04/08/09 22:38
図書館にあるだろ
583:577
04/08/09 22:59
>>582
手元に置きたいんですよね~
確かに初読は貧乏だったので図書館で借りたけど。
買っとけばよかったよ。
584:吾輩は名無しである
04/08/10 00:04
>世界終末戦争
俺、美本をネットで700円で買った。
あのときは神の存在を信じることができた瞬間だった
585:吾輩は名無しである
04/08/12 22:33
584に降臨した神がうちにも来てくんないかなあ
586:吾輩は名無しである
04/08/20 16:21
コルタサルやアレナス、マルケス、カルペンティエールなどは
すこし読んでいたんだけど、
これまでリョサはまったく読んだことがなかった。
だけど、ここへきたらリョサを好きな人が多いことに気づいて、
俺も読んでみようかなと思ったんだけど、
みんなが話題にしている『世界終末戦争』って、
行きつけの書店にあったような気がしたので今日いってみた。
果たして、『世界終末戦争』はそこにあった。
その『世界終末戦争』(初版、帯あり、状態よし、1500円!!!)と、
ついでに、『パンタレオン大尉と女たち』(500円)を買った。
これからはリョサも読んでいく。
587:吾輩は名無しである
04/08/20 18:25
エルトポはどう思う?
映画だけど
588:吾輩は名無しである
04/08/20 19:05
586いいなぁ。フリアではまって今ラカテドラルの対話読んでる。
集英社の世界の文学のなんだが「夜のみだらな鳥」と両方100円で
ブックオフで入手。とりあえず知らずに買ったので後からびびった。
589:吾輩は名無しである
04/08/28 21:23
コルタサルの『石蹴り遊び』読んでるけど、超難しい。
だれか、これ、読破した人いる?
訳の問題かな?
590:吾輩は名無しである
04/08/29 03:01
やっと迷宮の将軍手に入った。いえい。シモン・ド・ボリヴァル。
591:吾輩は名無しである
04/09/04 22:31
マルケスでは「戒厳令下チリ潜入記」も面白い。面白過ぎてチリまで行っちゃったよ。
チリの本屋ではパウロ・コエーリョとイザベル・アジェンデが人気だった。
ラテンアメリカの作家ではないし、ドロドロフワフワではないですが故ブルース・チャトウィンの「パタゴニア」も雰囲気あってよかったです。
592:吾輩は名無しである
04/09/05 00:02
>>591
>面白過ぎてチリまで行っちゃったよ。
ハマリ過ぎ。
『百年の孤独』は旧訳の方がいいと思わない?
それと、このスレには『石蹴り』を読んだ奴が一人もいないんだな。
ちょっと、がっかり。
593:吾輩は名無しである
04/09/05 00:23
『石蹴り』は10年前くらいに読んだかな。
実に難儀したし中身何も覚えとらんからレスもしなかった。
あれはページ順とは別に、章番号順に読む方法があったが
そっちは試そうとも思わなかった。
594:吾輩は名無しである
04/09/05 01:15
同じく読んだけど内容殆ど覚えてないし、番号順も試してない。
コルタサルは短編の印象の方が強いわ。
まあ、人のこととやかく言う前に自分から話題を振るんだね。
595:吾輩は名無しである
04/09/05 19:45
コルタサルのファンだが、『石蹴り遊び』はシュールレアリズムと観念小説の色が濃いから、
他の短編とは一線を画すものだと思う。
番号順と1~56までの読み方があるわけだが、実は番号順は1~56の間にエピソードを挿入
しているので、番号順が長編、1~56が中編と考えればいいんでないかな。
てな感じで話題をふってみたが、>>589はどうよ?
596:589
04/09/05 21:45
レス、サンクス。
おれも、コルタサルファンで短編は邦訳で一通り読んでるけど、
「石蹴り」は短編と毛色が違いすぎて、読むのにとても苦労してる。
番号順に読んでいるのだが、意味不明な箇所が多すぎる。
あと、訳者も訳し切れてないところがあるよね。
ともかく、コルタサルを読んでこんなにストレスが溜まったのは初めて。
英訳を買って、そっち参照しながら読んでみようかとも画策中。
原文の問題なのか、訳の問題なのか、おれの頭の問題なのか?
はたまた、書いたコルタサル本人も、実はわかっていないのか?
597:吾輩は名無しである
04/09/05 22:17
書いてるうちに文章が下手になってきたと言って喜んでたらしいからな。
598:ガディ ◆wCv9l5YJ26
04/09/08 20:20
石蹴り遊びは、番号順に読んでいったけど、苦痛だった記憶有り升。
面白いのかなぁ、コレ? って読了までずっと自問自答してた(w
アストリアス「大統領閣下」の書き出しは震えた記憶有り。
未だこれ以上の書き出しを見たことがない。
だけど、3P以降がつまらなくて積ん読……中。
599:589
04/09/08 23:36
>>598
>石蹴り遊びは、番号順に読んでいったけど、苦痛だった記憶有り升。
>面白いのかなぁ、コレ? って読了までずっと自問自答してた(w
よかった、みんなも同じみたいで。
おれの頭が良くないわけではないのね(w
英訳買う必要あるかなあ。それとも読むのやめようかな、もう。
>アストリアス「大統領閣下」の書き出しは震えた記憶有り。
>未だこれ以上の書き出しを見たことがない。
へえ~。
持ってるので、読んでみるわ。
アストゥリアスって、確か、ノーベル賞とってるよね?
600:【この板のト書き】 ◆ovlpiRHmG2
04/09/08 23:37
600
601:ガディ ◆wCv9l5YJ26
04/09/09 01:04
>>599
いま調べたらノーベル賞取ってたみたいですね。
いつの間に取ったんだろう。
漏れが持ってる本にはそんなことひと言も書いて無かったよう。
>>600
いい仕事しすぎ(w
602:589
04/09/09 01:31
>>601
「いつの間に」って、川端が取る前年だよ。
603:ガディ ◆wCv9l5YJ26
04/09/09 01:36
遙か昔なんですね……
604:吾輩は名無しである
04/09/21 18:36:57
ブクオフでリョサの『ラ・カテドラルでの対話』とドノソの『夜のみだらな鳥』
、ともに集英社の「世界の文学」シリーズで出ていたの買いました。
ちなみにそのブクオフ、コルタサルの『石蹴り遊び』もまだあります。
これは文庫を持っているので買わなかったけど探している人は急げ。
山陰地方だ。
605:589
04/09/23 01:42:09
>>604
それ、訳が古いよ。
世界の文学→ラテンアメリカシリーズ→文庫
という順番で訳を練り直してるから。
もちろん、新訳だからいいとは限らないけど。
「百年の孤独」の新訳は明らかな失敗だしな。
606:589
04/09/23 01:43:23
つーか、このスレ盛り上がらないねえ。
ラテンアメリカ文学無くして20世紀文学は語れないのに。
607:吾輩は名無しである
04/09/23 12:11:56
じゃ、ageてみるか。
608:吾輩は名無しである
04/09/23 21:44:42
「大統領閣下」いいよ!!
終盤の奈落が壮絶で、読了後取り込まれてしばらくでてこられない程の凄まじさでした。
なおアストゥリアスは「魔術的リアリズム」の先駆者として1967年にノーベル賞受賞、中南米では二人目の受賞者です。
609:吾輩は名無しである
04/09/23 21:49:02
二人目なの? 一人目は誰?
その後にガルシア=マルケスとオクタビオ・パスが
続いてるのは知ってるけど。マジで教えて。
610:吾輩は名無しである
04/09/23 22:19:09
609さんへ
チリの女性詩人ガブリエラ・ミストラルが1945年に受賞したのがラテン・アメリカ初です。
あとマルケスの前に、1971年チリのパブロ・ネルーダが受賞しています。
ネルーダは彼女が校長をしていた中学校の生徒だったそうです。
ミストラルもネルーダもアストゥリアスも外交官もやっていました。
南米って著明な作家が外交官になることがよくあるみたい。
611:589
04/09/23 23:58:59
>>610
フェンテスは外交官の息子だしね。
612:吾輩は名無しである
04/09/24 00:10:54
オクタビオ・パスはインド大使だったっけ。
613:吾輩は名無しである
04/09/24 00:35:23
>>610
そうなのかあ、ありがと。
勉強不足だった、その人の作品に触れたこともないし。
614:吾輩は名無しである
04/09/24 00:36:40
つーか、なんでバルガス=リョサがとらないんだろ。
ガルシア=マルケスよりも、ノーベル賞っぽいと思うけどなあ。
カラーがかぶってるからダメなのかな。
615:589
04/09/24 02:05:02
>>614
確かに。
作家としてはマルケスの方が好きだけど、
ノーベル賞っぽいといえば、リョサの方だね。
でも、知ってると思うけど、何度も候補になってるよ。
616:吾輩は名無しである
04/09/24 09:43:27
リョサの「フリアとシナリオライター」未読なのですが、この結婚・離婚をフリアおばさんが自分側から書いた本もペルーでは発表されているらしいんだけど・・・、日本では発売されないのかな。
「バルギータスの言いそびれたこと」(バルギータスはバルガス・リョサの愛称)という題名だそうな。
617:吾輩は名無しである
04/09/24 10:51:22
20年後には出るんじゃないかな
618:吾輩は名無しである
04/09/24 13:38:48
>616
まずは『フリア』よみなよ
619:吾輩は名無しである
04/09/24 18:21:04
オレはカルロス・フェンテスが好きだが、
メキシコはパスがとってるから、
次にラテンから出るとしたらリョサだろうな。
今日ブックオフで「都会と犬ども」105円コーナーで見つけた。
持ってるから買わなかったけど。
ウチみたいな田舎でも
近所にオレ以外に
ラテンアメリカ文学読んでる人がいる(た)のかと思うと、
感慨深い。
620:589
04/09/24 23:30:03
>>619
>今日ブックオフで「都会と犬ども」105円コーナーで見つけた。
ブックオフって相変わらず、本の値打ちわかってねえなw
それヤフオクで出したら、小遣い稼ぎになるとおもふ。
少なくとも俺は買う。
621:589
04/09/24 23:31:16
>>619
ところで、フェンテスはどの作品が好き?
622:吾輩は名無しである
04/09/24 23:37:24
>>620
というかブックオフはもともとそういうシステムなんだよ
知らないの?
