ヘルマン・ヘッセを語る。at BOOK
ヘルマン・ヘッセを語る。 - 暇つぶし2ch200:老人と海馬鹿にした奴は殺す ◆zIdJrjf.
02/04/16 23:20
シッダールタは
川の流れのように
ゆっくりと
進んで行く
ゆっくりと
熱い日差しにもたれながら
夕陽の
影と光をじっとみつめるように。

201:吾輩は名無しである
02/04/18 00:18
「私は考えることができます。待つことができます。断食することができます」

「それだけですか」

「それだけだと思います!」


就職活動の最中にこの部分を読んで、爆笑すると共に自分が恥ずかしくなった…。
でもそんなシッダールタにこそ商才が与えられたという展開もまた面白い。

202:吾輩は名無しである
02/04/20 00:10
「知と愛」読了!
随分ボリュームがあって時間がかかってしまいました。
ゴルトムントのスケコマシっぷりにはびっくりしました。
でもペストの村あたりからエキサイティングして読みました。
ナルチスとの再会の感動と言ったらもう…!

でも、

デミアンのところでも書いたのですが、
最期に衆道の関係に陥るのは、気持ち悪いのでやめてもらいたいです。

次はステッペンウルフ読んでみます。

203:吾輩は名無しである
02/04/20 07:02
>ナルチスとの再会

うん、よかったでしょう。あの場面。

同性愛的なシーンっていうのは、わかるねえ。
今の感覚で言う「ホモセクシャル」とは趣が違うけど。

「母性的なもの」が語られがちなヘッセだけど、
じつは兄性的なものへの依存を思わせる場面も多いんだよね。

まあ202さん、その流れでステッペンウルフ読むとちょっと驚くかも。
もちろん、いい作品ですよ。

204:吾輩は名無しである
02/04/20 08:04
ガラスだま演義って、長いのなw
尻ゴミしちゃったよ

205:吾輩は名無しである
02/05/01 01:30
age

206:吾輩は名無しである
02/05/05 15:56
age

207:吾輩は名無しである
02/05/06 15:36
ヘルマンつながりってことで
こちらもよろしこ
こちらでも質問してね
スレリンク(csaloon板)

208:吾輩は名無しである
02/05/11 10:50
コリンウィルソンの『アウトサイダー』のヘッセ論、
『荒野のおおかみ』を彼は一番評価していて、
内容的にもなかなか充実している。
一読の価値はあるね。

イギリスではヘッセ人気が落ちてた時期に、
『アウトサイダー』が出版されたから
ヘッセ再評価という意味では
貢献したといえるらしい。


209:余談
02/05/13 15:45
この前読んだ本にちょっとオモシロイ話があって、
ヘッセが精神的にすごく病んだときがあって
心理学者であるユングのところを訪ねたんだと。
そんで精神分析を頼んだところ、ユングは「少し考えさせてくれ」っつって
しばらくしてやっぱり断ったんだって。
それは偉大な文学者の創作の源をここがこうこうだから…って一つ一つ
解明していくのはこれから生まれる人類の大いなる遺産を失うことだから、
と思うゆえだったそうな。
うろ覚えで悪いね。

210:8
02/05/16 04:34
age

211:吾輩は名無しである
02/05/16 04:46
ガラス玉遊技よみたひ。

212:吾輩は名無しである
02/05/16 08:54
>209
時期はいつ?それはヘッセがどの作品を書き終えたときなの?

213:209
02/05/16 13:51
>>212
わかんない。確か本には書いてなかった。
因みにネタもとは河合隼雄対談集『こころの声を聴く』(新潮文庫)でした。

214:吾輩は名無しである
02/05/17 00:14
URLリンク(www.google.co.jp)ユング ヘッセ&hl=ja&lr=lang_ja

215:209
02/05/18 23:20
『ヘルメティック・サークル : 晩年のユングとヘッセ』(みすず書房)
ミゲール・セラノ著 小川捷之・永野藤夫共訳(1985)
こんな本を発見。>212

216:214
02/05/19 06:36
「ユング ヘッセ」で検索してみてよ

217:吾輩は名無しである
02/05/25 03:44
あげちゃえ

218:8
02/05/26 17:57
ガラス玉遊技・・・読んでないです。

とっとと訳せ。そして文庫本として定価580円で売れ。

219:吾輩は名無しである
02/05/29 19:48
ガラス玉遊技って
新潮の文庫本も無くなったの?

220:吾輩は名無しである
02/05/30 00:34
>>219
昔はあったの?
と逆に聞いてみる。

221:吾輩は名無しである
02/06/02 01:33
本日、垂涎していた『ガラス玉演戯』を900円にて入手。
でも角川文庫リバイバルコレクション…。
だから『ガラス玉遊戯』か

噂に聞いていた読み難さとは何なんだろう、と思って中を開いてみると
確かに読めねぇ!古い漢字が使ってある!

でも、堅苦しい感じの解説の中に、読者とヘッセの書簡が紹介されていて
なかなか興味深いものでした。

222:吾輩は名無しである
02/06/02 13:10
デミアンって新潮と岩波で出てるみたいだけど,どっちがオススメ?

223:吾輩は名無しである
02/06/02 19:44
>>222
岩波。

新潮文庫の高橋健二訳ひどすぎ。醜い。
未だにほとんどの人がヘッセについて「車輪の下」書いた人という程度の認識しか持たないりは奴のせいですよ。

224:吾輩は名無しである
02/06/05 22:51
>>223

それは

>>63=64=67
あたりで議論されている。
高橋訳ではヘッセの瑞々しい感性がうまく表現されていない。
小生も福永武彦あたりが訳せばもっと日本でもヘッセが普及したに同意!

