宮城谷昌光ってどうっすか?3 ~ 飛翔編at BOOKS
宮城谷昌光ってどうっすか?3 ~ 飛翔編 - 暇つぶし2ch2:無名草子さん
05/11/13 21:23:06
●出版作品一覧 その1

【小説 (中国史)】
 王家の風日
 天空の舟
 侠骨記
 夏姫春秋
 孟夏の太陽
 花の歳月
 沈黙の王
 重耳
 晏子
 介子推
 孟嘗君
 楽毅
 長城のかげ
 玉人
 奇貨居くべし
 青雲はるかに
 太公望
 華栄の丘
 子産
 沙中の回廊
 管仲
 香乱記
 三国志(刊行中)

3:無名草子さん
05/11/13 21:23:27
●出版作品一覧 その2

【小説(その他)】
 石壁の線より(絶版。無限花序に再収録)
 春の潮
 海辺の小さな町
 無限花序

【エッセイ】
 歴史の活力(旧題:会社人間上昇学)
 中国古典の言行録
 春秋の色
 春秋の名君
 史記の風景
 クラシック千夜一曲
 歴史のしずく
 クラシック千夜一曲

【その他】
 ふたりで泊まるほんものの宿(夫人との共著)
 古城の風景(連載中)

【全集】
 宮城谷昌光全集

4:無名草子さん
05/11/13 21:25:39
●年代別作品一覧 その1

【五帝・尭~舜】
 『布衣の人』 (『侠骨記』収録)

【夏初期】
 『地中の火』 (『沈黙の王』収録)

【夏末~商初期】
 『天空の船』

【商中期】
 『沈黙の王』 (同名作品短編)

【商末~周初期】
 『王家の風日』
 『太公望』
 『甘棠の人』(『侠骨記』収録)

【周末~春秋初期】
 『妖異記』   (『沈黙の王』収録)
 『豊饒の門』 (同上)

5:無名草子さん
05/11/13 21:26:03
●年代別作品一覧 その2

【春秋期】
 『管仲』
 『侠骨記』 (同名作品短編)
 『買われた宰相』 (『侠骨記』収録)
 『重耳』
 『介子推』
 『孟夏の太陽』 (同名作品短編)
 『沙中の回廊』
 『夏姫春秋』
 『月下の彦士』 (『孟夏の太陽』収録)
 『華栄の丘』
 『晏子』
 『雨』 (『玉人』収録)
 『指』 (同上)
 『鳳凰の冠』 (『沈黙の王』収録)
 『子産』
 『老桃残記』 (『孟夏の太陽』収録)
 『隼の城』   (同上)

6:無名草子さん
05/11/13 21:27:02
●年代別作品一覧 その3

【戦国期】
 『宋門の雨』(宮城谷昌光全集 第1巻収録)
 『孟嘗君』
 『風と白猿』 (『玉人』収録)
 『楽毅』
 『青雲はるかに』
 『奇貨居くべし』

【秦初~末~三国時代】
 『香乱記』
 『長城のかげ』
 『花の歳月』
 『三国志』

【現在 連載中】
 三国志 (文藝春秋)
 風は山河より (小説新潮)
 古城の風景 (波)
 クラシック 未知なる名曲を求めて (別冊文藝春秋)



7:無名草子さん
05/11/13 21:53:25
>>1
スレたて乙

8:無名草子さん
05/11/13 23:30:27
改行や空白が多すぎて文章薄くなって金儲けみたいな。

9:無名草子さん
05/11/14 01:53:16
「乙」
である。

10:無名草子さん
05/11/14 01:58:21
歴史ものは好きだけどクラシックの薀蓄は汚点

11:無名草子さん
05/11/14 07:45:13
>>1さん乙です
今日あたり名臣列伝買いに行こうっと

12:無名草子さん
05/11/14 14:22:35
>>1さん乙

前スレで>>964さんにつっこまれた

「クラシック千夜一曲」が二つあり、片方は、
「クラッシック私だけの名曲 1001曲」なのだけど、

テンプレ改正できずにもうしわけない……。

13:964
05/11/15 08:25:03
>>1さん
 乙です。

>>12さん
 クラシックあまり読まれてないみただし、皆さんあまり気にしないでしょう。
 書店でも見かけないし・・・

  とりあえず、「戦国名臣列伝」でも読むか・・・。


14:無名草子さん
05/11/15 15:57:47
誰がなんといっても、武霊王が大好き。

15:無名草子さん
05/11/15 16:25:36
誰がなんといっても、恵文王が大好き。

16:無名草子さん
05/11/15 17:31:00
>>1さん乙
まぁ誰が好きでもいいよ。批判の文章よりは読みやすいからね。
戦国名臣列伝目当てで、全集何冊か買ってしまったからなぁ。 買うのどうしようかなぁ。

17:無名草子さん
05/11/15 17:44:58
誰がなんといっても、士会が大好き。
誰がなんといっても、「沙中の回廊」が大好き。

18:無名草子さん
05/11/15 18:01:58
乙>1
歴史上の武霊王は結構好きだ。信長様のようで。

19:無名草子さん
05/11/15 18:01:58
こんな過疎スレにもゆとり教育のやつがいるんだなw

20:無名草子さん
05/11/15 21:03:53
ところで「奇貨居くべし」の3巻って「黄河編」じゃなかったか?
いや、わかってやっているなら良いんだが・・・

21:無名草子さん
05/11/15 22:59:55
>>1は慍色をあらわにし、唇をふるわせた。

「おのれ、赦さぬ。>>20を戮せよ。」

市場にひきたてられた>>20は棄市され、そのあとで戮刑に処された。

22:無名草子さん
05/11/16 01:01:25
今日、春秋&戦国名臣列伝買って来たよ
毎日寝る前に1章ずつ読んでいこっと

23:無名草子さん
05/11/16 20:15:35
書店で見たけど、あとがき好きの俺にとって無いのはがっかり。

24:無名草子さん
05/11/17 21:08:32
―スレをみごとに立てるということは、むずかしいものだな。

25:無名草子さん
05/11/17 22:58:54
春秋名臣列伝買ったので感想を簡単に。

その大半を時代背景の説明に費やし、各章の人物が生きた状況を述べ立てるだけといった感じ。
宮城谷節ともいえる会話すらあまりなく、人物を語っているとは言えない内容。
というか、人物がほとんど出てこない。
各章が短すぎるというのもあるだろうが、小説としてみた場合内容は薄いと言わざるを得ない。

むしろ他の作品で語れなかった当時の「世界」を語ろうとしているような印象をちらほら受けた。
そういう意味では他作の解説書といった位置づけで読むべきか。

正直評価は微妙、というか物足りない。

26:無名草子さん
05/11/17 23:07:07
つか、列伝なんだからそんなもんだろ
小説じゃなくて、逸話集ってこった

27:無名草子さん
05/11/17 23:23:24
>列伝なんだからそんなもん

という理屈は良くわからないが、
小説じゃないことは確かだ

28:無名草子さん
05/11/17 23:27:57
春秋名臣列伝は未読なので推測だが
基本的に今までの既刊で取り上げた人物ばかりなら
同じことを何度も書いてもしょうがないし
そんなもん誰も買わないだろ。

29:無名草子さん
05/11/18 00:16:58
そう思う。
小説風味でないのも、小説ではくどくどしくなりすぎる解説を補完してる様な
感じでかえっていい。
特に主人公の題材として取り上げられなかった脇の人物の氏族の系譜や
時代背景なんかがよく説明されてて面白く感じた。
これを読んだ後で長編を読むと、また違った楽しみもあるかもしれん。

30:無名草子さん
05/11/18 00:48:33
ガイシュツだけど氏の作品は他の作品の人物が(時代問わず)出てくるから、
今読んでる作品も一度別の作品を通過してから読み返すことで
また違った楽しみが出てくるよな。
で、その別の作品にもやはり他の作品の人物の名前が出て来ていて・・・
っていう宮城谷スパイラル。

31:無名草子さん
05/11/18 01:33:59
いま「沙中の回廊」読んでるんだけど、これを終わったらどれにいこうか迷う。
「晏子」は読んだけど、やはり好きな「子産」にいくべきか。

32:無名草子さん
05/11/18 02:44:02
『晏子』を読んだのが最近でなければ再読をすすめる。
他に『沙中の回廊』に関連する作品を読みたいなら『重耳』、
または『孟夏の太陽』をどうぞ。
好きな作品を読みたいなら『子産』w

33:無名草子さん
05/11/18 13:46:41
春秋名臣列伝読了。

今回は、小説でないのでかなりの遅読だったけど
過去の小説の登場人物や時代背景の補完がされていた。
また、作品の主役級(または主役)の扱いを受けていた
人物の列伝が、小説とは違った所もあり、小説として
人物を描く(史書の空白を埋める)難しさを匂わせる個所もあった。

春秋期の人物列伝なので、この本をきっかけに春秋期に興味を持つ
人間が増えればと思うが、残念ながら春秋期を知らない人は
置き去りにされれる内容なので、「三国志」で興味を持った人は
読むのが辛いのではないかと思う。
もっと用語や文章を簡略化すれば、春秋期の中国史の入門になる一冊になったかも。
良くも悪くも、宮城谷昌光読者による一冊だとおもう。
(知らない人にも分かるように、という配慮はあるが…)

人物の列伝についてそれぞれ感想を書こうと思ったが
長文ウゼッって感じなのでやめとく。

34:無名草子さん
05/11/18 15:39:01
>>33
かまわんので書いてほしい。

35:無名草子さん
05/11/18 16:49:01
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
先生、何かひとことお願いすます

36:無名草子さん
05/11/18 20:14:39
>>31
一番のおすすめというわけでもないけど、意外と「青雲はるかに」も良いかも。
士氏の遠い子孫が主人公です。

37:無名草子さん
05/11/18 20:52:36
>>32>>36
ありがと。
言葉足らずだった。全作品読んでるんだけど、かなり久しぶりの再読で
迷ってたんすよ。

38:33
05/11/19 02:23:49
一応、各列伝について感想および、簡単な紹介を。

序文
周王朝の成立と、春秋時代の幕開けについての解説と
「魯春秋」の成立のについて説明されている。

石サク(石昔)
石サクについては、私は何も知りません。
衛の大臣(執政、宰相に非ず)の石サクについての列伝で
「切磋琢磨」で有名な衛の名君武公の話から始まり、石サクの事跡について述べている。
また。衛国の設立の説明や、虞国の成立についての氏の持論がなどで紙面が割かれていて
石サクについては、あまり述べられていない(笑)

石サクについては、武公の息子、荘公を諌めた言についての解説と、石サクの愛国心について
述べられおり、その愛国真については、荘公の死後の乱と、その乱の首謀に関わった
息子を処断する事について書かれており、国のために仇敵や息子を推挙した晋のキ奚や
国のために君主の批判を憚らなかった斉の晏嬰のような、硬骨漢のイメージを持った。
個人的には、衛の武公についてもう少し掘り下げて欲しいと感じた。


39:33
05/11/19 02:26:40
鄭の祭足(祭仲)
祭足についても、私は何も知りません。
鄭の執政であった、祭足についての列伝で
姓が祭足の姓についての氏の憶測や、祭国についての説明と
祭足の憶測の史料となった春秋左氏伝、公羊伝、穀梁伝についての
説明に紙面が割かれており、祭足の偉業についてあまり紙面が割かれていなかった。

祭足については、乱を避ける為に人倫にそむく手を使って、国を保ったが
結局は、それが鄭において最善であったことを紹介しており
祭足のそれこそが、権であったと締めくくられていたが、正直私は理解できなかった。

国を保つ為にはあらゆる手を使って行う事があり、その方法が国君に
苦難を強いたが、結局は国のためには最善であり、結果として祭足の決断は
正しかったという事だと理解したが、正直「へぇ~」といった感じでしかないのが感想です。

斉の管仲
中国史を代表する宰相の一人であり、氏の小説やその他で語られまくっている人です。
序文を松尾芭蕉の奥の細道から「韓非子」につなげ、管仲の説明に入っていますが
小説「管仲」以上に語られる事はなく、逆に隣国の魯についての説明に紙面が結構多く割かれていました。
後の列伝で、魯の臧孫氏について記述される事を思うと、その導入と思えなくもないような内容でした。

ただ、管仲が上卿にならなかった事がかかれており、あれだけの事跡があったのに、国氏と高氏を憚って
上卿とならなかったのかな?思いました。
後に、管氏が国政に携わる事がなかった事を思えば、管仲は自家の興隆は全く興味がなく
斉を富ます為に人生を傾けたか?とも思いました。
(管仲が上卿にならなかった旨は「管仲」に描かれていませんでしたよね?)

なんか、疲れたので、今日はこの辺で終わります。
長文乙pgr
って感じでしたら、言ってください。
まだ初読の感想なので、読み返したり、他の作品を読むとこの感想は変わると思います。

40:無名草子さん
05/11/20 07:42:59
>>39
長文乙!?本気で言ってんのか・・・?

