【赤毛のアン】 アンの青春 【パート2】at JUVENILE
【赤毛のアン】 アンの青春 【パート2】 - 暇つぶし2ch333:なまえ_____かえす日
05/11/21 16:22:19 QcAEo8Wl
ちょっとズレるけど昔米ドラマのフルハウスで
次女のステファニーがドーンと云う名に改名したい
と言うエピソードの回が有ったのを思い出した。

『響きのエレガントさもキュートさも違うのよ
比べものにならないわ
ステファニーとドーンじゃ』
と熱弁してたけど
普通にステファニーの方が可愛いぢゃん…とか思いながら見てた。

日本人じゃやっぱ名前の微妙な響きや感覚は難しいのかも。



334:なまえ_____かえす日
05/11/21 18:28:36 d3MSplEX
>>333
自分はフルハウスのそのエピソード観たとき、「アン」のことを思って

>日本人じゃやっぱ名前の微妙な響きや感覚は難しいのかも。

と、同様の感想を抱きましたよ。
でも、コーデリア・フィッツジェラルドとか、アンが物語クラブで
書いた物語のキャラ名やペンネームが子供心に素敵!と思う感覚は
わかりました。
あと、短編で、エンジェリナっていう本名が嫌で、男名前のピーターと
呼ばせてる女性の気持ちも、わかる~って感じです。
あと、バーティ・シェークスピアやシンクレア(この名前自体は
いいんだけど、似つかわしくないということですよね)が趣味悪~
というのもわかります。
ドネル夫人が、「ドネールと呼べ」つーことの可笑しみも伝わります。
この辺の感覚は、和洋で変換可能なのかな。

335:なまえ_____かえす日
05/11/22 08:20:22 oTJB6KZ6
>>334
同意。
和洋変換は可能だと思うな。エンジェリナは「麗奈」とかw
バーティ・シェークスピアは「綾小路ナントカ」とかそういう感覚ですかな。

336:なまえ_____かえす日
05/11/22 09:57:30 fN8ZSUQD
バーティ・シェークスピアは戯曲家の名前じゃないといけないから
(近松)門左衛門とか。


肝心のアンはクイーン・アンっているぐらいだから難しいな

337:なまえ_____かえす日
05/11/22 13:55:11 Q6ag5Vkr
>>324
霜男のくだりも村岡訳の方がいいなぁ

338:なまえ_____かえす日
05/11/22 15:10:29 YnBizj/q
>>335
フィッツジェラルドは元々王の庶子につけられた名字だから
旧皇族の朝香とか東久邇とかかな?

339:なまえ_____かえす日
05/12/06 16:22:02 2cHPhHeS
ダイアナの妹のミニー・メイって名前
すごくおちゃめで可愛い名前に聞こえるんだけど
珍しい名前なんだろうか、普通なんだろうか

340:なまえ_____かえす日
05/12/07 07:33:43 3npfObRF
名前が二つ重なったようなのは、ほかでもたまに聞くよね。
「アン・コーデリア」とか「メアリー・アン(不思議の国のアリスに出てた)」とか。

多分、向こうって子供の名前を付けるとき 親族の名前を貰ったりしてるから
「親しい親族」が二人いた場合なんかに、こんな事が起こるんだよね。
でも、こういう時に「こんな名前にしちゃって・・・」というような話になったのを読んだことないから
以外と普通にあるんだろうなぁ。むしろ「ダイアナ」という名前の方が受け入れ難いっぽい。

または、若草物語の「デミ・ジョン」みたいに(デミは「半分」の意味、「ジョン」は この子の父親の名前)
母親と同じ名前を付けたので、区別するために「ミニー(「小さい」という意味?)を付けた、という可能性も。
(バーリーのおばさんの名前って出てたっけ?)
こういう場合だと、成長したときに「小さい」の部分を外すんだよね。


341:なまえ_____かえす日
05/12/07 17:01:52 d87d8njB
Mayは、MaryやMargaret の愛称だ罠。

342:なまえ_____かえす日
05/12/08 12:48:10 k6iq9Oxw
アンが生まれた子供たちに次々とマシューとか、マリラとかすごく近い人の
名前をつけてくけど、、、。
名前にこだわりのあるアンなのになんでそんなセンスないことする??
って思っちゃったんだけど。

343:なまえ_____かえす日
05/12/08 13:15:12 T5LLpjnw
日本人じゃないんだってばw

344:なまえ_____かえす日
05/12/08 14:27:59 PFvYQ+5K
養父母から名前をもらうことで彼らの娘になれたことを
幸福に思っている気持ちを示したのでは?
それに長生きしてる人から名前をもらうことで縁起を担いだとか。
自分で名前を考えたらしいジョイスは亡くなっちゃったしね。
リラの頃には種が尽きてバーサからもらうことになったけど…。

345:なまえ_____かえす日
05/12/09 00:09:03 +yJ6p7oV
>342
確かに。まぁアンは愛称には拘ってるみたいよね。
普通ジェームズをGem(宝石)なんて呼ばないだろうし。

346:なまえ_____かえす日
05/12/09 20:08:15 iyGcfS8L
マリラという固い印象の名前を、リラ・マイ・リラなんてあいらしく
イメージ転換したのには感心した。

347:なまえ_____かえす日
05/12/09 21:41:33 fcrOgpCn
>>342
実際つけるにあたって変にこじゃれた名前にするのがまともじゃないと気が付いたんじゃない?
現在の日本人の子供の名前って、おっそろしい名前がついてるじゃないですか?
アンは賢いからそのへんの分別ができてたんじゃないかな。

348:なまえ_____かえす日
05/12/09 23:15:06 Y+IIFX5l
アン・コーデリアと娘に名づけたダイアナの立場は・・・

349:なまえ_____かえす日
05/12/10 02:01:32 5h1zomcu
小さい頃が孤独だったぶん、
余計に家族の繋がりを大事にしたいんだろうね。
マシュウやマリラに対する気持ちが、コーデリアやゲラルデンに勝ったんだとオモ

350:なまえ_____かえす日
05/12/10 18:57:33 FlMLhS6P
いっしょにバイトやクラブに入ろうっていっといて速攻でやめていくタイプかもねw。
言い出しっぺなのに一番先に抜けるタイプ。

351:なまえ_____かえす日
05/12/10 20:44:24 sKszcjvr
アンが持っていたもの、そして持っていなくて欲しがっていたもの。
ダイアナが持っていたもの、そして持っていなかったもの。
ダイアナは家族も自分の居場所も生まれながらにすでに持っていたのだから、
アンとの少女時代の思い出として、少々馬鹿げた夢見がちな名前を
子どもにつけたって、いいと思うんだ…そんなことぐらいでぐらついたりしない、
がっちり安定した家庭を築けるタイプでしょう?面白みには欠けても。
アンは逆に、古風な名前を必要としたんじゃないかな。
自分を家族というものに、結びつけるための名前を。
でも、ギルバートゆかりの名前も、ひとつくらいはつけたほうが良かった。

352:なまえ_____かえす日
05/12/10 21:57:46 lmyGVbOn
小さなギルバートはあちこちにいたし
ギルバティーンまでいたからさw

353:なまえ_____かえす日
05/12/11 00:02:53 ZYHnp39s
>>351
たーしーかーにー。
言われてみればギルサイドの親戚は性悪の叔母さんと数ヶ月同居したのみで、
義父母との付き合いについては怖いくらい出てこない。
ひょっとかしてアンは義父母とは仲が悪かったんじゃ??


354:なまえ_____かえす日
05/12/11 00:06:56 NXOsCbhG
ギルバート家の話はあんまり出てきてないから、
いきなり「ギルバートの叔父の名前から・・・」とか言われても 読者側が愛着沸かないかも。


355:なまえ_____かえす日
05/12/11 21:24:17 SE9gAUuo
よそん家に落とし種をうわなにをするやめ

356:なまえ_____かえす日
05/12/11 22:39:05 sTach/gl
ギルバートは、ひとりっこ?
おうちは農家?
お父さんは、転地療養をしていた時期があったんだよね。
アボンリーは空気もよさそうだし、それで転地って…高度医療を必要とすることか、
肺病方面?でも農家で、父親が病弱だったとしたら、あまり裕福ではなさそう。
そんな中で育った、超優秀でハンサムなひとり息子だとしたら、
ママは手放したくなかったと思うんだ…ママ、なんで出てこないの?
やっぱりこの結婚、あんまり歓迎していなかったのかな。

357:なまえ_____かえす日
05/12/11 23:55:25 55j7GwfK
確かギルバートのママは初めてのクリスマスにも招かれなかったよね。
リンド夫人と双子まで招いておいてそりゃないよ!

358:なまえ_____かえす日
05/12/12 05:04:57 oNM5SJjQ
ギルバートの家って割と名家みたいだったし
孤児院出のアンに対するママの気持ちは複雑だったのかもね。

359:なまえ_____かえす日
05/12/12 14:09:50 sWx938EF
作中の描写から察するに、ギル母はアンがみなしごなんでどうこうって
言うような感じじゃなかったけどな。
ギル父の葬式の時に、ブライス家のものは好きになった相手に
執着しすぎる?みたいな話があったので、
息子が巣立ったあとは夫婦ふたり水入らずで
仲良くしてたんじゃないの?

360:なまえ_____かえす日
05/12/12 14:14:50 sWx938EF
まてよ、ギルバートの母は、
アンが一度は息子を拒絶したくせに
結婚するあてがなくなるとちゃっかり戻ってきて
息子と一緒になったしたたかな女と誤解してるかもしれん。

361:なまえ_____かえす日
05/12/12 18:48:59 NAmi+SkN
>360
ギルがちゃんとフォローしていなければその可能性も否定できない

362:なまえ_____かえす日
05/12/12 22:41:17 iXd7NB4J
嫁姑もんだいは古今東西をとわずこわいなあ。

363:なまえ_____かえす日
05/12/13 00:14:37 agcDH1TI
ナンはギルバートのお母さんに似てるんだよね
で、お母さんは双子がうまれて得意そうだったよ というくだりがある

364:なまえ_____かえす日
05/12/13 11:36:00 NceSH/Cz
松本侑子の訳「アンの青春」(文庫)を読んだところです。完訳の文庫が読みたいので、
掛川恭子のを取り寄せているところです。わたしには村岡花子の訳がいまいちです。
省略多いし。一番いいのは原書ですが。(今病気しているので英語が読めないです)


365:なまえ_____かえす日
05/12/13 13:30:53 mmTtQatU
>>364
病気治してからゆっくり読め。
ガンガレヨッ



366:なまえ_____かえす日
05/12/13 20:10:04 NceSH/Cz
>365
ありが㌧。今日掛川恭子の役がどどんと届きました。日本語読むくらいの元気はあるので、
ゆっくり読みます。

367:なまえ_____かえす日
05/12/14 15:49:00 ZV27cDPk
村岡訳から抜け出せそうにないけど、
一度くらいは完訳を読んでみなくちゃなあ。

368:なまえ_____かえす日
05/12/14 23:37:11 XJafXuFE
>>362
ギル母→陽気で率直で快活だが機転は利かない性格(無神経・・・・?)

しかしアンは陽気な若々しい気分のギル母が元から好きだったらしいが


ソース→アンの愛情(村岡訳)

369:なまえ_____かえす日
05/12/15 16:12:47 n6do0ysS
>>368
それはケコーン前の話だろ
もし>>360のような状態なら…

370:なまえ_____かえす日
05/12/15 17:01:34 OIRFT/uK
ギルを振ったために、ギル母の態度がよそよそしくなったとかいって、
病気のギルを見舞いにも行けないとアンが東部屋で感傷に浸っていた時、
ギル母は孤児アンに裏切られたせいで失意のあまり死にかけている息子を
身も切られるような思いで必死に看病していた。
ギル母だったら ゆ る せ な い だろう。


371:なまえ_____かえす日
05/12/15 23:32:07 SjiAU19+
確かに・・・・。
完全に水に流すのは難しいかも。
表面上は和やかでもアンは何となく察知して
何となく疎遠な関係になってそうだ。

372:なまえ_____かえす日
05/12/16 00:07:52 eSOLrMWq
だからこそ、子供のために名前を貰うくらいの事をすれば良いのに・・・
いくらギル母がアンを気に入って無くても、孫は可愛い筈だし
その子に自分の名前なんか付けられたら、もうメロメロでしょ。
なのに自分の側の名前ばっか付けてたら、余計に疎遠になるじゃんねぇ。

373:なまえ_____かえす日
05/12/16 11:15:20 41Ol2Hkf
アンはそれで良くても
ギルバートは良かったのかなぁ。
自分の母親なのに。

でも叔母さん(居候してた嫌なオババ)に対しては
妙に寛大だったりしてよく分かんないな。

374:なまえ_____かえす日
05/12/16 11:25:18 y+D8HMq8
ジェイムゥ・マシュウ(ジム船長とマシュウ)
ウォルター(アンの父)
シャーリー(アンの旧姓)
アンとダイアナ(説明不要)
バーサ・マリラ(アンの母とマリラ)

子供てこんだけだったっけ。
見事にアン関係の名前ばっかりだな。
実はバーサってのがギル母親の名前でもあった、なんて
ことにはならないだろうし。

375:なまえ_____かえす日
05/12/16 14:32:25 O+yjaJMp
長女ジョイスも入れてあげて…。

376:なまえ_____かえす日
05/12/16 14:47:45 QfGayN6Q
バーサはアンの実母の名前じゃなかったっけ。

377:なまえ_____かえす日
05/12/16 17:42:32 bpqI9+LT
ギルバートの両親の名前って出てましたっけ?
覚えてないな…

378:なまえ_____かえす日
05/12/16 18:24:13 O+yjaJMp
出てきてないと思う。
>ギルの両親の名前

379:なまえ_____かえす日
05/12/16 18:44:52 tukuUJZ9
ギルバートの親との話まで書いてたら
話が広がりすぎて収拾がつかないので省いた。

380:なまえ_____かえす日
05/12/16 18:51:37 BGkkFTxt
>379
現実的な理由としてはそんなもんだろうけど、ここまでギルサイドが
無視されているとなると、ちょっと物語的な裏側も突っ込みたくなるさw

