童話書くのはどうですか?at BUN
童話書くのはどうですか? - 暇つぶし2ch800:名無し物書き@推敲中?
04/12/24 16:24:55
童話って例えば何?

801:名無し物書き@推敲中?
04/12/24 21:30:04
このスレを>>1から音読

802:名無し物書き@推敲中?
04/12/24 23:57:52
>>801
めんどいよぉぅ!

803:名無し物書き@推敲中?
04/12/24 23:59:46
>>801
めんどいよぉぅ!

804:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 00:00:52
>>801
めんどいよぉぅ!

805:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 00:18:45
>>802-804
ごめん。サーバーに繋がらなかった筈なのに、書き込めてたみたい。
ごめんなさい。

806:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 04:19:17
>>802-805
罰として今すぐ小川未明童話集を買ってきなさい!

807:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 07:58:10
>>806
ええ~!? クリスマスだからプレゼントしてくださいよぉ。サンタさん。

808:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 09:48:56
小さなクリスマス物語、書きたいな~。
でも、サンタとトナカイとソリとプレゼントの
四題話にしかなんないんだよね~。

809:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 09:53:52
>>808
グリルされる七面鳥の気持ちでも書いたら?

810:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 10:44:35
もうすぐクリスマス。七面鳥のナナ子は、まちどおしくてたまりません。
クリスマスには、サンタさんがプレゼントをくれるのですもの。
七面鳥へのプレゼントは、新鮮な野菜やら、香り高いハーブやら。
それを、ナナ子たち七面鳥はお腹の中へつめこみます。つめこむ前に、
これまで生きてきた中で、知らず知らずにためこんでいた悪い心や腹黒さを、
ぜんぶ、外へほうりだしてしまいます。そのあと、熱い火に清められるのです。
清められたナナ子たちは、そのまま天に昇ります。雲よりも、月よりも、高いところへ舞いあがるのです。
「なんてすばらしい運命かしら」
きょうも、ナナコは、うっとりと、空を見あげているのでした。



811:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 10:49:51
>>810
本当に書いたんだ!
すごい切ない~。・゜゜(´Д`)゜゜・。
面白かったって言うのはおかしいけど、うん。よかった。

812:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 12:37:07
>>811
いいから、泣くなよ。

813:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 12:48:38
>>812
だ、だって~。・゜゜(づД<)゜゜・。

814:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 13:10:08
今頃ナナコは……。

815:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 13:22:57
ナナ子は何も分かってない……。ソノ時はどう思うんだろうね。

816:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 13:26:27
何も分かってないんだから、何とも思やしないさ。
それがナナ子のシ・ア・ワ・セ。

817:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 13:28:31
でも、いつか気付くんだよ……。きっと幸せなまま……ではないんだ。

818:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 14:35:52
あのねぇ、童話ってのはねぇ、ぜったいハッピーエンドなんよ、
そりゃもうぜえったぁああぁあい!
だからナナ子はシ・ア・ワ・セ。

819:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 14:39:01
あ………ようやく分かった。ごめんね。
ブラックな童話だな、とは思っちゃいけないと……。

820:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 14:42:16
本当は怖いグリム童話

821:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 14:57:26
「ごんぎつね」を十回音読だ

822:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 14:58:39
>>821


823:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 15:00:25
>>821
わざわざ買うのけ?

824:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 15:14:25
なんだ、持ってないの? 買えよ。
泣けるぞ。

825:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 15:15:36
……どんなはなしだっけ?

826:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 15:38:45
忘れた……。


827:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 15:40:10
あははは(;´∀`)

828:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 16:40:53
おててがチンチンする

829:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 18:10:06
「ごんぎつね」って、ピー子ちゃんとかドテチンとか出てくるやつでしか?

830:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 19:24:57
それは「ズッコケ三人組」でしょ?

831:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 19:38:14
ズッコケって読んだことないんだけど、面白い?
一冊だけ読むとしたら、あのズラーーーーッと並んだ中の何巻目がいいか教えてください。
 ごんぎつねは、キツネが罪ほろぼしにクリなんかを届けにきて殺される話です。泣けます。けど後味悪いですぅ。 

832:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 19:55:28
とりあえず「百万回生きたねこ」を音読だと思う

833:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 20:02:19
音読もいいけど、
そろそろ己の作品に、
速やかに取りかかるべし。

834:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 20:06:03
>>833
童話ってどんなのかを聞かれたんだよ? まだ書けないだろ……。

835:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 20:39:17
>>833
そうだ。アンデルセンに出すんだった。
いまからやるぞ

836:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 22:45:58
アンデルセンの傾向と対策おねがいしますぅ。

837:名無し物書き@推敲中?
04/12/25 23:35:22
彼女にふられた。ナナコ、食わせろ。

838:名無し物書き@推敲中?
04/12/26 00:21:28
ナナコにふられた。なんか、食わせろ。

839:名無し物書き@推敲中?
04/12/26 05:05:58
>>837-838
カーネルおじさんに頼みな。

840:名無し物書き@推敲中?
04/12/28 09:50:34
アンデルセン、書き始めました。
カーネルおじさん、どうか、わたしに
アンデルセンのパンを食わせたまえ。

841:名無し物書き@推敲中?
04/12/28 18:17:34
ねえねえカーネルおじさん。こういうのが童話なの?
URLリンク(www9.big.or.jp)
やっぱり赤ずきんちゃんとは違うんだね。

842:カーネルおじさん
04/12/29 03:41:11
そのくらい自分で判断しろや

843:名無し物書き@推敲中?
04/12/29 09:54:50
>>カーネルおじさん
ごめんなさい(;_;) やけ食いするので、ナナ子を売って下さい。

844:カーネルおじさん
04/12/29 16:45:34
里山童話大賞の結果が気になるんです。
あの設定で、一体どんな感動の物語が作れるのか。

845:名無し物書き@推敲中?
04/12/30 20:36:52
里山って、だれかのホームページで入賞したとかカキコしてる人がいたよ。たしか、あちこちの公募で入選してる人だった。


846:ナナ子
05/01/01 00:38:15
里山さん、カーネルおじさん、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

847:名無し物書き@推敲中?
05/01/01 02:44:51
おめでとおおおおお!

848:名無し物書き@推敲中?
05/01/01 07:57:36
>カーネルおじさん

あんたちょっと毒舌じゃない?
カールおじさんのマターリを見習えw

849:名無し物書き@推敲中?
05/01/01 16:59:44
里山のページ見てきた。あのキャラクターそろえて10枚で書くなんて、俺には耐えられん。
なにが耐えられんって、チェリーちゃんだ、チェリーちゃん。あとの2匹は整合性を保てるが、チェリーちゃん、さくらんぼにまたがってるぞ。
それでも今書いてみた。


「食べられることは食べること。
 食べることは食べられること。」

 沼のほとりにさくらの木がありました。このさくらの木にはおいしいさくらんぼが実ります。だって、チェリーちゃんが
住んでるのですから。
「ああ、のどがかわいたわ」
 ある日のどが乾いたチェリーちゃんは、沼まで水を飲みにおりました。そこに雉のナッキーがきて、チェリーちゃんを
食べてしまいました。やわらかいチェリーちゃんはあっというまに消化されて、種になってしまいました。消化されたチェ
リーちゃんの「水が飲みたい」という渇望はナッキーに伝染しました。
「ああ、のどがかわいたな」
 ナッキーは水を飲みに沼のほとりにやってきました。そこに沼の底からゆらりと出てきたなまずのズッピーが跳ね上
がりました。そしてその大きな強い尾でナッキーを水面にたたきおとし、ぱくりと一口で平らげてしまいました。なまずの
なまぐさい胃の中でこときれたナッキーの願いは、ズッピーに伝染しました。
「ああ、のどがかわいたぞ」
 けれどズッピーは不思議に思いました。だって、ズッピーは水の中に住んでいるのです。まわりはいつでも水だらけ。
どうして喉がかわくなんてことがあるでしょう。とりあえず一口水を飲んでみました。まだ足りません。
 一口。もう一口。
 こうしてズッピーは沼の水をすべて飲み干してしまいました。干上がった沼の底でズッピーはやがて事切れました。
 水のなくなった沼はやがて草地になりました。少しくぼんでいますが、もうここが沼地だったなんて知ってる人はいま
せん。その真中に一本の木が生え、やがて花を咲かせました。しばらくすると実が実りました。少しくぼんだ草地から、
小さなチェリーちゃんは元いた木を見上げました。
「ふう。長い旅だったわ。でも、これでわたしは2本になったわね」



どうだろう。

850:ナナ子
05/01/01 18:11:07
うわ、うまい!
チェリーちゃんの死と再生の物語だぁ。
ズッピーがノドが乾いて不思議に思うとこ、思わず笑っちゃった。
そこでズッピーが水を飲み干してっていうのも、うん、なるほどなぁ。とにかく、チェリーちゃんのしたたかさが小気味いいよ。
 でも、これはハッピーエンドなのでしょうか?


851: 【ぴょん吉】 【1917円】
05/01/01 18:12:13
@@

852:名無し物書き@推敲中?
05/01/01 19:56:16
>>849
皇太子様の弟が興味を持ったようですw

853:名無し物書き@推敲中?
05/01/01 23:35:04
>>849
こ、これは町村合併と地域再生を暗に示しているんですか?
面白いけど、F村とN村には怒られるんじゃ(>.<)

854:849
05/01/02 01:09:01
わーい、レスがついてる^^

>>850
気に入ってくれて、ありがとん。
ハッピーエンドでもバッドエンドでもないです。

>>852
もうすぐ結婚される妹君のほうがいいです(w。
前にお会いしたことがあります。
海洋文学大賞童話部門(今は海の子ども文学賞だっけ)で佳作をいただいたとき、授賞式にこられたのです。

>>853
暗示、じゃないよ(^^;。
3分で書いたもので推敲も入ってないし。何も考えてない。
そうか、あれは合併する町村の象徴だったか。まずいな(笑)。


ところで、わたしは、佳作までならいくつかの賞をもらいました。
(上述の海洋文学大賞童話部門、半田市の新美南吉童話賞、児童文芸家協会の創作コンクール。あと地元の顕彰的な文学募集)。
  小川未明文学賞は2次予選止まりでしたw。
その経験からでよろしければ、いくらかの指南ができます。

いくつか守るべきことを守れば、ある程度までいきます。
うちの同人メンバー数人は、全員ある程度まではとってますし。
わたしの守っているメソッドを守ってる人はさらに賞を取ってます。
ゆきのまち JOMO などに実績があります。
(下世話ですが、全員での賞金総額が200万円を越えました。。)

そのいくつかをここで開陳するのはおせっかいでしょうか。

855:名無し物書き@推敲中?
05/01/02 01:26:21
ぜひともよろしくお願いします。必死です(汗

856:名無し物書き@推敲中?
05/01/02 06:52:43
教えて下さい!

