09/11/14 09:29:25 ktw1XW+S
普段は参加してるんですね、わかります
593:名無しさん@秘密の花園
09/11/14 11:55:47 mURrQDQ3
「裸みたいな格好で普段ふらふらしてる癖になにを恥ずかしがるのかしら」
「半裸と全裸は全然違うよとーか!」
「衣は半裸の一も好きだが、全裸の一はもっと好きだー」
594:名無しさん@秘密の花園
09/11/14 12:53:08 caEF3b04
つまり、主人とメイドの忍の関係上
誰も近寄ろうとしない衣の部屋で……
ということか
595:名無しさん@秘密の花園
09/11/14 12:54:40 caEF3b04
>>594は>>592
596:名無しさん@秘密の花園
09/11/14 16:28:23 cd/rkdUx
透華×一×衣とか
一親子丼じゃないかw
597:名無しさん@秘密の花園
09/11/14 18:25:29 ptR0tWj8
>>596
真ん中が顔文字みたいな組み合わせだな
598:名無しさん@秘密の花園
09/11/14 19:17:12 3f4aelmT
∧ ∨
(*・∀・)(×一×☆)(゜∀゜*)
599:名無しさん@秘密の花園
09/11/14 19:49:31 mBUUfpK5
一「透華、そろそろクローゼットの服を入れ替える時期じゃない?」
透華「たしかにそうですわね。冬になったら衣替え~♪ですわね」
衣「こ、衣、変えられちゃうのか?」
一「……え?」
透華「い、いえ、そうではなくて」
衣「衣、捨てられちゃうのか!? う、う、うえぇぇえぇぇん」
純「あ! なに衣泣かせてんだよ」
ともきー「よしよし」
透華「あああ、ご、誤解ですのよ」
って感じのことを思いついた
600:名無しさん@秘密の花園
09/11/14 20:04:24 fwypyAp+
今から全国編楽しみだ
菫→照←淡や姫様ハーレム
妄想しまくりだよ
601:名無しさん@秘密の花園
09/11/14 21:12:58 oiK7BzX+
>>599
よし、もっと膨らましてSSを書くんだ
とは言わないけどここ1週間で新しく出たのはかじゅモモの半分小ネタだけか
どこのスレも最近はそんなに勢いないのにSSがほとんど来ないとは
いつも投下してる人もみんな新作作るために充電してるのかな
602:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 00:11:27 gmj8X9x2
勢いだけで書いた咲和
先に言い訳します!
咲和書くの初めてなんで違和感とかあるかもしれん…
そこいらは温かい目で見てほしいです
5レスほど借ります
603:悪夢と現実
09/11/15 00:13:02 gmj8X9x2
「え…?」
初めて会った時みたいに雨が降っていた。
でもあの日とは逆だった。
傘をさしているのは和ちゃんで、私は傘も持たずに和ちゃんを追い掛けて走ってきた。
「…。」
和ちゃんは視線を合わせようとしないで地面を見てた。
聞き間違えだと、思いたかった。
「…咲さん。私は…。」
雨が私を容赦なく打ち付けていた。
でも、体よりも心が冷たかった。
「そんな!?嘘だよね…?」
雨に紛れて涙が頬を伝った。
わかってる。
だって和ちゃんは冗談を言うような人じゃないから。
和ちゃんは首を横に振った。
もしかしたら、和ちゃんも泣いていたのかもしれない。だけど雨でわからなかった。表情も和ちゃんの心も。
力が入らなくなって私は地べたに崩れ落ちた。
服も顔も頭も心もぐちゃぐちゃだった。
和ちゃんは私に近付いてきて、自分がさしている傘を私に差し出した。
私は和ちゃんを見上げた。
和ちゃんは微笑んでいた。だけど泣いていた。
今までに見たこともないくらいの切ない表情だった。
和ちゃんは私が受け取らないでいると、困ったような顔をして、肩にかけるように置いた。
そして和ちゃんはしゃがみ込んだ。
やっと和ちゃんと目が合った。
和ちゃんはやっぱり泣いていた。
またあの切なげな笑顔をした。
「のど…」
名前を呼ぼうと開きかけた口を和ちゃんの唇が覆っていた。
長い長いキスだった…。
唇を離して見つめ合った。
このまま時が止まればいいと思った。
604:悪夢と現実
09/11/15 00:16:39 gmj8X9x2
「…咲さん、ごめんなさい。」
それは和ちゃんによって終わりを告げた。
「さようなら…。」
和ちゃんは立ち上がり背を向けた。
「和ちゃん…!やだよ!!一緒にいたいよ!」
駄々をこねる子供みたいに叫んだ。泣きながら何度も何度も名前を呼んだ。
和ちゃんは振り向かなかった。
◇◆◇◆◇◆◇◆
嫌な夢を見た。
朝起きるとパジャマは汗で体に張り付いていて、涙もこぼれてた。
「夢だよね…。」
自分自身に問い掛けた。
最近の和ちゃんの様子が変だからかもしれない。
それが気になっていたから、こんな夢をみたんだ。
そう言い聞かせた時、1つの疑問が頭をよぎった。
最近の和ちゃんの様子がおかしいのは、なんで…?
寒気がした。
あんな夢を見たせいだ。
だけど、あの夢が正夢になる可能性だってなくはない。
和ちゃんは最近、部活を休むことが多かった。
何かこそこそと部長と話してることもあった。
その時はほとんど気にもとめなかった行動の1つ1つが頭に引っ掛かって仕方なかった。
気付けば授業は終わっていて、放課後になっていた。
空を見ると今にも雨が降りそうで、私を余計不安にさせた。
◇◆◇◆◇◆◇◆
605:悪夢と現実
09/11/15 00:17:53 gmj8X9x2
「こんにちはー。」
部室に行くと和ちゃん以外の皆が揃っていた。
まだ放課後になってからそんなに時間が経っていない。だから、いつもなら気にならない。
だけど、今日は、不安で不安で仕方なかった。
「あ、あの、和ちゃんはまだ来てないんですか?」
部長は首を傾げた。染谷先輩は眼鏡を持ち上げて、京ちゃんはネット麻雀をやり続け、優希ちゃんはタコスを頬張った。
誰も何も答えないことが私を不安にさせた。
「まだ来てないみたいね。」
少し間を開けてから部長は答えた。
いつもは賑やかなのに、今はすごい静かだった。
「あ…、降ってきたじょ。」
優希ちゃんが外を見て呟いた。
「今日傘持ってきたかしら?」
「帰りには止むじゃろ。」
雨が降り始めた。
夢が今と重なって、怖くなった。
「あの…。みんな私に隠し事とか、ないですよね?」
皆が皆、顔を見合わせた。
「なんもないじょ。」
代表して答えた優希ちゃんの言葉は、微妙に震えていた。きっと普段の私なら気付かないくらい微妙に。
それが私の不安を加速させた。
何か言おうと口を開きかけた時ドアが開いた。
「こんにちは。」
和ちゃんだった。
少しほっとして和ちゃんに挨拶を返そうと振り向くと、和ちゃんはドアの傍から動かずにいた。
「あの、今日の部活は休ませて頂いてもよろしいでしょうか?」
部長が答える前に私は聞いていた。
606:悪夢と現実
09/11/15 00:18:44 gmj8X9x2
「な、なんで?」
和ちゃんは私から目をそらしながら答えた。
「ちょっと用事があるだけです。」
和ちゃんが答え終わると同時に部長が「いいわよ。」と言って、和ちゃんは「ありがとうございます。」と頭を下げて部室を出て行った。
もう不安しかなかった。
「部長!私も今日の部活休みますっ!!」
部長が答える前に私は部室を飛び出した。
◆◇◆◇◆◇◆◇
雨が降っていた。
すぐに追い掛けたのに和ちゃんの姿は見えなくて。
無我夢中で走ってた。
「和ちゃん!!」
やっと彼女の姿が見えた時、考える前に名前を呼んでた。
和ちゃんが振り向く。
「咲さん?」
振り向いた和ちゃんの表情は驚きだけだった。
「どうしたんですか?」
不思議そうに首を傾げた和ちゃんに、私は感情が爆発していた。
「和ちゃん、私やだよ…!和ちゃんと離ればなれになるなんて、考えられないよ!ずってずっと和ちゃんと一緒にいたいよ!おねがい…さよならなんて言わないで。」
いつの間にか涙が溢れてた。
立っていられなくて地面に崩れ落ちた。
和ちゃんが近付いてきたのがわかった。
顔を見るのが怖かった。
あの表情をしていたらどうしよう…。
頭には不安しかなかった。
607:悪夢と現実
09/11/15 00:19:46 gmj8X9x2
「え…?」
温かい。
最初に思ったのはそれで、そのあと不思議が頭に浮かんだ。
和ちゃんが私を包み込むように抱きしめてくれていた。
「咲さん…。私はずっといますよ。」
吐息とともに耳に届いた和ちゃんの言葉で、また涙が込み上げていた。
◆◇◆◇◆◇◆◇
「何があったんですか?」
私が落ち着いてきた頃、和ちゃんが私に尋ねた。
私は夢で見たことをありのままに話した。
「そんな夢を…。」
「でも最近の和ちゃんの様子おかしかったし、皆もちょっと変だったし…。」
そうだよ。
まだ不安は完全に解消されたわけじゃない。
「私のせいで…咲さんをそんなに不安にさせてしまったんですね。」
和ちゃんはそう呟いてから、体を離して私を見つめた。
和ちゃんは最近染谷先輩の所でバイトをしているのだと言った。
皆の様子がおかしかったのも私に内緒にするためだったらしい。
お金持ちのはずなのになんでバイトをしていたかと言うと…。
「自分で稼いだお金で咲さんにプレゼントをしたかったんです。」
そう言った和ちゃんは頬を赤らめた。
私も顔が熱くなっていた。
「和ちゃん…。」
やっぱり私は和ちゃんが好き。
顔をあげた和ちゃんに私からキスをした。
「和ちゃん、大好き。」
「私も咲さんが大好きです。だから…」
そこで和ちゃんは言葉を切って、私にキスした。
「ずっと一緒にいますよ。」
608:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 00:23:53 gmj8X9x2
おしまい
規制で携帯からです
すいません
では、失礼します
609:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 00:43:06 ite0tPID
>>608
やけに久しぶりに感じる咲和だったぜGJ!
さて、最近やけに静かなスレに、需要もなく供給ですらない小ネタを一つ置いていきますね
部まこ(?)です
610:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 00:45:12 ite0tPID
ここは、麻雀部の部室。
部室には部長である竹井久と、二年生の染谷まこの二人しかいない。
二人は何気ない談笑に盛り上がっていたのだが、唐突に久は立ち上がり、まこを見つめて語りかける。
「まこにも、まだ言ってなかったわね」
「?」
「私の、もう一つの夢」
「ほほう…興味あるのう」
「気になる?」
「振ったのはあんたじゃけぇ」
「別に大したことじゃないかもよ」
「勿体振らんと早う言わんかい」
「ふふ、そうね。 私の、もう一つの夢。 それはね、」
「 麻 雀 部 で ハ ー レ ム を 作 る こ と よ ! 」
「―…」
まこはぽかんと口を開けて、明らかに呆けている。
少しでも何かに期待した自分が馬鹿だったと大後悔。
しかし久は大真面目、心の底からの叫びだった。
一通り呆けた後、まこはぷるぷると震え出し、勢い良く叫び返す。
「ああっあっあんたは何を言っとるんじゃあぁぁぁっ!!!」
もちろん突っ込みの姿勢は忘れない。
まこの手の平は見事に久の脳天に直撃し、"がふっ"と意味不明な悲鳴を上げて久は地に伏した。
しかし彼女はめげない!
手に膝をついて、よろめきながら立ち上がる。
「私の夢はちゃんと叶うわ!」
拳を握り、声高らかにそう叫ぶ。
「う゛っ…?!」
正体不明のその迫力に圧され、まこは怯む。
「だって考えてもみなさい? うちの部には巨乳も貧乳も幼女も眼鏡っ娘もみぃぃんないるのよっ? しかもみんな可愛いのっ! そのうえ年下っ! はぁぁぁぁっ! 興奮せずにはいられないわ~!」
「なななっ…!」
真っ向から可愛いと言われ、"対処に困るんじゃ、アホ…"なんて呟きつつ真っ赤になってまこは俯く。
「けど、一つ問題が生じるのよ」
「な、なんじゃい…」
戦きつつも、律儀にまこは尋ねる。
「まだ私は、あの娘たちに一度もアプローチ出来てないのよねー」
「…はぁ?」
「日々脳内でシュミレートはしてるんだけどね、意外とデレてくれないわ」
「…」
もはや、呆れて何も言えないといった風にまこは溜め息をつく。
611:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 00:47:49 ite0tPID
(なんつーくだらないこと考えとるんじゃ、この部長は…)
「一番好感度が上げづらいのは、和ね。 あの娘、なかなかガードが硬いのよ」
(好感度…?)
