東方Project百合二次創作スレat LESBIAN
東方Project百合二次創作スレ - 暇つぶし2ch100:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/21 22:45:25 fDdA/zfN
>>99
よしこい!

101:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/21 22:53:32 iFQ663Qj
俺も待ってるぜ

102:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/21 23:06:31 emmOXB97
>角煮とか別の東方百合スレ

ここ詳しく!

103:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/22 03:31:53 PXMm3/1a
試しに他のところにはまだUPてないのを

URLリンク(p.pita.st)

漫画とかSSとか作るの苦手だからこれで許してください
>>102
ごめん間違えた。この板の別の東方百合スレのことだよ

104:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/22 03:40:52 8cFnmui5
>>103
あ、あれ?クリックしても進まないぞ?

105:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/22 09:08:23 x2l6oM+k
以前もこてる絵あげてた人か
この指ちゅぱフェチめ!

106:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/22 11:36:46 M2Nc5wBG
>>103
はやくゲーム製作の作業に戻るんだ

107:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/22 20:07:23 WRvGN7G5
>>103
完成を超期待

108:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/22 22:43:05 mLRCCmKD
「あまがみフランドール」ですか。

109:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/23 13:54:07 Ad10b/J3
それだ!

110:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/23 23:09:52 ZH6DX8tI
上目遣いでちゅぱちゅぱ…いいよな…ハアハア
こんなゲームあったら買わせてもらうぜ

111:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/23 23:51:17 vidTm0Re
エロシーンの指ちゅぱ比率が異常に高そうな

112:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/24 02:19:00 nTBuoVgP
夢で見た、甘々こまえーきが忘れられずはや10日
思い出し思い出し書き上げたんだが、
相当長いし読みにくいかも

折角二次創作スレがあるからってのもあるし
イカロは敷居が高いというかヘタレなんで、
こっちで落としてもいい?


よければ近々投下します

113:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/24 03:42:29 kF2YSdvh
是非曲直庁

114:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/24 09:34:45 QRubkl5f
期待

115:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/24 13:49:54 KBd1jKPD
たくさん投下があればここも賑わうな

116:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/24 16:13:55 mYWm3Bfr
長いとか短いとかそういうのはいい
百合を投下しなさい

117:112
09/02/24 17:15:34 nTBuoVgP
>>113>>114>>115>>116
㌧。勇気出た。今から落とすよ。

イカロはイカロで頑張って投下してきたけど、こっちの人にも見てほしいし。

にわか厨が設定もよく分からないで書いてるが、楽しんで貰えたらいい。

イカロネームは七星(ナナセ)といいます、どうぞ宜しく。

118:112
09/02/24 17:17:35 nTBuoVgP

「四季様」
熱っぽい声で囁かれて、何もわからなくなった。
「四季様…」
彼女の名前を呼ぶには恥ずかしすぎて、回した腕の力で返事した。
それでも、言葉を待っている顔を止めないので、声を絞るように告げる。

「名前で、呼んで。…映姫、と」



119:112
09/02/24 17:19:48 nTBuoVgP
彼岸は総じてひんやりと湿っぽい場所だ。死者を渡す河から吹く川風は、彼岸の気温を下げるのに一役買っている。お陰で、四季映姫・ヤマザナドゥの執務室も大概は涼しく過ごせる場所だった。
部下である三途の川の船頭、小野塚小町が運ぶ死者を裁くために、日がな一日過ごす場所。滅多に暑い思いなどしなかった。猛暑の夏でさえも出歩かなければいいのだから。
なのに、ここは蒸し暑い。湿気が肺を満たし、忙しなく呼吸を繰り返しても息苦しさが止まない。
熱気の元は、二人分の体温だ。愛しい相手に触れる高揚、曝け出す羞恥、触れ合う嬉しさに、どこまでも熱くなっていく。
「…映姫…様」
「っ…、『様』は、付けなくても」
くす、と軽い笑いが漏れたが、小町は真剣だった。
「勘弁してください。あたいだって、とてもじゃないけど普通になんかしてられませんって」
やや乱暴に映姫の衣服を剥き、自らもはだけながら、今まで映姫が聞いた中で一番に情けない声を上げた。

120:112
09/02/24 17:21:03 nTBuoVgP
衣服を脚で押しやりながら、小町は映姫を抱きしめた。汗ばんだ肌が密着し、鼓動が伝わる。
抱きしめられながら、映姫はうっとりと頬を預ける。
体力仕事をしているだけあって、小町の肢体はほどよく引き締まっていた。長い腕脚はすっきりとした筋肉質のラインを描いているし、腰も随分と細い。一方で、胸は女らしい豊かさに溢れ、肌も柔らかくて肌理が細かかった。
同じ女として羨ましいほどのスタイル。
自分の、デスクワーク然とした体が、映姫には貧相に思えて仕方がない。そこを、
「映姫様、きれい」
小町に覗き込まれて、慌てて腕で前を隠した。
「あまり、見ないで」
「何でですか?」
「…私は、…あまり、その…」
言い難そうに口ごもったが、小町は映姫の目線が自分の胸に何度も宿っていることに気が付いた。思わず笑いがこみ上げる。

121:112
09/02/24 17:21:44 nTBuoVgP
「…あなたは、いいでしょうけど」
「じゃなくて…可愛いなと思いまして」
「別に、そんな」
「可愛いですよ、すっごく。柔らかくて、なのにスレンダーで、…」
不意に小町の手が映姫の肩から胸に滑った。
「ホラ、ちゃんとあるじゃないですか?」
「っあ…」
組んだ腕など、物の数にもならなかった。触れられた場所から痺れたような甘い感覚が走り、ガードは呆気なく消え去った。
甘ったるい刺激に流されないように、首にしがみ付く。
小町の手は、力を入れているやら抜いているやらの絶妙な加減で、映姫の膨らみを捉え続けた。
「あっ、ん…」
映姫の呼吸が弾む。吐息に混じって、小さな喘ぎが漏れる。
しっかりと抱きついて快感に耐える映姫の様子を感じるだけで、小町もどうしようもなく舞い上がった。

122:112
09/02/24 17:22:19 nTBuoVgP
自分に比べて小柄な体で、閻魔の激務をこなす映姫。疲れた様子も見せず、いつでも凛としている映姫は、小町の自慢の上司だった。
骨も、筋肉も、脂肪も、きっちりと量られて『四季映姫』を形作っているのだろう。芸術品のような映姫の体は、何処を切り取って見てもほれぼれとする美しさを備えていた。内面の美しさがそのまま表現されたかのように、といつも小町は思っている。
その、しなやかな体が、今、自分の手で解かれようとしていた。
白い肌には血の気が浮いて、桜色に染まりつつある。汗ばんだ肌は手のひらに吸い付くようで、しっとりと滑らかだ。
何よりも、
「あっ…っ、んぅ…ふ…」
耳元に落ちる声が。
「…こまち…」
熱に潤んだ瞳が。
映姫も、自分を求めているのだと、訴えかけていた。それが小町にとってはなによりも嬉しい。

123:112
09/02/24 17:24:34 nTBuoVgP

……………

花占いが、珍しく「来る」で終わった。
おや、何かいいことがあるかもしれないね、と、我知らず小町は微笑む。
周囲には、小町が散々に遊んだ花の亡骸。
まだしばらく、死者は来ないだろう。来るとしたら何だろう?
何となく楽しい気分で、鼻歌でも歌いだしそうになった時だった。
『何をしていますか』
『ぎゃっ!?』
いつの間に来たのだろう。目の前に、上司が立っていた。
『何をって…そっ、そう!死者を待ちながら幻想郷の行く末を占っていました!』
『…成程』
きっ、と小町を睨んだ映姫は、皮肉を込めた口調で切り出した。
『そう、あなたは少し賢しすぎる。怠惰に過ごす時間の作り方といい、用意してある言い訳の尤もらしさといい、あまり褒めるところではないけれども…非の打ち所がないと言っていい』
『…!』
非の打ち所がない、を強調されて、小町はいたたまれない思いだ。

124:112
09/02/24 17:25:21 nTBuoVgP
『しかしあなたは、その賢しさに己の足元を掬われる。己の賢さを過信することは、周囲を見る目を曇らせます。”あなたに騙されたフリをしている”誰か、と本当に騙されている人の区別が付かなくなり、そしてあなたは陥れられるのです。…最も効果的なタイミングで』
今がそのタイミングだと、映姫は暗に示していた。
『誠実に仕事をなさい、小野塚小町』
自分よりも二回りは小柄な体から、威厳が滲んでいた。圧倒されて、小町は声も出なかった。
『私は、あなたの賢さが、賢明、と言われる種類のものになると信じていますよ』
映姫が最後に見せた微笑に、徹底的に打ちのめされた。
踵を返して去っていく後姿が、ぴしりと芯が通っていて凛々しくて、見惚れた。
サボリの現場を押さえられた気まずさも忘れるほど、眩しく見えた。

『さ…っ、ってと…シゴト、しますか』

呟いて立ち上がる。戯れに弄んでいた花をそっと野に返すと、小町は晴れ晴れとした顔で歩き出した。


結局、サボリ癖は直っていない。
小町が姿を消す度に映姫が頭を抱えていることもちゃんと分かっている。
だけど小町は、決して映姫をごまかすことはしなくなった。

あの強く涼やかなひとに、いつかきちんと向き合いたい、と強く願うようになったから。

……………


125:112
09/02/24 17:26:41 nTBuoVgP
想いが恋になるのに、そう時間はかからなかった。
向き合いたい、から、抱き合いたい、に心が変わった時から、小町はどうしようもなく映姫を欲した。こうなったら、じっくりと想いを確かめるとかそれとなく映姫の胸のうちを探るとか遠回りな事が出来ないのが小野塚小町だ。
本日の仕事は終了ですお疲れ様でした、というタイミングで出し抜けに、
「貴女が好きです、四季様」
堂々と宣言する。
映姫は困ったような顔をして、しばし言葉を探していたのだが、
「…閻魔にウソをつくとどうなるかは、あなたが一番よく知っているでしょう?」
そんなことを言うものだから。
「人の本気をウソ呼ばわりしたらどうなるか、は、ご存知ないみたいですね」
さっさと詰め寄って、間髪いれずに抱きしめて、映姫が悲鳴めいた声で、もういい!と叫ぶまで、耳元に好きですと告げ続けた。
そして、悲鳴めいた「もういい」の後は、心の求めるままに押し倒すだけ、だった。

126:112
09/02/24 17:27:29 nTBuoVgP
映姫の懇願で、二人が安心して抱き合える場所へ舞台を移した。小町の、『上司に対する理性』はここで完全に消滅した。
拒まれるかも、と心の隅でちらっと思ったが、止められなかった。いっそ激しく抵抗されれば、血の気が多少は引いたかも知れないが、四季様と囁いた小町に、よりによって
「名前で、呼んで。…映姫、と」
なんてことを言い出してくれたものだから―止まるどころか、加速が付いた。


127:112
09/02/24 17:28:07 nTBuoVgP
顔を真っ赤にして漏れる声を堪えて、泣きそうな顔で小町に縋る映姫。
引き寄せられるように胸に唇を寄せて、赤味を増した粒を舐めた。
「ぃゃんっ!」
髪を握る指に力が籠もった。
「小町っ、…こまち、ダメ…」
「映姫様…」
ちゅ、と濡れた音が聞こえる。熱く濡れた舌が、はしたなく尖った先端を弾いていく。
下腹の奥が、きゅーっと引き攣れた。背中が弓なりに反り、絶えず腰を揺らしていないとどうしていいか分からない。駄目、持って行かないで。映姫は口に出さずに希った。
「可愛いです、映姫様…ぜんぶ、すごく、綺麗…」
「ゃ、あっ…!」
小町は丹念に両方の乳首を愛撫した。舐めていない方の乳房は指と手のひらで慰め、更にがくがくと戦慄く背中を、空いた手で撫で続ける。
「小町、こま…きゃあんっ!」
窄めた舌先で弾いたのが、イイらしい。一際高い悲鳴が上がった。

128:112
09/02/24 17:29:38 nTBuoVgP
ごめん、緊張で胃が痛くなってきた。ちょっとタンマ…

129:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/24 17:38:36 +r6+9FpE
頑張れw

130:112
09/02/24 17:53:17 nTBuoVgP
もっと…もっと可愛く、鳴いて。小町の愛撫から遠慮が消える。映姫が声を上げれば、その動きを繰り返した。焦らすようにゆっくり動いたかと思った矢先に、激しく乱暴にひらめかせれば、小町の頭を抱く腕がぶるぶると震えた。
「ひゃうぅんっ…!あぅ、はぁ…」
求めて止まなかったひとの、色づいた姿に、小町の限界が来た。抑制?何それおいしーの?ってなもんだ。
背中をなぞっていた手が、するりと隙間に入り込んだ。

脚と、脚の。

「うくぅっ…!?」
指が、ぬるりと滑った。滑った感触に映姫がまた短い嬌声を上げる。粘液なのか粘膜なのかも分からないほど、そこは蕩けて潤っていた。
「………ぐちゅって、してますよ?」
「―~~ッ!!」
映姫が悶える。瞳にはもう涙が浮かんでいる。ぱくぱくと口を動かしているが、声に言葉にならないらしい。
「あたいに全部、下さい」
返事を待たずに、小町は指を沈めた。

