09/03/02 11:52:06 zc+JPCSi
じゃ、思い切っていきます。短いです。
そうスバティアを期待されるとがっかりされるかもしれません。
あくまでネタとして読んでいただけるとうれしいのですが・・・
完全に自分の妄想みたいなものなので。
とある六課の朝
「ふわ、ぁぁぁぁ」
私は大きな欠伸をしながら背を伸ばす。朝の4時。まだ外は薄暗いけれど私たちが起き
るのはいつもこのぐらいの時間だ。
で、朝起きて一番最初にやることと言えば、ルームメイトのティアを起こすこと。いつ
も自分に厳しいティアだけど朝は弱い。でもそこが可愛かったりして、ティアを起こすの
が私の数ある楽しみの一つであったりするのだ。
「ティア~朝だよ~」
少しほころぶ口元を自覚しながら二段ベッドの梯子を登る。
「ティーア、ぁ・・・あ?」
ベッドで安らかに寝息を立てているティアを見つけ一瞬思考が停止した。
「夢・・・かな?うん」
うん、きっとそうだ。もう一度寝よう。そうしたら、もとどおり・・・
「う、うぅん」
降りようと足をさげかけたらティアが寝返りをうって、私の体がビクゥと硬直する。別
に何も悪いことはしてないけど。
「んん・・・おはよう」
「お、おはよう・・・ティア」
目をこすりながら体を起こすティアになんとか返事をかえす。ああ、絶対声裏がえって
る・・・
「ん?どうしたのよ、すばりゅ」
「ぶはっ」
寝ぼけなまこでそう首をかしげるティアをみて一気に頭に血が昇る。勢いあまって両手
を離したので背中から床におちて背中を強く打ちつけた。
「なっ!ちょっと、すばりゅ、どうしたの!すばりゅっ!」
ティアがベッドの上で叫んでいるのが遠くに聞こえる。私はというと、はなから熱いも
のがどくどくとあふれるのが止められない。
「すばりゅ!?すばりゅってばぁ!!」
今にも泣きそうなティアの声。たぶんベッドから降りたいけど降りられなくて困ってい
るんだろう。
朝起きたらなぜか小さな小さなティアがベッドで寝ていた。起きたティアの声は幼くて、
ろれつもどこかおかしくて。ただえさえ寝起きのティアはかわいいのに・・・
お母さん、お父さん、ぎんねぇ、ティア・・・ごめね。私は、もう・・・
(一応)終わり