10/02/16 01:49:16 2ChjFxf7
エイラは自室で泣き疲れて寝ていた
「・・・ラ」
ん?誰だ?
誰かがエイラを呼んでいる
「・・・イラ」
エイラ「サーニャ・・・?」
サーニャ「エイラ、起きた?」
エイラ「サーニャ!?どうしたんだ、こんな時間に!?」
いまは夜中の2時だ
エイラは食事の後からだいぶ寝ていたらしい
サーニャ「エイラ、ごめんなさい」
エイラ「サーニャ・・・」
サーニャは後ろに隠していたチョコをエイラの前に出した
サーニャ「これ・・・エイラに」
エイラ「これ・・・サーニャの・・・?」
サーニャは小さく頷く
エイラ「でもサーニャ、私の事嫌いになったんじゃないのか!?」
サーニャ「嫌いになんてならないよ」
エイラ「でもっ・・・冷たかったじゃないか」
サーニャはエイラの隣に座り
エイラの手を握る
サーニャ「冷たくなんかしてないよ、あのね・・・チョコ、内緒で渡そうと思ってたの」
エイラ「サーニャ・・・」
サーニャはエイラの手を握ったまま、エイラの正面に座り直した
サーニャ「それにね、私がエイラのことが嫌いになるわけなんてないよ?」
エイラ「サーニャ・・・ごめんよ、勘違いしちゃって・・・」
エイラは素直に謝った
エイラ「サーニャ、ありがとう・・・チョコ」
サーニャ「ううん、エイラこそ、いつも一緒にいてくれてありがとう、あのね・・・エイラ」
エイラ「なんだサーニャ?」
サーニャ「これからも一緒にいてね?」
エイラ「あたりまえだろ!」
こうして二人の絆はいままでより強くなった
この先何があっても二人なら乗り越えれる
そんな思いを抱きながら
二人は深い眠りに落ちていった
しっかり手を握りながら・・・
End