623:吾輩は名無しである
04/09/25 01:09:19
ブクオフで世界終末戦争を見かけたことあったな。
俺は二冊もってるからスルーしたけど。1200円だった。
624:589
04/09/25 01:09:31
>>622
いや、店によって違うよ。
おれの近くの店は目利きがいて、いい本は高くかってくれる。
625:吾輩は名無しである
04/09/25 10:45:16
横レスですが、私もフエンテスの短編が好きです。
長篇は「老いぼれグリンゴ」「遠い家族」を読んだが理解不能でした・・・。
長篇でお勧めってありますか?
626:吾輩は名無しである
04/09/25 13:02:56
>>626
我等の大地。
627:おとめ
04/09/25 16:41:44
邦訳もないのにあんな分厚い本を薦めて……「脱皮」を読みなさい、なんて言ったりして。
628:吾輩は名無しである
04/09/25 17:30:51
原書じゃなくても、英語でもいい。
一番飛びぬけて重要なのが訳されないまま評価されるのは無念。
629:吾輩は名無しである
04/09/25 20:13:26
集英社の短編集とか、サンリオの短編集はよかったねえ。
今はやっぱり短編集てのは売れないのかねえ。
630:吾輩は名無しである
04/09/25 21:59:05
長編も売れないと思うよ。
631:589
04/09/25 23:51:29
本自体が売れないんだからな・・・・
632:吾輩は名無しである
04/09/26 11:27:31
ましてや海外の現代文学なんぞ・・・。
633:いんちき信吉
04/09/27 18:07:45
本当に盛り上がらないですね。
さて、
フエンテスの作品では、「アルテミオ・クルスの死」が良かったです。
岩波の短編集に「最後の恋」というのがあったと思うけど、それは
この長編からの抜粋です。
この短編みたいな断章が集まった形で、主にアルテミオの過去を遡って行く
形で小説は進んでいきます。そこに病床のアルテミオの意識が混ざってきます。
あと、上にも出ているけど、「脱皮」も良かったです。
分からない部分もたくさんあるけど、最後の場面は眩暈を覚えながら
読みました。
634:吾輩は名無しである
04/09/27 22:30:24
La muerte de Altemio Cruzか?邦訳あったとは知らなかった。
あんなのがどうやって日本語になるんだ?
635:589
04/09/27 23:28:27
>>634
>La muerte de Altemio Cruzか?邦訳あったとは知らなかった。
知ってろよ。
木村榮一大先生の訳だよ。
636:吾輩は名無しである
04/09/28 00:41:19
日本語にない時制や人称の破格がこの小説の命だよね。
そこら辺はどう訳せるんだろう。
637:吾輩は名無しである
04/09/28 14:02:11
フェンテスの作家像がいまいちつかめない
幻想文学でもないようだし・・・・・・リョサとかマルケスとも違うようだし
638:吾輩は名無しである
04/09/28 15:02:22
外見はURLリンク(www.themodernword.com)
ダンディ。
アウラとか初期はゴシック系幻想文学ぽいよね。
URLリンク(www.themodernword.com)をざっと見ただけだが、
当時のラテンアメリカ文学者に多い映画の影響を受けているもよう。
プイグぽいビジュアルを想起させる力もあるのかな?
あとはメキシコの土地柄アメリカへの敵対心もありそうだな。
639:吾輩は名無しである
04/09/28 15:44:10
政治的にはマルケスと同じくらい左だった
640:589
04/09/28 18:26:42
>>639
キューバ革命にはマルケスと同じでもろ手を上げて賛成したが、
後にカストロの政策を批判した。
ここが、いまだにカストロマンセーのマルケスと違うところ。
ところで、フェンテスの「我等の大地」の邦訳が出ないのは
ラテンアメリカ研究家の怠慢以外のなにものでもないと思うが、どうよ?
それから、野谷! マルケスの『コレラ時代の愛』の翻訳に
何年かかっとんねん。かれこれ10年以上たつぞ。
641:吾輩は名無しである
04/09/28 18:31:29
>>640
英語で読めばいいじゃん。
レイナルド・アレナスのガルシア・マルケス批判、
アレホ・カルペンティエル批判がなんとなく微笑ましい。
642:589
04/09/28 18:37:31
>>641
まんどくさい。
「百年の孤独」は英語でも読んだが。
>レイナルド・アレナスのガルシア・マルケス批判、
>アレホ・カルペンティエル批判がなんとなく微笑ましい。
教えて。
643:吾輩は名無しである
04/09/28 19:25:29
>>589
この本について全然知らないんだけど、
>日本語にない時制や人称の破格
これってどう訳してるの?
644:吾輩は名無しである
04/09/28 19:26:36
フエンテス、
サパティスタの有力支援者だね。
645:吾輩は名無しである
04/09/29 00:44:29
>>605
そうなんだ。自分、旧訳読んだのが20年くらい前で、
印象は強いけど細部を忘れかけてたこともあって、
新訳読んでも「明らかな失敗」には気づかんかった。
具体的にどう失敗なのか教えて下さいまし。
最近「百年の孤独を読んでみたい」という友達がいたので
「家系図載ってるから新訳にしなよ」って勧めちったよ…
あの本は家系図作りながら読むのが必須だったからねぇ。
>>638
写真かっこいいねぇ~、フェンテス
646:吾輩は名無しである
04/09/29 00:46:37
アレナスのカルペンティエール批判は「夜になる前に」に書いてある。
647:吾輩は名無しである
04/09/29 07:13:13
マルケス批判も同書に書いてるよ。
648:吾輩は名無しである
04/09/29 15:44:00
>>641が微笑ましい。
649:名称未設定たん
04/10/01 21:01:18
復刊に、リョサ特集ページができましたね。
URLリンク(www.fukkan.com)
650:吾輩は名無しである
04/10/01 21:29:43
あなたが作ったのなら、GJ!
…でも、票が入らんなあ‥‥
651:いんちき信吉
04/10/02 19:37:38
アレナスのマルケス批判って、作品の批判なのですか?
それとも政治的な姿勢の批判?
アレナスにしてもカブレラ・インファンテにしても、キューバ文学は語り口
が軽いというか、ユーモラスで好きになれない。
カルペンティエールは少し違うけどね。
652:吾輩は名無しである
04/10/02 20:36:55
>>651
後者。
カルペンティエル批判は、どうも彼がアレナスの
作品をお気に召さなかったためらしい。
ま、カラーが違うからしょうがないだろうね。
653:ガディ ◆wCv9l5YJ26
04/10/02 22:11:40
ユーモラスだよね。
めくるめく世界なんかは
便所からロケットになってとんでいくシーンなんかトムとジェリー見てるみたいだった。
654:吾輩は名無しである
04/10/03 00:31:42
単にお気に召さないだけならまだいいんだけど。
655:吾輩は名無しである
04/10/03 09:50:11
>>645
亀レススマソ。
新訳は文章とかぶつ切りな上に、
段落も変えすぎ。読みやすさを考慮してるんだろうけど、
その分、作品が本来もっている熱さというか
迫力が無くなったと思う。
あと、家系図が載ってるのはネタバレになるからいやだ。
作りながら読むのが面白いし、発見もある。
656:吾輩は名無しである
04/10/03 09:52:31
だから、「百年の孤独」の旧訳持ってる人は売らない方がいいよ。
657:吾輩は名無しである
04/10/03 10:33:10
家系図は英訳版についてるからか?
本国版はどうなんだろ?
658:吾輩は名無しである
04/10/06 14:22:42
フェンテスかリョサが取ったら
このスレ、すごい賑わいそうだな。
単独スレが立つかもしれんが・・・・
659:吾輩は名無しである
04/10/06 14:23:16
↑あ、ノーベル賞のことね。
660:吾輩は名無しである
04/10/16 21:00:01
今年もだめだったようで。
リョサはずーーっと「ノーベル賞候補筆頭」のままなのだろうか。
661:吾輩は名無しである
04/10/17 00:58:43
>>660
大統領選挙に出たのが響いてる模様。
662:吾輩は名無しである
04/10/17 06:03:03
「緑の家」100円でget
663:吾輩は名無しである
04/10/21 20:23:15
秋はふけゆく。「パラディソ」は出ない
664:吾輩は名無しである
04/10/22 01:40:45
BBCで、マルケスの新刊が発売されたというニュースが流れてた。
題名などは確認できず。
665:吾輩は名無しである
04/10/22 02:34:23
>>664
"Memoria de Mis Putas Tristes"、英訳題は"Memories of My Melancholy Whores"
各国で計100万部を売る予定。すでに海賊版が出回っているようだ……
URLリンク(www.reuters.co.jp)
URLリンク(www.yohan.co.jp)
666:吾輩は名無しである
04/10/22 03:19:14
スペイン語版で114ページというから中篇小説だな。
川端の「眠れる美女」の一節がエピグラフに採られているとか。
URLリンク(www.ipsnews.net)
パラディソよりこっちの邦訳のほうが早く出たりして。
667:吾輩は名無しである
04/10/22 09:07:15
マルケス新作発売と同じ日にカストロ議長がこけて膝の骨骨折したらしい
668:吾輩は名無しである
04/10/22 13:23:00
>>667
世界一のファンなんだろうな、フィデロは。
669:吾輩は名無しである
04/10/22 17:53:35
ゲバラブーム(?)に乗っ取ってラテアメ文学も見直されてほしい。
「ゲバラ日記」は持っているが未読だ。
670:吾輩は名無しである
04/10/22 19:38:56
そういや、昔、三好徹『チェ・ゲバラ伝』がよく読まれたころが
ラテアメ文学ブームだったような
671:吾輩は名無しである
04/10/30 01:11:41
また止まってやがる。
おまえら、ラテンアメリカ文学読んでないなんてウソだろ?
ここを無視して20世紀文学は語れんのよ、マジで。
672:吾輩は名無しである
04/10/30 01:12:09
あげだゴラァ!
673:吾輩は名無しである
04/10/30 04:06:06
その熱意に応えてなんか書き込んでみる。
Juana Molinaっていうアルゼンチンの女性ミュージシャンをご存知の方に質問。
以前、渡辺亨という音楽評論家が彼女にインタビューをしているのを読んだんだけど、
その中で、あなたの音楽には、マルケスなどのマジック・リアリズムの影響が感じられる
って感じの質問をしていて、それはいくらなんでも乱暴なんじゃないのかと思ったのだが、
誰か彼女の音楽の中にマジック・リアリズムの匂いを感じとった人っている?
674:吾輩は名無しである
04/10/30 13:42:33
その用語はいまやあまりに幅広く使われてしまっているため、
やろうと思えばなんにでも適用できる。
675:吾輩は名無しである
04/10/30 14:23:39
>>673
ググってみた。
むむ、漏れが気に入りそうな感じの音楽かも♪
ところで、彼女の曲に、「マルティン・フィエロ」っていうのがあるね。
ボルヘスも扱ったアルゼンチンの大衆文学と同名だよ。
ひょっとして、文学作品に歌の中で言及するのが好きなミュージシャンなのかな?