41:無名草子さん
05/11/21 11:34:01
>>38-39
乙かれ。

>個人的には、衛の武公についてもう少し掘り下げて欲しいと感じた。

「春秋名臣列伝」は殆ど読んでないんで書かれてる事だったらごめん。
衛の武公は兄の共伯を殺して即位した人。
ふつう春秋時代のことわりからして非業な最後をむかえそうだけど、善政を
心がけ武功も大きかった名君。
非常に在位期間の長い人で、在位は55年(前812~758)もあり、『国語』によれば
少なくとも95歳以上も生きていたとか。


気が向いたらまた書いて。

42:無名草子さん
05/11/21 22:04:30
URLリンク(r.gnavi.co.jp)
身を隠したと思ったらこんなことやってたのか

43:無名草子さん
05/11/21 22:11:18
春秋&戦国名臣列伝ゲッツ!

祭足まで読んだけど39とはかなり違う感想。
面白かったのは各章の表題としている人物の、著者が一番強調したいと思われる事績を
章の最後に持ってきてかなり簡潔にまとめていること。
前半、中盤を表題とされている人物の時代背景の説明や自論、推論に割いている。
祭足にいたっては「公羊伝」の賞賛する文章をそのまま章の最後に引用して
説明を付け加えていない。
祭足は知らずに読んだから解説がやや難解だったけど、最後で上手く纏まっている感じ。

44:無名草子さん
05/11/21 23:06:42
これは宮城谷の愛読者に向けて書いた本って感じだね。
もしかして三国志も、それに近い感じかもしれない。初めて読む人はとっつきにくいかも。
本を沢山売ろう、より多くの読者を獲得しようという考えがなくなってきたのかも知れない。

45:無名草子さん
05/11/22 00:09:54
>>44
俺はかえってその方がいいくらいだ。
大衆ウケを狙った媚がミエミエの作風でヘタににわかが増えて、勘違いな
評価が出でくるよりよっぽどいい気がしてる。

46:無名草子さん
05/11/22 00:55:10
>>44
もしかしたら、今まで書いた本の解説をしたかったのかも知れないね。
三国志並に。

47:無名草子さん
05/11/25 11:51:44
まあ春秋名臣列伝の方は元々、全集のおまけだからね

48:無名草子さん
05/11/25 20:36:37
『オール讀物』の津本陽氏と半藤一利氏との鼎談を立ち読みしてきた。
日本の軍師10人を決める様なテーマだった。

宮城谷さん、凄く控えめなのに、話を振られた時と中国史ネタの時は滔々と
語ってて面白い。
やっぱり三人の中でいちばん史料や文献を読んでる人で、目のつけどころも
いちだん高い感じ。
少し諸葛亮ネタになった時に、馬謖を起用した点を責めていた。

そういえば宮城谷さんは伊勢宗瑞の出自に備中説を採ってた。
たしかに新九郎の名がみえるのは備中説だけど、同一人物かまでははっきり
していないんだよね。
なんにせよ『風は山河より』を書いてるせいもあって太原雪斎を評価してた。
一般に流布してる今川氏の不当な評価も見直してるんだろうね。

49:無名草子さん
05/11/26 23:48:54
崔杼はグー

50:無名草子さん
05/11/28 21:43:41
変なこというからレスが止まるじゃないかw

51:無名草子さん
05/11/29 02:57:28
>>49
霊公はパー

52:無名草子さん
05/11/29 07:54:15
それなら霊公が勝つはずだったのにな

53:無名草子さん
05/11/29 18:22:36
ときどき、小説中に史書では同一人物かどうかあやふやなところなどがでてくるけど、
そのとき一旦たちどまって、これはこうだからこうかもしれない、と述べると、
その次からは先述した仮説をあたかも既成事実のようにかいていく書き方は結構好きだ。

54:無名草子さん
05/11/29 20:17:55
>>53
その一方で「どうであろう」みたいな感じで断定させずに進めていくところもあって
それもいい。
自分でも史料で確認したり考察したりしてしまう。

55:無名草子さん
05/11/29 21:19:42
でも時々晏弱なんかのことを史実と思って語ってくる奴がいるのは困るアル。

56:無名草子さん
05/11/29 22:51:07
そんなやつはいない

57:無名草子さん
05/11/29 23:01:24
太公望が超人的な剣術を身につけていたとはおもわないけど、
そもそもあの時代に、ああいう剣術の極意みたいなものが多少
なりともあったのか?と考えると、よくわからなくなる。

58:無名草子さん
05/11/30 18:24:01
宮城谷初心者です。
青雲はるかにを読んだのですが、この作者はストーリー作りが苦手な方なのでしょうか。
偶然であった処女とSEX→別れ→他人のものになった女と偶然再会

最初の原声はストーリーの根幹(復讐)にからむのでまだわかりますが
同じパターンを南止でくりかえすのはどうなんでしょ。偶然偶然って、読んで呆れました。

冒頭、友人の妹の足が治るかどうか、
巫女に祈るような気持ちで、自分の身を捨てるという行動も納得できる動機の描写がないような・・・
正直電波にしか思えません。

59:無名草子さん
05/11/30 19:55:23
入門書としては「青雲はるかに」はちょっとな。
もし、もう一冊読む気があるなら
戦国期の作品なら、樂毅
春秋期の作品なら、晏子
読んでみ?
それで駄目なら、あなたには合わなかったって事で。

60:無名草子さん
05/11/30 20:20:28
>>58
他も読むとなんで繰り返してるのかわかると思うよ

最初に青雲はるかにを読んじゃったのは失敗だったかもしれませんね
どちらにしても初心者にも優しいってタイプの作者じゃないことは確かです

僕も59さんのお薦めを読んでみて判断するのがいいと思います

61:無名草子さん
05/11/30 21:03:09
最初に読むなら「天空の舟」か「重耳」がお勧め。

62:無名草子さん
05/11/30 21:15:48
>>58
漏れ的には、宮城谷作品の入門には
春秋:重耳
戦国:孟嘗君かな。
どっちも、他の春秋戦国時代の核となる作品だし。

63:無名草子さん
05/11/30 21:23:44
俺は王家の風日・太公望から時代順に読んだ

64:無名草子さん
05/11/30 21:38:05
初めて読んだのは太公望。
>>59
確かに楽毅・晏子は名作だが、入門書にしては長くないかな?
俺は『華栄の丘』あたりをお勧めしたい。

65:無名草子さん
05/11/30 22:01:00
青雲は奇貨とリンクしてるからな。
奇貨読んでもだめなら合わないんだろうな。

66:無名草子さん
05/11/30 22:10:16
>>58>>偶然偶然って、読んで呆れました

というならどれを読んでもダメだろうと思う。


67:無名草子さん
05/11/30 22:17:23
偶然を否定したら推理小説しか残らないような気もするが。

68:無名草子さん
05/11/30 22:24:46
それは単に程度の問題だろう。

69:無名草子さん
05/12/01 00:03:41
>>58です。
アドバイスありがとうございました。
主人公が冒頭から立身出世が終わる中盤まで、やたらと自分の心の動きを言葉にするので
(俺は今苦しい、こんなふうに反省してる、など)
わかりやすいというか、シドニーシェルダンの超訳みたいだなというか。

それでも、ここのファンは問題なく馴染んでいるようですので、
私にはまだわからない、作者と読者の共有世界があるのでしょう。
長い小説は苦にならないので、楽毅あたりに挑戦してみたいと思います。

70:無名草子さん
05/12/01 00:31:54
「樂毅」も、生きるという事は苦しい事だ
ってしょっぱなから自問自答して、心の内を言葉にしてるから
馴染まないなら、合わないかもしれんよ
けど、戦争の描写なんかはテンポいいし、ライバルの武将との
戦場の駆引きなどは楽しいから、「青雲はるかに」よりは
読みやすいと思われ。

71:無名草子さん
05/12/01 18:20:51
少なくとも自問自答の所はそれほど長くないから青雲よりは良いでしょ。
んで、俺も青雲の前半部分は鬱陶しいと思ったよ。

72:無名草子さん
05/12/01 20:28:20
彼の描いている作中の時代を映像化したらどうなるか興味あるな。
三国志は毎度映像化されておなじみだけど、
もっと前、伊尹から太公望のあたりの時代の様子がどうだったのか
たとえば、椅子がない、馬車もろくなものがない、竪穴式住居が普通、
そういう時代にはどういう町並みだったのだろうか?など。

73:無名草子さん
05/12/01 20:34:54
心のつぶやきっぽいこと書いといて
「とは、思わなかった」
はないでしょうに。

74:無名草子さん
05/12/01 20:57:31
↑とは思わなかった

↓なぁに、かえって免疫力がつく

75:無名草子さん
05/12/01 22:24:19
久々に楽毅読んだ

触子と達子テラカワイソス(´・ω・`)

76:無名草子さん
05/12/02 04:14:29
魯の公子買のピエロっぷりも哀れだぞ(重耳、沙中の回廊でサラシあげw)

77:無名草子さん
05/12/03 15:00:43
公子買はまぢカワイソス

78:無名草子さん
05/12/03 17:13:38
この人、どの史料をみても、この一連の事績しか残ってない。
なんて哀れ…

79:無名草子さん
05/12/03 23:18:24
宮城谷太公望の映画化大賛成。

80:無名草子さん
05/12/03 23:21:11
はいはい次のネタ次のネタ

81:無名草子さん
05/12/04 00:15:07
      ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
~′  ̄ ̄( ゚Д゚)< 廷尉に致せ!!
  UU ̄ ̄ U U  \_____________


82:無名草子さん
05/12/04 02:07:58
暴君ですか?

83:無名草子さん
05/12/04 20:11:00


84:無名草子さん
05/12/06 15:13:31
ガク イサム

85:無名草子さん
05/12/09 21:57:13
三國志発売こないな。

86:無名草子さん
05/12/11 12:56:27
苗賁皇カコイイ

87:無名草子さん
05/12/12 10:13:27
『子産』を数年ぶりに読んだけど、やはり濃くてよかった。
あまり人気で上位にこないけど、俺のなかじゃ『晏子』と並んで春秋時代の
作品群では双璧。
短編でいいからこの雰囲気の作品を書いてほしくてたまらない。

88:無名草子さん
05/12/13 00:05:58
苦しかった。

というのが曹操の実感であったにちがいないが、ひとつの山を越えた
という喜びもあったであろう。
山を越えなければ、人はちがう景色を観ることはできない。

89:無名草子さん
05/12/13 02:38:08
夏姫たんハアハア


90:無名草子さん
05/12/13 03:11:49
      ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
~′  ̄ ̄( ゚Д゚)< >>89を廷尉に致せ!!
  UU ̄ ̄ U U  \_____________

91:無名草子さん
05/12/13 14:02:01
>>88
公孫サンも滅び、袁術も横死したね。
でも俺はそれよりも袁渙がしっかり描かれていた方に目がいってしまったけど。

92:無名草子さん
05/12/13 21:04:19
文庫版マダー?

93:無名草子さん
05/12/15 00:21:35
>>91
今回の呂布と公孫サンの画はつぼに入ったw
公孫?の臣、関靖の書かれかたちょっと酷すぎ・・・

酷吏であり、諂佞(てんねい)の臣というべきで、良謀をもって公孫サンを佐けたことは
いちどもなく、主を誤らせるだけ誤らした害毒のような男であるが、死にかただけはきれいであった。
死後もこの男がぴたりと随行していては、公孫サンは冥界でも迷いそうである。

憐れ 。・゚・(ノД`)・゚・。

94:無名草子さん
05/12/15 01:30:00
>>93
関靖は酷評されたけど、最後に敵陣へ突貫して死んだだけ救いがあるし、
実際問題あんなものかなって気も。

>死後もこの男がぴたりと随行していては、公孫サンは冥界でも迷いそうである。

今回はこの一行がいちばん印象に残ってしまった…。
公孫サンの挿絵はちょっと忘れられないモノがありますたね。

95:無名草子さん
05/12/19 13:44:41
もうすぐ官途か

96:無名草子さん
05/12/19 22:19:13
官途の戦い…キナ臭いな

97:無名草子さん
05/12/20 04:28:31
管仲の文庫って出てるー? 出てないよねぇ。
あれって角川なんね。

98:無名草子さん
05/12/20 10:50:43
管仲、はっきし言っていまいち。
ホウシュクとの関係も、どこか中途半端。
戦闘描写が殆ど無いのも盛り上がりに欠ける要因かな。

99:無名草子さん
05/12/20 12:48:28
>>97
『管仲』は来年初頭。
『香乱記』はその一年先。

>>98
終盤の展開が全作品中でも屈指の駆け足なのは問題に感じたけど、
いまいちの一言で片付けるのはどうかな。
なにせ史料の少ない時代で、鮑叔との出会いやその後の展開にも
随分と苦労しながら書いてるのが切実に伝わってきたし、この時代は
まだ晋楚の時代の様な大戦はないし、派手な戦闘を求めるのは酷。

俺が不満に感じたのは最初の覇者が登場した時代を描いていながら、
”覇者のなんたるか”についての言及が少なく物足りなさを感じた。
せめて『沙中の回廊』くらいの分量ならよかったんだろうけど、ちょうど
『三国志』の連載が始まる時期でキツかったのかな。

100:無名草子さん
05/12/20 14:44:13
先に史記とか管子とか安能の春秋戦国史とか読んでたんで
「管仲」は面白いとか何とか言う前にギャップに驚いたw

101:無名草子さん
05/12/20 22:10:33
私は、宮城谷さんの管仲読んで、直後に陳さんの小説十八史略の該当部分も読んだんで、
そのオチにそりゃないだろうって思った。

102:97
05/12/22 01:48:06
>>99
詳しくありがとう。入院予定があるので、文庫が欲しかったんだよね。
他の人も管仲についての色々をどうもでした。
自分は99さんの話にある、資料の少ない時代や人を展開工夫したりして、
描いているのが好きなところ。人物発掘みたいな感じもあっていいかな。
でも、彼は終盤しりすぼみ気味になること多い気も……で、何だかんだ
でネタが超有名で自活できるw 三国志には今は手を出さないでいる感じ。

103:無名草子さん
05/12/22 01:52:51
>>102
入院とは穏やかじゃないね。

このスレ的に訊くなら、疾? それとも病? って感じ?

