06/03/11 00:31:58
緑の家読了
圧倒されたね
手元には、ラカテドラル、フリア、百年の孤独、族長の秋、みだらな鳥、石蹴り遊び、春の祭典
ってあるけど何から読もうか迷う
937:吾輩は名無しである
06/03/11 01:21:07
積み上がり方うちと似てるなーw。
次は緑の家と決めた。
938:吾輩は名無しである
06/03/13 08:04:45
>>936
『石蹴りあそび』は最後でいい。
エンターテインメントなら『フリア』、まっとうにいくなら
『百年の孤独』→『族長』、変なの好きなら『夜のみだらな鶏』
939:吾輩は名無しである
06/03/13 10:31:49
ヴァルガス・リョサの『フリアとシナリオライター』最高!
940:吾輩は名無しである
06/03/13 12:31:38
カルペンティエルの最高傑作は
光の世紀?春の祭典?失われた足跡?
941:吾輩は名無しである
06/03/24 15:29:10
>>940
1.失われた足跡
2.春の祭典
3.光の世紀
942:吾輩は名無しである
06/03/26 09:55:02
>>941
「追跡」は?
943:吾輩は名無しである
06/03/26 12:31:15
「幾たびもペドロ」読んだことある人いる?
944:941
06/03/27 10:29:13
>>942
もちろん、面白いけど、最高傑作と言われたら1~3かなと。
基本的にかなりのレベルでカルペンティエルは面白い。
評価は、
1と2で別れるかもしれないけど、
2>3は別れないと思う。
945:吾輩は名無しである
06/03/27 20:24:37
『春の祭典』は挫折したorz
946:吾輩は名無しである
06/03/27 21:56:35
ここであえて『バロック協奏曲』age
947:吾輩は名無しである
06/04/02 10:10:10
「バッロク協奏曲」読みテー
でも実際読んだらあんまり面白くなかったりして。
948:uraccsakura
06/04/03 08:00:07
sakuratanmoe
949:吾輩は名無しである
06/04/03 08:03:37
間違えたす(´・ω・`)すまそん
950:吾輩は名無しである
06/04/09 03:45:56
カルペンティエル「ハープと影」が近くの古本屋で七百円
アマゾンだと一万以上
どっちが適正価格なんだ
951:吾輩は名無しである
06/04/09 13:56:01
700円で買って、7000円で売ればいいじゃん
952:吾輩は名無しである
06/04/09 18:13:25
くっそー。絶版本を俺にくれ
953:吾輩は名無しである
06/04/12 12:50:30
1990年にノーベル賞取った
メキシコの何とかロスってどうなの?
954:吾輩は名無しである
06/04/12 19:25:24
やっとプイグの『ブエノスアイレス事件』がアマゾンから来たよw
でも、その前にイサベル・アジェンデの『精霊たちの家』を読まんと……
955:吾輩は名無しである
06/04/13 18:39:53
百年の孤独みたいな読感の小説ありますか?
956:吾輩は名無しである
06/04/26 11:08:15
精霊たちの家は若干似ている気がします
957:吾輩は名無しである
06/04/27 19:55:09
>>955
ただ読感と言われても人それぞれなので、長めで混沌めいた小説で選んでみた。
・同じガルシア=マルケスの『族長の秋』
・ラテンアメリカじゃないけどラシュディ『真夜中の子供たち』
・荒唐無稽なレイナルド・アレナス『めくるめく世界』
958:吾輩は名無しである
06/04/27 20:12:23
>>957
レイナルド・アレナスの『めくるめく世界』は凄いな。これってラテンアメリカ文学というよりも世界文学としても凄い。
日本じゃ藤枝静男の『田紳有楽』が近い感じだけど、こっちは物語性がなくて妄想を叩き付ける感じ。
959:吾輩は名無しである
06/04/27 20:30:34
混沌といえばドノソの「夜のみだらな鳥」でしょ!
960:吾輩は名無しである
06/04/27 22:05:43
混沌といえば
リョサの「緑の家」
場面、人物が入り乱れてる
961:吾輩は名無しである
06/04/27 22:20:19
>>960
そうそう。ラテアメじゃなくてアメ文になるけどフォークナーの『アブサロム、アブサロム!』と同じ感じだな
つ~か、『緑の家』は絶版になっとるぞ!
URLリンク(www.fukkan.com)
皆の者、復刊ドットコムへ投票するのじゃ!
