佐々木譲氏
「うたう警官」
読みました

面白かったです
現実の警察も色々お騒がせですが
さすがにここまで腐った体質は無いだろうとは思いますが
なくはないかなとも
いずれにしても 久しぶりにハラハラドキドキの展開でした
エンターテイメントに徹して映画化してもおもしろそう


146:ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ
05/02/14 11:58:19 n8skwZLK
クラインの壷を読みました。
面白かったけど、もっと続きがあればよかった。

147:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/02/17 12:54:54 H3g9bHER
夜光虫よみますた。
すっげーおもすれー( ^ω^)
感動しますた。105円の価値が十二分にありますた。

148:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/02/18 20:06:44 De8xgBWY
原リョウ
サイコーです。
何時まで寝てんだ、「さらば長き眠り」


149:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/02/18 20:18:42 vuutNHaO
>>145
新作も期待できそう。

150:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/02/19 14:16:11 ill6nvOx
我孫子武丸「殺戮にいたる病」
初我孫子。面白かったー。
でも(メ欄1)と知らずに読んでたらもっとよかったかも。
(メ欄2)のときのような衝撃を味わいたかった、、。






151:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/02/19 22:53:19 HM73C0a5
黒川博行氏「左手首」読みました

文庫本読み終わって気がつきました
2回目でした orz



152:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/02/19 23:28:43 fLXCsdKq
黒崎緑「未熟の獣」読了。

かなり後味悪くて、怖い小説ですた。
寝る前にいっき読みしたら、ひどい悪夢にうなされた・・・
期待以上に良かった、おすすめです

153:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/02/20 08:47:14 2R1EOHi/
有川 浩  「空の中」

幼なじみの青春ものとSFと航空自衛隊の合体もの。
話がうまく絡み合っていて、読後感も爽やかです。
なかなかお薦め!

154:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/02/20 12:07:39 4YNHV9UI
マークスの山読みました。
個人的にはだめでした。
面白くなくはないんだけど、警察内部の事情が細かくグダグダとありすぎて
(縄張りみたいな争いやら上下関係やら)のめりこめなかった。
あと物語も拍子抜けという感じでした。

155:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/02/21 23:29:40 3JyD91i5
>>154
マークスの山はまだ読めた方でした
リヴィエラを撃て はついていけなかった 


原 尞 愚か者死すべし 読みました
病院の待合室で読んだ週刊誌で大絶賛してたので
どんかものかと購入してみましたが
ふつーうに面白かった(大絶賛するほどかどうかは?)

156:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/02/22 15:21:08 TXp6YC87
貴志祐介「天使の囀り」読了。

最初はなかなか集中できなかったけど、
後半グッと引き込まれてしまった。
てか、(メ欄)コワ。
キスシーンでゾッとしたの初めてだ、、、。


157:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/02/22 21:55:39 tl4iLz+C
誉田哲也『春を嫌いになった理由』
読んだ人いねーかな

158:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/02/22 22:31:41 CvlaGIt8
>>154
そのうち読む予定。
しかし、読みたい本が多くて追いつかないよ。


159:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/02/23 11:20:08 sLfGRAsm
京極夏彦『百鬼徒然袋-雨』講談社NOVELS

さすが京極、飽きさせずに最後まで読ませるのはやっぱり凄いなぁ。
何が楽しいって謎が楽しい会話が楽しいシチュエーションが楽しい薀蓄が楽しい、
まさにエンタテインメントのカタマリ。堪えられぬ。

まぁ京極作品にはいつもの事で、謎を解明する論理性はちょっと怪しいわけですが、
それも中禅寺が、前もって何もかもを見透かしているような描写が上手いせいで全然気にならないどころか
「あぁそういうカラクリだったのか」ってカタルシスを得られるくらいに昇華してあるのも流石。

この連作短編集は榎木津が中心人物ということで、
榎さんが余り好きではない俺としては「大丈夫だろうか」と心配しながら読んだのだけれど
いやいや、榎木津を中心に据えたのはスラップスティックがやりたかったんだなぁ、と読んで納得。
塗仏のラストでのスラップスティックはどうも浮き足立ってて失敗している感があったのですが、
また腕を上げやがったな、と感慨頻りで御座います。

160:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/02/26 15:00:01 T+IGqvk2
都筑道夫「神州魔法陣」を読む。
正直な感想、「つまらん」の一言に尽きる。
この手のものを書かせたら、やはり山田風太郎(以下「ぷうたろう」と略す)
には遠く及ばない。
78年に桃源社より刊行、81年の富士見時代小説文庫収録以来、
再刊されていないのも、「なるほどしかり」とうなずける拙い出来である。
捕物帖仕立ての第一部(八百八町しのび独楽)、
道中記仕立ての第二部(五十三次しのび独楽)に分れており、
捕物帖も旅ものの時代小説も好きな私としては期待したのだが、
偶然性と飛躍に頼り過ぎた展開は、到底、大人の読物足り得ない代物
と化している。長編ということもあって、
著者のヒット作である「なめくじ長屋シリーズ」以上に、
江戸の風物に関する描写は、丁寧に良く書けているだけに残念である。
本書と似たネタ(歴史上の有名人の復活と陰謀)を書き、その後何度も再刊されて、
ロングセラーとなった、ぷうたろうの「おぼろ忍法帖」の刊行が67年。
本書と同じ、生ける屍ネタを描いた「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」が
68年製作、続編である「ゾンビ」の公開が77年である。
本書の刊行が、78年であることを考えると、都筑氏(以下「ミッチー」と略す)は、
ヒット作「おぼろ忍法帖」から基本設定をパクリ、ゾンビ・ブームにも便乗せんとした
のではないであろうか。
脇役で登場する大礒の金五郎のキャラとエピも、木枯し紋次郎に代表される
笹沢左保の股旅もののエピゴーネンとも読み得るのだ。
果してこんな切り貼りのような仕事が許されて良いのだろうか。

161:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/02/27 12:36:42 otjcr5zm
青の炎読みますた。
面白かった。
映画は見てないけど、主人公の顔があの芸能人の顔になってしまったのが
少し残念な気がしますた。本の表紙がそれだったのと、CMかなんかで見たせいだと思う。

162:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/03/02 21:42:25 RlOXrgno
>>145
自分も「うたう警官」は面白かった。
今年読んだのは「さまよう刃」東野、「生首に聞いてみろ」法月、「犯人に告ぐ」雫井、「グリズリー」笹本、だけど、「うたう警官」が一番面白かったと思う。

163:ルール変更議論中@ローカルルールスレ
05/03/02 22:13:05 jS/l2OcQ
せんーさく
飽きずに読めたけど想像以上の展開はなかったかな
少年と人妻のイメージが今一湧かなかった
けど、他の作品も読んでみようと思えた

164:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/04 11:57:18 iwQYxnOb
うたう警官が何処の書店にも売っておりません
諦めてネット購入するかな・・・
普通のハードカバーサイズでいいんですよね?

165:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/04 13:31:12 eRln2+ba
「うたう警官」読了

まぁまぁでした。5点満点の4点てとこ。
このへんのことを書かすならなら東直己の足元にも及ばない。

東も最近ダメだけど

166:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/03/05 13:51:35 oFrf4iCq
「夜光虫」、と言っても、横溝正史の方を読んだ。
由利麟太郎シリーズの数少ない長編のひとつである。
(と言っても、文庫本250頁程度)
金田一シリーズとは異なり、ハッピー・エンディングが少ないのが特徴の
シリーズだが、本書は珍しくシニカルなハッピー・エンディングとでも評す
べき結末を迎える。
両国の川開き(花火大会)時の捕物、唖の美少女と肩に痣がある美少年の出会い、
池袋にそびえ立つ謎の時計塔を舞台にした争闘、
フリークス集団たる潮吹(ひょっとこ)長屋の住人たちとの大川を舞台にした
水上の追跡等々、活劇色が強く、謎解きの興味は薄い作である。
頭が軽いジュブナイル好きには最適な作かモナー(w、と思う。
今回は、執筆に資するため再読したが、初読時には「真珠郎」「仮面劇場」等の
他の由利先生シリーズ長編と比較して、失望したものである。


167:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/06 16:58:48 HFPY8KZL


                  .ノ′    } 〕    ,ノ           .゙'┬′   .,ノ
                  ノ      } ゙l、   」′           .,/′   .,ノ _,,y
    .,v─ーv_         〕      〕 .|  .il゙            《 ._   .,,l(ノ^ノ
   ,i(厂  _,,,从vy      .,i「      .》;ト-v,|l′          _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/
   l  ,zll^゙″  ゙ミ    .ノ       .il|′アll!           .>‐〕 \ _><
   《 il|′     フーv,_ .,i″       ||}ーvrリ、             ¨'‐.`   {
    \《 ヽ     .゙li ._¨''ーv,,_     .》′  ゙゙ミ| ,r′                }
      \ ,゙r_    l8'    .゙⌒>-vzト    .ミノ′                 〕
       .゙'=ミ:┐  .「      ./ .^〃     :、_ リ                   .}
         ゙\ア'   .--  ,,ノ|    、    ゙ミ}                   :ト
           ゙^ー、,,,¨ -   ''¨.─   :!.,   リ                   ノ
              〔^ー-v、,,,_,:     i゙「   }                  .,l゙
              l!     .´゙フ'ーv .,y    ]                  '゙ミ
              |     ,/゙ .ミ;.´.‐    .]                   ミ,
              |     ノ′ ヽ      〔                   ミ
              }    }     ′    }                   {
              .|    .ミ     .と     〔                    〕
              .{     \,_   _》、    .{                    .}


168:ドクゴカン
05/03/10 04:05:59 iLvrotoe
「岡本綺堂集」ちくま文庫

前半古くさいと思いながら読んでいたが、
「蟹」でなかなか、「一本足の女」で怖いと感じた。
タイトルからして来るけど中身も良い。
ラストがまたぞっとさせてくれる。
後にも「木曾の旅人」「麻畑の一夜」「月の夜がたり(の一)」
等怖さがあった。
田中貢太郎はもっと怖いのかな?

169:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/10 17:28:39 tGpPw3bS
「そして粛清の扉を」黒武洋(新潮文庫)
加害者も被害者もDQNすぎて、何の感動もなかった。
メル欄って何か意味があるの?

170:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/10 17:32:11 Xavz0ZQh
鮎川哲也「黒いトランク」読了。
今までメル欄の見方を間違えてたorz

171:変更投票開始@ローカルルールスレ
05/03/10 22:09:44 A4eyeFzl
佐々木俊介「模像殺人事件」(東京創元社)

2004年12月発刊の、これは掘り出し物です
多少の瑕疵を補って余りある、横溝へのオマージュを滲ませた本格でした
個人的には「生首・・・」より面白かったですよ

172:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/03/10 22:28:49 LzML7YZV
>>168
「小説」としての出来栄えは、岡本綺堂作品の方がはるかに上だ。
田中作品は、泥臭く、スプラッター色が濃い。
クライヴ・パーカーとか好きなら読んでみれ。

173:名無しのオプ
05/03/11 00:27:31 61J5i2Un
>>171
たしかに傑作だけど、あれ、狭義の本格ではないよね。
デビュー作はクリスティ風味、でも実は彼はカーの大ファンでもあるらしいですね。
いわゆる「新本格」でミステリ開眼した人たちと違って、英米本格黄金期の作品を
通過してきてる人の作品はやっぱ一味違うわ。

174:名無しのオプ
05/03/11 02:36:18 5IfRuazX
>>173
読者と作者を比較してどうする?

175:名無しのオプ
05/03/11 02:59:36 61J5i2Un
>>174
え、いや、新本格の影響をガツンと受けて作家になった人たちって意味で。
もちろん、そうやってひと括りにしちゃいけないけどね。

176:名無しのオプ
05/03/11 12:14:43 +7H10Qlz
貫井徳郎『迷宮遡行』(新潮文庫)。

もとになった『烙印』は未読。
うーん・・・中途半端というのが第一印象。
このテーマなら、ハードボイルドの文体でよかったのでは。
法月の解説だと、改稿してよくなったといっているが、
疑問だ。つまらなくはないが・・・【6.5点】

177:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/03/12 11:47:15 ns/ea/O8
佐伯一麦「鉄塔家族」を読む。
日経連載時から小津映画を想起させると評された作品。
ゆえにこの板の住人が最も苦手とする傾向の作だと言い得る。
作者には「ショートサーキット」でデビュー以来、注目はしていたのだが、
文学に対する生来の感性の良さは認めるとしても、若い時の作品には、
高卒と大卒の埋めきれぬ感覚差のようなものがあり、敬遠していた時期も
存在した。
本作にも、中卒の文学好きな喫茶店マスター(しかも舞台は東北である)という
およそ現実ではお目にかかりにくい人物が登場する。
(イメージ的には漫画家の石川淳だが、彼は明大漫研出身)
しかしながら、作家としての年輪を重ねたゆえか、物語全体に不自然さは無く、
かえって書斎派の作家には無い、極力、理に陥ることを排した素直な語りには
独自の爽快感さえ伴うものがある。
この辺が、ハイブラウが多い日経読者には逆にウケた因であろうかと思う。
ミステリとしての読み所は、主人公の過去をはじめとした一見平穏な日常に潜む
謎の解明である。
平成の小津ワールドは、鉄塔がある町の人々の生活をハートウオーミングに描く
だけでは済まない時代になっていたのだ。

178:名無しのオプ
05/03/12 12:02:09 h3N3sCT4
>>177
さすがですね。ミス板でその作者の名前を見るとは驚きだな。
読書の量と質がそんじょそこらのひよっことは大違いなんだろうなあ。

179:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/03/12 12:11:22 ns/ea/O8
>>178
社交辞令はどうでもいいから、簡単に「鉄塔家族」の感想を書いてくれ。
>ミス板でその作者の名前を見るとは驚きだな。
このレスから見ると、君のおなじみの作家かと思う。


180:名無しのオプ
05/03/12 12:33:01 QIngNdLI
うるへーはげ

181:イエローカード
05/03/12 12:43:40 JTrC1aez
それ以上の佐伯一麦の話題は明らかに板違いなので、文学板の

佐伯一麦イイ!
スレリンク(book板)