104:無名草子さん
05/12/22 10:18:35
>102
お大事に。
入院生活のお供に「管仲」はあまりよろしくないと思うぞ、精神衛生上w

105:無名草子さん
05/12/22 13:03:35
楽毅についてググってたら
「乗*泛を少し期待しますたごめんなさい」
とか言う記述があって( ゚д゚) ポカーン
801の波って凄いところまで来てるんだな・・・

106:無名草子さん
05/12/24 21:31:01
そういう事はわざわざここに書かずに
こっそり心の中にしまっておきなさい('A`)

107:無名草子さん
05/12/28 20:58:04
保守

108:無名草子さん
05/12/29 00:01:41
ほしゅ

109:無名草子さん
05/12/31 00:48:08
今日春秋立ち読みしてきたけど呂布がぬっ殺されてた

110:無名草子さん
05/12/31 12:02:08
既出

111: 【末吉】 【1408円】
06/01/01 04:44:25
あけましておめでとう
今年もよろしくね

112:無名草子さん
06/01/03 08:58:12
保守

113:無名草子さん
06/01/03 14:40:39
陳公の陳公が夏姫の下器に(以下自粛)

114:無名草子さん
06/01/03 19:09:10
>>113を戮せよ

115:無名草子さん
06/01/10 23:30:47
ほしゅ

116:無名草子さん
06/01/11 00:37:09
董承が悪人だっちゃ

117:無名草子さん
06/01/13 09:33:55
今回は劉備が曹操から離反。
皇帝カワイソウ…。

118:無名草子さん
06/01/13 19:49:39
ネタバレありなのか?と思ったけど三国志だからネタバレもなにもないか

119:無名草子さん
06/01/15 04:45:23
壮大なネタバレなので嫌な人は見ないで下さい。

・劉備は蜀の地を手に入れます。
・曹操は結局統一できません。
・孫権は耄碌じじいになります。
・桃園の誓いは守られません。

120:無名草子さん
06/01/15 12:13:06
>>119
見ちまったじゃないかウワーン

121:無名草子さん
06/01/15 13:03:48
>>119
>桃園の誓いは守られません。

ガセネタつかますな(゚Д゚#)ゴルァ!!
桃園の誓いなんてそもそもないだろ…


122:無名草子さん
06/01/18 18:21:50
崔杼様が定期age

123:無名草子さん
06/01/18 19:29:08
>>122
崔杼弑其君光

124:無名草子さん
06/01/18 22:49:47
管仲文庫版マダー?

125:無名草子さん
06/01/19 09:23:11
>>124
普通にいけば今春。


ついでだが、三国志の4.5巻は今秋。

126:無名草子さん
06/01/22 20:12:07
白圭様が王者の定期age

127:無名草子さん
06/01/24 08:46:35
正直三国志に手出すと思わなかった。
今まで他の作家の小説たくさん出てるし、春秋戦国期ばっかり書いてたのに・・・

が、ここまで手垢にまみれた素材をどう扱うかは興味津々。
完結してからまとめ読みしてみるかな。


128:無名草子さん
06/01/25 21:53:02
ずーっと前の方で書いたんだけど、『三国志』の世界で宮城谷流のさわやか好人物を作るの無理があると思うのら。

129:無名草子さん
06/01/26 08:53:55
>>128
元からさわやか好人物作る気はないんじゃない?
できるだけ史書に忠実に、かつ自分なりの解釈を交えて書いていってると思う。
後漢の初期あたりから書き始めてる時点で十分宮城谷らしさがでてると思うけどw

130:無名草子さん
06/01/26 14:41:42
>>127
ヤング太公望は結構新鮮だった。

131:無名草子さん
06/01/27 01:06:40
>127
肝心の三国志ファンからはスルーされてるぜ。
後漢初期から始まってるから「あ、あれ?劉備は?曹操は?…つまんね('A`)」って感じで。

他の宮城谷小説を読んでる人は>129みたいに楽しめるけど
三国志ファンは三国志以外の中国史に興味ないから宮城谷小説なんか読まない。

132:無名草子さん
06/01/27 01:34:33
ループするかも知れないが
三国時代ってそんなに魅力的かねぇ。

133:無名草子さん
06/01/27 02:32:10
儒家以外の諸子百家ゾンビ達の敗者復活戦、という目線でみると面白いけどね。


134:無名草子さん
06/01/27 10:01:00
>>132
三国時代(後漢末含む)が魅力的か?
たしかに時代背景だけを考えればそれほど魅力的な時代ではないのかもしれない。
三国時代よりもっと混乱した時代や多様な文化が発展した時代というのはあったわけで、
どうしても三国時代でなければならない理由はどこにもない。

しかしながら、宋代以前の説話を集大成した三国志演義に始まる通俗化が江戸時代以降の日本で
人口に膾炙するきっかけとなり、現代の三国志ブーム(小説・漫画・ゲームetc)を作り出した。
つまり中国の歴史小説といえば誰もが三国志(演義)を思い浮かべるようなデファクトスタンダードな
存在として三国志はすでに確立されており、宮城谷さんも自身のキャリアを高める上で
避けては通れなかったのではないかと思われる。



もう春秋戦国期は書かんのかのぅ(´Д`)

135:無名草子さん
06/01/27 11:58:37
>>134
散々語っておいて中身はガイシュツネタかよ。

136:無名草子さん
06/01/27 18:09:34
>>131
一応小説に関しては香乱記以外は読んでるし、後漢初期の光武帝あたりにも興味はあるから
その辺は大丈夫かな。晏子も晏嬰だけかと思ったら親からだったけど面白かったし。

ただ、今までの宮城谷小説に比べると登場人物の数が膨大な感じはするし、誰にスポット当てるのか
は気になる。それとやっぱ完結してから読みたいんだがそれが何年後になるのやら・・・orz

137:無名草子さん
06/01/29 23:12:43
正直、宮城谷の魅力には
「文公とか楽毅とかのそれまでドマイナーだった分野に脚光を当てる」
と言う面が多大だったと思うのよねん。

それで中国史で一番有名な三国志の分野に殴りこんで楊震みたいなドマイナーな人物の時代が過ぎて、
曹操・劉備みたいなメジャーな人物が活躍する時代では「どうにも宮城谷節が発揮されてないでつまらない」
と思ってしまうのよね。

138:無名草子さん
06/01/29 23:17:26
反論ありそうだな・・・

139:137
06/01/29 23:26:58
そりゃ反論あるでしょう。無い方がおかしい。
再反論は(不毛なので)しないけど。別にそれを否定してるわけではないアル。

140:無名草子さん
06/01/30 02:50:01
そもそも「宮城谷節」って何よ? と言ってみる。
最近特に、人物設定とか史観とかばっかりが論点になるけど、
氏の最大の魅力って、やっぱりあの文章力だと思ふ。

三国志はまだ読んでないけど。

141:無名草子さん
06/01/30 02:54:56
>>137
文公とか楽毅がドマイナーなのか?
 これがドマイナーだったら、宮城谷氏にかかわらず、ほとんどの中国の歴史小説は
 すべて「ドマイナーだった分野に脚光を当てる」 になってしまうと思うが・・・

といってみる。


142:無名草子さん
06/01/30 03:12:34
>>137
まず、君のいうマイナーの定義がわからん。
文公や楽毅がマイナーなら、宮城谷三国志もマイナーになる気がする。
まず上記2人を知らないやつが三国志の正史を知っているとは思えない。
劉備の実像ってそれほどメジャーか?


143:無名草子さん
06/01/30 09:39:49
文公はともかく、樂毅は「演義」オンリーの人間でも名前くらいは知ってる存在かな。

>>137の言う事はわからんでもない。
ただ、題材の知名度と宮城谷節は直接的な関係はない。
人に重点を置いているか、時代に置くか、の違いが微妙に文体や作風に違いを
生んでる様には感じる。
前者が『孟嘗君』や『奇貨居くべし』であり、後者が『子産』や『三国志』。

『三国志』に関しては作者が前提としている「正史を書く」というスタンスがあるため、
ここを踏まえてい(ないか知ら)ない人や、『孟嘗君』の様な活劇調を期待している人
がつまらなさを感じるのはあたりまえ。

ただ古代の作品よりもつまらなく感じてる人は、あまり読んでいないんじゃないかな。
『三国志』にも、梁冀をはじめとした専横者の跳梁や、朝廷での凄惨な闘争劇と
支配者の交代劇、体制が徐々に腐敗して崩れていく様なんかが描かれていて、
俺は「演義」しか知らない人には衝撃的であろう展開が目白押しじゃないかと思った
もんだけど……。

>>137の言う「宮城谷節」が何かは、俺もいまいちわからないので、ここだけはもう
一度レスしてほしいかも。

144:無名草子さん
06/01/30 20:23:42
宮城谷節 の検索結果 約 53 件中 1 - 10 件目 (0.91 秒)

145:無名草子さん
06/01/31 07:29:54
宮城谷三国志
スレリンク(warhis板)

146:無名草子さん
06/01/31 11:52:58
管仲と楽毅ぐらいは知ってるだろ、諸葛亮が自分に準えてたんだし。
三国志はよく読むと春秋戦国の人物の名前がよく登場するから、春秋戦国知ってから
三国志を読むとまた違った面白さがあって楽しい。

自分は『三国志』凄く面白かった。
三国志といえば英雄豪傑が一騎当千のー軍師(というか諸葛亮)が神算鬼謀ーの
痛快活劇のイメージしかなかったから、こんな見方もあるんだと思った。
そして三国志というよりも後漢が好きになったw

147:無名草子さん
06/01/31 12:54:19
あれ、もう完結したの?

148:無名草子さん
06/01/31 13:29:23
>>147
昨日ちらっと立ち読みしたけどまだ曹操の左将軍は劉備だったよ

149:137
06/01/31 20:13:13
俺の言う宮城谷節とは
「ある人物が人格的・才能的に卓越して周りの人間がそれに引き付けられていく」と言う話の展開方法だよ。

で、曹操や劉備なんかはもう世間のイメージがかなりの部分確定しているんで、そういう人物に仕立て上げにくい(と思う)
故に「宮城谷節が発揮されないでつまらない」と言うこと。群像劇的な話は氏には向いてないと思う。

反論しないと言っておきながらスマソ、これ以上は反論しないよ。

150:無名草子さん
06/01/31 23:32:31
宮城谷節というか、宮城谷小説の大体は、>>149の言うとおりだと思う。
(それが宮城谷節と言っていいか分からんが)

「三国志」は、後漢末からの時代を描き、その時代(シーン)の中心人物を
登場させていく方法で、今までの作品の様に 「人物」 にスポットを当てて
その人物の時代を背景として描いてないからね。
そのため、脇役が主人公を引き立てる(あるいは主人公を食う)事が
出来ないんじゃないかな。

今のところ、新鮮味という点ではやはり今までの宮城谷小説に及ばないものの
宮城谷氏の三国時代の解釈を読むといった感じで、面白い。
ま、小説は最後まで読まないと評価が出来ないけどね。

151:無名草子さん
06/01/31 23:38:15
あ、後は宮城谷三国志の文中や人物の会話には
ものすごく故事の引用が多い。
その故事を読みつつ、ニヤリと出来るのが宮城谷三国志の面白いところかな。
今まで読んだ三国志には、ココまで故事を引用した作品はなかった。

152:無名草子さん
06/02/01 09:27:27
>>151
そこもこの三国志の魅力に思える。

史実を描いた小説でも「単に正史をなぞるだけ」という著者が多くて、故事や思想に
言及できる作中に反映させられる著者って殆どいなかった。
俺が中国史に『史記』や『左伝』からはいったせいもあるけど、これまでの三国志の
小説をどれひとつとして面白いと思わなかったのもそのあたりにあるかもしれない。

三国志といっても前後の繋がりを知悉している人間が描くとこうも面白くなる、という
見本というか良い例というか。

153:無名草子さん
06/02/01 11:06:04
>>152
上手い事いうな~。
それ、漏れも同意。
多くの小説三国志は、189年~285年までの閉じた世界でしか描かれず
それ以前の時代が意識されてないんだよな。
宮城谷三国志は、宮城谷作品を他に読んでるとさらに読みやすくなるはず。

154:無名草子さん
06/02/01 19:23:10
┐(´ー`)┌ ヤレヤレ

155:無名草子さん
06/02/02 09:56:29
>>154
そんなに自分を卑下しない

156:無名草子さん
06/02/04 08:36:51
宮城谷殿、お誕生日 おめでとうございます。

157:宮城谷
06/02/04 14:41:06
>>156
ちゅいーーす!あざーっす!!

