09/11/22 12:49:35 0
ストーリーを書いてくれる方へのお願い。
・外部サイトからの無断転載は禁止です。もし外部サイトの管理人の方から許可を得て転載する場合でも、
許可を得たという事を証明し、さらにそのサイトからの転載であると言うことを明記してください。
・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いて下さい。
要望に出ていないゲームでも書きたいと思ったら遠慮せずに書いて頂けると読み手が喜びます。
・この板は一般板なので18禁のゲームのストーリーの要望、紹介はご遠慮下さい。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書き下さい。
そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意志表明し、予約していただけると、
投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
また、書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しを御願いします。
・勝手ながら、予約から1ヶ月以上経ったものは予約無効とさせて頂きます。
同じく、最終投稿から3ヶ月経ったものも権利失効とさせて頂きます。
都合により取り消しが出来ない場合の長期間にわたる放置を防ぐ為です。
251:名無しさん@ビンキー
09/11/22 12:53:04 0
最近暑いよな。今ゼリー作ってる。粉ゼラチン使ってだぜ?すげぇだろ。
母ちゃんもよく作ってくれてたなぁ、そういえば。リンゴジュースと粉ゼラチン買ってきたらその時点で俺はwktkしてた。
で、小5くらいの時に「作り方教えて」て言ったら
「コンロであたためなきゃいけないから、危ないわよ」と断られ、俺の自分で作るという策略は簡単に読まれた。
それから中学では、まぁ反抗期という事もあって作り方を聞く事はなかった。
それでも夏にはゼリーを作ってくれた
高校で反抗期が収まってきた時、母ちゃんはいなくなった。
そういえば部活の帰りに救急車がうるさかったな。
事故だってさ。
母ちゃんが。
病院に駆け込んだら、母ちゃんが布かぶってた。
ん、そろそろかな。おし、固まっ・・・てないな。こんなにひんやり冷えてるのに。
なぁ、やっぱり作り方教えてくれよ。
あんまり固まってないんだもん。
ジュースもなんか変だし。
教えてくれよ。
もう俺一人暮らしで、一人でメシ作ってるんだぜ?コンロももちろん使える。
なんでまだ教えてくれないんだよ。
252:名無しさん@ビンキー
09/11/22 13:08:41 O
スクール革命
若林贔屓があからさますぎるだろww
逆に春日いじめかってくらい
253:名無しさん@ビンキー
09/11/22 13:25:51 O
モテいじり
254:名無しさん@ビンキー
09/11/22 13:27:44 0
今日のぜんぶうそwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
255:名無しさん@ビンキー
09/11/22 13:32:40 0
ぜんぶウソが撮れてなかったがなんとか正気に戻ってきた
だれかうpしてくれえええぇぇえたのむううううぅうぅっーくれくれええぇぇええ
256:名無しさん@ビンキー
09/11/22 13:38:17 0
>>255おちつけ、DVDだDVDw
257:名無しさん@ビンキー
09/11/22 13:49:14 0
wwww
258:名無しさん@ビンキー
09/11/22 14:02:21 O
第1巻のも影山本編+その特別編があるらしいから買っちゃうかもなあ…
どれだけお金使わせる気なんだよまさやす
259:名無しさん@ビンキー
09/11/22 14:07:35 0
ぜんぶウソスルー予定だったけど
今日の放送で購入決定
まさやす、お前の性的魅力が怖いよ
260:名無しさん@ビンキー
09/11/22 14:08:08 0
まさやすになら貢いでもいい
だからまさやすで抜くのを許して欲しい
261:名無しさん@ビンキー
09/11/22 14:13:42 O
まさやすを診察したいわー
「舌熱いね?」と言って舌で計ったり
「乳首感じるね?」といって冷たい聴診器当てたり
「ココ元気ないね?」といってあそこをしゃぶったり
きっと初対面だからまさやすは何も言えないはず
262:名無しさん@ビンキー
09/11/22 14:16:49 O
>>260
某芸人みたいに売れない頃はさんざん甘えて虜にしてきたくせに、売れたら途端に冷たくされたい
そういう小悪魔魔性エピソードを他の芸人の前で誰か暴露してほしい(若林伝説みたいな感じで深夜)
263:名無しさん@ビンキー
09/11/22 14:26:59 O
昨日のぜんうそはすごかったw最近、ジム行きだしたのも自分を守るためか?
264:名無しさん@ビンキー
09/11/22 14:53:03 O
格闘技始めたのは…
マエケンから身を守るため
もしくは、マエケンをボコボコにするため
265:名無しさん@ビンキー
09/11/22 14:55:07 0
ぜんウソ二巻はいつでるのかね
266:名無しさん@ビンキー
09/11/22 15:16:47 0
二巻はサンド中心だが
267:名無しさん@ビンキー
09/11/22 15:18:15 O
ANNの受験ブルースで「2ちゃんねるの~」てあったよな
絶対まさやすはここ見てると思うんだが
268:名無しさん@ビンキー
09/11/22 15:20:02 0
まさやすはチェックの服を着てないと死んじゃう生き物
269:名無しさん@ビンキー
09/11/22 15:33:09 0
若ちゃんの「やめてください…」可愛かった
270:名無しさん@ビンキー
09/11/22 15:33:33 O
>>267
ここだけじゃなく多分ぜんぶ見てるw
271:名無しさん@ビンキー
09/11/22 15:34:58 0
>>255
関西で遅れ放送があるぞ
どうしても早くみたいなら関西の録画代行に頼めばいいんじゃね
272:名無しさん@ビンキー
09/11/22 15:57:09 0
まさやすは見ていなくともスタッフは絶対気づいてる
次はどうくるか楽しみだ
期待してますDVD買いますよ…
273:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:01:39 0
女子大生新人オーディションの時の小窓林が超エロかった
口半開きでかんぺき素の顔食い入るように見てたな
カメラに気付いて生唾飲み込んで喋りだすのを何回もリピってしまったわ
274:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:12:45 0
同日に新鮮なネギの汁をあご上げて吸う映像を見たもんで
想像してしまった
275:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:23:31 0
>>271
ありがトゥーす
注文しトゥーす
276:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:27:51 O
菅谷さんがどんどん淫乱に調教される妄想が止まらない…
277:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:34:41 0
>>276
いや前田さんがネコだからw
菅谷さんだと幼馴染とのシーンの方がそそられたなー
爽やかで純朴そうな菅谷が、Hの時はどんな顔するのよ!と想像力を(ry
278:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:37:25 0
すまん整理させてくれ
菅谷(まさやす)が前ケンに襲われる
だが前ケンはネコ、まさやすまさかのタチ
てことでおk?
279:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:40:37 0
村内奴隷
~菅谷卓巳の開花~
前田さんに掘られて最初は抵抗し痛みだけの菅谷卓巳さん。
しかし数回抱かれるうちに快感を見い出し乱れるようになり―。
「おう、ケツアクメきてんのか。みしてみろ尻でいく顔」
大きい前田のものにすっかり慣らされ乱れるようになる菅谷。
畑も荒れていき、村内で広まる噂。
精神的に追い詰められ、少しずつ気が違っていく
家に響き渡る菅谷のあえぎ声
奥の部屋からすっきりした顔で出てくる前田
ぼんやりと座り込む菅谷に父が「畑行かなくていいのか」と声をかける
「畑…行かなきゃ」とふらふら畑に出かけるも同級生がまたも畑を荒らしている
絡まれ、「あんたも俺でいきたいの?だからそうやっていじめんの?」「いいよ、ほら」とシャツを脱ぐ菅谷
している最中を隣の畑の男に目撃され微笑みかける
そんな調子で同級生、隣の畑の男と寝て、それを前田に知られてしまう
この売女がと罵られ乱暴に抱かれるがそれでもひどく乱れる菅谷
「茂さんがぁ、抱かれれば抱かれるほど気持ちよくなるって俺に教えたんでしょぉ」
精を絞りとるように求めてくる菅谷が恐ろしくなった前田は村を逃げるように出ていく
「俺は化け物を育てちまった」
前田に見捨てられ、しかし快楽が忘れられない菅谷ははだけた襦伴姿で村内をふらふらと歩きまわり、男を漁るように
誰かこれを公式風の文章にしてくれ
280:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:42:24 O
↑食べかわと間違えてないか?
ああこんなに釣れてる性的住人を見て、若林はほくそ笑んでるだろうな
だが全力で釣られるw
281:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:44:24 O
>>280は>>278あて
282:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:46:14 0
>>278
前ケンはオネエだけど
タチらしいよ
だから、全ウソの前田さんもタチだと思ってる
283:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:47:27 O
オカマでもタチは普通にいるよ
284:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:49:57 O
>>279
たまらん最高すぎる
285:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:50:23 0
耕してる時のかっこ見ても
前田はタチというのを表してる気がするw
286:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:52:15 0
>>279
素晴らしい
こういうのを求めていた
心から
287:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:52:15 O
>>279
うちの実家から菅谷ん家の畑まで2分も歩かない所にあるんだが、襦伴菅谷を捕まえるために帰省してくる
288:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:54:02 0
あの、奥の部屋に敷かれていた古い布団が何だか異様にエロかった
あそこに組み敷かれてる菅谷がもっと見たかった
289:名無しさん@ビンキー
09/11/22 16:58:08 O
枕元のランプとティッシュがなあ…
いつの間に用意したんだよ
両親まさかの公認なのか?
290:名無しさん@ビンキー
09/11/22 17:13:52 0
何を根拠に前田さんがタチだと思うわけ?
最後の言うよね~で?
畑の擬似立ちバックから普通にタチでしょう
291:名無しさん@ビンキー
09/11/22 17:14:28 0
世話になった方にはその家の娘(息子)を差し出す風習があるとか
292:名無しさん@ビンキー
09/11/22 17:49:40 0
菅屋みたいなふわっとしたのは前田さんみたいな強面が側にいた方が
普通に幸せになれそうだと思った……
本人の意思は知らないけど
293:名無しさん@ビンキー
09/11/22 17:50:08 0
ごめん菅屋じゃなくて菅谷
294:名無しさん@ビンキー
09/11/22 17:54:20 0
えっ前田さんがやられる方でしょう?普通にそう思った
畑では手取り足取り教えてべたべた触りたい気持ちは痛いほど伝わった
>>273
あんまり若林のタイプじゃないように見えるけど状況に興奮したんかね
たまらんねお口半開きの能面林
295:名無しさん@ビンキー
09/11/22 17:55:55 0
若林の凝視は癖の一種だからなw
296:名無しさん@ビンキー
09/11/22 18:07:42 O
肉まんw
297:名無しさん@ビンキー
09/11/22 18:08:08 O
体に興奮するタイプと彼女にしたいタイプは別かと
298:名無しさん@ビンキー
09/11/22 18:29:07 0
菅谷に性的いじめをしていた三人組が前田との噂を聞いて逆上して
林に連れ込んで三人でかわるがわる が良いです
299:名無しさん@ビンキー
09/11/22 18:33:40 0
その後前田にお仕置きされるんですね
300:名無しさん@ビンキー
09/11/22 18:35:49 0
>>279
散々今日は妄想してたけど負けた
301:名無しさん@ビンキー
09/11/22 18:39:04 O
まさやす腕がガッチリしてきたと思ったら…ジムに鍛えに行くんじゃあないよ!
白くて細い腕と綺麗な指が見れなくなるなんてorz自分磨きの死活問題だ
302:名無しさん@ビンキー
09/11/22 19:04:04 0
がっちりムッチリ最高じゃないか
細い腕なんか最悪だ気持ちわりぃ
303:名無しさん@ビンキー
09/11/22 19:21:03 O
細い腕とか妄想すぎる
304:名無しさん@ビンキー
09/11/22 19:45:03 O
若林はもともとガッチリタイプ
着やせするから華奢にみえる
305:名無しさん@ビンキー
09/11/22 19:49:02 0
つーか首が太い
306:名無しさん@ビンキー
09/11/22 19:49:25 0
春日の横にいるから華奢に見えるけど
細めの一般男性と並ぶとけっこうがっしりしてるとわかるよ
307:名無しさん@ビンキー
09/11/22 19:50:52 0
まあまあ
20代半ばなら細腕(まさやす比)と言えなくもなかったかもしれないじゃないか
308:名無しさん@ビンキー
09/11/22 19:57:58 0
昔から変わらぬ二の腕のむっちりがたまらん
309:名無しさん@ビンキー
09/11/22 20:23:13 0
着痩せするタイプだからいいんじゃないか
310:名無しさん@ビンキー
09/11/22 20:39:53 0
若林とスパーリング(寝技)できる大学生が羨ましい……
でも話聞いてると、最初ボクシングかなって思ってたけど
若林がやってるのって総合格闘技っぽい?