で、どうぞ。
協力よろしく。


182:名無しのオプ
05/03/12 12:44:42 Li7pcxKf
自演乙

183:名無しのオプ
05/03/12 12:46:33 7EujCFiy
久しぶりに自演らしい自演を見たな。

184:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/03/12 14:46:53 0RkmrPmy
>>182-183の逃げに笑った。
>>178は「鉄塔家族」未読と断定する。

結局、あの作品をミステリとして読んだ場合の伏線は、主人公の持病そのものと言える。
医者や精神医学に関する知識がある者にしか読み取れない伏線が成立するか否かは
問題だけどな。


185:名無しのオプ
05/03/12 17:25:17 h3N3sCT4
スレリンク(saku板:22番)
こういう杓子定規な馬鹿がいると議論が盛り上がらないんだよなあ。
ミステリ的な読みができるからこそ、あえてここに書き込んでいるという意図もわからないとなれば
コイツは2ちゃんを利用しないほうが精神衛生上よろしいのではないかとすら思えるよ。


186:名無しのオプ
05/03/12 19:40:10 h3N3sCT4
61-23-150-68.rev.home.ne.jp=61-21-178-77.rev.home.ne.jpよ、
もうその辺でやめておけ。これ以上混乱をもたらす要因は作るな。

187:名無しのオプ
05/03/12 20:00:56 jtpyzH2H
スレリンク(saku板:24番)
24 :削リファイス ★ sage :05/03/12 19:31:57 ID:???0
>22さん
>原理上どんな作家のスレッドでもミステリー板に立てる事ができるようになる
昔より、SFは文学じゃないという指摘に対して
古今の小説なんてたかが文学じゃないかという返しのあることはご存知でしょうか。
作家名でジャンルやカテゴリ別けをするというのは狭量に過ぎるかと思います。
個人的には「薔薇の名前」をミステリ的に語るでも。「イソップ童話」をミステリ的に解釈するでも
「源氏物語」でも「聖書」でも切り口にミステリという志向があれば
問題ないと判断して私はスルーさせていただきます。
納得いかないようでしたら再依頼なさるか、続きは削除議論板にて。

>23
自治スレか削除議論スレッドに誘導なさってください。

ということです。
はいこちら削除議論スレになりま~す
スレリンク(sakud板)l50
こちらは自治スレで~す
スレリンク(mystery板)l50

続きはいずれかで、な。 ID:h3N3sCT4。
もう1レスでもここでしたら、荒らし確定な。
削除議論に行ったらどうだ。削リファイスが味方してくれるぞ。

188:名無しのオプ
05/03/12 20:01:55 HXcDXlqH
>h3N3sCT4

お前こそここへ行け。削除整理板見ているなら、削除人氏の言葉も読んだんだろ?
そのうえで>>186みたいなレスしているのか?

ミステリー板削除議論スレッド
スレリンク(sakud板)l50

189:名無しのオプ
05/03/12 20:40:21 h3N3sCT4
削リファイスさんの判断はお見事の一言に尽きる。
こういう削除人が見てくれているならこの板もしばらく安泰かな。

190:名無しのオプ
05/03/13 09:29:59 eOyebPXi
61-23-150-68.rev.home.ne.jpよ、馬鹿な真似はもうやめておけや。
ここが気に入らないなら自分の掲示板でも作って引きこもってろ。
それすらできないならここに馴染めるように必死に努力せいや。

191:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/03/13 17:57:10 G/cgL3C/
大横溝の「夜歩く」を再読し、改めてその巧みさを実感した次第。
このプロットなら、アンフェアがアンフェア足り得ないのである。
横溝作品の中では二列目の傑作という感があり、知名度は低く、
未読者も多いであろうが、金田一が脇に回っている点を除いては、
怪奇、猟奇、エロ、そして謎解き等、横溝作品の特色が良い意味で
全開した傑作である。
舞台設定も前半が東京の古神邸(館もの)、後半は山陽の古神本家
(地方の山村)を舞台にし、共に物語上の効果を上げている。
この点もまさに一粒で二度おいしいのだ。
こんなに面白い作が、わずかに文庫本300頁強とは驚きだ。
まさにシマソウあたりに突きつけて読ませたい作の見本。

192:名無しのオプ
05/03/13 18:01:26 JKJG+qCV
「翼ある闇」読んだ。

う~ん。文章がかなり不味いような気がするんだけど、気のせいかな?
本格書きたいんだなぁ、ってのは分かったけどそれほどの衝撃は無かっ
たし、ちょっと芝居じみてると思う。

193:名無しのオプ
05/03/13 18:41:01 17eoXKD1
>>192
ファンもそれは重々承知しているんで…orz

あまり関連性を気にしないで高評価作品を読むのなら「鴉(幻冬舎文庫)」
からドゾー

そのまま「夏と冬の奏鳴曲」に行くと多分ネタバレページを見ても
訳が判らなくなると思うので

194:名無しのオプ
05/03/13 20:16:32 eOyebPXi
>>191
同意。

195:名無しのオプ
05/03/13 20:20:35 WSCMOR4C
>>191
>まさにシマソウあたりに突きつけて読ませたい作の見本

いいこと言うなあ

196:名無しのオプ
05/03/13 22:23:40 7gfArKSY
馬に同意するのがはやりなのかなあ・・・?
じゃあ私も
>>191
馬が人間の言葉をしゃべるなんてすごい!

197:名無しのオプ
05/03/14 11:20:12 RQkVYr6N
永嶋恵美「転落」読了

スカパーかなんかでやってた昨年の「闘うベストテン」で10位あたりに入った本。
内容は書かない方がいいと思うので省くが、まぁおもしろかった。
このミスで雫井や伊坂が上位にランキングされていたが、間違いなくそれらよりはおもしろい。

198:名無しのオプ
05/03/14 20:00:55 rohdetiD
木内一裕「藁の楯」読了
どう考えてもありえねーって設定で、後味もよろしくないが、
読ませることは読ませる。
ただ、幼女を暴行の上殺害ってあれだけの量刑(7年で仮出所)
で済むわけないと思うのだが。
出所後もう一人を同様の手口で殺害しておいて「死刑にはならないだろう」
とか言ってるし、どうもこの作者の量刑感覚って狂ってるような気がする。

199:名無しのオプ
05/03/15 09:50:58 FBXhGWWp
>>198
ってか設定以前にあの本、文章が下手すぎないか?
一応全部読んだがひどいもんだと思ったよ

200:名無しのオプ
05/03/17 14:34:58 Yj7ILfE8
背の目読んだ人はいないかね~?

