リリカルなのはで百合萌え(燃え)25時間の告白at LESBIAN
リリカルなのはで百合萌え(燃え)25時間の告白 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/26 21:40:21 mC9BZSx7
◆過去スレ

リリカルなのはで百合萌え(燃え?)
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魔法少女リリリカルなのはで百合萌え(燃え?)II
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魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?) 3rd Form
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魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?) 4期希望
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魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?)5夫婦目
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魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?)娘は6歳
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魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?)7カプ目
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魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え) 嫁8人目
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リリカルなのはで百合萌え(燃え) 結婚生活9年目
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リリカルなのはで百合萌え(燃え) 10年来の恋人
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リリカルなのはで百合萌え(燃え) 11才の転機
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リリカルなのはで百合萌え(燃え) 12歳差の想い人
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リリカルなのはで百合萌え(燃え)13人目の娘
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リリカルなのはで百合萌え(燃え)14歳の初夜
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リリカルなのはで百合萌え(燃え)15歳の誓い
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リリカルなのはで百合萌え(燃え)16人目の撃墜者
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リリカルなのはで百合萌え(燃え)永遠の17歳
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リリカルなのはで百合萌え(燃え)18歳の結婚式
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リリカルなのはで百合萌え(燃え)19歳の新婚生活
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リリカルなのはで百合萌え(燃え)20歳の魔法少女
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リリカルなのはで百合萌え(燃え)21枚目のラブレター
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リリカルなのはで百合萌え(燃え)22回目の甘い夜
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リリカルなのはで百合萌え(燃え)砂糖23グラム目
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3:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/26 21:40:51 mC9BZSx7
◆本編より考えられるカップリング
なのは×フェイト
なのは×ヴィヴィオ
なのは×ヴィータ
なのは×はやて
なのは×アリサ
なのは×リインフォースII
なのは×ティアナ
なのは×スバル
なのは×キャロ
なのは×レイジングハート
シグナム×なのは
シャマル×なのは
フェイト×ヴィヴィオ
フェイト×シグナム
フェイト×はやて
フェイト×ギンガ
フェイト×キャロ
フェイト×アルフ
フェイト×ティアナ
アリサ×すずか
はやて×ヴィータ
はやて×シグナム
はやて×シャマル
はやて×リインフォース
はやて×リインフォースII
はやて×すずか
はやて×シャーリー
はやて×カリム
ヴィータ×リインフォースII
リインフォースII×アギト
シグナム×アギト
シグナム×シャッハ
シャマル×シグナム
スバル×ティアナ
スバル×ギンガ
キャロ×ルーテシア
アギト×ルーテシア
リンディ×フェイト
リニス×フェイト
◆ナンバーズでカップリング
トーレ×セッテ
クアットロ×ディエチ
チンク×ノーヴェ
セイン×ウェンディ
オットー×ディード
ウェンディ×ノーヴェ

4:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/26 22:28:25 7IYL4NMo
おつ

5:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/27 00:49:50 Q9LLzJjo
>>1

6:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/27 19:33:20 p3stm2UD
「なのは……」
「フェイトちゃん……」

「いよいよ告白か~。 この日を迎えるまで長い道のりやったなぁ~、アリサちゃん、すずかちゃん」
「だからって、なんで私達までついて来ないといけないのよ!」
「覗き見するのはいけない事だと思うよ、はやてちゃん」
「まあまあ、そう言わんと、二人だって実は興味津々なんやろ?」
「う……」
「それは……そうだけど」
「なら決まりや。 私達は今まで色々二人の恋路のサポートをしてきたんやから、二人の告白を見届ける権利と義務があるんや!」
(いつになく燃えてるわね、はやて)
(何だかんだではやてちゃんも心配なんだよ)
(単に興味本意なだけな気がするけど……)
「それにしてもさっきから話ばかりでじれったいなぁ~。 早くキスせえへんかな?」

「最初に合ったのはすずかの家の庭だったよね……」
「うん……」
「その時はまだ私も自分の事でいっぱいで、なのはの声に耳を傾ける事が出来なくて……」

……(3時間経過)……

「で、闇の書の中に取り込まれた時に思ったんだ。 なのはが居てくれたから私は……」

「なんやまだ続いてるんかいな……」
「はやて~、私もう帰るわよ……。
……あんなの延々と聞いてたら頭がおかしくなるっての」
「私ももうそろそろ帰らないと……」
「く……仕方ない。 二人は先に帰ってくれてええよ」
「は~、疲れた。 それじゃ先に帰るわね」
「ごめんね、はやてちゃん……」
「あ~ええよええよ。 私が責任持って最後まで見届けるから」

……(6時間経過)……

「なのはの頭から足の先まで全部好きだよ。 なのはの全てが私を惹きつけるんだ」
「フェイトちゃん……」

「それにしてもこれは何の拷問や……。 もう成功でも失敗でもいいからはよ終わらんかな……」

「フェイトちゃん、星も出てきたし私の家に行こう?」
「う、うん……続きはなのはの家で……」

「な、なんやそれ~!? 告白の最中にカミングアウトとかありえへん!
……疲れたし、帰ろ……帰ってシグナム達に慰めて貰お……」

……(なのは宅にて)……

「だから私はなのはが好きで……なのは?」
「ねえ……続きはベッドの中で聞くよ」
「べ、ベベベベベベッド!?」
「いや、かな?」
「そ、そんな事無いよ!(赤くなったなのは、可愛い……!)」

……(翌日)……

「今日はなのはさんとフェイトさんは休みです」
「いきなり初夜か!? 初夜なんか!?」

7:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/28 03:17:53 bcDoA0u2
GJ!!
まさに25時間の告白ってヤツですね。


8:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/28 20:29:33 VeBv0DxN
そして、シグナムに慰められるはずが、シグナムを「慰めていた」はやてというオチですねわかります

9:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/28 22:13:38 sR6++UBF
性的な意味でですねわかります

10:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/01 17:25:23 HBDYE45O
フェイトそんにフラれて傷心の姐さんを、狸がねっとりと言葉攻めするんですね
わかります

11:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/02 00:57:40 zc+JPCSi
6時間もよく我慢したなのはに乾杯。

12:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/02 08:47:34 zc+JPCSi
どうも今日は。流れを読まずにss形式の小ネタ投下していいですか?
注意事項は、
・文才なし
・研究不足
・若干使い古されてるかもネタ(スレ全部読んだわけではないので即出かも)
・スバルが変態さん(スバティア?)              です。
↑こんな感じでも需要があるなら投下させていただきたいのですが。いいですか?

13:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/02 09:43:51 iHtKJUXm
どうぞどうぞ

14:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/02 10:20:03 MNRyo/io
スバルの名前が見えた時点でもう待ち切れないんだぜ
さらにスバティアとか言われたらご褒美過ぎて萌え力が溢れ出る
鼻から

15:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/02 11:52:06 zc+JPCSi
じゃ、思い切っていきます。短いです。
そうスバティアを期待されるとがっかりされるかもしれません。
あくまでネタとして読んでいただけるとうれしいのですが・・・
完全に自分の妄想みたいなものなので。


とある六課の朝

「ふわ、ぁぁぁぁ」
 私は大きな欠伸をしながら背を伸ばす。朝の4時。まだ外は薄暗いけれど私たちが起き
るのはいつもこのぐらいの時間だ。
 で、朝起きて一番最初にやることと言えば、ルームメイトのティアを起こすこと。いつ
も自分に厳しいティアだけど朝は弱い。でもそこが可愛かったりして、ティアを起こすの
が私の数ある楽しみの一つであったりするのだ。
「ティア~朝だよ~」
 少しほころぶ口元を自覚しながら二段ベッドの梯子を登る。
「ティーア、ぁ・・・あ?」
 ベッドで安らかに寝息を立てているティアを見つけ一瞬思考が停止した。
「夢・・・かな?うん」
 うん、きっとそうだ。もう一度寝よう。そうしたら、もとどおり・・・
「う、うぅん」
 降りようと足をさげかけたらティアが寝返りをうって、私の体がビクゥと硬直する。別
に何も悪いことはしてないけど。
「んん・・・おはよう」
「お、おはよう・・・ティア」
 目をこすりながら体を起こすティアになんとか返事をかえす。ああ、絶対声裏がえって
る・・・
「ん?どうしたのよ、すばりゅ」
「ぶはっ」
 寝ぼけなまこでそう首をかしげるティアをみて一気に頭に血が昇る。勢いあまって両手
を離したので背中から床におちて背中を強く打ちつけた。
「なっ!ちょっと、すばりゅ、どうしたの!すばりゅっ!」
 ティアがベッドの上で叫んでいるのが遠くに聞こえる。私はというと、はなから熱いも
のがどくどくとあふれるのが止められない。
「すばりゅ!?すばりゅってばぁ!!」
 今にも泣きそうなティアの声。たぶんベッドから降りたいけど降りられなくて困ってい
るんだろう。

 朝起きたらなぜか小さな小さなティアがベッドで寝ていた。起きたティアの声は幼くて、
ろれつもどこかおかしくて。ただえさえ寝起きのティアはかわいいのに・・・
 お母さん、お父さん、ぎんねぇ、ティア・・・ごめね。私は、もう・・・

(一応)終わり


16:言い訳
09/03/02 12:00:09 zc+JPCSi
「すばりゅ」がやりたかっただけですね。やまナシ、落ちナシでごめんなさい。
というかティアは下の段でしたっけ?
終りに『一応』が付いてるのは何となく私の頭の中では続くからです。
でもぐだぐだになりそうなので自重したほうがいいかと。

17:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/02 13:40:36 wFgIADSr
ティアは下の段だね
ところで都築を急いで文章にしてあげてください
でないとGJを言えませんよ

18:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/02 14:18:37 zc+JPCSi
う~ん、そうですよね。何事もやりかけはよろしくないですよね。

頑張ってみます!つたない文章で申し訳ないですが最後までお付き合いください!
次の投下は遅くなると思いますが・・・

19:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/02 22:19:07 hMIAt66X
スバティア、ティアナ幼児化と聞いてはわっふるせざるを得ない!

俺も続きを待つぜ!

20:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/03 00:09:16 WfCe1pbw
へんたいすばりゅさんが縮んじまった嫁に対してどう愛情や欲望を暴走させるか期待
都築待ってます

21:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/03 00:45:14 wCuxXrfs
なんか泣き虫で寂しがり屋で甘えん坊さんなイメージがある>>幼女ティアナ
なのはさんとかに軽く怒られただけで、すぐにスバルに泣きつくという。

22:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/03 12:23:27 N3S2Za9S
ティアナ「うぇ~んスバリュ~なのはさんにまたおこらりゃた~」
スバル「ティアナ…(ヤベ…可愛い過ぎる…)」
こうですね解ります。

23:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/03 20:52:07 8ftU7VM+
ょぅι゛ょティアを見て違うネタを考えたので1レズ投下します。
スバティア+α?です。

24:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/03 20:55:28 8ftU7VM+
「すばりゅ!」
「ティア!?何でそんなに小さくなっちゃったの!?」
「…私ならここに居るわよ」
「あ、あれ?ティアが2人!?じゃあ、この子は…?」
「こら、イクス。ママに向かって呼び捨てはないでしょ」
「だってすばりゅはすばりゅなんだもん!」
「もう、本当にしょうがない子なんだから」
「ティア、ママって?」
「何呆けてるのよアンタは。私とスバルの事に決まってるでしょ?」
「え?」
「だからこの子は、私とアンタの子供じゃない。寝ぼけてるの?」
「え、えええぇぇぇ~~~~~っ!?」
「ああもう、朝からうっさい!叫んでる暇があったら朝御飯の支度手伝ってよ」
「あ、うん…って、もしかしてティアの手料理?」
「だ、だったら何よ。大体アンタが家事を手伝わないから……スバル?」
「~~~~~っ!やった~っ!ティアの手料理♪ティアの手料理♪きゃほ~い♪」
「な、何よ…」
「嬉しいなぁ~、えへへ…」
「毎日食べてるのに何を今更…。ま、まあ喜ばれて嫌な気はしないけど…」
「毎日?」
「はぁ…アンタ本当に大丈夫?結婚してから仕事の無いときは朝昼晩、毎日一緒に食べてるでしょ?」
「結婚?」
「~~~~~っ!いちいち確認するなっ!ほら、この左手の薬指の指輪っ!アンタが給料の3ヶ月分だよって言って喜んでよこしたんじゃない!」
「え、え?」
「結婚式はなのはさんとフェイトさんが式を挙げた場所と同じ、海鳴市の丘の上の教会で、昔の機動六課のメンバーを集めてやったんじゃない!覚えてないの?!」
「あ、う、うぇ?」
「~~~~~っ!こ・ん・の、バカスバル~~~っ!!」
「はべらっ!?」

「……ス…ル……バル」
「う……ん」
「スバル、無事!?」
「ティア……」
「凄いうなされて唸っていたかと思ったら、ベッドの上から落ちて来たけど…大丈夫?頭ぶつけてない?」
「左手…」
「左手?」
「指輪…ないや。そっか、あれは夢で…」
「はぁ?あんまりワケのわからない事言うとシャマル先生のところに連れてくわよ」
「あ、うん、それは大丈夫。…ね、ティア?」
「うん?」
「もし良い夢を見て正夢にしたいな~って思ったら、出来ると思う?」
「…何を聞くかと思ったら…」
「ティア」
「…出来るわよ。夢に向かって真っ直ぐに、ひたすら突き進めば。そういうのはアンタの得意分野じゃない」
「そっか…そうだね」
「そうよ」
「じゃあ、正夢にするね」
「え?」
「私ね?ティアの事が…」

25:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/03 21:01:24 8ftU7VM+
以上です。
どうやって二人の子供がとか、何気になのフェイ結婚済だったりとか色々気になっても続きは書きません。
小ネタなので設定とかはいちいち見てないですが、こんな未来があるかもというところで一つ。

26:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/03 21:41:36 yQq3+Rgu
GJ!
スバル頑張れ

27:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/03 22:52:47 WfCe1pbw
ぐッ、こーゆー素敵な話を読ませてもらえるとリンディ茶をブラックで頼みたくなる
未来のおしどり婦妻に乾杯!

28:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/04 01:19:31 ZCl5BkH5
なのはさん二股おこられたに見えた件

29:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/04 06:33:26 rl/dPVzH
>>28
よし、その見間違いをSSに(ry

30:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/04 08:35:25 4YCSuLZr
>>24
GJ!前向きなオチがよかった

31:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/04 18:45:58 VT4/n78M
何かよく解らんが、防波堤の上でアリサがなのはさんに告白する夢を見た。

32:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 11:18:41 YkPYVGnj
はやてって友人や部下の恋愛は積極的に応援するけど、自分のことになると急に奥手になりそう

33:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 17:22:57 11+vSnIp
>>32
なんかめっちゃわかるww

中学時代くらいで

いつも通りになのフェイをいじってると逆襲され
『はやてちゃん!人の事ばっかりで自分はどうなの!?』
『そうだよ、いつまでたってもシグナムとなんの進展も無いし』
『えっ…!?い、いややなフェイトちゃんシグナムとはそんなんちゃうて前から言うてるやんか』
『またそんなこと言って~、はやてちゃんがシグナムさんに接する態度見てればバレバレだよ?』
『いや……シグナムとは家族っちゅうかなんと言うか…今さら言いだせんと言うか、その……』
『本当はどうなの?好きなんでしょ?シグナムさんの事…』
『こ…ここだけの話やで!?絶対言うたらあかんで!?』
『『うんうん』』
『……sき……///』
『え?なぁに~?聞こえないよ~?はやてちゃ~ん(ニヤニヤ)』
『はやて、指揮官研修では人に話す時にはそんな風にボソボソ喋れって教わったのかな?(ニヤニヤ)』
『うぅ……二人の意地悪~……ハイハイ、そうです!私はシグナムの事が好きです!大好きです!惚れてます!これでええか!!』


ニヤリと目を合わせしてやったりの二人

『だ…そうですよ、シグナム?』
『えっ…?!?』


物陰から現れるシグナム、そして固まるはやて

『あ、主はやて……///』
『あ…あの、あの……聞いて……た…?///』
『ハイ……///』

この後固まったまま動かなくなった二人を見て半ばあきれつつ
『じゃあ後は二人っきりにしてあげよっか、行こう?フェイトちゃん』
『うん!なのは♪』

まで夢想した。


34:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 17:31:59 zxXWqolX
じゃあ俺はそのゲボ子バージョンを夢想した

35:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 18:23:33 9ScBNYvh
>>15の続き、できました!!遅くなってごめんなさい。しかも15レスぐらいあります。ごめんなさい。
注意事項は、
・部屋の間取りぐちゃぐちゃ
・ぐだぐだな上に読みにくいかも
・スバルのキャラ崩壊(中二病患者的な意味で)
・はやてのキャラ崩壊(エロオヤジ的な意味で)
・エロ発言あり、しかしエロシーンはなし
・リインとザフィーラ空気
と、こんなところです。多すぎですね・・・。
少しでも楽しんでもらえるように書いたつもりですが、過度な期待はせずにお読みください。
このスレの↓から始まります。あ、支援お願いします。


『ほら、すばりゅ。はんぶんこしてあげる!』
『びええぇぇ~ん。あいすくりーむがおちちゃったぁ~』
『えへへ。ありがと。すばりゅ!』
『す、すばりゅのばかぁ!』
『あのね、わたしおおきくなったらすばりゅのおよめさんになるの!』
 子供らしい満面の笑みで、ときには泣き顔で。まるで本当にあったことかのようにティ
アはころころと表情を変えて――


36:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 18:24:30 9ScBNYvh
「ぷはぁっ!」
「ちょっ!ねながらはなじだすとかどうゆーこうぞうしてんのよ!」
――ぐりぐりぐり
 そういってティアが濡れタオルを鼻に押し付けてきた。
「いたい、痛いよ。ティア」
「うっさい。ばかすばりゅ」
 だ、だめだ。今度こそがまんしないと。これ以上はいくら私でも危険すぎる・・・
「はぁ、はぁ・・・あ、夢じゃなかったんだ」
 私の頭の横にみため4歳ぐらいのティアがちょこんと座っていた。
「そうよ。ざんねんながりゃね。」
「あたた、なんでかわいいじゃん」
 痛む背中をさすりながら座ってみるとティアは本当にちっちゃくなっていた。今のティ
アあいてに絵本の読み聞かせとかしたら絵になりそうだなぁ。
「あ、そうだ。たしか『泳げた○やきくん。~伝説のあんこを求めて~』っていう絵本がどこかに・・・」
「ねごとはねていえ、ばかすばりゅ」
「いた」
 絵本を取りに行こうとして腰を浮かせたらおでこをたたかれた。
「そもそも何でこんなことになったのかな?」
 私がそう聞いてみるとティアは腕を組んで首をひねる。
「それがわかんないのよ」
 ちょっと移動して机の方へ。
「きのうはにんむがあったでしょ?それでいつもよりちょっとはやめにねて」
 机の引出しをあけて中のものを取り出す。
「あさまでぐっすりだったんだけど」
 ティアの前にきて手の中のものを起動。
「だめだ、やっぱりわかんないわ」

――ピろろん、カシャ
「え?・・・なっ!」
「わ~い」
 私の手の中にはギンねえにもらったデジカメが握られている。液晶のなかには真剣な様子で首をかしげているティアナ・ランスターちゃん(4さい)。
「か、かしなさい」


37:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 18:25:32 9ScBNYvh
ティアがデジカメを奪おうと手を伸ばす。すかさずこっちもたちあがってティアの手のとどかないようにする。
「だめだよ。せっかく撮ったのに~」
「そういうもんだいじゃない!かえしなさいよ!ばかぁ~」
 ぴょんぴょんはねて取ろうとするけど全然足りてない。しまいには半ばあきらめてぽかぽかと私のお腹をグーでたたき始めた。
「よしよし。そう拗ねない。」
「ばかっ!」
「うっ」
 今のはちょっとはいった。

――リリリリリ

「あ、八神部隊長」
 突如部屋になり響いた呼び出し音と机の上に表示される”call”の文字。急いでデジカメは机の上に置いて電話に出る。
「こちらスターズ3。どうなさったんですか?」
『ああ、そんなかとうならんでええよ。緊急とかそんなんとちがうから。』
「はぁ」
『ティアはおるか?ああ、おったな』
 いつのまにかティアが隣に来ていた。たぶん部隊長からみたら机から頭上半分がやっと出てるように見えるだろう。
「あの、八神部隊長」
『わかっとるから、言わんでええよ。こっちもちょお困ったことになっとってな』
「「こまったこと?」」
『聞くか?』
八神部隊長はそこまで言ってコンソールを操作して集音度をあげた。
――わぁぁぁ!ざふぃーらこっちくんなぁ~
   なにをいう。我はいつもとかわらんぞ
   おめぇ、でかすぎんだ!あっちいけっ!
   ヴぃ、ヴぃーた。くちがすぎるぞ。ざふぃーらがかわいそうだろう。
   あしふるわせながらいってもせっとくりょくねえぞ!というかあたしをたてにすん
   なぁ!
   し、しつれいなことをいうな。たてにしてなどいない!
   あははは、ヴぃーたちゃんもしぐなむちゃんもかわいい~
   わ、わらうなしゃまる!
   そうだぞしゃまる!てーぶるのうえからおりてこいよ!ぐらーふふぁいぜんでやっつけてやる――


38:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 18:26:49 9ScBNYvh
「「ぷ」」
『いかんで、二人とも。一応、上官なんやから。おもしろいのは否定せぇへんけどな』
 八神部隊長は苦笑いだった。
『原因は調査中。指示があるまで自室で待機。ええか?』
「「はいっ!」」
『ん、ええ返事や。朝早ようからごめんな』
 そう言われて時計を見てみると5時を少しまわったあたり。そっか、それで部隊長のテンションが低いのか。
「いえ、大丈夫です」
『ほな、また後でな』
 それを最後に通信は切れた。
「なんか、たいへんなことになってりゅわね」
「そうだね」
「あーもーなんだってこんなことに~」
 ティアがため息をついて机に寄り掛かると、柔らかそうなほっぺたが机に押しつぶされる。
――ピろろん、カシャ
「にゃーあんたわ!」
――ピろろん、カシャ
「か、かしなさいよ!」
「えへへ」
――ピろろん、カシャ
 写真を撮るたびに怒るティアが可愛くてついついいじめてしまう。そんなこんなでデジカメのメモリが3分の1ぐらい埋まったころだった。
「うわぁっ!」「きゃっ!」
 突然地面が大きく揺れて慌てて私は机をつかんで踏みとどまる。
 揺れはすぐにおさまった。
「ティア、だいじょ、お・・・ぶ」
 さっきの揺れでティアは盛大にこけていた。後ろに。それで、ぶかぶかながらも朝起き
てからずっと着ていたパジャマは思いっきりはだけていて、起伏の全くない胸と、柔らかそうなおなか。それらを通り過ぎて、私の視線は一点に凝縮される。
「てぃ、てぃあ・・・?」
 あまりの衝撃に頭が真っ白になる。
「いたた、なんなのよ。もう」
 ティアは、気付いてない・・・
「(ごくっ)」
口がかわいて仕方がなかった。
「ん?・・・きゃぁ!」
ティアは何とか起き上がると私の視線に気づいて悲鳴を上げる。とっさにパジャマを押さえてしまった。ああ・・・

39:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 18:28:12 9ScBNYvh
「ティ、ティア・・・お願い・・・」
「ちょっと、すばりゅ。かお、こわいわよ?」
「お願い!ちょっとでいいからその(ピー)さわらし――へぶし!」
 私が最後まで言い終わらないうちにティアは床を蹴り、ベッドの手すりをとんで私の顔
を両足で思いっきり蹴り飛ばした。まるでスローモーションのようにティアのパジャマが
ひるがえり、そのさきにはちらちらとなにものにも守られていない無防備な――
「ふぶくちゃ!」
 背中を思いっきり床に打ちつけて視界が暗転する。しかもそのあとにティアが私のおなかの上に着地してきた。いくら4歳児といえどもきつい。
「ばかばかばか!すばりゅのばかぁっ!」
 着地したのが私のおなかの上だったので怪我ひとつないティアはパジャマのすそを押さ
えながら私の顔を思いっきり踏みつけてくる。反撃のすきを与えないその動きは、今まで
の訓練の成果が出ていると思う。とは言え私も戦闘機人。簡単には引けない。
「べ、別になめさせてとか言ってるわけじゃないんだよ。(ホントはなめてみたいけど)ちょっとなでてみたいだけで!(いやむしろじっくりと)」
「ほんねがねんわでもれてんのよ!」
 ティアの足のスピードが一段と速くなる。ああ、お花畑が・・・

――りりりりりり

「あ」
 さっきと同じ音にティアの動きが止まる。机の上にはさっきと同じ”call”の文字。
違うのはこちらが操作しなくても画面が切り替わり、”sound only”と表示される。
『いきなりごめんな。二人ともちょぉ私のオフィスにきてくれるか?』
「はい。なにかわかったんですか」
 耳まで真っ赤にしたティアがたずねる。そのすきに私はティアの下から脱出した。
『原因が判明してな。詳しくは後で話すから。とりあえず7時にオフィス集合や』
 落ちていたデジカメを拾い上げて電源を入れる。
「わかりました。それで、あの・・・」
『下着やろ?なのはちゃんたちがヴィヴィオの買い置きがあるっていっとってな。良ければリインが届けるけど』
「あ、いえ。すばりゅに――」
「あーーーー!」
「うっさい!すばりゅ!」
「だって、だって!」

40:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 18:29:13 9ScBNYvh
 再びつけられたデジカメにはデータが1枚も残っていなかった。
「どうしてぇー」
「わたしがけしたもの」
 勝ち誇ったかのように口のはしをあげて笑うティア。そんなティアも可愛かったけど、
ついつい涙があふれてきた。
「うわ~ん。私のティアが消えちゃった~」
「ちょ、なにえんぎでもな、ちがう!なにはずかしいこといってんのよ」
 そんなこと言われてもショックは大きくて涙は止まりません。
『あ~、とりあえずリインに頼んどくな』
「あ、はやてぶたいちょ、これはちが」
『ええて、ええて。どこも同じようなもんや。ほなな』
 そこでまた通信は途切れた。後に残るのは私の鼻をすする音と。困り顔のティア。
「なにもなくことないじゃない」
「うぇぇ。だってぇ」
「・・・」
「ひぐっ」
「まったく。いちまいだけなんだかりゃね」
 恥ずかしそうにそうこぼしたティアを見て私の胸に『ぱあぁぁ』と、温かいものがひろがっていく。
「ありがとう!ティア大好き!」
「ば、ばか!はなれなさい!」
 あくまでティアを倒さないように気をつけてティアに抱きつく。ティアは口では照れながらも今度は突き飛ばしたりしなかった。


機動六課部隊長オフィス。神妙なおももちで立っている八神部隊長の前に並んでいるの
は、私、ティア、ちっちゃいなのはさん、なのはさんを抱いたフェイトさん、いつもよりはちっちゃいヴィータ副隊長、ちっちゃいシグナム副隊長、シグナム副隊長にメロキュンのちっちゃいシャマルさん。
 ティアはずぅと私の六課制服のスカートのすそをつかんで離さない。本人は無意識みたいだけど、そこがまた可愛かったり。
「えー、結論から先に言います」
 八神部隊長は明らかに不機嫌な声で話しだした。
「今回の異変の原因は、昨日捕獲、一時保管していたレリックによるものと判明しました」
 みんなのなかに動揺が走った。
「どういうことかな。はやてちゃん」
 そう聞いたのはなのはさん。
「どうもな、レリックがどかーんばきゅーんばばばばーんづうぃーんでずばばばーんって
してもうて」
「「「なるほど~」」」
「で、この事態もおさまったので、一日もすれば勝手に元に戻ると思うんや」

41:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 18:30:22 9ScBNYvh
そこまで聞いてふと疑問に思ったことがあった。
「なんや?スバル」
 ちいさく『すばる!ばか』というヴィータ副隊長の声が聞こえた気がした。
「一日このままだと今日あった任務はどうなるんですか」
 八神部隊長は私の質問をきいてにっこりと笑った。
「ロリコンレリックには消滅してもらいました」
「はい?」
「人のもんにてぇ出したらきっちり罰はうけなあかん。シグナムとシャマル。それになの
はちゃんに手を出した罪は重いんやよ?」
「「「・・・」」」(ティアとヴィータ副隊長は!?)
たぶんこのまま話を続けると何か大切なものをなくしてしまう気がしてそれ以上つっこんで聞かないことにしました。そしたらきっとまたさっきみたいな地震が起きる。
「と、いうことで。今日は臨時休日です。他のメンバーにはもう伝えてあるから、なかな
か取れない休日をたのしんでな☆」
 『たのしんでな☆』なんて言われても、ティアがこれじゃぁ遊びには行けない。
「はやてー。そんなこといってもこんなじょうきょうじゃなー」
 ヴィータ副隊長が八神部隊長を見上げて言うと、八神部隊長はしゃがみ込んでヴィータ副隊長のあたまをなでながら今度は柔らかな微笑みで返す。
「何いっとるんやヴィータ。やることはいっぱいあるで。まずはヴィータの服からや」
「え?」
「そやなぁ。いつもは小悪魔的やからなぁ。これを機にフリフリにチャレンジしてみーへんか?」
「ええー」
 混乱するヴィータ副隊長。
「ありゅじはやて。とつぜんですね」
「なにいっとるんや。シグナムもやで」
「え、ええ!?」
「にゃはは。なんだ、はやてちゃんもたのしんでるじゃない」
「それとこれとは別問題や。でも、そうやな。フェイトちゃんが協力してくれたらもっと楽しめるんやけど(わきわき)」
 八神部隊長がそういって手をフェイトさんの胸へ近づけた時だった。今まで笑ってたな
のはさんの顔がかげって、ぼそりとあの言葉をつぶやいた。
「はやてちゃん・・・少し、頭冷やそうか?」
 確かに時間が一瞬凍りついた。加えてティアが小さく悲鳴をあげて私の足にしがみつく。
「じょ、冗談やて、なのはちゃん」
「にゃはは。だよね~」
 『あははは』といった感じで笑いあう隊長クラスのみなさん。ティアはその間も震えていた。


42:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 18:32:00 9ScBNYvh
「それじゃぁ、みな解散や!」
 八神部隊長の鶴の一声で解散となった。
八神部隊長は来た時とは対照的にスキップするいきおいでヴォルケンリッターのみなさ
んをひきつれてオフィスの奥へ。ちなみにシグナム副隊長はシャマルさんに引きずられな
がら『てしゅたろっしゃ~』とさけんでいた。
「それじゃぁすばる、てぃあ。またあしたね」
「(びくぅ)」
「また明日」
「ああ、はい。また明日」
 そこまで言って疑問に思う。『また明日』?まだお昼にもなってないのに。
 そう思ってたら廊下から声が聞こえてきた。

『なんでまた明日なの?なのは』
『それはね。さっきふぇいとちゃんへのおしおきがけっていしたからだよ』
『ええっ!?なんで!』
『てしゅたろっしゃ(ボソ)』
『あ、あれはっ!別にかわいいとか思ってないよ!ホントだよ!?』
『きょうはヴぃヴぃおもいっしょかな~』
『あのね。なのはの方が可愛いから。ね?』
『”ほうが”?』
『あっ!』
うわぁい。

「ぐすっ」
「へ?」
 思いもよらない音が足元から聞こえてびっくりした。見てみるとティアが涙を目いっぱい溜めている。
「ど、どどどどうしたのティア!!」
 慌ててしゃがみこんでティアの頭をなでてみる。
「べ、つに―ひぐっ―ないてなんか―ひっ―ないわよぉ」
 そう言いながらティアは泣き出してしまった。
「うわぁぁぁん」
「あ~、いいこいいこ」
 おどおどしつつもティアをぎゅっと胸に引き寄せる。
「ば、ばかに、し、しないで――」
「してない、してない」
そうしたらもぞもぞとあばれだしたから、ゆっくりと頭をなでると素直に抱かれてくれ
た。二つに束ねた髪がふるふると震える様はおびえたウサギみたいで、不謹慎にも可愛い
なんて思ってしまう。

43:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 18:32:38 9ScBNYvh
しばらくしてティアは泣きやんだけどそのまま眠ってしまった。
 部屋に帰って二段ベッドの下の段にくたっと力の抜けたティアを横たえる。
 規則正しい寝息を立てながら無防備に眠るティアを見てとあることを思いついた。
「んん~、すばりゅ・・・」
 とりあえず嬉しすぎるねごとをいうティアを写真におさめながら、ティアが目を覚ますまで私の中では理性と欲望が格闘を繰り広げていた。

 私が目を覚ました時、スバルはちゃんとそばにいてくれた。
「おはよう。ティア。お腹すかない?」
「・・・すいた」
「だよね!私もお腹すいちゃったぁ~。食堂いこ!食堂!」
 笑って私をベッドからおろしてくれる。時計をちらっと見るともうお昼の部が始まっている時間だった。
「ごめん。あさごはん・・・」
「いいって~」
制服を着替えて私服になっているスバルのズボンを軽く引っ張るといつもの調子で笑ってくれてほっとした。
ほっとしたのもつかの間、トイレに行きたくなってきた。
「トイレ?」
 何も言わなくても動揺が伝わったのかスバルが聞いてきたので素直にうなずく。
「いいよ。いってきて」
「え?」
 朝からのスバルのことを考えると『ついてってあげるよ!』とかゆる~い顔で言って、
ひと悶着あると思ったのに、意外だった。
「いかないの?」
「い、いくわよ」
 自分の自意識過剰具合に照れつつもトイレに向かう。そうよね。いくらスバルでもそのくらいの常識はあるわ。
 正直、今の私に大人用のトイレを使うのは大変だった。それでも何とか用をたして戻ってきたとき、スバルが窓をがらりと開けて部屋に戻ってきた。
「は?まど?」
「はぁ、はぁ、ティア~おまたせ~」
「な、なにがよ。ていうかなんでまどから・・・」
 私の問いにスバルの目がギラリと光る。
「んっふふー。ちょっと街までいってきた」
「はぁ!?まちまでって・・・いったいどんだけはなれてるとおもってるのよ!」
 少なくても五分や十分で帰ってこれる距離じゃない。
「ウィングロードつかってマッハキャリバーでフルスロットル☆」
 親指を立て、額に汗を光らせて誇らしげに笑うスバル。こっちはあきれてものも言えない。
「えへへ。ティアにいいもの買ってきたんだ~」
幸せそうな顔でスバルが袋から取り出したのは白いもふもふした塊。
「ジャジャ~ン!」
 嬉しそうに広げたのはウサギの着ぐるみだった。
「ま、まさか」
 一瞬私がそれを着ているところを想像して首を振る。冗談じゃない!
「き、きないわよ!そんなの」
「ええ~。せっかく服のないティアのために買ってきたのに~」
「うっ」

44:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 18:33:16 9ScBNYvh
た、確かに今私は朝着てたパジャマのままで・・・でもそれは仕方ないじゃない非常事態だもの。
「だからってそんなものだれが――」
「来てくれないの?」
 あごに両手をあてて懇願される。
「っ――」
「お腹すいてるのをこらえて買ってきたんだけどな・・・」
 しまいにはしゅん、とした感じに着ぐるみをいじり始めた。
「そっか~きてくれないのか~残念だったね。マッハキャリバー」
(そうですね)
 ウサギの耳をぱたぱたと交互に動かしながらスバルはため息をついた。
「き、きればいいんでしょ!きれば!」
 私がそう言ってウサギをひったくるとスバルはさっきの落ち込んだ様子とは一転、目をキラキラと輝かせた。
「やったぁ~!ねっ、ねっ!早く着てみせてよー」
「まったく。これじゃどっちがこどもになったのかわかりゃないじゃない」
 パジャマを脱いでウサギの着ぐるみに袖を通す。
(あ、けっこうきごこちいい)
「わー!やっぱり、似合ってるよティア!かわいい~」
 腕を振り回しながら騒ぐスバル。今ならこいつの頭の上に一輪の花が咲いているのが見える気がする・・・
「ほらほら、フードもかぶって――くはー!ティアかわいいよティア。ほら、そんなぶすっとしてないで笑って!」
 スバルのテンションはとどまるところをしらずに高くなっていく。ここまで手放しに喜ばれると少しでも着てよかったと思えるから不思議だ。
 とはいえそろそろ空腹が限界に近付いている。スバルを止めるにはどうしたらいいだろう。
「ねぇ、おなかすいたよ。すばりゅ」
「どうしよ!かわいすぎる!お持ち帰りしたい!」
 話しかけても全然きいちゃいない。まずはこっちの世界に連れて帰るのが先決のようだ。
 深呼吸をして息を整えてから、スバルの片手に抱きついてひっぱる。
「ねぇ、すばりゅおねぇちゃん。おなかすいたからおひるたべにいこー」
 強く引っ張ると2,3歩あるいてぴたりと止まる。
「どうしたの?すばりゅ?」
「お、おおおお姉ちゃんって!ティアにお姉ちゃんって言われちゃったー!」
 次に続くスバルの反応で私は選択を誤ったことをさとった。

しばらくして私はやっと落ち着きを取り戻し、私たちは食堂へ向かった。
好き嫌いのないはずのティアはなぜかピーマンを残してしまった。偶然食堂で一緒にな
ったヴィータ副隊長は、『ろりこんれりっくだからな。なんかちっちゃいところでこどもっ
ぽくなってるみたいだ』と口の周りに着いたオムライスのケチャップを顔がとろけた八神
部隊長にふかれながらいっていた。
 ティアの残したピーマンを食べながら機動六課の心配をしていると『あんたがいえるこ
とじゃないでしょ』なんてティアに軽く睨まれた。ちょっと不機嫌だ。あれかな、ピーマ
ンを食べるかわりに『すばりゅおねーちゃん、ぴーまんたべて?』って言わせたのがわる
かったのかな?まぁでも、かわいかったから、いいよね。
 ご飯を食べた後はとくにすることもなかったし、ティアもいろんなものが大きく見える
ようで、廊下を曲がるたびに私の足にくっついてくるのでちょっと危ない(私が)と思っ
て部屋でカードゲームでもして遊ぶことになった。ちっちゃいティアは悪いカードが出た
り、いいカードが出たりするたびに表情をかえてすごくわかりやすかったので連勝してい
たら『なんであんたばっかりかつのよ!ずりゅしてないでしょうね!』といって、腰にて
をあて指を顔に突きつけてきた。(白ウサギの着ぐるみで)
 楽しい時間はあっという間に過ぎていき、夕飯を食べ、シャワーを浴びて部屋に戻ってきたときにはティアは眠たそうにしていた。


45:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 18:34:53 9ScBNYvh
「疲れた?もう寝る?」
 私の質問にティアは首を横に振ってこたえる。
「かみ・・・」
「あ、そっか。髪梳かないとだね。」
 ティアの髪は私と違って長い。寝る前にちゃんと乾かして梳かないと朝起きたとき大変なことになる。
「おいで。ティア」
 櫛をもってソファーに腰かけるとティアが目をこすりながら私の足の間にちょこん、と座る。髪を梳き始めると大きな欠伸をひとつした。
「今日は楽しかったね」
「さいなんだったわよ」
「そうかなぁ~私は妹ができたみたいでたのしかったな~」
「――も」
「え?なんか言った?」
「な、なんでもないわよ」
 よく聞こえなかったから問い返したらティアは真っ赤になって黙ってしまった。
「『わたしも』って聞こえた気がしたんだけど」
「き、きこえてたの?」
 そう言って少し振り向いたティアの顔が、正解だと言っているようなものだった。
「なんとなくだったけどね。ほら、前向いて?」
「あ、うん」
 ティアが前に向き直るのを待ってから再開する。
「ああ~、今日みたいな日が続けばいいのにね~」
 ゆっくりと、できるだけ長くかかるようにティアの長い髪を梳く。
「なにあたまわいたこといってんのよ。くんれんがあるでしょ。くんれんが」
「そうだけど~」
「それに・・・このままじゃあんたのとなりをあるけないじゃない」
 それはさっきと同じぐらい小さな声だったけどなぜかはっきりと聞こえた。
「へ?」
「・・・なにまぬけなこえだしてんのよ」
「う、ううん。なんでもない!私もティアと肩を並べて歩きたいな!」
「っ――またはずかしいことをどうどうと」
「えへへー」
 さすがの私もちょっと恥ずかしかったので静かに手を動かす。
「よし。終わったよ、ティア」
「・・・」
「ティア?」
 返事がないので顔をのぞいてみるとティアは寝てしまったみたいだった。
「ふふ」
 その寝顔を見ていると自然に笑みがこぼれてしまう。
 とりあえず櫛をソファーに置いて、ティアを起こさないように気をつけてベッドに運ぶと、おろそうとしたときにティアが私のパジャマをつかんでいることに気づく。
「んん~、すばりゅぅ」
昼間の時と同じ寝言をつぶやきながら気持ちよさそうに眠っている。とはいってもこのままだと電気も消せない。
「ティア。ちょっと一回手、はなそっか」
 そういって頭をなぜるとすんなりとはなしてくれる。
「ありがと」
 もう一度頭をなでてから電気を消して梯子を登ろうとすると、ティアが寝返りをうちながら寝言をいう。
「すばりゅ、いっしょ・・・」
「・・・」
「ふたり、で・・・」


46:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 18:35:44 9ScBNYvh
じっと動きを止めているとそこからは規則正しい寝息が聞こえてきた。
「まったく。ティアはホントに甘えんぼさんだなぁ」
 そう言ってティアと一緒の布団に入るとティアを引き寄せて頭をゆっくりとなでる。
「明日からも一緒に訓練頑張ろうね。ティア」
 たぶんなんだかんだ言って私も疲れていたんだろう。そのままぐっすりと眠ってしまった。

「な、ななななによこれぇ~!」
 あの恥ずかしい出来事から数日後、寮の自室。私の手にはスバルから没収した数枚の写真が握られている。
「てぃあな・らんすたーちゃん(4さい)?」
 私の前に正座をしたスバルは体の前で指を合わせながらつぶやいた。
「こんっの!」
――ごすっ
「あいたぁっ!」
 その写真は小さい私の寝顔だったり、白ウサギの着ぐるみを着ているところだったり、と恥ずかしいことこの上ない写真ばかりだった。
「どうせほかにもあるんでしょ!全部出しなさい!」
「え~、もったいないよ~」
「いいから!(ギロッ)」
「うぅ、でもデータはもうギンねえに転送しちゃったから処分しても意味ないよ~」
「はぁ!?なんてことすんのよ!この軽犯罪者!」
「大丈夫だよ~。ギンねえには見えないようにプロテクトかかってるから。ティアは私だけのものだもん」
「そ・う・い・う問題じゃないのよー!」
「あああぁぁぁでもかわいいよおおおぉぉぉ」
 スバルの胸ぐらをつかんで前後に勢いよく揺らす。
「はぁ、はぁ・・・決めたわ・・・」
「へ?」
「私も、私もあんたのかわいいところを独り占めする」
「ティア?」
 スバルの肩をおさえてそのままスバルに馬乗りになる。
「あんたばっかり、ずるいもの・・・」
 スバルの目が不安に揺れる。それをみると普段はめったに感じない、情欲というやつが私の中を駆け巡る。
「覚悟しなさい」
「あ、あのティア?もうしないから、許して?」
 スバルは今にも泣きそうになりながら懇願してくるけど、もう遅い。
「だめよ。許してほしかったら――鳴きなさい」
「え!?てぃ、あ?待って心の、あ、あああ――」


終わり


47:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 18:35:48 11+vSnIp
支援

48:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 18:38:50 9ScBNYvh
>>47
ごめんなさい。支援要らなかったみたいですね……。でもありがとうございます!