381:なまえ_____かえす日
05/12/17 00:04:17 s0dzZsh8
ギル父の名前はジョンだよ。
『赤毛のアン』の最後のほうで、マリラがギル父と恋人だったときのことを話してて
そこで「ジョン・ブライス」って出てくる。

382:なまえ_____かえす日
05/12/17 01:01:13 PRBgxMoa
ウォルターって確かミドルネームがカスバートじゃなかったっけ?亡くなるときにミドルネームも出てきてた気がします。

383:なまえ_____かえす日
05/12/17 17:14:26 FsnGa03h
ケコーン後二人でギル実家を訪れた気配がないし、
アンが具合が悪かった時、子供たちはギルサイドには預けてなかったよね、
たしか。
なのにアンの言う「ギルは身内びいき」は矛盾してる。
案外ギルは一人でちょくちょく実家のお母さんに会いに行ってて、
しかもお医者になってからは金銭サポートとかもしたりしていて、
この点でアンとの間には実は知られざる溝があったとか、、、深追い?w


384:なまえ_____かえす日
05/12/18 20:49:34 p74H0gWC
なんかまるで鬼女板の乗りだな
板名見直してしまったぜ

385:なまえ_____かえす日
05/12/18 21:01:48 C2EyXypg
まあ確かに行き過ぎると板違いだね

386:なまえ_____かえす日
05/12/19 14:16:20 TPDM1ZO1
「アンの愛情」で、マリラが、
自分が生きてきたと言えるのは
アンの登場に続く9年くらい~と思う場面で
めちゃくちゃ泣いてしまった。
表に出さない分、マリラのアンに対する愛情って
深いんだよね…

387:なまえ_____かえす日
05/12/19 21:01:43 N2OWPHXK
小さいときにテレビのアンを見ていたときにはマリラは
厳しくてちっとも笑わなくてこわい人だな、、、って思ってた。
私がアンだったらとても手なんかつなげないよ。
マリラの愛情について理解できるようになったのは大きくなってからだ。




388:なまえ_____かえす日
05/12/20 01:21:21 hqWg/HOG
>>387
私も同じような感想を抱いてたよ>テレビのマリラ
後になって本読んだらそうでもないなと思った。

389:なまえ_____かえす日
05/12/20 08:24:29 CnapJGKF
>>387
赤毛のアンもそうだけど世界名作劇場のアニメの原作になっているような児童文学は子供の時と大人になった時、違う見方が
できるのがすごいよね。二回たのしめる。
しかるに現在テレビでやってるアニメや、週刊漫画雑誌でやっているような漫画は大人になって見直してみると懐かしくは
おもうものの、なんでこんなものに夢中になってたんだろうってがっかりする作品ばかり。大人になったから違う見方が
できてたのしめる作品なんて皆無だなあ。そういう意味では全然豊かではないなあ。
今の子供達はかわいそうだと思うなあ。単におもちゃやゲームを買わされる消費者にされてるだけで、養鶏場の
にわとりみたい。


390:なまえ_____かえす日
05/12/20 13:41:26 G9zjeo7F
「名作」なんて言葉が付くと、子供の頃は敬遠してたものだけど
実際に読んでみると面白いし、何度でも読めるし
大人になってからも楽しめる。なるほど、時代を超えて残るだけのことはあるな・・・と思うよね。

ゲームや漫画にも良い物があるとは思うけど、何となく「感動させるセオリー」に沿って作られてるような感じもする。
過去の作品の積み重ねで、「こういう話が受ける」「こういうキャラが受ける」と計算されて作られてるような。
そういうセオリーが確立してない時代の作品は、個性的で面白いよね。

私は漫画とかゲームとか、さんざんやってから「アン」を読んだので
キャラクター作りの固定観念で
「美人で金髪で、男の子にモテて それを喜んでる」ルビー・ギリスは「意地悪キャラ」なんだと勝手に思いこんでた。
だって普通、漫画あゲームでは そういうキャラは「ライバル」として書かれるんだもん。

391:なまえ_____かえす日
05/12/20 13:52:31 Pv9ghP0O
ルビーが死ぬところは今もものすごく覚えてる

392:なまえ_____かえす日
05/12/20 15:24:41 cO4OMw7t
>>387
原作のマリラは、厳しい中にもどこかにユーモアセンスを
持ち合わせた人という印象がある。
「口の端にユーモアのなごりが漂っていた」っていうような描写がなかったっけ。

アニメは村岡訳準拠のはずだから、ラストの重要シーン、
マリラがはじめてアンへの愛情を口にするところが描かれてなかったと思う。
アニメのマリラにこそこの場面をやってほしかったな。

393:なまえ_____かえす日
05/12/20 15:49:41 GvXSzdHq
ルビーは恋敵キャラになるかと思ったけど、気のせいだったのね。
アンのギルをめぐるライバルと言えば、学生時代になんか一人いたけど
こちらも大して存在感なかったし。
ギルは机を並べていた頃から一貫してアンに夢中だったという設定で、
大人になった今思うとちと単純すぎて物足りないような。。。
結婚後、絶世の美女の患者が医師ギルを誘惑しまくり、アンはドッキドキ♪
なんてエピソードがひとつくらいあっても良かったな。


394:なまえ_____かえす日
05/12/20 17:35:28 5hryhjQg
>>392
名劇の「赤毛のアン」は旺文社の神山妙子訳準拠。
だから「マリラがはじめてアンへの愛情を口にするところ」は
アニメでもありました。
このシーンがアニメオリジナルと思ってるひとがけっこう多いw

>>393
クリスチン(レドモンド時代にギルとうわさがあった娘)は、
作中では存在感なかったけれど、アンは理不尽に妬いてましたよね。
自分にはロイがいるのに。自分的には面白かった。
そして「イングルサイドのアン」の最終章、クリスチンの逆襲編。
みょ~うにキャラ立ちしてる中年クリスチンとそれに嫉妬するアン、
女の闘いがすごく好きです。


395:なまえ_____かえす日
05/12/20 19:24:32 TnfBtQoU
>389
んんんん、確かに児童文学は大人になっても楽しめて二度美味しい、と言うのには
賛同だけど、今の子供たちが養鶏場のにわとりみたいでかわいそう、と言うのは
ちょっと一面的な見方じゃないかな。「現在」アニメや週刊漫画誌でやっている漫画を
大人になった彼らが見直して果たしてがっかりするかどうかは、彼らにしか判らないと思うよ。
彼らには彼らの文化があり、感動もあると思う。
豊かさの価値観を押し付けるのも、個人的には間違いだと思うよ。

396:なまえ_____かえす日
05/12/20 23:25:46 sEOAF8UD
>>393
どこのハーレクインだよ
品のない

397:なまえ_____かえす日
05/12/21 23:07:14 mt9yQrvI
アンの幸福を読み終わりました。小さなエリザベスがモンゴメリの少女時代に重なりました。
さぞ寂しかっただろうな。切ないです。

398:なまえ_____かえす日
05/12/22 01:48:57 EqEnRtLK
プリンスエドワード島で撮影された映画版の赤毛のアンのDVDですが画質わるいですねえ。
片面二層で容量的には十分なのに、画質がすごくわるい。初期のDVDみたいなブロックノイズが
激しい。せっかく商品として売るんだからもうちょっと何とかしてほしいなあ。フィルムからリマスター
した完全版をだしておくれ。まあむりかもしれないけれど。ブルーレイでだすなら完璧にしてほしい。


399:なまえ_____かえす日
05/12/23 01:10:53 Hivb92vf
初めて掛川恭子訳「赤毛のアン」完訳版を読みました。
アンのおしゃべりがかわいらしくて、何度もクスリと笑ってしまった。

エピソードをかなり省いた子供向けのハードカバー、
新潮文庫の村岡花子版、
そして講談社文庫の掛川版と、これで3冊目。

アンがギルバートをはねつけ続ける意志の強さに驚き。
こんな物語だったのか・・・。
あんまり面白いので、このまま残り9冊全て購入を決めました。

400:なまえ_____かえす日
05/12/23 13:19:56 UNHuT7Zf
>>399
レポ聞いて読みたくなってきた。>掛川訳
青春編、読んだらまたレポしてください。

401:なまえ_____かえす日
05/12/23 16:37:05 pu0YPikH
そっかー、訳の違いで性格も微妙に違って見えることもあるわけだ。
掛川訳、自分も読んでみたくなった。

402:なまえ_____かえす日
05/12/25 15:35:18 TKhJ7OLX
『アンの夢の家』を読み終わりました。アンシリーズで好きなのはここまでなので、
先を読むのがためらわれます。『虹の谷のアン』は面白いと思うけれど、
『炉辺荘のアン』は意地悪姑が出てくるし、『アンの娘リラ』はシリアスだけれど、
戦争小説なので、自分には重いです。

403:なまえ_____かえす日
05/12/25 17:15:50 0EVkVbfU
結局シリーズで一番美人なのはレスリーウエストか

404:なまえ_____かえす日
05/12/25 19:49:39 TKhJ7OLX
ルビー・ギリス、フィリッパ・ゴードンと美しい少女たちを見てきたアンだけれど
レスリー・ムーアを見たときあんなきれいな人見たことがない、って言っていたもんね。

405:なまえ_____かえす日
05/12/26 14:30:50 LhboOjR4
>492
私はアンの夢の家あたりから苦しくなるなあ。虹の谷、炉辺荘は子供たちが
出てきてちょっと和むけどね。
異色の「アンの娘リラ」けっこう戦争小説としては好きだ。
普通の子、リラの成長の様子が少女小説によくアリの説教臭さがなくていいし、
変わりつつかるプリンスエドワード島の様子に感慨深いものもあり。
読後の感想が「風と共に去りぬ」よりいいジャン、だったよ。

406:なまえ_____かえす日
05/12/26 14:46:08 +fKIJtWO
『炉辺荘のアン』の面白さは年とってから、
人生の苦みを知った人なら共感できると思う。短編集も同じ。テーマが大人だし。
私も子供のころは最初の三部以外は面白いと思わなかった。

407:なまえ_____かえす日
05/12/26 15:05:57 lsOOslRs
夢の家以降はアンがあまり魅力的に感じられないので
ミス・コーネリアやスーザンの方が好きだったりする。
それでまた初期の話を読むとリンド夫人の面白さを再認識。

408:なまえ_____かえす日
05/12/26 16:36:35 hhar5pJX
後期のアンは良識的なよい奥さんになってはっちゃけ度が足りない感じなんだよな。
夢見る部分が落ち着いちゃったというか・・・

409:なまえ_____かえす日
05/12/26 16:41:55 6Cn+sDhR
フィリパとの絡みがもっと見たかったなあ…


410:なまえ_____かえす日
05/12/26 16:42:29 IGV6afg1
「ユーモラスに描けるのは子供と老人だけ」とモンゴメリは日記で言ってたそうな。

411:なまえ_____かえす日
05/12/26 17:32:21 kiPmeQZv
中年アンのエピソードだと、依頼されて作った詩をかってに付け足しされる
話がおもしろかった。
あと、メアリ・バンスのことをひそかに気を揉んでるところとかもいい。
はた見だと、メアリとアンはぜんぜん違うように思うんだけれど、アンは
メアリに幼い自分を投影してて。

412:なまえ_____かえす日
05/12/26 18:56:51 IGV6afg1
でも、ナンやダイの育ちの悪そうな友だちには警戒してたね。スーザンと二人で。
「炉辺荘の子に相応しくない」だとか。アンが自分の育ちを忘れてるのが悲しかった。


413:なまえ_____かえす日
05/12/26 20:36:11 V/x4CTtm
あれは育ちとか家柄を問題視してたんじゃなくて
その友達の虚言癖や性質の悪さで『友人にふさわしくない』とボヤいてたのでは?

414:なまえ_____かえす日
05/12/26 21:23:39 RyXGXPyV
『炉辺荘のアン』(『アンの愛の家庭』)が結構面白いことに気がつきました。
アンとちょうど同い年なのですよ。わたしは結婚もしていないし子どももいませんが。

415:なまえ_____かえす日
05/12/26 21:32:06 mcVtEd34
アンが育ちが悪いというのはどうかな。
育ちがいい、というのがきちんとした礼儀や言葉遣い、
まっすぐな性格等を指すのであれば、後ろ指をさされるような部分はアンにはない。

ああいう環境にあってもそうだった彼女だから、
ましてちゃんとした育ち方をしているはずの我が子たちには
決して悪い態度を覚えてほしくなかっただろうというのは想像できる。
仮にいい家の子供でも、性格が悪ければやはりつきあわせなかったと思うな。

416:なまえ_____かえす日
05/12/26 22:57:46 mEU/47qo
久しぶりにアン・ブックスを一気通貫で読み返してみたら
以前と同じようにとても面白く読めたんだけれど
アンの腹心の友たちがどうにも鼻についてしかたない
やっぱりモンゴメリ作品は写実的な部分がいいのかなと

417:なまえ_____かえす日
05/12/27 00:57:02 DdY7aOjQ
アンの子供って庇護されすぎて純粋で騙されやすい感じ。エミリーシリーズの主人公はその点、
嫌な子も嫌な先生も、孤軍奮闘で戦ってるから強い。共感する。

418:なまえ_____かえす日
05/12/27 02:05:17 ++5CkCmh
エミリーも戦う少女だからね。わたしもエミリー好きです。

419:なまえ_____かえす日
05/12/27 11:23:39 PNhLLQFw
エミリーは時代背景もモダンな感じがする。アンは19世紀末ー20世紀初めで
エミリーは1920年代が舞台だし。おばさんたちは古風だけど。

420:なまえ_____かえす日
05/12/27 13:29:35 zNiFQxFx
エミリー大好きなんだけど、2冊目、3冊目と村岡訳がグダグダなのが気になる。
体調悪かったのかなぁ。エミリーの完訳出して欲しいな。

