04/12/15 01:40:54
>>629
パムクか。ちょいまえノ-ベル賞予想すれでも話題になってたな。
確かに面白そうだ。
631:吾輩は名無しである
04/12/15 02:31:33
>>629
おもしろそうなんだが、高いな…。
やっぱこういうのって買う人が少ないから高いのかな。
632:吾輩は名無しである
04/12/15 16:44:04
>>629
600ページ超か。2段組だと辛いな。
カネッティ『眩暈』よりは分厚くて安い。
633:吾輩は名無しである
04/12/16 23:50:40
いや、
この手の本で600ページ超で3000円台なら
リーズナブルと思うぞ。
634:吾輩は名無しである
04/12/17 18:34:59
ぺレックの『人生 使用法』は5000円でしたからね。
635:吾輩は名無しである
04/12/17 19:49:29
■■海外現代文学価格評定スレッド■■
636:吾輩は名無しである
04/12/17 23:41:00
パムク。きょう手にとって見たけど、感覚的には5千円弱くらい。
地方都市で、3冊も入ってたけど、売れるのかな。
637:吾輩は名無しである
04/12/18 00:56:25
『ジョン・ランプリエールの辞書』も600ページで5000円・・・
638:吾輩は名無しである
04/12/18 13:41:17
グラス『はてしなき荒野』が942ページで7140円
パウル『巨人』が781ページで9240円
639:吾輩は名無しである
04/12/21 19:18:16
クンデーラ『存在の耐えられない軽さ』を英訳で読んで感動したことがあります。
二冊目を読むとしたら何がよいですか。日本語で読みたいです。
640:吾輩は名無しである
04/12/21 20:15:37
>>639
サルトル
641:吾輩は名無しである
04/12/21 22:12:01
>>639
スレの流れからして、ここはひとつ
ページ単価で決めてみては如何か?
642:吾輩は名無しである
04/12/21 22:28:26
>>641
本の内容より印刷とか製本のコストがかかわってくる
だろ・・
643:吾輩は名無しである
04/12/21 22:32:11
「不滅」ですかね。591ページで、1,000円。
644:吾輩は名無しである
04/12/22 13:31:46
>>643
きみは物語を収斂させていく力があるなあ
645:吾輩は名無しである
04/12/22 13:34:23
>>643
複雑な物語を収斂させていく力がきみにはあるなあ。
646:吾輩は名無しである
04/12/25 13:13:03
アンジェラ・カーターの『ブラック・ヴィーナス』出ました。
647:吾輩は名無しである
04/12/27 15:21:15
『愛と背徳の香り』ゼルヤ・シャレヴはどう?読んだ人いる??
648:吾輩は名無しである
04/12/28 23:18:53
「アジアの岸辺」トマス・M・ディッシュはどないや?
649:吾輩は名無しである
04/12/29 20:49:58
スーザン・ソンタグ女史死去にてsage
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
650:吾輩は名無しである
04/12/30 18:25:54
慎太郎にかわりに逝ってもらいたかった・・・。
651:吾輩は名無しである
05/01/08 09:53:19
若島正氏サイトの↓もう見た?
===================================================
2005年 我が社の隠し玉(翻訳篇)
(現在進行中)
G・カブレラ=インファンテ『神聖な煙』
ウラジーミル・ナボコフ『XXXX』
(合間を縫って)
B・S・ジョンソン『不運な人々』
デイヴィッド・マークソン『ヴィトゲンシュタインの愛人』
シオドア・スタージョン『スタージョン傑作選第2集』
英国幻想短篇アンソロジー
(打順待ち)
リチャード・パワーズ『黄金虫変奏曲』
ローズ・トレメイン『音楽と沈黙』
====================================================
4文字は『ロリータ』か?
652:吾輩は名無しである
05/01/08 20:54:57
>>『黄金虫変奏曲』
打順待ちってことはまだ翻訳に掛かってない
ってことか・・・ orz
653:吾輩は名無しである
05/01/11 15:08:27
ブンボローゾビッチ?
みたいなのすごいの?ポーランドの作家
文学の破壊神って文学界にのってた
654:吾輩は名無しである
05/01/11 17:33:49
「ナボコフ=ウィルソン往復書簡」(作品社)若島正訳でたね
凄いよこれ
文学ってこんなに凄いことやってんだって思った
655:吾輩は名無しである
05/01/12 08:46:25
もしかしてコノヤローアッホみたいな人がまぎれ込んでいる?
656:吾輩は名無しである
05/01/12 17:33:24
>653
確かにそれはすごいな。
657:吾輩は名無しである
05/01/13 23:11:45
スレ違いだが
今更阿部和重は無いだろう(w
658:吾輩は名無しである
05/01/13 23:53:23
>>657
今さらなところが(ry
659:吾輩は名無しである
05/01/14 08:07:26
今じゃもう、審査員より阿部たんの方が評価高いんだが……
660:吾輩は名無しである
05/01/14 19:23:59
阿部たんって、海外現代文学でいうとどういうポジションの人?
661:吾輩は名無しである
05/01/14 22:14:03
90年代にデヴューした中堅どころで
ブッカー賞あたりは既に受賞済みレヴェルか、少し下かな。
662:吾輩は名無しである
05/01/15 23:29:02
t
663:吾輩は名無しである
05/01/16 12:41:57
なかなかすごい人なんだ。世界に打って出れるレヴェルだね。
664:吾輩は名無しである
05/01/16 19:49:39
「シンセミア」で伊藤整文学賞と毎日出版文化賞を
取ってんだから当然だろ。客観的な事実としては。
665:吾輩は名無しである
05/01/16 23:06:14
伊藤整はまだしも、毎日出版文化は世界とは何の関係はないのでわ・・・
666:吾輩は名無しである
05/01/16 23:15:00
フランスの神町系じゃなかったシブヤ系、ウェルベックのデビュー作
『闘争領域の拡大』は誰か読んだ?
667:吾輩は名無しである
05/01/16 23:44:42
>>666
積読してやった。
Maurice G. Dantecの翻訳が待ち遠しい。
668:吾輩は名無しである
05/01/17 01:04:38
ウェルベックは、秋葉原=神保町系だと思うが。オタでインテリ。
装丁だけなら代官山系やね。
669:!
05/01/17 23:53:56
レムからしばらく離れてたけど今度の自伝・エッセイはどうなのか?
670:吾輩は名無しである
05/01/17 23:54:35
ウェルベック、今度読むで~。
671:吾輩は名無しである
05/01/18 12:17:19
近頃はなんか、話題の新作はないの?
672:吾輩は名無しである
05/01/18 14:35:33
そういえば来月クッツェーのエリザベス・コステロが出るね。
これに合わせて「恥辱」文庫化されそうな予感。
673:吾輩は名無しである
05/01/18 14:53:53
普通小説だとepi?
674:吾輩は名無しである
05/01/18 15:19:34
age
675:吾輩は名無しである
05/01/18 15:30:59
文学の破壊神ゴンブローヴィッチ
島田雅彦・中原昌也・西成彦
生誕百年を期に語る、“反逆の狂人”を自称したポーランドの前衛作家の魅力
676:吾輩は名無しである
05/01/18 19:19:13
653のブンボローゾビッチに少し期待していたのだが……(w
いまだかつてないすごい作家を発掘してくれたのかと
677:吾輩は名無しである
05/01/18 22:40:10
このスレみて安部和重のアメリカの夜とニッポニア・ニッポン読んだけどいまいちだった
678:吾輩は名無しである
05/01/19 06:50:29
>677
このスレ的にはシンセミア推奨
679:吾輩は名無しである
05/01/19 08:18:41
>678
では、レム、リョサ、莫言、グラス級だと?
680:吾輩は名無しである
05/01/19 18:24:57
>679
その四人のつながりがわからん。自分で判断してくれ。
681:吾輩は名無しである
05/01/19 22:56:02
>>679
そのクラスよりはあきらかに下と思われ。
682:吾輩は名無しである
05/01/19 23:13:03
破壊神は?
683:吾輩は名無しである
05/01/20 01:50:25
o
684:吾輩は名無しである
05/02/02 11:58:50
お詫びに僕がブンボローゾビッチというペンネームで小説書きます
685:吾輩は名無しである
05/02/02 17:10:47
>>684
だめだ。反応がおそすぎるよ。
686:吾輩は名無しである
05/02/02 22:29:18
マイケルシェイボンってここで語っても良い?
687:吾輩は名無しである
05/02/03 10:45:29
だめだ
688:吾輩は名無しである
05/02/03 14:42:35
ぱうろ・こえーりょはこのスレで語ってもいいよね?
