09/10/05 21:49:56 vh/tpGgH
>>286
あああありがとう、ごめんなさい!
何も知らなくて申し訳ないです。気をつけます。
ありがとう、そう言ってもらえると安心します。拙い文章で申し訳ないけれど、とりあえずは書けたのでお待たせしました。
>>285の続き
暗闇の中で、私たちは暫く無言で抱き合っていた。公園は静かで、彼女の涙を堪えているような呼吸だけが聞こえていた。
暫くして、公園を通りかかったおばあさんが私たちを見て心配そうに「どうしたの? 大丈夫?」と声を掛けてくれた。
私は「あ、大丈夫です」と精一杯笑ってみせて、おばあさんに軽く会釈。ぽんぽん、と渚の頭を撫でてみたり。
ニ「……ごめんね。頭混乱しちゃって、気の利いたこと思いつかない」
渚「ううん。私こそごめんね」
ニ「違う……違うんだ、ほんとはこんなこと言いたいんじゃないんだ。どうしよう、ごめんね」
私の声は後の方から涙声になっていって、気付いたら泣いてた。渚の肩に顔を埋めて声を堪えていたら、ぎゅっと強く抱き寄せてくれた。
これにはどきどきした……orz いや、もうずっとどきどきしっぱなしだったけど。こんなに心臓の音がうるさく聞こえたのはきっと初めてだ。
渚「ニナ……泣かないでよ……私はニナのこといっぱい泣かせちゃったから、もう泣かせたくないんだよ。泣かないでよ、ニナぁ……」
私は情けないことに泣き虫なのだ。中学の卒業式も式が始まる前に渚から貰った手紙を読んで泣いた。大いにフライング。
これ以上の会話は正直覚えてない。
とりあえず、私たちは一度渚の家の前へ行った後にそのままUターンして私の家の前まで行った。
で、私は渚の手を握って目を見つめて「ごめん、ちょっと考えさせて」と言って、一先ず返事は保留にさせてもらったんだけど。
「私の誕生日までには返事返すから」と言ったにも関わらず、結局返事を返さずに16歳になっちゃった……orz
ちなみに誕生日は6月。本当は返事したいんだけど……あんまり会えない上にそんな空気にならなくて毎回言えないです。自分チキンすぎるorz