CLAYMORE(クレイモア)百合専用スレ 5at LESBIAN
CLAYMORE(クレイモア)百合専用スレ 5 - 暇つぶし2ch113:名無しさん@秘密の花園
08/07/26 17:17:54 qWScEIv6
>>112
誘い受けが激しくウザい。これだから食傷起こされるんだよ
隔離してしまえばいいのに

114:名無しさん@秘密の花園
08/07/26 19:50:21 Agd7w7zg
>>112
じゃ元々○○○リのSSじゃなかったんだな。色々失礼した。
どおりで色んな要素があると思ったよ。メインがどれかわからんかったw

>>113
ガラ×クラ×ミアは自分も見たい。需要もあると思うし。

115:名無しさん@秘密の花園
08/07/26 20:02:42 qWScEIv6
ガラ×クラ×ミアはタイムリーだからなぁ
エロパロの方でも果敢にチャレンジ(百合じゃなくて輪姦)される神がいるようだし

って言うか、ガラ様総攻め状態だから、受けで考えるとノマカになるか
ここでは名前を言ってはならない人気のある方になってしまうんだよね。ガラ様を圧倒出来るキャラというと…

116:名無しさん@秘密の花園
08/07/26 20:03:56 yyyc6eq7
>>113
これは質問に答えてるわけだから誘い受けとは違うと思う。
間違えられたら両者にとってアレだろうし。


117:名無しさん@秘密の花園
08/07/26 20:13:54 qWScEIv6
どう考えても「ぜひ書いて下さい!」を待っている誘い受けだろ
わざわざパスまでつけてアップとか、自己顕示欲強すぎ

荒れるって分かっているなら自重すればいいのに

118:名無しさん@秘密の花園
08/07/26 20:22:11 Agd7w7zg
>>115
特定の人物の話題は良くないらしいからこれで最後にするけど
ガラテアはお酒飲ませれば別にクラリスでもいいと思
職人がネタで使ってくれたら幸い。

119:名無しさん@秘密の花園
08/07/26 20:35:08 qWScEIv6
ミアータはクラリスのおっぱいを、クラリスはガラテアのおっぱいをですね。わかります

酒に弱いっていうギャップにも萌えるな
酒に強いクレアと呑みに行って、つぶれたガラ様を今度はクレアがお姫様だっことか、酒関連は萌えネタが豊富でよい
ここ最近の八木の最大のGJは酒場シーンを入れたことだなw

120:名無しさん@秘密の花園
08/07/27 00:45:53 3r+639LJ
確かにガラテア受けって難しいな
リフルの鬼畜プレイか
タバサの姫様ご奉仕愛くらいしかネタがない

クラリスのヘタレ攻めも悪くはないんだが、そのシチュならガラリンのお相手はクレアかジーン、テレサやイレーネの方が萌えるかも


121:☆ガラ×フロSS「不敵な天使と臆病な妖精」Ⅰ
08/07/27 03:48:01 Qm4wjsN1
とりあえず、ガラフロSSが出来たので貼ります。
時間が掛かりすぎた割りにアレです。貼る前からブルーって何だよ俺……
叱声が飛ぶかスルー対象になるか覚悟しつつ、いざ貼りっ



☆ガラ×フロSS「不敵な天使と臆病な妖精」



 東の地ペッルス。
 白銀に包まれた北の地や、荒涼たる平原をいただく南の地と比べたら、この地は庭園と表しても過言ではないだろう。
 見渡す限り萌黄色に染まった草原、晴れ渡った碧空からさんさんと注がれる陽光、アクセントとして根付いている大樹……
 この殺伐とした世界にしては勿体ない位の絶景が、ここには広がっている。
 そして、とある日の、東雲[しののめ]が漂う頃合い。
 その下に座している大樹の麓に、二つの人影があった。
「……おい、ガラテア、聞いてるのか?」
 その内の一人が、訝しげに発言した。
 全身を黒装束で覆い尽くしたその男は、眼前にいる者の美貌に囚われることなく、油断ならない眼差しを刺すように向けていた。
「聞いてるよエルミタ。ようはその子を目覚めさせろ、ということだろう?」
 美貌の天使―ガラテアは、色めきたった親をたしなめる賢い息子のような口ぶりで言葉を返した。
 いかにも、「面倒くさいな」と思ってさえいそうな雰囲気である
「そうだ。やつはまだ‘風斬り’を体得したばかりな上、精神面にもやや難がある。
 一桁ナンバーとして実践投入できるよう、覚醒者はやつに討たせることが、この任務の目的だ」
 黒服―エルミタは、米寿をむかえた司教のように、低くゆっくりとした口調でガラテアに言い聞かせる。
「それに……おまえにとっても良い経験になるだろう、今回の覚醒者狩りはな」
「……?」
 ふと、美貌の天使のおもてに疑念の色が塗られた。
「行ってみれば分かる。NO3のお前だ。何も言わなくとも、大丈夫だと思うがな……」
 黒服の、双眸のみを露出したその顔には、ごく微かな苦笑が張りつけられているように見えた。
「……それとな、あまり激しくしてやるな。お前に食われた戦士は、みな再びお前を求めるのだからな。これ以上増えても困る」
 美貌の天使は、口元を吊りあがらせ、美麗な双眸を薄めた。
 この台詞の意味は、彼らにだけしか、理解の及ばないものである……

122:☆ガラ×フロSS「不敵な天使と臆病な妖精」Ⅱ
08/07/27 03:48:44 Qm4wjsN1
 ミズガルズの村。
 東の地でも辺境といえる位置にあるこの村は、内外ともに碧の大地につつまれ、十数軒の木造の家が立ち並んでいた。
 農耕・牧畜で生計を立て、ここより半里と七町ほど離れた都とも交流が盛んである。
 貧しくものどかで、つつましい生活が約束された場所だ。
 そんな所に、白日のもと訪れた、美貌の天使がいた。
 その彫りの深い面差しは、まるで王城の前に佇む女神像を、そのまま取り出したかのような感じすら覚える。
 周りを意識しているとしか思えない優雅な足取りで歩む彼女に、いつもなら恐れる筈の村民も振り返るほどである。
「さて、と……」
 美貌の天使―ガラテアは、右側面にある納屋に流し目をやりながら足を止めた。
 一つ一つが、いちいち神がかった美しさの挙動である。
 ガラテアは無造作に納屋の扉を開き、中に足を踏み入れた。
 扉を閉めると、内部がやや薄暗くなったが、気にすることはない。
 天使の視界に入ってきたのは、藁が敷いてある地べたに座り込んでいる、三人の戦士だった。
 片目を髪で隠した者、短髪でやや険相の者、そして、ガラテアほどではないが憂い美貌をもち、ウェーブがかった長髪をいただく者……
 ガラテアは、その憂い美貌の者のおもてに、微かな朱が差したのに気付いた。
 かわいがってやれそうだな―と、天使は内心ほくそ笑んだ。
「悪いな、遅れた。では、先ず自己紹介からいこう。私の名はガラテア。NOは3だ。覚醒者狩りの回数は……忘れた。次」
 悪びれる様子もなく早口で捲くし立てるガラテアに、非難の声が飛ぶことは無かった。
 彼女の名前や実力は、組織に在した長さから殆どの者に知られているという所以もあって、逆らおうと考える者はまずいない。
「私はゼルダ。NOは24。覚醒者狩りの経験は一回だけだ。この中では一番下だが、足を引っ張らないよう努力する」
 はきはきとした口調で言ったのは、片目を髪で隠した、精悍な顔つきの戦士だ。
 ガラテアの傍若無人たる態度にも、苛立ちを覚えることなどないように見える。優等生らしい。
「……私の名はクィーニー。NOは20。覚醒者狩りの経験は二回だ」
 ややゆっくりとした声で名乗ったのは、微かに険が差した、後ろ髪を首もとで纏めた戦士だ。
 若干、ガラテアに不満を抱いているように見えるが、口に出すことはない。
 そして―
「わ、私の名はフローラ。NOは12です。覚醒者狩りは今回で五度目です……よ、よろしくお願いします……」
 憂い美貌の戦士―フローラは、何故か起立してガラテアに深々と低頭した。
 冷然な見た目に似合わず、かわいい声とおとなしい挙動の持ち主のようだ。
 ―地面を見つめるそのおもてが、真っ赤になっていることに、本人は気付いているのかどうか?
「おいおい、なにもそこまでしなくてもいい。古参というだけでそのような扱いをされると、逆にやり辛い」
「は、はい……すみません……」
 悟りを開いた戦士の如き声で労われ、フローラは上気したままの顔を上げた。
 瞬間、完璧な形状を有する二つのまなこが、自分の視線と合わさって、強い鼓動を感じながらも、懸命に表には出さないよう努めた。
 これは、本当に楽しめそうじゃないか……
 邪な思いを秘めつつ、天使は嬌笑を浮かべながら口を開き始めた。
「では、今回の覚醒者狩りの概要でも説明しようか……」

123:☆ガラ×フロSS「不敵な天使と臆病な妖精」Ⅲ
08/07/27 03:49:34 Qm4wjsN1
 ガラテア達四人が向かったのは、ミズガルズの村の目と鼻の先にある、ギアラルの森だ。
 黄昏につつまれた深林は、鮮やかに燃ゆる炎の色で染め上げられていた。
 この奥地で、村人が豹のような魔物に襲われたというのだ。
「はぁ……」
 四人の最後尾を歩むフローラは、胸に手を当て、艶やかな途息を洩らした。
 心臓の鼓動が、平常時とは明らかに異なる速さで脈打っている。
 私、どうしちゃったんだろう―
 自分に問いかけてみるものの、答えは分かりきっている。
 一目惚れしてしまったのだ。女性であるガラテアに。
 そのこと事態に、深い理由などいらない。惚れたという事実は、彼女の中で曲げようがないのだから。
 また、ガラテア自身も、一目見られた時からフローラの心中は察しきっていた。
「……む?」
 どれほど進行しただろうか。
 一行は、森を出て開けた場所に出ていた。
 広がる草原……と思いきや、眼前には絶壁としか形容しようが無い高峰がそびえ立っている。
 ―襲撃は、そう認識した後か前か。
「ぐがっ!」
 うめいたのは、一行の真ん中を歩んでいた隠瞳[いんとう]の戦士ゼルダだ。
 襲撃者にどうにか反応できたらしく致命傷は免れたが、腹に裂傷を負っている。
「各自散開しろ! 奴は疾いぞ!」
 ガラテアは襲撃者の姿を視認する前に、仲間達に鋭く叫んだ。
 片膝をついているゼルダは、険相の戦士クィーニーと共にその場に留まり、フローラとガラテアはそれぞれ二手に散る。
 そして、美貌の天使の眼差しが、ようやく襲撃者の姿を捉えた。
 通常より大きい白豹の肢体、その背には、針鼠の身体をそのままとりつけたような、針山の翼をいただいている。
 ひどく単純な姿の覚醒者―に向けて、ガラテアは二つの金眼をキッと光らせる。
 ヒュア!
「―なっ!?」
 天使の顔が、僅かに焦燥した。
 妖気操作を無効化された? 確かに、奴に向けて妖気を送り、命中もした筈―
 考えるいとまを十分に与えられず、なんと白豹体は姿を消失させてしまった。

124:☆ガラ×フロSS「不敵な天使と臆病な妖精」Ⅳ
08/07/27 03:50:03 Qm4wjsN1
「くっ、何処へ……がっ?!」
 振り返ると、胸部や肩・足を貫かれ、くぐもった呻き声と共にくず折れる。
 側にいるNO20荒い喘鳴と目のうつろさを見れば、重傷だというのは容易にみてとれる。
 仲間の惨事を見て、フローラは全身をわななかせていた。
 怖い、怖いよ……このままじゃ私も―
「怯えるんじゃない! それでも戦士か!」
 震える哀しみの妖精に、天使の叱声が浴びせられた。
 ビクッとしつつも、彼女は恐怖に尻ごむ身体に鞭を打って、右手に持つ剣に力を込め自らを奮い立たせようとする。
 ガラテアは、攻撃を終えて自分の付近に来ていた覚醒者に、自ら攻撃を仕掛けにいく。
 飛翔しつつ剣をかざし、妖気操作を試みる。
 が、やはり無効化。
 ガラテアを視認した白豹体が背から無数の針を飛ばす。これをなんとかさばききるも、間合いに接近した瞬間白豹体は消えてしまった。
 ―やられる!
 剣で顔面を守り身構えるガラテアだったが、何故か覚醒者の襲撃はない。
 中空を緩やかに落ちつつ、ガラテアは一瞬で‘何か’を悟った。
「ならばっ!」
 ヒュア!
 勘でしかなかった。
 あらぬ方向に集中して行った妖気操作。
 姿を消して宙を滑空しているはずの白豹体が、仰向けになって垂直落下し、背の針が地面に突き刺さる。
「12番っ!」
 奇しくも、白豹体の近くにいたフローラが、帯剣したまま至近距離へ駆る。
 数本の針が怒涛の勢いで飛来するも、フローラの周囲に展開された‘風’がそれを遮った。
 そして―
「はあぁぁぁあっっ!!」
 少女のような、しかし剛毅を伴った声と共に放たれた抜き身すらも見えない剣撃が、覚醒者の肢体を八つ裂きにした。
 ズバァア、という斬撃音が炸裂し、豹のような身体が四散する。
「や、やった!」
 重傷を負いながらも、終始闘いから目を離さなかったゼルダとクィーニーが歓喜の声を上げた。
 盛大に噴出する血を浴びそうになりながら、常時憂いに満ちている瞳を薄め、フローラはへたり込んだ。
「! 大丈夫か、12番!?」
 傷を負っていないのに心配そうに駆け寄って、倒れそうになる哀しみの妖精を抱き起こす美貌の天使。
 ―実に絵になる構図だ。
「ガラテアさん……ありが……と……」
 ガラテア様、カッコいい……私、幸せ―
 フローラは、夢見心地で気を失った。
 ポカンとした表情から、微苦笑へと移り変わるガラテア。
 ゼルダとクィーニーは、彼女達の様子を見やりながら、顔を見合わせて微笑みあった。
「様になってるな、全く……」
「……そうだな」
 何か、これから起こることを予感させるような、二人の言葉であった―

125:☆ガラ×フロSS「不敵な天使と臆病な妖精」Ⅴ
08/07/27 03:50:57 Qm4wjsN1
 夜更け。
 ミズガルズの村に舞い戻った一行は、村長に報酬の件を話し終え、出口付近に固まっていた。。
 ガラテアはフローラを、いわゆる‘お姫様抱っこ’で抱えながら、クィーニー・ゼルダに相対している。
「任務は終わった。私はフローラを介抱してから組織に戻る。お前達は各々の任務に戻れ」
「了解」
 二人は、首肯[しゅこう]の意思を見せて低頭し、踵を返して足早に村の出口の方へ去っていった。
 ガラテアは、彼女達が見えなくなるまで見送った。
「さて……」
 ふっ……と、やわらかな息を吐く口腔。
 その神々しいとさえ形容できる尊顔が、豊穣の女神のような一笑を作り出した。
「私たちも、共にいこうか……」
 誰にともなく呟いた天使は、両手に妖精を携えて、ミズガルズの村を後にした……

