03/12/22 14:26
『閉ざされた城の中で語る英吉利人』が中公文庫から出ました。
サン・トワ・マミー、サン=コワ=ド=ヴィ!!!
353:吾輩は名無しである
03/12/22 22:58
>中公文庫から出ました。
そういえば、セリーヌも改訳で出てたよね。
本屋から消えてたから、絶版にでもしたのかとおもってた。
354:吾輩は名無しである
03/12/24 01:10
>>352
↓これでだいぶ昔から出てたけど、中公文庫版は何が違うの? (・ω・`)
URLリンク(www.hakusuisha.co.jp)
355:ixion ◆ySh2j8IPDg
03/12/24 11:42
いや、それ言っちゃあ元も子もないけど…<渋澤訳
訳者が違う。
そういや、トールキン関係の新刊が結構出てるね。
『終わらざりし物語』『妖精物語について』『指輪物語 追補編(文庫版)』
後者2つは前に出てたやつだけど。
あと、スタージョン『不思議のひと触れ』も出ました。
356:吾輩は名無しである
03/12/24 13:56
>ixion
遅レスだけど、若島正『青白い炎』評でも「ゼンブラ、遠い北国」で終わるべき
とあったよ。
357:ixion ◆ySh2j8IPDg
03/12/24 14:32
えー、だったら富士川氏にきちんとそう主張すべきだったのに
< Zembla, a distant northern land
主張したのに断られた、とか、出版社の意向で、とかは
言い訳にならないと思う、ナボコフの「意図」をあれだけ大事に
する人なんだから、若島さんは。
このままのIndexじゃあ、『青白い炎』という一冊の本自体が
ひとつの創作の函になる、ってな構図が日本語の読者には
理解できないままになっちまうでしょ…。
358:吾輩は名無しである
03/12/24 15:19
これだね。
URLリンク(www.mainichi.co.jp)
どうも若島ゼミの生徒がここを見ている節があって、ixionの書き込み内容が
本人に伝わっているのではないか。あるいは、本人が直接見たことに対して
の返答なのか。
359:356
03/12/25 01:09
>若島せんせい
『黄金虫変奏曲』はまだでつか?(w
360:吾輩は名無しである
03/12/25 06:13
オレも黄金虫の翻訳ずっと待ってる。
もう3年か・・・
361:吾輩は名無しである
03/12/25 21:28
勇気があるのは誰か?
URLリンク(www.plays.jp)
362:吾輩は名無しである
03/12/26 21:01
>>352
>>354
実はマンディアルグはそれしか
読んでません、恥ずかしい・・・ (;´・ω・`)
363:吾輩は名無しである
04/01/01 09:11
『コズモポリス』 ドン・デリーロ 上岡伸雄訳 新潮社より2月刊行予定
364:吾輩は名無しである
04/01/03 01:47
ドン・デリーロ キタ━━(゚∀゚)━━!!!!!!
365:吾輩は名無しである
04/01/03 12:08
キタ━ヾ( )ノ゛ヾ( ゚д)ノ゛ヾ(゚д゚)ノ゛ヾ(д゚ )ノ゛ヾ( )ノ゛━!!!!
366:吾輩は名無しである
04/01/03 20:14
デリーロ来るのはいいんだけど、
どんな作品? (・ω・`)
367:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/01/03 20:56
金持ち青年、リムジンに乗って散髪に行こうとするが、なかなか
着かないさあ大変。円は暴騰、投機に熱狂、アナーキストに葬式だ
(ついでに水道管も破裂して?)。さて、金持ち青年はリムジンの中で
何を考える…。
てな話です。でも、(期待裏切るようで悪いけど^^;)デリーロにしちゃあ
作品の出来が悪いような気がする。文体は『ボディ・アーティスト』
以来の切り詰め方を見せてなかなかなんだけど、こういう話なら
B・E・エリスで十分だ。終わり方はかっこよいのだが。
でも、この調子で『ラトナーの星』とかも訳されないかねぇ。
368:吾輩は名無しである
04/01/03 23:34
>>367
そういえば以前紹介されてましたね<ixion氏
やっぱ『ラトナーの星』方を翻訳キボン ヽ(`Д´)ノ
369:吾輩は名無しである
04/01/05 17:58
たまには高層階で
370:吾輩は名無しである
04/01/06 18:53
河出文庫ワッショイ
>369
ハイ・ライズ
371:吾輩は名無しである
04/01/06 22:26
>>370
ま、今となっては
早川SF文庫で出てた事自体が信じられないが、
河出文庫で復刊されるの?
372:吾輩は名無しである
04/01/07 01:31
>371
No! 昨日、河出文庫から出たのはカルヴィーノとジョイス。
373:吾輩は名無しである
04/01/07 02:13
早川のepi文庫ってもう消滅ですか?
全然新刊でてないようだけど。
374:我輩は名無しである
04/01/08 22:25
>>357
若島先生のところの、乱読掲示板に事情が書かれていますね。
翻訳の責任者じゃないので主張しても、
ダメなものはダメだった見たいで。
それから日記によると、パワーズは『黄金虫変奏曲』より
『囚人のジレンマ』のほうが先にでるみたい。
どっちでもいいけど、今年中にでるのでしょうか?
我が社の隠し玉に明示的に入っていないのが…。
375:吾輩は名無しである
04/01/09 07:28
おお、若島先生のところ、乱読者用掲示板が出来ていたのか!
『ナボコフ─ウィルソン往復書簡集』、ごっつくて鼻血でそうヽ(´ー`)ノ
カブレラ=インファンテは英訳? 原書も英語かしらん。
ディッシュは七月か!!
ガンガレー! 全部買うからガンガレー!
376:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/01/09 09:28
>>374
あれを読んできちんと納得がいきました。どうせ出版社のこと
だから、費用や手間を掛けたくないっていうだけなんでしょう。
若島さんは悪くないわけだ。
まったく。
Brian Boydはこう書いてます(そして俺も同意):
After the wild wobbling of kinbote's world at the end of the
Commentary, he establishes a tighter control than ever in the
Index. Here at last he has no competition: no other voice can
be heard, no other reality can press for recognition, he can
sum up his world just as he sees it. The orderliness of the
alphabetic sequence highlights the rigorous coherence of
his Zembla, almost seeming to verify its validity and refute
our recent dismissal, until we remember that it confirms
only the relentless method of his particular madness.
遺漏・呵責なき方法=「秩序」としてのIndexだからこそ、
いい加減に扱って欲しくなかったなぁ…。
377:吾輩は名無しである
04/01/09 09:33
>>375
>>376
せっかく受け皿を作ってくれているのだから、
あっちに書けばいいものをw
378:吾輩は名無しである
04/01/11 21:56
素朴な疑問(゚⊿゚)
しかしなんでこの手の本は「大学のセンセ」
しか翻訳しないの?
この手の本の翻訳紹介状況が寂しい限りなのは
この辺に問題がありはしない?
ま、商業的な事情はおいといて(w
379:吾輩は名無しである
04/01/12 00:23
>378
柳下毅一郎(バラード)とか山形浩生(バロウズ)とか嶋田洋一(ダニエレブス
キー)とかいるじゃん?
つーか、エンタメでさえ翻訳じゃ食うや食わずやなのに、まして文学なんてのは。
380:吾輩は名無しである
04/01/12 10:31
こそこそやってんじゃねえぞカスシオン
381:吾輩は名無しである
04/01/12 18:55
河出文庫のシリーズはとりあえずフィネガンで完結?
もっと出して欲しいものですが。がんばって買うからさ。
382:吾輩は名無しである
04/01/12 20:34
秋にロレンス・ダレル4冊という企画もあったでしょ。
383:吾輩は名無しである
04/01/15 20:20
綿矢りさって読んだことないけど、芥川賞取ってよかったね。
本もいっぱ~い売れるといいな。
白水社のライ麦効果で復刊がいっぱいされたみたいに、
河出クラシックスの企画、もっと充実するよう期待しています。
賞って、出版社救済みたいな面もあるのは当然だしね。
384:吾輩は名無しである
04/01/15 23:11
>>芥川賞
´,_ゝ`)プ
385:吾輩は名無しである
04/01/16 13:10
>>383
文学じゃないが、さっそく今度河出からフランク・ザッパの自伝が復刊されるということで
ザッパマニアな俺は綿矢さんに足を向けて寝られません。
386:吾輩は名無しである
04/01/16 23:33
>>385
実は、そういう「文学的貢献度」こそ大事な事だ。
伊達に最年少受賞者やってないね(w
387:吾輩は名無しである
04/01/17 12:41
wでなく、ほんとに高いぞ<貢献度
ヴィジュアル系だと新聞社も大きな広告を取り易いし、大きな顔写真の
かたすみに、編集者が本当に売りたい柳瀬訳『ユリシーズ』の広告を
入れられたりする。
ロレンス・ダレルの文庫4冊も伸びたりせず、刊行予定通りに出て
くれたりするカモ。
綿矢さん、期末試験なんかどうでもいいから、中退して早く新作
書いてほすィ。また、前スリット入りスカートはくようにw
国書、白水社、ちくまあたりは別会社を作り、タレントや宮部
みゆきに書かせたりカフェ経営をするように…
388:吾輩は名無しである
04/01/18 00:47
どなたかサマーセットモームの短編小説Homeのあらすじをご存知の方いらっしゃいませんでしょうか
389:吾輩は名無しである
04/01/18 23:12
>>388
これでも使え(w
URLリンク(www.excite.co.jp)
390:吾輩は名無しである
04/01/21 15:32
ジョン・アップダイクのSF『終焉』出ていました。
訳は風間さんだ。
未知谷からダダイスト・ヒュルセンベック『ビリッヒ博士の
最期』とかいうのが出てて、種村季弘氏の訳だということで、
感激した。
391:吾輩は名無しである
04/01/22 00:07
う~ん、いかに風間氏紹介の本とはいへ
ジョン・アップダイクのSF(w
なんて面白いんだろうか?
URLリンク(www.aoyamapb.com)
392:吾輩は名無しである
04/01/22 11:36
>390-391
なんだかどういうポリシーで本を出してるんだかわからん出版社だな
URLリンク(www.aoyamapb.com)
393:吾輩は名無しである
04/01/26 17:53
河出は甘い汁吸ったんだろう?今回の芥川騒動で。
だったらはよ武田泰淳全集出せや。
394:吾輩は名無しである
04/01/26 22:16
莫言の『紅い高粱』って岩波現代文庫から復刊されてたのね。
買いに行かねば。
395:吾輩は名無しである
04/01/26 22:43
>>394
それより「酒国」文庫にして欲しい・・・ (・ω・`)
396:吾輩は名無しである
04/01/30 21:10
赤い高粱は傑作。
397:吾輩は名無しである
04/02/05 21:19
このスレ読んでると、むかついてくる。
398:吾輩は名無しである
04/02/05 21:39
>>397 このレス読んでると、むかついてくる。
399:吾輩は名無しである
04/02/05 21:52
むかつく。なんでこいつらこんな詳しいんだよ
俺が必死こいて勉強してるってのに。
なんか研究者とつながってるみてーだしよ。
400:吾輩は名無しである
04/02/05 22:07
あっ、400だ!
401:吾輩は名無しである
04/02/08 00:22
アメリーノートン(仏)の「畏れ慄いて」よ読んだら、やっぱ、日本人でいるのがいやだよ、
402:(・屯・)
04/02/08 11:45
(= ゚ W ゚ )ノ ハヤカワ文庫より、イタロ・カルヴィーノ『レ・コスミコミケ』、
ロード・ダンセイニ『ペガーナの神々』、オラフ・ステープルドン『シリウス』
が復刊するょぅ。みんな買ってね。
『スターメイカー復刻版』も、はつばいちぅ。
403:吾輩は名無しである
04/02/08 16:24
>>402
カルヴィーノも良いが、それより
バラードの『ハイライズ』復刻すれ(w
404:402@ヒサン屯マン
04/02/09 00:26
ヽ(=` W ´ )ノ ぎゃわー! カルヴィーノはガセネタだったー!
