10/06/04 03:09:58 HVDR1Emf
実際の清澄高校の一回戦は久の夢とは違っていた。
「きょーたろー! タコス買ってこーい!」
優希のこの一言があれば、慣れない東京だろうが、海外だろうが京太郎は当たり前のようにタコスを買ってくる。
そして、いつものようにタコス力を充電した優希は東場でかっぱぎ、そのまま逃げ切る。
佳織のような特殊な素人ではない、全国に出てくる玄人はだしの高校生が相手となれば、
まこも持っている実力を発揮した。
さらに、覚醒してのどっちと化した和を誰も止めることが出来ず、
最後には咲が「カン。カン。もういっこカン」で対戦校を飛ばしてしまった。
昨年のインターミドルの優勝者の原村和
嶺上開花で役満を上がる宮永咲
この二人の活躍は、昨日まで誰も注目しなかった清澄高校を、
たった一日で大会の注目校にしてしまうのに十分な効果があった。
更に次の試合の組み合わせが強豪校の姫松高校となっていることで、
新進気鋭の初出場校が、古豪の常連校とどのような対戦するかも話題の一つになっていた。
また、咲の宮永という名字が、全国の覇者である白糸台高校の宮永照との関係を想起させ、
マスコミやゴシップ好きの一部ファンの間で話のネタになっていた。
そんな中、一人沈んだのが久であった。優希とまこが稼いだ点棒を守ろうとしたのが仇になった。
東場は得意の悪待ちをやめ、広い待ちを選んだがことごく裏目った。
南場に入ってから悪待ちに切り替えたが今度はハマらない。
ハマらなければただの悪待ちで、和ではないが、
部長があんな打ち方をしては話にならないと、周りに叩かれるのは仕方にないことだった。
和や咲がマスコミのインタビューを受けている間に久は会場を抜け出そうとしていたが、
エントランスホールで応援に来てくれた鶴賀のメンバーを見かけた。
ゆみが来てくれたのにあんな不様な試合しか出来なかった自分が恥ずかしかった。
それでも、折角来てくれたのだし、せめて挨拶くらいはした方がいいわよねぇと、
声をかけようかどうしようか迷っていると、ゆみが誰かに手を上げて合図をしているのが見えた。
久は誰だろうと思い、ゆみが見ている方向を見ると美穂子が小走りにやってきた。
美穂子はゆみの前に来ると何度かちょこちょこと頭を下げた。
久はお礼でも言っているのかしらと思うと、それは自分のすべきことだと気づいた。
格好は悪いが仕方ないと覚悟を決めてゆみのところへ行こうとした時、
ゆみと美穂子が二人で皆から離れていくのが見えた。
「んお?」
反射的にストーカーしていた。
さっきまでゆみがいた場所で、智美と佳織が桃を抑えるのに必死になっているのには気づかなかった。
ゆみと美穂子は、通路の脇に置いてある人の背丈ほど観葉植物の陰で隠れるように話を始めた。
あまり近くに行くと気づかれるので、久は少し離れたところで二人の様子を窺っていた。
二人の表情から何かを話しているようだが、内容までは聞こえない。
そのうちにゆみが美穂子に話しかけると、美穂子の顔がみるみる赤くなっていくのがわかった。
ゆみがそんな美穂子の頬に手を添え、
まるでこれからキスでもするかのように美穂子の顔を上に向けているのが見えた。
久は見てはいけないものを見たような気持ちになり、その場を離れた。
その時、反対側の廊下に黒い蜃気楼のような影があったことに気付かなかった。
251:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 03:10:49 HVDR1Emf
「ゆみさん、何かいいリラックス方法は見つかったかしら?」
「うむ、しかしだな、手っとりばやくて効果的というのはなかなか難しい注文だぞ」
美穂子は昨日からゆみに頼んでいたことを早く聞きたくて一緒に来てもらっていた。
しかし、ゆみの返事は芳しくなかった。勿論、色々と調べてくれたのであろう。
ゆみは、アロマや森林浴は道具や環境が整っていなければダメだし、
呼吸法は普段の訓練があってこそのリラックス方法だと教えてくれた。
が、それでは間に合わない……
するとゆみがこんなことを言いだした。
「一つ気になった方法がある。ただ実行するにあたって多少問題があるのだが……」
「どんな方法なのかしら? あの、問題ってどういう……」
「んー、百聞は一見にしかずだ。今から美穂子で試すぞ」
「え? あ、はい」
ゆみは、美穂子の質問に答える代わりに、実際にやってみた方が早いと思ったようだ。
今から自分が言うことを素直に受け止めてうれしさを感じ、体の緊張も同時にとくように
と美穂子に話すと、ゆみは「うん」とひとつ咳払いをした。
「み、美穂子は可愛いな」
「な、何を言っているの?」
素直に受け止めろと言われた美穂子だが、ゆみに突然こんなことを言われては、
顔を赤らめて、言葉で抵抗をしてしまう。
「料理も上手いし、合宿の時の弁当は本当に美味しかった。毎日作ってもらいたいくらいだ」
「それは、良かったわ。あ、ありがとう……」
料理を褒められるのは素直に嬉しいが、これではまるでプロポーズをされているようではないか。
恥ずかしさで美穂子の顔はますます赤くなっていく。
ゆみは美穂子の顔をじっと見つめるとふと思いついたように尋ねた。
「そう言えば、美穂子はいつも右目を瞑っているな。良かったらその目を見せてくれないか」
「え? どうして……」
ゆみの更なる予想外の頼みに美穂子は戸惑うが、これも何か考えがあってのことだろうと
言われるがままに普段は閉じている右目を開いた。
左目の赤みのある茶色とは正反対のような深い青い瞳がそこにある。
「ほう、これは、綺麗なものだな」
「あ、あの……」
ゆみの言葉に真っ赤になった美穂子がうつむきそうになるのを、ゆみの手が止める。
「とても綺麗だ。もっとよく見せてくれないか」
「ゆ、ゆみさん……」
美穂子の頬に手を添え、斜め上を向かせると青い瞳とその中に映るゆみ自身が見えた。
単に美穂子を褒めるだけのはずが、ゆみは本気で見とれてしまっていた。
それでも、自分の姿を見て我に返ったゆみは、頬に添えた手を外した。
「こ、これはだな、褒めて貰うことで嬉しさと人とつながりを感じてリラックスする方法なのだそうだが。
と、とにかく恥ずかしいのが問題でな。どうだ、美穂子リラックスしたか?」
「す、すみませんが、これだとリラックスどころか、逆にドキドキしてしまうんじゃないかしら。」
―可愛い、料理が上手い、瞳が綺麗
どの言葉も美穂子にすれば嬉しい言葉に違いなかった。確かに褒められてはいる。
だがしかし、どちらかと言えば口説かれているといった方がぴったりだった。
「ゆみさんの言っているリラックス方法はわからなくもないわ。
でも、褒めるところが違うような気がするの。
もっとこう麻雀を褒めるとか人柄を褒めるとか……」
「ああ…… そうだ。その通りだな……」
美穂子の言葉にゆみはひどく落ち込んだ様子だった。
一生懸命にリラックス方法を探してきてくれたゆみを自分の言葉で傷つけてしまったと美穂子は思った。
美穂子は思い切って普段桃がするようにゆみの首に両手を回しきゅっと抱きついた。
「ゆ、ゆみさん、ありがとう」
「おお、どういたしまして」
美穂子の意外な行動に少し驚きつつも、ゆみは優しく背中に手を回しそっと抱きしめた。
二人とも廊下の黒い蜃気楼から禍々しい気が出ていることに気づいてはいなかった。
252:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 03:13:56 HVDR1Emf
今夜はここまでっす。
急にかじゅキャプが書きたくなった。
次で本当に終わりまっす。
253:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 08:21:05 IDDIzmi1
>>252
乙っす
かじゅキャプか…悪くないな
254:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 17:07:37 pENMtW5M
GJ
かじゅキャプに漂う背徳感がたまらんな
モモはキャプに嫉妬するんじゃなくてかじゅを責めるか
かじゅを無表情のまま刺し殺しそう
255:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 17:57:35 lxry6Nqh
モモは裏切られたらどんどん落ちそうだ
救ってくれた人だしかじゅに対する執着心強そう
ヤンデレになる可能性ありだな
256:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 21:39:16 VLlVu9Za
自分はももは身を引こうとすると思うけどな
んで、引ききれなくてかじゅに思いをぶちまけちゃう感じ
そして勘違いだったことが分かる、と。
257:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 22:20:02 D1q+gfHw
素養つーか
誰にだってそれくらい熱く愛し合ってほしいさ!
258:名無しさん@秘密の花園
10/06/04 23:10:24 c3p8qQb+
ももが身を引いて姿(というか存在を消して)
それに気付いたかじゅが必死になって探すももはや手遅れ、
色々あって「2人は二度と会うことはなかった」オチとかがふと浮かんだ
259:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 00:21:14 FK+XdEDx
ヤンデレモモは容易に想像できるわ
ニコニコ微笑みながらかじゅを殺しそう
260:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 01:07:00 70CSpphl
いやモモは監禁するタイプだと思う
261:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 01:18:15 bL32Nqn+
>>258
まとめwikiでそんな小説あったよね。あれは最終的に元に戻るけど。
262:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 01:49:10 6nf5fHgf
つSS>>251の続き
263:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 01:49:50 6nf5fHgf
ゆみと美穂子のあれは何だったのだろう……
久は廊下を引き返しながら、自分で考えても絶対に答えの出ないことを考えていた。
二人に聞けば早いのだが、見なかったふりをして逃げてきた手前それは無理な話であった。
ゆみは美穂子にキスをしようとしていたのかしら? でも何故?
私が知らないだけで二人はそうゆう関係になっていたとか?
そんなことを考えたが、あの二人に限って有り得ないという思いが強く、
逆に何だか可笑しくなって一人で笑ってしまった。
笑うと夕べのまこと美穂子に笑わされたことを思い出し、二人の行動がさっきのゆみと重なった。
ああ、そうか。美穂子にだってプレッシャーがあるのよね。
てゆうか、個人戦の美穂子はある意味本当に一人で全国の強豪と戦わなきゃいけないんだわ
それなのに夕べも私の心配ばかりして……
あー、まこにも同じことが言えるかぁ
自分のプレッシャーに気にとられ、誰かのプレッシャーに気づけないでいたなんて……
久が自分のまぬけさに気づき「はぁ」とため息をついたところに、
久を探していた咲、和、優希の三人がやってきた。
一番に久を見つけた優希が飛び付いてきた。
「ぶちょー、探したじょ。今日はお腹がすいて元気がなかったのか? 明日は私のタコスを分けてあげるから元気に麻雀ができるじぇ!」
「あー、心配かけてごめんねー。うん、タコスは気持ちだけもらっておくわ。ありがとう優希」
抱きつく優希の頭を撫でながら、謝罪と感謝の意を表すと隣の和が怒ったように話しだした。
「部長、あんな打ち方は部長らしくありません。私は認めませんが、
前に私に話してくれた時のようにもっと自分のことを信頼してください。」
「和……」
「のどちゃん……」
和の剣幕に久だけでなく、優希も驚いたのか久から離れ、和を見つめる。
「それにもっと私たちのことも信頼してください。部長、一人で戦っているんじゃないんですから」
「……そうね、和の言うとおりだわ。ごめんなさいね」
和の真剣な眼差しともっともな言い分に、さすがの久も今度はいくらかしおらしく謝った。
咲が場の空気を和ませるように久の両手を取り、ほほ笑みながら話し始める。
「部長。私、初めて部室に行った時、生徒議会長が何でここにいるんだろうって不思議だったんです。それで部長に聞いたら、麻雀が好きだからって」
「ええ、そうね。そんな話をしたわね」
「私、麻雀部に入って、部長に勝つ麻雀をしなさいって言われて気づいたんです
ずっと麻雀で勝ちたかったんだって。だから、この大会は清澄の皆で勝ちたいんです」
「咲……。そうね、皆で勝ちましょう。相手が誰であろうと」
久は咲の手を握り返し、力強く答えた。
―そうよね、あなた達の言うとおりだわ
全国という言葉と雰囲気に飲まれ、好きな麻雀を
全国レベルの人たちと楽しめる機会に恵まれたことをすっかり忘れていたなんて
「私に発破を掛けるようにあの子達に焚きつけたのはまこでしょ」
「さーて、何のことかのぅ」
宿に戻り皆で食事を済ませた後、久とまこは二人で大浴場でまったりしていた。
「ありがとね」
久は一言礼を言うと、とぼけるまこのおでこに感謝のキスをした。
いつもならキスをされると慌てるまこだが、今日はキスの意味を理解しているのか、静かに久を受け入れる。
―続きは大会が終わってからゆっくりと。そうね、合宿所の温泉にでも行きましょうか
―あんたと一緒におれる間はつきあっちゃるけん
キスの後、お互いに想いを口には出さず、視線を交わしただけだったが
何となく想っていることは伝わっているような気がした。
264:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 01:50:33 6nf5fHgf
一応、部長は清澄の皆で立ち直らせて終わりっす。読んでくれた方ありがとうっす。
でも、鶴賀というか、ややこしい桃を書きたくなったので後でもっかい投下するっす
265:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 14:01:07 DdT36ZKC
>>260
「モモは失禁するタイプ」と読んで納得した
266:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 19:49:40 CEeamjKR
部長の試合で、集中攻撃されて飛ばされそうな他校の選手を
わざと振り込んだり鳴けるよう捨て牌で道を作って上げたりして
それを見たももと池田が「先輩(キャプテン)みたいなことを・・・」
ってぐぬぬする展開とか見たいです、百合とはまた違うけど
267:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 20:10:44 PF5JzxXW
>>266
>集中攻撃されて飛ばされそうな他校の選手をわざと振り込んだり
これはどっちかというと咲なんじゃ
つかかじゅはともかくキャプテンの真似は難しいし
かじゅの真似はやったとしても分かりにくいような…
いやモモなら分かるか
268:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 20:51:04 70CSpphl
透華と一のガチSMって結構無いもんだな。
一は透華からつける様に言われればボールギャグでもアイマスクでも縄でも貞操帯でもアナルストッパーでも嬉々として着けそうだが
269:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 21:10:49 NCsUYWye
衣が一番Sだと思う
270:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 21:15:50 vtqS6Q75
天照大神は全員Sだと思う
271:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 22:57:42 zHB5ZJWo
韓国人の絵師さんみたいだけど
すごく・・・良い!!!!\(^0^)/うひょうう
URLリンク(uproda.2ch-library.com)
URLリンク(uproda.2ch-library.com)
照は部長以上にタラシ・・・的な展開も良いかも
272:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 23:18:55 Y0ynoWhO
>>271
早速保存した
久照も悪くないよな
273:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 23:56:04 CEeamjKR
久と照が中学時代に何か関係があれば面白いんだけど
274:名無しさん@秘密の花園
10/06/05 23:59:30 /L5kTa6j
>>271
ピクシブで検索したら出てくる?
275:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 00:02:27 zHB5ZJWo
>>274
二枚目がピクシブにあるので、そこから投稿者のHPに飛んで探せばおk
276:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 00:20:22 vNVShpS/
ハングル\(^o^)/
277:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 00:27:45 ftUbc38C
SOP?
そんなオカルトパーフェクトって意味か?
278:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 01:22:31 CQHMJnt3
S=咲の
O=お姉ちゃん
P=ピンチ(タラシ相手で)
279:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 01:40:51 xKEh8Qvo
突然ですが短めSS投下します。
姫様とかすみん、エロあり注意。
携帯からなので見づらいと思います。申し訳ないです。
280:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 01:42:16 xKEh8Qvo
「おやっとさ―。遅くなってごめんねぇ。あら…」
ある夏の日の夜。
小蒔に急に呼び出された霞が部屋を訪ねると、すー、すー、と寝息を立てて眠りについていた。
音を立てないように近寄ると、小さい明かりの中に可愛いらしい寝顔がそこにはあった。思わず見とれてしまう。
「ふふ…待ってて疲れちゃったのかしら…」
優しい笑顔を浮かべて小さく呟く。そっと頭を撫でると、柔らかい髪が少しだけ、揺れる。
「…どうしましょう…起こしちゃ悪いけど用があるらしいから、起こさなくちゃねぇ…」
少しの間逡巡すると、いいアイディアが浮かんだようでぽん、と手を叩く。
「…ちゅう、でもして起こしちゃおうかしら。」
それは、霞のほんの少しの悪戯心であった。
(ふふ、そうしたら、きっと照れるわよね…でも呼び出したのに寝てるんだもの、これくらいいいわよね。照れる小蒔ちゃんの顔も見たいしね。)
起こさないように慎重に、寝息を立てる小蒔に顔を近付ける。そうするだけで、自らの鼓動が速くなっていく。
起きたらどんな顔をするんだろう。どんな声を上げるんだろう、そんなことを考えながら霞は小蒔の顔に向かって近付いていく。そして、唇と唇が触れ合うまであと数センチ―
その瞬間、小蒔の両目がぱちり、と開いた。そして、霞が目が開いたのを認識した瞬間には、小蒔の両腕が背中に回されていて―
「んむっ…」
二人の唇は重なった。
281:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 01:44:50 xKEh8Qvo
「んちゅ…んぁ…」
小蒔の舌が霞の口内へと侵入し、体の自由を奪っていく。それと同時に背中に手を回したまま素早く態勢を入れ替え、霞の上に馬乗りになる形になった。
長い長いキスをして、ようやく唇を離すと、銀色の糸がつぅ、と繋がった。
「…はぁっ…あ、こまきちゃん…?」
「…なにしようとしてたんですか、霞さん?」
「な、なにって…」
息を荒げながら困惑の表情を浮かべる霞の耳元で、妖しい微笑を浮かべてそう囁く。
「ねえ…霞さん?」
その表情を見て、嫌な予感が霞の頭を駆け巡る。
「っ…まさか…最初から起きてたの?」
「はい♪」
「………あちゃぁ…恥ずかしいわねぇ…」
「ふふっ…質問に答えて下さいね?」
「あ、も、もう…あっ…そ、そういえば、用ってなに?」
「あ…」
質問をごまかすような霞の問い掛けによって、急に言葉に詰まる小蒔。
それを不審に思い、じっと表情を見つめる。
「ごめんなさい…」
「え…?」
「…ここ最近忙しくて、霞さんと一緒に居れなくて…淋しくなって、会いたかったんです…急に呼び出したりして、迷惑ですよね…」
少しの間を置いて、そうぽつぽつと呟く一人の少女の表情は、先程までとは打って変わってひどく切なげなものであった。
「わがまま言ってごめんなさい…あっ…」
優しく、暖かい手のひらが小蒔の頬にそっと触れる。
「そんな顔しないで…小蒔ちゃん…」
「でも…急に会いたいだなんてわがまま…」
「そんなわがままならいつだって聞くわ。…私も、あなたと一緒に居たいんだから。」
282:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 01:47:17 xKEh8Qvo
「………………」
「大好きよ、小蒔ちゃん。」
「…っ…」
「大好き。」
「…わ、私も、霞さんのことが大好きですっ」
「んはぁ、あっ…ちゅ…んっ」
小鳥の啄みのように、数回キスを繰り返す。それだけでお互いの体は熱を帯び始める。
「ひゃっ…あ、や、んぁ…」
首筋をぺろ、と一舐めすると、霞の口から甲高い声が漏れた。
「ん…ここ、弱いんですよね。」
「ああっ…だめっ…そん、なに…舐めちゃ…あっ…」
「…あんなに好き、って言われちゃもう止まりません…」
白い首筋から鎖骨の方へと、舌が這いずり回る。
「はぁぅっ…こ、や、んぁ…こまきちゃ…」
声を上げる霞の表情を見て楽しそうにくす、と一つ笑みを漏らし、言葉を遮るようにして、巫女服の上からでも大きく主張する双丘を揉みしだき始める。
「でも一番弱いのはここなんですよね?」
「んああっ!…くぅ、やんっ…あ…」
先程より明らかに反応が高まり、小蒔の手に収まり切らないほどの双丘がぐにゅぐにゅと形を変える。時折、器用に指で中心の蕾を愛でると、段々とそこが自己主張を始める。
「ほら、固くなってきてる…」
「ああんっ、言わないでぇ、はずかしいっ…!」
顔を真っ赤にして首を横に振る霞。普段の彼女とは違う、子供みたいな仕草が可愛くて、再びキスを落とす。
キスを楽しんだ後は、窮屈そうに巫女服の中にしまわれている二つの果実を、外気に触れさせようと、巫女服に手を掛ける。
283:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 01:49:29 xKEh8Qvo
「何度見ても、惚れ惚れしちゃいますね…♪」
小蒔の言葉通り、巫女服から飛び出した二つの双丘は、大きさ、形ともに申し分なく、白い乳房の中心では、ピンク色の蕾が小蒔の愛撫によって存在を主張していた。
たまらず小蒔はそこに吸い付く。
「はぁ、ん!…ああっ…んぁ…ひゃ…、やっ」
「んちゅ…はぁ…こんなに反応して、かわいいですよ…」
「む、胸はよわいのぉ…んうっ…!」
「知ってますよ―」
丹念に両の胸を味わった後、満足したように唇を離す。唾液と汗が混じりあい、てらてらといやらしく光っている白い乳房を上下させ息を荒げている霞を見ると、ぞくぞくとするような背徳感を小蒔は感じ始めていた。
「これはどうでしょうか…」
そう言うと、両方の乳房を掴み、それを寄せて先端同士を擦り合わせる。
「ふぁっ!?あ…そんな…あぅ!…はぁっ…」
「ん…いいみたいですね。んっ…」
「あああっ!…なめちゃ…らぁ…めっ…」
更に追い討ちを駆けるように、舌先でちろちろと刺激を与える。
「ああっ…こ、まきちゃ…んっ!…わ、たしっ、もう…だ…めっ…」
「っ…霞さん、大好きっ」
そして小蒔がかぷっ、と蕾を優しく噛んだ瞬間、
「ひぁ、や、あ、くぅ、んああああっ!」
霞の体が大きくのけ反り、絶頂に達したのであった。
284:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 01:51:58 xKEh8Qvo
「…はぁっ…んぁ…はぁ…はぁ…」
「おやっとさ―。…どうでしたか?」
「もう…分かってるくせに、いじわるなんだからぁ…」
「ちゃんと言葉で聞きたいです」
「…うぅ…すごく、気持ち良かったわ…」
「はい♪ありがとうございますっ」
「…ねぇ」
ようやく息が整ってきた霞。小蒔としっかり手を握りあいながら、幸せそうに笑みを零す。
「ん、なんですか?」
「…私今、とっても幸せな気分だわ。…小蒔ちゃんと一緒にいれば、ずっとこんな幸せな気分なのかしらね。」
「…どうでしょうかね…でも、私は幸せですよ?」
「ふふ、小蒔ちゃんが幸せなら、私も幸せだわ。」
お互いの気持ちを表すかのように、ちゅっ、と軽く口付けを交わす。
「さて」
「ん?」
「休憩は終りましたか?」
「え?」
「まだまだ霞さんのこと、気持ちよくして差し上げますからね♪」
「ち、ちょっと」
「…あれだけで満足なんですか?」
「…あはは…お手柔らかにねぇ?」
「それは保証できません。今日は私が霞さんのことどれだけ好きなのか、分かって貰いますからね♪」
二人の夜は、まだまだ明けそうにない。
285:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 01:54:59 xKEh8Qvo
以上です。
早く全国の百合が見たいっ・・・
まだろくにしゃべってない人達なので口調など気に入らない方はスルーで。
では、失礼します。
286:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 08:19:46 O1K6LF3V
>>285
GJ!!朝から良いもの見させてもらったw
年下攻めも良いね。
わがまま言ってすまんが、良かったら次は照と菫のエロいのを頼む・・・・
287:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 13:24:58 RlaNyZad
これが全国区か・・・凄まじい破壊力だぜ
288:名無しさん@秘密の花園
10/06/06 23:49:41 QYxM/kVZ
部かじゅとかかじゅモモとかかじゅキャプとか色々浮かぶんだが文才も絵心もない俺にはどうしようもない
289:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 00:41:27 8TjS7mDo
かじゅキャプか…あれはいいものだ
290:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 01:02:15 382O7//M
かじゅモモといい池キャプといい部長は人の恋路に割り込んで引っかきまわすのが趣味なんじゃ…
291:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 01:08:52 sfQ+8vRl
かじゅモモに関しては部長なんにでも割り込んでうzそのうち馬に蹴られて死ぬぞって思うけど
キャプテンの方は元々キャプテン→部長だからなあ
むしろ、まこが偶然同じ学校に行って偶然同じ部活に入った都合のいい偶然連発ワカメって感じが
ってきゃpそんなこと言ってる人が誰かなんて知らないし!
292:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 05:25:56 UjJFkLud
SS出来たので投下します。割と前に書いた渋谷尭深のSSの続きです。
前作は11スレもしくはwikiにて。
設定妄想過多気味注意。
尭深→菫×照 的なアレ。でも照の出番は無い(ぉ
293:睡恋
10/06/07 05:27:45 UjJFkLud
その日は朝から酷く雨が強かった。
豪雨は午後になっても収まらず、放課後にもなると、実家暮らしの生徒達は蜘蛛の子を散らす様に、我先と家路を急いでいった。
「…………」
そんな悪天候も、屋内活動の麻雀部には関係無い。今日も麻雀部の部室からは、牌を打つ音が聞こえてくる。
「……あれ」
しかし、チーム虎姫の部室は違った。クラスの用事で遅れてきた尭深を迎えたのは、亦野誠子一人だけだった。
「おッす」
待ちくたびれた、といった様子で誠子はソファに寝転んでいた。
「亦野さん、他の皆は……?」
尭深が聞くと、誠子は待っていたと言わんばかりに口を開いた。
「いやー、それが聞いてくれる? 宮永先輩と弘世先輩は二人揃って用事があるって出かけてさ? じゃあ大星は、つッたら今日は二軍の指導を任された、なんて言うからさー?