131:112
09/02/24 17:53:59 nTBuoVgP
まだ人差し指が一本だけだというのに、映姫の中はキツく、絡んでくる。
にちゅにちゅと淫猥な水音を立てて抜き差しすると、映姫はイヤイヤをするように首を振り、喘ぎを漏らした。
「ひぁ、はふぅ、やっ、あァ、やあんっ」
映姫の脚の間に、膝を割り込ませて隙間を確保する。これで思う存分思ったとおりに動ける。
中指も添えてふたたび侵入った時、映姫の体が僅かに強張った。いけない、乱暴にしすぎたか、と退きかけると、小町の髪を引いて映姫が首を横に振った。
ぽろぽろと泣きながら、映姫が小町の額に唇を寄せた。
「……」
額に落とされたキスの感触は、柔らかくて、甘やかで、胸の奥をぎしりと軋ませた。
中に残した指はそのままに、小町は鼻先で映姫の胸のしこりを突ついた。
「ん、小町…っ」
「…えーき、さま…」
下乳を食み、突き出した舌先でわざと不器用に舐める。

132:112
09/02/24 17:54:37 nTBuoVgP
「…、…こ…、まち…」
映姫に名前を呼ばれるのが嬉しかった。
上擦った熱い声が、感じてるのだと告げている。
…中で、交互に波打たせる指。そう、抽挿を模す必要はない。映姫が幸せに感じる動きだけを繰り返せば。
「あっ……くぅ…っ」
「だいじょぶ、ですか?」
「は…いっ…んぅ!」
「映姫様」
無理をさせているのではないか、と、小町が一瞬我に返った。映姫を振り仰ぐ。辛そうなら、ここで止めると決めて。
「…小町」
映姫の手が、小町の頬を包んだ。
「―…ぜんぶ、でしょう?」
「~~~!!」
映姫が見せた微笑みに、打ちのめされた。
そんな可愛い顔で、と恨み言。
あたいの我儘にそんな健気に付き合わないでくださいよ、と罪悪感。
そんなどうしようもなく情けない感想を遥かに上回る、愛おしさ。
ああ、好きだ。
この微笑みが、好きなんだ。
細い肢体を掻き抱いて、指を動かした。
「映姫様、好きです、あたいずっと、貴女が好きだったんです」
「もう…それは、聞きました…ひあっ、やん、ああっ」
「…愛してる、大好き、映姫様っ…!」
「こ…ま、…ちぃ…っ!!」
掻き回す。小刻みに抜き差しを繰り返し、強く強く抱いた。
映姫が小町の名を呼びながら、躰を震わせて達した。
小町が求めた『全部』をありったけ、手渡して……




133:112
09/02/24 17:55:15 nTBuoVgP
「…小町?」
快感の高みから、小休止を経て映姫が戻ってきた。
自分をしっかりと抱き寄せている小町が、なんとなく落ち着かないカンジでもじもじしているのが引っかかる。
「どうかしたの?」
「あ、の…だから、そう…映姫様が、可愛かったから…なので、だから…」
「……」
気だるい脚を励まして、長い脚の間に捻じ込んだ。じっとりと汗ばんだ内腿の付け根は、果たしてどうなっているのだろう?
そこに手を伸ばそうとする映姫を、しかし小町は制した。
「や、っ……自分でします!」
「自分でって…」
呆れた。本気でそんなことを言っているのか。映姫はなんとなく面白くない。さっきまで好き放題私を弄んでおいて、という悔しさも、ちょっとだけあった。
するりと小町の腕から抜け出すと、まずは弾力のある豊かな胸に取り掛かった。
映姫の手のひらにしっとりと吸い付く柔らかい塊。小町の僅かな身じろぎにも、たゆんと揺れて、魅惑的である。
下から掬うように柔らかさを堪能しながら、ぷくりと充血した乳首に噛り付いた。

134:112
09/02/24 17:55:56 nTBuoVgP
「きゃんっ!」
甘噛みだったが、効果は絶大だったようだ。
「くっぅ…っ、映姫様、いけません…!」
「…私に、されるのは、嫌なの?」
「そ…じゃなくて…」
「じゃあ、いいでしょう?」
悪戯な笑みを浮かべて、豊かな膨らみを弄ぶ。
流石にここまでは予想していなかったのだろう、小町の表情から切羽詰った押しの強さが消え、代わって快感と戸惑いが滲み始めた。日ごろの快活さからは想像も付かない、何とも色っぽい眼差し。
「映姫様っ…ひあんっ、そこダメぇっ…」
逃げようとする小町の体は映姫よりも二回りも大きいのに、映姫は逃すまいと腕を背中に回して捕らえた。



135:112
09/02/24 17:56:34 nTBuoVgP
……………

『また、こんな所まで来て。あなたという人は』
彼女は、へへ、と赤い髪を揺らして、屈託なく笑った。
『四季様もわかってきたじゃないですか?』
『今は勤務時間内です』
『そういう四季様も、勤務時間内でしょう?…怒っちゃヤですよ。運ぶ死者がいないから息抜きしてるだけですって。死者がいるのを放っておいてサボるわけじゃないですから』
彼女の言い分はよく分かった。彼女は自分の道理で仕事をしているだけなのだ。厳密には待機時間は自由時間ではないのだが、ひとり河原で死者を待つ時間が、お喋り好きな小町にとっては若干苦痛なのだろう。
彼岸を少し離れた丘に、彼岸花が季節外れの花を咲かせていた。小町は彼らを話し相手に定めたようで、仕事の手が空くとこの場所を訪れていた。
『死者が来たら、分かりますから。ちゃんと戻りますって』
そうして、傍らの紅い花に目線を戻した。声に出さずに心の中で、きっと小町は途切れることなく喋っているのだろう。慕わしげなその様子に、ちり、と鋭い痛みを覚えた。

『話し相手が欲しいのでしたら、私の所へいらっしゃい』
本当は、そう声を掛けたかったのだ。そうすればサボっているとみなされないから、とかそういう尤もらしい理由ではなく、ただ…

その後に続く理由を、映姫はとうとう口に出せなかった。

……………


136:112
09/02/24 18:26:14 nTBuoVgP
「お願いですから、映姫、様、あたい…」
「ん?」
「ですから、映姫様にそんなこと、されたら、おかしくなっちゃうんですって!」
小町の白い胸元に、薄い紅が散っていた。半ば無理矢理引き剥がすように、小町は映姫の肩を掴む。
「…だって」
引きずり上げられて、目線の高さが合った。
汗と涙で濡れた頬に髪の毛が張り付いている。指を伸ばして取ると、小町も同じように映姫の額を撫でた。
「無理しないでください」
「してませんよ」
それに、と映姫は呟く。
「…あなたの、可愛いところも、見たいし」
自分で、自分の言葉に赤面した。だが、頬を上気させてうるうると映姫を見つめる彼女は、耳はおろか首まで真っ赤になってしまう。
「えーきさまぁ…っ」
小町を宥めるように口付けを落とす。鼻先。首。鎖骨のつなぎ目。毛布の中に潜って行きながら、先へと進む。
胸の谷間。
「ふ、ぁあっ」
可愛い突起に、寄り道。
「くっ、うん!」
鳩尾。
「っ、っ!っっ!!」
臍の窪み。
「~~ッ!!」
きっちりと突き出た腰骨を撫でて…
「…っ、映姫様ぁ~」
小町の声が半泣きだ。映姫が何をしようとしているか察した辺りから、体が雨に濡れた猫のように震えだした。

137:112
09/02/24 18:26:48 nTBuoVgP
映姫の手が内腿に添えられている。そっと外側に押す感触。
小町は観念して、身を捩るとそっと脚を開いた。
「……はっ…ああ…んんっ…」
確かめるように掠めていく指は浅く、だけど…だからこそ?…余計にその先の刺激への期待を煽っていった。
「ひゃあっん!」
とんでもないところに、髪の毛の感触を感じた。だが驚く間もなく、小町の一番敏感な場所に、生温かく滑らかなものが触れた。
恐る恐る、という感じに密着した舌が、蜜を舐め取りながら奥を探っていく。小町の体に走る緊張と弛緩を敏感に読み取りながら、映姫は小町の味に集中した。
「いやあっ…!」
ちっとも嫌そうには聞こえない、嬌声。
薄暗い毛布の中で、ここがどんな色で、どれだけ濡れていて、なんてことはほとんど分かるわけはないのだが、彼岸から聞こえてくるような小町の甘ったるい声がもっと聞きたくて。
「そんな、つついちゃぁ、だ、めぇ…」
ならば、と愛撫の方法を変えれば。
「吸わないでっ、やっ、あああんっ」
「…どうしてほしいの、小町」
がばっと毛布を跳ね除けて、映姫が体を起こした。

138:112
09/02/24 18:27:19 nTBuoVgP
桃色がかった薄紫の空間は、最初に感じたとおりやはり蒸し暑い。
突然、全てが露になったことに、小町も驚いたようだった。が、顔を上げた映姫を見て、ようやく…ほっとした顔になる。大きく呼吸と胸を弾ませた小町は、思い切ったように切り出した。
「…提案です」
「?」
「………―」
小さい手招きに耳を寄せると、成程、大きな声では言えない話なわけだ。
「…わかりました」
頬にちゅっと唇を弾ませて、映姫は体勢を入れ替えた。
心細い顔をした小町が珍しく、愛しかった。小町が請うのなら叶えてやりたい。…大丈夫。怖くない。



139:112
09/02/24 18:27:48 nTBuoVgP
薄明かりの中、映姫の秘所に唇を寄せた。さっきの名残で十分に溢れていた場所を、舌の先で探検していく。
「んっ…」
熟れた蕾の場所を掠めるたびに、短い悲鳴が聞こえた。
「んっ、ふ、っ…」
それに反撃するかのように、再び映姫が小町に襲い掛かる。動きに迷いがない。小町の感じる場所を、既に把握したのだろう。的確に追い上げていく。
「ふぅ、ひぁ…うゃん」
水音が重なり合い、淫靡な響きが喘ぎに混じった。


どのくらい、こうしていたか。

小町に限界が近い。

ぷは、と唇を離して、もうダメです、と泣き言を漏らした。

あたい、このまま、……ちゃいます。

聞こえなかったフリで舐め続けた。一度達しているぶん、映姫はまだ余裕があった。だが小町は映姫の痴態に散々に煽られ続け、敏感な場所をいたぶられっぱなしだったのだ。

「ひっ……えぇきさまぁっ…!あああっ―!!」

躰を大きく仰け反らせ、小町が達する。粘膜がひくひくと蠢き、新しい蜜がとろりと漏れた。
最後の余韻まで吸い取りたいのか、映姫はまだ口を離さない。

小町が、がくりと脱力した。粘膜の蠕動が緩やかになり、収束に向かう。それを確かめてから、ようやく映姫が躰を起こした。



140:112
09/02/24 18:28:40 nTBuoVgP
「…こまち…」
激しく上下する胸の中に飛び込む。ふわんとした弾力に迎えられて、このまま眠ってしまうかと思ったら。
「―小町」
小町の指が、するりと入り込んできた。
「だって…映姫様が、……こんなに」
こんなに、を示すように動かされる指に、また体が熱くなる。
「私はもう、いいからっ…あっ」
小町の甘ったるい声と、柔らかい舌に昂ぶったのか、映姫のそこは再び敏感になっていた。
触れる感触に腰が揺れる。
体の奥底から高波が起こって、飲み込まれる。じわじわと熱い快感が湧きあがってきて、抑えられない。
「小町ッ…!」
指は奥を探らず、手前だけを性急に掻き混ぜた。薄皮の奥の小さな陰核を擦りあげる。
「ぅやぁっ、あぅっ、ひゃあぅうっ」
「……達って」
「んっ…くぁっ…こま…っ、あぁぁっ…!やぁああぅっ!!」
津波の頂上から放り出されたかと思った。頭の中が真っ白になる。指が触れる場所から、自分の形が変わっていく。
「こまちィっ、小町、っ、ッあ――…ッ!!」
がくがくと震えながら迎えた、二度目の絶頂。
「こま、ち、…小町ぃ…」
「…映姫様ぁ」
力の全てを使い果たして、小町の上に崩れ落ちる。
汗ばむ、を通り越して濡れた体が、何処を触れ合わせても密着するのが堪らなく気持ちよくて、僅かな身じろぎを繰り返した。

141:112
09/02/24 18:29:01 nTBuoVgP
「はっ、はふ、ふうぁ、はあ」
「ん、ふ…」
小町が引き寄せた毛布の中で、しっかりと抱き合う。
「…小町」
自分の声なのに、掠れて他人の声のように聞こえるのがおかしかった。
この上なく満たされて、小町の腕の中にいる。幸せな気分で見上げれば、小町はなんともいえない切なげな顔で映姫の目線を逸らした。
「―?」
らしくない、弱気で卑怯な態度だった。
何故、と問いた気に髪を撫でると、涙に滲んだ目線が戻ってきた。
「………すみませんでした、四季様」
呼び名が戻っている。映姫様、から、四季様に。
急に突き放したような態度をとる彼女の真意が分からず、映姫の顔から血の気が引いていく。
「何故?」
「あたい、駄目です。…四季様にしんどい思いばっかりさせてます」
「…!」
「…困らせてばっかで、すみません…」