311:名無しさん@ビンキー
09/11/22 20:41:30 0
確かジムはカポエラ やってたとこじゃないかなあ
312:名無しさん@ビンキー
09/11/22 20:59:10 0
どこのジムかは見糞あされば出るよ
313:名無しさん@ビンキー
09/11/22 21:08:05 O
>>267
今までの経験からしてこのスレを見つけたときも普通に吹いて、「またかよ…」と思ったに違いない
そういう宿命なんだよ
だってまさやすエロい
314:名無しさん@ビンキー
09/11/22 21:11:26 O
>>277
多分ものすごいエロいと思う
途中でよだれ垂らしそう
菅谷はいじめたくなるタイプ
自分の身を守るためにジム通いとかどこまでも性的キャラすぎる
315:名無しさん@ビンキー
09/11/22 21:12:23 0
ぜんぶうそ見れない地域だが
こりゃスルー予定だったDVD購入決定だな
金欠だがかまわん買う
316:名無しさん@ビンキー
09/11/22 21:18:58 0
特典が前田さん視点のBOYS BE・・・仕立てなら
買わんでもない
317:名無しさん@ビンキー
09/11/22 21:51:36 O
31才の今でも未だに可愛いくてこんなに性的なんだから、20代のときなんか若林見た途端に目の色変える奴とかいそうだな
318:名無しさん@ビンキー
09/11/22 21:58:20 0
今の方が可愛いし魅力的だと思う
フェロモン=生命力なら売れて自信を持ち始めて生活にも余裕が出たからか
肌も唇も光ってる
319:名無しさん@ビンキー
09/11/22 22:09:57 0
昔はちょっとガラの悪さがある退廃した色気があった
春日が一番好きそうなアンダーグラウンドタイプだなと思ったw
春先は精神不安定だったせいか独特な色気があって
今は色々安定した分、健全な色気と可愛さが増したって感じだ
どっちにしてもまさやすがエロい
320:名無しさん@ビンキー
09/11/22 22:19:34 O
どのまさやすもいけます
321:名無しさん@ビンキー
09/11/22 22:20:24 0
>>316
あーいいなー
前田さん視点で、ネギ育成と共に想いを綴っていく。あと少し…あと少しで…
こっそり風呂覗いてみたり、洗濯物の臭いかいだ後抱きしめてみたり、
ピュアな感じで
322:名無しさん@ビンキー
09/11/22 22:22:28 O
売れない頃のアレは魔性すぎるなあ…
身近にいたら狂ってしまうかも
全うそ見れない地域としてはアメトークリピってる
エピソードの一つ一つがエロく感じるのはなぜなのか
323:名無しさん@ビンキー
09/11/22 22:25:07 O
前田さんがまず手を触ってエロい雰囲気にもってこうとするのがリアル過ぎてww
まさやすの反応もリアル過ぎる
324:名無しさん@ビンキー
09/11/22 22:25:16 0
>>321
前田さん視点だと少女漫画タッチになりそうで
見たいんだよね
本人は鏡を見ないと自分がどれほど恐ろしい顔してるかなんて
わからんだろうし
菅谷を女と仮におけばいい話ダナーで済むとこがまたwww
325:名無しさん@ビンキー
09/11/22 22:26:25 O
>>321
で思い出したけど、原口は若林のお風呂やカキタレとのSexを覗いたりしてたのかね
ノリでちんこ触ったりくらいはありそうだな
何かでさんざん世話になってるくせに若林に邪魔者扱いされてたなw
小悪魔まさやすたまらん
326:名無しさん@ビンキー
09/11/22 22:30:20 O
今本スレ行くとこのスレ的にいいことあるかも
327:名無しさん@ビンキー
09/11/22 22:30:46 O
おお、こんなスレあったんだな
周りには賛同者がいなかったから嬉しい
あいつはエロい本当にエロい
超もゆる
328:名無しさん@ビンキー
09/11/22 22:31:47 0
旧本のつべ晒しのことなら
晒された主はここの住民だろうから乙すぎw
またごっそり消されるんだろうなあ
329:名無しさん@ビンキー
09/11/22 22:54:14 0
つべにほとんど動画が流れなくなったから
録画代行の業者を肥え太らせるばかりだな……
330:名無しさん@ビンキー
09/11/22 22:55:30 O
若林はこの日、事務所の社長とファミレスに来ていた。
若林「ちょ…冗談ですよね?なんで芸人が脱がなきゃ…」
社長「…ハァー。若林くんねぇ」
社長「そういう時代なんだよ。吉本だって、パンチのヘアヌード写真集こないだ出しただろ?」
若林「でも…三十路のおっさんのヌードなんてどこに需要が」
社長「じゃかぁしーい!!」ドンッ
若林「ビクッ」
社長「別に構わないんだよ、やりたくないならやらなくても。でもね、生き残れるかわからないよ?あのポンコツのようにね」
若林「くっ…」
331:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:07:11 0
>>330
わっふるわっふる
早く写真集の予約特典教えてください
332:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:12:07 O
KYASブログからだろ
333:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:12:23 O
明日は公録と武道館か
行く奴いる?
334:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:22:38 O
>>279
まさやすには申し訳ないが素晴らしい
しかし罪悪感が…
335:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:27:43 O
>>333
武道館行ってくる
ただ席が遠いのが残念
336:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:28:58 0
見るんじゃない。心で感じてくるんだ!!
あ、あと、天気予報が何と言おうと傘は持っていけ。
337:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:29:01 0
じいちゃんが、最近どうも、ボケた。
朝、やたらと早く起きだして、縁先に座って何かしている。寒いな、と思うと廊下の戸を
あけっぱなしで、座り込んで何かしている。「プラ模型か……」
老眼鏡を掛けて七百分の一スケールくらいの戦艦を組み立てている。
パーツが、艦橋から、ぬるっと転げ落ちる。じいちゃんは接着剤が尽きたので、航行用
のシャフトに封入するチューブ入りのグリスを使っていた。
僕は模型店に行って接着剤を買ってきた。じいちゃんに渡して使うように言う。
「……そうか、そうか」何時まで記憶しているかはわからない。
翌日びっくりした。
じいちゃんは戦艦を見事に完成させていたが、その艦底を糸鋸で切り抜き、舷側に穴を
開けて紐を結び、自分の頭に乗せていた。
その恰好で四六時中居る。外に出かけるときも頭に戦艦を乗せて行く。
恥ずかしいも恥ずかしいが、鬼気迫る様相だ。
監視もあって、家族で手の空いた者がついていく事にした。
その日曜、僕が、じいちゃんのあとをついていった。
奇妙なのは、じいちゃんは、近所の床屋や、食堂や、顔なじみの人達の前では、まともな
やりとりができる。家に居るときのボケっぷりは逆に演技かと疑う位で、ただその頭に
乗せた、戦艦の模型だけが異常だった。
夕方、家に帰る道すがら、ふたりきりになるとじいちゃんは、家でのように、あぶなっかしい
歩き方になった。僕はじいちゃんが転んだら困るので、手をつなごうと横に並びかけた。
夕日が、ななめに僕の眼をつらぬいた。
オレンジ色の光の中、電柱と塀でできた、空に向かう空間に、その幻影は観えた。
338:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:29:22 0
最近暑いよな。今ゼリー作ってる。粉ゼラチン使ってだぜ?すげぇだろ。
母ちゃんもよく作ってくれてたなぁ、そういえば。リンゴジュースと粉ゼラチン買ってきたらその時点で俺はwktkしてた。
で、小5くらいの時に「作り方教えて」て言ったら
「コンロであたためなきゃいけないから、危ないわよ」と断られ、俺の自分で作るという策略は簡単に読まれた。
それから中学では、まぁ反抗期という事もあって作り方を聞く事はなかった。
それでも夏にはゼリーを作ってくれた
高校で反抗期が収まってきた時、母ちゃんはいなくなった。
そういえば部活の帰りに救急車がうるさかったな。
事故だってさ。
母ちゃんが。
病院に駆け込んだら、母ちゃんが布かぶってた。
ん、そろそろかな。おし、固まっ・・・てないな。こんなにひんやり冷えてるのに。
なぁ、やっぱり作り方教えてくれよ。
あんまり固まってないんだもん。
ジュースもなんか変だし。
教えてくれよ。
もう俺一人暮らしで、一人でメシ作ってるんだぜ?コンロももちろん使える。
なんでまだ教えてくれないんだよ。
339:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:29:49 0
夏休みに自転車でどこまでいけるかと小旅行。計画も、地図も、お金も、何も持たずに。国道をただひたすら進んでいた。途中大きな下り坂があって自転車はひとりでに進む。
ペダルを漕がなくても。何もしなくても。
ただ、ただ気持ちよかった。自分は今、世界一早いんじゃないかと思った。
子供心に凄く遠いところまできた事を知り、一同感動。滝のような汗と青空の下の笑顔。
しかし、帰り道が解からず途方に暮れる。不安になる。怖くなる。いらいらする。
当然けんかになっちゃった。泣いてね~よ。と全員赤い鼻して、目を腫らして強がってこぼした涙。
交番で道を聞いて帰った頃にはもう晩御飯の時間も過ぎてるわ、親には叱られるは、
蚊には指されてるわ、自転車は汚れるわ。
でも次の日には全員復活。瞬時に楽しい思い出になってしまう。絵日記の1ページになっていた。
今大人になってあの大きな下り坂を電車の窓から見下ろす。
家から電車でたかだか10個目くらい。
子供の頃感じたほど、大きくも長くもない下り坂。
でもあの時はこの坂は果てしなく長く、大きかった。永遠だと思えるほどに。
今もあの坂を自転車で滑り落ちる子供達がいる。楽しそうに嬌声を上げながら。
彼らもいつの日にか思うのだろうか。
今、大人になってどれだけお金や時間を使って遊んでも、
あの大きな坂を下っていた時の楽しさは、もう二度とは味わえないと。
もう二度と、友達と笑いながらあの坂を、自転車で下る事はないだろうと。
あんなにバカで、下らなくて、無鉄砲で、楽しかった事はもう二度とないだろうと。
340:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:30:54 0
彼女が痴呆になりました、前から物忘れが激しくて、ある日夜中に突然昼ご飯と言って料理を始めたり
ある日突然、私は貴方の妹なのと言ったり、俺がこれは変だと思い、病院に行ったら、痴呆症だと言われた
俺と彼女は結婚する約束をしていた、もう給料三か月分とは言えないけど指輪も用意していた
あとはこれを渡してプロポーズするだけだった、でも彼女はもう殆ど俺のことを覚えていない
一人じゃ何にも出来なくなって、俺が介護するしか無かった
仕事も辞めて、彼女と二人ぼっちで家に引きこもって、毎日、毎日、俺は彼女の右手を握り続けた
貯金も底を付き、いよいよ生きていくためのお金が無くなった
その頃から彼女の両親が「娘を引き取りたい」と言ってきた
彼女の父親に「君もまだ若いんだから、これからの人生に生きなよ、娘のことは忘れてくれ」と言われた
でも、俺は忘れられなかったよ、新しい仕事でも、考えるのはいつも彼女のことばかり
わかるか? 四六時中一つのことしか考えられない人間の気持ちって
一年して、彼女の実家を訪ねてみた、でも家には誰も居なかった
彼女も彼女の両親も町から消えていた
彼女の家族が北陸の町で暮らしていると言うのを知ってすぐにそこに行ったよ
海沿いの家に住んでてさ、家に行くと彼女の母親は驚いていたよ
俺は「彼女に渡したい物がある、直接渡したい」と言った
「海で待っててください」と彼女の母親は言って奥に消えたよ
黒い浜辺で待ってると、寝巻き姿の彼女を母親が連れてきてさ
彼女の姿はもう、酷かったよ、言葉に出来ないくらいに
俺と彼女は浜辺に二人で座った、彼女の母親は気を利かしてくれたのか、消えたよ
彼女はなにやらわけのわからないことばかり言ってたよ、なんだったかな「世界一遠くて近い場所」とか「音の響きが聞こえない」とか
俺は彼女の左手を持って、ポケットからある物を取り出した
彼女の誕生石のエメラルドの指輪だ、俺がそっとそれをはめてやると、彼女は嬉しそうにしてしばらく黙り泣いた
自分でもなんで泣いたのか判らないみたいだった
それを見ていたら俺も泣けてきちゃった、俺は彼女を抱きしめておいおい泣いたよ
たぶん二時間くらいじゃないかな
彼女に少し強く抱きしめられてるような気がしたよ
341:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:31:34 0
まず、ペンと、紙をご用意下さい。先を読むと、願い事が叶わなくなります。
①まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。
②1番と2番の横に好きな3~7の数字をそれぞれお書き下さい。
③3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。(必ず、興味のある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名前をかく)
必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。
④4,5,6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さい。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。まだ、先を見てはいけませんよ!!
⑤8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。
⑥最後にお願い事をして下さい。さて、ゲームの解説です。
1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。
2)3番に書いた人は貴方の愛する人です。
3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。
4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。
5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。
6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。
7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。
8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。
9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。
10)そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。
この書き込みを読んでから、1時間以内に10個の掲示板にこの書き込みをコピーして貼って下さい。そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。
もし、貼らなければ、願い事を逆のことが起こるでしょう。とても奇妙ですが当たってませんか?
342:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:32:09 0
隣のテーブルに、親子が座ったんです。妙に若作りしてる茶髪のお母さんと、中学一年生ぐらいの兄、そして小学校低学年ぐらいの妹です。
まあ、どこにでもいる家族連れだなあぐらいにしか思ってなかったのですが……驚きました。
母「ほら! 早く決めなさいッ! ったく、トロいんだから!」
お母さんが、デフォルトでキレてるんですよ。
子どもがなにをしても、怒鳴りつけるんです。
妹「それじゃ、わたしカレーにするー」
母「そ。わかった」
妹「わたし、カレー好きー」
母「うるさいな! そんなこと聞いてないでしょ?!」
カレー好きって言っただけじゃん!