689:吾輩は名無しである
05/02/03 15:59:34
語ってちょ
690:吾輩は名無しである
05/02/05 08:15:10
>>688
それはここはおろか、ラテアメスレでも
語ってはイクナイ(゚A゚)
691:吾輩は名無しである
05/02/05 11:14:35
>>686
いいや良いぞ。
692:吾輩は名無しである
05/02/05 21:24:40
あるね。
スレリンク(book板)l50
693:日記
05/02/08 22:02:06
ジェフリー・ユージェニデスの「ミドルセックス」を読了。
面白い…んだが、柴田の言うような
「アメリカ文学を左右する」才能とは到底思えない。
他の大河小説傑作群と比べたらかなり見劣りする。
せいぜい佳作くらいのような気が…。うーん。
「ヘビトンボ」を読んでないから、それを読んで判断します。
ついでに復刊したミルハウザー「エドウィン・マルハウス」も読了。
…これはいい。脱帽。
とにかく描写の細部がキラキラしてる。
「何かが失われていく」ときの描写も
ユーモアとペーソスにあふれてて好み。
アメリカではやっぱり一番好きだなあ、この人。
694:吾輩は名無しである
05/02/10 21:44:15
現在、下記の書物を積読しています。
読む優先順位をみなさんで考えて見てください。
・ミルハウザー 「エドウィン・マルハウス」
・セリーヌ 「虫けらどもをひねりつぶせ」
・ドン・デリーロ 「ホワイトノイズ」
・ドン・デリーロ 「リブラ 時の秤」
・ウィリアム・バロウズ 「ア・プーク・イズ・ヒア」
・スタニスワフ・レム 「浴槽で発見された手記」
・JGバラード 「太陽の帝国」
・イタロ・カルヴィーノ 「見えない都市」
・ジャン・ジュネ 「花のノートルダム」
つい今さっきピンチョンの「重力の虹」を読了しまして、次のターゲットを思案中です。
ご助言ください。
「釣り」ではないです。宜しくお願いします。
695:吾輩は名無しである
05/02/10 21:45:11
あげます
696:吾輩は名無しである
05/02/10 22:42:02
>>694
ちなみに「重力の虹」読んだ感想書いてみな。
そしたらアドバイスしてあげる♪
「釣り」ではないです。
697:694
05/02/10 22:57:28
>>696
感想
・人物の相関関係がさっぱりわからず。
・スロースロップを途中で見失った(夢なのか現実なのか区別がつかず。)
・長編というより短編の集まりとして読むようになった。(それぞれのエピソードが重厚なので。)
→その分全体像が良く見えなかった。
・キンタマを抜かれる描写がオモロイ。
・チャーリー・パーカーのサックスの描写にはビビッた(ファンなので。)
・結構ドタバタ喜劇っぽいなと思った。
・JGバラードやウィリアム・バロウズを思い起こした。(その分飽きずに読めた。)
・フェティズムが結構重要な通低音というかキーワードかな?
もう少し時間が経ったら、もう一回読みたいです。
(ちゃんとメモを取りながら)
698:吾輩は名無しである
05/02/10 23:00:03
699:吾輩は名無しである
05/02/10 23:00:42
age
700:吾輩は名無しである
05/02/11 13:38:08
>>694
「エドウィン・マルハウス」
701:吾輩は名無しである
05/02/11 19:01:38
>>694
ピンチョンで疲れた後は
さらっと
ヘモンの「ノーホエア・マン」
702:吾輩は名無しである
05/02/11 19:06:13
ここのブログのヤツムカつくゼ
URLリンク(prettymaid.exblog.jp)
ブログだからなんだろうがよ
こういう自慰的行為してるヤツってクズだよな
703:694
05/02/11 19:29:56
>>701
レスサンクス。
恥ずかしながら、初耳の作家です。
ググッてみます。
704:吾輩は名無しである
05/02/11 20:48:21
>703
「さらっと」という表現に厳重警戒のこと!
705:694
05/02/11 20:53:39
>>704
えっ 難解、重厚、長大の3拍子が揃ったブツですか?
上等です。突撃してみます。
とりあえず、上記の積読書を撃破してから・・・ OTZ
706:吾輩は名無しである
05/02/12 13:18:40
>>705
アレクサンダル・ヘモン
アメリカ在住のサラエヴォの作家です。
なにしろピンチョン読了後はリハビリが必要かと。
私も只今「V」に苦戦しております。
707:吾輩は名無しである
05/02/12 13:39:38
>>706
レスサンクス。
情報ありがとう。
たしかに今あまり活字を目にしたくないw
「V.」は上巻は苦戦したけど、下巻になると急に面白くなってきたような記憶があります。
(構成上の仕掛けがうっすらわかってきたというか・・・)
ピンチョンの邦訳モノのなかではいちばん好きかも。
708:吾輩は名無しである
05/02/12 16:07:06
あげ
709:吾輩は名無しである
05/02/12 17:27:18
原稿プロセッサ
710:ブンボローゾビッチ ◆cf5o1uLKtM
05/02/14 12:33:05
>>693
ヘビトンボはラストの一行がすごくいい
711:吾輩は名無しである
05/02/17 23:05:57
>>694
ドン・デリーロは当たり外れあるけれど、その2冊は面白かったので、
次は「ホワイト・ノイズ」「リブラ」の順で読んでは?
個人的にはデリーロは「マオ2」が一番面白かった
712:694
05/02/18 17:52:38
>>711
レスありがとうございます。
迷った結果
・セリーヌ 「虫けらどもをひねりつぶせ」
・ドン・デリーロ 「ホワイトノイズ」
を2冊交互で読みはじめたところです。(飽きがきにくいように)
デリーロについては「「アンダーワールド」が一番好きですね。
ピンチョンのような練りこまれた濃密さに欠けるけど、文章が素直で読みやすかった。
「重力の虹」と同様にバード(チャーリー・パーカー)への言及があってバード信者には堪えられない。
「マオ2」は行間ににじみでる心理描写がたまらないな。
巻末直前にビートルズの楽曲「レボリューション」が出てきて思わず笑った。
同曲には「毛沢東の写真なんか持ってるようじゃ~」の歌詞があったからもしやと思いながら読んでたから。w
「ボディ・アーティスト」も傑作だけど、不穏な空気感が少なくて、好みからは外れるかな?
「コズモポリス」については・・・ちょっと・・・ポール・オースターが書いたように思えて、「デリーロはどうしたんだ」っておもった。
713:吾輩は名無しである
05/02/18 22:10:21
漏れはホワイトノイズ途中で飽きた。
期待してたのに
714:吾輩は名無しである
05/02/19 01:05:58
当方も「ホワイトノイズ」 は駄作だと思うぞ。
715:吾輩は名無しである
05/02/19 01:27:50
セリーヌは、小説以外もおもしろい。
小説以上に本気。
716:吾輩は名無しである
05/02/22 22:15:15
う~ん、「マオ2」が以外と好評ね。
一番地味な作品かと思ってた。
もう入手するのは困難だろうな・・・ orz
717:ixion ◆ySh2j8IPDg
05/02/22 22:52:14
ハンター・S・トンプソンが自殺した…。
718:吾輩は名無しである
05/02/23 03:49:04
>>717
冗談かと思ったよ
しかし、
URLリンク(www.cnn.co.jp)
・・・
719:吾輩は名無しである
05/02/23 04:53:54
c
720:吾輩は名無しである
05/02/23 17:00:17
インファンテも死んだって、ブドウ球菌感染症で
721:吾輩は名無しである
05/02/23 19:48:38
>>720マジ? 「神聖な煙」の翻訳を待っていたのに・・・
722:吾輩は名無しである
05/02/23 20:15:00
>>721
URLリンク(www.chunambei.co.jp)
ちょっとスクロールして見てくんろ
723:吾輩は名無しである
05/02/23 22:06:46
ケルテースイムレのfatelessの映画が出来ているらしい。
ベルリン映画祭にノミネートされていたそうな。
724:吾輩は名無しである
05/02/24 19:55:43
「ラスベガスをやっつけろ」読んだけど、自殺したのもはずみでやってしまったのか・・・と思わせる
725:吾輩は名無しである
05/02/25 15:43:52
ヨースタインゴルデルの新刊語ってもらっても良い?
726:吾輩は名無しである
05/02/25 18:26:37
>>716
欲しいんなら売ってる所知ってるよ。マオ2。
いまいち買う気がしないが・・・
727:吾輩は名無しである
05/02/28 14:03:13
>>712
「ボディ・アーティスト」は不穏な空気感じまくりだったんだが
728:ixion ◆ySh2j8IPDg
05/02/28 16:23:26
うん、ボディ・アーティストはデリーロの作品のなかでも
すばらしいもののひとつだと、俺も思う。
ところで、『ハードライフ』やら『エリアーデ小説全集』やら
『エリザベス・コステロ』やら、いろいろ出ましたね。
729:727
05/03/04 17:47:19
>>728
『エリザベス・コステロ』どう思うて?スゲぇ好きなんだけど。
730:吾輩は名無しである
05/03/13 13:47:45
「虫けらどもをひねりつぶせ」読了あげ
731:吾輩は名無しである
05/03/21 19:34:46
「現代」ではないんだが他にスレがないのでここに書かせてもらう。
ヘミングウェイの「老人と海」を読んだんだけどこれってどこが凄いの?
ジジイと少年が海に出てサメを退治するだけだよね。
これでノーベル賞????
732:吾輩は名無しである
05/03/21 19:51:05
サメを退治するんでなくて、全然魚が釣れないジジイが、みんなから厄病扱いされていて、
ある時一人で遠くまで船を出して、見事大物を釣り上げたが、返る途中に、サメに食われて、
戻った時には、骨だけになっていたが、その骨の大きさを見て、馬鹿にしていた人たちも
その老人を見直すと言うストーリーでなかったですか?