……ステープルドンはマジ復刊なんでよろしくね。
405:吾輩は名無しである
04/02/09 08:25
新刊はまだ、一昨年暮れ~昨年はじめのアトウッド、フランゼン、
マキューアンみたいな感じの大きいのがこないね。
406:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/02/09 08:42
ステープルドン『スターメイカー』(国書刊行会)はいいね!!>>402
アップダイク『終焉』なんかSFじゃない。これぞSF。
宇宙と思弁の「果て」を目指すこの強靭さ。
407:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/02/09 13:34
>>405
トーマス・ベルンハルト『消去』(上・下 みすず書房)
これは「大きい」よ。好き嫌いは分かれるだろうけど。
408:吾輩は名無しである
04/02/09 22:10
今や国書に次いで渋いのはみすず書房(w
パワーズの諸作にソンタグの「火山に恋して」
さらにモーの「香港の起源」なんて渋いのまで・・・
409:吾輩は名無しである
04/02/10 13:18
なんとなくみすずって敬遠しちゃうんだよな
不必要に難解な悪訳で値段の高い哲学書や思想書を出してる
ところ、つーイメージが払拭できん
410:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/02/11 12:26
へぇ、テイモシー・モー訳されてたんだ!!>>408
The Monkey Kingは面白かった。コロニアリズムと家庭(儒教)、
そして香港の《歴史の欠如》と《書くこと》の関係を考えさせる
あたり(細部までは覚えてないけど)。
>不必要に難解な悪訳で値段の高い哲学書や思想書を出してる
確かに(苦笑)。 でもベルンハルトは訳も悪くないと思うし、
何よりこの作家の作品を読めるのが嬉しい。『消去』は良いよ。
411:吾輩は名無しである
04/02/12 00:07
>>ティモシー・モー「香港の起源」
URLリンク(www.msz.co.jp)
URLリンク(www.msz.co.jp)
下巻が出るまでに1年以上かかったんで
熱が冷めてしまったんだけど、
買ってみようかしらん・・・
412:吾輩は名無しである
04/02/12 00:10
>>404、遅レス失礼。
〃〃∩ _, ,_
⊂⌒( `Д´) < ヤダヤダ!
`ヽ_つ ⊂ノ
ジタバタ
『レ・コスミコミケ』ガセだなんてヤダー!
ところで自分はここを含めて数スレを巡回しているだけなんだけど、
久々にIEで板ごと見たらえらく荒廃していますね。
ここが巻き込まれませんように(ナムナム)
413:吾輩は名無しである
04/02/12 23:36
俺なんかこのスレしか巡回してないよ(w
414:吾輩は名無しである
04/02/16 19:42
ベルンハルト「破滅者」は、とりとめがなくて、同じ話をひたすら繰り返してるような感じだったけど。
「消失」は違うのかしらん。
415:吾輩は名無しである
04/02/17 00:08
最近この雑誌、書店でけっこう見るね。
URLリンク(www.h7.dion.ne.jp)
416:吾輩は名無しである
04/02/20 15:21
ジュリアン・バーンズってまだ訳されてない長篇幾つくらいあるかわかる?
っていうかエッセイも読みたいんだけどやっぱ訳はでないよね・・・。
417:吾輩は名無しである
04/02/20 20:47
>416
ここが最強でない?
URLリンク(www.julianbarnes.com)
渦中あげ
418:吾輩は名無しである
04/02/21 07:08
訳されてるのは、これだけ
URLリンク(www.pandoras-box.jp)
419:吾輩は名無しである
04/02/21 22:05
復刊につづき『最後にして最初の人類』も
国書から出たね、ステープルドン
420:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/02/27 22:14
『コズモポリス』でましたage
421:吾輩は名無しである
04/02/27 23:10
>>420
またまたドン・デリーロが キタ━━(゚∀゚)━━!!
けど、
ますます遠ざかる「ラトナーの星」の邦訳・・・ (・ω・`)
422:吾輩は名無しである
04/02/28 14:39
あーステープルドン前から気になってたっ。
この機会に読んでみよう加奈。
423:吾輩は名無しである
04/02/28 20:18
>>412の祈りが天に通じたか、
「レ・コスミコミケ」7月にepi文庫からでるそうです。
424:吾輩は名無しである
04/02/28 20:26
epiという手があったか。
425:412
04/02/28 21:00
>>423
楽しみヽ( ´∀`)ノ。
426:吾輩は名無しである
04/02/29 00:44
ベルンハルト「石灰工場」読んだ人いる?
427:吾輩は名無しである
04/03/01 23:41
早川は「ハイ・ライズ」もepi文庫で出せ!
428:吾輩は名無しである
04/03/02 20:09
「クラッシュ」と「ヴァーミリオン・サンズ」もお願いしたいです。
429:吾輩は名無しである
04/03/02 20:12
ドン・デリーロの『コズモポリス』の感想キボウ
430:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/03/04 09:30
ロブ=グリエ『反復』(白水社)でてますよ。
431:吾輩は名無しである
04/03/04 16:18
>430
ラテアメかパルプ・フィクションみたいな表紙
コニー・ウィリス好きな人いるんだっけ?
『犬は勘定に入れません……』が4月半ばに出るらしい。
432:吾輩は名無しである
04/03/09 18:58
あー、連続カキコだよ。ユアグロー出るってメールきてたよ。
===================================================
バリー・ユアグロー/柴田元幸(訳)『憑かれた旅人』
本体予定価格: \1,800
出版:新潮社
発売予定日:3月下旬
一人の(パッとしない)男が異国を旅する。想定外の事故、夢のようなアバン
チュール、言葉と良識の通じぬ恐怖…それは悪夢や人生にそっくり!? 空想旅行
小説の大傑作。
433:吾輩は名無しである
04/03/10 00:03
>>432
バリー・ユアグローって掌編作家だったっけ?
今度は長編?
しかし相変わらず柴田印ばっかだね(w
例えばコーネルなんて柴田印もので出さなくても
普通に画集を出してくれれば良いなんて
思うのはおれだけ?
URLリンク(www.aoyamabc.co.jp)
434:432
04/03/10 14:40
どーなんだろ、こんどのも構成は掌編なのかな?
そのコーネルの本の翻訳は文章が少なそうだし、
何かボーナスみたいなもんなんじゃない?
オースターがいっぱい売れていることに対しての。
435:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/03/10 14:43
正直なところ、ユアグローって面白くないんだけどなぁ…。
俺の好みに合わないだけなんだろう。
ところで、『エリアーデ幻想小説全集』2巻はいつ出るんだ。
436:吾輩は名無しである
04/03/11 22:14
>>何かボーナスみたいなもんなんじゃない?
>>オースターがいっぱい売れていることに対しての。
ワロタ
437:吾輩は名無しである
04/03/12 03:48
柴田元幸で検索してたら「ナイン・インタビューズ」ってのがでてきた。
春樹はCDには入ってないみたい。
438:吾輩は名無しである
04/03/13 20:22
今店頭に並んでいる「小説現代」にトバイアス・ウルフの短編「いずれは死ぬ身」が
柴田氏訳・解説で掲載されているよ。
短いので立ち読みでも可能w。
URLリンク(shop.kodansha.jp)
既出なら失礼。なんとなくここの住人が手に取らなさそうな雑誌かも、と思って。
439:吾輩は名無しである
04/03/14 19:09
>>438
中間小説誌上にまで
柴田印が蔓延してたとは・・・ (w
440:吾輩は名無しである
04/03/16 22:50
>>439
全く今更wなんだけど、
URLリンク(www.tfm.co.jp)
帯番組インタビューなので珍しい話なんてしていないけど、
通勤車内で聞いて結構ワロタ覚えがある。
441:吾輩は名無しである
04/03/18 05:15
「コズモポリス」はオースター風に書いたのか?
デリーロにはもう少しマニアックなものを期待してしまう。
「マオ2」まではかなり好きだったんだけどね・・・。
442:吾輩は名無しである
04/03/18 23:48
ピンチョンなんかもそうだろうけど
もう枯淡の境地なんだろうね・・・
ま、
「オースター@柴田」風といふのは如何なものかと思うけど(w
443:吾輩は名無しである
04/03/19 12:05
>442
オースターは最初から枯淡の境地だったという意味?
まあ、それがよく分かる気がしているのだが。
柴田氏、東京創元社からもラブ・コール。
『琥珀捕り』という新刊の解説に登場。
444:吾輩は名無しである
04/03/20 16:23
今日べケットの
「マーフィ」
ちょっと読んでみた。
な、なんじゃ、こりゃ~
445:吾輩は名無しである
04/03/21 20:05
最近復刻されたロード・ダンセイニってどう?
446:吾輩は名無しである
04/03/22 00:31
ファンタシイ
447:吾輩は名無しである
04/03/22 14:03
>445
こっちは三鷹?
スレリンク(sf板)l50
448:吾輩は名無しである
04/03/23 00:28
ブラムラインの「器官切除」を読みました。寡聞にしてバラード読んでいないのですが、
雰囲気的に相通じる部分があるのでしょうか。
正直、「ラットの脳」を立読みして惹かれていた部分が、後になるにつれ色あせる気もしました。
「そのもの」なんてレベッカ・ブラウンが書いてもおかしくない印象。
「家事」もありがちな短編な気が(ハイスミス風?安易ですいません)。
ただ、これが処女作品集ならすごいな、とも思いました。
ところで、私は♀の身なのでピンとこなかったのですが、「男の恩寵を捨てて」は男性には
グロテスクなのでしょうか。
449:吾輩は名無しである
04/03/23 09:43
話そらして悪いけど、柴田印がらみだし。
レベッカ・ブラウンって面白い?
それまでとカラーがちがうと聞いた『私たちのやったこと』だけ
前に読んで、ジュンパ・ラヒリをさらに小粒にした印象しか
もてなかった。
450:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/03/23 09:59
>>449 個人的感想:
『体の贈り物』は傑作だと思う。抑制の巧さ。
『私たちのやったこと』は、ちょっとイメージの過剰さ(もしくは抽象性)
に頼っている感じ。だからところどころ粗雑。
『家庭の医学』は、『体の贈り物』に近いけど、ちょっとキツイ。
何が、って、読者がそれぞれの肉親の死を本の行間に挟み込んで
しまうから。
あと、『コズモポリス』は、別に「オースター風」とは思わない。
451:吾輩は名無しである
04/03/23 13:29
「琥珀採り」買ってきたけど年度末でしばらく読めそうにない。
452:吾輩は名無しである
04/03/23 22:52
>>448
やはりこの分野において、
バラードは基本なので押さえておきたい(w
創元文庫の初期短編集が入手難なのが痛いが、
福武文庫の短編集「第三次世界大戦秘史」
あたりから入ってはどうか。
あ、本スレはこちら
スレリンク(book板)
453:448
04/03/23 23:31
>>452さん
レス&誘導ありがとうございます。
あれから検索してみたところ、かなり興味深いです。読んでみようと思います。
(これまでは映画「太陽の帝国」の原作者という印象が強かったものでw)
454:吾輩は名無しである
04/03/26 00:19
>>450
Folie A Deux、『私達のやったこと』は柴田氏訳より野中氏訳の『お馬鹿さんなふたり』の
方が好きw。
やはりあれは同性カップルとして訳出した方が雰囲気でると思う。
455:449
04/03/26 10:54
>454
野中さんて誰?
その話は複数作家の短篇集か何かに入っているの?
『私たちのやったこと』を読んだ限りでは、世界が限られていると
いうか、広がりが感じられなかった(ある意味、同性愛はふたりの
世界…っていうのに沿っているのかな)。
むろん小説には小さな世界をまとめるという1つの方向があろうが、
たとえば柴田印でいうとミルハウザーみたいに「小宇宙」的な
感じがないんだよね。少しの器用さ(かなりかもしれない)でもって
特異な思いつきをまとめた、まるでいかにも「創作科の卒業制作」ノリ。
クリスマスによく店頭に並ぶスノードーム(スノーボール)ってあるが、
中に水を詰めて金粉を入れ、サンタの人形などかわいくあしらったもの。
読んでいてあれを思い出した。ただし、透けていなくて向うに広がる
作家の世界が覗けない。
456:449
04/03/26 10:56
つづき。
まさにそういうイメージで江国香織とか吉本ばななとか川上弘美、
読むのやめちゃったんだよね。
似てないか?
457:吾輩は名無しである
04/03/26 23:37
ハヤカワミステリマガジンにて、
普通のミステリィ書評欄と
風間氏の現代ブンガクがらみ書評欄の
両方でデリーロ『コズモポリス』を採り上げていた。
で、普通のミステリィ書評欄の方では、
案の定「オースター風」と書かれてました・・・(w
(風間氏の方はデリーロ入門に最適との評。)
458:454
04/03/26 23:41
>>455
> 野中さんて誰?