158:無名草子さん
06/02/04 16:55:47
      ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
~′  ̄ ̄( ゚Д゚)< >>157を廷尉に致せ!!
  UU ̄ ̄ U U  \_____________


159:無名草子さん
06/02/04 18:31:58
>>156
ちゅいーーす!あざーっす!!

160:無名草子さん
06/02/08 03:06:29
おいくつになられたんでしょう?


161:無名草子さん
06/02/08 07:35:47
>>160
お誕生日は、1945年2月4日生まれです。61歳ですな。

162:無名草子さん
06/02/08 11:54:36
意外にお若いのな。
三国志らしい展開になってから話進むの速いし、
東晋までいけそうじゃね?

163:無名草子さん
06/02/08 20:34:04
最近皇室典範改正について拙速拙速言ってる政治家がいるけど、
「拙速」と聞いてパッと宮城谷三国志を思い浮かべたのは漏れだけかな?
「ゆえに兵は拙速なるを聞くも、未だ巧久なるを賭(み)ざる成り」孫子
ここでは拙速ってそんなに悪い意味では使ってないよね(良い意味でもないけど…)
だらだら先延ばしにするよりは早くこれと決めたほうが皇室も落ち着くだろうなぁ

164:無名草子さん
06/02/08 20:36:49
そういう風に『孫子』を軍事以外(ビジネスとか)のことに適用しようとするのは危険だから止めるべし。>163

特にこの「拙速なる・・・」は大変危険。

165:無名草子さん
06/02/08 21:07:58
>>164
確かに最後の一行は余計だったかもヾ(_ _。)ハンセイ…
拙速っていう言葉は解釈次第ということを言いたかった

ただ
>『孫子』を軍事以外(ビジネスとか)のことに適用しようとするのは危険だから止めるべし
というのはよくわからん
近年ビジネス関連でよく孫子が引用されるけどそれほど的はずれとは思わない
(確かに中には誤解を与えかねないものもあるけどね)
『孫子』は戦術書じゃなくて戦略書だから普遍的なことも多く書かれてると思う


166:無名草子さん
06/02/08 22:15:58
>>165
ほんとに宮城谷読者なのかと疑ってみる

167:無名草子さん
06/02/08 22:49:09
『孫子』をビジネス以外で例えば日常生活で応用してみろ
友達無くすぞ

168:無名草子さん
06/02/08 22:54:57
ビジネスに活かせるとか書いてあったらワラワラと買う人たちがいるんだろうな。
ほんと日本人てこの手の実用書に弱いね。

169:無名草子さん
06/02/08 22:58:30
六韜や三略がビジネス系出版社から出てたのはちょっと引いたな。
中公ナイス。

170:163
06/02/08 23:28:23
>>166
パッと宮城谷三国志を思い浮かべるくらいのファンだよw

171:無名草子さん
06/02/09 00:16:38
何でもこじつければビジネス書になる。
70年代には毛沢東語録がビジネス書・自己啓発書として売られていたこともあるw


172:無名草子さん
06/02/09 18:40:50
野球監督の戦術がビジネス書になるくらいだから、何でもありか。

173:無名草子さん
06/02/09 19:03:15
宮城谷小説はビジネスには役に立たんと思う
むしろビジネスで疲れ切った時に読むと良い感じだ

174:無名草子さん
06/02/10 10:17:37
>>165
『兵は詭道なり』とも言ってるぞ。詭道で政策を決められちゃかなわんよ。

『君子、居れば則ち左を貴び、兵を用うれば則ち右を貴ぶ』(老子)
正道と詭道をごっちゃにしてはいかん。

175:無名草子さん
06/02/10 10:44:46
一文を取り上げてこの状況にあわないと突っ込むのは誰でもできる

176:無名草子さん
06/02/10 11:57:44
だが冒頭から「兵は国の大事にして死生の地、存亡の道なり、察せざるべからず」
と言ってるわけで、軍事自体は最重要事項だ。選択肢としては詭道なだけで。


177:無名草子さん
06/02/10 13:18:04
兵法は原理原則だということを忘れちゃいかん
ビジネス指南書のように固執した捕らえ方は兵法とは一線を画す

178:無名草子さん
06/02/10 13:30:51
ビジネス書籍を全ていっしょくたにするのはどうかと思うよ

言葉尻で遊んでる人は結局言葉に致されて言葉を致さずってことになるんじゃない?

179:無名草子さん
06/02/10 16:59:58
>>173
重耳とか読んでると国に大道がないときは反乱とか簒奪とか諫言とかしないで
国を出ちゃえとゆーてるからなー。会社に当てはめたら退職かね。

・・・ま、オススメはできんな、あんまり。


180:無名草子さん
06/02/10 17:02:57
そういえば、
どう動くか?についても5つあって、動かないのもその1つって言ってたな。


181:無名草子さん
06/02/10 17:54:53
四路五動ですね

182:無名草子さん
06/02/10 20:15:14
>一文を取り上げてこの状況に合わないと言うのは
と言うが
逆に一文を取り上げてこの状況に合うと言うのも
誰にでもできる罠。

孫子本人はあくまで兵法書として書いたんだから軍事に関しては孫子を適用して問題ない。

しかしそれ以外のことに孫子を適用しようとすると「応用」が必要になってくる。
確かにある部分がビジネスに適用できることもあるだろう。しかしそれ以外の部分で適用できないことも大いにあるだろう。
とすればその判断は応用する人間次第。要するに自分の頭で考えてるのと変わらんのよ。
自分の頭で考えたことを『孫子』曰くで補強してるに過ぎんってこと。

183:無名草子さん
06/02/10 20:18:09
┐(´ー`)┌ ヤレヤレ

184:無名草子さん
06/02/10 20:27:11
まぁあれだ、このスレも多少活気づいてよかったわな

185:無名草子さん
06/02/10 20:49:02
>>182の・・・いや、いいや

186:無名草子さん
06/02/10 22:58:16
いつからここは孫子スレになったんだw

「子産」読了。すげー面白かった。
子産を支えたのは子皮が一番有名だけど、そういう人よりも
子羽みたいなかなり脇にいる人を引っ張り出すのが上手いね、この人。
「晏子」だと蔡朝と南郭偃とかさ。

187:無名草子さん
06/02/10 23:32:23
>>186
蔡朝と南郭偃は作者の配慮で化けた感じだね。

俺は『子産』では天才肌の子産よりも、優等生なんだけど壁にぶつかっては苦悩する
子叔の方に少し感情移入してしまった。
俺が凡人だからだろうけど。

188:無名草子さん
06/02/10 23:36:07
そういう意味ではコウセキ(字忘れた)と楽乗も良かったね

189:無名草子さん
06/02/11 00:22:30
俺も孟嘗君とかの食客になってタダめし食らいたい。
時々なんかいわくありげな進言してさ。

190:無名草子さん
06/02/11 04:26:59
お前みたいなのを「嚢中の塵」っていうんだな。


191:無名草子さん
06/02/11 10:21:48
穴開かないなw

192:無名草子さん
06/02/11 23:42:36
袋開けると中から出てきてその時は捨てるけど、いつの間にかまた増えてたりするんだよな>塵。

193:無名草子さん
06/02/12 03:09:57
そういやリア厨の頃、漢文で「まうしやうくん」って
ふりがなが振ってあるの見て大笑いしてたなぁ。
なんだよこれダッセーwwww、って。

・・・偉大な人だったんですね。申し訳ございませんでしたorz

194:無名草子さん
06/02/12 11:45:45
では>>193には剣を授けよう

195:無名草子さん
06/02/12 14:10:19
中学の漢文の授業で孟嘗君が出てくるとは中々ファンキーですな

196:無名草子さん
06/02/13 10:06:28

そうか?
 「鶏鳴狗盗」程度だったら絶対のっているとおもうが・・・
  193が言っているのとは違うかもしれないが?


197:無名草子さん
06/02/13 14:05:53
ちょっww今日文芸春秋読んだけど、

「『孫子』の語句を引用すること自体、郭図が兵略家ではないあかし・・・」(p453)

かなりいいタイミングだなw
それともみんな今月号読んだから孫子の話題になったのか?

198:無名草子さん
06/02/13 18:46:39
最初に話題出した香具師はタイムスタンプからいって読んでなかったはず。
つまり『郭図』だったということだ。

199:無名草子さん
06/02/13 18:52:51
孫子ではないけど「宮城谷小説を経営書やビジネス書として使おうとする奴は馬鹿」
みたいな解説書いてた人いたよね?あれ、どの本だっけ?

200:無名草子さん
06/02/13 22:46:12
いよいよ今月から官渡の決戦ですたね。

今月は袁紹陣営の幕僚たちの確執もそうだけど、なによりもひしひしと伝わってくる
のが沮授の苦悩。
田豊が出征まえにリタイヤしたもんだから、沮授ひとりが袁紹陣営の先を見通して
あれやこれやと手と言葉を尽くして、一人で励んでる姿の実にけなげなこと。

拡大路線を採って熱に浮かれてる組織っていつの時代もこうなんだろうか。
一部の一握りの良心が先を冷静に見据えてて、苦悩して苦労を抱えて貧乏くじまで
引いてる。
最後には袁紹にとって若い頃から奔走之友のひとりだった許攸の献策すら無下に
却下してしまうところで今月は終わり。

>>197さんの孫子ネタとか、今回は読みどころが特に多くて面白いす。

201:無名草子さん
06/02/13 22:57:06
実際の袁紹軍は実は速戦・持久戦のどちらを取っても勝っていたのではないか。
それが内部対立で乱れたために負けてしまったのではないか。
つまり郭図も沮授・田豊も同罪。もちろん一番悪いのは袁紹だが。


などと空想してみました。スレ違いスマソ。

202:無名草子さん
06/02/14 00:15:33
ビジネス本といえば宮城谷さんの本で唯一読んでないのが「会社人間上昇学」っていう本。
タイトルがあまりにもって感じなので敬遠してる。
同様の感想を持った人が多かったのか、文庫本になったときはタイトル変更したみたいだけど。

203:無名草子さん
06/02/14 00:57:47
あー自分も宮城谷さんの本は中国史モノ以外読んでないや。
クラシック興味ないし…
中国史モノも香乱記は読んでない。劉邦好きだから嫌な予感がする。

204:無名草子さん
06/02/14 01:02:10
海辺の小さな町はおもしろいよ

205:無名草子さん
06/02/14 01:03:52
おもしろいね
海辺は単行本探しまくったよ
文庫は持ってたけど

206:無名草子さん
06/02/16 19:31:01
今月の三国志は曹仁に対する誉め言葉が良かった。

207:無名草子さん
06/02/22 06:09:46
一応保守。

208:無名草子さん
06/02/23 00:23:22
やはり宮城谷作品では『楽毅』が最高だと思うけど、どうよ。







と、スレ維持のために話題を挙げてみる。

209:無名草子さん
06/02/23 10:57:53
>>208
よう、オレ。

210:無名草子さん
06/02/24 02:53:56
>>208
戦国期の作品では同意。
春秋期は晏子。


211:無名草子さん
06/02/24 11:11:42
俺も宮城谷作品では楽毅と晏子が好きだなぁ


212:無名草子さん
06/02/24 12:30:27
前にやったアンケートではたしか晏子が一位で楽毅が二位だったね

213:無名草子さん
06/02/24 17:33:04
mixiの宮城谷コミュでやったアンケートは孟嘗君が1位だね
このスレではあまり評判は良くないが。

214:無名草子さん
06/02/24 17:40:25
ここの住人は捻くれてるからな、俺もだけど。
物語としては孟嘗君のほうが受けがいいと思う。
出生から書いてるのとハッピーエンドが好印象なんじゃないかな?

215:無名草子さん
06/02/24 18:02:46
悲劇のヒロインヒロインした女が嫌いなので
俺にとって孟嘗君はバッドエンドもいいとこだ('A`)

216:無名草子さん
06/02/24 19:31:35
孟嘗君は、伯父の白圭が人気を支えたんだろう。

217:無名草子さん
06/02/24 19:34:21
>>212
できれば前にやったアンケートの結果を詳しく教えてたもれ
孟嘗君は何位だったの?