少年は、みんなに馬鹿にされている時唯一慕っていたなんともいい少年。
感 動 的 じ ゃ な い で す か
ひょっとして 釣りですか?
733:吾輩は名無しである
05/03/21 21:21:00
>ひょっとして 釣りですか?
↑ ↑ ↑
ココは笑うところでつか?
734:吾輩は名無しである
05/03/22 10:10:33
ヘミング遺影
735:吾輩は名無しである
05/03/22 14:53:35
>>732
ストーリーはそれであっているが、この作品の神髄は「サメを退治する」ところにある。
>>731は釣りだろうがいい点を突いている。
736:吾輩は名無しである
05/03/23 11:34:30
話に便乗させてもらうけど、『老人と海』のどこが凄いんだ?
良く「人生のエッセンスがすべて詰まっている」とか云われるけど、
どう深読みすればそんなことを感じられるの?
俺にはさっぱり理解出来ない。
対応関係でいうと 老人=良心的な読者、サメ=評論家、海=作家 らしいね。
737:吾輩は名無しである
05/03/23 11:35:29
あと カジキ=傑作 ね。
738:吾輩は名無しである
05/03/23 12:36:22
質問です!
アルバート・カミュはどの作品でノーベル賞をもらったのですか?
やっぱり「異邦人」?
739:吾輩は名無しである
05/03/23 17:54:03
>>738
ノーベル文学賞は特定の作品に対して贈られるものではありませんよ。
740:吾輩は名無しである
05/03/23 18:14:10
ノーベル文学賞は作品賞だよ。
それとフランス語読みはアルベール・カミュですよ。
741:吾輩は名無しである
05/03/23 19:46:17
明治天皇は明治維新の前、京都御所の壊れた塀の穴からもそもそっと出て来て、焼き芋を買っていたのは有名な話だ。
どうせどっかの馬の骨だと思っていたが、寅之助とはね。
ここまで具体的に出て来るとは思わなかった。
URLリンク(homepage3.nifty.com)
742:吾輩は名無しである
05/03/27 14:54:23
>739
でもいくつかその対象になった作品はあげられるだろ?
743:吾輩は名無しである
05/03/27 22:42:40
一部例外はあるみたいだけど
>>739
が正解ではないのか。
>>740
は釣りと考えてよい。
744:吾輩は名無しである
05/04/03 14:08:31
現代最高の作家教えて下さい。一人決めるのは難しいでしょうから、3~5人程度。
745:吾輩は名無しである
05/04/03 14:11:16
>>744
好きな作家、お薦めの作家ならともかく、最高の作家なんていない
746:吾輩は名無しである
05/04/03 14:14:05
主観が入るのはもちろん結構ですよ。巨匠と言われるような人を数人教えていただければ。
747:吾輩は名無しである
05/04/03 23:59:24
u
748:吾輩は名無しである
05/04/05 09:38:22
聞いてどうするのか。
749:吾輩は名無しである
05/04/05 10:37:30
NPRでイザベル・アジェンデがある。
URLリンク(www.npr.org)
750:吾輩は名無しである
05/04/05 12:58:05
746
村上春樹 jkローリング この二人が、後世に残るとよくいわれてるね
751:吾輩は名無しである
05/04/05 19:25:36
>>750
吊るな
752:吾輩は名無しである
05/04/05 23:56:12
>>750
ありがとうございます。その二人の作品読んでみます。
753:吾輩は名無しである
05/04/06 00:49:05
読んで損はないと思うけどな。いろんな意味で。
754:吾輩は名無しである
05/04/06 08:57:11
村上春樹の『世界の終りと~』は秀作だな。
最後にしっかり話のオチをつければ大傑作だったと思うのですが。。
春樹、もったいないことをしたな。
755:吾輩は名無しである
05/04/06 22:02:11
スレ違い。
ハルキ・ムラカミと表記すべし
しかし、ネタ無いとはいへ最近荒れ放題ね・・・ orz
756:吾輩は名無しである
05/04/08 03:10:40
巨匠といったらヴォネガットだね。
ヴォネガット好きは他にどんなの読んでる?
俺はブローティガンが好きです。
757:吾輩は名無しである
05/04/22 12:55:13
y
758:吾輩は名無しである
05/05/03 20:34:17
フィリップ・ロスを読もうと思うのですが、
何から読めば入りやすいのでしょうか。
759:吾輩は名無しである
05/05/05 18:52:23
>>758
入門編として適当かは分からないけれど、ロスの『ヒューマン・ステイン』は、
重厚で読み応えがありますよ。
『白いカラス』というタイトルで映画化もされています。
760:吾輩は名無しである
05/05/06 17:53:31
以前は集英社文庫でロスの作品が幾つか読めたけど今は全滅なんですね。
761:吾輩は名無しである
05/05/06 19:19:58
「アメリカ野球」持ってるけど未だに読んでない・・・
762:吾輩は名無しである
05/05/07 21:58:12
つうか
まず『さよならコロンバス』だろ
え?
集英社文庫全滅なの・・・ orz
763:吾輩は名無しである
05/05/08 01:37:46
ただ、俺は『コロンバス』読んで、
他の読む気なくしたけどなぁ。
内容も覚えてないし。
764:ixion ◆ySh2j8IPDg
05/05/08 03:19:22
いや『素晴らしいアメリカ野球』だけは残しとけよマジで>集英社文庫
765:761
05/05/08 18:49:59
>>764
多忙なため部屋の中は積読書の山です。
現在リョサの「世界終末戦争」に苦戦中です。
先日、家人に「いい加減古紙回収に出すぞ」と言われました・・・
ピンチョン、バーセルミ、デリーロ、WSバロウズ、スタニスワフ・レム・カルヴィーノ、ジャン・ジュネ等々未読です。
アメリカ野球を読むのは後何年かかるだろうか・・・
今年になって読んだのは「重力の虹」と「虫けらどもをひねりつぶせ」の2冊のみです・・・orz
766:吾輩は名無しである
05/05/09 00:59:34
『素晴らしいアメリカ野球』って後藤明生と寺山修司が推薦文書いてるんだよなあ。『さようなら、コロンバス』は全然印象違う小説だけど高橋源一郎はロスからかなり影響受けてるのかしらん。
767:吾輩は名無しである
05/05/09 22:12:05
>>765
おれなんかそれらも未だに積読・・・ orz
>>スタニスワフ・レム・カルヴィーノ
気持ちはわかるがこんな作家いないとオモウw
768:ixion ◆ySh2j8IPDg
05/05/09 23:12:51
読むべき本読みたい本がたくさんあるだけで
生きる価値はある。
マルケスの自伝3部作の1作目を軽く立ち読み
してみたけど、面白そうだなぁ。
バラードの『ミレニアム・ピープル』も途中で
止まってるし。
長生きしよう、うん。
769:吾輩は名無しである
05/05/29 22:40:44
長生き保守
770:吾輩は名無しである
05/05/30 21:37:59
『さようならコロンバス』読みました。おもしろかった!
次は『ポートノイの不満』を読もうっと。(探さなきゃ…)
誰もいませんね。
771:白石昇 ◆ywq0.8TYV6
05/05/30 22:02:39
>>770様
いますよ。
最近僕アーチン・パンジャパンがツボでツボで。
長生きして鉱山シリーズ全部読まなきゃ。
772:吾輩は名無しである
05/05/31 01:15:45
ロスの「ポートノイ」は難解というより妙に苦渋。(三部作といわれる他の二作「男としての我が人生」「欲望学教授」も同様)
コロンバスの爽やかさもないし、野球のような楽しさもない。どちらの系統がロスらしいのか判断のわかれるところだが(後期のザッカーマン三部作もややこしくて苦渋)、オレにはよくわからない大家の一人。
773:吾輩は名無しである
05/05/31 01:37:11
ありがとうございます。
では、次は『素晴らしいアメリカ野球』を読んでみるとします。
あともう一人、ジョン・バースという作家が気になっているのですが、
お薦めなどあれば教えていただきたいです。
774:吾輩は名無しである
05/05/31 01:44:08
バースも疲れるよ。ロスとは全く違った意味で。もう少し短めで判りやすいウィリアム・ギャスとか読んでバースに挑戦した方がいいかもよ。それにロスとは比べものにならないくらい英語のバックグランドが必要。
775:吾輩は名無しである
05/05/31 02:53:13
バースで比較的疲れず胸に残るものがあるのは『旅路の果て』でしょうね。
776:吾輩は名無しである
05/05/31 16:18:47
ロブ=グリエの「快楽の館」初版を神田の古本屋で¥3800で購入した。でも高いと思た。どうなの?
ほんとは「ニューヨーク革命計画」がほしかたよ。
777:吾輩は名無しである
05/05/31 16:57:45
高いね。1000~2000円が相場。
778:吾輩は名無しである
05/05/31 17:27:11
だよね。この半値が妥当かと思ったが、状態がよかったので買ってしまったよ。あとから損した気分になったけど。この店どれもかなり高値
あと「カフカ」マルト・ロベール著・宮川淳訳、晶文社初版も3500円も出して買った。淳のファンだからいいんだけど。これも高い。しめて7300円!!