優希は意外とわかりやすいと思うんだけどね。 甘えさせてあげたら少しは照れてくれるかしら?」
(優希は年上キラー…あんたは…年下キラーかのう…)
「咲は根っからのお姉ちゃんっ子だから、優しく包んであげれば良いと思うんだけど」
「罪な女じゃのう…あんたは」
「そんなことないわ。 私の愛は全て本気よ」
「ほーかい」
もう何も言うまい。
そう心に決めたまこだったのだが。
「最後は…そうねぇ、4人の中で、一番わかりやすいかも」
「ほぇ?」
思わず情けない声を上げて、まこは首を傾げる。
「あなたはメイド服を着せれば簡単にデレるわよ」
「な、な、な、なんじゃとっ!? わしはそないな安い女じゃないわいっ!」
あたふたとフリフリの付いた服を揺らせて腕を振る。
「そうかしら? じゃあ、何でバイトでもないのにメイド服なの?」
「はっ?!」
そこでようやく、まこは思い出す。
今は、部室で二人きりということと。
竹井久が目の前にいて、自分はメイド服だということを。
「あ、あんたが…着てほしいって言うたんじゃろが…」
「別に断ることも出来たでしょ?」
「そ、それは…」
「ネコミミも良く似合ってるわ」
「うぅ…」
「それともなぁに? メイド服が好きなのかしら」
「ち、ちがっ…あ、あんたが言うたからこんな恥ずかしい格好…」
「でも着てくれたでしょ? これって、やっぱり愛じゃない?」
「…もっ、もう勝手にしんしゃいっ!」
「じゃあそうするわねっ」
「ちょ、ぶちょっ、あぁっ…まっ…」
「ふふっ…ふふふっ…」
「思い出すのが遅すぎたあなたがいけないのよ。
もうまこは完全に私のものよぉ!!」
そんな久の叫びは学校中に響き渡り、もうお嫁にいけないと嘆く眼鏡少女の姿が、そこにはあった。
めでたしめでたし
612:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 00:52:19 ite0tPID
以上
何というか、実にしょーもないものですいませんと謝りたいです
今書いてるやつがどうにも進まず、息抜き程度に書いたんで、ひどいのは大目に見てほしいです
しかし後悔だけはしていない!
では!
613:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 01:06:31 xw4uqbKj
きっつい規制の中乙
和んだよー
614:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 01:26:09 YkiK6Icn
>>608
GJ!
可愛いな
咲と一緒に不安になったのは内緒だw
>>612
GJ!
部長いいぞもっとやれw
今書いてるSSが書きあがるのを楽しみにしてます
615:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 01:26:41 8FN0mcDG
>>612
GJ!
部まこ最高
616:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 02:28:20 TgHW2HME
どちらもGJ!
617:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 03:26:07 lykw4V3M
お二方GJ!!
618:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 03:51:19 YaSBUlxK
>>608
GJ
何事もなくて良かった良かった
俺もちょっと不安になったわ
>>612
こっちもGJ
部長ぶっ飛びすぎだ
けどおもしろかった
619:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 11:07:24 mx7TLBpl
>>599
イイヨイイヨ-行け!行ってしまえぇぇぇー!!
>>608
GJ!
>>612
GJ!部長w
620:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 12:37:16 LTuY69S3
>>608
GJ!
夢と現実のギャップって良いね!
>>612
部まこ久々!
和んだwww
GJ!!
621:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 18:30:17 ca3GF5Vf
というより私が思うに、それは萌えではなくてただの行き場のない性欲の発散。
百合萌えっていうのは関係性に萌えるものだから、「××可愛いからおれがヤりたい」というようなものとは根本的に方向性が異なる。
エロ漫画も、主体を消去して描くタイプと(その場合は多分読者が主体となる)そうでないかで大きく分けられると思う。
622:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 18:31:22 ca3GF5Vf
はい!誤爆です!申し訳ないでおじゃる。勘弁してたもれ
623:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 18:55:54 jt8NHW98
「ともき可愛いからおれがヤりたい」?
624:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 21:16:14 acbK5g+W
ともきーは女の子も食えるけど基本的にはヘテロな印象がある
625:名無しさん@秘密の花園
09/11/15 21:41:53 nT1Uq5SU
その幻想を純がぶち壊したと
626:名無しさん@秘密の花園
09/11/16 13:08:05 0WMAAYPM
ともきーは百合ヲタだろ
627:名無しさん@秘密の花園
09/11/16 14:41:26 VaGUG2YC
とーはじで毎日エロ妄想するともきー
同人誌の一つくらい書いてるかもしれない。
いや、もしかしたらこのスレにSSを投下しているかもしれない
628:名無しさん@秘密の花園
09/11/16 15:20:57 udVETG0K
それは実話ですよ……ね
629:改変小ネタ 華菜の願い
09/11/17 02:50:13 e1X05Vww
風越高校の部室にて、キャプテンが一人でいる所に池田が駆け込んできた
ガラッ
「キャプテ~ン、ここに居たんだし」 ピシャ
「あら? 華菜ったら、何かあったの?」
「きゃ、キャプテンは、犬耳つけたら物凄く似合いそうです」
「まぁ…… ありがとう、華菜」
「私、キャプテンが犬耳つけた所を見てみたいです」
「 ……きゃう~ん♪ …どう?」(手で犬耳のマネ)
「うぁあ、きゃぷてん可愛いし」 (←声が一部裏返ってる)
「うふふ、次は華菜の番よ」
「はいっ!」
「それでは雀になってもらいましょうか」
「へっ? ……私、猫じゃないんですか?」
「私はしたのに……華菜のいじわるぅ」 グスン
「ああっ… キャプテン、泣かないで」
「さあ華菜、勇気を出して」
「にゃ………ちゅ、チュンチュン」(手で鳥の羽ばたくマネ)
「 50点かしら 」
「ああっ、ゴメンなさいぃぃ」
「心を込めてやればいいのよ、ね」(華菜の頭を両手に抱いて)
「あ~~、キャプテェ~ン。 にゃ~」(頭をキャプテンの胸にグリグリ)
「あらあら、困ったわね。 ……華菜」
「キャプテェ~ン。 にゃんですかぁ?」
「じゃあ私が。 …………華~菜♪」 チュッチュッ
「吉留先輩……あれは雀のマネなんですよね、ねっ?」
「文堂さん、す、雀は難しいのよ。 あっ深堀さん、そんなに覗いちゃだめぇ」
630:名無しさん@秘密の花園
09/11/18 13:11:33 ykObxgYl
「はじめの胸のところについてる、このくりくりしたものはなにかしら」
「乳首に決まってるよとーか!初めて見るみたいに触って確かめなくていいから!」
631:名無しさん@秘密の花園
09/11/18 19:23:05 7+gBBc1t
はじめのおしっこで淹れた紅茶は格別ですわ。
632:名無しさん@秘密の花園
09/11/18 22:40:19 s9eGkMJf
そういうネタは天江の子のスレだけに願いたい
633:名無しさん@秘密の花園
09/11/18 23:35:24 fPKkXU07
最近寂しいな
いいことだが保管庫のSSの数が多くて読み切れん
何かお勧めあったら教えてくれ
634:名無しさん@秘密の花園
09/11/18 23:36:33 OLC/JiMd
「ヤンガンが咲モモだと……? 馬鹿な!」
「そんなオカルト打ちカップルありえません!」
635:名無しさん@秘密の花園
09/11/18 23:47:46 Szzx3ePS
明日発売か。早いな
>>633
好きなカップリングは?
636:名無しさん@秘密の花園
09/11/18 23:51:57 mQF5RFWT
2419 名前:売り上げを見守る名無しさん@転載禁止[sage] 投稿日:2009/11/18(水) 23:05:41 ID:EV.mP59A0
URLリンク(www.dotup.org)
衣 E
2457 名前:売り上げを見守る名無しさん@転載禁止[sage] 投稿日:2009/11/18(水) 23:11:18 ID:EV.mP59A0
URLリンク(www.dotup.org)
モモ S
637:名無しさん@秘密の花園
09/11/18 23:57:16 uiubG5eR
やばい、明日どんな気持ちで過ごせば良いんだ
638:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 00:00:06 fPKkXU07
>>635
なんでもいける
えろはちと苦手
639:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 00:28:46 M83sDYDm
>>636
見てしまった・・・w
640:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 00:37:32 pgaIBaku
>>636
これ公式?二次?
641:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 02:32:37 bOBzBaqC
>>638
もう少し傾向絞らんと、なんとも言えんよ、それじゃ…
642:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 08:07:53 YVFunPHB
>>638
かじゅももお勧め
あと照菫ってなかなかないね
643:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 09:43:57 1aHCLkSf
朝からSS投下します
照・衣・和 → 咲
3人とも壊れているので注意
外伝キャラも登場します
644:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 09:44:58 1aHCLkSf
a day
宮永咲、彼女にはなぜか人を引き寄せるものがあった。
普段は気弱でドジで、守ってやりたくなる一面があるのに、麻雀となると圧倒的強さ。
そのギャップもまた魅力の一つだ。これはそんな彼女に魅せられた者たちの醜い物語だ。
ここはとある喫茶店。3人の少女たちによる熾烈な戦いが繰り広げられていた。
「まったく仕方ない方たちですね。咲さんは私のものだと何度言えばわかるのでしょうか」
強い口調でこう言い、他2人を睨みつけるのは咲のチームメイト、原村和。
「ハハッ!ののかは相変わらず面白いな!片腹大激痛!咲は衣のものだというのに」
笑いながら話し、少し余裕を見せているのは咲のライバル、天江衣。
「・・・好き勝手言っているなお前ら。今日は腹を割って話す必要がありそうだ」
静かに怒りに燃えているのは咲の実の姉、宮永照。以上3人による戦いは始まったばかりだ。
この3人の誰が言い出したかは知る由もないが、今日こそ決着をつける、ということになり、
集まることになった。咲は3人全員と友達以上恋人未満の状態であり、
みんなと仲良くしたい咲としては別によかったのだが、この3人はそうはいかなかった。
「咲さんは優しいですからね、内心嫌だ、と思っていても付き合ってくれているんですよ、
あなた方と。その気持ちがまだわからないのですか、こどもさん、お義姉さん」
「その言葉、そっくり返してやるぞののか。あと衣は子供じゃないからな」
「・・・ののかではなくのどか、です。ま、お子様には難しすぎる話でしたか?」
火花を散らす和と衣。それを見た照が言った。
「咲の周りにこんな奴らがいると思うと本当に不安だな。悪い影響しか受けない。
これは早く東京に連れて行って一緒に暮らすべきか・・・」
小さく呟いただけだったが、一瞬にして集中砲火を浴びた。
「あなたと東京に!?それこそありえません!力ずくでも止めます!咲さんのために!」
「咲は衣と透華の屋敷で暮らすことが決まっているのだ、照、お前の好きにはさせんぞ!」
また激しい言い争い、罵り合いとなっていった。他の客も見て見ぬフリをしていたので、
全く収まりがつかなくなっていた。
645:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 09:45:48 1aHCLkSf
「やはり咲と仲良くするためには同等の麻雀力がなければ駄目だな。
というわけでののか、お前は脱落だ。そして照はもう卒業だろう?