218:無名草子さん
06/02/24 21:15:20
934 名前: 868 [sage] 投稿日: 2005/11/01(火) 01:33:15
最終結果

1.晏子 23P
2.楽毅 20P
3.天空の舟 15P
4.孟夏の太陽 14P
5.重耳 11P
6.青雲はるかに 9P
7.沙中の回廊 子産 8P
8.孟嘗君 7P
9.長城のかげ 6P
10.太公望 王家の風日 4P
11.夏姫春秋 風の消長 花の歳月 3P
12.華栄の丘 2P
13.奇貨居くべし 侠骨記 介子推 天空の舟あとがきw 1P
(回答者 24名)

以上のような結果となりました。
みなさんの好きな作品は上位に入ったでしょうか?
突如はじめた企画にも関わらず快く投票してくださった方々
本当にありがとうございました<(_ _)>

219:無名草子さん
06/02/24 21:16:01
935 名前: 868 [sage] 投稿日: 2005/11/01(火) 01:40:54
総評として

1位になった『晏子』は晏弱派、晏嬰派、崔杼派wなど好みの別れるところ
ですが、それぞれが『晏子』という作品の中で欠くことのできない役割を
担っており、その結果多くの人に支持されたのではないかと思います。

2位の『楽毅』は後世に語り継がれる名将の物語ですが、その名将となるまで
に長い道程あります。祖国中山の滅亡と好敵手であった趙の主父の横死。ついに
燕の昭王に招聘され、大国の斉を打倒するのですが・・・。悲劇の名将は多くの
人の心を激しく打ったようです。

3位の『天空の舟』は、私の最も好きな作品です。宮城谷作品の中でも初期の作品
である本作は夏商革命という今からおよそ3500年も前の事件を題材としています。
主人公の摯(伊尹)の目を通してほとんど神話といってよい古代の世界を眺めると
不思議と心躍ります。歴史小説というより叙事詩に近いかもしれません。

4位以下『重耳』・『青雲はるかに』、『沙中の回廊』、『孟嘗君』と続き
ますが、私が当初予想していたよりずっと接戦でした。数百人単位のアンケート
ならともかく数十人(実際24人)では偏るのが普通でしょう。
まさか文庫化された長編小説が全てランクインするとは夢にも思わず、
宮城谷ファンの幅広さを実感しました。

220:無名草子さん
06/02/24 21:18:52
>>219
そーそー
で、この総評が大好評だったんだよねw

221:無名草子さん
06/02/24 22:35:12
>>218
>>219
ありがと~
孟嘗君は8位か。たしかに低いな;;
総評まで書いたのかアンケート主催者・・・すげーなw

222:無名草子さん
06/02/24 23:34:55
>>214で「ここの住民は捻くれてる」とあるけど、こういった投票や集計に対しては
みんな真面目につきあうし、2ちゃんにありがちな発起者の総評を「長文ウザ」なんて
切り捨てたりしないし、けっこうここの住民って懐の深い人が多いかもしれない。
このスレも3まできたけど、雰囲気が特別に悪くなった事も殆ど無かったし。

223:無名草子さん
06/02/24 23:44:02
捻くれてるってそういう意味で使ったんじゃないと思うよ。
ある意味誉め言葉では?w

懐比較的深いと俺も思うけどたまに宮城谷さん叩かれると
けっこう激しく反論起きる時もあるよね

あとは「とは思わなかった」がウザイけどほんとそれくらいだね

まったりしたいい場所だと思う

224:無名草子さん
06/02/24 23:57:11
「とは思わなかった」

これ、何度も続くとウザいはずなのに、どこか許せてしまう俺…

225:無名草子さん
06/02/25 23:51:04
宮城谷マジックだな

226:無名草子さん
06/03/06 19:06:46
とは思わなかった

227:無名草子さん
06/03/13 21:03:42
知ヨウが好きな俺は少数派

228:無名草子さん
06/03/15 20:28:44
日経夕刊 20面より
人生節目の決断,古代中国に学ぶ。

内容
・古代中国について
・古代中国から学ぶ,組織と人のあり方について
・人生の選択を誤らないために,歴史を学ぶべき
・ドラッカーよりも中国古典を読め!

229:無名草子さん
06/03/15 22:24:30
役に立てようと思って読むモンじゃないと思うんだが…
面白いと思って初めて登場人物の行動に共感したり
自分もこうありたいと思うもんじゃないのか?
極端な話中国古典じゃなくても漫画でもアニメでもいいだろうに('A`)

230:228じゃないけど
06/03/15 22:56:15
>>229
やはり早速こういうレスがきたか。
日経の該当部分を読んでから判断してくれ。

231:無名草子さん
06/03/16 11:02:43
>>228の内容だけで('A`)ウヴォアーだから遠慮する

232:無名草子さん
06/03/16 22:31:18
中国古典とか兵法とかから学ぶことって
とどのつまり形も守りながらとらわれるなということだと思うので
ドラッカーの様にフレームワークを提供するものと
比較するのは本末転倒というか両方読むべき

233:無名草子さん
06/03/17 07:34:30
>>232
中国の古典って孫子の兵法書だけじゃないよ

234:無名草子さん
06/03/17 14:27:13
>>233
では「論語や史記と兵法」と書けばよかったのかな?
親切に中国古典から兵法を分離したつもりだったけど

235:無名草子さん
06/03/17 14:56:32
>>233は多分
>形も守りながらとらわれるな
に限らないってことを言いたかったんだと思われ

236:無名草子さん
06/03/17 15:41:46
>>235
確かに論語や儒学書をメインに捉えるとね
>>288は組織とか歴史って書いてあるから
史記のような歴史書や兵書を言っているような気がするけど
要は時代の変化に対応できるようになる為に歴史を学べってことだと思った

237:無名草子さん
06/03/17 17:43:12
ロングパスが出ました

238:無名草子さん
06/03/17 18:16:56
ヘ:::::::::;;: -‐''''""( )1
 ゙、::::::::-‐''""" ̄"'i
  :V;;||:::: '~ニ=ッ, r='|
  i!f !:::::      ゙、i
  i!ゝ!::::     ‐/リ
  i::/:、 :::、  /''ii'V
  ̄ハ:::::\ "''il|バ''
 ショカツリョウ
 諸葛亮曰く

>>236は何言ってるかわからん

239:無名草子さん
06/03/17 22:55:00
ヘ:::::::::;;: -‐''''""( )1
 ゙、::::::::-‐''""" ̄"'i
  :V;;||:::: '~ニ=ッ, r='|
  i!f !:::::      ゙、i
  i!ゝ!::::     ‐/リ
  i::/:、 :::、  /''ii'V
  ̄ハ:::::\ "''il|バ''
 ショカツリョウ
 諸葛亮曰く

おまいらキチンと元の新聞記事読んで議論汁。

240:無名草子さん
06/03/17 22:57:00
元々議論する気なんてありませんが・・・・
なんで宮城谷スレで日経夕刊の議論しなきゃならんのか

241:無名草子さん
06/03/17 23:15:24
というか、こんな不毛な言い合いをする以前に>>228>>230が全文をここに
載せてくれればへんな誤解もうまれんだろうに。

242:無名草子さん
06/03/17 23:34:00
おまいらそろそろスレ違いですよ

243:無名草子さん
06/03/18 09:12:14
ここで知ヨウが全て水に流しますよ

244:無名草子さん
06/03/18 11:09:34
そして気が付いたら裏切られてますよ

245:無名草子さん
06/03/18 22:09:53
肘衝いたり足踏んだりします

246:無名草子さん
06/03/18 22:20:36
3・28 香乱記(一)、(二) 新潮文庫から発売。
 ※(三)、(四)は4月。

なぜ、管仲より先なんだ。


247:無名草子さん
06/03/18 22:22:22
えっ香蘭記って2冊じゃなくて4冊もあんのかよ・・・。
待つのめんどくさくなったので図書館で借りるわ。

248:無名草子さん
06/03/19 20:11:37
マジかよ('A`)
いつ出るんだよ管仲

249:無名草子さん
06/03/26 22:20:49
保守

250:無名草子さん
06/03/28 23:19:32
俺が宮城谷を知ったのは8年ぐらい前だったかな
三国志が好きだったから
ふと目に留まった「重耳」というタイトルに惹かれて読んでみた
メチャメチャ面白かった
次に孟嘗君を読んだら、それも面白かった
その頃にニュースで直木賞の発表をやってたんだけど
なんか何処かで聞いた名前だなあ?
と思った。まあ、気にも留めずに次の宮城谷の本を買いに行ったら
そこに答えがあった
ああ、さっきの人はここで見たのか。と
その時は晏子を買ったと思う
今、その時の直木賞作家のぼんくらって本読んでるけど
結構面白いよ

で、三國志の続編はいつ出るの?

251:無名草子さん
06/03/29 08:49:10
もちつけ

252:アマデウス
06/03/29 09:47:07
いい気になってクラシックCDの紹介本を書いたが、モーツァルトも、ハイドンも、マーラーもオミットの糞本。
棚に戻して店を出た。
こんな馬鹿の相手になるな。

253:無名草子さん
06/03/30 22:32:57
『香乱記』文庫版の一,二巻がでてたね。
「文藝春秋」の『三国志』の方は官渡の戦いが決着。

254:無名草子さん
06/04/05 11:38:43
おまいら士気が下がってますよ

255:無名草子さん
06/04/05 13:29:29
ガッツがたりない!

256:無名草子さん
06/04/07 00:31:40
主人公の性格がワンパターンなんだよな。この人の小説って。


257:無名草子さん
06/04/07 00:39:36
>>256
最初に好きなった女と添い遂げられないってパターンもあるね

ところで、香乱記を読んで文章が荒いように感じたんだけど
俺だけかな?


258:無名草子さん
06/04/07 13:22:50
下手に主役のワンパターンからの脱却を試みると、管仲のように面白くないもんになっちゃう。
こうなりゃ、全部同じ人格で押し通せ。んで、全部同一人格の輪廻天生ってことにしちゃって、
実は歴史小説のフリをしたSFでした、ってことにしちゃえ!

259:無名草子さん
06/04/07 16:29:49
>>257
俺も実は香乱記はいまいちだった
題材があれだけ面白そうなのにね・・

260:無名草子さん
06/04/07 19:28:03
序盤、田氏だらけでわかりにくいよ。。

261:無名草子さん
06/04/07 20:32:15
管仲は結構好きだけどな。
親友の鮑叔と道を分かち、次第に対立を強いられていき
互いの全力でガチンコ勝負する経緯は滅茶苦茶面白かった。

262:無名草子さん
06/04/07 23:09:33
香乱記はこの文庫版が初読みなんだが、田横が剣の達人ってのが
ちょっと引っかかった。太公望を思い出したのもあるし、なぜか
「王者の清冽な剣術によって、非道な項羽をあと一歩まで圧倒する田横」
って絵が浮かんだんだ…。まさかそのパターンは来ないよね?
面白く読んだだけに、その点だけが心配。

263:無名草子さん
06/04/07 23:28:02
>>262
いちど項羽の陣営に夜襲を仕掛けて項羽と直に刃を交えるけど、追い詰めるほど
にはいかない。

「香乱記」と「管仲」は評価が割れるというか、いまいちだって人も多いね。
「香乱記」って新聞連載なんで>>257の「文章が荒い」って感想は頷ける。
「管仲」は筋書きや主人公の造形よりも構成に問題を感じた。

264:無名草子さん
06/04/07 23:36:46
香乱記は項羽も劉邦も好きなので食わず嫌い
非道とか言われてる時点で却下

265:無名草子さん
06/04/08 00:18:53
田横の「斉さえ平和なら」って考え方がどうもね・・・

266:無名草子さん
06/04/08 03:50:47
管仲はほとんど史料ないのによく書いたよな・・・

267:無名草子さん
06/04/08 06:28:55
>>265
田横は斉の王族なのだから当然では?

>>266
古代中国で史料が十分あるという人物のほうがまれでしょう。

268:無名草子さん
06/04/08 12:28:30
>>266
同意。
よく描けたなって思う。
春秋時代初期の人物って特に史料の量でいうと厳しい。
管仲の場合、前半生はどうにもならんし。

269:無名草子さん
06/04/08 16:01:39
宮城谷さんの作品の中に有った「苦しみを分かち合うことの出来る人と喜びを分かち合うことの出来る人は違う」
という主旨のフレーズが頭の中に残っているのですが、どの作品に有った記述なのか思い出せません。
どなたか教えていただけないでしょうか?
あいまいな書き方で申し訳ありません。

270:無名草子さん
06/04/08 20:53:08
>>268
それだけ時代考証がしっかりしている=並外れた勉強量なんだなって
管仲読んでおもったもんだ。

271:無名草子さん
06/04/08 22:34:21
この人の小説の主人公ってどんどんスケールダウンしてるような・・

272:無名草子さん
06/04/09 15:08:31
>>269
その手の台詞、記憶にないなぁ



273:無名草子さん
06/04/09 17:03:31
奇貨居くべしにあったような・・なかったような・・・


なんの助けにもなってないな・・ごめん

274:無名草子さん
06/04/09 17:06:22
>>269
越の范蠡(ハンレイ)が越王句践を評して言った言葉ジャマイカ?

275:無名草子さん
06/04/10 02:49:35
青雲はるかにでそんな台詞があった気がするな

276:無名草子さん
06/04/10 12:40:01
楽毅じゃなかったか?

と思ってみたらあっちは
「自己実現をさせてくれるのは孟嘗君だけど
 本当に自分を理解してくれているのは父だったのかもしれない」
だった

277:269
06/04/10 13:39:35
皆様、いろいろサジェスチョンいただき、ありがとうございます。

自分としては、なんとなく>>274さんの越の范蠡説にひっかかるものを感じます。
すみません、作品名で言うとどれにあたるでしょうか?