 フローラが目を覚ますと、周囲が暗夜に染まった草原に横たわっていた。
 すぐ近くに大樹と焚き火があり、フローラはそれらに挟まれているかっこうだ。
 そして、この違和感は―
 妖気消しの薬!
 彼女の瞳は、人間本来の碧い輝きを取り戻していた。
 肩当と腰当もはずしてある。それに、上半身を起こしてみたものの、下半身がいうことをきかない。
 これは、まさか―
「気が付いたか、妖精くん」
 悟りを開いた戦士の如き声が後方から響き、‘妖精くん’は上半身をよじって振り返った。
 見るや、声の主である美貌の天使―ガラテアも、腰当てと肩当てを外し、組織の特殊レオタードのみの格好だ。
 完膚なきボディラインが、無意識にフローラの目をひく。
 六尺(約180cm)をゆうに超えるであろう長身に、大きく盛り上がった双丘、艶かしい曲線を描くくびれ、
 女性らしさを十二分に体現している臀部……大陸に伝わる美の女神・リディアの恩恵を受けているとしか思えない肢体である。
「妖精くん……というのはやめるか。何か違和感があるからな」
 自分から言ったくせに、不満そうに訂正するガラテア。
 訂正しないで良かったのにっ―と、何気なく考えてしまったフローラであった。

126:☆ガラ×フロSS「不敵な天使と臆病な妖精」Ⅵ
08/07/27 03:51:53 Qm4wjsN1
「では、フローラ。何故お前はそんなに臆病なのか、消極的なのか分かるか?」
 ガラテアの問いに、憂い無表情をぶんぶん横に振るうフローラ。
 白磁を連想させる頬に、はっきりと朱をさしている。
 ―なにを期待しているのか。
「そうか……まあ、私にもはっきりこれと言えるわけじゃないが……お前には、覚悟が足りないんだと思う」
 その言葉に、僅かだが妖精の表情が陰った。
 ……天使の言葉は、半分は耳を通り越し、もう半分は曲解して脳内にインプットされている。
「お前は、本来冷徹な性格のはずだ。だが、内に秘める微かな優しさが、いつも最後の一歩を踏み出させない。
 ここまでのNOに昇りつめてくる最中、お前は恐らくその優しさを殺そうと努力し、結果隠しきれていたから報われたのだろう。
 しかし、これ以上―NO一桁に成るならば、「隠す」などという誤魔化しでは押し通せない」
「……ど、どのような覚悟が必要なのですか?」
 思わず搾り出した言葉は、殆ど無意識に発せられたものだった。
 ああ、早く……早くしてほしい!
 ガラテアは、フローラの意向を知っていながら、敢えて話しを難しく、長引かせていた。
 地べたに座り込み、上半身を起こした彼女は、もはや全身が上気しているようにさえ見える。
「……教えて欲しいか?」
「は……はい……」
 天使は、悪魔的な冷笑を浮かべながら、妖精の返答に大きく頷いた。
 そして―
「分かった……教えてやろう!」
 瞬間、フローラの肢体が強引に草の地べたに叩き付けられた。
 妖気操作!
 自分からは妖気が使えないというのに、相手は内にある妖気を呼び起こすことが可能とは……
「―っ!」
 ガラテアの微笑をたたえた美貌が、うつ伏せになった赤み顔のフローラに近づいてきた。
 女性にされてしまうことを考えると、心臓が高鳴るのを抑えるのが難しい。
 男性経験はすでにあるフローラだが、初めての時よりも、ドキドキしているかもしれない。
「……んっ……」
 意外にすんなりと、二人の唇が交わり合った。
 ガラテアの掌が、フローラの小さなおもてに添えられている。互いに瞑目したまま、濃厚に舌を絡ませる。
 身体は勝手に動いてくれるが、心は言うことを聞かず、フローラは未だに鼓動が速まるのを抑えられない。
 それに、巧さだって圧倒的に相手の方が上だ。そう思うと、負けたような気がして嫉妬を覚える。

127:☆ガラ×フロSS「不敵な天使と臆病な妖精」Ⅶ
08/07/27 03:53:09 Qm4wjsN1
「! ……はぁっ」
 ふいに、天使のくちづけから解放され、なまめかしく息をつく妖精。
 眼を閉じて上気しながら息を荒げるフローラを見て、ガラテアは満足そうに眺めやりながら、彼女の首元に手をのばした。 
 そこに備え付けられているファスナをジィーと下ろし、レオタードを左右にはだけた。
 ……あぁ……!
 天使から、思わず感嘆のため息がついて出た。
 乳房の大きさ自体は、普通かもしれない。しかし、突起の形の良さと、混じり気の無いピンクの色は、なかなかお目にかかれないものである。
「はぁあっ!」
 妖精のかわいい嬌声が、周囲に響いた。
 ちゅむ、ちゅく、と容赦なく吸い付いてくる天使の舌に、妖精は身悶えしながら声を上げる
 ―ここでやっと、妖気操作から解放されていることに気付いた。
「あぁ……んっ、くっ……ふぅ、やあぁ!」
 あえぎながら身をよじらせ、整った面差しが快感に歪む。
 劣情に苛まれつつも、抗うことができない―半ば、そんな自分に酔うかの如く、フローラは気持ち良くなろうとしていた。
「そうだ……もっとかわいい声で鳴いてくれ。そうでなければ、私も到底満足できん」
「ガラ……はうぅっ! ガラテア、様ぁ! あぁんっ!」
 突如行われたささやかな言葉攻めに、興奮を高めたフローラは思わず「様」付けで呼びかけてしまう。
「今の声は良かったぞ。次は下で愉しませてくれ」
 ガラテアは息を荒げるフローラをよそに、胸から股間部へと視線を移し、直立している両足を無理やりM字に広げると―
 おもむろに筋をなぞり始めた。
「!あぁっ……はぁんっ……ひゃあぁあんっ!」
 ひときわ高い鳴き声を発し、ビクビクと全身をわななかせるフローラ。
 端から見ると、少々大げさなリアクションに映ったろう。
「ガぁ、ガラへア様ぁあ。わらひに、速くくだしゃいぃ……」
 M字に開いた脚をくねくね揺り動かしながら、右人差し指を口に含んで懇願するフローラ。
 淫乱極まりない痴態の妖精を見て、天使は高揚感と同時に安堵感を覚えていた。理由は―
「……しょうもない妖精さんだ。おしおきしなくてはならないな」
 ‘おしおき’―この時ばかりは、その単語が持つ劣情をもよおす響きに、身を委ねたい。フローラは、心からそう願った。
 ジー、とファスナの降下音。股間部に取り付けられたファスナは、特殊製造された布により、肥大化させることが可能だ。
 へその下と太腿の付け根くらいは容易に見える。
 そして、露にされたフローラの陰部。
 誰かさんと同じで潔癖なのか、完璧に剃毛されていてツルツルだ。

128:☆ガラ×フロSS「不敵な天使と臆病な妖精」Ⅷ
08/07/27 03:53:48 Qm4wjsN1
「! ひゃぅっ!
 突然、容赦なく膣に突入した中指。
 間も無くピストン運動が始まり、くちゅ、くちゅ、といやらしい水音が鳴り始めた。
「あはっ! あぁあっ! あん、あん! くはぅっ!」
 ぐちゅ、ぐちゅ、と徐々に激しくなる指の動きと喘ぎ声。ガラテアは、指を伝ってフローラの限界が近いのを悟った。
「あぁんっ! あん! ふぁ……あ、あへぇ?」
 きたる快楽の波が急に崩れさり、間抜けな声を上げるフローラ。ガラテアが指を抜いてしまったのだ。
 それはまさしく、おあずけを喰らった男の表情に相違ない。
 ガラテアは、その様子を憫笑しつつ見下ろしていた。
「ガ、ガラテア様? 速くイかへて……はぁうっ!」
 今度は、秘所から出っ張っている突起に刺激が奔る。
 天使の舌先が、妖精の最も敏感な部分を舐め上げたのだ。
「ひああっっ!! ひゃああぁんっ!! やっ、ダメっ!! イく! イっちゃ……」
 ―あ、あれ?
 とうにイっているハズなのに、何故かイけない。至高の快楽に、精神がどうにかなりそうなのに。
「……フローラ、知らなかったか? 妖気操作で、快楽の上下すら思いのままなのさ」
「はぁん! あぁああんっ!! イ、イかせてぇっ!! イかせてくださいガラテア様ぁぁあっっ!!!」
 間を置かず、もはや猛る獣欲を抑えることなく懇願するフローラ。
 天使の表情に、邪な笑みが張りつけられた。このうえなく、悪魔的な顔つきである。
「しょうがないな……」
 ―言下にガラテアが取り出したそれは、一体何処で手に入れたのか。
 男性の陰茎を髣髴させる円形の棒、その上に、親指人差し指で間が空いた輪を模ったようなツマミ。‘棒具’とでも呼ぼうか。
 なんとなく、フローラにもそれの用途が想像できる。
「手首を持ってくれ、フローラ」
 言いながら、ガラテアは棒具を握った右手を差し出す。
 フローラは素直に、左手でガラテアの右手を握った。
「じゃあ、いくぞ」
「! ひっ!」
 力が込められた右手が、真っ直ぐに突き出される。
 棒具が秘所にあてがわれたと思うと、何かシビれるような微音と共に、棒具がうごめき始めた!
「ひぎぃぃぃいい―!!!」
 全身を駆け抜ける電流の如き快楽に、一瞬時が止まる。
 再び動き始めた時には、フローラの腕は操者の手首を上下に動かしていた。
「はぁんっ!! ぁんっ!! いやぁ!! あんっ!! ふぁあ!! あぁぁぁあんっ!!!!」
 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ……大量の淫音と愛液が噴き出し、草の地べたに水が溜まりそうだ。
 もうそろそろか。
 紅潮させた表情でフローラを見やるガラテアは、心中でそう呟いた。
 あまり長引くと、意識が飛んでしまう恐れがある。
 ヒュア!
 妖気操作が解かれた―
「―んんんっっっ!!!」
 絶頂を迎えたフローラは、声が出なかった。
 ビクッ、ビクッ、と打ち震えながら潮を吹き、至高の快楽で顔が醜く歪んでいる。
 天使の頬に、一筋の水の雫がつたい、顎先から落ちた。
 理由は、彼女にも分からない―

129:☆ガラ×フロSS「不敵な天使と臆病な妖精」Ⅸ
08/07/27 04:01:35 Qm4wjsN1
「……フローラ」
「なんですか」
 相変わらずの幼い声音だが、その返答はどこか棘が含まれているように思える。
「分かったか? 私の問いの答えは」
 天使でも悪魔でも無い。
 先生が生徒に道徳を教えるような雰囲気で、ガラテアは言う。
「もう、分かってます。そんなことは」
 その返答も、やはりそっけない。感情が抜け落ちているのかと思わせるほどの平静さだ。
「じゃあ、私は行きます」
「気をつけろよ」
 フローラは、労いの言葉に受け流して踵を返し―かけて、再びガラテアに向き直った。
「今日はありがとうごさいました。貴女のおかげで、先へ進めそうです」
 妖精の微笑―ああ、良かった。
「礼には及ばん。当然のことをしたまでだ」
「そうですか……では」
 彼女は、再び表情を毅然と律し、踵を返して歩み始めた。
 美貌の天使も、憂い妖精に倣い微笑を浮かべながら、胸を撫で下ろした。
 あの屈託無い笑顔が見れただけで、私は満足だ。
 自分にそう言い聞かせながら、ガラテアは天上に佇む下弦に眼差しを送った―  fin



☆あとがき

 なんでこんな出来になってしまったのか、自分でも分からない。
 のろけて悪いけど、少なくとも今は落ち込んでます。
 ……こんなでも、感想があるとうれしいんで、良ければどうか、、、

 >>117
小説を書く人の動機の大半が自己顕示欲を満たす為なんですよ。
 ある程度売れると書かなくなる人が多いのも、それが理由です。
 人の反応に、思いに、きわめて敏感なんですよ。
 我々書き手はね

130:名無しさん@秘密の花園
08/07/27 08:09:58 5Ot8rkOn
描写が素晴らしい
朝っぱらから良いものを見させてくれてありがとう

131:名無しさん@秘密の花園
08/07/27 09:40:32 3r+639LJ
あんたはこのスレの唯一神だから雑音なんて気にしなくていいよ
次回作(クレ×ガラ×ジン×リフル?)も期待

もしリクを聞いてくれるならラボナーズ3人シスターズなど所望する

132:名無しさん@秘密の花園
08/07/27 10:45:40 Qhmrbxvk
SSが書けないからお題提示でアシストしてみる

フローラ×クレア
 北の決戦前夜の手合わせを百合的展開で
ジーン×クレア×ガラテア
 組織に秘密にしておく代償を要求するガラテア
ジーン×クレア
 攻守フリーのカプリング。アニメ最終話でハマった者多し
タバサ×ガラテア
 従順な侍女が麗しき姫君に御奉仕。百合スレオリジナル
ジーン×ガラテア
 騎士と姫君の代名詞。リフル編でハマった者多し
ガラテア×イレーネ
 百合スレオリジナル。マイナーカプでありながら一部で絶大な支持を得る
ラボナーズ
 シスター・ラテアに弟子入り志願
イレーネ×クレア
 師弟愛。テレサへの羨望と思慕

133:名無しさん@秘密の花園
08/07/27 12:23:32 eiGZVS1z
>組織に秘密にしておく代償を要求するガラテア

こういうのって萌えるよな
これなら難易度が高いと言われるガラさま受けもいけそう

ジン×クレ、タバ×ガラやジン×ガラなどの封建的な主従愛もツボすぐる
ガラテアの場合、生粋の受けというより「させてやってる」感じがしてそそらられるのかも知れん

個人的にはガラさまと微笑さまの絡みがみたいのだが、夏休みのうちはやめておくよ

134:名無しさん@秘密の花園
08/07/28 01:39:29 Ao45dmqW
イレーネでもいいがガラ様にはジーンだろう。JK
外見だけ見れば美男美女カプだか、中身は美男が乙女で美女が兄貴

135:名無しさん@秘密の花園
08/07/28 01:52:44 4P6dhym6
擬態か

136:名無しさん@秘密の花園
08/07/28 02:07:05 kbLsmDhw
>>134
確かに2人とも麗人であることには変わりないが対極だよなw
例のリフル編の別れのシーンでクレアのためにガラテアに身を捧げるジーンさんとか妄想した

137:名無しさん@秘密の花園
08/07/29 13:02:29 vILakSZ3
今更だがガラフロ神すぎるな。忙しいだろうが、また投下してくれるとうれしいこのスレの潤滑油のような存在だよ

>>134
ギャップ萌えですね。よくわかります
ジンガラはどっちも宝塚じゃ間違いなくトップスターだろうし、絵になるよな

ガラテア=オスカル
ジーン=アンドレ

という図式

138:名無しさん@秘密の花園
08/07/30 12:20:56 vp7RQply
そういやガライレの作家さんまだみてくれているのかな?

