06/02/25 18:26:48
>>148
図書館から借りてるんで
来月の20日までに読まないといけないんだけど、まだ半分も読んでない。
せめて屋根裏まではいかなくとも花物語だけは読んでしまいたいよ。
151:吾輩は名無しである
06/02/25 18:35:58
>>150
それは大変だな・・・がんばれ。
まあ、他の図書館で借り直すというのは可能ではないの?
公共図書館なら、都道府県内の別の図書館に置いてある本を
地元の図書館で手にするという方法もある。
152:吾輩は名無しである
06/02/25 19:22:11
>>149
その挿絵入りを買って寝る前にベッドで読んでる
オレンジの下巻
スイートピー以降の記憶がない
主人公の名前、ストーリーが出だしを読んでも
思い出せない
下巻最初から室内歩きつつ手に持って読み直すわ
153:吾輩は名無しである
06/02/25 19:24:10
>>150
金と手間を惜しまないならコピーをとってしまうといい。
しかし、コピー代を考えると、
今流通している上中下巻を買う方が安上がりかもしれない。
ネットで注文するのであれば、中古品もよく出てるので、
そっちのほうが安上がりかも。
私は吉屋信子少女小説のあれこれをネット経由で揃えている最中。
入手不可能なものはいくつかあるけどね。
花物語の特定のエピソードが取り込まれている長編は
意外と多いのみたいだ。
もうしばらくハマっていそうな気がする。
他の長編は一気に読んじゃったけど、
屋根裏の二処女は、難解だなあ・・
ようやく半分くらいまで読んだ所で止まってるorz
154:吾輩は名無しである
06/02/25 19:25:17
>>151
普段なら返してまたすぐ借りれるんだけど
来月20日に引越しするんですよね。
だから引越し先に図書館があればいいんだけどー。
確かに同じ都道府県内だから貸し借りはできるのかもしれない。
引越し先に図書館があって、花物語がなかったら
司書の人に聞いてみます。
155:吾輩は名無しである
06/02/25 19:26:38
>>153
ネットで探すのもいいかもしれませんね。
ありがとうございます。
>>138-139の情報を参考にしてみます。
156:吾輩は名無しである
06/02/25 19:39:42
>>152
ちょっと目次を眺めてみたら、
「スイートピー」が全巻のなかで一番長い話になってるね。
中巻下巻では、一編あたり20ページから30ページくらいのが多いのだけど、
下巻の>>123>>140 が言ってる「沈丁花」が49ページ、「スイートピー」が54ページか。
しかも、さし絵の多い「沈丁花」に比べると、
「スイートピー」はこれといったさし絵もないぞw
わたし的には「スイートピー」よりも、その1個前の「ヘリオトロープ」のが文体が難しくて、寝そうになった・・・
157:吾輩は名無しである
06/02/25 20:17:31
古書検索サイト
楽天フリマ URLリンク(directory.rakuten.co.jp)
日本の古本屋 URLリンク(www.kosho.or.jp)
amazonマーケット URLリンク(www.amazon.co.jp)
Yahooオークション URLリンク(list4.auctions.yahoo.co.jp)
新刊でも買える本だと、花物語や屋根裏の相場は定価の6割位だな。
1冊あたり1000円から1300円位、三冊セットで3000円前後って感じ。
>>156
> わたし的には「スイートピー」よりも、その1個前の「ヘリオトロープ」のが文体が難しくて、寝そうになった・・・
こういうところにこそ
嶽本野ばら氏の解説がほしいもんだ。
158:吾輩は名無しである
06/02/25 20:39:10
>>154
全国公共図書館リンク
URLリンク(www.jla.or.jp)
URLリンク(www.jla.or.jp)
上は、ひとつの図書館のHPごとに蔵書検索
下は、ひとつの都道府県内から蔵書検索が可能
159:吾輩は名無しである
06/02/25 20:49:42
>>157
嶽本野ばら、乙女小説シリーズでは思い入れたっぷりの解説だね。
でも、「ヘリオトロープ」のあの文体については、どうかな?