857:849
05/01/02 07:02:59
ではメソッドをまとめて投稿します。
わたしが「そう信じて、それに基づいて書いてる」というだけなので、
合わないところもあるかもしれませんが、
合うところだけ持っていってもだいじょうぶと思います。

849式メソッド
これから言うメソッドは、短編に適用されます(3枚から100枚くらい)。が、長編でももちろん使えます。

A【文体と視線】
「子どもの視線を固守」
 語りかけはやめましょう。古いです。どうしても作家の説教くささが出ます。
  例:みなさんは○○ときくと何を思い浮かべますか?
 寄り添い文体もやめましょう。
  例:今日も○○ちゃんは困ってますよ、どうしたのでしょう。

 読者に対しておもねるのではなく、読者と同じ視線に立ちましょう。どうするか。簡単な手法は1人称にすることです。主人公が何歳でも、人間じゃなくても。そうしたらどうしても、主人公の論理になりますね。作家の説教が少なくなります。
 気をつけたいのは、視点が離れてしまうことです。

858:849
05/01/02 07:03:29
B【視点】
「語り手の視点を固守」
 設定した語り手の視点から離れないようにしましょう。離れるってのはどういうことかというと、
  例:A子がそっぽを向いた。その頬に涙が流れている。

 そっぽを向かれたのなら涙は見えません。

 よくあるのは、その語り手がいないシーン。たとえば、主人公が気絶した。その主人公を見下ろすような視点に立ってしまうとかね。あと主人公ですら気づかない主人公の気持ちにも言及しない。
 これを守れば、実は一人称的三人称には簡単に直せます。エディタ(ワープロ)の一括変換で、主人公の一人称を主人公の名前にでも変えればOK。

C【文章の上での注意1 形容詞】
「形容詞に気をつける」
 とくに感情に近い形容詞は気をつけましょう。
  例:たまごのからをやぶって、かわいいくちばしが出てきました。

 かわいいかどうかは、語り手が語ったほうがいいです。この例文は、一人称であれば問題ありませんが、三人称なら問題です。どうするか
  改:たまごのからをやぶって、ちいさいくちばしが出てきました。
   「かわいいっ」
 こうすれば、動きが出てきます。

 そのうえで形容詞はできるだけ使わず、動詞的に置き換えていきましょう。「厚い本」と書くのなら「本は厚かった」と書く。そうすると、語り手の気持ちの動きをあらわせます(これは下の描写につながる技術です)。

859:849
05/01/02 07:03:52
D【文章の上での注意2 動詞】
「使う漢字を制限する」
 動詞はできる限り、やまとことば=訓読みにしましょう。熟語+するは堅くなります。
 そのうえで、簡単な文字であれば漢字ではなくひらかなにしましょう。漢字がたくさんあると素人くさく見える上、ほんとうに見せたい漢字部分(名詞に多い)が目立たなくなります。
 
E【文章の上での注意3 接続】
「文章をこまめに切る」
 日本語はその性質上文章をだらだら続けることができます。けど切りましょう。
 とくに「エ」の音で切れる部分は要注意。
  例:朝学校に行って友達に会っておしゃべりして勉強して帰って塾行って……

 どっかで「句点」を使って切りましょう。1文が2行(40文字)越えたら長いです。大人は別ですけど、最近は大人向けでもそうしたほうがいいです。
 同様に、「~したら」とか「~なので」とかも気をつけましょう。

「接続詞はいらない」
 しかし、それから、そして、などの接続詞は推敲のときに省きましょう。どうしてもなくっちゃ通じないときは入れていいけど(感情の強調とかね)、そうじゃないときははずした方が文字数を節約できます。


860:849
05/01/02 07:04:52
F【文章の上での注意4 指示語】
「『こそあど』は使わない」
 こそあどってのは、つまり指示代名詞です。代名詞ってことは何かの代わりをしてるわけで、たいていその言葉がでる前に出てきた言葉を受けています。
国語問題を作るつもりなら「それ」を多用していいですが、そうでなければ読者に余計な記憶を強要することになるので、こそあどを使わず、元の言葉を入れましょう。
 とくに、「こ・そ・あ」が要注意です。「ど」は使っても大丈夫なことが多いです。

G【文章の上での注意5 説明と描写】
「説明せずに描写しましょう」
 これが結構難しいらしいです。区別がつかない人が多いそうです。でも簡単なんです。語り手の気持ちに寄り添えば描写になります。
  説明:今日は暑かった。
  描写:拭いても拭いても汗が出てきて、なんなんだよ、今日は

 塚原武二だったと思いますが、「風を書くなら木の葉を書け」って名言がありますね。つまり
  説明:風が吹いた。
  描写:足元を木の葉が舞っていった。

 描写は、つまり語り手が「現在の気持ちから何に気がつくか」ってことです。落ち着いているときにはいろいろなものが心に入り込んできますし、それがたくさんの意味を持ってるかのように錯覚します。そうでないときは周りのことは目に入りません。

861:849
05/01/02 07:05:15
H【文章の上での注意6 改行(段落)】
「意味の塊と考える(入れ返しやすくする)」
 段落が意味のまとまりであるってのは知ってると思います。つまりそこで意味が途切れると考えれば改行してください。

 小さな子どもは「意味が長く続かない」ので、改行が多いほうがいいです。成長するほど、意味を長く保ってられるので改行のスパンが長くなります。
 推敲するときは、段落ごと入れかえるって手法がありますので、きちんと意味でわけておけばあとで楽になります(とくにワープロ使用者)。

「~~は」という主語(動作主)は、その段落全体を支配します(逆にいうと支配してない文章は別の段落にする)。一度出てきたら、少なくともその段落内は同じ主語を使わないほうがいいです。
  例:彼は目を覚ました。枕元にある時計を探し時間を確かめると、起きあがってスーツに着替えた。
 しかし、いっしょの時刻にまとめて起きており、かつ瑣末な出来事であればいっしょの段落で構いません。
  例:Aは黒板を消している。BとCはほうきにまたがってふざけている。・・・

I【文章の上での注意7 句読点】
「読点は意味の切れ目」
 句点についてはさっき言いました(接続)が、問題は読点ですね。多く入れて構いませんが、朗読したとき意味を切って欲しくない場所には入れないようにしましょう。

 いわゆる主語のうしろに「、」を入れる癖はやめましょう。こういう主語のときはたいてい「~~は」になっています(「~~が」ではなく)。
  例:わたしは、学校に行きたくなかった。

862:849
05/01/02 07:05:38
J【人名】
「常識的にする」
 あまり長くないほうがいいです。作品は人の名前を書きたいのではなく、その人のことを書くわけですし。
 ヤンキーの子どもみたいな名前もやめたほうがいいです。それが目立ちすぎて作品が死にます。
 かといって古臭い名前もやめたほうがいいです。太郎と花子じゃ気がそがれます。今だったら、下読みの人がだいたい25~30歳くらいなので、1975年生まれくらいの人が多く載ってる名簿を見るといいとおもいます。
 どうしてもこの名前ってのがあるときは、漢字にできるかどうか考えましょう。もちろん、ヤンキー風の当て字は禁止ですw。


K【動物】
「出さないほうがいい」
 みんなが使うので公募には不利です。動物マンガも多くなってきたのでやめたほうが無難です。
 どうしても使いたいときは、同じ動物が出ている物語をたくさん(200以上)読んで、似た話を書かないように心がけましょう。

863:849
05/01/02 07:06:33
L【枚数に対するエピソード】
「大が1つ、小がいくつか」
 短編(3~100枚)なら、大きなエピソードはひとつです。


 SF作家・眉村卓さんは、中1コースで連載をはじめるとき「7枚単位」にしたそうです。これが小さな1エピソードです。読者の「飽き」を考慮したそうです。
 まあ、10枚前後としておけばいいと思いますが、全体に対する小エピソードの数を「読者の年齢(対称年齢)÷3or2」くらいで数えて、そこから逆算するのが適当です。6歳なら2~3つ。12歳なら4~6つ。
 けど、これも規定枚数次第です。1~5枚なら1つ。~10枚なら2つ。~30枚なら3つ。~60枚なら4つ。~100枚なら6つです。

 もちろん、どうしても長くなるエピソードは別ですが、他とのバランスを考えましょう。わたしはエピソードが短いほうが、今様(最近の言葉で言うなら今風)だと思います。子どもたちはマンガやアニメで慣れてるからです。


M【小エピソードの配分】
 いわゆる、起承転結の配分ですが、メインは「転」です。つまりクライマックス。そこが一番おもしろいんです。
 起承転結の割合は、0・4・5・1です。上にも書きましたが、前置きはいりません。いきなり承に入りましょう。起で書きたかった部分は、承の中で小出ししていきます(かといって、「実はこうでした」って書くのはだめですよ)。
 起承転結ではなくて「序破急」と考えてもいいかもしれませんね。

864:849
05/01/02 07:06:56
N【作品に出てくるメインの登場人物の数】
「少なくする」
 なるべく少ないほうがいいです。3、4人くらいにおさえたほうがいいです。
 対立しない人物像はひとつにまとめましょう。対立しない人物を書き分けるのは大変ですよ。いつもいっしょに行動してる人間がいれば、ひとりにまとめてもいい。どうしてもわけなくちゃいけない理由があるかどうかを考えてください。


O【テーマ】
「テーマはあとからついてくる」
 テーマが決まらないって人がいますが、テーマはあとから決めたほうがいいです。
 書き終わった後で、その作品のテーマはこれ。つまり「自分はこういうことが書きたかったんだなあ」というのに気がついてから、それに添って推敲してください。
 誰だっていつも何かしら考えながら生きてます。それが勝手に文章に表れます。人物を動かしてあげてください。
 テーマを決めて書くっていうのは、読書感想文を書くのと同じ苦役です。

865:849
05/01/02 07:07:40
P【ネタ】
「オーソドックスでいい。人物立ち向かうもの」
 特殊なものを探そうとすると出てこないことのほうが多いですよ。自分が考えたようなことはすでに誰かが考えている、と思いましょう。そのほうが気楽です。
 けどネタは大事。ネタというのは、人物や何かと別個にあるわけではないです。ストーリーとも不可分です。つまり、何かにどうキャラクターが立ち向かって行くか、なんです。
 たとえば、転校。ありふれた題材(ネタ)ですね。使い古されてるけど、どこに転校していったか、だけで話が動きますね。ハリポタ1巻は半分転校ネタです。
 つまり、ネタとは上でいう「大きなエピソード」です。これはオーソドックスでいいのです。


Q【小ネタ】
「人物がキャラクターになる」
 こちらが小さなエピソードに該当しますです。ここで「どっかで聞いた話」「どっかで読んだ話」と思われると損なわけで、ここが作家のオリジナリティってことになりますね。

