平沢 唯 × 田井中 律at LESBIAN
平沢 唯 × 田井中 律 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@秘密の花園
10/05/14 18:55:43 ocOn4g6j
おつ

本編中での供給にはほんと事欠かないね

3:名無しさん@秘密の花園
10/05/14 19:15:51 fJG530HY
おーつ!
ボタン縫いしてあげたりっちゃんに唯ちゃんの嫁さんになるに相応しい素質を感じた

4:名無しさん@秘密の花園
10/05/14 19:22:27 qhOM9EeR
唯「りっちゃあん・・・怖かったよう・・・」
律「大丈夫。私は埋め立てには慣れっこだからな。唯、怪我とかないか?」
唯「うん、大丈夫・・・りっちゃん怖くなかったの?」
律「あたりまえだろー!私を誰だと思ってるんだ!」
唯「でも・・・手震えてるよ」
律「・・・・ご、ごめん・・・ちょっと怖かった・・・」
唯「りっちゃんのかっこつけ・・・そんなのりっちゃんのキャラじゃないもん」ぎゅー
律「うん・・・そうかなあ」ぎゅー

不謹慎でスマソ
>>1おつ!

5:名無しさん@秘密の花園
10/05/14 19:26:58 sG5zIfW2
このコンビ、シリアスっぽさが全然ないよなw
最初から最後までおふざけっていうか、そこが好きなんだけど…
喧嘩とか絶対しなさそうだもんなぁ

6:名無しさん@秘密の花園
10/05/14 19:29:04 qHIFt6nD
むしろめちゃくちゃにけんかして、律が唯とはなれてる時間に
唯への気持ちを認識する……みたいなのがあってもいい

7:名無しさん@秘密の花園
10/05/14 19:34:42 vtEgd/fl
>>1
乙。
死ぬ時は一緒だよ…!

8:名無しさん@秘密の花園
10/05/14 19:51:37 QxETqpI8
乙!
どのスレも律は名前が後ろ側なんだなw
もっとやれ

9:名無しさん@秘密の花園
10/05/14 19:54:09 ocOn4g6j
>>4
>私は埋め立てには慣れっこだからな。
小ネタ仕込みやがってwww

10:名無しさん@秘密の花園
10/05/14 22:14:27 4L25so8w
>>1
唯律が一番かわいーな
3話だけで唯が25回近くりっちゃんって言っててにやにやした

11:名無しさん@秘密の花園
10/05/15 05:47:14 6ipxt+0w
                               ::::::......          _____
                                   :::::.....    /´ -‐===‐- 、
                                      「「`Y///           ヽ
               -‐…‐ .                       | |‐ム、{_________}}
.         /    ____ `                      _云(◎ニ二三三三三三三|
        /:    i ´-―‐-`ヽ :./二、           .....:::: ー―rー匕〔 : : : i: : : : : : : :`ヽ
       ,::::.,| |厂```´⌒ヽ : っ )     .....::::        |从l j}`| i: : :|ハ: :/: : : :i: :i
       /:::/ 」  |        |i iヽう }  ..::::            |i:r'  |ノ: : :|_ノ:/: : : : :|: :}  好きです!付き合ってください!
.      厶/ /il i |` ー  ー'^八| `つ                  |i∧{_)|: :/∧.:/: : : : : ;_ノ
       厶代l l |=ミ  '=ミ/,イ:| /                 人:/ ー|:/∧j厶イノイ\
          リ<.l l |     从r‐っ                     ´ /7_ノ.:.:.:.:.:.:.:.:ハ
       .:./  `ヽ ト⊆つイ://{  )                     〈,∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
    . ...:::/ニ=-   |_∧〉L`Y´/⌒ヽ                        i|:.:.〉.:.:i.:.:.:.:.:.:ー-ヘ
  ...:..:.:::′ニ=-‐    ト、}}|}/     }                     {|:/.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ヽ
  . :..:.:.::i二ニニ=-‐   \」ノ'⌒  /'′                        Y.:.:.:.:.ー--.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
 . :.:. :.:::|二二ニ=-‐     }ヽ   /                        |.:.:.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
. ...:. ..:.::::|三二ニ=‐-         /                         、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
         わはー

12:名無しさん@秘密の花園
10/05/15 05:55:49 te7VM7EV
>>1
乙!!!

>>4
やだ…萌えちゃう…

>>10
そんなに言ってたのか…
1期も合わせたら軽く100回以上りっちゃんって言ってるなコリャ

13:名無しさん@秘密の花園
10/05/15 05:55:56 zb+I26ao
唯が攻めってのもいいが、律がかっこよくて唯がかわいい律唯がすきなんだ
このスレ的にはどうなんだろ?

14:名無しさん@秘密の花園
10/05/15 05:58:17 PR19cXTv
別にどっちでもいいだろ
けいおんは受け攻め柔軟な組み合わせが可能なしっかりした関係を描いてる
そこが魅力だ

15:名無しさん@秘密の花園
10/05/15 07:52:56 B9ddL9pM
三話の「駄目だよりっちゃん、一人で悩んじゃやだ!」ってとこ可愛い。
唯は一期11話で、律の様子がおかしかった時、力になれなかった事気にしてるんじゃないかな。

16:名無しさん@秘密の花園
10/05/15 08:09:32 H0ydFphf
11話で澪と手をつないで眠る律をみたときの表情が色々物語るよね
自分が力になれなかったこと、澪が律の支えだっていうことを少し切なく思いながらも、
あの寝顔を見たことでの安心感が上回ったんだろう

17:名無しさん@秘密の花園
10/05/15 19:32:51 ZIJMST2w
唯のボタンを縫ってあげるりっちゃんマジ唯の嫁
夫婦ごっこをする唯とムギに珍しくのらなかったのが嫉妬にしか見えなかったのだけど

18:名無しさん@秘密の花園
10/05/16 04:45:55 mAQuvI+W
唯律は第一印象はお互い悪かっただろうけど、すごく仲良しになれたね。
小動物がじゃれあってるみたいで本当可愛い。

19:名無しさん@秘密の花園
10/05/16 13:54:41 fZam9uho
唯は複数人でいるときもなにかあるとだいたいりっちゃんのこと呼ぶんだよなぁ。りっちゃんはまちまちだけど
りっちゃんがなにかでいないときに無意識でりっちゃんの名前を呼んじゃって色々自覚する唯がみたい

20:名無しさん@秘密の花園
10/05/16 14:03:20 UxsTy1qe
金閣寺にみんなで走っていく時も「りっちゃーん見て見てー!」だったよな
ボタン付けてもらったらもったいなくて着れないとか言うし
どんだけりっちゃん好きなのかと!

21:名無しさん@秘密の花園
10/05/16 14:47:23 BWjjJe2G
唯「りっちゃん!」
唯「りっちゃん!」
唯「りっちゃん!」
唯「りっちゃん!」
唯「りっちゃん!」
唯「りっちゃん!」
唯「りっちゃん!」

↑全部違う口調で再生できたら合格

22:名無しさん@秘密の花園
10/05/16 15:07:32 g7eT56a/
ふたりでじゃれてる姿も可愛いし
律が唯のお姉ちゃんぽい感じで接する時も可愛い

23:名無しさん@秘密の花園
10/05/16 15:18:34 x5TDCmVc
第一印象悪くても二人とも人間としては良い方だから
残ってるのはプラス評価だけになるんだよね。だからむしろ第一印象は悪いほうが良い

24:名無しさん@秘密の花園
10/05/16 15:25:06 qnkOOvw2
こんなところにあったのか。
この二人は遊び道具何もなくても遊びをクリエイトするのがいいな。
律にとって唯は澪とは別のベクトルでベストパートナーだろうな。

25:名無しさん@秘密の花園
10/05/16 16:40:36 UxsTy1qe
だな

とりあえずこっちにも誰か立てたみたいだ
【けいおん!】律×唯スレ
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

26:名無しさん@秘密の花園
10/05/16 19:01:56 ZMEePXRo
こっちは18禁の板だし、キャラ個別は荒れてるしそっちがメインになるのかな

27:名無しさん@秘密の花園
10/05/16 19:09:25 D6nooUUV
同時進行でいいんでないの。こっち規制云々で書けない人もいるだろうし、基本的にしたらばはいいとこだから

28:名無しさん@秘密の花園
10/05/18 09:32:29 M4fGQIJ9
今日の放送でも二人のキャッキャッウフフが見れますように

29:名無しさん@秘密の花園
10/05/18 23:16:25 V7RkR9Gt
唯と律がキャッキャウフフしない回なんてほとんどないだろ…
りっちゃんももっと唯唯言ってほしいなぁ。唯はいつでもりっちゃんりっちゃん言ってるのに

30:名無しさん@秘密の花園
10/05/19 20:33:40 WmPMwR7C
りっちゃんの肩に顔のっけてる唯ちゃんかわいい

31:名無しさん@秘密の花園
10/05/19 20:41:55 gMJCnVGw
URLリンク(www.dotup.org)
呆れ顔とどや顔可愛いなw

32:名無しさん@秘密の花園
10/05/19 21:57:03 J88Sd/aa
肩に顔のっけるとかどんだけ両思いなの

律唯からはちょっとずれるけど
澪が詩読んだあとの律唯ムギのコンビネーションが絶妙だった

33:名無しさん@秘密の花園
10/05/19 22:00:19 yFF2b/AL
>>32
パッて目配せして出て行く息の合いっぷりがすごかったなw

34:名無しさん@秘密の花園
10/05/19 22:04:59 wimNAPZe
>>32
ムギが軽々と澪を運ぶのが可愛かったw

35:名無しさん@秘密の花園
10/05/19 23:47:23 s8cdH3p5
間接キス多いよね。OPのアイスとか和ちゃんの卵焼きとかね

唯(りっちゃんのアイス!はあはあ…)
唯(私の唾液まみれの卵焼きを食べて!)

36:名無しさん@秘密の花園
10/05/20 00:28:27 DgP6XEVS
唾液まみれって…舐めまわしたんじゃないんだからww
二人でご飯食べいったらお互いの料理を食べ比べてキャッキャ言うんだろうなぁ

37:名無しさん@秘密の花園
10/05/20 00:44:13 Jb7rjQYn
常日頃からちゅっちゅちゅっちゅしてれば間接キスなどどうということはない

38:名無しさん@秘密の花園
10/05/20 00:56:09 rPhJRBa5
唯「体液交換?」
律「よゆーですよこの通りー!」
唯「じゃあ今からしようかりっちゃん!」
律「おう!って、え?!んっ…」
唯「むちゅちゅ~」

39:名無しさん@秘密の花園
10/05/20 01:15:54 DgP6XEVS
唯律は付き合ったらキスばっかしてそうなイメージはあるな
基本は唯からで、喧嘩したりした後はりっちゃんからだという妄想

40:名無しさん@秘密の花園
10/05/20 01:20:28 tsBRHikg
唯「りっちゃ~ん!」
律「ん?ああ、はいは~い」
唯律「ちゅ~♪」

紬「ハァハァ…」

41:名無しさん@秘密の花園
10/05/20 03:49:28 BbUmIO+w
おや唯律スレが立ってる
したらばは規制食らってるから俺はここに住む!

唯のりっちゃん呼びが好きすぎてたまらないです
修学旅行回はやばすぎた

42:名無しさん@秘密の花園
10/05/20 14:28:50 3Gtx7BCj
澪「おまえたち本当に仲いいな(嫉妬)」
澪「私はどうしたらいいんだ……(当惑)」

43:名無しさん@秘密の花園
10/05/20 21:14:58 yQf7EI+Z
唯がりっちゃんりっちゃん呼ぶのは可愛いな
けど個人的にはりっちゃんの「ゆいー、先に着替えしろよ~」がすごくよかった
ほんと修学旅行はほとんど唯律の組み合わせでよかったなぁ

44:名無しさん@秘密の花園
10/05/20 23:02:37 52qDOSwu
りっちゃんの時折見せるお姉さん的な態度いいよね
唯のことは手のかかるかわいい妹みたな感じに思っているが一方唯は…
なんて唯の片思いな妄想で今夜は寝る前にニヤニヤしよう

45:名無しさん@秘密の花園
10/05/20 23:03:35 YcyVTPGZ
そのあとの「こいつぅ」「やるかー」も可愛くて好きだ
唯の声がなんかめちゃくちゃ嬉しそうなのが良い

46:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 00:02:41 ArfCFN+K
「唯ー、ちゅーしようぜ」

澪もムギも掃除当番だっていうから、唯と二人で部室に向かっていた。
ふと昼休みのときのことを思い出して、いってみた。

軽音部のことでさわちゃんに呼び出されたのが、正に「いただきまーす」っていうやいなや、購買で買ったパンにかぶりつこうとしていたとき。昼時に放送で呼び出すなよ、全く。

「律、いくのか」
「あー、しょうがねーじゃん。いかないと後でぐちぐちいわれるだろうし」

澪を筆頭に、みんなからご愁傷様です、って目で見られた。

「りっちゃん、食べるのまってるから、早く戻って来てね」
「お、やさしーじゃん唯~このこの」

唯に軽くチョークをきめると、くすぐったそうに身をよじった。
唯とは高校で知り合ったけれど、ずっと前から一緒にいたみたいに気があって、飽きない。
なんか、今までにいないタイプなんだよな、ほっとけないっていうかかわいいというか、あほというか。
ともかく、唯は、いいやつなんだ。