幼い頃にパリに移り住み、二十歳でアルゼンチンに戻ってきたみたいだね。
そういう人が故郷を、「マジック・リアリズム」という形で再発見しても、なんらおかしくない。
「マジックリアリズム」はラテンアメリカという土壌に芽生えたわけだし。
その渡辺という評論家は、ひょっとしたら、
1.彼女の曲のなかでラテンアメリカの文学作品(マジックリアリズム)がよく言及されていることに気づき、
2.マジックリアリズムは文学の一形態にとどまらず、ラテンアメリカの精神の表現であるという認識があるため、
3.それをヨーロッパとの比較で再発見することになった彼女もまた、マジックリアリズムの一表現者である、
と思ったんじゃない。
と、、稚拙な三段論法まがいの擁護論を考えてみたわけですが。。
音楽への影響というよりも精神形成をするうえで重要な役割を果たしたという感じなら変じゃないかもね。
で、彼女はその質問にどう答えたの?
676:吾輩は名無しである
04/10/30 18:00:37
ラテンアメリカの音楽でたしかにそういうマジックリアリズム的な
テイストを感じるものはある。アメリカの黒人ジャズサックス奏者の
ウェイン・ショーターがブラジル人のミルトン・ナシメントと作った
ネイティヴ・ダンサーっていうアルバムなんかここの住人なら気に入
ると思う。同じくブラジルのエルメート・パスコアールなんかも。
スペイン語圏ではあまり思い付かないけどプエルトリカンのジェリー・
ゴンザレスのアメリカン・クラーヴェから出ているアルバムやピアソラ
のやはりアメリカン・クラーヴェから出てるのなんかはそういう感じ
がします。
677:吾輩は名無しである
04/10/30 19:15:31
フアナモリーナつながりで。
フェルナンドカブサッキという人が来日します。
URLリンク(www.katsuiyuji.com)
幻想的で地に足がつかず遠くにいる熱気って感じがラテアメっぽいかな。。。
ついでにディスクガイド。
URLリンク(homepage.mac.com)
アルゼンチン音楽はここ数年流行ってるから
この勢いで復刊も進めばいいなあとか思っているけど
そう甘くないか。。。
678:吾輩は名無しである
04/10/30 23:25:17
おい、盛り上がってるかと思ったら
音楽かよ・・・・・・・・・・・
もう、いいよ!!
帰る!!
679:吾輩は名無しである
04/10/31 01:26:54
新潮さん、「電車男」で儲けてますな。
その儲けで「世界終末戦争」復刊してくださいよ。
680:吾輩は名無しである
04/10/31 11:34:54
ラテンアメリカ文学史
ってどうですか? 買いでしょうか。
681:吾輩は名無しである
04/10/31 16:43:20
悪くないが古い。
682:吾輩は名無しである
04/10/31 22:06:49
今イザベル・アジェンデの「精霊たちの家」読んでる。おもしろい!
物語を読む快感を思い出したよ。じっくり時間かけて読むつもり。
683:吾輩は名無しである
04/11/01 07:03:27
チェ・ゲバラって数年周期でブームになってるけど、なんで
いまの若者がゲバラなんだ?
サパーリ理解できないんだが。
684:吾輩は名無しである
04/11/01 07:12:08
恋と革命はいつの時代の若者の心をとらえるのだよ。
それだけのことだと思う。
685:吾輩は名無しである
04/11/01 10:50:37
>>682
むむっ。ずっと積ん読だよ。「精霊たちの家」。
魅力を少しだけ語ってもらえまいか。
686:吾輩は名無しである
04/11/01 20:38:23
>>685
うーん、とりあえずページをめくってみてください。
読み始めればきっと分かるよ。って、私説明するの下手なんですよ、ゴメンナサイ。
でも、本当に積読はもったいない!いっしょに読みましょう。
687:吾輩は名無しである
04/11/01 21:05:21
私見ですけど精霊たちの家の魅力。
ネタバレかもしれませんが、この話は作者が亡命中に書いた手紙が止まらなくなり小説となったものです。
そのため小手先の技法とかじゃなく、作者の「書かずにはいられなかった」という力を感じるから・・・。
舌ったらずでスミマセン。ということで読んでみて~。
688:吾輩は名無しである
04/11/08 19:56:25
「精霊たちの家」読み終わりました。
なんでラテアメの小説って、こんなに力強くて魅力的なんだろう。満足。
同作者の「エバ・ルーナ」は品切れ・再販未定なのですが、続編?の「エバ・ルーナのお話」は
「エバ・ルーナ」を読んで無くても楽しめますか?ネタバレとかあるのでしょうか。
国書のスレで訊いたほうがいいのかな?読んだ方いたら教えてください。
689:吾輩は名無しである
04/11/08 21:42:04
グローバリズムというのが自国(先進国)の中に植民地としての第三世界を
作ることであるとすれば、既にその兆候が明らかな日本においてラテアメ・
ブームが再び起こることもあながち夢ではない?
690:吾輩は名無しである
04/11/09 11:01:42
チリの文壇事情調べたら、アルゼンチンの批評家が威張りまくり。
アルゼンチンに、ポーランドから「亡命」したゴンブローヴィッチも、
アルゼンチンの文壇からは徹底無視される。
さすが南米のパリ。タンゴのくに。白人至上主義。アルゼンチン。
このくにの文学だけは信用ならない。
オクタビオ・パスはいいね。もっともハイデガーの影響下だが。
ハイデガーのいう「ことばは存在の住み処である」だが、これは
国語に閉じられているということだ。エスペラント語は存在しない
ということだ。そういうわけで詩のことばをハイデガーは重視する
が、アーリア民族と古代ギリシアの親近性を前提にしている。
ハイデガー影響下のひとびとは、むろん、国語(国境)に閉じられた
思考から抜け出ようとしつつ、ハイデガーの思想にとどまっていない
ね。
いっぽうで、論理学=エスペラント語というアホがいたり、
いっぽうで馬鹿のひとつ覚えのくせに(どうせ吉本あたりから覚えた
んだろう)、「エスペラント語」批判をして、国家、国語の肉体性
ばかり強調するバカがいるとしたら、やはりそうした観念性に囚われ
ない思考なり、ことばの在り方を成しえる土壌なりが注目に値する
んだろう。
691:吾輩は名無しである
04/11/09 11:36:52
アル・へーん・ちな、
アル・へーん・ちな、 このリズムは、
バ・ティ・ストゥータ
バ・ティ・ストゥータ になりますが、クレスポにはなりません。
692:吾輩は名無しである
04/11/09 19:11:12
>>690
あんたの文章が支離滅裂なのは、
覚えたての知識をひけらかそうとしているからか?
693:吾輩は名無しである
04/11/09 20:38:51
覚えたての日本語だから
694:吾輩は名無しである
04/11/09 20:41:39
>>690は『フリアとシナリオライター』を読むと仲間を
見つけられると思うよ。
おれはコルタサル好きだから仲間にはなれないけどさ。
695:吾輩は名無しである
04/11/10 22:22:12
>>688
アジェンテお好きですか?
私の最初に読んだ南米文学が「精霊たちの家」、次が「緑の家」で、そこからずぶりずぶりと南米文学にはまったので思い入れがあるんです。
さて、「エバ・ルーナのお話」は、エバが語った話という形式なので作品内容は「エバ・ルーナ」を読まなくても大丈夫ですよ。
「エバ・ルーナ」の登場人物も出てきますのが、話が分からないとか、重要なネタバレってほどのものはありません(まあちょっとはありますが・・・)。
なお、「パウラ-水泡なすもろき命-」では、彼女の半生、祖先や家族、そして「精霊たちの家」「エバ・ルーナ」「~のお話」を
書いていた頃の状況などに触れられています。
「精霊たちの家」に書かれた一族と、実際の彼女の家族を比べてみたりして興味深いです。
696:吾輩は名無しである
04/11/10 22:27:48
ボルヘススレが落ちてしまったみたいだ。
今日、ブクオフでボルヘス5冊見つけたのでみんな買ってきたが、
北アメリカとイギリスの文学講義が非常につまらない。
どういうわけか、ひどく月並み。
まだ読んでないが、神曲の講義はましだといいのだが・・・
697:吾輩は名無しである
04/11/10 23:05:06
>>695さん
688です。ラテアメ文学は以前のブームのときに少しかじって、それ以来ごぶさたでしたが
「精霊たちの家」を読んで、ラテアメの魅力に再び目覚めたという感じで
アジェンデ、いいですね。ぜひ他の作品も読みたい!と思いました。
さっそく「エバ・ルーナのお話」買ってこようと思います。丁寧なレス、ありがとうございました。
「緑の家」、懐かしいですね。十代に読んだので、当時はあまり理解できずに読んでいました。
「エバ」の後で再読してみたくなりました。しかしラテアメ絶版多すぎで泣けてきます。
698:吾輩は名無しである
04/11/10 23:05:11
落ちてないよ
スレリンク(book板)
699:吾輩は名無しである
04/11/10 23:28:35
>698
サンクス。そっちにかいてみる。
あげといてくれたのね、親切な方だ。
700:吾輩は名無しである
04/11/11 20:10:54
ハヤカワから出たジェイムズ・ティプトリー Jr.の新作は
メキシコが舞台のマジック・リアリズム風小説でしたよ。
アジェンデ好きな人は気に入りそう。
701:吾輩は名無しである
04/11/13 21:45:22
復刊ドットコム: URLリンク(www.fukkan.com)
久し振りに見たら「世界終末戦争」のリクエスト数が50に到達してた。
記念あげ。
702:吾輩は名無しである
04/11/15 01:59:25
まだ半分か・・・・・・
703:吾輩は名無しである
04/11/20 17:22:47
『精霊たちの家』と『百年の孤独』
704:吾輩は名無しである
04/11/20 21:44:04
『精霊たちの家』を読んでる最中です。ここで紹介してくれた人たち、ありがとう!