 どうすればオリジナリティが出てくるのか。
 このとき頼るべきは、小道具や舞台ではなく人物です。そして人物同士の関係です。ここで初めて、人物がキャラクター(個性を持った人物)になります。それまではその他大勢なんです、主人公ですら。

 その小さなエピソードは誰を中心として動いてるのか。
 対立するのは誰か。協力するのは誰か。どうなったらエピソードは閉じるのか。
 エピソードがどうやったら開くかはあとから考えます。

 このとき、ひとつの人物の動き方(考え方)を統一します。それがキャラクター(個性)です。
 どっかで聞いた話だな、と自分で思ったら、それは取りやめてもいいです。が、全部が全部聞いたことのない話は逆にうそっぽいですよ。
 たまには「よくあるよねー」ってのを入れるのも手です。

 できればエピソード同士が有機的に結ばれてるといいですね。推理小説でいう伏線になります。もちろん、一般の小説が使える技法で、児童文学も使うべきです。
 少し長い話(50枚以上)や長編では、ひとつのエピソードの途中で、他のエピソードが始まるようにします。つまりぶつ切りにならないようにする。これでうねりが出ます。

866:849
05/01/02 07:08:09
R【書き出し】
「3行目から書く。(いきなり物語にはいる)」
 これは原稿用紙のって意味じゃなくて、本文の、って意味です。
 どういうことかというと、たいてい前置きが長いんですよ。昔話で言えば「むかしむかしあるところに~」って部分。
 おばあさんが桃を発見するところからはじめればいいんです。人物や状況の説明(だれだれちゃんは何年生でぇ、とか、今日はいいお天気です、とか)はあとで補えます。まずは物語にいきなり入りましょう。
 行数も節約できますね。語りたいのは前置きではなくて本体です。

 どうしても物語に入れないようなら、せりふから入りましょう。
 「あ、あれはなんだ」とか書いて、自分で悩みながら書くのは、SF作家・星新一さんが言ってた方法。


S【締めくくり】
「3行余して終わる」
 上の「3行目から書く」とあわせて、どちらも児童文学作家・川村たかしさんが言ってる方法。
 この3行余すは、当然原稿用紙のって意味じゃなく、本文のってことです。余韻を残せってことなんですが、最後の3行でほんとうに締めくくっちゃう人がいる。つまり、作品の意味をそこで要約しちゃうんです。
 これは意味が無い。その要約は読者に預ける。読者に考えさせる。
 というのも、作者が「こういう意味なんですよ」って言っちゃって、読者が「えー、うそだー」って引かれる事のほうが多いから。
これはあとで「空所」ってことを書きますが、読者が意味を構築するんだってことを肝に銘じておき、最後は書ききらないようにしてください。
 芥川龍之介の『羅生門』。「下人の行方は誰も知らない」で終わってるから余韻があるんです。

 風景の描写で終わるよりも、主人公の気持ちの描写で終わったほうがいいです。そこで、前向きな印象を残せば公募向きですね(あくまで公募向きです)。
 風景で終わりたいときも、必ず主人公の気持ちに沿わせてください。鳥瞰しないように。鳥瞰するってことはつまり、語りの視点が離れるってことです。

867:849
05/01/02 07:08:34
T【ジャンル】
「とりあえずリアリズム」
 まずリアリズム(つまり不思議なことが起こらない)でエピソードが解決するかどうか考えます。
 それで解決するのであれば、無理にメルヘン要素やファンタジー要素を入れないほうがいいです。なんのためのメルヘン、ファンタジーかってことになります。

 メルヘンやファンタジーでしか事件が解決しないのであれば、必要最小限にします。
 どんどこ不思議や魔法を出してしまうと、肝心の解決が色褪せます。
 10枚に1つあれば多いです。

 ふしぎなものほど厳密にしましょう。
 ふしぎなものを「ふしぎ」と書くのはだめです。つたわりません。
  例:朝起きると、部屋になんだか形のわからないぐにゃっとしたものがありました。

 読者には見えませんよね。ふしぎなものほど、かっちりと伝わるように。なんとなくじゃだめです。

U【推敲】
 上の文章上の注意はすべて見なおしたあと、「ここちょっと変かな」と思ったところは、他の人にはもっと変なので(わかってもらえないので)、徹底的に直してください。
 わかってもらえるだろうは、禁物です。読者にいちいち説明して回ることはできません。

 音読しましょう。必ずです。100枚だろうが200枚だろうが音読です。早口じゃなく、ぶつぶつ言わず、教室の朗読のように。できれば、声だけでも演技しつつ。
 音読の効果は、
 句読点(つまり意味の区切り)を確認できることです。
 目で読むだけでは気づかない誤字脱字も発見できます。
 ある人物のつもりで書いたセリフが、違う人のものになってるのが発見できます。
 セリフの連続のとき、とっちらかりがなくなります。
 セリフにいちいち「~と○○がいった」とつけなくてもいいように、語り口を修正できます。
 しゃべりにくいところは読みにくいところです。そこに気がつきます。

868:849
05/01/02 07:10:01
ここからすこし上級

V【空所理論】
「作者は言葉を、読者は意味を持ち寄る」
 ノースロップ・フライという、カナダの文学教授の言葉ですが、いわゆる「読者批評理論」ですね。筒井康隆の『文学部唯野教授』をお持ちの人は、「受容理論」の章をごらんください。
(細かく見たい人は、ヤウスの『挑発としての文学史』、イーザーの『行為として読書』をどうぞ)。

 小説(児童文学も小説です。散文ですから)は、長い間、作家が思想を固着させたものだと思われてました。そこで、作家の思想を抜き出そうとする。これがいわゆる「作家論」です。

 あるとき作家から離れたものもあるよね、といって作品だけを相手にするようになります。
匿名の作家の書いたものでさえ(『電車男』とかw)感動を与えるわけで、つまり作家の思想だけが大切なんじゃない、作品に書かれたものが大事なんだ、といって作品の思想を抜き出そうとする。これが「作品論」。

 このふたつの呪縛は、創作にまで影響を与えてます。
 テーマが無い、書きたいことが無い、って人は、たいてい「作家論」に取り上げてもらえるようなものが自分の中に無いって言ってるんです。
 ネタが無い、エピソードが思いつかない、って人は、たいてい「作品論」として取り上げてもらえるようなものを自分が生み出せないって言ってるんです。
 でもそうじゃないんですよ。

 作家、作品、だけじゃ、テキストは完了しないんです。つまり、誰かが読まないといけない。ここではじめて読者が注目されるわけです。そして、上の言葉になる。
「作者は言葉を、読者は意味を持ち寄る」
 書かれてあることを、こういう意味かな、ああいう意味かな、あそことここがつながるんだ、さっき語られなかったのはこういうことだったのか、などなど、テキストの中にちりばめられた言葉を読者がつなげていくんです。
 このつなげ方が上手な人が、読書上手なんですよ。

869:849
05/01/02 07:10:24
 逆にいうと、読者が楽しめるように言葉をつむいで行けるのが今の作家の条件なんです(と私は思ってる)。
 そのとき、部品をばらまくだけでなく、意図的に部品を捨てるってが「空所理論」です。
 読者は、言葉をつなげたり、エピソードをつなげたりしていきます。
 そうするとどっかしら、穴ができます。その穴は別のところで補充されるかもしれませんが、わざと補充できないように書かないでおくんです。
 読者の想像に任せるのです。ミッシリングリングみたいなものと考えてもいいかもしれませんね。
 
 このミッシリングリングが刺激的であれば、読者が積極的に補完しようとします。オタク的な妄想もここで働いてきます。
 二次創作(アニパロ、やおい、などなど)は、こうした補完の表れのひとつです。

 だからすべてを語りきらないのが重要なんです。上の「締めくくり」も「書き出し」も、どちらも「書かない」ってしました。必要なものは本文で補充しますが、すべてを書く必要は無いです。

870:849
05/01/02 07:10:45
W【対話理論】
 上で登場人物の数って言いましたが、複数の異なる考えを持つ人物が出てくるほうが、物語に深みが出ます。
 すべての登場人物が、まるで作者の考えを代弁するかのような一方向だけを向いた人たちだったら、おもしろくもなんともないですね。対立する人物が、物語にエネルギーを生むのです。
 その対立する人物と考えるとき、役に立つのが「対話理論」。こういう言い方はしませんね。通常、ポリフォニーといいます。ミハイル・バフチンの理論(詳しく知りたい人は『ドストエフスキーの詩学』を参照)ですね。
 荒っぽくまとめれば、作品からいくつもの声(ポリフォニー=多声楽)が聞こえてくるのがいい小説だってことです。
 作品のなかで、ある人物が主張する(主人公)。そこに対立する人物が現れて主張する。どうなるんだろう、ってハラハラが生まれますね。

871:849
05/01/02 07:11:12
 ちなみに対立の解消方法ですが、
 仲良し物語であれば、転の後半部分で二人の意見をまとめて一つのものにする(ヘーゲルの弁証法ですね。矛盾・対立する意見を総合してひとつにする=止揚する)。
 味方が勝つ物語であれば、承で味方がこてんぱんにやられ、転の前半でそれに勝つ方法を思いつかせ、後半で敵をのす。
 敵が勝つ物語(暗い話に多いです。親が強いとかそんなの)であれば、最初から最後まで無駄な抵抗した挙句、転のラストの部分で決定的ダメージを味方に与えましょう。
 公募に向くのはとうぜん、最初の2つです。

追加
X【禁止事項】
「大人に解決させない」
 問題は子ども自身に解決させましょう。子どもが解決できないような大きな問題は、その解決の一端が見えるようにしましょう。
  例:ウェストール『海辺の王国』のラストは、親権の理不尽さで子どもが動けなくなる。
    でもそこで、他の大人は手助けしない。主人公は「いつか抜け出てやる」と決意する。

 この決意が、子どもによる問題の解決です。すべてが解決する必要はありません。端緒があれば、それが未来に向かって切り広げられていればいいです。

872:849
05/01/02 07:11:34
Y【細部】
「細部をおろそかにすると全体がおろそかに見える」
 描写に関することなんですけども、細かいってことは、語り手の興味をあらわします(作者の興味じゃないです)。
 プラモデル好きな子が、プラモデルを作るための道具の名前を知らないなんてことはありえません。子どもは妙なところにこだわりをもち、そのこだわりから抜けることが困難です。
 どんなに刹那的なキャラクターであっても、必ず何かに夢中です。自殺願望のある子は、自殺の方法や自分が何回手首を切ったかを数えています。
 キャラクターの知らないことは大雑把でもいいですが、キャラクターの知ってることは徹底的に調べ上げましょう。そうしたことで物語が生きてきます。

と、こんなところでしょうか。長くなりました(Zがないなあw)。
いちおう自分の創作作法ですから、他の人にすべて適用できるわけではないと思います。
けど、基本的なことなので、適用できるはずです。
がんばってくださ-い(^^。
わっしもがんばります。

873:罧原堤 ◆SF36Mndinc
05/01/02 07:51:04
とくにCがだめだな

874:罧原堤 ◆SF36Mndinc
05/01/02 07:52:07
Cに書かれていることをちゃんと守りましょうって言ってんじゃなくて、
Cの考え方がダメだって言ってんだ

875:罧原堤 ◆SF36Mndinc
05/01/02 08:30:47
俺がダメなんじゃなくて、Cの書き方で書いてるやつがダメなんだよ。
こういうドグマを元に下読みとかが判断してるからろくな受賞作がないのかもな

876:名無し物書き@推敲中?
05/01/02 09:41:10
>849氏
乙ー。実践的で面白かった。
参考にして何か書いてみたくなったよ。

>>875
童話とかジュブナイルでも駄目なの?