なんで、怒鳴るんだよ?!ヽ( `Д´)ノ
お兄さんの方は、もうこのお母さんに呆れてるのか、
兄「…………」
無表情でそっぽ向いたまま、一言も喋ろうとしません。注文を決める時もメニューを指さしただけ。関わり合いになるのを、極力控えているみたいです。
料理が届いてからも、お母さんはキレっぱなし。
妹「いただきまーす」
母「黙って食べなさい」
妹「……ショボーン(´・ω・`)」
兄「…………」
343:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:32:50 0
お互いもっと早く出会えたら、もっと素直にお互いを求めていたら、
一番大好きな人と一生を共にできたんだろうね。
でも、こうなったのは運命だよ。
ここまで大好きなあなたを見つけても、別られなかったあの時のあたしの彼氏。
あの時はすごくすごく悩んだし、あんなに特別なあなたを手放して後悔するだろうなって思ってたけど、
結局、彼氏を選んだことに後悔はしていません。
あたし、「大好き」よりももっと深い言葉「愛してる」を彼に教わったんだ。
彼と近い将来、結婚します。
世界で一番大好きなあなたへ。
あなたにも「愛する人」ができますように。
また空を見ます。
その時はよろしく!笑
終わり
拾い物ですが個人的に好きです♪
344:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:33:42 0
最後まで言えなかったけど、本当は奪って欲しかったんだ。
彼氏から、あたしを。
でも優しすぎるあなたにはできなかった。
だから携帯の電源を切った。あなたからかかってきた電話に出ないなんてできないから。
あたしは、あなたとの関係をきった。
携帯の画面は真っ暗になって、あなたを受信しなくなった。あたしは携帯をポンっと投げた。
彼との唯一の連絡手段である携帯を手放した。
彼を手放した。
その瞬間
初めて涙が出た。
こんなにもこんなにも好きだったんだ。言えなったんだ。って思った。
誰にも言えない恋。
いや、恋じゃなかったのかもしれない。
でも確かにお互いが世界で一番お互いを大好きで、そしてこれから先もずっとそうだと思う。
何も始まってないし、何も終わってないんだ。
そうだ。
345:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:42:13 0
その後も、就職活動であなたの街を訪れたあたしを案内してくれたこと。
自転車のニケツでいろんなところに行ったこと。
あたしが取ってたホテルで結局二人朝まで話したこと。腕枕してくれたこと。それ以上は何もしなかったこと。
次の日、「誰も女の子は入れたことないんだ」っていう彼の部屋に入れてくれたこと。
偶然あたしが振り向いたらあなたの唇とあたしの唇が触れてしまったこと。
後々考えると、これが二人のボーダーラインでエンドラインだったこと。
そのあとびっくりして背を向けるあたしをあなたが抱き寄せてもう一度優しく今度はキスしたこと。
あたしが付けていた彼氏からもらった指輪をあなたがそっと外したこと。
優しく抱きしめてくれたこと。
このままあなたのものになりたいと思ったこと。
なのにあたしが泣いてしまったこと。
あなたが、「ごめんね」って言ったこと。ここはあなたもきっとまだ誤解しているだろうけど、あたしは彼氏に悪くて泣いたとか、キスが嫌だったんじゃなくて、
どうしてもっと早くあなたに出会えなかったんだろうって思って泣いてたこと。
346:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:54:09 0
今日デパートで子供がトゥース!トゥース!言いながらエレベーターを駆け上ってきてた
なんだか微笑ましかった
そのあとファミレスに入ったら隣の女子高生が学祭に我が家が来る!坪倉さんが!ってきゃあきゃあ盛り上がってた
坪倉は女子高生にも人気あるんだな
オードリーの話題がでなくて寂しかった。隣の席の私はワンセグでレカペのオードリーを見て帰宅した
347:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:54:16 0
今日デパートで子供がトゥース!トゥース!言いながらエレベーターを駆け上ってきてた
なんだか微笑ましかった
そのあとファミレスに入ったら隣の女子高生が学祭に我が家が来る!坪倉さんが!ってきゃあきゃあ盛り上がってた
坪倉は女子高生にも人気あるんだな
オードリーの話題がでなくて寂しかった。隣の席の私はワンセグでレカペのオードリーを見て帰宅した
348:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:54:59 O
ここの住人なら知ってる神を晒しやがって
349:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:57:38 0
>>348
ざまあwww
350:名無しさん@ビンキー
09/11/22 23:58:38 0
赤ジャージを着るだけで教師に
学ランを着るだけで生徒に
眼鏡をかけるだけで雰囲気エロスに
ボーダーを着るだけで大学生に
スーツを着るだけで漫才師に
甚平を着るだけで万引き犯に
女装するだけで美女に
まさやす七変化
一人ずつ並べてかたっぱしから犯したい
351:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:01:26 0
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
352:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:02:14 0
>>350 美女まではいかない
だがそこがいい
353:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:02:31 0
あなたがその後指輪を戻して、「駅まで送るよ」と言ったこと。
3月の夜風はまだ肌寒くて、あなたの背中が温かかったこと。
最後で最高のぬくもりだと思ったこと。
高速バスの乗り場で、お互いもう会えない・会わないだろう事を分かっていたこと。
だからしゃべらなかったこと。
あたしは最後、「じゃぁね。ほんと今日はありがと!」って普通の仲間同士のいつもの感じで挨拶して、バスに乗ったこと。
指定席からはあなたの顔が見えなかった。見えなくてよかったって思ったこと。
でも、
でも、
伝えたい事があって、バスが発車する間際に、3m横のバスの外にいるあなたにメールしたこと。
バスが動き出して、あたしはあなたが見えるように後ろの方の席まで行って、携帯を指差すジェスチャーをしたこと。あなたたが「?」って顔した後に、あなたの携帯が光って、あたしの「ありがとう」と「大好き」が届いたこと。
それがいつもの仲間としてのメールと違ってハートマークどころか絵文字もなかったこと。
すぐにあなたから来た「おれも大好きだよ。」っていうあたしの意思を汲み取った絵文字のないメールを見て、泣いたこと。
バスには5人くらいしかいなかったけど、気付かれないように泣いたこと
354:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:03:18 0
若林がもじもじしている。
俺はトイレに行きたいのかと分かりながらも眠っているふりをしてみた
「・・かすがぁ・・・」
弱々しい声と共に弱々しく服を引っ張られる
内心嬉しいがにやけ面をこらえいらついたような表情でなんだよと答えた
「あのさ、俺トイレに行きたいんだけど・・」
行ってきなさいよと冷たくあしらうと若林は首を横に振りながら
無理だの行けないだのしきりに言う
「春日が運転手さんに行って付いてきてくれるだけでいいから!」
この男は人見知りだったなと思いながら俺は若林を少しいじめてみることにした
355:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:03:29 0
「一人で行けばいいだろ、いい歳してついてきてはないだろ」
そういうと若林はビクッとし脅えた目で俺をみた
「あの、なんか怒ってる・・?」
不安気な顔で聞く若林に俺は素っ気なく別にと答えたが
内心今すぐにでもバスを止めて個室に連れていきたい気分だ
「も、漏れる・・」
だなんて言う若林に俺はペットボトルを指差し
さっきジュースいっぱい飲んでたでしょうそれにしたらいいじゃない
など言ってみると若林はまずそうな顔をしながら
「何いってんだよ・・・」
と呟いた、嫌われたなと思いつつも
俺は若林がペットボトルでいたすのを期待しつつまた寝たふりを始めることにした
356:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:03:44 0
しばらくすると隣からガサゴソという音が聞こえてきた
俺はついにペットボトルでするのかとおもい薄目で横をみると
そこには顔を赤らめながらバス酔いの為の黒いごみ袋を持った若林がいた
ごみ袋でするのか・・と思ったが何か変だ物凄い嫌な予感がする
周りを見渡すと周りの芸人がみんなが若林を見ていたのだ
流石にこれはまずいと思い俺はズボンのチェックに手を伸ばそうとしている若林の手を掴んだ
「トイレに行かせてください!」
そう叫び俺は若林の手を引っ張り急いでバスの通路にたった
・・・がしかしそれが悪かった
顔を赤らめ服の裾を引っ張りながら
「あ゛ぁも・・・ぅだめぇえ」
ジョオォと若林のズボンが染みになり床が濡れていく
あぁ遅かった、やってしまったみんなが見てる
漏らしてしまった若林をみんながみてる
「わあ゛ぁッひっくうぇ・・うぅ・・」
この男は本当に31歳のおっさんなんだろうか
おもらしてしまった若林が3才児だったら
俺が素直にトイレに連れていってあげればこれが夢だったらと考えながら
俺は泣き続ける若林の頭を撫でている
357:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:04:24 0
萌えたから転載しといたお^^
358:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:04:39 0
あなたがその後指輪を戻して、「駅まで送るよ」と言ったこと。
3月の夜風はまだ肌寒くて、あなたの背中が温かかったこと。
最後で最高のぬくもりだと思ったこと。
高速バスの乗り場で、お互いもう会えない・会わないだろう事を分かっていたこと。
だからしゃべらなかったこと。
あたしは最後、「じゃぁね。ほんと今日はありがと!」って普通の仲間同士のいつもの感じで挨拶して、バスに乗ったこと。
指定席からはあなたの顔が見えなかった。見えなくてよかったって思ったこと。
でも、
でも、
伝えたい事があって、バスが発車する間際に、3m横のバスの外にいるあなたにメールしたこと。
バスが動き出して、あたしはあなたが見えるように後ろの方の席まで行って、携帯を指差すジェスチャーをしたこと。あなたたが「?」って顔した後に、あなたの携帯が光って、あたしの「ありがとう」と「大好き」が届いたこと。
それがいつもの仲間としてのメールと違ってハートマークどころか絵文字もなかったこと。
すぐにあなたから来た「おれも大好きだよ。」っていうあたしの意思を汲み取った絵文字のないメールを見て、泣いたこと。
バスには5人くらいしかいなかったけど、気付かれないように泣いたこと
359:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:05:07 0
それからしばらく会えないのがいやで、親睦会に行く後輩たちの運転手としてあなたの県まで5時間高速を走ったこと。
待ち合わせ場所に取りたての免許で迎えに来てくれたこと。
あなたがきれいめのジャケットなんて着てるから、ドキドキしたこと。
「荷物持つよ」っていうあなたの優しさが恥ずかしくて、笑っちゃったこと。
あたしが食べ切れなかったカレーを食べてくれたこと。
大学を案内してくれて、あなたの若い頃の写真が見れたこと。
「とっておきの場所なんだ」って、非常ハシゴのぼってまで夜景を見せてくれたこと。
先にのぼったあなたがあたしの右手を引き上げてくれたこと。
そこにあった手すりにお互いの名前を彫ったこと。
運転しているあなたをあたしが見つめすぎて怒られたこと。ほんとうは無理って分かってても、助手席から見るあなたの横顔と流れる景色が、永遠に続きそうで、怖かったこと。
友達と合流してコタツで雑魚寝して、あたしが寝付けない時、他のメンバーに分からないように手をつないでくれてたこと。
別れの時間が近づいて泣き出すあたしに何も言わないでいてくれたこと。
360:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:05:34 0
あたしたちが終わる最後の電話。
「お互いにごめんねって言うのはなし!いつもみたいにまたねって電話切ろう」
って言って、でも、どちらからも切れなくて時間が経って。
あなたが思い出話を始めた。あたしも思い出した。
同じ部活の他大学仲間で、年に数回の親睦会の日初めて会った時のこと。
そこからお互い惹かれてたんだねってこと。
それから偶然が重なって毎回同じグループ活動だったこと。
「二人付き合ってるみたい」って周りから言われるのがうちらの鉄板ネタだったこと。
だけどお互いが家族みたいな感情だったこと。
宿泊施設のロビーで朝まで話をしてて、そのまま二人とも寝ちゃって、朝怒られたこと。
それから絶え間なくメールや電話で話したこと。
話してた内容は、お互いの彼氏彼女の話だったこと。
家族のような感情から、だんだんお互い惹かれてたのに、お互い違う相手がいたこと。
そしてお互いが好きという感情を隠していつもどおりに生活したこと。
361:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:06:52 0
前に若林がM性感行ったどうのこうので盛り上がってたのってここだよな?本スレとかじゃないよな?
それってソースあるんだっけ?
362:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:09:59 0
黄金伝説っていつ放送?
363:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:10:32 0
>>362
クリスマスイヴ
364:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:13:21 0
矢井田瞳さんで「初恋」を聞いてください。
あたしの人生で一番大切な恋はまさにこの歌でした。
本当は、今の彼氏以外に世界で一番大好きな人がいます。
こんなあたしが、運命なんてものを信じてもいいなら、彼が運命の人だったんだと思います。出会うタイミングの合わなかった運命の人。
今でもどこかで笑っていますか?
たまにはあたしを思い出しますか?