ごめんなさい。



142:112
09/02/24 18:29:28 nTBuoVgP
「……―小町」
胸が詰まった。
困ってなどいない。しんどい思いなどしていない。仕事のサボタージュごときを詫びるのとはワケが違う。全部下さいと言って奪っておきながら、どうして今謝るのだ。
多分、と映姫は思う。―不安なのだ。
枕に涙が落ちる音がする。

そっと手を伸ばして、頬を包んだ。温かい手のひらの感触に、びくっと目線を浮かせる。その一瞬を違わず捕らえて、映姫は小町の瞳を見つめた。


143:112
09/02/24 18:30:00 nTBuoVgP
「…今更、何を謝るの。後悔しているの?」
揺れた。
「四季様は…後悔してないですか?」
「何故」
怯えたように泣く小町は、まるで初な乙女だ。
「あなたが私を想ってくれたその気持ち…嬉しかったのですよ」
はっと目を見開いた。
「そう、あなたは少し…自信がなさすぎる。どうして…目の前にいる私をちゃんと見ないのか。―泣いちゃダメ小町」
「だって!」
「…小町」
映姫は精一杯背中を逸らせて、首を伸ばした。傾けて、重ねる。
ふっくりと柔らかい、弾力のある唇を、食む。
呼吸を混ぜて、押し付ける強さに想いを託して、そしてちょっとだけ、下唇が離れない程度に顔を引く。
「愛してます。…私も、あなたを」
「し…映姫様…!」
「あなたは学ぶ必要がある。恋をするのは、あなただけじゃありませんよ」
「あたい、映姫様と…映姫様と…!」
「…離しちゃ、だめですからね?」
「もちろんですっ!」
「仕事もちゃんとやりましょうね?」
「う、ぐ…出来る限り善処します…っ!」
力一杯抱きしめられると、息苦しさが増す。だけど、それも今は心地よかった。



144:112
09/02/24 18:30:22 nTBuoVgP
……………

「それでもやっぱり、あなたはここに来るんですね」
「映姫様も息抜きですか?」
「あなたと一緒にしないで。ああ、最初あなたを見たときはもっと真面目な人だと思ってました」
「当たってるじゃないですか」
「そこに直りなさい小町」
「あっ嘘ですごめんなさいふざけましたスミマセン」
くすくすと笑いあいながら、映姫は小町の横に座った。
今は彼岸花も姿を消した丘。喋る相手もいないだろうに、小町はどうしてここへ来るのか?
ここからは、河原の様子も霧に霞む彼岸もよく見える。
「…向こう岸も見えるんですね」
「なんですよ。…まぁ、映姫様が来たからあまり意味はないんだけど」
「え?」
思わぬ角度から飛んで来た変化球に、映姫は目を丸くした。
「なんでもないです」
彼岸花のように真っ赤になって、俯く小町。

ああ、だから…


彼女の心の中の話し相手は、自分だったというわけで。



145:112
09/02/24 18:30:43 nTBuoVgP
「どうせサボるのなら、私のところへいらっしゃい」
折角だから、ずっと胸の奥にしまっていた言葉を、言ってみた。
「えっ、うわー映姫様がそんなことを言うなんて嬉しいなぁ、でもダメですよー」
「どうして!」
「渡しが渡ってたら大変じゃないですか、死者が。様子見てすぐ戻るってわけにはいかないし」
「ああ…」
道理だ。悔しいが、小町は小町なりに仕事にちゃんと取り組んでいた。
「だから、仕事終わったらすぐ会いに行きますよ!」
「…はい」
映姫は自分の執務室を思った。窓からこの丘は見えるだろうか?
仕事の手が空いていたら、外を見よう。
もし丘が見えたら、姿を探そう。それから。

小町が会いに来たら、たくさん、お喋りしよう。


「ですよね、小町」
「はい?」

なんでもないですよ、と笑いながら、映姫は小町に不意打ちのキスをした。




146:112
09/02/24 18:32:23 nTBuoVgP
おわりです。長い間お付き合いありがとうございました。
だらだらと長文になってホントにすみません。

もう心残りはありません。八意医院で青酸カリを貰ってから
名無しに戻ります。

147:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/24 18:54:26 V03UgQ7q
>>112
GJ
とてもよかった

ところで余計なお節介だと思うが、イカロの方、
どうやって東方知ったかは書かなくていいんじゃないかな
初めてだから至らないところがあるかもしれない、程度でいいとおも

148:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/24 21:03:59 KBd1jKPD
えーこまこまえーは描いたことなかったけど描きたくなっちまいやがったぜこんちくしょういいなこれ

149:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/24 21:36:19 xT3fDc9J
>>112
バカ、死ぬな
今逝ったら間違いなく有罪wwww

とりあえず乙。
ところでこっちにはタイトル入れてないんだな

150:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/25 11:19:34 0OpSk2pV
>>112
よくやった!
今、徹夜中なんだが、これ読んで目が覚めた。
いいものを読ませてもらった。ありがとう。

151:112
09/02/25 16:08:26 1N9jXUX5
感謝を込めておまいらありがとう!

>>129 応援㌧でした!

>>147 アドバイスありがとう。近いうち修正するよ。

>>148>>150 こういう反応貰えただけで嬉しいや…
10日間が報われた!マジありがとう!

>>149 そもそもタイトル考えてなかったっていうorz
夜伽の方のはホントに適当に考えて付けた。


今度こそ名無しに戻るのぜ。

152:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/25 19:41:37 7fixc4F/
いいもの

153:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/25 19:44:20 7fixc4F/
上のはミスorz
いいもの見たし俺も頑張ってなんか描くよ

とりあえず昔ので時間稼ぎ
URLリンク(p.pita.st)
まりーさがなんだか大きく見えるけどそれは帽子のせいだからきにしないでね!

154:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/25 21:15:18 HBeCo7ms
絵を投下してくれる人はレスにカップリングを書いておいてほしいんだぜ

155:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/25 21:37:24 BFafcKaW
いいアリマリだ

156:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/25 21:47:09 6nl3AYru
>>112
GJGJ!えーこまえー好きの俺にはたまらんかった。映姫様可愛いよ映姫様。

157:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/26 00:04:02 zWPIcPdI
すごくスレ進んでると思ったらああもう!

158:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/26 00:35:28 BD8Esv7S
まぶたにチューはいいものだ

159:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/26 20:24:37 xOU4vxrL
絵もSSも良いのが投下されてるのに
過疎ってるのは悲しいことだ…

とにかくGJ

160:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/26 21:43:17 n2yD8JFn
体験版情報更新記念age

161:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/27 09:29:30 sbwC5w2E
>>159
夜伽と違って創想話は転載禁止だからな。どうしても過疎になる。

162:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/28 23:19:47 i0OLXgKi
>>127-129
真面目に何をしたいのかな?

163:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/01 01:32:56 zjtAqrjh
>>159
というか東方の百合スレがここ含め三つもあるからなぁ
今までの百合スレは一作品に一つでその中でssなりなんなりとやりくりしてる所が多い
からまぁssのみの場所だとどうしても過疎る
プラス>>161という専用の場所まであっちゃなw
ここの存在意義が見出しにくいw

164:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/01 01:37:01 C7IDglu+
3つもある?

165:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/01 01:39:59 C3CMaOnl
この板にはこのスレ含めて二つ
したらばに一つ
合わせて三つって事かな?

東方ウフフ板にももう一つ百合スレあるし
ちと分散しすぎかもな

166:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/01 02:20:10 zjtAqrjh
とりあえず上の状況を見た限りだと
ss投下とそそわ&イカロお勧め百合をCPごとにまとめていったりする?

167:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/01 23:24:40 17ALpwop
あとエロパロ板のネチョスレもほとんど百合スレに近いものがあるな。あとしたらばのマイナーカプを語る的なスレもあった。


>>166も面白いかも知れないな。おススメカプとかプッシュしたいカップリングをどんどん押して行ってくれるといい

168:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 15:09:55 f5R0O6sY
ここ最近の流れを見てると東方の百合天国も終焉が近いな
細々とは生き残っていくだろうけど

169:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 17:19:37 U3/Wbvv+
何この神スレ
絵描きも文字書きもGJすぐる
初めて来たけど満足だ、頼む職人超ガンガレ

170:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 20:00:23 cL4CnQxl
じゃあせっかくなので

れみりぁとぱっちぇ
URLリンク(p.pita.st)
相変わらずこんな感じですが
ちなみに俺は指ちゅぱフェチというより吸血フェチです

おまけの差分
URLリンク(p.pita.st)

東方の百合絵をうpれるスレがあんまり無いんで
ここが過疎るのは悲しい…

171:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 20:10:06 FVMa2NHH
したらばの百合スレに専用ロダあるから、其処にあげて、そことここに落とせばいいんでない?

172:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 20:51:15 MFoI0yLj
百合好きにはオススメとかあまり行かない方がいいスレとかってある?
以前創想話スレを覗いた時はちょうど百合関連が叩かれてたり
今見てきたエロパロのネチョスレだと結構女×女キャラの話題で
場所によって色々違うよね

173:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/05 20:55:33 43VgcH9O
夜伽はたまに生えてたり男出てたり。まあ注意書きあるけど。
ネチョスレは基本百合というか女同士だけど、変態レベルが高いので
キャラ崩壊じみたネタが苦手な人はやめておいた方がいい。

174:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 00:46:58 b96ryf/7
>>170
女の子同士で吸血といえば真っ先にアカアオを思い出す俺
もうYOUゲーム作っちゃいなよ

175:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 04:41:15 cMhoBl33
>>168
何でよ?ZUNが百合否定発言でもしたのか?
ゲームプレイしてない新参同人作家がオリキャラ男を出すのはよくある事だし。

176:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 08:44:47 nrPUTYpv
168じゃないが最近のそそわの傾向や界隈の拡大を考えると縮小傾向になるのはかなりありえる話
少しでも衰退を食い止めるためには閉じこもらず良質の創作をするしかないが

ところで>>166マダー?

177:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 11:06:59 MhRlrGSR
しばらく創想話見てなかったんだけど、そんなにオリキャラとか霖之助ハーレム増えたのか?
18禁同人誌がやたら男増えてるとは感じていたけど。
こりゃマジに百合作品書くしかないな。

178:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 14:50:27 dCZM1PHm
よし、ならばひとつ俺が蓮メリ本をだな
本にしたところでここには報告できないが

179:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 15:21:09 56QdcRmo
なんだかんだで秘封はあんまり増えてないのよな
ここはひとつ俺も・・・

180:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 16:00:43 RcBkcHMB
一般向けはまだまだ百合が多いような気がするけど、こっちまで非百合が来たらアウトかな…
昔はマリアリで百合萌えしてたな~とか、もこ関連で派閥争いなんてしてたな~とか、懐かしむ時が来てしまうんだろうか
お前ら満足か?そんな世界で。俺は嫌だね…

181:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 16:05:09 kzYWDhdp
秘封は新作が出てないというのも厳しいよな
ここはレイサナの道を推進するしかないか

182:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 17:31:00 cMhoBl33
>>180
万が一、一般向けまでオリキャラ男のハーレム作品がメジャーになったら東方から去るよ俺は。
さて紫霊夢の布教に戻るか。二次界隈ではこの二人に霖之助が絡んでウザい事ウザい事。

183:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 18:20:39 ppsS1j3w
>>177
しょっぱいハーレムものやオリ男ものが増えるだけならノイズだが
恋愛がらみの霖之助モノの質が良くて万点超えとかな
逆に百合の方が粗製乱造っぽい立場だからねえ

だからこそ創作物でなんとか勝負せにゃあならんのだが
攻撃的になっても立場悪くなるだけだし

というわけでお前らがんばれ
俺もがんばる

184:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 18:41:22 6PXTz/la
というか霖之助ものは数が少ないから相手は誰でも
好きな奴ががっつり反応してくれる。
百合はCPによって百合であってもスルーは当たり前だし
あふれかえってるから良いと思っても他のを見に行ったりと反応はしない。

185:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 19:08:05 ppsS1j3w
流石にそれだけで万点超えや高得点作品との差を説明はできないと思うけど
どっちにしろ良い物を作ってかないと続かないのは一緒だし
俺は現状の流れに危機感抱いてるから、創作を頑張るってだけです

186:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 20:26:47 TdrJPw+u
>>183
そそわの事情くらいしか知らんが、書き慣れてる人が多いね>霖之助モノ
多分、元々小説が大好きで読書量も半端じゃないし、投稿以前から自分なりに文章を書いてきた人たちなんじゃないかな

187:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 22:01:26 lbszc5jt
俺の好きなカプはマイナーだとかいってるとおもったらついに意味不明の悲観論まで出てきちゃった。

188:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 22:31:44 nrPUTYpv
そう煽るなよ
実際同人誌なんかはリソースがかぎられたパイだから意味不明というほどの話でもない

ま、動機はどうあれ百合SSなりが増えるならいいんじゃないの

189:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 22:40:39 OcavokiZ
>>181
おっと。なら俺は、別スレでハマったあやさなを妄想しよう。


190:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 22:48:39 92GwWWQS
ここらで景気付けに絵なりSSなりの投下が欲しいところだ
口だけじゃないところを見せて欲しいのぜ

191:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/06 23:27:55 C8QxPOg7
現在百合アニメスレは2つありますが、後から立ったこっちが本スレです
スレリンク(asaloon板)