201:名無しのオプ
05/03/17 16:38:28 Q8is6t2t
いるよー。
綾辻も言ってる様に、京極風味が気になるが、まあまあおもしろい。

「祓います」はやりすぎだとおもったが。

ホラーとしては微妙だが、本格テイスト好きな人なら【7点】

202:名無しのオプ
05/03/17 16:42:23 Yj7ILfE8
>>201
テンキュー
買おうか迷ってるんだよな
「背の目」か「摸像殺人事件」どっちにしようか

203:名無しのオプ
05/03/17 16:55:12 Q8is6t2t
「摸像殺人事件」は未読だけど、「繭の夏」はおもしろかったなあ。
クリスティとか今邑彩の系譜ですな。最近読んだのでは、
松尾由美「雨恋」がおもしろかっただな。ぱっと見、恋愛小説なんだが・・
くわしく言うとネタバレだし、くわしく言わないと本格ファンは手を
出さないだろうし・・。いたしかゆし。

別の意味で最も最近面白かったのは「新・本格推理05」(笑)

204:名無しのオプ
05/03/17 18:21:01 A2agPuYl
「模像殺人事件」もけっこう人に説明しづらい小説。
どう言ってもネタバレになりそうなので、
とにかく最後まで読んでみて、としか言えない。

205:204
05/03/17 18:30:29 A2agPuYl
ついでに言うと、あっさりネタを見抜かれてしまうか否かっていう、
あのギリギリ感が好き。
レッドヘリングといっていいかどうか、最終章で明かされる真相から
読者の目を逸らすための細工もうまく工夫されてると思う。

206:名無しのオプ
05/03/17 21:55:08 HbRSJVk2
>>199
下手なんてもんじゃないよありゃ。なんであんなに改行するのか?
小説を読んだことあんのかって感じ。
設定は個人的にすきなんだけどね。

207:名無しのオプ
05/03/17 22:10:54 wf3twXK1
>>206
確かに今見返したら、ページの一番下までいってるセンテンスがほとんどないのに
驚いた。
公魚先生かよ・・・トホホ

208:名無しのオプ
05/03/17 22:21:44 clMbeMhL
>>207
「小説」というより「詩」ですねw

209:名無しのオプ
05/03/18 10:20:48 rn7n1gp0
>>203
「背の目」やめて「雨恋」かってみるよ
それと「模像殺人事件」も

210: 
05/03/19 00:33:24 7RrmmnYQ
>>203
文春で絶賛されてたな
雨恋

211:名無しのオプ
05/03/19 22:44:56 remy2a0v
「犯人に告ぐ」読了。
面白そうだなあと思いつつスルーしてたけど、やっと読めました。

ロ、ロン毛かよと思ったけど(主人公のおっちゃん)、タレ目という事で桜井さんを無理やりイメージにくっつけて読み進めました(w。
マスコミが舞台なだけあって、彼らの数字に対する拘り、その為に被害者や事件解決への配慮を欠いていること
それを覆い隠す偽善者的な態度がいたるところにあって、情報機関への皮肉をこめた作品になっていました。
けれどもニヒリズムに始終する作品ではないので、嫌らしさは感じず。

面白かったです。最後は不意を突かれてちょろっと泣いちゃいました。

212:名無しのオプ
05/03/22 09:36:29 SRZhAOxZ
「とげ」山本甲士 読了
前作の「かび」は読んでくれてさえいたら各ベストテンの上位にはきただろう作品。
次作では間違いなく化けると期待していたが・・・まぁ平行線か。
得意の平凡な人間が徐々に壊れていく様を描くことを期待していたが、
序盤からエンタメに徹してやや飛ばし気味。
「おもしろかった」という点では今年の現時点でトップかな。


213:名無しのオプ
05/03/22 12:50:07 vQdh261+
「模倣の殺意」読み終えました。気持ち良く騙されました。

中町信て初めて読んだんだけど、
ほとんど全文、改行しまくりなのがちょっと気になりました。

214:名無しのオプ
05/03/23 08:52:51 a5RQpxOD
「硝子のハンマー」貴志祐介 読了
ようやく読めた。
トリックとか、その解説や序盤での他説潰しとか、よくできてると思いました。
軽いタッチでさくさく読めるのもいい。
ただ肝心の殺人の動機が弱すぎる。
最初にトリックありきで、そこに持って行こうとしたら、あれでしょうがなかったか。

215:名無しのオプ
05/03/23 19:01:54 j4Kf+hPd
秦健日子の「推理小説」1時間で読了。1時間も読んでしまったと書くべきか。
とんだ暇つぶしだった。中身スカスカ。文章もほとんどト書き。
軽いセリフでどんどんすすめてる。脚本家が小説書くなら小説をもっと勉強
してほしい。作者は2ちゃんもチェックしてるようだから書いておく。
帯の文芸評論家も聞いてあきれる。とんだ提灯文。笑わせてくれる。
「トリック重視か、社会性重視か、議論に決着をつけたリアルなミステリ」
もう一人の「たちの悪い新人が現れた」これはもう一つの意味が隠されてるね。W
さすがミステリ評論家。


216:名無しのオプ
05/03/23 20:01:37 9lJrNtWi
最近は書評家も叙述トリック流行だからな・・

217:名無しのオプ
05/03/23 20:58:30 k3gJ/lVR
>>214
禿胴。確かにあの動機はないよな。普通なら(メ欄)だろう。

218:名無しのオプ
05/03/24 07:11:34 A2COCggL
「サバイバー・ミッション」小笠原慧 読了
あんまり話題にもなってないが、これはなかなかの掘り出し物。
本来ならこのミスの有力候補だと思うのだが、奥付みたら10月30日発行。
最初から権利放棄かよ?って感じ。もったいな~

219:名無しのオプ
05/03/24 12:00:34 m4jmWhS1
恩田陸の「三月は深き紅の淵を」

…最後まで読めばスッキリまとまるかと思って読んだけど、なんだかなぁ…。
久しぶりに腹がたった。

220:名無しのオプ
05/03/24 13:38:10 I4jRzYEp
>>219
まだひどい作品が他にもあるので、許してくださいorz
「ドミノ」「象と耳鳴り」はまとまっている方なのでよろしければ…

221:名無しのオプ
05/03/24 13:42:56 KujK4PFc
>>215
禿胴禿胴。
そこそこドラマのヒット策を出した脚本家が、
「今度は小説も書きたいなー」と思って書いてみたって感じだな。
ちゃんとした“物語”を書く力が無いから、エピソードの断片を
放り込んで、フェア・アンフェアの問題なんてのをからめてみて
ミステリっぽくしてみただけ。

222:名無しのオプ
05/03/24 14:54:44 Rzopr5MZ
恩田陸ってなんか中途半端な作品多いんだよな
評判のいい光の帝国読んだが、なんか中途半端な作品の寄せ集めって感じがして
俺には全く合わなかったな。中途半端だと読後にむかむかする

223:名無しのオプ
05/03/24 15:42:24 7l0YxXyo
夜のピクニックは良かったよ。終わり方も含めて。
まぁ全くミステリーではないがな。

224:220
05/03/24 19:04:53 I4jRzYEp
上手いオチも付けられないならミステリーっぽいものを
書かないでほしい…それでも当たり(ちゃんとした結末)
が新しく刊行されるものの中に幾つかあると思って読んでしまう、
といった感じです>>恩田スレ住人
今は立ち読みしてみて雰囲気が気に入れば読んでます。
本人も↓(インタビュー記事要約)それを望んでいるようなので
スレリンク(mystery板:931番)

225:219
05/03/24 20:48:23 YLb4CQf+
いやぁ、木曜組曲はまぁまぁ良かったんですけどね。
黒と茶の幻想がおもしろそうなので今度買ってみますよ。
これが面白くなかったら永久に読まないつもりですが…。

226:名無しのオプ
05/03/25 08:48:04 Aj66Ql/c
>>224
のリンク先みたけど、
じゃあ経過がつまらんのはどうすんだ?ってことになる
結末がちゃんとしてない上に、経過もつまらんってのがあるからなぁ

227:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/03/26 14:48:34 KzkO98pW
森まゆみ「彰義隊遺聞」を読む。
地域誌「谷根千」で知られるエッセイストのミステリタッチな歴史書である。
「琥珀のパイプ」等で知られる探偵小説家甲賀三郎の父(元彰義隊隊士)に関するエピ
は非常に興味深いものがある。
自身の郷土とも言い得る上野の山に散った彰義隊隊士の歴史的真実を追う
筆者の姿勢は、まさにクールヘッド・ウオームハート。
史実としては疑わしい都市伝説風の逸話や怪談めいた話も切り捨てずに、
丁寧にそこに秘められた人々の真情を読み取ろうとしている点は好感が持てる。
それゆえか、現実主義者である三田村鳶魚の彰義隊に関する文章に関して
「好きになれない」と記している。

228:名無しのオプ
05/03/26 21:06:19 pze4eAPM
>>220のへりくだりっぷりに、ワラうとともになんとなく同情・・・

229:名無しのオプ
05/03/29 04:29:42 q1MPxpj4
進歩裕一「ボーダーライン」
つまんね、と思いながら読んでたけど、
読み終わったあとでじわじわきた。そういうことよくあるよね?

230:名無しのオプ
05/03/29 17:07:55 1pjjbkfi
「雨恋」よみますた
感情がうまくかけてると思ったね
>>203がいってるとおり恋物語なんだけどミステリ部分もあるってことで

231:名無しのオプ
05/03/30 09:24:04 P8/hR5MS
「真夜中の5分前」本多孝好 読了

あの長さで2冊にする必要全くなし。
作者は否定するかもしれないが、ミステリー要素が全く無いわけではなかった。
というより、もっとミステリ色を強く出した方がよかったんじゃないかな。
それならもっとチープになったという反対意見も出るだろうが。
1冊目と2冊目の序盤までは、本多節でまぁまぁ読ませるのに、以降がグダグダすぎた。
大森と豊崎が某所で批判してたが、タイトルでSFと思った云々は全く的はずれ。
おまいらが勝手に思い込んだだけのアホさ加減を自慢してどうする。


232:名無しのオプ
05/03/30 10:33:51 vthREMHC
有栖川有栖
もう推理作家辞めろよ。

「モロッコ水晶の謎」
読了 最後の題名にもなった話だが
これが有りなら推理小説事態成り立たなくなる。
1000円近く払う価値無し

233:名無しのオプ
05/03/30 18:14:53 vbrRTemn
>>232
ペルシャ猫ふたたびか?

234:名無しのオプ
05/03/31 00:38:00 dHhWkvP9
>>231
ファンスレでも地雷扱いだし、本スレで直木賞駄目だった時も
「なんであの作品で?」と言われただけはあったでしょうorz

235:名無しのオプ
05/03/31 00:44:19 +3RSOlLs
>>233
さらに症状が悪化している。

236:名無しのオプ
05/03/31 07:58:24 GcIRM1p0
大沢在昌「ニッポン泥棒」読了
大沢在昌の他の小説を読んだことがないので、大沢ファンから見ると他の小説に比べてこの「ニッポン泥棒」がどうなのか分からないが、自分は面白かったと思う。
ただタイトルの意味不明。なんで「ニッポン泥棒」なの?ってかんじ。


237:名無しのオプ
05/03/31 15:25:42 9wQCU2l+
綾辻、館シリーズ一気。
ミステリは最近になって読み出した。おもろかった。
暗黒館で青司のイメージが変わったので、もう一度じっくり読み返す予定。

238:顔の中の集計人
05/03/31 16:33:20 T164LJc0
次回作家集計 国内編

13 篠田節子
11 愛川晶/星新一
10 朝山蜻一/戸板康二/村上春樹/蒼井雄/那須正幹/稲見一良
 9 佐野洋/島久平/中島らも
 8 アウター・ゾーン
 7 ケイゾク/地味井平造/鷲尾三郎 
 5 小林泰三/多岐川恭/土曜ワイド劇場/松尾由美/米沢穂信/和久峻三
 4 飛鳥部勝則/岡本綺堂/小峰元/積木鏡介/中西智明/乃南アサ/東川篤哉/山村美紗
 3 生島治郎/井上雅彦/大石圭/陳舜臣/中町信/福本伸行/藤田宜永/依井貴裕
   世にも奇妙な物語/渡辺啓助
 2 紀田順一郎/胡桃沢耕史/小松左京/勝目梓/戸川昌子/永井するみ/中嶋博行
   夏樹静子/野沢尚/野村胡堂/花村萬月/藤岡真/光原百合/物集高音/森雅裕
   矢野龍王/山沢晴雄/山本禾太郎/勇午~交渉人~/吉田修一/大谷羊太郎/楠田匡介
 1 阿井渉介/阿刀田高/池上金男/岩井志麻子/打海文三/大倉崇裕
   海渡英祐/香山滋/北山猛邦/逆転裁判/黒崎緑/幻想ミッドナイト
   小池真理子/桜庭一樹/爺さんと僕の事件簿/雫井脩介/篠田真由美/清水義範
   志茂田景樹/草野唯雄/谷崎潤一郎/鳥飼否宇/NERVOUS BREAKDOWN/深谷忠記
   福井晴敏/牧逸馬(林不忘)/牧野修/三雲岳人/水谷準/三好徹/村上龍/柳広司
   山崎洋子/山本周五郎/渡辺温


239:顔の中の集計人
05/03/31 16:33:44 T164LJc0
次回作家集計 海外編
23 フィリップ・マーゴリン
22 D・M・ディヴァイン
12 リリアン・J・ブラウン
10 ヒッチコック劇場/マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー
 8 ロイ・ヴィカーズ
 6 グレッグ・アイルズ/バロネス・オルツィ/ロバート・L・フィッシュ
   ヘンリー・スレッサー/E・C・ベントリー
 5 クライブ・カッスラー/ジョン・スラデック/フィリップ・マクドナルド
   シャーロット・マクラウド(アリサ・クレイグ)
   パトリシア・ハイスミス
 4 シオドア・スタージョン
 3 ジャネット・イヴァノヴィッチ/ジェイムズ・クラムリー/キャロル・オコンネル
   アーロン・エルキンズ/ポール・アルテ/コール夫妻/セバスチャン・ジャプリゾ
 2 P・クェンティン/ギリアン・ロバーツ/デニス・レヘイン/パトリシア・カーロン
   レン・デイトン/ダニエル・キイス/カーター・ブラウン/エリス・ピーターズ
   フラナリー・オコナー/C・デイリー・キング/ダフネ・デュ・モーリア
   T・S・ストリブリング/金庸/ジョー・ゴアズ/モーリス・ルヴェル
 1 F・ドストエフスキー/ル・キュー/S・A・ドゥーセ/ジョイ・フィールディング
   アンソニー・アボット/シェイマス・スミス /ジェームズ・アンダースン
   リンダ・ハワード/ジョゼフ・エイミエル/マイケル・バー=ゾウハー
   メアリ・ロバーツ・ラインハート/ウィリアム・ゴールドマン
   ウィリアム・P・マッギヴァーン/デイヴィッド・イーリイ/ロス・H・スペンサー
   オーガスト・ダーレス/ジェイムズ・P・ホーガン/ボアロー&ナルスジャック
   アンドリュウ・ガーヴ/ミネット・ウォルターズ/マイケル・ギルバート
   ロアルド・ダール/ウィリアム・ブリテン/ロバート・ファン・ヒューリック
   ジェラルド・カーシュ/ブリジット・オベール/トレヴェニアン
   デイヴィッド・ハンドラー/パトリシア・モイーズ/フレデリック・フォーサイス
   イアン・フレミング/ジョセフィン・テイ