779:吾輩は名無しである
05/05/31 18:36:13
でも、欲しかった本が手に入ったならそれだけでうらやましいよ。
欲しくても読めない本がいっぱいあるからなぁ。
780:吾輩は名無しである
05/06/02 12:57:12
高行健『母』出ました。
781:吾輩は名無しである
05/06/04 00:16:09
マン・オブ・ザ・ブッカー賞イスマイル・カダレに決まったね!
代表作の「死の軍隊の将軍」早く出版されないかなー。
782:吾輩は名無しである
05/06/04 12:47:05
今年のマン・ブッカーの候補者はレベル高かったね。
783:吾輩は名無しである
05/06/04 13:30:43
>>780 !
>>781 !
784:吾輩は名無しである
05/06/04 23:08:56
>>781 ??
>>782 ??
785:吾輩は名無しである
05/06/04 23:58:05
>>783-784
つURLリンク(homepage1.nifty.com)
786:吾輩は名無しである
05/06/05 00:48:16
ここでもブッカー国際賞の話題が出てたか。
イスマイル・カダレってタブッキとかキシュあたりと近いような、
それでいてボルヘスとガルシア=マルケスを足して割ったような、
そんな感じがしないでもないんだが、まあたいして意味のないレスでスマン。
787:吾輩は名無しである
05/06/05 11:43:01
大江も候補になってたらしいけど残念
788:吾輩は名無しである
05/06/05 20:42:21
>>787
アメリカを除く旧英国領国の英語の作品が
対象の筈だが何か?
789:吾輩は名無しである
05/06/05 20:46:39
ブッカー賞とブッカー国際賞は違う
790:788
05/06/05 20:53:44
今年創設された国際賞だったのね・・・
すまんです・・・orz
791:吾輩は名無しである
05/06/05 21:50:38
フィリップ・ロスも候補にあがってた。
「男としての我が人生」は結構面白かったよ。
これはゲンイチロウいちおし作品。
バースの「ビックリハウス」はまだ翻訳出ないのか?
792:吾輩は名無しである
05/06/05 23:58:50
「びっくりハウスの迷子」は集英社の『アメリカ短篇24』に収録されているよね。
793:吾輩は名無しである
05/06/06 22:15:53
短編集「びっくりハウスの迷子」の訳出キボ。
後期の長たらしいのは殆ど訳されてるのに
何でこれだけ出ないのか?
あと昔むか~し新潮社から出てた中編集「キマイラ」も
復刊キボ。
794:吾輩は名無しである
05/06/06 23:09:39
ついでにフローティング・オペラもどっかの文庫に入れてくれ!
795:吾輩は名無しである
05/06/07 00:05:41
『ジョン・バース』 復刊特集ページ
URLリンク(www.fukkan.com)
796:吾輩は名無しである
05/06/07 01:04:39
ブッカー国際賞はじめて知った。ホームページあるんだね。
それにしても候補者の顔ぶれが凄まじい。
URLリンク(www.manbookerinternational.com)
797:吾輩は名無しである
05/06/07 01:51:45
つまりは国際功労賞的色合いが濃いってことか。
対象地域や言語を限定しない場合、ノーベル賞から
どう差別化をはかるんだろうね。
リスト最後のアレフ・ベイト・イェホシュアって人は
邦訳ないの?
798:吾輩は名無しである
05/06/07 03:41:58
ブッカー国際賞 二年ごと。選考委員は三人で国際色豊か。最終候補作の
リストを発表。英語で書かれたか英語に翻訳されたフィクションを書いた、存命
中の作家が対象。賞金60,000ポンド(約1200万円)。また受賞作が翻訳だった
場合には、これに加えて15,000ポンドが作者の選んだ翻訳者(たち)に贈られる。
ノーベル賞 毎年。選考はスウェーデンアカデミー(18名。全員スウェーデン人)。
候補作は50年間非公開。対象作品の言語に特に制限はない。ベルグソン、
チャーチルなど哲学書や回想録の作者が受賞した例もあるが、近年では詩人・
小説家・劇作家に限られている。存命中の作家が対象。賞金10,000,000
スウェーデンクローネ(約1億4000万円)。
ノーベル賞は対象作品の言語に制限がないとはいえ、事実上主要作品が
英仏独語のどれかに訳されていなければ受賞は難しいと思われる。
初めから英語に限定するのは、当然批判もあるだろうけど潔いと言えば潔い。
選考委員の顔ぶれを毎回変えたりするのかどうかはよくわからない。
ま、10人くらい受賞者が出てからでないと賞の性格とかは見えてこないね。
799:ixion ◆ySh2j8IPDg
05/06/07 04:09:35
トマス・エロイ・マルティネスって、『サンタ・エビータ』しか
読んだことないけど、これにノミネートされるほどの作家
なのか…。
他に読んだことある人、教えてくれ!
800:800
05/06/07 08:42:27
ここんちでもオッズは低かったっけ、カダレ、特にマルティネス
URLリンク(www.complete-review.com)
ノーベル賞が政治色濃いから、文学の評価としてリードしていく企図かな
801:吾輩は名無しである
05/06/07 10:14:41
ブッカー豚切りスマソ。イギリスのユーモア作家P・G・ウッドハウス、
国書と文春双方から刊行開始。(国書はすでに二月に出している)
しかも内容がかぶってるらしく、俄然興味がわいてきたw
URLリンク(www.excite.co.jp)
たしかに、「ス」と「ズ」の違いは気になる・・・ただ、Jeevesなのだから
「ジーヴズ」と濁るのが正しい表記だと個人的には思うけど。
人名や地名の発音表記って、訳者の語学力と仕事の正確さを示す
メルクマールになるので恐いんだよなー。自分も訳読んで「こういう
発音なのか」と思うナマケモノだからなおのこと。
ウッドハウスは翻訳が出て欲しいと前から思ってたので、暇があれば
二つの訳の比較もしてみたいところだが。
802:吾輩は名無しである
05/06/07 16:52:17
斎藤緑雨「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言ひ」
803:吾輩は名無しである
05/06/07 20:05:08
>796
そのリストで思い出したんだけど
レッシングの「黄金のノート」はなかなか手に入らない。。。orz
あと、ソール・ベロウってまだ生きてたのか!?
804:吾輩は名無しである
05/06/07 21:04:26
>803
ノミネートされた時点ではね。そのページにもあるが今年四月に亡くなった。
たしかこの間『新潮』にイアン・マキューアンによる追悼文が載ってたはず。
805:吾輩は名無しである
05/06/14 10:14:13
age
806:吾輩は名無しである
05/06/18 15:23:06
今更の話題だが、最近アウステルリッツを読んだんだけどかなりいいね。
予想以上によかった。早くゼーバルトの他の本も出てくれないかなあ。
807:吾輩は名無しである
05/06/19 00:17:03
ソール・ベロウって死んでたのか。。。orz
808:吾輩は名無しである
05/07/10 10:59:43
定期保守
809:吾輩は名無しである
05/07/10 20:35:30
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
クロード・シモンって生きてたのか。。。orz
810:板内連絡
05/07/10 20:39:19
スレッド:【訃報】クロード・シモン死去
スレリンク(book板)l50
811:吾輩は名無しである
05/07/11 00:12:43
『黒い時計の旅』(白水Uブックス)
スティーヴ・エリクソン作 柴田元幸訳
8月上旬刊 ■1260円 ISBN4-560-07150-0
812:吾輩は名無しである
05/07/11 21:32:54
>>811
そういうのは上げてよん
813:吾輩は名無しである
05/07/11 21:43:56
2chビュワー使ったら
814:吾輩は名無しである
05/07/18 16:01:06
エリクソンを片っ端からUブックスに入れておくれ!
815:吾輩は名無しである
05/07/19 10:41:23
デヴィッド・フォスター・ウォレスの「ヴィトゲンシュタインの箒」最高!
816:ixion ◆ySh2j8IPDg
05/07/20 01:49:12
DFWは『果てしない戯れ』も良いぞー!
…全部読んでないけど(笑)
817:吾輩は名無しである
05/07/20 03:41:11
>>816
それ、知らなかった。邦訳かな。
818:ixion ◆ySh2j8IPDg
05/07/20 07:20:52
まだ邦訳されてません。原題INFINITE JESTです。
1000ページ超えてます^^;
『ハムレット』の引用だろうから、訳題は『次から次へと
冗談ばかり』とか『無尽蔵の冗談』でも良い。
819:吾輩は名無しである
05/07/20 09:34:57
>>818
それ、原題、聞いたことあります。どこかに「邦訳は絶対無理」
と書かれていた記憶があります。よほど難しいのでしょうね。
「ヴィトゲンシュタインの箒」は口当たりの良い文章で、
読みやすかったような気がするのですが、
同じD・F・ウォレスの「奇妙な髪の少女」所収の
「北北西に進路を取れ」みたいな題の中篇(帝国は西に進路を取る、だったかな?)
は、難しくてよく分からなかった。
820:吾輩は名無しである
05/07/20 20:34:19
いまマジアチぃって感じの作家いね?