野中 柊氏。
1999年に、伊藤桂司氏の画を添えられた形で、この一篇だけの単行本が発行されています。
光琳堂出版。店頭で立読みしました。
「ピュアだからこそ恐ろしい恋愛小説」といういかにもなコピーをつけられて、銀色一色の
これまたいかにもな装丁wでした。
柴田氏はアンソロジー「むずかしい愛」の解説で、野中氏訳との違いに触れていますね。
>まるでいかにも「創作科の卒業制作」ノリ。
大筋で同意。
身勝手で乱暴な言い方をしてしまえば、未読のものを図書館で見つけたら喜んで
借り出すが、買いはしない。
ただ、
>世界が限られているというか、広がりが感じられなかった
それが著者の狙いなんじゃないかと思った。ixion氏が書いているように粗雑な感じが
するかもしれないけれど、あそこまであざとい舞台設定で、閉鎖した空間の恋愛小説を
書ききった(?)ことには脱帽したい。
459:449
04/03/27 20:03
>458
情報ありがとう。京都の光琳社だね。アートもの出版で凝っていたのに
他事業で潰れてしまった…。伊藤桂司のイラストがいかにもの作り方。
>閉鎖した空間の恋愛小説
確かに、小説は万人に好感もたれるものばかりが価値じゃない。
あの世界がたまらなく良いという人もいることは納得できる。
というより、非常に狭く限られた世界に浸りたいという人のためにこそ
書かれるべきものもあるわけだ。
>>450
ix氏
言い忘れていたけど、レスありがとう。
下のサイトみたいなベスト50とか100とかのリストは苦手かも
しれないけど、読了して「これは」と思った本をコメントつきで
書いていってくれないかな。
ix氏がボリュウムあるものを自分のサイトに並べてくれることを
少なくない人間が期待していると思うよ。
URLリンク(www3.justnet.ne.jp)
460:吾輩は名無しである
04/03/27 21:47
>>URLリンク(www3.justnet.ne.jp)
いきなり
1.と2.が
知らなかったりする・・・ (;´・ω・`)
461:吾輩は名無しである
04/03/28 03:26
アーヴィン・ウェルシュはここでいいでつか?
池田訳最高!
462:吾輩は名無しである
04/03/30 22:45
>>461
まあな、ただ少し微妙かも(w
463:吾輩は名無しである
04/03/31 00:20
>>460
J・アーヴィング取り上げて「ホテルニューハンプシャー」を取り上げていない時点で
共感できないなぁ・・・
>>462
マラボゥストークはちと読みにくかった。
トレスポで池田訳が漏れのデフォになってしまったからかも知れんけどね。
464:吾輩は名無しである
04/03/31 08:21
>463
突っ込みどころはいろいろあるリスト。
マイナー作家もよく押えて読んでいる、読書量はすごそうという
印象はあるけれども、こういうのはコメントを添えないと、
どういう読み込みをしてどういう勘所で選んだか分からないから
実際のところ、つまらないんだよね。
貼っといて何だけど…。
465:吾輩は名無しである
04/03/31 12:27
>460
そのリストは参考にしている。
なまじ変なコメントがないだけに先入観なしで新しい作家と出会えるので、
読書の幅が狭い読者としては便利だと思ってる。
カリンティ・フェレンツとかゴンブロヴィチとか、ここで名前を見て
なんとなく興味を持ったら大当たりだったし。
つーか、面白いなと思った本読んだあとでgoogleでその本の書評を探してると
必ず引っかかるのよね、そのリスト。
_| ̄|○
466:吾輩は名無しである
04/03/31 21:59
>>465
つうか、
カリンティ・フェレンツとかゴンブロヴィチとかは
あのリスト見る以前に押さえておいてよん
( ・e・)y-~~~
467:465
04/04/01 00:03
常識だったのか。OTL
英米の作家以外は、国書刊行会の文学の冒険シリーズでしか知らないのよね。
ちょっと前だと福武文庫が面白いラインナップだったけど、最近だとどのあたりを読めばよいのやら。
468:大西洋を突き抜けろ
04/04/01 04:33
>467
国書よむならゴンブロヴィッチは知ってるはずだろー!
……永遠に次回配本予定な作家としてな。
469:460
04/04/01 08:27
>465
なるほど、そういう意味では数もあるから良いリストだね。
463さんみたいな「何でホテル・ハンプシャー抜けてる?」という
疑問には答えてくれないけど。
それにしても、DJやってるとかじゃなく、どういうものに
感じ入るかの紹介がほしいかな。
470:吾輩は名無しである
04/04/02 23:18
(ガープが入ってりゃホテルは抜けててもいいなぁ・・・)
(´-`).。oO
471:吾輩は名無しである
04/04/04 03:10
J・アーヴィングそのものが抜けてもいいと思うが。
472:吾輩は名無しである
04/04/06 23:35
>>471
それはさすがに有り得んかと。
しかしその二作は好み分かれるな。
漏れは旅行が趣味なので、ホテルのほうが好み。
サーカスの息子も好き。
473:吾輩は名無しである
04/04/07 00:49
つうか、
柴田元幸のスレが
出来てたりするわけだが・・・(w
スレリンク(book板)l50
474:吾輩は名無しである
04/04/07 20:41
↑こんなスレならないほうが良い。
475:吾輩は名無しである
04/04/07 21:02
翻訳家はほかにもいっぱいいるのだし、その特定翻訳家の話題は
そろそろいいかな。
それより、何か掘り出し物はないですか。
軽い気持ちで読み始めたら、「これけっこう文学の大事なテーマを
扱っていたよ」的な・・・。
476:吾輩は名無しである
04/04/10 09:39
「ゼーバルト・コレクション」が白水社から出るらしいね。全6巻!
「アウステルリッツ」が良かったので楽しみ。
実際出るのは来年以降みたいだけど、前倒ししてほしいくらい。
477:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/04/10 10:07
おお!!<ゼーバルド
でも、6冊読むと疲れるだろうなぁ…。
Vertigoが好き。って言っても、どれがどれやら
少し細部が曖昧になってるけど^^;
>>459
凄いなそのリスト。でも、リストだけしかないから
「あれもない、これもない」と文句を付けたくなるんだろう
なぁ。選者の方針は何となく透けて見えるが、
コメントもついていると面白いだろうね。
俺は…面白そうだけどやる気力が湧かない。
とりあえずギャディス、マッケルロイ、ソレンティーノ、
フェダマンあたりのメガフィクション系とかは抜けてる
が、まぁギャディス以外はなくても良いかも。
あと、ガートルード・スタインが抜けてる…。
478:吾輩は名無しである
04/04/11 22:01
マッケルロイどこか翻訳出してほしい・・・ (・ω・`)
479:吾輩は名無しである
04/04/11 22:51
ギャディスも翻訳は1冊しかないわけだが・・・
480:吾輩は名無しである
04/04/11 23:33
映画公開に合わせ文庫になった『コールドマウンテン』は誰か読んだ?
ニコール・キッドマンの表紙に釣られ買いそうになったけど、どの
ぐらいの高揚感が期待できるものだしょうか。
481:吾輩は名無しである
04/04/13 00:32
>>479
他の2冊長すぎ(w
482:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/04/13 01:08
Agape Agapeは長くない。誰か訳せ!!
でもJRは、たった700ページ強だけど、あの
混線した会話はなぁ…あれ翻訳するの
辛いだろうな、どうせ売れないわけだし^^;
483:吾輩は名無しである
04/04/15 00:22
しかし1冊といえ
(更に認識でもJRでも無いけれど)
ギャディスが訳されている事は
もっと評価されよいことでは。
ジュンブンガク誌を筆頭に主な書評は
殆どが黙殺状態だった記憶だけど・・・(w
JRの紹介
URLリンク(www001.upp.so-net.ne.jp)
484:吾輩は名無しである
04/04/15 09:43
この手の作家の紹介には必ず殊能たんが出てくるな
アヴラム・デイヴィッドスンの紹介サイトもやってるし
485:吾輩は名無しである
04/04/15 23:43
しかし『JR』、
>処女作が全然売れず評判にもならなかったにもかかわらず、
>その後20年(しかも33歳から53歳までの20年間だよ)を経て、
>こんな小説を書くという強靱な精神にも心底敬服。
>本物の小説家ってのは、すごいもんです。
とは、凄すぎ。
これに比べりゃ、
かのピンチョンの重力の虹といえども
片手間で書き殴ったやっつけ仕事みたいなもんに
思われてしまうな(w
486:吾輩は名無しである
04/04/16 01:11
メガフィクションってその手の「徒労自慢」に終わっている
ってことはないですか。
487:吾輩は名無しである
04/04/17 00:43
>>486
33歳から53歳までの20年間
だから許してあげて・・・ (・ω・`)
488:486
04/04/17 23:50
>>487
責めているわけじゃなく、素朴な疑問なんだな。
489:むむむ
04/04/23 22:11
『アメリカの果ての果て』読んだことあるけど、
途中で挫折しちまった。むむむ。
490:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/04/23 23:08
…。
(「ギャディスに間違われる」って、ギャス自身も
序文でネタにしてるからなぁ…)
491:むむむ
04/04/23 23:39
そやったそやったあれはギャスやったわ。
やってもーたで。えらいすんませんなー。
で、ジョン・ホークスはどないでっしゃろ?
492:吾輩は名無しである
04/04/23 23:57
国書でむかし出てたってけ?
もうひとつの肌だったっけ?
あ、結構出てるね
URLリンク(www.nagasaki-gaigo.ac.jp)
493:吾輩は名無しである
04/04/24 23:06
古典ばかり読んでたのですが、現代文学も読もうと思いはじめました。
そこでみなさんにお尋ねしたいのですが、一時は南米文学と騒がれたことがありましたね?
それ以来はどこか勢いのある?もしくは注目されている文学はあるのでしょうか?
また、アメリカ、イギリス文学を読みたいのですが、みなさんのお気に入りの作家があれば
ぜひお教えください。
494:吾輩は名無しである
04/04/25 01:29
長年、スピルバーグの「激突」という傑作映画の原作が
ジョン・ホークス『激突』だと思っていたが、調べたら
違うんだね。
ホークスのは何と何が激突するのかな?
495:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/04/25 09:24
ホークスのはただ車と壁がぶつかりますが、
ぶつかる「まで」を追う作品です。
「激突」自体は遅延させられ、ハンドルを握る
男がひたすら独白していく…。
ところで、サザーン『レッド・ダート・マリファナ』
出ました。
496:吾輩は名無しである
04/04/25 12:51
>495
thnx.
スピルバーグの「激突」のあの何時ぶつけられるか分からない恐怖感と
焦燥感を精緻に描いている原作小説ならすごかろうと思っていたけど、
Richard Mathesonリチャード・マシスンという作家だった。
URLリンク(www.amazon.co.jp)
翻訳が小鷹信光だし、米国アマゾンによるとキングやブラッドベリ風で、
なかなか奥深いものもある由。ちょいと面白そうだね。
497:吾輩は名無しである
04/04/25 14:52
>>493
俺も知りたい(w
60年代→中南米
70年代→北米
80年代→非米英語圏
そのあとどうなったの (゚д゚ )?
498:吾輩は名無しである
04/04/25 18:58
90年代はクンデラの訳書がいっぱい出たよね。
499:白石昇 ◆T9hpXq3U/6
04/04/25 22:37
>>482ixion ◆ySh2j8IPDg 04/04/13 01:08様
> Agape Agapeは長くない。誰か訳せ!!
だめですよそんな言い方しちゃ。翻訳者って上手くノセればノリノリでやるん
ですから。
> 辛いだろうな、どうせ売れないわけだし^^;
ノセかた次第です。多分。
あ、ついでにスレ題に沿ったプラープダー・ユン情報のリンクなんか書き込ん
じゃえ。
スレリンク(book板:217番)
500:500だ
04/04/26 00:08
>白石さん
こんな渋い出版している団体があるの、知ってた?
URLリンク(www.daido-life-fd.or.jp)
501:吾輩は名無しである
04/04/26 02:11
>>498
いや、国内の状況って訳じゃないんだけど・・・ (;´Д`)
502:吾輩は名無しである
04/04/26 18:13
>496
マシスンは中原昌也が名前をあげてたよ
503:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/04/26 18:59
マシスンは、モダンホラー系のアンソロジーによく
作品が載ってますが、もとはアメイジング・ストーリー
とかマクガイバーとかの脚本書いてた人ですね。
新潮のモダンホラーアンソロジー『カッティング・エッジ』
に「吸血鬼」が入ってます。
504:もっと教えてちゃん
04/04/26 21:09
>502
評価してるの?
>503
「吸血鬼」が面白いということですか?
505:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/04/26 21:37
あー、変な作品^^;<「吸血鬼」
他にもいろいろ書いてるけど、変な作品として
のインパクトが強かったので覚えてる。
506:吾輩は名無しである
04/04/26 22:52
さすがにリチャード・マシスンはスレ違いでは無いか (´・д・` )
URLリンク(ja.wikipedia.org)
507:白石昇 ◆T9hpXq3U/6
04/04/26 23:44
>>500 500だ様
うん。知ってる。あとね、トヨタも知ってるし井村も知ってる。
でも、大同の本って普通に買えないんじゃなかったっけ。
たしか図書館でしか読めなかったと記憶しているのですが。
あ、図書館で読めるんだったらTRCか。じゃbk1で探してみようっと。
508:500だ、496でもある
04/04/27 12:56
>506
ごめーん。
一応そのページはチェック済みで、世界幻想「文学」賞なんての獲っているから、
案外カルト文学みたいな感じで、このスレに抵触している気がしてたのだよ。
SF板に行け…ってこと?
