ラテンアメリカ文学at BOOK
ラテンアメリカ文学 - 暇つぶし2ch850:吾輩は名無しである
05/06/21 00:03:58
ボルヘス
ムヒカ・ライネス
サバト
コルタサル
ピオイ・カサレス
マヌエル・プイグ

851:吾輩は名無しである
05/06/21 23:55:31
七悪魔の旅  ムヒカ・ライネス著/西村英一郎訳
中央公論新社・07月25日・2,625円・ISBN:4120036618
地獄の大魔王に叱責され、7つの大罪を担う悪魔たちは獲物を探して
時空を超える旅に出た。アルゼンチン発の傑作エンターテイメント。
URLリンク(www.honya-town.co.jp)

852:吾輩は名無しである
05/06/28 15:14:51

おもしろそうっすね かいます

853:吾輩は名無しである
05/06/30 18:49:02
「めくるめく世界」
「フリアとシナリオライター」
「夜になるまえに」
「この世の王国 」
を注文した。届くの楽しみだ。
でも切実に読みたいラテン物って「迷宮の将軍」なんだよね。

854:吾輩は名無しである
05/07/03 16:47:06
>>851
延期かな??
そのリンク先にも中公社の予定にも入ってないみたいだけど。
URLリンク(www.chuko.co.jp)

855:吾輩は名無しである
05/07/17 00:00:23
ピオイ=カサレスの「豚の戦記」っておもしろい?

856:吾輩は名無しである
05/07/17 00:08:20
夢の本

857:吾輩は名無しである
05/07/17 20:58:17
>>855のおもしろさの基準が分からないとどうとも言えない。
文庫だし手にはいるなら読んでみれば?

858:855
05/07/19 23:07:48
実は「豚の戦記」読んでみたけどおもしろくなかったんよ。

859:吾輩は名無しである
05/07/20 07:39:37
>>858
おれももうちょっと土着信仰とかの話題が多いかと思ったら、
老人の繰り言ばかりで途中でやめちゃったんだよね。

集英社文庫ではプイグとガルシア=マルケスしかおもしろいのが
なかったなー。あ、今読んでるドノソは結構おもしろそう。
スーパーモデルには顔がなくて毎朝男が目や眉を書いて、赤い紙
で口を作る話。

860:吾輩は名無しである
05/07/20 19:19:10
ミゲル・アンヘル・アストゥリアス
URLリンク(www.fukkan.com)

フアン・ルルフォ
URLリンク(www.fukkan.com)

861:吾輩は名無しである
05/07/20 20:26:28
豚の戦記はおもしろかったよ
いわゆる「マジックリアリズム」を求めるならつまらないだろうね

862:吾輩は名無しである
05/07/21 23:03:30
中公のサイトに「七悪魔の旅」キタ━━(゚∀゚)━━!!
URLリンク(www.chuko.co.jp)

863:吾輩は名無しである
05/07/24 21:40:33
カルペンティエル『失われた足跡』を読んでいるんだけど、
どうものめりこめない。

864:人権擁護法案反対
05/08/02 19:49:37
『七悪魔の旅』売ってねぇぇぇ
新宿とか池袋ならある?

865:吾輩は名無しである
05/08/08 20:40:41
今頃ようやくフリア読了。おもしろかった。
途中まではふ~ん程度だったけど、中盤過ぎてからワクワクして読んだ。
ラジオドラマ面白すぎ!登場人者が錯綜し出してからがもう最高。
ところで本物のフリアおばさんは美人なんでしょうか?気になる。

866:吾輩は名無しである
05/08/08 20:45:22
おれのフリアおばさん

URLリンク(members.tripod.com)

867:吾輩は名無しである
05/08/09 00:50:24
バルガス・リョサの「緑の家」が古本屋で730円売ってたけど・・・買わんかった

868:吾輩は名無しである
05/08/14 07:06:19
かえよ。

869:吾輩は名無しである
05/08/24 01:35:47
エル・アレフ  ホルヘ・ルイス・ボルヘス著/木村榮一訳
平凡社・09月09日・1,050円・ISBN:4582765491
ダンテに霊感を得た表題作のほか「不死の人」「死んだ男」などを含む短篇集。
博覧強記の驚異の世界。最良の訳者による新訳。

870:吾輩は名無しである
05/09/02 21:13:04
このスレ見て、今図書館で借りた「百年の孤独」を読んでいる。
今まで読んだことのない、不思議な魅力。

871:吾輩は名無しである
05/09/13 09:53:51
エバ・ルーナget@ブクオフ950円
絶版なのかな?

