04/10/08 00:13:18 L8f0w3KU
ひと人えひめ:
ミステリー作家・大野優凛子さん /愛媛
◇故郷で錦、飾りたい--ミステリー作家・大野優凛子さん(39)
松山市在住のミステリー作家、大野優凛子(ゆりこ)さん(39)の7作目となる
新刊「しまなみ海道・沈黙の殺人」(仮題、実業之日本社)が9月15日に発売
される。出版会社が集中する東京ではなく、地元・松山で著作活動を続ける
大野さんを訪ねた。【高瀬浩平】
--新作のあらすじを紹介してください。
松山で活躍する舞台俳優が、兵庫県の姫路城で演出家の友人が殺された事件
の第一発見者になる場面から始まります。俳優は事件の真相に迫ろうと調べて
いき、演出家が松山からしまなみ海道を通って姫路へ移動する間に殺されたら
しいことをつかみます。
--新作を脚本にした舞台公演の計画があるそうですね。
来年中に県内で公演できるように準備を進めています。新作には戦時中に伊予
灘で沈没した潜水艦を題材にした劇の場面があって、その部分だけを抜き出して
今年中に短編小説化する予定です。県内を舞台にした小説と演劇を組み合わせ
ることで、県内の文化活動を盛り上げる狙いもあります。