421:なまえ_____かえす日
05/12/27 16:35:13 Y9/G26SO
3作目って村岡さん最後の翻訳だと思う。誤訳も多いしやっとの思いで仕上げたという
雰囲気がひしひしとする。あとがきに「仕上げた原稿を出版社に手渡した月に亡くなられた」
とあった記憶が。

422:なまえ_____かえす日
05/12/28 09:28:11 aZKD5Bag
>408
クリスチンとの再会の時がちょっと昔のアンっぽかった。
つまづいてみたりとか・・・

それにしてもほんとうにギルバート実家との縁薄いよね。
名前もアンがとことんつけたっぽいし。

アン、後半ダイアナにたいしてちょっとあんまりじゃない?って感じがした。
まぁ、アンにとっては退屈な相手になっちゃったのかもしれないけど。
それとダイアナの最初の女の子がアンなのに
アンは長女にはジョイスとかつけてたのが・・・。

アンの娘リラ、シリーズから遠ざかりすぎた感じで長年敬遠してたけど
読んだらすごくおもしろかった。スーザンの求婚とか最高

ご都合展開がユーモラスだったりドラマチックだったりで
むかつかずに楽しめるのもモンゴメリ作品の良いところだと思うなぁ。
ディック・ムアの事件とか、ジムスに遺産が入ってくる話とか。

423:なまえ_____かえす日
05/12/28 13:28:02 pjhXQgbR
言われてみれば、遺産うまいこと転がり込みすぎだよな。
アンにはダイアナの叔母さんの、デイビーとドラにも叔父さんの。
しかしアンを読んでると人徳や幸運ってものは素晴らしいな
という風にしか読めないから不思議だ。

424:なまえ_____かえす日
05/12/28 20:07:40 WeiMG9iY
レスリーはかなり悲惨な前半生だ。子供のころ読んでゾッとした。
父親の首つり自殺現場の描写とか。狂った夫との生活とか。美人なだけに怖い。

425:なまえ_____かえす日
05/12/28 21:15:52 m8Rk4pxc
   /\___/ヽ
   /        :::\
  . | (○),  、(○)、 .:|
  |     |_,     .:::|
.   |    r―-、   .:::::::|
   \  `ニニ´  .:::::/
   /`ー‐--‐‐―´\

     アンです


426:なまえ_____かえす日
05/12/29 03:06:03 Gv5ZHtKQ
あのう・・・尾篭な話で申し訳ないのですが・・・
昔から気になって仕方が無いことがあって・・・。

この時代の家のトイレは外にあって、真冬や夜間は
チェンバーポットつまり、おまるを使ってたという
ことですが、アンの物語の中ではよくよその家に
泊まりに行くシーンがあるけど、じっさいのところ
どうしてたんでしょう?

夜中にトイレに行きたくなることくらい珍しくないと
思うけど、人さまの前でジョ~とか・・・。う~む。

あ、大草原の小さな家のローラも先生になってよその家に
下宿しますよね。
ほとんどワンルームの丸太小屋で、しかもその家のオヤジもいるのにジョ~?
外は零下何十度の世界だし・・・。
誰か教えて~~~。

427:426
05/12/29 03:10:21 Gv5ZHtKQ
泊まりに行くってのは、お客が一人で「客用寝室」を使えるような、じゃなくて
アンがダイアナの家に泊まりに来たりするような感じのはなしです。
一緒のベッドで寝てましたよねえ。

そうそう、ジェーンも代理プロポーズする時にアンの部屋で同じベッドの上でしたよね。

428:なまえ_____かえす日
05/12/29 14:56:11 M0hvnILo
アメリカ旅行したことあるけど、ユースのトイレのドアあけて会話してる子もいたし、
トイレを人前でするのは日本ほど恥じゃないのでは?特に昔はロングスカートだったし。

429:なまえ_____かえす日
05/12/29 16:55:52 LAUZ5eya
というか、そういう歴史があるから、
現在でもトイレ事情に関して開放的なのだと思う。
日本人にはわかんねぇよなぁ。。。。

430:なまえ_____かえす日
05/12/29 19:24:29 Sg8NUvlB
映画『フルメタル・ジャケット』の海兵隊のトイレとかね
アメリカ人は逆に日本人が厳重な個室にこもって孤独に
ふんばらなければうんこできないという方が奇異に
思えたりするらしい

431:なまえ_____かえす日
05/12/29 21:28:08 X0qzwoog
アンの時代の田舎屋暮らしなんて、家にシャワーも風呂場もないし、衛生的にいうとかなり汚い。
気温が低いし乾燥してるから温帯日本ほどカビはないと思うけど。

432:なまえ_____かえす日
05/12/29 22:12:30 0VPxqEZ5
「パンツの面目ふんどしの沽券」(米原万里)で、
第二次大戦後のシベリア抑留で、
日本人はトイレの紙が無くて苦労した(服の中綿を出しして代用とか)、
ロシア人は紙無しが普通(パンツは汚れる・・・)、
やはり食べる物が違うからポロポロして気にならないのか?
という話がありました・・・・・・・・・・・・・・・・
ええと、カナダではどうだったんでしょうね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

433:なまえ_____かえす日
05/12/30 01:10:29 Pk7DlFn4
気付かなかったなー、トイレ。
おまるだったんじゃないかな、やっぱ。陶製の小さいバラ模様の。

434:なまえ_____かえす日
05/12/30 07:32:21 08AOAuGe
>>432
日本人の便の量は欧米人の大体1.5倍ぐらいらしい。食べてる物が繊維質なものが多い性で水っぽくて量がおおくなる
らしい。アメリカの航空会社が戦後世界中に航空路線を拡大したが、日本人が多く乗る路線ではいつもトイレがあふれて
こまったそうな。欧米のひとの便の量を基準に余裕をもたせていても日本人だと上記の理由で許容量をこえちゃう
ようだ。

435:なまえ_____かえす日
05/12/30 11:20:41 VkPatntr
もうやめよーこの話題。アンが臭くなってきたー。

436:なまえ_____かえす日
05/12/30 17:10:43 vTr/urhd
いや意外だけどわりにまともな文化論だと思うけどなあ
普段この時代が舞台の作品読んでるときには意識しないけど
あらためて指摘されると面白いね
やりすぎると桐生某のように胡散臭くなってしまうけど

437:なまえ_____かえす日
05/12/30 17:30:39 VYV8udnV
20世紀前半のイギリスの生活文化が気になっていた時に、その頃のトイレ
を研究した本を買ったことがある。面白かったよ。
現在の形で、水洗だったり、ポータブルだったり、けっこう進化してた。>ロンドン


438:なまえ_____かえす日
05/12/31 07:02:58 jgESu+Wd
19世紀末のPE島でもアメリカ人の避暑客の来るホテルとか、都市部の邸宅とかは
バストイレ完備で清潔だったろう。ドラマ「アヴォンリーへの道」見てても分かる。
働き者の主婦のいない田舎の男所帯は汚くなって当然というか。

439:なまえ_____かえす日
05/12/31 21:52:29 xXJHBRtw
>>434
あー、戦争中、日本兵のウンティの量を見た敵軍が
いったい日本兵は何人いるんだ?!と
驚いたくらい量が多いと読んだことがあるのを思い出した。

掛川訳の文庫もあと1冊だね…。
10か月ってあっという間だったな

440:なまえ_____かえす日
06/01/01 17:15:55 1YdTLGqD
アンをめぐる人々ってまだでしたっけ。今日、元日そうそうアマゾンで注文していた、
アンの友達が届きました。(掛川訳です)皆さんはアンの友達の中でどの話が好きですか。
わたしはロイド老婦人の話が一番好きです。

441: 【大吉】 【1798円】
06/01/01 21:15:14 lC8GC7gF
私もロイド老嬢。
それ以外だと、かわいいアンジェリーナも好きです。

442: 【末吉】 【1300円】
06/01/01 22:02:16 1YdTLGqD
わたしはロイド老嬢のほかは、小さなジョスリン、長い婚約、可愛いアンジェリーナ、
夕日のあたる家が好きです。モンゴメリは短編も面白いですね。

443:なまえ_____かえす日
06/01/01 23:37:21 XTIcy+9R
かわいいブロッサム だっけ?
いいたいことはわかるんだけど、ちょっとひく。

444:なまえ_____かえす日
06/01/02 01:45:27 ayJJgQ0p
アンシリーズ、完訳を読破!しようと思って、一巻二巻は松本訳で、それからあとは掛川訳で読んできました。
しかし、『アンの娘リラ』で止まってしまっています。モンゴメリのお気に入りの物語だし、
ファンの間でも人気がある巻なので、最後まで読みたいのですが、どうも重くて続かないです。。。
皆さんは『リラ』好きですか?



445:なまえ_____かえす日
06/01/02 10:29:23 bH+DykjV
リラ好き。
夢の家と競って一番好きな話。

クロニクルの中では隔離された家とか、シンシア叔母さんのペルシャ猫とか。
あら犬猫ものばっかり。(そういえばリラもw)

446:なまえ_____かえす日
06/01/02 12:50:58 8uot8tRX
このスレ見つけておおよそ十数年ぶりにアンを読み返してみたくなった。
村岡訳で育ったけど、今度は原書で読んでみる。

>>444
自分はリラのキャラが、どっちかっちゃ高慢ちきでルビーなんかと同じ部類に感じて
どうにも合わんかった。
末っ子ってのもあるんだろうが。

447:なまえ_____かえす日
06/01/02 15:51:01 uJL0Sf/a
『アンの娘リラ』は好きなんだけど、どうにもあの戦争は正義!な香りが
鼻についてたまらん。
カナダの正義の男なら、戦争に行って敵を殺してこい!と焚きつける
リラの思考回路に恐怖を感じる。

それも含めて戦争の悲惨さを云々…ってのもあるんだろうけど、やっぱ怖い。
でも何度でも読んでしまうし、マンディの忠誠心には最後いつも涙。

448:なまえ_____かえす日
06/01/02 17:05:01 lUv2txB4
「アンの夢の家」まで読んだけど、
のちのちアンの子供がネコを殺すエピソードがあると聞いて
怖くて次以降の巻に移れない・・・
残酷な描写は無いだろうけど、なんとなく頭に残りそうで・・・

449:なまえ_____かえす日
06/01/02 17:47:44 zy7kkhWy
猫殺害未遂はアン本人。(クロロホルム)
ほんとに殺したのは隣の家の子。(水につけた)

450:なまえ_____かえす日
06/01/02 17:49:06 zy7kkhWy
違ったごめん!!
クロロホルムで死なそうとして失敗したのってフィルだ。
アンは結局飼ったんだったスマソ

451:なまえ_____かえす日
06/01/02 18:43:29 rRvDFSwT
「リラ」は好きだけと、読み終わった後に「虹の谷」とかを読み返す気に
なかなかなれないんだよね。

あと、「リラ」を読んだことがある人やこれから読む人におすすめしたい
んだけど、読み終わったら、ぜひenyaの最新アルバムに収録されている
「long long journey」を歌詞カード読みながら聴いてほしい。まさに、
ウォルターやジェムの故郷への想いを代弁しているようだから。



452:なまえ_____かえす日
06/01/02 23:07:48 2f11ql8o
アンとダイアナ。ダイアナのほうが特にアンを熱烈に好きだったんだろうね。アンは妹の命を救った恩人だし。ダイアナが第一子にアンコーデリアって凄い名前つけたりダイアナの叔母さんが親戚でもないアンに遺産を遺しても特に問題起きなかったってのも結局アンが命の恩人だったからかなと思う。

453:448
06/01/03 00:47:51 uvsDoIv9
>449
あ、クロロホルムのではなくて、
何か子猫を「いけにえ」に殺すエピソードがあるって前スレで読んだ気がするんだ・・・

454:なまえ_____かえす日
06/01/03 01:41:15 3C3P/Izj
>>453
ああ、いけにえにするね、子猫。
子猫のストライピィを川に投げ込んじゃうんだ、牧師館の末っ子が。
戦争に行った人が帰って来ますようにって神に祈って、猫を捧げてしまうのだ。
残虐極まりない気がするのだけど、悲しくも美しい話としてみんなが泣いたりするの。

いやいや、感動する前に子猫可哀想だから!みたいな。('A`)
つーことで、やるのはアンさんちの子ではないけどね。。。

455:なまえ_____かえす日
06/01/03 01:47:24 Uo5OV7Os
何とか『アンの娘リラ』を読み終わりました。わたしはマチルダ・ピットマンとジムズが出会うところと、
リラが戦時下結婚式の準備に奔走するところと、ジムズを育て、ジムズが幸せになっていくところが好きです。
これでアンシリーズの本編は読み終わりました。明日は『アンの友だち』を読んで過ごします。

ストライピイの話も今日読みました。ジェムが無事に帰ってきたから良かったけれど、
帰ってこなかったら。。。それでなくても仔猫が可愛そうです。

456:なまえ_____かえす日
06/01/03 03:37:01 w+Dk8Umw
聖書の中には自分の息子を生贄にする話もあるからね…
熊井明子さんが「モンゴメリ自身が、神の名のもとにこういう犠牲を強いられた経験があるのかも」
って書いてて、ありえるなって思った。(育ててくれた祖母が猫嫌いだったそうだし)

美しい話としてほめたたえるのは、実は痛烈な皮肉なんじゃないかと思った。
そんなはずはない、っていう思いが透けて見える気がするのは自分だけ?

457:なまえ_____かえす日
06/01/03 06:39:40 wenjUVBh
>そんなはずはない、っていう思いが透けて見える気がするのは自分だけ?

