04/09/04 11:49 PYC7BCpj
「蛇棺葬」と「百蛇堂」を読む。
この2冊は内容もさることながら、
物語の合間に挿入される怪談が妙に生々しくて怖かった。
個人的には先の2冊よりも気に入ったな。
ところで三津田作品の4作、基本はホラーなんだけど、
「ホラー作家の棲む家」は英国怪奇小説、
「作者不詳」は本格探偵小説、
「蛇棺葬」と「百蛇堂」は怪談というテーマがある。
滋味のある文章と成熟したメタ手法によって構成された
これらの奇妙な世界は、難解ではないんだけれど、
テーマとなる分野の読書量、読解力、知識と教養などが
どうも試されているような気もするから、
頭の不自由な読者には向いていない本だとは思う。
一番の問題は、これを今の講談社ノベルズから出したことかな。
>>509
「蛇棺葬」以外の作品には出ています。
でも「蛇棺葬」は「百蛇堂」と2冊でひとつだと思うので、
そういう意味では全作に出ているとも。