821:吾輩は名無しである
05/07/20 22:45:10
最近アンナ・ソフィ・ブラスム「深く息を吸って」を読んだ。
フランスじゃだいぶ騒がれたみたいだけど、
かなりよかったな。
文量も少なめで結構あっさり読めるしお薦め。
822:我輩は名無しである
05/07/21 19:44:09
誰か教えて欲しいんですが。
中学の頃の国語の教科書に出ていた記憶がある小説があるんですが、どうしても思い出せません。
あらすじは、戦争神経症(?)を患っている祖父に恐れを抱いている少年が主人公で、ある日両親が出かけることになって、主人公は祖父と留守番をすることになります。
少年は最初、祖父を怖がりますが、次第に祖父が戦争の頃の体験談を語り始め、主人公と打ち解けていく、という話だったような。
印象に残っているのが鉄兜。銃弾の痕があるとか何とか、というシーンもあったような気がします。
作者はカポーティだったような気もするんですが、全然覚えておりません。
これだけ読んでピンと来る方、誰かいませんか?
823:吾輩は名無しである
05/07/27 01:22:37
『アムニジアスコープ』 スティーヴ・エリクソン/柴田元幸 8月26日 2,940円(税込)
URLリンク(books.shueisha.co.jp)
>>812 の要望に応えてageで。
824:吾輩は名無しである
05/07/28 15:31:46
白水社から出たリチャード・フラナガンの『グールド魚類画帖』お薦めです。
825:吾輩は名無しである
05/08/11 12:03:06
ムヒカ・ライネス購入記念age
826:たけし
05/08/11 17:06:20
フーコーの振り子っておもろいの?出版元は?
827:吾輩は名無しである
05/08/12 16:16:54
モーリス・G・ダンテックの本はどこかが翻訳を進めているのだろうか
たまに気になって調べるが、どこにも情報がない
バビロン・ベイビーズを早く読みたい
828:吾輩は名無しである
05/08/13 19:00:03
無いか
829:吾輩は名無しである
05/08/13 19:13:03
イアン・マッキヴァーンが今、旬ですね!
830:吾輩は名無しである
05/08/13 23:12:12
age
831:吾輩は名無しである
05/08/29 12:07:40
エリクソンの新作、あの薄さのわりには高い。現代海外文学の翻訳書
の値上がりってどうにかならないもんなんだろうか・・・。図書館が
買ってくれたそれでいいってことなんだろうか。
832:吾輩は名無しである
05/08/29 18:03:42
10年ちょっと前は「百年の孤独」も1750円だったしね
833:吾輩は名無しである
05/08/30 18:58:59
ケリー・ギャングの真実の歴史っておもしろかった?
834:吾輩は名無しである
05/08/30 21:36:44
>>833
自分は今ひとつだった。
と言っても文学的な理由じゃないのが我ながら恥ずかしいのだが、
「正しく生きようとしているのに環境がそれを許さない」的な話が苦手なようだ。
加えてからだをぼろぼろにしながら子供を量産する貧しいアイルランド系カトリック信者的
世界がどうしても好きになれない。
他の人の批評を自分も待たせてください。
835:吾輩は名無しである
05/09/07 20:21:05
こちらの中の世界のことが全く分からないので、質問させてください。
友人の彼氏(30過ぎ)、日本の二流私立大学卒→その後アメリカの大学→
また別のアメリカの大学院で研究中(多分奨学金あり)
(ちなみに日本の大学での専攻とは全く別のものをアメリカでは専攻)
日本の大学卒業後すぐに留学しているため、働いた経験はなし。
友人はすぐにでも結婚するつもりのようですが、大学院を卒業までにまだ少しあるようです。
一般の企業なら、30過ぎで働いた経験がないと難しいですが、
こちらの世界では日本に帰ってきてから就職などあるのでしょうか?
ポストがあいていたとしても、初めはやっぱり助手などからスタートですよね?
助手の給料ってどれくらいでしょうか?
学生で結婚をするなど普通はあまり考えられないことですが(就職も決まってない)
こちらの世界ではもしかしてよくあることなのかな、と思ったり・・・
ちなみに文化系です。日本の大学への就職希望だそうです。
お嬢様で育った友人のため、結婚してやっていけるか心配でたまりません。
(友人に尋ねたところ、奨学金で夫婦二人生活するのには困らないと言っています。)
私はそんなに甘い世界ではないんじゃないか・・・などとは思うのですが
何しろ全く無知なので、こちらに質問させていただきました。
836:吾輩は名無しである
05/09/07 20:31:26
そんなの教授に相談しろよ。以上。
837:吾輩は名無しである
05/09/07 21:00:15
スレ違い
雑談スレできけスレリンク(book板)
838:吾輩は名無しである
05/09/07 21:30:05
>>835
1、ドクター号取得が確実であること。
2、「助手」といっても専任の助手であり、続いて確実に専任講師か助教授に進めること。
これは大学によって天と地ほど事情が異なるので、調べた方がよい。
アルバイト並の給与しかもらえないもの、一年で任期が切れ放り出されるところもあるから。
3、日本の大学で指導教授との関係が良好で、留学も教授と相談の上であること。
或いは指導教授以外のコネを持っていること。
以上すべて該当するなら問題なし。
ただ、書き込み見た感じでは、モラトリアムで海外に逃げた可能性もある。
貧乏暮らしでも愛があるから大丈夫、いざとなれば私が養ってあげる、ぐらいの覚悟がないなら止めた方がいい。
それに奨学金というものはいずれ尽きる。
その男は友人に調子のいいこと吹き込んでるんじゃないかと感じた。
違ってたらすまんが、俺の個人的な感想。
スレ違い失敬。
839:吾輩は名無しである
05/09/09 01:19:37
2005年ブッカー賞の最終候補作(shortlist)が発表された。
URLリンク(www.themanbookerprize.com)
Julian Barnes - Arthur and George 6/4
Sebastian Barry - A Long Long Away 4/1
John Banville - The Sea 5/1
Kazuo Ishiguro - Never Let Me Go 5/1
Zadie Smith - On Beauty 11/2
Ali Smith - The Accidental 10/1
後ろの数字はイギリスの賭屋 Ladbrokes のオッズ。
URLリンク(www.ladbrokes.com)
先月発表された一次候補作(longlist)の中には、ラシュディ、
クッツェー、マキューアンの名前もあったのだが、脱落。
URLリンク(www.themanbookerprize.com)
受賞作発表は10月10日。
840:吾輩は名無しである
05/09/09 19:08:40
>>839
ジュリアン・バーンズが大本命なんだね。
841:吾輩は名無しである
05/09/15 20:03:34
ノーベル賞は、このスレ的にはだれ?
842:吾輩は名無しである
05/09/16 06:00:04
たぶんあまり日本では知られていない人でしょ。
843:吾輩は名無しである
05/09/16 15:31:00
人間革命を成し遂げた池田大作先生だな
844:吾輩は名無しである
05/09/17 08:58:11
ドリス・レッシングって凄い作家なんですか
こないだブコフでなんとなく買ってみたんですが
845:吾輩は名無しである
05/09/17 13:32:37
>>844
URLリンク(z.la)
なんとなく検索してみたよ
846:吾輩は名無しである
05/09/17 20:05:35
>>845
ありがとうございます。
なんとなく何気にそこはかとなく凄い作家であることが分かりました。
これから『破壊者ベンの誕生』を読んでみようとなんとなく思っています。
847:吾輩は名無しである
05/09/20 05:40:47
ジョン・ハスケル、いまいちだなあ。ピンとこない。
848:無名草子さん
05/09/27 12:44:24
hug
849:吾輩は名無しである
05/10/01 16:15:13
『冷血』『移民たち』が出たね。
『四月の雪』も出ているわけだが・・・
850:吾輩は名無しである
05/10/05 00:44:16
それより『ロリータ』が・・・
851:吾輩は名無しである
05/10/05 02:47:12
こちらのスレもよろしく!
【アウステルリッツ】W.G.ゼーバルト【移民たち】
スレリンク(book板)
852:吾輩は名無しである
05/10/11 17:02:33
ブロッホの「夢遊の人々」が筑摩から文庫で出てたんですね。しかし文庫であの値段は・・・。
853:吾輩は名無しである
05/10/11 17:44:00
新潮クレストブックからでる本の著者、フィリップ・グランベールって
なにものなのかなあ?
854:吾輩は名無しである
05/10/11 23:54:22
2005年ブッカー賞の受賞作は John Banville"The Sea" に決まった。
URLリンク(www.themanbookerprize.com)
下馬評の高かったバーンズは早々に脱落して最後はイシグロとの一騎
打ちを制しての受賞だったらしい。"surprise" "biggest literary coups"
などと報じられている
バンヴィルの邦訳は「コペルニクス博士」「ケプラーの憂鬱 」の二冊があ
って、どちらも伝記小説風のフィクションのようだ。受賞作は子供時代の
記憶をテーマにした作品らしい。
ブッカー賞の公式サイトには People's Prize というページがあって、一般
からの投票を受け付けていた。一番人気はイシグロで、バーンズがそれ
に続く。バンヴィルは六人中下から二番目。
URLリンク(www.themanbookerprize.com)
855:吾輩は名無しである
05/10/12 08:40:05
イシグロ残念だったなあ。
856:吾輩は名無しである
05/10/14 20:21:07
イシグロって前に受賞してるからいいんじゃないの
857:吾輩は名無しである
05/10/18 23:05:37
ところでコールドウェルのMY OlD MAN AND THE GRASS WIDOWって
日本語訳あったっけ?