ガラ様総攻めとかあったが、連番でオフィーリアとの場合はどうなるんだろ?
やはりこの場合はオフィーリアの鬼畜攻めに期待かな?

なんか疑問符ばかりになってしまったが、このところかつての賑わいを取り戻してきてうれしいよ


とりあいずガラ×ジーン期待保守

139:名無しさん@秘密の花園
08/07/30 17:52:44 Un52AQ0S
ガライレは神だったよなぁ…
そう言えばガラクレは過去にあったっけ?

>>138
オフィとは№3,4の関係だしどっかで絡んでそうだよな
覚醒者狩りで非協力的なオフィにガラ様が切れるも
返り討ちにされる…みたいなw

140:名無しさん@秘密の花園
08/07/30 18:54:02 Bh++6FVi
ガラ様が返り討ちにされるのかよwww
無論、性的な意味でだよね

漏れは基本原作にそったカプじゃないと萌えない(時系列歪めてまでそのキャラが絡む必然性がないので)から
ガラ様とジーンさんが旧知の仲っぽいのがたまらんのだよ

ガラクレならクレアのヘタレ攻めがいいなぁ…。神はおらぬか?

141:名無しさん@秘密の花園
08/07/31 13:08:39 Gs6x3JEr
一部でガラ様とユマが同期だという噂があるのだが
ラボナで再会し、妖気を消しているユマをユマと気づかずガラリンが抱かれる展開で何かひとつお願いしたい

142:名無しさん@秘密の花園
08/07/31 18:09:54 sdIcSEG0
あんまりお願いすると職人が尻込みしちゃうんじゃないだろうか。
ガラテアと接点多いクラリスの人気なさに泣いた。結構美人でかっこいいではないか。
今後の予想ではミリガラが人気でそう。どっちが受けでも萌える人多そうだし。

143:名無しさん@秘密の花園
08/07/31 19:03:36 ooX3fRqm
>>140
プライドの高いガラ様がジーンさんのことをよく理解してた風だったのが萌えだよな
あえて義を貫きガラ様に剣を向けるジーンさんもハァハァ

ベルバラの話がでていたが

ガラテア:オスカル
ジーン:アンドレ
クレア:マリー・アントワネット
テレサ:フェルゼン
タバサ:ロザリー

って感じか?w

>>142
そのキャラの話は自重するか専用立てろって。食傷おこして荒れるだけだ

144:名無しさん@秘密の花園
08/07/31 19:25:09 rCactpGJ
クラリスも叩き出されるんかい!

145:名無しさん@秘密の花園
08/07/31 19:45:33 ooX3fRqm
クラリスは新鮮でいいと思うが…。
ラボナーズ結成で結構需要高いキガス。漏れもみてみたい

146:名無しさん@秘密の花園
08/07/31 20:01:36 Gs6x3JEr
お願いとクレクレは違う
職人へのネタ提供みたいなもんでしょ。このネタはフリーなんで使ってOKの意味合い

ここの神みたいにリクを受け付ける人は少ないけど、書きたい人へのネタふりになったら
相乗効果で盛り上がっていけそう

147:名無しさん@秘密の花園
08/08/01 02:53:03 dp2M3gWA
>>145
ミアータを後ろ盾にガラ様を手篭めにするクラリスですね。分かります


148:名無しさん@秘密の花園
08/08/02 23:31:30 HAVTAtkR
ガラテアにはジーンが似合うと思うんだが、少数派か?

149:名無しさん@秘密の花園
08/08/03 21:26:14 TChbRGMx
>>148
少数ではないと思うが、このスレではガライレ派が多そう

150:名無しさん@秘密の花園
08/08/04 11:48:20 gTVTTUTT
ひとつになりたい・・・・・
これは百合の王道だけどルシファーはあんまりだと思う。

151:名無しさん@秘密の花園
08/08/04 11:52:42 gTVTTUTT
タバサの生真面目さがたまらんお

152:名無しさん@秘密の花園
08/08/04 12:04:43 OmBLhVfa
これでタバサ×ガラテアが可能になったわけだが

153:名無しさん@秘密の花園
08/08/07 12:59:51 shvdidIN
正直、ガラ様には美形と絡んでほしい

154:名無しさん@秘密の花園
08/08/08 01:45:38 hcexRIxK
そろそろテレサ解禁してもいい頃じゃないか?
みんなでわいわい楽しくやりたいね

155:名無しさん@秘密の花園
08/08/08 12:41:24 r3Je3zP6
クレイモア3大美女といえばテレサたん、ガラ様、フローラだね
あとは人並みか一部それ以下の…ごにょごにょ

156:名無しさん@秘密の花園
08/08/08 13:06:14 L2GkZXAk
何が美女かそうでないかわからない。皆美女にみえる。
レイチェルたんも見様によっては・・・違う美しさが・・・美し・・

157:名無しさん@秘密の花園
08/08/08 20:30:11 hcexRIxK
では、テレガラフロの3Pを提案しようか

158:名無しさん@秘密の花園
08/08/09 12:22:00 Fiq+JmZE
テレサってそんなに美人か?
ソフィアとそんな変わんないじゃん
ただ髪が長いか短いかぐらいの区別しかわからん
ガラとフロは確かに他とは違う感じがしなくもないが

159:名無しさん@秘密の花園
08/08/09 13:00:07 p1tGJJZ+
>>158
激しく同意だ
@1入れるならオードリーだと思う


160:名無しさん@秘密の花園
08/08/09 13:12:08 llb/sEI8
まだテレサアンチが居座ってるのか…
ガラテアとテレサが双璧だろ?圧倒的な人気も二分している。正確には人気はテレサ>ガラテア、美貌は好みによるけどガラテア>テレサ

俺は厚化粧のガラやフロよりテレサが美人だと思うがな
美女っていうより美少女って感じ。芸能人でいうなら安室ちゃん

161:名無しさん@秘密の花園
08/08/09 15:54:03 6zYvCuDj
もうやめて ライブは0よ

162:名無しさん@秘密の花園
08/08/09 19:31:15 cTUQdxK0
っていうか美人とかいっても、ガラテアは一昔前の少女マンガみたいなだけだし
フローラにいたっては登場当初は不細工扱いされてたくらいだからな

美の基準なんて人それぞれだろ。必死に主張するとかえって価値が下がる気がする

163:名無しさん@秘密の花園
08/08/10 01:54:47 coP1LDd0
そんなことより情熱的な唇を持つルネの話をしようぜ
あの厚みのある唇はたまらん
あと個人的にルネは素晴らしい腹筋を持っていると思うね

164:名無しさん@秘密の花園
08/08/10 10:53:12 qKIQ+Y1+
>>160
この前テレビで女子高生に神と言われていたな>安室ちゃん
安室テレサ映像化きぼり

165:名無しさん@秘密の花園
08/08/10 18:07:31 ETroTZ9p
もうさ、テレサ厨について愚痴るスレでも立てたら?

166:名無しさん@秘密の花園
08/08/10 18:53:30 5mfJgL0A
なんでも厨と言いたがるゆとりって可哀想だな
口を開けば厨しか言えない馬鹿は生きる価値ないよ。これってなんてデコシラ厨?

167:名無しさん@秘密の花園
08/08/11 11:40:44 QjY3az+b
テレサの話題が出た途端例の奴が沸いたな
て言うかなんでいつの間にかテレサの話が出てるん?
前みたいに荒れるだけだしまた同じことの繰り返しになるぞ
テレサ語りたいなら専用スレがあるだろ
あっちならどんだけテレサを語ろうと反論される事はないから
頼むから専用スレに行ってくれよ
なぜ移動しないのか理解できん


168:名無しさん@秘密の花園
08/08/11 12:52:16 EL8kAaDA
正直、アンチのほうがウザすぎる件
自然なながれでのレスにまで噛みつくなよ。みっともない
テレサだって共存していけばまた賑わいを取り戻してくるかも知れんのに
好き嫌いの食わず嫌いのお子様がなんでいるのだか
全く、夏だなぁ

不自然に連投してたミ○アよかよっぽど萌える

169:名無しさん@秘密の花園
08/08/11 13:54:09 QjY3az+b
よもやこれ程までとは…
ここまでいくともうテレサアンチとしか思えなくなってきた
全くこのスレにはスゴイ奴が居ついたもんだ
お前自分が発言すればする程自分の首を絞めている事に早く気付けよー

170:名無しさん@秘密の花園
08/08/11 14:14:36 EL8kAaDA
テレサアンチはデコシラ厨だということが分かっています
存在自体が重罪だから首吊って氏ねばいいよ

171:名無しさん@秘密の花園
08/08/11 19:17:12 E6T23FhT
やめて、あなたのライブはもう0よ

172:名無しさん@秘密の花園
08/08/11 19:47:30 TN4Yz7Is
デコシラ厨ってやっぱり頭悪いよね。キャラと一緒で

173:名無しさん@秘密の花園
08/08/12 02:20:19 36QZdyZj
せっせと単発IDで一人妄想語りご苦労さんw
お前たぶん総合失調症っていう病気だから診てもらったほうがいいぞ
妄想と現実の区別がつかなくなってるレスが目立つからさw

174:名無しさん@秘密の花園
08/08/12 07:43:07 ToBSAENa
単発ID(笑)
デコシラ厨必死だな。それだけ嫌われてるんだよw消えろ、カスが

175:名無しさん@秘密の花園
08/08/12 07:50:34 1A5vn3c+
テレサ厨必死だな。それだけで嫌われてるんだよw消えろ、カスが

176:名無しさん@秘密の花園
08/08/12 11:02:43 xCgMG76U
どう考えても嫌われ者はデコシラなんだよ、お嬢ちゃん
mixiでも主人公のクレアでさえ500に届いていないのにテレサは1000をゆうに越えているんだぞ?
デコシラ?ぷぷっWそんなキャラもいたっけ?

テレサに嫉妬することすらおこがましいわ。身の程をわきまえろ

177:名無しさん@秘密の花園
08/08/12 14:44:41 BptX3MTa
デコシラ厨って何?こわw
テレサになりきるほど好きなのは痛いほど分かったからw

もういい加減気付いてくれないか?自分のせいで過疎り、スレ人口は減り、クレイモアに見切りをつけていく
人々がいるということをさ。他人に迷惑かけても自己主張し続けて、妄想で荒らすなんて
総合失調症の症状まんまだから、悪い事は言わないから診てもらったほうがいい

178:名無しさん@秘密の花園
08/08/12 15:36:47 MQ5X1UCu
>>176
テレサスレの最終書き込みをご覧下さい
SS投下にもかかわらずスルーところかスレスト状態でございますが?

179:名無しさん@秘密の花園
08/08/12 17:36:12 1A5vn3c+
テレサ厨って何?こわw
デコシラになりきるほど好きなのは痛いほど分かったからw

もういい加減気付いてくれないか?自分のせいで過疎り、スレ人口は減り、クレイモアに見切りをつけていく
人々がいるということをさ。他人に迷惑かけても自己主張し続けて、妄想で荒らすなんて
総合失調症の症状まんまだから、悪い事は言わないから診てもらったほうがいい

180:名無しさん@秘密の花園
08/08/12 19:27:56 ToBSAENa
デコシラはキャラも厨も嫌われているクレイモアスレの癌です
であったら生温かくスルーしてあげましょう

181:名無しさん@秘密の花園
08/08/12 19:50:25 1A5vn3c+
テレサはキャラも厨も嫌われているクレイモアスレの癌です
であったら生温かくスルーしてあげましょう


182:名無しさん@秘密の花園
08/08/12 19:58:31 cLbUXSW8
なんだかどこから突っ込めばいいのか分からないんだが
とりあえず>>180>>178のレスに筋の通るレスを書いたらどうだ?
テレサスレまで出向いてわざわざSS投下してくれた職人に失礼だと思わないのか
つかなんで争ってまでこっちに居たいのか理解できない
テレサスレはテレサによるテレサの為の正にテレサの王国じゃん
テレサスレなら安室テレサ言おうがクレイモア一の美貌で大人気(笑)のテレサの言おうが
誰も反感しないだろ
少しは考えろ。ここでテレサの話をしても荒れるだけなんだよ


以降テレサの話題はスルーで
それよりルシラファ姉妹について語ろうぜ
なんでラファエラが裸で融合していたのかすごく気になるw


183:名無しさん@秘密の花園
08/08/12 20:52:04 tP3i+Gdi
職人ね(笑)あれテレサ狂いのヒキ腐女子が書いたオナニーSSだよw
お嬢ちゃんだのデコシラ厨だの言ってる奴と同一人物w
いつものように自分のSSにID変えて自分でGJつけてればいいのにねw

184:名無しさん@秘密の花園
08/08/12 23:43:59 9B0acBgX
>>182
①読者の空気を読んでリフルが脱がした
②読者の空気を読んでラファエラが自ら脱いだ
③ダフが発情した
④水に溶ける服を着ていた

好きなのを選びやがれ


185:☆リフル×クレア・ジーン・ガラテア「深淵の情炎」Ⅰ
08/08/13 07:13:47 hEDjB2Yi
例の人です(知るか)
原作に沿って物語が展開されますが、途中から改変されるので注意してください。