877:名無し物書き@推敲中?
05/01/02 10:20:34
>>876
ふしはらはどこにでも出てくる荒らし。スルーでよろしく。

849さん、お年玉ありがとー。

878:名無し物書き@推敲中?
05/01/02 11:35:05
>>854
>3分で書いたもので推敲も入ってないし。何も考えてない。
>そうか、あれは合併する町村の象徴だったか。まずいな(笑)。
実際にはあの3町村で合併するわけじゃないみたいだけど。
あんな事業やってるわりに、仲悪かったりするんだろうか・・・。

それはともかく、こういう公募の作品考える場合って、
真っ先に募集の背景とか頭に入れるんだと思ってたけど、
そうでもないのか。
自由に発想するには、むしろその方が良いのかな?

879:ナナ子
05/01/02 13:33:29
>>849
貴重な創作心得を開陳していただいてありがとうございます。
どれもうなずけることばかりです。

880:ナナ子
05/01/02 13:45:10
しまった。書き込んじゃった。すみません。上の続きです。
849さん、すごく勉強されてますね。頭が下がります。疑問は一つだけ。短編で3~100枚とあるのは、3~10枚のミスじゃないでしょうか?

>>878
849さんは自覚されてることだけど、上記の里山童話は残念ながら入賞しません。公募の主催者には自ずと要求があります。仲間を殺しちゃっちゃマズすぎよ。町村は仲良く合併しないと。
だけど面白かったなぁ。町村合併で、チェリーちゃんの一人勝ちだぁ。

881:849
05/01/02 14:51:13
おはようございます(今起きた)
いくつか誤字脱字がありましたが、わかる範囲内ですね。少し意味の通らないところもあるけど、ま、汲んでくださいw
レスありがとうございます。あらしもいますかそうですか
それでもたしかに、そういうドグマがってのはわからんでもないんで、>>877さんのスルーよろしくを守った上で、

>>876さん
公募を取る上でと割り切ればいいんですよ。下読みさんに通してもらわないとねえ。

ちなみにCはもっと汎的だと思います。形容詞の多い作品はやっぱうざいですよ。
数量や状態はともかくとして、感情の形容詞は押しつけがましくなるから。

>>877さん
お年玉になりましたか、よかったw。

>>878さん
>真っ先に募集の背景とか頭に入れる
ひとつの公募のためにひとつの作品を書く、と通りにくいです。
いくつかいろんなのを書いて、その作品がどの公募に合うかなって考えます。

もちろん、里山みたいにキャラ先行だった場合はそうじゃないかもしれません。
わたしはキャラ先行のときは応募しません。
あとで見なおしても、借り物くささが消えなくてきらいなんです。

>>879 >>880 ナナ子さん
ミスではないですよん。3~100枚です。100枚でも短編。
もっともエピソードの組み合わせによりますから、
100枚の長編もあれば、300枚の短編もありますけどね。

チェリーちゃん気に入ってくれてよかったですw。


882:ナナ子
05/01/02 18:26:29
849さんはカキコしてからおネンネだったのですね。お疲れさまでした。
ところで、「100枚まで短編。でも、100枚の長編もあれば300枚の短編もある」
というのがわからないんですけど。
山場となる大きなエピソードが一つなら、何枚でも短編と見る、という意味でしょうか?
それと、テーマを狭い範囲で特定していたり、設定の決まった公募は応募しにくいとのこと。まったく同感です。でも、プロはそれをこなしていきますよね。849さんは、プロ修行の一環として、こういう公募に敢えてチャレンジしようというお気持ちはありませんか?

883:849
05/01/03 01:57:11
>>882 ナナ子さん

>「100枚まで短編。でも、100枚の長編もあれば300枚の短編もある」

枚数で長短が決まるというわけではない、ってことですね。
法律や条文ではないので「何枚なら長編」と決まってるわけではありません。
各作家や評論家が、自分の範疇で決めてるってことです。
わたしが思うのは、ワンアイデアで書き進めてあればそれは短編だと思います。
誰だったかな、評論家が、
三島由紀夫『豊穣の海』四部作(原稿用紙で1000枚以上はあると思うけど)をショートショートだと言いきりました。
落ちのつけ方がそうなんだ、ってのが言い分です。

たとえば『バトルロワイヤル』は1000枚以上ありました。でも私に言わせれば短編の骨法です。
主人公が級友と戦いあって、少女と共に生き延びる。それだけの話です。
特異だったのは、その他の脇役にもエピソードがあったことだけですが、でもそれは、主人公の生死には基本的に関連しないですね。
まったく違う方向を向いたプロットが、ひとつの作品の中で添いまた反りして、それぞれの結末に向かって行く。
これが長編の醍醐味だと思います。ジョイスの『ユリシーズ』とか。

>プロ修行の一環として、こういう公募に敢えてチャレンジ

ないです。未来ブームの時のSFならまだしも、今「これこれこういうテーマで何枚」って注文はほとんどないです。
ライトノベルでも、まず作家が書きたいものが原案で、そこから商品に仕上げるんだし(知り合いのラノベ作家さんがそう言ってました)。
一般の公募(企業公募、自治体公募)のほとんどは「小遣い稼ぎ」とわりきらないと、デビューにはつながりません。ましてや、自費出版系の公募をや。
児童文学分野の公募でプロを目指すなら、講談社児童文学新人賞、福島正実記念SF童話賞くらいじゃないかなあ。

ただ、わたしはもうどちらも出してません。
ここ3年はすべての公募から手を引いて、出版に値する作品を目指してました。
それは、編集者さんとのつながりがあるからです。
昨年末、ようやく納得した作品を(まだ推敲の余地アリ)渡しました。

児童文学でデビューを目指すなら、上のふたつか、編集者さんと知り合いになるほうがいいですよ。
そのほかの分野(散文)は、公募のほうが有利です。

884:ナナ子
05/01/03 08:44:08
>>883
殆どの公募がデビューに繋がらないというのは、おっしゃる通りですね。もっとも、わたしの第一の目的は賞金稼ぎにありますので多彩な公募が数多くある方が有り難いのですが。
3年がかりの作品に出版の目処が立ちそうだとのこと。これまでの努力が、いよいよ、報われる時が来るわけですね。
作家としてデビューされる前に、こういう、勢いのある書き込みを拝読できたのはラッキーでした。
編集者とのやりとりがどういうふうに進むのか想像もつきませんが、順調に行けば今年中に書店に並ぶようになるのでしょうか?
そのとき、これが849さんのデビュー作だ! と分かる方法がありませんか? 是非、読みたいです。
では、花のデビューに向けて、
フレー! フレー! 849!


885:849
05/01/03 15:43:48
>>884 ナナ子さん
応援ありがとう。

この作品に3年がかりなんじゃないんですよ。
ほとんどは書いちゃ捨て、書いてもいまいち、だったんです。
でもデビューできるかは微妙。まだ返事来てないし、没だったらだめなわけだしw。

もし本当にデビューできるようなら、この板に書名と筆名晒します。

886:たまたま来た人
05/01/03 22:46:28
ラッキー!ためになりました。

>もし本当にデビューできるようなら、この板に書名と筆名晒します。

その日がやってきますように!

887:名無し物書き@推敲中?
05/01/03 22:50:35
童話で食っていけるのか??
1万部くらいしか売れないでしょ

888:名無し物書き@推敲中?
05/01/03 23:06:19
そりゃ、童話だけで食ってる人は、まずいないよ。
童話と関係ない評論やエッセイ書いたり講演したり、全然関係ない仕事したりして食ってる。

889:名無し物書き@推敲中?
05/01/03 23:30:29
プロきた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!888はプロ

890:名無し物書き@推敲中?
05/01/04 01:01:36
プロもセミプロも、らっしゃいらっしゃい!
童話板はいい正月だーい。

891:849
05/01/04 01:08:59
>>887 さん >>888さん
そんな人、ほとんどいません(^^;。一万部も出る人も少ないです(ロットは1500部からです)。

そんな中で食えてる人っていうと、ズッコケシリーズの那須さんとか、灰谷健次郎さんとか、今江祥智さんくらいじゃないかなあ。
あ、さとうさとるさんとか。長くやってる人は、増刷が何度もかかるので少しづつ収入が増えます。
子どもの本はベストセラーよりロングセラーですから。

立原えりかさんは最近新刊出てないからどうなんだろう。あまんきみこさんはコンスタント。
最近の人だと、あさのあつこさん(『バッテリー』)はようやく文筆だけで食べていけるんじゃないかな。
あとは富安陽子さん、竹下文子さんかな。角野栄子さんは『魔女の宅急便』がありますしねえ。
シリーズものが売れると強いですね。

業界を抜け出た人は文筆で食べてる人が多いです。
江國香織さん、佐藤多佳子さん、皆川博子さん、坂東真砂子さん(字違う?)など。
直木賞作家に移行ってのが特徴ですね。

異色なところでは、たつみや章さんは、やおい作家(秋月こお)でもあるので、
文筆だけで食べられるのに、なぜか市会議員もされてるらしい(^^;。

ちなみに、今日本に「童話作家」はほとんどいません。みなさん「児童文学作家」です。
「童話」であることは非常に難しいですよ。
小説の結構を越えて、民俗学的な観点も自然に持たねばならんしねえ。またはナラティビティの保有。
最後の童話作家は、亡くなった安房直子さん、というのがわたしの持論です。


892:849
05/01/04 01:09:32
あ、見逃した。ごめんなさい

>>886さん

ありがとう(^^。役に立つとうれしいです。
わたしもがんばります。

893:ナナ子
05/01/04 01:44:55
あ、849さんだ。こんばんは。
いろいろ教えてもらってほんとに有り難う。まだまだもっと教えてほしいですぅ。
知り合いに童話作家がいます。849さんの定義でどうなるのかは分からないけど、とてもあたたかい幼年童話を書く人です。シリーズ物を出版していますが、たしかに、儲からないっていってました。車を買いかえるくらいよって。食べる心配のない主婦なのです。
 でもそうか。童話作家は稀少な存在なのですね。わたしにとって彼女は紛れもなく童話作家なので、今後は一層大事にしたいと思います。
ところで、那須さんは、ズッコケ御殿が建ってますよね。今に、今にきっと849さんも・・・!
書名と筆名の晒し、期待してまーす。

894:名無し物書き@推敲中?
05/01/04 17:33:51
a

895:849
05/01/05 00:07:46
>>893 ナナ子さん

>まだまだもっと教えてほしいですぅ。
何が知りたいですか?