本当に楽しみながら、貪るように、しかし、じっくり丹念に読んでいます。
>>703
たしかに、物語の枠組みとしては同じ、というか、瓜二つかもしれませんねw
しかしながら、『精霊たちの家』を読むことによって、
『百年の孤独』がG.マルケスという作家の個性が生み出し得た作品なのではなく、
やはり、ラテンアメリカという土壌だからこそ在り得た作品なのだと、
強く再確認することができました。
作中、アジェンデ自身のラテンアメリカ文学への想いとも思えるような文章があります。
ネタバレにはならないと思うので、要望があれば、ここに書き写したいと思います。
この作品をまだ未読な方には読んでみようという気持ちを起こさせ、
読了済みの方にはこの小説の特徴をよく表現している文章だと思わせるものではないかと思います。
705:吾輩は名無しである
04/11/21 01:57:32
>>704
> 要望があれば、ここに書き写したいと思います。
まあ、お気持だけいただいておくよ。
文章そのままの抜粋は、書き込む人に何のメリットもないから。
しかしあなたの「精霊たちの家への思い」は十分に伝わってきた。
エバ・ルーナしか読んでないけど、精霊~ も読んでみます。
706:吾輩は名無しである
04/11/22 22:34:49
>>704
・・・私は興味あります・・・。
面倒でなければどの部分かしりたいです。
ネタバレが嫌な方はスルーってことじゃだめかな?
707:705
04/11/23 01:23:32
>>706
いや、俺だって書いてもらったらありがたく読むよ。非難するつもり
で書いたわけでも、やめろと言ったわけでもないです。
そもそも >>704の言っている文章がネタバレにあたるとは考え難いし。
>>705の趣旨はまったく別のところにあったわけだけど、ちょっと考え
すぎかもな。
708:吾輩は名無しである
04/11/23 08:18:47
705は「時間掛かって面倒な手動丸写しなんてしなくても良いよ。
作品について貴方の感じたところは、元文章の引用が無くても
あなたの書き込みから伝わってくるから」って言いたかったんでしょ?
自分もそうだったよ。
だから、>705は気にしないでのびのびと読んで、
のびのびとカキコしておくれ。ラテンアメリカ文学にふさわしく。
709:吾輩は名無しである
04/11/23 08:22:19
すまない。アンカー間違えた。
引用してもしなくてもいいから、のびのびと感想カキコしてほしいのは
「精霊の家」を読んでる>704です。
710:吾輩は名無しである
04/11/28 22:41:53
座頭市見ていてコルタサル落札するの忘れてたーっ orz
711:吾輩は名無しである
04/11/28 22:51:18
>>709
はぁ?
意味わかんね。
712:吾輩は名無しである
04/11/29 04:44:55
>>711
そう?
俺はふつうにわかったけど。
713:吾輩は名無しである
04/12/05 00:08:58
アジェンデのエバルーナを読んだよ。
この人、女性を描くのがうまいよね。
精霊たちの家のクラークといい、このエバといい、
すごく魅力的です。
714:吾輩は名無しである
04/12/07 16:18:37
>>710
おれはおまえの方が意味分からねえ。
掲示板はおまえの日記か?
715:吾輩は名無しである
04/12/07 19:31:40
ばかばっかり
716:吾輩は名無しである
04/12/09 17:14:53
「バカばっかり」って、ものを言う人間の多くにとっては前提であって、
殊更に言うことでもないんだよね。
717:吾輩は名無しである
04/12/09 18:59:26
と、馬鹿が申しております。
718:吾輩は名無しである
04/12/10 01:53:45
すごい、漢字で書けるんだね。
719:吾輩は名無しである
04/12/12 02:47:24
>>715-718
馬鹿でも利口でもいいが、
この手のやり取り、どこ行っても目にするよな。
お前らも読み書きのできる年なんだから、いい加減飽きろよ。
720:吾輩は名無しである
04/12/12 03:46:28
>>719
それがさー、何度やっても飽きないんだよ。
2chの醍醐味だね!
721:吾輩は名無しである
04/12/12 03:53:42
ラテンアメリカの香りがする日本の作家といえば
722:吾輩は名無しである
04/12/12 04:07:03
坂口安吾の一部小説
723:吾輩は名無しである
04/12/12 05:07:34
ラテンアメリカの香りがしないラテンアメリカの有名な作家は
プイグ
724:吾輩は名無しである
04/12/12 09:58:54
星野智幸と朝倉祐弥くらいしか知らない。ラテアメ臭プンプン。
725:吾輩は名無しである
04/12/12 11:26:26
大江
726:吾輩は名無しである
04/12/12 19:05:13
中上と安倍
727:吾輩は名無しである
04/12/12 19:18:07
ふるいよしきち
728:吾輩は名無しである
04/12/12 23:41:23
アジェンデの「精霊たちの家」ってそんなに良いですか?
クララ、ブランカ、アルバの女三代のせこさとみみっちさばかりが
ハナについて、ひたすら不愉快なハナシでした。
結局、エステバン・トゥルエバの権力と財力あっての家の中で
庇護されているだけですしね。
あとは、倒錯したセックス趣味がこれでもかこれでもか、と
出てくるのにもゲンナリ。
「パウラ」読むと、アジェンデのせこさがよくわかるから、
「精霊たちの家」がせこい(特にブランカの結婚以降)理由もよくわかりました。
729:吾輩は名無しである
04/12/12 23:48:11
ブラジル文学だけ浮いてるよなあ。
なんかぱっとしない。
ポルトガル語圏で大作家っていないしなあ。
サラマゴだってマイナーだし。
730:吾輩は名無しである
04/12/12 23:52:55
そこでコエーリョですよ。
731:吾輩は名無しである
04/12/13 00:01:45
不愉快ですね
732:吾輩は名無しである
04/12/15 08:11:25
四天王についての話が少なすぎだろ?おまいら。
しっかりしろよ。ったく。
733:吾輩は名無しである
04/12/15 23:50:51
ヨンさま来てるってさw
734:吾輩は名無しである
04/12/17 10:12:53
>>729
もともと「ブーム」がスペインの出版社によって仕組まれたものですから。
もちろん、そのなかからすばらしい作家が何人も出ていますが。
735:吾輩は名無しである
04/12/17 10:51:16
>>733
もともと「ブーム」が日本の広告会社などによって仕組まれたものですから。
もちろん、そのなかからすばらしいドラマも制作され(ry
736:吾輩は名無しである
04/12/17 18:18:05
アストリアスの「大統領閣下」を読み始めたのですが、面白くなりそうな予感がしません。
期待が大きかったので少しへこんでます。挫折しそうです。
内田吉彦・木村榮一訳の集英社版です。読み進めるべきですか?
737:吾輩は名無しである
04/12/17 19:01:08
>>736
貴方の好みが分からないから何とも言いようがないが、
ラテンアメリカ文学が初めてなら、その本を入り口にするのはお勧めしない。
738:吾輩は名無しである
04/12/17 19:49:45
>>737さん
736です。今まで読んできて好きなのは
「族長の秋」マルケス、「精霊たちの家」アジェンデ、「秘密の遊戯」コルタサルなどです。
737さんは「大統領閣下」を読んでどう感じられましたか?読んでよかったですか?
まだ本当に序盤なので、おもしろいならぜひ読み進めたいのです。
739:吾輩は名無しである
04/12/17 22:43:23
百年の孤独がいいかと
740:吾輩は名無しである
04/12/18 06:03:21
>「秘密の遊戯」
混じっとる(笑)
アストリアスは微妙なのかな。
『大統領閣下』は読んだことないけど、『グアテマラ伝説集』はあんまりおもしろくなかった。
741:吾輩は名無しである
04/12/31 17:09:55
りょさあげ
742:吾輩は名無しである
04/12/31 21:48:49
♥
743:吾輩は名無しである
04/12/31 21:49:26
♥
744:吾輩は名無しである
05/01/01 00:48:47
りょさはりょさげ
745:吾輩は名無しである
05/01/01 21:18:54
こえーりょはこえーりょ
746:吾輩は名無しである
05/01/01 22:15:36
若手は台頭しとるんかな
747:鍬蔵 ◆r57/schizo
05/01/03 22:06:20
今年は世界終末戦争が復刊されるように。
正月最後に祈念age
748:吾輩は名無しである
05/01/05 00:19:57
>>745
ブラジルはNG(w
749:吾輩は名無しである
05/01/05 00:34:41
ブエンディーア将軍は銃殺隊の前に立つ羽目になった時
別れの句を羊皮紙にしたためたnurupo dos solidad
750:吾輩は名無しである
05/01/05 05:30:22
>>749
gga de soledad
ところで、リョサのオススメありませんか?「密林の語り部」というのを読んだのだけれど、あまりおもろくなかった。
英語訳しか出てないヤツとかでもいいです。
751:吾輩は名無しである
05/01/05 08:12:43
ホセ・ドノソ「夜のみだらな鳥」
752:吾輩は名無しである
05/01/05 11:33:35
リョサ
若い小説家に宛てた手紙 を読んでるがなかなか味わい深い内容
世界終末戦争 読んで見たいものだ
ヌルポルタージュみたいなのか
753:吾輩は名無しである
05/01/05 20:10:11
ところで751はなにが言いたいのであろうか?
754:吾輩は名無しである
05/01/05 20:35:51
作家を超えて、みだ鳥がオススメと思ったんではなかろうか
755:吾輩は名無しである
05/01/05 23:28:13
>>750
リョサ
「パンタレオン大尉と女たち」
URLリンク(www.fukkan.com)
と言いたいところだが入手困難な為
「フリアとシナリオライター」
URLリンク(park8.wakwak.com)
あたりが無難であろう。
756:吾輩は名無しである
05/01/06 00:44:33
>>752
ガッ
おれも『フリアとシナリオライター』に一票。
だが、どうもリョサのタイトルって今ひとつおもしろそうに見えないな。
757:750
05/01/07 10:17:45
>>755,>>756
サンクス。「フリアと~」amazonで注文しといた。英語のペーパーバックだったら半額だったけど。
758:吾輩は名無しである
05/01/12 14:59:13
『フリオ・コルタサル』 復刊特集ページ
URLリンク(www.fukkan.com)
759:吾輩は名無しである
05/01/13 23:14:17
>>コルタサル
短編集が無難だ。
石蹴り遊びは止めておけ。
760:750
05/01/20 02:00:02
「フリア~」読んだ。おもろかった。薦めてくれた人サンキュ。
761:吾輩は名無しである
05/01/20 02:07:59
これはいいよ!ていうマイナーな翻訳作品知ってる人おしえてください。
762:吾輩は名無しである
05/01/20 20:25:01
>>761
「追い求める男」
メジャー?
