06/09/21 03:03:15 JdS3Wfmf
ビルドゥングスロマンまたはストーリーは、比較対照がないとわかりにくいのは定石。
彩雲国は秀麗が軸になって周囲のビルドゥングスロマンが語られていると思う。
ただ、よーく読むと、秀麗も「できすぎの女の子が男社会を渡っていく」という
近代女性のビルドゥングスロマンになっている。(映画ワーキングガールみたいな)
自分には、前者のバカ話が癒しで、後者にはリアルに涙するってところが面白さ。
なーんて均等法以前の人間にしかわかんないかな・・・。
子供無理みたいなんですとか、だから結婚しないで仕事人生選びましたとか、手がかかる親がいるんですとか、
でも人生をあずけてもいい男の友人はいてくれるんですとか、すげーリアルなんですけど。
子供無理かもってところで若い頃に結婚は選べないなって思ってしまう人は案外多い。
年取ってから、そんなこたーないと思い直しても手遅れなんだけどねー(w。