わたしも食べる心配がないようになりたい(^^;。
けど私の作品の方向性じゃ無理ぽ。

896:名無し物書き@推敲中?
05/01/05 12:58:43
>>895
ええ~っ?849さん、質問に答えてくださるのネッ!
何きこうかなぁ。童話と児童文学のちがいみたいなテーマは、わたしついてケないのです。
披露していただいたメソッドにも、うなずくばかりで突っ込みなんかできないし。
そのぉ、とにかく思いつく質問を書き並べます。1 849さんは最初から児童文学ひとすじですか? 
2 書き始めて何年くらいですか?
3 >食べる心配がなくなるのが無理ぽそうな方向性って、どーゆーのですか?
4 849さんと同じ方向性を持つ作品は、公募でも入選しにくいだろうと思われますか?
5 書いちゃ捨て、書いてもイマイチだったとしても、年間何編くらい書いてますか?
  長さでいう短編(1~50)中編(50~100)長篇(100以上)の数にもよると思いますが。
6 編集者に見てもらうのは、年末にお送りになった作品が初めてですか? 編集者というのは、新人作家にどういったアドバイスをしてくれるのでしょう?。好奇心いっぱいです。

今のところ以上です。(またすぐ思いついちゃう予定ですぅ。うっふっふ)

849さん、お心があればお教えだくさいませ。


897:ナナ子
05/01/05 13:03:15
↑ 名前ぬけましたナナ子です。よろしくお願いいたしますぅ。

898:名無し物書き@推敲中?
05/01/05 15:11:47
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【ゴールデンコピペ】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です

899:名無し物書き@推敲中?
05/01/06 00:15:56
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【ゴールデンコピペ】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です


900:849
05/01/06 03:15:50
う、なんか個人に関する質問があるね(^^;。
スレ違いになりゃせんか、と(いうか私ばかり書いてて大丈夫でしょうか)思いつつ質問に答えます。自分語りうざー、ってなってます。すんません。気弱なんです(w。質問を前後させます。

>2 書き始めて何年くらいですか?
はじめて創作したのは9歳のときでした。
入院してたときに元の担任の先生が『二十四の瞳』をお持ちくださって、それを一晩で読んだんです。
あんなに文章に没頭したときはなかった。その次の朝一番に、原稿用紙を買ってきてと母に頼みました。
書きあぐねてようやく5,6枚書いたんじゃなかったかな。それが9歳です。
そこから考えると26年になります。小学校の卒業文集にも小説家になると書いてます。

>1 最初から児童文学ひとすじですか? 
というわけで最初は小説家。児童文学が手法としておもしろく、これだ、と思ったのは20歳のときです。

>3 >食べる心配がなくなるのが無理ぽそうな方向性って、どーゆーのですか?
堅い話。きつい話。えぐい話。暗い話。
去年『ハッピーバースデー』が売れましたね。ああいうものなら別でしょうが(ただ、読むのは感動したい大人ですね)。

>4 849さんと同じ方向性を持つ作品は、公募でも入選しにくいだろうと思われますか?
公募の種類にもよります。
出版社系であれば(上にはふたつって書きましたがほかにもありましたね。児童文学ファンタジー大賞と、ぶんけい創作公募)、大丈夫じゃないかとは思います。
ただ企業ものでは無理じゃないかなあ。私の話は主人公の目の前で母親が自殺かましますよ(w。


901:849
05/01/06 03:16:14
>5 書いちゃ捨て、書いてもイマイチだったとしても、年間何編くらい書いてますか?
わたしは自分の作品が大好きなので(ぉぃ、ちゃんとリストで整理してるんですが、平均すると年間6作です。書き上げてないものは数えてません。
多いときは16、好きないときは0ですね。

ちなみにリストは作っておくといいと思います。
たとえば数年前に落選した作品でも、今読みなおすと確かに穴があるなあ、と思えるでしょ。そのとき、でもこう直したら使えるかな、ってのが出てくるはずです(成長の証です)。そのとき、作品一つ一つみたり記憶に頼るよりリスト見たほうが早いです。

>6-1 編集者に見てもらうのは、年末にお送りになった作品が初めてですか?
出版のために見てもらうのははじめてになります。作品を見てもらったという編集者であれば3回目になります。
作家の方であればいろいろ見てもらってます。有名どころだと荻原規子さんでしょうか。一笑に付されましたw。

>6-2 編集者は、新人作家にどういったアドバイスをしてくれるのでしょう?。
人によります。わたしはいろんな人から編集者になれと言われるんですが(ある編集長さんにも言われましたが、笑)、としたらわたしみたいなこと言うんじゃないかな。

わたしの持論は、「思い」だけじゃ伝わらない。「思い」を伝えるための「技術」が重要ってことです。もちろん「技術」だけじゃだめですけどね。

>童話と児童文学のちがいみたいなテーマは、わたしついてケないのです。
ちゃんと考えるといいと思いますよ。
童話と児童文学、だけじゃなく、マンガと児童文学、小説と児童文学、小説と詩、SFとファンタジー、ファンタジーとメルヘン、ホラーとは、推理小説とは、ライトノベルとは何か。
ジャンルを問い詰めることは、自らの依って立つ手法に近づくことです。

できれば技術に関する質問がいいです。精神論もおもしろいですが人それぞれだしね。

902:名無し物書き@推敲中?
05/01/06 12:04:26
お殿様~、お殿様~、帰ってきて~。

903:ナナ子
05/01/06 12:37:35
849さん
個人的な質問にも詳細にお答えいただいてありがと~う。なんか感激しちゃいましたぁ。
創作歴26年。メソッド確立してるはずだわ。技術が重要とお考えになってこその確立ですね。創作一筋の意思の強さを感じます。
そうですか。主人公の目の前で母親が自殺かましますか。わたし、母親に自殺された友人がおりまして。知り合いには子供と心中されてしまいまして。自分のこといっちゃしゃーないすけど、だからわたしは童話なんす。ううむ849さん。確かに売れそうにない方向ですね。
年間、多いときで16って私には考えられない数です。自分のこといっちゃ何ですが、わたし1年4,5作だもの。
創作技術、ほんとに大事ですよね。ジャンル別に作法を問い詰めようというのも、プロを目ざすならそうあるべきと思います。
わたしなんぞは経験と感覚頼りに書いてます。ただ、公募では、技術はともかく内容では、自分が経験したことを書く方が強みになると思います。
技術上の質問は他の方におまかせします。とにかくわたしは経験と感覚派。派っ派っ派っ。
849さん、ありがとう。お答え、興味津々読みました。デビュー作がますます楽しみになってます。
編集者からの連絡って、電話で来るのでしょうか? メールかしら? 野次馬ながら849さんといっしょにドキドキしています。


904:849
05/01/07 02:48:23
>>903 ナナ子さん

>だからわたしは童話なんす。
だから、が何から何につながってるのか、よくわかんなかったっす。
周囲が殺伐としてるから、温和なものとして童話を選んだ、ってことかな。
ちなみにうちは、わたしの母親が自殺かましたんです(w。だから児童文学なんです。
殺伐とした雰囲気の中にいる子たちに、単純な殺伐さを手渡したくない。
親がいなくても、周囲に誰も頼れなくても、逃げ道がある。逃げ出せる。一人で生きていける。
そういう道を示す児童文学もあってもいいと思う。
マンガじゃ前からあるけど、ちょっと非現実なのが多いので。
(ファンタジーとかメルヘンとかって意味じゃないです。普通の子どもがどう逃げきるかが大切)。

>内容では、自分が経験したことを書く方が強みになると思います
そりゃ重いですよ。が、重いものをきちんと重く伝えるのは技術です。
素材はいいものを。そして調理する腕は確かな腕を。

殿様も呼ばれてることだし、わたしの長文もうざいので、ここらでいったんROMにうつるです。

何か技術的質問がありましたら、捨てメール入れておきますのでそちらにメールしてください。(メアドから、sageは消してねw)。
あまり長くないものであればテキストファイルくれたら直接論評します。わたしでよければ。
ただ、きついですよ。きついので有名です。「こんなんだめだ」とか言います。お気をつけて。
だいじょうぶでしょうけど、数が多かったら、すれっからしレスになります。罵詈雑言悪口などには対応しません(w。

もしデビューしたりなんぞしたときに、スレが消えてしまってたら、創作文芸板(この板)にスレ立ててでも報告いたします。
ではでは

905:ナナ子
05/01/07 12:45:11
>>904
849さん。納得です。
>主人公に母親が自殺「かまします」
とあったので、わたくし、些かならず動揺してしまいました。失礼しました。

>殺伐とした雰囲気の中にいる子たちに、単純な殺伐さを手渡したくない。
親がいなくても、周囲に誰も頼れなくても、逃げ道がある。逃げ出せる。一人で生きていける。
そういう道を示す児童文学もあってもいいと思う。

そういう児童文学、是非、あってほしいです。子供たちに必要だと思います。きっと、待っている子たちがいます。

このお正月は勉強させていただきました。とっても刺激的でした。こっちの頭がわやくちゃになっちゃっちゃうほど。
849さん。本当にどうもありがとう。しょうもない質問いっぱいしてごめんね。
デビュー作の出版、心待ちにしています。

906:名無し物書き@推敲中?
05/01/07 23:13:57
たぶんこの流れは釣りでしょうが、一言。
照れ隠しで書いたのか何なのか知らんが、人の死をかますなどと
表現することが不愉快。
あんたの本が売れるといいですね。
でも、本を手にとって読むのは大人であろうと子供であろうと
人間だってこと、忘れんな。


907:名無し物書き@推敲中?
05/01/07 23:46:52
849は痛恨の一撃をうけた

908:849
05/01/08 00:17:34
>>906さん
たしかにそのとおりです。
まったく不如意に出た言葉ですが、不徳の致すところです。
わたしの母の自殺に関してはまさしくわたしは、かまされたと思ったのは確かです。
私自身が憎悪の対象だったからでもあり、父へのあてつけもあっただろうからです。
しかし、諌言はまさに痛恨。肝に銘じておきます。
ありがとうございました。

909:名無し物書き@推敲中?
05/01/10 04:49:49
結局冬休みの間なにも書けなかった。
明日から大学です。。。。

910:名無し物書き@推敲中?
05/01/10 10:00:51
体裁とか童話の在り方とかを深く考えれば考えるほどに書けなくなる
しかしそれを乗り越えると一段上に行けるんだろうな

911:名無し物書き@推敲中?
05/01/10 22:16:39
まず書く。そのあと削る。これしかない!