872:吾輩は名無しである
05/09/13 16:11:02
集英社世界の文学、全巻揃いを一万八千円で買いました。
石蹴り遊びが四つに増えたのは気にせずに、夜のみだらな鳥読もうと思います。

873:吾輩は名無しである
05/09/13 22:17:15
>>871
うぉっ、いいなー。いらなくなったら是非ヤフオクへ。

874:吾輩は名無しである
05/09/18 00:54:30
保守ます

875:吾輩は名無しである
05/09/18 01:13:28
マルケス全部読破したんだけど彼に近い作家は誰でしょう?

876:吾輩は名無しである
05/09/18 04:17:29
マルケス読破する間に、幾人かのラテンアメリカ作家の
作品は読んだんでしょう?
もし違うならびっくり(悪い意味に聞こえたらごめん)
性質は違えど並び称されるのはバルガス・リョサあたりだろうか
テーマのでかさ、作品の冗長さは似てると思う

877:吾輩は名無しである
05/09/18 21:47:46
ガルシア=マルケスはワンアンドオンリーだからなあ……。
リョサも『緑の家』以外はエンターテインメント系でちょっと
ちがうような。

奇想という点では
・ドノソ『みだらな鳥』
・アレナス『めくるめく世界』
がおすすめ。

878:吾輩は名無しである
05/09/19 01:14:22
>>877
フォークナーから頂けるだけ頂いているのに、
ワンアンドオンリーだからなあ……ってのは微妙じゃないか?



879:吾輩は名無しである
05/09/19 01:54:17
>>877
カテドラルとか終末戦争とかあるじゃん

880:吾輩は名無しである
05/09/19 02:17:42
マルケスに近い作家ならフォークナーだよね

881:吾輩は名無しである
05/09/19 07:18:54
ここ読んでて思ったけど絶版多いのね。ほとんど家にあるな。まあ俺ももう32だし・・・。
俺は「石蹴り遊び」が一番好き。

ラテンアメリカ以外ではみんな何読んでんの?

882:吾輩は名無しである
05/09/19 14:59:48
絶版といえばドノソの「ラテンアメリカ文学のブーム」が永遠の探求書入りしつつある俺

883:吾輩は名無しである
05/09/23 02:04:42
2005年ボルヘス会大会のご案内:
日 時:2005年9月24日(土)午後2時~(5時半終了予定)
(2時より会員総会、2時半より講演会を行う予定です)
場 所:早稲田大学西早稲田キャンパス16号館406教室

講 師: 萩原 徹也氏(本会会員)
「ボルヘスとオブセッション―記憶と視覚表象の記述をめぐって」
講 師: 辻原 登氏(作家)
「盲目について」
URLリンク(homepage2.nifty.com)

884:吾輩は名無しである
05/09/23 07:05:09
引越しのため本を整理していたら「世界終末戦争」が出てきた。
買った記憶ないのにw

885:吾輩は名無しである
05/09/23 11:05:45
ロドリゴ・レイローサはなかなかおもしろいよ!
夜のみだらな鳥と世界終末戦争を買っておきたいが、ネットが一番安いかな

886:吾輩は名無しである
05/09/24 02:00:25
マルケスのコレラと自叙伝の邦訳はどうなってんでしょう?