240:顔の中の集計人
05/03/31 17:02:02 T164LJc0
誤爆失礼しました。

241:名無しのオプ
ミステリー暦165/04/01(金) 16:54:11 +H5igOyD
なんの集計かなぁ

小野不由美「黒祠の島」
トリックは良かったけど、文章がちょっと下手かなぁ…。
島田荘司の後に読んだからそう感じただけかもしれませんが。

242:名無しのオプ
ミステリー暦165/04/01(金) 19:32:46 fxMP6HgH
集計人誤爆w

243:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
ミステリー暦165/04/01(金) 21:27:57 6wrUVDCN
森村宗冬「義経伝説と日本人」を読んだ。
義経伝説の成立した背景を、その根底に存する日本人の心情を含めて徹底検証した
歴史ミステリエッセイというべき作である。
著者によれば、髙木彬光の「ジンギスカンの秘密」が話題になった頃は、既に第六期
義経生存説運動(今のところ最後の生存説運動と言うべきレベルのもの)の時期であり、
国民的なムーブメントには到らず、マニアの間でのみ盛り上がりを見せ終息を迎えた
とのことである。
そう言えば、筆者も髙木の書を単なるエンタメとして楽しんだ記憶がある。
しかしながら、この板にはいまだに、義経は大陸に渡ってテムジンになったと思って
いる者が多く、暗澹たる思いにさせられることが多いのだが、こういった認識が
低いミスヲタに突きつけて読ませたい書と言えよう。
なお、著者のプロファイルには、63年生 大東文化大学文学部卒とある。
2ちゃんねらーも、人間努力次第で新書の1冊も書けるのだということを心しておけ。

244:名無しのオプ
ミステリー暦165/04/01(金) 23:21:14 Hoigzu5D
>241
ちょっと待て。文章力 島荘>>>小野だと?

245:名無しのオプ
ミステリー暦165/04/02(土) 01:41:45 WCbJKicW
>>244
俺もビックリしたw

246:名無しのオプ
ミステリー暦165/04/02(土) 12:34:18 fGRX5efv
ちがう?

247:名無しのオプ
ミステリー暦165年,2005/04/02(土) 15:04:00 x63nXhDM
ちがう

248:名無しのオプ
05/04/03 04:37:21 IjuUV/SD
「黒祠の島」は確かに読みにくい
俺は途中で投げた。全体的ふいんき暗いし

249:名無しのオプ
05/04/03 04:48:49 gil04IBu
>>248
暗いのはいい。
読みにくいのもまあ我慢した。

でもつまらなんだ・・・・

250:名無しのオプ
05/04/03 09:34:45 My5xfSUA
>>249
確かにおもろない

251:名無しのオプ
05/04/03 15:04:52 QIz2Tubq
まぁ、ミステリとしてどうとかいう部分を抜きに語るなら
たしかに島荘は勢いで読ませてくれる文章ではあるとは思う。
黒祠は、自分もおもろなかった。

252:名無しのオプ
05/04/03 19:14:01 g6Tyl7Jk
前半には勢いがほとんどないと思うが
占星術だってあれじゃあかなりだれる

253:名無しのオプ
05/04/06 14:09:09 28pdY3UV
「九月が永遠に続けば」沼田かほかる 読了

これがホラーサスペンス大賞?
まぁ、リキ入ったんでしょうね。
なんせ現在の状況を表現するのに膨大な字数を使う。
よってページは進んでも物語はちっとも進まない。
息子が失踪するわけだが、理由も結末もつまらんなぁ。


254:名無しのオプ
05/04/06 16:36:50 hlYsSDfJ
>>253
あーやが絶賛しとったって奴ですね。

255:名無しのオプ
05/04/06 17:12:59 rD841zm9
じゃ、おいらは読者賞の「背の眼」(道尾秀介)を。
ミステリと思わなければ面白い。結構怖いし。
ただ、あーやがいうように本格ミステリしてるとは露ほども思わなかった。
特に一番の謎(メール欄)の解決があれじゃなあ。
まあ、「リング」とか好きな人は割りと合うかも。

256:名無しのオプ
05/04/07 08:45:16 t8QtnrRU
別にメル欄に書き込まんでも成立するだろが

257:名無しのオプ
05/04/07 15:42:44 wydISePY
>>256
知ってたらその謎に萌えられなくなって先々の興味を殺ぐだろ?
ということ。

258:名無しのオプ
05/04/08 03:31:41 5FrFMyH9
加納朋子「ななつのこ」
日常の謎ものを読んだのは久し振りなので和んだ。
ストーリーは先が読みやすくてああやっぱり、という所が多かった。
読み終わってから表紙見直してなるほどと思った。

259:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/04/09 14:26:57 nhQXfN9H
法月綸太郎「ノーカット版 密閉教室」を読破した。
コンパクトに刈り込まれた短縮バージョンの方が、
謎解きミステリとしては読み易くはあるが、本書を読むと新人であったノリリンが
「何を書きたかったのか」はより明確になる。
高校を舞台にした高校生が主人公のロスマク風ハードボイルド・ミステリ。
パロディ化している部分もあるが、この困難な試みは予想外の成功を収めていると
言い得る。
謎解きミステリとしては「トリック」よりは「ロジック」を楽しむ作であり、
不可能状況の解決の面白さではなく、不可能状況を作り出すに到った必然性の
説得力を評価すべきであろう。

260:名無しのオプ
05/04/10 23:32:21 NsvCjUvc
片理誠「終末の海」読みました

船のトリックはすぐわかってしまいました
手塚治虫の漫画にあったからね

でも内容はまあまあ面白かったかな

261:名無しのオプ
05/04/11 08:43:20 BPw3oiS/
折原一「異人たちの館」
プロットは良いんだろうけど、特に面白みはなかった

262:名無しのオプ
05/04/11 13:43:26 Y5/n/tPJ
「背の目」読了
まったく意外でない犯人に、逆に驚いた。
今時コレはないだろう。
ホラーとしてもミステリとしても中途半端の一言に尽きる。
キャラクタ設定もありきたりだし。
有栖×火村コンビで京極ミステリのパロディを書いてみました、
という感じ。
でも読みやすいのは確か。サクサクッと読み終えることができる。

263:名無しのオプ
05/04/11 15:09:26 LWAMLFTO
要するに腐女子向け、と

264:名無しのオプ
05/04/11 21:52:12 JGa6LYhg
>>203
漏れも「新・本格推理05」読んだよ。マジで無茶苦茶だよなぁ。
でも、あんたの言うように〝面白かったよ〟。
うん。あの最後の作品だろう? 
あれは本格推理好きの読者が激怒しそうだけどな。
本格推理板でも、応募したらしき連中が激怒しているのもよいね。