「奇貨居くべし」や「青雲はるかに」などもそれこそ記憶の遥か彼方に行ってしまっています。
もう一度読み直してみても、初読の時のように感動できるかもしれませんね。

どうもありがとうございました。

278:無名草子さん
06/04/10 16:09:13
ていうか大元は范蠡で間違いないだろけどあれは史記だしなー。

誰に言わせるのも可能だな…時代的には呉越の後の方が自然だろうけど

279:無名草子さん
06/04/10 22:35:20
>>269
「共に起つ事はできても、共に計る事はできない」
といった言葉ならたしか「論語」にある言葉で、「管仲」にもあった気がする。

280:無名草子さん
06/04/10 23:40:23
青雲はるかにで主人公の若いころの親友が出世して将軍になったらダメになった、
みたいな話があったけどあの辺じゃないかとも思う。

281:無名草子さん
06/04/12 19:37:51
鄭安平のことね

282:269
06/04/12 21:25:28
皆様、いろいろご示唆いただきありがとうございます。
何か、だんだんそんなに特殊な台詞じゃ無いような気がしてきました・・・

これを機会に、宮城谷作品をもう一度読んでみようかな・・・


283:無名草子さん
06/04/16 11:15:47
>270

うぉーい。だから管仲の前半生は史料ほとんど無いんだって。だからアレはほとんどフィクションなの。

284:無名草子さん
06/04/16 11:34:53
今月の『三国志』。

審配の篭もるギョウが陥落しますた。

285:無名草子さん
06/04/16 14:08:40
>>283
おいおいw
時代考証ってのは通常その時代の文化や風俗、慣習などのことだよ。
平読みしただけで時代考証が出来るような資料なんてそう多くはないだろ。
たくさんの史料を読んで照らし合わせて整合性とその時代との適合性を導き出す
気の遠くなるような地道な作業だぞ。
そういう努力があったから管仲の前半生の史料がほとんどなくても
あれだけまとめられたんだと思うよ。


286:無名草子さん
06/04/16 14:19:42
そういう意味では介子推なんか史料ないどころか
神話とか言い伝えの類を小説にしたんだからすごいよなw
俺は好きだな、不評みたいだけど
花の歳月みたいにちょこっとでも出てくるとうれしい

287:無名草子さん
06/04/16 14:26:47
>平読みしただけで時代考証が出来るような資料

つ中国社会風俗史

288:無名草子さん
06/04/16 17:35:26
太公望しか読んでませんが、
文章はうまいけどすこし時代背景の説明がくどいという印象を受けました。

>>218で上位の作品ってそのへんどうなんですか?
まじめに参考にしたいと思ってますので、お願いします。

289:283
06/04/16 17:54:55
ああ、そういう意味ね。スマソ。

290:無名草子さん
06/04/16 20:02:25
個人的には、楽毅、青雲はるかに、孟嘗君、奇貨居くべしはくどく感じた。
逆に、晏子、孟夏の太陽、重耳、華栄の丘などはさっぱりしているように思った。

291:無名草子さん
06/04/18 00:32:02
楽毅も考えてみたら青雲とか孟嘗君並みにオリキャラ出てるんだよな
奇貨も孟嘗君も青雲も苦手だけど、楽毅は好き。
女か、女がいかんのか。

でも正直コウセキとかは時々鼻につく。
やっぱりオリキャラは苦手だ。

292:無名草子さん
06/04/18 18:06:54
オリキャラってなんですか?

293:無名草子さん
06/04/18 18:38:29
オリジナルキャラクター

やはりオリキャラが主人公マンセーってやってるのは寒いよな。

294:無名草子さん
06/04/18 18:54:27
オリキャラっていう言い方のほうが寒いけどな

295:無名草子さん
06/04/18 21:12:11
おりきゃらってオタク用語だろ?

296:288
06/04/18 21:25:08
>>290
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

297:無名草子さん
06/04/18 21:29:19
普通の人はオリキャラなんて言わないものな


298:無名草子さん
06/04/18 22:20:08
必死だ

299:無名草子さん
06/04/18 22:25:43
>>298はオリキャラ

300:無名草子さん
06/04/18 22:50:32
このスレでオリキャラなんて言葉を見かけるとは。

宮城谷原作、おおひなたごう作画の重耳とか読んでみてえw


301:無名草子さん
06/04/18 22:52:05
ラノベユーザーが使いそうだな>オリキャラ

302:無名草子さん
06/04/18 23:09:22
ラノベユーザーっていう言い方のほうが寒いけどな

303:無名草子さん
06/04/18 23:11:28
らのべゆーざーってオタク用語だろ?

304:無名草子さん
06/04/18 23:12:11
普通の人はラノベユーザーなんて言わないものな

305:無名草子さん
06/04/18 23:18:35
とは思わなかった

306:291
06/04/18 23:19:57
ごめんなさい
ラノベも好きなもんでつい(´・ω・`)

307:無名草子さん
06/04/18 23:23:13
オリキャラ の検索結果 約 366,000 件
ラノベユーザー の検索結果 約 14 件

308:無名草子さん
06/04/18 23:55:46
オタク談義は全然理解できないのですが、つまり多数派のオタクか少数派のオタクかってことですか?

309:無名草子さん
06/04/19 01:56:30
つまり宮城谷読者は少数派のオタクに属すると言いたい訳ですね

310:無名草子さん
06/04/19 08:50:18
とは思わなかった

311:無名草子さん
06/04/19 11:31:08
このスレの住人にはもう少しやさしさが必要だな。
恤民の心をもって臨んでほしい。

312:無名草子さん
06/04/19 12:48:29
オリキャラって普通の言葉でなんていうんだ?

313:無名草子さん
06/04/19 12:52:19
架空の人物


314:無名草子さん
06/04/19 13:35:43
>>313
サンクス
しかしちょっとすっきりせん感じの言葉だな

315:無名草子さん
06/04/19 13:37:29
オタクにを望んでなったのなら誇りを持って生きろ

恤民の心なぞ期待するのはお門違い

316:無名草子さん
06/04/19 13:40:19
オリキャラよりはだいぶすっきりするだろ

317:無名草子さん
06/04/19 16:27:44
ラノベユーザーって普通の言葉でなんていうんだ?

318:無名草子さん
06/04/19 17:38:06
URLリンク(karen.saiin.net)

319:無名草子さん
06/04/19 17:39:52
ライトノベル愛好者だろ。

ってどうでも良いべさ。んなこたよ。

320:無名草子さん
06/04/19 23:07:30
>>319
嵐にレスつけんなよ

321:無名草子さん
06/04/19 23:08:22
とは思わなかった

322:無名草子さん
06/04/20 08:55:09
この返しこそ宮城谷クオリティ

323:無名草子さん
06/04/20 13:48:30
そういや風は山河よりって全然話題にならないけど、
ひょっとして今は連載してないの?
それとも詰まらないの?

324:無名草子さん
06/04/20 21:39:20
俺は単行本待ち

325:無名草子さん
06/04/21 00:29:25
ここは、単行本にならないと話題にならない。
三国志だって、単行本がでるまではほとんど触れられていないし。

徳川家康が、東三河から遠江を取るための戦いが始まるところ。
連載から4年もたつのに未だに単行本の話題は出ないし、
こうなると連載終了までは単行本にならないだろうね。



326:無名草子さん
06/04/21 00:33:30
だって一般書籍板だもの。

327:無名草子さん
06/04/23 01:00:28
そっか、連載終了まで単行本にしないのか・・・
はやく見てみたいんだがw
思ったんだけどこの人に忠臣蔵とか書かせると吉良が
いい人になるんだろうか

328:無名草子さん
06/04/23 09:53:30
>>327
なんで?
別に登場人物が全員善人になる作風ってわけじゃないよね?

wの意図も分からんけど、何かあるの?

329:無名草子さん
06/04/23 10:40:50
青年・大石内蔵助が旅して若い白拍子と一夜を共にするんだろ。

330:無名草子さん
06/04/23 20:56:44
むしろ吉良を爽やかにして欲しい。大石たちはキチガイ。

331:無名草子さん
06/04/23 21:24:55
でも大石の若い頃から書き始めるんだよね
たぶん

332:無名草子さん
06/04/23 22:50:04
いや
吉良の少年時代から書き始めるよ

333:無名草子さん
06/04/24 10:00:56
いや、吉良が生まれるところから始まる

討ち入りは5ページくらいで終了

334:無名草子さん
06/04/24 14:06:13
いや、赤穂の塩が確立されるあたりから書き始める。

当然大石の父が超人的な活躍を見せる。
内蔵助は後半で出て来て5ページで討ち入りから切腹まで済ます

335:無名草子さん
06/04/24 22:42:39
花の歳月読んで号泣した

336:無名草子さん
06/04/25 01:31:13
上杉家と吉良家の関係から書き始めるに決まってるだろ。

337:無名草子さん
06/04/25 12:09:22
おまいら完全に毒されてますね

338:無名草子さん
06/04/25 22:28:02
そりゃ毒されてなけりゃこんなスレに来るわけねえべさ。

339:無名草子さん
06/04/26 11:09:08
でも何故に忠臣蔵の話題?

340:無名草子さん
06/04/26 16:09:59
>>328
スマンカッタ。色々・・・
いや、なんとなく三河の人なら吉良を善良に書くのかなと思った。

341:無名草子さん
06/04/27 21:31:15
忠臣蔵でも何でも話題が出ないと、DAT落ちしてしまう。

何かネタ無いかな。春秋戦国で他に小説化出来る題材を探してみよう。

一編、無能な人物を主人公にした小説を書いてくれんかな。魏の恵王とか。

342:無名草子さん
06/04/27 22:52:00
安釐王とかいいかもしれん
信陵君が徹底的に悪役でw

343:無名草子さん
06/04/29 00:00:33
宮城谷小説名言集みたいのあったじゃん
あれ買った人いる?
なんか手が出ないんだよな

344:無名草子さん
06/04/29 01:28:02
墨子なんかどうだろ。
・前半の経歴がよくわからない-宮城谷推測の見せ所
・儒教に対して、為政者側からでなく下の立場から批判する-宮城谷哲学の見せ所
・自分の家の前も素通りするほど各地を動き回る-宮城谷旅情の見せ所
他にも宮城谷好みな要素一杯だし。

345:無名草子さん
06/04/29 01:42:07
そういえば学者って書かないね

346:無名草子さん
06/04/29 02:31:00
>>343
文庫で出ているので買ったけど、正直、名言こんな程度だったっけ?
っていう感想だ。本当に全作品を網羅してちゃんと拾ったのかと。

347:無名草子さん
06/04/29 06:54:24
>>344-45
つ宋門の雨(墨子)、石径の果て(陸賈)、満天の星(叔孫通)全て短編

長編では学者はたしかに主人公としては出てないけど、折に触れて登場するよね。
ぱっと思いつくだけで孔子、荀子、孫子など、他にも主人公が成長する過程で
学者に師事することが多い。
それと個人的な感想として宮城谷さんの思想に老子がかなり入ってる気がする。

348:無名草子さん
06/04/30 15:15:36
>>343
宮城谷作品をすべて網羅しているなら買う必要なし。
まぁ、全集と同じようなもんだな。

話は変わるが、装丁が一番良いと思った作品ってなに?
いま、ちょっと本の整理してたんだけど、漏れ的には
孟嘗君、重耳の講談社刊の作品がいい雰囲気出てると思う。

349:無名草子さん
06/04/30 19:40:05
玉人かな

350:無名草子さん
06/05/03 16:18:35
管仲はいつ文庫化される?

351:無名草子さん
06/05/04 15:13:28
>>348
青雲はるかにだな。文庫本のほうはともかく。
あの青い色が本のタイトルと合っていて惹かれたな

352:無名草子さん
06/05/04 20:51:22
香乱記ってどうしてこの題名なの?

353:無名草子さん
06/05/05 14:41:47
挿絵入れるのやめてほしい


354:無名草子さん
06/05/05 15:01:00
混んだバスや電車内で読んでて、挿絵が出てくるとちょっと恥ずかしいかもしれん

特に西のぼる氏の挿絵で「青雲はるかに」とか「奇貨居おくべし」の濡れ場っぽい
場面とかだとなおさら

355:無名草子さん
06/05/06 10:26:11
むしろ「夏姫春秋」を挿絵入りで、いや漫画化きぼぬ


356:無名草子さん
06/05/06 13:58:16
>>348
 名言集は確かにそうだが、「宋門の雨」は全集にしか収録されていない。

 装丁は花の歳月が穏やかな感じがすき。
 全集も20冊そろっていると統一感があってなかなかいい。

>>352
 毎日新聞の連載直前に掲載された記事に、作者のコメントが掲載された。
 文章をかいつまんで書くと
 
  秦末の叛乱が勃こるなか、劉邦統一後も降伏しなかった田横の
  不屈の精神に浪漫的な香りを添えてみたい。

 だったはず・・・。


357:無名草子さん
06/05/06 15:51:49
ガッキって面白い?
この人の本挫折することたびたび・・・・
奇禍おくべしはすぐやめた 太公望もやめた


358:無名草子さん
06/05/06 17:24:35
宮城谷って、実は文章ヘタなんじゃないの?

史記の風景、買ったけど、この人、知識はあるんだろうけど、
わかりやすく書くことは苦手なんじゃない?

