04/08/14 12:09 2peUNDMp
>4、松村氏は「乱歩おじさん」の中で、「一寸法師」と「踊る一寸法師」とは関係があるとは>書いていない
『「踊る一寸法師」は長編「一寸法師」からは独立した掌篇である』とあるだけであり、
関係が無いとも書いていないのである。
繰り返しになるが、この点は事実へのアプローチにあたり極めて重要な点と言える。
エッセイの本質を理解していれば、乱歩本人のエッセイは事実関係に迫る場合の
資料としての重要性は薄い。
把握出来得る客観的事実からのみ事実関係へのアプローチを試みて当然かと思う。
すなわち、「事実をして事実を語らしめる」わけである。