ディーン・クーンツやマイケル・クライトン、パトリシア・コーンウェル
みたいな判断なのかな?
でも、キングだと文学板で語ることは許されているよね。
その辺の判断がつかないもので、越境する文学の可能性をさぐっていた
つもりだったんだけど。ixionのレスもあったし…。
>白石さん
確かに図書館でチェックしたんだ、大同のシリーズ。
販売しないで寄付が目的で出している本みたいだね。
トヨタもアジア文芸についてそういう事業やってるの?
あと井村って、肉マン屋?
企業メセナ出版で結構珍しい本を出していることに感心したのよ。
知ってること、いろいろ教えてください。よろしく。
509:吾輩は名無しである
04/04/27 15:52
クレストからゼイディー・スミスの新作が出てることにいまごろ気付きました。
だれか既にお読みになった方いらっしゃいますか?
510:白石昇 ◆T9hpXq3U/6
04/04/27 23:50
>>508 500だ、496でもある様
> トヨタもアジア文芸についてそういう事業やってるの?
うん、やってるみたい。調べとくです。
> あと井村って、肉マン屋?
違う。それだったら面白いけど。あ、でももしかしたら絡んでたりするかもし
れません。世の中どことどこが繋がっているかわからない。
井村文化事業財団だったかな。これは取次通して販売してます。本屋でも取り
寄せできるし、ネット書店でも買える。
ネット書店で検索すれば出て来るんだけど出版社で検索できないので適当に検
索ワード書いておきます。ネット書店で検索してみて下さい。
511:白石昇 ◆T9hpXq3U/6
04/04/27 23:54
1.持ってて読んだことあるもの。
カムマーン・コンカイ
スラック・シワラック
2.翻訳者で検索
冨田竹二郎
吉岡みね子
岩城雄次郎
レヌカー・ムカシントーン
吉川敬子
荘司和子
3.読んだことないけど邦訳が出てて思い出せる著者名カナ表記。
チャート・コープチティ
(コープチッティかもしれません)
ククリット・プラモート
ニッパーン
4.井村じゃないけど出てる人。
ウィン・リョウワーリン
ウィモン・サイニムアン
トムヤンティ
(アジア文庫って書店でしか買えないかもしれません)
512:白石昇 ◆T9hpXq3U/6
04/04/27 23:55
> 企業メセナ出版で結構珍しい本を出していることに感心したのよ。
うん。でも個人で買いたい人はどうすればいいんだろ。
なんか買っても高いような気もするし。あ、ちなみにこのラインナップの中の
『メナムの残照』トムヤンティ著はアジア文庫で買えます。昔は角川文庫にも入っ
てました。
> 知ってること、いろいろ教えてください。よろしく。
実のところカムマーン・コンカイさんと、スラック・シワラックさんとトムヤ
ンティさんとウィモン・サイニムアンさんしか読んだことがないかもしれません。
泰日翻訳は。
ちなみに原書で読んだことがあって公開しているのは以下です。
URLリンク(www.geocities.co.jp)
URLリンク(www.geocities.co.jp)
URLリンク(www.geocities.co.jp)
ええあたし実のところタイ語の本たいして読んでませんとバレる前にカムアウ
トしておきます商いは正直に商売人として。
513:白石昇 ◆T9hpXq3U/6
04/04/27 23:57
>>511
荘司和子さんはたしか井村で出してないようです。
井村以外なら宇戸清治さんもいい仕事されてます。
あと、段々社ってのも見つかりました。
URLリンク(www.bk1.co.jp)
514:500だ
04/04/28 08:50
>白石さん
いろいろとありがとう。検索ワードは特にサンクスです。
『メナムの残照』というのは確かに聞いたことある。
アジア諸国って、識字という点からも、娯楽は本より
映画や踊り音楽なんだろうな。
日本に紹介される文化も、もちろんその方が手間少ないし。
紹介されている数は少ないだろうけれど、でも、アフリカや
南米の作品読むよりアジアの共通感覚みたいなの求めて、
ちょいと読んでみたい感じがする。
515:吾輩は名無しである
04/04/28 23:18
タイのバンコクの紀伊国屋では、「メナムの残照」と「バンコク楽宮旅社」が
「紀伊国屋アジア文庫」として、アジア地方限定で売ってたりします。
タイ大好きなのだが、タイ人の本読んだ事なかったなぁ。
いい情報ありがとう>白石氏
516:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/04/29 14:17
ジョージ・ソーンダースの短編の翻訳が
SFマガジン6月号に載っています。
「スプロール・フィクション特集2」です。
517:吾輩は名無しである
04/04/29 16:57
ああパストラリアのひとか
518:尋ね人
04/04/30 20:02
∧凹∧
(=゚ W ゚ )ノ 更に七月号はアヴラム・デイヴィッドスン、フリッツ・ライバー、
ビッスンにスタージョンと、若島正登場。
519:白石昇 ◆T9hpXq3U/6
04/04/30 21:30
>>516ixion ◆ySh2j8IPDg 様
ねえ、もしかして怒ってる?
520:白石昇 ◆T9hpXq3U/6
04/04/30 21:36
>>514 500だ04/04/28 08:50様
> 『メナムの残照』というのは確かに聞いたことある。
なんども映画化テレビドラマ化舞台化されてます。太平洋戦争時代のお話で、
日本人将校とタイ人女性が恋に落ちるのです。
ドラマ化テレビ化されるときは必ずこっちの二枚目俳優が日本人将校役をやり
ます。いわば国を代表する二枚目俳優なのです小堀少尉役は。
> アジア諸国って、識字という点からも、娯楽は本より
> 映画や踊り音楽なんだろうな。
本高いんです。いや、日本の出版物よりは当然安いんですが。僕が出した本の
原書なんて一冊で鶏肉脂飯が四人前食えます。安い定食なら五人前です。
でもそれだからこそいろいろ好き勝手なスタイルで出版できるみたいです。ウィ
ン・リョウワーリンさんの最新短編集なんかB5位のサイズのソフトカバーで各
頁にメタフォニカルな写真が入ってて時折カラーでタイポグラフィック的な手法
使いまくってて贅沢なページの造りになってます。面白そうです。
まだちゃんと読んでないけど。
> 日本に紹介される文化も、もちろんその方が手間少ないし。
手間多いっすよお。タイポップスも盛り上がってきて、夏にはペンエーグ監督
の映画が日本公開されますけどまだまだ手つかずでノーマークのいい映画がたく
さんあるみたいです。
映画はめったに見ないんですけどね。
> 南米の作品読むよりアジアの共通感覚みたいなの求めて、
> ちょいと読んでみたい感じがする。
そういうものをお求めならとりあえずウチの本でも立ち読みしてあげて下さい。
よろしくお願いします。
あ、ついでにガイダンス的なサイト見つけましたので以下に貼っておきます。
URLリンク(www.tufs.ac.jp)
URLリンク(www.geocities.jp)
521:白石昇 ◆T9hpXq3U/6
04/04/30 22:01
>>515吾輩は名無しである04/04/28 23:18様
あ、でも『バンコク楽宮旅社』は谷恒生さんの小説。だからスレッド違い、と
いいながらバンコクの紀伊国屋書店様では中村(紋次郎)敦夫(議員)の『チェ
ンマイの首』って小説も限定復刻販売してます。
ちなみにバンコクの紀伊国屋書店ではウチの本は売り切れたのでもう売ってな
いです。ってスレッド違いをスレッド通りに是正しようとしたらなんか微妙に宣
伝臭いぞこの俺の書き込み。
> タイ大好きなのだが、タイ人の本読んだ事なかったなぁ。
いや実のところ微妙に回りくどく宣伝しようと言う意識が働いているのかもし
れません。どうやら下心あってのことみたいですのであまり気にしないで下さい。
522:吾輩は名無しである
04/05/08 18:17
英文読むときって、意味をとるのであって
日本語になおしてからそこから意味をとると別物になるね・・・。
だから、洋書の翻訳版は意味が微妙に異なるうえに
ヘタしたら、日本語めちゃくちゃだから、読む気がおこらん。
とくに物語モノじゃなくて思想関係のものは。
英語スラスラ読めるようになってから原書よもうとおもう
(いつになるかわからんが、というか一生読めないかもしれないけど)
523:吾輩は名無しである
04/05/08 21:47
>>思想関係のもの
板違い(w
524:吾輩は名無しである
04/05/09 17:48
英米思想関係の場合、「意味が微妙に異なる」ってことはないね。
異なるときははっきり異なる。それくらい最近の哲学は精密。
それより困るのが訳書の少なさ。邦訳だけじゃアクチュアルな議論に
全くついていけない。意味の微妙な違いを嘆く以前の問題。だって、
そこに参加できないんだから。
525:吾輩は名無しである
04/05/09 20:04
(´-`).。oO(というか一生読めないかもしれないけどとか言ってる暇があるなら
実際に原書を何冊も読んで鍛えればいいと思うんだけど)
526:吾輩は名無しである
04/05/11 20:33
エリアーデ幻想小説全集の2巻が出たね。
527:吾輩は名無しである
04/05/16 21:10
>>520 白石さんは、タイ関係に詳しい人なんですね。
そこでちょっと意見を伺いたいのですが、梁石日の『闇の子供たち』みたいな作品
をどう考えますか。タイの幼児売春の実態を、作家的想像力を駆使して描いたもの
であり、それなりに反響はあったようです。私的には、隣国タイの貧困と暴力を焦点
にあてるような小説がヒットするのは好ましいことではあります。しかし、タイ社会
を描けているかといえば、ほとんど駄目という感じなのです。この小説の登場人物
である在タイ日本人やタイNGOのスタッフなどについては、かなり非現実的な設定なのです。
文学的評価としては、ちょっと辛いなあというのが、私の感想。
タイじゃなくてフィリピンだけれども、船戸与一の直木賞受賞作『虹の谷の五月』
なんてのは、混血フィリピン人の少年トシオを主人公としたそれなりに面白い作品だけれども、
フィリピン社会を描けているようには思えませんでしたね。とくにヒドイのが、この
小説の文庫版の解説。フィリピンのセブに、前資本主義的な閉鎖的共同体があるかのように
解説してある。
やはりタイや東南アジアを描くのは、現地の作家でなくては、不可能なのかもしれない
と私は思うようになりました。 作家が描けるのは、自分の熟知している国か、旅行記
かもしれないのではないかということです。たとえば、ナイポールのイスラムやアフリカ
の旅行記。あるいは、アフリカを舞台にした小説でも、『深い河』のようにインド人を
主人公に設定したもの。山際素男のインド探訪ものも、あくまで他人の話をインタビューして
そのまま書くという設定だから、リアルな面白さがあった。
中村敦夫の東南アジアものなんかは、そういう意味ではどうなのでしょうか。
篠田節子の「コンタクトゾーン」みたいのは、東南アジア描写という意味では、
嘘ばっかり(冒険ものとして考えると、まあまあの出来ではあるが)
日本人に海外を描くことは出来るでしょうか?たくさん、作品は書かれているけれど。
528:吾輩は名無しである
04/05/16 22:54
たぶん既出じゃないと思うので、
アンドレイ・プラトーノフ『土台穴』(国書)すばらしい。
主著の『チェベングール』を早く、訳して。
529:白石昇 ◆Kjrx9yfSYM
04/05/17 19:28
>>527様
ほとんど読んだことないんです。宮本輝さんの『愉楽の園』と、三島由紀夫さ
んの『暁の寺』くらいですね。だから例に挙げられたものは全然読んでません。
もしかしたら意図的にさけているのかもしれません。
> やはりタイや東南アジアを描くのは、現地の作家でなくては、不可能なのかもしれ
ない
> と私は思うようになりました。
私もそう思うんですが、自分の仕事で手一杯で読む余裕がないのです。
> 作家が描けるのは、自分の熟知している国か、旅行記かもしれないのではないかと
いうことです。
旅行記もタイ関係はほとんど読まないですね。意図的にさけているのかもしれ
ません。去年一人日本人が王室批判で有罪になってますしね。
と言いながらタイに関するコラムの依頼なんかは引き受けてるのは明らかに矛
盾なんですけどね。(テクニックじゃなくてマナーです。と言い切ったあとの加
藤鷹さんみたいに爽やかに)
> 日本人に海外を描くことは出来るでしょうか?たくさん、作品は書かれているけれ
ど。
それはコメントしたくないです。コメントするより仕事として形に出来ればい
いなあと思っておりますけどいつになるやら。
何にせよ、翻訳ではいろいろ読めます。泰日翻訳は図書館でかなりの数読める
はずです。
わたくしはとりあえず三人ほど目を付けているのでその人達を中心に原書で読
んでいきたいと思いますと言いながらいつになるやら。
530:527
04/05/17 21:37
白石さん、どうもご返事ありがとうございました。
日本人の書いたものを避けたくなるという気持ちはよくわかるような気がします。
いわゆる大衆的作家、直木賞的作家たちは、東アジアの狭い世界を飛び出し、
東南アジアやイスラム世界をも舞台に小説を書いています。これらは、
ハリウッドの日本人像を見ているようなものなのかもしれません。
531:白石昇 ◆Kjrx9yfSYM
04/05/19 15:48
>>530 527様
だから、逆を読んでみると少しわかって来るような気がします。外国人が日本
を舞台に書いたヤツ。例えば、カズオ・イシグロの『女達の遠い夏』とか。
読んだけど辛かったです。すごく辛かった。イカンよあんたイギリス人でしょ、っ
て感じでした。
あと読んだことないけどウイリアム・ギブスンの『あいどる』なんてのもある
らしいです。
> 東南アジアやイスラム世界をも舞台に小説を書いています。これらは、
> ハリウッドの日本人像を見ているようなものなのかもしれません。
まあでも訳して持ってって、現地の人に受け入れられば本物なのだと思うので
す。考証とかそんなのは別として作品として何かしらの力を持ってる、って事も
あるわけだし。
と、なんか最近近くのデパートのシーデー売場で流されている『キルビル』の
映像が妙に心に残るあたしでした。いやいけないんですけどね右翼としてはあん
なデタラメに心動かされちゃ。
あ、ちなみに今事務所に来たシナリオライターの人が面白い本読んでた。表紙
がいかにもなサムライものなんだけど、なんか内容は日本かどうかよくわからな
い設定なんだって。で、タイトルが
"TELE OF OTORI BOOK 1 ACROSS THE NIGHTINGALE FLOOR"
著者がLian Hearnだって。タイ語訳去年の九月に初版みたい。どんな本なんだろ?