さわちゃんの魔の手から何とか抜け出して、教室に戻ろうと思ったとき、どこかから息づかいがした。
なんだ?って音のする方を見ると、階段の踊り場の影で、二人の生徒がいた。知らない顔だったから、別のクラスか、下級生かな。普段私が、唯にチョークをきめるときぐらいに、顔が、体の距離が近い。というか、密着してる!?
その瞬間、二人の唇が、くっついて離れた。と思ったら、またくっついて、離れて。
それを数回繰り返すと、お互いに目を合わせて、くすくす笑っていた。
唖然とした。体が固まって、動けなかった。何か、見てはいけないものを見たような気がした。数秒たって、そういえば唯を待たせてるんだった、って思い出して、ダッシュで教室に向かった。


47:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 00:04:24 ArfCFN+K
唯は言葉どおり、食べずに待っていてくれた。遅いよーりっちゃん、ってすねてはいたが。
澪たちは待ちきれずに食べ終わったらしい。まあ、だいぶ時間がかかったからな。
そこで、さっきのことを思い出してしまった。あれは、何だ。いや、分かるけど。ムギがその場にいたら、発狂してたな、きっと。
キスって、なんかもっと神聖なものだと思っていたから。あんな風に、微笑みあってしちゃうものなんだ。それも、女同士で。
ふと、憂ちゃんお手製の弁当をほおばる唯が目に入った。そうだ、普段唯とじゃれているのと変わらない感じだった。じゃああれは、ちょっと過剰なスキンシップだったのか?
悶々としている私を、唯は何回か「大丈夫?」と聞いてきたが、「なんでもないよ」といっておいた。

隣で鼻歌を歌う唯と一緒に、部活へと向かった。昼休みのことは、すでに忘れていたのに。
階段を上ったとき、さっきの光景がフラッシュバックした。
確か、この踊り場だった。
自分でも、何でそんな言葉が出たのか分からない。でも、気づいたら口に出していた。
「唯―ちゅーしようぜー」


48:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 00:08:09 ArfCFN+K
初SS投稿です。
律唯への思い溢れて書きなぐってみました。
続きは考えているんですけど、こんな文章で大丈夫かな?と思ったのでいったんのせました。
もしもっと見たいという奇特な方がいらっしゃるなら、続きも書いてのせたいです。

49:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 00:16:23 YNHeMfvw
続けて

50:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 00:28:35 11QNiSa5
始まる前に終わるってのも好きだが
続きがあるなら・・・君はその続きを書かなければならないのだ!!

51:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 01:00:39 ArfCFN+K
ありがとうございます!では続きをゆっくりですが書いていきます。

「へっ…?」

唯が鼻歌をやめて、私の方を見て固まった。あ、あれ?外した?

「り、りっちゃん、ちゅーって……」
「え、あ、いやだから、ちゅーだよ、ちゅー。スキンシップ!」
「す、すきん…?」

唯は、困惑しきった表情で私を見ていた。え、唯ならのってくれると思ったのに。ひょっとして、私が見たような、あんなキスを知らないのかな。スキンシップだって。友達同士の。すると、唯の頬が、うっすらと桜色に染まった。不覚にも、可愛いって思った。


52:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 01:01:38 ArfCFN+K
「…あー、唯は知らないのかな?ちゅーを」
「し、知ってるもん!ちゅ、ちゅーくらい」

今度は真っ赤になった。ああもう、こいつってば飽きないな。じっとみていると、唯はうつむいて、うー、うー、とうなった。
こんなに困っている唯を、初めて見た。こんなに真っ赤な唯を、初めて見た。なんだか困らせているのがかわいそうになってきて、安心させるように、唯の肩にぽんと手を置いた。唯が、真っ赤なまま見上げた。

「ごめんな、唯はスキンシップ苦手かー、わるい、わるい」
「え、え」
「よっし、いいや、まあ部室行こうぜ、早いとこ」

なんか、私も照れくさくなって。前に向こうとしたら、唯の肩に置いていた手に、温かい何かが重なった。驚いて振り向くと、唯がうつむいたまま、私の手の上に自分の手を添えていた。



53:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 01:02:34 ArfCFN+K
「ゆ、唯ー?」
「……よ」

唯らしくもなくぼそっと何かいったけど、聞こえなかった。

「え、何?」
「……ちゅー、しようよ」

一瞬、時間が止まった気がした。

「え、いいの?」

聞くと、唯はこくりと頷いた。


54:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 01:21:32 ArfCFN+K
とくん、と私の中で何かが跳ねたが…いや、気のせいだ。それよりも、ちゅー、だ。
よ、よし。まず、今唯とつながってるこの手は唯の肩に置いたまんまでいいよな。
そのまま、顔を近づけて、ちゅっちゅって何回かするんだよな。
ゆっくり近づけると、唯が見上げた。きれいな、大きい目。
引き寄せられるように、唇を触れ合わせた。
離す。唯が、息をついだ。くっついて、また離す。くっついて、離して…
ちゅっ、ちゅっ、という音だけが、聞こえていた。

思っていたよりも気持ちよくて。あの昼休みの二人が、何度も唇を重ねていたわけがよく分かった。
唯が私の手をぎゅっと握るのを感じて、ああ、そろそろ頃合かな、と思ってようやく唇を離した。
うん、それで、なんか笑いあうんだよな。よし。
唯は、息を整えていた。

「唯―、大丈夫か?」
「う、うん…」
「ふふふ、けっこうちゅーしたな?」

唯に笑いかけたけど、唯はあまり反応しなかった。
あれ。お互い、笑いあえるはずなのに。くすくすって、微笑みあえるはずなのに。
戸惑っていると、唯が、りっちゃん、って声をかけてきた。

「どうして、ちゅー、しようとおもったの?」
「え、いや…なんか、仲いい女友達は、そうするもんだって。す、スキンシップだよ。
ちゅーしたら、なんかもっと仲良くなれるみたいな、さ…じゃ、じゃれあい?みたいな?」

ああ、もう自分でも何いってんのかよくわかんない。

「だからー、唯ならのってくれるかなー、って思ってさ」
「ふーん」


55:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 01:22:24 ArfCFN+K
唯は、もう真っ赤じゃなかった。いや、気のせいかもしれないけど、なんか、そっけない?
いや、気のせいだよな?
唯は、私に向かって、ふふふ、といつもの調子で笑った。

「そっかあ。でも、りっちゃんと私、たくさんスキンシップしてるじゃん」
「え、まあそうだけど」
「そうだよー、今さらだよー。ちゅーは、だいすきな人とじゃないと」

もう、のらないからね?唯がいたずらっぽくいうのを見て、私はなぜだか、心にしこりが残った。何だろう。これは。
だいすきな人とじゃないと。
唯の、だいすきな人は、私じゃない。
あれ。なんか、痛い。
唯、じゃあ私は、だれとちゅーをしろっていうんだよ。
唯は、すでに階段を駆け上がっていた。あわてて、後を追った。

部室に入ると、梓がすでにいた。
「あずにゃーん!」
恒例行事。さっそく唯が梓に抱きついた。
やれやれ。唯は、やっぱりいつもどおりだな。
梓は、やめてくださいよ唯先輩、なんていいながら、振りほどこうとはしない。
唯は、それに気をよくしたのか、今度は頬ずりまで始めた。
白い唯の頬。
さっき、桜色に染まった唯の頬を、思い出した。
なかなか私とキスしようとしなかったくせに。
梓には、その可愛い頬を近づけて、密着させている。
昼休みのことが、またフラッシュバックした。密着した二人。
まだ頬ずりを続けている唯に、いつもはいわないくせに、そろそろやめろよ、って口を開こうとしたその瞬間。
唯が、梓に微笑みながら言った。

「あずにゃーん。ちゅーしよーよ」


56:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 01:29:21 ArfCFN+K
す、すいません!眠くなってきたのと、まだ書き終えていないのとで、
いったん寝ます…。せっかく続きを待ってくれている奇特な方達がいら
っしゃるのに、本当に申し訳ないです。
お昼ごろに再開したいと思います。
ちゃんと結末は考えてありますので、ご安心を。

57:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 02:47:16 tkR0AkzZ
こんなとこで一旦中止とか狙ってるとしか思えん
お前のせいで寝られなくなったわ


続き待ってる。ずっと待ってる

58:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 07:44:20 0l5Vp5G0
ちょ…なんという生殺しw
だが続きをいつまでも待つ!!

59:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 08:27:07 Fi1e7g3t
ゆ、ゆいいいいジゴロめ!
生殺しだな。りっちゃんかわいいぞ!

続きまってる>>56

60:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 13:49:38 D7jnAVLG
>>56
もう昼だけどまだなの?はやくしてよね、待ってるから

61:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 13:57:33 GeyND52I
待ってくださっていた方々、ありがとうございます!
再開しますね!
ただ、書いて出し、時間をおいて書いて出し、という非常にいらいらして
しまうような形式での投稿になってしまうので、辛抱強く完結までお待ちください。
投下中だからといって、途中の書き込みやSSなど遠慮なくしていただいて構いません!
ではっ。

62:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 13:58:53 GeyND52I
「「へっ?」」

梓と声が重なった。
梓は唯に抱きしめられながら振り返り、私はただ呆然と唯の顔を見た。
唯はそれでもにこにことして、梓に頬をすり寄せている。

「にゃ!?何いってるんですか、唯先輩!」

フリーズ状態だった梓が、はじかれたように叫んだ。すると、梓の顔が少し赤らんだ。
思ったよりも、唯の顔が近くにあったことに驚いたらしい。
本当に近い。さっきの、私と唯のように。

「さあさあ、あずにゃん、観念するんだ!」
「にゃーっ!!!」

唇を突き出して迫りくる唯に、パニック状態の梓。
いつもなら、笑ってみている。いつもなら。
だけど、見ていられなかった。

「…唯、梓、とにかく席座れって」

叱ることもできなかった、私の弱弱しい言葉。
それでも二人の耳には届いたみたいで、はあい、と唯は今の騒動が嘘のように自分の席についた。梓は、しばらく落ち着かなかったが、背中を押して促してやると、大人しく座った。唯と梓。二人に挟まれたところにある席に、私も座った。
唯はまたのんきに鼻歌を歌いだし、梓は頭を抱え込んで机に突っ伏していた。
ここで空気を変えるのが部長だけど、今の私に、そんな気力はなかった。


63:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 13:59:53 GeyND52I
だいすきな人とじゃないと。
唯の言葉が思い出される。唯にちゅーしよーぜっていったのは私。
唯がちゅーしよーよっていったのは梓。
いや、いいことじゃん。唯も梓も、ほら、軽音部の妹みたいなもんだし。
そのコンビが仲良くするのは、部長としても嬉しいし。
だったら-止めなければよかっただろ。私の中の私が、皮肉に笑う。
どうして、見ていられなかったんだろう。

「あずにゃん、油断禁物だよ~」
「ふぎっ!?」

はっと唯を見ると、わきわきと手を動かして、今にも梓に襲いかからんとしていた。

「ひっ、り、律先輩!」
「えっ、私かよ!?」

二人のじゃれあいを視界からシャットアウトしようとしていたけれど、あまりにも梓が不憫な目で見てきたから、しょうがなく唯の前に立ち、唯の肩に手を置いた。

「…唯、そのへんにしとけ」
「ぶー。やだよー、ちゅーしちゃうもーん」

梓が小さく悲鳴を上げる。何だよ、今日は何でそんなこだわるんだ。ちゅーに。
さっきの、せいか?
そういえば、唯の肩に手を置いて、そしたら唯が重ねてきて、それで、ちゅーを…。
今も、唯の肩に手を置いていることに気づいて、あわてて離そうとした。
でも、離れなかった。というか離さなかった。
離したら、梓のところにいってしまうんだから。

「もう!何なんですか唯先輩!いつもいつも!」
「いやー。あずにゃんと触れ合いたいんだもん」
「そ、それにしても今日は、そ、その、ちゅー…だなんて」

梓がまた頬を染めながら、うつむいた。唯はそれを見て、かわいいね、と呟き、そしていった。

「スキンシップだよう、あずにゃん」

あれ、この会話、どっかで。

「は、はあ!?何いって…」
「だからー、ちゅーもスキンシップなんだよ?じゃれあいっていうか」
「そ、そんなわけないじゃないですか!抱きつかれるならまだしもっ!というか、スキンって言っている時点で、間違ってますっ!唇は肌じゃないんですよ!?」

唯の言葉は、誰かを忠実になぞっている。

「ちゅーはスキンシップなんだよね、りっちゃん」

……私を。



64:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 14:46:04 GeyND52I
唯の目を見られなかった。唯の、きれいな頬だけみていた。
唯に聞かれたんだ、何か答えないと。
でも、なんていう?そうだよ、って?だからお前らちゅーすりゃいーじゃんっ、て?
違うっていうか?そしたら。
じゃあ、さっきのちゅーは、なあに?
答えられるわけがなかった。
のどが固まってしまったみたいに、声が出ない。適当に相槌を打つだけの息もない。
唯は、特に返事は求めていなかったようで、するりと私をすりぬけた。

「ね、スキンシップだって。あずにゃん」
「うう…」

再び唯に抱きつかれた梓。居心地悪そうに見えるが、その目は唯の唇を捉えていた。
ちらちら、って何回も。
意識、してるんだな。
でも、私も唯の唇から目が離せなかった。
気持ちよくって、なんか、夢中になった、それ。
それを、梓にも味わわせるの?