私は一人寂しくお留守番ッて訳! もう渋谷が来なかったら帰る所だったよ、本当に!」
まくし立てる様に、誠子は愚痴っていた。とは言え、二人だけでもあまり練習にはならないと尭深は思った。
「それじゃあ、私達も、二軍の皆と打てば……」
「ああ、それは私も言ったんだよ。そしたら大星のヤツ『亦野先輩が来たら皆怖がっちゃいますよ』なんて笑顔で言いやがる! 全く、私は化物か何かか!」
そう言って吠える誠子の姿を見て、尭深は何となく、淡の言う通りかもしれない、と思った。勿論顔には出さなかった。
「じゃあ、私達二人だけ、ですね……」
「まぁね。しかし二人だけじゃなァ……」
誠子は肩を竦め、溜息をついた。
「それじゃあ、今度練習試合する相手の、分析とか……」
「いや、私そういうのムリ」
「う、」
尭深の提案をさらりと拒否する誠子。『アタマを使うのは苦手なんだ』とは以前誠子自身が言っていた事だが、それで虎姫に在籍しているのだから、その実力は計り知れない。
「あーもー、今日は本当に終わりにしようか? 雨も嫌ンなるくらい降ってるしさー」
ザーザーと、世界をノイズで包む様に雨が降り続いている。尭深はふと、この雨の中出かけていった菫の事を考えた。灰色に覆われた空が、尭深の不安をかき立てていった。
(……大丈夫、かな)
何がという訳でもなく、ただ漠然とした不安だった。いくらこの雨だからといって、菫達に何か起こるという事も無いのだろうが―
「おーい、シブヤー」
むにゅぅ、と誠子に両頬を掴まれた。そのまま伸ばしたりつねったり、やりたい放題だった。
「ふぇ、ひ、ひたい、ひたひ、でふ……」
「いや、ゴメン。何か難しい顔してたから、何となく」
悪びれた様子も無く、誠子は手を離した。痛む頬を擦りながら、尭深は視線で抗議した。
「亦野さん、酷い、です」
「だからゴメンって。そういえば―」
尭深の非難を遮る様に、誠子は矢継ぎ早に話し始める。こうなると、尭深には誠子の話を止められない。
結局、淡が戻ってくるまで尭深は延々と誠子の話を聞かされたのだった。
294:睡恋
10/06/07 05:29:08 UjJFkLud
* * *
その夜。尭深は中々寝付けないでいた。雨は相変わらず降り続いていて、暗澹とした気分を加速させる。
「駄目、だなぁ……」
ベッドで何度か寝返りをうつものの、眠気は一向に訪れない。寮の門限も近く、気分転換に外出という事も出来ない。
そもそも、この雨の中を外出という気分でも無い。
仕方なしに、のそのそと起き上がる。そのままゆっくりと部屋を出て、寮のロビーへと向かう。目的がある訳では無い。
ただ何となく、部屋に篭っているよりはマシだと思っただけだった。
「…………」
ロビーに人の気配は無く、静まり返っていた。皆、この雨で自室に引き篭もっているのだろう。尭深は漠然とそう考える。
かく言う自分も、何となくここに来ただけだ。少ししたら、また部屋に戻ろう―と、尭深が考えたその時―
「!」
ギィィ……と、軋んだ音を立てて、入り口の扉が開いた。門限ギリギリに帰ってきた生徒だろうか―尭深はそう思い、視線を入り口へと向ける。
「……―!」
尭深は思わず息を呑んだ。そこに居たのは、尭深の知る人物―
「弘世、先輩……!?」
菫だった。だが、尭深が驚いたのは、こんな時間にこんな場所で菫と出会った事では無い。
「……ん、ああ……渋谷じゃないか……どうしたんだ、こんな時間に……」
それはこっちが聞きたいです、と言いかけた言葉を呑み込み、尭深は菫に駆け寄った。
「弘世、先輩。一体、何があったんですか……?」
「……いや、何も」
菫の言葉は、誰の目から見ても明らかに嘘だった。全身ずぶ濡れで、生気の無い顔をしている彼女を、誰が何でもないと思うだろうか。
普段の凛とした佇まいからは想像も付かない姿を見せる菫に、尭深は動揺した。
「それじゃあ私は行くよ。おやすみ……」
力の無い声で告げると、菫はゆっくりと尭深の横を通り過ぎていった。
「―待って、下さい」
反射的に、尭深は菫の腕を掴んだ。ぞっとする程その腕は冷たく、力無かった。
「……何だい、渋谷……」
虚ろな目が、尭深を見た。
「風邪、引きます」
掴んだ腕を、握り締める。尭深は自分でも何故こんな事をしたのか分からなかったが―とにかく、今の菫を放っておく事は出来ないと感じていた。
「……大丈夫だよ。これくらい」
「大丈夫、じゃないです……! とにかく、来て、下さい……!」
自分でも驚くくらいの声で叫んでいた。尭深はそのまま菫を引っ張って、自分の部屋へと戻っていった。
295:睡恋
10/06/07 05:30:52 UjJFkLud
* * *
半ば強引に菫を連れ込んだ尭深であったが、深い考えは無かった為、今目の前に広がる光景に焦りを感じていた。
「あの、やっぱり、小さい、ですよね……?」
「……いや、お風呂や服まで貸して貰って、これ以上文句なんて付けられないよ」
「そ、そうですか……」
濡れ鼠になっていた菫を風呂に入れたはいいが、着替えなど無かった。必然的に尭深の服を貸す事になったのだが、尭深と菫では若干体格が違う。菫の着ているシャツは彼女の体に貼り付き、その整ったボディラインをより際立たせている。
その姿は、同性から見ても魅力的であり、菫に好意を抱く尭深にとっては、目のやり場に困る程に扇情的だった。
「…………」
「…………」
それきり、沈黙が続いた。尭深は一体菫の身に何があったのか聞きたかったが、きっと聞かれたくない事なのだろうとも感じていた。菫も、俯いたまま尭深と目を合わせる事はしなかった。
「…………」
「…………何も、聞かないんだな」
と、菫がぽつりと呟いた。
「……はい。聞かれたくない話かと、思いました、から」
「―そうだな。人に話す様な愉快なものでは無いな」
そして、再び沈黙が続く。尭深は、自分の部屋にも関わらず、妙な居心地の悪さを感じていた。
「―何でもない、只の痴話喧嘩だよ。恋人同士に良くある、ね」
「えっ、」
不意に、菫の口が開いた。
「悪いのは私の方だ。無遠慮に、あいつの踏み入ってはいけない所に入ってしまった」
「…………」
「あいつと付き合っていれば、喧嘩など間々ある事だが……ただ今日は、お互い少々エスカレートしてしまった―それで、この有様だ」
はぁ、と菫は短く溜息を吐く。
「自己嫌悪で、ずっと雨に打たれていたよ。……それでどうにかなる訳でも無いのに」
「先輩……」
「済まない。聞かれてもいないのに、結局喋ってしまったな」
そう言って、菫は頭を下げた。
「い、いえ、そんな、気にしないで下さい……」
「……ありがとう。渋谷には感謝している。……多分、あの時渋谷と会っていなかったら、私は今以上に暗澹とした気持ちを抱えていたかもしれない」
この時、菫の話を聞いた尭深には、小さな嫉妬心が生まれていた。付き合って、喧嘩して、落ち込んで―そこに見えた、二人の友達以上の関係。
改めてそれを見せ付けられた様な気がして、もう自分が割り込む隙間が無い様に思えて―それが、悔しくて悲しい。
降り続く雨の所為か、菫の気落ちが移ったのか、尭深の心も澱んでいく様だった。
「それじゃあ、そろそろ寝ようか?」
「―えっ」
負の感情を押し殺そうとしていた尭深に、菫が思いも寄らない事を言ってきた。
「いや、本当は遠慮すべき事なんだろうが……流石にもう、濡れた制服を着て部屋に戻ろうという気分になれなくてね」
尭深が菫の顔を見ると、その顔はいつもの菫に戻っている様に見えた。それが空元気かどうかは分からなかったが、その表情を見ると、尭深の心も不思議と落ち着いてくるのだった。
「あ、でも……」
「ん?」
「……ベッド、一つしか、ないです……」
寮の一人部屋である尭深の部屋には、当然シングルベッドしか用意されていない。まさか床で寝る訳にもいかない。どうすべきか尭深は考えてしまう。
「それじゃあ、一緒に寝ようか」
「――え?」
「ん? 何か問題でも?」
だから、さらりとそう言った菫に、尭深は言葉を失った。
「まさか床で寝る訳にもいかないしな。ベッドが狭くなってしまって、申し訳ないが……」
「え、いえ、あの、」
「今日はもう遅い。……照には明日、謝りに行こうと思う。だから、今日はもう休むよ」
菫は、呆然としている尭深の手をそっと取った。
「もう一度言わせてくれ。渋谷、ありがとう」
「……は、はい……」
菫の感謝の言葉も、今の尭深にはあまり届いていなかった。その言葉よりも、『一緒に寝ようか』という言葉が、尭深の頭の中で何度も何度も響いていたのだった。
296:睡恋
10/06/07 05:31:36 UjJFkLud
* * *
―こんなにも眠れないと思った夜は、初めてかもしれない。自分のすぐ隣で、想いを寄せる人が無防備な姿で眠っている。少し動いただけで肌が触れ合うくらいに近くにいる。それだけで、尭深の鼓動は忙しなくなるのだった。
「……んん……」
(…………!!)
その時、菫が寝返りをうった。それが、尭深に寄りかかる格好となり、尭深は驚きで声を上げそうになるのを寸でで堪えた。
「んぅ……」
菫の体温を直に感じる。時折漏らす甘える様な吐息と、お風呂上りの温かな匂い―その全てが、尭深を誘惑している様で、すぐにでも菫を抱きしめたくなる衝動に駆られる。
(駄、目……)
しかし、それが菫に気付かれたらと思うと、とても体を動かす事は出来なかった。だから、尭深はきつく目を閉じて、早く眠りにつけるようにと願わずにはいられなかった。
「……んっ」
―そんな尭深の願いも空しく、寝ぼけた様に、菫が尭深の体に抱きついてきた。
「っっ……!!」
思わず漏れそうになる叫びを、必死で堪えた。菫の柔らかい二つの膨らみが、体に当たっている。先程とは比べ物にならないくらいの誘惑が、尭深の理性を蝕んでいく。
(うぅ……っ)
五月蝿いくらいに鳴り続ける心臓と、のぼせるくらいに熱くなる身体。段々と意識が霞がかり、尭深はゆっくりと体を動かし始める。
「せん、ぱい……」
そっと小声で呼びかけるが、菫からの反応は無い。目を瞬かせ、その寝顔を覗き込む。裸眼に加えて闇夜の暗さでよく見えなかった、それでも充分だった。
我慢の限界だった―いや、そもそも我慢する必要なんて無いのだ。周りには誰も居ないし、鍵の掛かった部屋で邪魔される訳も無い。ここは自分の部屋だ。あの人が来る筈が無い―
「っ―」
湧き起こる衝動は抑えきれない。息を呑んで、菫の顔に唇を近付ける。万が一の事があっても、偶然の事故という事にしてしまえば問題無い。
「……て……る……」
小さな呟きだった。単なる菫の寝言だった。しかし、その言葉を聞いた尭深の心と体は停まった。
「―っ、」
思い知らされる現実。菫が照の事をどれ程想っているか―今の言葉で解ってしまう。
好きな人がこんなに近くに居るのに、果てし無く遠くに感じてしまう。
「…………っう」
ぐにゃり、と視界が歪む。どうしようもない、どうしていいか分からない気持ちが、涙と共に溢れ出してくる。それを気付かれたくない一心で、尭深は声を殺して泣いた。
297:睡恋
10/06/07 05:32:03 UjJFkLud
「渋谷」
その時、濡れた頬に触れた、温かい感触。それが菫の手だと気付くのに、尭深は若干の時間を要した。
「―ひろせ、せんぱい」
「泣いているのか、渋谷」
「……!」
見られたくないものを、見られてしまった。
「どうかしたのか……? 私が何か、不味い事でもしてしまったのか……?」
菫が、心配そうに尭深の顔を覗き込む。違う、と尭深は首を振る。確かに原因は菫かもしれなかったが、責任がある訳ではない。
「ごめんなさい、先輩。何でも、ありません」
涙を拭いながら、尭深は告げた。それでも菫は腑に落ちないといった様子だった。
「何を言ってるんだ。そんな顔をされて、何も無いだなんて思える訳無いだろう?」
菫の心配は尤もであったが、その原因である本人を目の前にして、尭深は理由を言う事は出来なかった。
「大丈夫、です。少し、夢見が悪かっただけですから、だから、先輩は関係ありません。私は、」
絞り出す様な声で、懸命に否定する。その言葉を言った時、また涙が零れた事に尭深は気付かなかった。
「―渋谷」
暖かく、柔らかな感触に包まれる。微かに漂うボディソープの香りに、尭深は自分が菫に抱きしめられているのだと気付いた。
「ひ、弘瀬、先輩」
「何も言うな、渋谷。落ち着いて、目を閉じて」
優しい声だった。それだけで、尭深は不思議と心が落ち着いていく様だった。
「……ありがとう、ございます……」
「気にするな。よく照にもこうしてやってるんだ。……アイツも、何かと夢見が悪い様だからな」
「…………」
菫の口からその名を聞く事は、尭深にとってあまり嬉しい事では無い。菫は尭深の気持ちを知らない―だから、自然とこんな事が出来るんだ―と、尭深は思った。
「弘瀬先輩は、……宮永先輩の事を、とても大切にしているんですね……」
「ん? ……ああ、そうだな。照は私の大切な存在だよ」
―だから、これ以上は耐えられなかった。
「……私も」
「?」
その先の言葉を紡ぐ事に、尭深は何度も躊躇していた。それを言う事で、これからの菫との関係が変わってしまう事を恐れていた。
しかし、言わなければ、変われないまま終わってしまう―それが何よりも恐ろしい事だと分かったから。
「私も、弘瀬先輩の事、大切に、思ってます」
涙を拭いて、菫の方に向き直る。
「好きです」
眼鏡をかけていないので、菫の表情は尭深には分からなかった。そして自分は今、どんな顔をしているだろうか。
「渋谷―それは」
「好き、です」
言った勢いで、尭深は菫に抱きついた。普段からこんな事が出来れば、それはどんなに嬉しい事だろう。
―でも、それはきっと、夢なのだ。
「……済まない、私は……」
「いいんです。分かってました」
予想していた答え。それでも、言った事を後悔するつもりは無かった。
「でも―言えてよかった、です」
これは、今だけの甘い夢。だから、せめてこの温もりを感じていたかった。
「そう―か。ありがとう、渋谷」
柔らかな感触に包まれる。次に目が覚めた時、あの人は何処にいるのだろう。
私はあなたの隣に居続ける事は出来ないから、せめてこの場所で、あなたの幸せを祈りたい―
298:睡恋
10/06/07 05:32:33 UjJFkLud
* * *
昨日の雨が嘘の様に、鮮やかな日差しが尭深の意識を緩やかに覚醒させる。
ベッドには一人きり。机の上に、『昨日はありがとう』と書かれたメモ書きが残されていた。
―これでよかったんだ。そう思いながら、尭深はまた少しだけ泣いた。
* * *
それから数日が経った。尭深は照と菫が以前と同じ様に、中庭に二人で居る姿を見つけた。それを見て、きっと仲直り出来たのだろうと考えた。一緒に居る二人は本当に絵になるなぁ…とぼんやり思っていると、不意に目の奥が熱くなってきた。
「っ、……」
情けない、まだ引きずっているのか。そう思い、二人から離れようと身を翻した。
「おおッ、と?」
瞬間、何者かとぶつかった。見ると、そこには誠子が立っていた。
「何だ、シブヤじゃん。急にどうしたん?」
「え、あの……」
答えに窮した尭深を余所に、誠子は視線の先に照と菫を見た。
「あ、先輩。おはよーゴザイマス」
投げかけられた誠子の声に、二人がこちらを見る。尭深は二人を直視出来ず、俯いたままでいた。誠子の挨拶に、菫が手を挙げて返す。そのまま二人は立ち上がり、校内へと戻っていった。
「先輩達、ケンカしてたみたいだけど、仲直り出来たみたいだな」
「……うん、良かった」
「―シブヤ?」
「え?」
不意に、誠子に尋ねられた。
「あまり、『良かった』って顔、してないケド?」
「……えっ」
誠子の指摘に、ハッと顔を上げる。同時に、頬を一筋涙が伝っていた。
「大丈夫じゃ、無いジャン」
「違、これは……」
慌てて涙を拭く。あの夜の事は誰にも言えないし、誠子に余計な心配をかけたくない。
「……まあ、イイけど」
誠子は一つ息を吐くと、尭深の頭に手を置いた。
「亦野、さん……?」
「何があったかは別に聞かないけど……さ、あんまり暗い顔してると、何と言うか…私も何となーくモヤモヤするって言うか」
そう言いながら、誠子は尭深の頭に置いた手をぐりぐりと動かす。
「ま、ゲンキ出しなよ。私はいつもの渋谷が好きだし」
「えっ……」
思わぬ誠子の言葉に、尭深は驚く。それは特別な意味などではなく、そのままの誠子の気持ちなのだろう―それが、今の尭深には何だか心地良かった。
「……うん、ありがとう、ございます」
「お、少しは元気になった? それじゃあ私はコレで。また部活でなー」
ひらひらと手を振りながら、誠子は自分の教室に戻っていった。
その後ろ姿を、尭深はぼんやりと眺める。涙はもう、止まっていた。
「……うんっ」
ぺち、と頬を叩いて自分に喝を入れる。いつまでも落ち込んでなんていられない。
インターハイがもうすぐ始まる。
自分の為に、皆の為に―あの人の為に、負けたくない戦いが、そこにはある。
前を向いて歩き出す。例え叶わぬ願いがあっても、目を背けない。
それが彼女の決めた道。それが彼女の戦い―
了
299:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 05:34:30 UjJFkLud
以上になります。やはり殆ど登場していないキャラを動かすのは非常に難しい…
早く原作でも活躍して欲しいです。
300:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 09:01:22 yjdl/R7Y
GJです!!!