☆リフル×クレア・ジーン・ガラテア「深淵の情炎」※パラレル注意報



「貫け! 仲間の仇だ!」
 空を旋回する秘剣に、剛毅を伴った声が上乗せされる。
 髪を下ろした女剣士―ジーンの渾身の一撃が、見事、眼前の覚醒者の首を突き破った。
「がひゅ……が……」
 人造人間[サイボーグ]のような容貌の覚醒者―ダフから発せられる、くぐもった呻き声。
「その首、完全に斬り落とす!」
 対象を屠るべく、壁を蹴ろうとしたその時、
「―っ!」
 ジーンの身体が、太い蔓[つる]状の触手に束縛され、地面に叩き付けられた。
「ジーン!」
 仲間の危機に叫んだのは、セミロングの女剣士―クレアだ。
 隣では、恐ろしいほどの美貌を持つ女剣士―ガラテアが、口を半開きにしたまま黙している。
「ごめんねぇ……ほんと……」
 幼い少女の声は、触手が伸びた方向から聞こえてきた。
「このまま勝利の瞬間を味わわせてあげたいけど……そうもいかないの……」
 クレアとガラテアは、一様に驚愕の表情を張りつけていた。
 ―一体、‘これ’は何者なのだ?
「あれでも一応……あたしの男なのよ……」
 ダンッ、とリフルの言下に飛び出したのは―
「47番!」
 疾速の跳躍、接近……そして一刀。
 最下位ナンバーとは思えない流れるような一連の動作で、クレアの大剣が少女―リフルの頭頂部を断ち割ったが……手応えは無かった。
「!!!」
「一応これで……一太刀受けたことにしといてあげる……」
 パラッ。
 それは、竹を割る乾いた音が、幾つも重なり合って発せられたような響きだった。
 リフルのおもてがぐにゃりと歪んだかと思うと、そのまま崩落し、全てが太い蔓となって分解する。
「なっ?」「ちっ」
 蔓は二人に触れることはなかったが、もしリフルに傷つける意思があれば、成す術は無かっただろう。
 リフルの蔓は、一時的に彼女が住処にしていたこの石宮全体から、草のように伸びていった。
「無事か47番!?」
 美貌の戦士の発問に答える余裕などない。
 セミロングの金髪を揺らした女剣士は、この化け物の強大さに、唯々歯噛みするしか無かった。
「くそ……これが深淵の者と呼ばれる存在の力か……」
 どういう身体の構成をしているのか。
 無数の蔓が伸びている部分に、リフルの顔らしき部分が見える。
「あーあ……ダフはこんなになっちゃうし、変なのが近くにいるし、私はこの姿を曝さなきゃならないなんて……散々だわね」

186:☆リフル×クレア・ジーン・ガラテア「深淵の情炎」Ⅱ
08/08/13 07:14:52 hEDjB2Yi
 のろけるように言うと、ジーンを束縛していた蔓を解き、地面に放った。
「返すわ。ダフに勝って見せたご褒美……と言いたいとこだけど、ひとつ頼みがあるの」
 深淵の言葉に、解放されたジーンと共に疑念の表情を浮かべるクレア。
「今すぐに、私の仲間になりなさい。私のもとで強くなって、それから覚醒者になれば、相当な力を得ることが可能よ」
 今すぐに?―
 返答を求められているのだろうが、彼女達にとってそれは二つに一つの選択肢しかない。
 代表して口を開いたのは、厳かな顔つきに変貌したクレアだ。
「考えるまでも無い……断る」
「あら、そんな簡単に即答しちゃっていいのかしら?」
 ビリッ、と明らかな空気の変化が、周囲を凍りつかせる。
 クレア、ジーン、そしてガラテアでさえも、その異様な殺気に戦慄を感じざるをえない。
 これはきわめて良くない状況だ。しかし、やつの片棒を担ぐのも……
 ガラテアは顔色を取り繕いながら、この場をなんとか切り抜ける思案をめぐらせていたが、結論は出なかった。だが―
「私たちが簡単に屈すると思うのか?」
 最下位NOの愚問が、化物の逆鱗に触れてしまったようだ。
 ―この間、ガラテアは何気なくクレア達の側に足を運んでいた。
「あら、そう……じゃあ、精精愉しませてもらうとするわ。覚悟なさい」
 ―闘いの火蓋が切られた。

 リフルが言下に、無数の触手を三人の女戦士に飛来させる。
 ―高速剣!
 クレアは襲い来る蔓の鞭を、妖気感知しながら無数の斬撃で迎えうった。
 ガラテアも無数の蔓に向かって妖気操作を試み、軌道をずらしているが、如何せん数が多すぎる。
 ジーンも腕を巻いているが、彼女の技でもこれを看破出来るかというと……
「っ……くそっ。数が、多過ぎる……がっ!」
 それは、あまりにも呆気ないものだった。
 高速剣の包囲網をあっさり突破され、苦悶の表情を塗ったクレアの体躯が、深淵の触手に捕らえられた。
 高速剣をもってしても、深淵が発する無数の触手に抗するには及ぶものではなかった。
「47番っ!」
「クレア!」
「無駄よ……今の貴女達じゃ、束になっても私に及ばないわ」
 複数形で呼びかけたものの、その言葉はクレア一人に焦点が当てられているようだった。
「もう一度訊くけど、私達の仲間になるつもりはない?」
「誰がっ……好き好んで覚醒者になど……ぐが!」
 即答したクレアの鳩尾に、五本の蔓が突き刺さり、血が噴出した。
「自分を棚に上げる人は嫌いなのよね……?」
「っにょおおおおおおぉーーー!!!」
 ドスのきいた叫びと共に、ジーンの旋空剣が炸裂する。
 クレアを捕らえていた蔓が破砕するも―
「っがは!!」
 倍返しと言わんばかりに、十本ほどの蔓がジーンを捕らえ、突き刺した。
「ジーンっ……!!!」
 もはや、抵抗するすべもなく、解放されたばかりのクレアも四肢を捕らえられてしまった。

187:☆リフル×クレア・ジーン・ガラテア「深淵の情炎」Ⅲ
08/08/13 07:15:40 hEDjB2Yi
 そして、彼女の視界の隅には……
「くっ……くそっ」
 美貌の戦士もまた、四肢を拘束されていた。
 ―目を覆いたくなるような惨状。
「身の程知らず、っていう言葉は、貴女達の為にあるような言葉ね……分からないみたいだから、教えてあげるわよ」
 捕らえられてもなお、抗する表情を崩さなかった彼女たちだったが、強大な力の前にはそれも脆いものだった。
 最初に顔色を変貌させたのは、髪を下ろした精悍な面差しの女戦士―ジーンだ。
「…………!!!」
 彼女が上衣として羽織っていたマントを剥がれ、ジーンは一糸纏わぬ姿を全員に曝す格好になった。
 闘いの時こそ気にしなかったものの、今はこれから起こりうることを予感したのか、もろに表情が上気し、強張った。
「あら、下腹部を除けば、綺麗な身体してるじゃない」
「き、貴様! 赦さ……がぁ!」
 容赦なく、下腹部に蔓が刺し込まれる。噴き出す真っ赤な鮮血が、醜い下腹部を更に見るに耐えなくする。
「口のきき方には気をつけなさい……カリにも貴女の先輩なのよ?」
「くっ……」
 痛みと、羞恥と、悔しさに、歯噛みする暇さえもない。
 今度は、リフルの触手が、ジーンの秘部に近づいてきたのだ。
「! や、やめ、ろ……うぅっ! ぁは……」
 細い触手の先端が、更に細いジーン自身を撫でる。
 撫でるたび、全身を大きくわななかせ、見る見るうちにおもてが真っ赤になった。
 この状況で大剣を離していないことに、敬意を払うべきなのかもしれない。
「ジーン! ……リフル、貴様―っ」
 クレアの台詞は、途切れさせられた。
 リフルの触手が、クレアの双丘の突起をつつきはじめたのだ。
 ―しかし、不感症である彼女は、そういったことをされても、表情は嫌悪感のみしか表れなかった。
「……あら? 貴女、面白くないわね。感度高いそっちのコとは対照的だわ」
 言うなり、シュルルル、っと伸ばした蔓は、その発言とは無関係なガラテアに向かった。
「…………」
 蔓が、肩当てやターセット(腰当て)を外しにかかっても、美貌は無表情のままだ。
 だが、その胸中は―
「どぉ? されるがままに身体を弄[もてあそ]ばれる気分は? 劣情をあおられるくらいなら、快楽に身を委ねたほうが懸命だと思うわよ」
「…………」
 どうあっても、頑なに表情を変えない‘つもり’だった。
 しかし、四肢を拘束されているこの状況では、それも絶望的なものであることは間違いない。
 蠢[うごめ]く触手が二本、ガラテアの二つの乳房の中心に伸び、身に付けている布に食い込む。
 そして、グッと力が込められ、左右に引き裂かれた。
 美女の豊かな胸が露になったが、本人は瞼[まぶた]を閉じたまま、顔色ひとつ変えることはなかった。
 ―顔色は。
「気分はどお? ナンバー3のガラテアさん。私達の仲間になってくれるなら、今からでも遅くはないのよ」
「…………」
 瞑目したまま美貌を微動だにしないさまは、まるで人形かなにかのように生気を感じさせないものだった。
「うふふ……」
 どこからか、リフルの微笑が響いたような気がした。
 ―同時に、彼女の蔓がガラテアの双丘に伸び、盛り上がった肌を巻き、締め上げる。
「……っ!」
 美貌の戦士の身体が逆くの字に反り上がった。僅かに顔をしかめたが、反応自体は芳しくない。

188:☆リフル×クレア・ジーン・ガラテア「深淵の情炎」Ⅳ
08/08/13 07:16:40 hEDjB2Yi
「……なーんか、つまんないわね」
 一気にやっちゃおうかしら―
 前戯に食傷気味らしいリフルの顔に、残忍な冷笑が浮かぶ。
 なにか、全てを見限り、あざける様な……そんな笑いだ。
「く……くそ……」
 あまりにも分かり易い、悔しそうな声がリフルの耳に入る―クレアだ。
「そういえば貴女……さっき全然感じてなかったわね……」
「……?」
 ゆっくりと言葉を紡ぎ出しながら、数本の触手がクレアの肢体に伸びる。
「そんなコをイかせてあげるのもまた一興、ってとこかしら……」
「!!!」
 シャッ、とあまりにも唐突に下にずりおちたのは、クレアの下半身を覆っていた脚衣だ。
 白い布の下着と生足が露になり、セミロングがかかった頬に微かな朱が差した。
「貴様……!」
 あまりの羞恥と屈辱に、クレアの顔全体が嫌悪感で満たされるも、眼前の悪魔はそんなことは関係ないといったように、行為を続ける。
 しゅるしゅる、と一本の蔓が股間部に伸び、白布越しに花弁を刺激し始めた。
「っ! くっ……ンッ! かぁ……」
 敏感な所をつんつん突かれ、または撫でられたりして、不感症のハズのクレアですらも甘やかな声が洩れてしまう。
「あらあ? もっと抵抗してくれなきゃ面白くないんだけどなぁ……これくらいで感じられちゃ、ねぇ」
「くっ……も、っと……やるなら、もっとやって、くれ……頼む……」
 ―え?
 場に居合わせているクレア以外の三人は、一様に表情を一変させた。
 全員が全員、その台詞が予想外なものだったらしい。
「クレア、何を言う! こんな悪魔に魂を売る気……はぁあん!」
 髪を下ろした精悍な戦士の剛毅の言葉と表情は、途中から嬌声と快楽を愉しむものに変わってしまった。
 はしたなく露になっている秘所に、リフルの蔓がねじこまれたのだ。
「貴女は黙ってなさい。後で十分に愉しませてあげるから」
 それきりジーンは無視し、再びクレアに向き直る。
 彼女は、何か懇願するかのように、口を半開きにして舌を出した淫らな表情をリフルに向けていた。
 ―クレアの周囲に、数多の蔓がウェーブを描きながら立ち昇った。
「そんなに言うなら、貴女の望みどおりにしてあげるわよ。私も愉しみたいもの……」
 言下に、クレアの四肢を拘束している蔓に力が入った。
 両腕は真上に伸ばされ、両足はM字になるようにほどよく調整される。
「くっ……」「…………」
 ジーンは上気しながらその様子を見つめ、ガラテアは目を閉じて黙したままだ。
「……じゃあ、愉しませてあげるわ……」
 リフルは声を震わせながら、触手をクレアの下半身に近づけた。
 純白の薄布から、見るもまばゆい二本の脚がのびている。
 こうして上衣を着せた状態ならば、下腹部のモノを見ずにすることも可能なのだ。

189:☆リフル×クレア・ジーン・ガラテア「深淵の情炎」Ⅴ
08/08/13 07:17:20 hEDjB2Yi
―悪魔の触手が二本、前と後ろから、クレアの陰部をなぞり始めた。
「うっ……はぁっ……くあ……あはぁっ!」
 短く揃えた金髪を揺らしながら、控えめに、しかし艶やかに鳴くクレア。
「まだまだ、これからよ」
 その言葉を合図に、今度はリフルの蔓が白布の内部に侵入した。
「―あぁあっ! はぁん!」
 下着越しに攻められているのとは、比べ物にならないほどの快楽の波がきた。
 一枚の布地に隠されている恥部が、触手によって穢されてゆく。
「あうっ、ん……くはぁ! んはっ、んんん……やぁああぅ!」
 今までの彼女からは考えがたいほど、かわいい喘ぎ声が発せられた。
「やっぱり……凄いわ。私って、凄すぎるわ……」
 リフルは、自分の性技を自賛して、全身をわななかせた。そして、クレアの恥部を覆っている白い布を下ろす。
 曝されたそれは、すでにぐちょぐちょになっていて、寸止め同然の状態だった。
 リフルの触手の矛先は、容赦なく一番敏感な突起へ向かった。
「はあっん! あぁぁぁ! はっ、やっ、あぁあっ!!!」
 擦られるたび、微電流を流されたかのような快楽が迫り来る。
 ぐちゅ、ぐちゅ、とリフルはいつのまにか触手を膣内で探らせていた。そして―
「あん! やあぁ! んっ、んっ、んっ…………あぁあああーーーー!!!」
 絶頂と共に至高の喘ぎ声を精一杯に吐き出し、愛液を噴出しながら体躯をびくびくと打ち震わせた。
 虚ろで半開きになった眼は、素晴らしく艶やかな雰囲気を放っていた。
「はぁあ……いい、いいわ。じゃあ次は、貴女といきましょうか」
「な……」
 リフルは軽く言い放つと、悦楽の余韻に浸っているクレアを解放した。
 代わりに、蔓はジーンの身体へと伸びてゆく。
「や、止めろ……離せ貴様ぁ!」
 精悍な面差しを誇る戦士の懇願は、意味を成すどころか……
「いいわぁ、抵抗する人を攻め立てるのって、そそるわよね……しかも貴女は敏感な身体を持ってて……最高だわ」
「っ……!」
 眼前の悪魔が発した台詞に、思わず言葉を失ってしまう。
 ―そんないとまさえ殆どなく、リフルの触手がジーンの突起に伸び、擦り始める。
「っっくぅ!! あふっ!! ……あ゛っ!! はあぁぅ!!」
 懸命に抑えようとしているが、それでもやはり快感の声は誤魔化しきれなかった。
 クレアとは正反対に、ジーンは性感にきわめて敏感な身体を持ってしまっているが故に……
 リフルの触手は間も置かずにジーンの秘所に侵入し、最奥まで突き入れた。その瞬間―
「―やぁああん!!! あふっ! あんっ! …………はぁっ、はぁっ、はぁっ」
 どうやら、一度目の邂逅でイってしまったらしい。
 何度も全身をわななかせた後、瞑目して余韻を感じていた。
「……早過ぎるわよ、あなた。……でも、残る一人は、愉しませてくれそうだわ」
 そう言って目を向けたのは、当然ながらガラテアだ。
 乳房を晒してはいるが、瞳を閉ざした無表情は依然として変わらない。
「大丈夫。乱暴にはしないわ……」
 リフルは、優しい言葉とは反対のことを考えながら、犯そうと思っていた。
 こういう頑なに表情を変えないのを無理やり犯して変えさせるのも、また愉しそうだわ……
 ―ふいに、リフルの顔が、ガラテアの双丘に接近してきた。そして、胸の突起を口に含ませる。
「ぅっ!」
 ちゅぷ、ちゅく、ちゅむ……間も無く、そんな猥音が響いてきた。
 美貌の戦士のおもてが、見る見るうちに紅くなっていき、息を荒げ出した。
「……くっ……ふっ……ンっ!!」
 必死で口を閉ざしつつも、気持ちよさに顎を上げてしまうガラテア。
 さらに、どこから出てきたのか―リフルが形成したと思われる人の手が、余った乳房を揉みしだいている。
「……はぁ……はぁっ……うくっ……!!」
 それでも、彼女は甲高い声を上げようとはしない。
「……ダメよ、我慢しちゃ」
 何を言うのか―などど思う間すら与えず、リフルの手がガラテアの股間にそえられ、弄り始めた。
「ぐうぅ! くっ……うっ、ぁっ……」
 三点の刺激に、我慢も限界に近い状態だったが……

