【Missing】甲田学人の物語・第十章【夜魔】at MAGAZIN【Missing】甲田学人の物語・第十章【夜魔】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト150:イラストに騙された名無しさん 06/05/21 19:13:35 v8GfJKiG >>149 摩津方好きだな。 まあ、俺も大好きだけどな。 151:イラストに騙された名無しさん 06/05/21 21:08:59 WknlCuPq そうだねぇ。 自分も摩津方の最後見たとき、 「摩津方さまはこんなんじゃない!」 って本破りかけたからなぁ 152:イラストに騙された名無しさん 06/05/21 22:32:22 FnKJdtfr 後日談 部活の面々がいなくなり、稜子と学校に通う武巳の机にある日 差出人の名が記されていない一通の封筒が入っている。 開封した手紙には折り目をつけて手で破いたA4の大学ノート の切れ端に少し癖のある懐かしい筆運びの文字で一言だけ、 「放課後、あの木の下で待っています」 そして放課後、その場所を訪れた武巳、背中から懐かしい少女の声がかけられた・・・ 153:イラストに騙された名無しさん 06/05/21 23:21:42 mYSTNn8p >>152 後ろを振り返るとそこには首を吊った摩津方が!! 154:イラストに騙された名無しさん 06/05/21 23:29:31 RyiGDuiM >>152 とりあえずあの体は死んじゃったから、別な体で再登場するんじゃね? 全てが終わった夜から1年後― 武巳は1人、学校の敷地の端の東屋に向かっていた。 想い出というには強烈に過ぎる場所も、 時の流れという風化の中、単なる学校の敷地の一部と成り果てていた。 しかし、そこへ向かう足取りは、微妙に戸惑いを含んでいる。 そのポケットの中では、1枚のメモ用紙が揺れていた。 「放課後に、学校の端の東屋の前で待ってます」 下駄箱の中より出てきた、なんとも古典的な方法で武巳の元へと来た台詞。 ウサギのようなキャラクターが描かれたメモ用紙に、たどたどしく書かれた文字は、 そのまま武巳への愛の告白とも取れる文章だった。 もちろん、稜子との関係を壊す気の無い武巳ではあったが、 自分への想いを自分から断ち切るという行為に、 なんとも言えない罪悪感を感じているのだった。 しかし、どんな台詞で断ればいいのか考えているうちに、 目的地である東屋と、その前に立つ少女が武巳の視界に入ってきてしまう。 そして、手紙の送り主であろう少女がこちらを向いたのも、同じタイミングであった。 後輩らしい少女と目が合い、思わずうつむいてしまう武巳。 しかし、ずっとそうしている訳にもいかず、決心して顔を上げ、 左目だけをひどく顰めた少女の笑みに出迎えられた。 驚きに半ば放心状態の武巳に追い討ちをかけるように、 少女のものとは思えないしわがれた声が、少女の口から溢れ出す。 「久しいな、小僧」 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch