咲-Saki-で百合萌え 4局at LESBIAN
咲-Saki-で百合萌え 4局 - 暇つぶし2ch407:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 11:06:09 wyVQciM8
ネクタイと靴下だけのジェントル正装モモか… アリだな

408:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 11:20:32 OJ/Ugime
紳士スタイルのモモをみてかじゅが大興奮
かじゅはヘタレっぽいから興奮しても手出しはできなさそう

409:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 11:36:29 0taIplgB
>>407
靴下は、はずせないのか?

410:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 11:52:33 coshEATV
とーか×はじめ分が足りなさすぎる
は、早起きしたのですわ!って言いながらはじめに夜這いをしかけるけど結局添い寝なとーかとか誰か

411:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 14:54:08 9AeSR9/y
じゃあ鎖を後ろ手に拘束して身動きとれない一にいろいろしようと思ったけど
一のたくみなテクニックで拘束されてる相手に逆に篭絡されてしまったとーかさまとか

412:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 15:09:03 Fxx6BZuN
拘束具を手品ではずしたはじめに逆に拘束されて
焦らしながら愛撫されて最後にはおねだりしちゃう透華

あるいは「ボクの身体、好きにしていいよ」って言われて
真っ赤になって興奮しながらはじめの身体を恐る恐る愛撫するへたれ攻めな透華

413:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 16:02:59 DuH+SMW5
「なあゆみちん、昨夜はモモと何かあったのか?」

「い、いきなり、な、何の話だ。」

「はは~ん、図星かあ。
 ゆみちん最近さ、妙に影の薄い日があるんだよねえ。
 気配に巻き込まれるのが、捨て牌だけってことも無いだろうし。
 つまり影が薄いって事は…。」

「くぁwせdrftgyふじk」

(照れてる先輩可愛いっすー!)



このネタ真面目に書こうとしたら暗い話になったんで、これだけっすー。

414:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 16:31:55 KQ0mD7Jt
>>401
そんなモモの機嫌を直そうとするかじゅもいいな。

必死で謝ったり、優しく声をかけてくれたりして、なんとか機嫌をとろうとしてくれるかじゅも可愛くて、改めて
「先輩って本当に優しいっすね」
といってかじゅの頬に優しくキスをする。
モモのいきなりの行動に慌てるかじゅをみて、さっきまで不機嫌だったモモはすっかり上機嫌になってしまうのだった。

頬にキスをしてにっこりと笑うモモ。
かじゅは感情を表に出すのが得意ではなかったが、
モモにそんな笑顔を向けられると自然と頬が緩んでしまう。
「もも。分かって欲しい。私に見――」
そこまで。
そこまで常日頃から思っていることを口にすると、モモに人差し指を自分の口に当てられる。
先程の笑顔とは少し違う、優しく微笑んだモモにかじゅは少し照れながらも、さとされる。
「あまりそういうことを口に出すと色褪せてしまうっすよ?
大丈夫、ちゃんと信じてるっす……」
「もも……」
「先輩……」



↑のような電波をじy(略

415:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 17:03:11 En7t1O4S
>>412
どっちも捨てがたいがはじめ攻め派としては前者だな

>>413
取り乱すかじゅかわええw
鶴賀3年コンビの関係性いいなぁ

>>414
二つ下なのにモモ大人だなぁ…
鼻血出そうなくらいGJ!

416:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 17:27:20 ICP1tPh8
とーかはじめ書いた
エロないけど透華

417:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 17:29:04 ICP1tPh8

「ねぇ、はじめ…?」

僕と透華は今二人きり。
広い部屋に僕たちはいて、透華は豪華なソファにくつろぎ、僕は透華の紅茶をいれている。

「なーに透華?」

「……何でもありませんわ」

最近よくあるやりとり。
どういうわけか、透華は僕を呼ぶんだけど、その先がないんだ。

「紅茶、やだった?コーヒーにする?」

「いえ、そういうわけではありませんわ…」

一体何なんだろう。気になって仕方がないよ。
だって透華は僕の御主人様。
主人が元気無いなんて、僕まで辛いよ。
だから、理由を教えて欲しかった。

「…透華、教えて?」

「…何をですの?」

「透華の、悩み事」

悩み事。多分、透華は悩んでる。何にかはわからないし、直感でしかない。

「…聞いて、くれますの?」

予感は的中した。少しだけ、嬉しくて。

「勿論だよ、透華」

「…はじめは私をどう想ってますの?」

「…え?」

あれ…透華の悩み事を僕は聞いた。
透華の悩み事って、それ?

「…うーんとね、美人で、かっこよくて、努力家で…」

「…そうじゃありませんわ」

思いつく限り言おうとした。



418:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 17:32:22 ICP1tPh8

「はじめは…あの、その…ええと……わ、わ私のことは…す、好きですの!?」

顔を真っ赤にして言う透華。
透華のことは好きだ。かなり。
でも口に出して言ったことなんてなかったからかな。
だから、こんなことを聞いてきたのかな…。

「うん。大好きだよ、透華」

「…それは、その…そういう意味ですの?」

「…とーか。疑うの?」

「い、いえ!決してそんなことはございませんわ…」

透華は可愛い。いつもは凍てつくような、でも鋭い、そんなイメージ。

「…透華は僕、好き…?」

「…勿論ですわ」

そういうと透華は僕を真っ直ぐ見る。

ドキッとした。

透華と僕の視線が絡み合う。
透華の、少し紅潮した表情と、桜色の唇が僕に迫ってくる。
徐々に近づく僕との距離を感じながら、僕は思った。

…僕は今、透華とキスをしているんだ。

憧れに似た存在。
目立ちたがりで、少しだけ意地悪で、それでいてとびきり優しくて。

心臓が高鳴る。
透華と触れた唇から伝わってしまいそうだよ。

透華は僕を抱き締める。
小鳥を抱くかのような優しい力で、だけどしっかりと僕をギュッとする。

うう…心臓の爆音が聞かれてるよ、絶対。



419:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 17:34:34 ICP1tPh8

「…緊張、してますの?」

「…う、うん…ドキドキ…しちゃうよ」

自分の顔が紅くなっているのがわかった。熱い。

「…はじめ…。聞いて?」

そういうと、透華は僕の耳に、透華の胸を当てた。

あ…。

「…透華も、ドキドキしてる」

自分の鼓動で気付けなかった。
透華もドキドキしてたんだね。
透華も、僕を凄く好きなんだね…。

「…お互い様ですわ」

「…透華…」

「……はじめ…」

再び交わす口づけは。
今度は深くて、互いの舌を絡ませあう。
温かくて柔らかい、透華。
甘い唾液と共に、僕の中に入ってくる。
ずっと味わいたい、もう離したくない。

淫靡な音が響いていた。

透華は暫くして、僕のメイド服の胸元に手をかける。

「……、と…ぅかぁ…」

呂律が回らないことに気づく。
いかに透華に溺れていたか、気づく。



420:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 17:35:55 ICP1tPh8

「…い、いいですわよね……?」

少しだけ、いやらしい目で僕を見る透華。そんな視線がなぜか心地よくて。

でも…。

「……や、ゃだよ…」

そういうと透華は途端に、寂しげな、泣きそうな表情になった。

あ…これじゃ誤解させちゃう…!

「ち、ちがうよ透華。…あのさ、ここじゃ嫌なんだ……ちゃ、ちゃんとベッドで…」

この部屋ではするのは…ちょっと嫌だ。
こんなに明るい場所で、僕の、その、裸を見られるのは…恥ずかしいよ。
それに誰か他の人とか来ちゃうかもしれないし…。

透華は胸をなで下ろしたのか、安心したような感じで。僕に言った。

「…ごめんなさい、はじめ。私としたことが周りが見えなくなっていましたわ…」

そう言って、僕に差し出す手。
僕はその手をとる。

透華の温もりを感じて、少し強くにぎった。透華も同じように、にぎった。
もう、この手は離れない。

明るくて広い部屋を後にし、僕たちは透華の寝室に向かった。
透華と手を繋いで。



421:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 17:38:42 ICP1tPh8
以上…あんな私服を着る一がはたして裸を恥じるかは疑問だ


422:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 17:40:00 ZAjBlNcZ
リアルタイムで見たww
GJ!!

423:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 18:10:15 997kp7fD
タマリマセンワー!

424:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 18:19:12 y3KTGcjD
リアルタイムで読んだよ!
受けなはじめかわいいよはじめ

425:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 21:25:38 MyrUDok0
一晩で大量に投下されすぎだろ

426:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 21:57:28 KUmwqVdL
かじゅもも。タイトルは新婚さんいらっしゃいまし。透華様は出てきません

トントントン。台所から響く一定のリズム。
私はどうしても落ち着かなくて、無造作に置かれた雑誌へと再び手を伸ばした。
さっきから何度同じ記事を読んだことだろう。その端から端までをすっかり全て覚えてしまいそうな程には読み返したはずだ。
だというのに、気がつくと内容など一字一句覚えていやしない。
いそいそと文字の列を目で追いはするけれど、実際には神経の全ては扉の一枚向こう側に集中していた。
はぁ。一体全体どうしてこうなったんだったか…。

ーーーーーーーー

あれは帰り道だった。私はいつも通りにコンビニに寄って、夕食でも買いこもうとしていたのだ。
いや、体によくないことは分かってはいるのだが、夏のこの時期になると急に火を使うのが億劫になる。
少しだけ健康に気を使って、五穀米を用いたものにするか、簡単にサラダバーだ
けで済ませてしまおうか、と商品とにらめっこして悩んでいると不意に肩が叩かれた。
情けない話だが、私は驚きすぎて逆に声もでなかった。
まぁ、それは幸いだったのだが、振り返ってみても姿が見えない。
2ヶ月前の私ならば、心霊現象だと思ったか、もしくはなにかの気のせいだと自らを納得させていたのかもしれなかった。
しかし、今となってはこういうときの対処法はすっかりと身に付いている。
モモ…と小さな声で呟くと、虚空からするりと彼女が現れる。
私にも分かりやすいように少しだけ大きなアクション。左手には大きなスーパーの袋。右手には長ネギ。
私だけに分かるモモの少しだけ得意気な表情。ぐいっと右手を突き出して、国産で1本68円っす!!と彼女は嬉しそうに語る。
どうしたのかと尋ねると、私がコンビニもので夕食を済ませることが多いと聞いて急いで買い物をすませてきたのだ、とモモは笑った。

それならばコンビニにはもう用はない。重そうなスーパーの袋をモモから取り上げ、私たちは家へと向かうことにした。
しかしよくよく考えみると恥ずかしい。
一人暮らしのため、突然の来客にはなにも問題はないのだが、モモが今から部屋に来ると思うと、急に色々と気になり始めた。

掃除はキチンと終わっていたか。
取り込んだ洗濯物は畳んだのだったか。
モモの好きな紅茶のストックはまだあっただろうか。

いつもなら大して気にかけないようなことがどうしても気になった。

頭の中をぐるぐると混乱させ、ボーっと歩いていると、モモの手が私の右手をギュッと強く握った。
少し不安気な笑顔。すまない、なにも無視をしていた訳じゃないんだ。
いつも見ているよ…忘れたんじゃなくて、キミのことで頭がいっぱいだっただけ。
答える代わりに、指先に込める力をほんの少しだけ強めた。

ーーーーーーーー

427:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 21:57:56 KUmwqVdL
そして家について30分。二人で束の間のティータイムを過ごすと、モモは夕食の
準備に取りかかると言って、台所へと入っていったのだった。
台所への扉が閉じる一瞬の間に、隙間から見えた淡い桃色の着衣。
それからだ…私がそわそわと落ち着かなくなってしまったのは。
いきなりどこから用意したのであろうか。いつもモモが家で使っているものなのだろうか。
ふわりと柔らかそうな生地に、機能性も備えた大きめのポケット。
あの可愛らしいエプロンを、扉の一枚向こう側ではモモが身につけているのだろうと考えると、胸の鼓動は加速度的に速くなっていった。

扉の向こうから少しはずれた調子の鼻歌が聞こえてくる。
ぽわぽわと柔らかいメロディが、モモに合っていて可愛らしい。
もしかしたら私はここにいると言っているのかい?そんなことしないでも私はキミを見失いはしないというのに。

ドキリと胸が痛むのを感じた。身体がまるで自分のものでないみたいにモモを求めだす。
薄い扉を音がたたないようにそっと開ける。隙間からは二つのコンロを精一杯使って楽しそうに料理をするモモの姿が見えた。
細い腰と、ふっくらとした胸からお尻へのラインが、よくエプロンに似合っている。
その腰を引き寄せたいと思う私はやらしいのだろうか。
ゴクリと生唾を飲む。モモから視線を外せない。
調理のために纏めて上げた髪と、のぞくうなじが眩しい。
すると不意に、モモが振り向いた。