ちょっと、ここまで長いものをかいたのほぼ初めてなんですけど、楽しんでいただけたらなぁと思います

49:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 21:05:05 11+vSnIp
これは良いロリ分をありがとうGJ!
ふぇいとママにおしおきするなのはたんとヴぃヴぃおたんの外伝もキボン!

50:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 21:19:04 EjAQFfps
素晴らしきロリワールドGJ!

51:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 22:36:52 zxXWqolX
GJを言わざるを得ない

52:bgh ◆Ci6xlM7EGI
09/03/05 23:17:02 x2hXXxBs
24-311氏がUpしてくださった15スレ残りまとめを、百合スレまとめWikiに格納終了につきおしらせ。

タグについては作者が分かるときだけタグに入れてみました。
原文の行頭に>>ってあると、なんかblockquoteみたいな変な表示に自動的になるようですがこれはどうすれば…

これからSS、小ネタ投下する方は、スレまとめサイトに入れやすくするために、
タイトル(あったら)、エロ有り無しと、カップリングを冒頭に表記したらよいと思います。

改めて24-311氏乙。
中の人はフロントページUpdateお願いします。


53:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 17:14:09 g5EUzcJi
>>48
都築キター!!これでやっと言える…GJ!

だがスバルのかわいいところを独り占めするティアナの話も読みたいんだぜ…

54:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 17:26:54 Gy0caOVO
4期はなのはさん25歳でコミック連載だってさ。
URLリンク(imepita.jp)
まあなのフェイなら何でもいいんだけど。

55:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 18:39:36 uXjz2A0m
何か『Force』と『Vivid』ってタイトルで別々に連載するらしいね。

しかし”魔法戦記”って凄いなw。
どうせなら”新婚婦妻”とか”おしどり夫婦”にして、なのフェイとスバティアの結婚を(ry

56:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 18:42:23 Gy0caOVO
メガマガは結構百合押しだったからよかったけど、角川はどうなるやら。
どうせ話考えるのは都築さんだからあんまり関係ないが、作画の人たちは百合的にはどうなの?

57:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 20:13:25 RcBkcHMB
四期は中高生時代をやるもんだとばかり思ってたが、これは予想の斜め上だわ
しかし「魔法戦記」というフレーズに「新機動戦記」を思い出さずにはいられないなw

…流石にもうなのはさんはフェイトさんと結婚してるよな……?

58:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 20:18:26 Gy0caOVO
作画の人たち少し調べてみたけど、意外と良さそうだな百合的に考えて。
少なくともForceのほうの人は。いや結局話考えるのは都築さんだけどさ。

59:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 20:30:06 hbaWviZw
3期の話が出て、ずっと不安だった……3期が始まって、奴の名前が出るんじゃないかと怯え続けた……
SSXが出て奴となのはさんはどうなるんだと2DISC怯え続けた……俺はまた同じ苦しみを味わうのか……orz

60:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 20:32:08 xWozVYeU
大丈夫!都築さんを信じよう!やつはもうとっくに終わってる。
きっとなのはさんとフェイトさんのラブラブ話ばっかりになるはず

61:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 20:38:34 hbaWviZw
都築は信じられないよ……

62:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 20:54:33 KMmFUNHp
>>54
見れない…orz

63:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 20:56:33 xWozVYeU
じゃあ点
URLリンク(dec.2chan.net:81)

64:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 20:57:20 MsqwPdIg
>>62
URLリンク(ranobe.com)

65:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 20:58:01 RcBkcHMB
なのフェイやスバティアの結婚などと高望みは致しません
とにかく男と恋愛イベントも無くくっつかなければそれでいいです、今まで通り妄想します
だけど、どうか希望だけは奪わないでください
公式に望むのはそれだけですマジで

これでなのはが淫獣とくっつこうものなら俺は矢車さんになる

66:48
09/03/06 21:51:58 yQPEOW9b
コメントありがとうございます!内心受け入れてもらえるかドキドキでした。
ティアスバの続きはたぶん無理ですが、ちょうしにのってなのはさんとフェイトさんの外伝は考えてしまいました。
4期うんぬんの話が落ち着いてきたら投下させていただこうとおもいます。

作画とかは全然分かんないけど、とりあえずなのはとフェイト、スバルとティア、はやてとヴォルケンリッター
はずっと一緒にいてほしい!!

67:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 21:55:56 KMmFUNHp
>>63>>64
サンクス!
魔法戦記って何かすごいタイトルだなw

68:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 21:56:14 ZlSrKH+L
魔法戦記www
もうなのはが宇宙戦艦レイジングハートに乗って暴れまくる姿しか思い浮かばねえww

69:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 21:59:21 Jp57iXfu
別にユーノとくっついてもいいだろ
その時は、フェイトそん闇モードになって暗躍
→なのフェイ結婚と妄想すればいいだけのこと

>>66
期待

70:sage
09/03/06 22:08:12 EmYohMGn
魔法戦記を魔弾戦記に見えて、なのはさん達が町内バトルを繰り広げるのかと思ってしまった

71:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 22:08:48 ucPPA8Wi
>>68
1話:ヴィヴィオが見た流星
2話:死神と呼ばれた執務官
3話:ナンバーズ5機確認


とか想像した自分はガンダムW世代。

72:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 22:10:04 yQPEOW9b
>>68についついふいてしまったw

73:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 22:17:08 Gy0caOVO
>>71
レイハさんの扱いがひどいことになりそうだw自爆させられたりとか

74:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 22:21:00 /nvCAAMN
いつから開始とか書いてあるの?
情報ソースはどこからですか?

75:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 22:27:00 Gy0caOVO
ソースは今月のニュータイプ?画像はこのスレの上の方に貼ってある。
4期であるForceは4月30日発売の「娘TYPE」って雑誌(角川版メガミマガジンみたいなもの)で開始。
5月発売のコンプエースでもリリカルなのはVividってのをやるらしい。

76:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 22:33:43 /nvCAAMN
>>75
情報㌧クス。

魔法戦記というフレーズを聞いて「魔法少女、諦めました」というキャッチコピーが頭に流れて困るwww

77:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 22:47:43 sAvOJZp1
>魔法少女、諦めました

まだだ! 諦めるな先輩!!

と言いたいとこだが、
さすがにそのトシじゃきっぱり諦めなきゃいかんだろ人として……。
……まあ、魔法人妻なのはさんとか魔法熟女シャマルさんでいいじゃない。
旦那さんたちもといフェイトそんとシグ姐さんが泣くかもしれんが。

78:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 22:53:12 RUIrToR7
クロノが消えたみたいに、ユーノも適当な脇キャラと結婚しててくれんかな
それなら25歳だろうが30歳だろうが構わん

79:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 22:53:14 yQPEOW9b
そして魔法少女の称号はヴィヴィオとヴィータにひきつがれるのですね

80:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 23:17:28 hKN2CaVj
25歳ならフェイトそんは、提督になってそうな気がするんですが
そして、その船になのはさんとヴィヴィオが乗りこんで愛の巣が築かれる。
四期はそんな気がするのは気のせい?


81:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 23:21:10 9quaSc4l
なのフェイくっつくの希望だけど、いまのままでもいいよ
しかし戦記って…戦争物にでもするつもりかw?

82:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 23:47:15 JwkJl8WF
StS後に出たCDや出版物がほぼ全て百合回避だったから
4期とか嫌な予感しかしないわ

>>52
乙です

83:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 23:58:54 jV2OviCp
実際どちらか片方でも結婚とかしてたら、なのフェイ支持派は一気になのはジャンルから手を引きそうだなぁ……。

……自分がそうだから。

84:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 00:07:09 gCTCua33
俺もそうなったら完全撤退だわ。アンチにはならない自信はあるけどDVD売らない自信はない

85:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 00:11:37 JZRAZ33z
もしなのはフェイが男と結婚やらしてたら自分も引くかも…はやてちゃんも同じ
三期と同じ関係が一番いいんだけどね、百合要素消えたら、なのははいま以上の思い入れなくなる


86:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 00:12:16 Ur1s+58L
なのはさんが25歳ならヴィヴィオは12歳か
親子二代でSLBぶっ放してる姿を想像した

87:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 00:15:46 /vlIGO9h
とりあえずティアナは出るよな?
SSXで本当の必殺技が云々ってほのめかしてるし
しかし肝心のスバルの出番があるのかなぁ…

StSではゲンヤに娘を任せたと言われる状態で
SSXではギン姉曰く「半分家族みたいなもの」で他の姉妹との仲も良好
ルネッサも羨ましいと言うくらいの家族っぷりと
スバルの用意した同棲フラグと以心伝心コンビネーションで
次があったらもう普通に結婚してても違和感ねーよw
な仲のスバルが出ないとかありえないとは思うが…

88:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 00:19:51 iW0/EVPK
離れるとかどうとか・・・所詮この作品を百合やるための道具としてしか見てないわけだ

89:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 00:31:43 wRucrapj
みんな安心しろ。
『青い花』や『ささめきこと』や『かなめも』がアニメ化される時代なんだぜ?
この流れならなのフェイやスバティアもきっと大丈夫だ

90:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 01:20:02 AFKCT3hZ
なのフェイは大丈夫だろ、百合抜きで誰かとくっつけるのは商売上美味しくない。

はやては……どうなんだろ?StSでは微妙に冷遇されてたからなぁ。



91:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 01:28:44 Kn6AOP+M
そういう言い方はないんじゃない?
このスレは百合スレなんだし、かつて百合二大巨塔と言われたなのフェイと八神家、その他たくさんの百合要素からなのはに入った人は多分大勢いるぞ?
そういう人達にとって百合が消えるってことは「なのは」という作品への愛を築いていた土台が消えるってことと同義だと思うんだ
作品に対する愛着が無くなってしまう人が出てくるのも仕方が無いよ

92:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 01:30:22 Kn6AOP+M
あ、上は>>88にね

93:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 01:37:04 PuEIwhWK
>>88は荒らしじゃないの?
sageてないし

94:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 01:39:08 5xUTuP6N
>>90
都築以下、漫画スタッフが売り上げ落としてでも男くっつけるとは思えんし。

95:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 01:41:12 W4FkSKmV
25歳のテスタロッサがお姉様役でフェイシグss希望。

96:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 01:44:21 Kn6AOP+M
荒らしに釣られてしまったか…

97:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 01:52:58 fz8TSRPb
フェイトさんに男運ゼロなのか拒否してるのかはわからないが全く男フラグがないからなぁ、百合のままなんだろうなぁ
ユーノにはかわいそうですが・・・てかあいつ出るかどうかすら心配だ、まあヴィヴィオがいるから出るのかな
てかフェイトさんは完全に脇役でなのはさんと絡んでくれないんじゃないかと不安
タイトルがなのはだし多分大丈夫だと思うけど

98:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 02:09:34 kJHnriFg

そうかなぁ、私的にはフェイトさんは誰からも支えてもらってる分、
誰とひっついても不思議では無いような気が、最多フラグ保持者って感じで

むしろ、フェイトさん以外に支えてくれる人が皆無、敢えて言えばヴィヴィオの
「寄ってきたヴィータの頭を撫でて追い返す」なのはさんの方がフラグ無い気がする

なのユー? ぶっちゃけ、ヴァイスあたりにうっかり食われる方がよほど説得力あるよ

まあ、なのフェイにこした事は無いのですが、いろいろと不安が先立ちますね

ところで、こんな慌しい空気中ですが、酷いSSを投下してもよろしいでしょうか?