同意。
戦争が正義!という描写も、当時の世相を淡々と描写しただけで、作者自身は
そうは思っていないと感じた。
月に頬髯も、登場人物はともかく、作者自身は非難がましく描いてはいないし。

猫を溺れ死なすところは、オイオイ…orzと思ったけど、「若草物語」でべスが
飼っている小鳥にえさをやり忘れて死んでしまったとき、(あのやさしい
おかあさまが)「小鳥はまた買ってあげますよ」と言い放っていたので、
キリスト教圏ではペットの命はそんなものなのかなあ…とか思った。


458:なまえ_____かえす日
06/01/03 14:31:18 d1lH55DO
動物に対してはそんなもんだったんじゃないかな。当時の一般の感覚では。
動物愛護うんぬんが出てきて毛皮不買運動とか動物保護とかが一般的になったのは
前世紀後半。それ以前は自分たち人間の面倒だけで必死だったのかと。
来世紀あたりには動物権利なんかも制定されて、小説における動物に対する過激な
描写とかが削除されるようになったりするんだろうな。やれやれ。

459:なまえ_____かえす日
06/01/03 15:06:44 nDuL4vAg
避妊手術のない時代だし、子猫はどんどん増えるから飼うのもたいへんだろう。
いらない子猫を溺れ死なすのはよくある手口だったと思う。

460:なまえ_____かえす日
06/01/03 17:36:29 5+RMFRCT
当時の動物に対するスタンスと、信仰絡みの話はどうも苦手だな。
頭で理解できても肌には馴染まないっていうか。
戦争に対する考え方も、愛国的な活動をする「献身的な」リラより
子供が大勢殺されたことに憤って恋人に戦争に行っていいという
メアリー・バンスの気持ちの方がまだ理解しやすい。

461:なまえ_____かえす日
06/01/03 18:28:34 uvsDoIv9
>459
生まれたばかりで殺すのなら仕方がない部分もあるけど、
名前が付いた仔猫ってのは ちょっと・・・

462:なまえ_____かえす日
06/01/04 22:28:27 IFLxVyAS
「アン」シリーズの中ではどれがお気に入りですか?私は「アンの青春」と「アンの夢の家」が好きです。

463:なまえ_____かえす日
06/01/04 23:16:32 P3N8dE55
どれがお気に入りかは上のほうや前スレでさんざんやってたから、
今度は一番いい男投票でもしませんか。

言いだしっぺですが、ミス・コーデリアの旦那に一票。

464:なまえ_____かえす日
06/01/04 23:37:35 7P8EodtI
いいねえ。

赤ん坊を競り落として鍋に入れてもらってきちゃった旦那に一票

465:なまえ_____かえす日
06/01/05 00:08:21 m402nEoC
オーウェン・フォードに一票

466:なまえ_____かえす日
06/01/05 06:21:29 GYbxqK4H
ウォルター・マシュー・ブライスに一票。

ひとりに絞りきれないんですけどね…。
マシューも大好きだし、メアリ・バンスを「引き取ろう」と
即答した、マーシャル・エリオットには痺れたし。
ポール・アーヴィングも好きだなー。

マヌケ部門にはロイを推薦。

467:なまえ_____かえす日
06/01/05 06:36:49 GYbxqK4H
あらら、ウォルター・カスバート・ブライスだった!
マヌケは自分だよ…orz

468:なまえ_____かえす日
06/01/05 13:39:50 gVYD7ovD
マシュー・クスバート(カスバート?)に一票

アンに袖のふくらんだ服をプレゼントしようと
勇気を振り絞って行った店で女の店員に言うに言われず
熊手やら黒砂糖買ってきたのが泣ける。

迷い犬に焼肉をやったジム船長もいい男。
そういえばチャーリー・スローンって誰と結婚したんだっけ…。

469:なまえ_____かえす日
06/01/05 16:01:27 ZWF9nQA+
ハリソンさんに一票!良いキャラしてるよ。

470:なまえ_____かえす日
06/01/05 16:03:56 flMCe+8p
アンの友達だったかな。タイトルおもいだせないんだけど、
嫁き遅れの病的に清潔好きな独身おばさんに求婚してせまる、
西部から帰ってきたデカ男に一票。

471:なまえ_____かえす日
06/01/05 17:41:45 kZRViAPW
>>470
マクファーソンさん、じゃなかったっけ?

ジム船長に一票。私にとって彼はアン・シリーズ中最高にイイ男。

いい男ではないが、逆の意味で忘れがたいのがピーター・カーク。
アン・シリーズ中最怖の男だと思う。



472:なまえ_____かえす日
06/01/05 18:44:42 m402nEoC
ピーター・カークってどんな人でしたっけ?

473:なまえ_____かえす日
06/01/06 00:26:55 5Xw65YPq
ディヴィーに投票する人がいないのは何故だw
可愛いのに

474:なまえ_____かえす日
06/01/06 00:51:07 7ArS7iC1
ポール・アーヴィングのお父さんに一票。
ラベンダーの庭で求婚されたいw

475:なまえ_____かえす日
06/01/06 10:10:10 EEex/s82
やっぱりギルバートがいいかなぁ。
割と何でもできるところもだけど
旦那が医者だとお産とかもとりあげてくれるし、子が病気しても安心だし。
往診でいないこともあるだろうけど・・・
叔母はいたけど、姑や舅もうるさくなさそうだし。
自分があんまり実務的じゃないから夫にするなら現実的な男がいいな。

私は戦争話、そんな訳ない、って風には読み取れなかったけどな。


476:なまえ_____かえす日
06/01/07 17:22:12 kNu/i6zA
ポール・アーヴィングのお父さん=小さいエリザベスのお父さん=モンゴメリ自身の父親
=年老いた頑固な母(子供にとって祖母)に幼い我が子の養育任せて自分探しの旅にでる
放浪タイプ。チャーミングだけど生活力なし、なぜか放ったらかしの我が子には崇拝される。
「青い城」のバーニイ、「丘の上のジェーン」の父親もこのタイプか。

477:なまえ_____かえす日
06/01/07 18:07:44 f1eP2LwC
ジョナスが好きだ… あんまり出てこないけど。
あのフィリパを恋する乙女に変えちゃったってのが。

478:なまえ_____かえす日
06/01/07 19:12:59 rOCkojFk
やはりマシューおじさんに一票
一般的な「いい男」とは違うかもしれないけど
というか自分の旦那にとか考えたらかなりイヤだけどw
でもやっぱりあの不器用な愛情がたまらなく好きです。

479:なまえ_____かえす日
06/01/08 19:47:01 oGAvSjcC
>>477
不細工でも声がいいというのはかなりツボだ

480:なまえ_____かえす日
06/01/10 00:10:48 NuSod8Ks
今さらだけど、掛川訳を読みました。
現代的っちゃ現代的だけど、村岡訳に洗脳されている頭には、非常に淡白で
素っ気無く感じました。
温度みたいなものが飛んじゃってますね。

481:なまえ_____かえす日
06/01/10 02:24:41 wGv+oCFQ
そうですか、わたしは村岡訳が苦手です。読んでいても、ここは誤訳だろうなとか、
いろいろ気になって集中できないからです。松本訳が一番好きです。掛川訳は唯一の完訳シリーズなので読んでいますが、
「ママ・ラベンダー」に違和感を感じます。

482:なまえ_____かえす日
06/01/10 19:53:40 A+Jn7BGB
>481
> 「ママ・ラベンダー」に違和感を感じます。

「先生おくさん」はいかがでしたか?

483:なまえ_____かえす日
06/01/10 21:53:43 wGv+oCFQ
先生おくさんもちょっと苦しい。。。

484:なまえ_____かえす日
06/01/12 21:26:56 gESOnVB2
好みで言うならウォルター。

485:なまえ_____かえす日
06/01/14 01:40:11 56a+Bxyn
ここで松本訳のアンの青春(文庫)と
掛川訳の文庫が出ていることを知って
買いに行ってみましたが…

松本訳売ってないorz
感想としては>>480と同じでした

まぁ掛川訳も青春までしか買っていないので
ちょっとずつ集めていこうと思います

486:なまえ_____かえす日
06/01/14 03:43:48 UFvqrRDK
ギルバート。スカート履いても男らしい男は男らしいってのがいい。

487:なまえ_____かえす日
06/01/14 10:11:54 m69Oqqga
初めて読んだ中学生の時一番萌えたのが最後に読んだリラに出てきたケンだった…
もう少し後に読むとギルもいいなと思うんだけど。
アニメのギルも見た当時はなんとも思わず、今見ると男らしいなと思う。

488:なまえ_____かえす日
06/01/14 11:14:18 jxnAaUDM
掛川訳文庫の最終巻『アンをめぐる人々』が出ましたね。このなかではどのお話が好きですか?
わたしは『ひょうたんから駒』(村岡では『偶然の一致』)
と『入り江の結婚式』(『父の娘』)が好きです。

489:なまえ_____かえす日
06/01/14 15:11:25 NOVM9Val
平原村のタニス
(平原の美女タニス)

いい男の方はギルバート。
婚約したとき(へスター・グレーの庭で)初めて「anne-girl」って呼んで、
その呼び方がリラに至るまでたまに出てくるあたり。
女の夢っぽくもあるけど、仲の良い夫婦っていいもんだなと思う。
ミス・ジョゼフィンもたまにそう呼んでたが。

490:なまえ_____かえす日
06/01/14 22:28:07 jxnAaUDM
わたしはケン・フォードがいいですねえ。リラといいカップルだと思います。

491:なまえ_____かえす日
06/01/16 00:19:43 nK4Ov4AO
モンゴメリの日記の原書、The Selected Journals of L.M.Montgomeryを全部五巻まで読んだ人いる?
今第五巻を読んでいるのだけれど、四巻までと比べるとモンゴメリが欝気味で意気消沈しているから、
読むのが辛いです。読んだ方はどう思われますか?

492:なまえ_____かえす日
06/01/16 11:12:52 sJJVQ2R4
>>488
読んだの結構前だけど、
親友の娘を育てる話と、死後、アンに自分の過去を
日記で打ち明けたご婦人の話が好きだった。

493:なまえ_____かえす日
06/01/16 14:46:08 IXVuFeSq
『ベティ―の教育』と『ミス・エミリーの小さなノート』ですね。

494:なまえ_____かえす日
06/01/17 02:17:09 HVEHqeI+
「ミス・エミリーの小さな茶色のノート」でした。失礼しました。。。
モンゴメリ日記の第五巻、ちょっと暗いけれど、面白く読んでいますよ。

495:なまえ_____かえす日
06/01/21 21:05:53 PGgum4Vo
「競売狂」は「めぐる-」でよかったっけ?
笑えてほろっとさせられるラストが好き。スローン母さんっていい人だ。

496:なまえ_____かえす日
06/01/21 22:47:02 TfNEL+BY
「競売狂」は『アンの友達』だと思います。スローン父ちゃんの話ですよね。

497:なまえ_____かえす日
06/01/23 08:27:00 nuKF1c2t
子供のころは「競売狂」とんでもない話だと思ってたけど
大人になってヤフオクにはまってからちょっと笑えなくなった

498:なまえ_____かえす日
06/01/23 15:45:03 xPd/Bwxt
アンが完璧にギルバートの肉便器にされて、何人も子供産まされて
そのあげく双子産んだら、反応が「双子か」のみっての藁田

499:なまえ_____かえす日
06/01/24 01:37:34 10ZqI/13
その辺に関しては、アン嬢さんの方が「攻め」だったと思えてならんがの。

ハモンズ×3に始まって、みんなどの双子が好きだった?
じぶんは、3巻に出てくるミス・エイダとハナ。
なんとなく日本風の名前の響きとか、転がり落ちてくるクッションとか。

500:なまえ_____かえす日
06/01/24 09:40:27 k5xxcAWg
「双子か」なんて誰が言った?
ギルバートは他所の出産に行って、帰ってきてアンに
「双子だった」と報告しただけなんじゃなかったか。

501:なまえ_____かえす日
06/01/24 14:49:13 drH8kG/b
宗教的にも時代的にもバースコントロールなんてなかったんだろうけど、、。
何度か出産時の危機をくぐってきた細身アンに、もちょっと避妊とかなんとかできなかったのか?
>医者だろ、ギル!
ってちょっと思ったことがあった。

502:なまえ_____かえす日
06/01/24 16:03:32 k5xxcAWg
アンが欲しがったんジャマイカ

でも初産があれだけ難産だったんだから、
ふつう気を使うよな~>ギル

503:なまえ_____かえす日
06/01/24 17:31:37 zM90U4Lz
アンの世界ではみんなキリスト教徒だからね。それも熱心な。
「産めよ増やせよ」ってやつ。
避妊は「神の意志を無視した」罰当たりなことになるらしい。

504:なまえ_____かえす日
06/01/24 20:44:28 E60m6W/6
ビクトリア女王の時代の人だよね?
性的なことは一切タブーで、「胸」も「懐」と
言わなきゃいけなかったり、椅子の脚も
イヤラシイ!とカバーかけたりな時代。

アボンリーはそこまで厳しくないだろうけど、
快楽のためのセックスはタブーだった。
よって、避妊せず。

505:なまえ_____かえす日
06/01/25 01:56:36 H+qwl8hx
「あなたは、正しいところにキスしていますか?」

506:なまえ_____かえす日
06/01/25 10:40:52 tQ/+ygz9
あ、そーか
つい現代の感覚で考えてしまうな

507:なまえ_____かえす日
06/01/25 14:04:34 +zgOuJFO
既女になった今だから想像してみる>アンとギルの閨の光景
服は着たまま、最小限の愛撫にキスは口だけ。
ってそんなのありっ??



508:なまえ_____かえす日
06/01/25 14:19:37 tQ/+ygz9
そういや、前既女板に
「赤毛のアンを語ろう」みたいなスレなかったっけ?

