05/08/29 21:23:39 Q4Ga0tkh
>>625
「その日はまるで…が…したかのような…だったんだが―」
「~するくらいだったら俺は~するね。~を賭けてもいいくらいだ」
とかああいう回りくどい言い方見て、コリャ若い人にウケるだろうなあ
って私は思ったよ。あいにく私はもう若くなかったが。
素直じゃないのがカッコよく見える年頃ってあるし。
最近の子は本読まないから、多分もう逆に飢えてるくらいに
難しい言い回しとかや言葉とかに触れてなくて、そういうのを自在に
使いこなす主人公がカッコよく見えるかもしれない。
それと作者がキャラの向いてる視線を割と良く交差させてるとこかな。
主人公とハルヒが相思相愛を自覚した瞬間に話は終わる訳だが、
だから本当は1巻完結のはずなのだが、 2巻以降1巻のことを、ない、
というか一時的なこと扱いにして、その状態を維持してるのだな現状。
誰とも相思相愛にならないよう、みくるに主人公の視線を向けつつ、
ハルヒと長門にも程よく視線を向けて、イヤミに見えにくくハーレム状態を
保ててる。 「なんでそこでハルヒや長門に流れないかな!? 主人公は?」
って一瞬でも思わせたら作者の勝ち。敗者はきっと多い。
あと長門人気かねー。しばらく前から長門がキャラとして熟成して
きたのを感じる。 毎話 「ハルヒ騒ぎ起こす→みくると主人公反応→
→小泉解説→主人公と長門収拾」 のパターンになってるから、
ハルヒを話の核としつつ実質活躍してるのは長門(+主人公)。
普段控えめで悪目立ちしないから、巻数が進むにつれて地味だけど
徐々に活躍の好印象が積もってゆく、ある意味出るべくして出た人気。
1巻きりだとこうはならなかったろうし、作者も予定外の状況のはず。
…でも最近作者が状況把握してきたから媚売ってコケるかもしれず。