06/09/29 06:51:09 XGvFahI1
【タイトル】 判りません。
【作者名】 判りません。
【掲載年】 10～15年ほど前
【掲載雑誌】 ソノラマ文庫か角川か富士見ファンタジア
【その他覚えている事】
国産SFで、当時はライトのベルという呼び方はしていなかったと思いますが、
そういうノリの本です。
舞台は未来の太陽系。遺伝子操作？で人型や知能を人並みにされた動物が溢れて、2級市民のような扱いを受けています。
主人公は人型のウサギか猫か犬、あまり良く覚えていません。男でスラムで荒っぽい感じの便利屋か何かだったと思います。
相棒役に体はねずみのままの知能だけ人並みのねずみ。やはり男でした。
物語の始まりは主人公のねぐらにコールド・スリープだか拘束されているのだかの人間の少女がポッドごと落ちてくるといったふうでした。
お決まりで政府や軍に追われます。
あらすじはなにやら地球か月サイズの宇宙人の遺跡が発見され、何か利害の合わない陣営がその遺跡を巡って争い、
主人公たちが巻き込まれて行くといった感じでした。
終盤は前述の少女が2級市民である動物人間たちを率いる事になり、他陣営に追い詰められていきます。
なぜだかは忘れてしまいましたが、その遺跡奪取が起死回生の手段。
その陣営のエージェントとして主人公のグループが遺跡内に進入、トラップをかわしながら進んでいきますが、
最後にたどり着くのは相棒のねずみだけでした。
ゴールでは宇宙人のメッセージが種明かし。遺跡は実は宇宙鯨？の繭で
知能を持った生命の生まれた星形の外側に置かれる事になっていたんだと思います。
トラップの数々は免疫システム。置かれてから一定期間内にゴールする者が出ると
鯨に成長していろいろ有益、期間が過ぎるとそのまま死んでしまってなんだか有害。
ゴールした者がその星系の代表、王？として記録される。
ゴールしたねずみは代表者の少女、この時点ですでに敵陣営に暗殺されて遺体が冷凍保存されている状態でしたが、
の名前を伝えるといった終わり方だったと思います。
記憶の断片をつなげたために長く判りにくくなってしまいましたが、これのタイトル、作者名をご存知でしたらお願いします。