509:なまえ_____かえす日
06/01/25 20:25:07 bCwVQcnu
「赤毛のアン」のころのアンならともかく
結婚したころには立派に教化されたレディに育ってたからなあ

510:なまえ_____かえす日
06/01/26 00:09:04 EXnc2n0/
「正しいところにキスしていますか?」私は、あの手紙を読んで、
ギルバートは、情熱家なのね、と思いましたが…

511:なまえ_____かえす日
06/01/26 01:09:06 Za1TVeYn
モンゴメリは、長男のチェスターが、極秘のうちに結婚して子どもまでできてしまったのですよ。
で、職に就くまでは二人目は作らないと約束したにもかかわらず、二人目もできちゃうのです。
日記には「ちゃんと避妊しているのかしら?」と腹立たしげに書いています。
でも、日記だからこうあからさまにかけるんですよね。

512:なまえ_____かえす日
06/01/26 16:10:17 GTbnUS6J
あれは、それとなくアンがねだってるのかと思ってた。
正しくないところにキスすることをだよ。

その調子で、(方法があったとしても)避妊も失敗したんだろう。

513:なまえ_____かえす日
06/01/26 23:05:17 teqwrFzv
511さん、あ、もう避妊方法は確立されていたんですね…法王が認めた方法?
ブライス家が子沢山なのは、中流で金銭に余裕のあるクリスチャン家庭の理想として、なのかな。

514:なまえ_____かえす日
06/01/27 00:20:17 20Pq4oks
法王が認めた方法と言えばオギノ式だね。
ギルバートが医者なわけだから、この方法を正しく行える環境にいたと言えるけど・・・
まあアンが子供好きだしね。ある程度裕福で子沢山って 当時の「幸せな家庭」そのものだったんだろうな。

515:なまえ_____かえす日
06/01/27 02:01:16 g7WBBY4l
>>514
オギノ式は1924年に荻野博士が発表した論文に基づいているから、
1966年生まれのアンが子作りをしていた頃には知られていなかったと思ふ。

516:なまえ_____かえす日
06/01/27 18:31:43 cVrD68t7
19世紀の半ばには、ゴム製のあれが出来ております。
英国王室の方々も使ったそうです。
そのおかげで、愛人が山ほどいたけど庶子は出来なかったとか(w

517:なまえ_____かえす日
06/01/27 18:33:57 JoEOjcPg
>515
もしかして数字入れ替わってない?w


518:なまえ_____かえす日
06/01/27 21:58:15 jAeUeYMw
>>517
単純なタイプミスじゃないの?
数字入れ替えなら『アンの娘リラ』でカナダはどこと戦争をしてるのかと

519:なまえ_____かえす日
06/01/27 23:11:10 20Pq4oks
>516
高級品だったのでは

520:なまえ_____かえす日
06/01/28 10:37:37 qC0g8JkR
>>517
ごめん、タイプミス。アンは1866年生まれ。逝くわ。

521:なまえ_____かえす日
06/01/28 23:23:43 5LNe+s44
>516
19世紀のゴムって、、、分厚かったり破けたり質悪そうだw
電話導入だって遅かったプリ島だから、アン子作り期にゃなかったろう。


522:なまえ_____かえす日
06/01/29 03:04:52 M+UYdEkJ
1966年生まれって・・・アンって私より年下だったのかーと驚いたよwww


523:なまえ_____かえす日
06/01/29 18:24:25 hK0MRIaG
19世紀以前は日本も欧米も子供は産めるだけ産んで当然でしょう。10人産んでも半分しか育たな
かったり、乳幼児死亡率が高いし。都会の一部の人は産児制限しただろうが。

524:なまえ_____かえす日
06/01/30 00:25:26 dUsfDr/P
そう、昭和3年生まれの私の母(とうの昔に亡くなったけど生きていれば77歳)
は西暦だと1928年生まれだが、9人兄弟だったようだ。成人するまで育った
のは6人だけど。20世紀初頭でもそんな感じだった。

525:なまえ_____かえす日
06/01/30 19:27:09 VOr1GP8m
モンゴメリの実母は早死だけど、叔母叔父が父方も母方も10人以上ずつくらいいたらしい。
村には同じような名字の親類縁者がゴロゴロ。寒村の農家だから人出もいるだろうし。
モンゴメリも37歳の晩婚のわりには三人産んでるから
芯が丈夫な人だったのだろう。早く結婚してたら10人くらい子供作ってたかもね。

526:なまえ_____かえす日
06/01/31 00:00:14 CfRT75E+
>520
ローラ・インガルス(1967生まれ)と比べると、国が違うとは言え
赤毛のアンの時点で電球,電話あり(シャーロットタウン)…と文明度がかなり違う。
モンゴメリの生年も考慮すると、
「アンの娘リラ」の背景の第一次世界大戦は後付設定じゃないかな?
だもんで、逆算すると(第一時代戦中に結婚25年目、25歳で結婚)
アンの生年が1966年になってしまったんだと思う。

527:なまえ_____かえす日
06/01/31 01:20:30 X5m2V5/F
2chとはいえもう少し落ち着いて書いてほしい。

528:なまえ_____かえす日
06/01/31 01:31:34 Rl/En/IZ
赤毛のアンの時代背景はズバリ、それが書かれた20世紀初頭だと思う。
映画のファッション見ても、服のデザインとか1905年前後くらいの流行だし。
とすると、アンは1890年頃の生まれじゃないですか?
1874年生まれのモンゴメリ自身より一世代若い女の子の物語を書きたかったのでは?


529:なまえ_____かえす日
06/01/31 01:40:48 Rl/En/IZ
話は違うが、「ニューヨーク夢空間」(鳥影社)という本に「モンゴメリの素顔」
という章があって、日本語未訳部分のモンゴメリ日記の評論とか面白かった。

530:なまえ_____かえす日
06/01/31 03:02:20 xH7ihQfR
URLリンク(www.vintageblues.com)
1900-1910 年のファッション

531:520
06/01/31 17:00:12 H0AtI7hP
>>526
ローラ・インガルスは1867年生まれだよ。

532:なまえ_____かえす日
06/01/31 23:38:00 yVe+E5/n
ローラ・インガルス一家は山とか大草原を開く開拓民。幌馬車で移動するような環境でしょ。
モンゴメリはスコットランドからの移民でも三代目くらいだし、北米大陸の東部にある分、
同時代のプリンスエドワード島の方が西部(カナダも含む)の開拓民より文化的に
高い暮らしをしてたのかも。ボストンとか距離的に近いし。

533:なまえ_____かえす日
06/02/01 21:42:06 Bnk3532M
以前一般書籍板のスレで、アンとシャーロック・ホームズはデビューした年
(グリーンゲイブルスに来た&探偵として開業した)が同じっていう話があった。
ホームズものって自分の中では「歴史小説」のイメージもあったから、
そう考えるとかなり古い話なんだなと…

534:なまえ_____かえす日
06/02/01 21:51:08 Bnk3532M
途中送信してしまったorz

当時はロンドンもまだガス燈&電報の時代。
だから自分も>>526>>528さんの意見が合ってると思う。
20世紀初頭の感覚で書いていたけど、
第一次大戦のことを入れたら計算が違ってしまったと。

そういえば「旅路の果て-モンゴメリの庭で」の主人公もローラだね。
「幼友達が同じ名前だったから、無条件に好意を持ってしまうのよ」と書かれている。
とすると、アンと並んで語られることの多いローラ・インガルスにも
好感を持ってたのかな?と思ったり。

535:なまえ_____かえす日
06/02/02 00:22:50 DWGwZKZl
カナダ人は結構反米だからなあ

536:なまえ_____かえす日
06/02/02 01:25:41 R9YEEsEY
>535
アンの物語内でもそうだよね。
「アメリカ人でもいい人」(ポールの母を評して)
「アメリカ人と結婚するからと言ってヤンキーになったとは思わないで」(シャーロッタ4世)
「退屈しのぎのアメリカの新聞を読む。殺人事件ばかり」(リンド夫人の手紙)
フランス人と同じくらい失礼な扱い。って、ユダヤ人もか…

537:なまえ_____かえす日
06/02/02 02:56:18 u1k6kPRd
「ボーリングフォーコロンバイン」という映画で、カナダでは平和だから表玄関
に鍵をかけないというエピソードがあった。国境を隔ててずいぶん違うもんだという
印象がある。一般カナダ人は今でも「アメリカは怖いところ」「ヤンキーはクレイジー」と
思ってるのかも。リンド夫人の末裔が多そう。

538:なまえ_____かえす日
06/02/02 09:58:06 OK8OmQK4
どこでも隣の国はライバル視だからねぇ。

ところで、掛川訳の文庫を遅ればせですが読みおえました。
「タニス」でシリーズを終えるより
「そうでしゅ。」で終える方が、気持ちが楽だよーw

539:なまえ_____かえす日
06/02/02 23:26:06 x8fCtKzQ
外から見るとカナダも人種/文化的にはアメリカみたいな感じだけど、同じ北米大陸だし。
カナダの人って一緒にされるとすごーく気分を害するらしい。近親憎悪かね。

540:なまえ_____かえす日
06/02/03 12:51:47 CmsrzsEe
イギリスから独立して発展したのがアメリカ。
英連邦としての意識が強いのがカナダだと思う。
それに、フランス系の人が多いことでよりヨーロッパ的な感覚が強くなるんじゃない?

だから「ヤンキーはがさつ」と。

541:なまえ_____かえす日
06/02/03 13:51:25 0gJvDebG
現代カナダ文学を研究した私が来ましたよ、、。
アメリカにとっちゃカナダも同じでしょ?なんだけど、
カナダ人にとっては明確にアイデンティティを異にしている。というか、カナダ人に
とってはっきり言えばアメリカは面白くない存在で、、、。
カナダにとってアメリカは経済的にも文化的にも南から侵食してくる存在、
脅威ですらあるようです。とはいえ、カナダ人、カナダ文化の文学上における明確な
アイディンティティーの確立には作家たちも今だ模索中というところ。
カナダ文学がCommonwealth Literatureとして明確な研究がされるようになって
きたのはごく最近です。
(ちなみに英系とフランス系カナダ人のアイデンティティはまた違います。)

という現代の状況から考えるとアンの世界のカナダ人アイデンティティは
一見しかと確立しているようで驚きます。でもこれはプリンス・エドワード
島という、大陸から離れた田園で生まれ育った住人たち特有の価値観なのでは、
と推察しています。穏健な島住人=カナダ人、広大で野卑でアグレッシブな大陸人=
アメリカ人という図式ですね。プリ島と大陸の本国カナダは別物として考えた
方が良いような気がします。


542:なまえ_____かえす日
06/02/03 16:11:24 ofGehfex
>>540
「アン」ではフランスをちょっと下に見てるよね。
スコットランドには一目おいてたような印象。

543:なまえ_____かえす日
06/02/03 20:39:22 ztcQWfpv
>>541
今でもフランス系カナダ人はアンを読んで差別的な表現に憤ったりするのでしょうか?
20世紀初頭以前の英国系カナダはかなり露骨に、フランス人、有色人種、原住民族を差別
してたらしいですが。モンゴメリの価値観もかなり英国系優性主義みたいだし。

544:なまえ_____かえす日
06/02/04 00:37:29 WOTd1LbZ
カナダでは児童図書館でも
「大草原の小さな家」を置かない主義のところがあると
聞いたことがある。

児童に読ませるによりふさわしい、
自国の開拓文学があるからだとか…

545:なまえ_____かえす日
06/02/04 01:48:38 Wx7mzltH
あたしもう気が狂いそう! 好きよ死なせて!

546:なまえ_____かえす日
06/02/04 05:31:31 wcH6WMX0
カナダエスキモーの子供が主人公の「大氷原の氷の家」とかありそうw

547:なまえ_____かえす日
06/02/04 13:22:54 ladIss3c
↑受けたwww
イグルーの前に立っているトナカイ皮の帽子を被ったモンゴル系のカワユイ女の子を
想像した。

548:なまえ_____かえす日
06/02/04 13:48:13 ladIss3c
>>543
541ですが、英語で書かれたCommonwealth文学を中心に読んでいたので(しかも十数年前、
ちなみに日本ではアンはカナダ文学の典型としては全く捉えられていなくて、
むしろ英系児童古典文学の枠に入っているんじゃないでしょうか。)
フランス系視点については明るくなくてすみません。原住民についてはステイタスも
公的な扱いもかなり変わりましたが、フランス系については政治的な問題が続いている
ことから、543のようなことは十分ありえると思います。
むしろ私としては熱心なエヴァンジェリストがアンを反キリスト教的として児童に
ふさわしくない書のリストの筆頭に載せてるんじゃないかと想像します。

>>546 受けたwww
イグルーの前に立っているトナカイ皮の帽子を被ったモンゴル系のカワユイ女の子を
想像しました。




549:なまえ_____かえす日
06/02/04 13:49:04 ladIss3c
↑ダブりました。すみません。

550:なまえ_____かえす日
06/02/04 21:45:52 CSxBn9pN
アンはともかく、エミリーシリーズは完全に反キリスト教だろうね。予知夢とか恐山イタコ的
超自然現象満載だし。エミリー=モンゴメリなんだろうけど。牧師の妻でよくああいう
小説が書けたもんだ。

551:なまえ_____かえす日
06/02/04 23:20:47 MZPu/c5M
>>550
逆に、それだからこそ書かずにいられなかったのだろう。
「神に背く者」になるわけにはいかない、でも自分の中にはこういう真実があると。
アンシリーズだと「ヘスターの幽霊」なんかがそれ系だね。

同じ立場にあり、やはり作家の道を選んだのが
「アイルの書」等で有名なナンシー・スプリンガー。
牧師の妻としての窮屈な暮らしの中で、
心の奥にあるものを書くことでようやく救われていたとか。

552:なまえ_____かえす日
06/02/05 05:47:30 Zru4WV+P
以前、テレビドラマ「アボンリーへの道」で、フランス人コミュニティの
ダンスのシーンがありましたね。現在の製作なので当然、差別的ではないのですが、
とても、異文化的だったのを覚えています。


553:なまえ_____かえす日
06/02/05 09:15:08 L9tX7ch3
>>552
あー、あったあった。
交流が隔絶されている様が・・・
フランスの人達みんな極端に貧乏ぽく見えたんだけど気のせいだろうか。

554:なまえ_____かえす日
06/02/05 17:21:34 iTZHnfcC
>>551
「美しい夜空を見上げた時に神に感謝する気持ちになる」(確か)
というアンが自分独特の「祈り」についてマリラに語ったシーンが忘れられない。
キリスト教系のお利口ぶった当時の児童書の中でも、
アンの中のこの表現にはモンゴメリの宗教観がピカッと光ってて秀逸。


555:なまえ_____かえす日
06/02/08 21:16:48 OdOI7Gdu
反キリスト教的ってどういう部分ですか?
神が起こした以外の奇跡とか不思議系、妖精とかの話はみんなNGってこと?
だとしたら怖いなあ…

「子供はなるべくファンタジーの世界に身を置かせるべし」
って言った人もいるのにね。

556:なまえ_____かえす日
06/02/08 23:26:04 vP4qBH37
魔法使いとか、呪文とか、闇とか悪魔的な存在は否定します。
それからキリスト教の聖書の教えに沿わない解釈とかもNGです。
ハリポタはむろん、ナルニア国物語なんかも誤ったキリスト教観を植え付けると批判されます。
こういう極端な思想をもった家庭の子供たちはハロウィーンパーティにも
行けません。
ファンタジー世界を味わうことの出来ない可愛そうな人たちです。

557:なまえ_____かえす日
06/02/09 18:09:55 A+EoQ+00
まあ、確かにファンタジー世界を味わう事ができないのは、
そうではない立場の人間から見たら味気なく、可愛そうに
見えるかも知れないけれど、それはそれとして、確固たる
宗教観を確立し得ている幸福ってのも、人によっては
あるのだろうから、一概に憐れむようなのもどうかなと思う。

多分、そういう人達から見たら、我々なんぞは「くだらない
悪魔的な妄想小説に耽溺する、哀れな人々」なのかも知れないしw

558:なまえ_____かえす日
06/02/10 01:32:06 f3A1z4+0
極端にファンタジー読ませない人もいるかもしれないけど、
ほんとごく一部だと思うよ。ものみの塔だっけ?

