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紅 著:片山憲太郎 集英社スーパーダッシュ文庫
これは心に傷を持つ主人公の物語である。
どの様な理由で傷を持つのかは、お楽しみをなくすのでここでは語らない事にしよう。
主人公を取り巻くヒロインは実に多彩だ。
幼馴染でクールな情報屋の眼鏡っ娘。彼の師の孫娘、隣りのお姉さん系の姉に、幼女の妹。
黒の服に身を包み、自らを悪女という女性。赤い服で彼が尊敬する最強の女性。それに尽
き従うくノ一。年中ジャージ姿で、岩をも砕く空手家の女子大生。
しかしこの中に、本ヒロインはいない。
このお話でのヒロインは、ツンデレ幼女(7歳、お嬢様)である。とある事で彼女の護衛を
することになった主人公。
ツンデレ幼女は実に我侭だ。
主人公を振り回し、使用人の如き扱いをする。
ツンデレ幼女は実に素直だ。
主人公と一緒に銭湯に入り、全裸で寝る。
ツンデレ幼女は実に奔放だ。
デレ期に入れば、主人公に引っ付いて離れない。
しかし、そんなツンデレ幼女にも悲しい定めを持っている。
攫われたツンデレ幼女を助けに行くべく、弱き心を奮い立たせ、立ち向かう主人公。
実に王道である。
そして主人公とツンデレ幼女に待ち受けている運命は―
語るのはここまでにしておこう。どういった結末を迎えるかは、君達自身で確かめて欲し
い。
とこういったのでいいのかな?
私としては、あんまり地雷と思っていないけど。