いやもう気になる本はいくらでもあるんですけどね。
532:吾輩は名無しである
04/05/19 20:58
日本人だから日本を書く、日本を書ける。
米国人だから米国を書く、米国を書ける。
先進国の場合には特に、そういうのがナンセンスでもないけど、
文学的価値を捉えにくくなりつつあるね。
政情不安で発展途上にあるような国の場合、国家や民族のアイデンティティを
ぜひとも描きたいという作家の意欲はぎらぎらしているし、受容する
こちらも読みごたえを素直に認められる気がするけど…。
>>497にもあったけれど、「90年代以降どうなったの?」って質問。
ひとつに挙げられそうなのは、亡命した作家中心に自国に留まった人でも、
国家や民族の枠の向うに飛び出す動きみたいなのが面白いと思うけど、
どうだろう?
飛び出すから寓話性や幻想性が高まった作品が多いわけだろうけど…。
「ナボコフの再来」アレクサンダル・へモン『ノーホエア・マン』も
とても面白かったな。
533:吾輩は名無しである
04/05/19 22:38
90年代世界文学を概観すると、
第一に、>>532のいうように、「亡命性」「あいだ」といったキーワードで
語られるような流れ。その代表がクレオール。
第二に、ロシア・東欧文学の新潮流。体制が変われば文学も変わる。
第三に、米文学の「大きな物語回帰」。パワーズの登場やデリーロの健在
第四に、クレオールとも関連するけど、ポストコロニアリズムの一層の進展
第五に、ドイツ語圏をみると、「言語の氾濫」。ゼーバルトやベルンハルトに代表される。
534:527
04/05/19 23:00
>ポストコロニアリズムの一層の進展
ポストコロニアル作家というのは、どういうふうに評価したらよいので
しょうね。とくに先進国や旧宗主国に移民してしまった作家たち。
ボク自身は、オンダーチェのANIL'S Ghostなんかは結構おもしろく
読めた(amazon.comでは最初は評判が悪かったみたい。でも、
悪く言う奴らが無能な読者なんだと言う気がした)。しかし、スリランカ人
とかにしてみれば、ケシカランという感じがあるんでは無かろうか。
生まれ故郷でケシカランと思われる文学というのを、我々はどう捉える
べきなんだろう。
そういえば、イシグロの日本モノについて、西洋人(イギリス人)に媚びた
描写なんじゃないのかという感想を抱いた人がいた。読んでいないので、私は判断
できないが、日本語の会話はこなれた英語になっているそうだけれど
535:吾輩は名無しである
04/05/20 15:15
どこでブームか、という問題もあるよね。
結局、受容する人間がいなけりゃ消費なんて起こるはずもない訳で。
日本でだけ言うなら、バルカンのブームがあったと思う。
ユーゴのミロラド・パヴィチ、アルバニアのイスマイレ・カダレなんかが出て。
俺はいまだに、パヴィチの「ハザール事典」は生涯ナンバーワンの本なんだが。
536:吾輩は名無しである
04/05/22 15:09
国書が刊行予定本出したところで、ハヤカワも97年発売予定ジョン・クロ
ウリー「エヂプト」出して夢の文学館シリーズを完結させるように・・・
537:吾輩は名無しである
04/05/23 14:26
>>536
ま、国書のフリアは出そうだけど、
それはお蔵入りなった悪寒・・・
538:吾輩は名無しである
04/05/27 00:36
今新刊が並んでる本で
ジョイス・キャロル・オーツとか金芝河なんかはどうですかね?
539:吾輩は名無しである
04/05/29 00:06
ラテアメスレにも幾つか書き込みが見受けられますが、
ようやく「フリア」の現物、店頭で確認出来ますた・・・(w
なかなかオサレな装丁でグドだす。
540:吾輩は名無しである
04/05/31 13:32
『フリアとシナリオライター』おもしろかったー(´∀`)
エンタメ性と文学性が両立してる、どころじゃなかった。久々に満足しますた。
ウィリアム・ギブスンも新作を出したし、SF板の話題をば。
隠れた名作待ってます。原書でもOK…かな?
【短篇が】第三回・SF/ファンタジー/ホラー大賞スレ【豊作っすよ】
スレリンク(sf板)
541:吾輩は名無しである
04/06/04 16:59
フリアおもしろかったけど、なぜこんなに翻訳に時間がかかったのだろうか?
それにしても、リョサの他の作品も復刊さないのかね?
542:吾輩は名無しである
04/06/04 19:18
>541
まだ読んでいないけど、あとがきでもさらりと流していたね。
言い訳もなしで。
543:吾輩は名無しである
04/06/06 20:36
今、2002年度ブッカー賞受賞の
Yann Martel, Life of Pi
を読んでいるが、激しく面白そう。
英語は、動物名が難しい。
544:吾輩は名無しである
04/06/13 13:06
これ本当?
URLリンク(www.fukkan.com)
『アカシア』復刊って書いてあるけど。
545:吾輩は名無しである
04/06/17 23:28
『アカシアの大連』?
546:吾輩は名無しである
04/06/19 08:40
卓行もそれいい作品だが四門だ。
蔵人四門。
547:吾輩は名無しである
04/06/27 20:43
定期保守
548:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/06/28 10:00
ところで
ニコルソン・ベイカー『ノリーのおわらない物語』
の翻訳が白水社から出ました。
一応報告しとかないと、ね^^;
549:吾輩は名無しである
04/07/03 00:34
>>543
これのこと?
URLリンク(park8.wakwak.com)
550:吾輩は名無しである
04/07/04 21:31
>>548
海外のファンサイトでけちょんけちょんだったやつかしら。
岸本が訳してるの?
551:吾輩は名無しである
04/07/12 23:16
>>543
ブッカー賞といえばちょうど俺も2003年受賞の
"Vernon God Little"を読んでるとこ。
映画化も決定したとか…
552:吾輩は名無しである
04/07/19 01:25
>>543
「パイの物語」だよね?自分日本語で読んだけどすっげぇ面白かった!
553:吾輩は名無しである
04/07/19 23:36
アイン・ランドが出たけど、誰か原書で読んでいたか?
554:吾輩は名無しである
04/07/20 22:17
>>553
これ?
URLリンク(www.aynrand2001japan.com)
555:吾輩は名無しである
04/07/20 22:30
そう、これ。
URLリンク(www.amazon.com)
556:吾輩は名無しである
04/07/20 22:35
質問です!誰か答えてくださいm(__)m
中国文学で、継子いじめの文学って何かありますか??
日本文学では落窪物語とか有名ですが・・・
557:吾輩は名無しである
04/07/22 16:56
トワイライト・ランデブー
558:吾輩は名無しである
04/07/23 19:54
知的なエロさのある小説はないかな?エロさといっても露骨な性的描写ではなく
男女の駆け引き、恋愛哲学などの方面で
J・G・バラードのクラッシュとか病的性癖、心理だけど、病的、カルトじゃない
方面で
クンデラとか、G・グリーンとか・・ そっち方向で
559:吾輩は名無しである
04/07/23 20:53
>>551
なかなか面白いけど
スラング満載だから読みにくかったっす
560:吾輩は名無しである
04/07/23 21:07
『ロクス・ソルス』復刊するんだね。読んだことないので楽しみ。
561:吾輩は名無しである
04/07/24 21:50
>>558
ソール・べロウ、フィリップ・ロス、ヴィトルド・ゴンブロヴィッチ、
ナボコフあたりはお試しで?
562:吾輩は名無しである
04/07/29 00:57
test
レス561なのに、なして表示が560だった?
563:吾輩は名無しである
04/07/29 00:59
何言ってんだよ・・・
564:吾輩は名無しである
04/08/04 22:34
定期age(w
565:吾輩は名無しである
04/08/04 23:57
クレストからラヒリの新作出てたことを報告したい。
566:吾輩は名無しである
04/08/05 09:07
>>565
昨日の朝日新聞の夕刊で翻訳家・鴻巣季子さんがほめている。
「単純なルーツ回帰の移民文学ではない」とあり、「じゃあ何?」
というのは字数が限られているので書けなかったみたいだ。
567:吾輩は名無しである
04/08/05 11:32
それを書かなきゃ意味がないんだがな。
568:吾輩は名無しである
04/08/07 17:46
>>567
確かにそのとおりだけど>>566の評者が言いたいこともわかる。
人と人との隙間みたいなものを国と国との隔たりに対比させてるのかな。
ここに書いてる人たち程読んでる訳じゃないから偉そうなことはかけないけど
人と人との関係を描くってのは王道だよね?
569:566
04/08/08 11:05
友季子だ、すまそ。
ここの人たちの読書量にはまるで関係ない話で、その本の紹介は、日本語の
文章として非常にまずい書き方だと思った。
「ルーツ回帰の移民文学でない」と言って、移民文学しての特徴を全否定
しようとしているのか。「単純な」と断っているから、じゃあ「『複雑な』
ルーツ回帰の移民文学なのだ」と言っているのか、どちらか分からない。
ラヒリがインド系移民であり、彼女の文学性をよく知っている人にしか
分からない書き方。インド系移民だと知っていて前作を読んだ自分にも、
どういう方向性かは分からなかった。
分からないから自分で読まなきゃか…と思わせたのは、さすがだ(^o^)
570:吾輩は名無しである
04/08/09 22:41
カーズワイルの新しいの出てたのね・・・
レヴュー希望ん。
URLリンク(www.tsogen.co.jp)
571:吾輩は名無しである
04/08/15 11:17
ポーランドのミウォシュが亡くなったね。
93歳。ノーベル賞受賞詩人。
572:吾輩は名無しである
04/08/15 11:37
海外の現代詩ってみなさん読まれますか?
自分は原語で読めないうらみでどうも敬遠してしまいます。
未熟な自分が悪いのですが・・・
573:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/08/15 12:50
>>571
ミウォシュは、おれの最も敬愛する詩人の一人だ(った)。
URLリンク(www.ibiblio.org)
Poetry will remain after you. You were a great poet.
--But in fact, I have known only a chase.
Czeslaw Milosz, "Reconciliaiton"
574:吾輩は名無しである
04/08/18 13:04
>ixion
ミウォシュ追悼小論マダ~?
毎日、日記のぞいているのに。
575:吾輩は名無しである
04/08/18 21:40
お勧めの現代作家ないですか?リアリズムの
576:吾輩は名無しである
04/08/19 02:01
リアリズムという時点で現代(文学の)作家と言えない。
と、言ってみるテスト(w
577:吾輩は名無しである
04/08/25 02:42
>>576みたいなレスが付いただけで何も書けなくなるようなら
最初からくだらねぇ質問するなと。
578:吾輩は名無しである
04/08/26 13:06
ココの人ってどこで新しい作家の情報手に入れてるの?