「すぐにできるっすから、もう少しだけ待ってほしいっす。」

モモの笑みはどこまでも柔らかい。疚しい視線を注いでいたことが恥ずかしくなってくる。

「い、いや。いいんだ!!モモのエプロン姿を見ていただけで…。」

なっ…なにを口走っているんだ私は!?これではまるで変態じゃないか。
モモが俯いてしまっている。おしまいだ…なんでこんなことに。

「そそるっすか?」

チラチラとエプロンの裾を捲りながらモモが微笑む。
白い太ももが目に入って私は思わず目を反らした。

「ばっ、馬鹿言っているんじゃない!!」

なんとかそう叫び、台所から逃げ出すけれど、扉の向こうからはモモのくすくすという笑い声が響いていた。

なにも手につかない。
よくよく思い返してみると、私の部屋には最低限の生活用品以外に、たいした物がない。
いつもはどうやって時間を潰していたのだったか急に分からなくなって、私は意味もなくテレビのチャンネルをいじっていた。

428:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 21:58:23 KUmwqVdL
「できたっすよー!!」

台所からモモの声が響く。胸がドキリと大きく音をたてた。

「今行く。半分私が持つから無理をするんじゃないぞ。」

台所への扉を開け放し、モモの通る道をつくる。どうやらパスタとスープを作ったらしい。
湯を沸かしている調理場にたっていたためか、モモのうなじには汗が光っていて、それがなんだかとても艶めかしく見えた。

「じゃこと梅の冷製パスタと、トマトとコンソメのスープっす。口に合わなかったらすまないっす。」

心配そうにしているモモの頭に、ポンと手をのせる。

「あまり気を張るな。作ってもらっただけで十分感謝している。」

モモは嬉しそうに私の腕に腕を絡めると、肩に頭を寄せる。

「あっ、早くしないとのびるっす。固めに仕上げた意味がなくなるっす!!」

そう言うと、モモはいそいそと料理を運んでいく。
手伝おうとすると、待っていてほしいっす、と言われてしまい、私にできることはぴょこぴょこと動くモモを眺めることだけだった。

結論から言えばモモの手料理は美味しかった。
あっさりと和風でまとめられたパスタに、さっぱりとしたスープ。
最近の暑さに正直まいっている私にとっては、実に食べやすかった。
モモは時間がなかったから色々と手が抜かれていると少し不満気だったが、頭を撫でてやると満足したようだった。


429:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 21:58:43 KUmwqVdL
「そういえば今日はどうするんだ?泊まっていくのか?」

モモはうんうんと頷くと、ついっと私の隣までやってくる。
私よりも少し低い位置に肩があって、モモが急に儚い存在に思えてきた。
くいっと肩を寄せる。モモは強く触れたら壊れてしまいそうな脆さをはらんでいる。
それがどうしても愛しくて、モモをギュッと抱き寄せた。

「デザート食べるっすか?」

艶っぽいモモの声が響く。耳元にかかる吐息がどこまでも熱くて、私の心を乱すのだ。

「桃のデザートかい?」

モモは恥ずかしそうにこくりと頷くと、体を寄せてくる。
私の視界にはもうモモしかうつらなくて、彼女をギュッと抱きしめた。
夜はまだまだ始まったばかり。欲望にとらわれるのもたまには悪くないだなんていう考えは間違っているかな?

ーーーーーーーー

トントントンという小気味よい音で目を覚ました。
寝過ごしたかとベッドから飛び起きたが、携帯の時計が示すのはまだ6時半。
時間には十分余裕がある。昨夜は随分と汗をかいた。
シャワーを浴びようとバスルームに向かう途中、忙しなく動いているモモが目に入った。

「もう朝ご飯できるっすよ!!私は先にシャワー借りたっす…先輩も早く入ってきてください!!」

分かったと軽く返事を返すとモモはにこりと笑う。

「それともお背中流すっすか?」

モモの言葉にバカ言うなと顔を真っ赤にして答え、いそいそとバスルームに逃げ込むと、くすくすという笑い声が台所から聞こえてきた。

これはまるで新婚のようだな。そう考えると急に恥ずかしくなってくる。
そういえば昨夜の夕食にはネギは使われていなかったな。モモは最初から泊まる気だったのか。
高校生らしくない生活だとは自分でも思う。けれどこんな生活もなかなかに幸せだ。
目を覚ますと味噌汁の匂いがする新婚気分。
扉の向こうからモモの呼ぶ声がする。
もう一度熱い湯をくぐると、今行くと返事をする。
少し奇妙なこの関係。手離すものかと胸に誓うと、私はシャワーの元栓をキュッと閉じた。

Fin.

430:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 22:01:15 KUmwqVdL
ここでは3作目。かじゅが変態でごめんなさい。
ここの保管庫の形式だと名乗る必要はなさそうなのですが、トリとか作った方がいいのでしょうか。
とりあえず皆様GJです。

431:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 22:27:22 vsDMhkzP
昨夜の汗

(*´д`*)ハァハァ

432:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 22:30:07 KQ0mD7Jt
>>430
うわわわわ。
ニヤニヤすぐる。
かじゅが変態すぐる、だがそれがいい
GJだー!!


433:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 22:48:56 ICP1tPh8
>>430萌えた…GJっす
鳥は避けた方がいい


434:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 22:58:37 P2/S1Am5
>>430
GJ
トリは基本任意、連作や同世界観なら付けないと
勝手に続き書かれるかも知れないからあった方がいいと思うが

435:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 23:00:28 0dwsrZKJ
>>430 
うわ、GJすぎる
この前書いた自作が惨めに見える

すげー萌えた!改めてGJ!!

436:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 23:08:28 Si5ZUwP6
小悪魔モモかわええのう

437:名無しさん@秘密の花園
09/07/09 23:08:59 2vfCcYIL
なんなの、この夫婦…
ニヤニヤが止まらんじゃないか

438:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 00:07:11 iGYh2n/D
最近かじゅもも多いな…和咲のSS誰か書いて

439:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 00:07:21 w3ArTBqV
>>430
変態かじゅ大好きなのでこれは至高
頬の筋肉がつるww

440:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 02:26:52 tiLziraM
>>430GJ!!
「デザート食べるっすか?」

ベタだがたまらんな~

話変わるけど、のどっち×和とか読んでみたいな~とか思った

441:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 02:28:27 DxUun1sh
どんな状況なんだそれは

442:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 02:32:00 c09aW/qA
とーかの妄想

443:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 04:59:57 h14i6/o1
1.0と2.0でのどっちのどっちするわけか

444:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 07:21:01 iGYh2n/D
ネット化身のどっちが和に会いに来る

445:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 10:26:18 nFLd4h35
そろそろ6巻の店舗特典の画像が出ても良い頃だと思うんだ

446:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 22:00:39 dr/dB2dZ
URLリンク(2sen.dip.jp)

447:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 22:41:09 Kvz83+2V
>>446
え?今さらそれ貼って「見つけてきた俺スゲー」?
もう各所で5万回貼られてるけど

448:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 23:23:05 +51dxkwd
そうなのか初めて見た

449:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 23:32:38 dr/dB2dZ
俺も転載しただけなんだが
貼っとけば誰か詳細書いてくれるかと思って

450:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 23:34:24 YTO8tr0d
薄荷屋?

451:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 23:34:47 ZhM4zC/r
薄荷屋じゃなかった?

452:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 23:38:32 YTO8tr0d
とおもってよく見たら去年薄荷屋が出した咲同人総集編に入ってた奴だ
たしかまだ虎とかで買えたはず
サイト見るとまだ咲熱は続いているみたいだから色々期待できるんじゃない?

453:名無しさん@秘密の花園
09/07/10 23:43:24 dr/dB2dZ
>>450-452
ありがてえ

454:名無しさん@秘密の花園
09/07/11 01:50:52 i7p02mme
                        ∧∧
                       ヘ(^o^)ヘ いいぜ
                         |∧  
                 ∧∧  /  /
                 (^o^)/ てめえが麻雀打つと
       ∧∧      /(  )    友達出来ないってなら
       (^o^) 三  / / >
 \ ∧   (\\ 三
 (/o^)   < \ 三 
 ( /
 / く  まずはそのふざけた
       オカルトをぶち殺す

455:名無しさん@秘密の花園
09/07/11 02:44:29 GdNBquX7
そげぶ

456:名無しさん@秘密の花園
09/07/11 10:20:48 MdhS89ZN
URLリンク(ranobe.com)
そろそろこれをこのスレ風に改良してくれ
特にキャプテン→部長とか

457:名無しさん@秘密の花園
09/07/11 16:28:19 5MMwXDOB
タコス→部長のSS誰か下さい

458:名無しさん@秘密の花園
09/07/11 16:39:22 EtXnRBVh
鶴賀浮気しすぎワロタw

459:名無しさん@秘密の花園
09/07/11 19:23:38 DsM91vWn
>>456
とりあえず部長とまこの間に何も無いのはおかしい

460:名無しさん@秘密の花園
09/07/11 19:28:37 PHNYcxp+
つーか、まこから誰も繋がってないのはネタ以外の何者でもないだろw

461:名無しさん@秘密の花園
09/07/11 22:39:33 DFfHZYQL
やたらとモテる先輩に嫉妬して、そんな自分に自己嫌悪して、ちょっと泣いて…
「もういいっす……先輩のバカ……」
とか言ってるモモが見たい


462:名無しさん@秘密の花園
09/07/11 22:40:37 i8kHX8s3
>>456
エトペンと和が繋がっていないのはなぜw

463:名無しさん@秘密の花園
09/07/11 22:44:18 Ij3x99nt
デデンデッデデンデン転載
URLリンク(ranobe.com)

ま、まさか、まさかな……ははは

464:名無しさん@秘密の花園
09/07/11 23:13:41 v6Yq8W4X
見た目的にはお似合い

465:名無しさん@秘密の花園
09/07/11 23:21:29 jOwDIaF9
俺は神代が来ると見たね

466:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 01:31:51 I4Do44cr
宮永「お姉ちゃんは言っていた…。 雀士はクールであるべき、沸騰した水は蒸発するだけだって」
神代「じいやは言っていた…。 雀士は燃えるもの、火をつけなければ花火はあがらないっ!!」

467:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 02:04:54 Ke/kcCzu
何その原村さんがグレそうな展開

468:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 03:17:31 VySVTuQC
和咲も好きだが年上×咲も結構いいかもしれない
照咲とか久咲とか



・・・・・・・カツ丼×咲もありか

469:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 03:40:31 viXE2OP+
衣を忘れてもらっちゃ困る
貴重な貧乳コンビだからな

470:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 06:57:20 VFPl1ct0
久咲いいねなんか目覚めた

471:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 09:58:37 2nqsLLrc
とうか「あなたは…いいですわよね……どうせ私なんか…」
一「と、とーか!?完全調和はどうしたの?」
とうか「もう、完全も調和もありませんのよ…
……一、私と一緒に地獄に堕ちましょう?」

和「…すべての雀牌は私がいただきます。…あなたのももらいましょうか」
とーか「はぁぁあ……のどっちぃ……」

タコス「のどちゃんは、すべての雀牌を集めようとしてるじぇ…」
久「…そう、監視を強化なさい。……いざというときは、私が指令を出すわ」
タコス「はっ!…ぁあ、んっ…」

472:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 10:30:49 Xj1ntiJB
>>471
なにやってんだw

473:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 12:12:47 tNXDaBBd
指(示)を出し(入れ)てるんだな

474:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 13:03:04 Z2nWXAzr
一方その頃

衣「咲、このエビフライはとても熱いぞ、ふーふーしてくれ!」
咲「うん、良いよ」


いかんな……
何故かあのスレを見ているといつの間にか咲×衣に洗脳される

475:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 13:10:27 h0GrcwhO
>>474
和「み、宮永さんっ。私のもふーふーしてくださいっ」

476:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 13:14:13 nOl7x0ZS
むしろ夫婦してください

477:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 13:15:21 rF2gozUF
口移しで食べさせてください

478:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 13:16:01 otN3Gd+2
>>474-475
絵が浮かんで微笑ましいw


479:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 14:27:57 PvblOkpG
のどっちは暴走しそうな危うさがいいよね

和「宮永さんと間接キスしt……わ、私もそれ飲んでみたいです!」
久「和……あんたねぇ……」
咲「へ? あ、いいよ。はい」
まこ「いいんかい!」


480:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 14:43:32 KEEUNN13
空気嫁る部長はにやにやしてるだけさ
まぁ、個人的にはただの天然に見えるんだけどw

481:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 14:44:48 VFPl1ct0
一級フラグ建築士・竹井久

482:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 14:57:00 ORYofu0s
透華xはじめを投下