衣はその点、咲と互角の力を持ち、秋の大会と来年の夏の大会、二回もまた戦える。
まるでテンポイントとトウショウボーイのような美しい好敵手対決をこれから・・・」
「・・・その例えを出したのは残念だったな天江。トウショウボーイが去ったあと
テンポイントは悲劇の死を遂げたことを忘れてはいまい。咲をそんな目に遭わすのか?」
「べ、別に衣はそのような訳で言ったのでは・・・う、うぅ」
「ふふ、涙目ですね。もうお家に帰ったほうがいいのではないですか?こどもさん」
少しでもまずいことを言おうものならすぐこれ。一瞬の油断が命取りだ。
「咲と私は小さいとき、ある約束をしたんだ。将来は2人で、小さな家に暮らすんだ。
そして大好きな麻雀に関わりながら2人で静かに暮らすんだ・・・」
「・・・おかしいですね、お義姉さん。確かあなたは妹はいないと言っていたような・・・」
「確かに私には妹はいない。嫁ならいるがな。・・ところでさっきから言おうと思っていたが、
そのお義姉さんという呼び方はなんだ?非常に不愉快なんだが」
「私が咲さんと結婚するのですから当然だと思うのですが。あなたの妹でしょう。
敬意を払ってそう呼ばせてもらっているのです。悪いことではないと思うのですが。
それにあなたには弘世さんとか色々いるでしょうに」
「・・・その口に麻雀牌詰めて喋れないようにしてやってもいいんだぞ・・・。
お前だってそのバカでかい胸があればいくらでも恋人なんか寄って来るだろうが」
声のトーンは下がっても、戦いはさらに熱さを増していた。
そのとき、その戦いに水を差すかのように、のんきな声が聞こえてきた。
「あらあら~・・・和に天江さんに照姉さんじゃないの。これは奇遇ね・・・」
声の主は竹井久。横には福路美穂子がいた。久も美穂子も全国大会に出場していたので、
照のことをよく知っていた。
「・・・久さん・・・。モメてるようですし、あまり関わらないほうが・・・」
「何言ってるのよ美穂子。だから面白そうなんじゃないの。これは見逃せないわよ」
3人に聞こえないように小声で話していたが、久は3人にいきなり問いかけた。
「そういえば昨日咲が学校で電話しているのを聞いたのよ。誰かとこの辺で待ち合わせの
約束をしていたわ。時間的には・・・確かもうそろそろかしらね」
学校を通しての電話だったので、久はそのことを知っていた。それを聞いた3人は・・・
「わ、私以外の誰かとデート!?そんなオカルト、ありえません!S・O・A!」
「・・・お、おちおちつけつけつけののか。ま、まだデートと決まったわけでは・・・」
「お前こそ落ち着け天江。しかしお前でもないということは・・・4人目か!」
そして3人の思いは一致した。もうすぐ現れるであろう、その4人目を倒す。
これ以上ライバルを増やすわけにはいかない。ここは一時休戦して協力だ。
646:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 09:47:26 1aHCLkSf
久の話では11時にこの辺で約束をしていたらしい。3人は店の中から外をじっと見ていた。
すると、店の前で歩みを止め、時計を見る一人の人物が現れた。
そしてその人物は、皆がよく知る人物であった。
「あ、あれは加治木ゆみ!まさかあいつが咲の相手・・・」
加治木ゆみ。咲とも当然知り合いだ。咲の約束相手である可能性もあったが・・・。
「いや、その確率は低いでしょう。確か加治木さんは後輩の方とかなり仲が良かったはず。
それで浮気をするなんてことはまずありえないでしょう」
和はそのように言った。しかし、そのあと予想外の事態が起こった。
それから間もなくして、咲が現れた。3人は相変わらずだった。
「・・・咲さん・・・やはり私服も最高ですね・・・」
「・・・お、透華の屋敷に着てきた服と同じだな。衣としてはあれが一番お気に入り・・・」
「相変わらず咲はかわいいなあ・・・。あ~・・・抱きしめたい・・・」
だが、3人が自分の世界に入っていると、咲は近くにいたゆみとあいさつしてそのまま
一緒にどこかへと歩いていってしまった。どんどん姿が小さくなっていく。
「まさか加治木さんが宮永さんの相手だったとは・・・。これはびっくりですね。
でも私と久さんもこうして一緒にいるわけですし・・・」
「そうよ。それにデートじゃないかもしれないわよ・・・」
久と美穂子はそう言ったが、気がつくと3人の姿はもう無かった。
一瞬の出来事だった。後を追ったと考えるのが妥当だろう。
「こうしちゃいられないわ、私たちも後を追うわよ、美穂子!」
「・・・何で私たちも一緒に行くんですか・・・・・・」
「咲はうちのかわいい部員だからね、あ、和もか。しっかり監督しないと」
場面は変わり、咲を追った3人。咲たちを少し見失っていたが、少しするとすぐに
ゆみが一人でいるのを見かけた。なぜか咲がいないが、これはチャンス。
早速3人で尋問することにした。3人でゆみの周りを囲んで逃げられないようにした。
当然ゆみは何が起こったかわからず、驚きを隠せなかった。
「い、いきなり何だお前らは!?・・・って、原村に天江に宮永照!?」
「加治木さん・・・。いつから咲さんとこの関係を?一体どこまで進んだのですか?」
「?・・・原村、お前の言っていることがよくわからないのだが」
「今さらそんな白々しい態度をしても無駄だぞ加治木。衣たちに真実を話すのだ。
今日は何回目のデートなのだ!?今なら許してやっても・・・」
3対1での戦いが始まった。この3人、手を組めばとても強力だ。
照に至ってはゆみの胸ぐらを掴んでいた。その迫力は凄まじかった。
しかし、この戦いはこのあとすぐに終戦となった。
「・・・お前ら、勘違いしているようだから言っておくがな、宮永とは今、偶然会ったのだ。
待ち合わせの約束をしているけど迷子になったから助けてほしい、そう言われたんだよ。
知り合いがそう言うのに助けない奴はあまりいないだろ?それだけの話だよ」
「・・・え、そうなの?」
「だからもう開放してくれ・・・。私だってモモとデートの約束をしているんだ。
あ、もう時間じゃないか!まずいな・・・。宮永なら向こうにいるから、それじゃ。
それにしても人助けしてこんな目に遭うなんて、まったくどんな災難だ・・・」
それだけ言って、ゆみは元の場所に走り去ってしまった。
3人は少しの間あっけにとられていたが、ゆみへの罪悪感など感じる間もなく、
すぐに咲がいる、と言われた方向に向かった。
647:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 09:48:41 1aHCLkSf
「ごめんごめん、さっき言い忘れたんだけど咲の電話の相手は加治木さんじゃないのよ・・・」
実は最初から知っていた久。白々しくも3人に近づいたが・・・。
「部長!邪魔です!どっか行っていてください!」
「そのことはもういい、静かにしろ凡人が!今大事な場面なのだ」
「さっさとあっちへ行っていろ、この塵芥!クズッ!」
「・・・はい。すみませんでした」
3人の視線の先には、咲と黒髪の少女がなにやら話していた。
黒髪の少女は、咲と同い年くらいだろうか。髪型はおかっぱで、誰も彼女を知らなかった。
「実はあの人は小林さんっていってね、現役の女子高生でいて漫画家なのよ。
今回、雀士を取材したいって連絡があったのよ。麻雀漫画を描いているらしいからね。
ぜひ宮永咲さんに、というお願いだったから、咲に行ってもらったのよ」
このことも全部わかっていた久。3人に睨まれたが、けらけら笑っていた。
そして咲と小林は、近くのレストランに入っていった。
デートでなくてほっとした3人。しかし3人は咲たちに気づかれないように
同じレストランに入った。咲の取材だ。咲が何を言うか気になるのは必然だ。
「きっと咲さんは言うでしょうね、志を共にした仲間、いえ、愛を誓い合った原村和が
いるから、私は勝ち続けられるってね。おふたりのことなど一度も口にしないと思いますよ」
「・・・あ~?正直原村さんは苦手ですって暴露するに決まってるだろ、バカが」
「そうだぞののか。・・・照も、お姉ちゃんなんていないって咲が言っても落胆するでない。
咲にとってののかと照はあのドブ猫池田以下の存在であることは明白だからな!」
そしてテーブルの下でお互いの足を蹴りあう始末。それを見て笑みを浮かべる久。
「・・・久さん、部員の監督とか言ってましたけど、楽しんでいるだけでしょ」
「さあ・・・。何のことやらわからないわ~・・・」
そして小林による咲の取材が始まり10分位した時、皆が気になる質問が出た。
「宮永さんにこれはどうしても聞きたいところだけど・・・、今好きな人っている?
ほら、漫画に恋愛はつきものだからさ、聞いておきたいんだ。あ、嫌だったら別に・・・」
「・・・はい、います」
「ほう。なるほど。その人物の名前・・・出来れば聞きたいなあ」
648:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 09:50:34 1aHCLkSf
場の緊張感が増してきた。3人とも、自分の名前を言うだろう、そう思っていた。
ただ、不安があったのも事実だ。本当に自分を好きでいてくれているか。
そして今、ついに1人だけが生き残る。完全決着の瞬間が迫っていた。
3人に加え、久と美穂子もその答えに全力で耳を傾けていた。
「私の好きな人は・・・『にゃーーーーーーーーーー!!!!!!!』・・・です」
???・・・咲が肝心の名前を言った瞬間、猫の鳴き声と被って聞こえなかった。
声のするほうを見ると、池田華菜がいた。凄く興奮していた。
「か、華菜・・・。どうしてこんなところに・・・」
「ほ、本物の小林先生だし!私、先生の漫画の大ファンなんです!
握手してほしいし、いや、先にサインしてほしいし!」
その後、咲の取材はすっかり華菜に乗っ取られた。
「今連載中の漫画では池山華奈が一番のお気に入りだし!池山は私とそっくりだから
感情移入できるし!今から池山の逆転優勝、是非お願いしたいし!」
「・・・いや・・・実は私も流局を30回以上させて、リー棒もたくさん溜めて、
最後は役満直撃で逆転、って書こうとしたんだけど、担当に止められちゃってさ・・・。
結局主人公を勝たせる王道路線に落ち着きそうだよ。ごめんね。
私も池山は書いてて楽しいんだけどなあ・・・」
結局咲が自分の秘密を語ることはなく、そのままみんなで雑談して取材終了の時間となった。
「今日は本当に楽しかったし!小林先生、ありがとうございます!これからも応援してます!
お体に気をつけて、こち亀より長く連載してほしいし!」
「・・・こち亀よりっていうのは無理かな・・・。でも、私も楽しかったよ。
同年代の子と話せる時間があまりなかったからね。・・・そうだ、きみたち時間ある?
今からみんなで麻雀でもどう?咲さんも、華菜ちゃんも、是非一緒に打ちたいな」
「小林先生と打てるなんて光栄です。私も池田さんも、喜んで行かせてもらいます!」
その様子を見ていた久と美穂子。美穂子には不安があった。
「早く逃げて華菜・・・。3人の魔物に屠られる前に・・・」
咲の取材を図々しくも邪魔した華菜が3人に襲われるのではないかと懸念していた。
しかし、そんな心配は無用だった。
「ふふ・・・。私には聞こえていましたよ。宮永さんが私の名前を言うのを」
「・・・ののかは頭だけでなく耳も悪いようだな。衣の名が聞こえなかったのか」
「本当にお前らは呆けているな。一生やってろ。その間に私は咲とヤッてるから・・・」
「・・・・・・照さん、あんまりふざけたことを言うなら、殺ってもいいんですよ・・・」
「ああ!?やれるもんならやってみろコラ!」
「・・・もしもしハギヨシか!?今すぐ龍門渕家の黒服共を言った場所に派遣しろ!
2人ほど地下帝国に送り込んでほしい愚者が・・・」
そしてまた言い争いとなっていた。結局今日のところも決着はつかなかった
649:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 09:54:25 1aHCLkSf
そしてその3人を放置して一同は店を出た。店から破壊音がしたが聞こえないフリをした。
ふと、久と華菜が小林に同じタイミングで質問をしたのだった。
「小林さん、あのときの咲の答え、聞こえてたんでしょう?私たちは聞こえなかったのよ。
こっそり教えてくれない?」
「小林先生、池山は福地キャプテンと結ばれるからいいとして、肝心の主人公は一体誰と
カップルになるんですか?全く予想がつかないし」
その質問に、小林は不敵な笑みを浮かべながら答えた。
「・・・今の二つの質問、答えは同じなんだけど・・・。ま、ここはノーコメントとしよう。
秘密は秘密のまま、期待は期待のままのほうが明らかになった時、面白いからね。
それに、今そのことを言ったら・・・。全国の読者たちに怒られる」
咲の恋人の座に誰が座るかは咲本人すらわからず、ただ彼女だけが知るのであった。
終わりです。
咲ちゃんは誰と結局くっつくんでしょうか。
これからも小林先生に期待しましょう。
650:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 11:01:56 6ERalSYb
やね
651:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 12:33:30 Ga0JXCj6
乙!
透華と一の愛の巣に咲様突入を想像したら何故か悶えた
照様に胸倉掴まれて睨みつけられて罵られて踏みつけられたい(*´Д`)ハァハァ
652:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 14:02:04 GiBUPZAR
咲と衣はかなり運命的な組み合わせで気に入っている
653:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 17:30:10 CrF/481X
>>649
GJ!!!
非常ににやにやさせてもらった
もういっそ照と和と衣と咲で卓を囲めばいい
654:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 22:03:20 k8bdBiI+
>>649
小林、漫画家で吹いた
GJ!!
655:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 23:08:26 iIVQBao3
>>649
GJ!
面白く読ませてもらいましたw
656:名無しさん@秘密の花園
09/11/19 23:31:53 XXs0z4Ec
原作ではむっきーとナンポさんは絡むのだろうか
絡まないだろうなぁ…
657:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 00:02:15 8I84fRVE
>>649
GJ!
そういえば南浦さんとむっきーSSの人、すっかり投下なくなってしまったな・・・
もう来てくれないのかな
俺、南浦×むっきー大好きなのにw
658:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 00:03:57 IA3eq/oR
>>657
あれはひと段落してるからまだ良いけど
咲照菫なんてすごいところで止まってるぞ
659:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 00:08:28 ZDebZfDD
>>657
同志発見。好きというか、SSを読んで好きになった
攻めなむっきーが良い
あ、催促してるわけではないのであしからず…
660:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 00:24:02 8I84fRVE
>>658
あれもなんぽっぽの人だったのかw
>>659
おお仲間かw
なんぽっぽは出番すんごい少ないのにあれだけ書けるのはすごいと思った
あーなんぽっぽかわいい
今週号に1コマだけ載ってるという噂があるから、これからも出てくれることに期待!!!
661:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 00:58:12 7W1xPr+O
すげー自演臭がすんだけど
662:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 01:22:49 bn/Hu+Aq
そんなにID簡単に変えられるものなのか
663:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 01:31:08 8I84fRVE
ん?俺のことかな
自演じゃないけど、なんかすまん
664:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 02:13:00 YBHIFXVq
>>649
GJ
照さんまだ妹じゃないって言ってるのか
咲が泣いちゃうよ
665:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 08:26:01 VnsFuBEG
×妹
○嫁
666:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 09:03:47 vSl6MuXH
今週の原作は?載ってるよな?
667:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 09:49:31 Q+bF9Kco
コー池だぜぃ
668:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 13:19:07 5RFC8LQk
なぜかラーメンをすすっている池田の姿がまざまざと
669:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 17:48:04 vSl6MuXH
まさかコーチツンデレがマジネタ化するとは、さすが立たん
そしてもはや突っ込む気も失せる相変わらずなももかじゅ
立たんが本気で合宿描いたらどうなるんだ…
670:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 18:50:40 SD7vKv40
カツコー…ありだな。
671:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 20:49:33 H1wN5ZUR
東横さんは何やってんすか
672:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 22:55:52 zGDjvM2n
ワハハの名前って「里見」だったっけ?
673:名無しさん@秘密の花園
09/11/20 23:37:56 16mU1gDb
智美の謎
674:名無しさん@秘密の花園
09/11/21 01:38:59 pMbudNOw
カツ丼さんとコーチは県選抜メンバーの選考?
つーか割と可愛らしい服装だなコーチ
675:名無しさん@秘密の花園
09/11/21 09:06:51 TUIztL13
もっと百合スレらしく妄想しようぜ、みんな
676:名無しさん@秘密の花園
09/11/21 10:12:25 aMWwmeFT
小鍛治プロはぁはぁ
677:名無しさん@秘密の花園
09/11/21 10:53:01 jRG23DAJ
ふくよあなはぁはぁ
678:名無しさん@秘密の花園
09/11/21 12:47:45 pkeIfLBk
健夜たん×恒子ちゃんに期待大!!!
恒子ちゃん×健夜たんかもしれないけど
679:名無しさん@秘密の花園
09/11/21 14:48:51 ySNXeUD8
コー池+カツ衣ハァハァ
680:名無しさん@秘密の花園
09/11/21 15:39:08 T57MgcDK
単行本後追いだけど
白糸台の眉毛大将はキャラ出ましたか
681:名無しさん@秘密の花園
09/11/21 16:13:59 98Mk7Fgm
大星淡っすか?顔見せ程度ですが、出ましたねぇ
682:名無しさん@秘密の花園
09/11/21 17:17:05 pkeIfLBk
>>680
4コマ分出てますよw
683:名無しさん@秘密の花園
09/11/21 17:31:01 GzvZ0MeB
このスレレスはあるけどなんか妙に寂れた感じがするな
>>680
出たし名前も出たけどやっぱりしゃべらない
つーか照も菫もまだしゃべってない
神代以外の永水面子が先にしゃべった
684:名無しさん@秘密の花園
09/11/21 23:21:13 F4tK9mfw
>>680だけど、あの眉毛大将、名前も出てるのか…
wikipediaとか調べてもまだ載ってなかったから気になってたんだ ありがとう
外見だけならどストライクなんだわ
誰かと絡むとこ見たい
685:名無しさん@秘密の花園
09/11/21 23:58:17 GzvZ0MeB
>>684
載せようとした人がいたせいで今編集保護されてる
それはそうと淡良いよな
個人的には今のところ新キャラの中でベスト3は堅いよ
686:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 00:34:50 hGat4egC
淡と絡むならお相手は誰になるんだろな
同校なら照あたり?
687:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 00:48:00 ohAYkmzT
淡たんの照に対する態度に期待
淡→照←菫とかで妄想してる
688:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 00:48:49 b2mm2aU3
照菫or照咲が鉄板だと思っているけど、俺も淡たん好きだから淡照も捨てがたい
689:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 00:49:55 fwrqxWES
>>686
照だろうな
白糸台は照と淡がツートップだろうし
菫はモンブチのはじめポジになってもおかしくはないけど
690:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 00:50:44 62yVk5qA
淡→照→咲
淡→照←菫
どれも素敵・・・
691:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 00:57:28 fwrqxWES
淡、菫→照→←咲
やっぱこれだな
692:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 00:59:21 b2mm2aU3
とりあえず、照モテモテフラグだなw
ああ照かわいいいよ
693:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 01:33:03 4VKI7TTh
淡→照←菫
↑
咲
嗚呼、なんてモテモテな照さん
694:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 02:07:10 hGat4egC
さらにそこに誠子さんと尭深さんも絡んできたら…
695:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 05:10:51 gikUhlbr
みんなの照
696:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 08:45:31 sHhsjCzV
みんなのハーレム幻想を打ち破ってやろうぜ立たん
697:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 09:50:27 b2mm2aU3
臨海女子にいたってはどうなるのか全く見当つかんな
698:名無しさん@お腹いっぱい
09/11/22 10:05:52 hGat4egC
フランス育ち?の華僑っぽい雀とハオの根っこは同じカプとか?
つかネリーは誰と絡むかな
699:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 10:28:40 fwrqxWES
>>697
まさかの辻垣内×ダヴァンとか
つーか俺の妄想力じゃこれ以外は想像できないな
やっぱり情報が少なすぎる
700:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 12:25:09 IX/4w9W3
一年大将同士咲と淡の絡みも期待している
701:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 13:23:37 b2mm2aU3
辻垣内×ダヴァンさんは誰かの得になるのだろうか・・・
702:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 13:41:10 oJaovp3I
>>689
それって最終的には菫淡になるという事ですか?
703:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 13:49:05 4VKI7TTh
菫さんには照しかいないと思ってる俺がいる
704:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 13:52:53 b2mm2aU3
照も菫も淡もみんな好きなんだけど、菫淡だと・・・なんかピンとこないんだよな・・・
ってゆーか、白糸台は全員一匹オオカミタイプでチームの仲も悪くて百合のかけらなんて一つもないってオチだったらガチで泣く・・・
もしそうなってしまったら、後はもう照咲に託すしか道がない・・・
まあ、俺の話だけどさ・・・
705:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 14:13:09 bFE8OfFr
百合設定なんてこっちの脳内で考えちまえばいいのさァ!
706:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 14:18:01 zaW1fmJH
それでも俺は・・・公式に認められてこそ至高な考え。
立たん、はやく公式でプッシュしてくれえ
707:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 14:56:26 4/YwBn1X
>>700
俺も結構期待してる
>>701
エロとかレズとかはマジで誰得な気がするけど友情なら結構ありだと思う
>>702
メインの2人以外で百合っぽいのははじめだけだからはじめポジ
誰が誰とくっつくかは関係ない
>>704
この作品に限ってメンバー全員が一匹オオカミタイプはないと思うけど
一匹オオカミタイプになるとすれば照だろうな
まあ淡→照←菫以外は全員久ぐらい他に距離置くのは変じゃないと思うけど
708:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 14:57:33 3Vdi43tp
しばらくはモモかじゅや咲和なんかの既存カプを更にプッシュだろ
まあまた最初の合宿みたいにキンクリする可能性も無くも無いが
709:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 15:05:42 4/YwBn1X
>>708
照の件とかキーホルダーと名前呼びあたりやったらすっ飛ばすかもね
個人戦で衣が出て無かった件の説明とかは入るかな
710:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 15:59:05 bFE8OfFr
全国大会団体戦そのものを吹っ飛ばす可能性も無きにしも非ず
711:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 16:10:32 4/YwBn1X
>>710
それやったらさすがに大ブーイング受けるだろう
もう結構固定ファンもできてきてるだろうし
712:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 18:27:33 NPUjW0e/
流れ豚切り
たまにはキャプテン→池田があってもいいんじゃね?
と思って勢いで書いたSS
正直投下するか迷うくらいのひどい出来だが…
せっかく書いたから…投下します
5レスほど借ります
713:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 18:28:04 NPUjW0e/
「福路せーんぱい!」
いつからだったかしら。一人で帰るのが当たり前になったのは。
いつからだったかしら。人と壁を作るようになったのは。
いつからだったかしら。そんな自分を肯定するようになったのは。
「福路せーんぱいー!」
いつからか、私に友達と呼べる人はいなかった。
「福路さーん。これやってくんない?」
「あ、これも!」
「あれも!」
頼られてるんだと思ってた。
「宿題見せてー」
「今日用事あるから掃除当番代わってー」
「福路…。宿題見せてやったらあいつらの為にならないんだから見せるんじゃない。」
「あ、あの…自分でやらないと自分の力にならないわ…。」
「うっわー。」
「いきなり先生面ですかー」
「うっぜー」
「うわ、泣き出した?」
「まじうざい」
頼られてるんじゃなかった。好かれてるんじゃなかった。
私はただの便利屋だったのね…。
「福路先輩ってば!」
池田華菜さん。
私の1学年下の女の子。
彼女はとても不思議な子。
今日も私について来る。
「池田さん?」
まるで今まで気が付かなかったみたいに振り返った。
ほんとは学校を出た時から気づいていたのに。
怖いの。
周りに気を遣うこと、周りに優しくすること、お節介かもしれないけれど、周りの人は放っておけない私。
でも、怖いの。
人と仲良くすることが。
どう接すればいいか分からなくなるの。
だから、気付いていたけど今まで振り向かなかった。
「よかった、追いついて。」
彼女はほっと一息ついて私に笑いかけた。
714:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 18:33:15 NPUjW0e/
「福路先輩、一緒に帰りましょう!」
「ええ。」
彼女は私の横に並び、歩を合わせる。
不思議な子だった。
これで何日連続かしら?
もう数えきれないくらい一緒に帰っている。
朝も別れ道で待っている。
本当に不思議な子だった。
彼女は微笑む。無邪気な笑顔。
「福路先輩!」
****
例えば中学時代。
それまで仲良くしていた子がだんだんと離れていった。
気付くと私の周りには何もなかった。
唯一残ったのが麻雀だった。
その頃からだったかもしれない。私が麻雀に没頭するようになったのは。
私にとっての唯一の存在が麻雀に思えた。
「福路先輩?」
色の異なる瞳。
いつからだったかしら。右目を人に見せないようになったのは。
「ん、なぁに?」
隣を歩く彼女に目を向けると彼女は優しく微笑んでいた。
「福路先輩は優しいですよね。」
「えぇっ!?」
思いもかけない言葉に驚きを隠せなかった。
そんなことないって否定すると、彼女はゆっくり首を振った。
「あたしは福路先輩が好きですよ。」
まっすぐな言葉に、まっすぐな瞳に戸惑った。
どういう意味で言ったのかなんてわからない。
ただ、“好き”という感情を向けられていることに戸惑った。
「ありがとう。」
そんなありふれた言葉を返すしか私には浮かばなかった。
*****
あの日からも毎日池田さんは一緒に帰ろうとしてくれる。
それにもまた、戸惑ってしまう。
好意が怖かった。
池田さんの瞳はまっすぐで輝いていて、中学時代の人たちとは全然違う。
だけど、怖いと思ってしまう。
715:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 18:35:14 NPUjW0e/
「福路先輩!」
だけど、この子は…。
「やっと追いついたー」
息を切らして今日も私を追ってきた。
「池田さん…、毎日一緒に帰ってくれるけど、私そんな子供じゃないのよ?高2よ?」
「いやいやいや。それはわかってますし!少しあぶなっかしーけど。」
だからかもしれない。
ずっと親にも誰にも言わなかったことを言ってしまったのは。
「でも、嬉しいわ。誰かと登下校なんて小学生以来だから…。」
「え。」
え、って言った池田さんは戸惑いの表情を浮かべた。
池田さんの反応を見ていられなくて池田さんに背を向けて歩きだした。
「私ねぇ、中学の頃から同級生の仲良しができなくなっちゃって」
頼られているんじゃなかった。
好かれてるんじゃなかった。
私はただの便利屋だった…。
「たまにうざいとか言われたりもするの…。」
彼女はこんな私にどんな反応をするのだろう。
同情の視線を送るのだろうか。
それとも、振り向いた時にはいなくなっているのだろうか。
言ってしまってから後悔した。
こんなことわざわざ言う必要なんてなかったと。
明日から、また1人で登下校するようになるのかしら…。
聞こえる音は風の音だけ。
もうここには私しかいないのかもしれない。
そう思った時だった。
「ウザさならあたしも負けませんよ?」
彼女の言葉が耳に届いて、彼女がそこに存在していることに安心した。
でも、彼女の言葉は私の予想とは全く違うもので、正直よく意味が分からなかった。
「昔から陰口でうざいうざい言われてますし!」
彼女は何を言っているのだろう。
振り返ったその先には、
「あたしがそばにいる限り福路先輩は全然うざくなんてないです!」
彼女の変わらない優しい笑顔と、
「そんでもって優しすぎる先輩の代わりに、あたしが図々しくなってみせますよ!」
彼女らしい前向きな言葉があった。
716:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 18:37:45 NPUjW0e/
「ありがとう。」
ありふれた言葉。
でもあの時とは違う、心からの言葉だった。
今までにいなかったから。
こんな言葉をかけてくれる人は今までいなかったから。
この子になら、右目を隠さなくていいかもしれない。
この子には、あるがままたの自分を出すこともできるかもしれない。
「ひとつお願いいいですか?」
今にも零れ落ちそうな涙をこらえた。
彼女は私から目をそらしていた。
なにかしら…?
