06/04/16 19:15:00 iDI5GiSG
とある文庫の編集者は焦っていました。
他の文庫の成長より、その文庫は伸びがよくなかったのです。
「萌え流行してるよ!ウチの売り上げ下がってるし
急いで波に乗らなきゃああ・あ・あ!」
しかし読者はその文庫に萌えなど望んでいませんでした。
ほのぼのでも、燃えでも、硬派寄りなランナップに色んな意味で濃いストーリー、
時々とんでもない異端がいて、びっくりするような地雷があって
彼らはそんな文庫をとても愛していたのです。
時代は作家さんの本が作るものですが、流行は大きな誰かが作るものです。
でも読者はとある文庫に、流行に乗るとか、作るとかではなく、
本当に面白いものが何なのかを、果敢に追求し続けて欲しかったのです………
僕たちにもう一度、感動を。
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