962:吾輩は名無しである
06/04/27 23:25:22
>>957
「真夜中の子供たち」ちょうど今読んでるけどこりゃすげえ
マルケスよりもリーダビリティ高いし
楽しく読めますね
963:吾輩は名無しである
06/04/28 12:12:51
緑の家は運良く文庫も単行本も近くの古書店で手に入れられた
値段は文庫1000円
単行本1500円だったけど
リョサのファンなんでこのくらいは全然許容範囲
964:957
06/04/28 21:44:31
>>962
実は折れも今読んでるところだったりして。
これ絶版にしてる早川は猛省すべきだな。つうか氏ね。
過去の事実を一人称で語りつつ、間にポリフォニー的な合いの手
やら書いている人物の現実やらが入り乱れるところがいかすよな。
2回読んでるせいかもしれないけど、折れはガルシア=マルケスの方が
読みやすい。
965:吾輩は名無しである
06/04/30 11:12:54
>>955
グラス「ブリキの太鼓」なんてどう?
966:吾輩は名無しである
06/04/30 23:17:30
ブリキは一巻の50ページで止まってるんだけど
そのあと読む価値あり?
967:吾輩は名無しである
06/04/30 23:26:44
あり。
968:吾輩は名無しである
06/05/02 11:56:59
マルケスの洋書でおすすめはありますか?
969:吾輩は名無しである
06/05/02 12:38:16
マルケスゆーな~~、ガルシア=マルケスといえ! ここまでひとまとまりなんだから。
で、洋書ならあとはコレラのなんとかだけ読んでおけばいいんじゃないの?
970:吾輩は名無しである
06/05/03 12:28:40
ロドリコ・レイローサ以降の南米作家で注目に値する作家や小説はないの?
971:吾輩は名無しである
06/05/03 12:32:34
「ブリキの太鼓」⇒「百年の孤独」⇒「真夜中の子供たち」がマジック
リアリズムのラインの王道。
972:吾輩は名無しである
06/05/04 00:48:24
>>943
幾たびもペドロ! すばらしい! 駄目文学男の願望充足小説っぽい
ところもあるけれど(駄目文学青年してると、心配してかわいい女の子が
スパゲッティを作ってくれたりしてなついてくれるの)、饒舌さと軽さ
と疾走感のあるものすごく楽しいお話! 結末はちょっと暗いけど。
973:吾輩は名無しである
06/05/04 12:52:17
>>972
おお!レスありがとうございます!学校の図書館にあるんで早速読んでみます。
974:吾輩は名無しである
06/05/05 00:41:59
>>972
俺は20Pぐらいで挫折したが。
もう一回読んでみるかな。
夜のみだらな鳥を読み始めたけど期待できそう。
975:吾輩は名無しである
06/05/05 20:23:55
>>971へ追加。
マジックリアリズムの年代記文学。
『ブリキの太鼓』⇒『百年の孤独』⇒『真夜中の子供たち』⇒『豊乳肥臀』
976:吾輩は名無しである
06/05/05 20:36:02
失礼。さらに追加。
⇒『豊乳肥臀』⇒『神樹』
977:吾輩は名無しである
06/05/05 20:36:59
だからさ、
「この子はブスで一緒にいるのを他人に見られるのは恥ずかしい」
みたいな相手の容姿について見下した発想を持つ男主人公なんて
その時点で女性読者の反感を買うわけよ。
例えば男女が逆で
「この男はブサイクで一緒にいるのを他人に見られるのは恥ずかしい」
とか思ってるヒロイン(自分は十人並み程度らしい)が
「やれやれ」とか冷笑的なモノローグを繰り返しながら
ブサイク男と恋に落ちていく話なんて読んでても
男性読者は「何だ、この鼻持ちならない女は」と思うだけで面白くないだろ。
大体「一見ブサで性格も可愛げがない女の人知れぬ魅力に魅せられる」
なんてラブコメで散々使い古されたパターンで何の新しさもないよ。
978:吾輩は名無しである
06/05/05 20:38:51
『神樹』は怪物的傑作。
979:吾輩は名無しである
06/05/05 20:39:49
年収一億未満のやつははっきしいってごみ。
ろくに税金も払ってないざこが調子のいいこといってんじゃねえっつの。
恥ずかしくねえの?ごみのくせに。
980:吾輩は名無しである
06/05/06 00:10:52
今日からアレナス『夜になるまえに』を読み始めました。
初アレナス。楽しみ。
981:吾輩は名無しである
06/05/07 15:07:52
新スレです。
ラテンアメリカ文学総合スレッド 2
スレリンク(book板)
982:吾輩は名無しである
06/05/08 00:00:02
乙彼。