04/07/25 16:01
>>292
龍は日本文学における他者を描こうとしながら、
自分の他者には目を閉ざしているよ。
龍が敵視するものが自分しか見ていないのに対して、
龍も自分の自分しか見ていない。
だから龍が描いているつもりの他者は、
龍の独断が投影されているだけの
龍の延長に過ぎないんじゃないかな。
他者を描くとか言っておきながら、
結局自分語りになってる点は批判されてしかるべきだと思うよ。
龍自身が自分の世界に安住している。
他者と出会わないことを「平凡な楽しいひと時」というなら、
龍は自分のために作った世界でそれを反復製造してしまっているんじゃないかな。
龍が卑怯だと言われるのは、
自分が行い切れていない他者と出会うことを、
それとは違った形で行い切れていない人を吊し上げて、
そこに視線を向けさせることで、
自分が他者と出会う労苦から逃げ続けられる、
誤魔化し通せると思っていることが理由に上げられるかもしれないね。