887:吾輩は名無しである
05/09/26 18:42:42
ラテアメアンソロジーのおすすめ教えて

888:吾輩は名無しである
05/09/27 09:59:53
>>887
ラテンアメリカ怪談集
でも絶版か・・・。

889:吾輩は名無しである
05/09/27 11:41:48
URLリンク(www.amazon.co.jp)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
俺が持ってるのはこれだけ。
美しい水死人はお薦めだけど、絶版ですにゃ。

890:吾輩は名無しである
05/09/28 05:38:55
>>889
「美しい水死人」、ヤフオクにでてるよ。
昨日チェックしたからまだあるはず。

「ブエノスアイレス事件」昨日読み終わった。
蜘蛛女より好きかも。


891:吾輩は名無しである
05/09/28 19:33:33
七悪魔の旅って面白い?

892:吾輩は名無しである
05/09/30 19:09:25
今日、鎌倉に遊びに行って
立ち寄った古書店で
リョサ『緑の家』のハードカヴァーをゲットしました。
1050円。
嬉しいあげ

893:吾輩は名無しである
05/10/05 10:29:12
それあんまり面白くなくね?>緑の家

894:892
05/10/10 21:17:48
>>893
俺はまだ読み始めてないから分からんが
面白いという声は聞くよ。
あんた、読んだの?

895:吾輩は名無しである
05/10/11 10:27:31
読んだよ。
でもすまん、まだ読んでない人に言うせりふじゃなかった。
しかも面白くないっていうのも、言い方が悪かった。
あんまりネタバレしても悪いから、お前さんが読み終わってから感想を言いましょう。

896:吾輩は名無しである
05/10/12 21:55:27
いやいやそれなりに面白いよ
わたしは図書館で借りて読んだから現物ゲットうらやましいよ
長いけど頑張って読んで下さい

897:吾輩は名無しである
05/10/17 05:07:17
>>892
私も買った。オクで1000円。(まだ読んでいない)
フエンテスの「アウラ、純な魂、その他短編」読んだ。
「純な魂」よ良かった・・・ってか、読み終わって時間が経つにつれて、じわじわと来る、絶対に忘れない話。

898:吾輩は名無しである
05/10/17 19:01:45
>>897
「純な魂」いいですよね。私も好きです。あの短編集、地味だけどすごくいいと思う。

899:吾輩は名無しである
05/10/18 13:25:09
この板、知り合いいそうで何か怖いなあ・・・。
みんなABCとかPBCの海外小説棚付近をうろうろしてそう。

900:吾輩は名無しである
05/10/18 13:28:18
緑の家、近くの古本屋で650円で売ってたぞ。状態もいいし
高くねーか

901:吾輩は名無しである
05/10/31 12:32:57
神保町古本祭りで探してみたが、
欲しいのは見つからず・・・。
あそこにはないのか?!

902:吾輩は名無しである
05/11/02 14:07:21
「この世の王国」読んだ。
面白かった。
でも、同じ文庫の収録の「亡命者庇護権」の方が面白かったぜ。

903:吾輩は名無しである
05/11/04 22:28:12
>>884
いいなぁ
俺も家の中を探してみよう。
むろん買った記憶はないw

904:吾輩は名無しである
05/11/07 12:17:28
精霊たちの家100円ゲット嬉しいあげ

905:吾輩は名無しである
05/11/07 17:50:49
百年の孤独スレで暴れまわってた奴か?

906:吾輩は名無しである
05/11/27 10:05:05
ルルフォーーーーーーーーーーーーッヽ (●∀● )

907:吾輩は名無しである
05/11/28 00:15:46
パラディソはいつになったら出るんだよ。


908:吾輩は名無しである
05/12/03 01:39:50
みんな投票してね

世界終末戦争
URLリンク(www.fukkan.com)

族長の秋
URLリンク(www.fukkan.com)


909:吾輩は名無しである
05/12/04 00:49:13
05年セルバンテス賞の受賞者はメキシコの小説家 Sergio Pitol に決まった。
URLリンク(www.eluniversal.com.mx)
残念ながら邦訳はない模様。

ちなみに過去の受賞者。おや、ガルシア=マルケスは受賞してないんだな。
URLリンク(www.epdlp.com)

910:名無し物書き@推敲中?
05/12/13 12:32:39
s

911:吾輩は名無しである
05/12/17 21:15:15
スペイン文学もしくは南米文学で読みやすいものってなにかある??
あまり古いと現代スペイン語と違ってそうだし(キホーテとか)