559:なまえ_____かえす日
06/02/10 20:28:34 Ujyu4Pjy
日本は少ないと思うけど。
西欧、アジアはすっごく増えてるし活動も増してる。ものみの塔なんて古株だけど、
色んなグループがあります。聖書を読み込んで、反聖書的なものを検討し直そうという動きは近年
活発化してるよ。児童書見直しのサイトも多い。(英語)
リンド婦人が見たらどう思うことやら。


560:なまえ_____かえす日
06/02/11 10:31:57 kzpkZLa/
リンド夫人は、プリンスエドワード島の外で生まれ育った人は、
すべてろくでもない奴と決めつけていた。特にヤンキーはろくでなしと決めていた。
「レイチェルが見張ってるから、アヴォンリーは平和なんだよ、アン」

561:なまえ_____かえす日
06/02/12 02:16:42 UJAoB38S
身内に甘くてよそ者に厳しい田舎物根性ってわけか…そりゃ本国より
日本でウケルわなw

562:なまえ_____かえす日
06/02/12 14:11:38 aqPKsY7p
韓国と中国、台湾でも受けそうデス。排他的で地縁血縁を大事にするあたり。

563:なまえ_____かえす日
06/02/12 18:57:28 17xfitxO
日本の島国根性と日本人の幼稚さのおかげで赤毛のアンが日本だけ売れる、そんな暴露本がカナダでは出版されている…

564:なまえ_____かえす日
06/02/12 22:07:25 9/ONQUf9
>>563
kwsk!詳細キボン。

565:なまえ_____かえす日
06/02/12 22:16:44 C9qB5Qj/
井上巧一 いのうえこういち 1969.6.10生まれの事件簿
犯人隠避の警視庁赤羽警察署刑事課
URLリンク(www2.ttcn.ne.jp)

566:なまえ_____かえす日
06/02/12 23:21:50 tr3E06db
そういや、現地(プリンスエドワード)では日本女性の観光客が大部分、みたいな話を聞いたことが。
とはいえアンがあれだけシリーズ化したのは 当時、本国での人気があってこそだし
何だろ、どっちかというと「後世に残る文学作品」というよりも、「当時の流行小説」という位置づけなのかな。


567:なまえ_____かえす日
06/02/13 00:33:09 QmfAgKT3
>>563
「日本人の幼稚さのおかげで赤毛のアンが日本だけ売れる」という暴露本、
小倉千加子の「赤毛のアンの秘密」の英訳本みたいな内容なのかな?

568:なまえ_____かえす日
06/02/13 05:22:58 QmfAgKT3
>>566
「当時の流行小説」というより、「若草物語」「トムソーヤ」とかと同様、
誰でも少女時代に一度は読む「不滅の児童文学」だと友人の米人女性は言ってました。
ただし映画版が公開された80-90年代ほどには、強い人気はないようです。


569:なまえ_____かえす日
06/02/13 08:31:28 8F5c0OWj
>>563
それ多分日本人が書いたのが向こうで翻訳されたんじゃなかったっけ。
って思ったら>>567に書いてた…
不愉快極まる内容の本なのよね…モンゴメリが自殺したことは日本人には知らせないように
してるとか衝撃の事実が一杯あった。

570:なまえ_____かえす日
06/02/13 11:07:40 nCBjDn4J
15 年くらい前、早稲田に留学中の日系カナダ人女性と話していたら、
赤毛のアン、何それ?という感じで、内容を説明しても知らないようでした。
「若草物語」と同じかもっと人気があって…と言ったら、若草は知っているようでした。
最近、カナダ人英語教師の男性と話す機会があって、聞いてみたら、読んではいないけど、
知っている、映画になってるから、とのことでした。
私はテレビドラマ「アボンリーへの道」のファンですが、
日本であれを見るのは、赤毛のアンのファンが中心ですよね。
でもテレビを見ていて感じるのは、自分たちの歴史(短いだけにこだわりたい歴史)
生活風俗の部分が丁寧に描かれているからかな、と思います。

子どもが愛読している漫画偉人伝のシリーズにモンゴメリがありましたが、
(松本侑子監修)自殺とは言い切れないけど、最期も薬瓶が手から落ちる、という
描き方で、限りなくゆるやかな自殺に近い感じでした。

571:なまえ_____かえす日
06/02/13 16:49:43 Jf2kAiIg
>569
>モンゴメリが自殺したことは日本人には知らせないように
本当ですか?

572:なまえ_____かえす日
06/02/13 18:36:39 8F5c0OWj
>>571
たしか向こうには日本のためだけに赤毛のアンの観光会社(?)みたいなモノがあって
知らせないようにしているといったことが書いてありました。生涯独身で孤独に苦しみ自殺したのはホントのことのようです。
全体的に日本人は幼稚だから、あんなモノのが売れるのねと言ったような論旨で不愉快極まる本だった気がします
ちゃんと読まなかったんですが…

573:なまえ_____かえす日
06/02/13 18:39:13 Wkz5lKx0
>>525には「37歳の晩婚」とあるが…

574:なまえ_____かえす日
06/02/13 21:46:21 7qzLfDKb
>>511で息子の性生活を心配してたのは何なんだ、養子なのか

575:なまえ_____かえす日
06/02/13 23:08:57 iZprrm4a
1911(37歳) 祖母が87歳で死亡。「ストーリー・ガール」出版。 ユーアンと結婚。
 スコットランドとイングランドに2カ月の新婚旅行。
 オンタリオ州リースクデイルの牧師館に住む。
1912(38歳) 「アンの友だち」出版。長男チェスター生まれる。
1914(40歳) 次男ヒュー・アレクサンダー死産。
1915(41歳) 「アンの愛情」出版。三男ユーアン・スチュアート誕生。
URLリンク(structure.cande.iwate-u.ac.jp)

576:なまえ_____かえす日
06/02/13 23:51:52 iZprrm4a
>>572
あの本は小倉千加子は教えている短大のフェミニスト学のテキストとして書いたのでは?
モンゴメリの評論というより、アンに熱狂する専業主婦志向の日本女性が戦後日本の
男社会に都合が良い存在だった。。。とかいう内容だった。
モンゴメリに興味を持って研究しているという学問的な感じは全くなかった。

577:なまえ_____かえす日
06/02/14 10:27:20 xkQQ7w7d
小倉はキャリアを捨てて専業主婦になる「赤毛のアン」ストーリーも、
アンに熱狂する日本女性ファンも、作者モンゴメリの保守的(裏表のある?)な生き方も、
気に入らないみたい。
あの本は日本に根付かないフェミニストの逆恨みを綴ったようなものでは?

578:なまえ_____かえす日
06/02/14 14:26:10 yERl4JzM
海外在です。アンは英系少女児童文学の中では、若草とかポリアンナとか
秘密の花園とかと並んで、児童向けペーパーバックのシリーズには
欠かせないものだけれど、アンの場合は別に大人向けのコーナーでも出ています。
(映画効果もあるんでしょう)児童文学の中では広い年代で楽しめる
ポピュラーな作品だと思います。
先日ティーン向けのライトノベル読んでたら(2001年米出版、娘の本です)
私立お嬢様寄宿学校の英語の授業でディケンズと共にアンの
レポート書く宿題がでていて、英米では古典児童文学の良書の扱いを
されていると思いました。

日本のアン人気には、西欧カントリーライフへの憧れ、という要素は
確かにあると思います。でもそれが専業主婦志向を促しているといったら
極論でしょう。英米でも保守的なヴィクトリアン風への憧れとかあって
十分フェミニンな趣味だと思いますが、単に各人の好みの問題。
アンごときで癇に障っている日本のフェミニストの論理の方が稚拙な
気がします。フェミニストが批判するべき対象は他にあるのでは。

579:なまえ_____かえす日
06/02/14 17:11:00 BrMtj4ZO
アンをめぐる人々  [著]L・M・モンゴメリー [訳]掛川恭子
[掲載]週刊朝日2006年02月03日号
[評者]温水ゆかり
「完訳赤毛のアン・シリーズの全10巻配本が『アンをめぐる人々』で大団円を迎えた。
老兄妹の養女になった明るいアンが、兄妹の暮らしに潤いを与え、やがて空想好きの
少女から優美な女性に成長。その子供達には第一次大戦の暗い影が忍び寄るという
カナダの孤児の一代記だ。最後の2巻はシリーズの異聞、村の負け組(男)や負け犬(女)
ばかりが登場するO・ヘンリーばりの短編集である。

第1巻『赤毛のアン』の帯コピーが秀逸だった。「もう一度少女に帰ろう」。
読んだら、本当に10歳頃に戻ってボロ泣き。未来は何色にでもなると信じていた
曇りのない日々に想いが飛んだ。でも、こういうことは広言しないほうがお利口さんかも。
インテリ女性たちはみんなアンの通俗性がお嫌い。桜の木に「雪の女王」と名前をつける
なんて少女趣味もいいとこだし、養父の死でいったん大学進学を断念する(家の犠牲になる)
のも因習的。学業を争ったギルバートと結婚、子沢山の良妻賢母に後退するにいたっては、
日本の少女達に反フェミニズム菌をまき散らしたとして侮蔑の的なのだ。
そうかなぁ、私は今もって独りぼっちのフェミニストだけどなぁ。
カバー絵も美しいこの新訳、村岡花子訳で読んだ人も是非どうぞ。」
URLリンク(book.asahi.com)


580:なまえ_____かえす日
06/02/14 23:42:40 kiN3j4de
熊井明子の「赤毛のアンの人生ノート」ではまったく逆の捉え方をしてるよ。
マリラたちがアンの向学心を励まし「女の子でも自分で生きていける力があるほうがいい」
(当時としては異端な考え方)と言っているところから、
「アンは女の子たちに自立をうながし、勇気を与える存在」と書いている。
結婚願望が強かった熊井さんは、上記の言葉にはっとしたそうだ。

受け止め方っていろいろだよね。

581:なまえ_____かえす日
06/02/14 23:50:26 LaH6S3BO
アニメのダイアナもクイーンへいくと思い込んでるアンと、
そんなアンになかなか「私クイーンは行かないの」と言えないダイアナの
エピソードよかったな。

582:なまえ_____かえす日
06/02/15 16:08:39 xQsXEiP+
中学1ー2年の頃、アン(最初の三部)に夢中でしたが、高校のときはシラケ世代で「アン」
の理想世界が信じられなくなりました。またアンに魅力を感じたのは30歳すぎて再読してから。
「炉辺荘」とか短編には大人っぽい深いエピソードも多いので、子供向きの本じゃないな、
と思いました。

583:なまえ_____かえす日
06/02/18 11:58:49 +Ke/9aH0
子供の時は13歳のアンに、学生の頃は年頃のアンに、
今は子持ちのアンに共感しながら読んでいますよ。
アンの影響でなんとも晩熟な青春時代を送ってしまいましたがw


584:なまえ_____かえす日
06/02/26 21:56:22 YdihZNVC
保守

585:なまえ_____かえす日
06/03/05 13:34:44 vuznm2uc
映画版3作目の戦争ものの作中で、慰安婦の女性たちと
アンが歌っている歌、あれはなんという曲か誰かご存知ですか?
有名な曲なのか、あの映画オリジナルなのか。いい曲だな、と思って。

586:なまえ_____かえす日
06/03/05 18:11:03 Ehuf9rqf
在日韓国 芸能人 (ハーフもいるが)

都はるみ 和田アキ子 五木ひろし 山口百恵
西田佐知子 小柳ルミ子 布施明 春日八郎 神戸一郎
野村真樹 内田裕也 杏里 川中美幸 ジョニー大倉
瀬川瑛子 西城秀樹 にしきのあきら 井上陽水 矢沢永吉
沢田研二 松山千春 菅原都々子 小畑実 河島英吾
由紀さおり 安田祥子 フランク永井 八代亜紀 青江三奈 伊藤蘭
井沢八郎 工藤由貴 坂本九 柏木由紀子 伊東ゆかり 松任谷由美

ほんとう多いんだよねぇ・・・ 
韓国人と聞いて いやになったよ。

587:なまえ_____かえす日
06/03/06 22:36:31 4rEVvQR5
すみません、アホみたいな質問ですが、よろしくお願いします。

講談社の「完訳版」って、どういう意味でしょうか?
今までの他の訳では、省略されている所があるが、
講談社の掛川訳は全て、省略なしに訳されている、ということでしょうか?

もしそうだとすると、
新潮文庫の『赤毛のアン』第一巻も、
省略されている所があるのでしょうか?