912:名無し物書き@推敲中?
05/01/12 11:02:19
童話のような小説を書いてみました。400字原稿換算で8枚です。
感想を聞いてみたいのですが、ここに載せてもいいでしょうか?
それとも投稿サイトを利用した方がいいですか。

913:名無し物書き@推敲中?
05/01/12 11:55:30
>>912
投稿サイトの方がいいと思う。

914:912
05/01/12 13:55:02
>>913
ありがとうございます。
童話を投稿できそうな雰囲気の投稿サイトを知っていたら
教えて貰えないでしょうか。

915:名無し物書き@推敲中?
05/01/12 19:21:07
童話専門の投稿サイトは、大体どこも閑散としてるから、感想もらうのは難しいね。
一般投稿サイトで良さそうなのは、この辺かな。まあ、自分で雰囲気を読んで判断してみてくれ。

Total Creaters!
URLリンク(www1.kcn.ne.jp)

E.E Library
URLリンク(gooo.net)

作家でごはん!
URLリンク(sakka.org)

Blue Campus
URLリンク(babu.com)

916:名無し物書き@推敲中?
05/01/12 22:31:57
ここにさらして、
メソッド確立したとかほざく>>849にでも見てもらえばぁ?


917:名無し物書き@推敲中?
05/01/12 23:30:53
>>915
ありがとうございます。
投稿されている作品を読んでみて、判断したいと思います。

>>916
それは少し期待していました。
生かせているか自信がありませんが、>>849さんのメソッドは参考にさせて頂いてます。

918:名無し物書き@推敲中?
05/01/13 01:16:26
>>917

>>849は、>>904にメアドさらしてるじゃん。
>あまり長くないものであればテキストファイルくれたら直接論評します
って書いてあるんだから送ってみたら。

教えてやろう君だから喜ぶよきっとw

919:名無し物書き@推敲中?
05/01/13 12:07:25
>>917
あなた、優しいひとだねえ。

920:名無し物書き@推敲中?
05/01/14 22:22:08
ニッサン、2月上旬発表予定だよね
そろそろ気になってきたなぁ‥

921:名無し物書き@推敲中?
05/01/15 08:20:50
キッズエクスプレス、出した人います?

922:名無し物書き@推敲中?
05/01/15 18:57:00
>>920
2月上旬発表だったら、12月下旬には受賞者に連絡行ってんじゃねーの?



923:名無し物書き@推敲中?
05/01/15 22:58:46
そういうものなのかしら。
アタイはグリム童話賞が気になってます
これは1月下旬だからもう連絡行ってるかな?

924:名無し物書き@推敲中?
05/01/16 17:57:34
>>920
夢をもつことはいいこと。ひたすら待ちませう!!


925:名無し物書き@推敲中?
05/01/16 22:37:26
>>921
さっき投函してきました。
今日の消印有効だったよね。
大あわてで仕上げたので、あまり自信ない。
もう少し推敲の時間も制作スケジュールに組み入れなければと、
わかってはいるのだが。

926:名無し物書き@推敲中?
05/01/19 16:47:28
前回のJOMOの1位、あんまりいい話と思わなかったなあ

927:名無し物書き@推敲中?
05/01/20 23:33:16
JOMOはいつでもよくない。
下読みがろくなのを通してないんだとおもう。

928:名無し物書き@推敲中?
05/01/24 20:22:24
>>927
うんうん、わかる。
おれの自信作も、毎回かすりもしない。
きっと、下読みがダメだ。
と、思いたい。

929:ririy
05/01/27 11:38:21
おじゃまします。童話を書いているので、ワタシも仲間に入れてください。偶然ここを見つけてしまい、一心不乱?に読みふけっていました。ライバルがこんなに・・・と思うと没・・が続くのも無理は無い事ですね。
                                                                                             

930:名無し物書き@推敲中?
05/01/27 13:05:59
>>929
どこの分野だってそうだよ。甘くはない。
こちらは通りすがりで別に童話を書きたいわけではないけど
このスレはレスが活発で、つい見とれてしまうね。

931:名無し物書き@推敲中?
05/01/27 13:28:05
ジョモで入選しました。新美南吉賞は特別賞でした。ニッサンでは佳作です。アンデルセンはコペンハーゲンへ。                     



でも、でも、それだけでは食べてゆけない!




932:名無し物書き@推敲中?
05/01/27 13:50:18
>>931
まじっすか。すげー。
コペンハーゲン行きたかった。
なにか童話を書くうえで気をつけてることとかあったら
おしえてください。

933:名無し物書き@推敲中?
05/01/27 17:38:14
ひたすら書く、書く書く。ねかせて推敲、推敲 また練り直す。うまくいかずに捨てる。の繰り返しです。百に一ついいのが出来上がれば、ワタシの場合才能があまり無いのかも・・・

934:名無し物書き@推敲中?
05/01/27 17:46:41
>>933
レスサンクスです。
たくさん書くことかあ。
わたしは童話で入賞したことありません。
931のような華麗な入賞歴があるというのは、才能だと思うのですが…
やはり「推敲」って大事な作業ですか?
自分は推敲がどうしても苦手で、勢いで書いてそのまま出してしまいます。

935:名無し物書き@推敲中?
05/01/28 06:52:55
書き続ける努力をする事も才能のうちです。才能は後からついてくる。
推敲してみることは大事だと思う。私なんか、推敲しているうちに、
全然違う話になったりする。推敲しないでかける人は、天才かひとりよがり(ごめん)
数の子のうすがわとらないで食べるようなもんかなぁ。変な例で・・・ぺこりー

936:名無し物書き@推敲中?
05/01/28 09:31:10
推敲しない人ってのは、
公募の締切日にぎりぎりで書き上げてそして投稿するって人に多い。
そして次の締切日まで何も書かず、考えず、締めきりぎりぎりにまた書き散らす。

しかし、そういう人でも、その「何も書かず、考えず」って日々のあいだに、このあいだ投稿した作品を読んでいる。
そのとき「あ、誤字が」「ここもっとこうすれればよかったな」「この部分いらないな」ってのが出てくるはずだ。
そこで直せばいいのに、直さない。
その作品が落選したとき、次の公募に出すことができる作品に仕上がっているはずなのに、直さない。

書き上げてからしばらく寝かせておき、改めて見る。
これが「推敲の第一歩」。

937:名無し物書き@推敲中?
05/01/28 18:20:16
どの賞にも入賞したことがない自分が言うのも何だけど、
推敲するときには、大嫌いなヤツの原稿を読んでいるような気分で、
とにかく、あら探し・間違いを見つけてやろうと思いながらやっている。

自分に対して過信があるから、推敲が甘くなるんだと思う。

938:934
05/01/28 20:38:40
やっぱ推敲って欠かせない作業なんですね。参考になります。
自分はなぜか昔から、推敲しないで出したものの方が良いといわれるんです。
初めて受賞したものも、二時間くらいでガーっと書いて送ったやつでした。
なので「推敲」についていつも悩むんです。
誤字脱字に関しては、必ずチェックするようにしてるんですが
内容が変わってしまうことに関しては、はたしてそれで
良くなるのかどうか不安になってしまうんです。
でも>>936さんのおっしゃる通り、落選したものでも次の公募に出せるように
という作業としての推敲は、すごく納得できました。

939:名無し物書き@推敲中?
05/01/28 21:58:35
935です。私も最初は推敲を全然せずに応募してました。どこも直すとこなんかないと思ってたし、推敲の仕方もいまいちピンとこなかったんです。
でも、落選が続くと、どこがいけないんだろうと、もう自暴自棄になって、審査員が見る目がないんだ、とか
ちゃんと原稿が読まれているんだろうか、とか、疑心暗鬼になって、スランプ!
何を書いても、まるでゆで卵の失敗作みたいに、白身が飛び出したり。黄身が真ん中になくてかたよってたり・・・
でも、あるとき、芋づるをひっぱるみたいに!わかったんです。
推敲あるのみ、なんだと。作品を大切にするという意味でも、ぎりぎりまで推敲は必要です。
自分が読んでおかしいものが人にみとめられるわけがない!
推敲しないままの作品を送るのは、たとえば挨拶なしに人の家に上がるようなもんです。生意気でごめん

940:名無し物書き@推敲中?
05/01/28 22:49:19
>>939さんは、その後は第三者からの評価などもやはり変わりましたか?
推敲、大事なんだなあ。まだうまく方法がわからないです。
でも、ぎりぎりまで見直すというのは心掛けようと思います。
ちょっとイメージが変わりました。

941:名無し物書き@推敲中?
05/01/28 23:58:05
上にも推敲のコツみたいなのが書かれてるけど、>>857とか。

まあ、図式通りにやりゃできるってもんでもないけどな。

942:名無し物書き@推敲中?
05/01/29 00:32:39
一番最初に書いたものが一番自然体に近いので、「作っている」という印象がなく、
完成度が低くても印象が良いのです。
この時点で才能は関係ないのです。人は自然体が一番美しいのだから、作品も自然体が一番いい。
さらにかかった時間が短いほど、それだけ考えずに書いたわけですから、さらに自然体に近くなる。
時間がかかるほど考えてしまい、自然体からは遠ざかる。

そこに手を入れるほど完成度は高くなりますが、「人に見せる」意識が強くなってしまい、
「作っている」という印象が強くなります。
この「作っている」という感覚を読者に持たれたら致命傷になります。

多くの人はこの段階、中途半端な推敲で終わらせてしまい、作品も中途半端になるわけです。

そこからさらに推敲を重ねると、今度は徐々に無駄なものが削ぎ落とされていき、文が純粋になっていきます。
そうなると童話とはかけ離れたものになってしまうかもしれませんが…
この「純粋」と最初の「自然体」とは違うのですが、うまく説明できないので、
まあそんなもんだということにしといてください。

だから推敲はやるのなら徹底的にやりましょう。
浅田次郎は原稿を書き上げた後に音読するそうです。そうすることにより、読みにくい場所が見つかるとか。
そこまでできないのなら、推敲はしない方がいいです。
短時間に一気に書き上げて、迷いなくそのまま出してしまいましょう。その方が悔いも残らないです。