初読の頃、ジャズ好きなのでハマった
763:吾輩は名無しである
05/01/21 00:12:49
>>761
「楽園の犬」
URLリンク(www.pandoras-box.jp)
764:吾輩は名無しである
05/01/21 16:02:56
大いなる文法学者の猿
765:吾輩は名無しである
05/01/22 02:56:36
っていうかメジャーな翻訳のほうがないような・・・
766:吾輩は名無しである
05/01/23 04:56:45
「これ以上待てないよ来月結婚だ」
「ヴぁかなこと考えないで、クレスヌルポ
氏んでもあたいはあんたなんかとケコーンしないわよ」
cien de nurupo
767:吾輩は名無しである
05/01/23 14:19:37
>>766
cien anos de ガッ
768:吾輩は名無しである
05/01/23 20:49:52
プイグの『リタ・ヘイワースの背信』(国書)
読んだ人いる?
1200円で売ってたのを昨日見つけて、
かおうかどうかちょっと迷ってるんだけど・・・
ぜんぜん評判聞かない本だよね?
こんなのあるとはしらなかった。
769:吾輩は名無しである
05/01/23 21:06:49
>>768
迷ったときは買ったほうがいいと思います。
つまらなかったら売ればいいし、おもしろければ儲けものってことで。
>バルガス=リョサらと並ぶラテンアメリカ文学の巨星が、口語・俗語・卑語を徹底的に駆使しつつ
会話・内的独白・日記・作文・投書・ノート・手紙等のコラージュとのいうべき特異な構成によって
書き上げた力作。この一作でプイグは一躍ラテンアメリカ文学界の寵児となったのである。
ググったらこんな文章でてきました。読んだら感想よろです。
770:768
05/01/23 21:12:57
>>769
即レス、サンクスです。
素直に買って素直に読みます。
771:吾輩は名無しである
05/01/23 22:57:58
>>768
それプイグの処女作じゃなかったっけ?
772:吾輩は名無しである
05/01/23 23:22:31
ブサイクな処女と読んでしまった・・・orz
773:吾輩は名無しである
05/01/24 01:40:21
パスの泥と子供たちおもしろかったです。
弓と竪琴、本屋にないんですが、アマゾンでも時間かかるらしいし。
英訳は読みやすいんでしょうか。
774:吾輩は名無しである
05/01/24 03:44:59
ちくま学芸文庫版も?
775:吾輩は名無しである
05/01/24 15:50:44
キューバ革命無しにラテンアメリカ文学無し!
みんな左翼になろう!!!
776:吾輩は名無しである
05/01/24 21:04:20
もう、左翼だよ。
777:吾輩は名無しである
05/01/27 21:24:31
くだらないんだけど、今日うちの親父が「おい、助けてくれー」って言うから見に行ったら
セーター脱ごうとして頭がひっかかって、脱げずにもがいてたの。
「お、これはリアルでコルタサルの『誰も悪くはない』だね!」なんて思っちゃった。
その後親父は私の助けで無事に生還しました。
778:吾輩は名無しである
05/01/31 01:25:10
リョサの「神殺しの歴史」よんでみてー
英訳でてんのかな?
779:吾輩は名無しである
05/01/31 01:31:49
難しいよ。リョサは
780:吾輩は名無しである
05/02/02 18:57:45
野谷先生に頼んでみればいいじゃん
781:吾輩は名無しである
05/02/08 21:23:11
国書の『パラディソ』いつー
いつなのいつーいつなのさー
と軽くだだこねておこう
782:吾輩は名無しである
05/02/17 19:02:20
『愛その他の悪霊について』は評判悪い?
783:吾輩は名無しである
05/02/19 02:09:59
作家でいうとマルケスとか?
有名どこ二三人あげてけさい
784:吾輩は名無しである
05/02/19 02:15:14
パウロコエーリョ
785:吾輩は名無しである
05/02/19 22:37:20
コルタサル
786:吾輩は名無しである
05/02/20 13:58:43
「百年の孤独」を読むなら、旧訳と新訳のどちらがおすすめですか?
どこかで新訳はだめという意見の人がいたので、購入をためらっているのですが。
どうせ読むならおもしろいほうで読みたいので、ご意見よろしくお願いします。
787:吾輩は名無しである
05/02/20 17:34:37
訳の出来に左右されるようなやわなものでは無い。
読まねば一生の損と思え。
788:吾輩は名無しである
05/02/21 18:51:49
『ホセ・ドノソ』 復刊特集ページ
URLリンク(www.fukkan.com)
789:吾輩は名無しである
05/02/22 20:13:50
カブレラ・インファンテ死去
URLリンク(www.excite.co.jp)
790:吾輩は名無しである
05/03/02 02:03:57
>781
旦敬介氏が研究課題でレサマ=リマ挙げてるぞ。
そのうち出るかもしれん。
791:吾輩は名無しである
05/03/02 22:41:46
『アレッホ・カルペンティエール』 復刊特集ページ
URLリンク(www.fukkan.com)
792:吾輩は名無しである
05/03/15 06:09:49
「みだらな鳥」オリジナル語版を買ってみたけど、
もう最初の数頁で挫折しかけてます。
(手頃価格で装丁秀逸、何とかなりそうと衝動買い)
これ、どっかでどうにかして何とか和訳本読めませんか?
単行発刊なしで全集収録で絶版中というのがわかりました。
でも、日本語なら何とか筋が追えそうなので、読みたい。
ビムボーニンなので高い値づけの古本は買えません。
一回読めればいいので一般人の入れる公立図書館紹介でもいいです。
よろしく、です。
ちなみに、、、
一緒に買ったホルへフランコは何とかオリジナルの方も読み通せた。
会話文がプイグの「スパイダーウーマンの接吻」と同じで、
Bアイレスど訛りのヘンタイ動詞活用のオムパレでした。
ラパムパとアンデスの局所、局所が変態訛りでつながるなんて、
地域の民族、部族や人種が複雑怪奇に入り組む
南米大陸の不思議さ故なんでしょうかね。
793:吾輩は名無しである
05/03/15 23:04:20
ボルヘスとか有名なのは駄目です?
794:吾輩は名無しである
05/03/16 00:05:21
>>792
ちょっとした公立図書館なら
何処にでもあると思われ。
ドノソ 著 : ラテンアメリカの文学 11「夜のみだらな鳥」 集英社
ただし開架には無さそうので、検索してもらえ。
795:ウラオモテヤマネコ ◆bs9fqRKKCM
05/03/16 00:23:07
というか近場の図書館になくてもほかの図書館にあれば、取り寄せてくれるよう依頼すれば
手続きしてくれるっしょ。
796:吾輩は名無しである
05/03/16 01:49:31
>>794-795
どうもでした。
数日後にでも探索に旅立ってみます。
最寄りの市立中央図書館はビンボーなのやら、アホ揃いなのやら、
規模は「ちょっと」水準を越えてるんだけど
有名芸能人のエッセーやらはボンボン複数部いれても
低利用率の本(これとか、絶本になるぐらいだから)
は文教予算の効率性やら、納税市民マジョリティ様の声の尊重、
やらなんやらでダメダメ状況なんだそうです。
いるのも図書館員って感じじゃなくて、ただのパートおばんだし。
ああ文句いってもしかたないけど、この場をお借りました。
どっか都内の区立図書館あたりで手堅いとこがあれば、いいんですけど
797:吾輩は名無しである
05/03/16 03:29:57
>>769
ドノソの「夜のみだらな鳥」 はラテンアメリカの文学叢書以外にも、
集英社版世界の文学にも収められているので、ブクオフの100円
コーナーに転がっている可能性がある。
ハシゴしてみたら?
798:797
05/03/16 03:32:43
訂正
>>769→>>796
799:吾輩は名無しである
05/03/16 18:50:02
>>797
はい、図書館以外もBオフも含めてきながに探してみることにします。
で、
Q:全集収録、以外に単体発行もされていたんですか?
(棚を探すときのめやす情報としてのお尋ねです)
800:吾輩は名無しである
05/03/16 19:07:37
世界終末戦争復刊希望あげで800ゲット
801:吾輩は名無しである
05/03/16 19:58:25
>>800
マメに探せばオク関係に出てくるよ、定価以下で。
年に一冊くらいかなあ。
802:吾輩は名無しである
05/03/16 20:11:19
>>801
レスありがとうございます。
ここ1年程ネットや古本屋で探していますが、どれも5000円以上の値がついてます。
復刊待ちか高価な古本を購入するか迷っています。
定価以下のブツは見たことないなぁ。
803:吾輩は名無しである
05/03/16 22:06:14
早稲田なんか探せば500円くらいでありそうだぞ
804:吾輩は名無しである
05/03/16 22:26:05
復刊待ちって、復刊なんかするの?
素直にamazonとかで網かけた方が早そう。
805:800
05/03/16 22:36:27
>>803
レスサンクス。
関西圏在住者ですので関東の事情には疎いです。
神田に一度行ってみたい・・・
(東京出張を命じられたら喜んで行くでしょうw)
>>804
新潮文庫化の可能性あるかなぁって思ってます・・・
806:吾輩は名無しである
05/03/17 00:36:56
>>805 「緑の家」でさえ絶版なので、残念ながら「世界・・・」が文庫化することはないのでは・・・
807:吾輩は名無しである
05/03/17 00:49:50
白水社や彩流社で出てればよかったのに。
808:吾輩は名無しである
05/03/17 22:09:50
みだらとか緑とか、
東京は知らんが、
地方の場合、県立図書館レベルならあるだろう。
809:800、805
05/03/18 20:37:05
> 「緑の家」でさえ絶版なので
「緑の家」絶版なんですか。知らんかった。
家の本棚にほぼ新品の状態で眠ってるなぁ・・・
「緑の家」読みながら果報を待つか・・・orz
810:吾輩は名無しである
05/03/18 22:18:04
マリオ・バルガス=リョサ
URLリンク(www.fukkan.com)
ホセ・ドノソ
URLリンク(www.fukkan.com)
G・ガルシア=マルケス
URLリンク(www.fukkan.com)
アレッホ・カルペンティエール
URLリンク(www.fukkan.com)
フリオ・コルタサル
URLリンク(www.fukkan.com)
811:800、805
05/03/18 22:30:01
>>810
サンクス
集英社文庫のラテンアメリカ文学は充実してたなぁ。
学生の頃、積極的に購入した。(安価なので)
でも殆ど未だに積読な罠。
(当時WSバロウズやピンチョンを重点的に読んでたせいもあるが・・・)
しかし、『族長の秋』まで絶版とは・・・
俺のような思いの人結構いるんだろうな。
812:吾輩は名無しである
05/03/19 01:19:28
>>811
>集英社文庫のラテンアメリカ文学は充実してたなぁ。
>でも殆ど未だに積読な罠。
エスパーさんですか?
813:800、805
05/03/19 19:22:29
>>812
エスパーって誰ですか?