265:名無しのオプ
05/04/12 17:10:07 vhjKnYms
山本甲士「とげ」読了。
「かび」「どろ」本作の順で読んだけど、これが一番一般受けする内容じゃないかな。
前二作はラストで「これってあり・・・?」という感がなくもないが、その点本作は
安心して読める。主人公も一番まともな性格だしw
あと作者は役所勤めしてた人なの?「どろ」もそうだが、
お役所に対する痛烈な皮肉が込められているけど。
まあ、どれを読んでも結構楽しめると思います。
特に奥田英朗の最悪とか邪魔とか好きな人にはお勧めかな。
もう少し注目されてもいい作家だと思う。



266:名無しのオプ
05/04/14 14:41:53 BHlni58m
>>241
俺も呼んだ
時間の無駄だった

267:読後感
05/04/14 17:42:04 27NNfQbd
「銅婚式」佐野洋(講談社)

何か似たような話ばっかでつまらんかった。
表題作は口先だけで転がす安易などんでん返し。

268:名無しのオプ
05/04/16 00:07:42 Jne0IU6t
横山秀夫「FACE」読了。
いいねー面白かった。
このシリーズ続編希望。


269:読後感
05/04/17 04:42:37 C77aW0eG
「楠田匡介名作選」河出書房新社

丸ごと脱獄ものは流石に飽きる。
文章も荒いし、後半はトリックもしょぼくなるし。
出来のいいものも中盤まではグイグイ引くが
落ちが呆れるほどいい加減だったりする。
お気に入りを挙げるならば「沼の中の家」と「朱色」
あと「破獄教科書」の終盤前まで

270:名無しのオプ
05/04/17 11:57:02 X0r9wCv9
貫井徳郎 「修羅の終わり」

ぶ厚い本だけどサクッと読めた。
とにかく読ませる読ませる。
公安や政治系の話は大好きです。
レトリックも良いし。一度は読んでみてくださいな。

271:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/04/17 16:31:32 Wh32hwu6
向田邦子「思い出トランプ」を再読し、あらためて本書がサスペンス・ミステリ集、
なのだと気づいた次第だ。
登場するのは、通常のミステリであれば脇役でしか登場しないような市井の人々だが、
彼らの一見平凡な日常生活に潜む恐怖をさり気なく描いて間断するところがない。
例えば、収録作品中「男眉」における

妹がそっと席を立って出て行った。手洗いに入ったらしい。
こういう呼吸がうまい女である。(中略)
水を流す音が聞えた時、入れ替わりのように夫が立ち上った。これも手洗いらしい。
麻は、「あ、嫌だな」と思った。

上記の引用部分に言い知れぬ恐怖を感じ取れるか否かなのである。
なお、有名な「阿修羅のごとく」は極上のサスペンス長編小説足り得るものだが、
残念ながら向田女史の手によっては小説化されていない。
粗製濫造された新書ミステリに読み呆けるこの板のミスヲタ連中のレべルは、
映画版「阿修羅のごとく」を見て、「深キョウ脱いだ!萌え!」と言ったレベルなの
だろうか。

272:名無しのオプ
05/04/17 16:52:28 AplhVVDf
深キョウって誰?

273: 
05/04/17 17:40:16 yjg9W8XU
>>272
深田恭子

274:名無しのオプ
05/04/17 18:45:23 Ade2rf7L
『天使の囀り』
『殺戮にいたる病』
『鴉』
読みました。
うめずかずお氏の漫画『復讐鬼人』の読後感です。
後味が悪いのに最高!でしたなり。

275:名無しのオプ
05/04/17 20:13:42 L673YdND
小林泰三「密室・殺人」読了
しょぼい本格って印象が否めない
確かに探偵像にはびっくりしたけど解決部分があれじゃあ・・・
あとXXXXネタがとってつけたようでがっかりだった

276:名無しのオプ
05/04/18 10:13:36 HgNLuMXf
佐々木俊介「繭の夏」
最初うだうだした文章で読むの止めようかと思いつつ読んでたけど、
当時の事件の関係者に話を聞く辺りになってからやっと面白くなってきた。
ひと夏だけの姉弟探偵、青春ミステリって感じですか。


277:名無しのオプ
05/04/18 19:29:43 ot6pFOJ3
「それでも、警官は微笑う」日明恩
いきなり「うほっ」で始まる冒頭。腐女子はこれだから・・・
一応警察小説らしいので、登場人物の殆どが男なのは
まあ許せる。
が、そのキャラクタや人間関係が、とてつもなく気色悪い。
一例を挙げると、
年下の上司(爽やかな二枚目でエリート)が主人公(叩き上げで
外見はかなりマッチョ)のために、毎日お弁当をつくったりするんだよw
(男性作家の描く女性像も、もちろん偏見はある。だが、これは
酷すぎる。)
展開も平板で、いつの間にかありきたりのラストに到着してしまった。
つまらないものを読んでしまった。

所詮、メフィスト賞作品と言ってしまえばそれまでだけど。

一番腹が立つのは、作者は明らかにシリーズ化を狙っているってことだ。


278:名無しのオプ
05/04/18 19:31:00 Oeh5X4NC
>>276
タッチは全然違うと思うけど
「模像殺人事件」とどっちが面白かった?

279:276
05/04/18 20:12:06 qERackaF
模像殺人事件はまだ読んでないので…。
あと、277さんのコメント面白いw

夏樹静子「Wの悲劇」
有名な作品でしたが、今頃になって読みました。
なかなかに面白かったです。
薬師丸ひろ子の映画を観てみたくなりました。

280:名無しのオプ
05/04/18 21:08:03 EKIMERSx
青木淳悟「四十日と四十夜のメルヘン」

最初ディティールの書き込みが読みにくくてなかなか乗ってこなかったんですが
作中作の話からぐいぐい引き込まれました。
でも正直よくわかりませんでした。わからないからもう一度読んでみたいという気にはなりました。
何度も読むと面白くなってくるのかも。

281:名無しのオプ
05/04/18 22:23:33 Lc8y+LfE
加藤実秋「インディゴの夜」東京創元社

渋谷のホストクラブが舞台の若者受けしそうなお話でした。
話の内容は甚だ凡庸ですが・・・映像化は簡単そう。
監督:堤幸彦
出演:財前直見、京本雅樹、成宮寛貴
てな具合でTBSがドラマ化しそうですな。

282:名無しのオプ
05/04/23 18:17:39 vGyUkxUW
西澤保彦「殺意の集う夜」

これはまた強引だなぁ…!
ツッコミ所満載だけど、なかなか面白かった。

283:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/04/23 19:20:17 VUzYkxww
向田邦子著「寺内貫太郎一家」を読む。
「阿修羅のごとく」「冬の運動会」等とは異なり、作者自身の手になるノヴェラである。
30話以上あるドラマであり、小説化されたのはその一部にとどまるのは残念だが、
シャープでクールな感さえある短篇とは異なる、巨漢の石屋寺内貫太郎を中心とした
ハートウオーミングな物語が楽しめる。
ミステリと同様な意表を突く展開は、一読巻を置かせぬものがある。
「殺しが無い本はつまらない」と嘯くミスヲタに突き付けて読ませたいという感がある。

284:名無しのオプ
05/04/23 19:29:50 56Q2nuK5
「ゴッホ殺人事件」読みました。


駄作でした。以上。

285:名無しのオプ
05/04/23 21:35:30 o8oUQbaZ
>>284
今日文庫本買ってきて、後で読み始めようと思っている矢先に見たのが君のレス……orz

286:名無しのオプ
05/04/23 22:17:48 HB+sNouM
>>285

(´・ω・`)/(・ω・`) ナデナデ..