駄目なら明日以降にまわします


99:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 02:33:05 kJHnriFg
それではまたそのうちー

100:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 02:34:50 1OCyWCKV
駄目ってこたないさ
まだ起きてるなら早く上げてくださいよ

101:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 03:53:02 nolO7iMr
不安過ぎて眠れないw
とんでもなく甘いなのフェイが欲しいです

102:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 08:32:28 DQQRcDbj
まあ、本スレで言うのは論外としても、ここで文句言う分にはいいと思うがなw


103:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 09:24:01 D9Jsk8z7
>>102
確かに。
ここに来てる人は少なからずリリカルなのはで百合を楽しんでるひとですからね

104:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 09:54:45 wRucrapj
「・・・なのは」
「なに?」
「手、繋いでもいい?」
「うん。いいよ」
控えめに握られた手は小さくて、少し冷たくて――
「・・・なのは」
「うん?」
「ぎゅってして?」
「うん。わかった」
抱き寄せた身体はすぐに壊れそうなくらいに細くて――
「・・・ねぇ、なのは」
「今度はなに?」
「・・・キスして?」
「うん。じゃあ、目閉じて・・・んっ」
柔らかい唇は少し震えていて――
「んっ・・・ありがと、なのは」
「ふふっ、どういたしまして♪」
照れた笑顔は何故か不安そうで――
「なのは・・・」
「なぁに? フェイトちゃん」
「ずっと、私の傍にいてね? どこにも行かないでね?」
小さな瞳が寂しそうに濡れていて――
その眼差しに何だか胸が凄く痛くなって――
「・・・うん♪ 私はいつでもフェイトちゃんの傍にいるからね」
離さないよ・・・離すもんか。
全力で彼女を抱き締めながら、私は心の中でそう強く誓った。


甘々なのって難しいよ・・・。

105:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 11:19:06 D9Jsk8z7
そろそろなのフェイ投下してもいいでしょうか。
とある六課の朝(仮)のなのフェイサイドです。ちょっと長いです。
注意事項は、
・なのフェイ、ヴィヴィオ&なのは→フェイト
・エロ(エロシーンあり、というかほぼ全部それ)
・無機質の使用(隠し味)
・表現力のとぼしさ
・糖分摂取過多(個人差があります)
以上でしょうか。
ちょっと今回、書くにあたって自分の語彙の少なさを痛感しました。
描写のへたさは少し多めにみていただけるとうれしいです。

106:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 11:36:16 A694QZXK
どうぞどうぞ

107:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 11:36:56 PvNYnlse
カマン!

108:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 11:43:18 enAeXiMe
は、早くこい・・・!正座で待ってるから!

109:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 11:45:49 D9Jsk8z7
じゃあいきます。あ、フェイトさんが超へたれなのでそれも注意です。
このスレの↓から始まります。

私たちの部屋の前までやってきた。
「フェイトちゃん。ちょっとおろして?」
「あ、うん」
 しゃがんでなのはを下ろすと私が立ち上がる前になのはが耳元に口を寄せてきて、
「お仕置き、覚悟しててね。フェイトちゃん」
 と、言った。
 なのはは肩に添えた手を離す途中で、私の耳にさりげなく触れていく。
その時は、恐ろしいことが待っているはずなのに熱くなる体にただただ首をかしげるだけだった。

「なのはママ、フェイトママ、おかえりなさい~」
 私たちが部屋に戻るとさっそくヴィヴィオがかけつけてきてなのはに抱きついた。
「えへへ~なのはママヴィヴィオと同じくらい~」
「ただいまヴィヴィオ。いい子にしてた?」
「うん!」
「よしよし。じゃぁ今日はなのはママと、フェイトママと一緒に遊ぼうか」
 こちらをちらりと見ながら笑うなのは。おかげで私の動悸は一段と激しくなっていく。
「うん!あ、でも」
「どうしたの?」
「なのはママと、フェイトママのお仕事は?」
「今日は特別にお休みになったの。だから今日はヴィヴィオとずぅ~といられるんだよ」
「ほんと!?」
「うん。ホントだよ。とりあえずお部屋に行こうか」
「うん。やったぁ~」
 なのはは嬉しそうに部屋に戻っていくヴィヴィオにそのままついていってしまう。あ、あれ?
「な、なのは?」
「ん?なあに、フェイトちゃん」
「あの、その・・・」
 まさか『お仕置きは?』なんて聞けるはずもなく、何も言えなくなってしまう。
「はやくいこう?ヴィヴィオが待ってる」
「う、うん」
 ヴィヴィオに呼ばれて行ってしまうなのはのあとを私は素直についていくしかなかった。

「なのはママ。今日のご飯はびーふしちゅーです」
 そう言ってヴィヴィオが差し出したのはいろんな形の積木が入ったプラスチック製のお皿。
「ありがとう。ヴぃヴぃおママ。いただきます」
「はい。めしあがれー」
 なのははスプーンを握ると食べるまねをする。
 朝ごはんを食べたあと、ヴィヴィオが選んだ遊びはおままごと。ヴィヴィオがママで、なのはもママ。
「おいしいですか?なのはママ」
「うん。ヴぃヴぃおママのつくるりょうりはせかいいちおいしいね」
「えへへ。どういたしまして。なのはママ」
 あ、今なのはの言ったセリフってこの間私にいってくれた奴だよ!?
「な、なのは!?」
「めっ!だよ。フェイトちゃん」
 問いただそうとすると指を一本立てて顔のまえで振られる。
「いまフェイトちゃんは我が家の愛犬なんだから。話す時は『わん』。わかった?」
「わ、わん」
「よくできました。ごほうびにフェイトママにはこれをあげます」
仕方なくそう答えるとヴィヴィオが私の頭を撫でて円柱形の積木を横にして私の目の前に置く。


110:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 11:47:50 D9Jsk8z7
「めしあがれ」
 にっこりと笑うヴィヴィオはすごくうれしそうだった。
「わ、わん」
 私は可愛い娘のために嬉しそうなふりをして積木――たぶん骨のつもりなんだろう――を食べるまねをする。・・・もしかしてこれがなのはの言う『お仕置き』なのかな。
(やっぱり誰にでもしっぽを振るフェイトちゃんは犬がお似合いだよね)
(な、なのは!?)
 そうしたらいきなりなのはから念話がおくられてきた。すぐに返したけれど全然こたえてくれない。私は胸の奥がきゅぅと締め付けられて体温が上がるのを感じた。
 そのあとも、二人のママと、一匹の犬のふしぎなおままごとは続き、ヴィヴィオが私に犬として接するたびになのはは私に一方的に念話で話しかけてきた。
そのたびに私の体温は上がっていき、最後にはヴィヴィオに犬扱いされて、そのあとになのはと目が合うだけで体の奥が熱く、疼くような感覚に襲われてしまうようになった。

「なのはママ~。お腹すいた~」
 それまでずっとつたない敬語だったヴィヴィオがいきなり素に戻って自分のお腹をさする。
「ん~そろそろお昼だね~でも、なのはママはこんなだし。フェイトママは犬だし。ピザでもとろうかw」
「わ~い。ピザ~」
 子供というのはいくらお母さんの料理がおいしくても時々食べるジャンクフードをいやがったりはしない。ヴィヴィオだってそうだ。まぁうちの場合は本当に時々だけど。
「どれにしようか」
 なのはとヴィヴィオがメニューを開きながら相談を始める。私はつながれている(設定)からここから動けない。
「う~んとね。ヴィヴィオね。これと、これと、これとこれがいい!」
「ん~ヴィヴィオはそんなに食べられるの?」
「たべられるよ!」
「そっか。でもなのはママはちょっと無理かなぁ~」
「そっかぁ~。ん~じゃぁどーしようかなー」
「こっちは?こっちなら四種類たべられるよ?」
「あ、ホントだぁ。なのはママは?なのはママはなにたべたい?」
「ん~どうしようかな~」
(ねぇねぇ、なのは!)
(なにかな?フェイトちゃん)
(私はピザフットのスペシャルパイナップルのせが食べたい!)
(・・・フェイトちゃんは犬でしょ?お犬さんはだまっててなの)
(きゅうぅん)
 はううぅ。またなんかあつくなるよぅ。
 私が動けないでいる間に二人は注文を済ませてしまったようで、しばらくしてからずっとなでてくれなかったなのはが私の頭をなでてくれた。
「あ、なのは?」
「『わん』でしょ。フェイトちゃん」
「わん」
「うん、うん。いいこいいこ」
「いいこいいこ~」
 ヴィヴィオも私のことを撫でてくれる。うわあぁ。私今すごく幸せだよ。
「それじゃぁヴィヴィオ。ピザが来るまでフェイトママの『毛づくろい』してあげよっか」
「けづくろい?」
「うん。ザフィールが時々体をなめてるでしょ?あれが毛づくろい」
「なるほどー」
 なのはの説明にヴィヴィオが感心したようにうなずく。

111:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 11:48:46 D9Jsk8z7
(なのは?私に毛はないよ?)
 確かに髪の毛ならあるけど・・・それをやるのはちょっと違う気がする。
(何言ってるの?ちゃんとあるよ?)
(へ?どこに・・・)
(パンツを脱いで足を開いて?)
(うん。わか――て、ええー!)
(嫌なの?私にはフェイトちゃんの可愛いところ見せてくれないんだ・・・)
(いやいやいや!だってヴィヴィオがみてるし!だめだよ!)
(大丈夫。ヴィヴィオはこんなことまだわかんないよ)
「なのはママ。フェイトママ。どうしたの?」
 黙って見つめあうことに疑問を持ったのかヴィヴィオが私となのはを横からみつめてきた。
「あのね。フェイトママ恥ずかしいんだって」
 なのはがそういうとヴィヴィオは怒ったように頬を膨らませる。
「だめですよぉ、フェイトママ。お犬さんは飼い主さんの言うことをちゃんと聞かなくちゃ」
「そうだよフェイトママ。さぁ、ぬぎぬぎしましょうね~」
 そう言ってなのはは私が抵抗する前にスカートと下着を取ってしまう。
「ああっ!」
 慌てて足を閉じようとするも、なのはに太ももの裏を下から上に指先でなぞられてくすぐったさについ足が開いてしまった。
 私のそこはもうしっとりと濡れていて、だけどなのはだけじゃなく、ヴィヴィオにも見られているという事実がさらにそこを濡らしてしまうこととなった。
(フェイトちゃんったらすごくぬれてるよ?なのはとヴィヴィオにいじめられて感じちゃったんだ?)
「い、やぁ」
 なのははそう念話で私を責めながら、手を伸ばして私にふれ、わざとくちゅくちゅと音が鳴るように指を動かす。
「フェイトママ、おもらし?おしっこいきたかったの?」
「違うよヴィヴィオ。フェイトママはね、うれしいんだって」
(な、なのはぁ!)
「お犬さんはね、うれしいとおもらししちゃうの」
(なのは!その説明は正しいけどただしくない!)
「へぇ~」
(ヴィ、ヴィヴィオも、そんなまじまじとみちゃだめぇ)
(そんなこと私に言ってもヴィヴィオには伝わらないよ?)
「ひゃぅ!あ、あぁ」

112:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 11:49:21 D9Jsk8z7
 なのはの小さな舌が私の中心をよけて、そこについたものを丁寧になめとっていく。
「はっ!なのっ、や」
 じわじわと責められて、私はヴィヴィオの前だというのに声を出してしまう。
(ほらフェイトちゃん。あんまり声だしちゃうとヴィヴィオが心配しちゃうよ?)
 そう言われてヴィヴィオを見ると、心配そうにこちらをのぞいていた。
「フェイトママ、いたいの?」
「だ、いじょうぶだよ。なのはママの『毛づくろい』すごくやさしいから」
 もう私の頭は熱でやられていて、正常な判断ができなくなってるのかもしれない。
「ヴィヴィオもやってみる?」
「やってみる~」
(なのは!?それはさすがに!)
(いじめられて濡らしちゃういやらしいお犬さんは黙っててなの)
(あううぅ~)
 なのはとヴィヴィオが位置を交換して『今度はヴィヴィオのばん~』なんて言いながらぴちゃぴちゃとなめ始める。ヴィヴィオのなめ方はなのはと違って直球で、私の一番敏感なところもその小さな舌でつついてしまう。
「ん、んん!んぁ、ん、んんっ!」
 中指を噛んで声を押し殺そうとするんだけど、それでも喉もとで音が出てしまう。
(もしかしてヴィヴィオにも感じてる?やらしいなぁ~フェイトちゃんは)
(ふ、ふぇ~だってぇ~)
 しばらくなのはとヴィヴィオに交互になめられて、位置を交換するたびに熱が少し引いてしまうので私のあそこはずっと疼いたままですっきりすることはなかった。
 どのくらいなめられていたかわからないけれど、なのはの番のときにちょうど部屋の呼び鈴がなった。
「ごめん、ヴィヴィオ。ちょっと見てきてくれる?分かってると思うけど扉は開けちゃだめだからね?」
「うんわかった~」
 ててて、と走って玄関へ向かうヴィヴィオ。ヴィヴィオがいなくなってからなのははどこからともなくちょっと大きめのビー玉ぐらいある赤い球体をとりだす。
「あの、なのは。それはなににつかうのかな?」
「もちろん『お仕置き』の続きだよ?」
 そういうとなのははそれを私のそこにあてがい、力をかける。すると球体はするりと私の中に入ってしまった。
「あ」
 一拍置いて球体が私の中で弱く震えだす。
(あ、あぁっ!なのはぁっ!だめぇ)
 イくほどではない。だけどあらがえない快感が私の中を駆けめぐる。
 と、そこでヴィヴィオが戻ってきてしまった。
「なのはママ~ピザやさん~」
「ありがと、ヴィヴィオ。じゃぁ、フェイトちゃんよろしくお願いします」
「えぇっ!」
(だ、だってまだ中に――)
(もちろんそれも『お仕置き』の一環だよ?)
(そんなぁ~)
 そう言われては仕方がない。なんとかゆっくりとした動作で服装を整えると、財布をもって玄関へ。
あぁ、歩くたびに中で動くよぉ~
 なんとかお金を払ってピザを受け取る。その間中私の息がずっとあらかったことは気付かれているはずだ。

113:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 11:50:01 D9Jsk8z7
 戻ってくるともうなのはとヴィヴィオは手を洗ってまっていた。
「フェイトちゃんも手、洗ってきてね。ちゃんとまってるから」
「う、うん」
 そういわれて警戒しつつも洗面所にむかう。そしたら洗面所に着いた途端、球体の動きが少し強くなった。
「あああぁぁぁ」
 足に力が入らなくなって崩れおちる。それでもまだイかせてもらえなかった。
(な、なのはぁ。もう、限界だよぉ~)
 下着だってもうとっくのむかしに用をなしてない。
(だめだよ。『お仕置き』なんだから。ピザがさめちゃうから早くしてね?こっちに戻ってきたらまた弱くしてあげるから)
「う、うぅ」
 腰が砕けそうになりながらも手を洗い、部屋にもどる。するとちょっとだけ弱くなった。
それでも辛いことに変わりはないわけで・・・
「だいじょうぶ?フェイトママ。顔赤いよ?」
 そんな優しい娘の心づかいがちょっと胸にいたかった。

 そんなわけで、なのはがなにげに頼んでくれていたスペシャルパイナップルのせもあまり味あわないままに昼食は終了。
お腹がいっぱいになったらヴィヴィオは眠くなってしまったみたいでそのまま食後くつろいでいたソファーの上で寝てしまった。
「じゃ、私たちはベッドにいこうか」
 ヴィヴィオにタオルケットをかけてあげながらなのはは笑う。
(あのね、なのは・・・そろそろ)
(わかってる。ホントは今日一日ずっと『お仕置き』するつもりだったけど、フェイトちゃんを見てたら私ががまんできなくなっちゃった)
(え、それじゃぁ)
(だからね、ベッドにいこう?)
(う、うん)
 ベッドにいくと自分からスカートとすっかり濡れてしまった下着を脱ぐ。球体が中で動いてしまわないように、できるだけゆっくりと。
(上も脱ぐんだよ?フェイトちゃん)
(うん。わかったよ、なのは)
 なのはにうながされて上着、ブラウスと脱いでいき、私は生まれたままの姿になった。
それからベッドの上に体をゆっくり横たえる。
「フェイトちゃんの胸、いつもよりおっきい」
 自分も裸になったなのはが私の胸に両手を置き、形をゆがませる。焦らされたことで熱くなっている私の体はそれだけで感じてしまった。
「なの、なのはぁ、ぁ、」
 なのはは私の口に吸いついてくると、すぐに私の口の中に舌を入れてきた。
だけどその舌はとても小さくて、私は壊してしまうのが怖くてなのはの動きに応えることができない。なのはも舌が短いから、二人のものを絡ませあうことはできなかった。


114:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 11:50:41 D9Jsk8z7
「フェイトちゃん・・・」
 なのはは口を離して悲しそうにつぶやくと、次は私の胸に口をつける。先端のまわりを円を描くようになめまわす。
「あ、なのは、やめ、」
 なのはの唇が硬くなった先端にときどきふれるのがつらくて、ついそんなことをいってしまった。
「フェイトちゃん、私にされるの、いや?」
 そうしたらなのはは悲しそうなめでみつめてきた。
「嫌なわけないよ!」
 あわてて少し体を起こして言い返す。
「じゃぁ、なんで舌を絡めてくれないの?やめてなんていうのかなぁ」
「な、なのは?」
 俯いてしまったなのはの声は、今にも泣いてしまいそうだった。
「ホントはね。今日の任務先のホテルに部屋が借りてあったの」
「え」
「最近ずぅっと忙しかったでしょ?だからヴィヴィオには悪いけど久しぶりに一晩だけでも二人きりの時間がほしくて・・・」
「なのは・・・」
「そうしたらこんなことになっちゃって、任務も中止になっちゃって・・・」
 なのはの流した数粒の涙が私の胸元に落ち、みぞおちへと流れていく。
「フェイトちゃんが悪いんだからね・・・全部、全部、フェイトちゃんが悪いんだからぁ」
「本当だ。ごめんね。なのは」
「ふぇ?」
 私はなのはを両手で引き寄せてちいさいなのはの頭を胸に抱く。
 もちろん、なのはの計画が駄目になってしまったのは私のせいじゃないかもしれない。でもそんなことは関係なかった。
「なのは」
「フェイトちゃん」
 なのはの重さを、温かさを、胸で、お腹で、体全体で感じていると、体の隅々まで満たされていくような、そんな感じがした。

(フェイトちゃん)
(なぁに、なのは)
(つらくない?)
(うぅっ)
 そうでした・・・。赤い球体の動きはもう止まっているけれど、私の奥は疼いたままで、正直このまま終わられると、なんというか、その、物足りない。
 さっきと言ってることが違うじゃないかといわれるかもしれないが、それとこれとは別。これは仕方のないことである。
 なのははもぞもぞと体を起こすと私の顔を見て笑う。
(ふふ、フェイトちゃんたら顔真っ赤。かわいい)
「あ、あぅ」
「大丈夫。すぐ気持ちよくしてあげるから」
 そういうとなのはは後ろへさがって私の足の間に腰をおろす。
「すごいよフェイトちゃん。こんなに濡れてる――」
「あ、あぁあ」
 なのははお腹をすこしなでてから小さな手のひら全部でゆっくりと割れ目にそってなでてから指を割れ目に入れて赤い球体をとりだした。
「ぁくっ」
 ぬるっと出ていく感触に思わず体をすぼめてしまう。
「ほらみて、フェイトちゃん。フェイトちゃんのでとろとろだよ?」
 そう言って目の前に差し出されたなのはのてのひらの上には私のものにまみれたあの赤い球体がのせられていた。
 なのはは私がそれを見て顔を真っ赤にしたのを確認すると球体を口に含んでしまう。私の、私の膣から漏れ出た液のたくさんついたそれを・・・

115:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 11:51:24 D9Jsk8z7
(だ、だめだよなのは!汚いよ!)
(え~フェイトちゃんのは汚くないよ?おいしいよ?)
(そ、そんなことあるわけ――んく)
 私が慌てて抗議の声を上げるとなのはが私の口の中に口移しでそれを入れてきた。
不意打ちだったのでついついその味を味わってしまう。
(ん、しょっぱくて・・・あまい?)
(フェイトちゃんと私のがまざってるからだよ)
 そうしてなのははまたもとの位置にもどって割れ目にふれ、一度に親指以外の四本の指を中にいれはじめる。
「ふぇっ!にゃ、にょは、あぁん」
なのはの指がぬるぬると壁をすべる快感に、つい喘ぎ声が出てしまう。
(だめだよ、フェイトちゃん!ヴィヴィオが起きちゃう!)
(でもぉ、む、ムリだよぉ)
「しょうがないなぁ。レイジングハート、お願い」
“all right,my master ”
 いったん手をとめてつぶやいたなのはにレイジングハートが答える。

・・・私の口の中で。
「っ――!」(ええぇーーー!)
 あわてて口の中から出すと、私たちの下に魔法陣が展開する。
(ええっ!?どどどどうしてレイジングハートが?確かに似てると思ってたけど、まさかホントに――ええぇー!?)
(フェイトちゃん、いったん落ち着いてなの)
「お、落ち着けないよ!だだだだって」
 レイジングハートが――戦闘用デバイスであるレイジングハートがなんで私の中にはいっちゃってるの?
(頼んだら協力してくれたの)
「いやいやいや。そんなことたのんじゃだめだよ!ていうかなんでレイジングハートも了承しちゃうの!?」
“―――”(あなたは私のマスターの好きな人ですから。)
「ええー!そんな、うれしいけどだめだよ!バ、バルディッシュもなんかいって!」
 ベッド際に置いてあるバルディッシュに助け船を頼もうとしたらすぐに返事が返ってきた。
“――”(いいと思います)
「わーーー!」
(よかったね。フェイトちゃん。私たちパートナー公認の中だよ?)
「そ、そそそそんな――きゅわぁ!」
 私が目を白黒させていたらいきなりなのはが手を動かし始めた。
(慌てててもいいけど、自分のことはいいの?)
「あ、あぁっ、」
 四本の指がばらばらに入口のあたりを刺激する。
(ん~やっぱりこれじゃぁ物足りないかなぁ)
「へぅ!?なの、は、はぁ・・・なに、す、ぁ、ひあ、あああぁぁぁ――」
 なのはは一回指をぬくと、今度は全部入れてきた。
同時に私の頭では処理しきれないほど快感が一気に私の中をかけ抜けて、たまらずに悲鳴がくちをついてでてしまう。
「あはっ!あっ、んはぁんぅ、あっあああぁっぁぁ」
シーツを両手で握りしめて、それでも押さえられなかった衝動が口から漏れ出てしまうのは防ぐすべがない。
「フェイトちゃん!」(痛いの?やめたほうがいい!?)
「あ・・・ふっ、ちっ、もぉっ」(違うの!もっとゆっくり――)
(うん)
 なのはは私の中に入れた手を少し上に押し上げながらゆっくりと動かしたりして、私の中はほぐれ、なのはが手を動かすたびに腰が動いてしまう。
「ひ、い、ぁあぁ、あっ、あぁんっ」

116:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 11:51:47 D9Jsk8z7
「フェイトママ~」
「ヴィ、ヴィ、ォ?」
 ヴィヴィオが、私の胸に覆いかぶさってきた。
(ふ、ふぁ、な、んで)
「フェイトママのおむねおおきい~」
(ヴィヴィオ、寝ぼけてるんだ)
 ヴィヴィオは片手で私の左の乳房をさわりながら左の乳房に頬をすりつけてくる。
しかもそのあとにあろうことか私の胸の先端に弱く吸いついてきた。
「いぁっ、ヴぃ、ヴぃ、うぁっ、あぁ、ぁぁああああっァッっ――」
 たとえヴィヴィオがきても、なのはは手を止めなかった。
(だめ!だめだよなのはっ!ヴィヴィオ、ヴィヴィオがおきちゃあぁあ)
(大丈夫だよ。フェイトちゃんの声はヴィヴィオには聞こえてない。だから安心してイっていいよ?)
 そう言ってなのはは中に入れた手を動かしながら、私の敏感に硬くなった部分を口に含んで舌でつつく。
とたん、これ以上は強くならないと思っていた快感が強くなって私をおかしくする。
「ああ、うぁぁ、ああっ、ぁぁぁぁっああ――」
(なのは、なのは、なのはぁ!)
 ヴィヴィオがひときわ強く吸いつくのに合わせてなのはも吸い上げる。
「あああぁぁっ――――」
 体を大きくのけぞらして声を上げながら、私の頭は真っ白にぬりつぶされて体から何か」がぬけ出てしまうような錯覚をあじわってから私の意識はすとんとなくなった。

「ちょっと、やり過ぎちゃったかな?」
 最後にフェイトちゃんは大きく高く鳴いて、それっきり気を失ってしまった。
(フェイトちゃんが悪いんだからね、あんなにかわいい反応するから)
 念話で話しかけたところで反応はない。
――というか、最後にヴィヴィオが来るなんて、さすがに想定の範囲外だったな・・・
「ヴィヴィオ・・・恐ろしい子!」
 と、ふざけてる場合じゃない。手、というか腕を抜かなくちゃいけない。
 フェイトちゃんのあそこはまだひくひくしてる。中に入っているからわかる。
――あぁ、フェイトちゃんの中あったかいなぁ
 そんなことを思って本当は抜きたくないんだけど、そんなことも言ってられないのでゆっくりと引きぬいた。
「ふぁあん」
 引き抜くと同時にフェイトちゃんの口から喘ぎ声がもれて、一瞬フェイトちゃんが起きたのかと思ってびっくりする。
 だけどそうじゃなくて、しばらくするとフェイトちゃんと、ヴィヴィオ。二人分の安らかな寝息が聞こえてくる。


117:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 11:52:13 D9Jsk8z7
「なのはママ・・・フェイトママ・・・だいしゅき・・・」
「なのは・・・ヴィヴィオ・・・すきぃ・・・」
「にゃはは・・・」
 親子そろって同じような寝言を幸せそうに言うさまについつい笑ってしまう。
(私たち、ずっと一緒にいられるかな・・・レイジングハート、バルディッシュ)
右手についたフェイトちゃんの愛液をなめながら私たちのことをふるくから知っているパートナーにはなしかける。
“―――” ”―――”(あなた達なら)
 フェイトちゃんの横で赤い光が、ベッド際で黄色い光がそれぞれの言葉で応えてくれた。
「うん、そうだね」
 小さくつぶやきながらレイジングハートを丁寧にふいて、バルディッシュの横に置く。
「ふぁぁ、私も疲れちゃった。お休み。レイジングハート、バルディッシュ」
“――” ”――”(お休みなさい)
 ふとんを引っ張ってフェイトちゃんのヴィヴィオのいない側に横になる。
フェイトちゃんに抱きつくと、汗のにおいと、落ち着くフェイトちゃんのにおいがした。
「フェイトちゃん、ヴィヴィオ・・・私も大好きだよ」
 そう呟きながら私も二人と同じく眠りについた。

「それじぁ私たちはこれで」
「失礼します」
「うん、またあとで」
 休憩質でスバルとティアと雑談していて二人が席を立った時、スバルの制服の胸ポケットから一枚の紙がすべり出て、私の前に図ったかのようにひらりと着地する。
「写真?」
 あまりにぴたりと私の前に着地したものだから何も考えずにとってみてしまった。
「あっ!それは・・・」
「ぐふっ」
 あまりの衝撃に口に含んでいたコーヒーを吐き出しそうになった。
 写真に写っていたのは白いもふもふしたウサギの着ぐるみをきて嬉しそうに笑っている小さいティア。
「ちょっと、何これ・・・」
「え、あの、その・・・」
 それをみてティアがスバルをにらむけど実はあんまり聞いてない。
 ああ、その手があったかぁ・・・白ウサギのなのは、かわいいんだろうなぁ・・・
「はふん///」
「フェイトちゃん?」
 白ウサギの着ぐるみにつつまれたなのはを想像して赤くなっていると耳元でなのはの声がした。
 その声にさぁっと血の気がひいていく。
「フェイトちゃんはシグナムさんだけじゃ足りないんだ・・・」
「あ、あのねなのは。なのはの方がかわいいから、ね?」
「”方が”?」
「ああっ!」
 なのはの言葉と、にっこりとわらったなのはの表情に愕然とする。
「あれかなぁ。この前のじゃお仕置きが足りなかったのかなぁ」
 なのはは私の肩を押さえて背もたれに押しつけながら私の足にまたがってくる。
「な、なのは・・・だめだよ、ティアとスバルが・・・・」
「二人ならもういないよ?お部屋に行ったんじゃないかなぁ」
「えっ!」
 改めて室内を見渡すと誰もいなかった。
「で、でも・・・誰かきたら・・・」
「大丈夫。かぎが掛けてあるし――」
 そこまでなのはが言ったところで私たちの下に魔法陣が展開する。
「――これで外に音も聞こえないよ?」
「え!?あ、だめ、なのは!もうすぐ、キャロと、エリオの、ああ――」

おわり



118:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 12:01:37 D9Jsk8z7
落ちが一緒になってしまった・・・orz
リリカルなのはは二次創作を見て知ったのでフェイトのイメージは完全にへたれです。
でもやるときはやります。(今回はあくまでもへたれ)
私はレイジングハートやバルディシュも好きですが、英語は無理でした。無理です。
ええ、レイジングハートも大好きです!(大事なことなので二回言いました)

ごめんなさい。反省しています。後悔はしていません。

119:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 14:23:06 kr58Uc4k
たまらんのぅ
URLリンク(ivory.ap.teacup.com)

120:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 18:36:56 MfdkGCUQ
>>118の大変GJなSSの後に>>119みたいな画像貼られたらっ……!