579:吾輩は名無しである
04/08/26 13:16
>>578
自分で検索発掘しるの
580:吾輩は名無しである
04/08/26 22:53
>>578
やっぱ一番かたくて信頼できるのは出版社からのリリース。
なかんずく読者の期待が擦り切れてボロボロになるまで盛り上げたまま、
世紀をまたいで数年もたったのちに「配本予定」をひょこっと出し、
信頼と不審のあわいを見事にすりぬけてみせる某社の出版予定からは
目が離せませんね。ある意味、出版される物語より実験的でミステリーで
マジックリアリズムな仕打ちです。
予告通りにあっさり出すことに失望感すら抱かせる手管は見事です。
581:吾輩は名無しである
04/08/28 16:42
>>580
ワロタ。
582:吾輩は名無しである
04/08/29 08:12
>>580
サンリオ文庫の近刊予告のこと?
583:吾輩は名無しである
04/08/29 11:36
>>582
サンリオ文庫は「世紀をまたいで」いません。
584:吾輩は名無しである
04/08/29 12:57
国書だろ
585:吾輩は名無しである
04/09/02 23:40
この板なら心配ないだろうけど無意味に保守カキコ。
米山良夫氏って「りょうふ」って名前なのね。
いえ、今なんとなく「怪僧ラスプーチン」読んでいてびっくりしたものだから。
586:吾輩は名無しである
04/09/05 22:21
20年以上前に流行ってたよ、柄谷コージンとか吉本リューミンとか荒井ユーミンとか……
587:吾輩は名無しである
04/09/07 18:24
dbcピエールのバーノンゴッドリトルってブッカーとったらしいけど
読んだ人いる?おもしろかった?
588:吾輩は名無しである
04/09/10 13:59
コロンバイン事件にアイデアをえた小説らしいね!
ぷんぷん!
589:吾輩は名無しである
04/09/20 14:58:39
カダレ「誰がドルンチナを連れ戻したか」
いまいちだった。アルバニア史と絡めてるらしいが俺知らんからな~・・・・・・
とにかく物語の過程が刺激もなく進んでいくだけで、オチもなかった
(ボルヘス系の作品かと思ってた)
590:吾輩は名無しである
04/09/20 18:58:50
>>589
それは確かに良い意味でも悪い意味でも、民話っぽい小説だったね。
591:吾輩は名無しである
04/09/24 23:22:04
「Cloud Atlas」ってどうなの?
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
592:吾輩は名無しである
04/09/26 00:05:23
ブッカー賞は去年からスルーされてる気が
593:吾輩は名無しである
04/09/28 13:43:01
日本では今、ブッカー賞より国書が熱い。
594:吾輩は名無しである
04/09/28 14:03:21
ペーパーバックで英文学の名作を読み始めたんだけど、
ペンギンよりwordsworth,dover thriftの方が安値で手に入るからいいね。
595:吾輩は名無しである
04/10/03 09:27:42
国書版ソラリスやっとでたね。
しかし全集6巻って少な過ぎないか。
596:吾輩は名無しである
04/10/03 09:46:08
>>595
訳とか一緒だよね?
ハードカヴァーで読むのもいいかもしれないけど ちっと高いなぁ
597:吾輩は名無しである
04/10/03 10:34:40
いや、全部ポーランド語からの新訳の筈
598:吾輩は名無しである
04/10/03 11:33:46
>>595
「コレクション」だから選集だよ。
「未来のSF」の方は好評なら第2期もあるかもと、
SF板で誰かが書いていたね。
599:吾輩は名無しである
04/10/04 05:39:09
好評つーか、ヤマガタさんたらイアン・ワトスンまた延期させてるし(・∀・)
まあ、ディッシュとラファティさえ読めれば後はいいよ。
600:吾輩は名無しである
04/10/04 08:50:02
>>599
スレリンク(book板:541番)
孫コピペだけど、ヤマガタさんはやることやって、国書が
やることやってないみたいだよ。
601:吾輩は名無しである
04/10/04 08:51:09
ついでに600安打記念あげ
602:吾輩は名無しである
04/10/04 23:36:41
>>599
そうか。
おれはウルフとワトスンだけでいいな。
(なんかSFスレみたいになってしもた・・・)
603:吾輩は名無しである
04/10/08 07:56:47
こんな作家さん知らなかったでつ・・・
結構有名だったの?
URLリンク(www.kahoku.co.jp)
604:吾輩は名無しである
04/10/09 09:54:23
知らんかった。ケルテース・イムレの時みたいにイクシオン解説してくれ。
605:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/10/09 12:41:30
すまん、詳しくない>>604
『トーテンアウベルク』しか持ってないし、
積読でどっかに行ってしまっている^^;
探して読みます。
606:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/10/09 15:34:13
今読んでるけど、この人ベケットを意識して書く人なのかな。
言葉で微分をしている感じがする。言葉と言葉を極限まで
近接させて傾きを求める、というか。だから、たぶん、原書で
読まないと意味がないのかもしれない(ベケットのように)。
翻訳では音も見えてこないしね。
それでも、『トーテンアウベルク』はハイデガーとアーレント、
もしくはその2人(2つ?)の言葉が近づけられていく(と同時に
決して重なることはない)のが魅力的な作品ではある。言葉を
重ねて、静止=ゼロの直前の無時間性を捉えようとする、
とてもベケット的な試み…「静止、と同時に運動」
「私たちは飛び出すのだが、しかし、私たちはとどまろうと思う、
やがて雪が来るまで。そうすることで初めて、私たちもまた、
一度もここにいたことはなかったということになるのだ。」
(『トーテンアウベルク』熊田泰章訳)
この作品を読む限り、この書き手がなぜ「ドイツで最も注目
され、最も憎まれている作家」なのかははっきりしない。
むしろ非常に真っ当な文学作品であり、それも地味すぎる
ほど真っ当なのだ。おそらく、他の作品では政治批判や
フェミニズムに関する特徴がもっとよく出ているのかも
しれないが、読んでないから分からん。
誰か『ピアニスト』『したい気分』の解説頼む。
607:ixion ◆ySh2j8IPDg
04/10/09 16:39:50
あと、イェリネクのホームページ:
URLリンク(ourworld.compuserve.com)
これなんか読むと、なぜ今回の受賞に否定的な意見が
多いのか、少しは分かるような気がするけどね:
URLリンク(www.a-e-m-gmbh.com)
ま、「ポルノ作家」みたいな扱いが間違いなのは『トーテン
アウベルク』を読めば分かるが、しかしこの作家は
随分と「浅い」ような気がするなぁ…俺の気のせいかな^^;
608:吾輩は名無しである
04/10/10 00:42:48
イクシオン、さんくー
今回のノーベル賞は、平和賞とか見ると、女性に取らせたかったんだと思うな。
これで代表作が翻訳されるだろうから、そのとき確認してみよう。
609:吾輩は名無しである
04/10/10 11:39:24
解説乙。今ピアニスト読んでるよ。
登場人物は30代後半のピアノ教師。強権的で娘を管理したがる母親がいる。
しかし二人の関係は簡単な憎悪関係でも支配関係でもなく、娘は洋服を買うなという母を殴るし
娘のほうも恋人(になる男)ほっといて二人だけの世界に閉じこもりたいとも考えたりする。
恋人(かなり年下)との関係もスムーズでなくちょっとマゾッホっぽい関係になったりもする。
全編現在形で書かれるが時折どうやらエリカの少女時代らしい彼女(太字)の章も紛れ込み、
なんとなくクッツェーの少年時代っぽい雰囲気。
やたら登場人物に醒めた描写で、氾濫しまくる動物のメタフォアもあって妙に非現実感を漂わせる。
それから会話文も「」がない。
「言葉の熱心な女性歯科医であるエリカは、小さなハンマーで現実を叩いて落とす。」
みたいな言い回しとか結構好きだな。
610:609
04/10/10 11:51:25
そうそう文章が音楽的ってことはすごく感じる。
上の言い回しみたいの以外にも、主人公がピープショーに行く場面とかあるんだが、
ストリッパーの描写とか似たような構造の文章が流れる感じで。
倒置とか句点で繋いでいくとことか気を使ってるんだろうなってのが伝わってくる。
ただ初版は何故かやたら校正ミスが多い。
611:吾輩は名無しである
04/10/10 15:46:27
>>609
板違いだけど、映画化されてるね。
URLリンク(movie.goo.ne.jp)
612:吾輩は名無しである
04/10/10 17:42:34
ピアニストの訳者の中込啓子さんの書いた、
『「ジェンダーと文学」イェリネク、ヴォルフ、バッハマン』入手。
非常に面白い。ジュディス・バトラー読み直し中。
>>608 ixion
ベケット非常に好きらしいですよ。演劇について、
心理化に反対し、個人化に反対する演劇は、
別に新しい主張ではない。演劇の脱人間化(Entpersönlichung)の類は、
どんなに遅くとも、すでにベケットにはあった。
奇妙なことに、演劇におけるベケットの革新は、ひたすら空転し続けてきた。
ベケット以後の演劇は、何も進んでいない。
美的に一貫したベケット作品は、今日までまだ乗り越えられていない。
だそうな。トーテンアウベルクも戯曲なんだね。早く読みたい。
613:吾輩は名無しである
04/10/10 17:49:57
イェリネクでぐぐると二つばかりかなり読み応えのある論文がヒットします。
上のもその一つ。一般に知られてなかっただけで評価は相当高かったみたいですね。
614:吾輩は名無しである
04/10/10 18:41:43
>613
「上の」ってどぉれ?
615:吾輩は名無しである
04/10/10 22:44:35
申し訳ない。
ベケットについての発言そこからコピペしたって意味。
そら分からんですね…
616:吾輩は名無しである
04/10/10 23:48:39
>608
代表作ってなぁに?
邦訳の3冊は代表じゃなく「準」作品?
617:吾輩は名無しである
04/10/20 21:32:42
ドイツ語圏では、イェリネクは演劇作家として知られていて
テレビの演劇批評番組に出演することも多いそうです。
(演劇見ないので聞きかじりだけど)
618:吾輩は名無しである
04/10/23 22:29:07
皆イェリネク確認中なので当分保守(sage)週間か・・・
619:吾輩は名無しである
04/10/28 12:53:39
age
620:吾輩は名無しである
04/11/05 23:18:26
月刊age
621:吾輩は名無しである
04/11/16 18:11:22
年末にかけて何か来るかなぁぁぁ………
622:吾輩は名無しである
04/11/17 22:33:48
最近出たみたいな、国書の「未来の文学」のワトスンの処女長編の「エンベディング」は、今更って感じがするけど、かってはサンリオの「ヨナ・キット」と「マーシャン・インカ」は結構興奮して読んだけど、ワトスンはもういいや(w
623:吾輩は名無しである
04/11/17 22:36:41
そういや、訳者やまがた氏がレムスレに来ていたね。
624:吾輩は名無しである
04/11/25 13:51:00
ダレルの四部作が河出文庫から出るという話はどうなったのだ。
625:吾輩は名無しである
04/12/04 00:37:49
そういえば秋にアレクサンドリア四重奏出るとかあったよね・・・
626:吾輩は名無しである
04/12/04 03:45:27
>625
あのニュースが出た直後、古本屋ではじめて4冊揃いを見たが
「来年になれば新本の文庫で手に入るんだから」ってスルーしたのにな。
627:吾輩は名無しである
04/12/08 12:48:04
最近あれだね、ここ
見合いして交際に進展のないカップルのようなノリ
628:吾輩は名無しである
04/12/10 06:06:56
ホーソーン、柴田訳「ウェイクフィールド」購入
629:吾輩は名無しである
04/12/14 23:16:43
( ・e・)y-~~~これなかどうだい、なかなかおもしろそーじゃねーか?