943:934
05/01/29 01:20:45
>>941-942
段々とですが、わかってきたような気がします。
推敲、やるならほんとに徹底的にってことなんですね。
うーん。かなり参考なりました。
なんで直さないのが良いっていわれるのか、自分の場合は
最初って先入観もなく集中して書いてるからのような気がします。
直していくうちに、こなれてきちゃって942さんのいうとおり
わざとらしくなっちゃうんだと思います。それじゃまだ足りてないってことなんですね。
練習して、うまくポイントつかめるようにしたいです。

944:名無し物書き@推敲中?
05/01/29 02:36:06
推敲は「華美」にすることではなく「簡素」にすることです。
といって「単純」にすることではなく「複雑」にすることなのです。
かといって「難解」にすることではなく「明快」にすることなのです。

推敲は、読者に「豊穣」を約束する、作家の最大にして最低限の仕事なのです。


945:名無し物書き@推敲中?
05/01/29 06:39:14
<<940第三者からの評価は、もちろんかわりました。私は、原稿をだれにも見せないので
ひそかに応募するのですが、賞に入るようになりました。(家族には入賞して初めて知らせる)
もちろん売れない童話書きであることを暖かく見つめていてくれる家族には感謝しながら書いています。
入賞してご褒美に本になっても、それはデビューではないのです。
 公募生活は延々つづきます。出版社から依頼されて原稿を書くようになるには
ただひたすら、良い作品づくりに向けて、努力するしかありません。賞の審査員の先生の評価とは違い
編集者の評価はものすごく厳しいです。本にしたとき売れなきゃ死活問題だからでしょう。
複数の賞を取って、授賞式で「あ、あの時も一緒だった人だ」という思いをしたことが三回あります。
書き手は星の数ほど・・・・です。
ならば、推敲をして、推敲をして、作品で勝負しましょうじゃないですか!

946:名無し物書き@推敲中?
05/01/31 06:23:13
星の数・・・・
現実だよねぇ

947:名無し物書き@推敲中?
05/01/31 09:16:49
>>942
一理あると思う。書きっぱなしで推敲せず、直木賞まで行った
テロパラみたいな作品もあることだし・・・
逆に同じ短編をしつこいくらいに何度も推敲して送っては、
そのたび一次落ち 下読み「またか」って例もある

948:名無し物書き@推敲中?
05/02/02 22:03:28
アンデルセンのメルヘン大賞、前回の大賞を初めて読んだけれど、
あれも童話なんだ・・・?衝撃。
好みの問題かもしれないけど、いろいろな意味で「えっ・・・?」と思ってしまった。

949:名無し物書き@推敲中?
05/02/02 22:27:32
わたしもアンデルセンの前回の大賞には驚きました。
たしかに童話っぽくないけれど、ああいう自由度の高い作品が
受賞するっていうのは面白い気がする。

950:名無し物書き@推敲中?
05/02/02 22:34:01
アンデルセンは、以前、選考委員長の立原えりかさんが言ってらっしゃるとおり、
「童話」「メルヘン」でなくとも通ります。
なぜなら、人の心の中からあらわれた「ピュア」を求めてらっしゃるからです。

なので、文学賞としてのステータスはあまりありません。
が、立原さんとお茶会ができます<広島アンデルセンにて。



951:名無し物書き@推敲中?
05/02/03 09:26:34
童話の場合、「文学賞としてのステータス」
とはどういう基準でいうのですか?
ステータスのある賞ってどの賞なんですか?
あの賞に入選したらすごい、とか、この賞ならたいしたことないとかの話なのでしょうか?

952:948
05/02/03 09:32:09
レスありがとうございました。
賞の名前から「童話」って思い込んでましたが、
そうとも限らなかったんですね。
正直言って、あのお話はラノベのあらすじみたいだな~と思ってしまって・・・。


953:名無し物書き@推敲中?
05/02/03 13:12:14
皆さんがお勧めの
童話書き方ハウツー本
を教えてください。図書館
で借りていろいろ読んでみたの
ですが、今ひとつぴんとこなくて……

954:名無し物書き@推敲中?
05/02/03 21:18:43
>>951
アンデルセン~~には、たとえば編集者付きになるとか、出版社からオファがくるとか、そういったものは一切ない。
児童文学関係で現在ステータスのある賞なら、
講談社児童文学新人賞、児童文学ファンタジー大賞、SF童話賞、
毎日新聞ちいさな童話賞(だっけか)、ミセス童話大賞、ってなところか。

もう少し大きめの賞で言うなら(正式な名前は忘れたものが多いが、すぐググれるだろう)、
(ここからは、出版された本が対象だが)
椋鳩十賞、坪田譲治賞、野間児童文芸賞、日本児童文学者協会新人賞、路傍の石児童文学賞、
日本児童文芸家協会新人賞、サンケイ児童出版賞、あたりだろうか。

次の出版につながらないのでもよければ、石油会社系、金融系、食品会社系がある。
宗教系も需要が少ないね(家の光、仏教童話、キリスト教童話、各賞)。
団体系もその後が弱い(海の童話、などなど)。

その中でもとくに「アンデルセン」は、すでに「童話」を放棄しているようで、
「文学賞」としてのステータスはないってことです。

>>952
「童話」って概念そのものが、すでに拡散してますからねえ。

>>953
理論がかっちりしてるのなら、川村たかし『児童文学の方法』
もう少し感覚的なのなら、立原えりか『童話を書きましょう』
外国風味がほしいのなら、ジャンニ・ロダーリ『ファンタジーの文法』
外国風味+現実的なのなら、ジョーン・エイキン『子どもの本の書き方』
でも一番重要なのは、それを真似ようとすることではなく、
とりあえず、書くこと、書ききること、推敲することであり、
それからたくさんの本を読むことです。

955:951
05/02/04 10:18:54
>>954
なんだそんなことか

956:名無し物書き@推敲中?
05/02/04 13:45:42
福島賞
入賞者に通知のある時期ですね……

957:名無し物書き@推敲中?
05/02/04 14:11:19
↑ひょっとしてあなた、入賞したことある人ですね。
電話ですか? 郵送ですか? どきどき。
んまあ、どーせ通知来ないだろうけどサ…。


958:名無し物書き@推敲中?
05/02/04 15:11:35
入賞したことないけど、
岩崎書店のホームページで、
受賞者の言葉に2月3日夕食後に電話を受けたと書いてありました。

959:名無し物書き@推敲中?
05/02/04 18:11:24
ええっ!じゃあ、わたしもだめだったんだ・・・・力作だと思ったんだけどな・・・・
ショック!今夜は落ち込みそ!

960:名無し物書き@推敲中?
05/02/06 11:28:04
orz orz orz

961:名無し物書き@推敲中?
05/02/06 15:51:11
涙涙涙……ガーン……ショック!
 2月3日なんですか? そうなんですか? 福島賞の受賞の通知は。
  わたし、電話、もらってませんよ………
   わたし、だめだったんですか? 落ちたんですか? わたしって馬鹿なんですか?
    ……立ち直れない……
     だれか…わたしにやさしいことばをください

962:名無し物書き@推敲中?
05/02/06 16:17:17
どんな言葉をかけるかは、作品次第ですね。
さらしてみてください

963:名無し物書き@推敲中?
05/02/06 21:52:36


「多くの人が実際の能力以上のことができると思い違いをしている。
 誰でも、ポップスター、童話作家、有能なテレビ司会者に
 なれるかのように教師が教えているからだ」

                            チャールズ英皇太子




964:名無し物書き@推敲中?
05/02/07 11:14:49
それでも、人はそれぞれに花開く時があるものだ。

965:名無し物書き@推敲中?
05/02/07 15:02:25
ぽぽーんと花開け、俺!
ぽぽーんと花開け、みんな!

966:名無し物書き@推敲中?
05/02/09 03:29:26
入賞者への通知って電話が多いのかな


967:名無し物書き@推敲中?
05/02/09 06:45:19
電話で知らせか゛きます。公式発表のだいたい二ヶ月くらい前が通常です。毎日童話、ジョモ、アンデルセン、家のひかりは最終選考に残っていることを先に電話連絡して
その二週間後くらいに封書で結果がとどきます。ニッサンは決定してから。
新美南吉は、同じく約二ヶ月前に封書で ・・・

968:名無し物書き@推敲中?
05/02/09 10:26:34
家の光は入賞の℡だけだよん……

969:名無し物書き@推敲中?
05/02/09 18:10:34
>>967>>968
入賞経験者、降臨ですか!?
いままで入賞した賞(大賞とか佳作とかも)教えてください。

970:名無し物書き@推敲中?
05/02/10 20:28:55
967です。毎日新聞童話新人賞優秀賞、家の光童話賞佳作、ラポム大賞大賞
ジヨモ童話賞優秀賞、ニッサン童話と絵本のグランプリ佳作、新美南吉童話賞特別賞、アンデルセンのメルヘン大賞優秀賞、などです。
おひさまは、最終選考どまり、小さな童話大賞は一次選考どまりでした。
でも、すごくないのです。これは、十五年くらいかかってやっと取った賞です。
いまだに一冊の本も出版社からの依頼で出したことはないのです。
それでも、まだ、私は童話作家になる夢に向かって、書いています。
だから、若いあなた、夢をあきらめないで。
私は、今も毎日、仕事をしながら、こつこつと童話を書いています。もう、私には時間がないような気がします。
だって・・・もう・・・52才・・・・・・・・・

971:名無し物書き@推敲中?
05/02/11 15:37:46
みごとにどれもプロへの登竜門にならない、敷居の低い賞ばかりです。
講談社とか岩崎書店とか、ぶんけいなど、出版社系の賞を狙うのが良いでしょう。
ちなみに、
新風社とか文芸社とか日本文芸社とかは、自費出版みたいなものなので、狙わないのが吉です。


972:名無し物書き@推敲中?
05/02/11 20:55:41
でも、寮みちこさんなんか、毎日どうわ新人賞優秀賞だけしかとってないよ。
毎日はプロの登竜門だって言われてるけど・・・
970がんばれ!
971。えらそうだね。何者?

973:名無し物書き@推敲中?
05/02/11 21:33:53
>>971
いわゆる自費出版系でも、大賞や優秀賞は企画出版になるというのは、
やはり魅力なのでは?
碧天舎というところは「童話賞」や「ファンタジー文学賞」まであるみたいです。
大賞以外は共同出版のようですが…。

974:名無し物書き@推敲中?
05/02/11 22:00:12
敷居なんてあるのかね。
賞を取るなんて、それだけですごいと思うけど・・・
このスレ、励ましや激励も大事なんじゃねえの?


