05/08/31 13:34:01 jcS1Zi5I
Missingをはじめて読みました
さっそくだけど
神隠しの伝説が膨大な量だと大迫論で書いてあるけど
あれって昔の貧農の間でよくあった『口減らし』や『姥捨て』の風習を説明する手段としてたくさん作られた伝説なんじゃないの?
『子供を山に捨てた』はうしろめたくても『神隠しに遭った』なら多少の自尊心は守られるってことだと思う
それが一般的になると今度は『人がいなくなる』という事象において、説明できないということを表わす端的な言葉として『神隠し』が使われるようになった。
だから伝承や伝説が多数あっても単純に『神隠しの存在をオカルトなもの』として論を持っていくのは少々強引かと
次は2巻を読んでみようと思う