フレッシュプリキュアで百合at LESBIAN
フレッシュプリキュアで百合 - 暇つぶし2ch171:名無しさん@秘密の花園
09/06/28 16:30:57 XMeHagol
イース死亡寸前

「待って、せつな。私まだ、答えを聞いていないことがあるよ」
「……答え」
「せつな、私のこと好きって、愛してくれてるって、言ったよね? それも嘘なの? 全部お芝居なの? 教えて、せつな」
「……本当よ。ずっと好きだったの。貴女が」
  (ラブその言葉に目を見開く)
「でも私の好きは、ラブの好きとは違うの。ラブは私の一番で、本当のお姫様で、私を優しく照らしてくれるお日様。
月は太陽があるから輝くことができるの。誰よりも美しく輝きたいと、そう思えるの。
ただ、貴女に見て欲しかったの。……こんなこと、言ってはいけないのに。
私ひとりの胸の中にだけしまっておこうって、決めてたことなのに。ごめんなさいね、ラブ」
「私もだよ、せつな」
  (手をとるラブに驚くせつな)
「私も、せつなが好き」
「ありがとう。ラブは優しいから……とても優しいから、そう言ってくれるんじゃないかなって思ってたわ。でもね……
私はラブが思ってくれてるほど立派じゃない。恐がりで嘘つきで、ラブ、きっとがっかりするわ」
「がっかりなんてしないよ」
「私、ラブを抱きしめて、キスしたいって、思ってるのよ? 女の子なのに」
「せつなとなら、したいよ」
「私はラブを傷つけて、ひどいことをたくさん、たくさんしたわ」
「それでもいいよ、私」
「いいえ、私はラブを殺した。殺したのよ。そんな私にラブを愛する、愛される資格なんかない。許されるはずがないのよ。私、私は……」
  (ラブ、せつなの顔を引き寄せ口づける。抱き合う2人)
「せつな、私、やっとわかった。せつなは天使でも悪魔でもなかった。大好きな人とすれ違っただけで、言葉を交わしただけで、
胸のドキドキが収まらないくらい嬉しくて。でも嫌われたらって思っただけで、夜も眠れないほど不安になって。
私と同じ、14歳の女の子だったんだね。なのに私、そんなこと全然考えなかった。せつなが強いから、優しいから。
ただ受け止めてもらって、甘えて、自分のことばかり。……つらくて、悲しくて、でもいっぱい我慢して。
大事なものも、大好きなものも全部捨てて。せつなが一番苦しんでたのに……」
  (せつなに縋りつき、とめどもなく涙を流すラブ)
「私、せつなのことをずっと独りぼっちにしてたんだね。ごめんね。もう私のために我慢なんかしないで。
つらいこと、苦しいこと、どんなことでも私に分けて。せつなと一緒なら、なにがあったって平気。がんばれるから。
お日様は、お月様があるから輝くんだよ。笑顔になれる。元気になれる。お月様が輝き方を教えてくれるから、
もっともっと輝きたいってがんばれるの。お月様のために、私、ずっとずっと月を照らし続ける。せつなのラブになりたい」


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