975:971
05/02/11 23:47:49
何者かと問われれば、プロのひとりだと答えよう。
寮さんとは何度かお会いしてお話したことがあります。
寮さんは、むしろ編集者と知り合いになっていったことがデビューへの礎となったのですよ。
名作『ノスタルギガンテス』は、賞の対象にはなりませんでした。
だが良いものは良い。

>>974
賞を取るのはいいんです。
しかし、>>970は、出版社からのオファがないと嘆いている。
つまり出版社からオファがあるような賞の取り方、ひいては作品の書き方をせねばならない。

つまり、私のレスは、叱咤激励なのですよ。

976:名無し物書き@推敲中?
05/02/12 08:46:20
970
すみません・・嘆いてしまって。
楽しんで書いているのに、なんだか愚痴ったみたいな書き方をして。
皆さんのお気持ちをひっかきまわしたような展開になり、申し訳ないです。
ごめんなさい。
975さん、叱咤激励ありがとうございます。

977:名無し物書き@推敲中?
05/02/12 10:14:18
>>970
わたしはプロ志望ではないのですが、>971のいう敷居の低い公募では当落ラインの競り合いに参加できることがあります。
JOMOで八千、ニッサンで四千の応募作があります。そういう中で、15年間、入選レベルの作品を書き続けておられる976さんは素晴らしいと思います。
>970=>975でないかぎり、こんな975なんかにあやまる必要ないと思います。
こういう場所でアマチュアの楽しみを踏みにじって喜ぶなんて、ろくなプロじゃありません。
こんな人が子供たちのための童話を書いているのかと思うと吐き気がしてきます。


978:名無し物書き@推敲中?
05/02/12 11:29:01
60歳を過ぎて小説を書き始め、賞を獲ってプロになった人がいた(名前は度忘れ)。
小説を書くのに、年齢制限はないと思う。

童話を書き始めて数年、止めようかとすでに気弱なことを考えている自分からしてみれば、
15年もの間、書き続けてきた気力・努力は尊敬に値します。
しかもその間に受賞までしておられる。

975さんの言い方はきつい所はあるけれども、
970さんが出版社系の賞を狙える所にいるということでしょう。

979:977
05/02/12 12:50:51
>>971には悪意を感じました。
プロになる夢を追って15年間努力してきた人が、
このくらいのこと知らないはずがないのに。
その上、その人の獲得した賞を「みごとにどれも敷居の低い賞ばかり」と貶めるとは。
作家の人間性は作品に表れます。
971がプロだというなら、プロでありつづけるために、もっと人間性を磨いてください。


980:小 ◆PBtykf5sPQ
05/02/12 13:14:52
悪意なんてないだろう。
ムキになるな。
出版に繋がっていかない賞であるのは事実なんだから、
「オファーが来ない」ことを嘆く970に971のような言い方をするのは、
むしろアドバイスだろうよ。
「敷居の低い賞」という言い方が気に障ったのかもしれないが、
971の言い方では「じゃあ、もっと上に挑戦してみたら?」ぐらいしか
俺には読み取れない。

981:977
05/02/12 13:51:28
ムキになってはいません。冷静です。
970さんは受賞暦を並べて「すごくない」といっています。
プロに繋がる賞ではないことを自覚している言葉です。きっと、971がいうような公募にも応募されたでしょう。
そして、15年書きつづけてきて、いまだにオファーが来る立場になれない自分を嘆いているのです。
プロを目指して長い努力を重ねてきた人として、正当な嘆きだと思います。
それを971は「敷居の低い賞ばかり狙うからだ」とアドバイスしているわけですよね。
的はずれなアドバイスです。
何度も書きますが、プロを目指して15年間書いてきた人間が、そんなことも知らないと考えること自体が傲慢です。
その傲慢な人間が「自分はプロのひとり」だと宣言する。
そういう人間性、愚劣です。
970さんをダシにしているようで申し訳なく思っています。ごめんなさいね。
978さんがいうように、プロになるのに年齢は関係ないと思います。沢田とし子さんのような方もいらっしゃいますし。
書き続けて、是非、人間的に洗練された作品でプロになっていただきたいです。

982:名無し物書き@推敲中?
05/02/12 16:30:33
>>970
人生80年とも90年ともいわれる昨今。52歳なんて若い!!
まだまだ夢を見ましょうよ。いつかかなうといいですね。

>>971
本当にプロなの? どうせ出鱈目っしょ。
こいつの文章センスねーよ。
「とか」がやたら多いし、「狙う」という言葉も重複して使ってる。
それに誤解を招く文章内容……こいつただのちゃねらだろ

童話は子どもが読むもの。言葉に愛がないのは致命的。
自然淘汰されてください。まっプロじゃないのバレバレなんだけどw

983:名無し物書き@推敲中?
05/02/12 17:04:17
原稿プロセッサ

984:名無し物書き@推敲中?
05/02/12 17:24:52
子どもに読ませたくない童話    丘咲冨子(仙台市)

子どもに童話を読み聞かせているのですが、残酷な童話が多くて困っています。
本当に読み聞かせたい、そんな物語がありません。
かぐや姫は男にたかる物語ですし、金太郎は動物虐待を思い起こさせます。
特に「ももたろう」という童話は、日本の帝国主義を思わせるような恐ろしい童話です。
日本軍がアジアで行った悪事の数々を想起させます。
鬼を虐待し、略奪や暴力を正当化するような読み物は童話としてふさわしくありません。
何でも話し合いで解決するような物語の登場が待たれます。

985:名無し物書き@推敲中?
05/02/12 19:24:32
>>971>>970と同じように敷居の低い賞にばかり応募してたんじゃないか?
そこでまるで過去の自分を見ているような気になってつい激烈な言葉を・・・
って買かぶりすぎか。

986:名無し物書き@推敲中?
05/02/12 19:55:08
童話を書くって、自分のポリシーをさらけ出す事と同じです。少なくとも私にとっては。
今までたいせつににしてきた物をこれからも大切にしていきたい、と思ってます。
だから、私の心無い愚痴でこんな展開になったことを、とても悔やんでいます。
申し訳ありません。
でも、童話の賞に敷居の高低を感じたことはありません。
賞をとったのは奇跡!かもしれない。
みんな、おなじ思いで書いていると思う。
たいじなのは、いかに童心にちかずけるか・・・だと思います。970


987:名無し物書き@推敲中?
05/02/12 22:13:36
個人的にですが、童話を書くことは難しくないですか。
抽象的観念を難しくない比喩などを使って表現したり、コンパクトにまとめたり。
書いている途中で、自分と読む人の意識や理解が違うかも知れないと悩んだり。
だからと言ってほかジャンルが書ける訳じゃないですし…。
鬱だ-。

皆さんはどうですか?

988:小 ◆PBtykf5sPQ
05/02/12 22:44:08
>>984
俺は今から986さんのように純真に童話に思い入れをしていて
書いている人を皮肉る意見を書くけど、
別におちょくってるとかそういうことじゃなくて、
その真摯で繊細な童話への思いは尊敬に値すると思ってる。

けど984を読むと、童話ってのが
「大人が、まだ物心付いていない子供たちに
物語の形で巧妙にある価値規範を押し付けるもの」以外の何物でもないのだなぁ・・
という気分になるよね。イデオロギー押し付け装置として機能していると言うか。

残酷なものとか暴力、虐殺だって子供は好きなんだよ。
男の子なんかアリとか潰しまくって遊ぶじゃん。
そこに蓋して「話し合いで解決するような物語」って。
それ信じて次の世代のガキがイラクに話し合いに行くのか。
強盗と話し合うのか。
おかしいよ。間違ってる。

989:小 ◆PBtykf5sPQ
05/02/12 22:47:34
ガキに押し付けるな。色々なものを。
暴力衝動や憎悪や嗜虐性も含めた全的な人間であれるのは
このときだけなんだから。
社会化されない自己を十分味わってから大人にさせてあげないと、
かわいそうだ。
ただでさえ「しつけ」やら「学校」やらでガンガン押し殺されてるんだから。

990:名無し物書き@推敲中?
05/02/13 04:29:11
>979 971に悪意を感じただって? うーむ残念ながら私には全く感じなかったよ。私も文章を書くプロなんだが、全く悪意を感じなかった。悪意を感じたら、叩きまくってあげたのに

991:名無し物書き@推敲中?
05/02/13 07:24:47
>>984
かぐやひめや、金太郎や、ももたろうの話を聞いて、子供があなたと同じ気持ちを感じるとおもいますか?子供が正常な成長を遂げるためには、さまざまな体験(例えば自由、断乎、自己主張、実感、緊張感)
生活や、命に関わる体験をたくさんさせなくちゃいけないと思います。
幼児期を青虫に例えるなら、思春期はさなぎ、美しい蝶になる為に、青虫の時期から、いかにりっぱなキャベツを与えるかではなく、
(この場合のキャベツは、まあ、絵本のようなものですがぁ)議論すべきは、美しい蝶になる為に
青虫の時代どれだけたくさんの実体験をさせるかだと思います。
良きも悪しきもその中から学んでゆくのです。
かぐや姫は、ほしいものを手に入れる為には、命がけの努力をしなければならないし、
金太郎は、弱肉強食の世界を知るいい機会だし、ももたろうは、弱気を助け、強気を挫く
思いやりあふれる物語です。
心理学者が「あかずきんちゃん」を精神不安患者の治療に取り入れよい結果を招いている例もあります。
(詳しいことは、ブェレーナ、カーストの本に書いてあります)
あなたのような、概念的で常識的で、無感覚な大人が、先入観を持って童話の読み聞かせをするから、子供が絵本離れをするのかもしれませんね。
子供は残酷です、なぜって何も体験していなくて、わからないから。
だから、おしえなくちゃいけないんです。教えなくとも実体験からおのずと学ぶのです。
悪いことは言わない。早く読み聞かせから手を引いたほうがいい。あなたには向かないと思う。
でなければ、うまく青虫の時代をすごせなかったさなぎが引きこもり、突然変異をおこして、邪悪な毒を持った蝶になるおそれがある。
どうかお願い!日本の子供の未来のために一日も早くやめてください。

992:名無し物書き@推敲中?
05/02/13 09:08:41
賛成!

993:名無し物書き@推敲中?
05/02/13 09:14:28
>>984はコピペですよね?


994:名無し物書き@推敲中?
05/02/13 20:07:16
コビベってなに?

995:名無し物書き@推敲中?
05/02/14 18:26:41
なんやかんやとやってるうちに、ニッサンの結果でたね。

996:名無し物書き@推敲中?
05/02/14 23:09:30
アンデルセンに送りました。入選しますように。祈願カキコ。

997:名無し物書き@推敲中?
05/02/15 09:22:34
>>996
私も送りました。お互い入選するとよいですね。授賞式で会ったりして・・・
結果報告は、ここで。

998:名無し物書き@推敲中?
05/02/15 09:27:37
埋め

999:名無し物書き@推敲中?
05/02/15 10:06:48
wwwwwwwwwwww

1000:名無し物書き@推敲中?
05/02/15 10:11:09
次スレは?

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