190:☆リフル×クレア・ジーン・ガラテア「深淵の情炎」Ⅵ
08/08/13 07:19:32 hEDjB2Yi
「もうっ、いい加減にしてよ」
「―っあぁぅっ!!」
 ガラテアは、突如訪れた強烈な刺激に、思わず嬌声を上げてしまった。
 ありえないことに、リフルの手が服の股間部を溶かし、そのまま突起を擦り始めたのだ。
「ひっ、ぎっ……いぃっ、きぁはっ……」
 どうしても喘ぎたくないのか、相当におかしい声を洩らすガラテア。
 リフルの手はスジをなぞるように探り始め、くちゅ、くちゅ、という水音が聞こえ出してきた。
 ―そして、それは突然だった。
「ひぐっ!!! …………あぁっ……」
 ガラテアのくぐもった声と共に、リフルの中指に暖かい液体が浴びせられた。
「………………え? もうイっちゃったの?」
 妖気を操作できる戦士は、自らの性感すらも操作可能とは―これにはリフルも、言葉を失うしかなかった。

「くそ、遠い……まだ何もかもが遠すぎる……」
 リフルが一瞬にして消え去った後、クレアは歯噛みしながら吐き捨てた。
 彼女が自分達に危害を加えず去ったのは、奇跡としか言い様がない。
「クレア……」
 ジーンが、クレアを労おうとした、その時だった。
「さて、一応邪魔なものはいなくなった……続きをしようか?」
 ―え?
 驚きの発言の主は、ガラテアだ。
「正直、自ら絶頂を迎えるというのは、あまり気持ちが良いものではなくてな……少し手伝ってくれないか?」
「いいだろう」
「ク、クレア?!」
 ジーンは同僚達の発言に戸惑いながらも、胸中では嬉しさに小躍りしていた。
「私は不感症であるにも関わらず、容易にいかされてしまった。共に修行しよう、ジーン」
「……分かった、クレアが言うならそうしよう」
 こうして、二回戦の幕が開けるのだった……             fin



 ☆後書き
  十日振りに筆を執りましたが、なんというか、鈍ってますね。

  一応、訊いておきます。
  SSに挿絵の添付はNGですかね?
  よければ……

  感想とかあると、モチベーションうなぎのぼり

191:名無しさん@秘密の花園
08/08/14 12:35:28 4uA/2L4l
>>178
>>182
多分こういうことなんだろう

192:名無しさん@秘密の花園
08/08/14 14:45:19 41VaaCiU
リフルネタで来るとはご馳走様でしたGJ
何気にこの百合スレでは初の投下だな
挿絵があるなら是非見てみたい

193:名無しさん@秘密の花園
08/08/14 19:46:14 PzCt49Lr
>>176
ミ糞を覗いてみるとこんなテレサ厨ばかりで吐き気がした
一人の自演じゃなかったと良く分かったよ

194:名無しさん@秘密の花園
08/08/15 15:18:57 Eh9LpPi1
テレサ厨はもういいから
>>184
でも融合してたら脱がしにくいよね
と言う事でラファが自ら脱いだに一票

195:名無しさん@秘密の花園
08/08/19 00:25:02 NNyYbu71
テレサ厨なら本スレでプリ厨演じてるよ
テレサ厨熱演のプリ信者に全力で嬉々と釣られるテレサ厨どもがなんともお寒い

196:名無しさん@秘密の花園
08/08/19 10:06:51 wiXGFLhe
テレ禁になったら他のキャラ迫害して
ガラ厨演じてたもんな。脳内すり替えするつもりなんだろうが

197:名無しさん@秘密の花園
08/08/19 12:01:19 ZixraamH
ガラ厨の半分は本物だがな
というかテレサ厨がガラ厨兼任がおおいんだろw

なんせどっちも大人気の美貌の戦士(笑)だからな
人気をおびやかす(大爆笑)存在は潰しておかないとねw

なぜかテレサスレは毎回即死でガラスレは過疎で何度も死んでるが

198:名無しさん@秘密の花園
08/08/24 00:25:41 Wgy50NAG
どうせ厨がくるならミリアーズ解禁してもいんじゃね

199:名無しさん@秘密の花園
08/08/24 00:50:16 2AADlVmB
荒れるだけだから空気読んで自重汁

200:名無しさん@秘密の花園
08/08/24 09:48:02 cbeX1NKs
もうすでに厨は来てるよ。禁止もテレ厨の仕業だから

201:名無しさん@秘密の花園
08/08/25 03:19:53 8pFrHMAY
なんでもテレサ厨のせいにするのはどうかと思うぞ
荒れるのが分かっていて、それでも解禁したいなら専用スレ作ればいいだけのこと
どうしてもここに居直るんならテレサも解禁しなきゃテレサ厨じゃなくても不条理を感じるよ

202:名無しさん@秘密の花園
08/08/25 03:42:02 vDlEQ7/L
おまえテレサ厨だろw


203:名無しさん@秘密の花園
08/08/25 10:20:04 8pFrHMAY
認定厨乙

荒れると分かっていてなおぶり返そうとするのが厨なんだよ
専用スレ作って、そこで誰の迷惑もかけず吠えていたらいいだけの話だろ?

テレサだけ隔離して他のキャラは無罪方面って
テレサ信者じゃなくても不条理さを感じるよ

204:名無しさん@秘密の花園
08/08/25 14:26:04 OYCI1ys2
>専用スレ作って、そこで誰の迷惑もかけず吠えていたらいいだけの話だろ?

何のためにテレサが隔離されたかよく分かってるのに何故自己矛盾を起こしているんだ

205:名無しさん@秘密の花園
08/08/25 15:17:29 8pFrHMAY
認定厨って馬鹿なの?
病気なの?

夏休みももうすぐ終わるし、あと少しの辛抱だな

206:名無しさん@秘密の花園
08/08/25 17:41:04 3u/NODxR
テレサ厨って馬鹿なの
病気なの?

ニートテレサ厨は毎日が夏休みだから永遠にうざいままだね。
死ねばいいのに

207:名無しさん@秘密の花園
08/08/25 17:55:34 OgVkJ+Bw
なんでもテレサ厨の仕業にしたがるアンチも考えた方がいいと思うぞ
テレサと同じ理由で禁止になってるのに、そんなに話がしたいなら専スレ立てろっていうのは最もな言い分
専スレも立てずに居直ろうとするんじゃテレサ厨よりタチが悪いよ

厨はもういいからガラジンの関係について考察してみないか?
ガラテアとジーンは旧知の仲っぽかったけど、どこで知り合ったのかな?同期とかなら萌える

208:名無しさん@秘密の花園
08/08/27 11:49:33 L+SLAf+0
結局今ってどうなってるの?
誰の話題はNGで誰ならOKか教えてくれるとありがたい。
最近来てなかったんでイマイチ流れが分からない。

このスレになってからも結構流れが二転三転してるみたいだし。

みんな平等に愛せばいいのに。

209:名無しさん@秘密の花園
08/08/27 12:05:59 tNSZLZCy
クレア、ガラテア、ジーン、オフィー、フローラあたりなら無問題
あとは空気嫁。名前すらも伏せないといけないような荒れるキャラもいるんだし
荒らすキャラ厨もいる

個人的には>>207のガラジンとかみてみたいけど

210:名無しさん@秘密の花園
08/08/27 12:11:56 L+SLAf+0
>>209
レスサンクス。

思ったより少なくて驚愕。

211:名無しさん@秘密の花園
08/08/27 16:19:06 Hgx1oGN4
ガラジン期待age

ほとぼりが冷めたら天国でクレア争奪戦とかやってほしいな
テレサとジーンが熱く嫁自慢

212:名無しさん@秘密の花園
08/08/27 16:36:20 cvGWNyZv
騙されるな。テレサ以外はオールOKだよ。
禁止されたテレ厨が狂乱して他キャラを巻き添えにしてるだけ

213:名無しさん@秘密の花園
08/08/27 21:20:20 zY3Sn0hU
とりあえず何を書いても荒れそうだから
ここにはもう作品投下しないことにするよ
各自自サイトで大人しくやるしかねーな

214:名無しさん@秘密の花園
08/08/27 22:11:58 Hgx1oGN4
いつもの誘い受けですね。分かります

215:名無しさん@秘密の花園
08/08/27 23:31:28 SAHhTrSI
そんなことないです投下してください職人様(棒)

216:名無しさん@秘密の花園
08/08/28 01:13:00 nCEaWwZg
ひどい有様だな。
避難所みたいなのあった方がいいかな?
荒らしは排除できるし

217:名無しさん@秘密の花園
08/08/28 01:47:50 jhOofHug
他のスレは平和でワイワイ雑談なり作品投下したりしてるのに
なぜこのスレだけこうも荒れるw

218:名無しさん@秘密の花園
08/08/28 02:42:21 nCEaWwZg
かき回すのが好きなのが住み着いてるからだと思うよ。
キャラ厨もアンチも、とっくに消えて残ってるのはそいつだけだと思う。

219:名無しさん@秘密の花園
08/08/28 02:55:20 nD88vmY5
強力なテレサアンチがテレサに嫉妬して荒らしてるだけ

220:名無しさん@秘密の花園
08/08/28 12:13:13 hjiS4CGf
そもそもキャラ厨自体がテレサとテレサファンを貶めるための某キャラ厨の仕業だからな

221:名無しさん@秘密の花園
08/08/28 12:34:35 zFTp38tw
そもそも、アムロとかいってる基地外は、本当にクレイモアすきなのか?
テレサ大好きスレでも、住民から総スカン食らって、スレ過疎にしてたし
ただの嵐だと思いたい俺がいる

222:名無しさん@秘密の花園
08/08/28 13:03:50 hjiS4CGf
荒らしというよりアンチだろうね
ただの荒らしならここまで粘着しないよ
まぁ、テレサのモデルは安室ちゃんでFAだろうが
安室ちゃんを嫌いな奴だっているだろうし、空気読まず連投するのはアンチの某キャラ厨だろ

ここも昔は和気藹々と盛り上がってたが、荒らしがきてテレサ追い出してから荒廃してるわけだし
問題の真意を神眼でよみとれなかった住民が大人になる必要があるんだろうな


223:名無しさん@秘密の花園
08/08/28 19:23:27 nD88vmY5
ついにデコシラ厨が本スレでしっぽをだしたな
今まで百合スレ荒らしてテレサ追い出しましたって言ってるようなもの


224:名無しさん@秘密の花園
08/08/29 16:34:08 ew2MRo9n
いったいなんなんだこのスレ……

225:名無しさん@秘密の花園
08/08/29 18:02:08 wrE1sv8S
デコシラ厨が荒らした後はデコシラ厨被害報告スレッドとなっているようです

226:名無しさん@秘密の花園
08/08/30 01:35:38 IfyGUa9u
なんか色々話が二転三転してる上
すごい矛盾だらけな流れだな
もうこんなスレ落とした方がいいんじゃないか

227:名無しさん@秘密の花園
08/08/30 02:34:33 ZpSggWVO
>>225
はいはい、おばあさん、もう御飯は食べたでしょ

228:名無しさん@秘密の花園
08/08/30 03:08:10 +/l449Y7
テレサ厨の擬態が始まったよ。前はジーンが対象だったよね…

229:名無しさん@秘密の花園
08/08/30 03:16:37 r2CxouWz
自分の厨発言も全部テレサ厨に押し付けてたら世話ないよな
ジーン厨乙としか言いようがない

230:名無しさん@秘密の花園
08/08/30 11:55:05 GPxCVlYV
本スレのデコシラ厨と同レベルの厨発言だなw
自分に都合の悪い発言は全部テレ厨とか

案外、粘着荒らしちゃんはジーン大好きなりきり『ジーンさん(笑)』だったりしてw
素まるだしで精神病をカミングアウトしてたしなw

231:名無しさん@秘密の花園
08/08/30 21:30:41 2+UtfnWr
みんな落ち着けよ。
私はクレイモアのキャラ全員が好きだ。
そういう人はここに居ないの?

232:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 00:26:16 JlDhbej2
>>231
空気読まずに言うけど、少なくとも嫌いなキャラはいないな。
ただ、好きなキャラは相当に多いね。
しかし悲しいかな、クレイモアファンって意外と(精神的に)幼い方が多い。俺もだけどね。
特定キャラのファンの方は、同時に特定キャラのアンチでもあるみたいで……

233:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 00:34:35 HlWlsuRF
一部のキャラ厨が嫉妬に狂って特定のキャラを排除したくらいだからな
しかしとうとうお馬鹿なデコシラ厨はキャラスレ立てたみたいだw
これでここやクレイモアスレに迷惑かけないことを心より祈る

234:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 01:00:55 bjjjtLNY
せっかく231がいいことを言ってるのに
対立させようとしているあたりがこのスレの腐ってるところだよ。

235:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 01:46:03 HlWlsuRF
悪いが本スレまで腐らせたデコシラ厨に情けはかけないよ
デコシラの話題は専用スレですればいい
甘い顔するとつけあがるお子ちゃまだから毅然とした態度でのぞむべき
スルーするとこの話題はOKと勘違いして延々に妄想垂れ流し
いままでデコシラのSSの需要も供給もなかったわけだしこのスレ的に禁止にしても無問題
あとは擬態に惑わされず某キャラのような被害者を出さないことだな

何も悪くないのに、厨の擬態に釣られまくったスレ住民にも責任なあると思うぞ
今、気をつけなきゃならないのはデコシラ厨の責任転換
厨対立を装って第三者の嵐に罪をなすりつけデコシラ厨も被害者という図式を作りたいようで必死だが
ここの惨事も荒廃の原因も忘れてはならない。歴史は繰り返されてはならんのだ

236:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 02:00:15 GeHaKdCs
>>234
何故ならここは2chだから

237:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 02:32:28 0yd4Wue7
>>235
自分のことを詳細に書き出してるのか?お前純粋に気持ち悪りぃよマジで
こんな過疎りきったスレでまだやろうとする必死さがまたキモイ
しかも過疎った原因は確実にお前だよ、お前
お前が居着いてるから過疎ってんだよ
もうSS職人も読み手も誰もこねーよ、お前意外な

238:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 02:52:43 HlWlsuRF
別に気持ちが悪いと言うのなら俺がデコシラ厨ってことでいいよ
違うと言っても認定厨は聞く耳もないだろうしな

ただ無関係のキャラが貶められ隔離させたのは忘れてはならない
みんなで仲良くの精神からかけ離れた愚行だったと反省してほしい

239:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 05:18:13 bjjjtLNY
>>235のデコシラの部分を他のキャラに当てはめても通用するよね?
おまえも認定厨には変わらないじゃん


240:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 09:08:59 ToGppWKU
全員万遍無く好き
た だ し
女性キャラだけ

241:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 11:59:17 HlWlsuRF
>>239
論破されて逆ギレすんなよ
図星を指されたデコシラ厨じゃなきゃ必死なる必要ないもんな
今まで上手くテレサ厨とアンチ演じてテレサ追い出したのはよかったが
思わぬところからしっぽが出ちゃったんだよ。諦めな

みんな好きって住人がいるのに、なんでアンチの荒らしに負けてキャラ迫害とかしたんだよ?
なんであの時もっと集結して闘わなかったんだよ?


242:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 12:56:15 yxmEecC9
本スレでもそうだが適当にテレサ厨認定するやつがいるせいで迫害されたようなものだからな
実際、アンチの自演だったわけだが
みんな好きというのならプリ厨とかまるっとスルーして解禁すればいいのにね。ガキっぽいことしないでさ

243:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 14:44:20 RIjhYilx
>>242
なにが上手くテレサ厨演じて追い出した?だ、妄想もいい加減にしろ
お前がどのスレでも空気も何も読まずに、テレサテレサテレサ騒ぎ荒らした結果こうなってんるんだよ
ウザい奴は分離されて当然だろ、ホラ吹いてんじゃねーよ。
あんな糞うぜーテレサ信者丸出しの文、お前以外ありえねー何でも人のせいにしてんじゃねーと。
お前が居座る限りもう誰もこないから必死こいて自演しても無駄なのよ、分かる?

244:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 15:15:18 RIjhYilx
>>238
なんか勘違いしてるみたいだけど>>237は糞テレサ厨のことを指していってるわけで、お前の妄想内のデコなんたら厨の事じゃないから、
お前は糞テレサ厨だろ

245:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 15:36:07 bjjjtLNY
>>241安易に認定、脳内で論破したつもりになって、逆切れするなよ
だからデコに限らず○○厨って認定してる時点でおまえも同類だろって言ってんの
全員好きだって言ってる人に迷惑な事には変わりないんだよ

246:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 15:47:11 HlWlsuRF
妄想もなにも本スレ荒らしたデコシラ厨がテレサ厨に責任転換しようとした地点で百合スレの工作もデコシラ厨でFAなんだが
厨対立装ってテレサも道連れにしようと画策しているあたりがキャラ同様卑怯で汚すぎる
元々嫌われ者デコシラは失うもんなんてないからテレサの評判落とすのに必死なんだろうがね
そのためには手段を選ばない

もしお前のいう様にテレサ厨とやらがいるのなら、スレを荒らす意味が分からない
もともと萌えスレでも話の中心にいたキャラだしな
挙げ句の果ては見えない敵作って第三者に罪をかぶせて自分は無罪とでも言いたいんだろうかね?
板超えてまで工作乙としか言いようがない
こっちのゴタゴタをあっちに持っていくなよ糞デコシラ厨荒らしが

247:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 15:59:02 bjjjtLNY
はぁーあ。もうだめだわ。コイツ…

そういや。向こうの保管庫に学園スレが保存されてるの発見したよ。
URLリンク(green.ribbon.to)

4になったらスレが機能しなくなって
220??くらいからは厨に対する愚痴を言うスレになってるのがなんともね
このスレを正常に機能させるには、ゴミの掃き溜めになる場所は必要かもね
ここを汚さずにそのスレで絡むようにするとか。


248:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 16:20:30 PfB5xX0u
>>247
スイマセンはじめましてです。
本スレでここも荒れてると聞いて覗いて見ました。
本スレで今、プリシラ絡みの荒らしをプリシラスレに誘導する試みが始まったようです。
ここも誘導してみてはどうでしょう?

249:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 22:15:27 yOIQ43w5
>>248
誘導などというものが機能するのかどうか。
疑問。

250:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 22:18:44 95ZVf6K+
本当何でも人のせいだなテレウン子は・・・
自分がIDコロコロ変えて工作してたからって、自分のアンチも一個人の漫画の敵対キャラ好きだと思う幼稚さといい
思い通りにならないと荒らす低脳ぶりといい、完全に自演できず自演バレするアホさ加減といい
お前がとても現実社会で上手く人間関係築いて生きるとは思えない(笑)

一生一人でやってろバーカw

251:名無しさん@秘密の花園
08/08/31 22:35:20 95ZVf6K+
本スレ荒らしてるだの何だのアホが言ってるから、久々に見てみたら・・・(ノ∀`)アチャー
分かり安すぎる工作乙かれさんです!アホテレサ厨さん!(笑) 引いたわ、マジきめぇwwwwwwwwwww
流れ的にネタフリがいきなりすぎだろwww
自分でプリシラネタ振って自分で誘導してんじゃねーよwwwwうけるwwwww

252:名無しさん@秘密の花園
08/09/01 02:25:59 9Zykh1R7
境界性人格障害(ボーダー)
検索してみて

スレタイとレス内容まったく違うと削除対象になるよ?
クレイモアでパヤパヤしようよ

253:名無しさん@秘密の花園
08/09/01 11:51:51 MUUJHYoe
>>247
ゴミ溜場はプリ厨スレに任せようぜ
テレサ厨演じてスレ荒らしたり工作が本スレ住人にバレバレなのに適当に厨認定したりしてるわけだし
屑キャラと屑キャラ厨には屑スレがお似合いだよ

以下プリ厨は可憐なスマイルでスルー推奨
ガラジン投下予告の人、まだ生きてるかな?

254:名無しさん@秘密の花園
08/09/01 13:28:24 UakqEz1F
>>248プリシラのスレを作ってもあまり意味はないかと…
この荒らしの経緯は上で張られている
学園スレを読んでいただければわかると思いますよ。
できれば1から読んでもらいたいです。

平和に楽しんでるスレがどんな風に荒らされて行ったのかよくわかると思います。
そしてこの荒らし方の手口。
今の本スレの荒らされ方とも非常に似通ってるんです。

一年前から、こんな感じであちこちのスレが荒らされてつぶされました。
あえてその荒らしが誰とは言いません。あなたが一人のキャラに入れ込まず、
中立的な立場でスレのことを考えられる人なら…答えはでるはずですが。

255:名無しさん@秘密の花園
08/09/01 14:20:06 NJ/VEkDw
バカバカしい。
ただのレズばばあの内紛だろうが。

256:名無しさん@秘密の花園
08/09/01 16:06:30 MUUJHYoe
>>254
とりあいず荒らしを誘導するにはいいんじゃね?>プリ厨スレ
またやつがテレサ厨に化けて荒らしても、ちゃんと誘導さてやれば流石に釣られる馬鹿はいないだろうし
罪もないキャラが迫害されていたとわかっただけでも救われるだろうから全く意味がないというわけでもあるまい

あとは昔みたいにどのキャラファンもみんなで仲良くやれればいい
不条理な隔離とかなしにさ

257:名無しさん@秘密の花園
08/09/01 16:18:34 4fwm40Bk
過去スレとか学園スレとか見てもらえば分かるけど、テレウン子の自演工作は上で指摘されてる通り
ワンパターンで文体も似通ってるからすぐに分かる。
決定的にこいつだと分かる部分が、下一行を無駄に空けているレス(笑)
これだけなら誰にでもありそうなイージーミスだが…
荒らしのレスのほとんどにこの現象が現れていて、他にそうなっているレスを辿ってみると・・・あら不思議
単発IDのテレサ擁護やらテレサ好き発言、はたまた他キャラ厨で荒らし行為しているレス、AA厨に行き着いてしまう不思議!w
エロパロ分裂後、わらわらとエロパロに沸いた荒らしレスにも、強さ議論に沸きテレサ最強を唱えつづけたレスにも…w
ある過去のSS作品にもこの現象が見られまつw
この現象が出てる時と出てない時があるので(携帯からやレス投稿方法などで)全部は分かりません。
皆さん、現在の本スレの方もご確認くださいw

無意味なAAコピペ貼り、意味不明な言葉の連続レス、わけの分からないスレ誘導、単発IDによる工作レスは
すべてこいつの仕業と思って間違いない。
こいつが反論レスで長々と書いてる内容は、全部自分がやってきた事を書き連ねているだけ。
頭の仕組みがどなってるかは知らないけども、それが自動的に他人のせいに変換されるらしい(笑)

つーか、>>254はお前のことだろ…どういう読解力してんだよw

258:名無しさん@秘密の花園
08/09/01 18:01:46 UakqEz1F
>>256
…ハァ

>>257
へ?
レス番間違えてる??

学園スレで専用のスレを作ろうって話があったでしょ?
そのことを言いたかったんだけど…。ただしプリじゃなくて某名前を言ってはいけない人のね。
それも誘導になっちゃう?ここが消されたら嫌だし、
他所にヲチスレみたいのあったほうがいいと思うんだよね。


259:名無しさん@秘密の花園
08/09/01 19:14:37 8V2/qkEm
>>258
これだけ過疎ってるのにヲチスレ作って何すんの?
テレウンコ専用学園スレって学園スレがあった当初たったんだけど
結局隔離スレに移らないで分離したスレを荒らしながら居座りつづけたはず
作りたければ作ればいいんじゃない?

260:名無しさん@秘密の花園
08/09/01 23:48:29 UakqEz1F
そっか、あってもいいか、じゃちょっとテンプレを改造して考えてみるわ。

荒らし自体を隔離する事はあきらめてるよw学園の時もだけど、こっちの専門スレにも行かないじゃん。
あいつ。ただ、荒らしに直接絡むと、荒れるからさー。
ここだけなら、まだいいけど、本スレとかはだめじゃん。怒りに任せて百合とか他のスレの事持ち出して絡んだら。
知らない人らはこっちも痛いって印象を受けるでしょ。
あの厨はそういうの狙ってるんだろうから踊らされるのも悔しいじゃん。

あーあ、またあいつ来てるよ。とでも愚痴れれる場所があれば少しは溜飲が下がると思ったんだ。
学園スレの最後がヲチスレ状態になったのだって、みんなのストレスが溜まってたわけだからね。


261:名無しさん@秘密の花園
08/09/02 11:59:53 QKVRdC8H
テレサ厨っていうよりテレサアンチの荒らしだからね
それがどのキャラ厨かはお分かりかと思うが
テレサ隔離した段階で荒らしに踊らされているわけ
徹底スルーでテレサも交えたスレにしないと、虐げられたテレサファンのストレスはどこへぶつければいい?
荒らしに屈しないというのなら住人同士が結束しないとな
他キャラファンでもテレサとの絡みみたい奴いるだろうし、子供じゃないんだからさ

262:名無しさん@秘密の花園
08/09/02 16:22:19 KpGqyUYW
偽プリ厨と、百合スレにテレサ厨が沸いた時間って
面白いくらい同じ時間帯だから。そういうレスログを集めて
テレサ厨の擬態の検証とかしてもいいかな。

263:名無しさん@秘密の花園
08/09/03 00:09:50 9WO2j2jT
結局おまえら全員荒らしってことか

264:名無しさん@秘密の花園
08/09/03 01:29:44 NyEG10RZ
テレサアンチが必死にテレサの評判とイメージを落とすため荒らしてるんだよ
本スレでヘマやってプリ厨の仕業だって本スレの奴らはみんな知ってる
ここは可憐な微笑でスルーしてあげましょう

さて、百合スレらしくガラテアーズ集団レズについて語りますか
クレア、ジーンについで新たにウザリスとミアータが参入したわけですが

265:名無しさん@秘密の花園
08/09/03 01:50:23 AhXQoSYP
テレサのチンポほしい

266:名無しさん@秘密の花園
08/09/03 02:06:59 ZQMkLwIt
本スレでテレサ厨が「やめてプリ厨のライブは0よ!」と言ってた…
自虐ネタにしか見えなくて吹いたw


267:名無しさん@秘密の花園
08/09/03 12:01:50 NyEG10RZ
くやしいのは分かったからいい加減プリ厨スレに逝けよ…
プリ厨と糞デコシラにお似合いの素敵なゴミ溜じゃないか

268:名無しさん@秘密の花園
08/09/03 18:36:39 XI7fg2wM
指摘してやったのにまだ直ってないとか・・・まあ、分かってても直せないんだろうなw

>>267お前がそのプリシラスレたてたんだろう?テレヒキウン子ちゃんよ~(笑)
地道にID変えて必死に書き込みしてる姿を想像すると…プ
本スレにプリシラドピュッAA貼って楽しかったか?w即座に意味不明な呼びかけ&スレ誘導してたけど
スレ住人にガン無視されてたね(笑)

269:名無しさん@秘密の花園
08/09/03 23:42:33 V8pb7y/V
夏休み終わってもまともに会話できないスレなんて…

ようつべ見てたら入れ姉出てきて吹いた
自分の中でかなり美化してた模様
なんだろうあのアヌメの入れ姉の目、どっかで見たことある




チェリーだ…ハハ、ひでぇや…orz

270:名無しさん@秘密の花園
08/09/04 17:33:17 JdpV5ubc
とりあえず争う連中はみんな消えればいいのにw
お前らカプ別に徒党くんで抗争しないと死ぬのかよ
いいかげん自分たち全員が等しく罪人だって気づけw