以上二点、よろしくお願いします。

588:なまえ_____かえす日
06/03/06 23:02:58 ptPqNo93
>>587
自分もあまり詳しいほうではないんですが…

他の訳で省略しているところがあるのは本当です。
新潮文庫でも省略されているところがあるようです。

自分が知っているところではマシュウの葬式の後などは
多少省略されています。

ここの皆さんはもっと詳しいみたいなんで詳しくはそちらで…

589:なまえ_____かえす日
06/03/07 19:42:22 1qCKUsHz
確か新潮版(村岡訳)ではいくつもの略があります。
その最たるものが、ラストでマリラがアンへの愛情をはじめて口にするところ。
自分もアニメ(別訳を元にしている)を見て驚きました。

これだけはどうして略したのかわからないんですよね。
全編の要となるシーンだと思うのに。

590:なまえ_____かえす日
06/03/07 23:47:09 k0B6WSoV
掛川恭子の『虹の谷のアン』を読んでみてください。村岡訳とぜんぜん長さが違うのが分かりますから。

591:なまえ_____かえす日
06/03/08 01:30:53 Jdo4uxBs
>>588-590

ありがとうございました。
省略がないという点では、
講談社の掛川訳のほうが優っているということですね。

それにしても村岡さんがなぜ第一巻の最後のところを省略したのか、
謎ですよね。

592:なまえ_____かえす日
06/03/08 01:47:35 lyPmqhWz
省略してるのはそこだけじゃないので・・・
ごく当たり前に取捨選択している感じが。
翻訳のことやその歴史に明るくないので推測だけど、時代って奴だったのかな?

593:なまえ_____かえす日
06/03/08 13:56:43 9OFCrxXJ
昔の翻訳家は編集も兼ねていたんじゃないすか?

594:なまえ_____かえす日
06/03/08 14:17:56 o9Km1ZNh
古典は版によって細かな内容が違うことが往々にしてある。
有名な話だけど、「アンの幸福」の原題は英国版と米国版で
タイトルが違っていたり。
シャーロック・ホームズも同時期に発売された英国版と米国版では、
台詞が違っていたりすることがある。

推測だけど、村岡氏が底本にした版が、元々内容に省略がある本
だったんじゃないだろうか。

下訳の人が何かの理由で訳さなかったのを、チェックし忘れたという
可能性もあるが。

595:なまえ_____かえす日
06/03/08 14:42:48 McXOR36t
>594
それなら納得できる。村岡さんが自分で判断して
他の場面ならともかくその場面を切ったというのが
どうにも理解できなかったので。

596:なまえ_____かえす日
06/03/08 19:41:30 B8PDP8Uv
「エミリー」シリーズの話だったと思うが、
モンゴメリの文章は自然の描写とかが長すぎる感があるので略した…とあった気がする。
それならわかるが、確かにそのシーンのカットは何故だ?と自分も思っていた。
>>594の説明で納得。子供向けのダイジェスト版とかだったのかもしれないな。

597:なまえ_____かえす日
06/03/09 01:10:16 eTDq6zR2
「赤毛のアン」の省略は重要シーンとはいえ全体からすると
ごく一部だけど、「虹の谷のアン」になるとほとんど半分・・・
とは言わないまでも3分の1位削られてるよね。なんでだろう。
念願かなってPEIに行って、原書のペーパーバック買って
そのぶ厚さにびっくりしたよ。

文章が削られてるのもあるし、例えばメアリ・ヴァンスが「フルネームは
なんちゃらかんたらだ(←めちゃ長い)」と自慢するトコとか。
メレディス牧師とローズマリーが初めて二人で話をするトコとか。

章ごとあぼーんのもいくつか。フェイスが貧乏な子に新品の靴
あげちゃう章とか。おもしろいのになー。


598:なまえ_____かえす日
06/03/09 01:38:30 6aRIBh9h
596さん、同じです。
私はたしか、中学の時、国語で「アン」の一部抜粋を習った。
それはアンとマリラがリンド夫人にお詫びに行って帰るシーンだった。
「マリラが母性愛に目覚めるシーン」として習ったのだが、
それだけに何故?と思っていた。

599:なまえ_____かえす日
06/03/09 03:11:18 jZ3ExBRt
>>597

原書のペーパーバックって、
わざわざPEIに行かなくても、アマゾンで買えるでしょ?

600:なまえ_____かえす日
06/03/09 03:24:34 TatDv3kP
野暮だな。
「念願かなって」は「島に行く」ことにかかってるんでしょ。

601:なまえ_____かえす日
06/03/09 03:42:16 jZ3ExBRt
>>600

いや、そりゃそうだが、
「PEIに行って、原書のペーパーバック買って」とあるからには、
島でペーパーバックを買った、って意味になるでしょ?

602:なまえ_____かえす日
06/03/09 03:47:12 AAbqjO6L
何が不思議か分からない。自分も好きな英国作家の本、
イギリス行った時買ってみたりした(まぁ嬉しがりかも)。
>597がPEIに行った時代にアマゾンあったかどうかも分からないし、
洋書売ってる書店に虹の谷まで売ってたかどうかも。

603:なまえ_____かえす日
06/03/09 04:11:48 jZ3ExBRt
>>602

なるほど!
PEIにいったのが昔のことだったとは想像できませんでしたね。
アンと違って想像力が乏しいですな(泣)。

604:なまえ_____かえす日
06/03/09 07:18:26 aMAoNpyJ
私も15年前にPEI行って原書買いました。ネットのない時代でした。
当時はモンゴメリの日記とか関連本はカナダでもPEI以外では滅多に売ってなかった。
モンゴメリの家跡に併設した土産物屋さんで、売り子さんは親戚の方でした。

605:なまえ_____かえす日
06/03/10 06:41:42 cwp74SQi
アマゾンで買わなくても、モンゴメリ作品の原文はたいていネットのProject Gutenberg
とかで読めるけどね。

606:なまえ_____かえす日
06/03/10 13:05:23 9NCxCE7h
紙の本を手にする喜びはネットでは得られない・・・

607:なまえ_____かえす日
06/03/10 14:07:43 O73hHHUv
15年前オールコットの手に入りにくい原書を生家にいって買ったよ。日本じゃその頃
洋書売ってる店は少なかったし馬鹿高かった。メジャーな本以外手に入り
にくかったから、生家でオールコットのシリーズ全部見つけた時は嬉しかった。
本探し、出会い、のあの感動は確かにもう味わえそうにないね。


608:なまえ_____かえす日
06/03/10 14:52:16 BUz0Qwwn
>>607

いや、ネット時代の今日でも、
洋書に限らず入手しにくい本というのはたくさん存在しますから、
その本を、古本屋の店頭やネット上で発見したときは、
同じような感動を覚えますよ。

609:なまえ_____かえす日
06/03/10 23:40:29 twc8wLkg
モンゴメリの日記、やっと全部読破しました!生涯かけた日記を五巻まで通して読んだので、
感慨深いです。また一から読み直してみたいと思っています。個人的にはグッドラックの死亡記事が興味深かったです。

610:なまえ_____かえす日
06/03/12 12:41:08 Pg3QIjdV
前スレでアンはたくさん子供を生みすぎ…と言うのを読んでもう一つ思ったのは
アンがジョイスを亡くしている事も関係するのでは?ということ。
私も死産・流産の経験があり、以来恵まれるのであれば子供は何人でも欲しいと
思うようになりました。

611:なまえ_____かえす日
06/03/12 13:29:41 uHZVtK39
あれだけ沢山の子供をクイーンやレドモンドに送り込むって、
あの時代のカナダってのは、医者は一発当てるとそこまで儲かる職業なの?
リラですら、第一次大戦後「あまり興味がないけれど、家政大学にでも行こうか」と言っている。
養子、実子の差と言ってしまえばそれまでだけれど、
クイーンに行きたくても、自分からは言い出せなかったアンとは大違いだと思った。

612:なまえ_____かえす日
06/03/12 17:18:52 9eK43VLE
クイーン(高校相当?)は自力では行けなさそうだけど、
大学は自分で学費をためて進学することもできるよね。その違いでは?
ウォルターが二年ほど教職をしてから進学した、っていう描写があったよ。

613:なまえ_____かえす日
06/03/12 18:02:15 fqHYeVuM
そうなんだよ、あの時代のカナダの学校制度がよく分からんのだが。
クイーンも、村岡訳では「学院」と訳されているが、
掛川訳では「短大」となっている。

誰かこの辺り詳しい人いませんかね。

614:なまえ_____かえす日
06/03/12 21:17:53 NHgva3+k
当時の貨幣価値とか調べたら面白そうだよね。クイーンズや大学の学費はもちろん、
マシューが売っていたジャガイモの取引価格とか、
膨らんだ袖のドレスの生地と仕立て代とか
ホワイトサンドホテル(だっけ?)のアイスクリームの値段とか。
産業経済からみるアボンリーってだれか研究してないかな。


615:なまえ_____かえす日
06/03/12 23:16:50 xTEkpxuY
>>597です。
PEIに行ったのは、十数年前です。
(忘れもしない、皇太子の結婚式の特別祝日の週!)
勿論その頃でも紀伊国屋とか行けばアン・ブックスくらいの洋書なら
手に入りましたが、いかんせん高価だった。
で、PEIに行った際に購入したのです。

>>613
当時の学校制度はまだまだ定まってなくて、いろんなコースが
混在していたらしいです。
クイーンは昔の日本で言うところの師範学校みたいな位置づけ
というのが一番近い感じではないかなあ。

616:なまえ_____かえす日
06/03/13 13:28:34 lugaTYVN
当時の学校って6歳から14-15歳くらいまで一つの教室に全員座って、
まちまちに学科を勉強する形式だったはず。15歳でダイアナみたいな子はさっさと勉強を
終え、家事手伝いしながら早く結婚。学校の先生の資格とりたい子は16-18
まで1ー2年間、師範学校に行く。もっと勉強したい子は先生を数年して貯金を
ためて大学に行ったのだと思う。モンゴメリは師範学校のあと、1年教えたけど貯金で大学4年行く
資金が足りなくて1年だけ英文学コースだけ取った。当時の小学校教師年収は1895年頃、180ドルだったとモンゴメリ
の日記にあった。その中で貯めたお金で大学の授業料は払えても寄宿費が足りなくて、
祖母に少しだしてもらったらしい。大学にいたころから、短編が雑誌に掲載されてお金が入ってくるように
なったみたい。1908年のアンの初版が1冊小売り価格1ドル50セント、
一番最初の印税(一冊あたり9セントx?)収入合計は1730ドルだったそうです。

617:なまえ_____かえす日
06/03/13 14:17:30 /gkti/WT
ギルバートは人気の医者だったから
けっこう儲かっていたんじゃないか?
それにアンも小作品を書いていたようだから、
それの収入もあったようだし。

618:なまえ_____かえす日
06/03/14 01:44:23 d87s8wTO
外国の教育制度について特に詳しくはないのですが…
たとえば日本の高校から、アメリカの大学に留学するのは困難ではないが、
日本の高校卒業資格ではイギリスなど欧州の大学は受け付けてくれない
ところが多い。
イギリスだと、中等教育終了・Oレベルのあと、Aレベルという大学で
専門教育を始めることが可能ですよ、という試験をとっておかなければ
いけないんです。簡単にはいえないけれど、日本だと大学入学後、教養
科目をとりますが、イギリスだともういきなり専門に入ると考えていい。
(なので日本からイギリスの大学に行く場合は、短大か大学の教養科目を
終了してからか、あえて高校から留学する場合は、大学に設置されている
Aレベル相当の科目をとらせてくれるコースに入らなければ、と聞きました)
アメリカの大学は入りやすく、出るのが難しいとよく言われますが、
これは、アンのアボンリーの村の学校や大草原に出てくる村の学校のようなところで、
中等教育を終了する人が多かったので、大学に入ってから、基礎教養を
みっちりやるようになったからだとか。
日本の大学は、欧州型とアメリカ型の中間のようなものだ、と。

私は誰の訳を最初に読んだのか忘れましたが、クイーン師範学校、になっていました。
で、思い出すと、クイーンの時はがんばって受験勉強をしていたけど、大学の時については、
特に記述がなかったような…
これは師範学校の成績を認められてのものなのか…どうなんでしょうね。

619:なまえ_____かえす日
06/03/14 11:23:35 cyfqQShw
クイーンは定員が少ないところに、島中から受験生が集まるから競争率が激しかったのでは?
当時の大学はそれほど行く人が多くなかったのでしょう。女子は特に門戸が開かれたばかり
だったし。(19世紀末。)
「大学で亭主の操縦術でも教えてくれるのかね?」とリンド夫人も皮肉っていた。

620:なまえ_____かえす日
06/03/14 14:58:43 H1aphmwc
>>618
詳しい説明ありがとうございます。
大学に入る前に教養科目を終了しておかなければならないということですね。
それを学べるのがクイーンということでしょうか。
だとするとクイーン卒業資格=大学進学の条件?