お願いに私は弱い。
弱くて弱くて失ったものもある。
なにをお願いするのか一瞬怖くなった。でも…。
「あたしのこと下の名前で呼んで--…毎日一緒に帰ってください!」
彼女のお願いは私の望みでもあった。
いつからか私の周りには名前で呼ぶような人はいなかったから。
一緒に帰る子はいなかったから。
「福路先輩…?あの…、い、嫌ですか?」
黙っている私を不安に思ったのか首を傾げて私に問い掛ける。
私は首を振って笑いかけた。
「もちろんよ、華菜さん。」
誰かを下の名前で呼ぶのはあまりにも久しぶりで、さんをつけるのか、ちゃんをつけるのか、それとも呼び捨てなのか…?わからなくなって、無難だと思ってさん付けで言った。
彼女はふふって笑ってから私に言った。
「華菜でいいです!ていうか…華菜って呼んでください!」
緊張してしまった。
呼び捨てで呼ぶなんていつ以来なのかしら…。
「か…かにゃ。…あぅ。」
緊張のあまり、声は裏返り、しかも噛んでしまった。
恥ずかしくて俯いた。
少し間があってから彼女の笑い声が届き、赤面してしまう。
ふと気付くとすぐ近くに気配を感じた。
「ふふふ、先輩。無理に呼ばなくてもいいですよ。徐々にでもいいです。」
顔を上げると彼女は優しくそう言った。
そんな彼女を見て私は思った。
彼女を見たい…と。
麻雀以外ではほとんど開かなくなった右目を、開けて。
彼女を両目で見つめたい。
717:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 18:39:39 NPUjW0e/
思ったときにはもう行動に移っていた。
両目で見た先の彼女は…変わらない、優しい笑顔で私を見ていた。
「…きれい。」
それは右目について言ったのか、夕日の沈む景色について言ったのか、それはわからない。
だけど私は満足だった。
「ありがとう、華菜。」
****
「キャプテン!帰りましょう!」
彼女は部活の後、掃除を終えると私に言う。
あの日からずっと変わらない。
「キャプテン?」
彼女はとても不思議な子。
私が唯一名前で呼ぶ子。
「なんでもないわ。さぁ帰りましょう。」
私の隣を今日も変わらず歩いている子。
いろいろな話をして、最後はいつもニコニコ笑う。
「先輩、何か考え事ですか?」
「え?」
「今日の先輩ぼーっとしてること多かったですから。もうすぐ大会ですし。」
彼女は不安そうな顔をしていた。
だから私は正直に言った。
「貴女と会った時のことを考えていたのよ。」
彼女は驚いた表情をして
「え?ど、どんなことですか!?」
と勢いよく尋ねてくる。
私は人差し指を口に当てて微笑んだ。
「ん、内緒よ。」
彼女は、華菜は私にとってとても不思議な子。
そして、とても特別で、大切な子。
不満げな表情でついてくる彼女に心の中で呟いた。
ありがとう、華菜。
718:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 18:43:38 NPUjW0e/
以上です
キャプテンにとっても池田は特別な存在だっていうのと池田のフライング告白(キャプテンはスルー)を書きたかったんです
題名忘れてた
題名は「不思議な子、特別な子」で。
では、ほんと駄文失礼しました
719:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 19:19:27 JgnKEVLb
ありがとう、池キャプが糞だという事を再確認出来た
720:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 19:31:03 8FGL8+nt
>>718
久しぶりの池キャプキター!
これだよこれ!
721:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 19:44:36 6L7eZTym
>>718
百合的にもかなみほ派的にも大変美味しゅうございました
いつの間にか太陽のような存在になってる華菜ちゃんっていいよね
722:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 19:46:24 sHhsjCzV
池キャプ……まさしくこれを待っていたのだGJ
723:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 20:01:07 8FGL8+nt
つまり華菜ちゃんはフラグが立った県選抜編でハリケーンボルトや顔面ブロックで大活躍するんですね!>>721
724:合宿わいわい①
09/11/22 22:46:53 iHl3ffwj
竹井久しぶりにひょいっとSS透華様 出演:純ともき、ワハハかおりんむっきー、かなるん、ほか
百合分薄(後半増量) エロ質0.05㎎ ばか指数120% 5レスくらい 前スレ135と158の続き
今月の規制前に書いたやつ 原作がまさに今合宿話でどうしようかと思ったんだけど
アニメ準拠ってことで、捏造部分と、あと矛盾とかあったりしたら生暖かい目で見つつスルーでお願いします
↓スタート
***************
「合宿初日の喧騒」
「えっ、あんた免許持ってんのか?」 「おー、18ンなってすぐ取ったワハハ」
4校合宿初日の夕食の席である。
本格的な特訓は明日からということで、今日は親睦もかねて早々に軽い宴会となった。
他校の面々に俄然興味のわいた井上純は、うろうろしていろんな人に話しかけていた。
今は鶴賀の蒲原智美と話している。
「いいなー、俺も免許欲しい」 「楽しーぞー、ドライブ。ぶんぶーんっ」
「遠出とかしたのか?」 「ああ、うちの連中連れて海へ行ったぞー」 「海か!いいな!」
車の話で盛り上がった。純の目はきらきら光ってる。もともとそういう話が好きなのだ。
「…つか、あの時はえらい目に会いました…」 向かいに座っていた津山睦月が言った。
湯あたりから復活したばかりでちょっと顔が青いが、けだるい感じが何気に色っぽい。
「えらい目?」 「片道8時間位かかったんじゃ…。車乗るならカーナビ付がお勧めですよ」
「ワハハ、まーそれも青春の思い出ってことで。でも楽しかったろ?」
「ええ、もちろんそれは…あ、あと古い車はやめた方がいいです。エンストしますから。
それと車で砂浜に降りちゃだめです。うむ」
「ワ、ワハハ、こまかいことは気にするな!思い出、思い出~」
「うははっ、いろいろあったみたいだなー、面白そーじゃんか」
「うむ、ま、蒲原先輩と一緒にいて何もないっていう方がおかしいんですけどね」
クスッと笑う。はらりと前髪が一筋垂れ下がった。
「つ、艶っぽいな、むっきー。うなじがそそるぞワハハ、どうだい今晩…って痛ててっ!」
いつの間にか蒲原の後ろに来ていた妹尾かおりが、蒲原の耳を引っ張った。
「今晩、なに?智美ちゃん」 ニッコリ。
「か、かおり!いやまて、違うんだ。優しいかおりならわかってくれるだろ?
ここんとこお疲れ気味のむっきーを、いろいろと介抱してやろうかとだな、ワ、ワハハ」
「いろいろってナニ?」
「ま、まて、あくまでもいろいろだぞっ!”えろえろ”じゃないって痛っいででででで!」
「智美ちゃんのばか!」
なにやら怪しい雲行きになってきたので、純はこっそり退散することにした。
睦月は澄ましてお茶なんかすすっている。どうやらいつものことらしい。
「ああ、待った純くんっ!たすけ…いででっ取れる、耳取れる!かおりごめんゴメンって」
「智美ちゃんの浮気者っ!!」 くわばらくわばら。
* * *
「あ、そうだ。あゆむに土産買ってかないと…」廊下に出た純は、売店に向かった。
店構えはかなり小さいが、たしか菓子やら土産やら売っていたはず。普通の旅館みたいだ。
「おっ」 「あっ」 風越の池田華菜がいた。隣の眼鏡っ娘は吉留…みはるん、だったか。
「…次は負けないし」 「麻雀の話か?それとも卓球?」
「両方とも!」 「ふふん、面白え!」
二人とも卓球では透華にコテンパンにのされたのだが、それは言いっこなしなのだ。
725:合宿わいわい②
09/11/22 22:48:24 iHl3ffwj
少しにらみ合った後、華菜が突然売店のおばちゃんに言った。
「おばちゃん、牛乳の大!一本!」 純の方を見てニッと笑う。
「おっ、やるか、よーし!」 純も同じものを購入した。
「え?なに、華菜ちゃん?二人ともなにする気…」 心配そうな未春。
賢明なるスレ読者はお気づきであろう。そう、伝統の牛乳大瓶一気飲み勝負である。
「もう、よしなよ~華菜ちゃん」
「止めないで、みはるん!女にはやらねばならぬときがある!フッ、無理してみようか!」
「よく言った!お前、猫にしとくにはもったいないぜ!」 「も~、井上さんまでー」
手は腰に!視線は斜め上45度! レディ~…GO!!
「むぐっ、むんぐっ、むぐっむぐっむぐっ…」 「んにゃふんぐっ、んぐっんぐっんぐっ…」
一進一退のデットヒートだ!!
と、そこへ、ふらりと現れたのは、蒲原である。
「おー、白熱しとるねーワハハ」 かおりの追及を逃れたらしい。耳が片方赤い。
「…二人とも、そのまま聞いてくれ。
口さがない連中が私のことを影でなんて言ってるか、知ってるかい?」
「…ぬぐっ?」 「…むぐぐ?」
「…通称、『ブラいらず』っ!」 ぐいっと胸をそらす蒲原!
浴衣がとてもなだらかな稜線を描く(泣)。
「ぶふぁっ!!」 「ぶはぁっ!!」 「うきゃーーっ!!」
純と華菜は盛大に吹いた。未春は華菜の噴出の直撃を受けてしまった。
「ワッハッハ、この未熟者どもがー。修行が足りぬわっ」
まこと久がたまたま通りかかった。
「見てみい、中2男子がまぎれとるw」
「あははっ、楽しそーでいいじゃない。あの後バナナ一気とかやれば完璧ね!」
「またんなアホなことを」 女子高生というよりは、OLっぽい二人であった。
「げほっごほっ…、ひ、ひどいしー」 「華菜ちゃん、だいじょぶ?」
一番の被害者である未春が華菜の背中をさする。いい娘だ。
「げっほっごほっ…、な、何すんだ!神聖な勝負の最中に!」
「ワハハ、不毛な争いに終止符を打ったのだよ。…そんなことより純くん、胸といえばだ。
今日私は衝撃の事実を確認した」 辺りをうかがい、純に耳打ちをするように顔を寄せる。
「な、なんだよ」 「あの伝説は本当だった」
「…伝説って?」 「…巨乳は、お湯に浮く!」 「なにっ!」
「温泉で清澄の原村和くんと会ったんだがなー、いやあ、圧巻だった。大迫力。
かおりもでかいが風呂ではいつも恥ずかしがって胸かくすからな、気づかんかったワハハ。
どうだい、後で一緒に原村くんに頼んでじっくり…って痛っイテテテテテッ!」
「じっくり、なに?智美ちゃん」 ニッコリ。
「か、かおり!いやまて、違う!ただ、ちょっと触らせてもらったりとかいでででっ!」
「智美ちゃんのエッチ!」
「ち、違う!そう大きくするコツとかをだな、えろイヤいろいろと、誰に揉まれたのかとか」
「じゃあ智美ちゃんのは私が揉んであげますっ」
「へ?いやそんな、あの、かおり?ワハハそんな冗談っていたたた取れる!耳取れるー!」
呆気にとられる純をおいて、蒲原はかおりに引きずられていってしまった。
何なんだあいつら。面白すぎる。
726:合宿わいわい③
09/11/22 22:49:48 iHl3ffwj
…しかし、やはり原村和、あなどれん。
純もわりとある方だが、「浮く」をはっきり実感するほどではない。
「巨乳は浮く…ふふんっ華菜ちゃんは知ってたし!」 「何、知っているのか、池田!」
「うちのキャプテンをなめてもらっちゃ困るにゃー、原村にだって引けは取らないし!
ね、みはるん!」 「はは、ねって言われても…」
「風越はそれだけじゃないし!華菜ちゃんだってこれから育つ予定だし、それに…」
未春の方を見てきっぱり言った。「みはるんなんかは、ちっちゃいけど美乳だし!」
「おお、美乳!ほんとかよ!」 「なんなんなっ何言い出すのよ華菜ちゃん!」
「嘘じゃないし!」突然未春の浴衣に手を掛ける。「みはるん、見せてやって!」
「ええ!わっ、きゃーー!」 「いいじゃん、ね、ちょっとだけハァハァ」
肌蹴る浴衣!危うしみはるん!