「ゆ、ゆいせんぱい…」

困惑しながらも、どこか期待に満ちた目をした後輩に。
いってやろうか。
さっきの、皮肉な私が芽を出す。
なあ梓、私、何度も唯とちゅーしたぜ。お前が今、欲しがっているそれに、私のそれを、何度も何度も。抱きつかれるより、頬ずりされるより、何百倍も気持ちよかった。
絶対、あげない。


65:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 14:46:50 GeyND52I
「ねえ~ん。だめぇ?あずにゃんともっと仲良くしたいよう」

梓は、うー、うー、とうなった。まるで、踊り場での、唯のように。
あまりのデジャブに、頭がくらくらする。
さっきのことを忠実に、なぞっていく。私の、目の前で。
やめろ―。

「ほ、ほっぺになら……」

忠実にはいかなかったらしい。このチキンめ。
でも、助かった。ふうっと、自然に安堵の息が漏れた。
いや、それでも。頬でも、あの唇を許すなんて、そんなの、嫌だ。

「こ、こら、二人とも席つけよ。」
「うおっ!あずにゃん、その気になってくれたんだね!」
「ほっぺですよ!?間違いなくほっぺだけですよ!?」

唯と梓は、私を離れて、体を密着させたまま、ゆっくりと顔を近づかせた。
唯、どうして?
確かにお前と梓が仲いいって知ってる。スキンシップ多いのも知ってる。
だけど―。
『す、スキンシップだよ。ちゅーしたら、なんかもっと仲良くなれるみたいな、さ…
じゃ、じゃれあい?みたいな?』
スキンシップ、だよな。踊り場でのことは、スキンシップだ。
でも、でも、それを、梓、いや私以外のやつらと、してほしくないんだよ。
なんだ。これ。もう少しで分かりそう、この気持ちが。もう少しで。

ちゅっ。

「遅れてごめん!」
「ごめんね、すぐお茶にするわね」
「「え?」」

梓の頬の上で、リップ音が鳴ったのと、澪とムギが来たのが、同時だった。
澪とムギは、唯と梓に目を向けると、すぐに固まった。
ほっぺにちゅーを終えた唯は、梓と目を合わせて、微笑んだ。
梓も、「もう、唯先輩は…」なんていってたけど、唯をみて、くすっと笑った。
今日、最悪のデジャブ。
昼休みの二人と、今目の前にいる二人が、重なって見えた。


66:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 15:26:54 GeyND52I
その次の日から、唯は、私に一切スキンシップをしてこなくなった。
別に、喧嘩したわけじゃない。教室でも部室でもバカ話をするし、二人きりで行動することだってあるし。
澪達は、最初は私と唯の仲を心配したが、特に何の問題もないことが分かると、二人も大人になったんだろう、って勝手に解釈していた。違うっての。
唯は、私の肩にあごを乗せたり、肩を組んだり、抱き合ったりしなくなった代わりに―

「あずにゃーんっ!!」

代わりに、梓へのスキンシップがこれまで以上に多くなった。
梓も最初は、「最近何なんですか!?しつこいですよっ!」とかいってたくせに、最近は、もう、と照れ笑いを返すだけで、まるっきり抵抗しない。
それを見てますます唯は調子に乗るし。ムギはトリップしてるし。澪も、なんだかな、っていいながら微笑ましく見ている。
私も、澪の真似をして、やり過ごしている。でなかったら、私の席をまたいだ唯と梓のじゃれあいを、直視できなくなってしまいそうだったから。
私と唯とのスキンシップが減っても、軽音部は平和だった。
最初から、こうだったかのように。これが、自然であるかのように。


67:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 15:49:27 GeyND52I
私と唯は教室の掃除で、部室に遅く行くことになっていた。
待ってるぞ、お茶の用意しておくわね、という澪やムギを見送り、掃除を始めた。
すぐに終わるかと思っていたら、思っていたよりも時間がかかって、いつのまにか窓の向こうには夕暮れが見えていた。

「なんか、部活めんどくさいなー」
「だめだよりっちゃん、皆待ってるんだから」

唯と部室への道を歩きながらぼやくと、何とも真面目な言葉が返ってきた。
何だ~?優等生ぶっちゃって!そうからかおうと思ったが、やめた。
どうせ、唯はスキンシップを返してくれないんだろうし。それに、だってあずにゃんが待ってるんだもん、とかいわれたら、すぐにでも帰りたくなると思ったからだ。
のんびり歩いていくと、階段に差し掛かった。踊り場。ドキリとした。
あの日以来、唯と二人きりでここにきたのは、初めてかもしれない。
隣の唯を見ると、唯も、顔をこわばらせながら、踊り場を見ていた。
『もう少しで分かりそう、この気持ちが。もう少しで』
あのときから止まったままの気持ちが、動き出そうとしていた。

「りっちゃん、早くいこう」
「え、あ、ああ…」

沈黙を破ったのは唯。少しずつ動き出そうとしている私の気持ちを置き去りにするかのように、一段飛ばしで駆け上がっていく。
私も急いで追いかける。唯は、振り切るように上がっていく。
何とか追いついて、唯のすぐ後ろに立った。
私も、唯も、踊り場に立っていた。

「唯」

背中を向けたままの唯の肩が、びくっと揺れる。
大丈夫。恐がらせたいわけじゃない。ただ、気持ちをはっきりさせたいんだ。

「あの日のこと……覚えてる?」


68:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 15:55:50 IYRPPq5q
支援
わっふるわっふる

69:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 16:24:21 GeyND52I
唯は、しばらく動かなかった。でも、こくん、と確かに頷いた。
嬉しかった。前は、唯に抱きつかれてばっかりだったけど、今は、唯を抱きしめたくなった。

「なんかさー、なんていうか、その、私ら変だよな、なんか。あのときから」

色々考えたけれど、やっぱり、あれが原因だと思った。唯が私に触れてこない理由。
梓のこともあるけれど、いってみれば、それだって、この踊り場でのことが発端になっているような気がする。
唯は、本当は、ちゅーなんてしたくなかったんだ。
ただ、私がスキンシップスキンシップ、ってうるさいから、優しい唯は、それに付き合ってくれていたんだ。

「唯。私、あのときのこと、謝る。ごめん」

頭を下げると、唯が勢いよく振り向いた。顔を上げると、唯は大きい目を更に大きくして、一心に私を見ていた。唯の口が、何か動いたけれど、声は出ていなかった。

「そりゃ、いくらスキンシップったって、ちゅーはないよな。なんで気づかなかったんだろ。ごめん、私に、気をつかったんだよな」

唯は何も言わない。だけど、私を熱心に見続けている。

「もう、ちゅーはしないよ」

私は、笑みを作った。もう、いい。唯の肩がきゃしゃなことや、桜色の頬が可愛らしいことや、何回でも重ねたいくらいに気持ちいい唯のふんわりした唇や、もろもろに。
恋焦がれるのは、もうしない。
唯がスキンシップをしてこなくなって、気づいたんだ。私にとって、唯とのスキンシップは、唯は、とてつもなく大きかったんだって。唯と梓のやりとりをやりすごしていても、少しずつ、傷ついていたんだって。

「でもほら他のスキンシップは、前みたく、してくれよ。いや、私も、したい」

ちょっと芽生えていた気持ち。でも、唯と触れ合うためにそれを犠牲にしなければならないのだとしたら。私は、涙を飲んで、捨てる。
唯、お前は、私にとって、何よりも、大切だから。

「………無理だよ」

唯の、似合わないか細い声が、私を貫いた。
唯は、うつむいた。あの日のように。

「…な、なんでだよ?スキンシップだって。そうすれば、ほ、ほら、梓とも触れ合わずに、ってごめん」
「……スキンシップじゃないんだよ」

唯は私の言葉に意も介さないように、ぽつりぽつりと続ける。

「スキンシップじゃないよ。りっちゃんにとってはスキンシップでも、私にとってはもう、スキンシップじゃない」
「……唯」

そんなに、ちゅーが、唯を傷つけたのか。
でも、私は、唯と、前のように、触れ合いたい。一緒に笑いあいたい。それも、無理なのか?


70:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 16:56:08 B6qFmXaj
つ、続きはまだか?!?!

71:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 17:04:37 GeyND52I
「りっちゃんにとっては、スキンシップでしかないんだよ。でも、私は」

唯は、顔を上げた。桜色の頬と、ほんの少し、涙を溜めた目が、愛らしかった。

「…スキンシップじゃない。りっちゃんと、触れ合うだけで、どきどきしちゃう。きっと、普通でなんていられないよ、だから」

え、ちょっと、待て。今、なんていった?

「だめだよ、りっちゃん。ちゅーは、だいすきな人とじゃないと。私は、りっちゃんのだいすきな人になれない」

『だいすきな人とじゃないと』
あれは、私に向けての言葉だったのか?

「だから、今までのノリとかで、りっちゃんと接することなんてできない」

唯は、言い切った、と言わんばかりに盛大に息を吐いた。
でも、また、思い出したように、ぽつり、と呟いた。

「私こそごめんね、りっちゃん。もう、スキンシップできなくなっちゃった。でも、あずにゃんに対してだったら、私、普通でいられ」
「勝手に話進めるなよ」

唯を、思いっきり抱きしめた。
唯が、息をのむ音が聞こえた。
唯の、華奢な肩を包んでいる。
唯の、綺麗な涙が光っている。
唯の、桜色の頬がそばにある。
唯の、唇が―。
気づいたら、唯の顔が目の前にあって。
唇が何かに触れて。
ちゅっ、て音が聞こえて。
そして顔が離れた。


72:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 17:05:32 GeyND52I
「……分かった?」

私の問いに唯は、呆然としていた。

「確かに、最初はスキンシップだった。でも、唯、私、分かったんだ」

見つめる唯に、微笑んだ。自然と、微笑んだ。

「好きでもないやつに、ちゅーができるような人間じゃないんだって」

笑顔のまま唯の肩に手を置いた。

「唯も、そうだろ?」

唯は、数秒私を見ていた。すると、くすっ、と笑って、頷いた。
おかしいっていうよりは、嬉しくて。私たちは、しばらく、笑いあっていた。
昼休みの二人を思い出した。
じゃれていたんじゃなく、想いが通じ合っているから。
だから、嬉しくて、自然に笑えるんだ。
幸せだから。


「なー、唯、いいだろ?」
「うー、りっちゃあん…」

昼休み、今度は揃って呼び出されて、教室に帰ろうとしていた。
私と唯にとっての運命の日。結局、部活をさぼったら、澪達にばしばし怒られた。
でも、その怒りも早く終わった。

「やっぱり、お前たちは、そうでなくっちゃな」
「ええ。そうね」

実は、相当澪とムギを心配させてたんだって。後で分かった。
今まで以上に、じゃれあう、というかべたべたしあう私たちを見て、スキンシップの減った梓は、複雑な表情で見ていたけれど、あずにゃんは大事な後輩だよっ!と唯に頭をなでられると、もう、しょうがないですね、となんとなく納得したようだった。

私は、唯の肩に手を置き、ずっと催促していた。
場所は、踊り場。あの日以来、私と唯にとって、何よりも大事な場所になった。
何を催促してたかって?そりゃー。ちゅーですよ。
私に根負けして、唯は恐る恐る顔を近づけ、唇を合わせた。
やっぱり、気持ちいい。
物音が聞こえた気がして、唯とちゅーをしたまま、視線を向けた。
いつかみた、あの昼休みの二人だ。
ごめんなー、お前たちの場所、私らにとっても、大事な場所になっちゃった。
まあ、共同で使おうぜ?どこの誰か知らないけど。
二人は、顔を赤くして、去っていった。
感謝してるよ。
だって、あのときあれを見なかったら、唯への気持ちに気づけなかったかも。
唯が、胸をどんどん、と叩いてきた。酸欠か。
わるいわるい、というと、もー!と、頬を桜色にして怒る。

「唯、まだ、昼休みの時間、あるよな?」
「え?あ、うん」

私はにっと、笑っていった。

「唯ーちゅーしようぜー」

おわり


73:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 17:07:53 GeyND52I
や、やっと終わりました!
長々とすみませんでした!
私的には、思ったように書けたので、満足です!
まあ、なにはともあれ、
律唯さいこーーーーーーーー!!!!!ってことですね♪

74:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 17:12:31 B6qFmXaj
>>73
お前は最高だ…GJ!!!!!!!1
律唯可愛すぎるwww

75:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 17:21:06 CGdZiR0N
>>73
乙だがsageろ

76:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 17:27:19 GeyND52I
はっ!すみませんでした。
まだ不慣れで…すみません。
一人でも多くの律唯ファンが増えればいいなぁ、と思います。

77:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 17:29:41 D7jnAVLG
このSSなんなの?
素晴らしいじゃん

78:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 17:51:58 tkR0AkzZ
お前のせいで昨日寝れなかった者だけど
お前のせいで今日も寝れなくなった


GJ。よいSSを読ませてもらいました

79:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 17:55:01 B4tTucX8
本当だよもうまったくすばらしけしからん!GJ!!

80:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 17:59:48 E+jAkTGJ
保管庫に保存したいレベルGJ

81:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 22:07:24 Fi1e7g3t
>>73
ああ、まったく律唯最高だよ!
いいものをみせてくれてありがとう。
どきどきとにやにやがとまらんかった

82:名無しさん@秘密の花園
10/05/21 22:54:20 qio/1rss
漫画として視覚化したいSSだ…ご馳走さまでした。

83:名無しさん@秘密の花園
10/05/22 00:02:05 MDoHR1EO
してください…

84:名無しさん@秘密の花園
10/05/22 00:12:25 Psw/+TsG
GJ
また書いてほしい

85:名無しさん@秘密の花園
10/05/22 16:09:20 ZAaurJ94
律と澪の関係のに嫉妬する唯が見たい。

もちろんヤンデレなしで。

86:名無しさん@秘密の花園
10/05/23 03:18:01 eMns+ifo
URLリンク(long.2chan.tv)


87:名無しさん@秘密の花園
10/05/23 11:03:02 j6hc+iot
>>86
かわええええええええ

88:名無しさん@秘密の花園
10/05/24 02:25:35 z4xVlctQ
律「唯のことが大好きだよ。」
律「ていうか愛してる。結婚しよう!」

客(ざわざわ…)

89:名無しさん@秘密の花園
10/05/24 02:38:10 46kXlSNW
アナウンサー「それではお二人の率直なお気持ちをお聞かせください!まずは田井中さん!」
律「いや、あはは…(なんて言ったらいいかわかんね…)と、とりあえず負けなくてよかったです!」
ア「平沢さんは?」
唯「りっちゃんが『負けたよ、おめでとう』なんて言うので、ギリギリ勝ってるのかなぁ?なんて思ってましたが、最高の結末です!すんごく嬉しいです!」
律(唯…)
ア「お互いにかけあう言葉はありますか?」
唯「おめでとうー!」ダキッ
律(ちょ、もーホントにお前って奴は///)
律「ああ、唯も、おめでとう」ギュッ
ア「ありがとうございましたー!」


競馬ネタわからん人すまん

90:名無しさん@秘密の花園
10/05/24 21:49:54 BeLWZbKN
            r ─-  、   /
         /. : : : : : : : : : : ヽ  ・
        /. : : : : : : : : } : : : : ハ
          /. : : : : :i: : : :/. : : ⊂⊃             r ─ ===- 、
       i: : : : : : :|: : / : : : : ⊂⊃           | /`'´`"冂'i : |
       l: : : : : : :}/.: : : : : : : :|             j:{  n| ̄ ̄|n.:|  はい
       レヽ、: : : : : : : : : : : : :|            /: :i/ ||__|!Vハ   チーズ!
             {ヽノVヽ:ノヾヽくV           レ/  /   丿 Ⅳ
          ヽ        ヽ         /  イ  ̄ ̄l  |
               ヽ     \  ヽ         ヽ/ \ / \ノ
              ヽ      ト _,'          |ー──{
              }___ ,. r.'.:/          l          l
                 /:.:.:.:.:_ - 、::/         |_____|
             /ヽ:/    /             ト、: : : : : : .:/i

91:名無しさん@秘密の花園
10/05/24 22:18:17 z4xVlctQ
まあいやらしい。
本編の絵でやってほしいw

92:名無しさん@秘密の花園
10/05/24 22:36:40 o+La4RyQ
>>89
オークスだね。なんか、このSS
好きかもw
律唯は、友情百合というか、ライバル百合?とかもできそうな、
貴重なカップリングだと思う。

93:名無しさん@秘密の花園
10/05/24 23:53:33 46kXlSNW
>>92
作者だけど感想ありがとう!
不快に思った人はマジでごめん
>>46から口直ししてくださいw


明日の放送も律唯たっぷりだといいな

94:名無しさん@秘密の花園
10/05/24 23:55:45 9higWjxC
律「みんな唯が大好きだよ!」

唯「~~!!」ジワッ

この二人も捨てがたい。
さて、何話でしょう。

95:名無しさん@秘密の花園
10/05/25 00:03:31 iFfEKLJH
言わずと知れた最終話!


みんなの前ではネタの掛け合いばっかしてるけど、二人きりになると急に静かになっちゃう二人とかもいい。

96:名無しさん@秘密の花園
10/05/25 00:22:26 VQ1on5uy
いつものノリで抱きついたら思った以上に顔が近くにあることに気がついて
お互い赤面しちゃうんだけど慌てて離れるのもなんか変な感じだから
ドギマギしながらじっとくっついたままでいる

そんな唯律も見てみたい

97:名無しさん@秘密の花園
10/05/25 02:02:10 S+i563iL
唯律は本編でも補充できるのがいい。律澪よりむしろ多いだろ、と思うくらいに。

それもこれも二人の息の合い方が半端じゃないせいなんだけどなwどれだけ名コンビなのかと・・・

98:名無しさん@秘密の花園
10/05/25 02:41:31 t6xOOLvy
この二人は動かしやすいからね。
お話を作るにあたって、話を動かして存在は貴重。
常識人の梓、引っ込み思案の澪、おっとりしてるムギと他の面子はあまり自分から場をかき乱してくれるタイプじゃないしね

つまり、何が言いたいかというとこれからも本編では唯律分には事欠かないだろうってことだ!

99:名無しさん@秘密の花園
10/05/25 22:54:10 AqW1SRDS
二人きりのときはダラーッとしてるんじゃないかなあ

そんで時々会話がツボに入ってくすくす笑うの
あー楽しそう

100:名無しさん@秘密の花園
10/05/25 23:00:09 1jWQwhn0
>>99
なにそのシチュ大好き

101:名無しさん@秘密の花園
10/05/25 23:15:02 S+i563iL
修学旅行の時みたく二人してノンストップで走り回ることも考えられるな。

二人で先生の話無視して出かけようとしたり、こけたりっちゃんの服を唯が払ったり、風呂での掛け合いとか、本当に4話は神回だと思う。

102:名無しさん@秘密の花園
10/05/25 23:47:43 5EzZgjOO
お風呂でじゃれる二人可愛過ぎたよな…

っていうかお風呂で裸なのに子犬みたいな可愛さしか漂ってこない二人ある意味すげぇ

103:名無しさん@秘密の花園
10/05/26 11:49:20 e/XRgVby
「唯…その、進路決まんないんならさ…わ、私の嫁になればいいじゃん!」

104:名無しさん@秘密の花園
10/05/26 12:58:39 0cw5z281
「でもそしたらりっちゃんの進路はどうすんのさー」
進路で悩む二人可愛いです

というか8話、「三つ目星人だぞー」「やめてー!」がやべえ・・・

105:名無しさん@秘密の花園
10/05/26 17:08:27 LKlDUeUj
唯律のしんのすけ顔かわいかったな
まさか律澪スキーだった自分が唯律にハマるとは思わんかった・・・

106:名無しさん@秘密の花園
10/05/27 22:00:06 SpPoWtfb
          -- 、
       /     \                                                 /⌒ ー、
       {,    \/⌒ヽ                                          , -く   /  }_
       ノ     /  y-ヘ                                         /   `く  / }
        〈   \'ー-イ  }        ____             _ __        ,′>、_) ´   ヘ
       }\   \ノ  /        ´: : : : : : : :`丶          / : ノー─‐ 、\_     {    八_ /  }
      {  丶 __ノ  xく.     / : : : : : : : : : : : \:\      / : : 人 ̄:厂/\∨: ト、   \    (__ ∠ /
        \、___ノ イ  \   ': : :/: : :{: : : :ヽ:ト、: ヽ: ヽ、   / : : /⌒^^''ー‐</: : |: :i.   / `丶       /
         丶、_  ノ     \ {: :i :|===∧: : : : :|/\: : : iハ._/: : : ハ        ': : : |: :| /      ーr '´
           ヽ       ヽ: :i :|==/\|八: : :ィ心V|: :l_:} V:/ : /ァ心     / |: : :│:j          /
            .        Vi八:..|Yr心 \|Vソ  : |`Y|:i: : :| Vツ   ィ心、|/: :/ /          /かわゆいりつ
             、       \: 小弋ソ  .  、、{: :| l.|:i: : リ、、  .  Vツノ.: :厶{
              \      丶ヽ: : ヽ 、、  _   ノ:│ l.|:i: 从   _    、、/:/|       /
                   \        ヽ: : i、 _´ _..イ∨ハ、八i: :/|\  `  _/:/ │     ´
                  丶、    }\| { >く. |  \{ V∨└‐{` ア二 /:/   {   /
                   {> __/   }_} ∨ニ不イ    Y |   rくl∠..__{/|   \/}
                    \ /   .}_}  〈ノ|ト、〉   j|│  〈ノY〈    |iii| __{_ノ
                     `ー‐<乂_   {儿}   ∧ハ  く/l_ト┘   マ{__...イ/}
                        {_\        / 八 丶 ゚        /〉//ノ
                         ∨\  ___. イ} {\        /} ̄
                               \_匸「  |_广| ヽ/ヽ∧____/|/
                            ヽー{  ̄   V{   |`ト、_|__,,L.ィ´ }
                            Vハ、     {__) ノ‐{       ト''7
                             `く_)      'ー′    ノ゙7
                                           └'



107:名無しさん@秘密の花園
10/05/27 22:41:05 fkG+wkpX
>>106
ああ可愛い
何が可愛いって本人たちがいつでも楽しくて仕方なさそうなんだよな

108:名無しさん@秘密の花園
10/05/27 22:45:22 T5vi/m7o
唯律やべえええええええええええええ

109:名無しさん@秘密の花園
10/05/28 00:21:07 xPdiUmdZ
>>105
新境地へようこそ

唯律はいかなる時も抜群のコンビネーションを発揮してくれるからなw
けいおんの楽しみの半分くらいは二人のネタだったりする俺

110:名無しさん@秘密の花園
10/05/29 13:25:57 rKbEFYcL
素晴らしいスレ。
唯がりっちゃんにじゃれついて頬擦りとかしてきて照れるりっちゃん可愛い。

111:名無しさん@秘密の花園
10/05/30 00:56:28 iG/YRKBA
             /|
                l.::l
            _」.:L,. -‐‐‐-...、               , . -‐──‐-. . 、
         , .:´:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ、          , ..:´, .∠ 二二二二ヽ: : : :ヽ、
       , .:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\        /. : :∠: : : :(: : , イ: : : : : : : : : : :\
      /.:.:. /.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\.:.:\.:.:.:.:.:.:.\     /: : :/ ´  ̄ ̄`゙゙゙´ ̄ ``ヽ: :.:.|: : : : :\
    ,. イ.:.:.:.:.:/.:.:.: |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\.:.:\.:.:.:.:.:.:.ヽ.    l: : :.l             \|: : : : : : .l
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   /.:.:.:.:. ∧/.:/ ,|.:.:.:.:.:.:.:ト、\::.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.: l     |: : :.|  _ノ      \    |: : : :l: : :.|
    |.:/l.:.:.:l.:.::.Vノノ.:.ト、.:.:.:.| \\.:.:.:|.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.|     |: : :.l               |: : : :l: :.:.:|
    | l/.: . l.:.:/   V  \:|    \|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::{    |: : : ',  ___-__     _ -___ /: /: :.ト、: :.\
    |/.:.:.:.:.:Vi   、__      、__  /.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.: ,   |:\: :' ヽしソ´    ヽヒソノ l: /: : :/ ):「 ̄
   /.:.:.:.:.:.:.:ハ ((_))    ((_))l.:.:.:.:.:.:.:l )..:.:.:.i   |: l: :ヽ|             l/: : :/
   i.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.}           l.:./.:.:.:.:l/.:.:.:.:.l    |: l: : : ト⊂つ      ⊂つ: : :./: V
   l.:.ハ.:.:.:l.:.:.:.⊂つ      ⊂つ.:/.::.:.:.∧.:.:./V    |∧: : :ヘ、    r-っ    , イ: :/: : : ヽ
   l/ \:l.:.:.:.ト、    r-っ  ,. ィ/:.:.:.:./: :V      _ノ\: : :|: >  __ ,. イ /l:/l: : : : : :\
      ∧.:.:.|: :/: :> ==<  /:l: :/V: : : :.\    「.:.:.:.:.:.\:|: : : ト、 > -く  /: : :l: : : : : : : :\
     /.: : \|/: : : :l  `Ⅹ´ /: :l/:l: : : : : : : :l    ',: : : :i: : :l: : : :l V 芥ヽ /: : : :.l: : : : /: : : : l
     i: : : :';: :\: : :レ' 芥ヽV. : : :_」: : :/: : : : |    〉: : : l: : :\: ::l/// ハ V: : : :/: : : /: : : : :/
      |: : : : ヽ: : ,ゝ〈〈 ハ 〉〉: 「: : : :/: : : : : :|   i: : : : :l: : : /〈〈/ 〈  〉〉l : : :\: : :/: : : : :ハ
      |: : : : : :〉: \: \ヽ__//: :/: : : /: /: : : : :|   |: : : : :l: : : \:.トト、 ヽノノ l: : : : /: : l: : : : /: l

112:名無しさん@秘密の花園
10/05/30 02:10:14 HRjcIhER
携帯の個人SSサイトで「律メインです」って謳ってるとこに律澪SSしかない時の悲しさときたら・・・
唯律とは宇宙である

113:名無しさん@秘密の花園
10/05/30 02:40:29 iG/YRKBA
URLリンク(nagamochi.info)
URLリンク(nagamochi.info)
URLリンク(nagamochi.info)
URLリンク(nagamochi.info)
URLリンク(nagamochi.info)
URLリンク(nagamochi.info)
そのとおり。唯律は宇宙ぞ

114:名無しさん@秘密の花園
10/05/30 03:15:00 zcIMqu05
個人サイトで唯律ってほとんど見ない
もっと増えてくれないかな

115:名無しさん@秘密の花園
10/05/30 05:02:29 ErKXzTPf
>>113
最近pixivでも唯律多いよね。
三枚目の漫画の続き読みたいんだけどなw

116:名無しさん@秘密の花園
10/05/30 05:10:29 wm38620f
むしろ劇中であんなに仲睦まじいのに唯律が増えないのが不思議なくらい。

117:名無しさん@秘密の花園
10/05/30 11:12:26 HRjcIhER
>>113
畜生、二枚目のへにゃっとした唯とてやんでえ調の律が可愛すぎる・・・
三枚目はもうこれ公式でいいよ