858:吾輩は名無しである
05/10/19 02:58:05
ニック・ホーンビィがおもしろかった。
859:吾輩は名無しである
05/10/19 08:29:24
>829
だれ?
860:吾輩は名無しである
05/10/19 08:40:29
誰かイアンのサタデー、読んだ?
861:吾輩は名無しである
05/10/21 10:01:19
あげー
862:吾輩は名無しである
05/10/23 16:46:10
ホゲー
863:吾輩は名無しである
05/10/26 17:38:05
にょれー
864:吾輩は名無しである
05/10/26 17:52:29
mwvぽいえhqvp9
865:南方郵便機
05/10/26 23:56:43
John Banville !!!
866:吾輩は名無しである
05/10/27 01:36:10
コンラッド好きな人~!
ウィリアム・ギブスンやバロウズやボウルズとかが敬愛する作家らしいけど
いまいちぴんとこない。短編しか読んでないけど。
867:ちょんぷー
05/10/28 11:54:09
>>865
おはよー。
あなたはだぁれ? ひょっとしてわたしを知ってるかしら。
どうしてサン=テグジュペリの初期作品をHNにしたの?
868:吾輩は名無しである
05/10/29 09:55:24
トリップを落っことしている
869:吾輩は名無しである
05/10/30 03:17:48
>>857
多分ないと思う
870:吾輩は名無しである
05/11/08 17:19:17
小説家、ジョン・ファウルズさんが死去
URLリンク(www.asahi.com)
871:吾輩は名無しである
05/11/08 17:31:15
>>871
あれま!
872:吾輩は名無しである
05/11/16 08:41:59
張平ってどうですか?
873:吾輩は名無しである
05/11/17 23:47:48
2005年全米図書賞(National Book Awards)フィクション部門受賞者は
William T. Vollmann "Europe Central"
URLリンク(www.nationalbook.org)
874:吾輩は名無しである
05/11/18 01:14:14
ヴォルマン?
『幻想展覧会 -ニュー・ゴシック短篇集』 に収められれた短編「失われた物語たちの墓」を
読んだだけだな。内容忘れちゃたけどw
875:吾輩は名無しである
05/11/18 04:09:02
殺したのはあなただ
876:南方郵便機 ◆ySh2j8IPDg
05/11/22 00:38:45
>>867
こんばんは。
>>844
『黄金のノート』がいいよ。
>>870
ジョン・ファウルズ亡くなったのね。
サンリオから出てたやつどこかで復刊しないかな。
877:吾輩は名無しである
05/11/23 15:01:06
>>854
バンヴィル、達者ないい作家だと思うけど、なにせ地味な作風なので
邦訳が二冊出て以降続いてないんだよなあ。題材も日本人受け
しにくそうだし。The Untouchableとか面白そうだから、どこか出して
くれないかと思うんだが。
今回のこの作品も、果たして引き受け手があるのか気になるところ。
878:吾輩は名無しである
05/11/23 17:42:18
>>877
2冊のうちでは、どっちがおススめ?
879:吾輩は名無しである
05/11/23 21:26:46
海外の本(例えばシェイクスピアとか…)は新潮社から出版されたのが一番良いの?
880:吾輩は名無しである
05/11/23 21:28:31
坪内逍遥
881:吾輩は名無しである
05/11/26 13:29:05
>>878
「コペルニクス博士」
882:吾輩は名無しである
05/11/30 21:43:27
>>879
邦訳ということでつか?出版社がメジャー=一番良いなんて
まったく当てはまりません。ためしに自分で調査してみたらいいよ。
図書館で数種類取り寄せたり、ネットで調べたりさ。
シェイクスピアの訳もかなりの数あるが、これが決定訳とか
言い切れるものはないだろうし、完全に好みの問題だと思う。
883:吾輩は名無しである
05/12/03 16:59:56
個人的には河合訳がいいと思う。でも数冊しか出てない。
その次は松岡訳かな?
それにしてもスレ違いだよ。
884:吾輩は名無しである
05/12/05 16:22:12
885:吾輩は名無しである
05/12/07 15:24:58
残雪のカフカ論が出た。見逃せません。
URLリンク(www.k2.dion.ne.jp)
886:吾輩は名無しである
05/12/07 22:28:53
残雪、いいんだけど
だからなに、ってかんじもする
887:吾輩は名無しである
05/12/08 08:22:20
「だから、なに」を
自分に向かって掘り下げていく人が
文学向きなのでは?
888:吾輩は名無しである
05/12/08 14:25:34
ということは残雪は文学向きではないということか
889:吾輩は名無しである
05/12/09 21:53:15
,残雪難しくてよくわからん
890:吾輩は名無しである
05/12/11 20:55:38
オランダの作家 ハリー・ムリシュ「天国の発見」上下が出版されて
ました。2003年のW・G・ゼーバルト、2004年のオルハン・パムク
と、世界の未翻訳作家が毎年のように翻訳されるのはいい傾向だと思います。
891:吾輩は名無しである
05/12/11 21:14:38
>>885 これ見る限りだと、最近はあまり小説書いてないんですかね。
翻訳もめっきり少なくなったって言うか、ほとんど絶版っぽい。
好きなのでがんばってほしいです。
892:吾輩は名無しである
05/12/11 21:16:08
得意の気功法で頑張ってほしいね。
893:吾輩は名無しである
05/12/11 21:30:05
>>876 「黄金のノート」どこにもないのですが。原書買いましたが、
敢え無く挫折。誰か売ってくれー。
ジョン・ファウルズはショック!!「魔術師」は最高に面白かった。
「黒檀の塔」と「ダニエル・マーティン」は読みたいけど、再刊する
ことはないんだろうなー。
894:吾輩は名無しである
05/12/28 16:22:31
ハリー・ムリシュ『天国の発見』なる上下二巻本が並んでいますがどんな感じでしょうか?
895:吾輩は名無しである
05/12/28 16:42:58
河出書房のガーネット著作集だが
この作家でどんな感じでしょうか?
ブルームズベリーグループときいて
興味を持ったのですが。
896:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/08 08:50:50
ラシュディの「悪魔の詩」ってどう読むの?
あくまのし?
あくまのうた?
897:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/15 18:01:42
ここでは「うた」と表記されているね
URLリンク(ja.wikipedia.org)
898:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/15 23:46:23
>>897
サンクス。
この事件て当時日本ではどれくらいニュースになったのかな。
小学生だったからまったく覚えてない。
「真夜中の子供たち」がようやく手に入ったんだが
めちゃくちゃ面白かった。
次「悪魔の詩」読もうかと思うんだが
amazonだと評判が悪くて買おうかどうか迷ってる。
このスレの住人は「悪魔の詩」面白かった?
899:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/17 23:43:46
>>898 ちょっととっつきにくいかも知れないけど、おもしろいよ。
但し「真夜中の子供たち」にはかないませんが。
>>894 文句なしの傑作。絶対読むべし!!
900:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/22 00:29:12
どうも
現代文学は何を問題にしてるか?ということが気になって、このスレを見てみました。
結局の所、自分が読まないと意味がないのでこれからちまちま読んでいこうと思うのですが、
さすがに全部いきなり網羅は出来ないので、文庫で出ているのから読もうと思ってます。
でも、現在使えるネットの環境が携帯という悲しさです…。
携帯じゃバゲンが変換できないし、ウ゛が打てません…。時間が掛かりすぎてしまいます。
文庫の巻末のカタログのようなものじゃ現在扱っているものがわからないし、
どなたかリストをアップしてくれないでしょうか?
901:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/23 23:37:34
>>900
いったい何をリストアップしろと・・・?
902:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/24 00:21:50
Zスレに
何やらなつかしいような
長文の書き込み
903:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/05 15:13:58
100 best first lines from novels
URLリンク(www.pantagraph.com)
904:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/06 13:12:38
おもろい>903
905:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/06 15:39:52
しぶいベスト100だな
白鯨は和訳にするとピンと来ないなw
個人的には5位ナボコフ「ロリータ」Lolita, light of my life, fire of my loinsがいいな。
906:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/06 16:29:45
名前ってなに?