約束どおり、あたしはいつだって笑ってます。
「笑顔が一番似合うよ」なんてありきたりな言葉だと思ってたけど、あなたが言ってくれたから信じちゃったんだ。
あたしがいつも笑ってるのは、周りのみんなが知ってます。
あたしの長所になったよ。ありがとう。
365:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:14:23 0
作家目指してバイト生活してた頃はわけのわからない使命感みたいなものが強すぎた。
第一志望の事しか目に入らなかった。
もっと他にも選択肢があったかもしれないのに。
現在ハローワークに検索かけても、大卒に相応しい職種なんてほとんどないし、
あっても未経験不可。
いちど「新卒」という身分から転落したらまともなチャンスなんてどこにもない、
ということをあの頃に知っていたら、今頃は分相応のところに勤めて安楽だったのだろうか。
でもあの頃は、サラリーマンは全員、夢も希望も持っていないロボットみたいな人間で、
安泰な身分をゲットするために就職したクズだと思っていた。
今はそんなプライドも無残に崩れ落ち、ほとんどどんな仕事でもいいというようなところまで堕ちている。
あの頃には今のこんな無残な姿は想像できなかった。
働きたくなかったわけでは決してなかった。
ただ自分の視野が狭すぎた。
セカンドベストの選択まで考えられなかったことが私の人生の敗因。
なぜあの頃はあんなに視野が狭かったのだろう。後悔しきり。
366:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:14:47 0
幼い頃に父が亡くなり、母は再婚もせずに俺を育ててくれた。学もなく、技術もなかった
母は、個人商店の手伝いみたいな仕事で生計を立てていた。それでも当時住んでいた
土地は、まだ人情が残っていたので、何とか母子二人で質素に暮らしていけた。
娯楽をする余裕なんてなく、日曜日は母の手作りの弁当を持って、近所の河原とかに
遊びに行っていた。給料をもらった次の日曜日には、クリームパンとコーラを買ってくれた。
ある日、母が勤め先からサッカーのチケットを2枚もらってきた。俺は生まれて初めての
プロサッカー観戦に興奮し、母はいつもより少しだけ豪華な弁当を作ってくれた。
サッカー場に着き、チケットを見せて入ろうとすると、係員に止められた。母がもらったのは
招待券ではなく優待券だった。チケット売り場で一人1000円ずつ払ってチケットを買わ
なければいけないと言われ、帰りの電車賃くらいしか持っていなかった俺たちは、外の
ベンチで弁当を食べて帰った。電車の中で無言の母に「楽しかったよ」と言ったら、
母は「母ちゃん、バカでごめんね」と言って涙を少しこぼした。
俺は母につらい思いをさせた貧乏と無学がとことん嫌になって、一生懸命に勉強した。
新聞奨学生として大学まで進み、いっぱしの社会人になった。結婚もして、母に孫を見せて
やることもできた。
そんな母が去年の暮れに亡くなった。死ぬ前に一度だけ目を覚まし、思い出したように
「サッカー、ごめんね」と言った。俺は「楽しかったよ」と言おうとしたが、最後まで声にならなかった。
367:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:16:05 0
この前あるテレビ番組で、筋ジストロフィーという病気を抱えている
男性と結婚した女性の話があった。
彼女はメールで彼と知り合い、そうして親しくなり
やがて結婚することとなった。
筋ジストロフィーは全身の筋肉が徐々に衰えて行く病気だ。
彼女が彼とあったとき、すでに彼は車椅子生活で
パソコンのキーボードも、編み棒のようなもので
打っている状態だった。
彼はやがて身動き一つできなくなり、口もきけなくなるのだ。
介護も必要なのだ。
それでも彼女は彼と結婚をした。
これは愛である可能性がある。
なぜ愛と断定しないのか。
それはもし、彼女がその生活に耐えかねて、彼を見捨てたとすれば
それもやはり愛ではないからだ。
厳しいことを言うとおもわれるだろうが、愛とはそれほど重いものなのだ。
だから軽々しく「愛している」などと言ってはいけないのだ。
上の誰かのレスに「謙虚になれ」と書いてあったが、
私は少なくともあなたたちより検挙だ。「愛」に対して検挙だ。
もし私が大切な人に対して、エゴがわき起こったら
私は自責する。「こんなことを考えるなんて私はこの人を
愛していないのか」と自責し、「こんなことではいけない」と
自分を叱咤し、奮い立たせる。
愛をとなえるからには相当の覚悟をもっていどむべし!
368:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:16:08 0
『ひとやすみ』
楽屋に戻った途端、もうだめーと呻きながら春日が固いソファに突っ伏した。
「衣装シワんなるから脱いでから倒れろ」
自分はネクタイの結び目に指を突っ込んで緩めながら、向かい側の一人掛け用イスに腰を下ろす。
「冷たいわ、若林さん」
ごろりと仰向けになって自分を恨めしそうに見やる春日を、より冷たい視線で見下してやる。
「身体張ってなんぼだってお前が公言してんだから、使えよその身体。フルに」
「レスリングの国体選手と取っ組み合い1時間もしてたら身体も悲鳴を上げるでしょ、普通」
「まぁなぁ。早めにOK出してくれればよかったのに、
みんな笑ってたからもうちょっと~ってな流れになったんじゃねえの。プロデューサーも」
スタッフが収録中に準備してくれたテーブル上のミネラルウォーターを手にとってフタを開ける。
今日の収録は筋肉自慢の人間と春日が本気でぶつかりあって野次を飛ばす、というような番組だった。
慣れてはきたけどK-1のときのように春日の身体が力で飛ばされたり殴られたりするのを見るのは、
やはり落ち着かない。
「あー、肩痛い」
肩を回しながら起き上がり、春日がソファの背もたれに背中を預けて気だるそうに天を仰ぐ。
「…大丈夫か」
「湿布でも貼ろうかしらね…」
声のトーンもいつもより低めだ。もしかしたら関節をひねったりしたのかもしれない。
もう少ししたらマネージャーがやってくるだろうけど、自分が何かしら動けばそれより早く
痛みを軽減させてやれるかもしれない。
「おれ、ADさんか誰か捕まえてくるわ」
「もっと手っ取り早くラクになれる方法があるんですけど、一口のりません?」
「意識飛ばすくらい頭殴るってヤツならのる」
そんな野蛮な、と苦笑しながら春日は姿勢を正してソファの隅に移動した。
369:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:16:21 0
「ここ、あいてますよ」
「蹴っ飛ばすぞバカスガ」
「またまたぁ。騙されたと思って座ってみてくださいよ。座り心地いいから」
見た目から固いと分かりそうな角ばったソファを、
オススメ商品だといわんばかりに勧めてくる店員の顔つきで笑う相方に呆れながら、
痛めているらしい肩にわざとぶつかってやるかと目論みながら渋々春日の右隣に腰を下ろす。
やれやれと思った途端、春日の右手が自分の左手をつかんできた。
「なにしてんだお前」
「栄養補給です」
「カロリーメイトか! ここ楽屋だぞ。離せ」
「春日が倒れてもいいんですか」
「そのまま目覚めんな。離せってば」
左手首をぶんぶん振って離そうとしても、強い力で指4本が握りしめられていて痛いほどだ。
離す気がまったくないらしい春日の表情を見ると、
瞑想しているかのようで思わず力を入れていた手をぱたりとイスの上に落としてしまう。
つないだままの手のぬくもりが少し照れ臭い。
「ソファの背もたれドア側にあるから、誰か入ってきても背もたれが壁になってて手の辺りは見えないでしょ。
ちょっとこのままでいてくださいよ」
「…なに、お前マジどっかおかしいの?」
インフルエンザで調子がおかしかったときの春日の顔が記憶をよぎった。
熱っぽい、と自分に打ち明けてきたときは軽く受け流したが、そこから一気に体調をくずした経緯を目の前で見ている。
370:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:16:32 0
「若林くんエキスが足りないから、補充してるんです」
「手から?」
「ほんとはね、違うところから吸い取りたいんだけど。
それ今は無理だから。せめてここからね」
違うところから、という部分で思わず足を踏みつけてしまったが春日は気にせず笑みを浮かべて続けた。
「これだけで幸せですよ、春日は」
ウソをつけない男だとは知っている。
だからこれはきっと本当のこと。自分の頬が上気していくのが分かった。
けれどそれを悟られたくなくて、心のどこかで喜んでしまっている自分を知られたくなくてうつむく。
が、相手にはその反応だけで充分何か伝わってしまったらしい。
「あぁー、伝わってきました。若林くんの栄養素がばしばしと」
「そんなわけねぇだろ」
「流れ込んできますね、パワーが」
「石か、壷か、おれは」
「春日にしか効きませんけどね」
ダメじゃん、と呟いて笑う。
騙されている本人がいいと言うなら、もうちょっとこのままつないでいてやろうか。
恋愛していく上で自分が与えられるものは少ないだろうということは自覚している。
自分の性格上、相手に安らぎや癒しを感じさせるのは難しいだろう。
けれどこの男はそれでいいと言う。
それなら自分は片時も離れないでいてやろうと決めたのだ。
嫌がらせなのか恋心なのか、区別のつかない独占欲の強さに自分で呆れながら若林は指先に意識を集中させた。
@@おわり@@
371:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:17:23 0
僕のパソコンには、ずっと大切にしまってあるAAがある
いつか出せる日がくるまで誰にも見せない
それは僕の弟が作ったAA
病院で携帯電話の使えない弟は、PHSでメールをするのが唯一の楽しみ
ある日、僕は味ぽんを知った
病院内での、ささやかな誕生日
弟は銀色の端末を握りしめて満面の笑顔を浮かべていた
「兄ちゃん、これスゴイねん!色々見れるし掲示板も書けんねん」
弟は難しい操作も覚えて
いつか退院したらコロニナでポイントを増やすんだ、と言っていた
しかし、僕は知っていた
弟は、もう遠くのアンテナに電波を飛ばすことは無いと
372:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:17:59 0
修理の終わった味ぽんを持って駆け込んだ病室
弟は僕を笑顔で迎えた
「兄ちゃん!これ見てみぃ」
小さなノートパソコンに映っているのは見知らぬ端末
「新しい味ぽん出るんやて」
どこかのニュースサイトに大きく載っている
それは京セラのエアエッジホンだった
「良かったなぁ、出たらこれ買うてやるで」
「ええよ、味ぽんがあるもん」
修理の終わった味ぽんを受け取り弟は言った
「それに…兄ちゃん。もう無理するなて」
弟は小さな体で病気と闘いながら
それでも僕や周りに気をつかっていた、必死になって
「カッコええやんか、カメラも付いてる。これ買うたるで」
液晶画面を見るフリをして僕は涙を隠した
373:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:19:21 0
ここの住人なの?
URLリンク(www.youtube.com)
374:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:21:18 0
「不器用な恋の仕方」
『どうしよう、春日』
若林が鼻をすすりながら助けを求める電話をしてきたのは、もう5年以上前の話になる。
慌てふためく電話の向こうの若林の話を聞くと、どうやら彼女に別れを切り出されたらしい。
以前から結婚について何度か話をしたことがあると聞いていた。
そこそこの年数つきあっていたけど、芸人としてまだ売れない自分では踏み切るのに勇気がいる、
と愚痴混じりで酒を呑んでいた。
『どうしよう、おれやべぇ。すごい苦しい』
しゃくり上げながらかすれた声で切々と訴えてくる若林の表情が眼に浮かぶ。
黒目がちの瞳からボロボロ涙をこぼして、袖で鼻をすすりながら、
立ち止まるともう立てなくなりそうで踏ん張ってなんとか歩いているのだろう。
しばらく嗚咽を聞いたあと、ふいに若林が黙った。
「どうしたの。大丈夫?」
問いかけると、ゴホッという咳き込む音がして、それが数回続いた。
何度も名前を呼んで問いかけるが返事はない。
『おれ、ちょっとやばい。意識、飛びそう…春日、しばらく経ってからかけ直して。
おれ、出なかったら渋谷でドロップアウトしてるから、来て…ちょっとマジ、やばっ…』
むせながらなんとかそれだけ言うと、今度は盛大にゲホッと咳き込んだ。
「若林氏、それは過呼吸ですよ」
375:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:21:25 0
『っあ?』
「ビニール袋膨らませてね、シンナー吸うみたいに二酸化炭素だけ吸ってごらんなさい。
発作治まるから。近くにコンビニ見える?」
例えが悪かったかなと思っていたらすぐにブツリと通話は切れた。
切れる瞬間「あった」と聞こえたから、たぶんコンビニの近くにいたのだろう。
とりあえず十分もしたら迎えに行ってやるかな、と春日は上着を羽織った。
思い当たるコンビニを何か所か巡って、酔っ払いのサラリーマンのように
コンビニ入口のゴミ箱によりかかって座り込んでいる若林を見つけたのは電話を受けてから三十分後。
手にはビニール袋が握りしめられていたので、どうやら落ち着いたようだ。
ズレた眼鏡が鼻先まで落ちている。
「若林さん、お迎えですよ」
原付を下りて駐輪場所に停めてから近寄ると、ぐったりと首を下に向けたままの若林の様子を目視する。
「過呼吸は落ち着いたようですね」
膝をついて表情をうかがうと、若林は目をつぶっていた。
目がやや腫れぼったく、口の端からヨダレの筋が通っていた。
指先で唇をなぞって唾液の名残を拭ってやると、うっすらと目を開けた。
ついでにズレた眼鏡も直してやる。
376:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:21:32 0
「…あ、春日だ」
「大丈夫ですか」
「…ん。コーヒーやるよ」
足元に転がっていた缶コーヒーを指差して、若林は姿勢を直した。
ゴミ箱を背もたれ代わりにして長いため息をひとつついた。
「コーヒー買ってビニール袋ゲットしたんですか。言えばくれるだろうに」
「んなお前みたいなこと誰がするか」
ありがたく頂戴した缶コーヒーのプルトップを開けてぐび、と一口飲み込むと、
買ったときはあたたかかっただろうにもうすっかりひんやりしていた。
動く気配を見せない若林の隣に自分も腰を下ろし、そのまま何を口にすることもなく沈黙が流れた。
飲むばっかりしていたらすぐに缶コーヒーはなくなってしまった。
すると若林が突然ポツリと呟いた。
「…気持ち悪い」
「え、吐きそう?」
「お前、彼女と別れたとき捨て台詞が『気持ち悪い』だったじゃん」
「…傷口ほじくりかえすの好きよね。あなた」
「おれはさ、『もうやだ』だったよ」
自嘲気味に笑い、立てた両膝の間に顔を埋めて肩を落とす。
377:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:21:38 0
「将来見えないって。
親にも紹介できない、苦労するの目に見えてるからって」
思わず耳をふさぎたくなるほど手痛い言葉の羅列だった。
もし真正面からこんなことを言われたら、過呼吸も起こすはずだ。
…まぁ、自分も相当なことを言われたのだけれども。
ぼそぼそと地面に向けて言葉をこぼす若林の肩が、少し震えている。
泣いているのだろうか。
「…考えてみりゃ、二十代も半ばにきたら結婚考えるわな。
女の子の親からしてみたら、金もないし将来見込みのない男と付き合ってるのなんかありえないわ」
「それは私も一緒ですよ」
慰めになってない言葉をかけると若林は小さく鼻をすすって、やっと顔を上げた。
涙を隠そうともせず、ぼんやりと目の前の国道を見つめている。
潤んだ目に映るのは、どんな感情か。
恨みか、後悔か、絶望か。
378:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:21:53 0
「なんでかなー…生きてるの、アホらしくなってくるよマジで」
「そんなときもありますね」
「好きだったんだよ、ほんとに。待たせてるの悪いなっていつも思ってたけど。
はっきり約束できなくて、申し訳ないって思ってたけど。
…ずっと気持ちは変わらないって思ってたの、おれだけだったんだなぁ…」
かわいらしい女の子だった。
笑うとよく若林と雰囲気が似ていた。
二人を包む空気は和やかで、それはずっと続いていくものだと思った。
それが、こんなにあっけなく終わるのか。
それでも若林を傷つけた彼女を悪く思うことは許されない。
きっと彼女も散々悩んで苦しんで出した結論だろうし、
なによりそれは2人の問題で自分はまったく関係ない。
…彼女がいなくなって、これから若林はどうなるのだろう。
今だってこんなに泣いて震えているのに。
呼吸ができなくなるほどつらいのに。
つらいことは時間が経てば忘れるというけど、本当だろうか。
時間が経てばつらかったことは薄れて、やがていい思い出になるかもしれない。
だからこそ忘れられなくなってしまうんではないのか。
『あんなこともあったな』と笑って言えるくらいになれば、
余計彼はこの別れを美化して忘れられなくなってしまうんじゃないだろうか。
……一生、囚われてしまうのではないだろうか。
379:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:22:43 0
おっとさるさんか?
380:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:23:05 0
>>379
飽きた
381:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:23:12 0
ガラス張りの治療室
弟の口に透明のマスクがされていた
口が何かを呟いている
「お兄さんですか?」
ナースの問いかけにうなずくと、彼女は弟の手を見た
「電話機、放さなくて。それで『京ぽん』って何ですか?」
弟の手には味ぽんが握られていた
もう既にバッテリーが切れている
「弟が?」
「ええ『兄ちゃん、京ぽん…京ぽん』って。何の事です」
病院を飛び出した
あてもなく…ではない
日本橋へ向かった。電器街なら、電器街なら…
「んなもんないなぁ。正式に売る言うてないんやろ?」
「会社が知らん言うもん、こっちが知るかいなぁ」
「いつ発売?知らんわ。今欲しいんやろ、他のじゃアカンのかい」
「わがまま言われても困るわぁ、あるモンしか売れへんし」
どこの店でも同じだった
冷静に見れば、単に気の違ったPHSオタクにしか見えなかっただろう
何とでも思え
何とでも言え!
382:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:23:36 0
「なに言うてんの?モックもあらへんが」
大きな電器屋で、そう言われた
「モック…モックか!」
ジャンク屋に走った。少しでも似ているモックを探すんだ
道路脇に置かれた段ボールの中をあさった
ガラガラと安っぽいプラスチックの音が響く
弟の病室
夕方に治療室から移されていたらしい
「大丈夫なの?」
母に聞くと、泣き声を押し殺しながら首を振った
静かな部屋に、弟の心拍を伝える機械音だけが流れる
「兄ちゃん?」
僕の声を聞いて、弟が意識を取り戻した
「京ぽん、発売日やったで。1番で買うたで」
日本橋で見つけたモックを、そっと握らせた
「ホンマや、薄いなぁ…あ、カメラも付いてる」
手探りでモックを触る弟の手からは、もう血の気が失せていた
「目、見えへんの?」
弟の様子が少しおかしかった
「薬で朦朧としているみたいなんや」
母の、こんな悲しそうな声を初めて聞いた
「ホラ、画面きれいやで。オペラっての載せてるから
普通のホームページも見れるんや
なあ、ほら
見てみ、これに、たくさんたくさんメール送るさかい
掲示板で、ぎょうさん友達できるさかい…」
383:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:23:56 0
僕の握らせたモックは似ても似つかないものだった
もう弟の目は僕も、病室の天井も、暗い窓も見ていない様だった
それでも小さい唇には、うっすらと微笑みが浮かんでいる
モックを握る弟の手、その力が急に緩んだ
「兄ちゃん…ありがとな …ほんまに」
機械の警報音は母の泣き声で消されていた
僕は、僕は…
なぁ
僕はこれから誰にメールを送ればいいんだ?
お前が送ってきたメール消せないんだ
なぁ
黙ってないで答えろよ
なぁ
言いたいことがあるんだよ
ごめんな。ごめんな。
「兄ちゃん…嘘つきだ」
384:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:40:07 0
まさやすがここを見て嫌悪感にまみれながらコピペ嵐してると考えれば萌えられる
385:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:44:43 0
なるほどそういう考え方があったか
386:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:56:43 O
www
387:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:57:26 0
ほんとに荒らし止まったしww
388:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:58:11 O
>>384
お前が神か
389:名無しさん@ビンキー
09/11/23 00:58:44 0
イエーイ!まさやす見てるー?^^アナル見せろ
390:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:03:40 0
止まったとこを見るとほんとにそう思えてきた
391:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:04:28 0
まさやすなら俺の隣で2ちゃんしてるよ
392:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:05:40 0
マジでか 格好はどうなんだ?
ボーダーか?
393:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:10:05 0
もちろん全☆裸さ
394:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:13:53 0
こんどロンドンハーツ出るんだよな
若林がダイヤモンドガールになってプロデュースされればいいのに
395:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:14:00 0
全裸か
風邪引くなよまさやす
396:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:14:10 O
心のちんこで
を書き加えたのもまさやすか やるな。
397:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:18:52 0
今さっきANN聞いた
常々思ってたが神番組だろ
チンコチンポおちんちん言わせ過ぎだいいぞもっとやれ
398:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:20:28 0
さーてまさやすの妄想で自分磨きするか
399:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:21:00 O
まさやすーここ見てるんだったら
次のANNで「心のちんこ」って単語だしてくれ
400:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:22:16 0
どんな状況だと自然にそんな単語出せるんだww
401:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:26:04 0
>>400
「最近、痔が悪化してきて座布団が手放せないんですけどね、たまにうっかり忘れちゃったりするんですよ。そんなとき心のちんこあってよかったなーって思いますね」
さらっといってくれ
402:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:28:57 O
言えるかw
403:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:30:20 0
401みたいにどうすれば自然に「心のちんこ」って言えるかみんなで考えようぜ
404:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:31:24 0
次スレも心のちんこで立てさせていただきますね
405:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:33:30 0
んっ…もっと、ぁっ…そこ、だけじゃなくって…っ
こ…心のちんこも触ってぇ!
406:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:34:01 0
>>401
多分昨夜の2:30ごろのテンションだったらまさやすは本当に言ってくれる気がする
ANNで時々おかしなテンションになることがあるがあれって一体何だろう?
睡魔がピークになって自分でも何言ってるのかわけわかっていないんだろうか
そこに乗じて性的ワードをたくさん言わせてみたい
407:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:36:09 0
普通に「欲しい」とか「もっと」でも十分おいしい
408:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:36:12 0
まさやスイッチがはいるんだよきっと
409:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:37:40 0
ニセ川島海荷メールのラジオネームを「心のちんこを立たせます」にすればいいんじゃね?
410:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:37:57 0
そういえばキャンパスナイトフジで「行かせてください」ってのもあった
411:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:39:33 0
「最近人の恋愛相談とかのりましてぇー」
「ほうほう」
「なんかねー体の相性がよくないとぉー言うんですよ」
「ふむ」
「だからねー言ってやったんですよー
体だけを重視するのは良くないと
こころのちんことこころのまんこの相性が一番大事だってぇー」
これでどうだ
412:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:39:44 0
キャンナイは「今日も抱いてやるよ」もあった
413:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:46:00 0
>>409
ここちんw
414:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:47:52 0
「心」と「ちんこ」をバラバラにすれば
自然に言わせることも可能かもしれない
415:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:52:22 0
う~ん・・・惜しい!!
ラストが予定調和!!
オチがほしい!!
てか、
構成をかえてみたら・・・?
死ぬ前に1度だけ目を覚まし思い出したように
「野球、ごめんね」 と言った。
(え?)