先に立ったほうのスレ(通称隔離スレ)に本スレが抜かれそうなので、
本スレに何かアニメの話題の書き込みをお願いします
先に1000行って新スレ立ててしまえばこっちのものです

また、隔離スレの流れを止める良い手段があったら教えてください

192:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 01:55:14 tm0x+egB
いくらなんでも東方二次創作がヘテロだらけになるとか有り得ないだろ。
以前は極小数だったから最近目立つだけで小数派な事には変わり無いし。
一般向けでオリキャラ男とか完全に杞憂だと思うぞ。流石に東方ファンがキレる。原作の人間関係完全無視なワケだし。
安心して良いと思うけどな。

193:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 02:16:29 f7+ti6ZY
東方は百合だからいいのに風流を解さない不粋な奴がオリキャラ男とか余計なもんを出す

194:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 07:09:58 nLnD5Luz
オリキャラ男だったら持続性ないしまだよかったんだけどねえって話じゃないの

まあ、そんなことより作品を投下しようぜ
このスレが使いづらいのはわからないでもないけど

あるいは>>166を誰かやるとか
そそわあたりは数が膨大だからやると喜ぶ人は多いかもしれない

195:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 08:54:37 9i+M2+Bs
良質な百合がある限り良い購買層は残ってくれるはず

いよいよ前日だな

196:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 17:18:36 n/uFOukF
今回カップリング合同もあるみたいだしwktkしながら行ってくる

197:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 17:25:37 flsYXzMY
東方の18禁同人誌で男が出てくるのが増えたのは、
某動画サイトで流行ったものを描く同人ゴロが流れてきただけでしょJK

198:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 20:15:58 b0JEzJUM
まあなんだ
例大祭頑張ろうぜ

199:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 20:33:13 4owfNNN9
>>197
その動画サイトで百合タグで検索して東方がやたら出てきてそこから興味持ってハマったのは俺だけだろうか

200:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 20:47:13 9i+M2+Bs
週刊漫画誌の百合二次やってて肩身が狭かった時、
東方なら好き放題百合創作できると聞いて興味を持った3年前の春

201:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/07 21:12:04 iFZXq9bJ
どうせ百合二次が増えたところで霊夢と魔理沙がハーレム作るだけだから個人的には変わらん
まぁ自分の細々好きな物を書いていくしかないよな

202:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/08 04:54:34 Z1MdQj1K
今日の例大祭でいい百合本を入手した人は、ここに書いてくれると嬉しいな
できれば、ショップ委託するものがいいが

203:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/08 07:45:51 Lg8UyG9a
朝の4時半にマリアリ電波送ってきた奴誰だ
さすがに例大祭当日は電波の強さが違う

例大祭は行けないけど、レポ楽しみにしてるぜ

204:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/09 13:53:28 E02IBmki
ヘアバンドの子と寝巻きの子が好き

205:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/09 18:45:56 mWTtbafg
新作にそんなキャラがいるのか…と思ったが
もしかしてアリスとパチュリー?

206:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/10 10:53:51 2K4FObyo
ゆうかだろ

207:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/10 23:03:28 KRWD6Ms7
空気も流れも読まない俺が酔った勢いで筆ペン一発描きのこまえーき

URLリンク(p.pita.st)

ピタ初めて使うからやり方間違ってたらごめん

208:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/11 00:45:27 Np80lvhd
雰囲気が事後すぎてピチュった。


209:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/11 01:04:27 gW/QiFpK
素敵なのは間違いないんだが
こまえーきと言われんとこまえーきと分からないw

210:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/11 13:54:11 +8mRNJ9R
たしかにwwwこれは事後っぽいwww

211:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/11 20:53:13 oLKTvBb2
とりあえず>>166のイカロの方をちょっとだけやってみたんだが
膨大な量になってしまった・・・
2レスか3レスぐらい使うけど大丈夫か?

212:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/11 22:17:20 W9baX15/
>>211
反対する理由はない、やりたまえ

213:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/11 22:27:23 fGiX3FEm
>>311
少なくとも俺は期待している
やってくれ

214:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/11 22:36:22 oLKTvBb2
分かった投下する
とりあえず順番は適当にがっつりはまとめてはいない
まとめたのはネチョ作品集1だけ
作品集1なのにこのタイトルないけどってやつはもちろん男がいるから
ざっくりまとめたのでふたなり&男性化まで含めてある。
注意書きにあるので嫌ならスル―するためのものとして使ってください。
これはこっちじゃねとか補足が足りんとか見にくいって場合改変おk
では↓

215:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/11 22:53:28 oLKTvBb2
レイマリ
・赤と黒(ふたなり)

レイアリ
・霊夢は大変なものを夢想封印していきました

霊レミ
・琥珀色幻想(リバ 尿)

霊夢×ルーミア
・ご飯の対価(ふたなり)

霊てゐ
・塵も積もれば…

霊夢×幽香
・ゆうかいぢめ。

マリアリ
・白色マスタースパーク
・鏡の国のアリス
・孤独な夜に雪は舞う


パチュアリ
・ヴワル魔法図書姦
・口吻け
・狂い水

アリパチュ
・二人の我儘

アリス×メディスン
・マイ・スウィートポイズン(ふたなり)


にとり×椛
・下っ端哨戒天狗とかっぱっぱ

にとまり
・にとりはやっぱエロ河童 (ふたなり)

にとり×椛
・椛は男の子だと主張するSS(にとり×椛)(男性化)

パチュマリ
・ごく普通の魔女(+こぁ ふたなり)

幽香×魔理沙
・向日葵畑で捕まえて

妹紅×魔理沙
・魔法の森の?事件

レミ咲
・錬成過程~夜~(咲霊前提 ふたなり 鬼畜 グロ?)

216:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/11 22:54:30 oLKTvBb2
咲レミ
・へたレミリアと瀟洒な従者

レミフラ
・舌技依存症候群(ふたなり)

美鈴×レミリア
・へたレミリアと美鈴危機一髪

咲めー
・ミルクで乾杯!(仮題) その1 (ふたなり ギャグ)

めーさく
・プレイMの話

咲夜×霊夢
・錬成過程~曙光~

咲×妖夢
・ぜんまいの歪んだ懐中時計(咲夜×ふたなり妖夢)

咲夜×紫
・紅の館に紫の花(調教もの)

咲リグ レミリグ
・Happy 2 Weeks. 10th night ~Twist of Fate (1)~(リグルショタ化)
・Happy 2 Weeks 11th night ~Twist of Fate(2)~

パチュレミ
・へたレミリアと図書館の魔女(ふたなり)

妖夢×幽々子
・変質した想い(妖夢×幽々子)
・主従逆転(幽々子×妖夢→妖夢×幽々子)

幽々子×紫
・月光の宴(+妖夢)

えりんげ
・もしも鈴仙が男の子だったら (女装男性化)
・永遠の睦(+文 3P)


文椛
・(風神録ネタバレ注意)
・射命丸文の「ワンちゃん教育講座」(「下っ端哨戒天狗とかっぱっぱ」の続き)
・しつけ (ふたなり)

文にと
・インビンシブル☆アヤ(ふたなり ギャグ)

慧音×妹紅
・狂獣 -Pエイジア-(もこてるもこ含 ふたなり)
・狂音

217:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/11 22:54:56 oLKTvBb2
雛チル
・チルノ管理日記 1日目、2日目(尿分)

かなすわ
・守矢神社の夜(ふたなり 早苗自慰)

かなさな
・神と巫女の交わり(「守矢神社の夜」の続き ふたなり)

連メリ
・本日の最高気温は
・甘く甘く、アイスのように
・マエバリー・ハーン(ギャグ 尿分 マエバリ)

メリ連
・*んこの*め

大チル
・狂花 -Lエルフ-(リバ有)

紫×阿求
・嗚呼求聞持 1、2

慧音×阿求
・乙女二人

文×阿求
・文チン(ふたなり)

映姫×阿求
・転生人 稗田阿求 前編
・転生人 稗田阿求 後編

阿求+永琳×慧音
・閨の虜

神奈子×神綺
・神レイプ(ふたなり レイプ)


218:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/11 22:55:25 oLKTvBb2
輝夜×永琳×鈴仙
・永遠亭経済白書(ふたなり)

ルナメルリリ
・公演の後(ふたなり)

鈴仙×妖夢×永琳
・まかせて! ドクターえーりん!(ギャグ)

パチュマリこぁ
・受難の小悪魔(ふたなり)

にと文紫
・悪戯の末路(きゅうり)

レイサナマリ
・紅白黒白蒼白

レイチルマリ
・妖精と巫女と魔法使いと

レイアリ パチュマリ
・梢の蕾、地中の果実

文椛 アリマリ 咲レミ
・東方学院録 ~早苗たん 転校す~
・東方学院録 ~早苗たん 誘われる~

レミ霊 アリマリ パチュマリ めーさく レミ咲
・百万の愛(虐待+グロ+スカ 鬱 ふたなり)

夢子×神崎
・神綺様をネチョる話


ユキ×マイ
・姉妹の口付け、そして交わり
・ユキのおっぱいを揉む話
・Kiss me my Judas!!

ルイズ×マイ
・言葉攻め

219:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/11 22:58:04 oLKTvBb2
以上です。最初遅れてすみませorz
行数エラーとの戦いでした。
やる気がでたらまたやりたいと思います。
てか今これやってるとか報告あればうれしいです
かぶったりしたら悲しすぐる・・・

220:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/11 23:18:30 oLKTvBb2
にとり×椛が二つありますねorzスミマセン
とりあえず次はイカロの2をまとめていこうと思う

221:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/13 10:46:25 kOeyK7rN
ご苦労だった・・・と言いたい所だが

ふたなりもこの板では異端扱いなのに男体化を含めるのは如何なものか
俺は前者は食えるけどやっぱり別ジャンルという認識だぜ
あとリストアップしてるだけ?それとも全部お勧めなのかい?

222:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/13 15:46:45 2xrxiUhf
自分も男体化はオリキャラ男と同じで外してもいいと思う
まぁ受け手は注意書きあるんだし、取捨選択すればいいんじゃない?
何はともあれ乙! 早速好きなカプのを読んでくるぜ

223:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/13 18:56:19 jbrQkPwW
普段は女の子なキャラを薬とかで一時的に男にした上で
攻めるとかなら非常に倒錯した百合って気がする
作者が最初から「○○は男の子!(女装ショタ!)」ってつもりで書いてるのは違うな

224:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/13 21:19:58 ppT0KGVZ
そのへんは注釈付けた上でリストアップすればいいんじゃね
面倒でなければ

225:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/14 00:08:27 BPOlpNmE
文句ばかり言うならお前がやれといわれるかもしれないが
流石に男体化は百合に入らんというか贔屓目に見てもTSジャンルだろ

面倒云々言うなら純百合以外スパっと切るほうが面倒でない気がする

226:220
09/03/14 01:26:32 04yr0DE4
>>221
男性化はアウトか
もちろん最初は切ろうとおもったんだけど
このキャラやCPであればいいという人もいるかなと思い入れてしまった今は反省してる
これはリストアップしてるだけです。
結構自分は何でもいける派なのでお勧めっというよりもリストにして
見る人個人の扶養範囲内で新たなCPを発掘して欲しいと思って作ってみた。
その中でみんながいいと思うのを勧めてくれればと・・・。

男性化は稀に>>223のようなものもあり何とも言い難いんだが・・・
やっぱり>>225のようにすっぱり切った方がいいのか?
まあそっちの方が楽なんだけどねw
てかふたなりを切るとかなりへるんだがw
まあそれがいいっていうならその方向で行こうと思う

227:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/14 01:31:47 jhPsFTN/
貝合わせでも充分いけるんだが
むしろレズは貝合わせの方がいい

228:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/14 01:47:34 m6/RFt1y
いい百合なのにエロシーンになると普通に生えちゃうパターン多いからなあ

229:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/14 19:37:28 BPOlpNmE
>>226
まがりなりにも百合板のスレだからな
エロパロ板とかでやるならその認識でも間違ってはいないと思うけど
でもリストアップとかアクションを取ってくれる事自体はありがたいと思ってる

とりあえず第一集のリストからよさそうなものを読んで感想をあげてみるよ

230:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/14 23:54:48 0V59KZEX
URLリンク(up2.viploader.net)

こういう需要ははたしてあるのか・・・

231:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/15 01:10:14 IN+SuCQJ
>>230
無論、あるアルよ

232:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/15 15:11:21 TdfjGKyr
>>207

見られん!
携帯からだと絵が出てこないぜ!

233:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/18 21:05:30 qevjqQTB
最近どんどんあったかくなり、ねむたくて堪らない。春眠暁を覚えず、って中学校でやったな~と思い出して、



甘くて溶けそうなゆかれいむを妄想




どなたか分かりませんがありがとうございます
この萌えはSSにしてお返しします

234:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/19 07:04:19 Pcxj9hW6
>>233
頑張れ、期待してる

235:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/22 19:55:40 XR9/5ir5
小町行った人いる?

236:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/25 14:25:26 LvCR+slz
>>235
kwsk

そして何かネタをください

237:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/26 14:37:06 2+5ib0Oc
レイサナでネチョキボンヌ

238:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/26 15:46:03 EibDrDez
>>237
ごめんそれ別スレで挙げちゃったから転載になっちゃうや

239:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/26 16:42:38 6+9FKyQN
もう一回新しく書けばいいじゃない

240:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/26 17:49:42 ly/f/vvx
転載アウトだっけ?

241:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/26 18:07:09 MzuIClKb
自分の作品なら、転載先で一言断れば転載していいんじゃないの

242:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/26 19:39:46 iSHDHAQD
投下先言えばいいんじゃないか?

243:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/27 23:08:59 JseTDC0a
とりあえずなんか新しく書いてみる
時間かかるかもしれないけど許してね

244:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/30 09:10:11 VwP5H0Lr
待つのには慣れてるから大丈夫だ

245:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/03 01:28:53 G7QAMEwD
保守がてらこっちに個人的な最近のオススメ本をば

ひとりぼっちのてんし/ねこタンク (いくてん)
スキトキメキトキス!/P-POP (マリアリ)
Berry Cherry/Time*Shop (マリパチェ)
リブラ/鶏屋 (けねもこ)

そういえば「おくりはる」の再販版を先月見かけたな
成人向けが苦手な俺もあの本は好きだった

246:ゆかりんが遊びにきたよ 1
09/04/04 15:12:54 ZYQKdYkB


珍しく、八雲紫が白玉楼を訪ねてきた。
正確には、『予告してから』訪ねてきた。

神出鬼没が常で、いつも突然ひょいと顔を出すのがいつものパターンとして広く浸透しているスキマ妖怪が、わざわざ
「お招きの時間に、お伺いしますわ」
と遣い(お手紙を持ってきましたー!と、橙)を寄越した。
迎える白玉楼では、忠実なお庭番である魂魄妖夢が、張り切って上等の茶を用意し、茶請けに牡丹餅をこしらえた。

そして、幽々子が紫を招いた時間。

「おじゃましますわ」

果たして紫は現れた。


いつもどおりのスキマから。(意味ないじゃん!)




★☆★☆★☆★




折りしも八つ時である。
妖夢が丁寧に淹れた茶を両手で取って、一言。
「あら。いいお茶ね」
胡散臭く得体の知れない最強の妖怪が、心から寛いで少女のような笑みを零した。
「でしょう?お茶が美味しいと、何でも美味しくいただけるものねぇ。最近は妖夢もお茶を淹れるのがすっかり上手になったのよ」
更に少女めいて朗らかに笑うのが、主である西行寺幽々子である。

二人の笑顔に挟まれて、妖夢は恐縮した。

いつもたおやかな笑みを絶やさない、ある意味で紫に次いで胡散臭い雰囲気を持つのが、妖夢の主である。その幽々子が、こんなに屈託な

く笑っているのを見ることは、妖夢でさえも滅多にないことだった。
そして、こんな笑みを見ることが出来るのは、決まって八雲紫がいるときだけなのだ。

(なんか…)
(この二人の雰囲気って、すごい)

(幽々子さま、楽しそう)

(紫様が来ると、雰囲気変わるのよね)
(親友、っていうか、気心通じ合ってる空気が…)

二人で楽しげに喋り、笑う様子を、控える妖夢はじっと窺った。



247:ゆかりんが遊びにきたよ 2
09/04/04 15:16:03 ZYQKdYkB
(長い付き合いになると、誰でもこんな感じになるのかなぁ?)

自分には、こんな風に長い時を共に過ごし、屈託なく笑い合える相手がいるだろうか?
博麗の巫女、霊夢はどうだろう?以前は同じ異変に立ち向かったこともあるし。人妖問わず受け入れる懐の深さは、見習うべきかもしれない。
職業魔法使いの霧雨魔理沙では?用事もないのにしょっちゅう蔵を漁りにくるのはさておき、あれだけ性格が相容れなければ、ぶつかる内に自分の性格も丸くなるかも。
瀟洒なメイド、十六夜咲夜とは、同じ従者として通じ合うものがあるような気がする。相手にその気があるかは置いといて、誰かに仕えるということで共感できる場面もあるんじゃないだろうか?
そこまで考えて、でもだめだ、と妖夢は首を微かに振った。

彼女たちは人間だ。
妖怪になる道を選ばなければ、寿命によってやがてこの世界から消えていく。道理だけれども、寂しいことだと思う。
人間とは、どんなに時間いっぱい共に過ごしても、紫と幽々子のような関係には至れないだろう。
半分は霊である妖夢の寿命は、人間のそれよりも随分と長いのだから。


「ちょっと、幽々子?その牡丹餅は、まさか一人分じゃないでしょうね?」
「食べ物は早い者勝ちよ、紫。それに、あなた、お茶でおなかいっぱいになっちゃったでしょ?」
「まさか」
「でもねーうふふ、妖夢の作る牡丹餅、おいしいんだもの」


本当は、幽々子と、こういう関係になりたいのだ。
長い永い時を共に経て、心の深いところを預けあって、笑いあいたい。幽々子にとっての、かけがえのないひとに、なりたい。

(だけど)

(私なんかじゃ、とても無理…)

この二人の深さには、永久に追いつけない。それが分かってるから、…分かってしまうから、妖夢はそれ以上の繋がりを、幽々子に求めることができない。

だからこそ、庭師として、剣の指南役としての使命を、できるだけ果たそうとしているのだ。

248:ゆかりんが遊びにきたよ 3
09/04/04 15:18:56 ZYQKdYkB
「妖夢ぅ~ちょっと」
「はいっ」

軽く小首を傾げた幽々子が、ちょいちょいと手招きをしている。
幽々子に呼ばれた妖夢は、すす、と正座いっこ分、二人に近づいた。
あら幽々子様、唇の端に小豆が付いてますよ、用事を聞いたら言わなくちゃ、と妖夢が畏まっていると。

「あのね」
「はい」
「牡丹餅、なくなっちゃった」
「はい?」

幽々子が盆を掲げてみせる。小豆一粒も残らず、消えていた。

「…幽々子様?この盆に山盛り、お持ちしたはずなんですが?」
「ええ、山盛り、頂いたわ。おいしかった~。でね、お代わり、あるかしら?」
「ゆゆこさまぁ!?」
「酷いのよ、幽々子ったら。あなたの腕を褒めながら、私には一つも食べさせないんだから」

まさかの、ひとりde完食!

「何個出したと思ってるんですか!?」
「ねぇ~お代わりお願いー。こんなおいしい牡丹餅、あれくらいじゃ足りないわー」
「私も、今度は食べつくされない内に食べたいわね」
「………………」

冥界にいるはずなのに、彼岸が見えた、気がした。

まったくもー、と言いながら、小走りに妖夢が去っていく。
残る材料でどれだけできるかわからないが、とにかく出来る限り作ってくれるつもりらしい。

「うふふ、ね?紫。私が言った通りでしょう?ああやって怒ったあの子、可愛いでしょ?」
「そうねー」
「もう、妖夢ったら、何だかんだ言いながら一生懸命やってくれるんだから。可愛いったらありゃしないわあ」
「…前から言おうと思ってたけど、幽々子、あのコがいるときのあなたって、ホントに雰囲気違うわねぇ」

ぼけぼけ全開なカンジで、と呆れ笑いながら、紫は自ら急須に湯を注いだ。

「ほら、おべんと取りなさいな。いつまでくっ付けてるつもり?」
「いいの。妖夢が取ってくれるんだから」
「はい、はい、はい」

幸せそうに微笑む友を掠め見る。
見ているこっちまで、力が抜けていくような、柔らかな、心からの笑みだった。
紫は、一口茶を啜り、それから突然瞳をくるんと輝かせた。

「で、まだモノにしてないの?」
「…やあね、紫はすぐそれなんだから。妖夢はまだ、これから成長していく子なの。あのコがそういう気持ちになるまで、待つのが楽しみなのに。そういうあなたこそ。最近やけにせっかちじゃない?」
「まあねぇ。相手がアレじゃ、しょうがないわ。焦らざるをえない」
「確かにねぇ」
「…うふふ」
「ふふっ」

二人は同時に湯飲みを置いて、笑い出した。



(あー、幽々子さま、笑ってる。楽しそうだなー)
二人の妖の、娘のような笑い声は、ひとり牡丹餅を丸める妖夢の耳にも届いたのだった。


249:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/04 15:44:57 YkctVuRo
GJ! GJ!
これは良い百合

250:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/06 22:47:01 NHy1+1KY
>>246
GJ!エロいわけじゃないのにこういう書き方いいなぁ

次のレスからちょっと上げてみます
携帯からだし素人なので最初にごめんね

251:百合を麹にしてみました1
09/04/06 22:49:53 NHy1+1KY
…あんなことがあってから、おおよそ2日。私たちの関係はいまだギクシャクしたままだった。
2日前、珍しく彼女のほうから酒の席に誘ってくれたのだ。私は普段あまり呑むたちではなかったので…
……その、ふたりで呑んでいるときに、…ちょっと私が、やらかしてしまった…ようだ。

『キス…したいです。…霊夢さん』

彼女も、私に「押し倒された」以前の記憶はないらしい。
気が付いたらいつの間にか、私が馬乗りになって……
それで、霊夢さんにいきなり…その、私の…、舌を……。

「はあぁぁ……」

途中乱入してきた唯一の目撃者(だと思いたい…)である呑兵衛の鬼さんが言うには、
私たちが呑んでしまったお酒はかなり特殊な神酒であり
女性が口をつけてしまうとたちまち酔って嗚呼無情…という、
とても都合のいい設定つきのお酒だったとのこと。

博麗神社への足取りが…重い。むろん、彼女に「あんなことがあったこと」を謝罪するためなのだけれど
酒のせいとはいえ、彼女とあんな…ああもう、私ってば酔うとあんなになっちゃうだなんて。
「…はぁっ…」
先程から、出てくるのは溜息ばかり。都合のいい言い訳も出てきそうになく、
(ああ…もう着いちゃった…)

252:百合を麹にしてみました1
09/04/06 22:52:06 NHy1+1KY
…霊夢さんは、相変わらず縁側でお茶を啜ってゆっくりしていた。
…いつもなら隣にいそうな魔法使いが不在なのは、今回の件では幸運だったかもしれない。
「…あの、霊夢さん」
「あら早苗、朝から早いわね。宗教の勧誘なら間に合ってるわよ」
霊夢さんはやっぱり「相変わらず」のようだ。…相変わらずなせいで、余計に話を切り出しづらい。
「あのですね、霊夢さん」
「……」
私が何しに来たか、どうやら察しがついたようだ。
「何か飲む?茶くらい出すわよ」
…彼女なりの話の切り出し方らしい。
縁側で話すのも…と、改めて…問題の居間へ赴くことになった。

「…一昨日のこと、なんでしょ?」
「っ……はぃ」
霊夢さんは、単刀直入だった。…これも相変わらずではある。
「そっちに行こうかとも思ったけど……早苗のほうから来るの、待ってたのよ」
「何故ですか?」
「ほら、その…あのふたりに絡まれると面倒だし…今回は特に。…早苗も、話してないんでしょ?」
「あぁ…そう…ですね」
確認するまでもなく、神奈子様と諏訪子様のことだろう。普段は自分から絡んでくるような人なのだが、今回に関しては概ね同意だ。

253:百合を麹にしてみました3
09/04/06 22:53:07 NHy1+1KY
「あの、ごめんなさい…霊夢さん」
「…っ」
…急に、彼女は黙ってしまった。やっぱり、気にしてた…のかな。
…私も、少しずつ申し訳ない気持ちになってきてしまった。
「ぇと…やっぱり、…怒ってます……よね。『酔った勢い』とはいえ、あんな」
「そうね」
「あぅ…」
凄く気まずい。言いようのない後悔と自責の念が押し寄せる。
「そんなふうに言われたら、私だって怒るわ」
「え……っ!?」
一瞬、画面が回転する。「押し倒された」ことに気が付いたのは、少しあとのことだった。

「だから今度は…私の番」
「…っ…ん…」
突然だったけど…私の唇はすぐに彼女を受け入れた。柔らかくて…痺れるような快感。
自分からするのとは違った感覚が全身を走った。
「っは……。…私は…」
「え…?」
「私は、…あのときの言葉、…本気にしたのよ」
「…あのとき…の?」
一昨日、キスしてしまったという事実が先走りして、一瞬霊夢さんがなにを言っているのか理解できなかった。
「…だって、言ってくれたじゃない!…その、酔ってるとか勢いとか関係ないって、……純粋に、…す、好きだって…」
…思い出した。…気がする。酔いが醒めたあとなのであまり記憶にはないが

254:百合を麹にしてみました4
09/04/06 22:54:06 NHy1+1KY
酔っ払ってる中、たしかにそんな告白をした。…気がする。
「…それなのに、さっき『酔った勢い』とか言われて…。べ、べつに本気にしたっていうか、その……あぁもうつまりはそういうことなのよっ!」
あ、霊夢さん、顔真っ赤……すっごくかわいい。
必死になって弁明?する霊夢さんを見て…私はなんだか、彼女がとっても愛おしく見えた。
だから…
「やっぱり私、大好きです……霊夢さん」
「あっ………っ」
今度はきちんと、私からキスをした。

「んっちゅ……はむ…んっ…ちゅっ」
酔ってたときは気づかなかったけど…霊夢さんの舌、とっても熱くって…甘い。
「はっん、ちょっと…ふぁ、さなへぇ…っはげし…」
「らめれふ…れーむふぁん……っちゅぱ、やめたげません…」
舌を絡めるたび、唾液を貪るたびに、彼女への愛しさがあふれてくる。
「っ…ちゅぅ……んはぁっ…ふぁあむぅっ……」
もっと、もっとキスしたい。…ううん、キスだけじゃなく…もっとたくさん、霊夢さんを…愛したい。
大好き。霊夢さん…ほんとうに…大好き。
「霊夢さん……霊夢さんっ!私っわたし、もっと、…霊夢さんと…」
高ぶった私は、彼女の装束に手をかけて…
「まっ、待って……早苗…」

255:百合を麹にしてみました5
09/04/06 22:54:54 NHy1+1KY
大好きな…彼女の言葉に遮られた。
「……やっぱり…だめ、ですか…?」
…あぅ、ちょっとショック。私の落ち込んだ顔を見たのか、彼女は焦って否定した。
「あぁっ、違うの早苗、べつに早苗が嫌いなわけじゃなくって、その……」
霊夢さん、また真っ赤になって、目を逸らして
「いきなりだと…恥ずかしいから……だから…」
……ああ、この言いようのない幸福感はなんなのだろう。
…どんな奇跡を起こしたとしても…私は一生、こんなしあわせを感じることはできないだろう。
だから、私は
「大丈夫ですよ。霊夢さん…いっしょに、ゆっくり愛しあいましょっ…」
大好きな霊夢さんを、ぎゅっと抱きしめて
「うん…私も……大好き。…早苗」
このしあわせに、酔いしれることにした。

256:百合を麹にしてみました
09/04/06 22:57:22 NHy1+1KY
いじょです。10日もかかってしまって申し訳ない…
つたない文章ですが読んでもらえるとありがたいです。

※キャラクターの設定と著しく相違している場合があります

257:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/07 02:19:26 VGRReUhi
ディモールト乙

酔って襲うとは早苗さん流石です

258:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/08 01:46:11 NsXiET9K
事後の話とか新しいな
GJGJ

259:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/08 02:29:15 HBLoZJCG
すばらしい。
早苗さんの嫁はあややだと思うので、もうちょいしたら投下しようと思います

260:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/08 13:03:04 i7oAkbVI
SS対抗早苗さん争奪戦か!
後攻のあややに期待

261:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/08 19:15:28 NsXiET9K
百合キスの描写と台詞は絶対に必要だと思います!

262:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/09 18:30:41 J/it3MR4
東方界隈がそろそろ衰退期に入るとかなんとか聞いたんだが…
ここにいるような人間は勢いがなくなっても東方に残るんかな

や、長編の原稿中なんで出す頃に見向きもされなくなってたらどうしようかと

263:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/09 18:33:15 WUqG4rEj
いい事を教えてやろう
「衰退期に入る」は何年も前からずっと言われてるんだ
そしてこの現状だ
後は分かるな?

264:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/09 18:33:52 hUI9cw9m
同人ゴロが消えて、少数の愛のある二次創作が残ってくれればそれでいい

265:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/09 18:53:48 KCxEWTMC
この板の最初の東方スレは使い切るまでに二年かかってる
あの頃を思えば少しぐらい数が減ったって
それに規模が大きくなって何より増えたのは男女エロだしあんまり悲観することはないかと

266:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/09 20:11:17 QBsOjVy4
ブームが去った
そして本物だけが残った

267:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/09 20:18:26 +KBhH9e/
いいから早く百合を見せろよ

268:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/09 20:26:59 J/it3MR4
いいことを聞かせてもらった、サンクス
これで安心して蓮メリをいちゃつかせる作業に戻れるぜ

269:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/10 00:47:45 EwUltjIx
さて、予告通りあやさな投下といかせてもらう。
>>260、すまないが君の期待に応えられるか分からんが、俺は今出来る自分の精一杯をしたつもりだ。

さあいこう、これが俺のカテゴリー・ワイルドだ

270:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/10 00:48:49 EwUltjIx
青い青い空を見上げながらあの時の事を、ふと、思い出した。
そう…あの出来事は、私にとっては一種の拷問だったかもしれない。





「まったく…お酒に強くもないのに無理して飲むから」

愛用の団扇を扇ぎ、私の膝の上でうなされている早苗の頬に風を送る。
こんな使い方をするのは久しぶり…いや、初めてかもしれない。

「…ごめんなさい、文さん…私なんかの為に…」
「馬鹿」
「え…?」

しまった、馬鹿は言い過ぎたかもしれない。
私に気を使っての早苗の発言だったのだからもう少し柔らかい言い方もあったのに…
ああ、ちょっとそんな捨てられた仔犬みたいな顔をしないで!

「わ…私が早苗の看病を嫌がりましたか?」
「で、でも…」
「私だって、たまには新聞の事を忘れますよ」

ご丁寧に用意された濡れ布巾を早苗に額に押し付ける。
神さま二人が早苗の看病用にと水桶ごと置いていったものだ。
早苗はそれ以上は何も言わなかった。

しばらくして、すこしは楽になったのか穏やかな寝息を立てて早苗は眠りについていた。

「早苗?…寝ちゃったのね」

ちなみに、神さま二人は酔いつぶれてダウンした早苗の世話を私に任せ、さっさと酒宴の渦へと帰って行った。
何故私を?と早苗の看病を行う理由を訊ねたら、人選はなんとなくと答えやがりました。
まったく、酷い神様ですよね。

「…ほんと、酷い神様」

早苗の額の濡れタオルをそっと剥がして、私は早苗の寝顔を見つめる。
早苗のさらさらの髪を指で掬ってみる。
…予想通り、柔らかかった

「…早苗は、いつの間にか遠い所に行っちゃったね」

誰も居ない、私たち二人きりだから、こうして早苗の髪を撫でていられる。
…そう、早苗は神さまだから。
この幻想郷に来た当初のように、私は先輩らしく振舞う事もなくなった。
それだけ早苗がこの世界になれたという証であり、それだけ、私は早苗の側による事が出来なくなった証でもある。

271:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/10 00:49:52 EwUltjIx
実際問題、私はここ数ヶ月…下手すると一年近く、守矢神社に個人的な理由で来訪した事はなかった。
今回の宴会も、場所が神社と聞いたときは気乗りがしなかった。
本当は早苗の顔を見たかったけど見るだけで満足できるほど、私は我慢強くなかったから。

ほんのり紅く染まった頬と、無防備すぎる寝顔を見て、ほんの少し気が緩んだのかもしれない。

「早苗は人間だけど神さまで…私はただの一妖怪で…」

初めて会った時の事を思い出す。
博麗神社に営業停止を言い出すわ、山頂に空気も読まずに馬鹿でかい神社ごと越して来るわ、ちょ~っと背伸びしたいお年頃だったよね。

「早苗との想い出は数えるほどしかないけど、早苗を思い出させるものは数え切れないほど幻想郷に出来たわね」

それから、幻想郷になじもうと必死に努力してる姿をよく見かけた。
常識を捨てるのは間違ってると思うけど、今じゃ立派な幻想郷の住人なったよね。

だから、早苗が死ぬまでずっと隠して居たかった本音を…

「私は早苗の事が好き。…早苗の事を、大切に想ってる」

言ってしまった。




















「……過去形なんですか?現在進行形じゃないんですか?」
「ッ!?さ、ささささささなえさん!!??」


272:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/10 00:50:18 EwUltjIx
思わず早苗の事をさん付けで呼んでしまった。
狸寝入り?以外と狡い手を使ったわね早苗ってば!
まあ、その手に引っかかった時点で自分も悪いと言えば悪いのよね

「ねぇ…答えてください、文さん」
「な、何のことですか?」

どもってどうするのよ、私。
というより、おもいっきり早苗に聞かれてるんだからはぐらかすのは無意味だって自分で分かってるのに…
それでも、隠して…ずっと、お墓の下まで持っていくつもりだったのに…

「私が文さんの事を好きって言っても、まだとぼけますか?」
「…あ、あはは…もう、早苗ってば冗談ばっかり」

起き上がった早苗に見つめられ、乾いた笑いで場を繋ぐしかなかった。
このプレッシャー…逃げ場は…ない。

「そ、そう!酔ってる、酔ってるのよ!早苗はまだ!」
「…お酒の力を借りた。と、仰ってください」

少し怒気を含んだ口調で、早苗は…私を押し倒した。
…正直、以外だった。予想外だった。
私は何時だって早苗を押し倒したかった、力の限り…抱きしめたかった。

そんな夢見た事を、まさか早苗に自分がされるなんて…思いもよらなかった。

「ひゃうッ!? さ、早苗…?」
「…どうせ私は、お酒の力を借りなきゃ好きな人に素直に好きとすら言えない…情けない神様なんです」

…泣いていた、早苗は。

「文さん…文さんが守矢神社にこなくなってから、私がどんなに苦しい思いをしていたか文さんに分かりますか?」
「あぁ…」
「私は文さんが側に居てくれるだけで幸せだった。見つめてくれてるだけで幸せだった。――文さんが居なくなるまでは」
「…っ、早苗っ?」

早苗の手が、私の胸に伸びる。
触れそうで触れない、少しだけ力を加えれば、揉みしだく。
そんなギリギリの感触で早苗は私を蹂躙する。

「文さんをただ想うだけではもう満たされない。文さんを想って自分を慰めても、もう癒されない」
「…んっ…まっ、さな…え…」

早苗の手に力が篭る。
片方の手で私の胸を愛撫し、もう片方の手で私の頬を撫で、首筋を擽る。

「私が神さまである事で文さんと一緒に居られないのなら、私は神さまじゃなくても良い」
「ッ!…あぁ…めぇ…だめぇ…!」
「この想いを文さんも望んでくれているのなら、私は、私の全てを文さんに捧げたい」
「…ぅ…あぁ…」
「この想いが許されるというのなら、文さんも私を望んでくれるのなら、私は…文さんの全てが欲しい」

273:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/10 00:50:56 EwUltjIx
少し…頭がくらくらする。
早苗は一度手を離すと、泣きながら私を抱きしめた。
それこそ、私を潰す程に強く力を込めて。

「だから…一緒に居てください…私は、ただ文さんと一緒に居たいだけなんですから」
「…あ…はぁ…」

…正直、早苗のこの言葉は私にとって悪魔の囁きだった。
今、私が早苗の問いに肯定すれば早苗の全てを自分の物に出来るのだ。
あの優しい笑顔を、あの柔らかそうな唇を、あの美しい髪を、あの眩い肢体を。

そう、長い間見つめるだけで居た早苗を、自分の物に出来る。

けど…

「早苗…ごめんね」
「え…?」

私は早苗のこんな姿を見たくはなかった。
早苗が私を想っていてくれた事は嬉しかった。
早苗を想っていた私の想いは、決して成就しなかったわけじゃなかった。

けど…

「嬉しいけど、凄く嬉しいけど!…私は、今の早苗に応える事は…出来ない」
「ッ!? ど、どうして…どうしてですか!!」
「早苗は無理してる。今の早苗は無理してるから、そんな早苗の心を、今の私は癒せない」

そうだ。
これは私の罪なんだ。
私がもっと早く、素直に、自分の心を早苗に伝えていたのなら、早苗がここまで思い詰める事はなかったかもしれない。

こんな悲しい思いをさせたのは全て私の所為なんだ。
こんな苦しい思いをさせたのは全て私が原因なんだ。

そう、だから私は…私がしなくちゃならない事は――

「早苗。私が示す私を受け入れて?」

この行為はその罪を清算する為に――
そして、早苗とのはじめての為に――


274:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/10 00:51:16 EwUltjIx
「え…あ…ちゅむ…ふぁ…」
「んむ…はぁ…ちゅ…」

先ほど早苗が唯一私の中で触れなかった場所を、私が一番最初に早苗から欲しい物を、私の初めての唇を早苗に捧げた。

「はぁ…あぁ…ん…あ、ちゃぷ…あやさぁん…」

甘い。ひどく甘い。
捧げるなんて言葉は撤回したい。早苗の舌を絡める度に、甘さが溢れ出して来る。
お互いの接合部から、留処なく唾液が漏れる。
それすらお構い無しに、私は早苗を欲している。
早苗もまた、私を受け入れて私の舌を求めている。

その甘さの中で時折混じる酸っぱさが、より一層私たちにお互いを求め合わさせる。

恋は甘酸っぱいとはよく言ったものだ。
これはもはや麻薬だ。
この味を知ってしまった者は、逃れられない、須らく。
そう、私は早苗の甘美な甘さに酔いしれ、刻まれている。

そして、精一杯私は私を早苗に刻み込んでいる。

「好き…早苗が好き。好きよ、大好き…」
「あはっ…文さん、あやさん…あやさぁん♪」

楽しんでくれている。喜んでくれている。嬉しがってくれている。
もう、私は早苗を離したりしない、離れたりしない。何があっても…そう

「誰にも私たちを離す事は出来ない。神さまが相手でも、世界の全てが敵であろうと、早苗と私は離せない。絶対に」

275:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/10 00:52:11 EwUltjIx
投下、完了。
なんだよ、期待はずれだなとか、キャラ違うよとか、その他もろもろの感想は受け付けておりません。

もっと広まって、あやさなの輪

276:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/10 06:55:44 yL3ZONLD
なんという素晴らしいパラレルワールド
酒に酔った早苗さんが霊夢に寄るか文に寄るかで物語が分岐しちゃうんですねわかります


277:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/10 12:23:10 cidPbWuf
最近いいな、にぎやかで。
書き手さんみんなGJ!