バラと呼んでいる花を
別の名前にしてみても美しい香りはそのまま
907:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/06 20:15:48
国書刊行会のHP更新されてます。
カルヴィーノの短篇集が出版されるらしい。
文学の冒険シリーズにまた割り込みっぽいのがあがってます。
マンガネッリはいつになることやら。
908:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/06 22:34:08
ゴールディングの「THE SPIRE」翻訳されるらしいね。
通過儀礼、可視の闇に続いて開○社の快挙です。
「ブッカーリーダー」といい、なかなか侮れない出版社です。
909:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/07 22:37:12
URLリンク(www.cir.tohoku.ac.jp)<)
『「解剖学ノート」寄贈記念 国際シンポジウム 魯迅と藤野先生』
本学では、本学の教員・学生を中心とする魯迅・東北大学留学百周年史編集委員会が東北大学出版より出版した『魯迅と仙台:東北大学留学100周年』の中国語版が刊行されたのを記念し、
在中国日本大館等の御協力により、昨年9月27日、28日の両日に中国北京魯迅博物館で『国際シンポジウム -魯迅の起点:仙台の記憶-』URLリンク(www.bureau.tohoku.ac.jp)を開催いたしました。
このシンポジウムでは、北京魯迅博物館より本学に魯迅の『解剖学ノート複写版』が寄贈される等成功裏に終了いたしました。
そして、この 『解剖学ノート複写版』の寄贈を記念し、本年2月18日に『「解剖学ノート」寄贈記念 国際シンポジウム 魯迅と藤野先生』を開催いたします。
詳しくは、下記のポスターをご覧ください
日時: 2006年2月18日(土) 13:00~17:00
会場: 仙台国際センター 白橿
詳細: ポスターをご覧ください URLリンク(www.cir.tohoku.ac.jp)
問い合わせ先: 東北大学学際科学国際高等教育センター内
魯迅研究プロジェクトURLリンク(www.cir.tohoku.ac.jp)
Tel: 022-795-5763 E-mail:rojin_sendai@yahoo.co.jp
910:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/07 22:40:45
>>909
魯迅スレにも貼ってよ。今にも落ちそうだからw
911:900
06/02/10 22:04:41
すいません…。
数時間ぶっとうしで、見てて。世界にはすげー小説がまだある。と、ハイになって書いてたので、今見るのも恥ずかしいです…。
原著で読んでる人もいるみたいなので、甘えちゃだめだろと。
スレで出てた名前をメモってアマゾンで検索して、自分用のリストを作りました。
お騒がせてすいません。
莫言買いました。
今月はウエルベックと古本屋でも回ろうと思います。
自己完結すいません…。
912:吾輩は名無しである
06/02/14 15:52:04
>900
なんかドキドキ感が伝わっていいね。
世界には死ぬまでかかっても読みきれないほどのすげー小説が溢れていると
ため息の出る今日この頃です。
913:吾輩は名無しである
06/02/14 17:53:56
自分が読むにふさわしい本、ふさわしい冊数ってあるみたいだね
付き合う異性とおんなじで
914:ギルー
06/02/15 12:18:17
昨日ココを見て
20年くらい前に『真夜中の子供たち』を買ったまま積んどいたのを思い出し
掘り出してきました。
人それぞれ読む時期ってのもあるんだろうなぁ・・
とりあえず、感謝。
915:吾輩は名無しである
06/02/18 11:59:39
「真夜中」は読んで損しない傑作です。是非読んでみてください。
916:吾輩は名無しである
06/02/18 12:12:21
『悪魔の詩』とどっちが上かな
917:ギルー
06/02/20 14:31:15
ただ今『夜の果てへの旅』下と格闘中。
たぶん『真夜中の子供たち』の方が好みに違いない・・(W
918:吾輩は名無しである
06/02/20 19:54:11
>>916 「真夜中」の方が質的に上だと思う。
「悪魔」は箴言が多く、鼻につくのが多い気がする。
まあ、どちらも傑作で読んで損はないとは思いますが。
919:吾輩は名無しである
06/02/23 02:43:09
2006 PEN/フォークナー賞が発表。受賞作はE・L・ドクトロウ The March
90年に『ビリー・バスゲイト』で受賞して以来2回目。
URLリンク(www.penfaulkner.org)
南北戦争時にシャーマン将軍が行った壮絶な焦土作戦を描いたものらしい。
全米図書賞の候補にもなっていたがヴォルマンにさらわれた。>>873
全米批評家協会賞 National Book Critics Circle Awards の候補にも両名が
名を連ねている。
E.L. Doctorow, The March (Random House)
Mary Gaitskill, Veronica (Pantheon)
Andrea Levy, Small Island (Picador)
Kazuo Ishiguro, Never Let Me Go (Alfred A. Knopf)
William Vollmann, Europe Central (Viking)
こちらの発表は3月3日。
920:吾輩は名無しである
06/02/26 04:19:20
>>919できればカズオ・イシグロにとってほしいけど、全米批評家
協会賞っていつからイギリスの本でも獲れるようになったの?
それと、PEN/フォークナー賞って比較的新人に与える賞じゃ
なかったっけ?
921:吾輩は名無しである
06/02/26 07:38:33
比較的新人・・・なにそれ
922:吾輩は名無しである
06/02/26 09:19:20
比較的、新人に与える(ことが多い)
だろ。誰でもわかるあげあし取りカコイイ
923:吾輩は名無しである
06/02/26 09:33:11
ほー、じゃあ文壇に出てどのぐらいの人が新人なんだ?
924:吾輩は名無しである
06/02/26 09:42:09
粘着は神々しい
925:吾輩は名無しである
06/02/26 09:48:18
カズオイシグロの新作は面白くなかった。
以前の重厚な感じが無くなったよ・・・・
まぁ他の候補作読んでないんだけど。
フランク・マッコート好きな人いますか?
926:吾輩は名無しである
06/02/26 09:48:35
すぐに粘着とかいう返しはやめようぜ。わからないならわからない、
無視するなら無視する。素直に聞いてるんだからわかれば答えろよ
927:吾輩は名無しである
06/02/26 10:03:24
どこが、素直なんだ。出直してこい。
928:吾輩は名無しである
06/02/26 10:18:14
(笑)
929:吾輩は名無しである
06/02/26 10:59:51
誰か、みすずから出た張競『アジアを読む』でどういう
作家・作品を扱っているか分かったら、教えてくれるかな。
80篇の書評集成らしいのだが。
しばらくデカい本屋に行けそうにないもんで。
特に亡命作家も含め中国、インド、韓国、台湾。
ラシュディやパムクあたりも入っているのか。よろしく。
930:吾輩は名無しである
06/02/27 01:19:07
>>920
NBCC賞はアメリカで出版された英語の本であればイギリス人のものだろうと翻
訳だろうと対象になる、と公式ページには書いてある。例えば02年にはマキュー
アンが贖罪で、01年にはゼーバルトがアウステルリッツで受賞している。
けれど昔の受賞者は見た限りでアメリカ人ばかりなので、途中から規程が変わ
ったのかもしれない。
P/F賞は、あんまり名前を聞いたことのない人が獲ったりもするけど、90年の
ドクトロウはすでにNBCC賞も全米図書賞も獲得していたし、92年ドン・デリー
ロ、94・01年フィリップ・ロス、04年アップダイクなど超大物も受賞してる。
あくまでその年の作品の中からキャリア関係なしに選ぶという感じなのでは。
931:吾輩は名無しである
06/03/04 23:15:06
全米批評家協会賞 National Book Critics Circle Awards が決定。
受賞したのはE・L・ドクトロウ The March でした。76年ラグタイムRagtime、
89年ビリー・バスゲイトBilly Bathgateに続く三回目の受賞。
URLリンク(www.washingtonpost.com)
ちなみに賞金は全米図書賞が10,000ドル、PEN/フォークナー賞は15,000ドル、
全米批評家協会賞は賞金なし。
932:吾輩は名無しである
06/03/06 21:13:09
イタリア・スペイン・フランスといえば、日本より経済力は劣るが人生や生活を楽しんでいるんだろうなぁ
という認識や淡い憧れしか自分にはありません。
南欧の生活や人々の現実、苦悩を描いた現代文学はありますか?
933:吾輩は名無しである
06/03/07 14:39:25
早川書房 4月下旬
『わたしを離さないで』
カズオ・イシグロ/土屋 政雄訳
臓器提供者の介護の仕事をするキャシー・Hは、謎に包まれた学園
での奇妙な青春の日々を回想し、驚くべき真実を明らかにしていく
--『日の名残り』を凌駕する、ブッカー賞作家5年ぶりの最新作。
934:吾輩は名無しである
06/03/07 20:26:49
>>932 ズヴェーヴォ「ゼーノの苦悩」
935:吾輩は名無しである
06/03/09 04:19:11
>>932
アルベルト・モラヴィア「倦怠」
936:吾輩は名無しである
06/03/10 14:45:11
あー、荒れるの承知で書いちゃうけど、すみ&にえってあんまり好きじゃないんじゃよね
937:吾輩は名無しである
06/03/10 20:42:52
別に好きじゃなくてもいいじゃん。なんで荒れるの?
938:吾輩は名無しである
06/03/11 04:28:57
3月莫言新作、4月カズオ・イシグロ新作、そしてマキューアンの『土曜日』も間近だとか。
あ、ダイベックの新刊も出ましたね。
939:吾輩は名無しである
06/03/11 17:13:22
>>936
久しぶりで見てみたらブログ始めたんだね。
新刊情報は毎日は大変だろうね。
藤原編集室みたいに一覧にまとめといてくれると
見るほうも見やすいのだが。
940:吾輩は名無しである
06/03/13 10:30:14
アクがないっていうか、当たり障りのない粗筋の紹介みたいで
941:吾輩は名無しである
06/03/14 14:37:58
そういうならアクの強い良サイト教えてほしーよ。
すみにえさん並の幅広い読書量で、となるとなかなか無いよ。
942:吾輩は名無しである
06/03/17 09:22:07
話題になりにくい翻訳小説をまめに紹介してくれるだけで貴重。
943:吾輩は名無しである
06/03/17 18:24:34
前スレでもこういう話題が出ていなかった?