こんなピンナップが普通に出てくるあたり、4期におけるヤツの存在など気にしなくていいというか、
むしろ一期のリメイクである映画版ですら普通に出番が怪しいような気がする。

それにしてもフェイトそんは「凛々しいヘタれ」が似合うなあ


121:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 23:16:18 D9Jsk8z7
凛々しいへたれ・・・

「なのはぁ~」
「あんなぁ、フェイトちゃん。仕方ないやろ、仕事なんやから」
「でもぉ~」
「フェイトちゃん。なのはちゃんもお仕事がんばってるから。私たちもがんばりましょう?」
「すずかのいうとおりよ!」
「せやで、フェイトちゃん!ふぁいとや!」
「そ、そうだよね!」
「そうそう、だから早くお弁当食べてドッチの――」
「なのはがんばってるんだ。だったら私も頑張ってなのはに会いに行く!」
「「はぁっ!?」」
「あらあら・・・」
「なのはのいる座標はわかってる。だからはやてちゃん、アリサちゃん、すずかちゃん!」
「「「・・・」」」
「国語の先生と数学の先生と、担任の先生の説得をおねがい!!」
「ちょっ・・・待ちなさいよフェイト!説得って・・・」
「バルディッシュ!行くよっ!」

「あらら、行ってもうたわ」
「あんのばか!何考えてんのよ!」
「フェイトちゃんはなのはちゃんがいないと駄目ね」
「駄目なんてもんじゃないわよ!なのはが出発したのいつだと思ってるのよ!?」
「えーと」
「昨日よっ!!」
よ―よ―よ――

こんな感じですか?わかりませんっ!

122:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 23:55:50 PuEIwhWK
フェイトさん→皆は呼び捨てなんダナ

123:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/08 00:53:06 kRL4lZVK
>>122
なるほど!ありがとうございます。

124:(ω・`ミэ)ピチピチ
09/03/08 02:14:27 UDDTib6J
魚肉|・)ノ なのはさんが25歳と聞いて.

ゲンヤさんの口調が分からないというような感じで,
以下,相変わらずな文章.

『フェイトさんが髪を切った理由はとどのつまり、婚前交渉』



 1。なのはさん視点
 
 ジェイル・スカリエッティが事件を起こしてから早いもので、6年の月日が流れている。
当時の自分を振り返れば若かったなぁ、と思える程、6年という月日は短いようで長い。
特に、22辺りを越えた頃だろうか、地球でいえば大学を卒業するくらいの歳、この頃か
ら人生が急激に早くなっていった。子供の頃感じる1年と今感じる1年では後者のほうが物
凄く早く、だからこの3年くらいはあっという間に過ぎて行った。
 高町なのは25歳。相変わらず魔法少女…というにはもういい加減良い歳なので、管理局
で相変わらず教導官をやっております。
 産まれてから25年、四半世紀、色々ありました。魔法との出会い、フェイトちゃんとの
出会い、はやてちゃんやヴォルケンさん達との出会い、そして義理とは言え、愛娘のヴィ
ヴィオとの出会い。思い起こせば少し前のようにも感じる今では懐かしい想い出。そうや
って懐かしいねぇ、と口にするとヴィヴィオからママ、おばさんくさい、と言われるのだ
けれど、懐かしいものは懐かしい。
 ヴィヴィオといえば、最近微妙に反抗期。カイゼルファルベを展開しながら『ママには
関係ない!』と叫ぶヴィヴィオに、いい加減辛いのだがブラスタービットを展開して、『
お話聞かせてちょうだい!』と叫ぶ私。最近その頻度が多い所為で、周りから苦情が来る
ので大変。でも、仲良しだよ私達親子。
 などと想い出しながら、自室の姿見の前で下着姿の私。オレンジ色のブラと同色のフリ
ル付きショーツを身に纏う姿は自分でいうのも何であるが、20歳前に比べても見劣りはし
ない。しいていえば、小皺が出てきたような気がするのと、たまに髪に白髪が混じる程度
。長年教導官をやっているとどうしても立場も上がるので事務仕事が多くなり、多少の筋
肉の衰えはあるものの体重などは当時と変わらない。
 うんうん、と姿見を見ながら私まだ若いよね、と自分に言い訳しながら……管理局の制
服を着込む。まず、スカート、そして上着を着て再び姿見を見る。うん、今日も全力全開
!とぎゅっと拳を握り締める。ちなみに、そのぎゅっとする姿を以前ヴィヴィオに見られ
た時には『いい歳なんだから』と言われたが、気にしない。気にしてない。気にならない
んだから。
 そうこうしていれば、ふいに視線が写真立ての所に向かう。昔を思い出していた所為だ
ろう、多少色の落ちた写真に目が細まり、つい、なつかしいなぁと口に出る。いつも目に
ついている写真、ただ部屋を飾るオブジェと化しているそれも、こうやって目を寄せれば
昔懐かしさを想い出させるアイテムにはやがわり。まだ時間もあるからか、一つ一つ手に
とって眺めていれば、一つだけ新しい写真が。
 それは、3年前に撮影したもの。この写真に関しては今でも覚えている。明確に。忘れ
られるわけがない。
 フェイトちゃんの髪が短くなった日の写真なのだから。


2。フェイトさん視点
 

 長かった髪を短くすると、首元が寂しいからか3年前から後ろ髪を触るのが癖になった
私、フェイト・テスタロッサ・ハラオウンです。
 今日は男性とお食事なので慣れてきたとはいえ少し緊張しております。あぁ、間違って
もデートなんかではありません、かなり年配の方なので……というかナカジマ家のゲンヤ
さんです。
 そもそも、こうやって男の人と食事、あるいは飲みに行くというのは3年程前、髪を切
ろうと決意した後。女系家族…といってもクロノがいるけれど、そんな中で生きてきた私
にはいまいち男とはどういうものか、というのが分からず、『男』というものを知りたい
がためにこうやって時折、男として格好良いなぁ、という人に声を掛けている。

125:(ω・`ミэ)ピチピチ
09/03/08 02:15:11 UDDTib6J
 しかし、3年という短いようで長い月日で私は男というものをわりと理解できてきたと
思う。だから、今日をもって私は最後であると思っているのだが、こんな事をしていた所為
で、ハラオウン執務官は不倫しているだの、男をとっかえひっかえしているだのという噂
が流れる始末。困ったものである。まったくの誤解。が、傍から見るとそう思えるのは最
近、私にも分かってきた。まぁ、一緒に食事に行った人に言われて初めて気付いたのだけ
れど。
 というわけもあって、自室で多少のおめかしをしている私。
 プレシア母さんの姿を思い出しながら化粧をするとけばくなるので、リンディ母さんを
思い浮かべながら化粧中。といっても、体質なのかそれ程やることはない。なのは辺りに
言わせるとフェイトちゃんは昔と変わらずぷにぷにで羨ましいね、との事だが、スッピン
で管理局に行くと流石に文句を言われる手前多少の化粧術?を覚えたわけで、それを駆使
しながらがんばれ私。
「さて、今日は結婚式でのエスコートの仕方を聞かないと」
 などと口にしながら今日の聞く予定の事を確認する。確認しながら、もう少しだ!と心
が躍り、同時に今日が終われば、と覚悟もする。
「なのは、待っててね!」


3。なのはさん悩む。

 沈みかけた陽光と共に仕事が終わり、終われば買い物袋を手に家に帰る。夕日というの
は綺麗なものである。そんな風に思いながらヴィヴィオの待つ自宅へと歩む。
 とても当たり前で、毎日行う事で、今更どうといった事も思わない。しかし、地球の方
の、当時の同級生達が結婚して主婦をしているような話を聞くと最近思う事がある。
 婚期のがした?と。
 いや、別に男の人と一緒にいたいとかそういう事は思わないのだが、なんだかんだで良
い年齢である。こうやって管理局に行って帰るだけの人生では出会いがあるわけもなく、
ただ淡々と日々が過ぎていくだけ。たまに、『高町教導官におしおきされたい』などとい
う珍妙な発言をしている人がいるとの噂を聞くがそんな人は願い下げである。
 なので、出会いもなければ結婚なんて夢もまた夢。ちなみにユーノ君は無限書庫勤務の
女の子と良い感じになっているとかなんとか、一人だけ幸せになる気なの?と声を掛けれ
ば久しぶりのフェレット姿でぶるぶる震えていたのはとても可愛かった。
 さておき、そんなわけで自宅への道すがらネオンサイン光る道路を、買い物袋をふらふ
らさせながらぽつぽつと一人歩いていれば、視界に飛び込んできたのは見たことのある男
女だった。
「フェイトちゃんと……ゲンヤさん?」
 女らしい、珍しく多少胸元の開いたドレスに似た服を着込んだフェイトちゃんと、よれ
たスーツ姿のゲンヤさん。ゲンヤさんはいつも通りといえば、そうだがフェイトちゃんの
着飾り方が尋常ではなかった。
 自然と足が止まり、呆然と二人の姿を見つめる私。けれど、二人は私には気付かず、談
笑しながら連れ添ってどこかへ向かう様子。そして向かうのは歓楽街の方、俗な言い方を
すればホテル街。地球と同じでそういった方面の文化はあるようで、やはりそういった場
所は存在する。そこにフェイトちゃんとゲンヤさんが……?
 え?え?と一人口にし、僅か震える。そして不意に、本当に不意に、管理局で聞いた噂
が脳裏に浮かぶ。馬鹿馬鹿しい噂、取るに足らない噂、それが浮かぶ。
『ハラオウン執務官は男に振られて髪を切った、それで今は自暴自棄になって男あさりを
している』などという下種な噂。なのだが、なのだが……二人でそこへ向かっている姿を
見ると……一瞬、考えてしまう。が、そんな事、あるわけない。
 髪を切った理由は私にも分からない、けれど、噂でいうような事なんてない。断言でき
る。ハタチを過ぎてようやく、子供ってどうやって作るの?とか聞いてきて、答えるとポ
カーンとする子にそんな事できるわけがない。
 頭からその噂を振り払い、二人の消えていった先を見つめる。
 ゲンヤさんはフェイトちゃんと昔から知り合いだし、端にそちら方面にある飲食店にで
も向かったのだろう。例えそうではなくフェイトちゃんとゲンヤさんがそういった関係に
なったとしてもゲンヤさんも奥さんを亡くされて長いのだから別に誰に文句を言われる筋
合いもない。
 けれど……私の心は落ち着かない。
 ユーノ君に、悪戯心を喚起され、一人で幸せになるんだね、などと言った時とは違う。
自然、手が振るえ、買い物袋が地面に落ち、慌ててそれを拾おうとして……拾えない。1
度、2度、3度目で漸く掴み、持ち上げれば今度は膝から躰全体がふら付く。

126:(ω・`ミэ)ピチピチ
09/03/08 02:15:42 UDDTib6J
「あ、あれ?おかしいなぁ」
 焦るように、手で頭を掻く。そして、いつもの調子で、あはは、と笑ってみてもどこか
その声は軽く、二人の消えた先から視線を逸らし、帰らないと、と振り向こうとしても視
線は逸らせず、躰はそのまま。
 つまり、私は、二人の仲を祝福していないのだろうか?いいや、そんな事はない。年齢
差が娘と親くらいに離れているものの男女の愛に年齢差は関係ないのだ、フェイトちゃん
とゲンヤさんが良い仲なら祝福しないと、と思ってみても落ち着かない。
 暫く、いいやどれくらいの時間だろうか。いつのまにか夕日は完全に沈み、世界を照ら
すのはどぎついネオンサインだけ。そんな中で私はぽつんと一人。闇に沈む世界でただ一
人、そんなファンタジーのような事すら思い浮かんでくる。
「私……変だよね?」
 誰に問いかけるわけでもなく、呟く。けれど、それは届いてくれた。
「ママが変なのはいつものこと。どうしたの泣きそうな顔して?」
 家にいるはずの愛娘が、どうしてここに?と思う前に、自身が泣きそうだという事に気
付く。唇が振るえ、視界は涙に濡らされ……そうか、私は泣きたかったのだ。
「な、なんでも……ないんだよ?」
「本当にどうしたのママ?」
 聖王のゆりかごで見た成長したヴィヴィオの姿に届こうか、というくらいに成長したヴ
ィヴィオ。あの頃も思った多少きつい目に従うかのように優しいけれど少しきつい性格に
育ってしまったヴィヴィオ。だからだろう、
「何?フェイトさんのデートシーンでも目撃したの?」
 と、何の気もなしに口にしたのは。いつもの私ならば、何言ってるのヴィヴィオと返す
だけのそんな言葉。けれど、
「え……あ……」
 口から出てきたのは呻き声のような言葉にならない声。その答えに、ヴィヴィオははぁ、
と溜息を吐きながら、『あぁ、やっぱり』と口にする。それに、どうして!?と驚きの
表情をすれば、『いや、それは分かるよママの事だもん』と。そんなヴィヴィオの言葉に
多少の喜びと、けれど、どうしようもない悲しさが沸いて来る。
 つまり、ヴィヴィオはフェイトちゃんがこうやって何度もデートしているのを知ってい
たのだ。知らぬは私ばかりだという事。それに至り、再び買い物袋がとん、と音を立てて
落ちる。
「あぁ、もう」
 買い物袋を拾いながらヨシヨシと頭を撫でてくるヴィヴィオ。いつの間にか背が同じく
らいになってたんだね……そう思えば、多少気持ちが楽になってくる。頼り、頼られるの
が不得意な私に出来た大事な大事な愛娘が私を心配してくれているのだ、ならば……いつ
までも悲しんでいたり、落ち込んでいたりしては……ダメだ。
「よ、よしっ」
 空元気も元気の内。無理やり口に出し買い物袋をヴィヴィオから受け取り、振り向き、
「帰ろう。今日はヴィヴィオの好きなオムライスだよ!」
「や、嫌いではないんだけど……と。ママ、一つだけ言っておくね。いつまでたっても気
付かないだろうから」
「え?」
「フェイトさん……あー……フェイトパパ?はなのはママのためにやってるんだって事。
祝福するよ、私は」
「パパ?……ヴィヴィオ、何言ってるの?」
 それに答える声はない。それくらい自分で分かってよ、ママ、と言わんばかりの瞳をし
ながら、ふいにヴィヴィオの口調が変わる。
「ママー、ヴィヴィオお腹すいたから帰ろう!」
 苦笑する。懐かしい口調だった。
「いつまでたってもヴィヴィオは子供だね」
「ヴィヴィオはあの時からずっと、なのはママとフェイトマ…パパの子供だよ」
 なんて、嬉しいことを言ってくれるヴィヴィオの言葉にさっきまで沈んでいた心が落ち
着き、持ち直し、帰路につくのだった。
 けれど、多分、きっとヴィヴィオの言葉の……そう、『パパ』という言葉に私は持ち直
したんだと、後日思い返して、そう感じた。