注意事項
ややエロ描写あり

483:暇つぶしのエロ小説 著作 沢村智紀
09/07/12 14:59:08 ORYofu0s
 暇つぶしのエロ小説 著作 沢村智紀


 人影の見えない校舎裏で純ははじめを押し倒した。
「はじめ、わかってくれ。オレは―」
「ダ、ダメだよ。ボクには透華が……」
「それなら力尽くでも奪ってみせる」
 女性では大柄な純の腕力に、小柄なはじめが対抗する術はない。
 はじめの両腕を左手一本で拘束したまま、純の右手がはじめのスカートに進入して内股をまさぐる。
「そんなとこっ、や、やだっ」
「君が強情だからいけねーんだ。オレの物になれ!」
 純の長い指が敏感な割れ目をなぞる。
 はじめは快感からくる寒気に恐怖しながら叫んだ。
「透華っ、助けて透華! 透華あああああああ」
「口も閉じなきゃな」
「―あんむむむぅっ?!」
 唇を唇で塞がれ、はじめは声にならない叫びを上げる。
 舌と舌が絡み合い、純は異様な興奮を覚えた。


484:暇つぶしのエロ小説 著作 沢村智紀
09/07/12 15:00:11 ORYofu0s

「な、なんですのこれはあああああああッ?!」
 龍門渕高校麻雀部の部室に悲鳴が上がった。声の主は透華だ。彼女の手元にはパソコンが置いてある。智紀がいつも肌身離さず持ち歩いている物だ。
 今、部室にパソコンの持ち主はいない。トイレで席を立っているのだ。部室には、来たばかりの透華しかいない。
 油断した智紀は画面を閉じずに席を立ち、それを透華が覗いてしまったのだ。
「あ、見てしまいましたか」
 戻ってきた智紀が、何事もなかったかのように平然とソファーに腰を下ろした。
 とんでもないものを見たショックでワナワナと震えていた透華は、やっとの思いで正気に戻った。
「智紀! こ、これは一体っ……!!」
「えーと、これはアレです。妄想小説ですよ」
「妄想小説!? ノンフィクションではないってこと!?」
「それは当然です……」
「そ、そう。安心しましたわ」
「驚く場所はそこですか」
 透華の人並み外れた感受性に、智紀は呆れながらも感心するしかなかった。
 透華は取り乱したことを恥じ、小さく咳払いをして居住まいを正した。
「それで、どうしてこんなものを?」
「ただの暇つぶしです。私も年頃ですし、あの人とあの人がくっついたら―とか考えるんですよ」
「そう。……でも、はじめが純にほだされることなんてありえませんわよ」
「妄想ですから」
「でしたわね。じゃあ、妄想なら私も誰に何をしても構わないと……」
 透華はチラチラとパソコンを見る。智紀にはどうしてほしいのか丸分かりだった。
「何か書きましょうか?」
「い、いいんですの!?」
 智紀はノートパソコンのキーに手を置いた。
「誰と誰にします?」
「私と……は、原村和」
「で、二人はどんな関係に?」
「当然、私が原村を一方的に痛めつける関係ですわ」
「わかりました」
 智紀は返事をして一分ほど熟考すると、ものすごい速さでキーを叩き始めた。



485:暇つぶしのエロ小説 著作 沢村智紀
09/07/12 15:01:12 ORYofu0s
 真夜中の道路を、和は一心不乱に走って逃げていた。
 後ろから迫る黒い高級車は、まるで狩を楽しむかのように蛇行して和を追う。
 車の足から逃げ切れるはずもなく、和は間もなく派手に転倒した。
「……に、逃げないと」
 学生服を土埃まみれにしながら、必死に立とうとする和。だが、もう力尽きて足に力が入らなかった。
 車が止まり、一人の少女が降り立った。神をも恐れぬ悪魔の子。龍門渕透華だ。
 透華は立てない和に歩み寄ると、ヘビのようにざらついた視線で見下ろした。
「もう逃げないんですの? つまらない……」
「つまらないなら、もうやめてくれませんか」
「やめる? 何を馬鹿なことを。つまらないなら楽しくするだけですわ」
 透華はそう言うと、和のブラウスに手を伸ばす。
「な、何を……」
「こうしますの!」
 ブチブチと音がして、ブラウスのボタンが弾け飛んだ。
 胸元が開き、豊満な胸を支えるブラがあらわになる。
「相変わらず、ふざけた胸の大きさですわね」
 和は手で隠そうとするが、大きすぎて隠しきれない。
 余計に腹を立てた透華は、今度はスカートに手を伸ばした。
 スカートの端を掴んだ手を思い切り引っ張ると、見事に破れて奪い取れた。
 和は右腕を股に挟んで下を隠した。
「上のガードが甘いですわよ!」
 透華はそう言うと、和の胸にめがけて両手で襲い掛かった。
「うふふ、やわらかい胸」
 マウントポジションを取った透華は、和の大きな胸を思う存分もみしだく。
「食べちゃおうかしら」
 ブラの上からしゃぶりつき、胸の味を楽しむ透華。
「あ……噛まないでっ」
 歯型が残りそうな力で、やわらかい肉を口いっぱいに頬張る。
 何をされても和に抵抗する力は残されてなかった。



486:暇つぶしのエロ小説 著作 沢村智紀
09/07/12 15:02:21 ORYofu0s
「そ、それで次はどうしますの!」
 パソコンの画面を見て興奮気味に先を促す透華。もう完全に妄想の世界に入り込んでいた。
「好きにしていいですよ」
「で、では、下着を全部ひん剥いて泣かせちゃいましょう。それで最後は私をご主人様と呼ばせるのはどう?」
「透華はボクのご主人様だよ……」
 横から割って入った声に、透華は口から心臓を吐きそうになった。
 いつの間にか、はじめが部室に来て透華の後ろにいたのだ。純も一緒に来たようで、何食わぬ顔でパソコンの画面を見ていた。
「は、はじめっ、いつからそこに……?!」
「ブラウスのボタンが飛んだあたりからだよ」
「しっかり読んでましたの?」
「うん……」
 二人の間に最悪に気まずい空気が漂う。透華にもこのピンチを乗り切る方法は思いつかなかった。
 透華がおろおろとリカバリー方法を考えている間にも、はじめは不安で涙目になる。
 そして、はじめは吹っ切れた。
「透華がしたいなら、ボクを好きにしていいんだよ」
 純の大笑いだけが部室に響き渡る。他は突然すぎてノーリアクションだった。
 呆けていた透華だが、すぐに真面目な顔で返した。
「で、できるはずありませんわっ」
「原村にはできて、ボクにはできないっていうの?」
「違います。はじめにそんな……はじめは私の……」
 言いよどむ透華を、じっと見つめるはじめ。
 言うしかないと悟った透華は、恥ずかしさを振り払うように声を張り上げた。
「―はじめは私の大切な人なのです! そんなことできるはずありませんわっ」
 言い切った透華は、赤い顔でプイっと横を向いた。照れ隠しだ。
 はじめは嬉しくて、涙を流さずにはいられなかった。
 感動した純は、手を叩いて透華の勇気を称えていた。
 そして、智紀は和の下着をひん剥いて「ご主人様」と言わせていた。


 終

487:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 15:04:03 ORYofu0s
日曜の昼間っからすみませんw
でも、百合はやめられんw

488:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 15:14:02 IZ2crZjV
GJ!!!
最高すぎる!!
はじめも透華も可愛いな
純と智紀ワロタwww

489:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 15:39:51 9wgZTA9M
>>487
GJ!
なんかほのぼのとしてしまったよ。
このともきーは裏では絶対百合小説作家として活躍してるだろw

490:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 15:45:58 aeHe8mq0
GJ!
1行目を見た時点で即吹きましたww

491:林檎
09/07/12 16:41:50 Mxo3ffaZ
はじめまして!林檎です!

井上純×杉乃歩(透華のメイド)、投下v

492:林檎
09/07/12 16:47:04 Mxo3ffaZ
―それは、少し冷たい風の吹くある日のこと。

街中の空気がいつもとはぜんぜん違うな、と杉乃歩は感じた。
何人かで集まり頬を染め、小さな紙袋を抱えてひそひそと話す女の子たち。
それをまったく気にしていないように振舞いつつも、やはりとても気になるらしい男の子たち。

(可愛いなぁ)、と内心微笑む。

2月14日。と、言って、何の日かわからない人はきっといないだろう。
今日は、乙女の決戦日・バレンタインデーなのだ。

そんな浮足立って落ち着きのない、しかし、くすぐったくて甘酸っぱいような街の中を、メイド服の少女は進んでいく。昔は、すれ違う人たちから好奇の目で見られるのが恥ずかしくて、メイド姿で外に出るのは嫌だったのだが、今ではすっかり慣れてしまった。
慣れって怖いな…、と少女は改めて思う。
彼女は、ポケットから小さなメモを取り出し、両手に抱えた紙袋の中を覗き込んだ。
「…よし、透華お嬢様から頼まれた買い物も終わりましたし…」帰りますか、とため息交じりに呟く。
正直言うと、このバレンタインデーの甘い空気は、微笑ましく思う反面、少し煩わしくもあった。なぜか。それは、

―彼女にも、好きな人がいるからだ。



493:林檎
09/07/12 16:49:32 Mxo3ffaZ
誰よりも男らしくて、かっこよくて、優しくて、笑顔の素敵な人。

しかし、
(あの人は女性であり、そして、私の主である透華お嬢様の御友人…。)

まさに、叶わぬ恋、というやつである。
だから、チョコを片手に好きな男の子に想いを伝えられる乙女たちが、うらやましくて仕方ないのだ。
そうして、本日何度目か分からないため息をついた.

その時、

「おーい、歩さーん」

背後から、名前を呼ばれた。

心臓が大きく跳ねる。
(げ、幻聴、でしょうか・・・)

そろりと、後ろを振り向く。
そこに立っていたのは紛れもなく・・・

「井上さんッ」

私の想い人だった。
「“純”でいいって言ったろ?」
「いえ、そういうわけには……。あの、井上さんはどうしてここに…?」
「歩さんに会いに来た」

その言葉に、頬が急激に熱くなる。
「え、いや、あの、えっ…!?」
混乱のあまり、何を言ったらいいのか分からなくなる。
酸欠の金魚のように口をパクパクさせる私を見て、井上さんはくすり、と笑う。

「可愛いなぁ、歩さんは」
「い、いえ、その……」

「歩さん。今日はオレに、渡すものがあるんじゃない?」
「!!」

単刀直入な物言いが、井上さんらしい。彼女の目が意地悪く光っているのが見えた。
思わず、そっぽを向く。

「井上さんはモテるんですから、バレンタインのチョコなら他の女性にたくさんもらったでしょう」
「ん~、まぁ、その通りだけど……でもさ、本命の子からはまだもらってない」
「…ほ…んめ…い?」
思わず、ぽかんとする。


494:林檎
09/07/12 16:51:44 Mxo3ffaZ
それから数秒後、その意味に気がつき、今度は顔から火が出そうになる。

「ちょーだい、歩さん」
そう言って、彼女は両手を前に出す。

「………もう、しょうがないですねぇ。」
私は、ポケットの奥の奥にいれておいた小箱を、その両手に置いた。
それも受け取った彼女は、嬉しそうに目を細める。
「ありがとね、歩さん♪」
「お嬢様には内緒ですよ、」
「もちろん。ねぇ、歩さん。お礼あげるから、目つぶって」
(…?何でしょう…?)
言われたとおりに目をつぶる。
次の瞬間。唇に、柔らかい感触。
「!!?」
キスだった。しかも、こんな人通りの多い街中で。
「ちょっ…、井上さん…ッ」
「ホワイトデーは、もっと良いものあげるから。じゃあなっ」

そう言って、彼女は人混みの中へ走って行った。

(私の…ファーストキス……)
歩は、そっと自分の唇に触れる。

「ホワイトデー……来月かぁ…」

無意識にそんなことを呟き、彼女はひとり気恥ずかしくなるのだった。



END

495:林檎
09/07/12 17:02:21 Mxo3ffaZ
↑乱文ホントすんません。
タイトルは「バレンタインデー」です。

496:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 17:46:18 6xOreEWa
GJ!!と言いたいところだが……
ちゃんとsageようか。
あと歩さん、ではなく歩、じゃなかったけ?

497:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 18:16:51 VFPl1ct0
>>487
おもしれーなおいwもっとやってくれ
一透タマリマセンワー

498:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 20:07:02 b+ds2xBT
>>487
面白かったです。
龍門淵でちょっと影が薄かった智紀が愉快なスキルを身につけてるしw

499:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 20:23:02 QnPuuuH3
ともきーが百合作家だと…大変よろしいので続けて構いませんことよ?

>>496
控室では呼び捨てだったな
まだ馴れ初めでよそよそしいなんて設定なら悪くないけど

500:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 20:32:51 INbvSUgG
>>495
>>496が言ってるようにsageた方がいい
あとコテハンならトリップ付け無いとなりすましとか危険

501:林檎 ◆tr.t4dJfuU
09/07/12 21:18:18 Mxo3ffaZ
あ、すいません。間違えました!
呼び方、「歩」でした・・・orz

あと、トリップとかsageるの、以後気をつけますっ
忠告どうもっす。

502:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 21:21:49 INbvSUgG
>>501
初投下ではよくあること
次も期待してます

503:林檎 ◆tr.t4dJfuU
09/07/12 21:23:19 Mxo3ffaZ
ありがとうございますっ

次回もがんばりやすっ

504:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 21:32:58 UBlhXORH
何こいつキモ

505:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 22:39:12 uYbz5++3
>>487
ともきーやばすぎww凄いものを読んでしまった、GJ!!
最後の一行のセンスが良過ぎる

>>495
この組み合わせ待ってた、GJ!!
お返しのプレゼントはもちろん女の子の大切なものですね、わかります

506:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 23:10:31 4gTTGyp7
>>504
死ねよ荒らし

507:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 23:13:01 KSZFHEXw
NG推奨:ID:UBlhXORH

>>503 GJ!w

508:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 23:13:41 BXM6GmKy
部長×タコスって数少ないよな…
書こうとしてもネタが微妙すぎるし…

509:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 23:26:37 VFPl1ct0
前の続きでよければ書くよ

510:名無しさん@秘密の花園
09/07/12 23:36:59 otfi1Pml
スルーもできないゆとりスレ

511:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 00:04:40 js/xJtlY
もうちょっとで放送か
その後に月曜日が控えてるのがいけねえ

512: ◆UOt7nIgRfU
09/07/13 00:40:42 tHvKO/tY
随分前に言ってた部キャプ絵、出来たぞー
彩色は無理だった。
URLリンク(nagamochi.info)
URLリンク(nagamochi.info)
反省している。

あと、SSのネタが出て来ないので休暇中……
ダメだなぁ。ふぅ…。

513:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 00:43:35 Cng7hrDN
今日燃料が投下されるのを期待して寝る

514:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 00:48:29 mYSq2ioK
>>512
GJ! 部長カッコよすぎるだろw
髪や眼のグラデーションが綺麗だな。絵を描ける人って凄いと改めて思った

515:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 00:51:07 zL/gijAd
>>512君が反省する必要は無い、悪いのはこの絵を見て
ときめいちまった俺なんだ・・・、GJ

516:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:33:54 s+av/jtO
かじゅがネクタイ直してたのがもう事後にしか見えない

517:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:35:07 yTgWd9h9
新ED、SDキャラでも百合とかワロタ

518:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:38:27 mhHmilGv
>>516
その発想はなかったw

かじゅかっこよすぎだろjk…
槍槓の演出すごすぎワロタww

519:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:41:20 Gjw3cDst
提クレがどっちもモモ×かじゅw
最高ッスーー!!!!!!!

520:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:44:45 TcWrI8r/
新OP、他校も入れてきたが、選別がきつくなるのは仕方ないにしても
漏れたキャラはいろいろ可哀相だ。少なくとも一は入れてやれよ。



521:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:45:34 YJELxO0A
本編もさることながらEDすごく良かったわ
蒲原さんと佳織が並んで釣りしてるだけで俺はもう

522:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:45:46 0hfs2EgA
EDでも百合っててワロタ

523:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:46:36 Cng7hrDN
URLリンク(tvde.web.infoseek.co.jp)
URLリンク(10.niceboat.org)

これは想像してもいいんですね

524:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:47:14 rPY5Ykl9
大好きモモ暴走モモもよかったが右目をつぶった部長がキャプテンと重なって見えてアッーってなった俺はもうダメかもしれない。

525:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:48:39 e9h9boyC
>>524
え?デフォでしょ?

526:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:48:53 bmFvfpd3
アニメの部キャプ増長やモモの涙と
次々と百合強化されていく咲にもう目が離せない
なにがいいたいかってーと>>512マジ素敵だよねってことです

527:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:51:16 ydjgrHAQ
かじゅの「ここではやめろ~」の気を許したカワイイ声と
はしゃぐモモの扱いにすごく慣れてる感について

そしてネクタイはどうみても事後でした

528:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:53:55 dEaOMEEn
今俺の中で鶴賀がキテる

529:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:54:52 mhHmilGv
「ここではやめろ~」って漫画だともっと困惑した感じにとらえてたんだけど、
アニメではただデレているようにしか聞こえなかった
耳鼻科行くか…

530:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 02:57:58 SqHgw2CB
>>529
分かるw
漫画版 「ここではやめろ~~(困惑)」
アニメ 「こ・・・ここではやめろ・・・(後でしてやるから)」
見たいにニュアンス変わって聞こえたわ

531:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 03:16:00 Xko8yUxS
時間間違えて、テレビつけたら「先輩最高っすー!!」だった…
その前も見たかった…

532:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 10:06:23 7uyf7OW+
今週も素晴らしかった!新ED百合過ぎるw
鶴賀も良かったが、今週のベストカップルはやっぱり宮永和だろう
ガチ度ではもうどう転んでもかじゅモモに遠く及ばないが、
試合終盤の「そして宮永さんに……!」と、廊下のミドルタッチにはぐっときた

しかし透華カワイソスw

533:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 10:07:49 T6n+oyiy
> 宮永和
ついに嫁入りしたのかと

534:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 12:25:36 drdZXYj5
原作?マンガから手をつけてみたいんだが、今からじゃ遅いかな?
あと百合度には期待してOK?


聞いてばっかりで申し訳ないorz

535:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 12:28:29 Kwzl3Fbx
よそで長野県を永和県(ながのどけん)に改称するのどっちというネタを見た

なんとなく永和県でぐぐってみた
麻雀の本場、中国に実在する地名だった
まさか、立-Ritsu-はそこまで計算して命名を…

536:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 12:35:30 zOKInxKp
>>534
さあ今すぐコミックを5冊まとめて買ってくるんだ

537:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 12:37:59 linqnELl
>>535
立-Ritz-でよろw

538:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 17:00:24 z7lNVmyQ
夏休み長野に帰省したら巡礼してくるわ
どこまわってくるのが良いかな?
実家は諏訪湖の近くだから帰省だけである意味巡礼かも分からんが

539:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 17:00:46 mhHmilGv
>>534

百合度はアニメの方が高いがそれでも十分すぎるほどの百合っぷり>>原作


540:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 17:03:44 jrR1C/gL
なんで指ちゅぱシーン修正しちゃったんだろな・・・

541:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 17:23:22 G9drsVUn
5巻のモモが抱きつくシーンはかなりよかった

542:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 17:51:09 4p38SCR3
今週の百合強化点

・「ここではやめろ~」→ネクタイをしめなおすかじゅ 何があったんだ
・周りにいじられる透華、必死にフォローするはじめ
・和に控え室まで会いに来る後輩二人

新ED 和咲をこれでもかと強化
・のどっちのおっぱいに釘付けの咲
・アイスで顔べたべたの咲に赤面する和
・和から手をつなぎ頬を染める二人
・他カプも充実 オイル塗ったりして夫婦な部長まこ、透華によりそう一、泣いてる池田に萌えてるように見えるキャプ などなど

543:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 17:57:08 2hjz4Tit
>>542

何があったんだ、がw

OPで部長眺めてるまこも何気に良いと思った

544:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 19:03:54 hou0PKJe
>>523
左絵はちょっとあざと過ぎて嫌だな

545:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 19:14:18 ZpWAC2Wo
SDでいちゃいちゃする回があってもいいかもしれない

546:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 19:27:44 Y/ZOa6aZ
URLリンク(ohaoha.ath.cx)
ちょっとワロタ

547:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 19:42:33 NnQncdvq
>>546
池田かわいそう

548:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 19:58:53 wTiFzG3S
>>546
早く結婚しちゃえよ

549:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 21:22:20 onXcOadY
>>546
ただのレイパーだろこれ

550:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 22:28:50 exxB1gfX
しかしあれだなぁ
今ちょっと四巻のハミレスの話を読み返したんだが……
改めて、衣と一の服は異常だな。
絶対隠すとこ隠せてないよね。

551:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 22:54:48 NnQncdvq
ハミレスだけにハミチチ
チラチラと見える乳首に透華は…

552:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 23:26:44 7o/cEJ14
透華「タマリマセンワー!」

553:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 23:29:48 GCiK6JpW
とーかの声でもしっくり来たから困る

554:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 23:30:29 ztG7l7eY
二人が会った時の思い出の露出でとーかを誘っています

555:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 00:58:06 agDPTJib
衣は着崩してるだけだろうが、はじめは…

556:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 01:51:42 4rHaBaj+
ある時までは本当に暑いときだけ露出服を着ていたが、
露出服を着ているときの透華の視線に気付いて以来、好んで着るようになったとか

557:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 02:01:09 TqGrogNw
のどっちばっか見てるとーかに見てほしくて刺激的すぎるカッコで誘惑するのか

胸のボリューム的にとーかは快く受け入れそうだ

558:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 02:15:07 NdTH3LlY
EDのアイスのどっちは下品だから止めて欲しかったなあ…
つーか、そっくりなフェラ絵をどっかで見た記憶があるからなんだけどなwwww

559:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 02:24:51 KFNTLfPd
お互いのを食べさせ合うとかなら良かったのにね

560:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 02:26:07 WXNlGuZ7
咲のキャラのフェラなんか見たくないよ

561:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 02:49:19 IadTKCeK
神代が巫女っぽいので鹿児島 神社でググったら1番上にHITしたのが照國神社だった
神代の名前はきっと国がついて得意技は国士無双 みんな知っ照ね
そして照ニー

562:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 03:19:37 w0plpS5h
百合分が百合分が足りない
もっとだ!もっとオクレ姉さん!

563:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 03:32:26 V5Iw/iXD
やっぱりEDのアイスはちょっと露骨でいやらしいよねー
互いの体にこぼれたアイスを舐め取ってあげるような上品な絵なら良かったのに!

564:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 03:57:53 4BoewevJ
神代ときくと信長の野望にでてる神代さんを思い出してしまう、もっともあっちは名字の読み方がくましろだけど。
照姉を天照大神とすると、つまり咲ーsaki-とは天の岩戸の故事よろしく、妹を拒絶し続ける照姉の心を咲が振り向かせていくという、姉妹の禁断の愛を描いた日本神話風大河ラブストーリーだったんだよ!


565:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 04:50:39 5ifeIPKu
>>564
そんなオカルトありえません!!

566:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 05:05:04 Nj8y7qtU
かみしろだと思ってたwww

567:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 06:44:33 ZRoX0wEK
昨日昼くらいに、「マンガから手をつけたい」って言ってた>>534なんだが、昨日とりあえず1巻だけ買ってきた

読んだが…
俺、なんでもっと早く読まなかったんだろう…(;ω;`)
なので、2・3巻を今日買ってくる

568:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 07:06:11 apw7B37u
>>567
ぶわぁかめっ!!
全部ごそっと買っちまえ!!
いえ、すいません。
四巻からが、良いとこなんだよ。
個人的には四巻からの百合度は尋常じゃないと思ってる。

あと、まだ今週の咲みてないけど……
のどかが棒アイスをくわえながら咲を見てるのって
ラーメンのときと同じなんじゃないかな?
つまり、棒アイスを食べたことのないのどかは宮永さんを真似して食べていると。
そして「原村さん、おいしい?」と言われて赤面しているんだな。


569:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 07:15:26 rtHZ6a3b
>>567
アニメにも漫画にもそれぞれいいところはあるんで漫画もお勧め
だがなぜ指ちゅぱを単行本で修正したし・・・
(和の指きりした指をくわえるシーンは雑誌連載時はあったが、単行本でなくなり、アニメで復活)

570:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 08:05:33 dq3fl4BW
連載時の指ちゅぱを単行本で改変したのは編集部の意向

ところでさ、新EDのキャプテンの砂の像を作る池田……
このスレで投下されてた風越幼稚園のシーンを思い出したのは
俺だけか?お砂場チャンピオン華菜ちゃんw
SS通りにタコスロケットで壊されたしw

571:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 08:42:49 WXNlGuZ7
アニメの中の人もここ見てるかもな
あのSS書いたのがアニメの中の人だったら笑う

572:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 09:34:36 f3Tuv5JL
GONZOの中の人が2ch見てるのは周知の事実よ
でもさすがに百合板までは……いない……よね?