つい最近2chを見だした者ですので・・・
814:吾輩は名無しである
05/03/20 22:44:17
タイムリーだが、今日注文した「みだらな鳥」が届いた。
ネット専門古書店で1200円だったよ
集英社の奴。
こまめに探せばあるんじゃない?
グーグルで俺は見つけた。
815:吾輩は名無しである
05/03/21 22:00:16
「電車男」で稼いだぶんのごく一部でいいから
「世界終末戦争」の復刊費用にあててほしいと思うわたくしであった
816:吾輩は名無しである
05/03/22 02:52:22
マリオ・バルガス=リョサ『世界終末戦争』
URLリンク(www.fukkan.com)
マリオ・バルガス=リョサ『緑の家』
URLリンク(www.fukkan.com)
G・ガルシア=マルケス『族長の秋』
URLリンク(www.fukkan.com)
復刊なんとかならないでしょうか
817:800、805
05/03/22 19:10:13
>>814
つい今しがた『みだらな鳥』を注文しました。
私も、ネット専門古書店で1200円のヤツを見つけてしまったのでw
818:吾輩は名無しである
05/03/22 21:29:21
「夜のみだらな鳥」読んで下痢した。
肉体に変調をきたすな、あれは
819:吾輩は名無しである
05/03/23 21:24:04
フエンテスの「アウラ・純な魂」読了。
岩波でもっとラテアメ出してほしい。コルタサル復刊キボン。
820:吾輩は名無しである
05/03/24 01:48:13
>>810に追加
カルロス・フエンテス
URLリンク(www.fukkan.com)
821:800、805
05/03/24 10:59:34
「夜のみだらな鳥」ただいま到着あげ
822:吾輩は名無しである
05/03/26 00:45:48
俺もついさっき『夜のみだらな鳥』を注文してきた。
1500円。
823:吾輩は名無しである
05/04/04 00:18:25
ここはみだらなインターネットですね。
824:吾輩は名無しである
05/04/11 01:29:46
いま「孤独の迷宮」を読んでいる。
メキシコにも行ってみたい。
825:
05/04/15 15:04:15
コルタサルの「悪魔の涎・追い求める男」がお気に入り。
漫画家古谷実(稲中卓球部の作者)もリスペクトしている作家です。
とくに、ウンコしたら兎がでてきたという短編なんて、
「稲作」でオマージュされてるくらいです。
826:吾輩は名無しである
05/04/15 23:19:09
>>824
その昔、高校生の頃、荒木飛呂彦のゴージャスアイリンを読んで、コクトーの詩集を
買ってきたことを思い出した。
今度は 、コルターサルからアントニオーニに横滑りしてみたら?
827:吾輩は名無しである
05/04/19 06:39:41
>>825
げろったらウサギじゃなかった?
『みだらな鳥』はじんわり陰湿な感じがいい。
『百年の孤独』は開放的すぎて落ち着かない。
828:吾輩は名無しである
05/05/15 14:39:54
孤独の迷宮の次に「弓と竪琴」読んでるけど
パスはすごいな。文学理論とかはあまりよくしらないけど、
いちいち感心してしまう
829:吾輩は名無しである
05/05/19 11:37:15
ガルシア=マルケスって、ガルシア=マルケスで一つの名字なんだってね。
だから、マルケスとだけ呼ぶのは、佐藤さんを、藤って呼ぶみたいなもんだって。
830:吾輩は名無しである
05/05/19 20:53:57
正確にいうと父方の名字と母方の名字なんだけどね
ガルシアが父親でマルケスが母親
831:吾輩は名無しである
05/05/20 00:57:50
今日久しぶりに隣町の古本屋行ったら
バルガス=リョサ(バルガス=ジョサになってるけど)の
『ラ・カテドラルの対話』集英社 世界の文学 があった
832:吾輩は名無しである
05/05/21 07:53:34
コルタサルの「石蹴り遊び」は1978年の初版から文庫に至るまで
土岐さんの訳に変わりはないの?
近くの古本屋に昔の「石蹴り遊び」があるんで買おうか悩んでるんだが
もし訳が変わらず、新訳になってないなら買いたい
833:吾輩は名無しである
05/05/21 15:06:21
などということを悩む前に確保しておかないとあとで後悔するぞ
834:吾輩は名無しである
05/05/21 17:57:53
「石蹴り遊び」は世界の文学、ラテンアメリカの叢書、文庫と形を変えて出ているが、訳者はすべて土岐。
形態をかえるごとに、訳者による手直しが入っている。
このスレでは「石蹴り遊び」が苦手って人が多かったように記憶しているが、
それはひとそれぞれで、私としては、ラテンアメリカ文学の中では最も好きな本のひとつ。
ってことで、>>833の言うとおり、悩む前に確保しておくことをおすすめする。
835:吾輩は名無しである
05/05/21 22:13:37
難解という話を聞くんで
新しいほう(つまりは文庫)がより分かりやすいのかなと思ったんだよ
ちなみに俺が見かけたのは世界の文学シリーズの初版
836:吾輩は名無しである
05/05/21 23:01:32
>>835
幾らだった?同じのがネット古本屋だと1000円であるよ。
837:吾輩は名無しである
05/05/21 23:28:55
世界の文学シリーズならブクオフをまめに探せば100円で見つけられるので
気の長い人はそうしなさい
838:吾輩は名無しである
05/05/22 00:04:52
>>836
1500円だったよ
1500円くらいでうじうじ悩むような本じゃないと思って買うことにしたよ
ブックオフで気長には待てないな~(最近、『緑の家』読んですごい面白いと思った。ああいう入り組んだのを体が求めてる)
839:吾輩は名無しである
05/05/22 13:17:53 BE:144309683-
それなら面白く読めるんじゃない?
840:吾輩は名無しである
05/05/29 15:51:01
集英社文庫版 ラテンアメリカの文学
URLリンク(www.fukkan.com)
生き残っているのは、『砂の本』だけ・・・。
841:吾輩は名無しである
05/05/29 23:02:22
近所の図書館に
世界の文学シリーズの
『夜のみだらな鳥』
『ら・カテドラルの対話』
『石蹴り遊び』
が各1000円で売ってた
842:吾輩は名無しである
05/05/29 23:03:53
↑
古本屋ね
843:吾輩は名無しである
05/06/01 10:45:23
>>841
集英社の「世界の文学」はどういうわけかブックオフによく出てる。
ブックオフをマメに探せばもっと安く手に入るはず。
844:吾輩は名無しである
05/06/01 15:22:57
URLリンク(homewww.osaka-gaidai.ac.jp)
ガイシュツかもしれんが、こんなところを参考にいろいろ探すのも悪くはないな
845:吾輩は名無しである
05/06/03 11:52:38
バルガス・リョサって大統領選挙に出て、フジモリ元大統領に負けたんだっけ?
846:吾輩は名無しである
05/06/03 13:57:50
>844
宣伝ご苦労。
847:吾輩は名無しである
05/06/09 01:55:29
世界終末戦争その他、どうしても読みたい人は
図書館利用するのはどうかしら
都内のある区の図書館使い始めたんだが、
現代海外文学めぼしいのほぼ揃ってたぜ
もちろんラテンアメリカものも
で、世界終末戦争だけど
大佐やルフィーノといった男前が物語から退場する
辺りから飽きがきてしまった(どなたかも書いてらしたが)
ジョアン組も魅力を感じなくなってくる
一般的読者の視点から言えばフリアのほうがおもしろくないか?
848:吾輩は名無しである
05/06/09 19:53:25
>>847
図書館は皆利用してるんじゃない?
そのうえで手元に置きたくなるんだよ
849:吾輩は名無しである
05/06/20 20:21:07
すみません、どなたかアルゼンチン文学の簡単な概要のようなものを教えていただけないでしょうか?
それから、アルゼンチンの作家を5,6人挙げるならこれらの作家、
というのがあれば教えていただきたいです。
850:吾輩は名無しである
05/06/21 00:03:58
ボルヘス
ムヒカ・ライネス
サバト
コルタサル
ピオイ・カサレス
マヌエル・プイグ
851:吾輩は名無しである
05/06/21 23:55:31
七悪魔の旅 ムヒカ・ライネス著/西村英一郎訳
中央公論新社・07月25日・2,625円・ISBN:4120036618
地獄の大魔王に叱責され、7つの大罪を担う悪魔たちは獲物を探して
時空を超える旅に出た。アルゼンチン発の傑作エンターテイメント。
URLリンク(www.honya-town.co.jp)
852:吾輩は名無しである
05/06/28 15:14:51
↑
おもしろそうっすね かいます
853:吾輩は名無しである
05/06/30 18:49:02
「めくるめく世界」
「フリアとシナリオライター」
「夜になるまえに」
「この世の王国 」
を注文した。届くの楽しみだ。
でも切実に読みたいラテン物って「迷宮の将軍」なんだよね。
854:吾輩は名無しである
05/07/03 16:47:06
>>851
延期かな??
そのリンク先にも中公社の予定にも入ってないみたいだけど。
URLリンク(www.chuko.co.jp)
855:吾輩は名無しである
05/07/17 00:00:23
ピオイ=カサレスの「豚の戦記」っておもしろい?
856:吾輩は名無しである
05/07/17 00:08:20
夢の本
857:吾輩は名無しである
05/07/17 20:58:17
>>855のおもしろさの基準が分からないとどうとも言えない。
文庫だし手にはいるなら読んでみれば?
858:855
05/07/19 23:07:48
実は「豚の戦記」読んでみたけどおもしろくなかったんよ。
859:吾輩は名無しである
05/07/20 07:39:37
>>858
おれももうちょっと土着信仰とかの話題が多いかと思ったら、
老人の繰り言ばかりで途中でやめちゃったんだよね。
集英社文庫ではプイグとガルシア=マルケスしかおもしろいのが
なかったなー。あ、今読んでるドノソは結構おもしろそう。
スーパーモデルには顔がなくて毎朝男が目や眉を書いて、赤い紙
で口を作る話。
860:吾輩は名無しである
05/07/20 19:19:10
ミゲル・アンヘル・アストゥリアス
URLリンク(www.fukkan.com)
フアン・ルルフォ
URLリンク(www.fukkan.com)
861:吾輩は名無しである
05/07/20 20:26:28
豚の戦記はおもしろかったよ
いわゆる「マジックリアリズム」を求めるならつまらないだろうね
862:吾輩は名無しである
05/07/21 23:03:30
中公のサイトに「七悪魔の旅」キタ━━(゚∀゚)━━!!
URLリンク(www.chuko.co.jp)
863:吾輩は名無しである
05/07/24 21:40:33
カルペンティエル『失われた足跡』を読んでいるんだけど、
どうものめりこめない。
864:人権擁護法案反対
05/08/02 19:49:37
『七悪魔の旅』売ってねぇぇぇ
新宿とか池袋ならある?