他力本願だがまた頼むぜー!

278:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/10 18:17:53 CpqJDNd2
紫藍(又は逆)でオススメの話を教えてくれ…

279:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/10 19:17:58 0WBIPrd7
このスレに初めて来たけどキモ過ぎて萎えた

280:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/10 19:26:12 S4Kx0V5R
さようなら~

281:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/10 19:35:12 UNZaeTzo
もうすぐ外は白い冬

282:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/10 23:36:34 ec3cbPxr
あやさなGJ!

人間と妖怪の関係は以前から一つの定番かつ醍醐味になってるけど
神様と妖怪の関係も色々と掘り下げるとまた新しい世界が開けそうだ

>>278
ゆからんは最近だと徒歩二のシリーズものがちらほら名前出てたね
SS関連の方はあんまりアンテナ張ってないからよくわからん

283:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/11 08:53:42 YcxnV76X
おお、あやさなGJ!
俺にとって文の嫁は霊夢なんで頑張って書いてみる
投下はいつになるか分からんが

284:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/11 08:58:57 lkSS5zrt
霊夢の嫁は早苗さん。
早苗さんの嫁は文。
文の嫁は霊夢。

つまり、ループする形になるな

285:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/11 11:06:43 Oy+5Qelv
文は無駄に酒豪だから酔っ払いネタが使えないのが煩わしいな…

「私は…霊夢さんへの愛しさに酔いしれてますよ」

286:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/11 11:55:23 DwlLwnl0
三人一緒に仲良く末永くってのも嫌いじゃない

>>283
2回表の攻撃、期待して待ってるぜ

287:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/11 21:08:18 ex5nD/AR
age

288:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/11 21:33:01 ZwuzX5h5
萌えちゃってください→URLリンク(max.xcomic.tv)

289:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/11 21:41:09 yLtVOU3L
萌えるって抜くってこと?
抜きまくらせてもらうぜ
あんがとよw

290:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/11 21:46:26 MrutiQqN
>>288
東方と関係ねーじゃんかよ
半年ROMれカス

291:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/11 21:49:09 yLtVOU3L
東方なんかどうでもいいよ
両スレageてマンセー
キモい

292:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/11 21:49:44 yLtVOU3L
sage信仰する分には文句言うつもりはないが
両スレageて自己主張するなら
荒らさせて荒廃させるまでだ

宣戦布告させてもらうぜ


293:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/12 00:26:59 ByH5dHJN
やっぱり幽香アリスが最強

294:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/12 00:32:06 P4K2PmIg
某同人でちらっと「さな×まり」って単語を見かけたけど
自信満々で乗り込んできてフルボッコにされた早苗と
日々霊夢に対抗心燃やしてる負けず嫌い魔理沙って
かなり気が合いそうな感じがするんだがどうだろう

風EDで神奈子様とも意気投合していたことだし、あのノリでそのまま
「うちの早苗の嫁に来なさい!」なんて言われててんやわんやと・・・

295:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/12 00:34:16 8AjkT8NM
荒らして欲しいのですね?
わかりました。
今後一ヶ月徹底して荒らして
このスレをつぶしてみせます

296:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/12 00:42:32 ByH5dHJN
シャこさんの幽アリ本の新刊欲しすぎる
この人のマンガは雰囲気がほんわかしてていいな…

297:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/12 00:59:43 O+qjR1Xd
>>294
またライバルが…w
咲マリみたいに後々再評価されそうなカプだな

>>296
ググったら既刊表紙に吹いたw
最近幽香まわりもよく見るようになってきたね

298:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/12 01:13:40 /SJTiw7Z
幽香様が大好きなんだけど
誰と一瞬にするかで雰囲気も大分かわってくるからすげえ悩む。
幽香様ってどんな娘とくっつけてもしっくりくる気がするんだよなぁ

個人的にはそれぞれ関連性のある幽香様、メディ、アリスんの三角関係が素敵だと思うの。

299:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/12 01:54:00 IFkQMkug
格好いい男の子が寂しそうにこっちを見ています。

300:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/12 02:56:29 8AjkT8NM
.|''''┐                      /-,、   ,   .r‐-,          1―i、
.|  |                    ,l゙  \、 丿ヽ   .|  .|              |  .|
l゙  |                    {、   ゙,!/|i、 ,!   l゙  |  ,,--,          |  .|
|  .|              ,i、        `'-、 ,l゙| ゙l,i´   .|  ヽ/`  ゙l、      .|  .|,,,,,,-┐
|  .|           ,/y" .゙l,,,-,,、     ,i、 ゙'〃.ヽ/` .,,/゜  `    |       |     |
|  .|        ( .|゙l、 `  ヽ     .l゙ `'i、  ″  ゙l           |         |     .|
|  .|        │ .″    │    .|  .l゙  .,i、   .|  、  .,/゙|  .|         |  r‐ー‐'"
|  .|     z、  │  、 .[゙l  |   ._ |  .|、丿ヽ  .゙‐'゙}  ,i´ .|  l゙         |  |
|  .|    ,l゙ヽ .,i´   /゙l,,//  |   ノ゙l゙l  .ヽl゙  │   ,l゙  ./  |  |       |  .|
|  .|    ,l゙  ゙l ゙l ,。 .|.l"゛  │ .,/ .゙l゙l、 ゙l゙l,  │  /   |  |  .|   .,,-'"゙゙″ .ミ_
|  .|   ,i´  l .゙l/ ゙l .|.|  ,/ ./  丿ヽ  .゙l゙l  .゙i、 /   |  |  .|.,/i、 /`     `'-、
|  ゙l  ,/  /    ゙l  テ‐''"  │  ,/_  ゙l  .l゙.゙l /゙./ .,i、 |  |  .″│|  .,r‐i、    ‘i、
|  .`ー'"  ,/     |、 ゙l     ゙l ,/`l゙゙'ー"  .| .゙l/ .ヽ /|  |  l゙    ,┤ .゙l,_,ノ  .li、  ゙,!
.|     .,″     │ .゙l     ゙‐' |    ,!    .゙l"|  .|  ゙l   ,i´ ゙l      | .゙i、 丿
.ヽ   _/       | .,,"       ヽ   .,ノ      |  .|  .ヽ,/  `ヽ    丿  .゙イ
 `''ー''"         '"         `''ー'"       !--"        `'''ー'"′



301:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/12 06:50:07 wLD/fumm
>格好いい男の子が寂しそうにこっちを見ています。

アソコをちょん切ってほしいのですか?分かりました

302:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/12 16:15:56 wsVlec16
>>296
チャりんさんって話も絵も上手いよなあ…
でもたまには昔みたいにマリアリも描いて欲しいorz

303:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/12 23:18:28 /SJTiw7Z
幽々子様ってどう思いますか?

304:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/13 00:31:12 r8a4ruE7
ゆかりんの嫁がどうかしたの?

305:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/13 00:52:16 Rpbhx85t
ゆかりんの嫁は霊夢だろ、常識的に考えて……

306:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/13 01:04:17 IUx9gmFJ
妖夢 嫁―婿 幽々子 嫁―婿 紫 嫁―婿 霊夢

これならおk

307:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/13 07:41:53 dBvZaToa
食物連鎖ですね
分かります

308:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/13 12:31:34 Xiipbz+4
幽々子様とけっこんしたいのですがどうすればいいですか

309:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/13 22:05:49 OicRSvcZ
東方スレあげまくろうぜ

310:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/14 22:20:49 dW7FCY/3
相手が妖夢でも紫でもゆゆ様は受けだって信じてる

311:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/15 09:49:21 d8qyzRLR
百戦錬磨の…誘い受けね…(妖艶微笑)

312:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/15 23:33:04 J2NPCJiu
幼夢相手の場合は
まず攻めさせておいて幼夢が疲れたところにリバースるんですね

313:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/17 12:20:35 cIZWGCmB
百合好き香霖は需要ありますでしょうか・・・

314:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/17 14:26:46 cY6IGgXJ
>>313
需要がどうこうの前にどんなんだか知りたいw
新しすぎる!

315:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/17 14:54:02 Bc1Ic0bV
「霊夢は紫に逆らえない」→「自分はゆかれいむ派だ」
金を払わず品物盗ってく魔理沙→霊夢を狙う魔理沙と冷戦状態

やはりそういうことか

316:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/17 15:16:40 cIZWGCmB
>>314
文字通りに百合好きな香霖のSSを書いてみようかと
創想話や同人誌辺りで食傷気味のネタかどうか気になったもので。

317:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/17 16:14:41 cY6IGgXJ
あまり見ないタイプの話になりそうだ
でもとりあえず、書きたい時は書くべし!
できたら読みたいので投下ヨロノシ

318:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/17 20:31:47 cIZWGCmB
創想話に投稿しました

319:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/17 22:04:13 FqjL8SxO
見に行ったらピンポイントで規制されててワロタ

320:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/19 11:27:15 GjdIqOHp
見てきたよー>>316
こーりんなのに確かに百合でした。

321:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/19 22:09:05 XuBgOfXB
>>320
ありがとうございます。
新作が出来たらまた投下報告したいと思います。

322:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/21 21:15:17 RN6G3JGN
>>316
面白かったすよー。永遠亭七角関係楽しみに待ってますw

323:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/22 12:01:55 5MXe0SPS
創想話スレッドは相変わらず百合廃除論か。
あそこはいつ見に行っても同じ流れだ。

324:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/22 14:13:28 McGzSsmZ
>>323
あそこはいつも特定の1人が火種を投下→周りが巻き込まれるを延々ループしている感じだよな

325:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/22 14:37:06 gCVM7eaN
まあ百合嫌いが何人か居るんだろうな
それでたまに罵り合いが起こる、みたいなパターンを繰り返してる

326:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/22 17:07:27 J0uO9zA2
百合以外のことなんて俺にはどうでもいいのぜ

327:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/22 17:38:31 jTaivHKf
そそわデビューしてみようかと思ったけど、該当スレの一連の流れを見て心が折れた
あんな怖い場所とは思わなかった・・・

328:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/22 18:05:06 McGzSsmZ
>>327
創想話≠創想話を語るスレ
あれはほんの一部だからそこまで気にすることじゃないYO

329:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/22 18:22:51 lqfb4l6Y
>>327
書き手はどれだけ増えてもいい
おまいの妄想読ませてくださいコノヤロウお願いします

そそわが怖いならここでもいいじゃない

330:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/22 18:48:36 jTaivHKf
>>328-329
㌧ 百合しか書けないしネチョも苦手だしでどこにうpすればいいのか困ってしまったw
やっぱり作品を書く以上、何かしらの意見や感想は貰いたいし・・・

今書いてるのはクソ長くなりそうだからここに書くのはやめとくわ
でも書き終わったらお礼も兼ねて報告しに来たい

331:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/22 19:04:58 CA9vhM6W
幻想板の百合スレロダもあるしあげる場所はいくらでもあるよ
頑張ってくれ


332:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/22 21:03:09 5MXe0SPS
>>330
あそこのキチガイみたいに暴れてる連中は既存の作家や新人さんを萎縮させるのが目的なんじゃないかな。
「百合だと荒らされる」「百合は東方では嫌われてる」みたいな印象操作がしたいんだろう。
現実として東方同人誌は百合だらけだし、世間の流れも百合が1つのジャンルとして認知されつつあるから滑稽なんだけどね。

333:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/22 22:22:56 JTJ0aJS7
陰謀論で他スレを語るのはやめようぜ
あそこを見ない方が精神衛生上はいいのは確かだが

334:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/22 23:39:46 3JmnTG79
見るのはコメントを書いてくれた人の感想だけで良い。

335:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/26 15:15:02 2dCDP84z
百合とレズとエスとの違いとか色々調べた結果、東方は百合が似合うという結論に達しました。

可愛い少女たちがキャッキャウフフしているのが最高にいいんだよ。

336:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/26 17:29:30 mm3prO9O
何故にそんな分かり切ったことを調べた…
そんなことをする暇があったら実際に少女達をキャッキャウフフさせる作業をだな

337:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/04/26 17:56:37 gw9nLdZR
東方始めてマリサナという信仰にはまりました!
夜伽は敷居が高くて怖いのでココに投下します。

338:マリサナは俺の信仰1
09/04/26 17:57:24 gw9nLdZR
 ―この神社は客に茶も出さないのか?
 その日、霧雨で霞んだ空の中飛んできた黒い影はそう言った。
 影は濡れていた。帽子も、衣服も、雨によって。
 そして、瞳も。
 私はそれから落ち葉を掃きながら、時々空を見上げている。