ごちゃごちゃしてて、わかりにくい

359:無名草子さん
06/05/06 20:05:30
>>357
止めた理由が分からないから勧めない。

>>358
無理して読まなくていいよ。

360:無名草子さん
06/05/06 20:23:59
史記の風景が解りにくいって、読解力がなさ過ぎか、
単に小説のような書き方じゃないと読み進められないか
要は完全に本人の問題
史記の風景は基本的に他の小説とは違うし


361:無名草子さん
06/05/06 21:30:46
この著者は読み手に配慮した文章だと思うけどな。
これでヘタとかわかりにくいとか言ってる人は読書そのものに向いてないんじゃ
ないのかと。

362:無名草子さん
06/05/06 21:40:23
ゆとり教育

363:無名草子さん
06/05/06 21:40:28
いや、随筆はそれなりに知識がないとついていけないようにおもう。

ただ、ある程度この時代の中国を知ってくると、「へぇ~」とか「にやり」と
させられる記述があったりと非常に面白くなってくる。

やっぱり、随筆と小説ではスタンスは全然ちがうと思う。



364:無名草子さん
06/05/06 21:44:35
文章の好みは人それぞれ、
宮城谷の文章が性に合わないからといって
「読解力がなさ過ぎ」「読書そのものに向いてない」
ということはない。

それと同じ理屈で宮城谷が「実は文章ヘタ」
というわけでもない。

365:無名草子さん
06/05/06 22:33:22
358が宮城谷の文章力に疑問を持った理由が「わかりにくい」であって
著者の知識を認めている以上、「性に合わない」とはニュアンスが大きく違う
363が言っているように随筆を読み進めるにはそれなりに知識と理解力が必要で
少なくとも「そんなことはない」という意見が大勢を占めている現状を考えれば
「わかりにくい」の答えをどこに求めればよいかはおのずと見えてくるだろう

366:無名草子さん
06/05/06 22:42:37
ゆとらない教育

367:無名草子さん
06/05/06 22:51:37
>>365
必死だね

368:無名草子さん
06/05/06 22:57:33
宮城谷ファンって意外と大人気ないよね

369:無名草子さん
06/05/06 23:05:20
史記の風景とか春秋・戦国名臣列伝は小説読んだ後のほうがすんなり入るけどね

370:無名草子さん
06/05/06 23:07:15
ファンってのはどこでもそんなもんさ

371:無名草子さん
06/05/06 23:08:07
そうか?

372:無名草子さん
06/05/06 23:10:09
ここまで俺の自作自演

373:358
06/05/07 10:45:51
単純に一読者としての率直な意見のつもりだったんだけど。

オレも古代中国史がまったく知らないわけではないんだよ。
ま、特別詳しいわけではないが、そこそこの知識はある。

読んでいて素直に「わかりにくい」と思ったんだよ。
そんなに上手な文章だと思わないけどね。
それだけの話だ。

374:無名草子さん
06/05/07 12:34:51
まあ、宮城谷氏の小説って、今じゃ使われないような漢字の熟語や、
古めかしい言い回しが多いからね。
普段軽いライトノベルしか読んでいない諸氏には、読みづらいかもしれない。


375:無名草子さん
06/05/07 19:41:26
たしかに文体も癖があると思うな。
それに、わざとところどころに引っ掛かるような表現があるでしょ。
すらすら読めるよりも、1ページか2ページに1ヶ所くらい引掛かりがある方がよい、
という判断で書いてるんだと思う。

376:無名草子さん
06/05/07 21:17:58
読み難い箇所は結構あるかもしれないけど
解り難いってことはないなぁ

377:無名草子さん
06/05/07 21:29:57
>>376
俺もわかり難いと思った事はないな。
もっと言い回しや文体が硬くてわかり難い著者なんているし。
日頃読書と縁のない人間なんかは辛いのかもしれないが。

378:無名草子さん
06/05/07 21:32:11
むしろ文章自体は分かりやすいと思う
分かりづらいのは登場人物の思考とかじゃあるまいか
前にこのスレでも范雎が何で妹の足が治ったら云々思うのか分からんって誰か書いてたし

379:無名草子さん
06/05/07 21:43:12
>>378
> 范雎が何で妹の足

でも随筆だとそれも当てはまらないよね
随筆で読み難いとこってどこかな~と考えたけど
あんま浮かばない
史書と自説を対決させるところなんかも
この著者はさらっと書き上げちゃうからね
やっぱ系図関係かな?
でも、少なくとも小説読んでれば順番は頭に入ってるし・・・
どこだろね?もうちょっと考えてみるか



380:無名草子さん
06/05/08 00:50:28
考えるだけ無駄だ

381:無名草子さん
06/05/08 02:07:08
まっ色々な考えの人がいるってことだろ

俺も読みにくいとは思ったことない
ただ、>>357はなんで毎回挫折するのに
新しい本買っちゃうのかは正直不思議

382:無名草子さん
06/05/08 02:51:43
それだけ何か惹かれるものがあるのだろう。
時が来ればすいすい頭に入るかも。


383:無名草子さん
06/05/11 20:27:45
宮城谷氏に限らず、時代・歴史小説を書いてる人って、
表現に色々気を使ってると思うんだけど…。なんか、
そういうのをバカにする人っていません?
たとえば、作者が漢字を多く開いてるのを見て、
「こいつこの程度の漢字も知らねーのかよw アホじゃねwww」
みたいな感想を持つ奴。
なんか勿体ないことをしてるよね…。

384:無名草子さん
06/05/11 21:23:53
???

385:無名草子さん
06/05/11 22:39:40
俺も>383には???だ。他の歴史小説家に対してどうなんか知らんけど、このスレでは誰もそんなこと言ってないぞ。

宮城谷氏の文章は雰囲気を作るためにわざと解りにくく?してある部分も確かに存在すると思う。
語り手を出来るだけ、虚に近づけるために何というか人間臭さを排除しようとした文章が良くあるので。具体的に言うと「とは思わなかった」なw


386:無名草子さん
06/05/11 22:54:23
とは思わなかった

387:無名草子さん
06/05/12 00:14:24
そこで落ちをつけてどうするw

388:無名草子さん
06/05/12 01:02:39
>作者が漢字を多く開いてるのを見て、


ここの意味がわかりにくい
特に「開いてる」の部分
もしかして「漢字をひらがなのままにしている」って意味?

389:無名草子さん
06/05/12 01:40:59
「漢字を開く」は解りにくい漢字をひらがなにすること。
選挙などで使われる。

390:無名草子さん
06/05/12 09:21:47
おまえらの読解力は宮城谷さんの造語にしか使用できないのかw

391:無名草子さん
06/05/13 18:31:19
>>383
「漢字を開いている」のでなく
「当てるべき文字を当てている」
のでは?
分かりにくいから、漢字をひらがなにするんじゃなくて
単語の意味から、漢字でなくてひらがなで書くべき
って箇所はひらがなで書いている希ガス

392:無名草子さん
06/05/13 23:42:37
宮城谷作品ではあまり見なれない漢字や用法を多々みかけるのに
とつぜんん「ふんいき」がひらがなだと違和感を覚える。


393:無名草子さん
06/05/13 23:52:49
とは思わなかった

394:無名草子さん
06/05/14 10:31:40
今回初めて宮城谷作品「楽毅」(新潮文庫)1巻を読みましたが、2巻以降に進むべきかどうか迷っています。
その理由は、楽毅が燕の亜卿となる前のストーリーがどれだけ史実に寄っているのかどうか?ということに疑問があるからです。
第一、趙が中山国を何度かに分けて攻めているが年度が記載されていないのは何故か?
単なる作者の創作か?
少なくとも司馬遼太郎や陳舜臣の歴史小説は時代考証がしっかりしてるが...

395:無名草子さん
06/05/14 10:57:06
その疑問が読み進められない一番の障碍なら止めた方がいいよ。

396:無名草子さん
06/05/14 11:05:16
定期的に出てくるね >痛い人

397:無名草子さん
06/05/14 11:33:27
史実が好きなら史書だけ読んでろ

398:無名草子さん
06/05/14 11:36:42
香乱記読んだが、やはり馴染めなかった
項羽はまだ救いようがあるが劉邦がな・・まあ実際あんなものかもしれないが・・

399:無名草子さん
06/05/14 13:23:02
>>394
小説の楽しみ方は人それぞれだから、あんま言いたくないけど
史実の丸写しだったら、小説は意味ないでしょ。
時代考証という点では、宮城谷さんは史料をしっかり読んでるし
中国史に対する造詣も司馬遼太郎、陳瞬臣に負けてないと思うけど?

つか、1巻を読んで、面白いかどうかでしょ?
面白く思わず、色々疑問に思ったなら、時間の無駄。読まなくて良いと思う。

400:無名草子さん
06/05/14 13:31:52
史書と小説の距離の取り方は宮城谷本人も難しいと述べているし、歴史小説にとって
は逃れざるを得ない重要な問題の1つではあるのだから、初めて接する394のような人が
どこまでが史実でどこまでが創作なのか?について疑問を抱くのは当然だろう。

401:無名草子さん
06/05/14 13:33:15
>>394
>少なくとも司馬遼太郎や陳舜臣の歴史小説は時代考証がしっかりしてるが...

「樂毅」の1巻を読んでいながらわからんのなら自分もおかしいと思わないか?

402:無名草子さん
06/05/14 13:48:07
>>400
歴史小説に対するスタンスの違いじゃない?
漏れの場合、三国志以外の中国史の存在ってのに気付いて
どんなものかを知りたい為に、小説漁って、見つけたのが
宮城谷さんの小説だからなぁ。
始めは史実がどうとかあんまり気にせずに、読んでたなぁ。

今は、再読時には手元の史料を見ながら読んだり、いやらしい楽しみ方するけど
初読の時は、小説そのものを楽しみたいから、史実とどうとかあんまり気にしない。

403:無名草子さん
06/05/14 13:58:46
>>402
人によってスタンスが違うからこそ、そうした他者の読書観そのものをいちいち否定する
必要もないだろうということ。>>394に関していうならば、どの部分が創作なのか?を
言うだけで十分だろう。

404:無名草子さん
06/05/14 14:15:39
>>1に「歴史小説は90%以上が創作です」って書いとけば?

405:無名草子さん
06/05/14 14:42:13
>>403
歴史小説って、史料からどれだけ内容を持ってこれるか
という事と、史書の隙間や矛盾を作者がどうやって解決するかだと思うんだよね。
楽毅の場合、メジャー度に比べ史料が結構少なかったと思う。
中山での楽毅に関する史料はほとんど無いみたいだし、多分3巻までは、かなり創作が多いと思う。

個人的は、宮城谷さんの小説は、史書に忠実な作品と、創作多めの作品があるけど
楽毅は後者の作品だと思うが、後者に分類される作品の中で一番面白いと思う。
ちなみに、前者に分類する作品で一番と思うのは、晏子かな。

406:無名草子さん
06/05/14 14:52:25
396 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/05/14(日) 11:05:16
定期的に出てくるね >痛い人

397 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/05/14(日) 11:33:27
史実が好きなら史書だけ読んでろ

407:無名草子さん
06/05/14 15:12:04
趙が中山国を何度かに分けて攻めるのは創作では無いはず。
ただし、中身まで考えるとたぶんそれは創作。
 ※この時代にそんなに資料が残っているわけがないし、そういったところで
  話を盛り上げつつ、つじつまをあわせるのが小説のいいところだと思う。

>少なくとも司馬遼太郎や陳舜臣の歴史小説は時代考証がしっかりしてるが...
 時代考証がそれなりにできる時代しか扱ってないように思うのだが?
 司馬さんって古代の長編小説って何か書いていた?
 せいぜい項羽と劉邦しか知らないのだけれど。


408:無名草子さん
06/05/14 18:12:08
>>406で挙がってる二人の意見は正論だと思うよ。

俺も最初>>394を読んだとき、史実が好きなら史料読んでれば?と思ったもん。
楽毅の留学は史実?田氏と知り合いだったのは史実?孟嘗君との出会いは史実?
読み方のスタンスが色々あるのはわかってるけど、その上であえて言うなら無粋の極み。
それと他の人も言ってるけど司馬遼太郎や陳舜臣と比べるのはナンセンス。


409:無名草子さん
06/05/14 18:46:53
>>408
まー、その意見は分からんでもないが
読んで、作者に興味を持ったから、スレ覗いてんだろ
読者の間口を広げるためにも、それくらいの質問は答えてあげて良いんじゃね?
作者スレなんで、アンチの意見まで対応してたらアレだけど、>>394の質問くらいは
受けてやる位、スレに余裕があっても良いんじゃね?

410:無名草子さん
06/05/14 19:20:51
陳舜臣って、司馬遼太郎や宮城谷昌光と比較するような著者とはまた違う気が
するんだが…

陳舜臣は題材は↑の二人に劣らないほどいいけど、文章が実につまらない
時代考証の点でみても宮城谷昌光の方が上に思うし

411:無名草子さん
06/05/14 19:38:54
信じられないくらいの馬鹿だな>410

412:無名草子さん
06/05/14 19:44:06
文章の好みは人それぞれ

413:無名草子さん
06/05/14 19:55:33
じだい-こうしょう ―かう― 【時代考証】<

時代劇や明治物などで、用いられる道具や衣装、風俗や作法などが、その時代のものとして適当であるか否かを考証すること。

414:無名草子さん
06/05/14 21:13:01
よく最後にバカってつける奴を2ちゃんで見かけるけど、頭弱すぎるの?