>>116
みんなどんだけ律澪と唯梓好きなんだよって思うよな
そら律は梓みたく唯に抱きつかれても頬を染めたりしないし、唯は澪と違って律の幼馴染ではないけれども
それでも二期三話で律を本気で心配してたのは唯だけだったと思う
唯律の魅力に気づく人もうちょっと多くてもいいよな

118:名無しさん@秘密の花園
10/05/30 11:44:42 GBZZYN9s
なんだろう。唯律の二人には全くエロさを感じない。感じるのはボケとツッコミの絶妙なバランスやノリ、二人だけが醸し出せる友愛の素晴らしさだけだ。

つまりは唯律萌え

119:名無しさん@秘密の花園
10/05/30 12:12:14 aXnpQ29I
>>117
全くもって同意
とっとと唯律の魅力に気付けと…

>>118
あの仔犬が戯れあってる感じが最高だわ

120:名無しさん@秘密の花園
10/05/30 12:15:44 ZwJzI/3Y
唯律はすごく好きなんだけど何て言うかな
原作が最高すぎてそれで満足してしまう

121:名無しさん@秘密の花園
10/05/30 12:40:44 XqOti6YT
確かに唯律に感じるのは友情なんだよな
それぞれ澪と梓(憂)という本妻がいる上で、旦那同士が職場で仲良くしてる感じというか・・・

うまく言えんなw

122:名無しさん@秘密の花園
10/05/30 15:19:12 SJBfW2PE
うまくいえてると思うぞ。

社員旅行(合宿)では妻をおいて、
はしゃぎ回るのが恒例とかな

けど、今年は夫婦で熱々になるんだよな
ネタバレ

123:名無しさん@秘密の花園
10/05/31 00:38:36 aVtJbdB7
おいやめろ、このスレでまで律澪公式発言を見たくはない
ここはあくまで唯律スレだ

>>121
その友情を愛情に昇華させるべく画像貼ったりSS書いたり議論したりするのがこのスレの存在意義なんじゃないかとふと思った

124:名無しさん@秘密の花園
10/05/31 01:07:11 BYmLlrEH
いつもは子犬みたいなふたりが、ふとしたきっかけから甘酸っぱい雰囲気になってしまう


そんなシチュが好きな自分は少数派だったのかもしれない

125:名無しさん@秘密の花園
10/05/31 02:06:27 q6i9+B2N
唯律はガチの愛情だと思ってるぜ
てか某ssから引き込まれたから他カプ前提とか考えもしなかったわ
唯律が一番仲良しだしなぁ

喧嘩してお互いの大切さをしる王道展開をだな…

126:名無しさん@秘密の花園
10/05/31 02:27:33 hXCdX5D6
ちょっと口論になって律が唯の胸倉つかむんだけど、唯の怯える目を見て
律もなんか悲しくなっちゃって、そのまま泣きながら崩れちゃう
そんな律を唯がぎゅって抱きしめて「ごめんね・・・・私りっちゃんと喧嘩なんかしたくない」とか言って
律も「私も・・・ごめん。」みたいに仲直りしようね

127:名無しさん@秘密の花園
10/05/31 21:03:24 G8eBTUeV
他カプ前提って前提の方のカプが本領の人がやると
とても悲しいことになったりするよね
悲恋に見せかけたただの当て馬っていうかさあ

澪の机に入ってた落書きは唯律でキャッキャしながら描いたでOK?

128:名無しさん@秘密の花園
10/05/31 22:54:58 s+XyCW5n
>>25のスレ、落ちちゃったけど良いSSが結構投稿されてたので気が向いた時に転載してもいい?
ていうか書き込み全部転載したいくらい良スレだったんだけど

129:名無しさん@秘密の花園
10/05/31 23:05:04 SYZlsqTo
>>25のスレはしたらばのだから落ちてないぞ
埋め立てられた方の言ってるんだったら別に転載しちゃっていいんじゃない

130:名無しさん@秘密の花園
10/05/31 23:37:54 DaD6H7Fa
てん
URLリンク(pc.gban.jp)

したらばも見てますよー。

131:名無しさん@秘密の花園
10/06/01 20:18:11 kE9I65MI
転載希望、元を見てない俺としては是非とも読みたいw

唯が車酔いすることが明らかになったわけだが、修学旅行で何ともなかったのは律の隣の席だったからという仮説を立ててみる

132:名無しさん@秘密の花園
10/06/01 21:08:25 qtbWmVdH
新幹線はあんまり揺れないから酔わないんじゃね?
あまり乗らないから、揺れる揺れないは良く分からないけど

133:名無しさん@秘密の花園
10/06/01 22:13:03 kE9I65MI
>>132
バス乗ってたぞ、京都着いてからの移動で
あと新幹線は凄いぞ、車で本読んでると余裕で酔うが新幹線なら小説読んでも問題ないからな
唯も新幹線なら添乗員できるかもなw

134:名無しさん@秘密の花園
10/06/01 22:22:14 lWwHUwky
>>133
唯なら言いかねない…
「新幹線なら添乗員できる!」

135:名無しさん@秘密の花園
10/06/01 22:25:21 9xi94902
>>131
めっちゃ酔ってゲーもしちゃったけど、りっちゃん必死の介抱で完治したと予想
それでりっちゃんに本格的に惚れちゃって、京都で「りっちゃん!りっちゃん!」とうるさかったのだろう

136:名無しさん@秘密の花園
10/06/01 22:38:30 bRgxGpiU
>>135
なにそれすごい可愛い

137:名無しさん@秘密の花園
10/06/02 02:14:42 1yyfjvbP
今日は公式認定があって鬱
最初のぐにゃぐにゃでかなり期待したんだがな…

138:名無しさん@秘密の花園
10/06/02 02:30:07 qj351OPw
バカヤロウ、あんなのを公式認定と認めるだなんてアホにも程があるぜ
俺たちは強く生きていく、そうだろう?

ということで誰か唯律のほっぺぐにぐにを下さい

139:名無しさん@秘密の花園
10/06/02 03:53:23 Jj3S1Zmj
唯とりっちゃんは心の友だったのか

140:名無しさん@秘密の花園
10/06/02 13:10:57 iv6iE95d
客観的に見ていい話ではあったが、スレ的にはやっぱりアレだなw
だが思い出してほしい、唯梓も律澪もかけらも見えなかった澪FC回のことを
修学旅行でも最後以外は唯律無双だったはずだ

つまり寄せては返す波の如く、今回引いた波がより大きくなって帰ってくるのを待つべし


で、ほっぺぐにぐにはまだなのか?

141:名無しさん@秘密の花園
10/06/03 01:15:58 YS7ddowH
本スレより、ちょっと萌えたw

806 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で [sage] 投稿日: 2010/06/03(木) 01:00:04 ID:ateIkV030
>>749
梓はうpされたら真っ先に草いっぱい生やしたコメントしそう
澪は時報女で悲鳴をあげてそう
唯と律は自画自賛コメントして、ムギはあやしいワードで検索かける

840 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で [sage] 投稿日: 2010/06/03(木) 01:04:34 ID:6KYbwEVD0
>>806
律「今回もけっさく・・・やで、と」
唯「なかなかの力作ですな、と」
律「このギターの子かわいくね?、と」
唯「ドラムの子もかっこいいよ!、と」
律「いやいや、照れるでござるよ、と」
唯「いやいや、田井中殿」
律「いやいや、平沢殿」
梓「自演乙wwwwww」

142:名無しさん@秘密の花園
10/06/03 01:28:05 0ck3+BAU
>>141
駄目だwww最後の梓で吹いてしまうwww

143:名無しさん@秘密の花園
10/06/03 01:57:12 H61tOiFl
唯が軽い気持ちで唯ムギって言ったから律が嫉妬して唯の気を引こうとしてとっさに律澪って言ったという解釈はどうか

144:名無しさん@秘密の花園
10/06/03 02:03:07 R3M4LMqQ
全面的にバックアップします、その意見

145:名無しさん@秘密の花園
10/06/03 17:07:37 igXJrc3O
りっちゃんクロスワード可愛い
あれって律が作ったってことだよね?

146:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 01:41:03 H6zPE2f3
俺は九話で

おばあちゃん=りっちゃんに似てる発言に大変ときめかせていただいたよ。


147:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 05:36:41 WH2CtsyK
URLリンク(pic.2ch.at)
転載だよん!

148:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 15:01:04 X6vkil4n
萌えたけどおばあちゃんに似てるってどういう事なんだろw

149:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 17:01:14 uh83gCuV
唯によくしてくれてるとかあったかい人だとかその辺だろう
・・・唯の世話を焼くりっちゃんとか想像するだけでニヤニヤしてくるw

150:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 17:24:56 OL+LF8Yn
唯のノートと向かい合って自作のクロスワード書き込んだり
にやにやしながらりっちゃんが自分の似顔絵描いたりしてるのを想像すると・・・
おでこ出した優しいおばあちゃん見て律を重ねて思わず優しくしてあげたくなっちゃっう唯とか
この二人やばすぎ。もうイチャイチャがデフォ

151:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 18:51:38 +CGUIBwY
URLリンク(www.tbs.co.jp)
もうまたイチャイチャしてー

152:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 21:20:19 uh83gCuV
見せつけてくれやがるぜ・・・
スレチな気もするが、一期ではジャケットで澪ムギがポッキーゲームしてたよな
今回も後ろで何やら楽しそうだが、唯律と違って本編ではほとんど見られない組み合わせなのに何故・・・

153:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 00:50:19 6a33q9b7
>>152
2期1、3話は唯律梓、澪紬
4話は唯律、澪紬
っていう組み合わせで行動するのが目立ってたと思うけど

154:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 01:28:10 67zxW5Zg
>>153
そのくらいじゃね?という話
・・・と思ったけど、そういやあの二人HTTの作詞作曲コンビなんだったな

対する唯律は本編で堂々と食いかけの卵焼き譲渡とかもうね

155:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 02:03:57 3Tjb0Qz2
普通どんなに仲良くても女の子同士であんなにべたべたいちゃいちゃしないよね。
レズを疑われるレベル。まぁ何が言いたいかというと唯律は友情超えてるよね。

156:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 02:06:22 Y32l8+gn
唯「ほら、玉子焼きだよ!」
律「食いかけかよ。まあいいや。あーん」
唯「はーい」
律「んー、うまい!」
唯「えへへ、なんかりっちゃん小鳥さんみたい。」
律「は、はあ?!なにいって」
澪「なるほど、渡り鳥のヒナだな」
ムギ「黄色いカチューシャもヒヨコさんみたいね」
和「唯が親鳥?らしくないわね」

唯「ほら、ことりっちゃん!今度は憂の作ったハンバーグだよお」
律「やめろってはずか・・・んぐんぐ、うまい。」

「あ~ん」はしょっちゅうやってるはず

157:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 08:32:36 tyVRW7eK
りっちゃんにあーんするのが楽しすぎて気がつけば自分の食べる分がなくなってて
放課後自分のケーキだけじゃ物足りなさそうな顔をする唯を見て、
仕方ないなあと苦笑しつつ自分の分のケーキをあーんしてあげるりっちゃん

158:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 12:40:22 3Tjb0Qz2
二人きりのときはあーんがあぁんになるんですね、わかります。

159:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 13:01:38 67zxW5Zg
律「ぐっへっへ、よいではないかよいではないか」
唯「あーれー、およしになってー」
ガチャ
憂「お姉ちゃん律さん、お茶・・・が入・・・」
唯律憂「・・・・・」
バタン
律「ちょっと待った憂ちゃん!これごっこ、お代官様ごっこだから!」
憂「はいわかってますよ律さん、お姉ちゃんをよろしくお願いしますね」
律「わかってねえ!なあ唯、お前からも何か言ってやってよ」
唯「うへへ・・・末長くよろしくおねげえしやす」
律「お前もそれかよおおおおおおおおおおお!」

そんな昼下がり

160:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 15:32:31 zJnXqI5/
>>159
vipのせいでヤンデレな憂ちゃんしか出てこなかった自分が辛い。
そうだよな。憂ちゃんは天使だから唯律の二人をムギと共に優しく見守ってくれそうだ。

唯「りっちゃ~ん」ギュー
律「どうしたー?」ナデナデ

憂「人に甘えるお姉ちゃんもかわいい」ホクホク
ムギ「まぁまぁまぁまぁまぁ」ホクホク

161:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 15:33:40 zJnXqI5/
連投すまん
>>159
もっと続けて☆

162:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 16:52:01 By3EYv0W
>>151
これ唯が律に花食べさせようとしてるのをあずにゃんが止めようとしてるの?

163:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 18:22:47 67zxW5Zg
>>162
そうなんだろう

唯「りっちゃんあーん」
律「あーん」
梓「ちょ、それ食べ物じゃないですよ!」
唯「やだなぁあずにゃん、いくら私でもそれくらいわかってるよー」
律「何っ、本気で食わせにきてたんじゃないのか!?」
唯「ひどいよりっちゃん!私そこまで馬鹿じゃないもん!」
律「冗談だよ冗談!というか私の方が本気で食べるつもりだった」
梓「り、律先輩・・・」
唯「その心意気受け取ったよりっちゃん!それじゃ改めてあーん」
律「あーん」
梓(もう放っておこう・・・)
唯律「・・・・・」
唯律「止めてくれないの?」
梓「これもネタ振りだったんですか!?」

紬「澪ちゃん似合うわぁ」
澪「そ、そうかな・・・ありがとう」
紬「私、友達のイメチェンを手伝うのが夢だったのー!」
澪(相変わらずよくわからない感性だ)
紬(やっぱり団子より女のk・・・花よね)

律「勿論ネタだよ、だって・・・」
唯「花より団子が食べたいもんねりっちゃん!」
律「その通り!そういうわけでムギ、お茶だー!」
梓「花より団子の意味が違いますー!」

みたいな

164:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 21:24:28 ciQd5nP9
なんだろう、唯律を起点に軽音部が仲良くしてるとメチャクチャ癒される…

つまり唯律は至高

165:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 00:29:30 at4Xz20m
>唯律を起点に軽音部が仲良く
まあこれって本編の基本パターンですし

166:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 10:17:16 3YsGuzz7
唯は前髪お化けとか想像してたけど、前髪おろし律の美少女っぷりを見てドキッとしちゃえばいいよ!

167:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 21:32:29 8bym/WIB
もう気づいてるんだけど、どうしても罵りたくなっちゃって前髪オバケとか言っちゃう
とかも良いんじゃないのかな!罵りデレってやつだ

168:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 23:55:12 YgjDskYM
律「あ~、私も髪伸ばしてみよっかなー・・・少しは女っぽくなるかな?」
―りっちゃんがロングヘアーに・・・?
唯(髪下ろしただけでもあんなに可愛いのに)
唯(そんなことしたらみんながりっちゃんの魅力に気づいちゃう)
―そんなのイヤ・・・りっちゃんの魅力、私だけが知っていたいよ!

唯「(だから髪を伸ばさないで、って)・・・」
律「おい何だよ・・・」
唯「(これをそのままいうのは恥ずかしいし)・・・・・」ブクブクブク
律「お前ー!」
律「コラ!ゆいー!」
唯「(そうだ!)前髪お化け!」

若干ヤンデレみたいになった

169:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 03:01:59 HaF5XM50
>>46です。
このSSの、唯サイドと、後日談的(コメディー?)な短い話を書いたんで、
投下させていただきます。
見ていない方は、ごめんなさい!
お前シリーズものにする気かよ、というつっこみはいわないでおくれ。

170:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 03:03:41 HaF5XM50
りっちゃんと両想いになった。
つきあって、ちゅーもしている。
本当は、付き合って、手をつないで、ぎゅってして、それからちゅーをしたかったんだけど…。
でも、ちゅーをすることで、見えてこなかったものっていうのもあるし。
何より、いまとっても幸せ。
ずっとかなうはずのない思いだって思っていた。
りっちゃんは、別に誰かと付き合わなくても、一緒にいなくても、きらきら輝いていたから。
だから、私の思いなんて、余計だよね、って。
でも、なるべく、りっちゃんと一緒にいたかった。同じ時間を共有したかった。
だからりっちゃんが来るまでお弁当を待っていたり、たくさんスキンシップしたり。
それで、よかった。
ちょっと心が苦かったけど、それでもりっちゃんから光をたくさんもらえたから。


171:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 03:04:25 HaF5XM50
「唯ーちゅーしようぜー」

私はこの日を一生忘れない。
一瞬、何を言われたのかと思った。それでも、確かにりっちゃんの口がちゅー、と動くのを見て、ああ、本当なんだ、って。
うまく、反応できなかった。だって。りっちゃんに申し訳なく思いながらも、ずっと想像していた、憧れのカチューシャの子とのキスシーン。
私は、ぼそっと、しようよ、っていった。
したかったのは本当。でも、聞こえなければいい、とも思った。
それで、また明日から普通の日常が始まればいい、って。
でも、りっちゃんは、聞き取ってしまった。

りっちゃんのあったかい手。
りっちゃんのあったかい匂い。
りっちゃんの―あったかい唇。

私が想像していたキスシーンなんて、子供だましとしか思えないほど。
気持ちよくて、なんだか刺激的で。
そして、とびっきりの嬉しさとどきどきがこみ上げた。

スキンシップだよ。
りっちゃんは、慌てながら言った。
じゃれあい、みたいな。
りっちゃんは言った。

私の心臓の鼓動はまだやまないのに。
くすぐったい気持で、いっぱいなのに。
りっちゃんの熱に、溶けてしまいたい、って思ったのに。

りっちゃんは、そんな私をおいていった。

りっちゃんは悪くないよ。
悪いのは、ちゅーをスキンシップと思えない私。
でも、辛そうな顔をしたら、りっちゃんを心配させてしまう。

だから、いつもどおりの私で。
普段の私を装って、りっちゃんに合わせた。


172:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 03:05:17 HaF5XM50
ちゅーはスキンシップ。
じゃあ、りっちゃんとのちゅーにどきどきしていた私は、変なのかな。
仲いい女友達はする、みたいにいっていたし。
私が、おかしいのかも。
じゃなかったら、りっちゃんはもっとどきどきしている素振りを、見せただろうし。

スキンシップ、だもんね。
りっちゃんへの裏切りじゃない。
りっちゃんと付き合っているわけでもないのに、何考えているんだろう、私。
じゃあ、あずにゃんにしても、りっちゃんのときと、変わらないだろうし。

あずにゃんに、ちゅーしよー、って言った。
あずにゃん、最初は堅かったけど、次第に柔らかな顔つきになっていった。
反対にりっちゃんは、だんだん、こわばっていった。
どうして、りっちゃん。
スキンシップだって、いっていたじゃん。
なのに、どうして、私を切ない目で見るの。

あずにゃんのほっぺにちゅう。
りっちゃんのうそつき。
あずにゃんとちゅーできたのは嬉しかった。でも……
りっちゃんのちゅーと、全然違う。
りっちゃん。
私は、もう、スキンシップじゃいられない。

知らず知らず、りっちゃんとのスキンシップを避けた。
いいんだよね、これで。
中途半端になら、しないほうがいい。
私も、りっちゃんも、
気楽、でしょ?
私はあずにゃんとじゃれあっていた。
りっちゃんは、苦笑していた。
平和、だった。


173:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 03:05:52 HaF5XM50
どきっとした。この前の、踊り場。
でも、終わったことだもん。
私とりっちゃんとの間に、スキンシップの線引きがされたあの日。
振り返りたくない、っていう思いで、素早く駆けあがろうとした。
でも。りっちゃん。ずるいよ。
唯、って声をかけられるだけで。
ほら、こんなにも気持ちが溢れだすんだから。

頭を下げるりっちゃんに忍びなくて。
もう、私とのスキンシップで悩むりっちゃんを見たくなくて。
私は、不格好な思いを、伝えた。
ごめんね。ごめんね。好きになって。困らせて。
そんな思いでいっぱいだった。

その瞬間。りっちゃんの熱が、あのときのどきどきが、
私の唇に、よみがえった。

唇から、あのときの甘い、どきどきの気持ちが、体全体に染みわたっていった。

りっちゃんから、好きという単語が聞こえた時。
例えようもない喜びが込み上げた。

いいの? りっちゃん。
りっちゃんも、同じ気持ち、なの?
ちゅーで、こんなふうに、熱くなるの?

どちらとも知れない笑いが、踊り場を包んでいた。


174:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 03:06:28 HaF5XM50
いつのまにやら、暗黙の了解で。
毎回昼休み、お昼ごはん食べる前に、踊り場で。
りっちゃんと私、二人だけのスキンシップをしている。
りっちゃん、前は私からする、とかいっていたのに。
なんか、最近おねだりするようになっちゃって。
唯から、されたいんだよ、って。
そんなこといわれたら、断れないじゃん。
大好きなんだもん。

今日も、りっちゃんと連れだって踊り場へ。
昼休みが始まるたびに二人で教室を出たら、いくらなんでも不思議に思われるだろう、って思っていたけど。
なんか、澪ちゃんも慣れたみたいだし。ムギちゃんは…読めない。というか、読むのが恐い。

「…ゆーい」
「りっちゃんっ…」
今日は、同時に顔を近づけた。
りっちゃんのぬくもりに包まれて、体がふわふわしてくる。
ゆっくり唇を離して、見つめあって、もう一回。

「そーれ、そーれ」

もう一回……。できなかった。
階段の陰から、ムギちゃんがにこにこと見つめていたから。


175:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 03:07:09 HaF5XM50
一瞬の沈黙。そして。

「ムギいいいいいいい!?」

りっちゃんの叫びがこだました。

「あ、私のことは気にしないで。さあっ」
「さあっ、じゃねえ!教室にいるんじゃなかったのか!?」
「トイレ、っていってきたから」
「そんなこと聞いているんじゃねえっ!!」

りっちゃん、つっこみさえているなあ。でも、ムギちゃんは、少しもへこたれていないけど。

「だって、お昼になるたび、二人とも教室を出るじゃない?」

やっぱり、気にしてたんだね、ごめん。

「お昼ご飯を食べる前だから」

いっつも、一緒に食べられなくて、ごめんね。

「唯ちゃんもりっちゃんも、ちゅーっていうオードブルを食べていたのね」

ムギちゃん、ごめん。ついていけない。

「たっ、食べていたっていうか、あ、味わっていたっていうか」

りっちゃん、そのまま受け取らなくても。

「いいなあ、私も、ちゅーしてみたいわ」

ムギちゃんが、ぽわぽわ言った。よかった。ムギちゃん、私たちのこと、変に見なくて。
顔をほころばせると、いきなり、ぐいっと体を引き寄せられた。
よく知っているぬくもり。
りっちゃんが、後ろから私を抱き、ムギちゃんに向かい合っていた。

「さ、させないからな!唯と、ちゅーなんて、絶対に!」

ムギちゃんがいったのは、相手が私、っていう意味じゃなかったと思うけど。
でも、りっちゃんのあったかさと言葉が嬉しくて。
何も言わずに、りっちゃんに体を寄せた。


176:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 03:08:03 HaF5XM50
「となると、りっちゃんからちゅーしているのね」

ムギちゃんがすがすがしいほどの笑顔を浮かべた。
りっちゃんは、しまった、っていう顔をして、後ろから、私の肩にあごを乗せて、うつむいた。
ムギちゃんは、私に目を向けた。

「唯ちゃんからは、しないの?」

なんだか私も恥ずかしくなって、うつむいた。耳元で、りっちゃんがいうな、いうな、ってささやいてくる。
そういえば。初めてのちゅーの時。
私は恥ずかしくて真っ赤になっちゃったけど。りっちゃんは、そうでもなかったなぁ。
あのときから唯を意識していたかも、ってりっちゃんは後から言ってくれたけど。
でもね、やっぱり、私だけっていうのは、悔しいから。

「りっちゃんがおねだりしてきたときは、するんだよぉ」
「ゆ、ゆいいいいいいいいいいいっ!?」

ムギちゃんは、恍惚、とした表情になって。
りっちゃんはたぶん、真っ赤になって、後で覚えてろ、って耳元で囁いて。
私は、満足げな表情になっていた。
えへへ、私をやきもきさせた、しかえしだよっ。

そのうち、澪ちゃんがやってきて、ムギちゃんが暴露して。
みんなで、りっちゃんを見て、笑い合っていた。
これからも、想い合っていこうね。
りっちゃんに笑いかけると、返事、といわんばかりに、回された腕が、ぎゅっと強くなった。

おわり


177:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 03:12:38 HaF5XM50
短いですが、以上です!
なんか自己満みたいでごめんなさい…。
もし、楽しんでいただけたならうれしいです。
できれば、この続きで>>85っぽいのも書いていきたいな、と思っています。
やめろ!ということでしたら、止めてください…私の律唯熱が、暴走する前に…

178:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 03:26:56 hz8ahp48
紬「続けて」

179:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 03:29:43 0CRkvWIJ
>>177
ぬあああああああああああああああああああああ
やば~い止まれない~止まらない~
GJ

さぁ、早く書くんだ…

180:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 06:36:46 ReK8zJsr
書く!ということなら、急いでくれ…俺の律唯熱が、暴走する前に…

いや、急がなくていいけど楽しみにしてる。朝からいいものありがとう。

181:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 20:26:07 7gSI4F1J
2828が止まらない…
GJGJGJ!!!

182:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 20:32:57 7gSI4F1J
あ、書き忘れたけどどうぞ好きなだけ暴走しちゃっていいのよいやむしろどうかして下さいお願いします
正座して待ってる!

183:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 20:53:38 59NPF/NL
それじゃ俺は土下座して待つ
というか書かれる前から妄想が止まらないんだが、どうしてくれる・・・

184:名無しさん@秘密の花園
10/06/08 16:29:24 0Q/0dxpJ
唯「りっちゃんは寒がりさんだね」
URLリンク(blog.livedoor.jp)
このスレにいる人なら既に読んでるかも知れないけど、凄く良かったので貼っとく

185:名無しさん@秘密の花園
10/06/08 20:28:45 IFGNZEnz
>>99の先見の明

186:名無しさん@秘密の花園
10/06/08 21:19:26 UVokzkUY
こっちも有名かな
URLリンク(blog.m.livedoor.jp)

律「唯が可愛い過ぎて生きてるのがつらい」

187:名無しさん@秘密の花園
10/06/08 21:56:35 LrYf53jW
唯「冬だね、りっちゃん」律「ああ」
URLリンク(www40.atwiki.jp)
律「みんな唯のことが好きなんだよ!!」
URLリンク(sea-mew.jp)

惜しいSSを亡くしました

188:名無しさん@秘密の花園
10/06/08 23:18:50 qskFensX
>>187
紬「続けてえええええ」

189:名無しさん@秘密の花園
10/06/08 23:28:13 ICgWQWEz
>>187
のくすは重い
これは完結してるんじゃね?
URLリンク(www40.atwiki.jp)

190:名無しさん@秘密の花園
10/06/08 23:47:07 LrYf53jW
>>189
続きあったのか・・・ありがと
のくす途中で終わってたからさw

>>188
自重しろw

191:名無しさん@秘密の花園
10/06/09 00:15:39 5ozGlyeK
URLリンク(beebee2see.appspot.com)
てん
なにこれ気になる

192:名無しさん@秘密の花園
10/06/09 01:09:15 QHXjBtRD
>>191
でかした、明日速攻買いに行く

193:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 11:32:10 u9yeCswQ
次回は猿芝居~にゃーにゃー唯律が見れるといいな

194:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 11:57:12 XaYNaSgb
丸一日と約半分レスなしとかw

ところで>>128
転載はまだか・・・

195:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 12:23:40 ZG8AW6Zh
したらばにもSS来てた

196:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 15:18:53 XYd1RSeJ
ファミレスで唯がりっちゃんの隣に行くために机の下に潜ったわけだが

197:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 18:19:18 T6f37wbh
>>196
なるほど、さすがお前だ

198:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 18:42:24 u9yeCswQ
唯「りっちゃーん。」
律「わはー!な、なんで足の間から」
唯「わたしね、甘いパフェが食べたいの!」くんかくんか
律「っん……た、頼めばいいだろ」
唯「りっちゃぁん、昨日お小遣いだったんでしょお」ペロペロ
律「あっ!ひっ、だ、だめっおごらないっ」
唯「えー。下のりっちゃんは拒んでないよー」ぬちゅっ
律「はぁっんっ、や、やだぁっ」

のりさん「そうそう、私たちも人目を気にせずファミレスでおっぱじめたことあるよね。」
さわ子「も……?うん、あれはひどかったわね。」

199:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 19:29:11 T6f37wbh
テラ吹いた
唯律ものりさわもロック過ぎるw

200:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 22:47:15 FWrHqWSx
今月の原作、唯律見つめあいすぎ。
唯ちゃnはりっちゃんだけはメールじゃなくて直電してるし。

201:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 23:07:09 ZG8AW6Zh
URLリンク(areya.tv)
URLリンク(areya.tv)
照れ律唯

202:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 23:10:06 T6f37wbh
>>201
おお可愛い、早く結婚してしまえ

203:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 23:52:13 XaYNaSgb
>>201
死んだ
肩に顎乗っけてた以来の破壊力だ

204:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 01:13:50 GRMLaO3p
>>194
悪い悪い最近忙しくて
そのうち書きます

205:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 18:19:57 ouMHp7mK
唯の家に通いすぎて漫画読み尽くすとかもう完全に付き合ってるだろ
二人の仲良しっぷりがたまんない

206:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 19:29:35 EvB/Yfhd
                 _                            __
              '´, 、 ヽ                        . '´i===iヽ
              l (itノヽヽl                       . !. リ゙゙゙""リi
            ノリ(l|゚ ヮ゚ノi 待て~りっちゃんのくせに~      从(!|゚ ヮ゚ノ!| ハッハッハー
              / つ¶つ¶                        / つ¶つ¶
             / ̄ ̄ ̄ ̄\                     / ̄ ̄ ̄ ̄\
              |) ○ ○ ○ (|                     |) ○ ○ ○ (|
          /″   ν   \  ウィンウィン            /″   ν   \  ウィンウィン
  (( (( ((  /________\  ウィンウィン (( (( ((   /________\  ウィンウィン
         ̄ \_\__/_/  ̄                ̄ \_\__/_/  ̄

かわいいw

207:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 20:47:18 zd8qWspc
>>206
なにこれかわいい

>>205
お前のせいで妄想が止まらない

律「こんちわー」
憂「あ、律さんいらっしゃーい!どうぞ上がってください」
律「おう、おじゃまするぜ!」
憂「お姉ちゃーん、律さんきたよー!」
唯「・・・・・」
憂「もう、お姉ちゃんってばー!」
律「いいよいいよ、どうせまた音楽でも聞いてるんだろ。直接部屋に行くよ」
憂「ごめんなさい、そうしてもらえますか・・・。あ、飲み物はいつものでいいですか?」
律「もち!あ、お菓子は持ってきたからお構いなく!」
憂「クスッ、わかりました」

律「おら唯ー、りっちゃん隊員のお出ましだぞー!」バァン
唯「ほぁ!?あ、りっちゃんいらっしゃーい」
律「やっぱイヤホン使ってやがったか・・・。例によって憂ちゃん呼んだんだからな」
唯「すいやせん・・・。でもついつい夢中になっちゃうんだよね」
律「澪のやつはヘッドホンしてても割と気づくんだよな。これは唯の集中力の賜物なのかもな」
唯「いや~、それほどでも・・・」
律「その集中力をもう少し有効に使えば・・・」

二人でケラケラと笑いあう。
もはや日常となったこの光景。私田井中律が同じ軽音部の一員であり親友でもある平沢唯の家を、週末ごとに訪ねるようになってもう一年になる。
唯とは波長が合うといえばいいんだろうか―よく気が合い、四六時中一緒にいても苦にならない。これは私の幼馴染である秋山澪にすら感じなかったことだ。
部を立ち上げた当初こそ、上記の三人に部員第三号である琴吹紬を加えた四人で行動することがほとんどだった。
だが、いつしか部活以外ではほとんど唯と二人だけで行動するようになっていた。
週末のお宅訪問もその一つである。まず私が唯の家に行き、しばし話したり遊んだりしてから外に繰り出すのが一つのパターンになっている。
最初は待ち合わせをしていたのだが、唯が遅刻してばかりなので自然と迎えにいく形に落ち着いたのだ。やれやれ。

208:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 21:08:20 zd8qWspc
続き

コンコン
憂「お姉ちゃん律さん、飲み物もってきたよー」
唯「ありがと憂・・・って飲み物だけー?」
律「ふっふっふ・・・お菓子は既に手配済みだよ平沢君」
唯「さすがは田井中先輩、よく気がきく御方・・・」
律「もっと褒めてもよろしくてよ?」
憂「ふふっ、さすが律さんですね。はい、こっちが律さんのカップ」
律「おおー!やっぱドリンクはコーラに限るぜ!」
唯「憂、早く私のも!」
憂「はい、こっちがお姉ちゃんのね」
唯「おお、これがあの伝説のコーラ・・・!」
律「ありがたや、ありがたやー」

半年くらい前だったか―唯と一緒にフリマを見て回った際、お揃いのカップを見つけたことがあった。
唯はそれがいたく気に入ったらしく、二人でお金を出し合って買ったわけだが・・・。
どういうわけか私の分は自宅に置かれることなく、平沢家に私専用のカップとして鎮座している。主にコーラ用として。

唯「してりっちゃん、本日の獲物は!」
律「ふふふ・・・今日はこれだぁ!」
唯「おおー!これがあの伝説の・・・」
律「伝説はもういいっちゅうねん!」
憂「伝説のポテチコンソメ、ですね」
律「妹よお前もか・・・」

209:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 21:35:56 zd8qWspc
まだ続き

律「憂ちゃんも一緒にどう?」
憂「せっかくですけど、今日は純ちゃんと梓ちゃんと約束があって」
唯「そういや昨日あずにゃんに聞いた気がする」
律「そっか。時間はまだ大丈夫なの?」
憂「はい、今から出ても充分間に合います」
唯「うまうま」パリポリ
律「ちょ、勝手に食うなって!」
憂「お姉ちゃんったら・・・。あ、それじゃ私行きますね」
律「ああ、うん。私らもしばらくしたら出るよ」
憂「いつも通り、戸締りよろしくお願いしますね」
律「合点承知之助!」
唯「染之助染太郎!」
律「それは関係ねえ」
憂「ふふ、それじゃ行ってきます」
律唯「行ってらっしゃーい」

唯「ふう、食べた食べた」
律「結局大半一人で食いやがって・・・」
唯「ねえねえ、今日はどこ行く?」
律「んー・・・。たまには楽器屋でも行ってみる?」
唯「いいねえー!よーし、お店のギター全部試し弾きしちゃうよぉ!」
律「んじゃ私はドラムを全部・・・ってドラムそんなに置いてないわ!」
唯「まあまありっちゃん、代わりに私がギター教えてあげるから」
律「光栄至極」
唯「うむ、苦しゅうない」
律「んじゃ、そろそろいこっか」
唯「そだね。えーっと、鍵鍵・・・」
律「お、今日は忘れないんだな」
唯「ありました!バッチリでありますりっちゃん隊員!」
律「うむ、それではついてこい唯隊員!」
唯「イエッサー!」

今日も楽しい一日になりそうだ。
おわり

210:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 23:42:43 9Y/01GXw
こういう恋愛に発展しない、でも今より仲良くなってる二人ってのは
新鮮なんだけどやっぱり落ち着くな。唯律唯らしくてほっこりした。
おつ!

211:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 23:45:22 bi8HRQ32


212:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 01:35:53 JeX1vVGv
>>209
乙!!!いや~ほっこりするw
唯律は癒しだ…

213:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 02:55:58 Jt/w8gQX
お待たせ。

【けいおん!】唯×律スレ

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2010/05/08(土) 18:04:50 ID:/N9sM4xc0
いつも楽しげなこのコンビが好きな人は意外と多いと思う
百合の匂いは薄くても、この2人が楽しそうにしてるところを見守りたい

4 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/05/08(土) 18:29:28 ID:/N9sM4xc0
【けいおん!!】平沢唯57うんたん【OP大勝利】
スレリンク(anichara2板)l50


>>2
おお! ありがとう!
百合な妄想も出来るし、妄想なくしても見てて楽しい最高の組み合わせだと思う

5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2010/05/08(土) 18:37:02 ID:/N9sM4xc0
ageちゃった

最高はいいすぎかもしれないけどもっと流行っていいとは思うんだけどなー

6 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2010/05/08(土) 19:05:19 ID:lPPkSTIzO
正直言って良い?










りっちゃんは澪ちゃんと居るより唯ちゃんと居る方が楽しそうです

7 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2010/05/08(土) 20:54:55 ID:/N9sM4xc0
URLリンク(nagamochi.info)
しかし何度見てもopのこのシーンはいいな

唯「りっちゃん隙ありぃ!」
律「む、裏切ったのか! 唯隊員!」
唯「ふふ、わたしに背中を見せるとはりっちゃん隊員も焼きが回ったね!」

とかいっていつものミニコントを楽しむ2人が浮かぶし
そもそも盗み食いの原因はりっちゃんがムギと話し込んでるのを見て
唯がりっちゃんの気を引こうとして…と妄想するとさらにいい

214:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 02:57:24 Jt/w8gQX
9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2010/05/09(日) 11:38:14 ID:AkxJb9Zr0
            ゝ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::iゝヽ      イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
           /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|ノー、:ヽ   ゝ:::::/::i::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::ヽ
          ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l´  ∨i  //::::/::/l:::::::::i:lヽ::ヽ::::::::::i::::::::::ヘ
          /:::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::|    l::::i/ l\/ イi::::::::::l``、::ヽ::::::::|::::::::::::ヽ
         イ::::::::::::::::::::::::::|:::::|::::i::::::::i  \ i::::Y::::\i _ 、レ、:::::i , _ヽ:::::::::i::|:::::::::::::::、_
       _イ::::::::::::::::::::::::::::::l/::l::::ヽ::::::l    l:::::|/ヽ/ イぅハ ヽ´イぅハ、〉:::::l::l::::::::::::::::ヽ``
       >:::::::::::::::i::::::::::::::/ ` ,:::::::i:::::i ==´ i::∧i::::::, `ヒノ    ヒノノ i/´:::i´,:::::::i ∧|  
       ` ̄´i/ :人 i:::: i   i::::::::l::/⊂⊃ ヽ l::::::∧⊂⊃   ⊂⊃l::::::/イ::::::::l/
         イ´  ー |:::::::::`-ヽi:::::::l     3 i::::::::::{         i::::::/、i::::::::/
        /     , i::::/、|   ヽ::::l    ノ ヽ∧::::ゝ   `´  イ.l:::/  ヘイ、_
       /      i ヽi  ヽ ィ/ レ ト ̄      /`` ` ≧ヽヽ,´、レ  ヽ    ヽ
      /      /  i  / i ∧ i   `,      i     i、  / ,、\  〉    ,
     ,      /ヽ  l´/, ∧ l/ イ  i  .i      ,    ヽ `i l l iヽ 〉、 i  / i
     /     /,  〉 i〈 ィ^l _i イ   / /       ヽ    ヽノゝ-l ,ヽヽi  l /  i
    ,     /´ i   / i lo.l l/ 〉 / /        ∨    ヽ  l j  、ゝ  , /
   /  ト、 ノ   ヽ i  l j | j / / ./          ヽ     ∧   ヽ    i /〈
   イ     `ヽ、 _  、,   o i /  i  l            ヽ     ヘ   o   l  i
  /         `      i/ /, l  i           ゝヘ   ヽ      l  l


215:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 02:58:22 Jt/w8gQX
10 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2010/05/09(日) 13:47:53 ID:5mdnF92YO
唯「りっちゃーん♪」