当時は大学卒はあまり実用的なステイタスではなくて、
むしろ一生物の資格が取れる師範学校が人気だったのかと読んでいて思いました。
(教員養成課程のある短大のような感じで)

621:なまえ_____かえす日
06/03/14 19:31:17 cyfqQShw
当時は島には四年制大学がなくてハリファックスやモントリオールまで
行かないと駄目だったのでは?モンゴメリの出た師範学校はプリンスオブウエールズカレッジ
という名前でしたが、一年で卒業したみたいでした。

622:なまえ_____かえす日
06/03/14 20:25:22 g2VT+xxz

児童書=自動車w

623:なまえ_____かえす日
06/03/16 01:45:25 gGfsXg3o
618です。でも、アンやギルバートは庶民ですから師範卒ですが、
レドモンドの学友で裕福な人たちは、師範にはたぶん行っていませんよね。

本当に当時のカナダの大学入学資格ってどうだったんでしょうか?
たとえば、イギリス型に近いとしたら、いわゆる村の学校ではないもっと
整った学校で、6フォームのクラスに籍をおき、教養課程に相当する科目を
いくつかとって、願書を出すのでは、と思うのです。
もしこの形式だとしたら、アンやギルバートたちは、師範学校の成績が認め
られての入学のような気がします。
でも、アメリカ型だとしたら…私はほんとうに詳しくないのですが、
たとえば、あしながおじさん、の場合だと、村の学校を出ただけ、と書かれて
いませんでしたっけ。その成績と孤児院の評議委員の推薦状
(たぶん、ジャービスの。本人の資質は良好。もちろんきちんと学費をおさめ
続けられる、との)で、入学が決定されたのだと思います。それで大学に入ってから、
数学はあるは化学はあるは、フランス語にもラテン語にも初挑戦していたような。
こちらに近いのだとしたら、師範学校を出ているかどうかは、ほとんど関係なさそうだし…

624:なまえ_____かえす日
06/03/16 10:17:54 LHdvdrYP
エミリーは15歳から高校に3年行ってる。クイーンと違って教師の資格はとれなかった。
そこからイルゼやテディはモントリオールの大学に進んでる。
エミリーは1920年代半ばの話で、アンより20年ほど現代に近いけどね。
1910年代生まれのモンゴメリの息子たちは大学に入る前、13-17歳くらいまで
寄宿制の高校に通ってた。

625:なまえ_____かえす日
06/03/16 12:12:58 bM7sY95Q
>623
>整った学校で、6フォームのクラスに籍をおき、教養課程に相当する科目を
>いくつかとって、願書を出すのでは、と思うのです。
そういう感じだよね。
ステラがレドモンドに来る際も
「クイーンに3年間在籍したから、レドモンドの2回生からいける」ってあったものね。

626:なまえ_____かえす日
06/03/16 14:57:31 t+hhVCr9
メレディス家の財政はどうなんだろう?
3人レドモンドへ行ってたよね。

627:なまえ_____かえす日
06/03/16 18:25:37 cNxaa0Sx
その内の一人は、自腹で通う為に進学が一年遅れたみたいな記述があったような。
牧師さんってのは寄進とかで裕福だったのか?
ちなみにアラン牧師の年給は700ドルだった覚えがある。
当時の通貨価値に詳しい人の登場を待つ。

628:なまえ_____かえす日
06/03/16 20:30:09 g6SbyAU5
メレディス家でレドモンドに行ったのは、ジェリーとフェイス。
カールは進学費用の一部を稼ぐため、教鞭をとる。
クイーン卒業後、両親がすぐ大学進学をすすめるも、自分の意思で
そうした…というところをみると、裕福そうですね。

629:なまえ_____かえす日
06/03/16 23:32:34 Ru9W/ht6
アンの大学で唯一すごいお金持ちのかわいい女の子がいたよね?
フィリパ・ゴードンだっけ。
アンの友人関係の中では唯一の都会出身お嬢様だったので、印象深かった。
でもアンたちがひどくコンプレクスを抱くわけでもなく、裕福な学生が田舎出身の
学生を蔑むわけでもなく、親しくお付き合いしていたのは大人だなーと思った。

630:なまえ_____かえす日
06/03/16 23:55:11 DaLbQ8SU
「いいわ。彼(ジョナス)がプロポーズしてくれないなら、私からすればいいわ」と決意したり
イヤミな風ではなくモテる事を認めて楽しんだり…と
あの当時からすると、かなり型破りなキャラ設定だよね。
アンが優等生になってしまった分、「アンの愛情」ではフィルが一番愛しかった。
でも「家事は全くダメ」設定だったはずなのに
アンのドレス(イブニング?)に薔薇の刺繍を出来るが不明。
作者のミスなのか、当時の女性はその程度(凝った刺繍)は出来る内に入らなかったのか。

631:なまえ_____かえす日
06/03/17 02:31:38 F5Q3JwKG
>630
刺繍は「家事」ではなく「レディのたしなみ」だったのでは?
貴婦人の手の形容で「刺繍針より重いものは持ったことがない」
というのがあったはず。

632:なまえ_____かえす日
06/03/17 04:31:06 6tSYrlK2
日本でも、貴婦人はどうか知らないけど、
中流の子女なら、料理や掃除は女中さんがするとして、それよりむしろ、
和裁は家族の衣服を整える(家族の体面を保つ)重点課題だったような。

ましてや刺繍となると…音楽の素養と同じで、高級な趣味だったのでは。

633:なまえ_____かえす日
06/03/17 08:43:28 hGOYawvH
ノバスコシャのキングスポートにあるレドモンド大学だっけ。モンゴメリの通った
ハリファックスのダルハウジー大学のことだろうけど、
島に比べたらずっと都会なんだろうね。

634:なまえ_____かえす日
06/03/17 12:58:16 gJeR8ox8
>>630
刺繍はふつうの洋裁やパッチワーク(余った布を活用&保温性抜群)
のような実用性は少ないと思う。
時間と経済に余裕のある人じゃないとできないイメージがあるなあ。

635:なまえ_____かえす日
06/03/17 13:43:40 Psy9ob23
>>634
ダイアナが婚約するってときに
ナプキンに刺繍しなくちゃ っていってたよね?

636:630
06/03/17 18:33:45 ioUHsmHr
色々と情報ありがとうございます。
刺繍とは家事とは別のラインだったのか…
でも、手先の器用で頭のいいフィルの事だから
すぐに家事のコツも覚えていただろう。

637:なまえ_____かえす日
06/03/17 21:31:54 gJeR8ox8
>>635
それはイニシャルの刺繍じゃない?
実用品の範囲だと思う。
(「続あしながおじさん」で、「普通の婚約した女性のように、
ナプキンにイニシャルの刺繍でもしていたほうがいいのかも」という一節があった)

薔薇の模様となると相当手間がかかりそうだし、
好きで余裕がないとできないかなと。

638:なまえ_____かえす日
06/03/17 22:36:25 g7szIXJH
結婚時のテーブルナプキンも、赤ちゃんが生まれる時の手作り産着も、
必要あってのものだったんだろうけど、作るのが当たり前な時代がなんか羨ましい。
好きでもなかなか裁縫に手間暇かける時間とかがないんだよね。だから何か
実りのあるものやってるかっていえば2chやってたりするんだけどw
色々不便な点はあったと思うけれど、グリーンゲイブルズの少女アンの質実ともに豊かに
心満たされた世界は自分のエルドラドなんだよな。

639:なまえ_____かえす日
06/03/18 01:37:51 vV5zxsZ4
向こう三軒両隣に私生活筒抜けのうえに
リンド夫人にいびられてもエルドラド?

640:なまえ_____かえす日
06/03/18 05:01:36 lB1vzRqN
自給自足に憧れるなら、とりあえず庭で米でも作って機織りしてみるとか?
「1900年」という体験リアリティドラマ(BBC)じゃ、なべで洗濯物を煮ること、
シャンプーで髪を洗えないこと、やっとこで虫歯を抜かれるのが一番辛そうだった。
コルセットの辛さは言うまでもなく。

641:なまえ_____かえす日
06/03/18 13:14:15 vbc6IAky
雑事に煩わされないからこそ、2chに昼間からうつつを抜かす事が出来る。
そういう現代でよかったよ。

>やっとこで虫歯を抜かれるのが
眼科は独立した職業としてあったけれど、あの時代歯科医はいたんだろうか?
アンよりも少し前だと思うが、
リンドグレーンのやかまし村のおじいさん(2次大戦前に80を迎えていたから1860年位生まれと推測)では
鍛冶屋さんに歯を抜いてもらった記述がある。
しかも間違えて隣の歯を抜かれたので、計2本抜く破目になったらしい…((((;゚Д゚)))

642:なまえ_____かえす日
06/03/18 23:51:22 TPt+XI7B
絡むつもりではないが、638はネットやっている時間を裁縫に割いたらいいんでないかい?
その姿勢では、アンの世界にいたらいたで
「雑事ばかりに追われて何の楽しみもない」と愚痴っていそう。

大草原シリーズのローラのエッセイの言葉をどうぞ
「要は、自分が生活をどう見るかにかかっているのです」


643:なまえ_____かえす日
06/03/19 01:03:07 z8bQDZya
「1900年」見ました。うわ~と思ったのですが、最近、英語のおちゃらけ
レッスン(昼間の主婦コース。英語はなかなか上達しないが、いろいろイギリス
の暮らしぶりとか聞けて楽しい)で、ヘッドウェイの教科書に、
ほぼ19世紀そのままの暮らしをしている偏屈ば~さんの記事があって、
びっくりした。電気も電話もなし。起床してまずやることは、かまどで湯をわかして、
ウォッシュハウスにえっちらおっちら運んで、身ぎれいにすることだそうだ。
ウォッシュハウスというのは、戸外にあるトイレとかそういうもののことで、
そこで体も清めるんだって。


644:まえ_____かえす日
06/03/19 04:12:02 5Eo8+eh3
URLリンク(spqr.sakura.ne.jp)

『THE 1900 HOUSE』
制作&放送:Channel4
放送:NHK教育『家族で体験 1900年の生活』:2000年

1日目『出演する家族を募集』(2005/02/20)
1日目『家族が実際に暮らす家を再現する』(2005/02/21)
2日目『生活が始まる/レンジと衛生』(2005/02/23)
2日目『食べ物/買い物と食事』(2005/02/25)
2日目『洗い物は大変/衣装と洗濯』(2005/02/26)
3日目『掃除も大変/ホコリでいっぱい』(2005/02/27)
3日目『メイドさんを雇う』(2005/02/28)
3日目『肌で感じる1900年(上)/髪を洗う』(2005/03/04)
3日目『肌で感じる1900年(下)/衣食住』(2005/03/04)
4日目『メイドさんと向き合う』(2005/03/13)
4日目『End Of An Era』(2005/03/17)



645:なまえ_____かえす日
06/03/20 16:21:32 ofPtjuY2
>ウォッシュハウスにえっちらおっちら運んで、身ぎれいにすることだそうだ。
アニメでは、水は水道(手動ポンプ)で入れていたけれど実際はどうだったんだろう?
井戸から盥に汲み上げてから運んでいたとしたら、それだけで重労働だ。


646:なまえ_____かえす日
06/03/20 19:23:10 lC75TMgX
644
見た。結構楽しそうに生活はしていたが、どうしてもどうしても家族が
我慢できなくてギブアップしたのは、髪の毛を何週間も洗わないことだったんだよね。
一時入院の時に髪の毛を四日間洗えなかっただけでもすごくつらかっただけに、
これは確かにキツイなと思った。

647:なまえ_____かえす日
06/03/20 20:31:52 Y3vJmnU1
日本は湿気があるから髪を洗えないと辛そう。ベタベタして。
明治以前の女性はどうやって長い髪を洗ってたのだろう?米ぬか?

648:なまえ_____かえす日
06/03/20 20:45:51 qHfAdxim
アンのあの頃のカナダって、
髪、洗ってるの?

649:なまえ_____かえす日
06/03/20 21:25:10 aznpXoNS
髪を洗って乾かしてるレスリーを見たオーエンが恋に落ちた。アンは髪を緑に染めたとき何日も家にこもって髪洗い続けてたねw

650:なまえ_____かえす日
06/03/20 23:58:18 yf7oOMKh
大草原シリーズだと、毎週土曜日の行水の際に洗うだけみたい。
水を汲むこと自体が重労働だから、アンの時代ももそうそうは洗髪しないと思う。
湿気がないから、長い髪でもそこまでむんむんに臭くはならないのかね?

651:なまえ_____かえす日
06/03/21 02:54:46 70bfAyDZ
湿気のある日本だって、こんなにたびたび洗うようになったのは、
実際、高度経済成長以降のことでは?
それだって、毎日か少なくとも2日に一度は洗うというのは、
本当に近年のことだと思いますよ。
銭湯は、わざわざ洗髪料金をとっていたし。

652:なまえ_____かえす日
06/03/21 03:59:42 nwSVx8YG
櫛やブラシで梳くことである程度汚れは落とせるしね。

653:なまえ_____かえす日
06/03/21 14:09:55 7QYHo72i
アンの頃は普通に暮らしていてもエクササイズしてるようなもんだろう。
歩く量も多いし、水汲みや乳搾り、馬の世話、力仕事も多い。
座っておしゃべりしている時も編み物や縫い物して、時間無駄にしない。

654:なまえ_____かえす日
06/03/21 16:54:09 uSdGDc7M
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

655:なまえ_____かえす日
06/03/21 17:35:30 6UCDuP7Z
そうそう洗えないから油でがっちり固めちゃうわけで
んでもって痒くなったら簪でぼりぼりっとやるわけだ

656:なまえ_____かえす日
06/03/21 18:16:36 nwSVx8YG
>655
日本の髷結った人はそうかもしれないけど、
西洋の人は毎晩髪解いて三つ編みかなんかにして
毎朝結ってたイメージがある。

657:なまえ_____かえす日
06/03/21 20:00:11 eXhrSo+Q
ローラ・インガルス・ワイルダーの『シルバーレイクの岸辺で』に
母さんからローラが毎晩100回ブラッシングして寝なさい、と忠告されてた。砂ぼこりを落とす為、って感じでしょう。
北米ではボンネットかぶって寝ていたので、カナダもおそらくそうでしょう。
日本の給食係のかぶる様な白いボンネットに髪を入れ込んで寝たのでは?
そのため、髪は毎日セットしていたと思う。

女性用のカツラは当時~かなり前からあったね。
『レ・ミゼラブル』の中でコゼット母のファンチーヌが髪を売るし、『若草物語』のジョーも売った。
いつの時代も髪は女性にとっての命なのね。


658:なまえ_____かえす日
06/03/23 10:21:55 8sB2Vhex
ビクトリア時代の生活を再現する番組で出演してた家族のお母さんが禁を破ってシャンプーを買ってたw。頭が相当痒かったらしいw。

659:なまえ_____かえす日
06/03/23 10:47:44 CWzCeOon
>>652
そのためにめっちゃ細かい梳き櫛なんてあったわけなんだし。(虱取りの為?)

660:なまえ_____かえす日
06/03/23 18:11:05 vs0fKOer
スレ違いだけど江戸時代の人の髷結ったまま何日もそのままだったり
形を崩さないために箱枕使ったりする生活は更につらそう。


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