>>936はコピー?
自分の胸にしまっとけ、ってな話題だな
944:吾輩は名無しである
06/03/17 23:45:20
確かに。
わざわざ書く必要ないよな。
945:吾輩は名無しである
06/03/19 00:53:23
E・L・ドクトロウってゲンイチロウが以前に推してたけど
たいしたことないような気がするのはオレだけだろうか?
946:吾輩は名無しである
06/03/19 16:00:45
ラグタイムは面白かったと記憶しているが、それ以外はどうだろうね。
947:吾輩は名無しである
06/03/22 01:31:52
>>872
面白かったよ
948:吾輩は名無しである
06/03/23 19:03:49
オルハン・パムクの傑作『雪』(2002)が遂に出たよ!
949:吾輩は名無しである
06/03/24 21:07:33
>>948
未読なんだけど、パムクの『わたしの名は「紅」』ってどう?
950:吾輩は名無しである
06/03/25 08:44:29
>>945
去年新刊が出て本国ではいろいろ賞をとったみたいだね。
ラグタイムも最初をちら読みしたけど、当時は新しかった
ことが今では古くさく感じられるとこが多そうだった。
951:吾輩は名無しである
06/03/29 18:03:57
イシグロ氏の孤児のやつがepi文庫になったね。
952:吾輩は名無しである
06/03/30 22:05:11
>>949
ここ10年くらいのNo.1。
未読なんて自慢してる場合か!
そんなことより
レムさん死んじまったんだな・゚・(ノД`)・゚・。
ま、歳だし小説もう止め宣言してから
随分経ってはいるけどな。。。
953:吾輩は名無しである
06/04/17 02:58:05
ミルハウザーのスレってないですか?
954:吾輩は名無しである
06/04/17 03:01:55
あるわけないだろ
955:吾輩は名無しである
06/04/17 04:06:33
ミュリエル・スパーク死去。享年88。ご冥福をお祈りします。
URLリンク(today.reuters.co.jp)
956:吾輩は名無しである
06/04/17 21:33:51
>>955 ショック!マジですか・・・ご冥福をお祈りします。
「死を忘れるな」でも読み返してみます。
957:吾輩は名無しである
06/04/19 13:52:38
そのつながりで思い出したことを。パワーズに会ったとき、『三人の農夫』のネタ
本の一つは Hugh Kenner のUlysses論ではなかったのか、という質問をしてみた。
実はこれ、『三人の農夫』を読んだときに真っ先に思ったことで、それをある文芸雑
誌の座談会でしゃべったことがある。まあしかし、ただの直感でしゃべったことなので
、その直感が正しいのかどうかは前から気になっていたのだ。
すると、パワーズは実にあっさりと、そうだよと教えてくれた。Kennerの家にも
行ったことがあって、凄かったという話までしてくれた。
言うまでもなく、Kennerも文系と理系の両刀使い。すべてが妙につながってくる
。不思議だ。
若島の推理があたっていたようだ
958:吾輩は名無しである
06/04/19 16:34:41
若島は両刀使い、まで読んだ。
959:吾輩は名無しである
06/04/29 13:31:13
カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』は、
《タイム》誌のオールタイムベスト100(1923-2005)
に選ばれる快挙を成し遂げたみたいだけど、
ほかにはどんな作品が選ばれてるの?
960:吾輩は名無しである
06/04/29 15:55:58
>>959
自分で見れ
URLリンク(www.time.com)
961:吾輩は名無しである
06/04/29 15:57:56
URLリンク(www.time.com)
TIME
Novels
All Time Best 100
3項でぐぐると出ますね
962:吾輩は名無しである
06/04/29 16:24:50
>961
??なに悔しがってんだ?w
963:吾輩は名無しである
06/04/29 16:31:09
ジョイスはベスト100に入ってないのかよ
964:吾輩は名無しである
06/05/12 00:16:23
NYタイムスが数百の作家・批評家・編集者等に手紙を出して過去25年間で
最高のアメリカのフィクションは何かと訊ねた。その結果。
URLリンク(www.nytimes.com)
一位はトニ・モリスンだが、フィリップ・ロスの作品がたくさん挙がっている
のが目立つ。でも翻訳されてないのが多いね。
965:吾輩は名無しである
06/05/12 13:11:59
ビラヴドは確かに面白かった。
二十五年という数字はいいね。
いかにもな作品が入らないようになってる。
日本でやったらどうなっちゃうんだろう。
966:吾輩は名無しである
06/05/18 01:44:16
Playboy誌が「最もセクシーな25の小説」を選んでいる
URLリンク(www.playboy.com)
ロリータ、北回帰線などに混じって村上春樹「ねじまき鳥」も
>>964 のNYTimesのリストより既読作品が多い気がするが……
967:吾輩は名無しである
06/05/28 14:56:46
キーワードage
968:吾輩は名無しである
06/05/28 14:58:53
age
969:AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg.
06/05/28 15:39:56
The Art of Seduction という魅力的な標題に釣られて、
Robert Greene のアルス・アマトリアを繙いている。
ときに歴史的に、またときに心理学的側面から、
彼はこの方面のあらゆる権謀術数に対して論理的な分析を試みる。
ラ・ブリュイエールの顰に倣い、わたしはこの痛快な奇書を
テオフラストス『カラクテレース』の附録として位置付けてみたくなる。
970:吾輩は名無しである
06/05/28 22:07:15
カズオイシグロ好きなんだけどラヒリってどう?
971:吾輩は名無しである
06/06/02 02:12:07
ラヒリはねー、日の名残りみたいなのが退屈じゃないならきっと好き
972:吾輩は名無しである
06/06/04 16:19:54
クレスト系が苦手なオレが来ましたよ
973:吾輩は名無しである
06/06/05 18:05:36
日の名残りを退屈と言えるとは…(笑)
イシグロの作品はより深く独創的なテーマを、意識的に扱うことが多いような気がするから、そういう所が好きな人の場合、ラヒリはちょっと物足りないかもしれないね。でもそれなりによい作家だと思う。
イシグロが好きなら、クッツェーの恥辱なんかはテーマの重さから言って読みごたえがあると思うけれど…。
クレスト系ね…、傑作が並んでいるわけではないから、好き嫌いは分かれるかもなあ。最近ではアンドレイ・クルコフのペンギンの憂鬱なんか面白かったね。
974:吾輩は名無しである
06/06/05 18:30:01
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975:age
06/06/11 01:48:46
age
976:吾輩は名無しである
06/06/16 20:05:42
保守
977:吾輩は名無しである
06/06/17 01:43:09
最近の受賞情報をいくつか……
女性作家の英語作品を対象としたオレンジ賞。今年の受賞作は
ゼイディ-・スミス "On Beauty" 賞金は三万ポンドとブロンズ像。
URLリンク(www.orangeprize.co.uk)
プリンシペ・デ・アストゥリアス賞文学部門にポール・オースター。
URLリンク(www.fundacionprincipedeasturias.org)
1981年に創設されたスペインの賞で、文学、科学技術、社会科学、コミュニ
ケーション&人文科学、国際協力、芸術、平和の各部門がある。受賞者に
ウッディ・アレン、アルモドバル、ウンベルト・エーコ、UNHCR、国際宇宙
ステーション、ギデンズ、クルーグマン、ブブカ、カール・ルイス、ジェーン・
グドール、バレンボイム&サイードなど。文学部門の受賞者にはリョサ、
フエンテス、ギュンター・グラス、ドリス・レッシング、アーサー・ミラーなど。
五万ユーロとジョアン・ミロの彫像がもらえる。
イギリス最古の文学賞と言われるジェイムズ・ テイト・ブラック記念賞に
イアン・マキューアン"Saturday"。賞金一万ポンド。
URLリンク(www.englit.ed.ac.uk)
最終候補は他にアリ・スミス、イシグロ、J・C・オーツ、Andre' Brink、
Uzodinma Iweala。過去の受賞者にD・H・ローレンス、E・M・フォスター、
G・グリーン、ロレンス・ダレル、ジョン・ル・カレ、ゴールディング、
クッツェー、ラシュディ、J・G・バラード、ゼイディ-・スミスなど。
978:吾輩は名無しである
06/06/24 15:33:39
あげ
979:吾輩は名無しである
06/06/28 20:17:36
age
980:吾輩は名無しである
06/06/28 21:23:29
南欧文学?アントニオ・タブッキが面白いよ。
白水社からでてる。
インド夜想曲なんか、旅行好きの人にお勧めです。
981:吾輩は名無しである
06/06/28 22:59:05
980越えたしスレ落ちるよ
982:吾輩は名無しである
06/06/28 23:45:08
ドリス・レッシングはいろいろ受賞してる割には日本ではイマイチかな。
983:我輩は名無しである
06/06/29 16:44:37
このスレも、新しく立ち上げなくては…