06/12/17 19:11:45
上っツラだけの、単なる薄いファッション小説としてな
554:吾輩は名無しである
06/12/17 19:16:04
それもあると思います。
しかし、それだけでは群像賞を受賞できたか疑問です。
555:吾輩は名無しである
06/12/17 19:24:38
ピンボールや羊なら頷けるんですが…これが群像?
何故??
他の作品が好きなだけになんだかもやもやするんです。
556:吾輩は名無しである
06/12/17 19:34:42
登場人物が特殊性を持っているから。
ピンボールでは、鼠は幽霊だし、
羊では、超能力を使う人物や羊という謎の意思が出てくる。
などのSF要素を含んでいる。
557:吾輩は名無しである
06/12/17 19:44:04
鼠が幽霊なんて描写あったっけ?
558:吾輩は名無しである
06/12/17 19:59:18
それはあくまで一つの解釈では?
559:吾輩は名無しである
06/12/17 20:01:31
村上春樹は「ビールなんて苦くて泡がであればいいのだ」といっていた。「サントリー・ザ・プレミアム・モルツ」が出た今、あのような余りにも単純な記述でいいのだろうか。村上春樹は結構馬鹿なのだ。
560:吾輩は名無しである
06/12/17 20:34:23
『風の歌を聴け』当時は、当然「サントリー・ザ・プレミアム・モルツ」などは存在しなかった
561:吾輩は名無しである
06/12/17 22:20:02
たしかに、どうして「群像」? と考えると…うーん、春樹さんのバーには龍さんや編集者の方もいらっしゃっていたのでは…? よく覚えていませんが。 当時の「群像」ではないような気が僕もします・・・
562:吾輩は名無しである
06/12/17 22:22:17
僕ははじめてこの作品を読んで、それまで大江健三郎さんのファンだったのですが、なんとなく鼠が大江さんっぽくって(笑) すんなり読み進めていくことができました。まるでジャームッシュの映画みたいに、喪失感でいっぱいですよね
563:吾輩は名無しである
06/12/17 22:24:09
そうかもね、ジャームッシュの映画の「ダウン・バイ・ロー」なんかにも似てるかもね、自閉→脱出のバラバラ感が。
564:吾輩は名無しである
06/12/18 02:47:53
>春樹自身は生きていくためには価値観の移行を受け入れざるを得ないと
>感じ、受け入れたが自分の世界に引きこもった。一方、鼠はそれを拒んで去った。
>革命失敗後の空虚感というものを描いて、春樹は「僕は現実を否定して自分の
>世界にこもる」と言いたかった。この部分に多くの人が共感したんだと思います。
その辺の真相はデタッチメントとして村上春樹自身が本の中で言及してますね。
おおよそ村上本人と一致した考え方だと思います。
正しくは文壇だとか日本だとか、当時の状況が村上に合わなくて自分の世界
を作るしかなかったということですが。
565:吾輩は名無しである
06/12/18 03:12:07
創作の中の僕と、現実の作家として生きる村上春樹とで混同しているところがあるな。
じゃ、デレクハートフィールドは誰なんだってなる。
566:吾輩は名無しである
06/12/18 20:02:30
それはあるし、それでいいような気もする。ハートフィールドは誰でもないでしょ
567:吾輩は名無しである
06/12/19 01:32:13
>>565
一行目と二行目だけど、どうやったらそういう風につながるの?
568:吾輩は名無しである
06/12/19 01:40:26
>>556
鼠が幽霊だというのはあくまでひとつの解釈だよ、
小説上ではリアリティーもあったしね。
双子が非現実的だと感じたんだけど、それが賞を取れなかった要因ではあると思う。
非現実的になるとSFやファンタジーの世界になるから群像のような賞は与えにくいんじゃないかな。
569:吾輩は名無しである
06/12/19 08:33:26
>>567
つまりはリアリティであってリアルじゃないってことでしょ
570:吾輩は名無しである
06/12/20 01:33:02
リアリティが何なのか分かっていってるの?
571:吾輩は名無しである
06/12/20 08:41:59
>>570
なんでそんなにつっかかってるの?
572:吾輩は名無しである
06/12/20 18:54:17
やれやれ
573:吾輩は名無しである
06/12/28 23:39:13
文化人を目指し始めたぜ、こいつ
氣持惡い