06/08/24 07:36:02
話して良いか?
俺は大学生でなかなかブサイクなんだが、そんな俺の家は本家なんだ。俺は対人恐怖症で
親戚一同とあいたくもないんだ。でも俺の家って本家だからみんな俺の家に集うんだ。うぜーよな。
去年のお盆の話。うちの一族は、お盆と正月本家に集まって丸一日酒を飲みまくる。
対人恐怖症で童貞な俺は飲み会に参加する事なく自室でゲームをやってたんだ。
仮性包茎がわざわいしたのか、ゲームをしている俺の部屋を誰かがノックするんだ。
ドアがあくと、そこには親戚の姉ちゃんがいるんだ。このねえちゃんがまたブサイクなんだ。
一族の恥さらしと言いたい所なんだが、それは俺なんだ。それで姉ちゃんは何の用件で
俺の部屋にやってきたのか。なんでも、これからガンガン飲んで子供の世話するのが
難しくなりそうだから、俺に子供の世話をまかせるとかいいやがる。まじかよ。
いや、ぶっちゃけ嬉しかった。仮面うつ病で早漏な俺に子供をまかせてくれるんだぜ?
てっきり俺は関わらない方が良い人リストに登録されていると思っていたからね。
子供の世話を渾身の力でやってやろうと思ったんだ。俺が面倒をみると言うと姉ちゃんは
自分の子供をつれてきた。これがまた、親に似なくて可愛い娘さんなんだ。いや、親に
これから似始めるかもしれない。だけどさ、歳が6歳ってこともあってまだ全然可愛い。
俺の部屋でその子と二人きりになる。とりあえず名前を聞こうかと思って、お名前は?と聞くと
「・・・・・・・・」
シカトですよ。ガキは程度の低い大人を野生の勘で察知するらしい。ま、まぁほら、
あるある体験記みたいなもんだよ。最初は仲が悪いんだけど、後々仲良くなる・・・最後には
涙を流してわかれるんだ。きっとそうに違いない。とりあえずこの子と何して遊ぶかを
考え始めた俺。うーん、女ってのが困る。女は何して遊ぶんだろう?そう思っていたら
その子がプレステ2のコントローラーを手にとったんだ。ゲームは起動していて、ソフトは
RPGだった。その子は何もわからないままRPGをやり始める。なんだ、ゲームでいいのか。
俺はその子に戦闘のやり方を教えた。ちょうどレベル上げしてた所なんだ。この子にやってもらおう
遊んでやらなくていいし楽だった。その子は笑いながら戦闘を繰り返していた。
俺はその間何もする事がなかったので、その子の横で寝転がってジャンプを読んでたんだ。
一時間ぐらいしてかな。ゲームにあきたのか、何か別の事をしようと俺に近寄ってくるんだ。
だけど俺は本を読み始めると周りの声が聞こえない。その子を完全に無視して本を読み続ける。
すると、その子が俺の股の上にすわるんだ。俺はあぐらを書いて本を読んでいたのね。