271:レイチェル×オードリー
08/09/05 08:23:37 E+gkmefC
 †レイチェル×オードリー†



 とある昼下がりの午後。
 ユミルという名の町を闊歩する、一人の女……いや、半妖の戦士の姿があった。
 名は、オードリー。
 どういうわけか、普段の彼女に似合わず、息遣いが激しい。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 ただならぬ様子に振り返る町人の視線を受け流し、たどり着いたのは高級宿の前。
 バタン、と乱暴に開かれた木の扉に振り返る、脂ぎった面構えの主人。
 見開かれた瞳孔に半妖の美女が映り、一瞬好色そうに顔を歪めたが、今にも襲撃してきそうな雰囲気に気圧され、うろたえる。
「あ、あの……」
「はい、お金!」
 ジャッ! と甘い声と共に勢いよく置かれたのは、硬貨が沢山入っている皮袋だ。
 魚顔の主人が中身を見る前に、美女は足早に二階へ登って行ってしまった。
「え、ええと…………十万ベラー!? ここは最高でも五万ベラーだってのに。いいのかこれは……」
 クレイモアにいちゃもんを付ける度胸はないし、過多に受け取ったとかでいちゃもんを付けられるのはごめんなんだが。
 ……まあいい。余計な分は高級娼館にでも当てるか。
 多少の不安を拭い去るように、下半身を押さえながら口元に醜悪な笑みを浮かばせた。

「はぁっ! あぁっ! ……くっ!!」
 オードリーは、部屋に着くなり早速自慰行為に励んでいた。
 彼女がこういう気分になるのは、多くてもひと月に一回ととても珍しいのだが。
 というより、溜め込んでいる、といったほうが正しいか。
「っく…………レイ、……あぅっ! ……レイィ!!」
 想い人の名を叫ぶように、求めるように。ひたすら、しかし柔らかな手つきで、自らの花弁を穢してゆく。
「! くあっ!! ダメ! イッ………………――っ!!!」
 ピュッ、ピュッ、と一定の間隔を置いて、声が途絶えた美女の陰部から愛液が噴出した。
 余韻後の痙攣が全身をわななかせ、オードリーのおもては快楽に溺れた淫売の如き表情に染まっている。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
 だが、その愉悦に満たされた顔色も、長くは続かない。想えば想うほどに、虚しさと、切なさが募るばかりだ。
 ふう……と深いため息をつきながら、股間から手を離し、起き上がる。
 窓から差す春陽の向こうの町並みを見つめながら、彼女は物憂げな表情を露に―一筋の水の粒を、頬に垂らした。
「私は……」
 聞く者などいないというのに、言葉が詰まる。
 私はなぜ、あの人に親友以上の感情を抱いてしまっているのだろう?
 同性の者―レイチェルを愛してしまったオードリーは、彼女と会ったときから自問自答を繰り返す日々を送っていた。
 十に満たない幼い少女の頃に半妖となったオードリーには、男性とふしどをともにした経験はおろか、恋愛経験すらないのだ。
 その彼女が一目惚れしたのが、入門して間もない頃、偶然任務をともにしたレイチェルだった。
 レイチェルが初恋の人、ということになる。

272:レイチェル×オードリー
08/09/05 08:24:11 E+gkmefC
 訓練生時代、異常な速さで頭角を現しはじめていた彼女は、いきなりNO21を受けることに成功する。
 そして初めて任務を与えられた時、とある戦士と組むよう指示された。
「お? おめーがNO21のオードリーか? 随分ひ弱そうな奴だな」
 当時はレイがNO16だったので、格下に見られても仕方がなかった。
 それより、彼女はその戦士の姿を見て、最初は一瞬畏怖を感じたのをはっきりと覚えている。
 鍛え上げられた屈強な肢体、迷いを感じさせない剛毅な声色、可愛さの欠片もない自信に満ちた面差し、何故か帯刀していない大剣……
 やや盛り上がった胸を一瞥しなければ、彼女が男と間違えられても咎められないような、そんな容貌だった。
 この時、オードリーは物凄い違和感に胸が裂かれそうだったのを鮮明に記憶している。
 プライドが高い自分が、このように言われて腹が立たないどころか、寧ろ高揚とした感覚に包まれていたのだ。
 この感覚がなんなのか、利口な彼女は自分に誤魔化しようがなかった。
「貴女と私……相性が良さそうね」
 美女の甘い声色で放たれる言葉に、剛直そうな大女は、はぁ? と首を傾げた。
「なんの話だよ?」
「あら、なぜ私達が組まされたのか、分からない?」
「知るか。こっちはぺーぺーの下位ナンバーと組まされて気が立ってんだ。さっさと行くぞ」
 常に手に持っている剣をぶんぶん振り回しながら、オードリーに背を向けて闊歩し始める。
 右の肩当てに大剣をおき、胸を張って超然と歩む姿は尊大であり、傍若無人な雰囲気を前面に圧し出していた。
 理由は定かではないが、オードリーは大きな自信を持った。
 彼女と組めば、頂に登りつめることが出来るだろう、と。
 そしてその自信は、この任務を遂行した後に確信に変わっていった……

 その後、オードリーがNO3、レイチェルがNO5と立場こそ逆転したものの、闘いにおいての信頼関係が揺らぐことはなかった。
 ―闘いに於いては。
「おい、聞いてるのか?」
 男の野太い声。黒服だ。
 夕闇に落ちた大木に寄りかかり、物思いに耽っていた彼女は、ふいに現実に引き戻された故の不快感が生じた。
「……悪いわね。もう一度言ってくれるかしら」
「しょーがねーな……」
 スキンヘッドの黒服は、眼帯をさすりながら息をついた。
 彼女の悪癖―物思いに耽る癖は、日常茶飯事といっていいほどなので、黒服ももはや咎めることすらもなくなっていた。
「……理由は不明だが、南の地に覚醒者の異常発生を見たという報告が入った。その数、軽く見積もって十だそうだ」
「まさか、彼らを殲滅しろと?」
 まさか、とは言ったものの、彼女は半分は嬉々としていた。
 そうなれば、確実にレイと組まされるから。
「むろん、それが目的だ。生半可なメンバーを連れてくわけにはいかんが、人手の問題もある。お前を含めた四人で、討伐に当たってもらう」
「……四人?!」
 十以上の覚醒者を四人……メンバーにもよるが、多数の覚醒者相手に四人とは、戦士を相当に出し渋っているとしか思えない。
「メンバーは、お前・レイチェル・ルネ・ニーナだ」
 オードリーは、すぐに複雑な思いを露にした。
 確かに、全員が一桁ナンバーであり、個々の力が抜けているのも分かるが……
「……ミアータはまだ不安定なの? ルネやニーナは、各地で忙殺されている筈よ」
 この言葉には暗に、NO9のニーナでは力不足では? という意味も込められている。
「ああ。あれはまだ使えん。上からも、NO1をも狙える逸材をそう簡単に動かすなと仰せられているからな」
 黒服の今の台詞だけで、オードリーは何度か憤る感情にあおられたが、なんとかこらえて面には出さなかった。
「そう……」
「一桁を四人集めたんだ。上手くやれば全員生還は容易いだろう。じゃ、頼んだぞ」
 そう言うと、黒服は用は済んだとばかりに踵を返し、大木を離れて淡い春宵の荒野へと歩み始めていった。
 その背中をキッと睨み付け、一瞬拳を強く握り締める。が、すぐにパッと開いた。
 あんなクズに感情を昂ぶらせたってしょうがない。レイと組めたんだし、それで良しとしなきゃね。
 自分にそう言い聞かせながら、オードリーもまた、目的地に向かって足を運び始めた……

273:レイチェル×オードリー
08/09/05 08:25:13 E+gkmefC
 オードリーが目的地である辺境の町クヴァングに付く頃には、すっかり深更に及んでいた。
 人影は皆無といっていい夜の田舎町独特の雰囲気は、精神衛生上にもあまりよろしくない。
 感傷に浸りたくなるような、そんな場所だが。
「おう。遅かったじゃねーかオードリー」
 町の中央、十字路の目印である噴水付近に、松明の光に照らされた、三つの人影があった。
 独特な髪型の戦士ルネ。前髪を左の頬に垂らした戦士ニーナ。
 二人とも瞑目して腕組みという格好で待つ中、松明を持ったレイチェルだけは、尊大そうな破顔をオードリーに向けていた。
 おそらく他人であれば、その様子を見て嫌悪感を抱くのだろうが、オードリーにはむしろ微笑ましく見えているのだ。
「悪いわね。自分のペースで歩いてたから、少し遅れちゃったわ」
 彼女の甘ったるい声は、聞く者によって感覚が違ってくる。媚びているようにも、自然な可愛さにも聞こえる。
 どちらかと言えば後者なのだが、本人は自分の独特な声色で悩む事など無く、寧ろ場合によっては利用してやろうと考えるほどだ。
 そして、この言葉はどちらかといえばルネとニーナに向けられたものである。
 私より格下といえど、自分が認める者に礼節を欠きたくはない―オードリーの考えだ。
「気にしちゃいない。お前は上位NOだからな」
 とニーナ。彼女の性格が表れているといえる台詞だ。
「そうだな。それより、今回の任務は困難だ。作戦を練っていかなければなるまい」
 ルネが提案した。
「そうね……各々がどう動くか、話しておく必要があるわね」
「ったって、どうせルネとニーナが陽動してるところに、俺とオードリーが背後から奇襲とか、そんなんだろ?」
「凄いわね、当たりよ。でも、それじゃちょっと説明不足だから、詳細を話しておく必要があるんじゃないかしら?」
「ったって、俺らが奴らに見つからんよう向こうの古城に潜んで、ルネとニーナに奴らが気を取られてるところに俺らが奇襲とか、そんなんだろ?」
 ……あら?
 自分が言わんとしていたことを全て相方に持っていかれ、オードリーは思わずポカンとしてしまった。
 オードリーの、ハトが豆鉄砲を喰らったような表情を見たレイチェルは、思わずブプッと吹き出した。
「ぎゃははっ! 俺が頭が弱いなんて考えは古いぜ」
 てっきりそうだと思ってたんだけど……なんて言ったら、レイチェルはどんな顔をするだろう?
 どちらにせよ雰囲気を悪くしそうなので、止めといた。
「そうね……二人とも、聞いたわね?」
 言うまでもない、と言いたげに軽く傾頭するルネとニーナ。
「それと、ルネは覚醒者達が私達に気付かないよう、妖気操作をお願い」
「了解した」
 ルネは瞑目しつつも即答した。
 松明を担ぐように持つレイチェルは、相変わらず胸を張った姿勢でリラックスしている。
「それじゃあ、行きましょうか」
 チームリーダーであるオードリーの一言を合図に、一行は町の出口へと進行し始めた……


274:レイチェル×オードリー
08/09/05 08:26:43 E+gkmefC
ほどなくして、覚醒者の集団がたむろしている草原が見える、丘陵(きゅうりょう)まで来た。
 アールヴ草原と呼ばれているこの地には、八方に高い丘陵が立ちはだかっている。
 オードリーらがいる地点のちょうど向こうに古城があり、そこを除けばアールヴは森林に囲まれている。
 そして、彼女達の眼前には、丘陵を下る唯一の下り坂道が広がっていた。
 周囲は未だ宵闇に染まっている。隠忍して動くには絶好といえるだろう。
 むろん、すでに松明は破棄している。
「総数は十二……特に強い奴はいないが、弱い奴もいない。なにより、数が多すぎるな……」
 妖気読みに優れたルネが呟いた。
 なぜこの南の地、しかもこんな辺境に覚醒者達が集まったのか―オードリーは邪推していた。
 七年前、この地には三強覚醒者であるルシエラが居座っていたが、彼女は群れることを好まず、孤立していたと聞く。
 そのルシエラが何者かの手によって屠られ、暫くはこの地にも平穏が訪れたらしいが……
「……い……おいっ……オードリー!」
 ドスの効いた声を掛けられ、美女はハッと我に帰った。どうやら、また物思いに耽っていたらしい。
「ごめんなさい。いつもの癖が出ちゃって」
 幼い少女が口を開いたのかと思わせるオードリーの一言。加えて眼が合ってしまい、レイチェルは身体を跳ね上げそうになった。
 ……なんで俺がコイツにドキッとしなきゃなんねーんだ?
「いや、いい。それがオメーの仕ご―」
 レイチェルは台詞をほとんど言いかけるも、結局は途切れさせた。
「……何?」
「いや、なんでもねー」
「おい、いつまでも夫婦漫才やってないで、さっさと向こうの古城に潜入しろ」
 野暮なハッパのかけ方をしたのは、触手のような前髪を胸元まで垂らした戦士二ーナだ。
 ニーナの言葉に、オードリーは何か重いものがズシっとのしかかるのを感じ、表情が極僅かに憂いだ。
「けっ、分かってら…………で、誰が夫婦だって?」
 ニーナの不遜とも取れる言動、態度に、レイチェルは詰め寄る。
 レイチェル自身、ニーナの発言がなんとなく図星だと思ってしまったのかもしれない。
 ルネは眼を閉ざしながらも、口元に見て分かるかどうかな歪みができていた。笑いを堪えている。
「お前達のことだが……違ったのか?」
「このっ!」
 レイチェルの拳がバッと天高く振り上がる。が―
「…………ちっ、下位ナンバーが囀(さえず)ったところで、現状は変わりゃしねーよ」
ふんっ、と拳を虚空に振るってニーナに背を向け、オードリーの側に脚を運んだ。
「いくぞオードリー。てめーらは予定通り陽動しろよ」
 捨て台詞を吐き、美女を伴ってその場を後にする屈強な女戦士。
 大女を伴われ、去り際に見せた美女の切なげな表情が、ルネとニーナに違和感を抱かせた。
「なあ、ルネ」
「なんだ」
「あの二人、どうする」
「どうするもなにも、私達の役目は陽動だろう。彼女らが古城に着いたら、私達が覚醒者共の前に躍り出る……」
「そうじゃない。ものは相談なんだが……」
「……―何!?」

275:レイチェル×オードリー
08/09/05 08:28:23 E+gkmefC
「クソッたれが!」
 闇夜に落ちた森林の中、レイチェルは怒鳴りながら地面の土を蹴り上げた。
 覚醒者がいるアールヴ草原から大分離れたこの場所。こちらからは彼らが見えるが、あちらからは見えないという、絶好の場所だ。
 この森は、アールヴに面している古城にも繋がっているため、昔よく潜入に使われ、「森の道」と呼称されたこともある。
 ―大声を上げても聞こえないだろうけど、その拍子に妖気まで発散しないで欲しいわね。
 ルネが妖気操作で覚醒者達の気を逸らしているとはいえ、限界はある。
「よりによって夫婦だ? あの野郎、ヘマしやがったらあの触覚抜きちぎってやら!」
 レイチェルは怒っている。誰がどう見ても、そうとしか見えない。少なくとも外面上は。
 だが、オードリーの見解にはやや相違があった。
 いつもなら、殴っていてもおかしくない場面だったと思う。それを、さっきはただ詰め寄っただけ。
 もしかしたら、私のことを―
 オードリーは、先ほどのニーナの発言に自分は全く憤らなかったことに、疑問すら持っていなかった。
 レイチェルの動向に気をとられてしまったのもあるが、なにより……
「ねえ、レイ。私のこと、どう思う?」
 八つ当たり真っ最中のレイチェルに、物怖じすることなく訊くオードリー。
 彼女らしくない、純粋かつ率直な質問ではあったが、「あぁ?」と応じるレイチェルのおもてには、未だに険が深く刻まれている。
「……言わなくても分かんだろうがっ!!」
 ややあって放たれたぶっきらぼうな返答は、最大の照れ隠しなのだろう。
 顔が上気しているのを見れば、それくらいは分かるが。
 だが、それで納得するオードリーではなかった……