なんのことだ? と、思い悩む主人公、
回想シーンへ、
↓
(同)
↓
亡くなってしばらくたってから
外のベンチで弁当を食べて て、
完璧に思い出し
↓
俺は 「楽しかったよ」 と言おうとしたが、
最後まで声にならなかった
主演は、大地康夫 って、コトで1っ;
416:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:53:11 0
十年ぶりだかで田舎に帰ったんだけど、俺はちょっと暇持て余して買い物してたんだよ。
そしたら臨時休業か何かでさー、店閉まってて呆然としてたら、
隣の女も同じく空振り食ってたらしくて「あはは、これじゃしょうがないっすねー」っつって笑いあってた。
その人、ショートカットで飾らない感じで、可愛い系ってより美人系って感じの、
もろに俺の好みでな、かなり気になってたんだが、そしたら向こうから
「あの、良かったら・・・これから一緒に買い物でも行きませんか?」
って言ってきたんだよ。二つ返事でOKしたよ。
その人とは、話も合うし、何より一緒にいてすごく楽しいんだ。なんか今日はじめて会ったって気がしない。
俺は今まで告白なんてしたことないチキン野郎だったんだけど、
勇気を振り絞って「また会えませんか?」って言ったんだがそこで目が覚めました。
おはようお前等。
417:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:53:40 0
もうマジで泣きますた
4歳の頃、祖父が死んだ。
葬式に出て出官の時に「これからどこにいくの?」と訊ねた私に
「おじいちゃんを焼きに行くんだよ」と父。
何の事だかさっぱりわからず寝てしまい、気が付くと家に。
しばらくして「ご飯よ~」と母。
で、その時のメニューが豚の生姜焼き。
急に感極まった父が泣きながら食っているので、その肉を間違いなくおじいちゃんだと思って食べはじめた私。
祖父が大好きだったので、私も泣きながら「おじいちゃんおいしいね」と言うと父はさらに激しく泣き始めて、
母が「おじいちゃんみえるの?」と私に聞くので、
目の前にある肉が祖父だと確信している私は「おじいちゃん目の前にあるよ」と答えると
両親は二人で泣き出し、私も泣き出し、どうしようもないお馬鹿家族状態に。
(豚の生姜焼きは祖父の大好物だったのをしるのは10何年後)
それから肉が我が家の食卓に上がると私は決まって「だれ?これだ~れ?」と聞いたそうだ。
そのたび母は「だれじゃないでしょう・・・な~にと聞きなさい」と小言。
本当に恥ずかしい話だが、小学4年位まで肉は全て人肉だと思っていた。
なぜか給食の肉?(南蛮鯨)はベトナム戦争の犠牲者だと思っていた。
だから手を合わせていただきますと言うのだと思っていた。
418:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:54:30 0
おい。もう秋だな。
風がだんだん冷たくなり、また空気が澄んで天が高くなる。
向日葵の残骸、いつの間にか聞こえなくなったセミの合唱。
懐かしいキンモクセイの香りが花を掠める。
すっかりクーラーの要らなくなった電車を降りて家路を急げば、
まだ冬は遠いというのに、なぜか夜風が身にしみる。
残業続きで疲れた体。
明るい家々の窓からは時折笑い声が聞こえ、残業から帰った夫に出したのだろう
シチューの良い香りがする。
変に凝ったものではなく、オーソドックスな、野菜たっぷりの鶏肉シチュー。
羨ましい。
俺は、さっきローソンで買った唐揚弁当のラップを破り、食うだけ。
独りで。
こんな毎日が続く。
この秋を乗り切っても、次にやってくるのは冬。
恋人に、配偶者に、親に、子供に、愛する人のために贈り物を選ぶ人々を尻目に、
俺は自分の欲望を満たすためだけの買い物をする。
「俺は自分の金は自分で全部使えるんだ、それが嬉しいんだ」
意識の外で自分に言い聞かせる。
愛する人のために身を削るのは、利己的に生きるよりずっと幸せなのだということに
気づかないふりをする。
愛情を惜しみなく周りに与えれば、空いた部分は幸せで満たされる。
愛情を自分だけに向けて疑い深く生きていれば、大切に抱えているその愛情が
価値の無いものへと変質していく。
一年中それが続く。
俺は幸せにはなれないと気づいた
419:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:55:03 0
俺んち母子家庭で貧乏だったから、ファミコン買えなかったよ。。。
すっげーうらやましかったな、持ってる奴が。俺が小6のときにクラスの給食費が無くなった時なんて、
「ファミコン持ってない奴が怪しい」なんて、真っ先に疑われたっけ。
貧乏の家になんか生まれてこなきゃよかった!って悪態ついたときの
母の悲しそうな目、今でも忘れないなぁ、、。どーしても欲しくって、中学の時に新聞配達して金貯めた。
これでようやく遊べると思ったんだけど、ニチイのゲーム売り場の
前まで来て買うのやめた。そのかわりに小3の妹にアシックスの
ジャージを買ってやった。いままで俺のお下がりを折って着ていたから。
母にはハンドクリーム買ってやった。いっつも手が荒れてたから。
去年俺は結婚したんだけど、
結婚式前日に母に大事そうに錆びた
ハンドクリームの缶を見せられた。泣いたね、、。
初めて言ったよ「生んでくれてありがとう」って
420:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:55:18 O
>>406
あのストレス林たまらん。テレクラより聴いていたい。
おれぇ何言ってんだろ~
おれぇ病んでるww
とかたまらん。
421:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:55:28 0
昨日見た若者。
夕方19時ぐらいの、いつも「ラッキーなら、座れないことも無い」くらいの込み具合の
電車に乗った。が、結局は空席は無く、俺は座れなかった。
でも、よく見ると7人がけのところに5人で座っているような席があった。
そうなっている原因は、20台前半の小奇麗なオタク風の兄ちゃん。
片側には微妙な小荷物(スーパーの小袋)まで置いて、大また広げ、新聞まで読んで
明らかに一人だけゆうゆうと座っていた。
彼が右なり左にずれたら、あと2人は座れる雰囲気だった。
でも、俺はそいつにわざわざ「ちょっと・・・」と声をかけるのもメンドクセーと思ったので、立っていた。
その後、しばらくして老人が乗ってきて、そいつの前で立ち止まった。
俺は、当然その兄ちゃんが慌てて席を空けるだろうと思ったのだが、まったくその気配無し。
結局、老人が「ちょっとすみません・・・」と兄ちゃんに声をかけた。
兄ちゃんは「・・・?え?俺?・・・詰められるかなあ・・・」と、かなり迷惑そうな顔で
つぶやき、しぶしぶ小荷物を膝に移動させた。しかし、彼本体の移動は全くせず。
当然、スペースは小荷物分しか空かず、老人は「あ、まだ用事があったので、いいです・・・」と
電車を降りる雰囲気になった。
しかしその時、
422:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:55:52 0
ちょっと前、あるネットゲームで出会った外人との会話。
外人 『Japanese! Japanese!』
俺 『うっせえよ毛唐、英語が世界の共通語とかナチュラルに思ってんじゃねえよ』
外人 『hmm…』
俺 『Fack you』
外人 『oh』
外人 『miss spell』
外人 『Fuck you』
俺 『Fuck you』
外人 『good!』
その後、一緒に冒険に出かけ、友人になった。
423:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:56:13 0
私は今、感動と感激そして素晴らしい空間の中に 立っています。
心の奥底からわき上がる皆様に対する感謝と熱い思いを止めることが出来ません 。
新日本プロレスに入団してからかなりの時間がたちました。いよいよ
今日、この姿が最後となります。
思えば右も左も分からない少年が力道山の手によってブラジルから連れ戻されました。それから20年の月日が流れてしまいました。
最初にこのリングに立ったときは興奮と緊張で胸が張り裂けんばかりでしたが、
今日はこのような大勢の皆様の前で最後のご挨拶が出来るということは本当に熱い思いで言葉になりません。
私は色紙にいつの日か闘魂という文字を書くようになりました。そしてある人が燃える闘魂と名付けてくれました。
闘魂とは己に打ち勝つことそして闘いを通じて己の魂を磨いていくことだと思います。
最後に私から皆様にメッセージを贈りたいと思います。
人は歩みを止めたときに、そして挑戦をあきらめたときに年老いていくのだと思います。
この道を行けばどうなるものか危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ。行けば分かるさ。ありがとう!
1、2、3、ダーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方ロシアは鉛筆を使った。
424:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:56:38 0
時代設定は昭和30年代から40年代くらい。
まだテレビが高級品で裕福な家にだけ普及し始めたころ。
主人公の少年タケシはテレビを観るために
友達のトオルの家に毎日のように遊びに行っていた。
そこでトオルは「俺がおまえの上に馬乗りになる、そしたらテレビを見せてやる」
とタケシに命令した。タケシはテレビを見るために仕方なく馬乗りをされながら
テレビを見ていた。 どうしても見たい番組があったから仕方なかった。
タケシは父に「とうちゃんテレビを買ってくれよお」としつこく頼むのだが
彼の父は「だめだ、だめだ」と許してくれない。
ある日、タケシが自宅に帰ると信じられないことが。
テレビが家にあるのだ。母がニコニコしながら出迎えた
「よかったねえタケシ。とうちゃんに良く礼を言うんだよ」
「ありがとう、とうちゃん」
父はいつもどおり不機嫌な顔で酒を飲みながら「ああ」と
ぶっきらぼうにうなずいた。
その夜、タケシは興奮して眠れなかった。そして考えた。
「あれほどケチで頑固なとうちゃんがテレビを買ってきたのはどういう
風のふきまわしだろう?とうちゃんもホントはテレビが欲しかったのかな?」
次の日、タケシはシンジを家に誘った。
「おまえんちはテレビなかっただろ。俺の家には昨日からあるんだ。
観にこいよ」
シンジと共に帰宅したタケシはシンジに命令した。「テレビを観るあいだは、俺の
馬になれ」。シンジの上に乗りながらテレビを観るタケシ。
突然、タケシの父がやってきて、タケシを殴った。
父は真っ赤な顔をして立っていた。
「なんで殴るんだよ。俺だってトオルの家でテレビを観るときは
馬になってたんだよ」。父は何も言わず出てった。
母がポロポロ泣きながらタケシに言った。
「とうちゃんは仕事の帰り、おまえがトオルくんの家で馬になってるのを見たんだ。
それでテレビを買ってきたんだよう。」
425:名無しさん@ビンキー
09/11/23 01:57:03 0
時代設定: 1955年代の40年代頃で。 まだテレビがハイレベルな商品で裕福な家だけに広ま
り始めたとき。 テレビ、少年英雄Takeshiに会うために:
それは、毎日プレーしに友人のToruの家に行きました。 Toruが「あなたで取り除かれて、
テレビは私のように見せられる」とTakeshiに命令したその時。 Takeshiはテレビを見るた
めにいやいやながら馬乗りになっている間、テレビを見ていました。 必ず、見たがってい
たプログラムがあったので、それは気が進みませんでした。 「「それは、役に立たなくて、
役に立ちません」と言って、彼の父は可能にしません、もっとも、それを言って、
Takeshiは父に持続して尋ねます。」 Takeshiが自分自身の信じられない居住に戻ると: あ
る日。 テレビが家にあります。 母は笑った状態でそれに会いました。 「良い睡眠食物
Takeshi。 お辞儀は父のためによく示されます。 」
いつも不機嫌な顔で酒を飲んでいる間、「ああ」と言って、「父をありがとうございます。」
に、父はぶっきらぼうに相槌を打ちました。 Takeshiは、その夜エキサイトすることによっ
て、眠ることができないでしょう。 そして、それは考えました。
「吹く腰布が風がそうすることでテレビが現実のためにあれほどけちで、頑固な父?Asによ
って買われて、父をしたかがテレビが欲しいか、ポンド
Takeshiは翌日の家にShingeを招待しました。
「テレビはそうですか? 昨日以来それは私の家にあります。 それは見ることで深いです。
」
Shingeと共に帰って来たTakeshiがShingeにそれを注文しました。 "..テレビ見るのと私の
馬になってください。 「Shingeで乗っている間にテレビを見るTakeshi。」
突然、Takeshiの父は来ました、そして、Takeshiは殴られました。 神父は、赤面を持って、
立っていました。
「それはそれを打ちます。なぜ。 Toruの家のテレビが見られたとき、私さえ馬になりました。
」。神父は、何も言って、出かけて、いません。 母は泣いている間、ポロポロをTakeshiに言
いました。
「神父は、仕事とあなたの帰りがToruさんの家で馬になるのを見ました。 そして、テレビを
買いましょう。 」
426:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:01:23 0
おいまさやすもうやめろよ
427:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:02:23 0
まさやすおかえり^^
428:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:03:21 0
まさやす「心のちんこ」期待してるよ
429:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:03:53 O
Takeshi吹いた
430:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:04:29 0
いちいち読んでるのか
真面目だな
431:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:04:47 0
荒らしを適当にあしらってるつもり?
432:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:09:07 0
おまえを愛したこと、おまえが俺を愛したこと。かつての日々だけが俺
を生かしている。お前は今も真っ暗な部屋でひとりうずくまって、膝をか
かえ声もなく泣きながら、世界を呪い続けているのか。眠れずに、手の
ひら一杯に色とりどりの錠剤をのせたまま今も途方にくれているのか。
俺は今でも思い出せる。朝焼けに青白く浮かぶ部屋の中、二人で手を
つないだまま部屋の真ん中に寝そべっていたときに、お前は悲しそうに
ここが海の底だったらいいのにといった。今、俺は同じように恐ろしく静