照菫ものはたまらん・・・
尭深ちゃんも可愛いし大満足っす
301:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 20:00:15 uJm4atGp
>>299GJ!
春ちゃんの百合を書きたいから早くしゃべってくれるといいな。
302:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 20:19:36 cfEwkWf+
>>301
喋った事無いキャラでも>>299の様に書きようはあるんだぜ…
303:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 20:42:36 P+XJufXS
姫様×霞も菫×照良いね~
ただ淡関連がないのが寂しいね、淡×照見たい
304:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 22:28:37 uJm4atGp
>>302
まあ確かにそうなんだがw…まあ、頑張ってみる。
で一個だけ質問なんだが全員先輩なわけだけどなんて呼ばせようか悩む…先輩、とはよばなそうだし、~さんでいいのかな…なんか呼び捨てにしそうなんだよね、春ちゃんは。
305:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 22:33:15 yjdl/R7Y
先輩で良いんじゃないか?
306:名無しさん@秘密の花園
10/06/07 23:09:01 pyAV2+ue
>>305
つまり「先輩!」と呼ぶと誰のことを呼んだかでプチ論争がはじまるわけですね
307:名無しさん@秘密の花園
10/06/08 00:11:24 RLseSF2h
>>305
ありがとう。取りあえず「先輩」でやってみる。
308:名無しさん@秘密の花園
10/06/08 15:15:02 /MN7vcG/
おっぱいを触るとどんな感触なのか、童貞の俺に教えてくらはい。参考にします。
309:名無しさん@秘密の花園
10/06/08 15:57:10 dH2XpvhT
>>308
自分の二の腕を触ってみるとそれらしいよ
童貞だから実際は知らないけどな
310:名無しさん@秘密の花園
10/06/08 17:35:56 mRBKkVlX
>>308
水気を取った蒟蒻に布を掛けてもめ
311:名無しさん@秘密の花園
10/06/08 23:21:05 bwp+7lQ8
>>308
のどっちの胸を揉んでいる咲ちゃんに聞くといい。
独り占めした結果
つURLリンク(usokomaker.com)
312:名無しさん@秘密の花園
10/06/09 00:08:26 V5dyoHBh
どっかで聞いたが妊娠させる勢いで揉むとおっぱい大きくなるらしいな
つまり咲さんは毎晩のように…
313:名無しさん@秘密の花園
10/06/09 00:26:10 SSEwNNNp
>>312
勢いよく揉んだら妊娠するのか…
314:名無しさん@秘密の花園
10/06/09 00:47:38 PbPD+hOG
ガリガリな俺の二の腕はやっぱりガリガリだった……こんなのおっぱいじゃないっ!
ちょっと蒟蒻買ってくる。
315:名無しさん@秘密の花園
10/06/09 00:56:43 Ktu2rtH3
全国のおっぱいも楽しみだ…特に永水のスリートップはやばい
316:名無しさん@秘密の花園
10/06/09 17:29:24 S9Y0pTCC
>>315
普通に「永水のストリップはやばい」と読んでた
そりゃヤバイだろと思ったが本当にヤバイのは俺の頭だったようだ
317:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 09:48:48 m+95rhEc
大丈夫だ…俺にもそう見えた
318:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 10:04:07 dZNIGqPf
つまり、永水のスリートップがストリップをし4他の二人が止めにはいってくんづほぐれつでよろしいか
319:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 15:39:48 Dg/76fmj
どうプロット組んでも美穂子とかじゅがセックスしやがらねぇ
ふざけやがって
320:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 16:11:45 6xn8Y/kc
>>318
どうやってストリップさせるかが問題だ、誰かお願いします
321:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 19:59:28 RtLF9U5s
>>319
なんかワロタw
まずはかじゅキャプなのかキャプかじゅなのか、そこから始めようではないか。
322:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 20:06:57 bv6qs47P
照と菫は3年間一緒にいたわけだ
そしてそこに淡たんが割ってはいることで、どんな化学反応が起きるのか
323:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 20:55:04 4moMSWFm
>>319
お前は俺か。気付いたら、お互いが…かじゅはモモの…キャプは部長の…って感じに彼女自慢しやがってた
ふ……ふざけるなよ…!
部キャプとかじゅモモだろうが…
デートしてる内はまだしも 彼女自慢を始めたら…
部キャプとかじゅモモだろうが…
324:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 21:47:26 6xn8Y/kc
>>320
自分で考えた結果、互いの大きさ比べ、ならおkという結論に達した。
325:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 22:40:16 /GVT0C9O
>>320
全国出場を決めた後日に、小さな祝勝会で間違ってお酒を飲んだその勢いでストリップショー開幕はどうかな?
文才あるエロい人、なんとかして。
326:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 22:49:19 6xn8Y/kc
>>325
こっちのほうが素晴らしいじゃないか。というわけでエロい人、なんとかしてください…
327:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 22:54:07 tgh/RkMm
かじゅキャプを成り立たせるにはかじゅをおっぱいマイスターに設定する方法しか思い浮かばなかった!
328:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 23:48:21 O4hxuEZD
一つ方法を思いついたが、すげぇ陰惨な感じになるなー
まぁかじゅキャプなんていうシチュは背徳感がキモだからしゃーないっちゃしゃーないんだが
329:名無しさん@秘密の花園
10/06/10 23:54:16 RtLF9U5s
>>328
いろんなシチュがあっていいと思うんだ。
試しにやってみてくれないか?
自分は王道一択派だけどねw
330:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 00:03:11 N3MjowKg
かじゅキャプかー
エロスを感じるな
俺の妄想だと合宿の夜、眠れないかじゅがロビーに来てみたらキャプがいて
一緒に散歩でも・・・という流れから仲良くなる
で、清澄だけじゃなく君も応援するとかイケメンボイスで言われて赤くなるキャプとか
331:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 00:05:00 c+rpkQuD
いっそ、かじゅモモキャプの3人でなんとかできないもんか…
332:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 00:05:27 ktGNxHeY
美穂子が刺されるぞ
333:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 00:09:10 hTsT4PHx
あまりにも無理のある組み合わせ以外は、だいたいなんとかなるもんだよね
まこ×はじめ とか
純×ワハハ とか
部長×むっきーとか
だからかじゅキャプは全然余裕
なんか自分でも何言ってるかよく分からなくなってきた
334:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 00:14:26 N3MjowKg
お互いダメだってわかっているのに身体は求め合ってしまう
そんな背徳感を味わえるかじゅキャプ
335:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 00:32:43 hTsT4PHx
尭深ちゃん視点の照菫SS書いてくれた人
続きはまだかー!
336:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 00:51:08 c+rpkQuD
>>334
そんな二人を見てしまってボロ泣きするモモ。
モモ「うぅ…せんぱぃ…」
久「あら?あなた確か鶴賀の…東横さんだっけ?」
モモ「(ハッ!コイツは清澄の女タラシさん…)そ、そうっすけど…私の事見えるんっすか?」
久「えぇ。あなたってカワイイからね♪」
モモ「じじじょ冗談はよし子さんっす!」
久「フフ♪照れてる顔も素敵じゃない。」
こーしてモモにもフラグを立てるんですか?
違いますか、そうですか。
337:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 01:14:43 i1aXTeCV
大学進学後、モモと会えなくて溜まりに溜まった欲求不満を聖母美穂子が解消するSSまだー?
338:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 03:45:18 boElc8Vs
>>336
続きplz
部長はホントどうしようもなくタラシだなw
339:299
10/06/11 05:12:17 bJEIK3LQ
>>335
申し訳無いがこれで終わりでござる
340:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 09:59:13 jhcvBbxh
部キャプ・かじゅモモがそれぞれ部かじゅ・キャプモモになるっていう同人誌は読んだことがあるな
確か部長がかじゅにデレる前に出た奴だったから、かなり新鮮だったが
341:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 19:09:27 c+rpkQuD
かじゅの中の人繋がりだが
某メタルギアの酒乱モードの演技を聞いて、モモとの泥酔時の絡みを想像してニヤニヤしたよww
342:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 21:21:07 Wx7OaW84
部長の片思いやヤキモチが見てみたい
普段飄々としてる部長が振り回される様を想像するともうね
343:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 21:35:33 0MTMcj6Z
それは俺も見たい
344:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 23:34:52 xHm+XUUL
俺は部咲が見たい
誰かが2つくらい書いてたっけ
ちょっとだけ片思いっぽい感じだったかな
345:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 23:36:42 0MTMcj6Z
部咲だと完全に部長ペースになりそうだ
346:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 23:54:28 hTsT4PHx
もしも・・・もしも照菫が百合じゃなかったら・・・照がノンケだったら・・・
きっとショック過ぎて咲-Saki-熱冷めるかもしれない
そう思うと、あれこれ妄想できる今が一番幸せなのかもしれん
でも、やっぱり照と菫は百合であるべきだ!!
立先生まじで頼むお
347:名無しさん@秘密の花園
10/06/11 23:57:47 pCeiAJNw
立先生がノンケキャラを作るわけがない
348:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 00:02:04 YUC5xv8Z
うむ
349:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 00:37:58 fyehKv0y
咲-Saki-にノンケとパンツは存在しない
350:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 01:34:39 ubXKuFyE
全国ネタに合わせて照菫を連呼する人はもうちょっとどうにかしろよ
不快のレベルだぞ
351:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 02:26:43 x/I5SE/P
え?
352:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 02:38:12 2A0Vd8G4
照菫大好きなんだが・・
353:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 02:49:21 ubXKuFyE
はしゃぎすぎだって言ってんの
どうせ一人がはしゃいで回ってるだけだと思うし、そう思いたいが。
好きなのは分かるがSSや妄想ネタそのもの以外では自重しろよ
354:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 07:12:28 dn9YdfOn
>>353
はいはい、ツンデレ乙~
355:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 07:55:09 YUC5xv8Z
ツンデレか?w
356:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 10:15:12 noV4lbTl
照と菫が百合じゃないなんて考えられない
357:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 10:15:15 uaZbwi4E
同類と取られたくないんだろ
358:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 10:43:49 5Pn50kCs
なにこいつ怖い。
359:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 11:45:00 uaZbwi4E
好き好き連呼するだけって一番程度が低くて醜悪なファン行為だな
好きなのは分かってんだからネタ出せよ
照菫連呼してる馬鹿は連呼するレス書くくらいなら黙ってろ
360:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 12:12:59 Cz82RBPu
えっ
361:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 12:40:25 ubXKuFyE
えっえっ
362:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 14:17:23 ZreTh5XL
ところで寛大な同志諸君。
基本がかじゅモモと部キャプだから、単純にパートナーを交換した結果として
かじゅキャプになったものと推察される。
だがしかし、自分の持ってるエロドジーンだとキャプテン(開眼)はスキャン能力を駆使した総攻め。
すなわち、キャプ(開眼)かじゅというのもアリではないだろうか?
