08/11/19 00:18:12 tTgHkMb6O
>>504 いや、その話はガチだし有名。
宇喜多秀家の母は美人で有名で、秀吉の愛人になって宇喜多家を存続させた。
また夫の宇喜多直家（秀家の父）も、死の間際、そうするコトを秀吉に直接頼んだという伝承もある。
↑上記はあくまで伝承で証拠は無いのだが、宇喜多秀家に対する秀吉の異常な好待遇は、それ以外に説明が付かない。
また資料は少ないが、父・宇喜多直家自身が元々は女性絡みの骨肉の争いを利用して、戦国大名に成り上がってきた人物だったらしい。
因みに息子・宇喜多秀家は事実上秀吉の養子の扱いを受けていた。
俺の知る限り、秀吉が養子にしたのは姉の子（つまり甥）を三人と、信長の子（初めての養子）、家康の次男の五人いるが、
いずれも政略的な意味が強く、当主が死んだ没落大名の子を養子にするのは異例。
しかも前田利家の娘と結婚させているし、最終的には徳川家康・前田利家と並ぶ『五大老』の一人に抜擢している。
実際、関ヶ原の戦いで西軍で最も善戦したのは宇喜多家だった。
しかし、もう一人の養子であり秀吉の甥である小早川秀秋の裏切りによって、西軍は敗北するのは何とも皮肉な話である。
この裏切りの時、宇喜多秀家は『金吾（小早川秀秋）を一騎打ちで討ち取って俺も死ぬ』と怒り狂ったという。