287:名無しのオプ
05/04/23 23:07:09 7VZSNxuu
>>284
まだ花粉症のシーズンのようだし、ゴッホゴッホ…。



   _| ̄|○ <ごめん

288:284
05/04/24 10:25:30 /3p87Cx8
>>285

正直すまんかった。。

感想は人それぞれなので、わかりませんにょ。

是非読み終えたあと、感想聞かせてください。

289:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/04/30 15:12:39 PzZWe7UK
ノリリンの初期作を再読してみた。「雪密室」「誰彼」。
この頃のノリリンは、まだ作家として行くべき方向を決めかねていたように見える。
2作共に、巧みなストーリーテリングで一応読ませるが、
「雪密室」は密室テーマという遊び心と親子関係の秘密というロスマク風の重いテーマ
にミスマッチ感が強い作品。
「誰彼」も「ギリシャ棺の秘密」と「キドリントンから来た娘」に触発された作品だと
思うが、どちらつかずの中途半端な作品となっている。
純粋に論理のみの面白さを追及したかったのか、それとも物語展開の面白さを狙ったのか、
この点が不明瞭に見える。

290:名無しのオプ
05/05/01 03:23:19 oU1Nzb4H

【書店員のオススメ】『最悪』奥田英朗著
URLリンク(www.sankei.co.jp)


291:名無しのオプ
05/05/01 10:43:29 i2s1FfhH
天藤真「大誘拐」傑作。

292:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/05/01 16:46:54 fEwgJsJF
「最悪」「大誘拐」は前者はハードカヴァー、後者は新書と早い段階で読んでいるが、
面白い作品ではない。共に過大評価されているという感が強い(特に後者)。

293:名無しのオプ
05/05/01 22:05:19 SxR/2xnF
理由を書け、理由を。
理由ないで大した作品で無いと言われてもただの妄言にしか思えん

294:名無しのオプ
05/05/01 23:43:14 2Suh+Prc
>>293
相手にすんな、放っておいてやれ。
ヴァカもそれを望んでいるw

295:名無しのオプ
05/05/02 00:34:11 jyxzSEev
黒い家よみますた。
超おもしろかったでーす。
びっびったってーの。

296:名無しのオプ
05/05/02 01:19:54 /UH3Y5ZX
弥勒の掌、読みました。悪くない

297:名無しのオプ
05/05/02 12:31:34 prHjdOOg
「生首に聞いてみろ」読了。あまり面白くなかった。単なる謎解きの
論理パズルなら、ミステリはたいして興味がない。犯人もあまり魅力がない。



298:名無しのオプ
05/05/02 13:40:54 yh4aQlG6
依井貴裕「肖像画」読了。
他の新本格作家の「論理性」など、ガキの遊びに思えてきた。
これは凄かった。
ただし文章はヘタ。

299:名無しのオプ
05/05/02 14:39:52 LBG9SAbt
>>298
おや、俺もおととい読了したばかりだよ。<( ^^)人(^^ )
論理のすさまじさ、解決の意外性は確かにあるのだが、カタルシスがなかった。
事件の構造が無駄に複雑で、ロジックによる事件の反転現象が足りなかったせいかなあと思った。
それにしても二日酔いになりそうなぐらい酔う論理はクイーン、有栖川、氷川が霞むほどなのは事実だね。
ただし文章はヘタw、というか小説の体なしてない気がする。

300:名無しのオプ
05/05/02 16:20:54 Z00sM7tq
>>298-299
そんなあなた方に

依井貴裕スレッド
スレリンク(mystery板)

2年越しで、ようやくレス3桁台に突入。
これくらいミス板では珍しくないとはいえ、盛り上げたってぇーな(泣

301:名無しのオプ
05/05/02 20:21:45 XoHALksY
>>298 >>299
なんか読みたくなってきたなぁ。
でも依井さんてそんなに下手でしたっけ?
私も「夜想曲」しか読んだことがないんですが、
そんな下手という気はしなかったですけど・・・

つか、氷川こそ下手糞だと思いましたけど。




302:名無しのオプ
05/05/03 00:59:01 YrwMPSZT
>>301
いやー、下手だよ。
でも、それを自覚して書かなくなったのだとしたら
ある意味潔いなって思ってたけど。

303:名無しのオプ
05/05/03 03:50:38 4MpILvx9
十角館の殺人 綾辻行人

トリックよりもニックネームをわざわざ用いた意図に感心させられた。
いやトリックも衝撃的だったけど。
エラリイ(笑)

304:名無しのオプ
05/05/03 23:26:52 Cifi7iV9
俺も「黒い家」読んだ。おもしろくて一気に読んだ。
読みやすいし。
ビデオはどうなのかな?

305:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
05/05/04 13:42:27 qtGQn3iO
>>304
「青の炎」も読んでみろ、そして映画化作品も見てみろ。
評価としては、
黒い家(原作)>黒い家(映画)
青の炎(映画)>黒い家(映画)
青の炎(原作)>黒い家(原作)
青の炎(原作)>青の炎(映画)

だな。上記の点、十二分に心しておけ!

306:名無しのオプ
05/05/04 22:17:46 U1OEqmYk
>>305
順列組み合わせですね。ワロタ

307:304
05/05/05 00:06:24 sK8ye5mr
「青の炎」って二宮和也に松浦亜弥かァ・・・
大丈夫なのか?

まあ原作の方を先に読んでみるよ。

308:名無しのオプ
05/05/05 00:36:51 682KNz2o
>>307
そしてその次は「天使の囀り」・・・と


309:名無しのオプ
05/05/05 02:15:53 PdL1DjdW
> 黒い家(原作)>黒い家(映画)
> 青の炎(映画)>黒い家(映画)
> 青の炎(原作)>黒い家(原作)
> 青の炎(原作)>青の炎(映画)

ポンチってやっぱり頭悪いなあ、1行で書けば済むのに。
青の炎(原作)>青の炎(映画)>黒い家(原作)>黒い家(映画)

310:名無しのオプ
05/05/05 09:30:40 i38MUo/3
アッタマイイ!!


311:名無しのオプ
05/05/05 10:17:50 P+WAWUY4
貴志作品では「天使」が一番好きです。「青」は映画公開前に読みたかった…。

312:名無しのオプ
05/05/05 10:22:38 i38MUo/3
>>309
いや。
青の炎(原作)>黒い家(原作)>青の炎(映画)>黒い家(映画)
の可能性もある・・・。

思わぬ陥穽だったな。

313:名無しのオプ
05/05/05 10:35:35 LlMHZ9kH
麻耶雄嵩「夏と冬の奏鳴曲」読了。
うわーって感じでした。
正直好みじゃないなあ。
6冊まとめて買ったのは失敗でした・・・

314:名無しのオプ
05/05/05 14:32:35 sRgXUSpg
>>313
終盤のカタストロフィが気に入らなければ合わないということで…
キュビズム云々が駄目という場合は「鴉」「螢」あたりから
読みたければドゾー
幻冬舎から出版されているものは普段の作風を抑え目にしているので


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