「伴先生」「わすれなぐさ」「屋根裏の二処女」
三冊読んだけど
解説はファッション関係が中心、
古い時代の言葉づかいに関する解説は少なかったよ。
160:吾輩は名無しである
06/02/25 22:01:32
ちょうど今花物語上巻の「白百合」まで読んだ自分が通りますよ。
花物語が読み終わったらこのスレでもよく挙がってる「返らぬ日」、「屋根裏の二処女」ていうのも読んでみようかな。
161:吾輩は名無しである
06/02/26 06:06:19
久しぶりに読み返したくなった>花物語
>>160
「返らぬ日」はいいよ。ぜひ手に取ってみて。
古本で買った少女の友、中原淳一のさし絵に、元の持ち主による色鉛筆の着色があった。
そのおかげで安く買えたんだけどね、塗り方がきれいなので何だかうれしかった。
手持ちの花物語(国書刊行会)の単行本の各章の扉ページには、花のペン画が印刷されているけど、
ふと、塗り絵してみようかと考えた。
売り払うことはないだろうし、自分なりに気に入ってる本なので・・・
しかし、「白百合」とかはよく見かける花だからいいけど、
「釣鐘草」「鬱金桜」「秋海棠」なんかは、実物知らないから調べないといけないな。
「名もなき花」「燃ゆる花」「心の花」「日陰の花」あたりは、 何色にするべきかな?
162:吾輩は名無しである
06/02/26 21:03:40
>>161
かなりハマっておりますな。
でもそういう凝り方は好きですよ。
>>160
「返らぬ日」は、大正15年(作者30歳)に「令女界」という雑誌に連鎖逸されたもの。
読者層は女学校卒業前後から結婚前位。
「花物語」の連載誌だった「少女画報」や「少女倶楽部」よりは
大人っぽい雑誌だったようですな。
でも文章はわかりやすくてサクサク読めます。
「屋根裏の二処女」は、大正9年(作者24歳)に書下ろしの単行本で出たもの。
私小説というか、文章的にはちと理屈っぽくて、むずかしい所も多い。
でも後半になるといい雰囲気で盛り上るから、時間をかけて読むといいですよ。
163:吾輩は名無しである
06/02/26 22:56:31
中古本を探す場合は、>>157にあるような色々な店で比較してみるといいよ。
まずは、目当ての本の中古価格の相場を知っておくこと、
それと、稀少本かよく出回る本かの判断をすること。
あっちこっちで見かける本なら、あわてて買わなくても大丈夫。
めったに見かけない稀少本なら、見つけた時が「買い」。
どっちにしても、高価なものほど、けっこう長く在庫になってる。
吉屋信子さんの場合は、去年辺りからブームがひと息ついた所なので
今は、数年前に出た復刻本なら、中古でもけっこう出回ってる。
ただ、ゆまに書房の「返らぬ日」は、あまり見ることはない。
百合的にかなり読みごたえがあるせいだろうか?
この本は、新刊で手に入るうちに買っとくのがいいのかもしれない。
164:160
06/02/26 23:44:09
>>161-163
ありがとうございます。色々調べてみますね。
165:吾輩は名無しである
06/02/27 02:58:45
「紅雀」おもしろかったです。復刻リクエストのNO.1だったというだけあって
主人公がかっこいい。
「桜貝」「からたちの花」などを読んだことある人いますか?
復刻して欲しい・・・
166:吾輩は名無しである
06/02/27 12:39:41
>>163-164
「返らぬ日」
スーパー源氏 URLリンク(sgenji.jp)
で調べてみたら、ある古書店で 2000円を越えていましたw
(新刊の定価は1700円+税)
「返らぬ日」は、100ページくらいの中編小説(表題作)。
同時収録の短編や随筆にも百合物が多く、「日曜病」「五月と桐の花」は『花物語』の番外編みたいな味わいです。
それと、巻末に、吉屋信子先生の初刊単行本リストがあります。
昭和25年までの分なので、それ以降に書かれた2冊の少女小説がもれているのは惜しいですけど、
同時期に出た復刻本にはないリストですし、
大人向けの小説の方のファンの方も貴重な資料として手元に置くのかもしれません。
167:吾輩は名無しである
06/02/27 12:59:54
>>165
連投ですみません。
「紅雀」の主人公まゆみは、いい意味でプライドのある少女ですね。
読んでいて心地よいというか、百合要素は薄いけど、ストーリーもキャラ設定もすごく良く出来てると思います。
吉屋信子先生の長編少女小説の惜しいところは、
主人公と対照的なわがままな令嬢キャラが、ささいなきっかけであっけなく改心してしまう所w
百合要素が結構入ってる長編では、「わすれなぐさ」なんかもそうです。
陽子には、もっとドラマチックな事件がからんでほしかったりして。
この、あっけない会心という傾向は、同じ時期の吉屋信子先生以外の少女小説家にも多いのですよ。
連載中は毎号ストーリーを盛り上げるのがお約束で、でも連載期間が一年とか決まってるので、
最終回が近づくと急いで話をたたんでいかなくてはならないという事情もあったようです。
「桜貝」「からたちの花」あたりは、わがままな令嬢キャラが出てこないので、そういう傾向もないですね。
主人公が世間知らずなお嬢さんだったりして、その心の成長がじっくり描かれていて、読みごたえがあります。
復刻候補から漏れてる理由は少し想像できますが、それはまたの機会に。
「桜貝」は、大きな図書館にはあるようです。
同じ都道府県内で貸し借りするシステムを利用するといいかもしれません。
168:吾輩は名無しである
06/03/06 16:58:34
吉屋信子の少女小説をすべて百合だと思ってる人も居るんだろうな。
169:吾輩は名無しである
06/03/10 20:44:26
吉屋信子 生誕110年展
神奈川近代文学館、4月22日から
> 5月3日には、映画『下妻物語』の原作者として
> 知られる作家嶽本野ばらが彼女に関する講演を行う。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
170:吾輩は名無しである
06/03/10 20:47:24
神奈川近代文学館HP
生誕110年 吉屋信子展-女たちをめぐる物語
URLリンク(www.kanabun.or.jp)
171:吾輩は名無しである
06/03/10 22:13:00
トイチハイチの作家!