律「わっ、やめろ唯!ひっつくな!」

唯「えへへー♪りっちゃんのおでこすべすべー♪」

律「うお…やったなー!おりゃ!鼻つまみ攻撃!」

唯「ふがんが、ひっはんやええー!」

律「やーい豚っ鼻!」

唯「んがー!」

ピトッ

律「!?…ひゃうっ」

唯「あ…ご、ごめん!」

律「いや…だ、大丈夫…///」

唯「……///」

律「……あ、あはは!私の胸ちっこいから大した感触しなかったよな!気にしない気にしない!」

唯「そんなことないよ!ちゃんとやわらかかったもん!」

律「え…」

唯「あ…」

律「…ばか///」

唯「…ごめん///」

そしてお互いを意識しながら目を背ける唯ちゃんとりっちゃんを妄想…

この二人、お互い普段ははしゃいでるだけに、照れたり泣いたりした時の破壊力が抜群ですよね
それが揃ってんだからもうヤバいです


216:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 02:59:53 Jt/w8gQX
11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2010/05/09(日) 14:10:22 ID:AkxJb9Zr0
素敵な妄想イイヨー

12 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2010/05/09(日) 18:49:25 ID:xvKHRWvN0
唯律ってからみの多さの割には見ないな
ssとか絵とか見たことないし
熱心に探してるわけじゃないから知らないだけでどっかにはあるんだろうけど


217:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 03:01:04 Jt/w8gQX
13 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2010/05/09(日) 23:49:43 ID:5mdnF92YO
唯「りっちゃんのおでこってかわいいよねぇ」
律「か…かわっ!?なんだよ、藪から棒に…ってか唯、目がこええ」
唯「いやぁね、そのぴかぴかのおでこを見てたらどうしても触りたくなっちゃってね?どうか触らせていただけないかとですね」
律「そ、その手付きをやめろ!」
唯「まぁまぁ、減るもんじゃなし…ていっ!」ピトッ
律「ぬわー!やめろー!さーわーるーなー!」
唯「ぐふふ、ねーちゃんいいでこしてまんなぁ、つるっつるのすっべすべやで!」
律「だ、だからやめ…うぅ…」
唯「ねぇ…りっちゃん」
律「あ…?」
唯「おでこにちゅーしてもいい?」
律「んなっ…な、なに言って…」
唯「いいよね」
律「ちょ、唯、マジでやめ…」
唯「ちゅー♪」
律「……っ」

やわらかい唯の唇が額に触れたとたん、なにやら胸の奥がむずむずくすぐったくなる。
そしてお互いの体が密着していることにも気がついて…思わず、唯のブレザーの裾を掴んでいた。

律「おい唯…何考えてんだよ」
唯「ん?ただりっちゃんのおでこ、すべすべで気持ちいいから」
律「そ…そんな理由でこういうことすんなよ。…ばか」
唯「…りっちゃん」
律「!?」


218:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 03:01:54 Jt/w8gQX
14 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2010/05/09(日) 23:52:16 ID:yIhXdOzy0
もっとやれ


219:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 03:02:40 Jt/w8gQX
15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2010/05/09(日) 23:55:31 ID:5mdnF92YO
唯にぎゅっと抱きつかれて、私の頭はぐらぐらと揺れるような感覚に襲われる。
普段は目立たないけどこうして密着すると確かな弾力を感じる胸。ストッキング越しに熱い熱を感じる太もも。首筋に当たる吐息…
普段は無邪気な唯にこんなにもドキドキするなんて、どうしちまったんだ私…

唯「ねぇりっちゃん…ちゅー、もっとちゃんとしよ?」
律「は!?ちゃんとって…!」
唯「ちゃんと…口で」
律「ばば、ばか、そんなのだめに決まってんだろ!」
唯「なんでだめなの?」
律「なんでって…そういうことは友達同士でするもんじゃないだろ!」
唯「私はりっちゃんのこと好きだよ?りっちゃんは私のこと好きじゃないの?」
律「いや、そういうこと言ってるんじゃなくて…」
唯「私、ホントのホントにりっちゃんのこと好きだよ。本気でキスしたいって思うもん」
律「唯…」
唯「…だから…して?」

…キスって、好きな人同士でするもんだよな。
…唯は、私のことが好き。そんで、私は唯のこと…

律「好き…」

そして私たちはキスをした。友達同士、そして好きな人同士で。


おでこネタでもう一つ投下してみた

>>12
唯律はあまりないし新鮮だな
ゆえに創作欲が掻き立てられる


220:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 03:03:28 Jt/w8gQX
16 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2010/05/10(月) 02:59:28 ID:TPma83rM0
乙乙!
この後も唯がリードする関係が続くんだろうなぁ


この2人って普段こそ絶妙な掛け合いを見せるけど、いざ関係が変わるとすごく初々しそう
全身がむず痒くなりそうな甘酸っぱい想像をしやすくていい


221:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 03:04:52 Jt/w8gQX
17 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2010/05/10(月) 04:38:29 ID:wDve7tGZ0
唯「ねぇねぇ、りっちゃん」

律「ん? どした唯?」

唯「あのねー、りっちゃん大好き! 愛してる!」

律「っ!? い、いきなり何を言い出すんだ!」カァァァァ

唯「えへへ~ムギちゃんにね、恋人同士は愛を囁くものだって教えてもらったんだぁ」

律「ムギめ……余計なことを。そういう恥ずかしいことを言うのは禁止だ! 禁止!」

唯「ぶぅ~なんでぇ? 私たち恋人同士だよ?」

律「う、うるさいっ! とにかく禁止だぁ!」

唯「ちぇーりっちゃんのいけず……ってりっちゃん顔真っ赤だよ?
  あ! はは~ん、さてはりっちゃんさっきので照れたんだぁ~、りっちゃんかわいい!」

律「ち、ちがうしっ! 私がそんなので照れるわけないだろ!」アタフタ

唯「あはははっ、りっちゃんゆでだこみたいだよー」

律「ぐぐぐ、唯め……もう許さんっ! そこへなおれっ!」ワシャワシャ

唯「あはははははっ、りっちゃんやめて~。ごめん、ごめんってばぁ」キャイキャイ



んーあんまり初々しい感じも唯がリードしてる感じもでなかったな
りっちゃんイケメン説を採用して、逆に唯をずっきゅんさせるほうが自然かも
ってそんな妄想してたらもう早朝……

18 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2010/05/10(月) 19:35:30 ID:qCldH1oP0
GJ!ゆいりつかわいいよゆいりつ
この二人がふざけ合ってるのを一日中眺めていたい
休日は二人で遊んだりしないんだろーか?


222:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 03:06:08 Jt/w8gQX
20 名前:ゆいりつデート [sage] :2010/05/10(月) 20:14:19 ID:QsJMY1TYO
唯「おーい、りっちゃーん!」
律「遅いぞ唯ー!」
唯「うぅ、ごめーん!」

ぽかぽか日差しが気持ちいい日曜日、私とりっちゃんは二人で買い物に出かけることになっていた。
本当は軽音部の皆で行くはずだったんだけど、他の3人は急用でパス。
でもせっかく約束してたんだしどうせ暇だから、ということで二人だけで行くことになったんだけど…

律「……」
唯「……」

どうしよ、いつもは時間を忘れるくらいに弾む会話が今日は続かない。
だってりっちゃんのこと、まともに見れないんだもん。
アクセサリーつけたりおしゃれな服着てるわけじゃないのにすごくかわいくて、女の子っぽいから。
あ、そういえばこの二人だけで出かけるのって何気に今日が初めてかも。
うぅ、なんか恥ずかしくてまともに顔見れないよ…

律「あ、あのさ」
唯「え!?な、なに?」
律「今日のお前な、その……ぃぃょ」
唯「え?なに?」
律「だ、だから、……ぃぃ」
唯「えと、聞こえないよ…?」
律「かっ、かわいいって言ってんだ!」
唯「へ…?」
律「ヘアピンいつもと違うし靴もかわいいし服もおしゃれだし!とにかく今日のお前はかわいいの!」
唯「……あ…ありがと」
律「……おぅ」


223:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 03:07:01 Jt/w8gQX
21 名前:ゆいりつデート [sage] :2010/05/10(月) 20:16:00 ID:QsJMY1TYO
唯「……」
律「……」

さっきからまた無言になっちゃった。あんなこと言われたら、ますますりっちゃんのこと意識しちゃうよ…
でも、私のことかわいいって言ってくれた…えへへ、やっぱり嬉しいな。普段そんなことほとんど言われないし。
何より、りっちゃんに言われたことがすごく嬉しいかも…

律「…買い物、どこ行く?」
唯「あ、私は特に行きたいとこないかな。りっちゃんにまかせるよ」
律「私も別に…買いたいものとかないし」
唯「え、そうなの?」
律「うん…だ、だからさ」
唯「?」
律「これから、その…デート、しようぜ」
唯「え…デ…?」
律「出かける時はたいてい澪たちが一緒で、お前と二人だけで遊んだりなんか食ったりすることなかっただろ。だから…」

りっちゃんは顔を真っ赤にしながら私の服の袖を指先でおずおずと掴んだ。というより、つまんだって言った方がいいかな。
あ、なんかいい匂いがする…シャンプーの匂いかな。りっちゃん、こういうの使ってるんだ…
りっちゃんの髪から漂う匂いを感じながらぼんやりとそんなことを考える。縮んだ距離は、それくらいに近かった。

唯「…うん…い、いいよ」
律「じゃ、じゃあ…行くか!」
唯「うんっ!」


224:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 03:07:56 Jt/w8gQX
22 名前:ゆいりつデート [sage] :2010/05/10(月) 20:19:42 ID:QsJMY1TYO
唯「ふぃー、今日は楽しかったねー!」
律「お前、あんなにあちこちで食って大丈夫なのか?軽く英世さん3人分は食ったろ!」
唯「いやぁ、私いくら食べても太らないんだー」
律「澪とムギが聞いたらマジ泣きするレベルだな…」
唯「えへへー♪」

夕方、軽くなった財布の感触をポケットに感じながら、私は隣を歩くりっちゃんに視線を向けた。
…そういえば。一つだけ、聞きたいことがあるんだよね。

唯「ねぇりっちゃん」
律「ん?」
唯「なんで、デートなの?」
律「え?なんでって…」
唯「二人で出かけたいだけなら、わざわざそんな言い方はしないんじゃないかなって」
律「……」
唯「あ、あはは!ごめん、変なこと聞いちゃったね。そんなのどうでもいいよね」
律「…そう言わなきゃ、特別じゃないだろ」
唯「え…?」
律「ただ遊びたいってだけなら、他の誰かと出かけるのと同じだろ。それじゃ、嫌なんだ」
唯「どうして…?」
律「…お前と出かけるのは特別だから」
唯「……っ」

りっちゃんは私を抱きしめた。夕日に照らされて赤く染まる道端で、私たちの影は一つになる。


225:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 03:09:17 Jt/w8gQX
23 名前:ゆいりつデート [sage] :2010/05/10(月) 20:21:07 ID:QsJMY1TYO
唯「と、特別って…」
律「…わかるだろ?」
唯「……」

なんとなく、りっちゃんの言いたいことはわかる。
でもそれを口にするのが恥ずかしくて、怖くて…私はただ、りっちゃんを抱きしめ返すことしかできなかった。

律「…唯?」
唯「……」ギュ
律「…なぁ唯、今日のお前な、ホントにかわいいぞ」
唯「…そう?」
律「ああ。私が言うんだからホントだよ」
唯「…澪ちゃんより?」
律「あぁ。つうか、あいつはこういう格好しないだろうな」
唯「…そっか」
律「唯?」
唯「…なに?」
律「好きだよ」

…ねぇりっちゃん、キスってすごいね。言葉なんてなくても、たくさん気持ちが伝わってくるんだよ。
私のことを想ってくれる、りっちゃんのあったかい気持ちが。ねぇ、私の気持ちも伝わってる?
ううん、だめだよね。たとえ伝わってたとしてもちゃんと言わなきゃ。だって、りっちゃんはちゃんと言ってくれたもんね。
恥ずかしくても怖くても、ちゃんと言ってくれた。だから、私も―

唯「…りっちゃん?」
律「…ん?」
唯「大好き。私、りっちゃんのこと大好きだよ」
律「……」
唯「りっちゃん?」
律「…顔見んな。…ハズいだろ」
唯「…じゃあ、こうしよう」


226:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 03:10:14 Jt/w8gQX
24 名前:ゆいりつデート [sage] :2010/05/10(月) 20:27:39 ID:QsJMY1TYO
律「…おはよ」
唯「おはよう、りっちゃん」

次の日の朝、私とりっちゃんは待ち合わせをした。まだ門が開いて数分。私たち以外に誰もいない、静かな音楽室で。
学校でこうして時間を決めて待ち合わせをするのもなんだかんだ初めてで、とても新鮮な気がする。

律「…皆にはいつ話すか。こういうのって、内緒にしない方がいいよな」
唯「いつでもいいと思うよ。焦らないで私たちのタイミングで」
律「おー、お前にしちゃ、まともな意見だな」
唯「む、バカにしないでよ?こう見えても気配りはできるんだから!」
律「はいはい、これから期待してますよ」
唯「んもう!……」
律「…唯。おいで」
唯「…うん」

優しく抱き寄せられて、私はりっちゃんの胸に顔を埋める。ちょうど昨日、私がりっちゃんにしてあげたみたいに。

律「…これから毎日、こうしような」
唯「うん」
律「あとさ…その」
唯「?」
律「…言ってもらえると嬉しいかも」
唯「なにを?」
律「…すき…って」
唯「もう、りっちゃんは欲張りだね」
律「…るせー」
唯「へへ…うん、いいよ。毎日いっぱい言い合おうね」
律「…うん。私も言う」
唯「じゃ、一緒に言おう?せーの」

「「好きだよ」」



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