865:吾輩は名無しである
05/08/08 20:40:41
今頃ようやくフリア読了。おもしろかった。
途中まではふ~ん程度だったけど、中盤過ぎてからワクワクして読んだ。
ラジオドラマ面白すぎ!登場人者が錯綜し出してからがもう最高。
ところで本物のフリアおばさんは美人なんでしょうか?気になる。
866:吾輩は名無しである
05/08/08 20:45:22
おれのフリアおばさん
URLリンク(members.tripod.com)
867:吾輩は名無しである
05/08/09 00:50:24
バルガス・リョサの「緑の家」が古本屋で730円売ってたけど・・・買わんかった
868:吾輩は名無しである
05/08/14 07:06:19
かえよ。
869:吾輩は名無しである
05/08/24 01:35:47
エル・アレフ ホルヘ・ルイス・ボルヘス著/木村榮一訳
平凡社・09月09日・1,050円・ISBN:4582765491
ダンテに霊感を得た表題作のほか「不死の人」「死んだ男」などを含む短篇集。
博覧強記の驚異の世界。最良の訳者による新訳。
870:吾輩は名無しである
05/09/02 21:13:04
このスレ見て、今図書館で借りた「百年の孤独」を読んでいる。
今まで読んだことのない、不思議な魅力。
871:吾輩は名無しである
05/09/13 09:53:51
エバ・ルーナget@ブクオフ950円
絶版なのかな?
872:吾輩は名無しである
05/09/13 16:11:02
集英社世界の文学、全巻揃いを一万八千円で買いました。
石蹴り遊びが四つに増えたのは気にせずに、夜のみだらな鳥読もうと思います。
873:吾輩は名無しである
05/09/13 22:17:15
>>871
うぉっ、いいなー。いらなくなったら是非ヤフオクへ。
874:吾輩は名無しである
05/09/18 00:54:30
保守ます
875:吾輩は名無しである
05/09/18 01:13:28
マルケス全部読破したんだけど彼に近い作家は誰でしょう?
876:吾輩は名無しである
05/09/18 04:17:29
マルケス読破する間に、幾人かのラテンアメリカ作家の
作品は読んだんでしょう?
もし違うならびっくり(悪い意味に聞こえたらごめん)
性質は違えど並び称されるのはバルガス・リョサあたりだろうか
テーマのでかさ、作品の冗長さは似てると思う
877:吾輩は名無しである
05/09/18 21:47:46
ガルシア=マルケスはワンアンドオンリーだからなあ……。
リョサも『緑の家』以外はエンターテインメント系でちょっと
ちがうような。
奇想という点では
・ドノソ『みだらな鳥』
・アレナス『めくるめく世界』
がおすすめ。
878:吾輩は名無しである
05/09/19 01:14:22
>>877
フォークナーから頂けるだけ頂いているのに、
ワンアンドオンリーだからなあ……ってのは微妙じゃないか?
879:吾輩は名無しである
05/09/19 01:54:17
>>877
カテドラルとか終末戦争とかあるじゃん
880:吾輩は名無しである
05/09/19 02:17:42
マルケスに近い作家ならフォークナーだよね
881:吾輩は名無しである
05/09/19 07:18:54
ここ読んでて思ったけど絶版多いのね。ほとんど家にあるな。まあ俺ももう32だし・・・。
俺は「石蹴り遊び」が一番好き。
ラテンアメリカ以外ではみんな何読んでんの?
882:吾輩は名無しである
05/09/19 14:59:48
絶版といえばドノソの「ラテンアメリカ文学のブーム」が永遠の探求書入りしつつある俺
883:吾輩は名無しである
05/09/23 02:04:42
2005年ボルヘス会大会のご案内:
日 時:2005年9月24日(土)午後2時~(5時半終了予定)
(2時より会員総会、2時半より講演会を行う予定です)
場 所:早稲田大学西早稲田キャンパス16号館406教室
講 師: 萩原 徹也氏(本会会員)
「ボルヘスとオブセッション―記憶と視覚表象の記述をめぐって」
講 師: 辻原 登氏(作家)
「盲目について」
URLリンク(homepage2.nifty.com)
884:吾輩は名無しである
05/09/23 07:05:09
引越しのため本を整理していたら「世界終末戦争」が出てきた。
買った記憶ないのにw
885:吾輩は名無しである
05/09/23 11:05:45
ロドリゴ・レイローサはなかなかおもしろいよ!
夜のみだらな鳥と世界終末戦争を買っておきたいが、ネットが一番安いかな
886:吾輩は名無しである
05/09/24 02:00:25
マルケスのコレラと自叙伝の邦訳はどうなってんでしょう?
887:吾輩は名無しである
05/09/26 18:42:42
ラテアメアンソロジーのおすすめ教えて
888:吾輩は名無しである
05/09/27 09:59:53
>>887
ラテンアメリカ怪談集
でも絶版か・・・。
889:吾輩は名無しである
05/09/27 11:41:48
URLリンク(www.amazon.co.jp)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
俺が持ってるのはこれだけ。
美しい水死人はお薦めだけど、絶版ですにゃ。
890:吾輩は名無しである
05/09/28 05:38:55
>>889
「美しい水死人」、ヤフオクにでてるよ。
昨日チェックしたからまだあるはず。
「ブエノスアイレス事件」昨日読み終わった。
蜘蛛女より好きかも。
891:吾輩は名無しである
05/09/28 19:33:33
七悪魔の旅って面白い?
892:吾輩は名無しである
05/09/30 19:09:25
今日、鎌倉に遊びに行って
立ち寄った古書店で
リョサ『緑の家』のハードカヴァーをゲットしました。
1050円。
嬉しいあげ
893:吾輩は名無しである
05/10/05 10:29:12
それあんまり面白くなくね?>緑の家
894:892
05/10/10 21:17:48
>>893
俺はまだ読み始めてないから分からんが
面白いという声は聞くよ。
あんた、読んだの?
895:吾輩は名無しである
05/10/11 10:27:31
読んだよ。
でもすまん、まだ読んでない人に言うせりふじゃなかった。
しかも面白くないっていうのも、言い方が悪かった。
あんまりネタバレしても悪いから、お前さんが読み終わってから感想を言いましょう。
896:吾輩は名無しである
05/10/12 21:55:27
いやいやそれなりに面白いよ
わたしは図書館で借りて読んだから現物ゲットうらやましいよ
長いけど頑張って読んで下さい
897:吾輩は名無しである
05/10/17 05:07:17
>>892
私も買った。オクで1000円。(まだ読んでいない)
フエンテスの「アウラ、純な魂、その他短編」読んだ。
「純な魂」よ良かった・・・ってか、読み終わって時間が経つにつれて、じわじわと来る、絶対に忘れない話。
898:吾輩は名無しである
05/10/17 19:01:45
>>897
「純な魂」いいですよね。私も好きです。あの短編集、地味だけどすごくいいと思う。
899:吾輩は名無しである
05/10/18 13:25:09
この板、知り合いいそうで何か怖いなあ・・・。
みんなABCとかPBCの海外小説棚付近をうろうろしてそう。
900:吾輩は名無しである
05/10/18 13:28:18
緑の家、近くの古本屋で650円で売ってたぞ。状態もいいし
高くねーか
901:吾輩は名無しである
05/10/31 12:32:57
神保町古本祭りで探してみたが、
欲しいのは見つからず・・・。
あそこにはないのか?!
902:吾輩は名無しである
05/11/02 14:07:21
「この世の王国」読んだ。
面白かった。
でも、同じ文庫の収録の「亡命者庇護権」の方が面白かったぜ。
903:吾輩は名無しである
05/11/04 22:28:12
>>884
いいなぁ
俺も家の中を探してみよう。
むろん買った記憶はないw
904:吾輩は名無しである
05/11/07 12:17:28
精霊たちの家100円ゲット嬉しいあげ
905:吾輩は名無しである
05/11/07 17:50:49
百年の孤独スレで暴れまわってた奴か?
906:吾輩は名無しである
05/11/27 10:05:05
ルルフォーーーーーーーーーーーーッヽ (●∀● )
907:吾輩は名無しである
05/11/28 00:15:46
パラディソはいつになったら出るんだよ。
908:吾輩は名無しである
05/12/03 01:39:50
みんな投票してね
世界終末戦争
URLリンク(www.fukkan.com)
族長の秋
URLリンク(www.fukkan.com)
909:吾輩は名無しである
05/12/04 00:49:13
05年セルバンテス賞の受賞者はメキシコの小説家 Sergio Pitol に決まった。
URLリンク(www.eluniversal.com.mx)
残念ながら邦訳はない模様。
ちなみに過去の受賞者。おや、ガルシア=マルケスは受賞してないんだな。
URLリンク(www.epdlp.com)
910:名無し物書き@推敲中?
05/12/13 12:32:39
s
911:吾輩は名無しである
05/12/17 21:15:15
スペイン文学もしくは南米文学で読みやすいものってなにかある??
あまり古いと現代スペイン語と違ってそうだし(キホーテとか)
912:吾輩は名無しである
05/12/17 21:51:42
ガルシアマルケス 予告された殺人の記録
安い 薄い 作品自体の完成度の高さ
913:吾輩は名無しである
05/12/18 22:50:04
みなさん マルケスしかよんだことない者ですが都内だとどこの店が南米文学を多く
を多く取り扱ってますかね? 神保町のあたりにあるとなおうれしいんですが
914:吾輩は名無しである
05/12/19 09:09:14
>>312
なるほど、あれはちょっと文章が難しそうですが読んでみようとおもいます
915:吾輩は名無しである
05/12/27 18:26:10
三つのブルジョワ物語。すげー。
916:無名草子さん
06/01/01 14:07:12
つまりそういう世界
917:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/01 15:12:49
「ペドロ・パラモ」、かなりわけわからない。
でもそのまま読んでいたらだんだん面白くなってきた。
918:名無し物書き@推敲中?
06/01/11 13:35:43
笑ってはいけない
919:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/11 15:55:19
君あっちでも見たな
920:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/24 10:09:46
プイグの「蜘蛛女」
映画化もされて(にほんでも公開)
全編会話だけ話が進むし、すっげ~おもしろかったけど
ボス、ボス、ボス
おまいがぜんぶボス活用でアルジェンチンコになっちゃうんだよね
921:名無し物書き@推敲中?
06/01/25 12:08:55
一万八千円
922:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/27 23:12:16
夜のみだらな鳥、さんざ期待してメモまで取りながら読んだが
いまいちだった。
ばばあの生態がよく書けてるとは思ったが。
923:名無し物書き@推敲中?