 ―それでも、目的地にある古城につくまでだんまりを決め込んでいたのは、あくまで任務の為に過ぎない。
 ともあれ。
 これでオードリー・レイチェルの二人と、ルネ・ニーナの二人が、草原にいる覚醒者の集団を挟みうちにした格好となった。
 
 むろん、挟みうちにされている方は全く気付いていないはずだ。相も変わらず草原を行ったり来たり、無秩序に闊歩するのみ。
「さてと。ルネの奴、気付いてるかぁ?」
 覚醒者は目と鼻の先だというのに、豪胆な調子で言い放つ戦女(いくさめ)。
 ―異変に気付いたのは、オードリーだった。
「……感じない」
「あ?」
 美女の顔が、見る見るうちに驚怖に満ちていった。
「妖気を感じないじゃない! 気付かないの?!」
 甘い声色とは正反対の、半ばヒステリックに放たれた言葉がレイチェルの耳に突き刺さる。後ずさるレイチェル。
「……う、うっせーな。ただあいつが妖気をこっちに送ってきてないだけだろ」
 耳を押さえながら軽々しく嘯(うそぶ)く大女に、美女は怒りを脱線して呆れ果ててしまった。
 ルネの妖気を感じないということは、恐らく覚醒者共はこちらの存在に気付いていることになる。
 いつだ? いつルネの妖気が途絶えた? 
 レイと話していた時はあった。
 そういえば、古城に入る前から段々と薄れていったような……しかし、さっき見た時は勘付かれていないような雰囲気だったが―
「お、おいオードリー。あいつら、こっち(古城)の方見て」
 ないか。と最後まで言う前に、オードリーはバッと振り向き、開け放たれた古城の扉を凝視する。
 ずん、ずん、と。見ているのではなく、二人の潜む古城に近寄ってくるではないか!
「闘うしかないってことじゃない……」
 窮地であることを、悲壮な声と表情が物語っていた。
 いくらNO3とNO5とはいえ、総数十二の覚醒者相手に一体どう対抗しろというの……?

276:レイチェル×オードリー
08/09/05 08:29:12 E+gkmefC
「上等だ……」
 大女の腹の底から響いた低い豪声には、確固たる決意と覚悟を感じることができる。
 ガシャッ、と大剣を抜き放ち、前方に構える。
 ―もうこうなった以上、迎え撃つしかない。
 オードリーもそれは分かっていたが。身体が言うことをきかなかった。
 背の大剣の柄に手をかけたはいいが、抜くまでには至らない。全身が震え、剣が揺れて、金属音がカチャカチャと散る。
 ただひたすらに怖かった。
 もともと、勝算のない闘いは避けるタイプで、そういった意識はレイチェルとは真逆。
 今回だって、妖気の途絶えてしまったルネとニーナがいても、勝算はいつもより低い方なのだ。
 それを二人でなんて……え?
「あん?」
 驚きの声はレイチェルのみ。慄然していたオードリーは、声を失ってしまっている。
 ―どういうわけか、眼前の覚醒者達が、古城から少し距離をおいて静止したのだ。
「…………なんで止まりやがった……?」
 確かな疑問だわ……けど、妖気から伝わる殺気も感じないということは……
「分からないけど……一時的に、助かったみたいね。良か……った……」
 言い終えたオードリーの肢体は、しぼむようにしてへなへな~、とへたり込んでしまった。
「お、おい!」
 思わず剣を放り出し、抱きかかえるレイチェル。逞しい腕が、美女の華奢な身体を支えた。
 嬉しかったのかどうか。
 オードリーはレイチェルに微笑を向ける。やや呆けた調子のレイチェルに、オードリーは構わず口を開いた。
「我ながら情けないわ……NO3が聞いて呆れるわね。いつも貴女には迷惑かけてばかりで……」
 話しながら、もう大丈夫よ、と言って上半身を起こしていたレイチェルに謝辞を表し、地面に正座する。
 レイチェルは、落ち着いたオードリーの話を、神妙な面持ちで聞き入っていた。
「貴女がいなければ、臆病な私にNO3なんて分不相応な地位は与えられなかった。私は本当に……」
「何言ってんだおめーは」
 美女の言葉を遮るように、豪胆な戦女が口を挟む。神妙な顔つきは、変わらない。
「お前の方が実力も頭も上だから、そのNOを与えられたんだろうが」
「確かにそうかもしれない。けど、私の剣は……貴女の剣の力を十二分に引き出す為だけの存在なのよ。貴女抜きの私なんて、NO7がいいところよ……」
 ―
 十数秒、その場を沈黙が支配する。
 古城の外の覚醒者達も、依然として動く気配は無く、外からは僅かに虫の声が響いてくるだけだった。
 人は、命の危機に曝されると、案外饒舌になるものである。
 それは、幾度となく修羅場を潜り抜けてきたオードリーも、例外ではなかった。
「……だからどうしたってんだ?」
 沈黙の均衡を破る、レイチェルの声はやや震えていた。
「俺とお前が組めば、他を凌駕する実力がある。それは事実だろうが。
 確かにおめーは臆病だし、非力だ……だが、少なくとも剣の腕と知略にかけては、俺はお前の足元にも及ばねえ。
 そんな俺達が組んで修行し、他を圧倒する「柔剛斬」を発露した」
 レイチェルが珍しく、真に迫る雰囲気で話す姿に、オードリーはただただうつむき聞き入るのみだ。
「それによ…………NOがどうした?
 3って数字を決めたのはお前じゃなくて組織だろ。それに自信がありゃ堂々と胸張ってりゃいいし、なけりゃ……」
 言葉が途切れる。やや意図的なものが含まれていると理解っているのは、話す本人だけではない。
「てきとーに振舞ってりゃいいだろ。NOなんかに縛られんな」
「……レイ、違うわ」
 突如口を開いた美女は、不明瞭な発音、しかし甘やかな声色を、眼前の戦女に発する。
「あ?」
 何がだ? と続けようとしたが、オードリーのおもてを見て、言葉が詰まった。
 ―泣い……てる?
「私は、貴女を愛してるのよ―」

277:レイチェル×オードリー
08/09/05 08:29:57 E+gkmefC
 唐突だ。あまりにも、唐突だ。
 自分自身でもそう思ったときには、美女は目の前の戦女の厚い胸板に飛び込んでいた。
 両腕を首へと回し、ぽかんとしているレイチェルの顔に近づき、不意打ちをかけるかの如く唇を奪う。
「っ!! ……」
 何故か。
 そんな暴挙ともいえるオードリーの行為を、抵抗することなく受け止めるレイチェル。
 顔にうっすらと、朱が差しているのは―
「……んっ! む……!!」
 深い、深い接吻。
 優位に立ち指揮するのはオードリーの方で、レイチェルはされるがままだ。
 ほどなくして、ぷはっ、と両者の口は意外とあっさり離された。
 真顔だが、頬にははっきり赤みを帯びたレイチェルを、オードリーは切なげな微笑を浮かべながら見つめる。
 ふと、オードリーの双眸に、レイチェルの表情にきわめて微かな笑みがこぼれたのを映した瞬間。
 ふいに……
「―ぁんっ!」
 ささやかな嬌声は、しかし二人の耳にしっかり聞こえた。
 レイチェルの分厚い手が、オードリーの乳房を無造作につかんでいた。
「レイ……」
 二つの目を潤ませながら、パートナーの愛称をつぶやく。
 よくよく見れば精悍な面差しのレイチェル。いつもは剛に満ちた眼が、今は哀しげで、かつ悟ったような色を滲ませていた。
 頷きながら瞳を閉ざすと、自然と涙が頬を伝い、滴り落ちた。
 精一杯の、暗黙の了解―
 理性など、忘却の彼方だ。
 だが、その後のレイチェルの行動は、オードリーの予期せぬものだった……

「悪ぃな、オードリー……」
 抱きつくようにしていたオードリーの両肩を掴み、レイチェルはゆっくりと離してあげた。
「え……」
「お前の気持ちに気付いてやれなくて……やっぱ俺、馬鹿だわ」
 自嘲しながら、すっくと立ち上がるレイチェル。
 地面に跪(ひざまず)いて呆然とするオードリーをよそに、レイチェルは大きな掌で顔を覆い、天をあおいでいた。
 レイチェルの脳裏は、久しぶりに様々な思いや考えががとぐろを巻いていた。
 なぜ俺はこいつの想いに気付いてやれなかった? いや、そもそも気付いてやる必要なんてあったか?
 何言ってる。あるに決まってんだろ。自分に正直になれ。
 いやでも、さすがに女同士はマズくないか? 俺はとうの昔にヤったし、こいつもこのなりでヤってねえとは思えねー。
 待て待て。その前に、なんで俺が女に欲情、もとい女とヤんなきゃなんねんだ?
 いやそれこそ自分に正直になれ。何故かこいつには性的に揺さぶられてばっかじゃねーか。
 あっやべ。哀しそうにこっち見てやがる。どう言い訳すっかな。
 いやいや、理由は明確だろ。冷静に話すんだ。冷静に……
「……オードリー」
 呼びかけられた瞬間びくっと反応したオードリーは、‘銀眼の魔女’にしては綺麗な瞳孔をレイチェルに向けた。
 起立しているレイチェルを、地べたにへたり込むオードリーが見上げているので、端から見ると誤解を与えかねない構図だ。
「俺もお前と同じ気持ちだ……お前が、好きだ」
 ちょっぴり照れくさそうに、だが朗々と告げるレイチェル。
 途端に、嬉々とした感情を満面に表しながら、霞がかった眼差しを向けてくるオードリー。今にも抱きついてきそうだ。
「けどよ、愛を交わすのは落ち着いてからにしようぜ。その方がいいだろ? っつーか、俺はその方がいーんだが」
 またまた、途端に表情を曇らせるオードリーに、レイチェルは苦笑をこぼしそうになる。
「ここを……脱することが出来ると思うの?」
「あ……」
 忘れてた。やっぱ俺、頭弱えぇなぁ。―なんて言ったら殴られそうだな。
 レイチェルは、しばし口を半開きに呆けていたが、頭の片隅に置いといた自分の考えを述べはじめた。
「出来るさ」きっぱりと言った。
「あいつらを殲滅するのに必要なのは、勇気だけだ」
 いつのまにか。
 レイチェルの双眸は、いつもの豪胆な意思に満たされていた。

278:名無しさん@秘密の花園
08/09/05 16:44:35 0T+8ms2/
>>277
すごい面白い、読み応えある。
文体も読みやすい、ルビはいらないけどw
もっと読みたいな。
ありがとう、ご馳走様m(__)m

279:名無しさん@秘密の花園
08/09/05 17:58:24 XNf7mVFM
レイチェルいいなぁかっこいいなぁ。
よいもんを見た。
続き(要するに濡れ場www)気になるー。

280:レイチェル×オードリー
08/09/05 23:04:00 E+gkmefC
 遅れて申し訳ない……以下、続きです



「おい……妖気が途絶えたぞ……」
 闇夜に落ちた広大なアールヴ草原の中、静けさを破ったのは、巨大な蜥蜴(とかげ)に鷹の翼をつけたような覚醒者だ。
「……どういうことだ?」
「ん? ……!!!」
 あっという間だった。
 古城ではなく、その脇にある林から、クレイモアの二人が至近距離にいる覚醒者に殺到してきたのだ。
「この……」
 反応するいとまさえもなかった。
 鋼体をまとった、人の三倍はある人造人間のような覚醒者の体躯は、縦に両断されていた。
「は、疾いっ……」
 メデューサのように頭部が触手で覆われている覚醒者は、うめきながらも二人の襲撃者に数多の触手を飛ばす。
 むしろその触手に向かうように飛翔してきた美しい戦士は、ありえないことに全てを剣で受け流した。
「くっ……ぐがっ!」
 驚愕もつかの間。分厚い首に一筋の切れ目が入り、頭部の触手を蠢(うごめ)かせながらずり落ちた。
 後には、宙で剣を振るい、覚醒者の血を散らして冷笑を浮かべる隆々とした女戦士の姿が。
「何してる! さっさと囲め! たった二人に後れを取るな!」
 くぐもった声の主は、先ほど沈黙を解した蜥蜴覚醒者だ。
「オードリー!」「ええ……」
 何かの合図なのか。
 二人はお互いに目配せすると、向かい来る覚醒者の集団に自分達から立ち向かう。
 レイチェルが前、オードリーが後ろだ。
「自棄(ヤケ)になったか……?」
「手間が省けたぜ……」
 二人に接近されている覚醒者三体は、憐れむ様な笑声を投げかけ、自分達は動きを止めた。
 それぞれ腕に、触手・爪・湾刀を剥き出しに、レイチェルとオードリーを迎え撃つ格好だ。
「ビビんなよ、時代遅れのカス共……」
 両の豪腕で持った大剣を、真後ろに、横一文字に構えるレイチェル。
「……」
 差し出された大剣に、自らの大剣を縦に置いたのは、オードリー。
 二人の間に、つるぎの十文字が出来上がった。
「「「死ねえぇぇ!!」」」
 覚醒者三体による、同時攻撃がレイチェルとオードリーに襲来する―
 ザンッ!!!
 あまりにも痛烈な斬撃音は、しかし、彼女達が裂かれた音ではない。
 急停止した三つの影は、全く相違なく横一文字に裂かれていた。
「な?!」
 覚醒者の群れは、一瞬にして屠られた仲間を見て驚愕と畏怖の声を上げる。
 そんな彼らを横目に、嘲笑いつつ丘隆への登り坂へむかうのはレイチェルとオードリーだ。
「雑魚少数で良かったぜ。連中、あのハッタリに腰引いちまってら」
「ええ……」
 良かった、というよりは、特に力の弱い者を狙って特攻をかけたのだ。
 彼らに攻撃を仕掛けつつ突っ切り、アールヴ草原を脱する計画だったのだが、まさか倒せるとは思っていなかった、ということである。
 しかし、そううまくはいかなかった。
「! ……ぐっ!!」
「くっ……レイ!」
 二人の動きが、突如鈍る。いや、レイチェルの方はほぼ静止してしまっている。
「残念だったな……」
 動きを止めた彼女達の前に立ちはだかったのは、身体が金剛石で構成された人型の、人間より一回り大きい程度の体躯の覚醒者だ。


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