06/02/14 18:23:37
>>134
「花物語」は、一般的には全部で52編が単行本化されているんだけど、
国書刊行会から出ている上中下の全3巻のうち、中巻後半から下巻にかけてが、百合的な作品も多くなるよ。
新学社から出ている全1巻のは、9編だけの抄録版だから、目的によってはあまりおすすめできる種類ではないな。
購入を迷ってるなら、図書館でさがして下見をするという方法もある。
どこの図書館にもたいていあるのは、
朝日新聞社『吉屋信子全集 第1巻 花物語/屋根裏の二処女』昭和50年3月(1975)
花物語の収録作品:計50編(おしいことに百合色の悲話「桐の花」が入っていないのだが)