05/02/18 17:52:38
>>711
レスありがとうございます。
迷った結果
・セリーヌ 「虫けらどもをひねりつぶせ」
・ドン・デリーロ 「ホワイトノイズ」
を2冊交互で読みはじめたところです。(飽きがきにくいように)
デリーロについては「「アンダーワールド」が一番好きですね。
ピンチョンのような練りこまれた濃密さに欠けるけど、文章が素直で読みやすかった。
「重力の虹」と同様にバード(チャーリー・パーカー)への言及があってバード信者には堪えられない。
「マオ2」は行間ににじみでる心理描写がたまらないな。
巻末直前にビートルズの楽曲「レボリューション」が出てきて思わず笑った。
同曲には「毛沢東の写真なんか持ってるようじゃ~」の歌詞があったからもしやと思いながら読んでたから。w
「ボディ・アーティスト」も傑作だけど、不穏な空気感が少なくて、好みからは外れるかな?
「コズモポリス」については・・・ちょっと・・・ポール・オースターが書いたように思えて、「デリーロはどうしたんだ」っておもった。