かな夜明けの部屋の中で一人でねそべってお前のことを考えている。
ここが本当に海底だったら、お前は今も隣にいたのだろうかと考えてい
る。お前がいたのはこんな風な、背筋が凍るほどの無音の絶望の中だ
った。俺はずっとお前の傍にいたのに、お前の中で絶望が澱のように日
々に沈殿していくのを見過ごしていた。お前が深淵に吸い込まれてゆく
間、俺はただただ幸せだった。確かに幸せだった。今もそれだけで生き
てゆけるほどに。幸福すぎて何も必要に思えなくなるほどだ。無音の部
屋に腹の鳴る音が響く。遠い雷のようだ。かつて二人で稲光を眺めてい
たとき、お前はずっと笑っていた。ここにお前がいたらきっと笑うだろう。
こんな骨と皮だらけの腹からこんな大きな音がするなんてと笑うだろう。
433:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:09:36 0
ねえ、みんな
J( 'ー`)し
(| y |)
憂いを抱える人こそ
人 J( 'ー`)し 憂
\/| y |\/
優しいの
J( 'ー`)し 優
(\/\/
ねえドクチャン
J( 'ー`)し
(| y |)
偽るという字は
J( 'ー`)し 偽
(\/\/
人の為 と書くの
人 J( 'ー`)し 為
\/| y |\/
辛いということになにか一を足すと
辛 J( 'ー`)し 一
\/| y |\/
幸せになるの
J( 'ー`)し 幸
(\/\/
みんなの嬉しそうな顔が私の一よ
434:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:09:56 0
幼い頃に父が亡くなり、母は再婚もせずに俺を育ててくれた。学もなく、技術もなかった
母は、個人商店の手伝いみたいな仕事で生計を立てていた。それでも当時住んでいた
土地は、まだ人情が残っていたので、何とか母子二人で質素に暮らしていけた。
娯楽をする余裕なんてなく、日曜日は母の手作りの弁当を持って、近所の河原とかに
遊びに行っていた。給料をもらった次の日曜日には、クリームパンとコーラを買ってくれた。
ある日、母が勤め先からサッカーのチケットを2枚もらってきた。俺は生まれて初めての
プロサッカー観戦に興奮し、母はいつもより少しだけ豪華な弁当を作ってくれた。
サッカー場に着き、チケットを見せて入ろうとすると、係員に止められた。母がもらったのは
招待券ではなく優待券だった。チケット売り場で一人1000円ずつ払ってチケットを買わ
なければいけないと言われ、帰りの電車賃くらいしか持っていなかった俺たちは、外の
ベンチで弁当を食べて帰った。電車の中で無言の母に「楽しかったよ」と言ったら、
母は「母ちゃん、バカでごめんね」と言って涙を少しこぼした。
俺は母につらい思いをさせた貧乏と無学がとことん嫌になって、一生懸命に勉強した。
新聞奨学生として大学まで進み、いっぱしの社会人になった。結婚もして、母に孫を見せて
やることもできた。
そんな母が去年の暮れに亡くなった。死ぬ前に一度だけ目を覚まし、思い出したように
「サッカー、ごめんね」と言った。俺は「楽しかったよ」と言おうとしたが、最後まで声にならなかった。
435:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:11:07 0
>>433
本当にまさやすがコピペしていそうで吹いたw
436:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:11:13 0
作家目指してバイト生活してた頃はわけのわからない使命感みたいなものが強すぎた。
第一志望の事しか目に入らなかった。
もっと他にも選択肢があったかもしれないのに。
現在ハローワークに検索かけても、大卒に相応しい職種なんてほとんどないし、
あっても未経験不可。
いちど「新卒」という身分から転落したらまともなチャンスなんてどこにもない、
ということをあの頃に知っていたら、今頃は分相応のところに勤めて安楽だったのだろうか。
でもあの頃は、サラリーマンは全員、夢も希望も持っていないロボットみたいな人間で、
安泰な身分をゲットするために就職したクズだと思っていた。
今はそんなプライドも無残に崩れ落ち、ほとんどどんな仕事でもいいというようなところまで堕ちている。
あの頃には今のこんな無残な姿は想像できなかった。
働きたくなかったわけでは決してなかった。
ただ自分の視野が狭すぎた。
セカンドベストの選択まで考えられなかったことが私の人生の敗因。
なぜあの頃はあんなに視野が狭かったのだろう。後悔しきり。
437:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:11:41 0
小学生のとき、少し足し算、引き算の計算や、会話のテンポが少し遅いA君がいた。
でも、絵が上手な子だった。
彼は、よく空の絵を描いた。
抜けるような色遣いには、子供心に驚嘆した。
担任のN先生は算数の時間、解けないと分かっているのに答えをその子に聞く。
冷や汗をかきながら、指を使って、ええと・ええと・と答えを出そうとする姿を周りの子供は笑う。
N先生は答えが出るまで、しつこく何度も言わせた。
私はN先生が大嫌いだった。
クラスもいつしか代わり、私たちが小学6年生になる前、N先生は違う学校へ転任することになったので、
全校集会で先生のお別れ会をやることになった。
生徒代表でお別れの言葉を言う人が必要になった。
先生に一番世話をやかせたのだから、A君が言え、と言い出したお馬鹿さんがいた。
お別れ会で一人立たされて、どもる姿を期待したのだ。
438:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:12:21 0
私は、A君の言葉を忘れない。
「ぼくを、普通の子と一緒に勉強させてくれて、ありがとうございました」
A君の感謝の言葉は10分以上にも及ぶ。
水彩絵の具の色の使い方を教えてくれたこと。
放課後つきっきりでそろばんを勉強させてくれたこと。
その間、おしゃべりをする子供はいませんでした。
N先生がぶるぶる震えながら、嗚咽をくいしばる声が、体育館に響いただけでした。
昨日、デパートのポストカードなどに美しい水彩画と、A君のサインを発見いたしました。
N先生は今、僻地で小学校で校長先生をしております。
先生は教員が少なく、子供達が家から2時間ほどかけて登校しなければならないような
過疎地へ自ら望んで赴任されました。
N先生のお家には、毎年夏にA君から絵が届くそうです。
A君はその後公立中高を経て、美大に進学しました。
お別れ会でのN先生の挨拶が思い浮かびます。
「A君の絵は、ユトリロの絵に似ているんですよ。
みんなはもしかしたら、 見たこと無いかもしれない。
ユトリロっていう、フランスの人でね、街や 風景をたくさん描いた人なんだけど。
空が、綺麗なんだよ。
A君は、その才能の代わりに、他の持ち物がみんなと比べて少ない。
だけど、決して取り戻せない物ではないのです。
そして、A君は それを一生懸命自分のものにしようしています。
これは、簡単なことじゃありません!」
A君は、空を描いた絵を送るそうです。
その空はN先生が作り方を教えた、
美しいエメラルドグリーンだそうです。
439:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:12:47 0
母が亡くなる前、1度だけ目を覚まし思い出したように
「野球、ごめんね」と言った。
俺は、何の事か解からぬまま、母は逝った。
(回想)
幼い頃に父が亡くなり、母は再婚もせずに俺を育ててくれた。
学もなく、技術もなかった母は、個人商店の手伝いみたいな仕事で生計を立てていた。
当時住んでいた土地は、まだ人情が残っていたので、それでも母子二人で質素に暮らしていけた。
娯楽をする余裕なんてなく、日曜日は母の手作りの弁当を持って、近所の河原とかに遊びに行っていた。
給料をもらった次の日曜日にはクリームパンとコーラを買ってくれた。
(回想終わり)
葬儀も終わり、何日か過ぎ、会社の外のベンチで弁当を食べていた。
(回想)
ある日、母が勤め先からプロ野球のチケットを2枚もらってきた。
俺は生れて初めてのプロ野球観戦に興奮し、母はいつもより少しだけ豪華な弁当を作ってくれた。
野球場に着き、チケットを見せて入ろうとすると、係員に止められた。
母がもらったのは招待券ではなく優待券だった。
チケット売り場で1人1000円ずつ払ってチケットを買わなければいけないと言われた。
帰りの電車賃くらいしか持っていなかった俺たちは外のベンチで弁当を食べて帰った。
電車の中で無言の母に「楽しかったよ」と言ったら、母は「母ちゃんバカでごめんね」と言って涙を少しこぼした。
(回想終わり)
俺は「楽しかったよ」と言おうとしたが、
最後まで声にならなかった。
━━━━━ おわり ━━━━━
440:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:13:16 0
ある日Aさんが帰宅し、マンションのエレベーターに乗ると、
帽子を目深にかぶり、見るからに怪しい男が乗ってきた。
Aさんは気持ち悪いな。と思いつつも、同じマンションの住人だと思い一応挨拶をした。、返答なし。
やな感じだなと思っていたが、やがて部屋の階につき、エレベーターを降りようとした時、その男と肩がぶつかった。
「あ、すいません」
Aさんは謝ったが、男は何も言わず、顔を隠したままだった。
部屋に入り、少し落ち着いてからさっきぶつかった肩を見てみると、 血の跡がついていた
Aさんは気味が悪いと思ったが、仕事で疲れていたこともあり
とりあえずそのままにしていた。
数日後。Aさんが部屋にいると「ピンポーン」とチャイムが。
ドア越しに覗いてみると、そこには警官が立っていた。
警官は言った
「すいません。実は数日前このマンションで殺人事件があったので聞き込みに来まして。
誰か怪しい人物をみかけませんでしたか?」
そういえばあの日。。と、Aさんは先日のエレベータ―での出来事の事を思い出したが連日の疲労感や睡眠不足から面倒に思い、
「いや、知らないです。」と言った
すると警官は何も言わず、そそくさとその場を去って行った。
そしてその翌朝。AさんがTVをつけると、自分の住んでいるマンションでの殺人事件の報道がされていた。
ニュースでは、その犯人が捕まった、という内容だった。
犯人の顔写真が写った。 ・・・・・あの警官だった
441:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:13:46 0
俺、小さい頃に母親を亡くしてるんだ。
それで中学生の頃、恥ずかしいくらいにぐれた。
親父の留守中、家に金が無いかタンスの中を探しているとビデオテープがあったんだ。
俺、親父のエロビデオとかかな?なんて思って見てみた。
そしたら・・・
病室のベットの上にお母さんがうつってた。
『〇〇ちゃん二十歳のお誕生日おめでと。なにも買ってあげれなくてゴメンね。
お母さんがいなくても、〇〇ちゃんは強い子になってるでしょうね。
今頃、大学生になってるのかな?もしかして結婚してたりしてね・・・』
10分くらいのビデオテープだった。
俺、泣いた、本気で泣いた。
次ぎの瞬間、親父の髭剃りでパンチパーマ全部剃った。
みんなにバカにされるくらい勉強した。
俺が一浪だけどマーチに合格した時、
親父、まるで俺が東大にでも受かったかのように泣きながら親戚に電話してた。
そんで、二十歳の誕生日に、案の定、親父が俺にテープを渡してきた。
また、よく見てみたら。
ビデオを撮ってる親父の泣き声が聞こえてた。
お母さんは、笑いながら『情けないわねぇ』なんて言ってるんだ。
俺また泣いちゃったよ。
父親も辛かったんだろうな、
親父にそのこと言ったら、知らねーよなんて言ってたけど、
就職決まった時、
親父が『これでお母さんに怒られなくて済むよ』なんていってた。
俺このビデオテープがあったからまっとうに生きられてる。
442:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:13:52 0
423の「おまえ」の部分を「若林」で読んだら
なんて病んだ623壮
443:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:14:11 0
僕はシロ、しんちゃんのともだち。
十三年前に拾われた、一匹の犬。
まっ白な僕は、ふわふわのわたあめみたいだと言われて。
おいしそうだから、抱きしめられた。あの日から、ずっといっしょ。
「行ってきマスの寿司~~~~~~。」
あいかわらずの言葉といっしょに、しんちゃんは家から飛び出していった。
まっ黒な上着をつかんだまま、口に食パンをおしこんでいるところを見ると、今日もちこくなんだろう。
どんなに大きな体になっても、声が低くなっても、朝に弱いのは昔から。
特に今年は、しんちゃんのお母さんいわく『ジュケンセイ』というやつだから、さらにいそがしくなったらしい。
たしかに、ここのところのしんちゃんは、あんまり僕にかまってくれなくなった。
しかたのないことだとしても、なんだかちょっと、うん。さみしいかもしれない。
せめてこっちを見てくれないかな、と言う気持ちと、がんばれという気持ち。
その二つがまぜこぜになって、とにかく少しでも何かしたくなって。
小さくほえてみようとしたけれど、出来なかった。なんだかとても眠たい。
ちかごろ多くなったこの不思議な感覚、ゆっくりと力が抜けていくような。
あくびの出ないまどろみ。
閉じていく瞳の端っこに、しんちゃんの黄色いスニーカーが映って。
ああ今日もおはようを言い損ねたと、どこかで後悔した。
ぴたぴたとおでこを触られる感覚に、急に目が覚める。
いっぱいに浮かんだ顔に、おもわず引きぎみになった。ひまわりちゃんだ。
「シロー。朝ご飯だよ。」
そう言いながらこちらをのぞき込んでくる顔は、しんちゃんに似ていて。
やっぱり兄妹なんだな、と思う。
「ほら、ご飯。」
ひまわりちゃんは、片手で僕のおでこをなでながら、もう片方の手でおわんを振ってみせる。
山盛りのドッグフード。
まん丸な目のひまわりちゃん。
あんまり興味のない僕のごはん。
困った顔のひまわりちゃん。
444:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:15:43 0
>>442ですが
>>432だった。
445:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:19:49 0
僕は、それをかわるがわる見ながら、迷ってしまう。
お腹は減っていない。
でも食べなければひまわりちゃんは、もっと困った顔をするだろう。
でも、お腹は減っていない。
ひまわりちゃんは、悲しそうな顔になって、僕の目の前にごはんを置いた。
そして、両手でわしわしと僕の顔をかきまわす。ちょっと苦しい。
「お腹減ったら、食べればいいよ。」
おしまいにむぎゅうっと抱きしめられてから、そう言われた。
ひまわりちゃんは立ち上がると、段々になったスカートをくるりと回して、そばにあったカバンを持つ。
学校に行くんだ。
いってらっしゃいと言おうとしたけれど、やっぱり言う気になれなくて。
僕はぺたんとねころんだ。
へいの向こうにひまわりちゃんが消えていく。