415:無名草子さん
06/05/14 21:20:10
414 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/05/14(日) 21:13:01
よく最後にバカってつける奴を2ちゃんで見かけるけど、頭弱すぎるの?

416:無名草子さん
06/05/14 21:22:58
            ∧∧
           (゚Д゚O =3
      ⊆⊂´ ̄  ソ ヤレヤレ

417:無名草子さん
06/05/14 21:36:26
司馬や陳の名を挙げて、「史実とすり合わせのできていない小説は二流」みたいな書き方が、
的を得ていない上に歴史小説に対して大きな勘違いをしてるから反感を買ったのだろう
そもそも時代考証の出来ていない小説家に介子推や管仲が書けるのか?と>>394に問いたい


418:無名草子さん
06/05/14 21:50:15
信者の過剰反応だな。

419:無名草子さん
06/05/14 21:53:21
れきし-しょうせつ ―せう― 【歴史小説】<

過去の時代・人物・事件などを題材として、史実を踏まえて描いた小説。

420:無名草子さん
06/05/14 22:00:42
なぜここまで過剰反応するかね?「史実に忠実かどうか?」なんて質問には「忠実じゃないよ」とだけ答えておけば良いじゃん。

>394にしても何でたかが小説に対して「進むべきかどうか迷っています」なんて考えるのかな。読んでみりゃ良いじゃん。それでつまんないと感じたなら「つまんねー」と一言言って、他の作家の小説に行けば良いじゃん。文庫版なら1000円しないんだからさ。

ちなみに、楽毅の前半生部分はほとんどフィクション。趙に仕えて、武霊王が死んだんで魏に行って、その後、燕に行ったとだけ書いてある。武霊王が中山を何回かに分けて攻めたと言うのは史実だが。

421:無名草子さん
06/05/14 22:04:08
このスレにも香ばしい奴って涌いてくるんだな

422:無名草子さん
06/05/14 22:22:06
394です。いろいろとお騒がせしてしまっているようで申し訳ございません。
結局、今夜「楽毅」第2巻を買って帰途の電車の中で読んできましたが、面白かったのでしばらく読み進むことに致しました。


423:無名草子さん
06/05/14 23:12:06
>>422
(゚∀´)b

424:無名草子さん
06/05/14 23:36:52
なにこのオチw

425:無名草子さん
06/05/14 23:44:51
このスレのガチンコ感が好き
好きな本を語るときはこうでなくては

426:無名草子さん
06/05/15 00:11:26
俺にはどうしても>>422が本人には思えない

427:無名草子さん
06/05/15 00:17:58
>>425
宮城谷作品は俺の人生の書なのだ!
素人に的外れな批判をされて黙っていられるものか!

428:無名草子さん
06/05/15 00:28:17
( ´_ゝ`)アッソ

429:無名草子さん
06/05/15 11:16:06
(´・ω・`)楽毅の半分は~武霊王物語。。。

430:無名草子さん
06/05/15 11:20:17
そんなこと言ったら、孟嘗君の3/5は白圭様で出来ています・・・

431:無名草子さん
06/05/15 12:07:22
(´・ω・`)宮城谷作品で~孟嘗君→楽毅ときたら、次はなにかな?
ちなみに晋の文公関係は、読破。

432:無名草子さん
06/05/15 12:18:23
>>431
時代を進めるなら氾雎、呂不韋へ。
晋関係は趙氏、士氏も読んだの?

433:無名草子さん
06/05/15 12:38:17
>>432
m(__)m参考になります。趙氏、士氏読みました!
今は士会、郤克つながりで~晏子読んでます。

434:無名草子さん
06/05/15 14:08:53
俺的正解(?)は晏子だな

そして次が子産

435:無名草子さん
06/05/15 21:12:23
俺的には孟夏の太陽だな。

436:無名草子さん
06/05/15 23:16:21
晋といえば、沈黙の王に収録されている
鳳凰の冠もな。


437:宮城谷小説大好き
06/05/16 22:43:48
「管仲」の文庫本、早く出ないかな~。
単行本は高いし、通勤等で読むの大変だし・・・。
ちなみに、文庫版はすべて(?)持っています!


438:無名草子さん
06/05/17 19:00:35
皇甫嵩ツヨスwww

439:無名草子さん
06/05/18 20:16:59
(´・ω・`)斉の桓公は~重耳や介子推に出てくるけど、
桓公関連の作品は文庫でありまつか?

440:無名草子さん
06/05/18 20:22:49
管仲では不満?

441:無名草子さん
06/05/18 22:25:43
文庫ででしょ?管仲は出ていない。

442:無名草子さん
06/05/18 22:38:12
そうか、すまん

文庫で桓公関係だと侠骨記だね
時代もぴったり
内容はネタバレになるからやめとく

443:無名草子さん
06/05/19 00:49:03
桓公出てくるねぇ~。短編でサクッと読めるしいいよね!

444:無名草子さん
06/05/19 01:08:17
宮城谷らしい作品の一つだよね
ちょっと日本の痛快活劇っぽい話だけど

445:無名草子さん
06/05/19 14:46:52
>>439
「侠骨記」

446:無名草子さん
06/05/19 15:19:06
(´・ω・`)皆様~情報アリガトです!早速、本屋で見てきます。
宮城谷大先生以外の作家で春秋・戦国時代のお薦めありますか?
m(__)mオシエテ君でスンマセン

447:宮城谷
06/05/20 13:12:52
海音寺潮五郎氏の「孫子」。
孫武と孫?が題材で、孫武の書き方が面白いです。
古い作品ですけれど、違和感なく読めます。

448:宮城谷小説大好き
06/05/20 13:14:20
海音寺潮五郎氏の「孫子」。
孫武と孫?が題材で、孫武の書き方が面白いです。
古い作品ですけれど、違和感なく読めます。

449:無名草子さん
06/05/20 13:21:12
安能務の春秋戦国志や陳舜臣の小説十八史略もおもしろいよ

450:宮城谷小説大好き
06/05/20 13:28:20
孫ピン・・・書けてない・・・。

451:無名草子さん
06/05/20 13:31:46
>>446
金庸の越女剣 臥薪嘗胆のヒトが出てくる

個人的に宮城谷作品からは、金庸にあい通じるものを感じる。

452:無名草子さん
06/05/20 19:43:26
>>451
エエエエエ
宮城谷も金庸も好きだけど、宮城谷は歴史小説、
金庸は少年漫画的展開を楽しむ時代小説じゃないか?

453:無名草子さん
06/05/21 20:40:02
安能務氏の「春秋戦国志」は、良いね

454:無名草子さん
06/05/21 21:25:09
酒見賢一の「周公旦」、「陋巷に在り」も超お勧め。

455:無名草子さん
06/05/21 22:03:29
>>454
泣き虫がなぜ入ってない?w

456:無名草子さん
06/05/21 22:07:33
>>455
春秋戦国じゃねーし。
三国志関連と言われても、勧めないがな。
2/3ほど読んで、途中で放棄した。

あと、「墨攻」も良いらしい。
コレは読んでねーから分からんけど。

457:無名草子さん
06/05/21 23:18:05
墨攻は漫画版もあるね
小説のほうは書店で見たことないから漫画版しか読んだことないけど
面白かったよ

中国から輸入した本を扱う書店に行ったら中国語版の重耳を見かけた
思わず買ってしまったが読めねーw

458:無名草子さん
06/05/22 00:49:46
中国人て日本人が書いた中国もの小説って買うのかな?
前に井上靖の『孔子』の中国版を見たときも不思議に思った。
日本人学者の中国研究の学術論文はけっこう評判いいのもあるけどね。
娯楽性が強いものほどセンスの違いが際立つから違和感があるんじゃないだろうか。
たとえば西遊記ドラマは新旧とも評判悪かった。

おれ自身はそういう意見を聞くたび、
「西遊記や漢文の文化は中国固有のものじゃない。アジアの共有財産だ。
ましていまの中国人は古典時代の気質なんか受け継いでいない」
と主張して特に反論もされなかったんだけどね。

459:無名草子さん
06/05/22 10:12:30
「墨攻」の小説は面白いと思えた。
少なくとも安能務の「春秋戦国志」ほどクセはなくて読みやすい。

460:無名草子さん
06/05/23 19:09:34
とは思わなかった。





まあ、確かに面白かったがボリュームがちょっとなー
逆に「ロウ巷にあり」は量がありすぎたな。文庫とはいえ全13巻は財布に痛かった・・・

461:無名草子さん
06/05/26 00:29:37
458の書き込みみて孔子といやぁj10年ほど前NHKでやってたやつアニメだが結構おもしろかったな。
あのころにしては史実にちかい形でよかった。たまにみる。


462:無名草子さん
06/05/26 04:19:27
>>461
もしかして晏子がめっちゃ悪人面で登場するやつ?

463:宮城谷小説大好き
06/05/26 19:14:55
>>462
えっ!!晏子がめっちゃ悪人面?想像できん・・・。
それって、「孔子の仕官を晏子が妨げた。」って話があったような・・・。
そのせい?

464:無名草子さん
06/05/26 22:28:01
>>462
それそれ 
晏子やたら悪人面なんだよな
孔子の仕官を退けたり夾谷のシーンとか晏子の悪役ぶりはすごかった。
それからしばらくして史記を読んで晏子の良さがわかった時はびっくりしたよ。
論語に結構忠実だったから面白かった。子路の死ぬところかもよく表現できてたかも
絵が鄭問だし。当時まだ中学だったから全然すごさが分からなかったが、結構大作だったと思う。

それからしばらくして、重耳を読んで宮城谷氏の作品にはまっていった。


465:無名草子さん
06/05/27 15:02:41
そろそろなんかあたらしい歴史小説書いてくれないかなぁ~

466:無名草子さん
06/05/27 15:27:22
孔子のアニメって春秋戦国時代ってことだろうけど、
その当時の食事の様子とかどんな風にえがかれていたのだろうか?
宮城谷の作品でも時々言及されてるけど、当時は今みたいな
椅子や机がなかったそうだから、今とはかなり違った居住まいになっていたはずだ。


467:無名草子さん
06/05/27 19:08:55
今みたいな腰掛けるイスがないのは分かるが
机ないとどうやって書簡とか書くんだと思ってしまった

468:無名草子さん
06/05/27 21:33:42
机は脚の短いものがあるはず

469:無名草子さん
06/05/28 00:42:02
普通に筆で紙に文字書いたりしてそうだなw

470:無名草子さん
06/05/28 11:36:10
信陵君って出ないのかな…

471:無名草子さん
06/05/29 09:21:05
初心者です。
宮城谷昌光「花の歳月」を読みました。
面白かったので次の本を読みたいと思っているのですが
どの順番で読みすすめるのがよいでしょう。

ちなみに私は、中国史の知識は皆無です。
中国関係は「大地の子」しか読んだことがなく
三国志もあの3人と、その部下数名の名前くらいしか知りません。

472:無名草子さん
06/05/29 11:14:15
時系列で古いほうから読むなら

 布衣の人(短編・侠骨記に収録)
   ↓
 天空の舟
   ↓
 沈黙の王(短編・沈黙の王に収録)
   ↓
 太公望・王家の風日(個人的には太公望が先)
   ↓
    ・
    ・
    ・

前漢後漢の予備知識なしで三国志を読むと
挫折しそうな気がするのでお奨めしない
夏姫春秋辺りを読んでみて様子を見るのがいいかも

473:無名草子さん
06/05/29 13:40:39
○○は△△に通じ××のかたちである
したがって○○は□□といいかえてもよく
▲▲は■■といえるかもしれない。


どの作品でもこんな感じの文章を
1回は見る気がするのは気のせいか。

474:無名草子さん
06/05/29 18:15:37
>>471
>>4-6

475:無名草子さん
06/05/29 22:23:43
宮城谷初心者なら好きな時代、人物からでいんじゃね?
古代中国史初心者なら古い時代からか時代背景知らなくても楽しめるやつからで。

476:無名草子さん
06/05/30 00:04:00
>>473
別に気のせいじゃないと思うよ。

477:無名草子さん
06/05/30 00:55:37
レスありがとうございます。
参考にして読ませていただきます。
三国志は中学の時挫折してそのままでした。
頑張ります。


478:無名草子さん
06/05/30 01:43:05
以下、宮城谷昌光著『史記の風景』-車上の木主-からの引用(長いです)

中国の歴史に関心をもちはじめた人がとまどうことといえば、
-どの時代から中国史にはいってゆけばよいか。
ということではないだろうか。たとえば吉川英治氏の『三国志』を読んだ方は、三国時代に、
司馬遼太郎氏の『項羽と劉邦』を読んだ方は秦末漢初という革命期に、
大いに興味をもたれたにちがいない。
が、その両時代に大活躍した人々のたぐいまれな個性に魅了され、ドラマ性の豊かさになれてしまうと、
他の時代が浅薄にみえ、小説化される以前の歴史そのもののおもしろさにまで手がとどかなくなる。
真に中国史のおもしろさを知るには、やはり中国人の精神世界が物と遊離しすぎないところに
あるものをとらえるのがよく、そういう点からいえば、商(殷)末周初という時代が、
中国の原形をもっともわかりやすく呈示してくれているようにおもわれる。

以上参考までに。


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