912:吾輩は名無しである
05/12/17 21:51:42
ガルシアマルケス 予告された殺人の記録

安い 薄い 作品自体の完成度の高さ

913:吾輩は名無しである
05/12/18 22:50:04
みなさん マルケスしかよんだことない者ですが都内だとどこの店が南米文学を多く
を多く取り扱ってますかね? 神保町のあたりにあるとなおうれしいんですが

914:吾輩は名無しである
05/12/19 09:09:14
>>312
なるほど、あれはちょっと文章が難しそうですが読んでみようとおもいます

915:吾輩は名無しである
05/12/27 18:26:10
三つのブルジョワ物語。すげー。

916:無名草子さん
06/01/01 14:07:12
つまりそういう世界

917:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/01 15:12:49
「ペドロ・パラモ」、かなりわけわからない。
でもそのまま読んでいたらだんだん面白くなってきた。

918:名無し物書き@推敲中?
06/01/11 13:35:43
笑ってはいけない

919:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/11 15:55:19
君あっちでも見たな

920:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/24 10:09:46
プイグの「蜘蛛女」
映画化もされて(にほんでも公開)
全編会話だけ話が進むし、すっげ~おもしろかったけど

ボス、ボス、ボス
おまいがぜんぶボス活用でアルジェンチンコになっちゃうんだよね


921:名無し物書き@推敲中?
06/01/25 12:08:55
一万八千円

922:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/27 23:12:16
夜のみだらな鳥、さんざ期待してメモまで取りながら読んだが
いまいちだった。
ばばあの生態がよく書けてるとは思ったが。

923:名無し物書き@推敲中?
06/02/09 12:12:55
t

924:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/09 14:52:10
柴田ってホモだろ?

925:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/10 01:20:04
ラテアメに影響を受けてる日本の現代作家って誰かいますか?

926:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/10 01:29:31
筒井康隆とか

927:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/10 19:05:56
星野智幸、古川日出男、目取真俊などは影響を受けてるんじゃない?
あと、大江や中上、池澤夏樹等の作家の作品の一部も影響を受けていると
思いますよ。

928:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/11 01:17:51
アジェンデの精霊の家が見つかんねぇ。

929:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/11 01:53:58
なぜか家に三冊あります。

930:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/11 23:46:42
エバ・ルーナ復刊してほしい。

931:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/12 15:01:20
>>928
ヤフオクへゴー!

932:吾輩は名無しである
06/02/23 12:47:46
精霊の家は普通に新刊がない? 自分は最近新刊を店頭で買いました。百年の孤独で目覚めていま「めくるめく世界」を読んでる。よくわからんけどやたら面白いなあ。

933:吾輩は名無しである
06/03/10 15:37:55
百年の孤独スレで暴れまわってた奴か?

934:932
06/03/10 16:34:07
>>933

暴れたりなんかしてないよ。
百年の孤独は暴れたいくらい面白かったけど…。
めくるめく世界も面白く読んだ。
ラテンアメリカ文学の本は書店で手に入りにくい
ものが多いけど探せば見つかるもんだね。
部屋の片隅に積み上がってきた。


935:吾輩は名無しである
06/03/10 16:44:01
まあ、個人的にはラテンアメリカ好きだから許す

936:吾輩は名無しである
06/03/11 00:31:58
緑の家読了
圧倒されたね
手元には、ラカテドラル、フリア、百年の孤独、族長の秋、みだらな鳥、石蹴り遊び、春の祭典
ってあるけど何から読もうか迷う

937:吾輩は名無しである
06/03/11 01:21:07
積み上がり方うちと似てるなーw。
次は緑の家と決めた。

938:吾輩は名無しである
06/03/13 08:04:45
>>936
『石蹴りあそび』は最後でいい。
エンターテインメントなら『フリア』、まっとうにいくなら
『百年の孤独』→『族長』、変なの好きなら『夜のみだらな鶏』

939:吾輩は名無しである
06/03/13 10:31:49
ヴァルガス・リョサの『フリアとシナリオライター』最高!

940:吾輩は名無しである
06/03/13 12:31:38
カルペンティエルの最高傑作は
光の世紀?春の祭典?失われた足跡?