具体例は……すまない、黒キャプしか思い付かない。
363:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 14:35:40 T1PBGA6p
キャプテンは、和、照、モモらに続いて変態・壊れキャラが似合うキャラだと思う、主に部長に対して
キャプテンに攻められて、意外に純情な部長が動揺するのもいいな
364:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 14:39:41 uaZbwi4E
というか部キャプって基本どちらも攻めに回りそうにないんだよなー
365:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 14:50:41 fK9XI5VM
さすが原作様、久もお姫様だよ派が増えた
意外とタフな美穂子がイニシアチブを握ってくれるよ!
366:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 15:07:09 uaZbwi4E
部長は誘い攻め、キャプテンは母性受けだから
部長の挑発にキャプテンが乗らないと話が進まないような気がする
367:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 15:46:06 PxkkCJnH
つまりこういう事か
URLリンク(brunhild.sakura.ne.jp)
368:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 16:59:19 LWaQrJ0b
つまりそういうことだ
369:名無しさん@秘密の花園
10/06/12 22:35:15 JDFvVsec
部長は透華と同じくらいへたれ攻めが似合うと主張してみる。
370:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 00:48:26 AH13NBGf
へたれ攻めに選ばれし透華
371:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 01:03:15 xj/dhGgB
しかし、国広くんはそれ以上の鬼畜攻めだった
透一と一透では攻めのポテンシャルに結構差があると思う
372:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 01:17:06 k/nV2JQl
はじめちゃんは手品で鍛えた108手があるからな
373:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 01:26:08 HBSLC/x5
求めるならいくらでもしてくれるだろうね
とーか性欲強そうだから
374:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 01:35:43 by8ojP2F
一「とーかが良ければボクはいつ何時、どんな場所でもどんなプレイでも…」
375:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 03:20:40 FI2HUObA
流れぶった切りの上、今頃なんですが、つSS>>263の続き
376:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 03:21:56 FI2HUObA
「そういえば、鶴賀が応援にきとったけど、加治木さんにおうたか?」
「え? ゆみ?」
湯上りに久が濡れた髪の毛をタオルで拭いていると、いかにも、今思い出したようにまこが話しかけた。
久をリラックスさせるために、美穂子と一緒にゆみに一役を担ってもらおうと計画を立てた以上、
まことしても、取りあえず久とゆみを合わせる必要があった。
その前に、咲たち一年がまこに「今日の試合、部長の様子がおかしかった」
と久を心配して相談にきていた。
これ幸いにと「部長にあんたらが思っていることを伝えんさい」
と指示をしたことは久に見抜かれていたが、まこの狙った効果はあったようだ。
それは、リラックスとはまた違う効果ではあったが、
久の気持ちを立て直すには十分だったようにまこには思えた。
それでも、最初の計画通りゆみと合わせようとするのは久を想う気持ちがさせたことであった。
「何や探しとったらしいぞ」
「ふうん」
久の返事がつまらなさそうだったのが、まこは意外だった。
「蒲原! なんだあれは!」
「んー、ゆみちん、どしたー?」
鶴賀の部員が揃っている宿の部屋のドアを開けるなり、ゆみは大きな声を出した。
ゆみがこんな風に大きな声を出したのを聞いたことがない佳織と睦月は、
びっくりしてゆみを見やった。
ゆみの大声の原因とも言える智美はというと、
普通に会話するかのごとくのんきな返事をしている。
付き合いの長い二人だ。
智美はゆみがこんな風に大声を出している時は
本気で怒っているわけではないことを知っていた。
「あれではまるで私が美穂子をだな……」
バン!
ゆみは最後までは言わず、前日智美に渡された「女の褒め方」
とプリントされたA4のコピー用紙をテーブルに叩きつけた。
智美はちらりとテーブルに視線を落とすとその紙を取り上げた。
印刷された文字を目で追っていたがじきに大声で笑い出す。
「わーははー。これはないなー、どうも間違って渡したみたいだー。わははー」
「な、何だと! お前がこれを参考にして褒める練習をしろと……」
「わははー。ゆみちーん、これを見た時点で気づいてもいいんじゃないかー。わははー」
智美がひらひらさせている紙には「女の褒め方」と大きく表題があり、
その下に細かい文字で『女心のつかみ方・女の口説き方(恋愛アドバイス、恋愛指南)』
と書いてあった。
377:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 03:22:50 FI2HUObA
間違えて紙を渡した智美が一番悪いが、内容を読んだ上実践までして尚、
智美に指摘される今の今まで気づかなかったゆみは自分の間抜けさに唖然とした。
形だけとは言え、怒りを忘れ呆けるゆみを見て、智美も一応は悪いと思ったのだろう。
自分のカバンの中をごそごそと探るとホチキスで綴じた数枚の紙を引っ張りだした。
「わははー。ゆみちん、すまんなー。こっちだったー。わははー」
智美から手渡された紙にゆみが視線を落とすと、
それには「伸びる伸ばすも褒め方次第」と書かれていた。
さっと目を通しただけでもあまりにも内容が違うことがわかる。
ゆみは智美に対する抗議の言葉すら出てこないでいた。
「まーあまり難しく考えないことだな。わは…… ゆ、ゆみちん。それよりも……」
話の途中で智美だけが匂いで桃が室内に入ってきたのを感じ取った。
ゆみが美穂子と連れだって歩き出したとき、当たり前のようについて行こうとした桃を
佳織と二人で押さえていたのだが、桃が素直に諦めたので二人はその手を離してしまったのだ。
その後、桃が皆の前から姿を消したことに気づいたのは、部屋に戻ってからであった。
「さー、佳織ー、むっきー。風呂行くぞー。ゆみちんと桃も後から来るんだぞー。わははー」
平静を装った智美の言葉にはっと気づいたゆみは、顔を上げきょろきょろと辺りを見回した。
そんなゆみの脇を通り過ぎるとき、智美がそっと耳打ちをした。
「ゆみちん、ちゃんと仲直りしてから来てくれー」
「なっ……」
智美に耳打ちをされ、一瞬何のことか分からなかったゆみだが、
ゆみだけが分かる普段は見ることがない智美の困ったような表情におおよそのことを察した。
三人が部屋を出ると、ゆみは何もビビる必要はないと分かっていても、
恐る恐る桃に声をかけた。
「も、桃。いるんだろう……」
「……」
返事はないが桃がいるのはわかる。
何もやましいことはない、自分にそう言い聞かせゆみは桃を呼ぶ。
「桃、ちゃんと出てきてくれ。お願いだ」
「…… 先輩」
ゆらり― 黒い影がゆれたかと思うとゆみの正面に桃の姿が現れた。
まん前にいても気づかれない程、桃は意識的に気配を消していた。
顔はゆみの方を向いているが、視線を合わせないのは怒っているからだろうか。
ゆみはまた見失わないように右手を差し出すと、桃の左の手首をしっかりにぎった。
「桃どうした? なぜステルスになっている?」
「…… やっぱり、麻雀のためだけだったんすね……」
やっと聞き取れるくらいの小さな声で桃が答えるが、ゆみの質問の答えにはなっていない。
ゆみは答えを急かすことはせず、桃が続けるのをじっと待っていた。
「……清澄の部長の次は、風越のキャプテンすか…… 別にいいんすよ……」
桃は久のことを合宿後も時折ちくちく言っていたが、
可愛いヤキモチ程度に考えていたゆみはあまり気にしていなかった。
そして、今回桃は久のことだけでなく、隠れて見ていたはずの美穂子とのやりとりも持ち出してきていた。
「…… 私を欲しいって言ってくれたのは、大会に出るための数合わせだったんすよね。
だから大会が済んだら用無しなんすよね……」
桃が自分の言葉で自分を傷つけているのがゆみに痛いくらい伝わる。
そしてそれを言わせているのが自分自身だと思うとゆみの心も痛んだ。
378:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 03:23:58 FI2HUObA
「…… 先輩に好きな人が出来るのは仕方ないすけど、一言言わせて欲しいっす。
先輩、自分勝手過ぎるっすよ……」
「そうだな、桃のいうとおり私は自分勝手だな」
ゆみが否定してくれるとばかり思っていた桃はその言葉に耳を疑い、
それでもゆみの真意が知りたくて、ようやくゆみと目を合わせた。
今にも涙が溢れそうな桃の瞳を見つめながら、
桃の細い手首を掴む自分の右手に力を込めてゆみが言葉を続ける。
「私は桃と一緒にいたいという理由だけで、大会が終わってもまだ部室に出入りしたり、
こうして他校の応援をしたりしているんだ」
「…… え、う、うそっす! そんなの…… だって、あのときは、合宿のときは皆でって。
それに、だって、さっき実際に風越のキャプ…… んっ」
大きな声で懸命にゆみの言葉を否定しようとする桃の口をゆみの唇が塞いだ。
突然のことに、桃は目を見開いたままでゆみの口づけを受けていたが、
直にそのまぶたを閉じると涙があふれ出た。
桃に口づけたまま頬に自分のではない涙を感じたゆみは、
一旦唇を離すと親指でそっと桃の涙をぬぐう。
「…… はぁ。せ、せんぱ、い。ず、ずるいっす」
「桃が大きな声を出すから口を塞がないと、と思ってな」
桃の抗議の声にそう答えたゆみは、桃の肩を抱き今度は額に口づけをする。
桃がその唇の感触を味わおうとまぶたを閉じると、ゆみの唇がそのまぶたにおちてくる。
桃の柔らかい上のまぶたを二、三度唇でついばんだ後、
一度こめかみに触れたその唇は耳介をくわえていた。
「っつ……」
額やまぶたと違い、耳に触れられた時桃の背中にそくっとしびれが走り、少しだけ声が漏れた。
その声を聞いたからか、ゆみの薄い唇の間からピンクの舌が顔を出すと
桃の耳をその形に沿ってチロチロと這い始めた。
桃は初めはその刺激に耐えていたが、ゆみの舌が徐々に耳の後ろから首の方に向かって
動き出すとさすがに我慢ができず声が出た。
「あっ、あん」
「桃はここが感じるのか……」
ゆみの声に桃の顔が耳まで真っ赤になっていくのが分かる。
桃も今になって自分が何をされているのかはっきりと分かってきたようで、
急に身体を強ばらせると両腕を伸ばしてゆみの身体を押しやった。
「せ、先輩。先輩は、だ、誰にでもこんなことする人だったんすか?」
「なっ…… 何を言い出すんだ、桃」
この場において思いがけない桃の言葉にゆみは一瞬動揺したが、
美穂子とのやりとりを見られていたのでは誤解されるのも無理はなかった。
しかし、キスをしてもまだ自分を疑う桃の心の傷の深さを思うと、
ゆみは伸ばされた桃の両手を優しく下ろし、しっかりと桃を抱きしめた。
「桃、お前だけなんだ。私を信じてくれないのか?」
「…… っく。せ、先輩。ふぇっ、ふぇーん……」
本当は色々と言いたいことがある。不安なことがたくさんある。
もっともっと、聞きたいことがある。そんな想いが涙になって桃からあふれ出した。
ゆみは桃の想いごと、桃の全てを包み込むように抱きしめていた。
379:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 03:31:17 FI2HUObA
かじゅももようやく書く時間が取れたっす。
でも、大御所の新刊読んだら、しめはやきもち部長で部キャプにしようかと。
ちんたら書いてて本当に申し訳ないす。次でしめます。
380:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 09:36:43 c8cHw4a1
>>379
乙です。
実はすごい楽しみにしてたから続き書いてくれて嬉しいっす。
しかしワハハは何故そんなプリントを用意していたのか?w
381:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 10:03:22 sZSfB4nH
ワハハも誰かを口説こうとしてたのか?
382:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 14:37:19 //eag3FR
かおりんか…
383:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 15:05:58 mHHG9JZE
かおりんはワハハが押し倒せばイケる。根拠は俺の妄想。
となると、むっきーか……。
384:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 16:20:23 c8cHw4a1
>>383
俺のむっきーは百合仲間を生暖かく見守るポジで良いです。
385:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 16:31:03 zxUIX/OB
>>384
風越でいうドムポジションですね
386:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 17:18:14 Zuuhpr+9
龍門渕でいうハギヨシ、清澄でいう京太郎ポジションか白糸台とかは誰だろう…
387:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 18:25:03 Vz7sLr3V
素敵滅法超人ハギヨシならまだしも京太郎キャラが存在する意味ってあるのか?
