06/02/17 21:15:59
>>178
そう、「シミュラークル」だ
コピペしたら間違えたよ
>>178の意見には全く同意だが、
「限りなく透明に近いブルー」はあれは一種のあきらめを描いた作品だ、もちろんアメリカに対しての
だからこそあれを読んで柄谷行人が激怒したんだろう
龍自身も言っているように、
近代文学、つまり世界資本主義に対するネーションの葛藤を描く文学は「限りなく~」で終わった
しかし日本を取り巻く現状はあの頃と何も変わってはいない、ではそれを文学はどう描くのか?
近代文学の方法を持ち出してもう一度闘争する?この現代に?
これは個人的な考えだが、
日本という国自体も世界資本主義の一角、それも重要な一角を担っているという矛盾がある
つまり我々自身意識的にも無意識的にも搾取する側にいるわけだ
何を言いたいのか分からなくなってしまった、すまん