225:吾輩は名無しである
02/06/09 08:17
「荒野のおおかみ」を読んだ。感動した。
「シッダールタ」→「荒野のおおかみ」と読み進んできた。
あるがままに生きればよい,ということと
知識よりも,経験,体験が大切,ということが書いてあった(ような気がする)。^^;
もっと前に読んでいたら,人生違っていたかもしれない。

226:吾輩は名無しである
02/06/09 11:10
デミアン読んで人生間違えました。

227:吾輩は名無しである
02/06/09 11:47
>>223
そうなんじゃないかと思った。ヘッセの文体はかなり独特だと
聞いていたけど、高橋訳は結構凡庸な雰囲気だからね。

うーん。原文を読むほどには語学力がないからなあ。というか
独語とってなかったもんで。

228:吾輩は名無しである
02/06/09 11:51
ぼくちんは、何から読んだんだっけか。
確か

『少年の日の思い出』(教科書)→『デミアン』(感性が合わず、
途中で放り投げた)→『車輪の下』(ここから、ヘッセにはまった)
→『クヌルプ』→『荒野のおおかみ』→『春の嵐』→『湖畔のアトリエ』
→『ガラス玉演戯』(今読んでる)

だったかしらん。好きな割には、結構読んでねえな。

229:吾輩は名無しである
02/06/09 13:23
ヘッセの行き着くところはファシズム万歳だと
思うんだけど、どーよ。


230:吾輩は名無しである
02/06/09 13:29
>>229
どーよもなにも、ファシズムから程遠い人だと
思うが。。。

231:吾輩は名無しである
02/06/09 14:07
そうかそうか。つまり君はそういう奴だったんだな。

232:吾輩は名無しである
02/06/09 19:49
>>231
喉に飛びかかるぞ

233:吾輩は名無しである
02/06/11 17:13
行き着くところも何ももろファシズムだと思うんだが。

234:吾輩は名無しである
02/06/11 17:17
むしろ行き着いたところはファシズムではなかったのか。
まあ「不安」「決断」「死」っつーかんじなんだよななんだかんだ言って。

235:吾輩は名無しである
02/06/12 19:52
age

236:吾輩は名無しである
02/06/12 20:54
デミアンいいね。


237:吾輩は名無しである
02/06/24 10:58
では初心にかえって。

238:吾輩は名無しである
02/06/24 15:28
そうか行き着くところはファシズムだったのか

239:吾輩は名無しである
02/06/24 19:42
>>233
世界中のヘッセ愛読者はファシズムを愛しているということなのか。
君がそういうからにはちゃんと説明してほしい。

240:吾輩は名無しである
02/06/24 21:16
お前らだって実は民主主義なんて糞喰らえと思っているくせに(w

241:吾輩は名無しである
02/07/03 02:02
トーマスマンですら第一次大戦は熱狂的に祖国を応援していたが
この時から、ヘッセは祖国の参戦に激しく反対していた。
筋金入りだよ。ファシズムとは一番遠いのがヘッセ!

242:吾輩は名無しである
02/07/10 13:18
あげ

243:吾輩は名無しである
02/07/10 15:09
失だーるた萌え!
失だ失だーるた萌え!
ーるた萌え!
失だー失だ失だーるた萌え!
ーるた萌え!
るた萌え!

244:吾輩は名無しである
02/07/10 15:10
>>243
シッシッシ、、、

245:昭島人
02/07/10 15:11
デミアン、ツマラン

246:吾輩は名無しである
02/07/11 23:17
>>129
「知られざるヘルマン・ヘッセの世界 水彩画展」
1995年夏~1996年夏にかけて札幌・鎌倉・岡山・茨城・山梨・大阪・東京で
開催されてました。あの丸眼鏡が展示されていて思わず涙したなぁ。

247:吾輩は名無しである
02/07/20 00:30
ゴミ行き阻止のために、好きな登場人物10傑挙げます。

クーン 『春の嵐』 
 よくぞ諦念にたどり着いた!感動した!
ペーター・カーメンチント 『郷愁』 
 あなたはよい老人になるでしょう、小さな小さなニミコン村の。
シッダールタ 『シッダールタ』
 「おん身の…」という丁寧な言葉づかいがよろしい。仙人級の精神の持ち主。
ゴルトムント 『知と愛』
 最後の女狩りに向かう勇気に敬服!
カール・バウワー 『ラテン語学校生』
 自分の青春時代を見るようです。
ヘルミーネ 『荒野のおおかみ』
 天真爛漫でよろしい
ティーネ 『ラテン語学校生』
 自分の青春時代を呼び起こしてくれます。
レベッカ 『知と愛』
 気の強い女が好きです。
エンマ 『車輪の下』
 初心な少年をリードしてくれる女も好きです。
カマーラ 『シッダールタ』
 イチジクのようなくちびるとキスしてみたいです。

248:吾輩は名無しである
02/07/30 18:24
>>200      

249:吾輩は名無しである
02/07/30 21:17
>>247
エ…エーミールは!?

250:吾輩は名無しである
02/08/09 02:36
俺も畑仕事したいぞアゲ

251:吾輩は名無しである
02/08/16 23:47
高橋訳じゃない「車輪の下」ってあるけどどんな感じすか?

252:吾輩は名無しである
02/08/17 04:45
「車輪の下」最強に良かった。
これより面白い本なんかあるのか?あったら教えて。

253:吾輩は名無しである
02/08/18 00:23
「庭仕事の愉しみ」は読むだけじゃダメ」。実践してこそその真髄を理解できるね。


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