941:吾輩は名無しである
06/03/24 15:29:10
>>940
1.失われた足跡
2.春の祭典
3.光の世紀


942:吾輩は名無しである
06/03/26 09:55:02
>>941
「追跡」は?

943:吾輩は名無しである
06/03/26 12:31:15
「幾たびもペドロ」読んだことある人いる?

944:941
06/03/27 10:29:13
>>942
もちろん、面白いけど、最高傑作と言われたら1~3かなと。
基本的にかなりのレベルでカルペンティエルは面白い。

評価は、
1と2で別れるかもしれないけど、
2>3は別れないと思う。


945:吾輩は名無しである
06/03/27 20:24:37
『春の祭典』は挫折したorz

946:吾輩は名無しである
06/03/27 21:56:35
ここであえて『バロック協奏曲』age

947:吾輩は名無しである
06/04/02 10:10:10
「バッロク協奏曲」読みテー
でも実際読んだらあんまり面白くなかったりして。

948:uraccsakura
06/04/03 08:00:07
sakuratanmoe

949:吾輩は名無しである
06/04/03 08:03:37
間違えたす(´・ω・`)すまそん

950:吾輩は名無しである
06/04/09 03:45:56
カルペンティエル「ハープと影」が近くの古本屋で七百円
アマゾンだと一万以上
どっちが適正価格なんだ

951:吾輩は名無しである
06/04/09 13:56:01
700円で買って、7000円で売ればいいじゃん

952:吾輩は名無しである
06/04/09 18:13:25
くっそー。絶版本を俺にくれ

953:吾輩は名無しである
06/04/12 12:50:30
1990年にノーベル賞取った
メキシコの何とかロスってどうなの?

954:吾輩は名無しである
06/04/12 19:25:24
やっとプイグの『ブエノスアイレス事件』がアマゾンから来たよw
でも、その前にイサベル・アジェンデの『精霊たちの家』を読まんと……

955:吾輩は名無しである
06/04/13 18:39:53
百年の孤独みたいな読感の小説ありますか?

956:吾輩は名無しである
06/04/26 11:08:15
精霊たちの家は若干似ている気がします

957:吾輩は名無しである
06/04/27 19:55:09
>>955
ただ読感と言われても人それぞれなので、長めで混沌めいた小説で選んでみた。
・同じガルシア=マルケスの『族長の秋』
・ラテンアメリカじゃないけどラシュディ『真夜中の子供たち』
・荒唐無稽なレイナルド・アレナス『めくるめく世界』


958:吾輩は名無しである
06/04/27 20:12:23
>>957
レイナルド・アレナスの『めくるめく世界』は凄いな。これってラテンアメリカ文学というよりも世界文学としても凄い。
日本じゃ藤枝静男の『田紳有楽』が近い感じだけど、こっちは物語性がなくて妄想を叩き付ける感じ。

959:吾輩は名無しである
06/04/27 20:30:34
混沌といえばドノソの「夜のみだらな鳥」でしょ!

960:吾輩は名無しである
06/04/27 22:05:43
混沌といえば
リョサの「緑の家」
場面、人物が入り乱れてる

961:吾輩は名無しである
06/04/27 22:20:19
>>960
そうそう。ラテアメじゃなくてアメ文になるけどフォークナーの『アブサロム、アブサロム!』と同じ感じだな
つ~か、『緑の家』は絶版になっとるぞ!
URLリンク(www.fukkan.com)
皆の者、復刊ドットコムへ投票するのじゃ!

962:吾輩は名無しである
06/04/27 23:25:22
>>957
「真夜中の子供たち」ちょうど今読んでるけどこりゃすげえ
マルケスよりもリーダビリティ高いし
楽しく読めますね

963:吾輩は名無しである
06/04/28 12:12:51
緑の家は運良く文庫も単行本も近くの古書店で手に入れられた
値段は文庫1000円
単行本1500円だったけど
リョサのファンなんでこのくらいは全然許容範囲

964:957
06/04/28 21:44:31
>>962
実は折れも今読んでるところだったりして。
これ絶版にしてる早川は猛省すべきだな。つうか氏ね。

過去の事実を一人称で語りつつ、間にポリフォニー的な合いの手
やら書いている人物の現実やらが入り乱れるところがいかすよな。

2回読んでるせいかもしれないけど、折れはガルシア=マルケスの方が
読みやすい。

965:吾輩は名無しである
06/04/30 11:12:54
>>955
グラス「ブリキの太鼓」なんてどう?