127:(ω・`ミэ)ピチピチ
09/03/08 02:16:16 UDDTib6J
4。居酒屋にて

「あー、ハラオウンよぉ。あぁいう所だと男は添え物だと思うぜ?」
「なるほど」
「披露宴やらないならなお更だと思うが」
 というわけで、結婚式の話を聞きながらメモをとる私。居酒屋でメモ広げてペンで書き
込むなどという行為は些かどうかと思うのだけれども、大事な事はやはりメモしたいので
ある。紙というのは意外と便利なのである。
「しかし、まぁ……思い切った事考えるなぁお前」
「まぁ、でもそうでもしないと……なのはは」
「まぁなぁ、ありゃ鈍感すぎる。でも、わからんでもないんだが」
 それはそうであろう。
 地球の方だと一部地域を除いてアウトというか認められない事である。ミッドに至って
もやはり一部地域を除いて認められない。しかし、次元世界を色々探していればある所は
あるのである。
「しかし、本当にいいのか?あぁいや、疑ってるわけじゃないんだが」
「周囲には色々言われるかと思いますが、でも……私にはなのはが」
「のろけは結構。酒のつまみにもなりゃしない」
 言って、ぐい、とお猪口を傾けるゲンヤさん。本当、様になっている。これくらい歳を
重ねないと日本酒は似合わないのだろうか。しかし、日本酒があるのは何故なんだろうか
と気になって仕方がないが、今はよそう。日本酒の造り方を学んだ人がミッドにいる、と
いうだけだと思いたい。
 そんなゲンヤさんに対して、私はワイン。料亭みたいな所でワインというのもどうかと
思うのだが、どうにも日本酒というのがダメで私はもっぱらワイン党である。真似るよう
にぐい、とワインを口に注ぎ、ほっと一息吐く。
「ワインはグラスごと一気にいくもんじゃないだろ」
 その言葉に、僅か頬が赤くなる。アルコールではなく羞恥のそれだ。地球で言う所の北
欧系な容姿をしている所為なのか、意外とアルコールには強いようで押さえ気味にしない
と一気に飲んでしまったりするわけで……
「癖ということで……」
「いやまぁいいんだけどよ」
 そんな感じで雑談は続いていく。そして、その終わり際、私はアルコールにより気分が
とても軽いのを自分で認識していた。立ち上がり、歩こうと思えばふらっとする。そのた
びにゲンヤさんのおいおい、という声が聞こえるが、まぁ大丈夫。多分、大丈夫。それに
これから、なのはの所に行かないとダメなのだから。
「まー行って来い。とりあえず車には注意しとけよ」
「は~~い」
 間延びした返答をしながらゲンヤさんにお礼を伝え、別れる。ここからなのはの家まで
徒歩何分だろうか?まぁ、道は続いているのだ歩いていけばいつかつくさ、と楽観的に考
えながら私は歩きだす。
 ふらふら、ふらふらとしながら歩いていく。
「なのは~まっててねぇ~」



5。なのはさん自慰る。

 風呂上り、ベッドライトだけを付けた部屋、下着姿でベッドに横になっていれば、やは
り思い出してしまうフェイトちゃんとゲンヤさんの姿。
 今頃二人は、と思えば妙に虚しくなってくる。
 その虚しさを紛らわせるように、布団を掛け、パチンとブラのホックを外し、風呂上り
の所為で潤った指先を乳房に添える。終われば、自己嫌悪にきっともっと虚しくなる、け
れど抑えられない。
 ゆっくりと乳房に指を這わせ、乳房の形を変える。この歳になり、昔より柔らかくなっ
たのではないかと思える程、指は乳房に埋もれその感触が躰に伝わってくる。
「はぁ……」
 その感触に即座に吐息が漏れる。何も考えず、ただ歪む乳房から伝わる感覚に身を委ね、
時折激しく、時折ゆるやかに自身の乳房を揉みしだく。
「ぁっ…」
 びくん、と躰を震わせ自然と零れる喘ぎに羞恥を覚えながら、けれど止まる事はなく、

128:(ω・`ミэ)ピチピチ
09/03/08 02:16:48 UDDTib6J
ぷっくりと尖った乳房の突端に指を掛ければ更に躰が震え、宛ら漏らしたかのように秘所
が潤って来るのが分かる。
 けれど、そこを触るのはまだだ。構ってくれと、触ってくれと言わんばかりに蜜を垂ら
し自己主張するそこに触るにはまだ早い。
 手が自然とそこに向かおうとするのを無理やりとめ、仰向けになり、両手で乳房を揉み、
指先で乳首を摘み、擦り、引張る。
「ひゃっ…ぁっ」
 一瞬、意識が飛ばされそうになり、しかし、それに逆らわず伝わってくる愉悦に身を震
わし続け、ふいに思い立ち、下した髪の人房を手にする。
 長い髪、フェイトちゃんに綺麗だと言われた髪を手に、それを乳房に這わせればびくん、
躰が鳴る。指先より尚、弱々しい刺激が、けれど…私を淫らにする。
 自分の髪でこんな事するなんて変態……そう思えば、思うほど尚更に躰が火照ってくる。
あぁ、いやらしい。
 髪と指先を乳首へ向かわせ、両方を一度に責め立てれば快感に身が歪み、布団の中で子
供のように丸まってしまう。でも、そうでもしないと大きな声をあげてしまいそうで……
「あぁんっ!」
 けれど、抑えられるわけがない。零れる声は部屋を越えて、ヴィヴィオの部屋まで伝わ
るかもしれない。かもしれない。けれど、止まらない。一度、漏れ出した声は止まる事な
く、息苦しくなりながらも快感を求める事をこの躰は止めてくれない。
 であれば、無理に止めていた腕がやはり勝手に動き出し秘所へと向かう。黒いショーツ
……フェイトちゃんを意識して勝手にそうしてしまったのだろうか?……に向かい、ショ
ーツの上を指が這う。ぬるり、とショーツを超えて感じる粘液を指に絡ませ、柔肉を堪能
するかのようにゆるゆると動かし、スリット部分に。
「あっ…ぁぁっ」
 つつ、と撫でるようにスリットを行き来すれば断続的に襲ってくる快感。何物にも変え
がたい愉悦に身を焦がしながらさらなる快楽を得ようと躰が動き、頭を下に、布団の中で
四つんばいになる。お尻を高く、高く掲げ、頭を枕にうずめ、両の指先だけを股間へと持
って行き、すり、すりと。
「はぁ……ぁぁ」
 ふいに、布団から出た唯一の部分である顔を横に向ければ姿見が。あぁ、なんていやら
しい顔をしているの私。もはや、それは羞恥よりも愉悦だった。淫らになった自分の姿を
見て興奮するなど、もはや常人の思考ではない。いや、それもそうだろう、こんな事をし
ている最中など常人の思考であるわけがない。
 だから、だからこそ……自分の姿を認め、私の指先は更に動きを増す。その動きに喘ぎ、
表情が歪み、次第涎すら垂れてくる自分の姿にさらに指が動き、駆け上る螺旋の如く悦
楽が私を包んでいく。
「ぁぁ……っぁ……」
 気持ち良い。
 ただ、ひたすらにそれだけ。
 何も考えず、ただただ快感に身を委ねるその堕落。人が繁栄するのも分かるというもの
だ。こんな気持ちの良い事止められるわけないのだから……
 だから、きっと、それは人とは違う思考。ふいに、淫蕩さを覚える自身の表情に歪んだ
笑みを浮かべながら、
「フェイト……ちゃん」
 と口にしたのはきっと、人という生物の本能とは違う思考。種を育まない異端の思考。
だが、それがどうしたというのだ。
 口に出した名前、その名前に罪悪感など覚えず、堰を切ったかのように何度も、何度も
その名前を口にする。
「フェ……イト…ちゃん」
 泣き叫ぶように、愛しい者に呼びかけるように、そうしながら私は指先をスリットの間
…中へと埋没させる。
 くちゅ、と音を立て沈み込む指先。肉壁に包まれた暖かい圧迫に指を委ねながら、それ
に抗うようにゆっくりと動かす。
「はぁはぁ…フェイトちゃん…もっとぉ」
 枕に埋もれながら、口にすれば、まるでフェイトちゃんが本当に私の……なのはのそこ
に指を出し入れしてくれているようで……
「あっん…ぁぁ…っ!」
 もう、止まらない。
 止まるわけが無い。
 昇りきるまで止まるはずがない。

129:(ω・`ミэ)ピチピチ
09/03/08 02:17:19 UDDTib6J
 誰が来ようと、止まるわけが……
「な~のは~けっこんしよー!!」
「えーっ!?」


6。閑話:ヴィヴィオさんの憂鬱


『ぁっ!』
 …いつも思う事であるが、なのはママは声が大きいと思う。多分するだろうなぁ、と思
っていたが、今日は特に声が大きい。おかげさまで現在私は音楽も鳴らさずヘッドフォン
をつけて勉強タイム。
 ちなみに、なのはママ本人は認識してないのだろうけれど、いつもフェイトママ…もう
いいや、フェイトパパと会った日にしているのである。
 それで婚期がどうのこうのだとか出会いがどうのこうのだとかぶつくさ言うのは正直ど
うかと思う。
 ゆえに、私が多少反抗期になったとしても仕方ないと言いたい。カイゼルファルベを出
したのはやりすぎだと思うけれども……
 とはいえ、それもあるからフェイトパパが珍しく自分で動き始めたのだ。始動は3年前、
突如『男になる!』と言い出した時はもう駄目かと思ったけれど、髪を短くし、普段も
男っぽい格好をして、色んな人に話を聞いて男らしくなったとの事で、先ほどふらふらに
なりながらもプロポーズするんだ!未来の娘、宜しく!などとハイテンションで語りかけ
てくれたのだった。正直、男の格好をする意味はまったく無いと思う。相変わらず、フェ
イトパパはどこかずれている。
 ちなみに、フェイトパパが家に来た時、どんどんと扉を叩くのが煩かったりしたわけで、
普段のフラストレーションを晴らすためもあって、なのはママにフェイトパパの事を伝
えず、フェイトパパにもなのはママが今何しているのか伝えず、『ママなら部屋にいるよ、
パパ!』と子供らしく言ってしまった私を誰か許して欲しい。
 それぐらいならいいよね?


7。フェイトさんの権謀

「はい、次これね」
 何故かなのはの部屋に突入したらば、ベッドで布団を被りながら下着姿……といっても
ブラは外した上体で四つんばいになり、入り口に向かってお尻をあげているなのはの姿が
あった。何をしていたかは分からないでもないけれど、そこは男『役』の嗜みとして黙っ
ておく。
「あ、あのフェイト…ちゃん?」
「は~や~くー」
 いかにもこの酔っ払いめ、などという顔をした先ほどと同じ姿のなのはが正座でテーブ
ルの前に座りながら書類に手をつける。ちなみに書類というのは、とある同性婚が大々的
に認められている次元世界の戸籍申請書類『等』である。戸籍など申請できるのか?と問
われれば、まぁ、色々やったのです。
 というわけで、そこに籍をとり、入籍しようという私の策略になのはは気づかなかった
ようで、目をぱちぱちさせながら言われるがままに記入中。
「これ、婚姻届って書いてあるんだけど……」
「うん。そうだよ」
「え…っと。その……」
 ちょっと困ったような表情で、けれど嬉しそうななのはを見ると、私も嬉しい。そして、
その書類にしっかりと名前を書いてくれた事がもっと嬉しい。
 そんな風にしていくつかの書類を書いてもらった後、なのはの前に正座し、
「なのは、結婚しよう」
 と改めて口にする。ここに至り、さすがにアルコールは抜けている。テンションが高い
のは単に恥ずかしいからだろうと思う。
「二人で、幸せになろう。あ、ヴィヴィオもいるから3人ね」
「あ………はい」
 ちなみにエリオとキャロは一人立ちしてしまったので、ここでは除外。さておいて。
 返答をしてくれたなのはに、近づき、横に座り、なのはを抱き寄せ、声を掛ける。
「さ、なのは。婚前交渉しよう」


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