URLリンク(www.fujiwara-shoten.co.jp)
630:吾輩は名無しである
04/12/15 01:40:54
>>629
パムクか。ちょいまえノ-ベル賞予想すれでも話題になってたな。
確かに面白そうだ。
631:吾輩は名無しである
04/12/15 02:31:33
>>629
おもしろそうなんだが、高いな…。
やっぱこういうのって買う人が少ないから高いのかな。
632:吾輩は名無しである
04/12/15 16:44:04
>>629
600ページ超か。2段組だと辛いな。
カネッティ『眩暈』よりは分厚くて安い。
633:吾輩は名無しである
04/12/16 23:50:40
いや、
この手の本で600ページ超で3000円台なら
リーズナブルと思うぞ。
634:吾輩は名無しである
04/12/17 18:34:59
ぺレックの『人生 使用法』は5000円でしたからね。
635:吾輩は名無しである
04/12/17 19:49:29
■■海外現代文学価格評定スレッド■■
636:吾輩は名無しである
04/12/17 23:41:00
パムク。きょう手にとって見たけど、感覚的には5千円弱くらい。
地方都市で、3冊も入ってたけど、売れるのかな。
637:吾輩は名無しである
04/12/18 00:56:25
『ジョン・ランプリエールの辞書』も600ページで5000円・・・
638:吾輩は名無しである
04/12/18 13:41:17
グラス『はてしなき荒野』が942ページで7140円
パウル『巨人』が781ページで9240円
639:吾輩は名無しである
04/12/21 19:18:16
クンデーラ『存在の耐えられない軽さ』を英訳で読んで感動したことがあります。
二冊目を読むとしたら何がよいですか。日本語で読みたいです。
640:吾輩は名無しである
04/12/21 20:15:37
>>639
サルトル
641:吾輩は名無しである
04/12/21 22:12:01
>>639
スレの流れからして、ここはひとつ
ページ単価で決めてみては如何か?
642:吾輩は名無しである
04/12/21 22:28:26
>>641
本の内容より印刷とか製本のコストがかかわってくる
だろ・・
643:吾輩は名無しである
04/12/21 22:32:11
「不滅」ですかね。591ページで、1,000円。
644:吾輩は名無しである
04/12/22 13:31:46
>>643
きみは物語を収斂させていく力があるなあ
645:吾輩は名無しである
04/12/22 13:34:23
>>643
複雑な物語を収斂させていく力がきみにはあるなあ。
646:吾輩は名無しである
04/12/25 13:13:03
アンジェラ・カーターの『ブラック・ヴィーナス』出ました。
647:吾輩は名無しである
04/12/27 15:21:15
『愛と背徳の香り』ゼルヤ・シャレヴはどう?読んだ人いる??
648:吾輩は名無しである
04/12/28 23:18:53
「アジアの岸辺」トマス・M・ディッシュはどないや?
649:吾輩は名無しである
04/12/29 20:49:58
スーザン・ソンタグ女史死去にてsage
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
650:吾輩は名無しである
04/12/30 18:25:54
慎太郎にかわりに逝ってもらいたかった・・・。
651:吾輩は名無しである
05/01/08 09:53:19
若島正氏サイトの↓もう見た?
===================================================
2005年 我が社の隠し玉(翻訳篇)
(現在進行中)
G・カブレラ=インファンテ『神聖な煙』
ウラジーミル・ナボコフ『XXXX』
(合間を縫って)
B・S・ジョンソン『不運な人々』
デイヴィッド・マークソン『ヴィトゲンシュタインの愛人』
シオドア・スタージョン『スタージョン傑作選第2集』
英国幻想短篇アンソロジー
(打順待ち)
リチャード・パワーズ『黄金虫変奏曲』
ローズ・トレメイン『音楽と沈黙』
====================================================
4文字は『ロリータ』か?
652:吾輩は名無しである
05/01/08 20:54:57
>>『黄金虫変奏曲』
打順待ちってことはまだ翻訳に掛かってない
ってことか・・・ orz
653:吾輩は名無しである
05/01/11 15:08:27
ブンボローゾビッチ?
みたいなのすごいの?ポーランドの作家
文学の破壊神って文学界にのってた
654:吾輩は名無しである
05/01/11 17:33:49
「ナボコフ=ウィルソン往復書簡」(作品社)若島正訳でたね
凄いよこれ
文学ってこんなに凄いことやってんだって思った
655:吾輩は名無しである
05/01/12 08:46:25
もしかしてコノヤローアッホみたいな人がまぎれ込んでいる?
656:吾輩は名無しである
05/01/12 17:33:24
>653
確かにそれはすごいな。
657:吾輩は名無しである
05/01/13 23:11:45
スレ違いだが
今更阿部和重は無いだろう(w
658:吾輩は名無しである
05/01/13 23:53:23
>>657
今さらなところが(ry
659:吾輩は名無しである
05/01/14 08:07:26
今じゃもう、審査員より阿部たんの方が評価高いんだが……
660:吾輩は名無しである
05/01/14 19:23:59
阿部たんって、海外現代文学でいうとどういうポジションの人?
661:吾輩は名無しである
05/01/14 22:14:03
90年代にデヴューした中堅どころで
ブッカー賞あたりは既に受賞済みレヴェルか、少し下かな。
662:吾輩は名無しである
05/01/15 23:29:02
t
663:吾輩は名無しである
05/01/16 12:41:57
なかなかすごい人なんだ。世界に打って出れるレヴェルだね。
664:吾輩は名無しである
05/01/16 19:49:39
「シンセミア」で伊藤整文学賞と毎日出版文化賞を
取ってんだから当然だろ。客観的な事実としては。
665:吾輩は名無しである
05/01/16 23:06:14
伊藤整はまだしも、毎日出版文化は世界とは何の関係はないのでわ・・・
666:吾輩は名無しである
05/01/16 23:15:00
フランスの神町系じゃなかったシブヤ系、ウェルベックのデビュー作
『闘争領域の拡大』は誰か読んだ?
667:吾輩は名無しである
05/01/16 23:44:42
>>666
積読してやった。
Maurice G. Dantecの翻訳が待ち遠しい。
668:吾輩は名無しである
05/01/17 01:04:38
ウェルベックは、秋葉原=神保町系だと思うが。オタでインテリ。
装丁だけなら代官山系やね。
669:!
05/01/17 23:53:56
レムからしばらく離れてたけど今度の自伝・エッセイはどうなのか?
670:吾輩は名無しである
05/01/17 23:54:35
ウェルベック、今度読むで~。
671:吾輩は名無しである
05/01/18 12:17:19
近頃はなんか、話題の新作はないの?
672:吾輩は名無しである
05/01/18 14:35:33
そういえば来月クッツェーのエリザベス・コステロが出るね。
これに合わせて「恥辱」文庫化されそうな予感。
673:吾輩は名無しである
05/01/18 14:53:53
普通小説だとepi?
674:吾輩は名無しである
05/01/18 15:19:34
age
675:吾輩は名無しである
05/01/18 15:30:59
文学の破壊神ゴンブローヴィッチ
島田雅彦・中原昌也・西成彦
生誕百年を期に語る、“反逆の狂人”を自称したポーランドの前衛作家の魅力
676:吾輩は名無しである
05/01/18 19:19:13
653のブンボローゾビッチに少し期待していたのだが……(w
いまだかつてないすごい作家を発掘してくれたのかと
677:吾輩は名無しである
05/01/18 22:40:10
このスレみて安部和重のアメリカの夜とニッポニア・ニッポン読んだけどいまいちだった
678:吾輩は名無しである
05/01/19 06:50:29
>677
このスレ的にはシンセミア推奨
679:吾輩は名無しである
05/01/19 08:18:41
>678
では、レム、リョサ、莫言、グラス級だと?
680:吾輩は名無しである
05/01/19 18:24:57
>679
その四人のつながりがわからん。自分で判断してくれ。
681:吾輩は名無しである
05/01/19 22:56:02
>>679
そのクラスよりはあきらかに下と思われ。
682:吾輩は名無しである
05/01/19 23:13:03
破壊神は?
683:吾輩は名無しである
05/01/20 01:50:25
o
684:吾輩は名無しである
05/02/02 11:58:50
お詫びに僕がブンボローゾビッチというペンネームで小説書きます
685:吾輩は名無しである
05/02/02 17:10:47
>>684
だめだ。反応がおそすぎるよ。
686:吾輩は名無しである
05/02/02 22:29:18
マイケルシェイボンってここで語っても良い?
687:吾輩は名無しである
05/02/03 10:45:29
だめだ
688:吾輩は名無しである
05/02/03 14:42:35
ぱうろ・こえーりょはこのスレで語ってもいいよね?
689:吾輩は名無しである
05/02/03 15:59:34
語ってちょ
690:吾輩は名無しである
05/02/05 08:15:10
>>688
それはここはおろか、ラテアメスレでも
語ってはイクナイ(゚A゚)
691:吾輩は名無しである
05/02/05 11:14:35
>>686
いいや良いぞ。
692:吾輩は名無しである
05/02/05 21:24:40
あるね。
スレリンク(book板)l50
693:日記
05/02/08 22:02:06
ジェフリー・ユージェニデスの「ミドルセックス」を読了。
面白い…んだが、柴田の言うような
「アメリカ文学を左右する」才能とは到底思えない。
他の大河小説傑作群と比べたらかなり見劣りする。
せいぜい佳作くらいのような気が…。うーん。
「ヘビトンボ」を読んでないから、それを読んで判断します。
ついでに復刊したミルハウザー「エドウィン・マルハウス」も読了。
…これはいい。脱帽。
とにかく描写の細部がキラキラしてる。
「何かが失われていく」ときの描写も
ユーモアとペーソスにあふれてて好み。
アメリカではやっぱり一番好きだなあ、この人。
694:吾輩は名無しである
05/02/10 21:44:15
現在、下記の書物を積読しています。
読む優先順位をみなさんで考えて見てください。
・ミルハウザー 「エドウィン・マルハウス」
・セリーヌ 「虫けらどもをひねりつぶせ」
・ドン・デリーロ 「ホワイトノイズ」
・ドン・デリーロ 「リブラ 時の秤」
・ウィリアム・バロウズ 「ア・プーク・イズ・ヒア」
・スタニスワフ・レム 「浴槽で発見された手記」
・JGバラード 「太陽の帝国」
・イタロ・カルヴィーノ 「見えない都市」
・ジャン・ジュネ 「花のノートルダム」
つい今さっきピンチョンの「重力の虹」を読了しまして、次のターゲットを思案中です。
ご助言ください。
「釣り」ではないです。宜しくお願いします。
695:吾輩は名無しである
05/02/10 21:45:11
あげます
696:吾輩は名無しである
05/02/10 22:42:02
>>694
ちなみに「重力の虹」読んだ感想書いてみな。
そしたらアドバイスしてあげる♪
「釣り」ではないです。
697:694
05/02/10 22:57:28
>>696
感想
・人物の相関関係がさっぱりわからず。
・スロースロップを途中で見失った(夢なのか現実なのか区別がつかず。)
・長編というより短編の集まりとして読むようになった。(それぞれのエピソードが重厚なので。)
→その分全体像が良く見えなかった。
・キンタマを抜かれる描写がオモロイ。
・チャーリー・パーカーのサックスの描写にはビビッた(ファンなので。)
・結構ドタバタ喜劇っぽいなと思った。
・JGバラードやウィリアム・バロウズを思い起こした。(その分飽きずに読めた。)
・フェティズムが結構重要な通低音というかキーワードかな?
もう少し時間が経ったら、もう一回読みたいです。
(ちゃんとメモを取りながら)
698:吾輩は名無しである
05/02/10 23:00:03
699:吾輩は名無しである
05/02/10 23:00:42
age
700:吾輩は名無しである
05/02/11 13:38:08
>>694
「エドウィン・マルハウス」
701:吾輩は名無しである
05/02/11 19:01:38
>>694
ピンチョンで疲れた後は
さらっと
ヘモンの「ノーホエア・マン」
702:吾輩は名無しである
05/02/11 19:06:13
ここのブログのヤツムカつくゼ
URLリンク(prettymaid.exblog.jp)
ブログだからなんだろうがよ
こういう自慰的行為してるヤツってクズだよな
703:694
05/02/11 19:29:56
>>701
レスサンクス。
恥ずかしながら、初耳の作家です。
ググッてみます。
704:吾輩は名無しである
05/02/11 20:48:21
>703
「さらっと」という表現に厳重警戒のこと!
705:694
05/02/11 20:53:39
>>704
えっ 難解、重厚、長大の3拍子が揃ったブツですか?
上等です。突撃してみます。
とりあえず、上記の積読書を撃破してから・・・ OTZ
706:吾輩は名無しである
05/02/12 13:18:40
>>705
アレクサンダル・ヘモン
アメリカ在住のサラエヴォの作家です。
なにしろピンチョン読了後はリハビリが必要かと。
私も只今「V」に苦戦しております。
707:吾輩は名無しである
05/02/12 13:39:38
>>706
レスサンクス。
情報ありがとう。
たしかに今あまり活字を目にしたくないw
「V.」は上巻は苦戦したけど、下巻になると急に面白くなってきたような記憶があります。
(構成上の仕掛けがうっすらわかってきたというか・・・)
ピンチョンの邦訳モノのなかではいちばん好きかも。
708:吾輩は名無しである
05/02/12 16:07:06
あげ
709:吾輩は名無しである
05/02/12 17:27:18
原稿プロセッサ
710:ブンボローゾビッチ ◆cf5o1uLKtM
05/02/14 12:33:05
>>693
ヘビトンボはラストの一行がすごくいい
711:吾輩は名無しである
05/02/17 23:05:57
>>694
ドン・デリーロは当たり外れあるけれど、その2冊は面白かったので、
次は「ホワイト・ノイズ」「リブラ」の順で読んでは?