966:吾輩は名無しである
06/04/30 23:17:30
ブリキは一巻の50ページで止まってるんだけど
そのあと読む価値あり?

967:吾輩は名無しである
06/04/30 23:26:44
あり。

968:吾輩は名無しである
06/05/02 11:56:59
マルケスの洋書でおすすめはありますか?

969:吾輩は名無しである
06/05/02 12:38:16
マルケスゆーな~~、ガルシア=マルケスといえ! ここまでひとまとまりなんだから。

で、洋書ならあとはコレラのなんとかだけ読んでおけばいいんじゃないの?

970:吾輩は名無しである
06/05/03 12:28:40
ロドリコ・レイローサ以降の南米作家で注目に値する作家や小説はないの?


971:吾輩は名無しである
06/05/03 12:32:34
「ブリキの太鼓」⇒「百年の孤独」⇒「真夜中の子供たち」がマジック
リアリズムのラインの王道。

972:吾輩は名無しである
06/05/04 00:48:24
>>943

幾たびもペドロ! すばらしい! 駄目文学男の願望充足小説っぽい
ところもあるけれど(駄目文学青年してると、心配してかわいい女の子が
スパゲッティを作ってくれたりしてなついてくれるの)、饒舌さと軽さ
と疾走感のあるものすごく楽しいお話! 結末はちょっと暗いけど。

973:吾輩は名無しである
06/05/04 12:52:17
>>972
おお!レスありがとうございます!学校の図書館にあるんで早速読んでみます。


974:吾輩は名無しである
06/05/05 00:41:59
>>972
俺は20Pぐらいで挫折したが。
もう一回読んでみるかな。
夜のみだらな鳥を読み始めたけど期待できそう。

975:吾輩は名無しである
06/05/05 20:23:55
>>971へ追加。
マジックリアリズムの年代記文学。
『ブリキの太鼓』⇒『百年の孤独』⇒『真夜中の子供たち』⇒『豊乳肥臀』

976:吾輩は名無しである
06/05/05 20:36:02
失礼。さらに追加。
⇒『豊乳肥臀』⇒『神樹』

977:吾輩は名無しである
06/05/05 20:36:59
だからさ、
「この子はブスで一緒にいるのを他人に見られるのは恥ずかしい」
みたいな相手の容姿について見下した発想を持つ男主人公なんて
その時点で女性読者の反感を買うわけよ。

例えば男女が逆で
「この男はブサイクで一緒にいるのを他人に見られるのは恥ずかしい」
とか思ってるヒロイン(自分は十人並み程度らしい)が
「やれやれ」とか冷笑的なモノローグを繰り返しながら
ブサイク男と恋に落ちていく話なんて読んでても
男性読者は「何だ、この鼻持ちならない女は」と思うだけで面白くないだろ。

大体「一見ブサで性格も可愛げがない女の人知れぬ魅力に魅せられる」
なんてラブコメで散々使い古されたパターンで何の新しさもないよ。


978:吾輩は名無しである
06/05/05 20:38:51
『神樹』は怪物的傑作。

979:吾輩は名無しである
06/05/05 20:39:49
年収一億未満のやつははっきしいってごみ。
ろくに税金も払ってないざこが調子のいいこといってんじゃねえっつの。
恥ずかしくねえの?ごみのくせに。


980:吾輩は名無しである
06/05/06 00:10:52
今日からアレナス『夜になるまえに』を読み始めました。
初アレナス。楽しみ。

981:吾輩は名無しである
06/05/07 15:07:52
新スレです。

ラテンアメリカ文学総合スレッド 2
スレリンク(book板)

982:吾輩は名無しである
06/05/08 00:00:02
乙彼。


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