 ……暑い。
 山の夏は短い分、季節の特徴を気温にありったけに詰め込む。
 妖怪の山とて例外ではなく、この日も神社の参道を長時間掃除していた私はすっかり暑さにやられていた。
 恨みがましく空を見上げる。雲ひとつない澄み切った青。目を凝らしても望む色は一点もない。溜息をついて再び地面に
視線を落とすと、そこには掃いた落ち葉が集まりこんもりとした小さな緑の山を作っていた。
 今日は少し遅れるのだろうか。そう思っていた矢先に背後から声をかけられた。
「よぉ、早苗。相変わらず精が出るな。狸にでもやるのか?」
 思わぬ方向からの声に思わずどきりとするも、何とか表情には出さず振り返る。
 待っていた黒白の少女が不適な笑みで見つめていた。しかし表情とは裏腹に顔中が汗だくでわずかに息が上がっており、
どうみても強がりであるのが見て取れた。恐らく神社に繋がる長い階段を必死に上ってきたのだろう。
「ええ、これで化け狸と狐を誘って、焼いて、退治しないと」
 だから私も思いを押し込み、余裕を取り戻す。
「お前もずいぶん物騒なことを言うようになったな。ろくでもない神と妖怪どもに囲まれてるせいだ。私のような善良な人間が
来てやらなかったらどうなることやら」
「たまに来る人間はお賽銭も入れず、茶ばっかりせびるから口の一つも悪くなります」
「私は善良な客なんだぜ。その証拠にほら、差し入れだ」
 魔理沙はそう言って先程から腕に抱えていた風呂敷を私に向けてぽんと投げた。慌てながらも何とか受け取ると手に硬い
感触が感じられた。
 開けてみろと伝える魔理沙の視線に促され風呂敷を解くと私は思わず目を見張る。
 そこには口が細く、真ん中がくびれたレトロな形状をし、中には黒い液体が入った瓶が二つあった。コーラの瓶だ。
見慣れながらも久しぶりのコーラに私は―瓶が入った風呂敷を投げる魔理沙に呆れつつも―驚く。
 魔理沙は私の表情を見て得意げに語った。「へへっ、やっぱり外の飲み物だから知ってたか。たまたま寄った香霖堂で
入荷しててさ。ついでにありがたく頂戴してきた」
「……」
 私はお礼を言おうとして言葉に詰まった。色々なことに気づいたからだ。魔理沙はきっとわざわざ香霖堂に寄り、これを
持ってきたのだろう。そして瓶が割れないよう気を使い、腕に大事に抱えて歩いてきたのだろう。外から来た私のために。
 私の、ために。
 そんな彼女の優しさに気づき、嬉しくて胸の辺りに愛しさが込み上げてきたからだ。
「ありがとうございます」
 ようやくお礼を伝えると、私がなかなか何も言わないので不安そうだった魔理沙の表情がほぐれた。
「元は拾い物だ。遠慮は無用だぜ」
「飲んだことはありますか?」
「前に一度。なんか甘ったるくて、ぬるいし、炭酸が余計な後味を残してて、正直まずかった」というか上手かったら私が
さっさと頂いてる、と魔理沙の余計な一言は聞かなかったことにする。
「コーラは冷やして飲むものですよ」
「なんだ。ビールと同じようなものか。香霖の奴め。あいつの能力はてんで使えない」
「今ちょっと氷がなくてすぐには冷やせませんね。あなたの魔法でどうにか出来ませんか?」
 私は彼女が氷の魔法を使えることを知っている。というかそれで散々痛い目にあったものだ。
 魔理沙はしばし考えるように顎に手を添えた後、何かを思いついたのか手の平を叩いた。
「魔法よりも良い方法がある」


339:マリサナは俺の信仰2
09/04/26 17:58:01 gw9nLdZR
 良い方法とは川でコーラを冷やすというものだった。流れないよう川の一部を石でせき止めたものの、コーラを入れた
桶はぐらぐらと揺らいで少し危なっかしい。
 冷えるのにどれくらいの時間がかかるのか良くわからなかった。私たちはすることもなく足を川につけてばたつかせたり、
石を投げたりして時間を過ごした。日はまだ高かったが、辺りの空気は冷えており心地よかった。
 いつしか同じような時があったことを覚えている。あれは幼い頃だった。なぜ川で遊んだのかは忘れたけれど私はずいぶんと
はしゃいで神奈子様と諏訪子様がそんな私を微笑みながら見守ってくれて―
 あの時にはお二方がいて、今には傍に魔理沙がいる。
 私の新しい思い出の隣には魔理沙がいる。あの日から、ずっと。
 魔理沙はどうなのだろう。今でも彼女に会っているのだろうか?私たちは意識して麓の神社に関係する話を避けていたから
わかる術はない。確かなことは魔理沙が私のところに来る回数が徐々に増えていることだけだった。
 ふと振り向くと、視線がぶつかり魔理沙がはっとバツが悪そうに瞳を反らした。それでも私が見つめ続けると、宙に泳がせた
瞳を再び私に向ける。真剣な眼差しだった。私はその意味を知っている。
 二人の視線が絡み、魔理沙の手が私の頬に添えられ、私は目を閉じる。
 瞼の奥の闇がだんだんと濃くなる。やがて唇に柔らかい少し湿った感触が広がる。
 ―静かだった。川のせせらぎも、蝉の声も遠のく。
 顔を離し、目を開くと、視界に魔理沙の赤くなった顔が入った。私の頬も火照っていた。内から湧き上がる熱気によって。
 私はその後のことも知っている。
 魔理沙は沈黙のまま、ためらいがちに私の服に手を伸ばした。私は咄嗟に身をよじる。わかっているとはいえ気恥ずかしさを
隠せない。
「……ここだと見られるかもしれないから」
 魔理沙は数秒の沈黙の後に答えた。
「こんな暑い日はみんな空を飛んでるさ。肩で風を切って存分に涼んでいる。神も、妖怪も、暢気な巫女も」
 そして私の耳元でそっと囁いた。
 ―地べたに取り残されたのは普通の人間ぐらいだ、と。
 

340:マリサナは俺の信仰3
09/04/26 17:58:35 gw9nLdZR
 魔理沙は近くにあったある一本の樹木の下に私を誘った。ここなら後ろにはちょうど木々が広がっていて壁になり、木の葉は
天井となるので死角になるだろうとのことだった。
 それでも頭上には葉の隙間から漏れた陽射しが細く射し込んでいた。
 私が幹に背を預けたのを確認すると、魔理沙も片手を樹木に置くことで身体を支えてもう一度私にキスをした。今度は先程と
違い舌を私の唇の中に入れようとする。私は大人しく受け入れた。舌先が確かめるように歯茎をなぞる。私の舌に触れる。何度か
そうした後に一瞬唇を話した後、角度を変えて再び、そしてより深く口づけをする。私はくすぐったさに身じろぎした。
 辺りに漂う木々と草花の香りに混じった魔理沙の匂いに意識が濁る。
 そうしている内に魔理沙の手が私の上着をはだけ、肌をあらわにした。 地面が土のせいか完全に脱がそうとはしない。
 キスを続けたまま魔理沙の手は私の肌を這い回る。背をさすり、腰のくびれをなぞり、胸を包み……
 全てはぎこちなく、ひたむきだった。最初の頃と同じように。
 だが彼女の行為は決して激しくない。優しい手つきはむしろ安らぎすら覚える。
 魔理沙の手はだんだん下に降り、スカートの裾から奥へと進もうとしていた。下着に手首を締め付けられ動きづらそうだったので
私は自分で足首までそれを下ろした。するとすぐにも彼女が私の脚の間に辿り着く。魔理沙の指は震えていた。緊張からか、
それとも……。私も震えていた。声を啜り上げて。
 キスは止まり、魔理沙は身体を押し付けて私の首筋を吸い始める。私は彼女の肩に頭を置いた。私たちは風の代わりに
お互いの熱を肩で感じ合うのだ。
 私は彼女の服が湿っていることに気がついた。そういえば今日はわざわざ歩いて来たのだっけ。こんなにも暑い日だ。きっと
体中が汗でびっしょりだったろう。
 ―ああ、そうだ。あの時も彼女の服は濡れていた。
 とろとろと視界が揺らぎ、私は知らず魔理沙の髪の間に手をくぐらせる。あの日と違って髪は濡れてなかった。降り注ぐ眩しい
夏の光が魔理沙の金色の髪に反射しきらきらと輝く。私は目を細めて頭をもたげた。風に揺れる枝と梢の間に収まった青。
 探していた黒い影は今は私と重なっている。
 それでも見上げる。見つめる。不意に空が細かい水の粒に覆われ、霞んだ。しかし雨は私に届かない。意識だけがあの霧雨の
日に戻っているのだ。私たちを縛るあの日に。


341:マリサナは俺の信仰4
09/04/26 17:59:29 gw9nLdZR
 私はその時縁側でぼんやりと空を見上げていた。思わぬにわか雨に麓の神社に行く予定が中断され手持ち無沙汰だったためだ。
 今度こそ霊夢との弾幕勝負に勝つつもりだった。幻想郷に来てそれなりの時が経っているし、妖怪退治をこなしたりとここでの
生活にも慣れつつある。いつまでも苦渋を呑むわけにはいかない。
 というのは建前で本当は人間の話し相手が欲しいだけだということを何よりも私自身が一番わかっていた。霊夢なら同じ巫女という
立場だし話が合うだろうと。私が勝てば少しは私の方を見てくれるのではと思っていた―私がまだ霊夢について理解しきれてない頃だった。
 だからいつ晴れるのかと見続けていた空に一点の黒い影が映った時、私は思わず霊夢が来たのではと期待した。しかし影が
近づくにつれ見込みが外れたことに気がつく。やってきた人物はむしろ私が少し苦手としていた少女だった。
 黒白の魔法使いも私を見つけたのだろうか、雨の水気をたっぷりと含んでのろのろと私の方に降りてくる。足を地面につかせても
魔理沙は何も言わなかった。私も言葉を発せず黙って彼女と対峙する。
 私は少なからず狼狽していた。魔理沙は濡れそぼっていた。彼女の黒い帽子も服も雨を受けてより濃く染まったようだった。
 そして瞳も濡れていた。恐らく雨以外で……。私は気の強い彼女しか知らなかったら、どうしたのか見当もつかなかった。
 しばし見詰め合っていると魔理沙の方で沈黙を破った。
「この神社は客に茶も出さないのか?」
 その言葉で私はようやく我に返る。そして傍若無人な言い方に少し腹が立った。きっと涙と思ったものは気のせいなのだろう。
彼女が人前で泣くはずがない。


342:マリサナは俺の信仰5
09/04/26 17:59:52 gw9nLdZR
 私は魔理沙を中に招いた。いくら賽銭も差し入れもない無礼な客とはいえこのままでは風邪を引くはずだ。私がお茶をいれて替えの
服を用意するも、魔理沙はお茶だけに手を出した。身体をろくに拭こうとも思わない。ただお湯の温かさに身を委ねるかのように
ぼうっとしていた。
「突然どうしたんですか?」耐え切れず質問を投げる。
 魔理沙はすぐには答えなかった。二、三度湯呑みを回した後、彼女らしくない遠慮がちな声色で私に尋ねた。
「巫女ってのは神様以外はどうでもいいのか?」
 私はすぐに誰のことを指しているのか察した。「……霊夢さんのことですか?」
「いや……今のは忘れてくれ」
 そして再びの静寂。魔理沙と霊夢との間に喧嘩とは違う何かただならぬことがあったようだ。私は戸惑いながらも言葉を紡ごうとする。
 聞かなかったことにするには魔理沙があまりにも頼りなく見えたからだ。それに私も霊夢と接しながら身に覚えがあることが若干ある。
「霊夢さんは自分の神社の神様についても良く知らないようだし、ただの性格だと思うけど」
「お前はどうなんだ?」
「私?私は……」
 私はむしろ反対だ。人間の友を求めている。だけど神奈子様と諏訪子様、そして人間。どちらを選ぶのかと問われれば迷わず神様を
選ぶ。でももしその人間がとても大切で、かけがえがないのなら?今までそういう存在はいなかった。恐らくこれからも。
 霊夢もそうなのだろうか?もしかして魔理沙は霊夢の特別な何かになりたかったのだろうか。
 そこまで思考が至った時だった。突然腕を掴まれ、私の視界は傾いた。背が畳に乱暴にぶつかり、痛みで目の端に涙が滲む。
そのため私を押し倒した人物の表情を伺えることが出来なかった。
「試してみるか?」
 熱に浮かされたような声だった。ぞっとする。これから何をされるのか悟った私の顔は間違いなく引きつっているだろう。
「何をっ……やめて!」
「嫌なら呼べば良い」
 あんなにも小さな身体のどこにこんな力があるのだろう。私は腕や足を押さえつけられたまま満足に抵抗することも叶わなかった。
 そうだ。呼べばいい。すぐにでも来てくださるだろう。今だって気がついているはず。
 だが私をついぞ呼ぶことが出来なかった。否、あの瞬間お二方のことすら忘れてしまった。
 どれくらい揉み合ったのだろう。突如私の顔に落ちた水滴。雨だれではない、熱く小さな一滴が、続くしゃがれた声が私の理性を溶かす。
「どうしたら……私を見てくれるんだ……?」
 ―私は剥き出しの肌で直に感じた。魔理沙の湿った服を、肢体を、涙を。甘い霧雨が私を包み、潤す。私が魔理沙の髪を撫でると、
彼女の金色の髪が朝露のようにきらきらと輝いた。雫は一体の影となった私たちの唯一の光となった。
 それから私は落ち葉を掃きながら、時々空を見上げる。神奈子様と諏訪子様も私と魔理沙が二人きりの時は決して姿を現さない。
 なぜなら私が甘い恐怖に支配されたのでも、ましてや同情でもなく、惹かれてしまったことを知っているからだ。真っ直ぐで、ひたむきな彼女に。
 普通の人間として恋に落ちたのだ。



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