06/02/09 12:12:55
t
924:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/09 14:52:10
柴田ってホモだろ?
925:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/10 01:20:04
ラテアメに影響を受けてる日本の現代作家って誰かいますか?
926:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/10 01:29:31
筒井康隆とか
927:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/10 19:05:56
星野智幸、古川日出男、目取真俊などは影響を受けてるんじゃない?
あと、大江や中上、池澤夏樹等の作家の作品の一部も影響を受けていると
思いますよ。
928:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/11 01:17:51
アジェンデの精霊の家が見つかんねぇ。
929:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/11 01:53:58
なぜか家に三冊あります。
930:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/11 23:46:42
エバ・ルーナ復刊してほしい。
931:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/12 15:01:20
>>928
ヤフオクへゴー!
932:吾輩は名無しである
06/02/23 12:47:46
精霊の家は普通に新刊がない? 自分は最近新刊を店頭で買いました。百年の孤独で目覚めていま「めくるめく世界」を読んでる。よくわからんけどやたら面白いなあ。
933:吾輩は名無しである
06/03/10 15:37:55
百年の孤独スレで暴れまわってた奴か?
934:932
06/03/10 16:34:07
>>933
暴れたりなんかしてないよ。
百年の孤独は暴れたいくらい面白かったけど…。
めくるめく世界も面白く読んだ。
ラテンアメリカ文学の本は書店で手に入りにくい
ものが多いけど探せば見つかるもんだね。
部屋の片隅に積み上がってきた。
935:吾輩は名無しである
06/03/10 16:44:01
まあ、個人的にはラテンアメリカ好きだから許す
936:吾輩は名無しである
06/03/11 00:31:58
緑の家読了
圧倒されたね
手元には、ラカテドラル、フリア、百年の孤独、族長の秋、みだらな鳥、石蹴り遊び、春の祭典
ってあるけど何から読もうか迷う
937:吾輩は名無しである
06/03/11 01:21:07
積み上がり方うちと似てるなーw。
次は緑の家と決めた。
938:吾輩は名無しである
06/03/13 08:04:45
>>936
『石蹴りあそび』は最後でいい。
エンターテインメントなら『フリア』、まっとうにいくなら
『百年の孤独』→『族長』、変なの好きなら『夜のみだらな鶏』
939:吾輩は名無しである
06/03/13 10:31:49
ヴァルガス・リョサの『フリアとシナリオライター』最高!
940:吾輩は名無しである
06/03/13 12:31:38
カルペンティエルの最高傑作は
光の世紀?春の祭典?失われた足跡?
941:吾輩は名無しである
06/03/24 15:29:10
>>940
1.失われた足跡
2.春の祭典
3.光の世紀
942:吾輩は名無しである
06/03/26 09:55:02
>>941
「追跡」は?
943:吾輩は名無しである
06/03/26 12:31:15
「幾たびもペドロ」読んだことある人いる?
944:941
06/03/27 10:29:13
>>942
もちろん、面白いけど、最高傑作と言われたら1~3かなと。
基本的にかなりのレベルでカルペンティエルは面白い。
評価は、
1と2で別れるかもしれないけど、
2>3は別れないと思う。
945:吾輩は名無しである
06/03/27 20:24:37
『春の祭典』は挫折したorz
946:吾輩は名無しである
06/03/27 21:56:35
ここであえて『バロック協奏曲』age
947:吾輩は名無しである
06/04/02 10:10:10
「バッロク協奏曲」読みテー
でも実際読んだらあんまり面白くなかったりして。
948:uraccsakura
06/04/03 08:00:07
sakuratanmoe
949:吾輩は名無しである
06/04/03 08:03:37
間違えたす(´・ω・`)すまそん
950:吾輩は名無しである
06/04/09 03:45:56
カルペンティエル「ハープと影」が近くの古本屋で七百円
アマゾンだと一万以上
どっちが適正価格なんだ
951:吾輩は名無しである
06/04/09 13:56:01
700円で買って、7000円で売ればいいじゃん
952:吾輩は名無しである
06/04/09 18:13:25
くっそー。絶版本を俺にくれ
953:吾輩は名無しである
06/04/12 12:50:30
1990年にノーベル賞取った
メキシコの何とかロスってどうなの?
954:吾輩は名無しである
06/04/12 19:25:24
やっとプイグの『ブエノスアイレス事件』がアマゾンから来たよw
でも、その前にイサベル・アジェンデの『精霊たちの家』を読まんと……
955:吾輩は名無しである
06/04/13 18:39:53
百年の孤独みたいな読感の小説ありますか?
956:吾輩は名無しである
06/04/26 11:08:15
精霊たちの家は若干似ている気がします
957:吾輩は名無しである
06/04/27 19:55:09
>>955
ただ読感と言われても人それぞれなので、長めで混沌めいた小説で選んでみた。
・同じガルシア=マルケスの『族長の秋』
・ラテンアメリカじゃないけどラシュディ『真夜中の子供たち』
・荒唐無稽なレイナルド・アレナス『めくるめく世界』
958:吾輩は名無しである
06/04/27 20:12:23
>>957
レイナルド・アレナスの『めくるめく世界』は凄いな。これってラテンアメリカ文学というよりも世界文学としても凄い。
日本じゃ藤枝静男の『田紳有楽』が近い感じだけど、こっちは物語性がなくて妄想を叩き付ける感じ。
959:吾輩は名無しである
06/04/27 20:30:34
混沌といえばドノソの「夜のみだらな鳥」でしょ!
960:吾輩は名無しである
06/04/27 22:05:43
混沌といえば
リョサの「緑の家」
場面、人物が入り乱れてる
961:吾輩は名無しである
06/04/27 22:20:19
>>960
そうそう。ラテアメじゃなくてアメ文になるけどフォークナーの『アブサロム、アブサロム!』と同じ感じだな
つ~か、『緑の家』は絶版になっとるぞ!
URLリンク(www.fukkan.com)
皆の者、復刊ドットコムへ投票するのじゃ!
962:吾輩は名無しである
06/04/27 23:25:22
>>957
「真夜中の子供たち」ちょうど今読んでるけどこりゃすげえ
マルケスよりもリーダビリティ高いし
楽しく読めますね
963:吾輩は名無しである
06/04/28 12:12:51
緑の家は運良く文庫も単行本も近くの古書店で手に入れられた
値段は文庫1000円
単行本1500円だったけど
リョサのファンなんでこのくらいは全然許容範囲
964:957
06/04/28 21:44:31
>>962
実は折れも今読んでるところだったりして。
これ絶版にしてる早川は猛省すべきだな。つうか氏ね。
過去の事実を一人称で語りつつ、間にポリフォニー的な合いの手
やら書いている人物の現実やらが入り乱れるところがいかすよな。
2回読んでるせいかもしれないけど、折れはガルシア=マルケスの方が
読みやすい。
965:吾輩は名無しである
06/04/30 11:12:54
>>955
グラス「ブリキの太鼓」なんてどう?
966:吾輩は名無しである
06/04/30 23:17:30
ブリキは一巻の50ページで止まってるんだけど
そのあと読む価値あり?
967:吾輩は名無しである
06/04/30 23:26:44
あり。
968:吾輩は名無しである
06/05/02 11:56:59
マルケスの洋書でおすすめはありますか?
969:吾輩は名無しである
06/05/02 12:38:16
マルケスゆーな~~、ガルシア=マルケスといえ! ここまでひとまとまりなんだから。
で、洋書ならあとはコレラのなんとかだけ読んでおけばいいんじゃないの?
970:吾輩は名無しである
06/05/03 12:28:40
ロドリコ・レイローサ以降の南米作家で注目に値する作家や小説はないの?
971:吾輩は名無しである
06/05/03 12:32:34
「ブリキの太鼓」⇒「百年の孤独」⇒「真夜中の子供たち」がマジック
リアリズムのラインの王道。
972:吾輩は名無しである
06/05/04 00:48:24
>>943
幾たびもペドロ! すばらしい! 駄目文学男の願望充足小説っぽい
ところもあるけれど(駄目文学青年してると、心配してかわいい女の子が
スパゲッティを作ってくれたりしてなついてくれるの)、饒舌さと軽さ
と疾走感のあるものすごく楽しいお話! 結末はちょっと暗いけど。
973:吾輩は名無しである
06/05/04 12:52:17
>>972
おお!レスありがとうございます!学校の図書館にあるんで早速読んでみます。
974:吾輩は名無しである
06/05/05 00:41:59
>>972
俺は20Pぐらいで挫折したが。
もう一回読んでみるかな。
夜のみだらな鳥を読み始めたけど期待できそう。
975:吾輩は名無しである
06/05/05 20:23:55
>>971へ追加。
マジックリアリズムの年代記文学。
『ブリキの太鼓』⇒『百年の孤独』⇒『真夜中の子供たち』⇒『豊乳肥臀』
976:吾輩は名無しである
06/05/05 20:36:02
失礼。さらに追加。
⇒『豊乳肥臀』⇒『神樹』
977:吾輩は名無しである
06/05/05 20:36:59
だからさ、
「この子はブスで一緒にいるのを他人に見られるのは恥ずかしい」
みたいな相手の容姿について見下した発想を持つ男主人公なんて
その時点で女性読者の反感を買うわけよ。
例えば男女が逆で
「この男はブサイクで一緒にいるのを他人に見られるのは恥ずかしい」
とか思ってるヒロイン(自分は十人並み程度らしい)が
「やれやれ」とか冷笑的なモノローグを繰り返しながら
ブサイク男と恋に落ちていく話なんて読んでても
男性読者は「何だ、この鼻持ちならない女は」と思うだけで面白くないだろ。
大体「一見ブサで性格も可愛げがない女の人知れぬ魅力に魅せられる」
なんてラブコメで散々使い古されたパターンで何の新しさもないよ。
978:吾輩は名無しである
06/05/05 20:38:51
『神樹』は怪物的傑作。
979:吾輩は名無しである
06/05/05 20:39:49
年収一億未満のやつははっきしいってごみ。
ろくに税金も払ってないざこが調子のいいこといってんじゃねえっつの。
恥ずかしくねえの?ごみのくせに。
980:吾輩は名無しである
06/05/06 00:10:52
今日からアレナス『夜になるまえに』を読み始めました。
初アレナス。楽しみ。
981:吾輩は名無しである
06/05/07 15:07:52
新スレです。
ラテンアメリカ文学総合スレッド 2
スレリンク(book板)
982:吾輩は名無しである
06/05/08 00:00:02
乙彼。