172:吾輩は名無しである
06/03/11 02:36:07
そうか。生誕110年なんだ。
吉屋信子(1896年(明治29年)1月12日‐1973年 (昭和48年)7月11日)
ってことは、再来年2008年には、没後35周年なんだ。
まだ復刻されていない少女小説が刊行されるといいなあ・・・
ちなみに生誕100年の1996年には、
国書刊行会からの復刻版「花物語」上中下が10年ぶりの新装再刊。
没後30周年だった2003年には,
ゆまに書房から「返らぬ日」など5冊、「国書刊行会から「屋根裏の二処女」など3冊。
173:吾輩は名無しである
06/03/20 21:55:43
花物語(下)の睡蓮まで読んだ
後味悪い終わり方だった…
174:吾輩は名無しである
06/03/21 00:02:02
「睡蓮」は、貧富の差に関係なく良きライバルだったふたりの画家の卵の少女が、
片方の入選、片方の落選を機に、その友情が揺らいでしまうっての、ここまでは納得が行く。
でも、二人をきまずくさせる最終仕上げに、片方の少女の体の欠陥を持ちだすのって、なんか不自然に思えた。
むりやり不幸を作りだしてるような気がした。
そのエピソードなしでも、二人の友情が消えてゆくという展開には出来ただろうに。
まあでも、花物語は、ほとんどの作品がアンハッピーエンドだからなあ。。。。
メインキャラが幸福な気持ちをもって好きな相手と別れるとか、
お互いの思いが深く通じ合ってる状態で共に彼岸へ行く、
ってな終わり方も、けっこうあるけどね。
「睡蓮」に見られる、片方の入選、片方の落選を機に、その友情が揺らいでしまうっていう図式は、
後年の長編にも表われるよ。
『街の子だち』
昭和9年 少女の友1月~12月号連載
三一書房.平成5年(1993)『少年小説大系25』収録
女学校の入学試験で、幼なじみの片方が不合格になり、別の女学校へ進むので、
友情がうすれてしまう悲しさがリアルに細かく描かれている。
でも、最終的には復活する。(基本的に吉屋信子長編少女小説は初期の短編とは違ってハッピーエンドになる)
「睡蓮」の不幸は『街の子だち』で昇華されたと考えるか・・・
175:吾輩は名無しである
06/03/25 22:48:16
とりあえず花物語読み終えた。
日陰の花に、
「環さんは、まるで早川雪洲とモンロー・ソルスベリーと(中略)感じのする方ね」
ってのがありますが、モンロー・ソルスベリーをいくら検索しても出てきません。
架空の人物なんでしょうか?
176:吾輩は名無しである
06/03/26 15:12:25
>>175
私にもわかんない。
前後関係から推察するに、1920年前後のサイレント映画時代の俳優ではないかしら?