中学からの知り合いに過ぎないのに幼馴染的に振舞うのは幼馴染偽装禁止法違反で厳罰モノだし
中学程度からの知り合いのくせにやけに馴れ馴れしいかと思えば、咲さんの麻雀のことも教えてもらったり察したりできない程度のやつ
そういうキャラを出すのは尺とポジションの無駄だと思うんだよ
要するに、出すなら女性にすべき
388:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 18:26:33 /gzwtEKE
だからほとんど消えたじゃん
389:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 18:33:01 HBSLC/x5
たしかに京子だったらいい四角関係、当然のようにタコスも百合大車輪の活躍だじぇ
390:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 19:10:58 Zuuhpr+9
いい人なんだがそういう奴はどうでもいい人になりがち
391:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 19:47:08 sZSfB4nH
京子だったら、原村さんも気が気じゃないな
392:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 20:35:08 by8ojP2F
今やステルスモモ以上にステルスだかんな。
俺はむっきーは文堂さん、ドム、南浦さんなど二軍キャラ(失礼
の皆にフラグを立てている久に次ぐタラシな感じがする。
393:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 20:58:26 c8cHw4a1
>>392
むっきーにタラシの素質ありか。
それは良いことを聞いた。
参考にさせてもらうよ。
同学年繋がりでまこや池田とも仲良くなれそうだしね。
394:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 20:59:55 //eag3FR
>>392
咲も結構…
395:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 21:00:41 HcZuz2SV
素質なら咲のほうが上・・・
396:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 21:37:14 cd+DCVzw
むっきーは美人だからちょっと本気出せばいくらでも落とせそう
だがあの真面目キャラだからな…
いろんなフラグを立ててしまっていることに全く気づいていなそう
397:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 21:45:27 GvOu01OU
本誌でむっきーと南浦さんが百合るのをずっと待っている
398:名無しさん@秘密の花園
10/06/13 22:01:49 FI2HUObA
379っす。
今書いてるのとは違う話しだけど、この後
>>323をベースにしてかじゅキャプ書いてもいいすか?
彼女自慢しながらのいちゃいちゃ程度なら出来そうなんでー
一応>>323に断わりを入れておこうかと……
>>380超ありがとうっす。読みたいカプあったら書くっすよー
こんな文章でよければ。あ、全国区は無理っす
399:380
10/06/13 23:15:35 c8cHw4a1
>>398
こちらこそ、書いてくれてありがとうだし。
自分の好きカプはかじゅモモだから、もう書いてもらったも同然なんだよね。
ありがとう。
ヤキモチモモおいしかったです(^q^)
いろんな好みがあって当然だから、新作予定のかじゅキャプは思い付くまま書けばいいと思うよ!
楽しみにしてるし!
400:名無しさん@秘密の花園
10/06/14 00:40:03 NNSVx2i6
なんかスレにモモと池田がいるじぇ
401:名無しさん@秘密の花園
10/06/14 00:45:18 Qe9G5SBX
ついに今号掲載日か
全国キャラの百合を早く見たい
402:名無しさん@秘密の花園
10/06/14 00:53:33 xFEtm1Oj
>>398
>>323って誰よ?って思ったら、自分だったw証明する手段は無いけど
まぁ所詮はそんなレベルの話で許可なんか要らないんじゃね?ワハハ
後、>>376->>379乙
403:名無しさん@秘密の花園
10/06/14 01:43:10 BbE+rECd
京ちゃんは可哀想過ぎるから
転校するか男子部作って合理的に出てこなくしてあげるのがいいと思うよw
404:名無しさん@秘密の花園
10/06/14 07:48:28 OnmdNviY
京ちゃんが京子ちゃんだったら誰が大量仕入れしてくるんだ!!
405:名無しさん@秘密の花園
10/06/14 08:12:25 /IqgPNPT
京子だったらもっと出てたはずだから買い出しの描写とかもなかったと思う
406:名無しさん@秘密の花園
10/06/14 09:32:42 Lb2tjKSp
買い出しに使いっぱより
一緒に行くんだろうな。
Before
優希「京太郎!タコス買いに行ってこいだじぇ!」
京「ヘイヘイ。」
↓
After
優「京子ちゃん!一緒にタコス買いに行くじぇ!」
京子「ハイハイ。」
…大して変わらんなw
407:名無しさん@秘密の花園
10/06/15 12:30:42 2zljhpA4
京子の話はもうするなよ。
あんまり言うとTSさせるぞ。
408:名無しさん@秘密の花園
10/06/15 14:16:41 xKcMQYLU
ひぎぃ!
409:名無しさん@秘密の花園
10/06/16 09:43:57 mXFRoGVl
淡が大将で咲と対決すると知ってから照が調教された結果あんなこといったとしか思えなくなった。
410:名無しさん@秘密の花園
10/06/16 15:40:25 mESGIITs
白糸台来たー!
照菫百合カップル確定来たー!!
淡駄目な子状態来たー!
だったらいいなぁウフフ
411:名無しさん@秘密の花園
10/06/16 16:41:12 q5xjZf49
ビックリしたじゃん!
412:名無しさん@秘密の花園
10/06/16 19:53:07 OCVfca93
照先輩って呼び方は萌える
413:名無しさん@秘密の花園
10/06/16 20:26:00 KKfxWpFS
略して照パイ
414:名無しさん@秘密の花園
10/06/17 01:30:14 +O7/U6qy
妹はいないけど義妹はいるってことだ…
つまりあのセリフは照×淡の布石だったんだよ!
415:名無しさん@秘密の花園
10/06/17 19:57:08 Igyt2Xpy
いつもながら流れをぶった切る つSS>>378の続き
>>399 >>402 ありがとっす。地味に書き続けたいっす。
416:名無しさん@秘密の花園
10/06/17 20:00:15 Igyt2Xpy
「あーいいお湯だったわー」
「ぶちょー、おかえりー。京太郎が明日の買い出しのことで話しがあるって言ってたじぇ」
久とまこがお風呂から部屋に戻ると優希たちが元気に迎えてくれる。
久が一年に囲まれワイワイやっている間に、まこがゆみのことで美穂子に話しかけた。
美穂子は、久達が入浴する前にお風呂場で鶴賀のメンバーに会っていた。
智美にゆみのことを聞くと『わーははー。ゆみちんは只今絶賛取り込み中につき、
できれば今夜はそっとしておいて欲しい』と言われた。
美穂子的にはゆみに久に対してあのリラックス方法をやられるのはちょっと困る
と思っていたので、渡りに船であった。
美穂子はまこに『今ゆみは都合が悪い。リラックス方法は聞いておいたから
自分が久にやってみてもいいだろうか』といったことをかいつまんで話した。
まことしては、今夜は自分の番だと思っていたが、自分が連れていかないと一年が動かない。
まこは『あーもー』と、かの名探偵金田一耕介が頭をかくようなしぐさをすると、
一年に華菜と未春も一緒に龍門渕部屋に特打ちに行くことを提案した。
「明日の姫松は一筋縄ではいかん相手じゃからのう。明日も今日のいい感じを出せるように、
天江さんや龍門渕さんに打ってもらうんは良い練習になると思うんじゃ。
それに池田さんや吉留さんのような実力者とも打っておきたいしのぅ」
「特打ちなら不調の部長さんがやった方がいいし」
昨夜も特打ちにつき合わされ、大好きなキャプテンと一緒に居られなかった不満から、
間髪をいれず華菜が久に対するいやみを言って抵抗する。
「華菜、お願い。お手伝いしてあげて」
「華菜ちゃんが打ってあげると良い練習になるよ。私だと役不足だもの。ね?」
しかし、美穂子に頼まれ、更に未春にこう言われては断ることも出来ず、
華菜は優希と未春に連れていかれてしまった。
まこが、それじゃーと咲と和を促して部屋を出ようとした時だった。
「池田さんの言う通りだわー」
久が思いがけないこと言い出したので美穂子とまこは焦った。
「ひ、久さんは打つよりも、あ、あの……」
「そ、そうじゃ。あんたは、対戦校のデータ分析をして、
福路さんに作戦を立てるんを手伝ってもろたらええんじゃ」
「そうです。部長は私たちを信じて、しっかり作戦を立ててください」
美穂子やまこだけでなく、和にまでビシッと言われては久も無理に行く訳に行かない。
「あ。ほら、買い出しのことで須賀君に……」
「京太郎にはわしが指示を出しとくけん」
「あの、京ちゃんなら染谷先輩に内容を聞いて私がメールしておきますから、
部長がわざわざ行かなくても……」
今度はまこと一緒になって、部長を気遣った咲が一役買って出る。
「ええ、わかったわ。皆の言う通りにするわよ」
久は片手をひらひらと振ると皆を部屋から送りだした。
さっき見た美穂子とゆみのことは、
二人の性格を考えると気にすることでもないように思えたし、実際今の今まで忘れていた。
それでも、美穂子と二人きりになると思うと久の脳裏にあの光景が浮かんできた。
いざ二人きりになったら、自分が何を言い出すか分からない。
そう思った久は、何とか部屋を出ようと試みたが、皆の好意の前にことごとく失敗に終わっていた。
417:名無しさん@秘密の花園
10/06/17 20:01:46 Igyt2Xpy
久と美穂子が二人きりになった途端、今まで賑やかだった部屋が急に寂しくなった。
同じ二人きりなのに、昨夜とは全く空気が違っていた。
―沈黙
久にしてみれば、自分が美穂子とまこにしていることを思えばゆみと美穂子のことを
とやかく言うわけにはいかない。でも、気になる。
昨夜はあんなにベタベタ甘えてきた久が固まっている。
久の様子から今日の試合のことが余程ショックだったのかと思うと、美穂子も話を
切り出すきっかけがつかめず困っていた。
やがて美穂子がテーブルの上の急須と茶筒に手を伸ばす。
「あ、あの、お茶入れるわね」
「え? あぁ、お願いするわ」
慣れた手つきで急須に茶葉を入れ、ポットのお湯を注ぐ。そのまま一分くらい待つ間
美穂子が話しかける。
「いい後輩よね」
「え?」
一瞬まこのことを言われたかと思った久が焦るが、そんな久の様子に構わず美穂子は話を続ける。
「清澄の皆さん。前に自慢していたでしょ、いい後輩を持てたって」
「あ、ええ。そうね」
美穂子がお茶を静かに茶碗に注ぐのを久はじっと見つめていた。
美穂子は最後の一滴までしっかり注ぎきると茶碗を久に差し出す。
「はい、一番美味しいところをどうぞ」
「あは。ありがとう」
二人で顔を見合わせてちょっと笑う。
すっとお茶を一口飲むと、また沈黙が続いたが、いつまでもそうしてもいられず同時に声を出した。
「あ、あの」「ねぇ」
「あ、久さんから」
「や、美穂子から」
この沈黙の間、久が考えていたのは、どんな風に言ったら二人を覗いていたことが
バレずに美穂子とゆみが何をしていたかを聞き出せるかということだった。
美穂子は美穂子で、ゆみが言っていた褒めるリラックス方法を実践しようと思っていたが、
久の今日の試合内容が散々だったため、どうしましょうと頭を悩ませていた。
美穂子の方を向いてはいなかったが、先に口を開いたのは久であった。
「そう言えば、まこがね、ゆみに会ったかって聞くのよ。
ほら、鶴賀が来ているのは知ってるけど、私まだ会ってないのよね。美穂子は会った?」
これなら不自然じゃないわよねぇ―
そう思いながらちらっと見た美穂子の頬に朱が指したような気がした。
「ええ、私は会ったわ。清澄の試合が終わった後、会場で」
嘘をついていないことが救いだった。
が、美穂子の恥じらうような表情は、久の不安を煽る。
「ゆ、ゆみとは何か話したの?」
別に探ろうとしている訳じゃないわ。普通聞くわよね―
内心自分自身に言い訳をしながら、美穂子の返事や態度次第では 質問を続ける。
「べ、別に何も…… あ、来てくれてありがとうって」
え? 何? 今言い直したわよね? つか、それは挨拶よ、美穂子―
当たり障りのない返事だったが、美穂子の動揺が混じった言葉に久の感情は混乱し始めた。
美穂子にしてみれば、ゆみに頼んだことを久に知られたくはなかった。
その気持ちが美穂子の歯切れを悪くしていた。
「じゃあ、ゆみは何て答えたの?」
「え? どういう……」
「こんな風に挨拶をしたんでしょ」
テーブルをはさんで向かい合っていた久は立ち上がると移動して美穂子の隣に腰を下ろした。
きょとんとした表情で久を見つめる美穂子の顎に指をかけ、
軽く上を向かせると美穂子の唇に自分の唇を重ねた。
418:名無しさん@秘密の花園
10/06/17 20:04:47 Igyt2Xpy
「え? ―んっ」
突然のキスに美穂子は何故今こんなことをされるのか分からなかった。
それこそ混乱してしまい、思わず両手を突っ張って、久の身体を押し退けてしまった。
美穂子にキスを拒否されたのは、久にとって美穂子がゆみとのことを認めたのも一緒だった。
久は胃の中にずんと重い何かが落ちたような気がした。
二人の間にさっきとはまた違った気まずい空気が流れる。
「あ、あの。ご、ごめんなさい」
「あ、あははー、ごめんねー。悪いのはこっちだから。」
作ったような笑顔で明るい声を出してはいるが、久は美穂子と目を合わそうとしない。
自分が見たことは言えないけど―
美穂子に拒否されたと思い込んだ久は、それなら尚更気まずい空気を何とかしようと、
思ってもいないことを適当にペラペラとしゃべり始めた。
「やだなー、そうならそうと早く言ってくれれば良かったのにー。」
「な、何のこと……」
「いるんでしょー、好きな人。まぁ、イケ面だし、私と違って一途そうだしねー」
「だから、一体何の……」
「ゆみならいいんじゃないかなー」
「え? ゆみさん?」
思わず口から出た名前に久自身が驚き、あっと短く声をあげ、反射的に右手でその口を覆う。
美穂子は久の言っていることがさっぱりわからなかったが、
ゆみの名前が出たことでさっきのやりとりを久に見られていたことに気がついた。
「ええっ? あ、あれは違うのよー」
美穂子は見られていたことの恥ずかしさから顔を真っ赤にして慌てて否定する。
その様子が、ゆみのことを言いあてられて恥ずかしがっているようにしか見えない久は、
情けないような諦めの表情を顔に浮かべ美穂子の言葉を否定し返す。
「んもー、隠さなくていいのよー。ほら、私たまたま見ちゃったからね。
まぁ、美穂子にこんな風に拒否られるとは思ってなかったけどねー。あは」
「べ、別に、拒否した訳じゃ…… あ……」
もしかしてやきもちを焼いてくれている―
それで久さんの様子がおかしかった―
美穂子は自分が想像すらしなかった久の気持ちに気づくと、嬉しくて笑顔になっていた。
この状況で笑顔を見せられ、いよいよ軽口も叩けなくなった久はつい、とそっぽを向く。
そんな久がたまらなく可愛く思え、美穂子は初めて自分から久を抱きついた。
「いいのよ、美穂子。無理しないで…… ん」
美穂子はおおよその当たりをつけると、ぎゅっと目を瞑り、
いじけてボソボソ喋っている久の唇を自分の唇で塞いだ。
久は思いもしない美穂子からのキスに驚きながらも、
美穂子のように慌てふためくことはなかった。
唇を合わせるだけで精いっぱいの美穂子に替わり、
唇をはんだり、軽く吸ったりしてリードしていく。
久の唇の動きに合わせ、美穂子も唇を動かすと二人は
徐々にキスで繋がっている感覚にはまっていった。
お互いの気持ちさえも確かめ合うような長いキスの後、久が気恥ずかしそうに美穂子に囁いた。
「えーと、さっきのは無かったことにしてもらえないかしら」
「そうね。大会の結果次第で考えさせて貰うわね」
美穂子の答えに久は素っ頓狂な声を上げた。
「うへー、それじゃあ、負けられないじゃない」
「そうなるわね」
―本当はすっごく可愛かったから、今すぐ許してあげてもいいのだけれど
にこにことほほ笑んでいる美穂子に向かって、「えー」と文句言う久の顔は晴れやかだった。
〈了〉
「抽選会の後」 ―第65局の嫁二人が部長を心配するコマから出た妄想―
419:名無しさん@秘密の花園
10/06/17 20:06:28 Igyt2Xpy
あー、やっと妄想しゅーりょー。読んでくれた方ありがとうっす。
うー、早い人はもう本誌見てんだろうなー。
難民な自分が部長に会えるのは土曜の夕方とか(つД;)
超楽しみっすよ。
420:名無しさん@秘密の花園
10/06/17 20:22:24 Igyt2Xpy
うおΣ゜゜( Д ) 訂正っす。
>>417 下から12行目
×美穂子の返事や態度次第では 質問を続ける。
○美穂子の返事や態度次第では不安が的中しそうな質問を続ける。
421:名無しさん@秘密の花園
10/06/18 05:56:24 nosTfcnv
のどっちが咲のロンスカに食い付きすぎてワロタ
なんつーか、今までに無い顔だったw
422:名無しさん@秘密の花園
10/06/18 09:06:06 QktLHna6
(;´∩`)
423:名無しさん@秘密の花園
10/06/18 11:23:13 +59mWQXb
かじゅももが手を繋いでるように見えて興奮した
部キャプは平常運転だったな
424:名無しさん@秘密の花園
10/06/18 13:22:03 HxPWWNFX
>>419
おっつん
お嫁さん二人かわいい
425:名無しさん@秘密の花園
10/06/18 15:28:02 /CQFFyqK
>>421
あんたになしがあるのかと
426:名無しさん@秘密の花園
10/06/18 18:07:17 yCcJDhET
キャプテン開眼しまくり、袋をカップル持ち、頭一つリードしたな
咲さんは、お姉ちゃんに会うために全て排除するつもりだし、どうなることやら
427:名無しさん@秘密の花園
10/06/18 20:01:26 jTLrl3q5
部長が美穂子さんの制服を見てもやもやしている
ということは、だ。
美穂子さんはあの時点で制服を着ていない、ということだな
さらに言えば全裸にシーツ一枚ということだ
428:名無しさん@秘密の花園
10/06/19 01:56:15 wuxBs57P
部キャプのあれはマジで、読者の見てない所で何があったんだろう?
