03/02/12 23:18
★宇宙の年齢は137億歳、姿は平らで永遠に膨張
・宇宙の年齢は137億歳、平らで永遠に膨張を続ける―。
米航空宇宙局(NASA)は11日、人工衛星でとらえた誕生直後の宇宙の様子を公開し、
その「姿」を明らかにした。これまでも130億歳以上で、平らなどと推定されていたが、
NASAは人工衛星で詳細に観測して分析。宇宙をめぐる様々な議論を決着させる
成果だという。
NASAは、WMAPという衛星で、ビッグバンから38万年後の宇宙から降り注ぐ電波
(宇宙背景放射)の温度などを100万分の1度の精度で観測。宇宙の温度分布図を
つくった。
宇宙全体のエネルギーのうち、水素など星を形作るふつうの物質は4%にすぎず、
正体不明の暗黒物質(ダークマター)が23%。73%はアインシュタインが予言した
宇宙定数(ダークエネルギー)だった。
形は、曲がっていたり、反っていたりするのではなく、平らであることがはっきりし、
誕生直後に爆発的に膨張(インフレーション)したことも確実になった。宇宙が将来、
収縮に転じてつぶれる可能性はなくなった。
国立天文台の杉山直教授(宇宙論)は今回の結果から宇宙は約800億年後に
今の約100倍になると計算。「これまで予想されていたことが格段に高い信頼度で
明らかになった。宇宙論は証明できないストーリーから精密な科学になったといえる。
ただ宇宙のほとんどを占める物質やエネルギーは何かという新たな謎も生まれた」と話す。
URLリンク(www.asahi.com)