国書刊行会『花物語』中巻p204「日陰の花」より
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
……環は不思議にも怪しき美しさを持つ少女だった。(中略)
環そのひとには世の少女と異なって、どこかに雄々しい凛々しさが、姿形の中に現れていた。(中略)
級の誰かが戯れて言うた。
『環さんは、まるで早川雪舟とモンロー・ソルスベリーと井伊蓉峰 を臼の中でつきまぜて、お団子にして、
その上へ福助の女形の柔らか味の黄粉を仄かにふりかけたような感じのする方ね』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『花物語』が書かれたのは、大正時代なんだよね(大正5年~14年、1916年~1925年)。
ここに引用した台詞に出てくる人物のうち、
早川雪舟はサイレント映画の頃にデビューした俳優。明治時代の末にアメリカに単身留学して大正時代にはハリウッドでも有名な映画スターになっている。
井伊蓉峰も、サイレント映画の頃にデビューした日本の俳優。
福助の女形というのは、歌舞伎役者の中村福助のことだが、大正時代だから五代目の中村福助ことであろう
(現在はこの人の孫が襲名して九代目)。
吉屋信子先生の他の少女小説にも、映画俳優の名前はしょっちゅう出てくる。
たとえば、初期長編『三つの花』(大正15年=1926年の連載作品、ゆまに書房から復刻あり)には、
主人公の一人幸子が、女優メアリー・ピックフォードが主演する映画「雀」を見に行って、
あらすじを詩にして朗読するシーンがある。
このあたりがサイレント映画の終盤で、日本でも昭和初期以降は、トーキーと言われる音声入りの映画が定着する。
177:吾輩は名無しである
06/03/26 16:37:26
Monroe Salisbury で検索かけてみな
178:吾輩は名無しである
06/03/26 20:56:53
>>177
お知らせサンクス、予想が当たったようだわ。
プロフィール=横顔がここにあった。
URLリンク(www.asahi-net.or.jp)
サイトによってはモンロー・サリスベリーという表記になるようで。
179:175
06/03/26 22:04:58
うわーめっちゃかっこいいですやん
>>176-178
ありがとうございました これで安眠できます
180:吾輩は名無しである
06/03/31 05:36:16
環という名前は、吉屋先生お気に入りだったのかな?
ほかにも出てくるんだよね。
『花物語』「日陰の花」 環 満壽
『乙女手帖』 環 則子
(これはあまりエス関係じゃないけど、則子があこがれる環が主人公となり、環の成長物語になっている)
『屋根裏の二処女』 章子 環=秋津さん
(文中では秋津さんという書き方が多いのであまり目立たないけど、フルネームは秋津環)
あと、章子というのもお気に入りだったような気がする。
『花物語』「白芙蓉」 章子 静枝
短編『こねこと章子』 章子
181:吾輩は名無しである
06/04/07 01:10:31
ヌコタソ
182:吾輩は名無しである
06/04/17 21:16:13
吉屋信子 生誕110年展
神奈川近代文学館 4月22日~
もうすぐですね。
183:吾輩は名無しである
06/04/22 04:32:34
2月に出た、「黒薔薇」は4月の110年イベント合わせだったのか。
まだ買ってないけど、全集未収の短編集で、屋根裏の二処女の姉妹編という感じらしい。
184:吾輩は名無しである
06/05/18 05:14:50
>>183
「黒薔薇」買った。
内容はこれから読むんだけど、メインの長編は、読みごたえありそう。
信子先生の編集主宰個人誌だった「黒薔薇」の編集後記が全部まとまってるのは貴重だね。
185:吾輩は名無しである
06/05/22 02:05:08
>吉屋信子 生誕110年展
これにいった人いる?