個人的にはデリーロは「マオ2」が一番面白かった
712:694
05/02/18 17:52:38
>>711
レスありがとうございます。
迷った結果
・セリーヌ 「虫けらどもをひねりつぶせ」
・ドン・デリーロ 「ホワイトノイズ」
を2冊交互で読みはじめたところです。(飽きがきにくいように)
デリーロについては「「アンダーワールド」が一番好きですね。
ピンチョンのような練りこまれた濃密さに欠けるけど、文章が素直で読みやすかった。
「重力の虹」と同様にバード(チャーリー・パーカー)への言及があってバード信者には堪えられない。
「マオ2」は行間ににじみでる心理描写がたまらないな。
巻末直前にビートルズの楽曲「レボリューション」が出てきて思わず笑った。
同曲には「毛沢東の写真なんか持ってるようじゃ~」の歌詞があったからもしやと思いながら読んでたから。w
「ボディ・アーティスト」も傑作だけど、不穏な空気感が少なくて、好みからは外れるかな?
「コズモポリス」については・・・ちょっと・・・ポール・オースターが書いたように思えて、「デリーロはどうしたんだ」っておもった。
713:吾輩は名無しである
05/02/18 22:10:21
漏れはホワイトノイズ途中で飽きた。
期待してたのに
714:吾輩は名無しである
05/02/19 01:05:58
当方も「ホワイトノイズ」 は駄作だと思うぞ。
715:吾輩は名無しである
05/02/19 01:27:50
セリーヌは、小説以外もおもしろい。
小説以上に本気。
716:吾輩は名無しである
05/02/22 22:15:15
う~ん、「マオ2」が以外と好評ね。
一番地味な作品かと思ってた。
もう入手するのは困難だろうな・・・ orz
717:ixion ◆ySh2j8IPDg
05/02/22 22:52:14
ハンター・S・トンプソンが自殺した…。
718:吾輩は名無しである
05/02/23 03:49:04
>>717
冗談かと思ったよ
しかし、
URLリンク(www.cnn.co.jp)
・・・
719:吾輩は名無しである
05/02/23 04:53:54
c
720:吾輩は名無しである
05/02/23 17:00:17
インファンテも死んだって、ブドウ球菌感染症で
721:吾輩は名無しである
05/02/23 19:48:38
>>720マジ? 「神聖な煙」の翻訳を待っていたのに・・・
722:吾輩は名無しである
05/02/23 20:15:00
>>721
URLリンク(www.chunambei.co.jp)
ちょっとスクロールして見てくんろ
723:吾輩は名無しである
05/02/23 22:06:46
ケルテースイムレのfatelessの映画が出来ているらしい。
ベルリン映画祭にノミネートされていたそうな。
724:吾輩は名無しである
05/02/24 19:55:43
「ラスベガスをやっつけろ」読んだけど、自殺したのもはずみでやってしまったのか・・・と思わせる
725:吾輩は名無しである
05/02/25 15:43:52
ヨースタインゴルデルの新刊語ってもらっても良い?
726:吾輩は名無しである
05/02/25 18:26:37
>>716
欲しいんなら売ってる所知ってるよ。マオ2。
いまいち買う気がしないが・・・
727:吾輩は名無しである
05/02/28 14:03:13
>>712
「ボディ・アーティスト」は不穏な空気感じまくりだったんだが
728:ixion ◆ySh2j8IPDg
05/02/28 16:23:26
うん、ボディ・アーティストはデリーロの作品のなかでも
すばらしいもののひとつだと、俺も思う。
ところで、『ハードライフ』やら『エリアーデ小説全集』やら
『エリザベス・コステロ』やら、いろいろ出ましたね。
729:727
05/03/04 17:47:19
>>728
『エリザベス・コステロ』どう思うて?スゲぇ好きなんだけど。
730:吾輩は名無しである
05/03/13 13:47:45
「虫けらどもをひねりつぶせ」読了あげ
731:吾輩は名無しである
05/03/21 19:34:46
「現代」ではないんだが他にスレがないのでここに書かせてもらう。
ヘミングウェイの「老人と海」を読んだんだけどこれってどこが凄いの?
ジジイと少年が海に出てサメを退治するだけだよね。
これでノーベル賞????
732:吾輩は名無しである
05/03/21 19:51:05
サメを退治するんでなくて、全然魚が釣れないジジイが、みんなから厄病扱いされていて、
ある時一人で遠くまで船を出して、見事大物を釣り上げたが、返る途中に、サメに食われて、
戻った時には、骨だけになっていたが、その骨の大きさを見て、馬鹿にしていた人たちも
その老人を見直すと言うストーリーでなかったですか?
少年は、みんなに馬鹿にされている時唯一慕っていたなんともいい少年。
感 動 的 じ ゃ な い で す か
ひょっとして 釣りですか?
733:吾輩は名無しである
05/03/21 21:21:00
>ひょっとして 釣りですか?
↑ ↑ ↑
ココは笑うところでつか?
734:吾輩は名無しである
05/03/22 10:10:33
ヘミング遺影
735:吾輩は名無しである
05/03/22 14:53:35
>>732
ストーリーはそれであっているが、この作品の神髄は「サメを退治する」ところにある。
>>731は釣りだろうがいい点を突いている。
736:吾輩は名無しである
05/03/23 11:34:30
話に便乗させてもらうけど、『老人と海』のどこが凄いんだ?
良く「人生のエッセンスがすべて詰まっている」とか云われるけど、
どう深読みすればそんなことを感じられるの?
俺にはさっぱり理解出来ない。
対応関係でいうと 老人=良心的な読者、サメ=評論家、海=作家 らしいね。
737:吾輩は名無しである
05/03/23 11:35:29
あと カジキ=傑作 ね。
738:吾輩は名無しである
05/03/23 12:36:22
質問です!
アルバート・カミュはどの作品でノーベル賞をもらったのですか?
やっぱり「異邦人」?
739:吾輩は名無しである
05/03/23 17:54:03
>>738
ノーベル文学賞は特定の作品に対して贈られるものではありませんよ。
740:吾輩は名無しである
05/03/23 18:14:10
ノーベル文学賞は作品賞だよ。
それとフランス語読みはアルベール・カミュですよ。
741:吾輩は名無しである
05/03/23 19:46:17
明治天皇は明治維新の前、京都御所の壊れた塀の穴からもそもそっと出て来て、焼き芋を買っていたのは有名な話だ。
どうせどっかの馬の骨だと思っていたが、寅之助とはね。
ここまで具体的に出て来るとは思わなかった。
URLリンク(homepage3.nifty.com)
742:吾輩は名無しである
05/03/27 14:54:23
>739
でもいくつかその対象になった作品はあげられるだろ?
743:吾輩は名無しである
05/03/27 22:42:40
一部例外はあるみたいだけど
>>739
が正解ではないのか。
>>740
は釣りと考えてよい。
744:吾輩は名無しである
05/04/03 14:08:31
現代最高の作家教えて下さい。一人決めるのは難しいでしょうから、3~5人程度。
745:吾輩は名無しである
05/04/03 14:11:16
>>744
好きな作家、お薦めの作家ならともかく、最高の作家なんていない
746:吾輩は名無しである
05/04/03 14:14:05
主観が入るのはもちろん結構ですよ。巨匠と言われるような人を数人教えていただければ。
747:吾輩は名無しである
05/04/03 23:59:24
u
748:吾輩は名無しである
05/04/05 09:38:22
聞いてどうするのか。
749:吾輩は名無しである
05/04/05 10:37:30
NPRでイザベル・アジェンデがある。
URLリンク(www.npr.org)
750:吾輩は名無しである
05/04/05 12:58:05
746
村上春樹 jkローリング この二人が、後世に残るとよくいわれてるね
751:吾輩は名無しである
05/04/05 19:25:36
>>750
吊るな
752:吾輩は名無しである
05/04/05 23:56:12
>>750
ありがとうございます。その二人の作品読んでみます。
753:吾輩は名無しである
05/04/06 00:49:05
読んで損はないと思うけどな。いろんな意味で。
754:吾輩は名無しである
05/04/06 08:57:11
村上春樹の『世界の終りと~』は秀作だな。
最後にしっかり話のオチをつければ大傑作だったと思うのですが。。
春樹、もったいないことをしたな。
755:吾輩は名無しである
05/04/06 22:02:11
スレ違い。
ハルキ・ムラカミと表記すべし
しかし、ネタ無いとはいへ最近荒れ放題ね・・・ orz
756:吾輩は名無しである
05/04/08 03:10:40
巨匠といったらヴォネガットだね。
ヴォネガット好きは他にどんなの読んでる?
俺はブローティガンが好きです。
757:吾輩は名無しである
05/04/22 12:55:13
y
758:吾輩は名無しである
05/05/03 20:34:17
フィリップ・ロスを読もうと思うのですが、
何から読めば入りやすいのでしょうか。
759:吾輩は名無しである
05/05/05 18:52:23
>>758
入門編として適当かは分からないけれど、ロスの『ヒューマン・ステイン』は、
重厚で読み応えがありますよ。
『白いカラス』というタイトルで映画化もされています。
760:吾輩は名無しである
05/05/06 17:53:31
以前は集英社文庫でロスの作品が幾つか読めたけど今は全滅なんですね。
761:吾輩は名無しである
05/05/06 19:19:58
「アメリカ野球」持ってるけど未だに読んでない・・・
762:吾輩は名無しである
05/05/07 21:58:12
つうか
まず『さよならコロンバス』だろ
え?
集英社文庫全滅なの・・・ orz
763:吾輩は名無しである
05/05/08 01:37:46
ただ、俺は『コロンバス』読んで、
他の読む気なくしたけどなぁ。
内容も覚えてないし。
764:ixion ◆ySh2j8IPDg
05/05/08 03:19:22
いや『素晴らしいアメリカ野球』だけは残しとけよマジで>集英社文庫
765:761
05/05/08 18:49:59
>>764
多忙なため部屋の中は積読書の山です。
現在リョサの「世界終末戦争」に苦戦中です。
先日、家人に「いい加減古紙回収に出すぞ」と言われました・・・
ピンチョン、バーセルミ、デリーロ、WSバロウズ、スタニスワフ・レム・カルヴィーノ、ジャン・ジュネ等々未読です。
アメリカ野球を読むのは後何年かかるだろうか・・・
今年になって読んだのは「重力の虹」と「虫けらどもをひねりつぶせ」の2冊のみです・・・orz
766:吾輩は名無しである
05/05/09 00:59:34
『素晴らしいアメリカ野球』って後藤明生と寺山修司が推薦文書いてるんだよなあ。『さようなら、コロンバス』は全然印象違う小説だけど高橋源一郎はロスからかなり影響受けてるのかしらん。
767:吾輩は名無しである
05/05/09 22:12:05
>>765
おれなんかそれらも未だに積読・・・ orz
>>スタニスワフ・レム・カルヴィーノ
気持ちはわかるがこんな作家いないとオモウw
768:ixion ◆ySh2j8IPDg
05/05/09 23:12:51
読むべき本読みたい本がたくさんあるだけで
生きる価値はある。
マルケスの自伝3部作の1作目を軽く立ち読み
してみたけど、面白そうだなぁ。
バラードの『ミレニアム・ピープル』も途中で
止まってるし。
長生きしよう、うん。
769:吾輩は名無しである
05/05/29 22:40:44
長生き保守
770:吾輩は名無しである
05/05/30 21:37:59
『さようならコロンバス』読みました。おもしろかった!
次は『ポートノイの不満』を読もうっと。(探さなきゃ…)
誰もいませんね。
771:白石昇 ◆ywq0.8TYV6
05/05/30 22:02:39
>>770様
いますよ。
最近僕アーチン・パンジャパンがツボでツボで。
長生きして鉱山シリーズ全部読まなきゃ。
772:吾輩は名無しである
05/05/31 01:15:45
ロスの「ポートノイ」は難解というより妙に苦渋。(三部作といわれる他の二作「男としての我が人生」「欲望学教授」も同様)
コロンバスの爽やかさもないし、野球のような楽しさもない。どちらの系統がロスらしいのか判断のわかれるところだが(後期のザッカーマン三部作もややこしくて苦渋)、オレにはよくわからない大家の一人。