その時、後ろから現れた沢村ともきが、華菜の後頭部にびしっと手刀をかました。
「ぎにゃっ!」
「…むりやり、駄目」 「い、痛いしー」
「もう!華菜ちゃんが悪いんだよ!沢村さん、ありがとうございました」
「…無事でなにより」
乱れた浴衣を直しつつ、ぺこりとおじぎをすると、未春は一人でスタスタ行ってしまった。
「ああ、待ってよみはるん。もしかして怒った?ごめんみはるん!待って、待ってってば、
みはるーん!」華菜が追って行った。
「はぁ、やれやれ。…あ、そうだ、ともき、温泉入ろーぜ」 「…いや」
「何でよ、いーじゃん」 「…魂胆みえみえ。純の、スケベ」
普段は地味目の恰好が好みだから目立たないが、ともきは実は龍門渕一けしからん乳だ。
「いーじゃんか見るくらい。俺ともきの胸、好きなのに。前はたまに触らせてくれたのに、
最近は駄目って言ってばっかでつまんねえ」
「…うるさい、ばか」ともきが赤くなった。珍しい。 「…とーかとあゆむに言いつける」
「ず、ずるいぞ!反則だ…って、とーかはわかるとして、何であゆむ?」
「…この、朴念仁 」 ぽすっと腕を叩く。 「…ばか…」 俯くともき。
「なんだボケにんじん?って。飯の時いつも、ともきのにんじん引き受けてやってんだろ」
「…純が、そんなだから…私は…」 「へ?」 「…なんでもない。…あゆむ、かわいそうってこと」
ともきはそう言うと、ふぃっと行ってしまった。
「あ、おい、ともき!(…泣いてる?…いや、まさかな…)」
純は他人の気持ちに敏感な方だ。結構もてるのはその容姿のせいもあるが、
優しさを一番の理由にあげる女の子も多い。
ただ、如何せん自分のこと、ことに恋愛絡みに鈍感なところがあった。
はじめに対して、「そのうち透華にも彼氏ができんじゃねえの?」などと無神経なことを
言ってしまったこともある。
「ともき……?何怒ってんだ?」(それとも何か悩み事か?後で相談に乗ってやるか…)
つける薬もない。
そんなへたれなとこがカワイイって言う子もいるから始末に負えないのだが。
727:合宿わいわい④
09/11/22 22:50:58 iHl3ffwj
* * *
「な~とーかー、俺も免許取るからさ、そしたらさ、車、買って」
ほとんどドラ息子の台詞である。
「何ですの、いきなり。…プッ、ふふっ、くくくっ、猫なで声はおやめなさい。
似合いませんわよっくっく」甘える純がツボにはまったらしく、透華は笑いをこらえている。
アホ毛がぷるぷる震えていた。
ここは合宿所のロビーである。近くに先ほどの売店がある。
「くっくっく…ふぅ、…車ならもうあるじゃありませんの。運転ならハギヨシに…」
「自分で運転したいんだよ!それにあんな応接間がそのまま走ってるみたいんじゃなくて、
大事なのは、もっとこう、疾走感というか爽快感というか」
「あなたが18歳になるまで1年以上ありますでしょ。先の話。近くなったら考えましょう」
「ホントか!バイク我慢してんだから、絶対だぞ!」 まるっきり馬鹿息子の台詞である。
「はいはい。まったくこれだから男の子は」 「俺はオ・ン・ナだっつーの!」
「あ、とーか。探したよ。衣がぐずってるんだ」 はじめがパタパタ寄ってきた。
「あら、絵本持ってきてましたかしら」
「温泉ガイドならあるんだけどね…眠いくせに、もっと遊ぶーって言ってきかないんだ」
「もう、あの子ったら」 苦笑する透華。二人で部屋の方へと戻っていった。
女子高生というよりは若夫婦のような二人であった。
「ふっふっふ…まあまあ合格点だじぇ。よくやったじぇ、ノッポのにいちゃん」
柱の影から片岡ゆうきが顔を覗かせた。
「タコス!お前の言った通りにやったら上手くいったぜ!嘘みてーだ!」
どうやら、おねだりの方法を伝授されていたらしい。
「だがしかーし、おねだり道は奥が深いんだじょ。基本を忘れず、精進を怠らぬように」
偉そうである。
「涙目!上目使い!両手は軽く握って胸元に!己のかわいさを最大限にアッピール!
そして、射程に入った的は逃さず!すばやく内側からえぐるように擦り寄ってー、
『ねぇお願ーい、買って買ってぇ~ん』…これだじぇ!!」
「う…無理」 純がそこまでやったら、さすがにちょっと怖い。
原村和とかがやれば破壊力抜群だろう。絶対にやらないだろうが。
「恥ずかしがってちゃ道を極めることはできないじぇ。さあ、やってみるのだ!」
「うう、…あっ、そんなことより、約束どおり報酬をやろう!」
「やたっ!アイスアイス~!」 うまく逃げた。売店に行く二人。
「おばちゃん!タコスアイス一丁!」 「タコはないねえ」
「それほどまでにタコスなのかっ!」 あきれる純であった。
728:合宿わいわい⑤
09/11/22 22:52:19 iHl3ffwj
* * *
(私は『観察者』…観察し、記録する…それだけ)
ここは大広間、今はともき以外誰もいない。
ともきはノートPCを立ち上げて、今日の”収穫”を記録していた。
(純…。さっきはどうかしてた。私らしくない…いつもと違う環境と状況でブレたのか…)
めんどくさがりでぶっきらぼうで、だけど優しくて楽しくて、カッコいいのに格好悪い。
人一倍大人っぽいくせに、時々妙に子供っぽくって、鋭いくせに、鈍い。
(無邪気に笑って私を『当事者』の側に引っ張り込もうとする…)
「…ずるい」 ふぅ、とため息をついた。
「何がずるいって?」 「!!」 後ろに純が立っていた。ゴンジュースを2本持っている。
「…脅かさないで」 「はは、びっくりしたか?ほい差し入れ」
ジュースを1本渡しつつ、座ってPCを覗き込む。
「PCで何してたんだ?牌譜か?なになに…百合ファイルVol.10?なんだこれ?」
「…なんでもない。何か用?」 手早くファイルを終了し、パタンとPCを閉じた。
「あー、いや、そのー…。さっきはゴメン!」いきなり謝る純。
「…何、急に」 「えっ、だって、さっきなんか怒ってたじゃんか」
「べつに…怒ってない」
「ホントか?ちょっと泣いてるみたいに見えたぞ」 じっと見る。
「な…泣いてなんか…ない」 ぷいっと目をそらす。
「…何かあったなら遠慮なく言えよ。俺たち”家族”だろ」
鈍いほうの純だ。でも、ともきは何故か安堵した。
「…うん。わかってる」
「?…まーよかった。ホッとしたぜ。俺、ともきに嫌われたら、どうしていいかわかんねー」
困ったように笑う。
「…嫌いになんて…(なれるわけ、ないじゃない。ばか)」 席を立つともき。
「何処行くんだ?」 「…少し冷えた。温泉はいる」
「えっ!お、俺もいっていいか?」
「……いいけど。あんまり見ないで。…恥ずかしい」 「わかった!こっそり見る!」
こっそり見るとはっきり宣言した純と連れ立って、ともきは温泉に向かった。
ここはPCに記録しない。心のファイルに保存しよう…。
合宿は始まったばかりだが、参加者全員、この大切な時間を満喫していた。
明日はどんな日になるだろう。それぞれの想いを湛え、合宿初日の夜は更けてゆく。
露天の空には流れ星―。
***************
以上 読了感謝
729:合宿わいわい蛇足
09/11/22 23:05:15 iHl3ffwj
なんか続き見たいって言ってくれた人いたと思って、合宿話でした
規制解けてたの気づかなかったっす 前スレで初めて投下したときより緊張したのは何故だろう
規制中にまとめwikiでいろいろSS読ませてもらってて思ったんだけど、
サントラ聞きながら読んで、読んでるシーンと曲がかみ合うとすごくイイのでおすすめ
シリアスなところで優希の曲とかかかると、うはwwってなるけど、それはそれで
SSのストックができたけど、日がたつとなんかだめだこりゃってなる
一からやり直し ではまた
730:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 23:23:23 UEBbAMXb
GJ
原作でも合宿入ったらしいし、先がたのしみだ
731:名無しさん@秘密の花園
09/11/22 23:33:31 4VKI7TTh
まとめwikiのアド教えてくれない?
732:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 00:00:47 GOKS0Gyq
>>729
GJ!純×ともきキターー!!
733:dv
09/11/23 01:39:15 XPKrHL5v
久しぶりに会った友人は、見るに堪えない姿だった。
「この前はごめんね~」
何時も通りに振舞っているが、顔は少し引き攣っている。
「全くだ。時間は有限なんだぞ?」
「埋め合わせは今日のお昼奢りチャラってことで」
人を食うような態度は変わらない。
表情が顔半分が髪で隠れているので、読みずらい。
学科は違うが同じ大学に福路も竹井も通っている。
最も私は、入学して一月ほど経ってから知ったのだが。
「いらん。そんな事よりも、今日こそ病院に連れていくぞ」
「だから行かないって」
竹井は顔半分を包帯で覆っている。それ以外にも、袖口からは包帯が見えている。
全身包帯やガーゼだらけなのは、一度見ているので知っている。
「いい加減にしろ!お前は一体いつまで福路の好きにさせておくつもりだ!?」
734:dv
09/11/23 01:40:30 XPKrHL5v
福路が竹井に好意を寄せているのは気付いていた。
気がつけば二人は付き合いだし、一緒に暮らし始めていた。
最初こそ二人は幸せそうだった。
少し引っ込み思案な福路に、不良っぽい竹井。
正反対の二人だからこそ、お似合いな二人。
所が二人が付き合いだして、一年くらい経ってからだろうか。
真夏にも拘らず、竹井はずっと長袖だった。
その事を聞いてみると、クーラーが利きすぎて寒いのよ、と寒そうな演技までして見せた。
しかし、私はそれに疑問を覚えずに居られなかった。
一年の夏。四年生が権限を使い温度を一番低くし大半の者が寒いと言う中、一人だけ熱いなどと言っていたような奴だ。
そんな奴が設定温度が二十八度程度で寒いなどと言うはずがない。
その頃から竹井は大学を休むようになった。
と言っても、単位はギリギリ必要数は出ているみたいで進級はしているが。
それと同時に竹井が顔などに怪我をする事が増えた。
最もそれは、見える範囲での話だったが。
不自然に思った私は、無理やり竹井の服を脱がせその体を見た。
見た瞬間目を逸らした。
胸元や背中には痣は勿論、引っ掻いたような跡から刃物で切られたような傷まで大小様々。
問い詰めても竹井は「ちょっと不注意でね」と、言い続けた。
病院に行くように言っても、お金がない時間がないなどと言って行こうとしない。
そんな竹井の事を私は不用心にも福路に話してしまった。
そしてその日福路から竹井に聞いてもらえるように言い、直ぐにでも話を聞けるようにと二人のマンションまで行った。
そして中からは硝子の割れる音や、無機物だけでは鳴らない音が聞こえてきた。
そして私は気がついた。
竹井の傷は福路が原因だと言う事に。
それを止めようとチャイムを鳴らした。
扉を開けたのは福路だった。
福路はいつもと変わらない笑顔だった。
だけどその瞳には、狂気が見え隠れしている。
だからこそ、私は何も言えなくなった。ただ、怖いと思ったからだ。
今も竹井に言うだけで福路には言えずにいる。
一度竹井が心配のあまりに二人の家に泊った事があった。
その翌日からニ週間。竹井は大学にすら来なかった。
ようやく姿を見かける事の出来た竹井は、隠す事が出来ない程の怪我をしていた。
735:dv
09/11/23 01:41:56 XPKrHL5v
「こんなの自然に治るから。ほらお昼食べに行くんでしょう?」
「……竹井」
どうすればいいのだろう。
私は竹井も大事だが、福路も大切だ。
どちらも大切な友人には変わりない。
だからこそ、間違いを正したいのだ。
お昼を食べている途中だった。
竹井の携帯が鳴り、電話に出ると席を立ってしまう。
「ごめん。ゆみ。今日はもう帰るわね」
「福路からの呼び出しか?」
「ん?まあね。あんまり一人させておけないし」
「お前はそれで幸せなのか?」
なんでそんな事をされてまでそばに居ようとするのか。
「何が人の幸せなんて、誰にも分からないと思うわよ」
「私には福路が狂ってしまったようにしか見えない」
「そうね。狂ってしまっているのかもね。……私が」
「……」
「だって普通なら、ここまでされたら離れるなり助けを求めるなりするでしょう?それをしないって事は、私自身が望んでいる事なんでしょうね」
「本気で言っているのか?」
「ええ。ゆみには理解できないかもね。私や美穂子の事は」
「そんな事は」
「無理よ。そうでないといけないの。でないと自分達がどれだけ狂っているのかも分からなくなる。貴方はそのままで居てくれる事が、私にとっては一番の救い」
どこか諦めにも似た表情。
竹井達の事を理解していると言っても、実際は何も分かってはいない。
736:dv
09/11/23 01:42:38 XPKrHL5v
「じゃあね。ゆみ。彼女によろしく」
笑顔で去っていく竹井の背中を見送っていると、背後から抱きつかれる。
「モモ」
名前を呼んで頭を撫でてやると猫のように甘えてくる。
「先輩。また悪待ちさんに会ってたんすか?」
「ああ。黙っていて悪かった」
「別にいいっすよ。先輩があの二人の事を心配しての事だってのは、分かってるっすから」
少しむっとした表情をする。
「怒ってるじゃないか」
「怒ってるんじゃなくて心配してるんす。正直福路先輩が先輩とあってる事を知ったら、何かするんじゃないかって」
「それは幾らなんでも心配しすぎだ。福路はそんな事は」
「悪待ちさんは酷い怪我を毎日してるっす」
「……」
「先輩にはあの二人の事は理解できないっすよ。あの二人は、今の関係が幸せなんす」
モモの腕に力がこもり、少し息苦しくなる。
「福路先輩には感謝してるっす」
「モモ?」
「もしあの二人が狂ってくれてなかったら、私と先輩がああなっていたかも知れないっすから」
目があったモモは無表情。だけど本気だと言う事は分かる。
「先輩。お願いだからあんまり関わって欲しくないっす。でないと、私が狂いそうです」
モモの瞳に福路と同じ狂気が揺れている。
「でも、きっと私と先輩ではあの二人見たいにはなれないっすね」
だってと続けるモモは今にも泣きそうだ。
「私がそんな事をしたら先輩は離れて行ってしまうっすから」
ああ、そうか。
少しだけ竹井が理解できた。
気がした。それが竹井の福路への愛し方なのだと。
もし私は、同じ立場になったらどうするのだろう?