外伝か何かで補完してくれるんだろうか
429:名無しさん@秘密の花園
10/06/19 11:40:24 z+2Y4hGC
>>419
亀レスだけど、つづき乙だし。
部長もキャプテンもいっぱいいっぱいで、微妙にすれ違っちゃうあたり2828せずにはいられないな。
カナちゃんはずーずーしーから、まだまだつづきを諦めないw
430:名無しさん@秘密の花園
10/06/19 12:30:13 7N63BB10
>>428
アニメであったエピソードがいつの間にか消化されてたんじゃないの
431:名無しさん@秘密の花園
10/06/19 22:49:01 QJJvKw4a
明後日までヤンガン買えないんだけど、今号の百合度は何%くらいか教えて下さい・・
432:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 00:12:05 OX2hpv9S
>>431
俺的にはここんとこ毎回のように120パーセントだが何か
433:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 00:56:45 lB6riiOo
>>431
部キャプだけでも100%オーバーだった
434:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 12:37:02 ltpGH/sm
ファンの妄想や二次創作前提で思わせぶりなコマ作るのうまいよなwww
435:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 18:50:25 ljVGfrD0
>>434
でも正直言うとセリフ欲しい
436:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 20:09:30 yE+VWlKV
お姉ちゃんと会うために全部ゴッ倒す!!
437:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 21:47:34 +ZqXWQMQ
池田と衣が音楽聞いてるときに池田にもたれかかるみはるんが異常に可愛い
438:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 22:50:55 zJ+LEmYG
部キャプのお買いものデートともやもやしてる部長にもやもやした
桃のおっぱいおっきくなってた。隣の先輩かっこいいっすー!
>>424 >>429 ありがとっす。次はかじゅキャプの前に風越で整いそうっす。
池田ァにもやもやしてもらおうかなと…
439:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 23:17:12 1xdD8kAt
池田視点でみはるん→池田を書いてみたかったて言う自己満です。
でも題名はみはるん視点で
「同じ気持ちなのに」
2レスほど借ります。
440:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 23:17:25 yE+VWlKV
姫様照最高や
441:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 23:17:43 1xdD8kAt
「ねぇ~、みはるん。」
気付いたら部屋にはあたしとみはるんの二人だけだった。
同い年で一番仲が良くて優しいみはるんだから。
つい甘えてしまう。つい本音を言ってしまう。
「なぁに?かなちゃん。」
「いやだよね。」
「キャプテンのこと?」
ほら、みはるんはあたしのたった一言で何のことか当ててしまう。
あたしのことを一番理解してくれてるんだ、ってこういうときに感じちゃう。
「んぅ…。やっぱり目の前で大切な奪われて行っちゃうの、やだし。」
「……。」
キャプテンの前でこんなこと言えない。
あの人は本当に優しい人だから。
「見ててわかるし。キャプテンは清澄の部長のこと……」
自分の、キャプテンの1番でいたいって言う気持ちを通すのか、キャプテンの気持ちを尊重するのか……。
あたしの目の前には道が2本あった。
正直最初は、絶対にキャプテンをだれにも渡したくなかった。
絶対幸せになるって言う自信もあった。
だけど、1番傍にいるから。わかる。
大好きだから分かってしまう。
キャプテンは本当はあの人が好きだって。
キャプテンの幸せは、きっとここじゃない。
「かなちゃん。」
みはるんの笑顔はどこか切なくて、苦しそうに見えた。
「泣いてもいいんだよ。」
でも、そんな心配はみはるんの言葉で消えてしまう。
泣かないって決めてたのに、どうしてか涙が止まらない。
「みはるん……!」
442:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 23:18:37 1xdD8kAt
久しぶりに人の胸で泣いた気がする。
布越しに感じるみはるんの温もりはあたしを安心させる。
「……も、もう、大丈夫だし。」
もう涙が出ないほど泣いたんじゃないかなって思う。
それくらい泣いて、あたしは顔をあげた。
「……華菜ちゃんの気持ち、分かるよ。」
「え……?」
みはるんは自分で言っといて口を押さえている。
きっとみはるんも同じなんじゃないかな?
あたしと一緒で、きっと本音が零れちゃったんだ。
「なになに?みはるん。いつのまにそんなことがあったんだし?」
沢山泣いてしまった気恥ずかしさから、茶化すようにみはるんに身を寄せる。
みはるんはあたしから顔をそらして俯いた。
あたしはこんなときにまで図々しくて、みはるんの顔を下からのぞきこんだ。
のぞきこんでからしまったって思う。
みはるんは唇をかみしめて、涙をこらえていた。
堪えても、堪え切れず、頬を涙が伝わって、あたしに落ちる。
「あっ……。みはるん、ご、ごめん!」
「ち、違うの!」
あたしが謝るとみはるんが言葉を発した。
そして涙を拭いながら、顔をあげて、無理矢理笑う。
「……違うから。かなちゃん。いきなり泣いちゃってごめんね。」
あたし、みはるんに甘えてばかり。
あたしもみはるんのために何かしたい。
だって1番の友達だし!
「みはるん!みはるんだってあたしを頼っていいんだし!だから、1人で抱え込まないで!」
みはるんは優しく笑う。本当に、すごく柔らかくて優しい笑顔。
443:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 23:19:08 rnA2jq+h
小ネタというか子ネタというか
キャプ「美久、久美、みさ、さほ…迷いますね」
部長「ねぇ、男の子可能性は?」
モモ「もみ…揉み?もゆ…萌ゆ…?」
かじゅ「捻りがないが、ゆみこ。多少強引だが、ゆ(う)こ…。まぁ、無理に二人の名前から取る必要も無いだろう」
和「さか…坂ですか?かさ…臨海の人じゃありませんし…。さ…さ…さど?あ…」
咲「全部倒す!!」
そんなこんな。
こんなネタなら風越勢が圧倒的。池キャプでも池みはでもカードマニア'sでも結構まともな名前が作れる。
多くのキャラが漢字一字の中で全員2文字以上で、平仮名にバラしても使い易い音多いから
444:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 23:20:06 1xdD8kAt
「ありがとう、かなちゃん。」
その笑顔とその言葉にほっとする。
みはるんは一呼吸して立ち上がる。
「でも、まだこれは言えないよ。」
部屋の扉を開けながら、みはるんはこっちをちらっと見て呟いた。
もうみはるんは泣いてないのに、あのときの泣き顔も苦しそうだったのに。
なんでだろう。
今ちらりと見せた笑顔が、何よりも心に残る。
あたしはその場から動けなかった。
みはるんが出ていった扉を見つめる。
さっき沢山泣いたのに、なぜかまた涙がこみ上げた。
部屋を出る寸前にみはるんが小さく呟いた言葉の意味はなんだろう。
「……かなちゃんには言えないよ。一生、ね。」
おわり。
***
3レスになってしまったorz
池田!気づけよ!
っていう話でした。
駄文失礼しました
445:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 23:23:38 rnA2jq+h
割り込んでしまった、すまぬ…。
みはるんせつないな…GJ
446:名無しさん@秘密の花園
10/06/20 23:42:59 fKoRzWiq
女の子同士で男の子は作れんぞw
447:名無しさん@秘密の花園
10/06/21 01:34:11 lqRaz0CW
>>444
GJ
池田もみはるんもかわいそうだし…
にしても池田は仕方ないとはいえ失恋系が多いな
池田とキャプテンがくっつくのとか見れんかな
この場合もみはるんはかわいそうだが…
448:名無しさん@秘密の花園
10/06/21 01:35:11 /YSzW0x6
>>443
キャプ「大丈夫ですよ上埜さん!染色体は男性がxy、女性がxxだから女性同士なら産まれるのは必ず女s(ry
449:名無しさん@秘密の花園
10/06/21 07:08:43 H4Z+Mlgn
部長「あら、美穂子は男の子欲しくないの?」
450:名無しさん@秘密の花園
10/06/21 07:50:34 tE4Z7+Gh
そういやhrmrさんが咲の容姿を誉めたのって初めてか?
「可愛い」とか「似合ってます」とかじゃなくて「アリですね」って所がガチっぽくて笑えるw
451:名無しさん@秘密の花園
10/06/21 12:27:08 TkMczYFS
今号の咲-Saki-は百合度高めで良いね
小鍛治×こーこちゃんも可愛いし、部キャプも良いし
でもやっぱり早く白糸台の百合を見たい・・・
452:名無しさん@秘密の花園
10/06/22 00:30:13 uuhs4FDP
衣と池田が仲良くしてるとなんか良いな
地方組みでは一番因縁のあった2人だし
カップリング関係無しにしても感動だわ
あと京太郎がタコス料理習ってるのが良い味でてた
453:名無しさん@秘密の花園
10/06/22 00:41:40 6YAfsqrN
猫フライはいいね、捕食関係的だし今後逆転してもおいしい
454:名無しさん@秘密の花園
10/06/22 01:57:38 uQ2CxakH
小鍛治プロがかわいすぎて実況するのが辛い
455:名無しさん@秘密の花園
10/06/22 02:26:04 hybQ3dRt
―2回戦中堅前半戦―
久の対面の親、永水・神代の捨て牌は萬子の染め手気配―。
久が掴んだのは五萬だった。頭の隅で警報が鳴り響く。
いつもの久なら絶対に切らない牌だっただろう。
しかし久も高目を聴牌している。優希・まこの予想以上の活躍で点棒に余裕もあった。
何より下家が直前に五萬を切っていた。萬子の中張牌も永水以外からは満遍なく出ている。
ここは永水の親を流すためにも勝負に行くところ―仮に混一だったとしても満貫程度ならくれてやる―
「ロン………九連宝燈―48000です」
一瞬何が起こったのか久にはわからなかった。
九連宝燈9面待ち―下家の和了牌を見逃してのトップの清澄からの直撃狙いだった。
完全に相手の力量を見誤っていた。震える手で点棒を差し出す。
優希とまこがコツコツと積み重ねてきた点棒を一瞬で奪われた。
それからの久の打ち筋はボロボロだった。
振り込みを恐れて勝負に行けない。ベタオリを繰り返す内にツモ上がられる。
焦って勝負に行こうとすると放縦する―前半戦が終了した時には清澄は大差でラスになっていた。
「…どうしたんじゃ、あんたらしくもない…」
休憩中、卓に突っ伏していた久に、心配して見に来たまこが声を掛ける。
観戦していた加治木と福路の姿もあった。
「―丁度良かったわ。お手洗いに行こうと思っていたの。まこ、ついてきて」
心配を掛けまいと、気丈に笑いながら久はまこの手を引いた。
「それなら私も一緒に―」
ついて行こうとした福路を加治木が無言で制止する。
今の久に必要なのは部外者の応援などではない―団体戦、自分の番で負けた加治木には、それが良くわかっていた。
「おい、どこまで行くんじゃ、そっちはトイレじゃ―」
人気の無い廊下まで来ると、急に久が振り返ってまこを抱き締めた。
「なっ……ど…どうしたんじゃわらぁ……」
驚いたものの、久の小さな震えが伝わってまこは口をつぐんだ。
「…ごめんね……焦ってつまらない麻雀を打っちゃった……少し気持ちを落ち着ける時間が欲しいの……」
いつも自信満々の久の、こんな姿を見るのは初めてだった。
「…ええよ…後輩たちには黙っといてやるけぇ、好きにしんさい」
震える久の身体を抱いて、優しく頭を撫でる。
少しづつ久の震えが治まっていくのがわかった。
『―まもなく休憩時間が終了します。対局者は速やかに対局室へ―』
休憩時間終了のアナウンスが流れた。
少し照れくさそうに顔を上げる久。
しかしその瞳に先ほどまでの怯えの色は無かった。
「―行ってくるわ」
「―ああ。ぶっちぎってきんさい」
しっかりした足取りで対局室に向かう久の後ろ姿を、まこは微笑しながら見送った―
部キャプ・部かじゅもいいけどそんな感じの部まこが見たいです
456:名無しさん@秘密の花園
10/06/22 15:09:02 IrEgtIPC
その部まこYESだね!