自分は最終日に行くつもりなんだけど、人の入りとかはどうですか
186:無名草子さん
06/05/22 14:10:25
>185
>吉屋信子 生誕110年展
自分はゴールデンウィーク中に関西から上京して行った。
行ったのは5日でしかも天気も良い日で、横浜は人が多かったが、会場の神奈川
近代文学館の中はそれほど混んでなかった。
客は中高年の女性が多かったが、それ以外の年齢層の人や男性もちらほらと。
吉屋信子さんに関する品々が数多く出品されていて、生い立ちを語る展示では小学校の
時の成績表や、吉屋さんが裁縫の時間に作った財布も展示されていた。
吉屋さんの作った財布は、「世にもへたかすな作品」と現在その財布の持ち主の姪の
えい子さんにもエッセイで書かれたのも無理はないと思えるほど、刺繍の下手なのが
ガラスケース越しから見ても分かるような品だったが、まあ吉屋さんは裁縫は「大の
苦手」だったそうだからその点は差し引いて見て、また一方でそんな財布をえい子さん
の前で、祖母で吉屋さんの母親のマサさんが「大切そうに取り出し、もったいぶって」
えい子さんの母親に渡した、という話も思いあわせると、実物を見れたのは何よりだった。
この他吉屋さんの自筆原稿はもちろん、作品の掲載誌や連載されていた新聞、単行本、
小説のドラマ化・舞台化の際の写真やポスターなどが展示されており、さらに吉屋さん
に縁の深い女性たちに関しても展示で紹介されていた。
おそらく初公開と思われる資料や、めったに展示されない貴重な資料も数多く展示されて
いて非常にファンには興味深い内容の展覧会だったので、可能なら何回でも足を運んで損は
無いと思う。
187:吾輩は名無しである
06/05/22 21:04:45
>>186
レポート乙。
吉屋えい子さんの著書「風を見ていたひと」は私も読んだから
貴重なお財布の展示もなるほどと思いましたわ。
「吉屋信子展―女たちをめぐる物語」は、6月4日まで。月曜休館。
嶽本野ばら氏は、5/3の講演で「吉屋信子がいなかったら、ナナの隣にハチはいなかったんですよ」と語ったとのこと。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
188:185
06/05/22 22:52:25
>>186
レポありがとう。
遠方のため一日しか行けないんだけど、俄然楽しみになってきた。
「風を見ていたひと」は未読なんで読んでいきます。
>>187
嶽本さん、うまいこと言うな~
「飛ぶ教室」での吉屋信子に関するインタビューにも感心しきりだった。
189:吾輩は名無しである
06/06/26 01:45:42
ageておく。
190:吾輩は名無しである
06/07/11 00:31:38
吉屋先生の命日であるな。
191:吾輩は名無しである
06/07/18 23:50:17
そうであったか
192:吾輩は名無しである
06/08/12 10:14:12
hoshu
193:吾輩は名無しである
06/08/26 23:29:24
ユーミンのアルバム「紅雀」は吉屋信子の小説からとったらしい。
ユーミンもおんな同士の友情の歌が結構あるね。
194:吾輩は名無しである
06/09/05 15:41:09
「小さき花々」所載の「天国と舞妓」・・・うわぁぁぁーん・・・
それにくらべて「田舎の親類」、駄作とまでは言えないまでもベタベタの教訓小説。
戦前の女学生の教育のために作ったのだろうか。
195:吾輩は名無しである
06/09/21 07:27:12
hoshu
196:吾輩は名無しである
06/09/21 08:02:38
197:吾輩は名無しである
06/09/23 08:02:42
ちくま文庫からなんか出た
198:吾輩は名無しである
06/09/26 22:00:40
これか。
「吉屋信子集 文豪怪談傑作選」吉屋信子 著 東雅夫編
>【作品紹介】
>少女小説の大家は怪奇幻想短篇小説の名手でもあった。闇に翻弄される人の
>心理を鮮やかに美しく描きだす異色の怪談集。文庫未収録を多数収録。
…「少女小説の大家」と説明はどうかと思わないでもないが、これまで文庫
には収録されなかった作品もあるなら読んでみたい。
「闇に翻弄される人の心理を鮮やかに美しく描きだす異色の怪談集」とある
所を見ると『鬼火』や『海潮音』等が収録されてそうだが、他にはどんな小説
が入っているだろうか。
199:吾輩は名無しである
06/10/02 04:30:58
hoshu
200:吾輩は名無しである
06/10/15 18:05:46
>>198
「生霊」
「生死」
「誰かが私に似ている」
「茶碗」
「宴会」
「井戸の底」
「黄梅院様」
「憑かれる」
「かくれんぼ」
「鶴」
「夏鶯」
「冬雁」
「海潮音」
以下エッセイ
「私の泉鏡花」
「梅雨」
「霊魂」
「鍾乳洞のなか」
201:198
06/10/16 20:38:22
㌧クス。
『鬼火』が入っていないのは意外だが、別の出版社の文庫にも収録されている
から、重複しないでよいかも。
エッセイも収録されているのも予想外だが、そちらもこれまでの全集等で未収録
だったら是非読んでみたい。(「鍾乳洞のなか」は秋芳洞に行った時、林芙美子が
亡くなった知らせを受けた時の話だろうか)
202:吾輩は名無しである
06/11/04 23:59:14
保守
203:吾輩は名無しである
06/11/10 05:29:48
hoshu
204:吾輩は名無しである
06/12/27 21:41:55
補修
205:吾輩は名無しである
07/01/05 23:15:03
15日まで大阪の心斎橋そごうで開催の「田辺聖子の世界展」で、田辺聖子さん
が吉屋さんに著書(『私の大阪八景』)を進呈した際の、吉屋さんからの
お礼のハガキが展示されていた。
吉屋さんの作品も愛読している自分にとっては嬉しい展示だった。