離れるのだろうか?
それとも竹井のようにずっと傍にいて、最愛のその人にいつか殺される日を待つのだろうか?
だけどこの問いは何の意味もなさない。
私とモモはあの二人にはなれないのだから。
737:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 02:22:59 bYpqIj1i
>>733
しょうzkぃ勃起した
俺の美穂子…
738:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 02:33:05 D/yIb+5l
>>731
URLリンク(www12.atwiki.jp)
>>733
一瞬何事かと思ったけどGJ
深いね
739:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 02:41:35 sh54dl+K
たまには病んでるのもいいよね
740:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 02:46:27 grqyOIqU
キャプテンがヤンデレなのもなかなか
741:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 03:32:52 6HzhFTkQ
sageれば尚よし
742:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 04:05:31 VaE7wCnq
>>718
激しくGJ!!
キャプテン視点からのが凄く新鮮で、読めて嬉しい!
>>729
イェッフゥゥゥゥゥー!! 久々の純ともきー!
他の面々も、ブラ要らずとか、おっぱい浮くとか面白かった♪
>>736
GJ。
ぬぅ……狂気が支配しているというか。
まさか、かじゅが出るとは思わなんだ。
743:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 04:19:48 JAeCzgJ/
少しずつ昔の感じが戻ってきた感じがするな
>>718
GJ
こういう池キャプ好きだな
つーか俺こういう話には弱いし
キャプテンの心情が描かれてるってのが良いわ
>>729
GJ
このシリーズやっぱおもしろい
絡んでないのはかじゅももキャプテン深堀文堂かな
部長まこともう少し絡んで欲しい気もするけど
純ともきは結構あるけどそういうイメージあんまりなかったな俺
あと歩純は結構好きだ
車の件は照が出てくる話につながってて良いな
>>736
最初誰視点なのか分からなかった
つーかここのSSでこういうの見たのは初めてだな
何がどうなったらこうなるんだマジで
744:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 07:16:54 GmQ6hS5L
かじゅももSS投下します
3レス予定
タイトル「お見舞い」
「37.5℃か、峠は越えたみたいだな」
体温計の表示を見て、私はつぶやいた。それにしても風邪を引くとはな、と自問自答する。
体は丈夫なほうだと自負していたが、いかんせん最近はやることがたくさん有り、
睡眠時間もろくに取れず、だいぶ無理をしてきた。ここらで休息を取るのも悪くないだろう。
それと桃たち麻雀部の面子にも心配をかけてしまった。今後は体調管理にも気をつけないと
いけないな。
そのようなことを考えつつ、ふと時計を見ると、時刻は午後四時を過ぎていた。
朝に飲んだ風邪薬が効いたのか、だいぶ眠っていたようだ。
そういえば風邪で寝込んでからはもっぱら水分ばかり取っていて、
ちゃんとした食事をしていないんだった。風邪で食欲がないからと行ってきちんとした栄養を
取らずにいては治るものも治らないな。
そう思った私はベットから起きあがり、何か食べるものはないかとキッチンへと向かった。
あいにくと冷蔵庫の中にはたいしたものが無かった。いつもならこうなる前に買い物に
行くのだが、急な風邪のせいでそれも叶わず、食べるものが無くなってしまったようだ。
いまから買い物に行くべきとも考えたが、まだ熱もあり体もだるく、なにより外に出たことで
風邪をぶり返すことが心配だった。
どうしたものかと考えていると、ふと携帯電話にメールが届いてる事に気がついた。
見るとモモからのメールで、邪魔でなければお見舞いと風邪に効く料理を振舞いたいという旨が
記されていた。
渡りに船とはこのことだと思った私は、モモに了承のメールを送った。
三十分くらいたってから、桃がやってきた。モモは買い物袋を手に下げ、
心配そうな目で私を見ていた。
部屋に招き入れると、開口一番、
「先輩が風邪を引いたと聞いて、ずっと心配していたっす。風邪は大丈夫なんすか?」
と尋ねてきた。
「ああ、熱はだいぶ下がっていて、体もずいぶんと楽になっている」
私はそう言った。
「それなら安心したっす。だけど風邪は治りかけが肝心なんですから、
先輩は休んでいてください。風邪も逃げ出すようなおいしい料理を作ってみせるっす」
モモはそう言い残すと、キッチンへ向かい料理に取り掛かり始めた。
私はというとベッドで横になり、隣から聞こえる包丁の音に耳を傾けていた。
キッチンから流れてくる包丁のリズムに誘われて、いつしか私は眠りについていた。
745:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 07:18:01 GmQ6hS5L
「―輩、先輩、起きてください」
モモに起こされ、目を覚ますと、テーブルの上には湯気を立てたおかゆが出来上がっていた。
私はモモに感謝の言葉を述べた後、ベッドから出て、席に着いた。
おかゆにはネギ、玉子が入っており、上には梅干しが乗っている。見た目にも体に良さそうだ。
私がおかゆを食べようとした時、モモが顔を赤らめながら言った。
「熱々なので、そのままでは火傷してしまうかもっす。私に冷まさせてください」
そういってモモはレンゲでおかゆをすくい、口元に寄せると息を吹きかけて冷まし始めた。
「そ、そこまでしなくても良いのだが……」
その姿に私は自分の鼓動が速まるのを感じた。
「ダメっす、先輩は風邪引きさんなんすから、じっとしていてください」
そう言ってから、私の口元へレンゲを持ってきてくれた。
「はい、先輩。あーんしてください」
モモの言葉に促されるように、私は目の前のレンゲを口にした。
ちょうどいい熱さにまで冷まされたおかゆは、味も利いており弱った体に染み渡るようだった。
「モモ、とてもおいしいよ」
私は心からそう言った。
「先輩に喜んでもらえて満足っす。さあどんどん食べて早く元気になってください」
そう言って吹き冷ましてくれたおかゆを、次々と口元に運んでくる。
少し恥ずかしくもあったが、私もそれを口にする。まるで赤ちゃんの頃に戻ったかのようだ。
年長者として、後輩にこんな事をされているのは照れくさくもあったが、
私自身それほど悪い気はしなかった。
そうして、茶碗の中に入っていたおかゆは、見事に無くなった。
また食事でエネルギー補給したおかげか、私の体もだいぶ楽になったようだ。
746:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 07:19:06 GmQ6hS5L
「残りはラップをして、冷蔵庫の中に入れておきました。おなかが空いたら食べてください」
そう言って、ベッドで休んでいる私のそばへ腰掛けた。
私はというと、食後に飲んだ風邪薬が効き始めてきたのか、少し眠気を感じ、
ベッドへと入っている。
「今日は本当にありがとう、モモ」
私は感謝の気持ちを伝えた。食事だけでなく、モモと一緒にいるだけで元気になれた気がする。
「役に立てて私も本望っす」
嬉しそうにモモもそう言った。
そうしてモモが帰った後、薬が効いたのか私はすぐにまぶたを閉じ、
朝までぐっすりと眠りこんだ。
翌日の朝、目を覚ますと体のだるけがとれていた。熱を計ると平熱に戻っており、
これなら学校にも行けそうだ。
私は風邪がぶり返さないよう、いつもより暖かい格好をして学校へと向かった。
放課後、部室でモモに会った私は昨日のお礼を言った。
「モモのおかげで早く風邪を治すことができた。ありがとう」
私の言葉に、モモも明るく答えた。
「私も先輩のお役に立てて本当に良かっ……くしゅん」
モモがいきなり大きなくしゃみをした。モモのおでこに手を当ててみると明らかに熱がある。
もしかすると、これは……
「先輩の風邪が移っちゃったみたいっす」
そう言ってモモは顔を赤くし、寒気で体を震わせていた。
どうやら、今度は私がモモの看病をする番のようだ。
モモに風邪を移してしまったことに対して申し訳ないという気持ちと、
モモの看病ができるという少しばかりの期待感を胸に秘め、私は彼女を見つめていた。
終わり
747:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 07:29:23 WsFb5JrH
>>746
GJ!!!リアルタイムで読んでた!!!いいぞもっとやってくれえ!!
748:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 10:32:36 vrAmNDrD
>>718
G・J!キャプテンw池田可愛いよ池田
>>729
G・J!カマボコてめーwやっぱ母父兄姉末っ子がしっくり来るなぁ
衣と純さんがじゃれてるのが子供とお父さんじゃなくて
兄妹にしか見えない自分は眼科に行った方が良いのだろうか
>>736
GJ??
>>746
GJ!そしてループに入るんですね、わかりますん
749:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 12:19:52 JSMkLaV5
>>746
GJ!
良ss読ませてもらいました
750:名無しさん@秘密の花園
09/11/23 23:48:34 9ltLKqXg
>>736
GJ!かじゅモモは何か安定した幸せを感じる。
ところで、かじゅって一人暮らしだったっけ・・・?
重箱の隅をつつきたいわけではないのだが、素朴な疑問。
もしアニメでそんな描写があったならどんな部屋だったとか教えてほしいんだが。
751:名無しさん@Linuxザウルス
09/11/23 23:54:22 mYz1G7lu
>>750
> ところで、かじゅって一人暮らしだったっけ・・・?
鶴賀組はかじゅももの通学描写はあっても家は描写されてない。
今のところ自由に書けるってことだな。
752:名無しさん@秘密の花園
09/11/24 03:04:14 fyTW9yG6
>>750
いつもかじゅモモ書いてくれてる作者さんの影響で
俺の脳内じゃ、かじゅは一人暮らしのイメージが定着している
753:名無しさん@秘密の花園
09/11/24 03:48:57 SB1gbUiW
>>746
GJ
すぐ上ににぎやかな話やどっちかというと感動する系の話はあるけど
なんか普通に幸せそうな話見るのは久々な感じがするな
終わりになってますけど続きに期待してます
754:名無しさん@秘密の花園
09/11/24 14:59:28 5ku5oMP7
皆様、相変わらずGJです
そして>>736がすごく面白いと思った・・・。
いつも幸せいっぱいな話が多いから病んでる話はなんか新鮮で良い・・。
できれば続きもみたいっす。
あ、もちろん俺は幸せいっぱいな話も大好きだけどw
ってか最近読んでばっかで全く筆が進まないや。。
面白い話も思いつかないし。。
早く原作で淡ちゃんとか菫とか尭深ちゃんとか照とか小鍛治プロとか福与アナとかの百合を匂わす描写がでないかなw
相変わらずかじゅももは安泰でなによりだけど
755:名無しさん@秘密の花園
09/11/24 23:48:32 z4ADiWmA
明日はドラマCDの発売日だな
ネコになって大好きな福路のところへ行く池田……ゴクリ
756:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 00:09:44 6iMucE9L
にゃんにゃんしちゃうんですねわかります
757:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 01:37:27 iXPHlYrp
かじゅモモに限らず家族設定が明らかになってるキャラが少ないな
咲と和と衣ぐらいか…あとはまこと池田と一あたりも微妙に。透華様も一応分かるのかなぁ
>>752って埋めの人のことかな?
自分もここの作品の影響でかじゅは一人暮らし設定だ。なんかOLっぽい
良家のお嬢様っぽい感じでもいけそうなのにそういう方向はないよね
758:dv
09/11/25 01:40:12 3xcQ9DD3
ドラマCD一足先にアニメイトで購入しました。
もう、バスの中で聞きながら無表情で通すのが大変でした。
次回は鶴賀も出てくれる事を期待しています。
ドラマCDの内容を聞いている限りだと、三局で終わりそうな感じでしたが
どうなのでしょうか?
あと、続きを読みたいと言ってくれる方がいらっしゃるみたいですが、
ここは部キャプを投稿して大丈夫なんでしょうか?
スレなど少しを読んだのですが、部キャプはこちらには投稿禁止みたいになってるみたいでしたが。
それとも続きものならOKなんですか?
(続きは今書いていますが、視点的にどうしても久キャプになってしうんですよ)
こういう所って初めてなものですから、決まりがいまいちわからなくて。
759:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 01:48:14 EjHbA6CL
>>785
ぶっちゃけた話部キャプ隔離スレは荒らしがマッチポンプで立てたのを優しさ溢れる住人達が普通に進行していった物
向こうを使うもこっちを使うも好きにしていいよ、嫌がるのは当時いたキ印一匹だけだから
760:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 01:59:23 DWVB9DPI
かおりんは、どうしてワハハの名前を間違えたんだろうか
761:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 02:26:43 xC6X3ggl
>>757
家族設定が明らかになってるキャラは大抵問題抱えてるんだよな
問題抱えてないキャラはわざわざ明かす必要ないって考えてるのかな
762:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 03:25:39 mF+0VH0Y
>>757
うん。そのとおり
>>758
ランティスのHPによるとドラマCDは次(3局)で最後のはず、次こそは鶴賀出てくれるよね?じゃないと俺が涙目。
俺はこっちのスレでもいいけど、暴れる人がいるなら部キャプスレの方が無難かもしれないね
でも続きだから、こちらで読みたい気もするし、作者さんにお任せです。
あと次は投下宣言を忘れずにしてくれると、このスレ的に円満。
763:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 05:30:04 d0DrkEii
DVD特典のピクドラでともきー×衣が膝枕で萌えた
GONZO愛してる
764:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 09:09:05 2ECj3SQr
>>758
ドラマCD透一有りましたか??
765:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 12:38:55 WdHMivFS
>>760
「浮気じゃないっすか?」
766:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 13:50:13 L9P1rhjv
>>762
もうアニメも終わったし大丈夫だろ>暴れる人がいるなら
767:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 16:58:20 hFbe5nfZ
>>760
でも発音的には間違っていないので
768:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 17:00:45 PprusiJY
ドラマCDなんて出るんだ
769:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 19:43:34 R3Rn6aH0
>>758
続きものならこっちで見たいなあ
最近静かだから大丈夫だとおもう
770:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 22:26:48 Q1rkUUrU
あれ、今気づいたけれど千曲東の大将の名前が判明してる……?
771:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 00:11:45 oPx5OyR2
ここで小ネタ投下、三度
これまでと同じくキャラが全員故障してるので嫌いな人はNGで
では小ネタ連荘3本場いきます
772:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 00:14:37 oPx5OyR2
桃果汁130%
─団体戦決勝・大将戦─
咲 (う~ん…気持ちは本調子に戻ってきたけど…どこか違うような気がする…
家族麻雀の時や合宿最終日のあの感じ─あれがまだ…あ…思い出した!!)
咲 「脱いでもいいですか?」
係員「え……」
加 「えっ!!」
咲 「靴……」
係員「あ…あぁ…靴……」
加 「なんだ…靴か…くそ…」
桃 (先輩…私というものがありながら…許さないっす…)
かじゅの運命やいかに
三角関係2
衣「ノノカ~」
咲(そう何度も同じ手は…!)ヒョイ
衣「は、はなせ~、嶺上使い~」
咲「衣ちゃんは、ころもじゃなくて子供だからいいんだよね?」なでなで
衣「なでるなーっ!」
咲「よしよし」
衣「ふにゅ~~」
和「………」ムスッ
咲「あ、待って和ちゃん、何処行くのっ」
和「知りませんっ!!」
衣「ノ、ノノカァ~!」
今回は相討ち
南場
優「ロンっ!5800だじぇ」
南(さすがに昨日のトーナメントリーダー。東場は耐えるのが精一杯か)
優「ロンっ、リーチ、平和、タンヤオ、ドラ、裏ドラ、親満だじぇ」
片岡優希 66700 南浦数絵 -1700
実況:おっと南浦選手、ハコ割れ。対局終了です。
優「ありがとうございましたっ!」
南「あ、あれ…、南場は?え、私の出番これだけですか?私、南場が魅せ場なんですけど…。
ほら、南浦と南場でって、誰もいない。嘘ですよね、こん─
がんばって南浦さん
773:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 00:16:43 oPx5OyR2
それは合宿での復讐劇
ま「よーし、ほいじゃ始めるかのう」(この前の借りをきっちり返してもらうけんのう)
妹「あ、あのう、私が入ってもよろしいのでしょうか?」
と「問題ない」(ビギナーズラックはもうない)
未「そうそう、楽しく打ちましょう」(ボコボコにする)
妹「よ、よろしくお願いします」
まと未 「「「よろしくっ!」」」
妹「ツモ、えっと…これは清一?…一通でしょうか?」
ま「そ、それは九連宝燈じゃあっ!!」
妹「ちゅーれんぽうとう?」
未「幻とまで言われる最高難度の役満です」
と「…しかし和了ると…必ず死んでしまうという呪われた役…ふふふ…」
妹「ひぃっ!!」
ま「そういえば、われ…死相がでとるのう…くくく…」
妹「ふぇぇぇえっ!」
未「みんなにお別れを言っておいた方がいいかもしれませんね…くすくす…」
妹「ふぇ…さ、智美ちゃーんっ!!ふえぇぇぇぇぇん!!!」
まと未 「「「勝った…」」」
でも麻雀は完敗
一夜草
菫「それでだ、私たちの挙式の件だが…」
照「すごい勢いで読者を置き去りにしたな」
菫「私たちの愛には誰も追い付けない」
照「だから私には、もう運命の人がいると言っているだろう」
菫「私のことか」
照「違う」
菫「子供は女の子が欲しい」
照「人の話を聞いていたか?」
菫「プリン食べるか?」
照「質問に質問で返すなっ!」
菫「そうか、いらないのか。ここのプリンおいしいのにな」
照「……いる」
弘世 菫─宮永 照、唯一の天敵
桃果汁140%
─団体戦決勝後─
加「そうなったら、なんとしてもその口を閉じさせないとな」
桃「…そんな言葉に騙されないっすよ、先輩。
嶺上さんが『脱いでいいですか』って言った時、ちゃんと見てたっすよ…」
加「あ、あれはだな…その、何て言うか…女の性というか…」
桃「先輩の浮気者、許せないっす!無理矢理その口閉じさせて窒息させるっす!!」
加「や、やめっ!そんな事したらお前まで」
桃「先輩を殺して私も死ぬっすー!」
加「う、うぐっ、むーっ!!」
妹「智美ちゃん、あれは何?」
蒲「バカップル」
774:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 00:19:17 oPx5OyR2
新連載
透「国広一さん!!龍門渕透華といいます!あなたを勧誘しにきましたわ!!」
一「かんゆー?ボクに何かやらせる気なの?」
透「わたくしと3年間、甲子園を目指していただきたいんですの!」
一「いや…ボク野球はもう…」
透「あなたのお父様の許可もとりました。寝る時以外はこれを付けてもらいます」
一「大リーグボール養成ギプスっ!!」
21世紀 世界の野球競技人口は1億人を突破
わが国 日本でも甲子園が開催されプロに直結する成績を残すべく高校球児達が覇を競っていた
これは その頂点を目指す少女達の軌跡─!!
─とーか 衣を甲子園へ連れてって…
『 透-toka- 』 ヤングカンカンにて連載開始
南場2
優「ロンっ!混一、白、中、ドラ1、満貫だじぇ」
南(くっ、よりによって同じ相手と日に二度も…だが今度は残った!)
片岡優希 64500 南浦数絵 300
─南1局─
優(風…?どこから…気のせい?)
南(あなたにとっての東場と同じように、私にとってはこの南場こそがホームグラウンドッ!)
深「ロン。タンヤオのみ」
南「……はい?」
片岡優希 64500 南浦数絵 -700 深堀純代 4600
実況:深堀選手、堅実に三確和了り。南浦選手、ハコ割れ。対局終了です。
優「ありがとうございましたっ!」
南「あ、あれ…?え、私の出番これだけですか?私、南場が魅せ場なんですけど…。
ほら、南浦と南場でって、また誰もいない。嘘ですよね、こん─
めげないで南浦さん
・三確…二位に追い付けそうもなく最下位になる可能性がある時に
三位を確定させること…らしいっす
華菜ちゃんはずーずーしー
福「私ねえ、中学の頃から同級生の仲良しができなくなっちゃって
たまにうざいとか言われたりもするの…」
池「ウザさなら、あたしも負けませんよ?そんでもって優しすぎる先輩の代わりに
あたしが図々しくなってみせますよ!」
福「ありがとう…」
池「………。ひとつお願いいいですか?あたしのこと下の名前で呼んで─…
毎日一緒に帰ってください!あと千円貸してください!!」
福「………」
775:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 00:20:36 oPx5OyR2
アウト
純「国広くんの私服ってさ、いろんな意味でアウトだよね」
一「そ、そんなことないよっ!見えてないから大丈夫だよ!」
と「…ぎりぎりアウト」
一「…ボクだって本当はわかってるさ。でもこの方が透華が喜ぶから…」
純「冬、どうするんだ?」
と「…凍死」
一「だ、大丈夫だよ!透華に暖めてもらうからっ!!」
透「………」ボッ!
一「あっ、と、とーか!いつからそこにっ!!」
透「/////」
まぁ普通に冬服になるんだろうけど
二夜草
─ある雨の日のこと
猫「みー、みー…」
照「……」
菫「それで、その迷い猫を拾ってきたのか。お前の家は猫は飼えるのか?」
照「飼えない。夜は私の部屋に隠す。昼は部室で面倒を見る」
菫「無理に決まってるだろ。可哀想だが返して来い」
照「いやだ。ちゃんと世話はする」
菫「はぁ…まったく勝手なヤツめ。好きにしろ」
照「よかったな、サキ」
猫「みー」
─3日後
猫「みー」トテトテ
菫「完全にお前のこと、母親だと思っているな」
猫「みーっ!」ピョン
照「こら、くすぐったい。ふふ、あはははっ」
菫(お前がそんな風に笑うのはいつ以来だろう、照)
照「あははっ」
─1週間後、また雨の日
張り紙─生後3ヶ月の子猫を探しています。少し目を離した隙に逃げてしまいました。
心当たりのある方は、ご連絡をお願いします。特徴は─
照「……」
菫「サキは本当の飼い主が見付かったのか?」
照「…ああ」
菫「泣いているのか…?」
照「うるさい、泣いてなど…いない…ひっく」
菫「よく懐いていたからな。ほら、もう泣くな」
照「頭撫でるな…ぐす」
菫「私はずっと、お前のそばにいるからな」
照「……」コク
いつからか雨は止んでいた
776:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 00:22:05 oPx5OyR2
以上でした
ちなみに台詞やら設定は基本、原作準拠ですが、
ネタになれば無節操に、どこからでも引っ張ってくるので、
あまり気にしないでもらえると嬉しいです
しかし、そろそろネタもキツイなぁ…
777:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 00:25:07 UPOz5Kz9
リアルタイムGJ
【透-toka-】まだぁ?(AAry
宇宙大会まで余裕で行けそうw
菫さん自重w池田自重w
778:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 00:27:12 cMFXk4//
>>776
GJ!
池田自重w
779:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 01:12:27 PdxMBMOp
GJ!!池田ァ自重w
眼鏡卓ネタ好きだw
780:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 02:41:00 tUyqLgkA
照菫の猫話に全俺が泣いた
781:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 03:56:41 F8JB9JUX
>>776
GJ
照…猫に妹の名前を…
しかし何か可哀想だなこれ
南浦ともう1個の照菫には笑わせてもらいました
782:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 05:47:57 +GZRslLo
照菫最高><
783:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 22:42:38 +Yn++g7z
>>776
GJ
南浦さんww
784:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 23:35:07 b/+jMOTJ
ところでゲームってどうなったの?
785:名無しさん@秘密の花園
09/11/26 23:39:41 mE1ceym0
●麻雀ゲーム+AVG、麻雀とキャラクターを両方楽しめるゲームシステム
ストーリーパートではAVGとして純粋に物語を楽しみ、麻雀パートではそれぞれのキャラクターの能力を反映した本格麻雀が楽しめます!
●原画はアニメ製作チームのGONZO<第5スタジオ>が担当!
キャラクターの違和感なくゲームに溶け込めます!
●難易度設定とサポートモード
麻雀が出来ないけど「咲-Saki-」は好き!というユーザーのために【かんたん・ふつう・むずかしい】の難易度設定を用意。
かんたんを選べばサポートモードが起動、和了(あがり)に近づく捨牌をコンピューターが指定くれます!
主要キャラクターはフルボイス
操作可能な20名+αはフルボイスです。ストーリーパートの台詞から麻雀パートの掛け声やつぶやきまでゲームを盛り上げます!
麻雀パートを彩るカットイン演出は200枚以上!
麻雀パートではアクション(ロンやポン、能力和了等)に合わせてカットインCG演出&ボイスを表示。激しくもより華やかに麻雀パートを彩ります!
786:名無しさん@秘密の花園
09/11/27 00:02:37 6BTBY2rm
>操作可能な20名+α
ちょwwwwマジかよwwww
京太郎は除外されてるよな?よな?
787:名無しさん@秘密の花園
09/11/27 00:06:55 Rk+/a6z4
なんぽさんやカツ丼さんだよ
たぶん
788:名無しさん@秘密の花園
09/11/27 00:13:49 grLykugX
操作可能な20名は県予選決勝の4校×出場メンバー5名でかたいとしても
+αが際限ないな…ドコまでやってくれるか期待
789:名無しさん@秘密の花園
09/11/27 00:29:15 GGX923Fs
せめて声が判明している照と菫は入っててほしい…
790:名無しさん@秘密の花園
09/11/27 00:34:37 Rk+/a6z4
ストーリーの主人公は咲、のどっちと各校から一人ずつでもあれば十分かね
791:名無しさん@秘密の花園
09/11/27 00:45:23 NMwY0Mdi
流れを断ち切るようで申し訳ありません。
続きができたので投稿させていただきます。