457:名無しさん@秘密の花園
10/06/22 16:19:26 meEE/k42
サンドイッチと公園
「サンドイッチ美味しいわね」
上埜さんが微笑む。
それだけで幸せで胸が一杯になる。
「はい…いいお天気ですしね」
長野と違い周りを囲むのは山ではなく、高層ビル。
どんなに静かな公園とはいえ、走行音や信号の音、踏切、喧騒その他もろもろから開放されることはない。
だけど、その適度な雑音が私たち二人を周囲から隔絶させ、都会の無関心が私たちを特別な世界へといざなう。
だから上埜さんが地面についた私の左手の甲に手のひらを重ねてきても、誰も気にすることはない。
無論、私だけは特別だ。
特別に上埜さんの赤い髪と少しクセのある髪の毛と、私の両目を見つめる瞳を独占出来る。
「なんでこんな綺麗な瞳、思い出せないでいたのかしら」
多分私の顔は真っ赤になっているのだろう。
胸が心拍数を上げ、血流が高まったことにより、鼓動が全身に響きわたる。
ふれあった手のひらから上埜さんの体温が伝わってきて、熱い。
私の両目を見つめる上埜さんの瞳から、なんらかの力が伝わってくるかのように目が燃えるように熱い。
いつもの癖で涙が浮かんではいないだろうか。
そんなことを考えていると、上埜さんは余った自分の左手でそっと私の右の頬を撫でた。
「なんで泣いてるのかしら?」
あぁやっぱり泣いてしまっていたんだ。
心配をかけてしまったなぁなどと、頭の中ではのんきに考えてはいるものの。
胸の中になにか固くて重いものが詰まってしまったかのように、言葉に出すことが出来ない。
「…だって…竹井さんが…嬉しいから…」
ようやっとひねり出せたのは、そんなどう仕様も無い一言。
取り止めもない、意味の通じない一言。
こんな事言って、上埜さんは呆れて私を見捨てたりしないだろうか。
悔恨の念で、自信の無いテストの答案用紙を先生から受け取るように、上埜さんを見上げる。
「私も、嬉しいわ」
そんな嬉しい言葉をかけて、上埜さんは微笑む。
私みたいな右目なんてなくても、全部お見通しなんだろう。
好きな人が自分の考えていることを全部知ってくれるだなんて、なんて幸せなことなんだろうか。
なら、私が次にしたいことも、上埜さんはお見通しなんだろう。
あさましい願いもお見通しなんだろう。
私はぎゅっと目をつぶった。
(了)
458:名無しさん@秘密の花園
10/06/22 16:46:40 IrEgtIPC
その部キャプもYESだね!
459:名無しさん@秘密の花園
10/06/22 16:49:26 5mKRFPmz
一体部長は何人彼女にすれば気が済むのかな?
460:名無しさん@秘密の花園
10/06/22 17:39:31 D5pzX1eV
部長は某ガンパレのように、いつか誰かに刺されてもおかしくないよ
461:名無しさん@秘密の花園
10/06/22 17:47:21 Z5fOvBOe
>>460
何故か一番最初に思い浮かんだのはキャプテンだった
462:名無しさん@秘密の花園
10/06/22 18:47:57 wGDbKzL2
部長は恥ずかしいことサラッと言うからみんな照れて意識しちゃうんだよね
あなたの瞳綺麗ねってバカかとw
俺が言ったら通報されるわ
463:名無しさん@秘密の花園
10/06/22 19:18:10 c7HQKaOj
部長は百戦錬磨だからな
下手したら全国でも餌食になる子が出るかもな
464:名無しさん@秘密の花園
10/06/22 21:45:40 EftemgPs
ここまでくると、純情な部長が想像つかんww
465:名無しさん@秘密の花園
10/06/23 00:57:45 dBGWcwdB
URLリンク(sukima.vip2ch.com)
466:名無しさん@秘密の花園
10/06/23 01:01:41 utS65yUI
「ちょっと疲れたからそこで休憩していかない?」とラブホテルを指差されても
ホイホイついて行きそうだなキャプテンは
467:名無しさん@秘密の花園
10/06/23 05:21:49 JI+cngBo
上埜さんと二人っきりだと普通に開眼してるのなw
468:名無しさん@秘密の花園
10/06/23 09:15:51 cOmoz5yv
>>465
どうみても同棲中のカップルです。あr(ry
>>466
実はキャプテンはラブホという存在そのものを知らなかった…という電波を受信したかった。
469:名無しさん@秘密の花園
10/06/23 18:05:11 cjDB0kw9
部長の頭の中で絶対エッチまでの算段が出来上がってる顔です
470:名無しさん@秘密の花園
10/06/23 18:12:52 +O9VZKjL
キャプテンは存在を知らないからこそホイホイ付いて行ってしまうんだ
471:名無しさん@秘密の花園
10/06/23 19:01:07 1L5VJ2DO
箱入り娘を騙してぺろぺろだよ派
→逆に上埜さんを腰砕けさせるよ派
472:名無しさん@秘密の花園
10/06/23 19:13:25 MHQsprla
箱入り娘だけど上埜さんを腰砕けにさせるよ派
473:名無しさん@秘密の花園
10/06/24 00:04:12 Uxti5yeK
「ちょっと疲れたからそこで休憩していかない?」
「いいですけど…変わったホテルですね。フロントに人がいないなんて…」
「セルフサービスなのよ。ここで気持ち良くなるマッサージをするんだけど、それもお互いにセルフでするの」
「へぇ…そうなんですか…わぁ、綺麗な部屋ですね。じゃあ早速気持ちのいいマッサージをしてあげますね」
「え…ちょ、ちょっと美穂子!?」
「大丈夫ですよ。いつも上埜さんのことを思って一人でしていますから、マッサージは得意なんです。
上埜さんの気持ちいいところはどこですか?私と同じところですか?」
「や、ちょっと待って美穂子…いきなりそんな…ぁんっ……」
「くすくす…上埜さんの表情…声…体温…私の視界からは弱点が丸わかりですよ」
まとめるとこんな感じですか
474:名無しさん@秘密の花園
10/06/24 00:07:22 WuI4uvWJ
素敵ですね
475:名無しさん@秘密の花園
10/06/24 00:24:25 KuXCF/Vh
アリですね
476:名無しさん@秘密の花園
10/06/24 00:35:57 9bLMTJ6j
>>473
グイグイくるキャプテンもいいなぁ。
あと、かおりんとか衣とかも知らなそうだよなw
477:名無しさん@秘密の花園
10/06/24 00:38:04 YbSCFsgE
>>473
素晴らしいですね。
478:名無しさん@秘密の花園
10/06/24 00:41:41 idaiafu7
OKOrz
こういうことか
479:名無しさん@秘密の花園
10/06/24 04:03:03 hKHwcUIE
図にするとぐっと分かりやすくなるな
480:名無しさん@秘密の花園
10/06/24 07:03:37 T2/K2BaP
これはエロい
481:名無しさん@秘密の花園
10/06/24 15:02:57 EGbNWNQj
ふくすこでもやりたまえよ
482:名無しさん@秘密の花園
10/06/25 03:02:03 Mjw3f4dj
ずっと部キャプのターンか…
483:名無しさん@秘密の花園
10/06/25 03:06:13 w5yPF642
池田とタコスのターンも何気にきてる
484:名無しさん@秘密の花園
10/06/25 19:03:06 Qhs87bgg
池田とらっきょうの組み合わせもいいぞ
485:名無しさん@秘密の花園
10/06/25 22:03:02 iEjF62r2
>>484
不運なほうの池田だけどな。
だが、それがいい。
486:名無しさん@秘密の花園
10/06/26 15:44:46 mzJKLkyr
>>484
らっきょうって何?
487:名無しさん@秘密の花園
10/06/26 18:00:03 XDjGmj+n
>>486
井出
488:名無しさん@秘密の花園
10/06/26 18:06:15 BZ5LlwfS
サンクス
489:名無しさん@秘密の花園
10/06/28 16:21:58 AAktNsmh
結局、のどっちはガチっちなのかな?
作品として百合っぽい雰囲気は醸し出してるけど今のところガチだと明言できる描写は無い
指ちゅぱ未遂やお弁当のシーンとかは滅茶苦茶怪しかったけどなw
490:名無しさん@秘密の花園
10/06/28 16:28:14 q5KKwnKI
指ちゅぱ未遂?雑誌では普通にしてたぞ。
491:名無しさん@秘密の花園
10/06/28 16:41:48 KuFtqNPj
わざわざ咲の浴衣の中を覗いたり、涎舐めとったりガチ以外の何物かね
492:名無しさん@秘密の花園
10/06/28 17:35:09 Moqq9Pgo
>わざわざ咲の浴衣の中を覗いたり
あの物欲しそうな顔といったら
493:名無しさん@秘密の花園
10/06/28 17:39:15 FiLSHgPh
URLリンク(uproda.2ch-library.com)
なんとなく咲ちゃんのどちゃんのガチっぽいシーンをまとめてみた
ガ チ で す ね
494:名無しさん@秘密の花園
10/06/28 18:15:32 yPAxJwMq
最近、気付いたこと
枠/高校 清澄 風越 鶴賀 龍文淵
お姉さん 竹井 福路 加治木 龍文淵
おっぱい 原村 ドム 東横 井上
眼鏡 染谷 吉留 妹尾 沢村
ロリ 片岡 池田 蒲原 天江
気弱 宮永 文堂 津山 国広
鶴賀のロリ・気弱ポジは妹尾、龍文淵のおっぱいポジは沢村で、鶴賀と龍文淵に気弱ポジは不在だが消去法で…(その理屈で、風越のおっぱいは福路でも可)
一人が複数を兼ねる事を許されて、実際は1番下はフリー枠かも知れない。
だが、何処の高校の高校もおっぱいポジとロリポジがいる件について
白糸台→ロリ:大星(ギリギリで) おっぱい:弘世 永水→ロリ:薄墨 おっぱい:石戸 臨海→ロリ:ネリー おっぱい:雀
「チームにおっぱいとロリをいれなきゃいけない」って規則でもあるのか?1チーム1組はガチがいることを考えれば、「おっぱいとロリとガチをいれなきゃいけない」になる。
部長の「あの娘、麻雀部に入ってくれないかなぁ」はこれにより和が大会規定を満たすことを含めてかも知れない。かじゅの「私は君が欲しい」も
495:名無しさん@秘密の花園
10/06/28 19:23:34 yqQLXPeL
こじつけ罪で逮捕します
496:名無しさん@秘密の花園
10/06/28 19:49:24 AAktNsmh
>>493
どう見てもガチです本当にありがとうございました
次の問題は本人が自覚してるかどうかだな……
少なくともタコスにiPSネタ振った時は無自覚だったように思える(いやらしい顔してなかったし)
497:名無しさん@秘密の花園
10/06/28 20:07:22 21jVh9sh
なんつーか龍門渕の名前を間違えてる時点で読みたくもなくなる
498:名無しさん@秘密の花園
10/06/28 20:30:03 21jVh9sh
和咲は最近名前を呼び合わんな
なにに遠慮しているというのか
499:名無しさん@秘密の花園
10/06/28 20:48:18 Ru/jr797
すっかりモモが存在感のあるパーツを手に入れていて、本当にステルスじゃなくなったんだなと思うと残念でならない。
500:名無しさん@秘密の花園
10/06/28 20:50:39 qdZOxLeW
ラブじゃんでのマホちゃんとキャプテンの会話にちょっと萌えた
501:名無しさん@秘密の花園
10/06/28 23:07:14 y5YD3qAD
最近、某咲スレも覗いているせいか、hrmrさんがガチにしか見れない
変態攻めノーマル受けの和咲も好きだが、衣咲や美穂久や純優の清澄受けも好き