06/05/26 14:49:03 D4CvtY/M
>>249
CPU関連の知識とオタク知識、この二つが揃っていればよくわかる現代魔法をさらに楽しめることだろう
一見狙いまくったような萌えキャラが出てくるが、1巻以降メインキャラが増えることはない
つまりキャラ萌えで押し切るような作品ではなかったりする
続巻ごとに既存のキャラの魅力が増すのも確かだ。
表紙はゆるく見えるが根底に流れるテーマはストレートで容赦のない青春劇。
後半からテーマ性が如実に見えてきたり、暗喩のガジェットがそこらへんに散りばめられていたりと
読み返して気づく魅力も多かったりする。
ここらへんは桜坂作品全般に言えること。
萌えを求めないなら他作品から桜坂ワールドに入門するのも悪くないだろう。
1巻はやや冗長と評判は悪いが、やはり第一巻として最初に読むのも悪くは無い。
番外編的な位置づけにあるガーベージ・コレクターから読むのが良いともされているが
そこらへんは好みで。
強いて言うなら女の子主人公がいいなら1巻、男の子主人公がいいならガーベージ・コレクターかね。