09/11/29 15:12:38
伊藤奈津江さんを始めて写したのはまだ学生で夏休みのアルバイトに日展の公募の彫塑のモデルに応募してから
1週間目と言う時でした。彫塑以外のモデルをした話をしてくれました。
頼まれて彫塑研究所の先生の息子さんと同級生のデッサンのモデルをした話。自分より年下の男子高校生達の
前でポーズするのは恥かしかったそうです。
彫塑研究所の先生と食事に行った時、お店の人に「モデルさんか」と聞かれた。
先生が事務員だと言ってくれたのは嬉しかったそうです。
彫塑研究所の先生の知り合いに頼まれて写真のモデルをやった。信用出来る写真屋に出すから大丈夫だと
言われたと言う話。
二科会のモデルを頼まれた。初心者が多いのは嫌だと断ったが,初心者はいないからと言われて引き受けた。
ところが行って見ると初心者ばかりと言う有様だった。その上ポーズしているところを写真に撮られた。
抗議したが会報に出す写真だと取り合ってくれなかった。悲しくなってモデル台の上で泣き出してしまい、中途で
帰ってきたという話。
卒業まで彫塑のお仕事が中心でしたが就職してからは裸のモデルをしていたことが家にばれたこともあって
彫塑のモデルも止めたそうです。
年寄りの話もご参考になればと思って記しました