08/11/01 01:43:18 4tvHohMX
折からの出版不況が、グラビア業界を直撃している。写真集の売り上げは見込めず、
雑誌もギャラの出る「撮りおろし」は『週刊プレイボーイ』や少年コミック誌などの一部週刊誌を除いて、皆無といえる状況だ。
それでも毎年新たなグラビアアイドルがデビューし、激しい生存競争を繰り広げている。
「今、雑誌のグラビアページについては、ほとんどの誌面で、写真集に掲載されなかった余り画像を掲載しています。
その場合、写真集やDVDの宣伝扱い、いわゆるパブ記事になりますから、画像の使用料は無料。
それでもプロダクションにとっては、グラドルの顔が売れるわけですから、多大な宣伝経費を使ってタレントデビューを目論むよりは安上がりなんですよ」(某週刊誌編集者)
事実、プロダクションが利益を考え始めるのは、グラドルが認知度を得てテレビに進出した後だという。
かつてテレビタレントの育成といえば歌やダンスのレッスンが定番だったが、グラビア出身タレントを育てる場合
そうしたレッスンにかかる費用も必要ないことから、各プロダクションがこぞってグラドルに力を入れ始めているのだという。
ただし、雑誌掲載という少ないパイを巡ってはプロダクションの力関係が如実に現れ、
大手プロほど媒体に影響力を持つことになる。おのずと弱小プロは際どい路線に流れることになるが......。