09/03/23 18:49:12 O
>>726
「・・・」
嗚呼・・自分に助けを求めてきたのか。
額がとても痛い。が。
「ねえ、刺さってない?痛くないのシンジ君」
「キャアアア!」
のばされたカヲたんの手におびえまた悲鳴を上げるミニラミたん。
シンたまはカヲたんの手を制した。
「?」
「おびえてるじゃないか」
「何で?」
「君、こいつのATフィールドを素手で破ったんだよ」
「えっいつ!!ぜんぜん気付かなかった!!」
「(まったくガサツなんだから・・・)」
これは虐待と同じである。
ミニラミたんのために、カヲたんには再教育が必要だ。
呆れて溜め息をついた時、ウニ玉は正八面体に戻り、ポロッと額から落ちた。
「「あっ!」」
シンたまはとっさに両手の平で受け止める。と、ミニラミたんは横たわって動かない。
「スー、スー」
寝てる。
「ファー・・ン・・」
寝言か?
「・・・」
「・・・」
シンたまとカヲたん、無言で顔を見合わせる。
続く