ラテンアメリカ文学at BOOK
ラテンアメリカ文学 - 暇つぶし2ch191:いんちき信吉
03/05/19 21:48
ラテンアメリカ文学のスレッド立ちましたね。
前スレを見て、自分が立てておきながら、あまり書き込んで
いないことに気づく・・・


ラテンアメリカ文学が、新しい形式を次々に
生み出している所に私は惹かれるのですが、
(要するに、前衛的ってことなんですが)
形式的には新しくても、その中の人間関係は、割と
ありがちな人間関係だったりすると思います。

例えば、フエンテスの「脱皮」の中の、男女の関係。
理屈っぽい男と、それをからかう女。不倫の形もありがちなパターンな
気がします。

「ラ・カテドラルの対話」の中の、主人公と、大学の同級生の女性と、
活動家の恋のライバルの三角関係。

ドノソの「赤い唇」の人間関係も。
(あまりドノソは読んでいないが)

あまりにもステレオタイプすぎる人間関係だと私には思えるのですが、
これって、何か理由があると思いますか?
普通の人間関係を新しい形式で描いているだけなのでしょうか。

(コルタサルは、人間関係がステレオタイプだとは思わないけど)


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