06/02/23 04:22:09 Pr89ijLI
話題のユリイカでの佐藤心の批評の一部・・・
西尾自身が「僕の小説の場合、キャラクターを立てて、トークしているだけで
十分おもしろいと思う」と語っている通り、ビジュアル的な要素のみならず、
キャラ立てセンスを感じさせる言葉遣いの設定は、いきいきとした
会話の中でその真価を発揮する。ミステリとしては辛い評価を
くだされつつも、「作者が才能を示しているのは、第一に人物の描き分け方であり、
この点でいえば、新本格のどの先輩作家にも引けをとらない」と
絶賛される所以である。