まあ内容の一致は偶然だろうけど、もしホントに中の人だったら笑う他ない

573:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 10:59:14 gRBGgGol
でもたとえGONZOの社員さんが
2chみてたとしてもそれで百合カプとかみんなの意見
取り入れてもらえるなら熱烈歓迎だわw

574:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 13:07:56 bQImEdVs
部キャプあたりはここ見てるとしか思えないエピソードだったな

575:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 14:32:03 ZPNHtaI2
とあるスレのせいでカマボコ×モモに目覚めてしまった。

マイナー過ぎる…。

576:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 14:39:28 gMjvc9RS
どこのスレよ

577:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 15:04:24 ZPNHtaI2
咲ーSaKiの東横桃子ちゃんはってスレだったかな? 二人の会話にほのぼのしたww

まぁ、カプというよりコンビって意味で好きになったんだけどね。

578:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 15:14:30 zCkBldtR
VIP(笑)

579:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 15:33:17 oyHYSDUg
EDといえば、あれの非デフォルメ部分って他校バージョンに差し変わることもありえるよな

580:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 16:03:36 OjCNeEB5
1レスかじゅモモ、投下してよかですか?
良かったらしばらくした投下します。

581:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 16:11:54 lOVI91Ai
何も考えずに投下するんだ

582:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 16:39:11 FK+yMSwh
>>1に「百合SS、百合妄想の為のスレ」とあるんだからいちいち確認とる必要は無いぜ

583:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 16:41:56 OjCNeEB5
ゴーが出たので行くっス。
初SS、初かじゅモモなので間違いあれば指摘よろ。
あと最後に若干エロ?
↓ ここから
『水蜜桃』
「モモ! 居るのか!」
私は辺りをぐるりと見回す。
「はい、ここに居るっス」
すると背後から聞こえる声。
「モモ、居たか……」
モモの能力―ステルスは毎回心臓に悪い、と思う。
背後を取られる驚きもあるが、それ以上に。
―いつモモが居なくなってしまうのでは無いか、という不安。
「居なくなったと思ったっスか?」
まるで心を見透かされたかのようなその問い掛けに。
「ああ、心配した」
私は包み隠さず本心からそう答える。
「えへへ……」
それが嬉しかったのか、はにかんだ笑顔を浮かべるモモ。
「先輩に心配されるならまた消えてみてもいいっスね」
なんて、そんなこと。
「冗談でも止めてくれ。 モモに消えられたら、私はどうしたらいいのか分からなくなる……」
せっかく見つけた君なのに……。
「……そんな泣きそうな顔をしないで下さい、先輩……」
気が付けば俯いていた私を、下から覗き込むモモ。
その表情はきっと私より泣きそうな顔をしていて。
「私は先輩の前では消えないっスよ。 第一……」
泣きそうな顔から、決意の籠もった顔へ。
その頬は若干紅潮していて。
「私の方が先輩から離れられないっス!」
なんて嬉しい事を言ってくれた。
「そうか……」
私はモモの頭を撫でてやる。
目を細くして気持ち良さそうにする。 猫みたいだ。
「それにですね」
「ん?」
「先輩のネット麻雀のハンドルネーム、覚えてるっスか?」
ハンドルネーム? ああ……。
「……かじゅ?」
「それっス。 『かじゅ』って果物の木みたいじゃないっスか?」
果物の木?
「つまりこういう事っス」
そう言うとモモは何処からか紙とペンを出して『果樹』と私に書いて見せてくれた。
「先輩は『果樹』、私は『桃』。 離れられるワケが無いっス。
先輩から離れたら、きっと私は腐っちゃうから……」
モモの顔が近い。 吐息まで感じてしまいそうだ。
全く……いつからこの実はこんなに熟してしまったのだろうか。
「モモ」
「はい、先輩」
ここなら誰もいないから……。
「その美味しそうな『桃』を、味わってみてもいいかい?」
そう言ったら、モモは真っ赤に染まって。
「め……召し上がれ、っス……///」
―ひと皮剥けば……ほら、甘そうだ。

584:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 16:50:11 iKOmbcZk
GJ!!かじゅモモよかったよ
おかしなところはないと思う。初SSとは思えない出来だ


585:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 17:09:01 01yXTFC5
GJ!
しかしこいつら、どんな会話してんだよwww

586:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 18:48:14 hVxoYh6m
ムッハー!先輩サイコーっす!!
こりゃモモも惚れるわw
GJ!

587:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 20:30:47 pij88pog
エロいな
だからネクタイ締めなおしてたのか

588:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 20:38:33 nsgU7cSS
GJ!
しかしギップルが出てきそうな甘さだなww

589:名無しさん@秘密の花園
09/07/14 23:50:43 8b31iHcg
先輩えろすぎ萌えたw
GJ!

590:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 00:56:16 S+/8krhB
素敵なモモかじゅの流れに便乗するよ!よ!

URLリンク(imepita.jp)

百合百合しいSSが書けないのでこれで勘弁してください

591:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 01:22:37 MiwgNYG7
>>590
うおっ こ、これは…7月頭にどこぞにうpされてた線画+シャーペン絵の
完成版!? クオリティヤベぇ…線画の方を光速保存してた甲斐があったぜ
GGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJJJっすー

592:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 01:33:21 Vx3Sy05i
>>590
GJ、ポロリがあってもいいと思うっすw

>>591
Gはともかく、Jは連呼せんでもww

593:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 01:37:26 8m19VeGa
>>591
桃子さん落ち着いてください

594:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 02:07:01 UGA30TVB
>>591
>>30

595:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 02:21:17 krb7chjY
>>594
IDがカラオケ

「宮永さん、歌がお上手なんですね!」
「そうかな……原村さんの方が上手だったよ」
「そんな事ありません! 宮永さんの美声に皆が聴き惚れていましたよ。
ねえ、皆さん!」

「あー……はいはい凄いじぇ……」
「何が悲しくてわしらはこの二人のカラオケに付き合わなくちゃいかんのじゃ……」

『頑張っちゃった 頑張った我々 テンパイ即リー わーいわーい!』

「部長!?」
「何を歌っとるんじゃ、あのアホ部長は!」

596:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 02:49:07 UGA30TVB
>>595
えっと、ありがとう……でいいのかな?ww

597:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 02:50:38 hZMwbhf4
>>595
なんというカオス
ネタキャラなはずのタコスがまともに見えるw

598:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 04:00:52 oF2AsqEE
やっぱ咲が主人公和がヒロインなんだな
イヤーよかったよかった

599:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 04:05:20 0rpyFfnd
最近は逆に見えてたっす

600:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 06:29:47 RE29hoOB
咲はメインヒロインだと思ってた

601:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 07:01:48 5lyxsFWg
今週の咲で、あー、この漫画の主人公は咲なんだー、と思い出した

602:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 07:03:50 0w0dH3ML
ヒロインが主人公好き好き
よくある展開じゃないか

603:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 07:06:13 9rMT51F9
気の強いヒロインが日常パートでは主人公を引っ張ったりな
それを考えると骨子だけみたら咲は立派な王道少年漫画なんだよな
リリカルなのはみたいなもんか

604:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 07:30:49 FPUlLg/H
鶴賀のメンバー編成の少年漫画主役校っぽさは凄いと思う

605:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 08:13:28 b7GaJ+MI
ヒロインが主人公にベッタリデレデレすぎてラブコメとしてはある意味失格では

606:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 08:41:36 fVgX04Of
ラブコメっぽいのはかじゅ桃かと→かはじめ
ガチ展開も可

607:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 08:47:00 EUlJsT1c


深く蒼く、突き抜けるような高い高い空が見える。街路樹は既に葉を
落とし終え、冬のたたずまいを色濃くしてゆく街並みの中を、腕を
絡ませて歩く―――。

そんな何でもない日常を切り取った風景。身を切るような山颪にさらされて
いても尚、絡んだ腕から伝わるぬくもりで幸せをかみしめる。
そんな幸福感にさいなまれているのは、原村 和。

「ごめんね、原村さん。せっかくのお休みにつき合ってもらっちゃって…」

今日何度となく繰り返された謝罪の言葉を申し訳なさそうに述べるのは
彼女の恋人である宮永 咲だった。

「いいんですよ。その、私も携帯選びをしてあげたかったというのも
 ありますし、宮永さんの助けになれれば良いと思ってますから」
「ううっ、私、携帯初めて持つからいろいろアドバイスしてね?」
「もちろんですよ。」

冬の空気に包まれ、街は鈍色を反射しているが、ふたりの周りはまるで
春のように、優しく暖かい光を保っている。
クリスマスの時に咲からプレゼントされた萌葱色のマフラーひとつ。
互いをしっかり結びつけるように共有することで、さらに幸福感を
上昇させていた。
端から見れば相思相愛、熱愛歓迎わんだーらんどに見えることは必至。
初期の気恥ずかしさなど何処吹く風で、肩を寄せ合い密着したまま
携帯ショップを目指し歩いていく。

608:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 08:48:26 oF2AsqEE
>>600
ブックレットの監督と浦畑さんとの対談では
咲はあくまで主人公って呼ばれかたしてて
メインヒロインとは呼ばれてなかったね
和はヒロインですからとは言ってたけど

609:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 09:04:34 EUlJsT1c
商店街を同じ歩幅で突き進んでいくと、店頭に色とりどりの携帯の
モックアップが陳列された市内最大の携帯ショップが見えてきた。
道すがら、美味しそうな香りを放つパン屋に気を取られている咲の腕を
つい、と軽く引っ張り、ショップの方向へと軌道修正すると、顔を赤くして
咲がはにかんだ。言葉はなくとも心はすっかり通じているのだ。

「…うっ わぁ~……いろんな機種があるんだねぇ…色とか、形とか
 何だか目移りしちゃう……」

巨大なおもちゃ箱を目の当たりにしたようにはしゃぎ、ちょこまかとモック
アップを物色する。かがみ込んだり、二つ折り携帯をパカパカ開閉させ
たり、店員の説明に おー。と感心したり、飽きの来ないリアクションを
披露している。

(……あぁ、可愛いです、宮永さん……)

ポーッとした表情を隠すことなく、咲のそんな様子を見逃すまいと、
一挙手一投足を網膜に焼き付けんばかりの和がそこに居た。

「あ、これ丸っこくて可愛いかも~」
「それはお年寄り向けのらくらくフォンですよ……」
「えっ! あ、あはは、そうなんだー…」
「それよりこっちのこれなんてどうです?」
「うん、色も可愛い♪ メーカーは…『あう』?」
「エーユーって読むんですよ…」


などと小一時間ほどじっくり選び、契約を済ませて店を後にした。

「ありがとうございましたー!」

女性店員の声に背を押され、買ったばかりの携帯が入った小箱をかかえ
咲の足取りも軽い。

「やっと携帯が持てたんだね~。なんだか嬉しいな♪」
「まずは、おめでとうございます」
「ありがとう、原村さんのおかげだよ」

610:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 09:21:01 EUlJsT1c
屈託のない笑顔と感謝の言葉が和に向けられると、それを受けて和の
頬もゆるむ。そして再びマフラーと腕を絡み直し、近場のファストフード
へと場所を移す。

日が短くなり、辺りは夜の色に染まりかけ、街の灯りがひとつ、またひとつと
ともって景色をゆるやかに変えていく。愛あふれる咲と和を祝福している
ように見えるのは、きっと勘違いなどではないだろう。


「んー…?」

注文したミートタコスと、フィッシュタコスのドリンクセットを運んできた和が
みたもの、それは先ほどの携帯と取説を交互ににらみつけ、難しい顔を
している咲の姿だった。

「はい、持ってきましたよ。…何をそんなに悩んでいるんですか?」

コトン。とトレイを小さな二人掛け用テーブルの上に置き、椅子に腰掛け
ながら和が尋ねる。
ふわっと、空腹を誘うタコスの香りが広がった。

「んーっと、んーっとね? カメラはどうやるのかなって……」
「カメラは…ここ、ここですね。右上のここを押せばカメラモードに…」

身を乗り出して、携帯を握りしめている咲の手ごと包み込んで、
簡単ににレクチャーをしてみる。若干のラグの後、ディスプレイが辺りの
景色をとらえて映し出す。

「わっ、出来た出来た! ふわ~…きれいに表示されるものだね…」
「それは500万画素ですから、それなりにきれいに撮れると思います」
「まん…がそ?」

何も知らない咲に画素数の仕組みから丁寧に教えてあげる。
およそ15分かかって説明してる間に、ドリンクの結露がトレイシートに
伝わり、印刷された片岡優希はすっかり水びだしに……。

611:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 09:26:42 uFL62r6V
書きながら投稿ってのは感心しないな。

612:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 09:33:22 EUlJsT1c
「…じゃあ、原村さんっ ちょっと隣に来て」
「?……はい」

うきうきした様子の咲が何を思って自分を呼んだのか分からぬまま、
促されるままに隣へ腰をかける。

この座席は、他の席からはちょっとした死角になる場所の席。
咲と和が居る奥側の席に座ると、身を隠せるようになる席だった。

「…やっぱり最初の1枚目は、原村さんと撮りたいから」

耳元へ囁くように届いた咲のタラシ文句に、和の胸の鼓動が一気に
3倍速になる。頭から湯気が出るかと思うほどに顔まで真っ赤に染まり
上がった。

「…こう、かな~?」

内心パニック状態でオーバーヒートしている和をよそに、腕を伸ばして
携帯を掲げると、カメラの向きを微調整。
固定するため腕を硬直させると、前を向いて固まっている和に咲の声が
再び届く。

「…はーらむーらさんっ!」

ハッと気づき、声のする方へ顔を向けた。向けたその瞬間だった。


―――――ちゅっ

ピピッ  パシャッ

「~~~~~~あ、あうあぅ………////」
「へへ、成功~☆ どれどれー? 撮れてる撮れてるv」

ディスプレイには、熱いキスを交わす咲と和の姿がくっきりと刻まれていた。


ぼしゅ~~~~~~~~
原村 和、限界突破。

613:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 09:36:50 EUlJsT1c
あー、続きあるけどそんならやめますわ。
申し訳ない

614:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 10:49:05 Jbhuby0w
書きながら投下はよくないな
スレ占有しちゃうし、レスもしづらい
それにしても、書きながら投下してたとしたら筆超早いな。ウラヤマシス


615:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 10:53:37 ck5yAAyA
書いたものを携帯から投下してるんじゃないか?
続きが気になるのでまだ投下してくれる気持ちがあるんだったら
パソからメモ帳とかに全部書いてコピペでお願いします

616:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 11:01:23 S+Gn/njP
>>605
だから王道少年漫画なんじゃね?バトル系と部活系が混ざった感じの
今のところ咲と和は

和→→→→←咲

みたいな感じだし、恋愛系の展開としては
想いが通じるのがクライマックスになるんだと思うけど

617:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 11:21:47 qaoUHCTe
パソからやらんでも、メール使って書きためておいてコピー機能で貼り付け投下すればいんじゃね?
それより投下前に一言言った方がよかったんじゃないかな。
ここはSS専用スレという訳では無いし、
まとめページがある今、せめてカップリングぐらいは言及すべきではないかと。

まぁ、次から気を付ければいい。
なにはともあれ続きが気になるんだがっ!!

618:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 13:07:41 krb7chjY


URLリンク(up2.viploader.net)

619:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 14:43:24 jTkpCAgD
自治厨はいらん

いるのは百合

620:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 14:58:48 SZ2kXa7D
のどっちと咲は早く名前で呼び合うようにならんかね

621:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 15:48:12 qJ9ZPG9U
苗字が変わるまでの辛抱だ

622:613
09/07/15 15:53:17 eIIURy6+
騒がせて申し訳ない。取り敢えず、前のように深夜投下に戻す。
その場その場の直打ち込みしかやれない環境なので人の居ない
時間帯を狙い澄ますようにする

あの咲和の続きはもう書けない。
半年ROMってくるわ

623:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 16:47:18 5lyxsFWg
待ってる

624:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 16:49:11 NqZ3IhL6
待たない

625:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 16:54:58 bMS/5Gb0
書いて

626:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 16:59:40 Jbhuby0w
つづき読めないのは残念
またの投下楽しみに待ってる
あと、次から投下の1レス目に時間かかる事情を書いておけば、今回みたい事はなくなると思うよ

627:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 17:07:26 bMS/5Gb0
てか平日の昼間なんて人がいない時間じゃね?

628:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 17:12:19 1lu1f5OX
>>608
咲がヒロインじゃないって大事だよね
そこを押さえていなかった女主人公アニメの多かったこと多かったこと
本編の内容自体は大丈夫な作品でもカプやら性癖やらで不穏になったり
優希とはじめの友人の咲たちの部隊に来た照が頭冷やされる魔砲少女とか

男性視聴者の自己投影対象のつもりなキャラがストーリー的に無意味に出張る失敗は多かったからなあ
そうじゃなくても純みたいなイケメンだと不細工じゃないから自己投影できないよ派が、逆だと自己投影とかいらんよ派が潜在アンチ予備軍になるし

咲は京とハギヨシの使い方がわかりすぎてて怖い

629:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 17:17:16 +kzCSlr5
微妙に何言ってるのかわからん

630:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 17:35:54 UGA30TVB
>>622
ロダに上げるとか、保管庫に直接投下という手も

631:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 17:35:58 saWWVa6Y
咲和ひゃっほーい
ってことじゃね?

632:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 19:08:31 5lyxsFWg
和咲、咲和たまらない

633:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 19:15:50 0w0dH3ML
咲和、和咲
これだけで毎日幸せです

634:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 19:17:41 mhGLiJ+H
さてDVD来たので見るぞ!

635:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 20:15:02 xGBj1hRQ
他校の声優さんも座雀会やってくれないかなあ

636:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 20:40:06 FqPHXqxi
THE 夢のヒットスクエア キャラソン対局編 7/29発売
01:麻雀天使にかこまれちゃう
02:予感、咲きました!(宮永 咲 キャラクターソング)
03:刹那の海よ(天江 衣 キャラクターソング)
04:イキナリナリユキナリッ(池田華菜 キャラクターソング)
05:見えない君の探し方(加治木ゆみ キャラクターソング)
06:Angel zone(原村 和 キャラクターソング)
07:逃しません…ですわ!(龍門渕透華 キャラクターソング)
08:ひとりにひとつ(福路美穂子 キャラクターソング)
09:ステルス・モ・モ・モード(東横桃子 キャラクターソング)

演歌っぽい衣とか電波曲っぽい透華とかつっこみどころは色々あるけど
かじゅの曲はどう考えても麻雀と関係ないラブソングにしか見えない

637:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 20:46:11 k8QLte+F
>>636
突っ込みどころ満載なタイトルだなぁw
池田やモモがあって(好きだけどさ)部長やタコス、はじめちゃんが無いのはOPと一緒で各校バランスに留意というところでしょうかね

638:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 21:08:46 krb7chjY
>>636
原村さんの曲名がRED ZONEに見えた俺は完全にニコ厨です本当にあり(ry

639:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 21:20:42 OvusNZUJ
>>638
その報告はいいです

640:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 21:26:53 IWSkwDzg
たしかにw

641:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 21:36:53 krb7chjY
>>639
失礼、つい言いたくなってしまって……。

ところで>>636のトラック01は誰の歌?
全員で歌う曲だとしたら、咲和・かじゅモモ・キャプ池で同じパートを一緒に歌って欲しいなあ……。
とーかには一を連れてきてもらって、衣は……エトペン?(ヲイ

642:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 21:41:29 0rpyFfnd
>>636
結構収録曲あるんだ
これでミニアルバムはいまどき良心的だなぁ
予定になかったけどこれは……うむ

643:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 21:59:24 APDqdJHM
>>636
とりあえず先輩ととーかの曲名で吹いたw
公式の表示からして4曲だけかと思ってたのにまさかの9曲…
これは楽しみ

644:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 22:02:44 b7f6YMq7
エンディングのSDキャラ百合かわいいなあ…
あの絵柄で、各カップルのゆりんゆりんで愉快な日常を描いてほしい
DVD映像特典でどうかな

645:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 22:10:45 Q5Fng5QV
買えないからそれは困る

646:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 22:13:31 k8QLte+F
>>644
ぷちさきっですね

647:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 22:17:40 kJCFScRS
てn
URLリンク(www.dotup.org)

648:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 22:23:18 0rpyFfnd
映像特典なんて頑張りすぎです
毎巻違うキャラが自己紹介するようなCDで満足ですよ
あとは「宮永さん!頑張って、宮永さん!」「おやすみなさい、キャプテン……」みたいなシステムボイス入りで

649:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 22:31:18 OvusNZUJ
>>648
そんな事になったら心から満足するしかねぇ!

650:名無しさん@秘密の花園
09/07/15 23:12:00 KJJmepgG
>>647

                      _ -──- _
                    .               、
                    /:>                     \  __
            ___j/                 __ Y´::::ノ:ヽ
              |::::::::::/     . : : : :! :. . : : . : : : . : . .  {::::::::ヾ.イ::::〈
             !:::::::/ / /. : / /: : .:| ::|: : :;: : : :|: . : : :. ヽ::::::::::};}:::::::|
              l:::::/ / / . :/ /: : /| ::| : : :|: : : :ト、:|:|: : }´:::::::|ト__:/
           {:::/ /.: ; . :/ /: : ::{: :| ::|: : :!、: : | |: j、:|: : l:::::::ィ´ヾ:::ヽ、そんなオカルトありえません
           l_:l イ: : :|: :|: :ト{、: :ハ|: :| : : :|: ヽ :| }厶イ、 |丁/::::::::}:::::::〉、
           /:| ハ: :| |: :l | `ト、}lヽ: :'、: :ト、斗匕/ l | ||| l::r‐く|ヽ/{´
            ヽl |_l: : |: :|: :|rテ干示ト'\lヽl´::rf苡圷¨} |/-|:  ̄:|: :l |
            レ \ト、 \ヽ 弋:ツ : : ::. ::.   ゞ夕 ノ/ ´|: : : :|: :|  |
                    イl| |\}l`.:xwx:. ,     .:xwx::.  _ノ;  ::| |  |
                / j|! ハ             // |  : :|:l: : :|
                  / .イ j|l介 、             /´   !  : :!:l: : : |
              / /| ||l|{  、 ´ `   イ_    |  : :l l: : 八
                / / l| |l|||  __」 ̄    {、:::::ヽ、  |  : :| !: : : ∧
            / // l| ||厶斗‐::´:r‐!     /::::::::::::`::|  : :ト、: : : : ハ
              l /   /| |::::::::::::::::::/-、   ァ´:::::::::::::::::::::八 . : }>、\: : :ヘ
              | 〃 ∧!  ト、::::::::::::::::l ̄ ̄ 7::::::::::::::::::::::::/  . :j   ヽ }: : :ヘ
             l//  }/'| 八::\::::::::::|    /:::::::::,.-‐::´:::// . ::/ /´∨: : : :ヘ
             // ∨ / ハ:.:.\::\::::l  /-‐::´:_,..:.: ̄// . ∨〃   }ヾ: : : :ヘ
          {イ  / / / l ヽ:.:.:}>-::!./-‐<:.:.:.:.:.:.:.:.:イ/   ∨イ     Vヽ 、: : }{
          |ハ  }ァ'./ {   `ー-ゝ、レ_∠≠=- ´ /   . :/ l|     ト:l | l: :ハ|
          | ∨} j |l|      {_j} /    / イ  Y ヾjl;     |::|Ⅳ}/ }|
              / / イ 八l      /:/:::Y    // l |/    Y      |::l / リ|
               l〃/l|   \   {::八::::}    /    |ハ|    }   ;/ |::|  /|

651:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 01:05:18 pGWu5DDq
咲はともかくタコスはのどっちと結婚したがってたじゃないか

652:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 01:25:02 vlCCcT5W
先に一目惚れした筈の咲をマッハで追い抜いたのどっちは流石だ

653:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 01:55:08 8ASxRirP
某所の部キャプSSが切なくて鳴けるぜ…
数少ないから大事にしていかないとだ。

654:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 01:55:45 O1ECGs2k
>>653
kwsk

655:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 02:06:48 8ASxRirP
「部長×キャプテン SS」でググルとでる。
ってかふとするとBLっぽくなるのに良くあるよなぁ

656:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 02:10:09 O1ECGs2k
thx

657:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 03:08:58 pigIYIBJ
>>647はぬるい百合程度は小学生で卒業
大人はガチレズで行かなきゃダメだよねーってことらしいよ

658:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 04:01:57 7/k4tZHo
>>636
かじゅ…もう麻雀ですらないwww

659:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 08:17:38 /WQZ9sCn
今日も咲和で元気です

660:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 09:03:38 onj3dlDt
コ×池?池×コ?どっちが王道?

661:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 09:36:08 dmjCiFxk
どちらも明確に好意を示したわけじゃないからどっちが王道とも言えないな

俺の中ではコーチ×池田がジャスティスだが

662:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 09:51:44 JtAEvi7l
かじゅモモで小ネタ
『ステルスを見破られた理由』

「おっぱいさんにステルス見破られちゃったっス……」
「そう落ち込むな、モモ」

「見破られたのは、きっと胸の大きさで負けたからっス!」
「何故そうなる!?」

「ここは是非先輩に協力して貰って胸を大きくするしか!」
「わ、私か!?」

「さあ、先輩! 思う存分私の胸を揉んじゃって下さいっス!」
「こ、ここではやらないからなっ!」

―それじゃあ先輩、どこならいいんスかー?

―け、景色のいいホテルで、二人きりの時とか……。

―意外と先輩ってロマンチストっスよね……。

663:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 12:05:03 zL3qFonQ
>>662
胸を揉んでいるうちに(百合的に)良い意味で目的を見失うパターンですね、わかります。


664:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 13:22:58 wvpKSuP3
>>662
むしろステルスがばれるなら胸のせいのような気もするがな(隠しきれない的な意味で)


665:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 16:29:14 fGUp57YD
原村さんなら……原村さんならやってくれるって信じてる!

描いてみた。和咲注意
URLリンク(nagamochi.info)

666:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 16:36:14 8ASxRirP
おぉ…GJ…
そういえばES細胞から精子を作る実験が成功したらしい。理論的には女性の皮膚からでも作れるはずだそうだ。
つまり…

667:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 16:50:59 bouUtY3k
>>665
かわいい
また、たまにでも書いて欲しいです

668:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 17:46:23 vbzJHCe3
>>665
のどっち起きてるだろ

669:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 17:55:45 aOWu6WCC
>>665
いつもドキドキするの和の方だからこういうのも新鮮ですげーいいな

670:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 19:36:13 IRR/Xsun
>>665ドキドキしちゃう咲かわゆす
つか2人可愛い


671:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 20:05:25 6uX7rliI
>>665
GJ!
また気が向いたらでいいのでうpしてくれ!

672:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 22:12:46 ZoO/fJ9Y
「まこ、ちょっと眼鏡外してみてくれない?」
「? なんでじゃ?」
「いいから」
「……これでええんか?」
「見える?」
「は?」
「私の顔」
「見えるわけなかろうが。ワシが酷い近眼なのは知っとるじゃろ?」
「ふーん。じゃあ、これくらい近くならどう?」
「っ……ま、まだぼやけてよう見えんわ」
「じゃあ、これでどうかしら……?」
(……よう見える。と言いたくても、口が開けんわ)

思いついたはいいけどあまりにベタベタすぎるのでSSにはしない

673:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 23:37:10 wvpKSuP3
>>672
久まこktkr!
にやにやが止まらないぜ…



674:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 23:46:12 zL3qFonQ
>>672
「わぁ!!凄い!!おっきい!!」
「み、宮永さん。声が大きいですよ。……恥ずかしいです///」
「ご、ごめん。ちょっと興奮しちゃって……」
「もう、仕方がないですね」
「えへへ」

「宮永さんは大きいの、好きなんですか?」
「うん。なんでだろ……自分が小さいからかな?」
「そんなことありません!!」
「あはは、いいよ。本当の事だし」
「そんなこと……わ、私にとっては宮永さんの存在は大きいですから……」
「原村さん……」
「宮永さん……」


動物園でーと。
咲は象とか好きそうだ。

675:名無しさん@秘密の花園
09/07/16 23:49:35 6ViYaIaq
>>665
よく見たらエトペンの目がwwwww

676:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 00:22:12 sU1AsJ4g
原村さん→和ちゃん
宮永さん→咲

の変化はいつですか?

677:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 00:25:19 mz04waxB
>>676
入籍まで待つんだ

678:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 00:33:17 c7CYapuc
咲母「お父さんから連絡があって、咲が全国大会に出るんですって」
照「そう。」
(え!?ホント!?やっぱり私に会うために!?
うわー、楽しみ!久しぶりに咲に会えるよ~!
勝ちは譲らないけどねっ
でも……この前冷たくしちゃったから嫌われちゃったかなあ……)


みたいな電波を受信した

679:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 01:07:42 Oi9enGzA
URLリンク(ranobe.com)
ここから始まるラブストーリー

680:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 01:12:34 9H6rDwv/
咲(見なかったことにしよう・・・)

681:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 01:54:51 70DzqsMM
>>636
01:麻雀天使にかこまれちゃう
06:Angel zone

大量ののどっちに囲まれる咲しか思い浮かばない

682:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 02:00:03 OnqfCkTH
モモがかじゅの部屋に侵入して夜になってから襲う展開ってないっすか

683:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 04:16:49 2MyC9s6U
665です。反応があって嬉しい、ありがとうw

IPS細胞で女性同士でも子供ができると聞いて
URLリンク(nagamochi.info)

684:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 04:23:24 2MyC9s6U
<<666によるとES細胞だった…ちょっと吊ってくる

685:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 04:31:05 Abi+v0Sm
>>683
かわいい絵だなー
ちなみにiPS細胞だ。たぶん。

686:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 07:08:31 V3s0QfVn
もし清澄が全国大会にいけなかったら……

「約束だ、和。こんな田舎をでて東京の進学校に転校してもらうぞ」
「……」
「和」
「わかりました」
「ん?(随分と聞き分けが良いな。もう少し粘ると思っていたが……)」
「私、東京に行きます。それで東大で発生学を研究します!!」
「そうか、お前にもちゃんとした目標ができたんだな。父さんは嬉しいぞ」
「はい!!」



ES細胞やiPS細胞で精子を作る技術はまだまだ使用できない問題が山積みです……
それならいっそ、私が研究して技術を確立してみせます!!
離れていてもきっと私たちなら大丈夫
必ず、宮永……いえ咲さんとの子供をつくってみせます!!


こんな電波を受信s(ry

687:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 07:16:23 V3s0QfVn
連投すまそ

>>683
ES細胞でできたら、iPS細胞でも応用できると思う。
何故なら作り方が似ているから。
そんなことより、ES細胞で作るとなると要らん男の遺伝子が混ざるので、
その点ではiPS細胞のほうが良い。

688:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 07:24:13 dr4AGDdY
なんというiPS細胞スレ…
どうでもいいけど原村さんは孕む側だよな
宮永さんの子供が生みたいんです、とかいいそうだじぇ

689:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 08:01:13 oXPbjDP9
>>688
原村和
孕むら和
孕むなら和

………すまそw

690:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 08:42:43 IW77YIFi
>>683
よく見たらどっちにしろ咲に選択権がないじゃねーかw

691:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 08:53:01 se+kEPOm
>>690
>孕む方と孕まされる方

ホントだっw

692:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 09:06:20 SBgv0aQi
子供云々が妄想じゃなく原作で明言されてるのがこの作品の恐ろしい所

693:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 09:57:45 nLMCQQot
「それはタコスに例えるならなんなのだ?」って訊かれた時に、
「タコスを食べたいなら、いつでも私が作ってあげますという事です」って答えてたら、今頃は。

694:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 09:59:02 Oi9enGzA
咲キャラスレのネタだろうと思ってたら本当に咲×衣始まっててワロタ
立タソGJすぎるだろ

695:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 10:00:41 HXcgS+zZ
>>694
フラグ立ちまくってたしそりゃあ来るだろう

696:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 10:30:30 04dLZghE
咲と衣は強すぎる所為で麻雀を楽しめないっていう同じ境遇のキャラだからなあ
やっぱりフラグ来てたな

697:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 10:40:09 aObBTD7a
和(宮永さんの天然女たらし……!)

698:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 10:45:22 nKWhrHxd
>>696
境遇はちがくね?宮永さんは強すぎるから楽しめたかったわけじゃないし
のどっちモードの原村さんとは楽しんでた様子だし
だから、楽しさを知る宮永さんが衣にもそれを教える展開になるんだろう

699:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 10:46:45 c7CYapuc
そうか、本誌ではついに大将戦終わったのか?
来週発売のコミックにどこまで載るのか楽しみだ

700:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 11:05:46 6OS97df5
まだまだ!倍プッシュだし!

701:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 12:48:27 YKuZ60cz
それはアカギだから大丈夫なのであって運が豪運ってほどじゃない鷲巣様な池田がやると…

あ、キャプテンとコーチが2人で消えた

702:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 13:26:14 +cy+GzKS
今週の咲のラストの笑顔に完全にノックアウトされたな>衣

703:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 15:19:31 7ZCisdkv
鶴賀学園もの投下

注意
やや壊れ気味

704:鶴賀学園麻雀部のある放課後の風景
09/07/17 15:20:38 7ZCisdkv
 鶴賀学園麻雀部のある放課後の風景


 放課後、部室では四人の部員が卓を囲んでいた。
「加治木先輩、桃子さんは来てるんですか」
 佳織が尋ねた。彼女は桃子の姿を見ることができない。
「まだだ」
 ゆみが答えた。彼女だけが桃子の希薄すぎる存在を把握できた。
 智美は手牌を見て天井を見上げた。あまりよろしくない。天に見放されたようだ。
 勝負を捨てたくなった智美は、心理戦に出ることにした。というより、うやむやにすることにした。
「ねえ、ユミちん、モモとはうまくいってるかい」
「ああ、そこそこに」
「そうかいそうかい。それで、どこまで進んだのさ」
「蒲原先輩、それはちょっと……」
 睦月が制止しようとするが、智美はニヤリと下品な笑みを浮かべた。
「こんくらいいいじゃんよー。で、どうなの? キスくらい済ませた?」
「いや、どうかな……」
 ゆみは困って目をそらしたが、智美を勢いづかせるだけだった。
「白状しちゃいなよー。さもないと、ユミちんの唇にチューしちゃうぞー。んー」
「お、おいっ……!」
 唇を尖らせて迫る智美にたじろぐゆみ。本当にキスをしかねない迫力だ。
 だが、その唇が届くことはなかった。
「ぶへあっ!!」
 突然、智美が奇声を上げたかと思ったら、椅子もろとも床に弾き飛ばされた。
 佳織と睦月が驚いて見るが、ゆみは何もしていない。智美が一人芝居で転倒したようにしか見えなかった。
 大の字になって寝ていた智美は、鼻血を手で拭って素早く身を起こした。必死の形相で部室を見回すと、かっこよく叫んだ。
「新手のスタンド攻撃か?! みんなっ、物陰に隠れるんだッ!!」
 部室が静まり返る。他の部員は卓に座ったまま、何も反応できなかった。
 智美の足下に鼻血がぽとぽとと落ちる。まだ止まりそうにない。血の赤色がよけいに智美の芸人魂をいきり立たせた。
「今、グーで殴ったよね!? 見えなかったけど、グーで思いっきり殴ったよね!?」
 智美の体を張ったボケに、ゆみは面倒くさそうに「はぁ」と一息吐くと、一転してにっこり微笑んで人差し指で智美を指した。
「こいつぅってかわいく鼻先を小突く感じだったぞ」
「ウソつけえっ! そんなんで鼻から血ぃたらして吹っ飛ぶかよっ!!」
 全力でつっこむ智美。まだ鼻血は止まらない。
 智美は手持ちのティッシュを乱暴に鼻に詰め込むと、一度深呼吸をして息を整えた。
「ヤツとやるにはこっちにもスタンドが必要だ―」
 そう言ってカッと目を見開いた。
「―睦月!! 私のスタンドになってくれっ!!」
「そ、それって、私と付き合えってことですか?!」
 いきなりのご指名に戸惑う睦月。ゆみと桃子と同じ関係になるなら、付き合いを始めるということなのだ。
「なんでもいい! 私には力が必要なんだ!」
 智美が返答を迫る。そして、犠牲者は増えた。
「ご、ごめんなさい。じつは、加治木先輩のことが―がはあっ!!」
「むつきいいいいいいいいいいっ!!」
 智美の絶叫が耳を裂く。血を散らしながら卓上を舞う睦月は、どこか清々しかった。
 どさりと音を立てて床に沈む睦月。智美は拳を握り締めて涙をこらえた。
「もうこうなったら佳織、君でもいい!」
「もうこうなったらとかやめてください!」
 半分ヤケ気味な告白に佳織は断るしかなかった。それでも、智美はあきらめない。
「ワガママなヤツだなぁ。じゃあ、どうしたらいいのさ」
「そ、それは……、もう少し雰囲気みたいなのを……」
 もじもじする佳織を見て智美は一考した。そして、鼻に詰めたティッシュを抜いて投げ捨てた。
「よーしわかった。誰でも一発で落ちる魔法の言葉を聞かせてやるからな。ちゃんと聞いてくれよー」
「はい……」
 佳織は胸の上で両手を合わせて、智美の言葉を待った。
「佳織、私は君が欲しいッ!!」
 その瞬間、二体のスタンドが智美に襲いかかり、彼女は頭から床に埋没した。


 終

705:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 15:22:31 7ZCisdkv
どうもでしたw
ギャグばっかでごめんよー

706:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 15:34:03 04dLZghE
>>698
負けるとお年玉取られるし、勝ち過ぎても怒られるから
プラマイゼロを狙うようになったんだから性格の差が出てるだけで状況はとても似てると思うけどな

707:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 16:08:38 nKWhrHxd
>>706
それは咲が強すぎなくても成立する話だよ
もし強すぎたから、としても原村さんがいる現在は境遇が違う
その前提を受け入れたうえで「楽しめなかった」ならそうかもね、だが

原村さんとは少なくとも楽しんでいるであろうことは
原作でもアニメでも描写されてることだわな

708:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 16:09:58 V3s0QfVn
はっ!!ピンと来たぞ!!

咲が衣のことをお姉ちゃんみたいと言っていた(うろ覚え)。
要するに家族麻雀で滅茶苦茶強かったお姉ちゃん、かつ自分が負けると凄く怒る。
そんなお姉ちゃんに最初はガチで闘っていた咲も怒られないようにプラマイゼロを覚えた。
照はそれが面白くなくて、遥々会いに来てくれた妹にも冷たくしてしまう……
しかし、和と出会い麻雀の楽しさを知り、衣との闘いの末強者と闘うことの面白さを知った咲は、
全国大会で照と再開し、麻雀を共に打つことで長年凍りついた二人の関係を取り戻すんだな……

なんて、妄想かな?

709:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 16:12:56 nKWhrHxd
妄想というか普通にそのストーリーラインだと思われ
原村さんの目的は咲(や麻雀部の皆)と一緒にいることだが
咲はお姉ちゃんと和解が目的だという・・・

710:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 16:23:28 04dLZghE
>>706
んんー?
良く分からんが俺とお前さんの多分意見はそう違わないぞ
咲は昔も今とそれほど変わらない実力で実際勝ちすぎたりもして怒られた経験があるわけだろ?
かといって負けてお金やお菓子を取られるのも嫌なのでプラマイゼロを狙うようになった
これと衣と麻雀を打った相手は皆地獄を見たような顔をする云々ってのは
生まれ持った異常な才能の所為で周りの人と純粋に麻雀を楽しめなかったって点で似てると考えたんだけどね
そのジレンマの唯一の解決法こそが自分たちと同格以上に打ち合える相手との戦いで
咲はのどっちと出会うことによって一足先に麻雀を楽しむ機会を得たわけで
今度はその咲が似た状況に陥っている衣に麻雀の楽しさを教えるって展開になりそうだと思うんだが

711:名無しさん@秘密の花園
09/07/17 17:25:38 Mq2mNZmi
ちょいと流れを切ってしまうけど、部長×キャプテンを妄想の赴くままに書いてたらそれなりにまとまったので、場をお借りさせていただきます。

題名:昨日の敵は今日の友
(副題:いかにして部長←キャプテンは成立していったのか)
内容:「竹井さんと福路さんが同じ大学に入ったら」というIF話
百合度:かなりソフト
長さ:たぶん4レス

部長を早く見たい方は1レス目全部、百合を早く見たい方は2レス目の最後あたりまで、流し読みしてください。

712:昨日の敵は今日の友
09/07/17 17:27:28 Mq2mNZmi
 県に唯一の国立大学。学力は看板に相応しい県トップレベル。しかし麻雀部は一部私立に劣り、県の八強が最近の精一杯。
 四月、福路美穂子が入学した大学は、そんなところだった。
 県の名門風越高校のキャプテンとしての名声は、県外からの誘いの声すら引き寄せたりもしたけれど、美穂子の選んだのは、実力で通った県下の大学だった。理由はいくつかある。
 周囲からは翻意を促す声がいくつも届いたが、美穂子の中にあるその理由は、それらをはねのけるほどに大きかった。
 前日に入学式を終え、今日本校舎にて簡単なガイダンスを経て解放された新入生たちに、待ってましたと部活・サークルの勧誘が殺到する。美穂子は列をなして待ち構えている上級生の手をなんとか退けて進んでいく。
 頭の中には事前に入れておいたキャンパスの地図があり、目的地への道のりも何度もシミュレートしておいたので心配ない。
 目指す先は、文化系の集まる部活棟。三階建ての二階部分、そのほぼ真ん中。さすがに部活棟の中でまで勧誘することは禁止らしく、時折すれ違う上級生も興味深い目でこちらを眺めるだけだった。
 すぅ、と息を吸い、ふぅ、と息を吐く。目的の扉を前にして、緊張が顔をのぞかせる。その緊張に笑みを返して、美穂子は右手をあげてノックする。
「失礼します」
 さあ、私の四年間を、始めよう―。


 週終わり、授業前の最後のガイダンスを終えた美穂子は、今日も麻雀部の部室で待機していた。
 二十と少しいる上級生の大半は最後の勧誘へと出かけており、部室にいるのは数人の上級生と、勧誘を受けた十に少々届かない数の新入生。部室に直接押しかけたのは美穂子だけらしく、数日経った今もその時いた上級生にからかわれている。
 今、美穂子は麻雀経験のない新入生にルールブックの内容を説明している。雀卓では上級生がそれぞれ新入生と力試しの一局を行っている。美穂子も初日に試しの一局を受けた。
 こちらも試すつもりで手加減せずに相手した結果、翌日から美穂子は新入生のまとめ役にさせられ、対局を敬遠されるようになった。
 体の良い腫れもの扱いだが、美穂子としては望むところだった。
 性格的にも世話をするのは得意だし、新入生のまとめ役ということは、大手を振って同期の力を伸ばすことができるからだ。今教えている同期の子も、もしかしたら一年経つ頃にはエースとして君臨しているかもしれない。そう思うと、教え方にも力が入る。
 それでも、と考えてしまう。それでも、せめてあと一人、力のある人がいれば、と。
 美穂子のレベルまでを期待するつもりはない。しかし、ある程度の力―そう、例えば去年の県予選の決勝戦、美穂子の人生を左右したあの戦い、あそこに残れる力があってくれれば。
 それは、単純な平均値の向上だけではない。美穂子の手の届かない誰かに、その人の手が届くということになる。育成の成果は格段に上がり、一年を考えていた計画を半年にできるかもしれない。
 そこまで考えて、美穂子はそっと吐息した。どれだけ考えても、結局それはないものねだり。一年かかる計画は、まず一年で完成できるように、焦らずに進めるのが先決だろう。
(あの人も、こんな気持ちだったのかしら)
 脳裏に浮かぶ、その姿。高校三年間のうち、二年間を捨てて、それでも最後の一年で駆け上ってきた彼女。
 その彼女が―、
「失礼しまーす」
「上埜さん!?」
 旧姓上埜こと竹井久が、目の前にいた。



713:昨日の敵は今日の友
09/07/17 17:28:11 Mq2mNZmi
「ほら、他にも何個か麻雀サークルあったじゃない? そこらへんを回ってたのよ。もしかしたら面白い人でもいないかな~って。でも駄目ね。どこ行っても、みんなして遊びの麻雀しかしてないの。てなわけで、最後に本命の部活に来たんだけど」
 まさか貴女がいるなんてねぇ、と久は笑った。
 突然の再会を終えた帰り、美穂子は久の誘いを受けて並んで歩いていた。そこで久は、最終日まで来なかった理由をそう説明した。
「名門のキャプテンだったら、もっと上の力もった大学からもお誘いとかあったんじゃないの?」
「ええ。多いかは分からないけれど、いくつか」
 答えながら、美穂子はそっと久を窺った。その視線に気づいているのかいないのか、久は気楽な笑顔を美穂子へ向けている。その顔をなぜか直視できなくて、美穂子は視線を前へ戻した。一歩遅れて頬が熱を持つのを感じて、ごまかすように尋ね返す。
「上埜さんは? 去年の大会を見た大学から、声が来たりはしなかったの?」
 問う先、久の顔が一瞬驚きと困惑を見せる。
(名字……!)
 瞬時に自身の失言を悟った美穂子が、慌てて訂正しようとするところに、久の声が被さってくる。美穂子を咎めることもない、変わらぬ口調で、
「声かけてきた奇特なところもあったけど、もとから国公立って決めてたのよ。こう見えて勉強できるから、私」
 だから、と好奇に満ちた瞳で見つめてくる。
「聞いてもいい? 貴女が、ここにいる理由」
「…………そうね。県内っていうのは、決まっていたの。いえ、考えた時には当然だった、かしら」
 促す視線に、苦笑を返す。
「私、気付いたら風越が大好きで、皆が大好きで。だから、どうしても考えてしまうの。ああ、皆は今も楽しく麻雀できているのかな、顔を出したら喜んで迎えてくれるかな、って」
 つまるところ、まだ私は風越の皆から卒業できていない、駄目な女なのだろう。そう思う自分が恥ずかしくて、美穂子は同じく長を務めた久に聞く。
「ぅ―竹井さんには、そういうの、ない?」
「そうねぇ」
 腕を組んで何度か首を右、左と傾げさせながら、久は唸るような声をあげる。
「うちの場合、下の子たちは皆しっかりしてたし、状況的にはこっちが助けられた感じだしなぁ。放っておいても楽しくやってるんじゃないかしら?」
 その、後輩を想う楽しそうな表情が、美穂子には眩しく羨ましい。
「私は」
 胸に手を当て、久への羨望を言葉に乗せる。
「それが欲しかったの」
 きょとんとした顔の久に、くすりとほほ笑む。
「その、竹井さん達や、鶴賀、龍門渕の人達。風越という肩書を持った私たちとは違う、肩書がないから持てた何か。それを感じて、それを知りたくて、だから私はここに決めたの」
「―そう」
 美穂子が強豪の誘いを断り、ここにいる理由。多分に感覚的で、美穂子自身でも説明が難しい理由を、久は全部とはいかずとも共感できた。久の三年間を思い返せば分かる。
(ま、名門校とやらとは正反対の三年だったわね。なら、清澄で得たあの楽しさは、風越では得られなかったものなんでしょう)
 しかし、と久の思考は続く。それを得たいが為だけに強豪を蹴るとは。
「意外と冒険家なのね、福路さん。もっと冷静な理論家かと思ってたわ」
「あなたのせいで冒険家にさせられたの、―竹井さん」
「―あ~、久でいいわよ?」

714:昨日の敵は今日の友
09/07/17 17:28:33 Mq2mNZmi
「……え?」
 思わず動きを止めた美穂子に、久はだからと繰り返す。
「どうも貴女にとっての私は上埜久らしいから。無理に竹井さんなんて言いかえるなら、面倒だから久でいいわよって。それなら、名字がどっちでも変わらないし」
 あっさりと言う久の言葉の中身が浸透するにつれ、美穂子の全身がじわじわと熱を帯びてくる。頬まで赤くなったのだろう、久はからかうような、にやけた笑みを口の端に浮かべ、美穂子の顔を覗き込んできた。
「ん? どうしたの? 美穂子さん」
 そのタイミングでそれは反則だ。機先を制され詰まる美穂子に、久の笑みはより意地悪さを増していく。
(ほんとうに、そういう顔がよく似合う……)
 窮地の美穂子を見て、その反応を楽しんでいる久に拗ねた視線を向けようとして、調子づかせるだけだとやめにした。
 これが久でなければ、美穂子は何もためらうことなく名を呼べる。しかし美穂子にとって久の存在は、少々特別だった。
(憧れ、なのかな)
 中学では互角に戦い、突然消え去った。高校では突然現れ、自分をここに導いた。それぞれ強烈な印象を残した久の存在は、美穂子の心で抗えないほど大きくなっている。
 そんな人を前に、気安く名を呼べれば苦労はない。
(でも―)
 久の名を呼ぶのに、これ以上の舞台はないのではないか。
(そう。最初の一歩さえ踏み出せれば―!)
 細く長く息を吸い、その時間で覚悟を決める。それでも止まらぬ頬の熱の上昇を感じながら、美穂子はおもむろに口を開いた。
「……ひ、ひさ……さん」
「はい、よくできました」
 意地悪さを消し、純粋な好意のみを残した笑みで、久が美穂子の頭に軽く手をのせる。未だ残る気恥かしさと、子供扱いへの抗議の両方をこめてその手を払い、怒りのポーズとして一歩前へ出た。
「いやー、ごめんなさい。つい調子にのっちゃって、ね?」
 そのまま二歩、三歩と先行し、背後から聞こえる謝罪の声に無視を貫く。
「あ~、美穂子さんって実は結構怒ると長いの? ごめんなさいってば」
 覗き込んでこようとする久に対し、これみよがしに顔を背けてみせる。
「うわっ、その反応は傷つくわ。う~ん……」
 斜め後ろを唸りながらついてくる久を視界の外に感じて、一矢を報いたと美穂子の口が笑みを形どる。
 と、背後から「うん」と久の頷く気配。何事かと意識をそちらへと向け身構える。
「ねえ、美穂子さん」
 早足で距離を詰めてきた久が、美穂子の肩を叩きながら呼びかける。これ以上演技をし続けてもしょうがない、と美穂子は一つ溜息をつき、足を止めて振り向いた。
「なにかしら? 久さ―」
 頬に当たる柔らかい、しっとりとした感触。声を止め、横目に接近している久の顔を見、にんまりと弧を描く久の目と数秒見つめ合い、
「――っ!?」
 思わず両の眼を見開いて逃げるように久から距離をとり、まだ感触の残る頬を手で隠して混乱の色を露わに久を見る。
「大げさねえ。欧米じゃこれぐらい挨拶らしいわよ」
 ぱたぱたと手を振りながら言う久だが、その頬にはかすかに朱が差している。とはいっても、それとは比べられない程の赤さをもった美穂子には何の解決にもならない。何も言えずにただ口をパクパク開閉させ、意味もないのに目線を四方へ飛ばして何かを求めている。
 しばらくその様子を眺めていた久は、目を合わせるたび赤さと混乱をぶり返す美穂子に呆れて肩をすくめ、やれやれと嘆息して歩み寄っていった。
「ほら、帰りましょう」
 繋いだ手から感じる暖かさに、美穂子は一瞬身を固くして、すぐに全身から力を抜いた。全身を覆う熱さは変わらないのに、気付けばあれほど混乱していた頭はすっかり落ち着いている。
 不思議な感じ、と美穂子はぼんやりと思いながら、久に引かれるままに歩みを再開させていく。さっきまでは熱さで自分のことすら見失っていたのに、今はこの熱が手を伝って久に迷惑をかけないか心配している。
「ふふ……」
 自然とこぼした笑みに、久が振り向き首を傾げてきた。
「ごめんなさい、なんでもないから」
「そう? ならいいけれど」
 納得していない表情の久に小走りに追い付き、横を歩く。前を見るふりをして、そっと久を覗き見て、美穂子はきゅっと握るその手に力を込めた。




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