顔の前に置かれたおちゃわんを、僕は鼻先ではじに寄せた。
お腹は、ぜんぜん空いていない。
ごはんを欲しいと思わなくなった。
おさんぽにも、あんまり興味はなくなった。
でも、なでてもらうのは、まだ好き。
抱きしめられるのも、好き。
『ジュケンセイ』っていうのが終わったら、しんちゃんは。
また僕をいっぱい、なでてくれるのかな。
抱きしめてくれるのかな。
そうだといいんだけど。
目を開くと、もう辺りはうすむらさき色になっていて。
また、まばたきしているうちに一日が過ぎちゃったんだと思う。
446:名無しさん@ビンキー
09/11/23 02:23:13 0
ここのところ、ずっとそうだ。
何だかもったいない。
辺りを見回して、鼻をひくひくさせる。
しんちゃんの匂いはしない。
まだ、帰ってきてないんだ。
さっき寄せたはずのおちゃわんのごはんが、新しくなっている。
お水も入れ替えられている。
のろのろと体を起こして、お水をなめた。冷たい。
この調子なら、ごはんも食べられるかと思って少しかじったけれど、ダメだった。
口に中に広がるおにくの味がキモチワルイ。
思わず吐き出して、もう一度ねころがる。
夢のなかは、とてもしあわせな世界だった気がする。
僕はまた夢を見る。
しんちゃんと最後に話したのは、いつだっただろう。
僕はしんちゃんを追いかけている。
しんちゃんはいつものあかいシャツときいろいズボン。
小さな手は僕と同じくらい。
シロ、おて
シロ、おまわり
シロ、わたあめ
『ねえしんちゃん。僕はしんちゃんが大好きだよ。』
『オラも、シロのこと、だいすきだぞ。シロはオラの、しんゆうだぞ!』
わたあめでいっぱいのせかいはいつもふわふわでいつもあったかでいつまでもおいかけっこができるいつまでもまた朝がきた。
447:名無しさん@ビンキー
09/11/23 03:10:21 O
ここちん
448:名無しさん@ビンキー
09/11/23 03:27:07 0
ヤバイ。宇宙ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
宇宙ヤバイ。
まず広い。もう広いなんてもんじゃない。超広い。
広いとかっても
「東京ドーム20個ぶんくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ無限。スゲェ!なんか単位とか無いの。何坪とか何?fとかを超越してる。無限だし超広い。
しかも膨張してるらしい。ヤバイよ、膨張だよ。
だって普通は地球とか膨張しないじゃん。だって自分の部屋の廊下がだんだん伸びてったら困るじゃん。トイレとか超遠いとか困るっしょ。
通学路が伸びて、一年のときは徒歩10分だったのに、三年のときは自転車で二時間とか泣くっしょ。
だから地球とか膨張しない。話のわかるヤツだ。
けど宇宙はヤバイ。そんなの気にしない。膨張しまくり。最も遠くから到達する光とか観測してもよくわかんないくらい遠い。ヤバすぎ。
無限っていたけど、もしかしたら有限かもしんない。でも有限って事にすると
「じゃあ、宇宙の端の外側ってナニよ?」
って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。
あと超寒い。約1ケルビン。摂氏で言うと-272℃。ヤバイ。寒すぎ。バナナで釘打つ暇もなく死ぬ。怖い。
それに超何も無い。超ガラガラ。それに超のんびり。億年とか平気で出てくる。億年て。小学生でも言わねぇよ、最近。
なんつっても宇宙は馬力が凄い。無限とか平気だし。
うちらなんて無限とかたかだか積分計算で出てきただけで上手く扱えないから有限にしたり、fと置いてみたり、演算子使ったりするのに、
宇宙は全然平気。無限を無限のまま扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、宇宙のヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイ宇宙に出て行ったハッブルとか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。
449:名無しさん@ビンキー
09/11/23 03:34:26 0
最終手段。ラジオネームを心のちんこにすれば数打ちゃ当たる。
若「ラジオネーム、『心のちんこ』さんw」
春「おい!ここちん!!」
若「www」
そしてラジオネーム『心のちんこ』が大量発生するといい。
春「おい!ここちん!何人いるんだ!お前ら!」
若「ヒャハハハハwww」
この時間に妄想すると大概くだらない…さて寝よう。
450:名無しさん@ビンキー
09/11/23 03:34:27 0
ここちん
451:名無しさん@ビンキー
09/11/23 03:38:51 0
あの夜の出来事は、十分に僕をびっくりさせた。けれど
茂さんは変わらず畑にやってきた。
野菜を収穫する度に奥の部屋に連れ込まれるけれど、なのに昼間現れる茂さんは
いつもの優しい、茂さんだった。
鍬の振り方、だいぶ様になってきたらしい。「上等だ、」と頭を撫でられた。
それだけで触れられるだけで、度々接する夜の茂さんを思い出してしまい、頬が
みるみる赤くなるのが自分でわかり、それを見られたくなくて俯いた。
それなのにそれに気付いた茂さんの表情は、どことなく獲物を捕らえたかのような、
満足そうな笑み。鼓動が一回余分に増えた。けど
これは恋じゃない。決して恋なんかじゃ、、ない。
それでも、最初は一方的で強制的だった好意による行為は、僕の中でだんだんと
形を変えてきているようで。
畑で声を掛けてくれてやっと一日が始まる…どうしたらいいかわからなかった
二人の時間があたたかいと感じるのは、単なる人淋しさからなのか。
いまだ頬が火照っている気がするのは、この冬の日差しのせいにした。
紛れ込ませるかのように今のうちにスレチBL乙女菅をほのぼの畑で妄想ww
ここ早く流れますように。
452:名無しさん@ビンキー
09/11/23 03:48:58 0
じいちゃんが、最近どうも、ボケた。
朝、やたらと早く起きだして、縁先に座って何かしている。寒いな、と思うと廊下の戸を
あけっぱなしで、座り込んで何かしている。「プラ模型か……」
老眼鏡を掛けて七百分の一スケールくらいの戦艦を組み立てている。
パーツが、艦橋から、ぬるっと転げ落ちる。じいちゃんは接着剤が尽きたので、航行用
のシャフトに封入するチューブ入りのグリスを使っていた。
僕は模型店に行って接着剤を買ってきた。じいちゃんに渡して使うように言う。
「……そうか、そうか」何時まで記憶しているかはわからない。
翌日びっくりした。
じいちゃんは戦艦を見事に完成させていたが、その艦底を糸鋸で切り抜き、舷側に穴を
開けて紐を結び、自分の頭に乗せていた。
その恰好で四六時中居る。外に出かけるときも頭に戦艦を乗せて行く。
恥ずかしいも恥ずかしいが、鬼気迫る様相だ。
監視もあって、家族で手の空いた者がついていく事にした。
その日曜、僕が、じいちゃんのあとをついていった。
奇妙なのは、じいちゃんは、近所の床屋や、食堂や、顔なじみの人達の前では、まともな
やりとりができる。家に居るときのボケっぷりは逆に演技かと疑う位で、ただその頭に
乗せた、戦艦の模型だけが異常だった。
夕方、家に帰る道すがら、ふたりきりになるとじいちゃんは、家でのように、あぶなっかしい
歩き方になった。僕はじいちゃんが転んだら困るので、手をつなごうと横に並びかけた。
夕日が、ななめに僕の眼をつらぬいた。
オレンジ色の光の中、電柱と塀でできた、空に向かう空間に、その幻影は観えた。
453:名無しさん@ビンキー
09/11/23 03:49:19 0
最近暑いよな。今ゼリー作ってる。粉ゼラチン使ってだぜ?すげぇだろ。
母ちゃんもよく作ってくれてたなぁ、そういえば。リンゴジュースと粉ゼラチン買ってきたらその時点で俺はwktkしてた。
で、小5くらいの時に「作り方教えて」て言ったら
「コンロであたためなきゃいけないから、危ないわよ」と断られ、俺の自分で作るという策略は簡単に読まれた。
それから中学では、まぁ反抗期という事もあって作り方を聞く事はなかった。
それでも夏にはゼリーを作ってくれた
高校で反抗期が収まってきた時、母ちゃんはいなくなった。
そういえば部活の帰りに救急車がうるさかったな。
事故だってさ。
母ちゃんが。
病院に駆け込んだら、母ちゃんが布かぶってた。
ん、そろそろかな。おし、固まっ・・・てないな。こんなにひんやり冷えてるのに。
なぁ、やっぱり作り方教えてくれよ。
あんまり固まってないんだもん。
ジュースもなんか変だし。
教えてくれよ。
もう俺一人暮らしで、一人でメシ作ってるんだぜ?コンロももちろん使える。
なんでまだ教えてくれないんだよ。
454:名無しさん@ビンキー
09/11/23 03:49:39 0
夏休みに自転車でどこまでいけるかと小旅行。計画も、地図も、お金も、何も持たずに。国道をただひたすら進んでいた。途中大きな下り坂があって自転車はひとりでに進む。
ペダルを漕がなくても。何もしなくても。
ただ、ただ気持ちよかった。自分は今、世界一早いんじゃないかと思った。
子供心に凄く遠いところまできた事を知り、一同感動。滝のような汗と青空の下の笑顔。
しかし、帰り道が解からず途方に暮れる。不安になる。怖くなる。いらいらする。
当然けんかになっちゃった。泣いてね~よ。と全員赤い鼻して、目を腫らして強がってこぼした涙。
交番で道を聞いて帰った頃にはもう晩御飯の時間も過ぎてるわ、親には叱られるは、
蚊には指されてるわ、自転車は汚れるわ。
でも次の日には全員復活。瞬時に楽しい思い出になってしまう。絵日記の1ページになっていた。
今大人になってあの大きな下り坂を電車の窓から見下ろす。
家から電車でたかだか10個目くらい。
子供の頃感じたほど、大きくも長くもない下り坂。
でもあの時はこの坂は果てしなく長く、大きかった。永遠だと思えるほどに。
今もあの坂を自転車で滑り落ちる子供達がいる。楽しそうに嬌声を上げながら。
彼らもいつの日にか思うのだろうか。
今、大人になってどれだけお金や時間を使って遊んでも、
あの大きな坂を下っていた時の楽しさは、もう二度とは味わえないと。
もう二度と、友達と笑いながらあの坂を、自転車で下る事はないだろうと。
あんなにバカで、下らなくて、無鉄砲で、楽しかった事はもう二度とないだろうと
455:名無しさん@ビンキー
09/11/23 04:03:08 0
ここでANNのネタ練る=荒らしってことでいいかね
456:名無しさん@ビンキー
09/11/23 04:03:29 0
>>453
粉ゼラチンで思い出した。
よくカップヌードルの空き容器にゼリー作って自作の自分磨き用穴を
夏休み家族が旅行中にしこしこ作っていた事を思い出したw
懐かしいな。今度また自作してみようかな。
何を埋め込めればアディダス仕様になるだろう。
まさやすごめん。まさやすで妄想してごめんな。
457:名無しさん@ビンキー
09/11/23 04:06:33 0
長文コピペ全部あぼ~んになるから
快適なんだけどレスする馬鹿がいるから困る^^
458:名無しさん@ビンキー
09/11/23 04:10:38 0
>>456
シリコンとか?
もうハンズに頼るしかないな
若林がひこにゃんのぬいぐるみ(体長30センチ程)と旅行するのを見たい
若林は催眠術か何かでぬいぐるみのひこにゃんを本物だと思ってるって感じで
ひこにゃんとグリーン車に横ならびで駅弁とミカンを食べる若林
顔出すパネルに二人で入って観光客にシャッター押してもらう若林
生八ツ橋の美味しさに浮かれて乾いた八ツ橋の試食をして店員さんに愛想笑いで
「美味しいっすねこれぇ!」と言うも隠れて吐き出す若林
(吐いた八ツ橋は後でスタッフが美味しく頂きました)
本物のひこにゃん(等身大)に出会いテンション上がって抱き着いて赤面したり
「ひこにゃんっ一緒に写真撮ってぇ!」と甘えたりする若林
あとで自分のひこにゃんに「小さくたってお前はおれのひこにゃんだからなっ」
と弁解して生八ツ橋をあげる若林
最終的に「そのひこにゃんぬいぐるみだよ?」
「三十路にもなって何ぬいぐるみと旅してんの?」
「そもそも何で八ツ橋食べてるのにひこにゃん出てくるんだよ彦根のよいにゃんこだろ」
と自分に言われてハッとして手元を見るとそれは薄汚れたぬいぐるみ。
何がひこにゃんだよと気付いて放り投げる若林
そしてむせび泣く。
どこの番組ならやってくれるの?
459:名無しさん@ビンキー
09/11/23 04:11:56 0
でも、その日はいつもと違っていて。
しんちゃんのお母さんが、僕を車に乗せてくれた。
しんちゃんのお母さんの顔は、気のせいか苦しそうだった。
車はまっ白なお家の前で止まって、僕は抱きしめられたまま下ろされる。
そして一回り大きなふくろの中につめられた。
まっくらだ。どうしようか。
昔なら、びっくりしてあばれてしまったかもしれない。
でも今は、そんな力も出ない。とりあえず丸くなると、体がゆらゆらとゆれた。
それがしばらく続き、次にゆれが収まって、足もとがひんやりとしてくる。
いきなり辺りがまぶしくなった。目をぱしぱしさせていると、変なツンとした匂いがする手につかまれ、持ち上げられる。
いっしゅんだけ体が宙に浮いて、すぐに冷たい台の上に下ろされた。
まっ白い服を着た人が、目の前に立っている。
そばには、しんちゃんのお母さん。二人が何かを話している。
白い人が、僕の体をべたべた触る。しんちゃんのお母さんが、泣いている。
どうして泣いているのか解らないけれど、なぐさめなくちゃ。
でも、体が動かない。またあの眠気がおそってくる。
起きていなきゃいけないのに。
なんとか目を開けようとしたけれど、ひどく疲れていて。
閉じていく瞳を冷たい台に向ければ、そこに映るのはうすよごれた毛のかたまり。
なんて、みすぼらしくなってしまったんだろう。
ああそうか、僕がこんなになってしまったからなんだ。
だからなんだ。だからしんちゃんは、僕に見向きもしないんだ。
おいしそうじゃないから。
あまそうじゃないから。
僕はもう、わたあめにはなれない。
460:名無しさん@ビンキー
09/11/23 04:12:17 0
わたあめ。ふわふわであまあまの、くものかたまり。
いちど地面に落ちたおかしは、もう食べられないから。
どんなにぽんぽんはたいても、やっぱりおいしそうには見えないよね。
だけど、君はいちど拾っててくれた。
だれかが落として、もういらないって言ったわたあめを。
だから、もういいんだ。
何かにびっくりして、僕はまた戻ってきた。
見なれた僕のお家。
いつもの匂い。
少しはだざむい、ゆうやけ空。
口の中がしょっぱい。
「なんで!!!!!!」
いきなり、辺りに大声が響いた。
びりびりとふるえてしまうような、いっぱいの声。
重たい体をひきずって、回り込んで窓からお家の中をのぞきこむ。
しんちゃんのお父さんとお母さん、ひまわりちゃん。
そして、僕の大好きなしんちゃんも。
みんなみんな、泣いていた。
「母ちゃんの行った病院は、ヤブだったに決まってる!!
オラが、他の病院に連れてくぞ!!!」
しんちゃんが、ナミダをぼろぼろこぼしながら、怒っている。
ひまわりちゃんも、うつむいたまま顔を上げようとしない。
「しんのすけ、落ち着け。仕方ないんだ。」
しんちゃんのお父さんが、ビールの入ったコップをにぎりしめたまま呟いている。
「仕方ないって、父ちゃんは…ホントにそれでいいの!!!???」
「良いわけないだろ!!!!!」